2024年3月2日土曜日

不可解なオフサイドで審判買収が疑われそうなカタールワールドカップに

■2022/11/21 不可解なオフサイドで審判買収が疑われそうなカタールワールドカップに
■2019/02/01 新たな国籍を取得した人の「代表チームでプレーする資格」とは?
■2019/02/01 帰化選手の資格不正問題 日本と戦うカタール代表に異議
■2019/03/10 カタール代表選手の帰化問題、アジアサッカー連盟の発表は?
2022/05/28 カタール代表の注目選手はアルモエズ・アリ、アクラム・アフィーフ
■2022/11/19 カタール代表の注目選手は、アル・シーブやアブドゥルカリーム・ハサン


■2022/11/21 不可解なオフサイドで審判買収が疑われそうなカタールワールドカップに

カタール 0-2 エクアドル
[得点者]エクアドル 16分 エネル・バレンシア(PK)31分 エネル・バレンシア
[ポゼッション]カタール 40% エクアドル 46%

 カタールは明らかに守ってカウンターのチーム。エクアドルは守備力があり、無失点を連続している一方で、得点は1点という試合が続いていたそうでこちらも守備のチーム。ただ、中南米はテクニックが高いために、ポゼッションの高いサッカーも可能。こういう場合、逆に持たされてしまい、カタールの速攻が活きるというパターンもあり得ます。
 ところが、エクアドルは押し込むだけでなく、こぼれ球をほとんど拾って一方的な展開。カウンターどころではありません。こぼれ球に限らず、守備でも攻撃でも球際に強いですね。これも中南米らしさがあります。
 また、試合巧者という中南米の特徴もいかんなく発揮。速攻型のカタールは1点先制された時点でほぼ終わりでしたが、それ以外でもとにかくエクアドルがうまくゲームをコントロール。つなぐところとロングボールを出すところ、ゆっくりすつろこところを急ぐところ、無理するところと無理しないところを匠に使い分け。平均年齢は若いチームですが、めちゃくちゃここらへんがうまいです。
 解説の福西崇史さんに言われて気づきましたが、カタールは開催国なのに声援がイマイチ。エクアドルの方が元気でした。ここらへんは、当初から言われていたサッカーの人気ない国でなぜ開催するのか?と言われていたところの「個性」が出ましたね。
 ちなみに、開催国が開幕戦で勝ち点ゼロのスタートというのは、史上初だったとのこと。開催国でいきなり初出場というのも珍しいですしね。とはいえ、一応、カタールはアジア内では結果を出しており、カタール特有というよりはアジアの弱さが出た感じもあります。それを言うのなら、FIFAのアジア重視も問題で、枠を減らすべきでは?的な話もまた出てきちゃいますけど…。
 最初から楽しみにしていたエクアドルを応援。今大会は応援チームの勝利スタートとなりました。

カタール
フォーメーション:[5-3-2]

監督:フェリックス・サンチェス

GK サード・アル・シーブ(アル・サッド)
 反応が良いGKだと聞いていました。ところが、今日はボロクソ。序盤のFKでタイミング的に無理そうなところに判断悪く出ていって危ないな…と思ったら案の定触れず。そこからGKのいないゴール前に入れられてあっさりと失点。初導入の半自動オフサイドテクノロジーの微妙な判定によるオフサイドで救われましたが、その後も精神的に影響したのか、ボロクソでした。
 PKの場面では焦ったのか早く動いてしまい、反対サイドに落ち着いて入れられて今度こそ失点。また、FKのときに触れなかったのが響いたのか、予想できるクロスのときにも逆に出てほしいところで出てこないな…という印象を受ける消極的なプレーになってしまいました。
 後半はそこまでボロクソではなかったものの、キックミスなどもあり、最後まで良いところが見えませんでした。

 なお、オフサイドについて 「微妙な判定」と書いたのですが、今ネットで見直すとやっぱり変ですね。テレビでは右足だけ出ている瞬間があったという映像が流れていました。
 ただ、見直すと、これがどの瞬間だったのかそもそもわからず。また、足が出ている瞬間があったとしても、オフサイドになるタイミングは味方が触った(パスを出した)瞬間なんですよね。ここがなかなか理解されない誤解されるところ。なおかつその瞬間にオフサイドの位置にいた選手が、その後そのままプレーに関わるとオフサイド。これもややこしくてなかなか理解されないところですが、オフサイドポジションにいてもそのときに直接プレーに関わらないときはオフサイドになりません。AIがここらへんの複雑なルールに対応できず、なおかつ映像確認用の審判が確認を怠ったんじゃないでしょうか。
 FKの場面は明らかに問題なく、問題はその後何度か触った瞬間でしょうが、守備選手が1人ではなく多数深いところまで下がっており(1人ならGKが前に出ているためにオフサイド。これも誤解が多いところ)、オフサイドになりそうなタイミングが全然わかりませんでした。納得行かないな~。これのせいでただでさえ印象が悪いカタールに、審判買収疑惑が言われちゃいますね。

RWB ペドロ・ミゲル(アル・サッド)
 本来はCBタイプだそうですが、相手の超攻撃的LSBエストゥピニャンを警戒してかRWBでの起用。突破されまくっていたわけではないものの、抑えきれたわけではない一方で、右からの攻め手を失ってしまい、なかなか評価が微妙な監督采配となってしまいました。かといって、攻撃的な選手を置けばそれはそれでダメだったかもしれませんしね。エストゥピニャンがいる時点で一歩リードされた感じです。

RCB バッサム・ヒシャム・アル・ラーウィー(アル・サッド)
 2失点目のとき、マークを外してしまうプレー。マークを外してもヘディングできていれば正解でしたが、読み間違って触れず後ろに流れてフリーの選手に決められました。後半なかなk良い守備は見せたものの、DF的には失点がでかすぎですね。

SW ブーアッラーム・フーヒー(アル・サッド)

LCB アブドゥルカリーム・ハサン(アル・サッド)
 スピードとテクニックとドリブルがあり、攻撃的とされていたのですが、今日はそれどころではなかったです。

LWB ホーマム・アフメド(アル・ガラファ)

MF ハサン・アル・ハイドゥース(アル・サッド)
 本来はテクニックある攻撃的な選手ながら衰えた分、最近は守備を頑張っていると言われていた選手。今日はチームが悪く目立たなかったものの、前半アディショナルタイムに右サイドに流れたところから、ダイレクトで1点もののピタリのボールを入れて良さを見せていました。

MF カリム・ブディアフ(アル・ドゥハイル)
MF アブドゥルアジズ・ハテム(アル・ラーヤン)

FW アクラム・アフィーフ(アル・サッド)
 スピードとチャンスメイクとテクニックがあると聞いていた選手。しかし、前半目立たず。後半は下がって触れるになったものの、下がらさられている…というべきか、チャンスメイクまでは至らず。やはりビハインドで戦えるチームじゃないということに尽きるのかもしれません。

FW アルモエズ・アリ(アル・ドゥハイル)
 注目選手でしたが、前半も後半も全く生きず。結局、ビハインドになってスペースがなくなると、チームとして戦えなくなりますね。

交代出場
71分 ハサン・アル・ハイドゥース→モハメド・ワード(アル・サッド)
72分 アルモエズ・アリ→ムハンマド・ムーンターリー(アル・ドゥハイル)
 アリと交代でそのままFWかな?攻撃的な選手。裏に出たロングボールの浮き球、難しいところでダイレクトボレー。難しいために枠には飛びませんでしたが、アイデアとしてはよく悪くないシュートでした。ゲームとしてもこれで一瞬短く良い流れの時間も作れました。


フォーメーションなどは、<開催国がまさかの“枠内シュート0”の幕開け 想定以上の実力差にカタール見せ場なし> 22/11/21(月) 3:52配信 theWORLD(ザ・ワールドWeb)より
https://news.yahoo.co.jp/articles/e5dc4ccb146a6a038662cb2210aa287fc21fce3d



■2019/02/01 新たな国籍を取得した人の「代表チームでプレーする資格」とは?

  昔からいろいろと論議になる帰化選手の問題。帰化がずるい…というのなら、日本もいっぱいやってきました。ただ、問題はルールに則っていない不正が行われることがあるというもの。さすがにこれはいけません。
 そして、AFCアジアカップ2019の決勝で日本と戦うカタールに疑惑があるのだといいます。

 まず、FIFAが公開している新たな国籍を取得した人の「代表チームでプレーする資格」は以下。よくわからなかったのですが、たぶん1つでも満たせばOKなんだと思います。
 ただし、その前に、一度でもA代表として公式戦に出場した場合に「鞍替え」が不可能となっています。

(a)彼は関連する協会の領域内で生まれた
(b)彼の生物学的な母親、または生物学的な父親が関連する協会の領域内で生まれた
(c)彼の生物学的な祖母、または生物学的な祖父が関連する協会の領域内で生まれた
(d)彼は関連する協会の領域内で、18歳に達した後、少なくとも5年間継続的に生活してきた
(カタール代表、エースFWら2人に衝撃の不正疑惑。実は代表資格なし!? 波紋呼ぶUAEの告発 フットボールチャンネル | 2019年02月01日より)
https://pex.jp/point_news/d48b947f4f12c3334cfdbecd49439b81

 この他、「特定の国の居住地に依存しない永住国籍を持つ者は、その国の協会の代表チームのためにプレーする資格がある」とのことですが、これは稀なケース。今回も関係ありません。


■2019/02/01 帰化選手の資格不正問題 日本と戦うカタール代表に異議

 問題となっているのは、アルモエズ・アリとバッサム・アル・ラウィ(バッサム・ヒシャム)。2人とも若く、18歳に達した後、少なくとも5年間継続的に生活してきた」は完全にアウトです。
 ただ、本当に問題なのは、他も全部満たしていないのではないか、という話。どうも2人とも 「彼の生物学的な母親が関連する協会の領域内で生まれた」を条件としていたようなのですけど、これらが怪しんだそうな…。
 これはカタールと不仲で、準決勝で敗戦したUAEが一生懸命調べたために判明。パスポートによると、アルモエズ・アリの母親の場合はスーダン生まれ、アル・ラウィの両親や祖母はイラク生まれだとのこと。
 また、「家族の事情」ではなく「サッカーのために」移住してきていれば、これもFIFAの国際移籍ルール違反にあたる、という疑惑もあるそうな。 ここでは、日本の久保建英の名前も挙がっており、彼もそのパターンだったんでしょうか。

 なお、アジアカップ決勝が終わった後に今大会の結果が覆る可能性があり、「3-0」で日本にアジア王者のタイトルが与えられるということもありうる、とのこと。 たいへんなことになってきましたね…。


■2019/03/10 カタール代表選手の帰化問題、アジアサッカー連盟の発表は?

 だいぶ時間経っちゃったのですけど、結果について追記。 アジアサッカー連盟(AFC)は最初の投稿と同じ2月1日、UAEサッカー協会が提出したカタール代表の2選手に対する抗議を棄却したことを発表しています。
(カタール代表2選手の出場資格は問題なし! UAEの抗議をAFCが棄却 | サッカーキングより)


 AFCではなく、FIFAとの関係について、カタールは2022年のワールドカップ開催国だからお咎め無しだという陰謀論が出ていたものの、陰謀論なので根拠なし。
  なんとなくスッキリしませんが、UAE側の証拠がどれくらいはっきりしたものかもわからないためになんとも言えません…。


■2022/05/28 カタール代表の注目選手はアルモエズ・アリ、アクラム・アフィーフ

 ワールドカップの予習で見たいチーム探し。今回はカタール代表の注目選手を。<オールスターズ厳選!カタールW杯注目若手選手、グループA - ALLSTARS CLUB>(2022.04.03)では、国籍が問題となったアルモエズ・アリ(25)が挙がっていました。
https://www.all-stars.jp/news/qatarworldcup2022-youngfootballplayer/

 得点が多いそうなので、ストライカータイプでしょうか。一番の持ち味はゴールエリア内でのポジションニング、マークのはがし方。ディフェンスラインからの抜け出しも長けているということで、点取り屋って感じですね。
 しかも、両足の精度が高いため、守る方は困ります。さらにパワフルで無理な体勢でも強引に決められるといいます。ここは「パワフル」としか言われていなかったものの、無理な体勢でシュートできるというのは身体能力が高いのだと思われます。

 もう一つ、<日本を粉砕したカタールを覚えてる? 約3年前と面子変わらぬ不気味な集団はW杯で勝てるのか>(2021/12/11(土) 23:30配信)という記事も読んでみました。
 記事では、<カタールの興味深いところは、あの日本代表を破った2019年のアジアカップ決勝からチームの顔ぶれがほとんど変わっていないところにある。(中略)ほぼ3年近く同じ顔ぶれということになる>としています。記事では、これを前向きに評価していました。

<全メンバーが国内クラブから選ばれているのも特長的で、同じメンバーで連携を深められている点は他国との大きな違いと言える。
(中略)とにかく代表経験が豊富なメンバーが多い。前線では日本も手痛くやられたアフィーフ、当時のアジアカップ得点王となったアルモエズ・アリの2人が変わることなくチームを引っ張っており、この連携も来年のワールドカップでどう機能するのか興味深い。
 ワールドカップで目指すはグループステージ突破となるが、同じ面子で強化を続けてきたカタールは欧州や南米の相手とも互角に戦えるのか。確実に力はついているはずで、初出場だからと侮ることのできないチームだ>
https://news.yahoo.co.jp/articles/a77963e42a0e52424ff56f7428a5e5bb67fa5f6b

 記事ではメンバーが変わらないことを高く評価。他の地域でもこういう代表はいますね。ただ、世代交代が進んでいない…という可能性もあり、私はそういうのはむしろ低評価にします。
 私がポイントとしているのは平均年齢。同じメンバーで長くやっていても、それほど年齢を重ねていなければ活躍しやすいと考えています。逆に豪華メンバーでも、ベテランばかりだとコケるんですよね。豪華メンバー揃えて負けたイングランドなんかは典型で、世代交代した前回大会は逆に低評価だったのに活躍しました。名前が出ている選手はそこまでの年ではなく、カタール代表は良い方のチームの可能性もあります。

 ヤフーニュースのコメント欄によると、若い世代からずっとやっているとのこと。ワールドカップ開催に向けて付け焼き刃的に…というのではなく、長いビジョンでやっていた模様。成功しやすいパターンですね。南米でもありそうなパターンの説明です。

<下からずっと今の監督が育ててるメンバーで、たしか10年以上は一緒にやってるんでしょ。スペイン人監督で、サッカーも現代的。日本を相手にしたときも終始危なげなかった。日本が悪かったとも言えるけど。
 そもそもカタール国籍者が同国では少ないため、エリート育成機関をつくり、今の監督が中心になって育ててる。シャビも絡んだりして。W杯勝てなくても強いのは間違いない。やってるサッカーが素晴らしい>

 あと、注目選手で出ていたアクラム・アフィーフも検索。彼もFWのようです。<開催国王者|Club|FIFAクラブワールドカップ Qatar 2019|日本テレビ>によると、2019年のアジアカップでは、決勝・日本戦の1得点の他、11アシストを記録したとのこと。アシストの方が圧倒的みたいですね。
https://www.ntv.co.jp/fcwc/2019/clubs/alsadd.html

 「圧倒的なスピードとチャンスメイク」との説明もあります。このアクラム・アフィーフの方が好きなタイプ。とはいえ、彼のためだけに見たいチームか?と言うと、そこままではありません。



■2022/11/19 カタール代表の注目選手は、アル・シーブやアブドゥルカリーム・ハサン

 一応カタール代表の注目選手をもう少し見ておこうということで、急ぎ足でチェック。<2022 W杯で注目すべきカタール人選手5選>(FIFA)は、以下の5人を選出しています。
 カタールはたぶん初出場であり、ワールドカップ経験のない国で開催されるのは極めて稀でしょう。ただし、フェリックス・サンチェス監督は、カタールで2つのタイトルを獲得。これらは、2014 AFC U-19選手権、2つ目は2019 AFCアジアカップであり、アジアレベルで言えば、出場してもおかしくないレベルと言って良さそうでした。
 一方、ベテランが多いことや、現在調子を落としていることは気がかりですね。
https://www.fifa.com/fifaplus/ja/articles/five-players-to-watch-qatar-fifa-world-cup-al-haydos-ali-afif-al-sheeb-hassan-ja

サード・アル・シーブ(32歳、ゴールキーパー)
<2019 アジアカップで最優秀ゴールキーパーの栄誉に輝いたアル・シーブは、素早い反応とカウンターアタックを封じる能力により、同大会で1失点しか喫していない。(中略)
一方、2021 アラブカップでのマシャアル・バルシャムの素晴らしいパフォーマンスを考えると、アル・シーブは先発の座は確約されていない>

アブドゥルカリーム・ハサン(28歳、レフトバック(左サイドバック))
<スピード、テクニック、ドリブルに優れ、2019 ガルフカップのイエメン戦で決めた稲妻弾に象徴されるようにシュートも得意である>

ハサン・アル=ハイドゥース(31歳、フォワード、セントラルミッドフィルダー、右ウイング)
<セントラルミッドフィルダーと右ウイングもこなす司令塔のアル=ハイドゥースは、2019 アジアカップで優勝したカタールのスター選手の一人(中略)。その確かなテクニックで、この冬、アル・アナビのために輝く選手の一人となることは間違いない。
(中略)2018年と2019年のアル・サッドでの輝かしい得点力を再現できていないものの、守備力を上げることで補い、今ではより深い位置に下がってチームに貢献している>

アクラム・アフィーフ(25歳、左ウィンガー、右ウインガー)
<アフィーフは彼の父親のように左右両ウイングをこなし、攻撃の先鋒にも立つ多才な選手である。(中略)
得点能力に優れるだけでなく、テクニックと視野の広さも誇り、数多くのチャンスを創出している。相手ディフェンスを切り裂くロングボールが得意であり、自ら危険なエリアへボールを運ぶことも多く、常にゴールを狙っている。(中略)
また、アフィーフはAFC最優秀選手に3度ノミネートされ、2019年に受賞を果たしている。(中略)最近やや調子を落としていても欠かせない存在であり、カタールの最終親善試合のすべてに出場している>

アルモエズ・アリ(25歳、ストライカー)
<アリは、2021 ゴールドカップ(9得点)と2019 アジアカップ(4得点)でカタールの得点王となっている。3大陸のサッカー選手権で得点を挙げた世界で唯一の選手であり、現在、カタールの得点王歴代3位となる39得点を記録しており、歴代1位のマンスール・ムフターハ(44得点)に迫っている。
 この冬、カタールサポーターは、彼の優れた個人技とハーフチャンスをものできる能力が、カタールのラウンド16進出を助けることを大いに期待している。
 カタール代表での最後のゴールは2021年末だったが、この選手は足の速さとペナルティエリア内での巧妙な動きで、瞬く間にチャンスに変えることができる>