2024年3月29日金曜日

かつては東欧のラテンと呼ばれる技巧派軍団だったルーマニア

■2019/04/01 フランスW杯の若き5選手…ルーマニアのイリエだけ誰?という感じ
■2019/04/01 かつては東欧のラテンと呼ばれる技巧派軍団だったルーマニア



■2019/04/01 フランスW杯の若き5選手…ルーマニアのイリエだけ誰?という感じ

 1998年のフランスワールドカップに関する新聞の切り抜きが出てきました。たぶん読売新聞。「4年後の飛躍誓う若き英雄たち」というタイトルで5人をピックアップしています。
 ただ、1人だけ知名度低いかもと思いました。まず問題なさそうな4人というのは、以下の通り。問題なさそうと書いたものの、イクペバがグーグルIMEで予測変換できず。ややマイナーかもしれません。
FW オーウェン イングランド 18歳 圧倒的なスピード
FW イクペバ  ナイジェリア 25歳 切れ味鋭い動き。予想外の反転からかわしてゴールまで
MF マハダビキア イラン  20歳 疲れを知らない快足
FW ラウル スペイン 20歳 鋭い得点感覚

 当時も高評価だったはずのラウルがなぜか最後の紹介。チームがグループステージ敗退だったためかも。
 そのラウルの前で紹介されいたのが、ルーマニアのFWイリエ。当時24歳でした。
 私は大会で好きだったFWの1人だったのですけど、うろ覚えの記憶だと重厚感ある突進力あるFWといったイメージ。今考えてみると、私が好きなタイプと違うな、という感じ。 ただ、新聞では、鋭くて強いドリブル突破力といった評価。とはいえ、技巧派の周囲と比較されていたので、やはりテクニカルなドリブラーではないようですね。
 ここらへんはまだ私のイメージに近いですけど、GKの頭を超える巧みなゴールも決めていたとのことで、やはりそれほど重い感じの選手ではなかったのかもしれません。


■2019/04/01 かつては東欧のラテンと呼ばれる技巧派軍団だったルーマニア

 その後、イリエは一度も見ていません。ルーマニア代表は低迷したのです。ルーマニアといえばハジなのですけど、ハジの引退が転機となったようです。

  Wikipediaによると、ルーマニアは日本では東欧のラテンと紹介されることがあります。スラブ系が多い東ヨーロッパにおいてルーマニア人が数少ないラテン系の民族であるというのはあります。ただ、中南米のチームに引けを取らないテクニックに優れた選手を多く輩出しているということを示す呼び名でした。
 1984年にUEFA欧州選手権1984(現在のUEFA EURO)に出場したのを機に黄金期を迎え、1990年代はゲオルゲ・ハジらを擁してワールドカップで3大会連続で決勝トーナメントに進出。

 ところが、UEFA EURO 2000後にハジ達が代表を離れてからはワールドカップもUEFA EUROも予選で敗退を続けることに。予選突破したのは、UEFA EURO 2008くらいだったようです。
 UEFA EURO 2008では死のグループで健闘を見せたものの、結局、2010年代に入っても低迷。UEFA EUROでは2016年大会では2大会ぶりに予選を突破し本大会出場を決めたものの、これは出場チームが16から24へと拡大したこともあり、復活とみなすのは難しい感じでした。ワールドカップもその後出てきていませんしね…。

2024/03/29追記:「その後、イリエは一度も見ていません」と書いていたものの、どこかで見てワールドカップのときほどのインパクトは感じなかったような気もします。


2024年3月26日火曜日

大分県最高のサッカー選手は誰?西川周作・清武弘嗣・永井秀樹など

■2019/02/18 大分県最高のサッカー選手は誰?西川周作・清武弘嗣・永井秀樹など
■2019/02/18 その他にもJ1経験者、大分県出身のサッカー選手 (2022/07/22データ追加)
■2019/06/12 2人も日本代表を輩出した大分市明治北小の明治北SSC



■2019/02/18 大分県最高のサッカー選手は誰?西川周作・清武弘嗣・永井秀樹など

 まだ全部調べていませんけど、有名選手は 西川周作・清武弘嗣・永井秀樹の3人で良さそう。日本代表の出場試合数なら清武弘嗣ですけど、スランプが激しすぎるため、西川周作がナンバーワンという声も多いかもしれません。

GK 西川周作 大分県出身 代表31 J1 423
 浦和で初めて見た選手と思っていましたが、2004年SBSカップ(日本U-19 0-0 ブラジルU-19)で見ていました。このときは大分ユースであり、Jリーガーに混じっての出場です。メモは短くて、「厳しいコースないが安定」とだけでした。
 浦和に行ってからは良い印象だった気がしますが、忘れ加減…と書いてからよくよく経歴見ると、ほとんど見ていませんわ。ひょっとしたら全く見ていないかも。私が思っていたのは、山岸範宏ですね。

MF    永井秀樹(元・東京ヴェルディ等) 日本代表候補 J1・191
 ヴェルディらしく技術のある選手でドリブラー。豪華タレントの揃っていた初期ヴェルディで結構出ていた選手ですが、クラブを転々。ただ、何度もヴェルディに戻ってきていて、なんと5回も移籍。5回も移籍が可能だったのは、40歳半ばまで現役…とキャリアが長かったこともあるでしょうね。まさかこんなに長持ちする選手とは思いませんでしたわ。

MF、FW 清武弘嗣(セレッソ大阪):大分市  代表43 J1・135 ブンデス117
 私が初めて見たのはセレッソ来てからで、すでにスランプ突入時。見ててもびっくりするほど目立たず、良さが全くわかりませんでした。一時は代表の新たなエースになるって勢いで報道されていたんですが、どうしちゃったんでしょう?


■2019/02/18 その他にもJ1経験者、大分県出身のサッカー選手

<その他の大分県出身のサッカー選手>
CB    阿部海大(ファジアーノ岡山)J2・7
MF    安部隆也(元・ヴェルスパ大分)JFL・0
MF    安東輝(松本山雅FC)J2・22
FW    安藤瑞季(セレッソ大阪)J1・1
MF    生口明宏(元・ヴェルスパ大分) JFL・55
MF    井上裕大(FC町田ゼルビア):大分市 J1・3 J2・206
GK    岩崎知瑳(FCマルヤス岡崎):佐伯市 J3・0
RSB、CB    岩田智輝(大分トリニータ):宇佐市 J2・32
MF    岩本昌樹(元アビスパ福岡等) J2・0 JFL9
MF・FW    内村圭宏(FC今治) J1・73
MF    畝本諭(ヴェルスパ大分) JFL・2
MF    梶谷充斗(元・ヴェルスパ大分) JFL 14
MF (WB) / DF (CB, SB)    梶原公(元・大分トリニータ等):日田市 JFL     18
FW    鴨川奨(元・名古屋グランパスエイト等):別府市 J1     7 JFL     6
GK    河田晃兵(ヴァンフォーレ甲府):大分市 J1 84
FW    岸田和人(レノファ山口FC):日出町 J2 97
RSB    岸田翔平(水戸ホーリーホック):日出町 J1 4 J2 147
  北野晴矢(ポーランド・MKSポゴニ・シュチェチンⅡ):日出町
    木本敬介(元・カターレ富山):日田市
    清武功暉(徳島ヴォルティス):大分市
    倉本崇史(元・大分トリニータ等)
    小手川宏基(大分トリニータ):大分市
    佐藤昂洋(ラインメール青森):大分市
    佐保昂兵衛(FC今治)
    清家俊(元・ヴェルスパ大分)
    下田和輝(元・ヴェルスパ大分):大分市
    首藤慎一(元・鹿島アントラーズ等)
    高畑奎汰(大分トリニータ):大分市
    武内大(元V・ファーレン長崎)
    堤健吾(元・カターレ富山等):大分市
    戸高弘貴(FC町田ゼルビア):佐伯市
    中島大輝(FC中津)
    中野匠(ヴェルスパ大分):中津市
    西野隆司(SOL FC):中津市
    野上拓哉(VONDS市原):大分市
    野口航(ギラヴァンツ北九州):大分市
    日野竜一(元ヴェルスパ大分等)
    姫野昂志(ヴェルスパ大分):大分市
    姫野宥弥(ザスパクサツ群馬):大分市
    福元洋平(ヴェルスパ大分):大分市
    藤田優人(サガン鳥栖):大分市
    松原健(横浜F・マリノス):宇佐市
    松本和弥(SOL FC):大分市
    松本昌也(ジュビロ磐田):中津市
    三浦淳寛(元・東京ヴェルディ1969等):大分市
    宮田繁輝(SOL FC):大分市
    矢野稔(新日鐵住金大分サッカー部)
FW    吉平翼(大分トリニータ):大分市 J2     8    
(Wikipediaより)


■2019/06/12 2人も日本代表を輩出した大分市明治北小の明治北SSC

 大分県代表の明治北と浜松JFCとの試合のメモが出てきました。検索してみると、1998年の第22回全日本少年サッカー大会(JFA 全日本U-12サッカー選手権大会)だと思われます。決勝ではなく準決勝みたいですね。
 ただ、明治北のメモはほとんどなし。4番でFWだった平岡が100m12秒の俊足というメモがあっただけ。特にプロ入りした選手もいない模様です。
 このときは同点で3位。Wikipediaによると、大分市立明治北小学校のクラブ活動明治北SSC(明治北サッカースポーツクラブ)は、全日本少年サッカー大会に大分県代表として過去7回出場(うち全国3位が2回。敢闘賞、努力賞各1回)の強豪。
 私が見る前に三浦淳宏、私が見た後に、清武弘嗣、清武功暉らを輩出していました。プロ選手だらけってことはないですけど、小学校系のクラブで日本代表経験者二人ってすごいですね。


2024年3月24日日曜日

ガーナとドイツ、違う国で代表のボアテング兄弟の確執

■2021/05/04 ガーナとドイツ、違う国で代表のボアテング兄弟の確執



■2021/05/04 ガーナとドイツ、違う国で代表のボアテング兄弟の確執

 どういうきっかけだったのか忘れたのですが、<〈激突〉遺恨残すボアテング兄弟、骨肉の争い? - サッカーワールドカップ>(asahi.com(朝日新聞社) 2010年6月23日9時32分)という記事が今頃目に入りました。
 2010年当時の年齢と所属は、ガーナのFWケビンプリンス・ボアテング(23)=英・ポーツマス=と、ドイツのDFジェローム・ボアテング(21)=独・ハンブルガーSV=といった感じ。同じガーナ人の父を持つ異母兄弟なのですけど、別々の代表を選んだんですね。この時点で珍しいです。

<母はどちらもドイツ人で、ベルリンで別々の家庭に育った。一時は同じプロチームでプレーし、21歳以下のドイツ代表にも名を連ねた。しかし、兄は同代表から漏れ、残った弟は欧州選手権で優勝。これを機に、兄は父の母国からW杯に出場する道を選んだ>

 確執は上記のせいではなく、2010年5月15日にあったイングランド協会(FA)杯決勝のチェルシー―ポーツマス戦。チェルシーのMFでドイツ代表の主将だったバラックが、ケビンプリンスのタックルを受けて右足首を負傷して、ワールドカップが絶望となってしまったため。やむを得なかった可能性はあるものの、弟のジェロームは「彼とは一切コンタクトをとりたくない」と怒り。グループリーグで対戦する相手国だったってのも悪かったんでしょうね。

 記事は試合前のものでしたが、ケビン・プリンス・ボアテング、ジェローム・ボアテングともに出場し、結果は1-0でドイツが勝利。それでも、ガーナもグループリーグで勝ち上がり、ベスト8となっています。2010年は初のアフリカ開催である南アフリカ大会だったのですが、地元は不調で唯一気を吐いていた感じですね。ドイツの方は優勝したスペインに敗れて3位でした。
 2010年W杯・南アフリカ大会:グループリーグによると、ガーナは以下のようなメンバー。ケビン・プリンス・ボアテング以外だと、FWのアサモアー・ギャンくらいしか名前覚えていないですね。名前だけでプレースタイルも覚えていません。

GK
リチャード・キングストン
DF
ジョナサン・メンサー
ジョン・メンサー
J・ペイントシル
H・サルパイ
MF
A・アナン
デデ・アイェウ
(90+2' D・アディイアー)
K・アサモアー
ケビン・プリンス・ボアテング
P・タゴエ
(64' S・ムンタリ)
FW
アサモアー・ギャン
(82' M・アモアー)

2024年3月20日水曜日

Jリーグの審判はレベル低い?明らかなゴールが認められず

■2019/05/21 Jリーグの審判はレベル低い?明らかなゴールが認められず
■2017/05/10 前代未聞の連続 副審が嘔吐、レッドカード、でも、退場はせず
■2015/6/10 高山啓義主審「お前、日本語を話せるんだ」 酒井高徳の弟でハーフの酒井宣福に
■2014/7/25 西村雄一主審、W杯開幕戦の栄誉が一転 PKのせいかその後出番なし



■2019/05/21 Jリーグの審判はレベル低い?明らかなゴールが認められず

 前代未聞ではないんですが、まずいですね。またゴールが認められませんでした。

 ・0―2とリードされた湘南は前半31分、杉岡がシュート。ボールは右ポストに当たってゴールラインを越えたが認められず。
・しかし、ボールはさらにネットの外側に置いてあった飲み水用のボトルに当たって跳ね返り、ゴールの外に出たことで、誤審を招いたようだ。
・浦和のGK西川はゴールと認識して、拾ったボールを無造作に投げ返した。浦和の選手がプレーを続けたことに、「なにが起きているのかわからなかった」と話している。
(Jで誤審、湘南のゴール認められず 浦和にできたことは:朝日新聞デジタル 2019年5月17日23時55分より)

 ただし、ゴールを認識していたのでしたら、西川周作のその後の対応がまずかったなと思います。
 湘南の激しい抗議で約7分間中断。この間に浦和から湘南に移籍した梅崎が西川にゴールを認めるように促したが、そのままプレーは再開されたとのこと。
 記事では、まず責められるべきは審判だし、選手に判定は変えられないものの、誤審と認識していたのなら、直後にプレーをやめて湘南にゴールを決めさせるやり方もあったのでは?としていました。おそらく西川のことでしょう。
 西川周作は、海外では処分の例がある故意のイエローカードも自慢した過去がある選手。五輪代表で不在となる翌節に累積警告を消化する意図で故意に反則を犯したことを、
「わざとイエローカードをもらいました」とブログで書いていたことがあるんですね。
 代表経験ある選手ですが、人間的にはダメかもしれませんね…。

 あと、もちろん審判団もまずいですわ。 検索すると、主審は10人しかいないプロフェッショナルレフェリーの一人山本雄大。副審は中野卓と川崎秋仁だったそうです。


■2017/05/10 前代未聞の連続 副審が嘔吐、レッドカード、でも、退場はせず

 よく理解できなかった話。検索したものの、これ以外の記事は出てきませんでした。

  6日のスコットランド1部・キルマーノックFCとダンディーFCの試合で、副審を務めていたアンドリュー・マクウィリアム氏がお腹をさすりながらフラフラとうろついたときがありました。
 これはコーナーキックの場面であり、キッカーであったジョーダン・ジョーンズがマクウィリアム氏の背中をさすりながら声をかけると、急に反転し隅の方に行って嘔吐したそうです。

 これだけでも珍しいのですが、チャンピオンズリーグ(CL)の試合を担当したこともあるクレイグ・トムソン主審がマクウィリアム氏に対してレッドカードを提示。
 副審に対して、レッドカードが出ました。

 しかし、本当に退場することはなく再び副審に戻っています。ルールでそうなっているというわけではなく、冗談によるレッドカードなんですかね?
 過去の事例としては、チェコリーグで酔っ払ったまま審判を務めていたマレック・ピルニー氏がライセンスを剥奪される事件も起きているとのこと。今回はこれとは異なるようです。
(主審が副審にレッドカード提示! スコットランド1部で起きた前代未聞の事件とは… フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年05月09日より)



■2015/6/10 高山啓義主審「お前、日本語を話せるんだ」 酒井高徳の弟でハーフの酒井宣福に

  高山啓義主審って、国際主審じゃありませんでしたっけ?

 -----引用 ここから-----
日独ハーフのMF酒井に主審が差別的発言 J2福岡が意見書提出へ ― スポニチ Sponichi Annex サッカー

 6日に開催されたJ2リーグの福岡―徳島戦(レベスタ)で高山啓義主審(41)が選手に対して差別的な発言をした疑惑が浮上した。

 問題のシーンは後半35分、接触プレーで倒れ込んだ福岡のMF酒井宣福(のりよし=22)に「Are you OK?」と英語で質問。「大丈夫です」と日本語で返されると「なんだ、お前、日本語を話せるんだ」と嘲笑しながら応じたという。やり取りを見ていたチームメートから「審判それはないでしょ」と突っ込まれると「後で謝る」と約束したが、謝罪はなかった。

 酒井から報告を受けたクラブ側は試合後にマッチコミッショナーに抗議。事情聴取を受けた高山主審が「そんなことは言ってない」と説明したため、近日中にJリーグに意見書を提出する方針を固めた。

 酒井は日本人とドイツ人のハーフでシュツットガルトの日本代表DF酒井高徳の弟。クラブ関係者は「外国人風の見た目ではあるが、Jリーグで何度も笛を吹いている審判なら宣福のことは知ってるはず。差別的な発言とも取れる」と問題視した。高山主審は02年からJ1リーグで主審を務めており、国際主審でもある。[ 2015年6月10日 06:30 ]
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/06/10/kiji/K20150610010513970.html
-----引用 ここまで-----

 これが韓国人系の問題なら2ちゃんねるは審判擁護だろうと覗いてみると、ドイツ人とのハーフのせいかそうでもないですね。

-----引用 ここから-----
J2で主審が差別発言か 日独ハーフの酒井宣福に「なんだ、お前日本語話せるんだ藁」(1ページ) - 2ログ

2:リキラリアット(WiMAX)@\(^o^)/[]
    事実なら、論外。
    2015/06/10 09:24:41.31 ID:UPAuUXHQ0.net [1/1] 通報
3:ミッドナイトエクスプレス(庭)@\(^o^)/[sage]
    なんだ高山か
    2015/06/10 09:26:00.04 ID:HU1QWzxz0.net [1/1] 通報
4:河津掛け(奈良県)@\(^o^)/[]
    高山啓○
    2015/06/10 09:26:26.25 ID:q+dllAj90.net [1/1] 通報
5:ニールキック(やわらか銀行)@\(^o^)/[sage]
    なんだジャップか(笑)
    2015/06/10 09:26:43.67 ID:2LAnMBAL0.net [1/1] 通報
6:エメラルドフロウジョン(神奈川県)@\(^o^)/[]
    これ差別なのか?
    2015/06/10 09:27:16.49 ID:a6b8EMKF0.net [1/1] 通報
7:パイルドライバー(関東・甲信越)@\(^o^)/[]
    いや、べつにおかしくはないでしょ
    俺がおかしいならあとで謝る

    9 :垂直落下式DDT(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/
        と>>7は約束したが、謝罪はなかった。
        2015/06/10 09:29:17.70 ID:LtjZZ4kb0.net

    2015/06/10 09:28:16.77 ID:qYOls70RO.net [1/1] 通報
8:張り手(埼玉県)@\(^o^)/[sage]
    差別のバーゲンセールだな
    2015/06/10 09:29:07.80 ID:LNZAzXp/0.net [1/1] 通報

10:垂直落下式DDT(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/[]
    嘘付き審判w
    こいつの国籍調べた方が手っ取り早いんじゃね
    2015/06/10
http://m.2log.sc/r/2ch.sc/news/1433895801/
-----引用 ここまで-----

 ただ、上記でもあるように差別じゃないという擁護はあります。とはいえ、本当に勘違いならその場で謝罪すれば済むものを、「後で」とした上で謝罪していないのですから、議論の余地なしでしょう。
 可能性としてはチームぐるみで差別発言を捏造しているというのもありますが、ちょっと考えづらいです。



■ 2014/7/25 西村雄一主審、W杯開幕戦の栄誉が一転 PKのせいかその後出番なし
 2試合目以降はどこにいたんだろう?と思っていたら、何と出番なしだったそうな。

-----引用 ここから-----
上川審判委員長「西村主審のPKは正しい判定」- 超ワールドサッカー(2014年7月24日20時46分)

▽2014年ブラジル・ワールドカップ開幕戦のブラジル代表vsクロアチア代表を担当した西村雄一主審と相楽亨、名木利幸両副審の日本人審判団が24日、東京都内で報告会を行った。

報告会の冒頭で日本サッカー協会の上川徹審判委員長は、今大会における日本人審判団の活動を以下のように振り返っている。(略)

▽「この試合におけるPKの判定が大きく世界中に取り上げられました。この判定については翌日にFIFAの方でもPKの判定が的確なものだったと判定されています。私自身も実際に映像を見ましたが、ディフェンスの選手の手は相手競技者の肩口あたりにかかっていましたし、正しい判定だったと思っています」

▽「そのなかでも色々と議論になっていますが、ただ一番大切なことは、西村君がテレビカメラよりも良い位置でプレー、行為を見ていたこと、そこでPKという判定を下したのは、勇気のいるものだったと思っています。そういったプレッシャーはなかったのかもしれませんが、一番良い位置で素直な気持ちで笛を吹いたことは、一番大きなことであり、我々は彼らの判定を尊重していきたいと思っています」

▽「実際、これは伝えられていることかもしれませんが、ワールドカップに出場するチームに対して、アライバルミーティングというものが実施されております。そこで色々な大会におけるスタンダード、トピックスという言い方をしますが、映像の説明をしています。その場ではホールディングに関する映像が流されておりますし、FIFAは手を使って相手のプレーを妨げることに対しても、大きな関心を寄せています。そういう意味では大きな注目を集めましたが、我々もFIFAも彼らの判定が正しいものだったと思っています」
http://news.infoseek.co.jp/article/webultrasoccer_172798
-----引用 ここまで-----

 ただ、この後、一度も笛を吹かせてもらえなかったんですよね。こりゃ普通に悪いって判断じゃないですかね?

-----引用 ここから-----
西村主審「レフェリーは難しい」 W杯の日本人審判団会見- 共同通信(2014年7月24日20時00分)

 サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会で開幕戦のブラジル―クロアチアを担当した西村雄一主審と相楽亨、名木利幸両副審の日本人審判団が24日、東京都内で記者会見し、ブラジルに与えたPKの判定が議論を呼んだ西村主審は「厳しい意見も、助けていただけるような意見もあった。レフェリーって本当に難しいですね」と率直な感想を述べた。

 <b>開幕戦の後は主審と副審の割り当てがなく</b>、西村主審は3位決定戦を含む2試合で第4審判を務めた。開幕戦での微妙な判定には批判の声も多かったが「いろいろな立場の考え方があるし、もともと覚悟して臨んでいる」と強い口調で答えた。
http://news.infoseek.co.jp/article/24kyodo2014072401001754
-----引用 ここまで-----

 再び最初の記事からですが、こちらについても上川徹審判委員長はフォローしています。

-----引用 ここから-----
▽「その後の割り当てが厳しいものとなり、そのことについて様々な憶測があります。ただ、彼らが今大会の最後まで残って、最後はコースオフィシャルなどリザーブという立場でしたが、それも重要な役割だったと思っています。いずれにしましても、開幕戦で西村主審だけでなく両副審も非常に際どい判定等もありましたが、最後まで集中力を保って良いチームワークでゲームをコントロールしたことは、非常に評価すべきものであったと思っております」
-----引用 ここまで-----

 ただ、弱い擁護ですね。

 しかし、その後、一度もやっていなかったとは驚きましたね。審判団ってどれくらいの数があるかわかりませんが、何回か吹いてから決勝トーナメントに選出って形だと思っていました。
 西村主審を別に擁護したいというわけじゃないのですが、もっとひどい誤審をしている方もいたので、ガンガン減らしていたら審判団足りないんじゃない?と思いました。純粋に不思議です。他の誤審審判団はどうだったのか?



2024年3月17日日曜日

マンUで17歳グリーンウッド、19歳アンヘル・ゴメス、19歳タヒス・チョンが先発して勝利、神童のゴールも誕生

■2017/05/22 マンチェスター・ユナイテッド期待のアンヘル・ゴメス 最年少でユースの年間最優秀選手賞
■2019/09/23  マンUで17歳グリーンウッド、19歳アンヘル・ゴメス、19歳タヒス・チョンが先発して勝利、神童のゴールも誕生
■2019/09/23 タヒス・チョンって韓国系・中国系、それとも北朝鮮系?




■2017/05/22 マンチェスター・ユナイテッド期待のエンジェル・ゴメス 最年少でユースの年間最優秀選手賞

  マンチェスター・ユナイテッドは、プレミアリーグ最終節で主力を大幅に温存する意向。モウリーニョ監督は、アカデミー所属の選手たちを数多く試合のメンバーに含めることも認めていました。
 で、浮上してきたのが、下部組織所属のMFアンヘル・ゴメスがプレミアリーグではクラブ史上最年少となるデビューを飾るのでは?という話。
 
 ゴメスは、ユースチームの年間最優秀選手賞を最年少で受賞したという期待の若手。デビューできた場合、16歳9ヶ月でトップチームの公式戦に初出場ということなります。
 これは、2009年にイタリア人FWフェデリコ・マケダがデビューした際の17歳7ヶ月を大きく下回り、プレミアリーグ設立以降の時代ではクラブ史上最年少でのプレーという記録になります。
 (マンU超新星が「クラブ最年少」デビューも。EL決勝に向け主力は温存 フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年05月20日 より)

 2017/05/24:その後、実際にデビューできたそうです。この記事では、「アンヘル・ゴメス」ではなく「エンジェル・ゴメス」と表記。たぶんアルファベットが「Angel」なんじゃないですかね? これならどちらでも読めます。
 ただ、スペイン語などの読み方である「アンヘル」より、イギリスですから英語読みの「エンジェル」の方が良さそうです。

 肝心のデビューの話。 クリスタル・パレスに対し2-0でリードの状況で88分、ウェイン・ルーニーとの交代でゴメスが途中出場。2000年8月31日生まれのゴメスは16歳と263日という若さでプレミアリーグデビューとなりました。
 マンチェスターユナイテッドに限らず、2000年代生まれの選手がプレミアリーグでプレーしたのは今回が初だそうです。
 (プレミア初、2000年代生まれのマンU選手がデビュー! ルーニーと交代で出場 フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年05月23日 より)



■2019/09/23  マンUで17歳グリーンウッド、19歳アンヘル・ゴメス、19歳タヒス・チョンが先発して勝利、神童のゴールも誕生

 ヨーロッパリーグ(EL)グループL組第1節、マンチェスター・ユナイテッドはFCアスタナとの試合。国内で下部リーグ相手に試合するわけじゃないのですけど、マンU的には余裕だったんですかね。19歳のタヒス・チョンや17歳のメイソン・グリーンウッド、19歳のアンヘル・ゴメスなど、若手選手を先発起用して試合に臨んだそうです。
 結果、1-0で見事に勝利。ペナルティーエリア内に侵入した17歳の神童グリーンウッドがフェイントで相手を交わし、GKの股の間を通すシュートを放って点を決めており、若手起用も当たった感じ。
 今は何かと久保建英と比べられてしまうのですけど、久保より結果出している状況です。
(マンUの17歳神童、プロ初ゴールが決勝点に! 1-0勝利でEL白星スタート    フットボールチャンネル | スポーツ | 2019年09月20日 より)
https://pex.jp/point_news/818221d257da1855e505719183f5ef37


■2019/09/23 タヒス・チョンって韓国系・中国系、それとも北朝鮮系?

  タヒス・チョンって初めて聞いたのですけど、アジア系なんだろうか?と気になりました。で、Wikipediaを見てみると、そうじゃないみたいです。国籍欄には、オランダとキュラソーの2つが書かれていました。年代別代表はオランダで出ています。
  というか、キュラソーってどこ?とわからず。説明を見ると、ベネズエラの北約60kmのカリブ海に位置するオランダ王国の構成国だとのこと。ということは、そもそも正式には国ではないのかもしれません。

 ちなみにアンヘル・ゴメスの国籍欄は、イングランド、ポルトガル、アンゴラ。年代別代表はイングランドでやっています。
 また、 メイソン・グリーンウッドだけはシンプルにイングランドのみ。当然、年代別代表もイングランド。6歳からマンチェスター・ユナイテッドFCのアカデミーに所属しているというマンU一筋の選手でもあります。


2024年3月14日木曜日

大阪府出身の有名選手、セレッソよりガンバ大阪?

■2021/01/10 大阪府出身の有名選手、セレッソよりガンバ大阪?

■2021/01/10 大阪府出身の有名選手、セレッソよりガンバ大阪?

 大阪府は人口が多く、ガンバ大阪・セレッソ大阪ともにユースに良い選手が多かったという印象もあるので、クラブユースとそれ以外で分けようかとも思いましたが、とりあえず、そのままWikipediaから持ってきました。まだ途中までしか見ていないものの、やはり豪華な感じがありますね。ただ、パっと見た感じ、活躍選手がガンバ大阪ユース出身者に偏っていたのは予想外。もっとバラけると思っていました。

CB、FW     岡山一成 J1     64 J2     214 Kリーグ     17
CB、RSB    青木良太 J1     68 J2     126    
LSB、RSB    新井場徹(ガンバ大阪ユース) J1     423
LSB    下平匠(ガンバ大阪ユース) J1     218
DH、CB    稲本潤一(ガンバ大阪ユース):鹿児島県生まれ、生後すぐ堺市に転居 J1     225 プレミア     66 代表82
DH、SH、RWB、RSB     橋本英郎(ガンバ大阪ユース):大阪市 J1     339 代表15
OH、DH、FW、RSB    布部陽功 J1     234
OH、DH    倉田秋(ガンバ大阪ユース):高槻市 J1     276     代表9
FW、MF     西紀寛 J1     255 代表5
FW    大黒将志(ガンバ大阪ユース) J1     204 セリエA     10 代表22
FW     柿谷曜一朗(セレッソ大阪ユース)J1     181 J2     168 通算     代表18

    安部崇士(徳島ヴォルティス)
    池田昌生(福島ユナイテッドFC)
    石櫃洋祐(京都サンガF.C.)
    市丸瑞希(ガンバ大阪)
    伊藤友彦(引退)
    伊藤涼太郎(浦和レッズ):大阪市
    稲森克尚(引退)
    射庭康太朗(いわてグルージャ盛岡)
    岩本和希(カマタマーレ讃岐)
    上野山信行(元ガンバ大阪育成・普及部長)
    内田裕斗(サガン鳥栖)
    梅鉢貴秀
    扇原貴宏(横浜F・マリノス):堺市
    大島琢(ガンバ大阪テクニカルコーチ)
    大塚光一郎(FC大阪):富田林市
    大塚翔平
    大西勝俉(鹿児島ユナイテッドFC)
    大森晃太郎(ジュビロ磐田)
    岡佳樹
    岡田武史 (FC今治代表、元日本代表監督):大阪市
    岡西宏祐(ヴァンフォーレ甲府):八尾市
    奥田裕貴(Y.S.C.C.横浜)
    小倉勉(横浜F・マリノススポーティングダイレクター)
    片山真人(引退)
    神山竜一(ラインメール青森):堺市
    亀井大地(FC大阪):東大阪市
    亀川諒史(V・ファーレン長崎):箕面市
    川北裕介(引退)
    川﨑一輝(カマタマーレ讃岐)
    川崎健太郎(引退)
    河田篤秀(徳島ヴォルティス):藤井寺市
    河原正治(引退)
    川淵三郎(元日本サッカー協会キャプテン):高石市
    喜多靖(ガイナーレ鳥取強化部長)
    木村敦志(元ガンバ大阪):茨木市
    小谷祐喜(ロアッソ熊本):大阪狭山市
    児玉新(ガンバ大阪コーチ):高槻市
    児玉駿斗(東海学園大学)
    小松拓幹(カマタマーレ讃岐)
    斉藤大介(元栃木SC)
    齊藤隆成(FC大阪):富田林市
    櫻内渚(ジュビロ磐田):八尾市
    佐藤淳(サッカー指導者、フィジカルコーチ)
    島田貴裕(元ガンバ大阪・元ガンバ大阪ユース監督):堺市
    下川太陽(カマタマーレ讃岐)
    下川陽太(ツエーゲン金沢)
    下小鶴綾(TASAKIペルーレFC・なでしこジャパン)
    城森康誉(FC大阪):泉佐野市
    菅沼駿哉(ガンバ大阪)
    鈴木冬一(湘南ベルマーレ)
    染矢一樹(アスルクラロ沼津):大阪市
    杉本健勇(浦和レッズ):大阪市
    髙木彰人(松本山雅FC)
    夛田凌輔(SC相模原)
    武田太一(徳島ヴォルティス)
    武田洋平(名古屋グランパス)
    田尻健(ガイナーレ鳥取)
    田代容輔(引退)
    田中駿汰(北海道コンサドーレ札幌)
    田中淳也(引退)
    田中輝和(レアル・ソルトレイク):茨木市
    谷晃生(湘南ベルマーレ)
    樽谷誠司(テゲバジャーロ宮崎)
    辻尾真二(引退):堺市
DF    辻本茂輝(引退) J1     34 J2     57
    寺田紳一(おこしやす京都AC):茨木市
    田路耀介(ツエーゲン金沢):太子町
    徳永晃太郎(アスルクラロ沼津)
    戸根一誓(カターレ富山)
    中井義樹(引退)
    中島浩司(引退)
    中村充孝(モンテディオ山形)
    中村和哉(引退)
    奈須伸也(引退)
    西彰太(FC大阪):八尾市
    西野貴治(カマタマーレ讃岐)
    西埜植颯斗(ヴェルスパ大分)
    西村英樹(引退)
    丹羽大輝(FC東京)
    根引謙介(引退)
    羽地登志晃(引退)
    野口直人(引退)
    朴利基(FC琉球)

    初瀬亮(ヴィッセル神戸)
    羽田健人(大分トリニータ):三島郡島本町
    羽田昇平
    浜崎拓磨(ベガルタ仙台):摂津市
    濱田武(引退)
    林卓人(サンフレッチェ広島)
    林瑞輝(レノファ山口FC)
    原正宏(ジェフユナイテッド千葉テクニカルスタッフ)
    東口順昭(ガンバ大阪)
    平岡直起(引退)
    平尾壮(ザスパクサツ群馬)
    平島崇(引退)
    廣嶋禎数(国際副審) 2006 FIFAワールドカップ 副審
    廣長優志(引退)
    福村貴幸(東京ヴェルディ):枚方市
    福森直也(清水エスパルス):吹田市
    藤春廣輝(ガンバ大阪)
    藤本憲明(ヴィッセル神戸):富田林市
    二川孝広(FCティアモ枚方):高槻市
    星原健太(藤枝MYFC):大東市
    本並健治(引退):枚方市
    本田圭佑:摂津市
    前田大然(CSマリティモ)
    松田力(ヴァンフォーレ甲府)
    松田陸(セレッソ大阪)
    松原英輝(横浜F・マリノスコーチ兼通訳)
    松本浩幸(引退)
    丸橋祐介(セレッソ大阪)
    三木良太(引退):茨木市
    三嶋雄大(元テゲバジャーロ宮崎)
    道上隼人(アスルクラロ沼津)
    宮本恒靖(ガンバ大阪監督):富田林市
    村田透馬(FC岐阜)
    室屋成(FC東京)
    安田晃大(南葛SC):吹田市
    安田理大(ジェフユナイテッド千葉):吹田市
    柳本啓成(引退)
    山崎純弥(FC大阪):寝屋川市
    山田修平(アルビレックス新潟シンガポール)
    吉井祥平
    吉田宗弘(京都サンガF.C.GKコーチ):茨木市
    吉原宏太(引退):藤井寺市
    吉村弦(AC長野パルセイロ)
    嫁阪翔太(いわてグルージャ盛岡)
    梁勇基(サガン鳥栖)
    李在根(藤枝MYFC)
    李栄直(FC琉球)
    林堂眞(愛媛FC)
    脇裕基(おこしやす京都AC)
    和田達也(栃木SC)
    渡邊了太

2024年3月11日月曜日

ブラジル代表注目はネイマールより若手のビニシウス?

■2017/05/24 本物は逃したレアル・マドリー、新ネイマールことヴィニシウス獲得
■2022/09/18 ブラジル代表注目はネイマールより若手のビニシウス?
■2022/11/25 これはネイマールと併用せざるを得ない…ヴィニシウスが良すぎる!
■2022/12/06 パケタ、ラフィーニャ、リシャルリソン…ことごとくうまいブラジル
■2018/12/13 当時のブラジル代表ではマシだったが、その後消えてしまったオスカル
■2018/06/21 ネイマール頼りから抜け出したがスロースタートのブラジル
■2018/06/21 ネイマールはまだまだ ジェズス・コウチーニョもこれからという感じ
■2018/06/24 90分間は0-0、ロスタイムで2点という珍しいゲームに
■2018/06/24 不調のネイマール、退場になりそうなほどイライラしまくり
■2018/06/28 ミスが多いネイマール、精神的にはまだまだ幼さを感じる
■2018/07/03 ミスはあるが美しいコンビネーションでゴールしたネイマール
■2018/07/07 ドリブルが効いたドグラス・コスタはもっと出場しても良かった



■2017/05/24 本物は逃したレアル・マドリー、新ネイマールことヴィニシウス獲得
 
 レアル・マドリーが23日、ブラジル1部フラメンゴに所属する16歳のFWヴィニシウス・ジュニオールを完全移籍で獲得することで合意に至ったと発表しました。
 レアル・マドリーは2013年に当時サントスに所属していたネイマール獲得競争でバルセロナに敗れています。これを教訓に、ブラジル国内で“新ネイマール”とも称されているジュニオールに対しては、いち早くブラジルへ渡り契約にこぎつけたようだとしていました。

 ややこしかったのが、彼がいつ移籍するか?という話。完全移籍に合意したものの、国際サッカー連盟(FIFA)が定めた規定に従い、正式な移籍は18歳の誕生日を迎えた後の2018年7月となる、とまず書いていました。
 ただ、それより後となる2019年7月まではレンタルという形でフラメンゴに残留するというのが基本路線。18歳となってもすぐには移籍しないようです。
 とはいえ、一応、マドリーが望めばそれよりも早くマドリーでプレーすることも可能だという契約みたいですね。
(レアル、16歳の“新ネイマール”獲得を発表! 移籍金は56億円。気になる加入時期は… フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年05月24日 より) 



■2022/09/18 ブラジル代表注目はネイマールより若手のビニシウス?

 以前から不思議と代表にはあまり好きな選手がいないブラジル。Jリーグやリーガ・エスパニョーラなど個々のリーグですごく気に入る選手はいるものの、代表に入らないレベルの選手の方が大好きです。他の国ではない傾向であり、なんでなんだろう?と自分でも不思議です。
 なので、あんまりワールドカップでも楽しみじゃないのですが、一応、注目選手は誰なのか?というのをチェック。当然、ネイマールは依然として注目でしょう。
 ただ、レアル・マドリーでブレイクしたビニシウス・ジュニオールに注目が移ってきているようです。ポジションやタイプは違いますが、レアル・マドリーに久保建英がいらない理由としても以前から名前が上がっていた選手でした。ついに才能を開花しています。

<フットボール・トライブはFWネイマール(PSG)、ビニシウス・ジュニオール(レアル・マドリード)、ファビーニョ(リバプール)、ダニエウ・アウベス(バルセロナ)の4名を選択肢に設定し、「ブラジル代表の中で、特にプレーを楽しみにしている選手は?」というアンケート調査を実施>
<ネイマールを抑えて1位になったのがビニシウス・ジュニオールだ。ビニシウス・ジュニオールは今季公式戦52試合の出場で22ゴール20アシストと驚異的な成績を残し、ラ・リーガとUEFAチャンピオンズリーグのタイトル獲得に貢献>
(【独自】ネイマールは2位に。ブラジル代表注目選手のアンケート結果は… | Football Tribe Japan 2022.06.06.より)
https://football-tribe.com/japan/2022/06/06/244786/

 これはブラジル代表が来日したときのアンケート。ファビーニョは、日本代表FW南野拓実のチームメイトおいうことでの選出だったみたいですね。また、39歳のダニエウ・アウベスがまだ代表というのは驚きです。

 上記アンケートで1位となったビニシウス・ジュニオールですが、別記事<ブラジル代表の熾烈なメンバー争い|カタールW杯出場を争うアタッカーは? | Goal.com 日本>(2022年6月01日)では、本番の選出は「可能性はあるが…」程度の微妙なところという判定でした。
https://www.goal.com/jp/%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88/neymar-richarlison-raphinha-brazil-forwards-world-cup-2022/bltcc0087bd809d3c2e#csd6e15712a1fe07ca

 一方、ケガで代表を離れているリシャルリソンはスター選手で、本番は選ばれるとの予想。両翼や中央でプレーすることができ、チャンスメイクすることも、ゴールを決めることにも長けているというユーティリティ性が評価されていました。



■2022/11/25 これはネイマールと併用せざるを得ない…ヴィニシウスが良すぎる!

 ブラジル 2-0 セルビア

 セルビア、ブラジルにサイドで突破されることある。ただ、それ以上に中央でノーマークになるところが多いの気になる。かなり苦労している感じ。
 セルビアは前回大会みたいにバタバタした感じはないが、いまひとつ迫力ない。また、失点した後は結局、バタバタに。守備が最初から安定しなかったのは致命的。相手がブラジルとはいえ、FIFAランキング21位には見えなかったチーム。

ブラジル 4-5-1

GK 1    アリソン
LCB 3    T.シウバ
 少し上がって長いスルーパス。1点ものだった。
RCB 4    マルキーニョス

LSB 6    アレックス・サンドロ 31歳
 どうもチームとしてやっていて、最近のトレンドでもあるらしいんだけど、後半中央に入っていって、左サイドの選手をフリーにするプレーでチャンス。その後、また中に入って今度は自分がフリーになって強烈ミドルシュートがポストに。守備でもインターセプト。結構良かった。

RSB 2    ダニーロ

CH 5 カゼミーロ 30歳
 守備職人のイメージあったのだけど、今日は意外に攻撃良くて予想外。マーク外した選手に良いスルーパスをウラに出してチャンス。後半、やわらかく狙ったようなミドル、バーに当たった。

Rインサイドハーフ 7    L.パケタ
 CH2枚としているところもあり、見解分かれる。カゼミーロより攻撃的で、ネイマールより守備的といった感じ。ショートコーナー、ヒールで良いプレーをするなど、基本的には攻撃に良いものを感じた選手。

(8    フレッジ)

Lインサイドハーフ 10    ネイマール
 接触プレーで怪我多くなったせいか、球離れよくシンプルに味方を使うプレーが多くなったとされていた。長いドリブルは確かに減ってはいる。チームとしては、ネイマールだよりじゃない方が良いと思われるので、今大会の方が怖い。
 スピードあるボールで回転させて直接狙うCK。ふわっとしたボールではなく、スピードあってなのがすごい。
 後半思わずうまいといったプレー。中央で来たボールをやり過ごしたのだと思ったのだけど、佐藤寿人はボールタッチミスじゃないかと言っていた。とにかく結果的にターンしてエリア内、そこで仕掛けからアシストの1つ前という形になった。

(19    アントニー)

LWG 20    ヴィニシウス(ビニシウス) 22歳
 ネイマールと同時起用をはかってきた…とされていたが、ネイマールが1枚下がったポジションに。初めて見たけど、本当良い選手。思った以上にサイドアタッカーで、これでそんなに得点の方も重ねているのか?という感じのプレー。どちらかと言うと、チャンスメーカーに見える。
 2人相手に切り返しながらスピードでチャンス作ってくる。セルビアは彼の対応に苦労。後半も左から突破してくる。後半は右の仕掛けも増えたが、怖さは依然としてヴィニシウス。
 SBが中入りマークがずれて左でフリーになり、中で空いている選手見つけてパスでチャンス。
 良いシュートをして、GKに弾かれたが、FWが押し込んでアシストのような形に。さらに、左で3人ほどひきつけて抜ききらずに右のアウトサイドで入れてきて、今度は正真正銘のアシスト。センスを感じるプレーで好き。今の代表では一番好きだな。

(LWG 21    ロドリゴ)
 ドリブルで仕掛けて中入っていき、いいな!というところ。スピードもある。クラブでもヴィニシウスに負けているようだけど、彼も十分良い選手だと感じた。

REG 11    ラフィーニャ
(26    G.マルティネッリ)

FW 9    リシャルリソン 25歳
 後半、シュートのこぼれ球、押し込んで先制点。これはストライカーらしいもの。その後、左からのボール、自分で浮かせて反転しながらアクロバティックなオーバヘッドのシュートで決める。これもストライカーと言えばストライカーだが、泥臭い感じではなく技術があり、派手さのあるすごいプレーだった。
 前回大会、ここに入ったジェズスはいまいちブレイクしきれなかったところを感じたけど、もうすでにこの時点で余裕で超えたな…という感じ。

(18    G.ジェズス)



■2022/12/06 パケタ、ラフィーニャ、リシャルリソン…ことごとくうまいブラジル

ブラジル 4-1 韓国

 早々にブラジルが得点しさらに1点決めて、楽な試合に。とはいえ、韓国も極端にリスクかけているわけではなく、DFもいて足が止まっているわけではなく反応しているのだが、それをかいくぐってゴール重ねてくる。
 後半最初、韓国ロングボールでチャンス。繋ぐサッカーに変えたというのが、しつこく書いているように、やはり韓国はロングボールの方が可能性感じる。とはいえ、先制されるとロングボールが活きるシーンはなかなか出てこないので難しい。
 ブラジルはグループリーグでも失点少なく、前からのプレッシャーが良い。切り換え早い。韓国はプレスで取られまくっていた。
 最近の韓国それほど好きではないが、以前好きだった流れで韓国を応援。これで応援チームは6勝9敗8引き分け。ここは負けて当然でショックはないが、今大会も疫病神っぽさはある。

4-2-3-1

GK 1    アリソン
 意外性があるミドルシュートに素晴らしい反応。後半もピンチでシュートを体に当てるプレー。さらに入ったと思うようなシュートに反応。もう一つ好反応。点差ある試合でそんなに頑張らなくていいのに!ってくらい、何度も防いでいる。

(GK    12    ウェベルトン)
 ブラジルは前回の試合でほとんどのメンバー使ってきて、グループリーグで久々という敗戦を喫してしまったらしいのだけど、これで完全に全員登場だとのこと。余裕の交代。

CB 4    マルキーニョス
 得点に絡んだし、危ないところでも守備。

CB 3    T.シウバ

LSB 2    ダニーロ
 後半サイドの守備でスピードと強さ見せるところ。

(24    ブレメル)

RSB 14    E.ミリタン
 しっかり守備対応している。

(RSB 13    D.アウベス)
 逆サイドからのクロスをジャンプしてダイレクトでボレーシュート。DFに当たったが良いプレーだし、ダイナミックで魅力的なプレーだった。

CH 5    カゼミーロ
 ゴール前、ダイレクトで速い良いパス出して、リシャルリソンにアシスト。

CH 7    ルーカス・パケタ 25歳
 センターハーフとなっていたが、カゼミーロよりは攻撃的。ブラジルは先に点を取った試合ということもあって、守備陣はそこまで上がらず間延びする展開もあったが、そのときは5人だけの攻撃になるなど…ということで彼も加わっていることが多かった。
 ワンタッチ目から考えてターンしながらスムーズにパス。うまかった。遅れて走り込んできて、浮いたボールをきれいに叩き込むキックでゴール決めてくる。前回見たときものも良いものは感じたが、今回ははっきり良さwかる。ブラジルらしくめちゃくちゃうまくて驚いた。

OH 10    ネイマール
 PK、GKが最初左にいてジャンプしてだんだんと中央に動いて…という駆け引きしていたが、落ち着いて決めた。また怪我したのか復帰戦だったとのこと。周囲に比べるとパフォーマンス落ちたが、らしいドリブルは見せていた。

(21    ロドリゴ)

LWG 20    ビニシウス   
 抜けてきて逆サイドどフリーだったとはいえ、落ち着いて狙って決めた。韓国のDFやGKは大量に反応していたので簡単ではない。
 左サイド縦に出たが、余裕あって後ろから来ている選手見えていて、しかも、これを右のアウトサイドかな?ふわっと上げるレベルの高いボールを簡単に出してアシスト。
 後半DFラインまで戻った後のカウンター、ゴール前まで走る。4点とってもそこまでやるか?というプレー。   
(26    G.マルティネッリ)
 左サイドで、切り返しから逆サイド空いている選手に良いクロス。

RWG 11    ラフィーニャ 29歳
 この前見たとき良さわからなかったが、今日は2人相手に中に入ってくるすごいドリブルでいいと思う。ここから一度パスした後、さらにこのまま斜めに外に走るという良い動きで再びボールを受け取る。DFもついてきたが、これもはがしきってマイナスのボール入れてこれも良かった。中の選手にも合いそうなボールだったが、抜けて逆サイドどフリーの選手が決めてアシストに。
 左のアウトサイドで浮かせて、難しくて意外性のあるシュート。浮き方甘くてGKにひっかかる。後半切り返して、切り返してからのシュート、DFの間を狙ってきたいいシュート。

FW 9    リシャルリソン
 DFがエリア内クリアしようとしたところ、後ろから先に蹴って、DFがのキックが当たり、倒れ込んでうまくPKとる。
 相手がクリアしようとしたボール、ヘディングで数回トントンとやって、相手が来てとられかけるが、落ちたボールをリフティングなどを絡めてパスして自分は中へ。ここからパス2つ繋いで戻ってきたボールをスピードあるシュートで決める。やはり良いFWだな。



■2018/12/13 当時のブラジル代表ではマシだったが、その後消えてしまったオスカル

 2014年ブラジルW杯3位決定戦
ブラジル 0-3 オランダ
【オランダ】ファン・ペルシ(前2[PK])ブリント(前17)ワイナルドゥム(後46)
(《ブラジルW杯》ブラジル vs オランダ - 超WORLDサッカー!より)
4-3-3
GK 12 ジュリオ・セーザル(セザール、セザル) 5.0
DF
23 マイコン 6.0
3 チアゴ・シルバ(シウバ) 5.0 29歳
 RCB。準決勝の大量失点試合には不在だった選手。では、「彼がいたらブラジルは違っていた」というプレーを見せられたか?というと、そうではなく。スタートのカウンターで中央を完全に突破されて、意図的に手を使ってPKに。これでいきなり失点。また、レッドでないのが不思議なレベルで悪質でしたので、ブラジルはむしろラッキーだったでしょう。ホームアドバンテージが出たかもしれません。
4 D・ルイス(ダヴィド・ルイス ダビド・ルイス) 4.5 27歳
 LCB。クリアボールを相手にあげてしまって2失点目に。サイドではなく、中央に出してしまったのがまずかったですね。リスクが高い方に出しました。
 上がるプレーが好きなCBのようですけど、失ってピンチになる場面も多いです。
14 マクスウェル 5.0
MF
16 ラミレス 5.0
(→フッキ -)
17 グスタボ 5.0
(→フェルナンヂーニョ 5.0)
8 パウリーニョ 5.0
(→エルナネス 5.5)
FW
19 ウィリアン 5.0
21 ジョー 4.5
11 オスカル 5.5 22歳
 ブラジルで唯一まずまず良かった選手。ブラジルのポジションは4-3-3で同じですけど、彼はMFかFWかで分かれていました。超WORLDサッカー!はLWGとの判断。
 左サイド際で受けるとGK前に好ボール。中央でドリブルで抜きながらシュートまで行くプレーも。完全に裏抜けてオフサイドないが、コントロールミスするところはあり。それでも前半は、ドリブルやスピードで抜くプレーやチャンスとなるプレーを何度も見せていまいた。
 この大会で若くて、評価の高かったオスカルですが、その後伸び悩んだのかすっかり名前を聞かなくなりました。ネイマール頼りで物足りないセレソンではありましたね。ただ、4年後も残った選手はいて、良いと思わなかったウィリアンが結構活躍したことは意外でした。


■2018/06/21 ネイマール頼りから抜け出したがスロースタートのブラジル

ロシア・ワールドカップ(W杯)グループE第1節 ブラジル 1-1 スイス

 ブラジルは見ようか見まいか非常に迷いました。後でも見れますし、不思議と代表選手ってあんまり好きな選手いないんですよ。Jリーグやリーガ・エスパニョーラなど、リーグレベルではガンガン好きな選手出てくるんですが…。
 で、迷った末に見ることにしてから気づいたんですけど、そういやスロースターターでしたっけ? 決勝トーナメントに照準を合わせているので、いつもそうだったかも。今日も勝てる試合だったのに、気の抜けたプレーでドローにしてしまいました。
 前半得点が入ってから楽勝ムード。特に後半はCKというスイスの最も可能性がありそうなプレーで、場内を含めてゆるい雰囲気だったので危ないぞと思ったらあっさり失点。良くなかったですね。
 ブラジルは前回大会4位でしたが、ネイマールがいないと何もできないといったチームでした。ちょっと頼りすぎでしたね。一方、今大会はコウチーニョ、ガブリエウ・ジェズスというタレントがいるため、ネイマールに偏らなくて良いのでは?と予想していました。
 で、実際、見てみると、それ以前にスロウな感じの出だしに。ネイマールは怪我明けということで、まだ万全ではなさそうでそういう意味でも頼り切りにはなっていませんでした。チームの出来は良くないものの、ここらへんは徐々に良くなっていくことでむしろうまいこといくかもしれません。
 結構弱いチームを応援してボロクソになっている今大会の私の応援チーム。しかし、スイスは好きじゃなくて、ブラジルはチームとしてはまずまず好きということで、ここは普通にブラジルを応援。にも関わらず勝てなかったために、感想書き終えている試合の私の応援チーム戦績は、3勝8敗3分け。 私が応援しなかったら勝ったかもしれませんね。

■2018/06/21 ネイマールはまだまだ ジェズス・コウチーニョもこれからという感じ

ロシア・ワールドカップ(W杯)グループE第1節 ブラジル 1-1 スイス
【ブラジル】コウチーニョ(前20)【スイス】ツバー(後5)

 GK
1 アリソン 6
DF
14 ダニーロ 5.5
2 チアゴ・シウバ 6
3 ミランダ 5.5
 33歳。CKの失点の場面では、ゾーンで守っており特定のマーカーはいませんでしたし、ちょっと押されてもいました。ただ、ゆるい対応だったと言わざるを得ず、今日の戦犯です。その後はきちんとFWに対応するプレーを見せていただけにもったいなかったです。
12 マルセロ 6・5
 30歳。ボールが出てしまいそうなところ、テクニックで残してつないでいったプレーには関心。他のプレーでもやはりうまさを感じます。結構好きですね。ただ、大きな仕事はできませんでした。
MF
5 カゼミーロ 6(60分OUT)
 26歳。今日もよくボールを拾っており良かったですね。ブラジルになくてはならない選手です。それなのに途中で交代してしまったのは、おそらくカードを1枚もらっていたからでしょう。
11 フィリッペ・コウチーニョ 7.5
 26歳。一時ネイマール以上と言われていて見てみたいと思った選手。全然プレースタイルの情報は知らなかったのですけど、171cmと小柄なんですね。ブラジルは高さで難があるかもしれません。
 FW予想もありましたが、中盤で出てきました。切り返しを入れてからパスをしてチャンスを作るプレー。ブラジルらしくテクニックの高い選手のようです。
 さらに前半は、右45度のところでこぼれてきたボールを、やや回転をかけた美しいシュートで右上隅に入れて先制点。得意の角度って言われていたような気がします。
 やはり素晴らしい選手ではあるものの、ネイマールを押しのけてブラジル人最高のMFといった評価からすると物足りなく。彼もこの後パフォーマンスが上がっていくのかもしれません。
15 パウリーニョ 5.5(67分OUT)
 29歳。どちらかと言うと守備を期待されているのではと思ったのですけど、真ん中でうまくフリーで受けてからFWに出してチャンスにするというパスでも良いプレーがありました。今メモしていて思ったのは、このフリーでもらったというのも運動量の多さゆえかもしれませんね。
FW
19 ウィリアン 6
 29歳。右WGで登場。確か前回大会もいましたよね。そのときは物足りなく感じたのですけど、今日はスピードとドリブルを見せていてまずまずでした。
9 ガブリエウ・ジェズス 6(79分OUT)
 21歳。才能ある選手と聞いていて、見たいと思っていた選手。175cmとやはり小柄なんですね。でも、3トップの真ん中で登場。
 彼もやはりブラジル人選手らしく、さすがうまい!というものがありました。ただ、彼もやはりこの試合は爆発せず。徐々にコンディションを上げていくことを期待します。
 後半、うまく体を入れ替えてペナルティエリア内抜けようとしたプレー。抑えられておりPKだと思ったのですけど、ファール取られず。不運なところもありました。
10 ネイマール 6.5
 26歳。5月まで怪我だったそうな。解説ではもう全然問題ないといったものでしたが、私には全然本調子に見えませんでした。ネイマール頼りのチームではないというのもありますけど、すごみを感じず。特に前回大会あった、ぐっといきなり爆発的にスピードが上がるプレーが全然見られませんでした。前半はボールを外に出してしまうようなプレーも。まあ、ブラジルの目標はここじゃないので、徐々に上げていくとちょうど良くなりそうです。
 後半もやはりドリブルが引っかかっていたものの、だんだん良くなってきた感じはありました。ファール狙いのプレー含めてかなりファールをもらっていたというのは、なんだか言ってもドリブルが良いからでしょうね。
交代選手
MF17 フェルナンジーニョ 6(60分IN)
MF8 レナト・アウグスト 5.5(67分IN)
MF20 ロベルト・フィルミーノ ―(79分IN)
(メンバー・採点は、【ブラジル 1-1 スイス|W杯選手採点&寸評】ブラジルは「勝利の方程式」成立せず…MOMはハードマークのスイスMFに! | サッカーダイジェストWebより)



■2018/06/24 90分間は0-0、ロスタイムで2点という珍しいゲームに

ロシア・ワールドカップ(W杯)グループE第2節 ブラジル 2-0 コスタリカ

 コスタリカはブラジルにチャンスを作らせずに速攻。世代交代に失敗したと書きましたけど、コスタリカのカウンター健在といった感じでコスタリカペースでした。
 しかし、後半はブラジルが圧倒。スペースも空いてきてしまい、ここらへんが年齢的な衰えでしょうか。ただ、カウンターは時折出ており、一発やってやろうという感じ。良いゲームになりました。
 逆に言うと、ブラジルは苦しんだわけですけど、やっとのことでゴール。これで重荷が取れてもう1点。2-0 というスコアからはわからない接戦でした。というか、1点目もロスタイムだと2点目入ってから気づいて驚き。90分間は0-0、ロスタイムで2点という記憶にない変わった試合になりました。
 ブラジルはスロースターターだった気がすると書いたのですけど、今日もそんな感じに。ただ、こういう苦しい戦いでチームがうまくまとまっていくと、決勝トーナメント行ってから爆発しそうです。
 ブラジルを応援していたので、応援チーム戦績は、9勝10敗3分け。ほぼ五分ですけど、このブラジルみたいに本気応援ではないチームの勝利が多いので、精神的なダメージとしてはだいぶ負けている感覚です。

■2018/06/24 不調のネイマール、退場になりそうなほどイライラしまくり

ロシア・ワールドカップ(W杯)グループE第2節 ブラジル 2-0 コスタリカ
【ブラジル】コウチーニョ(後46)ネイマール(後52)
GK
1 アリソン 6
 25歳なんですね。GKとしては若いです。カウンターがありつつもシュートまで行くプレーは少なく、見せ場もなかったものの、DF裏をカバーする良いプレーがあったことはメモしていました。
DF
22 ファグネル 5.5
 29歳。RSB。ダニエウ・アウベスが負傷のため、穴だと言われていた右サイドバック。ここを初戦と変えてきました。ファグネルはそもそもダニエウ・アウベスに負傷によってサプライズで本大会メンバー入りを果たした選手なのだそうです。
 で、右サイドバックの争いなのですけど、微妙な感じ。FKの後のカウンター、残っていてしっかり対応するなど守備は問題なかったと思います。ただ、クロスの質は低く、攻撃は苦手なのかもしれないと感じました。
 左とのバランスを考えて彼を起用というのは、普通はありです。ただ、ブラジルは攻撃サッカーを求められますからね。監督は悩みが続きそうです。(2018/06/28追記:ダニーロも怪我だった模様)
2 チアゴ・シウバ 6
 33歳。CB。右サイドバックが 上がったスペースを使われてしまったところ、粘り強く守った良い対応。後半もカウンターになりそうなところ、奪いに行く積極的なディフェンスでボールを取りきっていました。非常に良かったですね。
3 ミランダ 6
 33歳。CB。初戦はまずいプレーがあったものの、今日は問題なく。カウンターに対して好対応する場面も見られました。
12 マルセロ 6
MF
5 カゼミーロ 6.5
15 パウリーニョ 6.5(68分OUT)
 29歳。中盤の右。コウチーニョが攻撃的なので守備を期待されているのでしょうけど、運動量が多く攻撃にも数多く参加してきます。ボールカットして、右からネイマールにややマイナスのボールを後半に。1点ものでしたし、彼の攻守の良さが出たプレーでした。
11 フィリッペ・コウチーニョ 6.5
 26歳。前半はシュートがあったものの、好プレーはあまり。ただ、左の裏のネイマールに出した1点もののパスは彼だったのではないかと思います。
 後半もそれほど良いプレーなかったものの、ロスタイムペナルティーエリア内走っていたところにちょうどこぼれてきて押し込みました。ただ走りは良かったですね。少しスペースがあったのを見逃しませんでしたし、遅れてきたのでフリーになれました。
FW
19 ウィリアン 5.5(46分OUT)
 29歳。ブラジル大会の物足りなかったときの代表の1人で期待していなかったのですけど、初戦は良さが出ました。ただ、今日の前半は全然。スピードが武器なので、スペースがないと生きない選手。ドリブルもうまいものの狭いところを崩し切るというタイプではありません。
9 ガブリエウ・ジェズス 5.5(90+3分OUT)
 21歳。背が低い1トップでもできないことはないのですけど、しっくり行っていない感じ。頻繁にうまく動いているわけでもないですし、今のところ物足りないです。CFもこなせるということですけど、ネイマール2世と言われていますし、少し下げた位置の方が良さそうですね。まあ、同じチームにネイマール本人がいるから難しいんですが…。
 で、前述の通り、背は低いのですけど、今日一番の見せ場は単純なクロスに合わせてポストに当てるという惜しいシュート。これには驚きました。
10 ネイマール 6
 26歳。メッシほどではないものの、やはりまだ本調子ではない感じのネイマール。
 左サイドギリギリのところから斜めに入っていき裏でもらう良い動き。1点ものの場面でしたが、トラップは大きくなり、シュートまでいけません。らしくないですよね。
 ただ、このプレーでややチームに活気。切り返して入れてチャンスを作るプレーも前半にありました。
 なお、最初の良いプレーの前は彼のサイドを狙われていてむしろ弱点になっていました。 マルセロと2人攻撃的なため、このブラジルの左サイドは強みであると同時に弱みでもあります。監督は悩ましいでしょう。
 後半。うまく下がりながらフリーになりますが、これもその後があまり。シュートがほぼ正面と良くなく、反応されます。また、相手のトラップミスを取ったのですけど、今度はシュートがコースに飛ばず。初戦でも書きましたけど、カウンターのときのスピードがまだ本物ではないと感じます。
 カウンターでペナルティーエリア内、ちょっと手を出された程度で倒れてPK判定。ネイマールらしいといえばらしいですけどね。コスタリカはかわいそうだと思ったら、VARでなしになりました。
 この場面ではネイマールにもカードは出ず。しかし、別の場面でイライラしてボールを叩きつけてイエローカード。その後もイライラしていて、私は2枚めもらうんじゃないかと気が気じゃありませんでした。これはゲーム展開もありますけど、彼の調子の悪さもありそうです。26歳になったんですけど、精神的にはまだ幼い感じですね。
 リードしてからやっと余裕が出ました。時間稼ぎしていたときに、両足でボールを挟んで足を折り曲げて持ち上げて、DFの頭の上をこすという遊びのプレーみたいなのが見られました。
 ああ、そうだ、思い出しました。最後余裕も見えたものの、終わってから泣いていました。まだ2試合目なのに…。気持ちが入っているから、それだけうまくいっていないからなど、いろいろ考えられそうでよくわかりませんね。ちょっとナーバスになりすぎているのかもとも思います。特に日本代表戦がそうであるように、テレビの放送では「気持ちを強く」みたいなのを全面に押し出すのですけど、スポーツ心理学的にはそれで良いパフォーマンスが出るという証拠はないようです。 要するに科学的根拠がないんですね。そして、スポーツ心理学的には、むしろ楽しんだ方が良いとのこと。気を緩めすぎてもよくないんでしょうけど、ネイマールなんかは特にもう少し気持ちに余裕があった方が良いプレーができるタイプだと思われます。
交代選手
FW7 ドグラス・コスタ 6(46分IN)
FW20 ロベルト・フィルミーノ 6(68分IN)
MF17 フェルナンジーニョ ―(90+3分IN)
(メンバー・採点は、【ブラジル 2-0 コスタリカ|W杯選手採点】互角の一戦、劇的勝利に導いたコウチーニョをMOMに! | サッカーダイジェストWebより)



■2018/06/28 ミスが多いネイマール、精神的にはまだまだ幼さを感じる

ロシア・ワールドカップ(W杯)グループE最終節 セルビア 0-2 ブラジル
【ブラジル】パウリーニョ(前36)チアゴ・シウバ(後23)
 
 セルビアはブラジル相手に勝たないと いけない試合。ブラジルも余裕はなくベストメンバーを組んできました。ただ、ブラジルは負けたくないという思いが強いようで、前半から最終ラインでパス回しをする場面も。守りを重視しており、やや攻めあぐねるところもありました。が、前半のうちに先制。
 後半、セルビアは押し込む時間帯があったものの、その時間帯に失点して勝負あり。ブラジルは前半からサイドを広くとって、サイドチェンジを多用することで、セルビアの体力を奪っており、2失点目以降はこれも効いて運動量ががくんと落ちてしまいました。
 GK
1 アリソン 5.5
 25歳。ペナルティーエリア外の裏へのボールを素晴らしいカバーで対応。ただ、ニアに相手がいなかったのにクロスを弾いて中央の選手に渡してしまって、自分でピンチを作ってしまう場面はありました。
DF
22 ファグネル 5.5
 29歳。RSB。今日はいいドリブルもあったものの、基本的に守備の良さを感じる選手。攻撃では奪われてしまうところがあるなど、あまり得意に見えません。
2 チアゴ・シウバ 6.5
 33歳。CB。後ろからニアに入ってきてCKでゴール。苦しい時間帯で大きなゴールでした。守備も基本的には良かったのですけど、ミスパスや危ないパスは見られました。
3 ミランダ 6.0
 33歳。CB。良い攻撃やミスパスなどがなく、目立ちませんでしたが、守備を固くやっており、良い意味で目立たなかった感じです。
12 マルセロ -
 30歳。LSB。今大会力を出し切るに至ってないマルセロですけど、途中で自らゲームを止めてもらう場面もあり、途中交代。放送では体調不良と言っていた他、脳震盪の影響では?とのこと。脳震盪の場合は比較的短期で復帰できるでしょうけど、両サイドバックに故障関係が集中していますね。
(→フィリペ・ルイス 5.5)
MF
15 パウリーニョ 6.5
 29歳。チームの中心になれる選手ではないのですけど、攻守に運動量が多い良い選手。その前にもあった長い距離を走って裏を狙うプレーで、ワンタッチでGKの頭の上を浮かせるシュートで先制。
 また、長い距離でのドリブルでクロスを上げる場面もありました。ここですごかったのが、その後また長い距離走って守備に戻っているんですよね。良い選手です。
(→フェルナンジーニョ)
 33歳。途中交代で時間少なかったですけど、裏へのカウンターで右サイドから左への良いパスが出ていました。
5 カゼミロ 6.5
 26歳。いつも良い選手なのですけど、今日は特に良かったですね。ガンガンひっかけていましたし、長身のFWにもポストプレーさせない守備ができていました。さらに今日は攻撃でも右のスペース裏に良いボールを出すところまでありました。
11 コウチーニョ 6.5
 26歳。目立ちっぱなしじゃないのですけど、ポイントポイントで良いプレーしますね。守備レベルが高いせいか、攻撃的な中盤で活躍できない選手が多い中、今大会最高といったプレーをしています。ガンガンやって好調という動きではないので、決勝トーナメントでも調子を維持できるのではないでしょうか。
 今日も長い距離走ったパウリーニョに裏への良いボールを入れてアシスト。 カウンターで中央のネイマールにも右から良いパスを出して、これも1点ものでした。
FW
19 ウィリアン 5.5
 29歳。右WG。今日は抑えられていたものの、右いっぱいに張ってDFを横に間延びさせる役割。これが後半ボディブローのように効いてきました。
 その後半はワンプレー良いものがありました。DF前にいたものの、ニアに早い良いボールを入れています。
9 ガブリエウ・ジェズス 5.5
10 ネイマール 6.0
 26歳。やっぱり今日も今ひとつ。動きでは良いところに行けているものの、キックの精度を欠いていました。
 前半、裏へのチャンスになりそうなボールを出していたものの、ちょっとパスが弱かっため時間がかかり、ビッグチャンスとなりませんでした。
 後半、カウンターでGKのところまで行くもシュートは足元。その後、左で取られずにドリブルしてカウンターのチャンスまで持っていったのは普通に良いプレー。チームが2点取ってから余裕が出てきた感じ。この前も書いたように、精神面での幼さを感じます。
(メンバー・採点は、レーティング:セルビア 0-2 ブラジル《ロシアW杯》【超ワールドサッカー】より)


■2018/07/03 ミスはあるが美しいコンビネーションでゴールしたネイマール

ロシア・ワールドカップ(W杯)ベスト16 ブラジル 2-0 メキシコ
【ブラジル】ネイマール(後6)フィルミノ(後43)

 3戦目は疲労が目立って0-3で負けたというメキシコですけど、ノックアウトステージではやや間があったので回復してきた感じ。前半は引かずに前からの守備でメキシコペース。 守備は崩れておらずスペースがなく、ブラジルはチャンスを作れません。30分すぎからやっとちょっとという形でした。
 ただ、後半は立ち上がりからブラジルペース。そして、その時間帯にすぐ得点。こうなるとメキシコは苦しいですね。ブラジルの良さが出てきて2点目。後半は完全にブラジルのペースという感じで、打つ手がなくなってしまいました。 よく覚えていませんけど、もともとブラジルは前半は良くないという戦いが多かったチームだった気もします。
[GK]
1 アリソン 6.5
[DF]
2 チアゴ・シウバ 7
3 ミランダ 6.5
6 フィリペ・ルイス 6
22 ファグネル 6.5
[MF]
5 カゼミーロ 7
11 コウチーニョ 6.5(86分OUT)
15 パウリーニョ 5.5(80分OUT)
[FW]
9 ガブリエウ・ジェズス 6.5
 10 ネイマール 8
 26歳。LWG。GKに好対応されたものの、ペナルティーエリア内で切り返して左を縦に行き完全にフリーになるところが前半にありました。
 ただ、やっぱり今ひとつかなと。後半、CKで中央を下がってきてうまくフリーになったのは感心したものの、 トラップできずに抜けてしまうというちょっと信じられないプレーがありました。
 もちろん能力が高いので本調子でなくても仕事はします。左から中央へ横のドリブルから、ヒールで同じく中にしぼっていたウィリアンへ。ネイマールがDFを大勢引き連れていたので、左にぽっかりとスペースがあり、ウィリアンがここを縦に行って得意のスピードを披露。そこからそのまま左足で中にボールを入れると、3人飛び込んでゴール。決めてのは、チャンスを作った2人目のネイマールで、ゴール前にまで飛び込んでいました。ブラジルのすごさが出たゴールです。
 また、パスミスからの速攻、左の大きく空いたスペースを使ってスピードを見せ、最後はタイミング外す トーキックでボールを出してフィルミーノのゴールをアシスト。
19 ウィリアン 7.5(90+1分OUT)
 29歳。RWG。美しいコンビネーションからアシストしたプレーは、ネイマールの項目を参照。彼は他に右で仕掛けてからの強烈シュートも見せていました。
[交代出場]
DF13 マルキーニョス - (90+1分IN)
MF17 フェルナンジーニョ -(80分IN)
FW21 ロベルト・フィルミーノ - (86分IN)
(メンバー・採点は、【ブラジル2‐0メキシコ|W杯選手採点&寸評】規律正しかったスター軍団。“王国”のエンジンが温まってきた! | サッカーダイジェストWebより)


■2018/07/07 ドリブルが効いたドグラス・コスタはもっと出場しても良かった

ロシア・ワールドカップ(W杯)準々決勝 ブラジル 1-2 ベルギー
【ブラジル】R・アウグスト(後31)
【ベルギー】OG(前13)デ・ブライネ(前31)

 ベルギーは高さがあるものの、セットプレーの守りが良いわけではなく危うさを感じました。ただ、そのセットプレーは当然ベルギーの武器でもあり、CKから先にベルギーがゴール。
 ベルギーは攻められていたものの、得点前から慎重で落ち着いていて守っていて、なおかつ集中力を持てていました。ベルギーはチームとしてまとまらないのでは?と思ったものの、前回の日本戦で苦しんでまとまれたのか、優勝候補筆頭ということでまとまれたのか、予想外に良いチームになってきました。
 ブラジルは大会を通してだけでなく、確か試合としてもスロースターター。この前のメキシコ戦がそうであったように、前半悪くても後半にギアを上げてくるというのが、過去の代表でも多かった記憶です。ただ、2点のビハインドはさすがにきついですね。
 ただ、後半のベルギーはDFラインの前のスペースでブラジルに簡単に持たせすぎかなと思いました。カウンターを狙いつつも失ってまた攻められる場面もあり、やや苦しく。やはり耐えきれず1点は失いました。それでも1失点で終わらせ、今までになくうまく試合をコントロールできました。
 ブラジルはチッチ監督になって初めての2失点だったみたいですね。気の緩みによる失点もあったので危うさを感じたものの、守備も良いチームと評価されていました。
 あと、前回のベスト4が全チームベスト4に進めなかったというのは、なんと13大会ぶりだそうです。
[GK]
1 アリソン 5.5
[DF]
2 チアゴ・シウバ 5.5
3 ミランダ 6
 33歳。CB。ルカクとマッチアップして、何度も粘り強い良い守備を見えていました。ルカクが悪かったわけではなく、ミランダの守備がすごかったですね。12 マルセロ 6
 30歳。LSB。復帰して戻ってきて、特に後半は攻めっぱなし。ペナルティエリア内で何度も切り返してGK前に低いボールがめちゃくちゃ惜しかったですし、その後の早い低いボールも非常に良かったです。ベルギーは高さがあるということで、狙ってやっていたんでしょう。22 ファグネル 5
 29歳。RSB。攻撃はいまいちと感じていた選手ですけど、ネイマールに1本良いクロス入れていてびっくり。特別悪かったわけではないものの、今日は守備で苦戦。逆サイドに比べてこちらのアザールには手を焼いていました。[MF]
11 コウチーニョ 6.5
 26歳。ショートコーナーで3VS2になり空いて、巻いて右隅を狙う素晴らしいシュートを見せたものの、GKが好反応。
 後半、 裏へのふわっと上げるボールで、レナト・アウグストへ。ヘディングが右隅に決まり、1点返します。
 この形で決めているという長い距離の走りでもらったボールをダイレクトシュート。これだけ走るってのがえらいです。ただ、珍しくかなりのキックミスでした。
 常に目立っているわけではなく、消えている時間もあるものの、ポイントで素晴らしいプレーを見せる選手。ブラジルの攻撃陣ではネイマール以上で、今大会最高の働きをしていました。
15 パウリーニョ 5(73分OUT)
17 フェルナンジーニョ 4.5
 33歳。DH。出場停止の カゼミロの代役ですが、彼もマンチェスター・シティで活躍している選手。ただ、不運なオウンゴールをしてしまうなどで、苦戦。カゼミーロがいれば…と言われてしまうような試合になってしまいました。
[FW]
9 ガブリエウ・ジェズス 4.5(58分OUT)
 21歳。細かいところを粘ってチャンスになりそうなプレー。マークを外してヘディングシュートまで持っていくプレーも。175cmですけど、こういうところでヘディングも良いって言われるんですかね?ただ、決めてほしかったとは、メディアで言われていました。
 後半も狭いところを股抜きして、さらにという狙いのプレーを見せていました。 そこまで悪かったとは思いません。
 ただ、大会を通して、やはりCFはどうなのかなぁ?という感じでした。CFをこなせるという評価だったものの、良さが出きっているとは思えませんでした。
10 ネイマール 5
 26歳。LWG。前半CKでニアへのボール、すらしてチャンスに。相手が前にいたのに、深いところまで行ってすっと低いボール入れるプレー。クロスあげるぞー!という感じじゃないので、タイミング外されますね。
 後半はやはり得意のドリブルにベルギーが苦労。最後はほぼ真ん中ではあるものの、落とすシュートが良かったです。ただ、GKに反応されました。
 今大会、十分怖さは見せていたのですけど、世界最高の選手としては、物足りない内容。やはり本調子ではなかったんでしょうね。
19 ウィリアン 5(46分OUT)
 29歳。RWG。以前も書いたように、物足りないと感じた4年前よりすごく良くなっていました。ただ、これもまた以前も書いたように、ドリブルが得意とはいえ、スペースがないと生きない選手。ドリブラーというよりは、スピード勝負するタイプなので、スペースがない前半は全然。45分で交代。このドリブルの違いは、その後出てきたドグラス・コスタを見るとよくわかります。
[交代出場]
FW20 ロベルト・フィルミーノ 5.5(46分IN)
FW7 ドグラス・コスタ 6.5(58分IN)
 27歳。RSHかな? ドリブルが効きまくっていました。そのドリブルで引きつけて、中や左へのボールを入れていて、後半最も怖さを見せていた選手。
 長いドリブルが得意な感じで、2人、3人いても抜こうというプレーを見せていました。出場時間が短かったのがもったいない非常に良い選手ですね。
MF8 レナト・アウグスト 6(73分IN)
(メンバー・採点は、【ブラジル1-2ベルギー|W杯採点・寸評】 王国相手に「ため息が漏れるほど美しいミドル」を決めたデ・ブルイネがMOMに! | サッカーダイジェストWebより)

2024年3月5日火曜日

グバルディオル…クロアチアにすごい若手DFが登場する!

■2023/01/24 クロアチア好きな選手ベスト11 豪華攻撃陣よりCBのグバルディオル!
■2022/11/28 グバルディオル…クロアチアにすごい若手DFが登場する!
■2022/12/02 悪いプレーもあったが、DFのグバルディオルが攻守で良いプレー
■2018/10/20 クロアチアW杯準優勝はやはりまぐれ?ネーションズリーグで最下位に
■2022/06/19 クロアチアがリベンジ成功、フランスはグループリーグ敗退の弱さ…
■2018/06/21 レアル・マドリーのモドリッチとバルサのラキティッチが並ぶ豪華な布陣
■2018/06/27 代表控えを拒否したミランのカリニッチ、大会から追放される
■2018/06/27 伸び悩むコバチッチ、代表でもレアル・マドリーでも主役になれず
■2018/07/02 攻守にバランスが取れてスキがないクロアチア、意外な大苦戦
■2018/07/08 スター選手らしからぬモドリッチの好守への貢献度がすごい
■2018/07/12 2試合連続延長120分のクロアチアがまた延長戦…でも勝利
■2018/07/16 決勝戦で戦うレベルではなかったクロアチア、相手が楽だっただけ



■2023/01/24 クロアチア好きな選手ベスト11 豪華攻撃陣よりCBのグバルディオル!

 旧ユーゴスラビアでは、セルビアが好きなのにクロアチアはなぜか好きじゃない国。強いと思わなかったのにベスト4の活躍で裏切られてなんとなく好きじゃなくなってしまいました。クロアチアはその後も強くなさそうなのに上位…ということが多い不思議な国ですね。
 好きじゃないので、好きな選手ベスト11も難しいですが、一応選びます。2022年になって出てきた若手CBのグバルディオルが一番好きですね。初めてクロアチアで好きになった…という感じの選手です。

     マンジュキッチ

ペリシッチ レビッチ クラマリッチ

  ラキティッチ モドリッチ

ソサ           ヴィーダ

  グバルディオル ロヴレン

      リバコビッチ

GK 1    ドミニク・リバコビッチ 27歳(2022年ワールドカップ)  1995/1/5 188cm
 2試合しか見ていませんが、3人メモがあるクロアチアのGKでは一番悪いところがない一方で、良いところもあったプレー。2018年大会のスバシッチはPK戦で大活躍するなど良いプレーがあり評価が高いと思うのですが、私にはあまり良くないプレーもかなり目についたので評価を下げますし、好きにもなれません。

CB グバルディオル(ヨシュコ(ヨスコ)・グヴァルディオール) 6 20歳(2022年ワールドカップ)  2002/1/23 185cm
 攻撃参加が好きなのかよく上がる選手。チャンスになったり、ファールもらったりで、そうじゃなくても怖さ感じさせるプレーする。ミスがないわけではないが、守備でもすごく良く見えた選手。世代交代がうまくいっていない感じがあるクロアチアだが、ここはすごい若い選手が出てきたな…というところ。

CB ロヴレン(デヤン・ロブレン) 1 歳(2022年ワールドカップ) 1989/7/5 188cm
 2018年は良いプレーが多かった一方で、ミスもちょくちょく目立っていた選手。2022年の方が安定感を感じました。単に2試合しか見なかったせい…というオチかもしれませんけど…。

CB、RSB ドマゴイ・ヴィーダ(ヴィダ) 3 29歳(2018年ワールドカップ) 1989/4/29 184cm
 CBの相棒だったロブレンも良いプレーがあったのですが、ミスも結構あった選手。そのロブレンよりは安定していて印象が良かったのがヴィーダ。けが人のためにRSBに回ったときもあったが、もともとRSBはできたみたい。他のRSBの印象が悪すぎたのでうちではRSBで。

LSB ソサ(ボルナ・ソサ) 2 24歳(2022年ワールドカップ)  1998/1/21 186cm 
 思わず声出た左からニアに走らせる良いボール。ミスっぽいクロスもちょこちょこあったが、いいキック持っているサイドバック。

CH イバン・ラキティッチ 2 30歳(2018年ワールドカップ)  1988/3/10 184cm

CH、OH、インサイドハーフ ルカ・モドリッチ 3 32歳(2018年ワールドカップ) 1985/9/9 172cm

LSH イバン・ペリシッチ 29歳(2018年ワールドカップ) 1989/2/2 186cm
 怖さのある選手。2022年も良いプレーしていました。

RSH アンテ・レビッチ 1 24歳(2018年ワールドカップ) 1993/9/21 185cm

RSH,RWG アンドレイ・クラマリッチ 1 31歳(2022年ワールドカップ) 1991/6/19 180cm
 2018年も見ましたが、2022年の方が良い印象。

CF マンジュキッチ 1 32歳(2018年ワールドカップ) 1986/5/21 190cm



■2022/11/28 グバルディオル…クロアチアにすごい若手DFが登場する!

クロアチア 4-1 カナダ

 カナダが早々に先制。これがワールドカップ初ゴール。カナダはアメリカと似た感じで若くてプレスが良い。ただ、低いところでちょこちょこマークが空いたり、緩かったり、クリアが半端だったりというのが最初から気になっていたが、クロアチアが押し込む時間帯にフリーにしてしまい失点。
 後半最初からカナダは初戦で使った3バックに戻して、3-5-2かな、変えてきた感じに見える。ただ、その流れで決められずに前がかりになり次々と失点。
 カナダは前半から気になっていたが、後半は前半以上にマーク外すところが顕著に。前で失うプレーも多い。後半は攻守にミスが多く、足が止まり気味。アメリカと似たものを感じ、若さも同じだがアメリカほどは走れない。
 カナダを応援していたので、応援チームは4勝4敗6引き分けで五分になってしまった。

4-3-3

GK 1    D.リバコビッチ

CB 20    ヨシュコ・グバルディオル 20歳
 後半持ち上がっていってファールもらう。守備もすごく良い。クロアチア、世代交代がうまくいっていない感じがあるが、ここはすごい若い選手が出てきたな…という。この試合見ると、ベスト11候補レベル。

CB 6    D.ロヴレン
 終盤スルーパスに良い対応。それ以外でも悪くなかった。安定感。

LSB 19    B.ソサ
 前半から悪くなかったが、後半最初、左からニアに走らせる良いボール、思わず声出た。いいキック持っているサイドバック。

RSB 22    J.ユラノビッチ
 立ち上がり後ろから入ってきた選手見れずに失点。ハイボールの処理、キックすかしてピンチになりかけ。後半は、サイドチェンジ、読む良い守備があった。ただ、守備は正直不安があるなという選手で攻撃の方が良さ感じた。
 チャンスになりそうなところ。長いドリブルで中に入っていき、失いかけるが触れてラストパスでアシスト。DF多数引き付けていたのが効いた。ロングスローも見せていた。

CH 11    M.ブロゾビッチ

Lインサイドハーフ 8    M.コバチッチ 28歳
 マーク甘かったところドリブルで攻め上がりパスしてチャンスまで。斜めに走って中央でフリーで受けてパスでチャンスに。全体に良かった。

(7    マイェル)
 後半アディショナルタイム、2対1になってきっちり決める。

Rインサイドハーフ 10    L.モドリッチ
 下がっていって、ゲームを作る動き。相変わらず自由に動いているし、嫌なところに顔を出してくる。後半9分、3点目かといういいサイドからのパス、フリーの選手に入れる。右に出て低いまた1点かという低いボール。相変わらず良い選手。

(15    M.パシャリッチ)

LWG 4    I.ペリシッチ   
 フリーの選手に通してアシスト。ロングスローもあった。怖さあって良い選手。

(18    M.オルシッチ)
 後半アディショナルタイム、相手のミスで2対1でGKひきつけてパスしてアシスト。

RWG 9    アンドレイ・クラマリッチ 31歳
 だいぶ前でオフサイドディレイだったが、切り返しながら最後力を抜いて強くなくてコース狙う良い幻のゴール。次は左、繰り返しの攻撃の中でフリーになり今度こそゴール。後半今日2点目というところだったが、少しコース甘くなりGK触られる。フリーになって切り返してチーム3点目も決めて終始良かった。

(13    N.ブラシッチ)

CF 14    M.リバヤ
 中央で動き直してマーク外して惜しいプレー。その後、早い低いミドルシュートで逆転ゴールを決める。

(16    B.ペトコヴィッチ)



■2022/12/02 悪いプレーもあったが、DFのグバルディオルが攻守で良いプレー

クロアチア 0-0 ベルギー

 クロアチアが前からプレス、うまいはずのベルギーがつながらずクロアチアペース。ベルギーFWいないやり方だがどうも裏目。ロベルト・マルティネス監督は策略家でこういった采配がズバリと当たることもあるのだけど、こうやって自滅することもしばしば。
 FWタイプがいないためにポストデキない。前線での動きもないので、パスの出しどころがない。おまけに今日はエデン・アザールも出さなかったので、ドリブルのし掛けもない。ドリブルで仕掛けるプレーもクロアチアばかり。ドリブルにもある程度スペースが必要で守りが良いというのもあるが、抜いたりひきつけたりで数的優位を作るために必要なプレー。ベルギーはこれがなく、動きもないので、パスで足元というプレーばかりで怖さなかった。チャンスになるのはカウンターだけという形。前半の終わりからやっとポツポツとチャンス作れるように。
 後半ルカク入って良いスタートに。前がかりになった分、クロアチアもチャンスできるし、押し込む時間帯もあった。終盤は勝たないとグループリーグ敗退で、後がないベルギーが必死で攻めてチャンス多数。クロアチアが余裕ある守りではなく良くはなかったのだが、決定機をベルギーがことごとく逃す。チームを変えたルカクでルカクのところにチャンスが集中するが、怪我明けで試合感の問題なのかことごとく決められなかった。
 アディショナルタイム4分台なのに3分58秒という変な終わり方。ベルギーの選手は文句言っていなかったが、不自然だった。
 ベルギー応援していて、応援チームは5勝7敗8引き分け。ベルギー今大会は高齢化できついと思っていたとは言え、グループリーグ敗退でショック。

4-3-3

GK 1    ドミニク・リバコビッチ 27歳
 危ないところ距離詰めて体に当てる良いプレー。

CB 20    J.グバルディオル
 後半最初上がってきて、そのことでフリーになった選手にパス入れてチャンス。その後も攻撃参加何回かあった。チャンスの予感あって怖い。
 守備でも粘り強いところ。ただ、ゴールラインに出そうとしたクリアがGKに飛んでしまうところはヒヤリ。半端なプレーでCKにしてしまうところもあった。顔にプロテクトつけており、それもあるかもしれないが悪いプレーだった。
 一方で、1点というところギリギリ先に触る良い守備も。悪いところもあったが、前の試合に続きレベルの高さは感じられるプレーヤー。

CB 6    D.ロヴレン

LSB 19    B.ソサ
 クロスが持ち味だが良い仕掛けも見せていた。良いクロスあげられる選手だが、ミスっぽいクロスもちょこちょこ。

RSB 22    J.ユラノビッチ
 長く走ってきてボールもらって良い低いボール中に。

CH 11    M.ブロゾビッチ
Lインサイドハーフ 8    M.コバチッチ
(7    マイェル)

Rインサイドハーフ 10    L.モドリッチ
 ふわっとしたボール、FKでGK前に良いボール、PKにつながる。後半後ろからスーッと入ってきてシュートまで。こういうのは本当うまい。今日も怖さあった。

LWG 4    I.ペリシッチ
 カウンターのピンチ見て、全速力で戻って素晴らしい守備。

RWG 9    A.クラマリッチ
(15    M.パシャリッチ)
FW 14    M.リバヤ
(16    B.ペトコヴィッチ)



■2018/10/20 クロアチアW杯準優勝はやはりまぐれ?ネーションズリーグで最下位に

 「決勝戦で戦うレベルではなかったクロアチア、相手が楽だっただけ」とキツいことを書いたのですけど、実際、その後も大苦戦しているクロアチア。
 現在開催されているUEFAネーションズリーグのLeagueA Group4で現在1分1敗の最下位。スペインに6点を取られ、2試合で無得点6失点と守備もボロボロです。

 また、世界ランク110位という信じられないほど実力差のあるヨルダンとの親善試合でも、モドリッチやラキティッチら主力を温存したとはいえ、2-1と苦戦。今のところ良いところなしとなっていました。
(W杯準優勝国クロアチアが勝てない、点が入らない。ヨルダン相手にも苦戦   フットボールチャンネル | スポーツ | 2018年10月18日 より)
 https://pex.jp/point_news/9e913eaef4eb0b77ea42a6c7f97cae8e


■2022/06/19 クロアチアがリベンジ成功、フランスはグループリーグ敗退の弱さ…

 最近は、上記の「決勝戦で戦うレベルではなかったクロアチア、相手が楽だっただけ」「クロアチアW杯準優勝はやはりまぐれ?ネーションズリーグで最下位に」から一変し、クロアチアが強くなり、フランスが弱くなる…という正反対な感じになっていました。

・フランス代表がネーションズリーグGL敗退!!「W杯のリベンジ」に成功したクロアチア代表ルカ・モドリッチの「決勝ゴール」(22/6/14(火) 11:57配信)
<UNLリーグA・グループ1第4節、フランス代表対クロアチア代表が現地時間6月13日に行われた。ロシアW杯決勝と同カードとなった一戦は、クロアチアが1-0の勝利を収めて4年前のリベンジを成功させた>
<PKをルカ・モドリッチが決めて、クロアチアが先制に成功した。その後、守備網を形成し引いて守るクロアチアをフランスは攻略できず。結局試合は1-0のまま終了。フランスは0-1の敗戦を喫し、UNLグループリーグ敗退。フランスはこのままリーグ最下位となれば、来季リーグBに降格することになる>
https://news.yahoo.co.jp/articles/272b01297923aa39ecdc076624df953a1bac0ca0




■2018/06/21 レアル・マドリーのモドリッチとバルサのラキティッチが並ぶ豪華な布陣

ロシア・ワールドカップ(W杯)グループD第1節 クロアチア 2-0 ナイジェリア
【クロアチア】OG(前32)モドリッチ(後26[PK])

 テクニックある選手がそろっていて、本来好きなタイプのクロアチア。ただ、日韓ワールドカップかな?不振という予想が大外れで3位になったため、なんとなく応援しないチームに。
 なお、ゲームの方は、感想が遅れてしまい全然覚えていません。 とりあえず、2人並んだレアル・マドリーのモドリッチとバルサのラキティッチはさすがという感じで、この位置では今大会最高の2人だと思って見ていたのは覚えています。
GK
23 ダニエル・スバシッチ 6
DF
2 シメ・ヴルサリコ 6
 26歳。右の深いところまで何度も上がっていました。運動量が多かった感じですね。
3 イバン・ストゥリニッチ 5.5
6 デヤン・ロブレン 6.5
21 トマゴイ・ヴィーダ 6.5
MF
4 イバン・ペリシッチ 5.5
7 イバン・ラキティッチ 7
 30歳。バルサのラキティッチとの豪華な2枚のCM。相手のクリアボールをダイレクトで左のフリーの選手に入れてチャンスになるプレー。また、他にもカウンターで良いスルーパスを入れていてさすがという感じでした。
9 アンドレイ・クラマリッチ 6.5(60分OUT)
10 ルカ・モドリッチ 8
 32歳。代表ではCMでプレー。レアル・マドリーのラキティッチとの豪華な2枚です。
 ニアを狙ったCKからオウンゴールに繋がり先制。さらにPKでも低い速いボールを蹴ってきっちり決めます。また、流れの中でもやはり良いボールを入れていました。さすがというプレーです。
18 アンテ・レビッチ 7(78分OUT)
FW
17 マリオ・マンジュキッチ 7(86分OUT)
交代選手
MF11 マルセロ・ブロゾビッチ 5.5(60分IN)
MF8 マテオ・コバチッチ -(78分IN)
FW20 マルコ・ピアツァ -(86分IN)
(メンバー・採点は、【クロアチア2-0ナイジェリア|W杯選手採点】攻守に異次元のプレーを見せたモドリッチがMOM | サッカーダイジェストWebより)




■2018/06/27 代表控えを拒否したミランのカリニッチ、大会から追放される
ロシア・ワールドカップ(W杯)グループD最終節  アイスランド 1-2 クロアチア

 クロアチアのズラトコ・ダリッチ監督は2018年6月18日に、FWニコラ・カリニッチ(ミラン)を強制帰国させたのだそう。第1節のナイジェリア戦、リニッチを途中出場させようと指示したところ「背中が痛い」と拒否。オフィシャルとしては、 この背中の痛みが理由です。
 ただ、同選手は大会前の親善試合や練習でも同様にサブの役回りを拒否していたといいます。なので、わがままを言う選手を追放したものだと見られています。
 (クロアチア代表に衝撃…監督がFWカリニッチを追放、出場拒否が原因か | サッカーキングより)

 このクロアチアですが、今回はなんと9人も選手を入れ替えたそうな。それでもやはりクロアチアがキープする展開。しかし、アイスランドはもともと攻めてくれた方が良いチームで、良いところもむしろアイスランドという前半。
 後半はクロアチア選手に動きが出てきて良くなり先制。後がなくなった勝利が必須のアイスランドですが、追いついてなおもチャンスがあるというところ。ただ、無理してる分守備でも危ないところが増えていました。そこから失点。最後まで諦めなかったものの、ここまででした。

■2018/06/27 伸び悩むコバチッチ、代表でもレアル・マドリーでも主役になれず

ロシア・ワールドカップ(W杯)グループD最終節  アイスランド 1-2 クロアチア
【アイスランド】シグルドソン(後31[PK])
【クロアチア】バデリ(後8)ペリシッチ(後45)
GK
12 ロヴレ・カリニッチ 6.5
 28歳。コース甘いが良いセーブが前半に。全体に悪くありません。後半、ロングスローで出て触れないという痛いプレーがあったものの、その後のシュートはよく触ってCKに逃れました。自分のミスからですので、評価は半々といったところ。
 DF
13 イェドバイ 5.0
 22歳。RSB。若い選手なのでちょっと期待したのですけど、トラップミスが何度かあるなどイマイチでした。
5 チョルルカ 6.0
15 チャレタ=ツァル 5.5
22 ピバリッチ 5.5
 29歳。LSB。シュートっぽい低いボール、攻撃の選手が触ってもというものでした。それ以外にも バデリへのアシストも彼だったみたいですね。
MF
10 モドリッチ 5.5
(→ブラダリッチ 5.5)
19 バデリ 7.0
 29歳。CHの1枚という紹介。DFの詰め方がちょっと甘いところシュートして、DFのにあたりバーという惜しいプレー。その後、こぼれを叩きつける素晴らしいシュートでゴール。20 ピアツァ 5.0
(→ロブレン 4.5)
 28歳。CBに入って3枚にしたものの、これが失敗。一度危ないところがあった後で、ペナルティーエリアで明らかに手を出してしまいPKで失点。本来ならレギュラーの選手なんでしょうが、ちょっと怪しくなってきました。
8 コバチッチ 5.5
 24歳。トップ下。都並さんは張り切っていると言っていたものの、大きな仕事はできず。将来を嘱望されている選手のようですけど、レアル・マドリーでも代表でも伸び悩んでいるっぽいですね。
(→ラキティッチ 5.5)
4 ペリシッチ 6.0
 相手のミスから奪ってからのボールをもらって、ほぼ正面ではあったものの、ゴールにまで結びつけました。FW
9 クラマリッチ 5.0
(メンバーと採点は、レーティング:アイスランド 1-2 クロアチア《ロシアW杯》【超ワールドサッカー】より)



■2018/07/02 攻守にバランスが取れてスキがないクロアチア、意外な大苦戦

 ロシア・ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦 クロアチア 1-1 デンマーク
【クロアチア】マンジュキッチ(前4)【デンマーク】マティアス・ヨルゲンセン(前1)

 デンマークは伝統の堅守速攻。一方のクロアチアも守備がしっかりしたチームですけど、地力で勝り、守らなくてはいけないチームではありません。なので、クロアチアが支配して、デンマークがカウンターという大部分は予想通りの展開に。
 ただ、予想外だったのが1分になる前にデンマークが先制したこと。これでデンマークが守備に入るかと思ったら、クロアチアがすぐに追いついたと最初から試合が動きました。これ以降は圧倒的に支配するクロアチアが攻めあぐねて、デンマークのカウンターの方に可能性を感じるというデンマークペースでした。
 今大会の優勝候補は 実は強くない国と、確かに強いけど守備や年齢で不安がある国に分かれている感じ。クロアチアは戦前優勝候補とは言われず、超豪華とは言えないものの、その次のクラスの豪華なメンバーです。なおかつ守備がきっちり出来てチームーとしてのまとまりがあり、攻守のバランスの取れたチーム。優勝まであり得ると思っていたので、この苦戦は意外でした。延長戦のPKを止めて流れはむしろデンマークでしたしね。
 あと、クロアチアはメンバーを温存して中10日くらい。むしろ元気だったはずなのですけど、休めていないデンマークに勝ったという感じがなく、中の動きも足りなかったですね。デンマークのロングボールが気になるのか、間延びして距離感が遠く、コンパクトにパス回しができなくなってしまったといった指摘もされていました。
GK
23 ダニエル・スバシッチ 7.5
 33歳。立ち上がり混戦からの失点はムリとまでは言えないものの、致し方ないところ。それ以外だと前半は低いシュートをよく止めるプレーがありました。
 一方、繰り返し出されるロングスローで味方を助けるプレーがなかったのは違和感。また、ミスキックも見られました。
 とはいえ、PK戦では大活躍。触ってポスト、タイミングが合ったもの、中央を足で…となんと3本も止めて、勝利の立役者となりました。
 DF
2 シメ・ヴルサリコ 6.5
6 デヤン・ロブレン 6
21 ドマゴイ・ヴィーダ 6
3 イバン・ストゥリニッチ 6.5(81分OUT)
 MF
7 イバン・ラキティッチ 6
11 マルセロ・ブロゾビッチ 5(71分OUT)
18 アンテ・レビッチ 5.5
 24歳。RSH。前半の早い時間帯に、良いプレーが連続して。右でドリブル、2人を引きつけて間を通して、中へ入ってきたRSBにパス。この流れから同点ゴールが生まれました。さらにファールをもらって良い位置でFKも得ていました。
 ところが、この後チームといっしょに大部分消えることに。延長戦に入り、カウンターで高いDFがラインの裏、GKまで抜いたところで後ろからスライディングされてPKを得ています。
10 ルカ・モドリッチ 5.5
 32歳。今日は今までより前めの位置っぽいですね。ラキティッチと並ばずに自由に動いていました。ただ、チームが悪いこともあって、良いプレーは散発的でした。
 前半は入るかと思った良いFKを蹴っていたものの、ヘディングがしっかりできず。後半は左からのCKで良いボールがありました。しかし、流れの中では決定機を作れず。
 延長戦に入り、高い高いDFがラインの裏へのスルーパスからPKにまで繋がり、やっと流れの中で良い仕事。しかし、このPKでタイミングがGKとピタリと合ってしまい、決められないという大きな失態を。PK戦は2回目だから大丈夫だろうと思って、そのとおり決めましたけど、全体としては良いとは言えない感じとなりました。ベスト11候補だったのですけど、これで迷いますわ。
4 イバン・ペリシッチ 5.5(97分OUT)
 FW
17 マリオ・マンジュキッチ 5.5(108分OUT)
 32歳。クリアがDFに当たってちょうどこぼれてきたボールを左隅にシュートで同点ゴール。浮かさずに蹴ることができたのが良かったです。ただ、このワンプレーのみといった感じで、デンマークにうまく守られてしまいました。
 交代選手
MF8 マテオ・コバチッチ 6(71分IN)
 DF22 ヨシプ・ピバリッチ 6(81分IN)
 FW9 アンドレイ・クラマリッチ 6(97分IN)
 MF19 ミラン・バデリ ―(108分IN)
(メンバーと採点は、【クロアチア 1(3PK2)1 デンマーク|W杯選手採点】明暗は分かれたが、PKで好守連発の両守護神に最高評価! | サッカーダイジェストWebより)


■2018/07/08 スター選手らしからぬモドリッチの好守への貢献度がすごい

ロシア・ワールドカップ(W杯)準々決勝 ロシア 2-2(PK3-4) クロアチア
【ロシア】チェリシェフ(前31)マリオ・フェルナンデス(延後10)
【クロアチア】クラマリッチ(前39)ヴィダ(延前11)

 スペイン戦、ロシアは引いてスペースを埋めて徹底的に守りました。これで大金星を上げられたのでそのまま来るかと思ったら、フォーメーションを変えて4バックに。さらに立ち上がりからプレスを上げて押し気味という全然違うやり方。どうかなぁ?と感じました。
 やはりボール扱いで差があるために、すぐにクロアチアペースに。それでも中盤は拾えており、その形でロシアが先制。とはいえ、このやり方は守備のリスクが上がるということもあり、空いてしまったスペースを使われて失点。
 後半もクロアチアが押しつつ、ロシアもチャンスを作れていましたが決着つかず。延長では先にクロアチアに入れられてしまったものの、クロアチアは怪我人のため守備で交代カードを使い切ってしまった上にさらに疲れや怪我気味なところが目立っており、今なら行けると思って見ていると同点。ロシアに流れが来ていたと思ったのですけど、PK戦で敗れました。
4-2-3-1
 GK
23 ダニエル・スバシッチ 7
 33歳。後半の終わり頃足を痛める動きをしていたものの、そのまま。プレーぶりを見ていると確かに問題なさそうでした。だた、足を気にしていたんですよね。こういうとき怪我を押して頑張った!と褒めちゃうことが多いです。でも、良くないですよ、それはブラック企業思考です。ちゃんと交代した方がプロフェッショナルだと思うのですが…。
 足を痛めた後、サイドからのクロスによく触るプレー。PK戦ではいきなり止めました。さらに、ゆっくり GKを見て蹴ったようなシュートがなぜかGKのところに来てもう1本。大活躍ではありました。
2 シメ・ヴルサリコ 6.5(97分OUT)
 26歳。RSB。ちょっと危ないバックパスがあったのが気になりました。その後、怪我してしまい、延長最後のカードを守備選手の交代で使ってしまうことに。
3 イバン・ストゥリニッチ 6(74分OUT)
 30歳。LSB。ゴロビンのカウンターですっと先に体を入れて良い対応。他にも良い守備が見られて守備いいなと思っていたら、後ろからのファールや引っ張るプレーをやってイエローカードも。
6 デヤン・ロブレン 7
 29歳。CB。 延長でパスミスでピンチ。またペナルティエリア内での危ないプレーもありましたが、PKは取られず。
21 ドマゴイ・ヴィーダ 7
  29歳。CBで。ヴィダとも。延長は、けが人のためにRSBに回りました。もともとRSBはできたみたいですね。
 そのRSBに入ってからのCKで、彼のヘディングが抜けていって、あれ?という感じでゴール。コースに人はいたので触る可能性もあったのですが、みんな見送ってそのまま入りました。
MF
4 イバン・ペリシッチ 5.5(63分OUT)
 29歳。LSH。ドリブルからの良いサイドチェンジあり。中央右のところまで入って、ニアで後ろにすらすボールも。
 その後だいぶ目立たない時間帯が続いたものの、後半ビッグチャンス。ゴール前のこぼれ球からのシュートが、入った!と思いました。ペリシッチも喜んでいたのですけど、左のポストに当たったボールはなんと跳ね返って反対サイドまで飛んでいきました。おまけにスローインにすらならず、変化してゴールラインを割ってしまいました。抗議もしておらず、ゴールっぽさは全然なかったようで選手は呆然。 もうこれは偶然レベルでした。
7 イバン・ラキティッチ 6.5
 30歳。DH。モドリッチとの豪華なコンビ…のはずが、今日は低調。DH2枚の時間帯はむしろ彼が前だったものの、ミスパスするなど冴えず。直接FKもだいぶ浮いていました。
9 アンドレイ・クラマリッチ 6.5(88分OUT)
 27歳。OH。あんまり良いと思わなかったのですけど、ゴールは決めました。DFはいたものの、 人は見ていないというところで、中央でヘディングシュートして同点。
10 ルカ・モドリッチ 8.5
 32歳。OHで出た試合もあったものの、チームがイマイチだったためか再びDHからスタート。ラキティッチの方が前目なくらいで、すごく低い位置でした。ボールはよく触れており、良いプレーもできていましたし、守備面でも効いていたんですけどね。
 後半、立て続けに良いところで奪う素晴らしい守備。ボールを拾いまくっています。そんなに高い位置ではないものの、LSBを使うボールの流れからチャンスになるところも。後半はだんだん高い位置でもプレーできるようになり、システム変更ではっきり前へ。やはり前でフリーになる方が怖いですね。ショートコーナーを抜け目なく狙うところも。
 延長になっても、ゴールキックになりそうなボールにすごい走りを見せて追いついてスローインどころかマイボールにしてしまうプレー。チーム一番のスター選手がこれだけやったら、周りも頑張りますわ。そういう意味での貢献度も大きいですね。運動量がすごくて、今大会は気持ちが入った頭の下がるプレーを続けています。延長でのアシストも彼のCKだった模様。
18 アンテ・レビッチ 6
 24歳。RSH。低いボールを入れて何度か入れて、チャンスにもなっていました。セットプレーの後のプレーでは、左からドリブルで抜いていきファールをもらっています。
FW
17 マリオ・マンジュキッチ 6.5
 32歳。カウンター、サイドでフリーに。誰もついていないのは良くないと思ったものの、誰も間に合いそうになかった感じでこれは仕方ないですね。で、ここから中央でフリーだったクラマリッチに合わせてアシスト。
交代選手
MF11 マルセロ・ブロゾビッチ 7(63分IN)
DF22 ヨシプ・ピバリッチ 6(74分IN)
MF8 マテオ・コバチッチ 5.5(88分IN)
DF5 ヴェドラン・チョルルカ 6(97分IN)
(メンバー、採点は、【ロシア2-2(PK3-4)クロアチア|W杯選手採点】大会屈指の好ゲーム、MOMは120分間「質と量」を維持しつづけたモドリッチに! | サッカーダイジェストWebより)



■2018/07/12 2試合連続延長120分のクロアチアがまた延長戦…でも勝利

ロシア・ワールドカップ(W杯)準決勝 クロアチア 2-1 イングランド
【クロアチア】ペリシッチ(後23)マンジュキッチ(延後4)
【イングランド】トリッピアー(前5)

 選手のレベルを見るとクロアチアだと私は思ったのですけど、イングランドが優勢と報じられていたみたいです。120分の試合が連続していたということもあるみたいですけど、意外に。そのクロアチアが先に失点して、前がかりに。イングランドがカウンターを狙うという展開でした。クロアチアは攻めているものの、前半はチャンスは少なめです。
 ただ、ビハインドの展開で同点にしてPK戦で勝ち上がってきたクロアチアは、ある意味慣れています。一方、若いチームでビハインドの経験なくてそこが試金石と書いてきたイングランドですけど、ひょっとしたら追いつかれた経験もなかったかもしれませんね。同点の時点で、多少バタバタしたところが見られました。やはり「若い」というチームですね。延長では、さすがに監督が切り替えてきましたけど。
 疲労が心配されたクロアチアは、延長で怪我での交代がやっと初という意外な展開に。そして、クロアチアが先にゴールして逆転。イングランドはこれでガクッとは来ませんでしたが、 早め早めの交代が裏目に出て、怪我で10人になるという苦しい展開に。流れの中ではやや攻撃に物足りなさがあるのは今までと同じで、これは1人減ったせいだけではないでしょう。ただ、このチームはセットプレーに偏って強いですからね。これなら10人でもチャンスがあり、可能性は最後まで感じさせました。しかし、決めきれずに敗れています。
 ここまでずっとクロアチアじゃないチームを応援。この試合もイングランドのつもりでしたが、あんまりイングランドも好きじゃありません。見ている内にクロアチアを応援する気分に。これで応援チームは、20勝19敗6分け(1試合応援なし)となりました。
4-1-4-1
 GK
23 スバシッチ 6.0
 33歳。立ち上がりいきなり良い位置でのトリッピアーのFK。ほぼ中央で壁も作りづらいところだったのですけど、GKは右を切りました。しかし、そちらの壁を越されたために、コースは甘かったものの、入った形に。GKの位置が偏っていると解説の松木さんは言っていたものの、壁側は開けますからね、普通。中央からのFKなので前述の通り難しいですし、より過ぎた、反応が遅かったなどはあるかもしれませんけど、私としてはGKはやむなしじゃないかと。超ワールドサッカーでもGKの責任とはしていませんでした。松木さんも子供の頃はGKでしたけどね。
 それ以外は、イングランドの武器であるセットプレーでファーへのボールをキャッチするプレー。高い相手のときにこれは助かります。また、ケインとの1対1で、低いところ狙われたのをよく反応するプレーもありました。
DF
2 ヴルサリコ 6.5
 26歳。RSB。後半アーリーで高いボール。正直、イングランド相手に良い選択とは思わなかったのですけど、ペリシッチがこれを決めてアシストを記録。また、延長ではCKでゴールラインに入っていて、決定的なヘディングシュートをかき出すプレーがありました。
 6 ロブレン 6.5
 29歳。CB。プレミアリーグでは、ケインにやられて前半で交代という屈辱を味わったなど、だいぶ決められていたそうな。ただ、今日はそんなところを感じさせない安定感がありました。
21 ヴィダ 6.5
  29歳。CB。高い選手にうまく対応しているプレーが多数あり、守備で目立っていました。サイドまでカバーするプレーもあり、非常に良かったように見えました。
3 ストリニッチ 6.0
 30歳。LSB。低いところでパスミスでして大ピンチ。攻撃ではクロスやパスの精度が悪くて、イマイチ。よく上がって絡んではいたのですけどね。
(→ピバリッチ 6.0)
MF
18 レビッチ 6.0
(→クラマリッチ 5.5)
10 モドリッチ 6.0
 32歳。OH。献身的で素晴らしいプレーがあり、ベスト11候補だと思うのですけど、ちょくちょく悪いプレーも。今日は立ち上がり遅れて後ろからで絶好の位置のFKを与えて、そのまま失点。疲れのためか、延長などではミスも多く見られました。
 一方で、いつもどおりゲームメイク、奪われないプレー、つなぐプレーは非常にチームを助けていました。彼がボールを持つと、何かありそうだと思わせますね。出場時間が多いということもあり、休んでいるときも多いものの、ここぞというときではスピードアップ。ぐっと スピード上げてやや右めのところを走っていき、ボールをもらったところからチャンスに繋がるプレーもしていました。
(→バデリ -)
11 ブロゾビッチ 6.5
7 ラキティッチ 6.0
4 ペリシッチ 7.0
 29歳。LSH。今日の一番は彼でしょうね。右のヴルサリコから後半、アーリーで高いボール。正直、イングランド相手に良い選択とは思わなかったのですけど、ヘディングしようとするDFの前に高く足を上げてゴール。高さでは勝てないし間に合わないというところでしたが、意外すぎますし、難しいプレーでした。相手の頭にも当たっておらず、危険なプレーも取られず。イングランドの選手もアピールしていなかった感じです。
 さらにドリブルから仕掛けて左から右隅へのシュート。これは惜しくもポストでしたが、キレています。また、前からの守備も効いていました。カットを常に狙っており、取れるところもありました。
 延長でDF裏への良いボール。LSBかと思いましたが、彼だった模様。さらに跳ね上がったクリアボールにヘディングで頑張り、これが裏へのボールとなってマンジュキッチの決勝点をアシスト。
FW
17 マンジュキッチ 6.0
 32歳。前半の終盤に傷んでいたものの、そのまま交代せず。実際大丈夫だったようで、交代しなくてよかったですね。ペリシッチが粘ってヘディングした裏へのボールを、ダイレクトで打って決勝点。斜め後ろからのボールで技術的に難しいボレーで、反応も非常に早かったです。(→チョルルカ -)
(メンバーと採点は、レーティング: クロアチア 2-1 イングランド《ロシアW杯》【超ワールドサッカー】より)



■2018/07/16 決勝戦で戦うレベルではなかったクロアチア、相手が楽だっただけ

ロシア・ワールドカップ(W杯)決勝  フランス 4-2 クロアチア
【フランス】OG(前18)グリーズマン(前38[PK])ポグバ(後14)ムバッペ(後20)
【クロアチア】ペリシッチ(前28)マンジュキッチ(後24)

 ともに攻撃できるチームですけど、フランスの方がカウンターが得意。クロアチアの方が前からのプレスも良く、クロアチアペース。さらに先にクロアチアが失点したので、よりそういった形に。ただ、フランスは得意のカウンターを狙いつつも抑え込まれていました。前からの守備がめちゃくちゃ良かったですね。前半は素晴らしかったです。クロアチアが追いついて1-1にした30分までシュート0本という極端なデータに。フランスの1点もオウンゴールなので、シュート0本だったのです。
 ただ、クロアチアは守備、特にセットプレーでの守備がまずかったですね。前半の2失点はセットプレーのオウンゴールと、セットプレーでのハンドリングからのPKで自滅の格好。フランスはほとんど攻め手がなかっただけにラッキーでした。
 クロアチアはグループリーグで見て、優勝まであるチームだと思っていたものの、 組み合わせに恵まれたブロックなのに延長戦120分続きでずっと苦戦。これは意外でした。私の買いかぶりすぎで、そこまで強くありませんでしたね。そして、初めて当たった強い相手で、延長戦の疲労でかつ中3日であり、フランスよりきついスケジュール。後半になるとフランスのカウンターの良さが出てきて、最後は力負けの格好。決勝戦らしからぬゴールの多い試合になっちゃいましたね。スケジュール的な問題はあるものの、フランスが破ったベルギーや、ベルギーが破ったブラジルの方がずっと強かったと思われます。
4-1-4-1
[GK]
23 ダニエル・スバシッチ 5
 33歳。最初の2失点はやむなし。評価が分かれたのはその後の2失点でしょう。サッカーダイジェストは「悔やまれる」という言い方でした。相手を褒めるべきなのかもしれませんけど、私もあまり良くなかったかな、と。3点目は、ポグバが右足シュートした後にポジションを変更していたのですけど、その移動したタイミングで打たれてしまったために反応できませんでした。酷かもしれませんが、シュートを予測しなかったというのはやや良くなかったでしょう。
 さらに4点目、 エムバペのシュートの場面ではかなり距離があって予期しづらかったとはいえ、フリーでシュートを打たれそうなところなのに、サイドへのパスを予想したのか、これまた体重移動したタイミングで打たれてしまい反応できませんでした。PK戦で勝ち上がっており、もてはやされていたものの、私は過剰評価だと思って見ており、今日もそう感じました。
[DF]
2 シメ・ヴルサリコ 5.5
3 イバン・ストゥリニッチ 5(81分OUT)
6 デヤン・ロブレン 5.5
 29歳。CB。相手のハンドリングを取られて事なきを得たものの、取られてピンチになりそうなところ。体の強さはあるものの、ちょくちょくミスがあるといった印象の選手でした。
21 ドマゴイ・ヴィーダ 5
  29歳。CB。エムバペへ素晴らしいスルーパスが出たところ、スライディングでこれまた素晴らしい対応。全体を通して、ロブレンより良いと感じた選手でした。ただ、失点となったCKの前のプレーでは、きちんとクリアしておくべきだったとサッカーダイジェストでは指摘。
[MF]
4 イバン・ペリシッチ 6.5
 29歳。LSH。FKで何度かヘディングで繋いでからのパスを中央でもらうと、一度左にずらしてから左足ボレーで同点ゴール。今日もキレてるなと感じたのですけど、CKでハンドリング。なぜか審判VARにかなり時間をかけていたものの、明らかに触っておりPKで失点。その後も左からのクロスでチャンスなど作っていたのですけど…。
7 イバン・ラキティッチ 5
 30歳。LOH。前半は流れの中で良いボールを出していました。さらにCKでニアへの良いボール。そのアゲインのCKも良いボール。その次のCKも良くなっていました。後半もスルーパスでチャンスを作る場面。ノックアウトリーグではモドリッチほど活躍していなかったものの、今日はモドリッチより良いと感じました。
10 ルカ・モドリッチ 5.5
 ROH。前半はファーへの良いFKなど。後半も切り替えしての左足でふわっとした良いクロスを出していました。ただ、これまでチームで一番といった感じで動いてきた疲れなのか、今日はここぞ!というところでしていたスプリントが見られず。
 前半はカンテの守備に苦労。後半はそのカンテの交代があって、何度かキレのあるドリブルで翻弄するところがあったものの、その後は完全にお疲れの様子。歩いている場面が多く、狭いスペースに入り込むなどのような高い位置には、なかなか取ろうとしませんでした。 パスもイージーにつなぐものばかりで、チャンスやその前のチャンスになるボールは見られず。大会全体としては、クロアチアのベストプレーヤーだったと思いますけどね。

11 マルセロ・ブロゾビッチ 5.5
18 アンテ・レビッチ 5(71分OUT)
[FW]
17 マリオ・マンジュキッチ 6.5
 32歳。彼のせいだというのは酷ですけど、素晴らしいボールのFKでクリアできず、バックヘッドのような感じでオウンゴール。一方で、後半はハーフウェーライン付近から長く走ってGKまでチェイシングして足に当ててゴールするというプレーもありました。
[交代出場]
FW9 アンドレイ・クラマリッチ 5(71分IN)
FW20 マルコ・ピアツァ -(81分IN)
[監督]
ズラトコ・ダリッチ 5
 準決勝では延長戦続きなのにも関わらず、むしろ遅い少ない交代で見事勝利。ただ、あの試合は同点であり、今回と状況が違います。ビハインドで疲れが目立っている中で、交代カードを切るのが遅かった上に、1枚残したといのは疑問。また、交代選手も当たらず、終盤の3バックへの変更も打開策とならず。
 控えを拒否したFWのカリニッチを追放したのはチームをまとめる上で良かったと思われるものの、手札の少なさは響いたんですかね? ただ、中盤では、今大会イマイチだったとはいえコバチッチと、ゴールを決めていたバデリもいました。やはり不可解な采配だったと思います。
(採点・メンバーは、【フランス4-2クロアチア|採点・寸評】MOMは攻守両面でフランスの優勝に貢献したポグバに! | サッカーダイジェストWebより)


2024年3月2日土曜日

わざとイエローカードもらった、自慢してた西川周作 海外なら処分の対象

■2018/05/27 累積警告消化狙いの意図的なイエローを理由に出場停止試合が増加、ギリシャ代表DFにFIFAが決定
■2019/03/03 わざとイエローカードもらった、自慢してた西川周作 海外なら処分の対象
■2018/05/27 1人退場しても日本代表よりチャンス作って良かったギリシャ代表


■2018/05/27 累積警告消化狙いの意図的なイエローを理由に出場停止試合が増加、ギリシャ代表DFにFIFAが決定

 ギリシャ代表で検索していたら、そんなことあったの?というニュースが。
  大事な試合で累積警告で出場停止になるなら、その前に消化してしまおうとわざと警告をもらおうと調整することは稀に見られます。
 FIFAはギリシャ代表DFコスタス・マノラス(ASローマ)も予選第9節キプロス戦の後半45分にイエローカードを貰い、ジブラルタルとの最終戦を累積警告により欠場。これでいちばん大事な クロアチア代表とのプレーオフ1stレグに望めるはずでした。
  ところが、 キプロス戦のイエローについて、FIFAは「意図的に貰った」ものとして、累積警告の消化を認めず、プレーオフ1stレグへの出場を認めない裁定を下したとのこと。
(FIFA「ズルは認めねぇよ!」ギリシャ代表DF、『意図的イエロー』で出場停止より)

 1試合のみの出場停止で、ホームでの2ndレグには出場できるそうですけど、そんなのアリ?というもの。(ちなみにプレーオフはクロアチアが勝ってます)
 わざとイエローってのは確かにずるいことはずるいのですけど、公平に判断するのが難しい問題ですし、事前に明文化されたルールなく行き当たりばったりでやるのは変な話です。FIFAはまだまだ組織として未熟ですね…。


■2019/03/03 わざとイエローカードもらった、自慢してた西川周作 海外なら処分の対象

 ギリシャの話じゃないのですけど、 「意図的なイエロー」の話題でここに。日本人選手では告白していた人がいたそうです。わざわざ公開したというのは、おそらく「頭いいでしょ?」といった自慢的なものなのだと思われます。
 これは、2008年7月20日の磐田戦の後半44分のプレー。ボールをグラウンドに叩きつけて審判の判定に異議を示したことでイエローカードを無事受けました。西川周作は同日、自身のブログにて「わざとイエローカードをもらいました」と、五輪代表で不在となる翌節に累積警告を消化する意図で故意に反則を犯したことを示唆する文章を公開しています。
 しかし、公開直後から批判が殺到。20分後には問題個所が削除。対応が速いですね!
 翌日ブログで謝罪し、クラブから厳重注意とブログの無期限禁止の処分。ただし、Jリーグからのお咎めはなし。前回書いたように、そのようなルールがないので仕方ありません。
 ただ、全く問題ないかどうかは、議論があるところでしょう。 西川周作の場合はギリシャ選手と異なり、完全にわざとであることを認めており、このようなプレー外での非紳士的行為・スポーツマンシップにふさわしくない行為に罰則を与えるルールを作っても良いかもしれません。


■2018/05/27 1人退場しても日本代表よりチャンス作って良かったギリシャ代表

2014/6/20 ブラジルワールドカップ2014 グループリーグ 日本0-0ギリシャ
(メンバーと採点は、【W杯・試合採点】日本対ギリシャ(グループC) | フットボールチャンネルより)
  日本がボール支配率70%。しかし、ギリシャはこれでいい。可能性あるプレーもむしろギリシャ。1人退場して10人になってから、むしろチャンスは多くなった。
 後半はさすがに 疲れたが、それでもCKではチャンスになっていた。
GK 1 オレスティス・カルネジス 6.5点
DF 4 コスタス・マノラス 6.5点
DF 15 バシレイオス・トロシディス 7点
 右サイドバック。後ろからだったが、ボールにきれいにいくスライディングがあってびっくり。彼だけでなく、ギリシャの選手はみな、ここぞ!というところでボール狙っている。良いチーム。
 カウンターの場面。守備の選手が見るだけになっっていて、距離詰めない。そこからの流れでシュートまで行けた。
DF 19 ソクラティス・パパスタソプロス 6.5点
DF 20 ホセ・ホレバス 6.5点
 左サイドバック。クロスは引っかかったが、フェイントで抜いてかわす ところあった。その後も3人いるところを抜いてくるプレー。また、後半の終盤でもかわしてシュートまで行くプレー。
 検索してみるともともとはFW。なるほどね、という。
 父親はギリシャ人、母親はウルグアイ人であるが、ホレバス自身はドイツ生まれドイツ育ちで、ドイツ国籍を保有。その出自からドイツ、ギリシャ、ウルグアイの3つの代表チームを選択可能であったが、ギリシャ国籍を獲得してギリシャ代表を選択。
MF 2 ヤニス・マニアティス 7点
MF 8 パナギオティス・コネ 7点
 最初左サイドで途中から右でプレー。立ち上がりに良いドリブル見せた。スピードもあるかも。その後も良いプレー。
 あと、後半かな。よく粘ってCKを取るプレー。ギリシャは背が高いのでCK取るだけでチャンスに繋げられるから、普通のチーム以上にいいプレー。
MF 18 ヨアンニス・フェトファツィディス 5.5点
MF 21 コンスタンティノス・カツラニス 4.5点
FW 7 ゲオルギオス・サマラス 6.5点
 体をうまく使って、はねたボールを自分のボールにするプレー。また、後半キックオフでいきなりシュートも見せた。GKの位置が前だったし、良い狙い。
FW 9 コスタス・ミトログル 5.5点
交代選手
MF 10 ゲオルギオス・カラグニス 6.5点
 37歳。前半交代で、守備的なところに入る。 左からの長いFKで、GK前に良いボール。
 左から右サイドへのサイドチェンジでも良いボール。カウンターへというところ。
 後半も、ボール取った後、囲まれても抜いてつないでいくプレー。
 守備できないところに入っていくのがうまい。さすがベテラン。
 左右のCKも素晴らしい。ファーで余っている選手をうまく使ったり、ニアへ早いボールを入れたり。
 覚えていないがメモが長いし、たぶん一番気になったんだと思う。でも、フットボールチャンネルは「ポゼッションできる展開ではなかったため、パスミスが多かったが、守備では、中盤の底で走り続けた」と守備の方を評価していた。
FW 14 ディミトリス・サルピンギディス 6点
FW 17 テオファニス・ゲカス 6点


イ・ガンイン、ドリブルだけでなくキックも良くチャンスを量産

■2018/06/19 日本にいないレベルのソン・フンミンいるが、タレント不足の韓国 
■2022/07/10 アジア人初!韓国のソン・フンミンがプレミアリーグ得点王に 
■2022/10/04 韓国で注目はキム・ミンジェ、ファン・インボム、チョン・ウヨンなど
■2022/11/26 ドリブルに見どころあったイ ガンイン、チームの攻撃のスイッチに
■2022/11/29 イ・ガンイン、ドリブルだけでなくキックも良くチャンスを量産
■2022/12/06 サイドでのプレーが良かったファン・ヒチャン、左も右もこなす
■2018/06/19 バルセロナ出身のイ・スンウはやはり良いもの持ってそう
■2018/06/24 PKでプランが崩れて、監督采配も工夫なく敗れた韓国
■2018/06/24 ソン・フンミンが意地の1ゴールも持ち味が出ない戦術に苦労
■2018/06/28 謎の監督采配もあったが韓国がドイツに大金星!
■2018/06/28 チョ・ヒョヌが大当たりでワールドカップ最高のGK候補に
■2020/02/17 韓国代表ならパク・チソン、イ・チョンス、イ・ヨンピョが好き



■2018/06/19 日本にいないレベルのソン・フンミンいるが、タレント不足の韓国

スウェーデン 1-0 韓国【スウェーデン】グランクビスト(後20[PK])

 スウェーデン・韓国ともに以前のチームは好きだったので観戦。ただし、両国ともに今のチームはいまいちなようです。
 ともに守備が基本ですが、強みは異なります。スウェーデンは明らかに堅守。しかし、イブラヒモビッチが引退した攻撃は物足りず。
 一方の韓国は ソン・フンミンという傑出したタレントがいて、彼を活かした速攻が武器であるものの、それだけ。守備から入るチームではあるものの、守備が固いチームではないようです。
 といった事前の話を聞いていましたが、実際そんな感じの試合に。見応えのある0-0もあるものの、攻撃に迫力がない0-0でした。唯一の得点もPKによるもの。ちょっと物足りなかったですね。
 ただ、数が少なかったものの、速攻の形としては韓国の方が見どころ。ソン・フンミンが出たときのカウンターで可能性を感じるのがいくつかありました。
 客観的に見てソン・フンミンレベルの活躍をした選手は日本におらず、 これは明らかに日本より韓国の方がレベルが高いです。ただ、タレントはむしろ以前より乏しい感じ。ほとんど欧州の選手がおらず、差がありそうですね。 
 かなり長い間どっちを応援するか決めずに見ていたものの、リードされてから韓国をやや応援しだすという、応援チームが負ける可能性が高いことに。特に選ばれているかどうか事前にチェックしていなかったイ・スンウが出てきて、韓国の方が好きだとはっきりと感じました。
 が、この展開だと堅守のスウェーデンを破るのは難しく敗退。感想書き終えたところでの私の応援チームは1勝3敗2分けと、だんだん疫病神っぽくなってきました。



■2022/07/10 アジア人初!韓国のソン・フンミンがプレミアリーグ得点王に

 2018年のワールドカップのときに<日本にいないレベルのソン・フンミンいるが、タレント不足の韓国>と書いていましたが、ソン・フンミンが日本にいないレベルの選手だというのは、2022年になってさらに顕著に。なんとアジア人初のプレミアリーグ得点王になってしまいました。

<サッカーのイングランドプレミアリーグ、トットナムのソン・フンミン選手は、22日に行われた最終節の試合で2つのゴールを決めて、今シーズンの得点数を「23」に伸ばし、リバプールのサラー選手とともに、得点王に輝きました。(中略)
 これについて、ソン選手が代表チームで活躍している韓国のメディアは相次いで速報し、「アジアの選手として初めての快挙」などと伝えていて、夕刊紙の「文化日報」は、1面と2面に3枚もの写真を掲載し、大きく取り上げています>
( ソン・フンミン プレミアリーグ得点王 “快挙” 韓国メディア 2022年5月23日 15時43分 NHKより)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220523/k10013639151000.html

 NHK記事では、<試合後にトットナムが公開した動画では、ソン選手があいさつをしたあと、チームメートが水をかけるなどして、たたえている様子が映っています>とも伝えていました。チームメイトとの関係が良好であることを伝える別記事も出ています。右派系のサンケイスポーツの記事ですね。

・ソン・フンミン、リーグ得点王にコンテ監督の言葉「得点する手助けを」(サンスポ 2022/07/05)
<プレミアリーグ最終節で後半に一時はサラーを逆転する2ゴールを挙げて得点王ランキング単独トップに立ったソンは、最終的に5-0で勝利したノリッジ戦のハーフタイムにアントニオ・コンテ監督がチームメイトに発したコメントをプレスカンファレンスの中で明かした>
「得点王になれて幸せだったけど、チームメイトも喜んでくれたからさらに幸せだった。監督は得点王のことを考えていなかったし、彼はただチャンピオンズリーグのことだけに集中していた。でも、彼はハーフタイムにソニーが得点し、得点王になることを助けるようチームに対して話していた。正直、僕はチャンスがなかったからナーバスになっていたけど、彼があの言葉を発してから、元気が出た」
「ルーカス・モウラとステフェン・ベルフワインが交代で入ったとき、彼らは僕が得点すために手伝うと言ってくれた。僕たちはチームメイトであると同時にライバル同士でもあるから、そのように言うことは決して簡単ではない。だから、僕は本当にうれしかった」
https://www.sanspo.com/article/20220705-3XZ6SMPGHFPTJPSPAXGOSBTD7I/

 また、「僕がワールドクラスの選手だなんて考えてもいない」「僕はもっと上に行く必要がある」という向上心を見せており、良い姿勢です。ただ、リーグにピークが合った選手は、ワールドカップ本番にピークが合わない…ということもあるので、ワールドカップでは意外に活躍できない可能性はあると思います。



■2022/10/04 韓国で注目はキム・ミンジェ、ファン・インボム、チョン・ウヨンなど

 ワールドカップの注目選手シリーズ、調べたい国は今回の韓国で最後だったのですが、この最後という段階になってFIFAが<2022 W杯で注目すべき韓国人選手5選>といったシリーズをやっていたことを知ります。これ見れば全部解決でしたわ…。

 FIFAでもやはりタレント不足は指摘しており、<2002年の日韓共催大会以来となるベスト16進出を果たした韓国代表。その大会後にパク・チソンやイ・ヨンピョといったレジェンドクラスが代表を退き、以来、チームは過渡期を過ごしてきた>と記述。このときの代表は私も大好きな選手が揃っていました。しかし、世代交代に失敗して低迷した…としています。
https://www.fifa.com/fifaplus/ja/articles/korea-republic-five-players-to-watch-world-cup-qatar-2022-ja

 例外はやはりソン・フンミンで、もちろん注目選手の筆頭で出ていました。ただ、知りたいのは他の選手ですね。ソン・フンミン以外いないいないと書いていたら、日本人が所属していないビッグクラブでレギュラーになっているなど、意外に豪華でビビりました。

FW ファン・ウィジョ 年齢:30歳
 韓国では、ソン・フンミンではなく、ファン・ウィジョが得点源。ベント監督が就任するまでのファンは、2014年の代表デビュー以来、10試合でわずか1得点しか決めていなかった。だが現監督が就任した2018年8月以降、これまで37戦で15ゴールと一気にペースを上げて、チームのほかの誰よりも得点を重ねている。
 リーグアンでは、アジア人選手として、同胞の先輩で2008年から2011年にモナコに所属して25ゴールを決めたパク・チュヨンを抜いて、同リーグ史上最多得点者に。

CB キム・ミンジェ 年齢:25歳
 韓国が輩出したベストディフェンダーと言えば、これなで過去数十年間は、誰もがホン・ミョンボの名前を挙げてきた。しかし現在では、2017年にトップチームデビューした若きディフェンダー、キム・ミンジェこそがホンの後継者との呼び声が高い。なかには、今大会でワールドカップデビューするキムはすでにレジェンドを超えているという人もいるほどである。
 チェルシーではリーグトップを走るチームの守備の中核を担っている。

CH ファン・インボム 年齢: 26歳
 ファン・インボムは、ポリバレント性が非常に高いミッドフィールダーである。10番としてチャンスメイクをすることもあれば、8番のようにボックス・トゥ・ボックスとして攻守に奔走もする。はたまた、6番としてバックラインの前に立ち、敵の攻撃の芽をひたすら潰すこともできる。中盤からじっくりとビルドアップしたポゼッションサッカーを好むベント監督の戦術では、絶対に欠かせないピースである。

DH チョン・ウヨン 年齢:32歳
 ファン・インボムが「セントラル ミッドフィルダー」との紹介に対し、チョン・ウヨンは「守備的ミッドフィールダー」という書き方。しかし、自陣の深い位置から様々な方向へ精度の高いボールを送り込み、ビルドアップができるチームに欠かせない司令塔とのこと。
 守備的ミッドフィールダーではあるものの、身体の大きさや強さで中盤を支配するようなタイプでは決してない。



■2022/11/26 ドリブルに見どころあったイ ガンイン、チームの攻撃のスイッチに

ウルグアイ 0-0 韓国

 韓国はつなぐサッカーに変えたとのこと。そのためかややポゼッション持って軽く推し気味。でも、途中から押し返される。ともにあまりリスクはかけていない戦い。
 韓国繋ぐサッカーにしてきたと言うが、ロングボール目立つし可能性を感じるのもロングボール。結局、あんまり変わったのがわからなかった。選手交代もあるが、後半も両チーム固いプレーでリスクをかけてくるところはなかった。
 とはいえ、見ごたえないスコアレスドローではなく、見ごたえのあるスコアレスドロー。両チームともに守備の良さは感じた。
 ともに過去には好きだったチームということで見た試合。どちらも最近はイマイチ好きじゃなくてどっちを応援するか迷ったが、今回はバルベルデをを楽しみにしていたということもあり、ウルグアイを応援。ウルグアイは本来好きなのに、スアレスが悪辣で卑怯なファールするので最近応援していなかったが、そろそろ時効かな…という。スアレス個人は許さんけど!
 結局、引き分けたので、応援チームは4勝1敗4引き分け。今回格上ばかり応援しているので好調だけど、それでも取りこぼし多い感じはある。

韓国 4-2-3-1

GK 1    キム スンギュ
LCB 19    キム ヨングォン
    
CB 4    キム ミンジェ 26歳
 ロングボールで左サイドに。右に回転していて、サイドの選手から逃げるボールで珍しかったが、これで縦に行けて良かった。
 後半、ピンチのところ右足すべって、左足が変な曲がり方。こりゃダメだと思ったが、歩けていてプレー続行。そこまで目立ちまくったわけではないが、守備も結構良くていいDFだと思う。

LSB 3    キム ジンス

RSB 15    キム ムンファン
 守備でスピードある良いところ、しっかり対応。攻撃の方でも、マーク外れてフリーになって、中央フリーの選手にパスして1点ものの場面があった。

LCH 5    チョン ウヨン
 ミスパスのあと、いい守備で取り返す。攻撃のときは3バック的にDFラインまで入ってきて、両サイドバックをあげるやり方していた。メモこれだけだし、時間経って忘れてきたんだけど、確か韓国はどちらのCHもいい選手だと感じた記憶。

RCH 6    ファン インボム
 同じCHでも彼の方が攻撃的。左サイドに一気に良いロングボールを左足で入れていた。ボールタッチよく切り返し、サイドに散らす低いボールも良い。後半右アウトで出すパスにもセンスを感じる。全体に良さを感じた選手。

LSH 7    ソン フンミン
 最初ほとんど目立たなかったからCKからの速攻で怖さある。スペースあるとやはり怖い選手。切り替えしながらシュートまで行く場面も。

OH 10    イ ジェソン
(13    ソン ジュンホ)

RSH 17    ナ サンホ
 右出そうなところ、スピードで残してチャンスにしかける良いプレー。

(18    イ ガンイン)
 彼がドリブルで仕掛けたことで、チームにスイッチが入った感じでペースアップして、少しチャンスになりかける場面あった。ドリブルの感じがいいなぁという良い印象を持った選手。もうちょっと長くて見てみたい。

FW 16    ファン ウィジョ
 マーク完全に外して1点もののところをふかしてしまった。マーク外すところまでは良かったんだけど…。

(9    チョ ギュソン)
 浮き球簡単にトラップしてスムーズまでシュートまで行く良いプレー。



■2022/11/29 イ・ガンイン、ドリブルだけでなくキックも良くチャンスを量産

韓国 2-3 ガーナ

 韓国は繋ぐサッカーに変わったというが、初戦に続き今日もやはりカウンターの方が良い。セットプレーも変化つけたプレー織り交ぜながら、可能性感じさせる。このいい時間帯に決められなかったら逆に苦しいなと思ったらセットプレーから失点。ガーナはこれで乗ってきて、攻守に動きがスピードアップ。さらに1点。シュート2本で2ゴール。
 後半、韓国が選手交代システム変更からサイド攻撃ができてきてあっという間に追いつく。が、また良いときに失点。
 リードしたガーナは、終盤DF5枚で守り。それはいいが、DFライン低すぎるし、押し上げも遅く押し込まれまくる。それでも耐えて逃げ切った。
 韓国応援していて、応援チームは4勝5敗7引き分けで、今大会初めて負け越し。

4-2-3-1

GK 1    キム スンギュ
CB 19    キム ヨングォン

CB 4    キム ミンジェ
 ずっと別メニューだったそうだが試合出てきた。右CK、ニアの早い低いボールに入っていき、ヘディングですらしてチャンス。守備では危ないところ出てくる。怪我を感じさせない良いプレー。
 ガーナがプレス甘いので持ち上がっていきそこからチャンスなりかけ。今日は攻撃も多く、攻め上がったところ2人来てとられてちょっと危なくなりかけるプレー。それから、斜めに大きい正確なサイドチェンジ。プレッシャーかけられても簡単に繋ぐプレー。これはその後もかり、プレッシャーあっても本当落ち着いて失わない。オフサイドだったが、1対1でも良い対応。…と書いていたが、その後、中で開けてしまいその流れから失点。
 DF的には最後のワンプレーだけで低い評価になりそう。ただ、良いプレーも多く、基本的には良い選手だと感じた。

(20    クォン ギョンウォン)

LSB 3    キム ジンス
 セットプレーの守備からカウンター、逆サイドである右サイドに上がっていって中にパスしてチャンス。守備でも遅れたが、長く走って戻って良い対応もある。ところが、マーク外してしまい失点に。
 後半サイドから良いクロス。攻撃の後カウンターで長く走って戻って良い対応。左サイド、ゴールラインぎりぎりのところからのクロスでアシスト。その後、相手のシュート空振りだったこともあるが、マーク外してしまい失点。得点にも失点にも絡みまくりで諸刃の剣のよう。
 うまくミートしなかったがこぼれ球をヘディング、逆サイド角に行っていたDFが良いカバー。左まで抜けてきてボール、落ち着いて止めてからシュート打ったが浮いた。外ではなく中に入ってきてヘディング、枠に飛ばなかったがチャンスになっている。
 攻撃的で良いプレーが多数ある一方で守備では脆さ。上がる分、サイドを使われてしまうし、諸刃の剣的なところはある。

RSB 15    キム ムンファン
    
CH 5    チョン ウヨン
 今日は全く同じ名前の選手いてややこしい。左から逆サイド狙ったボールは良い狙いだったがキックミス。

(16    ファン ウィジョ)

CH 6    ファン インボム
 FK変化つけてきたところ中央から左のフリーの選手にふわり、チャンスになりかけ。やはりいいキックするな…という選手。ちょっと長かったが、ウラへのボール一発という惜しいプレー。サイドで寄せ甘いなと思ったところ、クロス入れられて失点にも絡む。

LSH 7    ソン フンミン
 右CKニアへ早い低いボール、チャンスになった。後半アディショナルタイム、3人相手にとられずに繋いでチャンスに。決定的な仕事はできず低評価となりそうだが、今日は中はいらず外でプレーしており、やはりこの方が怖さあると思う選手。よく韓国では中のプレーもさせるがサイドのままの方が良いと思う。

OH 25    チョン ウヨン
(RSH 17    ナ サンホ)
RSH 22    クォン チャンフン

(Lインサイドハーフ? 18    イ ガンイン 21歳)
 中央の2枚の1枚で左かな。入ったばかりの時間帯左サイドで2人で取り返しての左足のクロス、DFウラに素晴らしいクロスでアシスト。ちょっと遠かったが左足で直接FKを狙う。GKがファインセーブしたが、右隅スピードある良いキックだった。直後もニアに良いCK。
 パスミスからカウンター食らって危ない場面はあった。ただ、良いプレーは多く、逆サイドへ良いサイドチェンジ。アディショナルタイム、ひきつけてからのセンス良いスルーパスでチャンス。左サイドからタイミング合っている良いクロスも。
 前回ちょっと見た感じ良さそうだと思った選手。今日はそれ以上に良いプレーを量産。前回見たときはドリブルに良さを感じたのだが、今日はキックの良さを感じた。スタメンでも良さそうなレベル。

FW 9    チョ ギュソン
 ポストプレー粘ってから出してチャンスになりかけ。後半戻りながらの難しいヘディング、コースなくて読まれたが良いヘディング。DFウラにうまく走っていってヘディングで1点返す。左サイドからのボール、少し走り込んで高いヘディングで見事な同点ゴール。アディショナルタイム、左のエリア内で角度あまりなかったが、ニアの上に素晴らしいシュート、GKが対応。長いボール出そうなところをうまくトラップして残して、チャンスになりかけ。



■2022/12/06 サイドでのプレーが良かったファン・ヒチャン、左も右もこなす

ブラジル 4-1 韓国

 早々にブラジルが得点しさらに1点決めて、楽な試合に。とはいえ、韓国も極端にリスクかけているわけではなく、DFもいて足が止まっているわけではなく反応しているのだが、それをかいくぐってゴール重ねてくる。
 後半最初、韓国ロングボールでチャンス。繋ぐサッカーに変えたというのが、しつこく書いているように、やはり韓国はロングボールの方が可能性感じる。とはいえ、先制されるとロングボールが活きるシーンはなかなか出てこないので難しい。
 ブラジルはグループリーグでも失点少なく、前からのプレッシャーが良い。切り換え早い。韓国はプレスで取られまくっていた。
 最近の韓国それほど好きではないが、以前好きだった流れで韓国を応援。これで応援チームは6勝9敗8引き分け。ここは負けて当然でショックはないが、今大会も疫病神っぽさはある。

4-4-2

GK 1    キム スンギュ
 PK、最初右にいてぴょうんぴょうんジャンプ。ジャンプしながらだんだんと中央に動いて…という駆け引きしていたが、落ち着いて決められた。跳ねすぎて余計きちんと飛べなかったかもしれない。
 一方、足先でよく触るセーブはあった。後半も良い反応あり。その後、また悪いプレーも。プレスかかっていたが、パスひっかかってヒヤリ。CKで先に触られるプレーもあった。

CB 19    キム ヨングォン
 後半終盤、左裏にDFラインに良いボール入れたのは彼かも。

CB 4    キム ミンジェ
 ビハインドでもそれほど上がっていなかったが、後半上がってきて、ふわっと裏への1点もののボール入れる。

LSB 3    キム ジンス
(14    ホン チョル)
RSB 15    キム ムンファン

CH 6    ファン インボム
 いいところなしだったが、右にサイドチェンジの正確なボールは入れていた。

(8    ペク スンホ 25歳)
 FKのこぼれからのワントラップ、左足の強烈ミドルシュートでゴール。その前でオフサイドあった気がするがゴール認められる。
 現在は国内組だが、FCバルセロナの下部組織 「ラ・マシア」出身でヨーロッパでもプレーしていたことがあるそうだ。

CH 5    チョン ウヨン
 エリア内クリアしようとしたところ、後ろから先に蹴られて、キックが当たり、倒れ込んでうまくPKとられる。相手がうまかった。

(13    ソン ジュンホ)

LSH 11    ファン ヒチャン 26歳   
 左に開いて受けてから中に入っていきそこからパス。この跳ね返りをミドルシュート。意外性があり、コースも良かったが、GKがよく反応した。左から抜いてゴールライン際横に入ってくる良いプレー。
 後半は右サイド。こぼれ球をエリア内でシュート、入ったと思う良いキックだったがGKが反応。今日のスタメンでは一番良かった感じ。

RSH 10    イ ジェソン

(18    イ ガンイン)
 入ってすぐ右から左足で柔らかいいいボールのFK、いいなと思ったらこのこぼれからのミドルシュートでゴール。その後もキレ感じさせるドリブルは今日もあった。左足アウトサイドで出すおもしろいパスも通していた。
 いい選手だと思うのだけど、いつも途中から。スーパーサブ的な感じなのかな?と思ったが、点差が開いた展開で追いかけたいと同時に、若い選手に経験を積ませたい展開でも使ってくるのが遅かった。ちょっとよくわからない。

FW 7    ソン フンミン
 後半最初裏へのロングボール一発でチャンス。決めきれず。今日は2トップで使われたが、しつこく書いているように、彼はサイドで怖い選手。そのせいか目立たなかった印象。

FW 9    チョ ギュソン
 守備にまで戻ったのは偉かったが、簡単にファールしてしまいFK。目立たなかったが、後半、交代間際にふわっとした後ろからのボール、難しいが素晴らしいボレーシュート、GKに阻まれる。

(16    ファン ウィジョ)



■2018/06/19 バルセロナ出身のイ・スンウはやはり良いもの持ってそう

スウェーデン 1-0 韓国【スウェーデン】グランクビスト(後20[PK])
GK
23 チョ・ヒョヌ 6.5
 26歳であり極端に若い選手ではないものの、予想外の抜擢。そして、これが当りですね。スーパーセーブというほどのものはなく、PKも止められませんでしたが、十分すぎるほど良かったです。
 1点もののペナルティエリア内のシュートを足に当てたプレー。コースが厳しかったわけではないんですが、タイミング的に入ったと思いました。
 それ以外にも相手が長身のチームなので守備陣が辛いハイボール 関係で、判断の良さを感じます。裏へのボール、ロングスロー、クロスなどでしっかりキャッチしたり、ぎりぎり触ってコースを変えてくれるプレーがありました。
DF
2 イ・ヨン 6
6 パク・チュホ 5.5(28分OUT)
19 キム・ヨングォン 6
20 チャン・ヒョンス 6
MF
13 ク・ジャチョル 6(73分OUT)
16 キ・ソンヨン 6
17 イ・ジェソン 6
FW
7 ソン・フンミン 6
  25歳。あのトッテナム・ホットスパーでゴールを決めまくり。今の日本にはこれだけ客観的に見てわかる活躍をした選手はいません。すごいですね。
 スピードが武器と聞いていた通り、やはり早いです。左WGからポジションを変えて右に回っている時間帯、カウンターでDFと体を入れ替えてうまく得意のスピードを見せようというプレー。
  その後もう一度右でカウンター。折り返しのボールが引っかかったものの、可能性を感じさせるプレー。1人でも迫力あります。
 ただ、目立たない時間帯も多く。特にリードされてスペースなくなるときついですね。そこを打開していくタイプではありません。監督の指示なのか、中央になってしまい、良さが全く出なくなりました。
 ロスタイムになってCKの後、ドリブルで中に入っていき低いボール。これは良かったです。こういう風にある程度スペースがあればかなり怖い選手なんですけど…。
9 キム・シンウク 5(66分OUT)
11 ファン・ヒチャン 5.5
 22歳。右のWGですけど、ソン・フンミンと入れ替わる場面も。同じくスピードがあるタイプのようです。
 ロングボールから当てて落とされたボールを、体を入れ替えて頑張って残して 中に低いボール入れていたのは良いプレー。
交代選手
DF12 キム・ミヌ 5(28分IN)
 28歳。パク・チュホのアクシデントで同じ左サイドバックに。もともとスタメン予想では彼の方だと効いていました。
 ニアに短いクロス、難しいと思うのですけど、ダイレクトでピタリ。一方で良くないクロスもあります。さらにボールに入らないスライディングで痛恨のPKを献上。 敗戦につながってしまいました。
MF15 チョン・ウヨン 5.5(66分IN)
MF10 イ・スンウ 6(73分IN)
 20歳。事前にチェックしていなかったのですけど、選ばれているなら見たいと思っていたバルセロナの下部組織にいた選手。彼を見てこれからも韓国の試合を見ようと思いました。
 持ち方に雰囲気ありますね。ボールタッチが良いです。好きになれそうなタイプ。やはりスピードがあります。ただし、キックの精度はそれほど高くないのかなというところ。
 また、ビハインドでの登場ということもあり、スペースがありませんでした。サイドの方が生きそうなタイプなのですけど、ソン・フンミンと同じで中央にいて持ち味が生きない感じに。若さゆえなのか、監督の方針なのか。もったいない感じで、良いところは見られませんでした。
(メンバーと採点は、【スウェーデン1-0韓国|W杯選手採点&寸評】PKを沈めたスウェーデンのDFリーダーがMOMに。韓国はVARにプランを崩される | サッカーダイジェストWebより)



■2018/06/24 PKでプランが崩れて、監督采配も工夫なく敗れた韓国

ロシア・ワールドカップ(W杯)グループF第2節 韓国 1-2 メキシコ

 初戦負けている韓国が、初戦勝っているメキシコに対して攻める必要がありました。しかし、キープ力や地力で勝るメキシコが押す展開。解説の中田浩二さんは劣勢といった評価でしたけど、韓国はカウンターサッカーなのでむしろ良いでしょう。スペースがあった方が生きる選手ばかりで、逆に引かれてしまった方が辛いです。
 ところが、不用意なPKで前半のうちに失点。こうなるとメキシコは試合巧者ですので、ほぼ敗退が決定。得点したあともある程度前に出てきてくれたので前半はまだチャンスがありましたが、後半は逃げ切り体制でスペースがなくなり終了。1点返せたのはかなりラッキーなくらいでした。
 初戦同様に気になるのが、前述の通り、スペースがあって生きる選手を中で使う監督の采配。引かれた中でもサイドから崩した方が良いと思うんですけどね。強引で工夫がないように見えます。
 検索すると、韓国は47歳と若いシン・テヨン監督。昨年7月コーチから昇格していますが、国内クラブでの実績はある人ではあり、経験がないわけではありません。ただ、どうかなぁ?というやり方ですね。
 前半に相手のパスが通るというところで、2トップと見られていた選手を下げて、守備的な中盤の出処を塞いだのは良い判断だったんですけど…。


■2018/06/24 ソン・フンミンが意地の1ゴールも持ち味が出ない戦術に苦労

ロシア・ワールドカップ(W杯)グループF第2節 韓国 1-2 メキシコ
【韓国】ソン・フンミン(後48)【メキシコ】ベラ(前26[PK])エルナンデス(後21)
GK
23 チョ・ヒョヌ 6
 26歳ですけど、PKの場面は時間をかけてプレッシャーをかける頭脳的なプレー。結局決められたものの良い判断でした。
 いいフィードや、DFがコースを切っていたとはいえ、右隅のシュートに好反応を見せていました。
 もう一つの失点はちょっと距離詰めたタイミングで打たれてしまったもの。防げる可能性もあった一方で、やはり難しいとも考えられて、 評価に迷いました。ただ、サッカーダイジェストは6点評価であり、やむなしという評価のようです。
DF
2 イ・ヨン 6
  31歳。RSB。前半は途中まで苦労しつつも粘り強くやっていました。ただ、ロサーノの左側にヤマ張ってしまい、離してシュートまで行かれていました。後半も足に行ってしまい、イエローカードをもらうなど苦労しています。
12 キム・ミヌ 5.5(84分OUT)
 28歳。LSB。サイドの守備は苦労しつつも粘り強くやっていました。 悪くなかったと思うものの、攻撃参加では目立てず。
19 キム・ヨングォン 5.5
20 チャン・ヒョンス 5
  CB。26歳。韓国って20番が良い攻撃の選手つけるイメージでしたが、今回はCBですね。エリア内そこまででないプレーでスライディングに行った上に、手を上げていたところにボールが当たりPK。意図したものではないものの、防いでおりPKが妥当でしょう。スライディング自体がまずかった感じ。これでほぼ韓国の敗戦が決まりました。
MF
8 チュ・セジョン 5.5(64分OUT)
11 ファン・ヒチャン 6
16 キ・ソンヨン 6
17 イ・ジェソン 6
18 ムン・ソンミン 5.5(77分OUT)
FW
7 ソン・フンミン 6.5
 25歳。スタートは2トップと見られていましたが、中盤でパス通されていたためか、1人下げて中盤を厚くして彼だけ残る形に。中央では生きないと思いますし、実際、生きない時間が長かったです。ポストプレーに苦労していた感じです。
 ただ、前半はスペースがあったのでまだ可能性を感じました。トラップ大きくなってクロスを上げられなかったものの、裏へのボールでDFを置き去りにする、すごいと思うスピードを見せるプレーが一つ。やはりこういうときに一番輝く選手でしょう。
 前半にもうまいシュートフェイクからシュートまで行く場面がありましたが、終盤に1点返しました。シュートはふかす場面も目立っていた日だったものの、右サイドで左足で左へというゴール。監督はこういうのを期待しているのかもしれませんけど、力技であり、スペースがなるべくあるところでプレーさせたいですね。
 あと、運動量は結構あったので、最後はだいぶ疲れた様子。ちょっと彼に頼りすぎなところもあるのかもしれません。
交代選手
MF10 イ・スンウ 5.5(64分IN)
 20歳。やはり持ち方は好きなんですけど、今日も輝けず。また、私は中央ではなくサイドで使った方が生きるプレーヤーだと思っています。早めに出したのは正解だと思いますけど、ポジションがなぁ…。
 気持ちが空回りしている感じで、連続して足に行くプレーでイエローカード。パスやドリブルも引っかかっていました。ただ、途中交代ということもあり、よく走って守備も危なかっしいながらも頑張ってはいました。
MF15 チョン・ウヨン -(77分IN)
DF14 ホン・チョル ‐(84分IN)
(【韓国1-2メキシコ|採点&寸評】地力の差を見せつけたメキシコ。MOMはエースの大役を果たしたエルナンデス! | サッカーダイジェストWebより)



■2018/06/28 謎の監督采配もあったが韓国がドイツに大金星!

  ロシア・ワールドカップ(W杯)グループF最終節 韓国 2-0 ドイツ
【韓国】キム・ヨングォン(後48)ソン・フンミン(後51)

 勝つ必要がある韓国ですけど、ドイツの方が攻撃できるチームなのでドイツが持つ予想通りの展開。守備さえ耐えれば、韓国はカウンターを狙いやすくなる のでチャンスはあるだろうと思いました。が、カウンターは出ず、FKやつないでいくプレーで韓国がチャンスを作れるという意外な展開に。
 後半になって、韓国のカウンターが出るようになりました。ドイツはもう1つの試合展開により、絶対勝たないとダメという状況になり、2人選手交代してリスクをかけて攻めるように。これで中盤が空いてますます韓国のカウンターが出やすく。どちらにもチャンスがあるという打ち合いの展開になりました。
 しかし、互いにチャンスを決められず。特にドイツはゴールしておかしくない場面が多数ありました。韓国はチャンスになりそうでならないというのが多く、ひたすら耐え忍ぶ感じ。90分間ではどちらにもゴールが生まれませんでした。
 ところが、CKでのミスで先に韓国が得点。さらにリスクをかけたところでまたミスして、ロスタイムにもう1点。ブラジルの試合で同じ2-0があってびっくりしたのですけど、ロスタイムだけの2ゴールであり、結果だけ見ると完敗のような試合になりました。
 韓国は勝ったのですけど、シン・テヨン監督の采配はまたよくわからないもの。今までの2試合スペースがなく生きないところでイ・スンウを使い、スペースが多い今日は使わず。また、交代して入れた攻撃選手を変えてサイドバックに攻撃させるという謎の交代も。アクシデントだとしてもサイドバックを入れるというのはよくわかりませんでした。
 正直今大会の韓国は好きじゃなかったんですけど、好きなメキシコは後で見れるからと思って、イ・スンウを見たいと思ったこちらを見ました。こっち見て良かったですわ。メキシコはスウェーデンに3-0で負けて見たら辛かったですし、何よりこの試合は燃えました。最後涙出ましたわ。これで応援チーム戦績は、11勝12敗6分け。結構辛い試合もあったものの、メキシコと韓国のドイツ戦勝利は震えました。



■2018/06/28 チョ・ヒョヌが大当たりでワールドカップ最高のGK候補に
 GK
23 チョ・ヒョヌ 8.5
 26歳。今までの2試合も良かったですが、今日はすごすぎて震えました。放送ではすぐ当たっているとか、ナイスセーブとか言うんだけど、大げさじゃなく大当たり。今大会のベストGKに推したいほどマジですごかったです。
 前半はCKで相手選手が前向いたところですかさず詰めて対応する場面。これは好プレーといったものでしたが、後半フリーで打たれたヘディングに反応したのはマジでスーパーセーブ。
 オフサイドだったプレーですけど、エリア内右サイドの選手にぐっと詰めてオンサイドでもCKにというプレーも良かったです。
 また、左サイドでもクロスを上げられるというところを出てきて上げさせず、ゴールキックにしてしまいます。そして、アディショナルタイムにもすごいセーブを見せて無失点で終わらせました。
DF
2 イ・ヨン 6.5
  31歳。RSB。右サイドからDFをのちょっと後ろ、触れば1点という良いボールを入れていて、おっ!と思いました。ただ、これまでの2試合目につかなかったように、安定はしませんね。後半は右で良い形でもらえたのにパスがひっかかるところがありました。
5 ユン・ヨンソン 7.5
19 キム・ヨングォン 8
 28歳。CB。CKのこぼれ球をアディショナルタイムにゴールで先制もオフサイド判定。VTR見るとオフサイドでないように見えたが、そもそもパスを出したのはドイツの選手だったのでオフサイドにはルール上ならず。VARで認められてゴール。
14 ホン・チョル 7
MF
15 チョン・ウヨン 7
 28歳。CM。ヴィッセル神戸ではCBで使われているということで、こちらも守備を意識していたのかもしれません。ただ、本職は中盤のようです。CBできる選手だと思わずに見ていましたし、そんな感じです。
 低い位置で挟まれ奪われてピンチというところがあり、どうかと思いました。ただ、それ以外はむしろ良いプレー、うまいプレーが目立ちました。自信があるがゆえにやらかしたのかもしれません。
 良いプレーとしては、まずFK。ブレ球のキックなのに、ノイアーが取ろうとしてこぼして惜しいチャンスに。また、味方がプレッシャーかけられているところをもらえる位置にうまく動いてあげて受けると、右サイドのフリーの選手に出していて続けて良いプレーでした。
 さっきのプレーとは違い、高めの位置で挟まれたところ取られずにキープして、人を探してパス。このパスはミスったものの、キープできる自信があるのでさっきはミスったのかなと思いました。
  後半は高い位置でカットして、シュートまで持っていくプレーがありました。
20 チャン・ヒョンス 7.5
 26歳。CBで出ていましたが、今日はCM。守備対策だと思われます。前の試合、不用意なPKを献上していた選手でもあります。
 前半はトラップミスでピンチの場面。後半もカウンターのビッグチャンスだったものの、まごまごしているうちに取られていて攻撃できる選手じゃないなと思って見ていました。その後も左サイドで右に出せればというところ引っかかり、その次の右からのボールも引っかかり。
  守備を考えての起用では意味があったものの、その分攻撃の力は落ちてしまった感じ。どっちかというと正解の起用でしょうけどね。
17 イ ジェソン 6.5
 25歳。RSH。スピードを持って走れる良いところにパスを出してカウンターの起点となるプレー。一方で、低いところで危ないミスパスもありました。
18 ムン・ソンミン 5.5(69分OUT)
 26歳。チャンスでシュートを打たなかったり、迷ったりするプレーが目立ちました。もっと早く交代したかった選手ですね。エースのソン・フンミンを気にしすぎているところもあったのかも。韓国はソン・フンミン頼りのチームだったのが、今回イマイチでしたね。
FW
13 ク・ジャチョル 5.5(56分OUT)
7 ソン・フンミン 7.5
 25歳。他の試合もそうですけど、守備のときは彼一人が残る形に。引っかかるプレー、強引すぎるプレー、シュートがしっかり打てないプレーが多く、良かったか?というとそうでもありません。ただ、2点とも絡みましたし、ドイツ守備陣も嫌がっている感じはありました。
 前半はこぼれ球をシュートしたものの、コースに飛ばないというプレー。後半もシュートがことごとく精度が悪いです。さらにシミュレーション取られてイエローなどで気持ちが空回り。ネイマールにも書いていますけど、強く気持ちを持ったからといって良いプレーができるというのは非科学的。力みすぎです。
 ただ、ロスタイムCKでニアへ低いボールを入れたのは意外性があってよかったです。これで相手のミスを誘い、決勝点となりました。
 さらに誰もいない相手エリアで、無人のゴールに流し込んでとどめを刺すゴール。これは押し込むだけだったものの、スピードがあるので相手DFも諦め加減でした。持ち味が生きたゴールではあります。
交代選手
FW11 ファン・ヒチャン 5(56分IN/79分OUT)
MF8 チュ・セジョン 6.5(69分IN)
 27歳。ここでイ・スンウを入れたら最高だろうというところで彼が出てきたものの、当たりではありました。2人で囲んで韓国陣内の左サイドでボールを持とうとしたGKノイアーからボールを奪うと、シュートも狙っている感じのロングボールを蹴り込んでアシストしました。
MF22 コ・ヨハン ―(79分IN)
(【韓国 2-0 ドイツ|W杯選手採点&寸評】大番狂わせを演じた韓国は軒並み高評価! MOMは神懸かっていた守護神に!! | サッカーダイジェストWebより)


■2020/02/17 韓国代表ならパク・チソン、イ・チョンス、イ・ヨンピョが好き

 2006年ドイツワールドカップのメモ。たぶんスイスVS韓国の試合です。たぶんもともと好きだったのだと思われる3選手だけ別枠でメモ。あとは、メンバー一覧メモの横に小さく書いています。どちらも短いメモでした。
FW 李天秀(イ・チョンス )
 小柄な攻撃の選手で、私がいかにも…という好きなタイプ。この試合でも良い印象だったようで、「どんどんチャンスあれば鋭い足のふりでシュートを狙っていた」とのこと。
MF 朴智星(パク・チソン )
 やはり大きくない選手で好きなタイプでしたが、彼の場合、運動量やユーティリティ性、スピードなど好きなところだらけで何を強調して良いか困りますね。京都入りが決まったときは嬉しかったです。この大会ではすでにマンチェスターユナイテッド所属。プレミアリーグで初めて大成功したアジア人選手となっていました。メモは「体の使い方、ボールキープ、ボールの奪い方どれもすごくうまくなっている」というものでした。
LSB イ・ヨンピョ
 一瞬あれ?と思いましたが、サイドバックの選手ですね。もともとサイドバック好きで、良いクロスを上げる印象があり、韓国のサイドバックでは激推しでした。ただ、このときのメモは「ちょっとミスあり」とのこと。LSBが主戦場ですが、3戦目はRSBとのメモも。このメモからすると、何試合か見たのかもしれません。
MF イ・ホ
 若い選手好きで、21歳ということでメモ。ただ、ちょっと軽率なところあるとのメモ。MFじゃなくてDFな記憶ありましたのでWikipediaを見ました。両方できるようです。ロシアのゼニト・サンクトペテルブルクに引き抜かれたり、日本でも大宮に来たりしていましたが、どちらも特筆すべき活躍はなかったようです。
FW パク・チュヨン
 やはり20歳と若い選手のためかメモ。ただ、こちらも「ひどく冴えない」というネガティブなものでした。 彼はほとんど試合に出られなかったものの、アーセナル入りしているので、かなり出世。代表は68試合出場でした。
FW ソル・ギヒョン
 絶対名前聞いたことがある。かなり活躍した選手ですよね。 オランダにいなかったっけ?と思ったらベルギーの勘違いでした。その後はプレミアリーグでもプレー。代表は82試合とやはり多いです。鋭いプレーを見せていた記憶があり、良い印象あったのですけど、見ていた3戦目では途中出場でイマイチだったとのメモでした。


■2016/1/27  韓国選手らしい大型で体の強いセンターバック、李正秀(イ・ジョンス)

 ちょっとよく覚えていないですが、鹿島で初めて見たんだっけな? 韓国は大型の良いセンターバックが多いですが、彼も韓国らしいと感じた選手です。

-----引用 ここから-----
李 正秀(イ・ジョンス、Lee Jung-Soo、이정수、1980年1月8日 - )は、韓国出身の同国代表サッカー選手。ポジションはDF(センターバック)。

国籍     大韓民国
生年月日     1980年1月8日(36歳)
出身地     慶尚南道金海市
身長     188cm
体重     76kg
-----引用 ここまで-----

 Wikipediaはあまりプレーぶりに関する記述が無いですね。韓国選手はあまり知らないということもありますが、私は韓国ベスト11ってほど気に入りました。
 メモしていたのは、2010年03月27日(土)の試合。鹿島3-1山形でした。右からのCK。野沢なので逃げるボール。遠かったものの、強引にヘディングしてゴール。先制。これが鹿島での初ゴールだったみたいです。長身ですし、ヘディングも武器なんでしょうね。
 キックはあまり記憶に残っていませんが、この日はロングボール一発で一気に前へ。マルキーニョスが落としたところから2点目につながっていきました。
 大型で体が強いイメージがあるものの、スピードに難がある印象はありません。この日もスピードでサイドまで行って、スローインになりそうだったボールを生かして繋ぐところが見られました。このようにプレーぶりも真面目で良い印象でしたね。