2023年4月1日土曜日

スポーツは努力より遺伝 親子プロサッカー選手がその証拠?

■2019/04/05 スポーツは努力より遺伝 親子プロサッカー選手がその証拠?
■2019/04/05  海外ではシュマイケルやラウドルップなど大成功の例多い



■2019/04/05 スポーツは努力より遺伝 親子プロサッカー選手がその証拠?

 前にも似たような話を書いたのですけど、親子のプロサッカー選手がいるというのも、努力より遺伝の関係が強いよねとわかる事例だと思われます。"オールドファン胸熱の親子鷹。遺伝する才能はJにも、神戸GK前川黛也は近未来の日本代表候補【西部の目】"(フットボールチャンネル | スポーツ | 2019年04月05日)という記事がありました。    
https://pex.jp/point_news/9736c510c076fb2529bff1eb4682986f

 ただ、日本ではなぜか、名選手の子供がプロ入り止まりで、代表入りすら苦労することが多い気がしますね。以下の例では、代表出場試合数が多いわけではないハーフナー・マイクで出世頭といった感じ。

<日本>
ハーフナー・マイク 父ディド・ハーフナー
水沼宏太 父 水沼貴史
風間宏希、風間宏矢  父 風間八宏
前川黛也 父 前川和也
広瀬陸斗 父 広瀬治

 前川黛也は父と同じGKですが、当初はフィールドプレーヤー。そのせいか足下の技術が高いとのこと。父のほうは日本代表の常連だった名GKだが、足下に関しては息子のほうが格段に上としています。ただし、もっとも父親はプロになってからバックパスのルールが変わっているので、当時のGKは皆ボールを足で扱うことには苦労していたとフォロー。そういえば、バックパスルールって比較的新しいんですよね。すっかり忘れていました。
 この足元の良さを活かした高いビルドアップ能力に加えて、セービングも良いとのこと。と外国人出場枠の関係で、韓国代表のキム・スンギュに代わって出ても、遜色ないセーブ能力と配球力を見せるとのことで、高評価でした。

 また、横浜F・マリノスも広瀬陸斗も期待っぽいです。セットプレーの名手で中盤だった父とは異なり、主に右サイドバックでプレー。ただ、いろいろなポジションを経験している他、現在のチーム自体がポジショニングに流動性があるスタイルということもあり、父と同じ中盤的な働きもする模様。テクニックもビジョンもあり、サイドバックというよりMFのプレースタイルだといいます。


■2019/04/05  海外ではシュマイケルやラウドルップなど大成功の例多い

 記事では、クライフ家については父があまりに偉大すぎたため息子の存在は霞むが、それでもオランダ代表に入りビッグクラブでもプレーしているとありました。知らないなと思いましたし、「ジョルディ・クライフ」という名前を見ても最初ピンと来なかったのですけど、そうだ、登録名ではクライフ使っていませんでしたね。リーガ・エスパニョーラで見ました。私は「ジョルディ」ではなく「ヨルディ」で記憶。ずば抜けた選手ではないですけど、悪くないといった印象でした。

<海外>
ミカエル・ラウドルップとブライアン・ラウドルップ 父フィン・ラウドルップ
ファン・セバスチャン・ベロン 父ファン・ラモン・ベロン
ユリ・ジョルカエフ ジャン・ジョルカエフ
カスパー・シュマイケル 父ピーター・シュマイケル
パオロ・マルディーニ 父チェーザレ・マルディーニ
ジョルディ・クライフ 父ヨハン・クライフ


 作者はラウドルップの父を見てそっくりで驚いたそうです。ただ、親子といわれて「そういえば似ているかな」という程度のことのほうが多いかもしれないといいいます。ところが、全然似ていないというケースはあまりない気がするとも。およそどの親子も、手取り足取り教えていたという話は聞かず、「小さいときに蹴り方ぐらい教えた気がする」というのがほとんどなのだが、なぜか似てしまうのだから遺伝子恐るべしだ、と書かれていました。