2023年8月1日火曜日

ガットゥーゾ伝説 興奮でトイレ28回、突然芝生も食べる

■2020/12/14 現代サッカーにガットゥーゾはいらない、本人が断言
■2021/06/23 ガットゥーゾ伝説 興奮でトイレ28回、突然芝生も食べる
■2018/05/23 イタリア代表マンチーニ監督とバロテッリは親子関係?
■2018/05/23 イタリア代表で好きな選手はピルロ
■2018/12/23 デルピエーロとトッティ、なぜか好きになれなかったイタリアのファンタジスタ2人
■2018/05/23 イタリア代表は良くも悪くもピルロのチーム


■2020/12/14 現代サッカーにガットゥーゾはいらない、本人が断言

  ナポリを率いるジェンナーロ・ガットゥーゾ監督。イタリア衛星放送『Sky Sport』で「選手たちにはわたしに似てほしくない。ひとつのチームを望む。わたしに似た選手ならメンバーから外すだろう」と述べました。闘志をむき出しにした激しいプレーで、チームの勝利のためなら自分の身を厭わないような、ガッツあふれる選手で私も大好きでした。ただ、今はそういう選手では控え止まりといった見方です。

「わたしが現役の頃とは違うサッカーを求めているからだ。もっと考え、ボールをつなぎ、数的優位を目指すサッカーだ。(現役時代の)わたしは、わたしが率いるナポリではベンチに座ってばかりだろう。自分がやってきたことは誇りに思っているが、イタリアのサッカーはこの4、5年で変わった」(「自分のような選手は起用しない」闘将ガットゥーゾが衝撃発言! サッカーの変化に「気が狂いそうになるけど…」 | サッカーダイジェストWeb 2020年12月07日より) 

 私は現在もガットゥーゾのような選手は必要だと思います。ただ、監督してはダメなタイプでしょうね。日本で闘将と言われた柱谷哲二さんですが、指導者としては当初ボロクソ。その後ワールドカップのテレビ解説で「選手が自分の言った通りにできない。海外代表選手はさすが」みたいなことを言っていて、なるほどと思いました。部下としては優秀だけど、上司としては無能なタイプの典型的な発言。部下の力を引き出したり、チームワークを作ったりできないタイプのようです。その点、自分を否定して変化したガットゥーゾはさすがですね。そういえば、ジダンも監督としては自身の現役時代のプレーと違って、守備を非常に気にしているのが意外でしたが、やはりうまく適応している感じです。


■2021/06/23 ガットゥーゾ伝説 興奮でトイレ28回、突然芝生も食べる

 2006年のワールドカップ、1(PK5―3)1でフランスを下したイタリアが優勝したときの記事が出てきました。タイトルからしてすごいです。<ガットゥーゾ 極度の興奮トイレ28回、芝生食べる>(2006年7月11日06時03分  スポーツ報知)というものでした。普通じゃありません。

 試合終了後、ガットゥーゾはチームメートと抱き合っていました。これは普通です。ところが、ひとしきりチームメートと抱き合った後、突然ピッチに四つんばいになって芝生を食べる奇行を見せます。考えられません。
 ガットゥーゾなら普通だから地元テレビ局も慣れっこ…なんてことはないようで、これには地元テレビ局の 実況もびっくり。実況は「ガットゥーゾが芝生を食べている!」と絶叫していたとのこと。イタリアに限らず、芝生を食べるプロサッカー選手は極めて稀でしょう。

 記事では、<試合後の会見では奇行の理由は説明しなかったが、「精神が高ぶって今日は朝7時にやっと寝付いたんだ。28回もトイレに起きたよ」と極度の興奮状態で試合に臨んでいたことを明かした>と記載。ただ、これは飽くまで試合前の話であり、だいぶ違う話ですね。
 このコメントは、むしろ「ガットゥーゾもそんなに緊張するんだ!」とかなり異なる印象を抱く話。とはいえ、そもそも本当に一晩で28回もトイレに行くというのは、人体的にあり得るのか?とも思います。出ないけどとりあえずトイレに行ってみる感じですかね。また、「いちいち数えてたのかよ!?」ともツッコミたくなります。
 このコメントは、ガットゥーゾなりのジョーク、または、これも芝生を食べるテンションから発した一種の「奇行」的な発言なのかもしれません。


■2018/05/23 イタリア代表マンチーニ監督とバロテッリは親子関係?

 日本代表の監督人事には実績に疑問があることがありましたが、イタリア代表の監督となったマンチーニさんの実績はピカピカ。インテルを率いてセリエAで3連覇、マンチェスター・シティでもプレミアリーグ制覇を経験しています。
 ただ、クラブの監督と代表の監督では、違う戦い方を要求されます。 この違いを理解できなかった場合は実績ある監督であっても、良い結果を出すことはできないでしょう。

 …といった話は良いとして、 イタリア代表マンチーニ監督とマンチーニ監督によって呼ばれて実に4年ぶりの代表復帰となったバロテッリは親子関係だとしている記事がありました。もちろん実の親子というのではなく、比喩的な意味です。
 FWセルヒオ・アグエロは、マンチーニとバロテッリの関係を犬と猫、父と子と表現していました。
「バロテッリとマンチーニの関係には時折笑わされたよ。2人はトレーニング中に犬と猫のように争うけど、その後互いの肩を組んで帰っていく。罵倒するし、叫んだりもするけど、彼らは父と子のようになるんだ」
(この”親子”にイタリア代表復活のカギあり! 求めたいマンチーニとバロテッリの再タッグ|theWORLD(ザ・ワールド)|世界中のサッカーを楽しもう! 2018年05月17日(木) 08時46分配信より)

 記事では、 マンチェスター・シティでは練習中に互いに掴み合いになる信じられない光景もあったが、バロテッリを誰よりも根気強く育てたのがマンチーニだとも書いていました。
 バロテッリは私が見るときはいつも冴えないし、全然好きな選手ではないんですけど、ニースで復活を遂げたようですのでちょっと楽しみですね。


■2018/05/23 イタリア代表で好きな選手はピルロ


<イタリアで好きな選手>
MF アンドレア・ピルロ


■2018/12/23 デルピエーロとトッティ、なぜか好きになれなかったイタリアのファンタジスタ2人

 2006 FIFAワールドカップドイツ大会のメモ。感想はほとんど残っていません。対戦相手も書いていおらず、ある程度兼用した感じ。ただ、準決勝・決勝のメモは別にありました。以下は1つ目のメモ。

2006年W杯ドイツ大会:決勝トーナメント
https://worldcdb.com/06germanyfinal.htm
4-4-2
GK G・ブッフォン
DF
G・ザンブロッタ
F・カンナバーロ
 相変わらず本当に素晴らしいとだけメモ。カンナバーロは最も好きなDFの1人です。
M・マテラッツィ
F・グロッソ
MFACE
A・ピルロ
S・ペッロッタ
G・ガットゥーゾ
A・デル・ピエーロ
 イマイチだったとの感想メモ。ピルロのところに「パスを出せるのは彼だけ」ともメモ。デルピエーロはそうでもなかったということなのでしょう。
 ファンタジスタで本来私が好きなタイプだろうと思うのですけど、騒がれすぎて好きになれませんでした。タイミングの問題かもしれません。
(F・トッティ)
 デルピエーロのところには、トッティが入ることも。このトッティにも「ファンタジスタで本来私が好きなタイプ」なのに、「騒がれすぎて好きになれませんでした」という全く同じ説明ができます。2人とも良い選手なんですけどね。
FW
L・トーニ
 なかなかセンス良い。振り向きざまみたいなプレーがあり好き…とのメモ。
A・ジラルディーノ

 もう一つあったメモは準決勝・決勝兼用っぽいものですね。「決定的な2点目涙出た」というのは、たぶん準決勝のドイツ戦のこと。2-0で勝っています。決勝のフランス戦は1-1でのPK勝利でした。
 あと、フィールドプレイヤー全員使い切ったとのこと。プレイヤーを多く使って、一団となって勝ち上がっていくというチームは結構あります。

4-4-1-1
GK G・ブッフォン
DF
G・ザンブロッタ
 RSB。1VS1で強さを見せていました。攻撃でもこぼれ球をミドルでポストに当てるところ。最初あまり好きではなかったものの、この大会で好きになった選手だった記憶。
F・カンナバーロ
 RCB。176cmとCBとしては致命的な身長のなさ。にも関わらず、ジャンプで勝つ場面もあります。本当好きですわ。
M・マテラッツィ
 LCB。メモは倒されるアピールが多いのみ。メモにないですけど、彼は決勝で延長に入ってから、ジダンを退場させたことで有名に。ジダン頭突き事件です。当初言われた差別発言ではなかったものの、家族を侮辱する発言が理由と後に判明。良うなかったですね。ただし、それで頭突きが正当化されるわけではなく、ジダンの悪い癖が出たとも言えるものでした。
F・グロッソ
 LSB。長身のSB。守備偏重といった感じではなく、スピードもまずまず。ドリブルも悪くないように見えました。バランスが良い選手。
MF
A・ピルロ
 RCM。ただ、自由に動いてフリーになっている場面が多いです。ドイツのバラックもフリーにしてしまっているのは気になったものの、フリーのピルロが効いていて効果的だった模様。アシストも決めています。この大会は、長く走る場面も目立ちました。
G・ガットゥーゾ
 LCM。「守備良いねー」というメモだけ。めちゃくちゃ大好きな選手なのですけど、なぜか全然メモしていません。
M・G・カモラネージ
 RSH。準決勝はまずまず止まりで、目を見張るプレーがなく、変えてほしいと思った選手。波ある選手かも、と書いていたところ、決勝は良いと感じました。そもそも守備の方で特徴のある選手らしく、攻撃でそう目立たないのは必然だったかもしれません。ただ、今検索すると、ドリブラーと書かれていました。
S・ペッロッタ
 LSH。地味。ただ、よく走って動いてはいて、こういう選手も必要だねと感じた準決勝。ただ、決勝は逆に冴えず。カモラネージと逆の印象になりました。
F・トッティ
FW
L・トーニ


■2018/05/23 イタリア代表は良くも悪くもピルロのチーム

ブラジルワールドカップ2014 グループリーグ コスタリカ 1-0 イタリア
(メンバーと採点は、【W杯・試合採点】イタリア対コスタリカ(グループD) | フットボールチャンネルより)

GK 1 ジャンルイジ・ブッフォン 6点
 CKで飛び出したのは良いが、その前に触られてしまうヒヤッとするプレーがあり気になった。ただ、後半は裏へのボールにペナルティーエリア外まで出て良い対応するところも。
DF 3 ジョルジョ・キエッリーニ 5.5点
 メモによると前の試合は左サイドバック。今日は左のセンターバック。
 前半42分頃、ミスから危ないところ。PKじゃないかと思ったがPKならず。VTR見るとファールだった気がする。
 後半はエリア内に空いているのに胸トラップ。自信あるのかもしれないが、やらんでいい危ないプレー。苦しい時間帯によくついていくプレーもあったが、他にも危ないプレーあって軽率なタイプに見えた。
DF 4 マッテオ・ダルミアン 5.5点
 左右こなせるようで、今日は左サイドバック。右サイドで出たときに良さそうだと思ったものの、今日はイマイチ。ワンタッチで 出そうとするところをイージーミスで外に出してしまうなど、流れが作れなかった。
 今調べると、利き足は右足みたい。 左で切り替えして、右足でシュートする場面があり、右利きのサイドバックだなという感じ。 
DF 7 イグナツィオ・アバーテ 5.5点
DF 15 アンドレア・バルザーリ 6点
 特にすごいってほどではないが、安定のなさが目立っていた相棒のセンターバックのキエッリーニに比べると安定。カウンターで粘り強い良い対応を見せる場面があった。
MF 5 チアゴ・モッタ 6点
MF 6 アントニオ・カンドレーバ 5.5点
MF 8 クラウディオ・マルキージオ 6.5点
 左のサイドハーフみたいな感じ。運動量が多い選手。下がって守備にも参加。ただ、ブッフォンと合わずにCKにしてしまう場面も。
 後半は右に回り、裏を狙う 左サイドへの大きいボールがあってよかったが、途中交代。
MF 16 ダニエレ・デ・ロッシ 6.5点
MF 21 アンドレア・ピルロ 7点
 イタリア代表はピルロのチーム といった感じ。ピルロ好きにとっては嬉しいのだけど、ピルロが生きてこないと終わるという辛さがある。最初の時間帯は、マンマークではないもののほとんど触らせてもらえず、チームのリズムができなかった。
 しかし、その後はボールが入るようになってチャンスも出てくる。30分に、右の低い位置から、バロッテリに出した裏へのボールは特に決定的だった。ただ、決められない。
FW 9 マリオ・バロテッリ 5.5点
交代選手
FW 10 アントニオ・カッサーノ 6点
 トップ下のようだった。 股の下通すボール狙うなど、センスは感じる。しかし、いまいち合わない。ピルロ以上に彼にボールが収まって、中心となったものの、しっくりこなかった。
FW 11 アレッシオ・チェルチ 6点
 主に右でプレー。彼以外もそうだったのだけど、サイドが空いているのに中に入れてしまうプレーがある。気持ちが焦っているんだと思う。
 中央裏のフリーの選手に出す良いプレーもあったが、気が急いているプレー目立った。これも彼以外もだが、オフサイドにもなる選手多い。しかも、中央ではなくサイドなので本来ラインは見やすいはずなんだけど…。焦りまくってるんだろうな。
FW 22 ロレンツォ・インシーニェ 6点