2023年1月30日月曜日

ポドルスキ、「日本は素晴らしい」「幸せ」と絶賛

■2017/10/01 キャプテン翼が大好きなポドルスキ
■2017/10/01 ポドルスキ補強は期待外れで失敗だった?
■2018/10/28 ポドルスキ、「日本は素晴らしい」「幸せ」と絶賛
■2018/11/30 イニエスタとポドルスキ、神戸の乱闘試合で大きな差がつく



■2017/10/01 キャプテン翼が大好きなポドルスキ

 『キャプテン翼』が好きな海外のサッカー選手は多いですが、ポドルスキも大好きだとのこと。作者である高橋陽一さんとの対談では、「僕を使ってシーズン物を描くのはどうでしょう?」と直談判。
  「僕のように海外から日本に来た選手がどんな活躍を見せるのか、という世界観を作品の中で表現するのも面白いのではないか」というもっとらしいことを言っていました。
(ポドルスキが高橋陽一先生に直談判…「僕を使ってシーズン物を描くのはどうでしょう?」 | サッカーキング 2017.07.28より)

 ただ、この海外選手の順応という意味では、ポドルスキ自身苦しんでいるところがありそうです。次の話がそういうものでした。


■2017/10/01 ポドルスキ補強は期待外れで失敗だった?

 ポドルスキは神戸加入直後、2ゴールで話題に。でも、その後話題を聞かないなと思っていたら、本人イライラ、仲間はビクビク。神戸が迷走するポドルスキの使いみち|Jリーグ他|集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva(浅田真樹 2017.08.15)という記事がありました。

 まだ4試合目の時点の記事なのですけど、 3-4-1-2で2トップだと、なかなかボールが来ないのにイライラして、低い位置まで下りてきたものの機能せず。なかば観念したかのように、ピッチ上にたたずむ時間が長くなっていたといいます。
 対戦したFC東京にしてみればこれは狙い通りで、「ミーティングでも、監督から『ポドルスキが下がって受けるのはオーケー』だと。逆に『その回数が多くなるようにさせよう』と言われていた」(FC東京・DF徳永悠平)とのこと。
 「ポドルスキ封じ」と呼ぶほどの特別な対策を講じたわけではないというのが、頭の痛い話です。

 また、作者が特に気になったのは、ポドルスキからパスを受けた選手に、ボールコントロールのミスが多発していたこと。イライラしている元・ドイツ代表FWを過剰に意識して、萎縮しているのではないかと見ていました。
 ポドルスキ自身も絶対的に運動量が少なく、動きにメリハリなし。覇気が感じられず、モチベーションが高いとも思えず、実際、守備をサボるようになった結果、ピンチを招いています。どうも精神的にも問題があるようです。

 その後、どうなったかな?と検索。10試合を終えた時点で4ゴールで、まだ爆発はしていない感じ。時間がかかりそうでした。



■2018/10/28 ポドルスキ、「日本は素晴らしい」「幸せ」と絶賛

 ポドルスキは、「この国での日々は相変わらず信じられないほど素晴らしい」「日本の人々や全てのものが大好きになった。清潔で安全で、食事も素晴らしい。人々はとても敬意を持ってくれる。ここに来ることができて本当に幸せだ」と日本を称賛していました。
 ただ、リップ・サービスかもしれませんし、仕事であるサッカーの 方は順調ではありません。神戸はイニエスタまで獲得したのにむしろ不調です。
 神戸との契約を2019年まで残すポドルスキは、「最後にもう1年続けるかもしれない」とプレー続行に意欲を見せた一方、「もう6年か7年国外にいて、家族や友人も恋しい」と契約終了後のドイツ帰国も示唆。有終の美は飾れずに、寂しく日本を去る可能性もありそうです。
(ポドルスキ「日本に来ることができて本当に幸せ」。独メディアインタビューに語る フットボールチャンネル | スポーツ | 2018年10月27日 より)
 https://pex.jp/point_news/30d5b1163a6e34c354f44febef802ca6

■2018/11/30 イニエスタとポドルスキ、神戸の乱闘試合で大きな差がつく

 ポドルスキが嫌いということはなく、むしろドイツで最も好きな選手と言って良いくらいなのですけど、パッとしない話が多いですね。 2018年1124日に行われたヴィッセル神戸の清水エスパルス戦もそういった話でした。
  この試合は、負傷者が続き長く時間を取られたことで、後半アディショナルタイム(AT)が19分間設けられて、その間に同点ゴールや退場者が出るなど大荒れ。追いつかれた神戸の選手が怒るのも無理はありません。

 ただ、そのときの対応は、2人のワールドクラスの選手でも 大きな違いが出ました。
 乱闘騒ぎの際、ポドルスキが怒りを露わに相手選手に食ってかかっており、むしろ混乱材料に。一方、イニエスタは仲裁に入り、宥める姿が見られました。
  スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」は「ドイツ人ストライカーは怒りを抑えることができなかった。イニエスタは仲間一人ひとりを乱闘から引き離していた一方、彼は自分自身の中でバトルを続けていた」と言及。思い通りにいかない試合展開も含めて、様々な思いを呑みこみながら、内面にある自分の感情を押し込んだと指摘していたそうです。
( 乱闘騒ぎで仲裁役の神戸イニエスタ、母国紙が胸中分析 「自分の中でバトルを続けていた」  Football ZONE web / 2018年11月25日 17時10分より)
 https://news.infoseek.co.jp/article/footballzone_150134/



予想外に多いエクアドルの注目選手 インカピエ、エストゥピニャン、カイセドなど

■2023/01/30 エクアドル好きな選手ベスト11 メンデス・サルミエント・プラタなど多すぎ…
■2022/10/15 予想外に多いエクアドルの注目選手 インカピエ、エストゥピニャン、カイセドなど
■2022/11/21 エクアドル代表、注目選手ではなかったジェヘクソン・メンデスが素晴らしい
■2022/11/26 注目に入っていなかったプレシアードやサルミエントも良い若手選手
■2022/11/30 攻守に顔を出して運動量が多いモイセス・カイセド、ゴールも決める


■2023/01/30 エクアドル好きな選手ベスト11 メンデス・サルミエント・プラタなど多すぎ…

 好きなチームが多い南米で珍しく全く好きじゃないチームだったエクアドルですが、2022年ワールドカップは若手が多いと聞いたので見てみることに。すると、予想以上に気に入り、この大会で最も好きなチームに。グループリーグ敗退でしたが、全試合見ました。
 守備がしっかりしていて試合巧者。攻守に運動量があり、最後まで走れるチームなのが大好きなポイントのひとつ。堅守速攻のカウンターなど攻撃も十分に見どころあって守り一辺倒ではないのですが、最後のところで得点が奪えないチームですね。

 バレンシア エストラーダ

サルミエント     プラタ

  Mカイセド メンデス

エストゥピニャン プレシアード

  インカピエ Tカイセド

     ガリンデス

GK エルナン・ガリンデス 2 35歳(2022年ワールドカップ) 1987/3/30 188cm
 GKが目立つ試合展開のときでも良いプレーしていて、イメージ良かったGK。

CB ピエロ・インカピエ 8 20歳(2022年ワールドカップ) 2002/1/9 183cm
 事前に見ていて、一番楽しみにしていた選手。安定感なかった相方CBと比べると、安心して見ていられるボールさばき。堂々とやっており、20歳という年齢を考えると驚異でしょうね。DFラインで玉回ししているときには中心といった感じ。中央の選手に良いパスを出して、そこから特典に繋がるプレーも。
 守備では体強いし、届かないかな?というところでボールに足が届く…というプレーが多い。スピードもあるのか、相手が先みたいなプレーでも先に触るところも。ミスが目立った試合もあったが、基本はめちゃくちゃいいDF。

SW トーレス・カイセド(フェリックス・トレスカイセド) 1 25歳(2022年ワールドカップ)  1997/1/11 187cm
 他2人のCBがミス多く、消去法での選択。

LSB、LWB ペルピス・エストゥピニャン 7 24歳(2022年ワールドカップ) 1998/1/21 175cm
 超攻撃的…と言われていたが、守備面でも何度も良いところが見える試合も。運動量が多く、アディショナルタイムでも足が出て良い守備している試合もあった。
 攻撃では雑なパスを受けても普通にコントロールしてみせたり、クロスやFKでの合わせる良いボールの他、DFを引き付けてチャンスを作るところも。ミドルシュートからゴールに繋がるプレーがあった他、幻のゴールもあり、得点力もありそうだった。

RSB、RWB プレシアード(アンヘロ(アンジェロ)・プレシアード) 6 24歳(2022年ワールドカップ)  1998/2/18 173cm
 守備では相手のサイドチェンジを狙っており、取ってやろうという良いプレー。運動量多くよく走る良い選手で、LWB同様に攻撃的で、カウンターなのにWBからWBというプレーもあった。サイドでダンスするように左右にどっちでも行けるよというフェイントから低いクロス。これだけやって中のボールが合わないということもあるが、このクロスも合っておりチャンスに。
 また、素晴らしいミドルシュート、このこぼれから幻のゴールというところも。その他、高さがあるタイプのロングスローを何度も。高さで勝負するチームではないものの、こぼれ球を拾えていたので悪くない選択肢。CKからのこぼれ球をフサイドだった。
 
CH ジェクソン・メンデス(ジェヘクソン・メンデス、ロサンゼルスFC/アメリカ) 8 25歳(2022年ワールドカップ) 1997/4/26 180cm
 4人のMFのうちの真ん中の2枚で、なおかつ守備的な方の選手。攻撃的なSBがいるチームにありがちな感じで、ボールを持っているときはDFラインでラインに入ってきて3バックになっていてバランスを取っていた。全く注目選手になっておらずノーマークだったのですが、1試合目はぶっちぎりでお気に入りに。
 まず、スライディングしながらインターセプトする場面。いいプレーだなと思ったら、そこからすぐ速攻につながるパス。これ以外にもカウンターのピンチで良い守備。
 明らかに守備型である一方で驚いたのが、攻撃も悪くないこと。ミスパスはゼロではないものの、南米選手らしくうまい。ワンタッチプレーも意外に正確。ダイレクトで1点もののスルーパスを出していたのも彼じゃなかったかと思います。
 また、右の高い位置までワンタッチでやり取りしながら最後はファールをもらうプレーも。前述の通り、DFラインに下がるプレーが多く、攻撃に顔をだすことは少なかったものの、ここまで来るプレーもあったということで、運動量も多いのだと思われます。非常に良い選手ですね。
 最初の2試合のテレビ放映では全然褒められていなかったものの、3試合目に出場停止になった際には、攻守両面で推進力で出場停止痛いと一番褒められていました。

CH、Lインサイドハーフ モイセス・カイセド 4 21歳(2022年ワールドカップ) 2001/11/2 178cm
 注目選手…と言われていたものの、失点に絡むなどでかいミスをちょくちょくやらかしていました。ただ、基本的には良い選手ですね。
 バランスよく倒れずにドリブルしてくるプレー。パス回しからサイド抜け出すプレーも。後ろからだったが、ボールに行く良い守備。エクアドルは運動量が多い選手だらけだけど、彼も運動量多く、左右の高い位置に来るし、ウラ狙って走るプレーもある。本当よく走る選手。

RSH ゴンサロ・プラタ 5 22歳(2022年ワールドカップ)  2000/11/1 178cm
 事前メモに入っていなかったのですが、いいじゃん!と驚いた選手。後で確認するうとFIFAの注目選手には入ってた選手。CKのキックやチャレンジする場面で良さ。基本は右なのに、左まで流れるプレーも結構あり、なおかつそのときに良いプレーも。ゴール入った!と思うような、素晴らしいミドルシュートでバーに当てるところも…。

LSH、Lインサイドハーフ、OH、FW ジェレミー・サルミエント 20歳(2022年ワールドカップ) 2002/6/16 183cm
 途中出場だがすごく印象が良かった選手。タッチ数が多いドリブルで、うまいな!という感じ。ミスもあるが、細かく早く左右の足でボール動かすなど、うまいな…って持ち方して好き、背中をうまく使って相手選手を抑えながら縦に抜けていく良いプレーも。ドリブル仕掛けるのでチャンスになりそうな予感ある。
 検索してみると、意外なことにFW登録の時代もあった模様。そういうタイプには見えなかった。また、現在ブライトンではオフェンシブハーフでまさにこのトップ下で出てくるとされていた。

CF。Lインサイドハーフ エネル・バレンシア 2 33歳(2022年ワールドカップ) 1989/11/4 177cm
 これぞストライカーという感じで良いところにいる選手。こぼれ球予想して走っておいて、狙い通り、こぼれたところをてゴールするのも、これぞクラシカルなストライカー…といったプレー。ただ、ドリブルやパスでも良いところある。また、ベテランスターなのに守備も結構頑張る試合もあった。
 その他、ウラへのはねたボール、ヘディングするDFをファールにならない程度に押しておいて、クリアを不十分にさせておてい自分がとっちゃうずるいプレーもしていて、思わず苦笑してしまった。

CF エストラーダ(ミチャエル(ミカエル、マイケル)・エストラーダ) 1 26歳(2022年ワールドカップ) 1996/4/7 184cm


■2022/10/15 予想外に多いエクアドルの注目選手 インカピエ、エストゥピニャン、カイセドなど

 2022年ワールドカップ、南米ではエクアドルがまさかの予選突破。一方で、私が好きな国の代表がいくつも出場できていません。
 エクアドルは4度目のFIFAワールドカップですから少ないです。ただ、ウィキペディアを見てみると、そもそも21世紀になって初出場。冷静に見ると、21世紀はほぼ常連といった感じです。そういうイメージありませんでしたわ…。

<FIFAワールドカップ本大会には2002年日韓大会で初出場を果たした。2006年ドイツ大会予選ではブラジルやアルゼンチンなど強豪のひしめく中で南米予選を勝ち抜き、本大会ではベスト16にまで進出した。しかし、二大会ぶりに予選を突破した2014年ブラジル大会では南米地区で唯一、グループリーグで敗退した。2022年カタール大会予選では厳しい予選を突破。ブラジル大会以来二大会ぶり四回目の出場を決めた>

 「エクアドルがまさかの予選突破」と書いたものの、ある意味順当かもしれません。FIFAの<2022 W杯で注目すべきエクアドル人選手5選>によると、2019 U-20南米選手権で優勝し、2019 FIFA U-20ワールドカップ ポーランドでは3位に入賞。ユース世代を見ると、普通に世界最強レベルだったようです。若手が伸びているみたいですね。
 以下の説明を見ると、守備的なところのピエロ・インカピエ(20歳)が好きそうなタイプ。LSBのペルビス・エストゥピニャン(24歳)もおもしろそう。予想外に見たいチームです。

DF、CH ピエロ・インカピエ(20歳)
<エクアドルの皇帝である。(中略)インカピエには、現代のセンターハーフに求められるすべての資質が備わっている。ボール扱いに長け、優れた左足に恵まれた彼は、テクニック、能力、推進力、ビジョンを駆使してプレーを組み立て、相手の背後のスペースを見つけ、ピンポイントのパスで味方に出す。
 ディフェンスで彼は頼もしい限りである。アグレッシブなタックラーであり、試合を読み、いつどのようにインターセプトすべきかを知る才能もあり、相手の攻撃を封じ、味方を前に進めさせることができる。(中略)スピードと能力でチームメートをカバーし、相手を止める。また、力強さと跳躍力で、空中戦でも圧倒的な存在感を見せる。
https://www.fifa.com/fifaplus/ja/articles/ecuador-five-players-to-watch-fifa-world-cup-caicedo-estupinan-hincapie-plata-valencia-ja

LSB ペルビス・エストゥピニャン(24歳)
<南米予選では、1,119回のボールタッチ数を記録し、2位で901回のモイセス・カイセドと大差をつけている。また、17試合で22回とチームメートの誰よりも多くの得点機を作り、2ゴール6アシストを記録した。それだけでは満足せず、カルロス・グルエソとともに率先してボール奪取するなど、後方から優れた動きを見せるが、前に出るという気持ちが強すぎて本職が疎かになる場合もある。
 キックオフから終了の笛が吹かれるまで、力強く走り続けるエストゥピニャンは、攻撃面で常に存在感を示している。正確なクロスは相手ディフェンスに脅威を与える。とはいえ、ボールの保持や、危険な状況でボールを奪われないなど、まだ学ぶべきことも多い>

LSH、CH モイセス・カイセド(20歳)
<エクアドルにとって欠かせない選手であり、攻撃でも守備でも、事実上すべてのプレーにカイセドが関与する。予選の初戦から順当に先発入りし、ラ・ボンボネーラでのアルゼンチン戦では、中盤のサイドでプレー(中略)。あらゆるポジションでインパクトを残した。パスの成功率は86.8%(ファイナルサードでは85%)で、3番目に多いチャンスメイク数、チーム最多のアシスト(4回)、2得点、3番目に多いボール奪取回数を記録した。セントラルミッドフォルダーとしてスタートした後は、素晴らしい仕事量とフィットネスにより、ディフェンスでも活躍するボックス・トゥ・ボックスの選手となったが、ファイナルサードでチャンスを創出するビジョンとボックス内に侵入して得点する突破力も持っている>

WG ゴンサロ・プラタ(21歳)
<ディフェンスを混乱させる才能を武器にして、ヨーロッパの強豪入りを視野に入れている。才能豊かなウイングであるプラタは、1対1に強く、一瞬で試合の流れを変えることができる>

FW エネル・バレンシア(32歳)
<若手が多いエクアドルのけん引役を務めている。バレンシアは、エクアドルが前回出場したワールドカップで、スイス戦とホンジュラス戦でゴールを決め、スター選手となっている>



■2022/11/21 エクアドル代表、注目選手ではなかったジェヘクソン・メンデスが素晴らしい

カタール 0-2 エクアドル
[得点者]エクアドル 16分 エネル・バレンシア(PK)31分 エネル・バレンシア
[ポゼッション]カタール 40% エクアドル 46%

 カタールは明らかに守ってカウンターのチーム。エクアドルは守備力があり、無失点を連続している一方で、得点は1点という試合が続いていたそうでこちらも守備のチーム。ただ、中南米はテクニックが高いために、ポゼッションの高いサッカーも可能。こういう場合、逆に持たされてしまい、カタールの速攻が活きるというパターンもあり得ます。
 ところが、エクアドルは押し込むだけでなく、こぼれ球をほとんど拾って一方的な展開。カウンターどころではありません。こぼれ球に限らず、守備でも攻撃でも球際に強いですね。これも中南米らしさがあります。
 また、試合巧者という中南米の特徴もいかんなく発揮。速攻型のカタールは1点先制された時点でほぼ終わりでしたが、それ以外でもとにかくエクアドルがうまくゲームをコントロール。つなぐところとロングボールを出すところ、ゆっくりすつろこところを急ぐところ、無理するところと無理しないところを匠に使い分け。平均年齢は若いチームですが、めちゃくちゃここらへんがうまいです。
 解説の福西崇史さんに言われて気づきましたが、カタールは開催国なのに声援がイマイチ。エクアドルの方が元気でした。ここらへんは、当初から言われていたサッカーの人気ない国でなぜ開催するのか?と言われていたところの「個性」が出ましたね。
 ちなみに、開催国が開幕戦で勝ち点ゼロのスタートというのは、史上初だったとのこと。開催国でいきなり初出場というのも珍しいですしね。とはいえ、一応、カタールはアジア内では結果を出しており、カタール特有というよりはアジアの弱さが出た感じもあります。それを言うのなら、FIFAのアジア重視も問題で、枠を減らすべきでは?的な話もまた出てきちゃいますけど…。
 最初から楽しみにしていたエクアドルを応援。今大会は応援チームの勝利スタートとなりました。

エクアドル
フォーメーション:[4-4-2]

監督:グスタボ・アルファロ

GK エルナン・ガリンデス

RSB アンジェロ・プレシアード(アンヘロ・プレシアード) 24歳
 高さがあるタイプのロングスローを何度も。高さで勝負するチームではないものの、こぼれ球を拾えていたので悪くない選択肢でした。ずば抜けたものはなかったものの、攻守に悪くないところを感じました。

RCB フェリックス・トーレス
 南米選手はどのポジションでも技術が高く、彼も極端に悪いわけではないものの、低い位置でパスミスがあり、序盤から気になった選手。前半はもう1回ミスがありました。後半も危なっかしいプレーが2回。彼のところのミスで失点…というのがありそうだと思ったものの、幸い失点なく終わります。
 ただし、幻の1点目の場面。FKのこぼれ球をアクロバティックな感じでシュート(?)して、これが結果としてクロスとなり、幻のアシストしたのが彼だったはず。これだけを理由にむしろ逆に高評価という人も多いかもしれません。

LCB ピエロ・インカピエ 20歳
 一番楽しみにしていた選手。ただ、正直そこまでは目立たず。ゲームメイクできるとのことでしたが、そこまでの感じはなし。DFラインで玉回ししているときにやや中心かなというところはあります。
 とはいえ、安定感なかった相方と比べると、安心して見ていられるボールさばき。堂々とやっており、20歳という年齢を考えると脅威でしょうね。
 さらに素晴らしいプレーもちゃんと見れました。後半、中央で空いている選手にパスを出し、良いプレーだったなと思ったら、ここからチャンスまで繋がります。レベルの高さの片鱗は十分見れました。

LSB ペルピス・エストゥピニャン 24歳
 攻撃的なLSBということで、楽しみにしていた選手のひとり。ただ、そこまで今日は極端ではなかったですね。
 とはいえ、彼がいる時点でプラスになった感じもあります。カタールは彼を警戒したのか、本来はCBタイプだという選手をRWBでの起用。この選手はエストゥピニャンに突破されまくっていたわけではないものの、抑えきれたわけではない一方で、右からの攻め手を失ってしまい、なかなか評価が微妙な監督采配となっていました。かといって、攻撃的な選手を置けばそれはそれでダメだったかもしれませんしね。エストゥピニャンがいる時点で一歩リードした感じです。
 また、普通に良い攻撃の場面も見れました。深いところにボールが行ったプレーでは、すぐに中に入れずGKと仲間の位置をよく見てGKが触れない高さの良いボール。ボールがやや高く、ヘディングが上に飛んでしまい枠に行かなかったものの、かといって低いとGKが触りましたし、十分素晴らしいプレー。あの場面で慎重に見極めたとこと自体がすごいですね。慎重になりすぎてミス…というのもよくありますが、しっかりと1点もののチャンスまで作りきることができました。
 攻撃的な一方で守備悪くないと確か言われていたのですが、今日はこの守備面でも何度も良いところが見えました。今日のプレーだけでも攻守に良さを感じましたね。

CH モイセス・カイセド
 注目選手で彼も楽しみにしていた選手のひとり。ただ、今日はそこまで印象に残りませんでした。ひょっとしたら目立たないながらも彼が正確なパスを繋げることにより、リズムを作っていたかもしれませんね。ちょっとそこまで見きれなかったです。

CH ジェクソン・メンデス(ジェヘクソン・メンデス、ロサンゼルスFC/アメリカ) 25歳
 4人もMFのうちの真ん中の2枚で、なおかつ守備的な方の選手。攻撃的なSBがいるチームにありがちな感じで、ボールを持っているときはDFラインでラインに入ってきて3バックになっていてバランスを取っていました。
 全く注目選手になっておらずノーマークだったのですが、ぶっちぎりで彼が気に入りましたね。
 まず、前半、スライディングしながらインターセプトする場面。いいプレーだなと思ったら、そこからすぐ速攻につながるパス。これ以外にもカウンターのピンチで良い守備を見せていました。
 後半驚いたのが、攻撃も悪くないこと。ミスパスはゼロではないものの、南米選手らしくうまいですね。ワンタッチプレーも意外に正確。ダイレクトで1点もののスルーパスを出していたのも彼じゃなかったかと思います。
 また、右の高い位置までワンタッチでやり取りしながら最後はファールをもらうプレーも。前述の通り、DFラインに下がるプレーが多く、攻撃に顔をだすことは少なかったものの、ここまで来るプレーもあったということで、運動量も多いのだと思われます。非常に良い選手ですね。

LSH ロマリオ・イバーラ

RSH ゴンサロ・プラタ 22歳
 事前メモに入っていなかったのですが、いいじゃん!と驚いた選手。後で確認するうとFIFAの注目選手には入っていました。
 CKのキックやチャレンジする場面で良さが見えました。後半、選手らが左に偏って中央まで寄せていたところから、さらに左まで入ってきていいパスを入れるプレー。良い選手ですね。

FW エネル・バレンシア 33歳
 良いFWが2人いるものの、併用していなかったらしいのですが、今回はまさかの2トップ。そして、今日は、最近は落ちていると言われたバレンシアの日でしたね。大暴れです。
 まず、序盤のFKでGKが飛び出して取れない場面、そこからGKのいないゴール前に入ってきたボールをあっさりとヘディングで決めます。これぞストライカーという感じ。ただ、これは、初導入の半自動オフサイドテクノロジーの微妙な判定によるオフサイドで取り消されます。
 「微妙な判定」と書いたのですが、今ネットで見直すとやっぱり変ですね。テレビでは右足だけ出ている瞬間があったという映像が流れていました。
 ただ、見直すと、これがどの瞬間だったのかそもそもわからず。また、足が出ている瞬間があったとしても、オフサイドになるタイミングは味方が触った(パスを出した)瞬間なんですよね。ここがなかなか理解されない誤解されるところ。なおかつその瞬間にオフサイドの位置にいた選手が、その後そのままプレーに関わるとオフサイド。これもややこしくてなかなか理解されないところですが、オフサイドポジションにいてもそのときに直接プレーに関わらないときはオフサイドになりません。AIがここらへんの複雑なルールに対応できず、なおかつ映像確認用の審判が確認を怠ったんじゃないでしょうか。
 FKの場面は明らかに問題なく、問題はその後何度か触った瞬間でしょうが、守備選手が1人(1人ならGKが前に出ているためにオフサイド)ではなく多数深いところまで下がっており、オフサイドになりそうなタイミングが全然わかりませんでした。納得行かないな~。これのせいでただでさえ印象が悪いカタールに、審判買収疑惑が言われちゃいますね。
 これでカタールは命拾い。エクアドルはがっくりする流れなのですが、流れは変わらず。特にバレンシアがノリノリです。GKと1対1になって直前で交わしたところに手が出てPKをもらいます。このPKでは先にGKが動いたのを見て冷静に反対サイドにゴール。お見事。
 さらに右からのクロスのボール、DFが距離感を間違えてマークを外して前に行ったところを動かずに後ろで待っていてフリーでヘディングでゴール。狙いすまして…に見えましたが、VTR見ると側頭部の変なところに当たってはいました。とはいえ、コースは完璧に左。幻の先制点含めて、これぞストライカーという感じで良いところにいますわ。

FW エストラーダ(ミチャエル(ミカエル、マイケル)・エストラーダ)
 後半左サイドやや下がってきたところで、2人に囲まれたところを抜け出して、さらに3人めを引き付けてフリーにしたところを左のフリーな選手に縦に出してチャンスに。ややイレギュラーなボールタッチに見えて、完璧なコントロールという風に見えなかったものの、そうしたボールをとられずに持っていってるので大したものです。彼も悪くない選手ですね。
 あと、どうでもいい話ですが、名前の表記が気になりました。私が見たサイトでは「マイケル」だったのですが、Wikipediaではミチャエルを採用し、ミカエルもあるとする一方でマイケルはありません。
 つづりは「Michael」でマイケルは英語読み。エクアドルはスペイン語のため、マイケルは明らかに間違いだと最初思いました。ただ、スペイン語(ポルトガル語もいっしょ)でも「ミチャエル」とはならず「ミゲル」である模様。謎です。
 で、もう少し調べてみると、「マイケル」がスペイン語だと「ミゲル」になるというのは、つづりそのままではなく、「Miguel」に変化するという意味のようでした。天使ミカエルを使った一般的な男性名が「Miguel」(ミゲル)って意味でしょうね。
 なので、「マイケル」の元ネタである天使ミカエルのつづりをそのまま「Michael」で使ったときに、スペイン語では「ミチャエル」と読むんだと想像。「ミチャエル」という名前の人には他にも結構ヒットしたので、珍しい命名でもなさそうです。

交代出場
MF ジェレミー・サルミエント(ブライトン/イングランド) 20歳
 68分 ロマリオ・イバーラと交代。途中出場でしたが、良いところが見えた選手。後で確認すると、イングランドでプレーしていてなるほど!という感じ。良い選手なのに途中出場だったので若いんじゃないかと思ったらやはり若かったですね。
 左サイドで下がりながらのドリブル、タッチ数が多いもので、うまいな!という感じ。ファールをもらいます。
 逆に右サイドのプレーだったかな、背中をうまく使って相手選手を抑えながら縦に抜けていく良いプレーもありました。

77分 エネル・バレンシア→ホセ・シフエンテス(ロサンゼルスFC/アメリカ)
90分 ミカエル・エストラーダ→ホセ・ロドリゲス・コルテス(インバブラ)
90分 モイセス・カイセド→アラン・フランコ(タジェレス/アルゼンチン)
フォーメーションなどは、<開催国がまさかの“枠内シュート0”の幕開け 想定以上の実力差にカタール見せ場なし> 22/11/21(月) 3:52配信 theWORLD(ザ・ワールドWeb)より
https://news.yahoo.co.jp/articles/e5dc4ccb146a6a038662cb2210aa287fc21fce3d


■2022/11/26 注目に入っていなかったプレシアードやサルミエントも良い若手選手

オランダ 1-1 エクアドル

 グループリーグ1試合目見終えて、今大会好きなチームが全然ないなという大誤算。ただ、唯一好きを飛び越えて大好きだったのがエクアドル。南米はブラジル・アルゼンチンの2強以外はだいたい好きなのに、今まで唯一好きじゃなかったのがこのエクアドル。ただ、今大会は大好き。南米らしいサッカーだし、何しろ若い選手が好きなので、そういう若い選手が多いのが良い。
 オランダ、早々に先制するが、その後、スコアの関係もあるのか、エクアドルが攻める時間長くなる。エクアドルの守備早くてオランダ攻めあぐねいている感じもあり、これがエクアドルの攻撃にも繋がっている。ただ、この時間帯でとれないとエクアドルも苦しくなりそう。前半のうちに決められたがオフサイドで結局、決められず。
 後半そのままの流れで同点。オランダは悪い流れのまま。攻守に足が止まっている感じ。そもそもシュートがほとんど打てていない。ポゼッションはオランダが上という意外な数字、エクアドルが相手に持たせていて、効果的に攻撃する…といった感じなのかも。
 オランダはパスミス連発。前後半シュート1本のみ。「良い時間帯でとれないとエクアドルも苦しくなりそう」と書いていたが、なんとエクアドルが最初以外ずっと圧倒的で追いつけた。勝てそうな内容だったが、引き分けでも後味が良くて前向きになれそうなゲームだった。オランダは悪すぎてこちらも引き分けで上々。ファン・ハール監督は選手交代などでも全く修正できなかった。
 あと、エクアドルは4バック主体なのに、今回、対策で3バックにしてきた。このパターンで崩壊することがあり、裏目に出ないか?と思っていたら杞憂だった。失敗するのは受け身の5バックになって、中盤を支配されて攻める時間なく一方的にやられるというパターン。エクアドルはSB(今回はWB)が攻撃的な上に、前からプレスするので引きっぱなしにならない。攻撃的すぎるSBのこと考えると、3バックの方がむしろいいんじゃないかとすら思う。
 今大会で一番楽しかったゲームで永久保存候補。これで応援チームは4勝1敗5引き分け。引き分け多いな…。

エクアドル 3-4-2-1

GK 1    H.ガリンデス

LCB 3    P.インカピエ
 点とられた直後攻撃参加するところも。相手のコンビネーションのところ足を出して先にクリア。危ないところ、ボール抜けるだろうなという高いボール、それ届くか?というところ足が出て触る。体強いし、良いDF。
 届かないかな?というところでボールに足が届く…というプレーが多い。スピードもあるのか、相手が先みたいなプレーでも先に触るところも。めちゃくちゃいいDF。今大会最も気に入った選手のひとり。

SW 2    F.トレスカイセド

RCB 25    J.ポロソ
 CKのファン・ダイク対策といった感じの長身DF入れてきた。CKで追いついたと思ったが、ゴール前で残っていてGKの視界をふさぐことでプレーに関与してオフサイドに。妥当な判断で間違ったオフサイドではない。もったいなかった…。

LWB 7    P.エストゥピニャン
 低い位置で浮いた強めのパス、良くないパス受けたが、普通にコントロール。サイドから抜ききらずにファーに早いいいクロス。カウンターで中に入ってDFを引っ張ってサイドのマーク薄くしてチャンスに。DFのウラに入れる良い質のFK。アディショナルタイム、CKからのミドルシュートを角度変えて幻のゴール、残っていた選手がプレーに関与してオフサイドだった。
 後半開始直後、ミス奪った流れでミドルシュート、こぼれ球からゴールでアシストのような形に。攻撃的でカウンターで深いところまで走ってクロス、チャンス感じさせるプレー。運動量すごい。アディショナルタイムでも足が出て良い守備している。今日は攻撃の良さも存分に見れた。彼もすごく気に入った選手。

RWB 17    A.プレシアド
 サイドチェンジ狙っており、取ってやろうという良いプレー。CKからのこぼれ球を素晴らしいミドルシュート、このこぼれから幻のゴール。オフサイドだった。
 後半右サイドでダンスするように左右にどっちでも行けるよというフェイントから低いクロス。これだけやって中のボールが合わないということもあるが、このクロスも合っておりチャンスに。
 彼もLWB同様に攻撃的で、カウンターなのにWBからWBというプレーもあった。走っていって狙って前に出て奪うプレー。運動量多くよく走る良い選手。
    
LCH 23    M.カイセド
 いったん良い守備でボール奪うも、パスが余裕なく相手に渡してしまい失点。このミスが大きすぎたので点数評価は辛くなるだろうが、今日は良いプレーも多く良さがわかった。基本的にはすごく良い選手。
 バランスよく倒れずにドリブルしてくるプレー。パス回しからサイド抜け出すプレーも。後ろからだったが、ボールに行く良い守備。運動量多く、左右の高い位置に来るし、ウラ狙って走るプレーもある。さらに、よく守備してCKにせずつないでスローインにするプレー。彼も運動量多く、運動量多い選手だらけ。

RCH 20    J.メンデス
 今日は前の日ほど目立たなかったけど、悪かったわけではない。運動量多くよく守備していて、引き続きいい選手だと思う。

Lインサイドハーフ 13    E.バレンシア
 最後うまくいかなかったが、3人相手にとられず長くドリブルしながら少しずつ上がっていくところ。パス回しでサイドに良いパスでチャンス。左で切り替えして中に入り、鋭いシュート。1戦目体キレていると感じたが、今日も良い。
 味方のミドルシュートのところ、こぼれ球予想して走っておいて、狙い通り、こぼれたところをてゴール。今日は1列下出でているが、本当、クラシカルなストライカーという感じのプレーをする。現代型FWではない。とはいえ、ベテランなのに今日は守備も結構頑張っていた。
 その後も可能性のあるシュート、このこぼれもチャンスに。ウラへのはねたボール、ヘディングするDFをファールにならない程度に押しておいて、クリアを不十分にさせておてい自分がとっちゃうずるいプレーもしていて、思わず苦笑してしまった。
 ここ2戦の内容からすると、ベスト11級なんだけど、足痛めて座り込んでしまい後に引きそうな怪我。担架で運ばれる。

(26    K.ロドリゲス)

Rインサイドハーフ 19    G.プラタ
 左サイドの攻撃多いので、かなり左に流れること今日は多い。そこで攻撃に絡んでくる。
 後半、右から素晴らしいミドルシュート、ゴール入った!と思うキックだったがバーだった。

(10    Ro.イバラ)

FW 11    M.エストラダ
 サイドからのボール、ゴール前でヒールで流す可能性を感じるプレー。高い位置で取り返し、守備の意識も高い。

(16    J.サルミエント)
 Lインサイドハーフに。ミスもあったが、やはりうまいな…って持ち方して好き。細かく早く左右の足でボール動かしており、やはりうまいなぁ…という。


■2022/11/30 攻守に顔を出して運動量が多いモイセス・カイセド、ゴールも決める

エクアドル 1-2 セネガル

 今回初見のセネガルはマネが今大会出ていないみたい。勝たなくちゃいけないってことで、セネガルがガンガン来る。2試合であったエクアドルの良いプレスや落ち着いた繋ぎもできず、ロングボールに。セネガルは下がる選手にもついてきて守備もすごい。一方的なペースで先制。
 後半、リードしたセネガルは別物になって、動きが全然に。ただ、エクアドルペーストはいえ、エクアドルはチャンスを作れない。それでもエクアドルがセットプレーから得点したが直後に同じセットプレーから失点。これは精神的にもきつかった。
 若くても老獪さを見せていたエクアドルはこれで焦り。WBが前にはりつきすぎになってスペースなく、動き直しもなくなってのでこれでは出しどころがない。これでグループリーグ敗退に。
 エクアドル応援していて、応援チームは4勝6敗7引き分け。序盤格上の応援多かったのに勝利積み重ならず、最近負けまくっていて負けが2つ先行。疫病神状態に。

4-3-3

GK 1    H.ガリンデス
 オフサイドディレイだったが、未サイドぎりぎり出てきて触る。CKもよく触っている。今日は大忙し。ウラへのボール、DF当たってそれたがそれもよく対応。

CB 3    P.インカピエ
 トーレスが抜かれて遅れてカバーに入ったところ、ボール触れずにぶつかってしまいPKに。後半もパスミスあって今日は冴えない。その後良い守備もあったが、今までよりパフォーマンスは落ちていた。

CB 2    F.トレス
 PKの場面ウラに入られてしまい、PKの誘引に。しかし、後半CKをニアで角度変えてアシストで大仕事。ただ、タッチが長くなって蹴らざるを得なくなって長くなってパスミスもあり、守備ではやはり今日はあまり良くなかった。

LSB 7    P.エストゥピニャン
 今日は守備でも攻撃でも冴えず。終盤の攻撃の際には焦りすぎて、FWのラインに入ってしまい、ボールがもらえなかうなっていた。

RSB 17    A.プレシアド
 相手がボールタッチミスったところうまく奪ったところでファール食らう。かなり傷んでいのたで、後で響く可能性も。そのせいか今日は冴えなかった。サイドのウラもかなりやられた。

(25    J.ポロソ)

(出場停止 20    J.メンデス)
 2試合のテレビ放映では全然言われていなかったが、メンデス、今回は攻守両面で推進力で出場停止痛いととベタ褒めだった。

CH 8    C.グルエソ
 メンデス出場停止で初出場だけど、最初いい守備。ただ、中盤で失って危なくなりかねないところも。

(5    J.シフエンテス)

Lインサイドハーフ 23    モイセス・カイセド 21歳
 序盤マークしてなくて、フリーで打たれて危ないところ。ただ、相変わらず運動量多く攻守に顔を出す。良いインターセプトで攻め上がってワンツーというところ、ボールには行っていたが足の裏で来られて痛む。後半CH2枚に。CKのニアですらしたボールフリーになったとはいえきちんと合わせて同点ゴール。

Rインサイドハーフ 21    A.フランコ

(16    J.サルミエント)
 中盤4枚の左に入るが、中めの位置。ドリブル仕掛けるのでチャンスになりそうな予感ある。簡単に手を使ってファールしてFK、そこから失点。いいもの持っていると思うが活躍しきれなかった。

LWG 13    E.バレンシア
 怪我気味。さらに、チーム悪いこともあり、今日は冴えない。

RWG 19    G.プラタ
 目立たなかったが、後半右から左からのCKいいボールニアに入れてアシストの1つ前であり仕事はした。全体としては苦労。

FW 11    M.エストラダ
 カウンター2人相手だったがとられなかったプレー。ただ、劣勢で苦労した。また、3試合とも、予選得点王だったことがわかる良さはなく、コンディションはベストじゃなかった感じ。

(24    D.レアスコ)

2023年1月28日土曜日

有望若手選手 中井卓大、シャビ・シモンズ、ユスファ・ムココ、ユスティン・クライファート

■2017/04/25 中井卓大、カルレス・アレーニャ、シャビ・シモンズらが注目選手に
■2017/10/01 メッシ2世だけど名前はシャビ由来なシャビ・シモンズ
■2017/08/24 年齢詐称では? 12歳ながらU-17で大活躍のユスファ・ムココ
■2018/10/28  13歳ユスファ・ムココ、U-17で2位の3倍近い得点を記録して圧倒
■2017/05/12 神童ビリー・ギルモアの争奪戦、チェルシーが制す
■2017/03/29 トルコのメッシことエムレ・モル、予測不可能なスピードとドリブルが武器
■2017/07/16 エムレ・モル、浦和から2得点 「Jリーグにあれ以上の選手はいない」
■2017/03/02 レベント・ギュンドアン、14歳にしてマンチェスター・ユナイテッドと契約




■2017/04/25 中井卓大、カルレス・アレーニャ、シャビ・シモンズらが注目選手に

 スペイン紙『アス』が「将来のクラシコを担う若手選手10人」を選出。以前も話題になっていた、現在レアル・マドリーの下部組織に所属する14歳の日本人MF中井卓大も選ばれました。
 マドリーの公式サイトに掲載されているプロフィールで中井卓大は、以下のように紹介されています。

「彼は非常に高いクオリティと、素晴らしいプレービジョンを備えている。ドリブルが得意な技巧派MFで、ピッチ上において下す決断には頭脳的、そして彼はチームのために力を尽くす」

 他にバルセロナのトップチームで度々ベンチ入りしているMFカルレス・アレーニャ(昨年12月では18歳との報道)や、バルセロナの下部組織所属で元京都パープルサンガ(当時)のレジを父に持つ13歳の天才MFシャビ・シモンズが選ばれています。
(レアルU-14所属の中井卓大くん、現地紙が「将来のクラシコを担う若手」と高評価 フットボールチャンネル | 2017年04月24日より)


■2017/10/01 メッシ2世だけど名前はシャビ由来なシャビ・シモンズ

  シャビ・シモンズの補足情報。父親のレジは、本名をレジリオ・シモンズ。現在アヤックスのアカデミーで働いています。彼はオランダ出身(息子のシャビ・シモンズも当然オランダ人)ですが、検索したところ、アヤックスにいた経歴はありません。アヤックスなら人材豊富で、よそから取らないイメージなんですけどね。

 あと、たぶん代表歴もないと思われます。

 ということで、レジはスター選手ではなかったのですが、息子には凄い期待。
 「どこにいても代理人が尋ねてきて、スパイクの契約や金銭的なアプローチをしてくる。それが今のサッカー界であり、多くの親が困っているだろう」と、たくさんのオファーが届いていることを明かしていました。
 例えば、 チェルシーは2014年にX・シモンズとの契約を画策、現在も関心を示しているといいます。

 なお、 シャビ・シモンズの名前は、かつてバルセロナで長年活躍し、キャプテンも務めた現アル・サッド所属の元スペイン代表MFシャビにちなんでつけられたものだと伝えられているとのこと。
 メッシ2世とも呼ばれているそうで、そのままバルセロナにいた方がストーリーとしてはおもしろいです。
 (チェルシー、バルサの天才少年“シャビ”を注視…父親は元京都のレジ | サッカーキング(2016.01.08)より)

 動画がありました。少し見た感じ、周りの選手と比べて小さいので、上のカテゴリでプレーしているのかも。そのせいか、スピードは抜けているわけではありません。で、そのスピードのせいかガンガン抜いていくスタイルでもないですね。
 ただ、技術的なところやバランスはしっかりしていて、きちんとコントロールして簡単に良い体勢にして、周囲を使うプレーが多いように見えました。ワンタッチ目から相手をいなすことを考えた触り方が多く、センスの良さはすごく感じます。
 体格的な見劣りのせいで、このままスター選手になるか?というと、ちょっと不安なところも。大事に育てていってほしいです。

 【久保建英だけじゃない】2003年生まれ バルセロナ シャビ・シモンズの超絶ドリブル&プレー集
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■2017/08/24 年齢詐称では? 12歳ながらU-17で大活躍のユスファ・ムココ

 マジで若い!という選手の話。ボルシア・ドルトムントの下部組織に所属し、U-17カテゴリでプレーしているFWユスファ・ムココは、12歳です。1試合で4ゴールを決めるなど、すでにシーズン開幕から3試合で8ゴールという偉いことになっています。
 11歳だった昨シーズンにドルトムントのU-15チームでプレーしたムココは、21試合で33ゴールを挙げる活躍を見せ、今季からU-17チームに昇格したところでした。
 (ドルトの12歳“神童”が止まらない! U-17の試合で1試合4発の大暴れ フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年08月21日 より)

  過去には年齢の詐称があり、日系ブラジル人選手も疑いを持たれてプレーできなくなったことがあります。
 ムココの場合は、 特に並外れた体格ということで、実年齢を疑う者もいるそうです。しかし、父親は正真正銘の2004年生まれだと繰り返し主張。
 年齢の詐称があると、将来に影響します。確か過去にはそれで消えた選手もいました。なので、このまま無事に成長してほしいところです。


■2018/10/28  13歳ユスファ・ムココ、U-17で2位の3倍近い得点を記録して圧倒

 ユスファ・ムココの続報がありました。その後13歳になったものの、やはりドルトムントの下部組織(U-17)で驚異的な活躍。2つのカテゴリーを飛び級して参戦しているU-17でムココは36試合目にして50ゴールを達成し、4点取ったこの試合では51ゴール目となりました。また、アシストも10あり、ゴールだけではありません。
 今季の得点数14も、2位に5得点差を付け得点王争いを独走しているというもの。また、13歳ながらキャプテンマークを付けけています。今季中にもU-19への昇格の噂が流れるほどだといいますが、それもわかりますね。







■2017/05/12 神童ビリー・ギルモアの争奪戦、チェルシーが制す

 若い!という感じの15歳の話。スコットランド1部のレンジャーズに所属する15歳のU-17スコットランド代表MFビリー・ギルモアについてです。

 クラブ側はギルモアの残留を希望。さらにマンチェスター・ユナイテッドやマンチェスター・シティ、アーセナルやチェルシー、レアル・マドリーやバルセロナなど多くのビッグクラブが獲得を狙っていたものの、本人がプレミアリーグへの移籍を望みチェルシーへの移籍が決定。

 移籍金は50万ポンド(約7400万円)です。ただ、さすがにビッグクラブですので、いきなりトップとはならない感じ。下部組織に加わることになるという話でした。

チェルシー、15歳“神童”を青田買い! レアルやバルサ、マンUとの争奪戦を制す フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年05月11日  より


■2017/03/29 トルコのメッシことエムレ・モル、予測不可能なスピードとドリブルが武器

 モルドバ代表との国際親善試合で代表初ゴールを記録したMFエムレ・モルは、まだ19歳。相手選手3人に囲まれながらも強引にドリブル突破、相手GKまでもドリブルで交わしてのゴールでした。
 元マインツのカスパー・ヒュルマンド監督から「彼は予測不可能なスピードを持っている。まさに”トルコのメッシ”だ」と言われたことがあるそうで、スピードも抜群です。
 ドルトムントではベンチスタートが多いそうですが、楽しみな選手です。

19歳”トルコのメッシ”、代表初ゴール! 華麗に相手GK交わしドリブルからシュート フットボールチャンネル | 2017年03月28日



■2017/07/16 エムレ・モル、浦和から2得点 「Jリーグにあれ以上の選手はいない」

 ドルトムントではベンチスタートが多いとされていたエムレ・モル。リーグ戦などではないものの、浦和戦で2ゴール。3-2の勝利に貢献しました。

  先制したのは浦和でしたが、後半から投入されたエムレ・モルがこれをひっくり返します。まず、76分にドリブルで浦和守備陣を突破し、最後は槙野を振り切って同点ゴール。
 さらにそのわずか3分後にも、シュメルツァーからの折り返しを受けて放ったシュートが決めて逆転。
(香川不在のドルト、浦和との終盤の打ち合い制して勝利。19歳モルが2得点 フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年07月15日 )

  試合としては、その後1点ずつ加算して、3-2に。
 前述の通り、エムレ・モルは別のチームのエースでもなんでもないのですが、マッチアップして2得点決められた浦和のDF槙野智章は、以下のように言っており、大きなインパクトを残したようです。

「あんなに若くて中盤でテクニックと速さがあってドリブルが出来る選手と、今日対戦出来たのは良かったです。これからJリーグで戦う上でも、あれ以上の選手はいないという意味で、良い緊張感の中でこれからやっていかないといけないという良い刺激になった」
(槙野、2得点決めた19歳のドルトMFに刺激「Jリーグにあれ以上の選手はいない」 フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年07月16日 )



■2017/03/02 レベント・ギュンドアン、14歳にしてマンチェスター・ユナイテッドと契約


 若い選手の登場というのは、ワクワクする話で好きです。マンチェスター・ユナイテッドが、14歳のレベント・ギュンドアンと契約を結んだとのこと。
  彼はウェールズ人で、コノーズ・キー・ノーマッズFCの一員としてユナイテッドのU-14との練習試合に臨み、4得点を挙げてクラブが注目。練習に招待され、6週間のトライアルを経て契約に至りました。
  コノーズ・キー・ノーマッズFCによると、「攻撃的なポジションならどこでもプレーできる」とのこと。楽しみですね。

マンUが14歳の逸材と契約。練習試合の活躍に惚れ込みトライアルに招待 フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年03月01日


2023年1月27日金曜日

ブファル、S.アムラバト、ウナヒ…モロッコに注目選手揃う

■2023/01/27 モロッコ好きな選手ベスト11 一番好きなのはW杯メンバー外のアミーヌ・アリ
■2022/10/11 モロッコ注目の若手選手 エザルゾウリ、リアド、ウナヒ、アブカウなど
■2022/11/28 ドリブルが効いていてシュートも良いソフィアン・ブファル
■2022/12/07 ブファル、S.アムラバト、ウナヒ…モロッコに注目選手揃う
■2022/12/15 ジイェフ(ツィエク)がモロッコ代表最高のプレー…本当なのか?
■2022/12/16 ソフィアン・アムラバトはモロッコ最高の選手でベスト11クラス
■2022/09/15 ハリルホジッチ、日本に続きモロッコでも「結果出したのに解任」 スター選手使わず
■2018/06/18 レアル・マドリーの19歳ハキミや20歳のアミンヌ・アリットがスタメンで若いモロッコ
■2018/06/21 ポルトガルを圧倒!脳震盪から復帰のノルディン・アムラバトが乗りまくりも敗退
■2018/06/26 3戦とも良いゲームをしたモロッコ、最後のスペイン戦は勝利目前だった…



■2023/01/27 モロッコ好きな選手ベスト11 一番好きなのはW杯メンバー外のアミーヌ・アリ

 モロッコ代表好きな選手ベスト11を無理やり…。以前からあんまり好きな国ではないので、あまり好きな選手はいませんけど、2022年はベスト4まで行く大活躍でしたので、試合数はかなり見れました。ただ、健闘止まりでグループリーグ敗退したものの、非常に若い選手が出てきてワクワク感のあった2018年のときの方が好きでしたね。
 一番好きな選手は?というと、その2018年ワールドカップのとき20歳だったアミンヌ・アリット(アミーヌ・アリ)。私はすごく気に入ったのですが、2018年大会すら少ししか使ってもらえなかった上に、2022年では全く見かけなかった気がするので、代表入りすらしていなかった可能性も…。伸び悩んだのかもしれません。

 好きな選手を11人選んでみると、サイドプレーヤーが多く中央がいなくて、センターフォワードもいない…という形に。しかも、攻撃陣が小さい! 180cm以上の選手がほとんどいません。これではいいクロスを上げてもゴールに繋がらないでしょう。
 私はセンターフォワードタイプが好きじゃない上にサイドプレーヤーが好きなので、大体こういうバランスが悪く勝てそうにないチームができあがります。

     ブファル

アミーヌアリ    Nアムラバト

  ベルハンダ   ウナヒ

     Sアムラバト

マズラウィ      ハキミ

   サイス ベナティア

     モハメディ

GK 12 ムニル・モハメディ 1 29歳(2018年ワールドカップ) 1989/5/10 192cm
 モロッコのGKで評価が高かったのは、4位になった2022年ワールドカップのヤシン・ブヌ(愛称ボノ)。足元のプレーが褒められていたものの、足元に自身がありすぎて危ない場面もあるGKであり、ここまで来るとちょっと好きじゃないですね。
 じゃあ、ボノが体調不良のときに出てきたGKを…とメモ見ると、これまた低評価。弱ったな…と思ったら、2018年のモハメディは、いくつも良いセーブがあって好印象。ボノの方がダントツで評価が高いと思われますが、「ベスト11」ではなく、「選手ベスト11」ですからこれでいいのです。

CB、SW ロマン・サイス 1 28歳(2018年ワールドカップ) 1990/3/26 190cm
 2022年のワールドカップでも活躍。ただ、このときは悪いプレーも見られました。準決勝では「怪我を押して出場」が美談のような感じで言われていてこの時点で不満。しかも、ロングボールのバウンド完全に読み間違えて飛び越してしまい裏へ走られてシュート打たれてポストに助けられるプレー。その後の走り見ると万全ではないということだったが、目測ミスはそういう問題じゃなさげでした。
 それより、グループリーグ敗退でも健闘した2018年の方が良い印象。GKも動けなかったヘディングシュートを戻ってクリア。他の場面でもよく守っていました。

CB メディ・ベナティア 1 31歳(2018年ワールドカップ) 1987/4/47 190cm
 良い守備が少しあったので。

RSB、LSB アシュラフ(アクラフ)・ハキミ 3 19歳(2018年ワールドカップ) 1998/11/4 179cm
 4位になった2022年ワールドカップのときの方がパフォーマンスの方が良かったのですが、好き嫌いで言うと、19歳で出てきてワクワク感のあった2018年大会の方が好きです。
 スピードと足元と運動量といろいろあると聞いていて楽しみにしていた選手。確かにスピードは感じましたし、スルーパスやクロスでチャンス。球際に強いところを見せて守備でもいいところがありました。
 本来は右なのに左で使われており、良さができっていなかったものの、それでもいいところが見れます。ちなみに2022年は逆に彼を右に使ったことで、本来右の別の選手(マズラウィ)が左で使われるという逆転現象が起きています。2022年は完全にハキミが中心選手のひとりになっていたためでしょうね。

LSB、RSB 3ヌサイル・マズラウィ(マズラウイ、マズラディ) 1 25歳(2022年ワールドカップ) 1997/11/14 183cm
  本来右サイドバックらしいが、深いところから逆サイドへのクロスでチャンス。ミスもあるが、守備や攻撃でいくつか良いところがあった選手。

CH 4    ソフィアン・アムラバト 5 26歳(2022年ワールドカップ) 1996/8/21 175cm
 攻守ともに彼が中心。かなりボールも拾っており、このポジションで今大会屈指の選手だなという動き。アナウンサーによると、ボール奪取数だっけな?今大会トップだったそう。中盤の守備で効いているだけでなく、低い位置でも危ないところに顔を出したりカバーしたり…という嗅覚がある。
 しかも、攻撃でも起点になるし、上がってきてチャンスになることも。当然運動量が多い。体の強さもある。
 前回大会でもアムラバトという選手がいてすごい!とメモしていたので調べてみると、9歳差という年の離れた兄弟だった模様。

Rインサイドハーフ ユーネス(ユネス)・ベルハンダ(ベランダ) 2 28歳(2018年ワールドカップ) 1990/2/25 175cm
 右の足の裏でボールを戻し、今度は左の足の裏で前に出しながらターンするという動きを2度。得意なのかもしれません。

Rインサイドハーフ アゼディヌ・ウナヒ 4 22歳(2022年ワールドカップ) 2000/4/19 182cm
 最後とられるがドリブル交えて良いプレー。ドリブル抜いて決定的なパス。そこからのカウンターでもそのまま走って戻って良いプレー。攻守に運動量多く、すごい頑張れる選手。

SH アミンヌ・アリット(アミーヌ・アリ) 7 20歳(2018年ワールドカップ) 1997/9/18 179cm
 ドリブルやパスができるということで見たかった選手。右SHの紹介だが、左だったかも。
 正直消えている時間が多い他、良いとされたパスもひっかかることが多く、ムラ感じるがすごいときはすごい。3人かわして、その後3人に囲まれても取られずにパス出すプレー。ボールタッチがすごく良い。スピードで抜いてシュートまで行くプレーも。ドリブラーらしくムラがありそう。消えている時間が長かったです。でも、それを含めて好きになれそうな選手だった。

RSH、LSH、WG ノルディン・アムラバト 6 31歳(2018年ワールドカップ) 1987/3/31 178cm
 スピードと運動量、それから、テクニックのあるドリブルというよりは勢いで来る感じのドリブル。おまけに球際でも強さを見せていました。中より外が良いという感じで、何度も右サイドを突破してチャンスを作っていて良かった選手。私が見たときはMFでしたが、ポジションはFWとされており、WGが本職みたいですね。

LWG、LSH 17    ソフィアン・ブファル 5 29歳(2022年ワールドカップ) 1993/9/17 170cm
 後半良い切り返しから右足でいいシュート。ドリブルがすごい選手でキレキレ。ドリブルが一番だが、良いクロスもあった。



■2022/10/11 モロッコ注目の若手選手 エザルゾウリ、リアド、ウナヒ、アブカウなど

 モロッコの注目選手の話。FIFAの<モロッコの期待を背負う5人の若手>は、スター選手を使わずに才能を発掘していたヴァヒド・ハリルホジッチが解任されていなかった時期のもの。めちゃくちゃ若い選手ばかり注目に挙げていまおり、代表デビューすらしていない選手もいます。本番に選ばれない人が多いかもしれません。

DF アズディン・ウナヒ (22歳、アゼディン・ウナヒとも。ポジションを検索するとDFとあるが1試合2ゴールなども)
<カメルーンで開催されたCAFアフリカネイションズカップでハリルホジッチ監督の下でチームの柱となった。ウナヒは、一対一に強く、正確なパスが武器である。さらに、遠くからシュートを打つ才能もあり、W杯で彼に大きな期待が寄せられている>
https://www.fifa.com/fifaplus/ja/articles/article-greater-than-fwc-draw-2022-greater-than-five-morocco-youngsters-jp

LRWG、LRSB アブデッサマド・エザルゾウリ(20歳)
<まだモロッコ代表で正式にデビューしていないが、先月行われたプレーオフの2回戦ではメンバー入りしている。(中略)ウイングでのスピードと相手を抜き去る能力が特徴である。また、身体能力も高く、両サイドバックでプレーすることが可能である>

DF チャディ・リアド (18歳)
<身体能力とスピードの持ち主(中略)。リアドは代表チームのジュニアカテゴリーでプレーしており、A代表でのチャンスに期待している>

MF イムラン・ルザ (22歳)
<イムラン・ルザは、ハリルホジッチ監督のチームの主要メンバーとして早くもその地位を確立した。ボスニア出身のハリルホジッチは、フランスのナントで指揮を執っていた時代から彼のことをよく知っている。ルザは多才で、身体能力も高いため、攻守に渡って活躍できる万能型のミッドフィルダーである>

CF ザカリア・アブカウ(22歳)
<ゴール前での落ち着きと狭いスペースでのプレーを得意とする才能豊かなストライカーである。スタミナに優れ、ディフェンスにも精力的に取り組み、プレスをかけ続けられる選手である>



■2022/11/28 ドリブルが効いていてシュートも良いソフィアン・ブファル

 ベルギー 0-2 モロッコ

 ベルギーが予想通りポゼッション高く。ただ、モロッコが途中押し込む時間帯も。モロッコの守備よく、攻めあぐね気味だった。
 後半はむしろモロッコペース。守備が良くてベルギーは前半以上にはっきりと攻めあぐねる。不甲斐なく敗戦。
 年齢高いので今大会は苦戦するだろうとは予想していたものの、ベルギーは好きだったので敗戦はショック。今大会最も見ていて辛くて、ショッキングだった試合。応援チームはこれで4勝3敗6引き分けで五分に近づいてきた。今大会は格上チームの応援が多いのにこの戦績の悪さ。

4-3-3

GK 12    M.ムニル
LSB 3    N.マズラウイ
LCB 6    R.サイス
RCB 5    N.アゲルド

RSB 2    A.ハキミ
 後半ファーへの長いボールおもしろく、折り返してチャンスになった。悪くないと思ったが交代。

(25    Y.アラー)
CH 4    S.アムラバト
Lインサイドハーフ 15    S.アマラー

(11    A.サビリ)
 前半で右であったのと同じような感じで左サイドからのFKを直接狙うようなキック、選手がGKの前入って抜けてきてゴール。今度はオフサイドではない。

Rインサイドハーフ 8    A.ウナヒ
(18    J.エルヤミク)

LWG 17    ソフィアン・ブファル 29歳
 後半良い切り返しから右足でいいシュート。ドリブルが効いており、悪くないと思ったが交代。

(9    A.ハムダラー)

RWG 7    H.シイェシュ
 右サイドで夜い切り返しからもらったFK.。角度ないところ、クロスのようなボール、そのままゴールに吸い込まれる。ただ、オフサイドのポジションの選手がGKの視界に入っておりオフサイドに。
 後半アディショナルタイム、右で仕掛けて中に入れてアシストし決定的な2点目。

FW 19    Y.エンネシリ
(14    Z.アブクラル)
 カウンターマイナスでもらったボールを右角に決めて、後半アディショナルタイムに2点目。



■2022/12/07 ブファル、S.アムラバト、ウナヒ…モロッコに注目選手揃う

モロッコ 0-0(PK3-0) スペイン

 モロッコは全員引いてコンパクト。攻めどころない。一方でカウンターで一気に行ってチャンス。スペイン持たされているだけで、むしろ完全にモロッコペース。モロッコは集中していて、基本的にほとんどの選手が守備で素晴らしい。
 後半も同じ流れ。スペインは動き出し少なく止まっていてパス出せない。低い早いサイドからのボール、裏へのボール少なく足元、足元。足元のパスばかり。加えて一番近いところへのパスが多く、人を飛ばすパスも少なくこれでは対応される。全く優勝できそうにないプレー。
 選手交代と疲れでスペイン少しずつは良くなるが、延長まで基本ずっと同じような感じで、モロッコの方がチャンスがあるというほぼ同じ流れ。最後までモロッコはすごかった。

 前回大会で守られて負けたロシア戦に近い試合展開だと思って見ていた。ロシアはモロッコよりチャンスなく守備偏重で、スペインも前回の方がさらに攻め手なかった記憶だけど、雰囲気は似ている。
 結局、前回のロシアと同じでPK戦。PK戦は流れで決まることが多く、前回は守りきったロシアの方が精神的に優位。120分間で決めるチャンス多数あったとはいえ、今回も守って持ち込んだモロッコという流れ。モロッコの選手は全力でやり切っており、ポジティブに120分間を終了。スペインは消化不良でネガティブだった。
 その流れの通り、スペインのPKがボロクソ。相手GKも良かったが、それ以上にキックがひどかったし、スペインのGKも焦りすぎてえらく早く飛んでいた。PK戦は偶然性も大きいとは言え、アホくさいほど悪くてちょっと見ないひどさで腹立つ。前回大会でもPK負けているという思いがある他、120分間の悪い流れもあり、精神的にナーバスになっていた感じある。助走が短かったりゆっくりなのはPK外す定番なのに、こわごわ蹴ってその典型的な形に。
 ルイス・エンリケ監督のスタメンや交代もいまいちだった。近年好きではないが、以前好きだったのでスペインを応援。これで応援チームは6勝10敗8引き分け。格上で勝てないパターン多くてボロクソの大会。

4-3-3

GK 1    ヤシン・ブヌ(愛称ボノ)
 ベルギー戦と違うGKでびっくり。前回はなんか事情があったのか?
 プレッシャーかけられてやり過ごして繋ぐプレー。失わずにつなげたがちょっとリスクかけすぎ。外でもつなごうとしており、解説では褒められているがちょっと怪しい。その後、案の定相手に拾われるプレー。そのプレーでのシュートは、オフサイドだったが好セーブはしていた。
 後半アディショナルタイムもFKで相手選手がしゃがんでスルーしてきたボールに素晴らしい反応。PK戦最初方向合っていて、相手ポストに。2人目もピタリできちんと止めた。3人目も同じパターン。持ち過ぎで危ないところあるが、PK戦やセーブの良さからして高評価にせざるを得ないだろうというプレー。

CB 6    R.サイス
 低いところふわりとあげてつなごうとしたボール狙われて拾われる。後半、裏へのボールについていきよく対応。

CB 5    N.アゲルド
 後半ボールやや長くなったところ、完璧なスライディングの良い守備。

LSB 3    N.マズラウイ
 なんでもないところ胸トラップミスして出してしまうところ。本来右サイドバックらしいが、深いところから逆サイドへのクロスでチャンス。後半早々にまた抜かれてファールしてしまうプレー。一方で良い守備もある。

(25    Y.アラー)

RSB 2    A.ハキミ 24歳
 後半、ファール無しでうまくとるところ。終盤に右から長い距離上がっていき良いクロス。延長後半、逆サイドからのボールきちんと対応。目立ちまくりというところまでは行かないが、前回大会以上に良いプレー見せている。

CH 4    ソフィアン・アムラバト 26歳
 オフサイドだったがゴール前でよくカバーするプレー。中盤の守備でも効いているし、攻撃でも起点に。体の強さもある。モロッコは集中していて、基本的にほとんどの選手が守備で素晴らしいが、彼が特にすごい。運動量が多く、危ないところ顔を出す。延長オフサイドだったが、裏へのボール彼かな? 延長後半でも奪うプレー。本当今日はすごい。
 前回大会でもアムラバトという選手がいてすごい!とメモしていたので調べてみると、9歳差という年の離れた兄弟だった模様。

Lインサイドハーフ 15    S.アマラー
(11    A.サビリ)

Rインサイドハーフ 8    アゼディヌ・ウナヒ 22歳
 終盤、最後とられるがドリブル交えて良いプレー。延長でもドリブル抜いて決定的なパス。そこからのカウンターでもそのまま走って戻って良いプレー。すごい頑張っている。

(24    B.バヌーン)

LWG 17    S.ブファル
 今日もドリブルすごい。何度も良いプレー。終盤FKからの流れですごい切り返しから1点もののクロスも。めちゃくちゃ良かったのに、最初の交代カードに。

(16    A.エザルズーリ)

RWG 7    H.シイェシュ(ハキム・ツィエク) 29歳
 精神的支柱ということなのか、最後までプレー。守備では頑張っていたと思うが、今日は前の試合見たときよりパフォーマンス落ちた。もっとパフォーマンス良い選手がどんどん交代されていたが、彼を下げても良かった気がする。やはり精神的な部分なのかな…。あと、そもそもハリルホジッチ監督が解任されたのは、彼を入れるためだったので、監督も交代しづらいところがあるのかもしれない。
    
FW 19    Y.エンネシリ

(21    W.シェッディーラ)
 延長だったかな、オフサイドだったが、完全に抜けたところシュートをちゃんと打ちきれず。もう一つビッグチャンス決めきれず。後半延長裏に走ってチャンスもシュートまで行けず。決められるところ多数あった。



■2022/12/15 ジイェフ(ツィエク)がモロッコ代表最高のプレー…本当なのか?

フランス 2-0 モロッコ

 フランスが早めに得点。ビハインドになったモロッコも点がほしいということで攻めていて、カウンター含めてチャンスは何度もある。一方でフランスもカウンターなどでチャンスあり、わからない試合。
 後半はモロッコが一方的なペース。プレスも早くて、フランスのカウンターが少なくなってきた。が、フランスが選手交代でエムバペをなんと1トップに。エムバペは攻撃では良い一方で、守備しなかったり弱かったりしてこのサイド使われてきたのを修正してきた感じ。一気に良くなったうまい交代だった。
 さらに逆サイドも1人変えて、采配当たって追加点。素晴らしい采配。2点目でモロッコは気持ちが切れたのか、完全に諦めたという感じはないものの、やや覇気が欠けた感じのプレーに。

5-4-1 → 4-3-3

GK 1ボノ 5.5
 フランスがすごすぎて余裕なかったのか、危ないところでも繋ぐプレーは今回ほとんどなし。おかげで決定的なミスもなかった。一方、素晴らしいセーブというのもそれほどなく、無難な感じだった。
 
SW 6ロマン・サイス 5(21分OUT)
 怪我を押して出ているみたいだけど、こういうの美談にしちゃいけない。ロングボールのバウンド完全に読み間違えて飛び越してしまい裏へ走られてシュート打たれてポストに助けられるプレー。その後の走り見ると万全ではないということだったが、目測ミスはそういう問題じゃなさげ。この走り見たのか交代になって、急造5バックをやめていつもの4バックに。

(MF 15セリム・アマラー 5.5(21分IN)(78分OUT))
 ビハインドになって、攻撃的にということもあり、中盤に入って4-3-3になったよう。左インサイドハーフとの説明。

(FW 16    A.エザルズーリ)
 交代で入ったアマラーにさらに交代で登場。登録はFWの選手。

LCB 18ジャワド・エル・ヤミク 5.5
 序盤、グリーズマンの素晴らしい動きについていけず外されるプレー。ここから失点。一方、ゴール前、GKが出たところカバーして、クロスを跳ね返すところ、これはいいポジションにいた。さらに前半終盤CKのこぼれ球、攻撃の選手のような鮮やかなオーバーヘッドキックでポストで入ったか?というシュート。ポストではなく、GKが触っていたかもしれない。

RCB 20アシュラフ・ダリ 5.5

RSB 2アシュラフ・ハキミ 6
 メモは残していなかったが、フランスのこのサイドが攻撃的すぎる…ということもあり、守備では苦戦する一方でモロッコの攻撃ではかなりこのサイド使えており、悪くなかった。
 
LSB 3ヌサイル・マズラディ 5.5(ハーフタイムOUT)
  左でボール受け取ったとき守備2枚来たが、ワンツーうまく出してチャンスにするプレーあった。

(LSB 25ヤヒア・アティヤト・アラー 6(ハーフタイムIN))
 
CH 4ソフィアン・アムラバト 5.5
 特にメモは残していなかったが、今日も攻守ともに彼が中心。かなりボールも拾っており、このポジションで今大会屈指の選手だなという動き。アナウンサーによると、ボール奪取数だっけな?今大会トップだったそう。ただ、終盤は疲れたのか抜かれるところも多く、2失点のときもエムバペにやられていた記憶。相手が悪すぎると言えば、悪すぎるんだけど…。

CH→Rインサイドハーフ 8アゼディン・ウナヒ 6
 今日は5-4-1で右のCHとの判断。ただ、かなり左に来ていた。失点した後の時間帯、その左側で少しドリブル、サイドに出してワンツーのような形、サイドの選手に守備が集中していたので、今度は中にスペースがあり、ドリブルで持ち上がって良いコースのミドルシュートまで。
 最初むしろ左にいた感じだたが、途中から4-3-3の中盤の右になったとされていた。ただ、今日はやはりその後も左にいるプレーが見られた。

LSH 17ソフィアンヌ・ブファル 5.5(66分OUT)
 今日もドリブル良く、カウンター長く持ち上がってスルーパスでシュートまで行かせるところあった。

(14ザカリア・アブカル 5.5(66分IN))

RSH 7ハキム・ジイェフ(シイェシュ、ツィエク) 6.5
 悪くないFKあったが、右で貰ったシュートチャンス、キックがしっかり当たらないところ。利き足左みたいな話もしていたし、軸足しっかりとして蹴れなかった感じ。後半終盤は1対1のチャンスで冴えないプレーでゴールキックにしてしまうなど、疲れや気持ちの入ってなさを感じるプレー。
 参考にした記事では、「個人で最も光ったのはジイェフ。その左足は流れの中ではもちろんセットプレーでも正確無比で、モロッコが最もゴールの匂いを感じさせたのはこのレフティーがハキミと絡んだ右サイドからの展開だった」とベタ褒め。ただ、そこまでの評価は疑問。ビッグネームゆえの先入観じゃないかな?
 確かにこのサイドは、フランスのこのサイドが攻撃的すぎる…ということもあり、モロッコの攻撃ではかなりこのサイド使えており、悪くなかった。
 とはいえ、ジイェフは肝心なところで仕事ができなかった。記事では同様の理由を挙げてフランスのジルーについては低評価にしており、ダブルスタンダードになっている。さらに、前述の通り、最後は気持ちが切れたようなプレー。本来なら「最後まで諦めない」というチームを鼓舞するような、精神的な支柱としても期待されていただけに、最低というほどではないものの、やや評価を下げざるを得ず、最高ってのは変な評価。

FW 19ユーセフ・エン=ネシリ 5(66分OUT)
(FW 9アブデラザク・ハムダラー 5(66分IN))
(採点は【フランス対モロッコ|採点&寸評】攻守で奮闘のテオがMOM! ジイェフとハキミも流石の質を発揮【W杯準決勝】 | サッカーダイジェストWeb | FIFA ワールドカップ 2022 完全ガイド by ABEMAより)
https://times.abema.tv/fifaworldcup/articles/-/10059402



■2022/12/16 ソフィアン・アムラバトはモロッコ最高の選手でベスト11クラス

カナダ 1-2 モロッコ

 グループリーグの試合を後から視聴するシリーズ。最後にカナダの3試合目を見て終わりにすることに…。
 ミスから序盤にカナダが失点。その後もしばらくミスでバタバタ。若いチームだけに仕方ない…という感じはする。ただ、ミスしている人の年齢を見ると、ことごとくベテラン…というオチ。もっと若い選手が多くて良かったんでは?という可能性がなきにしもあらず…。
 その後、さらにもう1つ失点。その頃にはバタバタは収まったものの、依然として攻めあぐね。ただ、やっといい形できた!というそのプレーでオウンゴール誘い1点返した。
 前半、カナダのプレスは、人がいるだけで取りに行くという感じがなく弱いことが多かった。ボール持っているときの動き出しはあるにはあるが、攻めあぐねていた。

 後半、モロッコの足が止まってきたところ、カナダが3人入れてきてやっとはっきりしたカナダペース。モロッコもはっきり足止まるし、DFライン上げられず、カウンター出ないし間延び。
 アナウンサーは短期間でチームを仕上げたチームにありがちなメンバー固定と指摘。体調不良のGK除き、3試合連続同じスタメンだったそうな。とはいえ、解説の人はターンオーバーで失敗しているチームがあると指摘しており、一長一短。私としては、ターンオーバー以前に固定しすぎじゃ…という気はする。
 後半はほとんどの時間が一方的にカナダペース。カナダは3連敗でも、自国開催に向けて前向きの終われた感じ。勢いがあった私のイメージと違い、モロッコの1位通過は薄氷だったみたい。同点かという場面もあった。他の試合と比べてモロッコのデキは悪かったと言って良い。交代は遅かったし、その交代でも流れ変えられず、監督も良くなかった。

4-3-3

GK 1    Y.ブヌ
 最初に見た2戦目出てなかったのにノックアウトステージで出ていて不思議だったが、その2戦目は直前の体調不良で欠場していたとのこと。
 後半のCK、大きく曲げるボールで騙されて中途半端に出て慌てて戻って体勢不十分になったところ、ヘディングでバーに当たって落ちる入ったか?というピンチに。スロウで見るとギリギリだがVARもなし。後で出たCG見ると、入っていなかった感じ。
 終盤、胸トラップしたがとられそうになり慌てて手でつかむところ。やはりボール扱いがうまい分、逆に自信ありすぎて危ない…というタイプ。リスク回避するときとの使い分けの判断が悪い。

CB 6    R.サイス

CB 5    N.アゲルド
 悪くない戻らさられるニアへの速い低いボール、ゴールラインに蹴ろうとしたのが失敗してオウンゴールに。

LSB 3    N.マズラウイ

RSB 2    A.ハキミ
 低い位置から裏へのロングボール一発でアシスト、良いボールだった。回転かけてFWに近づいていくすごい良いボール。
 良い選手なのだが、上がるので前半ここから失点したし、後半も裏を使われるところ。

(26    Y.ジャブラーヌ)
    
CH 4    ソフィアン・アムラバト
 前半、パス回しから左にいい供給。後半序盤、右からハキミ上がったところカウンター食らいよくカバー。やはりいい選手。裏へのスルーパス読み切った対応の他、1対1でも良い守備何度もしていた。さらに良いドリブルで持ち上がり、久しぶりにチャンスできるかも…というところ。本当すごい。モロッコで一番良い選手というだけでなく、ベスト11級だと思う。

Lインサイドハーフ 11    A.サビリ
(15    S.アマラー)

Rインサイドハーフ 8    A.ウナヒ
 後半序盤彼らしい素晴らしいドリブル。それ以外でも何度もドリブルを見せていた。

(18    J.エルヤミク)

LWG 17    S.ブファル
 エリア内で右からのボール、ワンタッチで見事な切り返し。そこから左足でシュートという感じだったが、後ろから味方来たので慌てて譲って打たせる形でチャンスに。

(14    Z.アブクラル)
    
RWG 7    H.シイェシュ
 序盤、右から速い良いボール。さらに、GKのミスでもらったボール、ふわっと浮かせて先制点。その後左からもいいFK。
 ツィエクはやっぱりネームバリューあるのか、アナウンサーがよくないボールでも何度も「さすがツィエク」と褒めていて違和感。狙っているところは確かに素晴らしいので、そこはさすがなのだけど、ズレたり長すぎたりボールの質がついていっていないところがあった。

(9    A.ハムダラー)



■2022/09/15 ハリルホジッチ、日本に続きモロッコでも「結果出したのに解任」 スター選手使わず

 私も正直、ハリルホジッチ監督のサッカーは好きではないのですが、解任は不可解すぎ。日本に続きモロッコでも「結果出したのに解任」ということになったようです。

<11日、モロッコ代表は指揮官ヴァイッド・ハリルホジッチの解任を決断したのだ。
 ハリルホジッチといえば、日本代表でも指揮官を務めた人物だ。今回のモロッコと同様に予選を勝ち抜いてワールドカップ出場権を勝ち取ったところまでは良かったが、日本代表でもワールドカップ前に解任されてしまった。モロッコでも同じことが起き、2大会続けて似たような時期に代表監督を退くことになった>

 スター選手との確執が理由で、スター選手を招集すらしなかった選手がいるというのが理由だそうです。
 これを紹介した記事では、<「ハリルホジッチは悪い人ではない」 再び襲った悲劇の解任にモロッコの選手は>(22/8/15(月) 23:40配信 theWORLD(ザ・ワールドWeb))では、「大会の2か月前にコミュニケーションの問題から選手の信頼を失ったとの理由で、日本代表監督を解任されている」という海外報道を紹介しています。
 しかし、日本の場合も、本当はスター選手を本番で招集しないおそれがあったため解任されたのではないか?という、モロッコと全く同じ理由が推測されています。

<モロッコ代表ではMFハキム・ツィエク、DFノゼア・マズラウィといった同国のスタープレイヤーとの確執が以前から噂されており、中でもツィエクは現モロッコ代表の看板選手だ。ツィエクのワールドカップ出場を望むサポーターも多く、最終的にモロッコサッカー協会は意見の相違を理由にハリルホジッチ解任を決断した>
<独特な哲学を持った指揮官であることは間違いないだろう。日本代表でも思い切った選手起用をしていたが、モロッコ代表でもDFソフィアン・アラクシュ、MFイムラン・ルーザ、MFイリアス・シャイル、DFソフィアン・チャクラ、DFアダム・マジーナ、FWザカリア・アブカウ、DFサミー・ムマエ、FWタリク・ティソウダリらを続々とデビューさせており、彼らは昨年のアフリカ・ネイションズカップにも招集している。その一方で、ツィエクはこの大会にも招集しなかった>
https://news.yahoo.co.jp/articles/2928eae251c59d94ef380370a4215107b0e57974

 ヤフーニュースのコメント欄では、以下が1番人気。「ハリルに問題はあることは認めますが、批判されるのはそもそも監督選んでる協会」という意見で、ハリルホジッチが忖度しない選手選考をすることは予想できるのにも関わらず彼を選んだ協会が一番悪い…というもの。納得できるものですね。
 ハリルホジッチ監督の問題を強調するコメントもあるものの、最初からわかっていた話なので協会はそもそも他の監督を選んでおけばそれで防げた話。日本もモロッコも協会に最も問題があります。

<そもそも悪いのは協会。世の中に多くいる監督から、ハリルを選び(引用者注:おそらくミス。「選んだ。」などで、ここで一旦切るのが妥当)
ハリルは自分のサッカー哲学や経験、好みによって選手を選考する。人気は気にしない。
協会はスター選手を呼んでお金稼ぎ、サッカー人気が欲しい。
スター選手を呼ばず結果が出ないと叩かれるのはわかるが、この監督は結果出してるんだよ>



■2018/06/18 レアル・マドリーの19歳ハキミや20歳のアミンヌ・アリットがスタメンで若いモロッコ

ワールドカップ2018グループリーグ1戦目 モロッコ 0-1 イラン

 テクニックのある選手が多いと聞いて楽しみにしていたモロッコ。 守備が強いということで、大物食いも期待していました。
 相手のイランはアジアで強かったらしいのでてっきり攻撃的なチームだと思っていてハマると思ったのですけど、イランも守備が強いチームとのこと。で、リズムをつかんだときに決めきれずに、モロッコとしては競り負ける形に。残念です。感想書いた試合では、これで応援チームは1勝2敗1分け。疫病神状態ではないものの、やや負け先行です。

GK
12 ムニル・モハメディ 6
 29歳。前半終わり頃、1対1で足を出して当てて、続くシュートも手で反応したプレーが印象に残りました。
DF
16 ノルディン・アムラバト 6(76分OUT)
5 メディ・ベナティア 6
 31歳。パスを出せる選手と聞いて期待していました。が、ちょくちょくパスが引っかかっており予想外。ただ、サッカーダイジェストの評価は特に悪くありません。
6 ロマン・サイス 6
2 アシュラフ・ハキミ 5.5
 レアル・マドリーの19歳。スピードと足元と運動量といろいろあると聞いていて楽しみにしていた選手。でも、今調べてみたら、本来は右なんだそうな。
 見ていると、確かにスピードあります。走り出した選手に、スルーパス系のパスを通してチャンスに。右足でのクロスでもチャンスを作っていました。見ているときは知らなかったんですけど、ここらへんが本職は右ってところですかね。
 サッカーダイジェストでは低評価でしたが、ピカピカ輝いていなかったものの、悪くはないと思いました。ただ、最後の方は疲れたのか、ボールをきちんと止められないミスなども。もっと見たい選手ではあります。
MF
8 カリム・エル・アーマディ 5.5
 33歳。見ていて気になったのはファールで止めることが多いこと。それだけ仕事しているってことなんでしょうけどね。調べてみると守備特化というわけではなく、パスを出せる選手のようです。ただ、ファイター的なところはありそうでした。
7 ハキム・ジェイフ 5.5
 25歳。ツィエクとも。左SHの紹介でしたが、右かなぁ?ドリブルもパスも出せる選手とのことで見たかった選手。最初のCKでのトリック的なプレーでいきなりドフリー。しかし、空振り。トリックプレーだとよくあります。
 後半は良いシュート見せる場面もあったものの、そこまで目立たず。
14 ムバラク・ブスファ 6
10 ユーネス・ベルハンダ 6
18 アミンヌ・アリット 6(82分OUT)
 20歳。アミーヌ・アリとも。ドリブルやパスができるということで見たかった選手。右SHの紹介でしたが、左かなぁ?
 立ち上がりいきなり3人かわして、その後3人に囲まれても取られずにパス出すプレー。たまげました。ボールタッチがすごく良いです。前半は他にスピードで抜いてシュートまで行くプレー。
 後半も中央で3人抜いてくるプレー。ただ、パスはひっかかりました。パスも良いということでしたけど、こういう風にパスはあんまりに見えました。また、ドリブラーらしくムラがありそう。消えている時間が長かったです。でも、それを含めて好きになれそうな選手。もっとみたいですね。
FW
9 アユブ・エル・カービ 5.5(77分OUT)
交代選手
MF21 ソフィアン・アムラバト -(76分IN)
FW20 アジズ・ブハドゥズ -(77分IN)
DF4 マヌエル・ダ・コスタ -(70分IN)
(採点とメンバーは、【モロッコ 0-1 イラン|W杯選手採点】 MOMは激闘を制したイランのいぶし銀ボランチに! | サッカーダイジェストWebより)



■2018/06/21 ポルトガルを圧倒!脳震盪から復帰のノルディン・アムラバトが乗りまくりも敗退

ロシア・ワールドカップ(W杯)グループB第2節 ポルトガル 1-0 モロッコ
 守備から入るチームのモロッコですが、またしても守備型のチームであるポルトガル戦ということで辛い感じに。しかも、初戦負けているので攻めざるを得ません。その上、わずか7分という早い時間帯に失点しました。
 ただ、 ポルトガルの武器である速攻が出る展開になると思ったのに、全然得意のカウンターが炸裂しません。後半は特にミスパスを連発して、攻めまくっていました。こぼれ球を拾えますし、球際でも取れていました。モロッコの方が良かったですね。
 同じ日に前半の1点を取って守りに入って勝ったウルグアイとは違って、チャンスができていました。しかし、その最後のところで決められず。残念な2連敗となりました。
 で、この試合もモロッコの方を応援していましたので、感想書き終えている試合の私の応援チーム戦績は、これで3勝7敗2分けにというひどいことに。大好きなチームが予選で負けて出てきていないので精神的なダメージは意外にそれほどでもないのですけど、負けに負けていますね。

ロシア・ワールドカップ(W杯)グループB第2節 ポルトガル 1-0 モロッコ
GK
12 ムニル・モハメディ 5.5
 1対1の場面でのシュートを片手でとく止めました。失点の場面も彼のせいではなく、悪くなかったです。
DF
2 アシュラフ・ハキミ 6
 19歳。左サイドバック。名前はアクラフのみで紹介している放送もありました。ボールを球際でカットして、続けてもう一度の球際に強いところ見せて上がってくるプレー。ただ、良さが完全に出ていたかというとそうではない感じ。本職は右ということで、そちらで見たかったですね。
4 マヌエル・ダ・コスタ 6
 32歳。CB。ロナウドの動きが素晴らしすぎたのでかわいそうですけど、CKでついていけずに失点。右の裏へ一気にロングボール入れるなど良さもあったものの、あの1点が大きかったです。
5 メディ・ベナティア 6
 31歳。CB。ロナウドのトラップしたところを狙うなど、良い守備。ただ、後ろから足に行くプレーも目立ち、前半にイエローカードをもらっていました。これが後半に響く可能性があったものの、幸いポルトガルが完全に沈黙。
 一方、後半は攻撃で目立ちました。なぜかセットプレーでことごとく彼のところに。特にキックでシュートを打つ場面が多くありました。ただ、浮いているボールで抑えて打つには相当の技量がいります。チャンスをことごとく外すということになってしまいました。
17 ナビル・ディラール 6.5
 ゴール前イラッとした感じでぶつかっていってファール。ロナウドというキッカーがいる相手にやってはいけないプレー。これが彼だった気がしますが、メディアでは特に指摘されていませんでした。
MF
7 ハキム・ジイェフ 6.5
 25歳。ツィエクとも。初戦はやはり右だったみたいですね。今回は本来の左。私が一番見たかったアミーヌ・アリのポジションで、今回途中交代でも出てこなくて残念だったのですけど、ジイェフはすごく良かったです。
 高めのボールをピタリとコントロールしてからドリブル。うまいですね。すっと交わしてシュートまで行くプレーも見せていました。
 今日はセットプレーを多く蹴っていました。ムラがあり、良くないボールもあるものの、時折良いボールが出てチャンスになっていました。前半合わなかったものの、CKから早い低めのボールはおもしろかったほか、後半がかなりチャンスに。でも、最後が決まらない。
 途中から再び右に回っていましたが、こちらでもスピードを見せてシュートまで行く良いプレーがありました。
8 カリム・エル・アーマディ 6(86分OUT)
10 ユーネス・ベルハンダ 7(75分OUT)
 28歳。右の足の裏でボールを戻し、今度は左の足の裏で前に出しながらターンするという動きを2度やっていました。得意なのかもしれません。ただ、低い位置でのプレーであり、全体にも悪かったわけではないものの、決定的な仕事はできませんでした。
14 ムバラク・ブスファ 6.5
16 ノルディン・アムラバト 6.5
 31歳。右SHでプレー。初戦脳震盪で途中交代で病院。この日はヘッドギアをつけての登場でしたが、やりづらいのか途中で外しちゃっていました。で、解説でも言われていたように、その後ギアが上がった感じ。めちゃくちゃ乗っていました。引っ張られてあわやPKという場面も。
 スピードと運動量がありますね。テクニックのあるドリブルというよりは勢いで来る感じ。おまけに球際でも強さを見せていました。
 中より外が良いという感じで、何度も右サイドを突破してチャンスを作っていて良かった選手。ただ、途中で左右を入れ替えてから目立たなく。ポルトガルが対応してきたので変えたという順番なのかもしれませんけど、これはもったいない采配に見えました。 
 ちなみに初戦の怪我での交代は、ワールドカップ初の兄弟による交代だったそうです。脳震盪なのでそれどころかじゃなかったでしょうけどね。
FW
13 カリド・ブタイブ 5.5(70分OUT)
 31歳。190cmの長身ですけど、ふわっとボールを浮かして抜いてくるプレーがあり、びっくり。しかし、仕事をきちんとしたかと言うと、そういう感じではなく、途中でアウトしてしまいました。
交代選手
FW9 アユフ・エル・カービ 5.5(70分IN)
MF23 メハディ・カルセラ=ゴンザレス 5.5(75分IN)
MF11 ファイチャル・ファジル ‐(86分IN)
(採点とメンバーは、【ポルトガル1‐0モロッコ|採点&寸評】試合巧者ぶりを見せつけたポルトガル。MOMは2試合連続弾のC・ロナウドに! | サッカーダイジェストWebより)




■2018/06/26 3戦とも良いゲームをしたモロッコ、最後のスペイン戦は勝利目前だった…

ロシア・ワールドカップ(W杯)グループB最終節 スペイン 2-2 モロッコ

  スペインはいつもなら最も好きなチームの一つなのですけど、今大会はイマイチで2戦目は見ませんでした。今回もむしろモロッコを応援気味。
 で、スペインはゆるいゲームの仕方しましたね。スペインは敗退決定のモロッコが相手で、ほぼ確定とはいえ、まだ確定ではなく、本来ならきちんと勝利する必要がありました。2位なら堅守で強豪のウルグアイ、1位ならロシアということで、1位通過かどうかで大きく変わるゲーム。なおさら勝つ必要があったのに、うまくまとまりませんでした。   一方のモロッコはややラフなところも前半はありましたが、スペインがゆるい中でミスが出たところで先制。すぐに追いつかれたものの、スペインはやはりいまいち緊張感なし。
  後半も相変わらずゆるく、再びリード。 ここでやっと本気になってギリギリ引き分け。モロッコは勝てそうだったので惜しいところでしたが、良いところは十分見せられました。
 引き分けだったので、応援チーム戦績は、10勝10敗5分け。五分のままです。

ロシア・ワールドカップ(W杯)グループB最終節 スペイン 2-2 モロッコ
【スペイン】イスコ(前19)アスパス(後46)
【モロッコ】ブタイブ(前14)エン=ネスティリ(後36)
GK
12 ムニル・モハメディ 5.5
DF
2 アシュラフ・ハキミ 6.5
4 マヌエル・ダ・コスタ 6
6 ロマン・サイス 6
  28歳。CB。GKも動けなかったヘディングシュートを戻ってクリア。他の場面でもよく守っていました。
17 ナビル・ディラール 6.5
MF
7 ハキム・ジイェフ 6.5(85分OUT)
8 カリム・エル・アーマディ 5.5
10 ユーネス・ベルハンダ 5.5(63分OUT)
14 ムバラク・ブスファ 5.5
16 ノルディン・アムラバト 6.5
 31歳。右SH。スペインが圧倒的にボールをキープしており、2戦目ほどは目立てず。しかし、ペナルティーエリア右の外から、クロスボールかなというところで、やや右内に回転かけたシュートを左角のバーに。驚きました。
FW
13 カリド・ブタイブ 6.5(72分OUT)
 31歳。ハーフウェイライン付近の高いラインでのパス回しでボーッとしているところ、 かすめとってそのまま走っていき、GKの股下を抜くシュートで先制。
 さらにハーフウェイライン付近の左のスローインで、高いラインの裏狙って抜けていきあわや2点目かというプレーも。
交代選手
MF11 ファイチャル・ファジル 6(63分IN)
MF19 ユセフ・エン=ネシリ 6.5(72分IN)
 21歳。右からのCKすごい高いジャンプでヘディング、右上に決めて一時勝ち越し。
FW20 アジズ・ブハドゥズ -(85分IN)
(【スペイン2‐2モロッコ|採点&寸評】モロッコの闘志に手を焼いたスペイン、首位通過を決めながらも採点は軒並み低調 | サッカーダイジェストWebより)

2023年1月22日日曜日

海外認める世代最高の久保建英やウーデゴールなど、早熟の天才たち

■2017/01/07 早熟デビューの天才 久保建英 次々と記録を塗り替える
■2020/01/21 久保建英は世代最高の選手、海外ファンも認める
■2020/04/26 久保は「ウーデゴーの二の舞にならないように」は誤解で活躍、MVPにも
■2020/05/22 市場価値上昇ランキングにウーデゴールやアンス・ファティなど
■2014-10-10 ルティン・ウーデゴール 15歳プロデビュー注目のノルウェー選手
■2017/01/07 レアル・マドリードを選んだウーデゴール、16歳157日でリーガデビュー
■2014-09-21 ハキム・マストゥール 15歳でACミランベンチ入り、16歳でプロに
■2017/01/07 マストゥール、16歳363日で史上最年少でモロッコ代表にデビュー
■2017/01/24 イブラヒモビッチ2世ことスウェーデンの長身FWアレクサンダー・イサク



■2017/01/07 早熟デビューの天才 久保建英 次々と記録を塗り替える

(2019/07/19追記:古い話が出てきたのでそのまま。久保はFC東京に来て、それから、なんとバルセロナのライバル、レアル・マドリーへ行ってしまいました。Bチームらしいのでまだまだですが、他に紹介した選手でははっきり伸び悩んでいる選手もいます)

 若くてデビューするサッカー選手はちょくちょく話題になりますが、最近日本での話題は何と言っても久保でしょうね。
 過去に書いた投稿といっしょにまとめました。

-----引用 ここから-----
久保建英 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B9%85%E4%BF%9D%E5%BB%BA%E8%8B%B1

生年月日     2001年6月4日(15歳)
出身地     神奈川県川崎市麻生区
身長     167cm
体重     60kg

 クラブ

地元・川崎市麻生区の少年サッカークラブ・FCパーシモンでサッカーを始め、2009年8月、小学2年生で参加したFCバルセロナキャンプでMVPに選ばれる。2010年4月、FCバルセロナスクール選抜としてベルギーで開催されたソグデソ・ヨーロピアン・ルーサスカップに参加。チームは3位に終わったが、通常は優勝チームから選出される大会MVPに輝いた。帰国後、小学校3年生の時に川崎フロンターレの下部組織に入団[2]。2011年8月、FCバルセロナの下部組織カンテラ(ラ・マシア)入団テストに合格し、10-11歳で構成されるアレビンCに入団した[3]。2012‐13年は30試合に出場し、74得点を挙げリーグ戦得点王になる。2013‐14年は地中海カップU-12トーナメントで大会得点王とMVPになり、またリーグ、カタルーニャ杯などのトーナメント制覇に貢献した。2014-15年はインファンティルA(13-14歳で構成)に所属。しかしFCバルセロナの18歳未満の外国人選手獲得・登録違反により久保の公式戦出場停止処分が続き、2015年3月、日本に帰国してFC東京の下部組織に入団した[4]。

2016年、中学3年ながらFC東京U-18に飛び級で昇格。日本クラブユースサッカー選手権では飛び級で出場し、大会史上初となる中学生ながら得点王(5得点)に輝いた[5]。9月、FC東京のトップチームに2種登録される[6]。同年11月5日に行われたJ3リーグ第28節AC長野パルセイロ戦に後半開始から出場し、Jリーグ史上最年少記録を塗り替えた[7]。

 日本代表
2016年、U-16日本代表としてAFC U-16選手権に参加。大会得点ランキング2位となる4得点をあげて、FIFA U-17ワールドカップの出場権の獲得に貢献した[8]。 同年11月、アルゼンチン遠征(11月30日~12月10日)を行うU-19日本代表に飛び級で初選出された。15歳5カ月20日での選出は史上最年少で中学生でU-19日本代表選出は史上初となる[9]。そして、U-19アルゼンチン代表とのトレーニングマッチでU-19代表デビューを果たした。
-----引用 ここまで-----


■2020/01/21 久保建英は世代最高の選手、海外ファンも認める

 どこに追記するかと思ってここに。スペイン紙『マルカ』電子版が、17歳から35歳までの各年齢について4人前後の選手を候補として選んだ上で、年齢別の“世界最高選手”を選出するオンライン投票を行いました。
 久保建英は、 「18歳」部門で、他はノミネート、バレンシアの韓国代表MFイ・ガンイン、サンテティエンヌのDFウィリアン・サリバ、ワトフォードのFWジョアン・ペドロ。途中経過ですけど、2位のイ・ガンイン(23%)を大きく引き離し約65%でダントツトップです。
(久保建英は“世界最高の18歳”? スペイン紙が年齢別ベストプレーヤー投票 フットボールチャンネル | スポーツ | 2020年01月16日より)
https://pex.jp/point_news/78b3b22a6dd65fc316b61459ff8d8fc0
 実績的にも妥当であり、世代では現在世代最高の選手と言って良いでしょうね。


■2020/04/26 久保は「ウーデゴーの二の舞にならないように」は誤解で活躍、MVPにも

 久保建英が レアル・マドリード移籍が決まったあと、ツイッターでは「ウーデゴーの二の舞にならないように」といったコメントが出ていたとのこと。ただ、これは誤解だとする「久保建英はウーデゴーの二の舞に…」は見当違い。ノルウェーの神童、覚醒を遂げた3つの変化とは? | フットボールチャンネルという記事が出ていました。
 確かに トップチーム定着はおろかカスティージャにも適応できず、オランダのヘーレンフェーンにレンタル移籍しても目立たなかった模様。ただ、エールディビジでは活躍。フィテッセでシーズン最優秀選手になっています。
  また、レンタルで戻ってきたリーガ・エスパニョーラのレアル・ソシエダでは、開幕からレギュラー。第10節終了時点で2ゴール3アシストという記録を残している他、9月の月間MVPに選出されるという文句なしの高評価を受けています。20歳の選手ですし、まだまだこれからですね。


■2020/05/22 市場価値上昇ランキングにウーデゴールやアンス・ファティなど

  1位はあの新怪物! 欧州5大リーグで最も市場価値を高めた選手は誰? | サッカーキング(2020.03.18)で、ウーデゴールがランクインしていました。久保繋がりで言うと、バルセロナでチームメイトだったアンス・ファティやレアル・マドリーのバルベルデも入っています。
 これは、移籍情報サイト『transfermarkt』の市場価値のデータを前年7月1日からの“上昇額”に基づいて、ランキング化したものでした。最近まで低評価されていたということで、若い選手ばかりになっています。

1位 アーリング・ハーランド(ドルトムント/ノルウェー/FW/19歳)
2位 ラウタロ・マルティネス(インテル/アルゼンチン/FW/22歳)
3位 アンス・ファティ(バルセロナ/スペイン/FW/17歳)
3位 アルフォンソ・デイヴィス(バイエルン/カナダ/MF/19歳)
3位 フェデリコ・バルベルデ(レアル・マドリード/ウルグアイ/MF/21歳)
6位 エドゥアルド・カマヴィンガ(レンヌ/フランス/MF/17歳)
7位 マルティン・ウーデゴーア(レアル・ソシエダ/ノルウェー/MF/21歳)
8位 デヤン・クルゼフスキ(パルマ/スウェーデン/MF/19歳)
9位 メイソン・マウント(チェルシー/イングランド/MF/21歳)
10位 メイソン・グリーンウッド(マンチェスター・U/イングランド/FW/18歳)



■2014-10-10 22:37:40 マルティン・ウーデゴール 15歳プロデビュー注目のノルウェー選手

-----引用 ここから-----
【衝撃サッカー動画】15歳でプロデビュー! ノルウェー人天才少年のプレーがヤバい!! | ロケットニュース24 原田たかし / 2014年8月2日

「マルティン・ウーデゴール」。弱冠15歳ながらプロデビューを果たしたノルウェー人の少年だ。
http://rocketnews24.com/2014/08/02/472468/?utm_medium=partner&utm_source=googlenews-editors-picks&google_editors_picks=true
-----引用 ここまで-----

<iframe width="640" height="360" src="//www.youtube.com/embed/IBwAU3Tlawo?feature=player_embedded" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>

 記事からの情報は以下。

・1998年12月17日生まれ 15歳
・左利き
・攻撃的ミッドフィルダー
・2014年5月にノルウェーリーグのストレームスゴセットTFとプロ契約
・記事の時点でで3ゴール
・柔らかいボールタッチで、自由自在にボールを扱い、ドリブルもうまい
・広い視野から際どいスルーパスも
・マンチェスター・ユナイテッド、バイエルン・ミュンヘンの練習に参加済み
・レアル・マドリードは約16億円で獲得に乗り出しているという噂

 記事ではありませんでしたが、意外にボディバランスが良く、当たり負けしていません。ただ、リーグのスタイルなのかあまり当たりは激しくなさげ。上背はなさそうですし、今後ハイレベルなところへ行ってどうなるか?
 あと、"彼は左利きで、アルゼンチン代表のメッシ選手みたいだという声も挙がるほど期待されている"とありましたが、どうでしょうかね?
 細かくタッチしながらのドリブルは多少似た感じです。ウーデゴールは特にアウトサイドを多用しますね。
 ただ、ボールを持っているときはパスという選択肢を考えていることが多い感じ。ドリブルあってこそではあるものの、相手を引きつけてからのパスの方にむしろ魅力を感じました。
 メッシと比較するのは酷ですが、ドリブルの緩急の付け方が弱く、トップスピードのときの驚異もあまり感じません。メッシのドリブルは一気にギアアップするのが魅力です。
 おもしろいなと思ったのが利き足でない右足のキック。左足をケアされているということもありますが、右足でも躊躇なく蹴りますので意外性が出てきてます。ゴールもこの右足で決めていました。左足の怖さを意識されればされるほど、右足は生きてきます。この右足もある程度使うというのはおもしろいです。

■2017/01/07 レアル・マドリードを選んだウーデゴール、16歳157日でリーガデビュー
 現在はマドリードに在籍。

-----引用 ここから-----
マルティン・ウーデゴール - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%83%AB

国籍     ノルウェーの旗 ノルウェー
生年月日     1998年12月17日(18歳)
出身地     ブスケルー県ドランメン
身長     176cm[1]
体重     68kg[1]

EU圏内での移籍が可能となる16歳になると、元々ファンであったリヴァプールをはじめバイエルン・ミュンヘンやFCバルセロナなど30を超える海外クラブが視察を行い、ウーデゴールも様々なクラブの練習に参加した[11]。その後、2015年1月22日に6年契約でスペインのレアル・マドリードに移籍した[12][13]。トップチームで練習を行いながら主にレアル・マドリード・カスティージャで試合に出場する契約となっており、ウーデゴールは入団会見で「世界で最も偉大なクラブに所属するのは夢」と語った[14]。北京国安足球倶楽部との親善試合でデビューすると、2アシストを記録[15]。2月8日のビルバオ・アスレティック戦で公式戦デビューした[16]。

2015年5月23日、リーガエスパニョーラ最終節のヘタフェ戦の後半13分、リーグ戦ではチーム史上最年少となる16歳157日でデビューした。
-----引用 ここまで-----


■2014-09-21 10:57:54 ハキム・マストゥール 15歳でACミランベンチ入り、16歳でプロに
 私が知った時点ではACミランの下部組織所属でした。

<iframe width="640" height="360" src="//www.youtube.com/embed/LCl2UH00fhA?feature=player_embedded" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>

 これを見たのは以下の記事。

【衝撃サッカー動画】ネイマール選手と15歳天才少年のフリースタイル対決がカッコよすぎてヤバい!! | ロケットニュース24 原田たかし / 2014年2月2日
http://rocketnews24.com/2014/02/02/409657/

 イタリア生まれですが、モロッコ人の両親を持つそう。移民の2世? イタリア人なんですかね? 国籍はあとで調べます。
 "15歳とは思えないテクニックを持ち、高速ドリブルで得点を量産するフォワード"とのこと。

<iframe width="640" height="360" src="//www.youtube.com/embed/fQIJBmtmJR0?feature=player_detailpage" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>

 2月2日の記事の時点では"その若さでトップチームへの昇格が噂されるほどの才能の持ち主"でした。

-----引用 ここから-----
本田に新ライバル?ミラン、最終節で15歳MFデビューへ ― スポニチ Sponichi Annex サッカー

 ACミランの日本代表MF本田に新たなライバル出現?14日付のガゼッタ・デロ・スポルト紙は、最終節サッスオーロ戦で15歳11カ月の攻撃的MFハキム・マストゥールがベンチ入りしデビューする可能性を報じた。

 モロッコ系イタリア人のマストゥールは13日からトップチームの練習に参加。セリエA規定では16歳以下の選手は登録できないことになっているが、誕生日が間近でシーズン終了間際ということもあり、クラブはセリエAから特例許可を取得。
[ 2014年5月15日 07:25 ]
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2014/05/15/kiji/K20140515008164820.html
-----引用 ここまで-----

 実際にはデビューしませんでしたが、ベンチ入りはしたようです。

 そして、その後プロ契約。

-----引用 ここから-----
ミラン、マストゥールと16歳の誕生日にプロ契約 - Goal.com

ミランは15日、クラブの公式ウェブサイトで、ハキム・マストゥール(16)とプロ契約を結んだことを発表した。

モロッコの血を引くものの、イタリアの年代別代表にも選出されているマストゥール。セリエAの最終節でクラレンス・セードルフ前監督がチームに招集し、クラブ史上最年少デビューかと騒がれたのは記憶に新しいことだ。
http://www.goal.com/jp/news/1867/%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%82%A2/2014/06/16/4887098/%E3%83%9F%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%A8%EF%BC%91%EF%BC%96%E6%AD%B3%E3%81%AE%E8%AA%95%E7%94%9F%E6%97%A5%E3%81%AB%E3%83%97%E3%83%AD%E5%A5%91%E7%B4%84
-----引用 ここまで-----

 イタリアの年代別代表に入っているとのことでやはりイタリア国籍ありますね。よくある二重国籍で、A代表に入るまでにどちらに入るか選ぶ…という形になるのではないかと。

 また、7月20日に行なわれた「プレシーズンマッチ」(親善試合)、ACモンツァ・ブリアンツァ1912(イタリア4部)対ACミラン(イタリア1部)では、ハキム・マストゥール(#98)(16歳)がMFで登場。チームの2点目をアシストしていたようです。

<iframe width="640" height="360" src="//www.youtube.com/embed/l_aHtuMOt5w?feature=player_embedded" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>

■2017/01/07 マストゥール、16歳363日で史上最年少でモロッコ代表にデビュー
 デビューは、レンタル先のリーガ・エスパニョーラのマラガになりました。また、代表は結局モロッコを選択。というか、デビュー早いなぁ。

-----引用 ここから-----
ハキム・マストゥール - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%82%AD%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%BC%E3%83%AB

国籍     モロッコの旗 モロッコ
イタリアの旗 イタリア
生年月日     1998年6月15日(18歳)
出身地     エミリア=ロマーニャ州の旗 エミリア=ロマーニャ州
レッジョ・エミリア県レッジョ・エミリア
身長     176cm
体重     65kg

ハキム・マストゥール(アラビア語: هاشم مستور‎、イタリア語: Hacim Mastour、1998年6月15日 - )は、イタリア・エミリア=ロマーニャ州レッジョ・エミリア出身のモロッコ代表サッカー選手。PECズヴォレに所属。ポジションはFW、MF。(中略)

マラガCF時代

2015年8月31日、マラガCFへ2年間のレンタル移籍をした[4]。11月7日、プリメーラ・ディビシオンのレアル・ベティス戦で交代途中出場でプロデビューを果たした[5]。2016年7月7日、1年間が経過した時点でレンタルを終了してミランへ戻ることになった[6]。

PECズヴォレ時代

2016年7月14日、オランダのPECズヴォレにレンタル移籍した[7]。

代表経歴
2015年6月13日にアフリカネイションズカップ2017予選のリビア代表戦に16歳363日で史上最年少でモロッコ代表にデビューした[8][9]。
-----引用 ここまで-----

 いずれも注目選手ですが、日本では早熟の天才は大抵潰れますからね。順調に伸びてくれることを願います。


■2017/01/24 イブラヒモビッチ2世ことスウェーデンの長身FWアレクサンダー・イサク
 ウーデゴールもスウェーデンじゃなかったっけ?と思ったら、ノルウェーでした。

-----引用 ここから-----
17歳の"イブラ2世"はドルトムント加入目前か。レアルは獲得逃す
フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年01月23日
http://pex.jp/point_news/1909f3accdf3a5ee95de61df6746748b

 "イブラヒモビッチ2世"とも呼ばれる長身FWのイサクは現在17歳。欧州屈指の若手有望株として多くのビッグクラブからの視線を集めていたが、レアル・マドリーが争奪戦で優位に立っていると伝えられていた。

 だが、その後ドルトムントが新たに有力な移籍先に浮上してきた。出場機会を得て成長するためにはドルトムントの方が良い環境だとイサクは考えているのではないかとみられている。
-----引用 ここまで-----

 親善試合でスウェーデンA代表にも既にデビューを果たしているとのことでした。


2023年1月19日木曜日

カタールでも注目!英紙のロシアW杯若手ベスト11

■2018/09/12 FIFAの賞はMVPのモドリッチだけ不可解であとは順当
■2019/03/19 カタールでも注目!英紙のロシアW杯若手ベスト11
■2018/06/16 ワールドカップベスト11・若手11・お気に入り11 ヒメネスなど
■2018/06/17  19歳の若すぎるナイジェリアのGKウゾホがヤバイ
■2018/06/22 W杯ベスト11 メッシもネイマールも冴えない中すごいのは?
■2018/06/25 センターフォワード不遇の時代でも大活躍している2人とは?
■2018/07/17 MVPは迷うがモドリッチでもグリーズマンでもエムバペでもなく…




■2018/09/12 FIFAの賞はMVPのモドリッチだけ不可解であとは順当

 FIFAのMVPはモドリッチだったんですね。ずっと下の方の「2018/07/17 MVPは迷うがモドリッチでもグリーズマンでもエムバペでもなく…」で書いたように、モドリッチはベスト11でも迷った選手。著しく良かったプレーが多かった一方で、著しく悪かったプレーも目立っていました。ちょっと納得行かないですね。
  ちなみに、シルバーボールはベルギー代表MFエデン・アザール、ブロンズボールにはフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンだったとのこと。
 最優秀若手選手には当然、フランス代表FWキリアン・ムバッペ。文句なしでしょう。ゴールデングローブ賞(最優秀GK)のGKティボー・クルトワも順当でした。また、ゴールデンブーツ賞(得点王)のイングランド代表FWハリー・ケインは、データのみでの賞ですので、どうこう言うものではありませんでした。MVPだけ残念ですね。
(モドリッチが大会MVP!…最優秀若手はムバッペ、最優秀GKはクルトワ | サッカーキングより)


■2019/03/19 カタールでも注目!英紙のロシアW杯若手ベスト11

  英紙『ガーディアン』が、「ゴールデンボーイ・ベストイレブン」と題し、ロシアW杯で輝きを放った若手11人を選出していたそうです。フランスとウルグアイが3人ずつで最多でした。
 あと、なぜか10人しか見つからず。訳したところのミスか、私が誰か見逃しているのか…と下の方に見たら、一覧でありましたわ。なぜかスターリングただ一人だけ、本文に名前がありました。他は全員名前あったのに…。

GK フランシス・ウゾホ(ナイジェリア/19歳)
DF
ジェリー・ミナ(コロンビア/23歳)
ホセ・ヒメネス(ウルグアイ/23歳)
マヌエル・アカンジ(スイス/22歳)
MF
ベンジャミン・パヴァール(フランス/22歳)
ルーカス・トレイラ(ウルグアイ/22歳)
ロドリゴ・ベンタンクール(ウルグアイ/21歳)
リュカ・エルナンデス(フランス/22歳)
FW
イルビング・ロサノ(メキシコ/22歳)
ラヒーム・スターリング(イングランド/23歳)
キリアン・ムバッペ(フランス/19歳)
 (英紙がロシアW杯の23歳以下の若手ベスト11を選出!フランス&ウルグアイから最多3人 | Goal.comより)

 CBが多い渋い選出。3-4-3になっていますが、フランスの中盤2人は4バックのサイドですので、5-2-3に近い感じ。しかも、ウルグアイの中盤2人もあまり攻撃的ではない選手です。
 私が選んだ下の方の若手ベスト11もCBが多かったのですが、1歳年上の24歳以下なので、だいぶ違う感じ。アカンジ、トレイラ、ベンタンクール、リュカ・エルナンデス、スターリングが選外。この中には好きな選手もいますが、正直ベスト11には物足りないと感じた選手たちばかりです。
 ただ、チームの結果という客観的な要素から選ぶとかなり順当。23歳以下という縛りなら人材不足になるので、私も何人か選ぶかもしれません。…と最初書いたけど、どうかな?  リュカ・エルナンデスが可能性あるくらいで、あとは別の人選びそうです。




■2018/06/16 ワールドカップベスト11・若手11・お気に入り11 ヒメネスなど

 まだ気が早くて11人いないですし、録画失敗でロシアとサウジアラビア戦見てなくて3試合ですけど、ベスト11的なのをピックアップ開始。ロシアとサウジアラビアは事前に見たい選手メモしていたので、へこみました。1日ショックから立ち直れませんでした。
 なので、次の日の3試合は頑張って全部見ました。見なくていいチーム選ぶまでは忙しそうです。でも、明日はなんと注目のフランス戦 をパスする予定。前回大会好きな選手いなかったですし、たぶんノックアウトステージでも見る機会あるだろうってことで…。

暫定ベスト11
GK モハメド・エル・シェナウィ 29歳 エジプト
CB ディエゴ・ゴディン 32歳 ウルグアイ
CB ホセ・ヒメネス 23歳 ウルグアイ
DM オミド・エブラヒミ 30歳 イラン
MF  アンドレス・イニエスタ 34歳 スペイン
LSH アミンヌ・アリット 20歳 モロッコ
FW エディンソン・カバーニ 31歳 ウルグアイ
FW クリスティアーノ・ロナウド 33歳 ポルトガル

 暫定MVPはロナウド。ひねりないですけど、ハットトリックですし仕方ないですね。

暫定若手ベスト11
CB ホセ・ヒメネス 23歳 ウルグアイ
LSB  アクラフ・ハキミ 19歳 モロッコ
CM ロドリゴ・ベンタンクール 20歳 ウルグアイ
LSH アミンヌ・アリット 20歳 モロッコ

 若手のベストプレーヤーは今のところウルグアイのCBのヒメネス。守備が強い上にゴールまで決めて非常に良かったです。

暫定お気に入りベスト11
CB ジェラール・ピケ 31歳 スペイン
LSB  アクラフ・ハキミ 19歳 モロッコ
DM オミド・エブラヒミ 30歳 イラン
CM ロドリゴ・ベンタンクール 20歳 ウルグアイ
LSH アミンヌ・アリット 20歳 モロッコ
MF  アンドレス・イニエスタ 34歳 スペイン

 この中でともと覚えていたのはピケとイニエスタだけ。 ピケは今大会覚えていた選手で1番好きなDFでしたが、ポルトガル戦は「やっちまったな」という感じ。たまにやっちゃいますね。
 イニエスタの方はワールドユースやバルセロナデビューしたての若い頃が一番好きでした。基本若い選手が好きなので、たぶん今大会もそんな感じになると思います。




■2018/06/17  19歳の若すぎるナイジェリアのGKウゾホがヤバイ

 16日の4試合のうちよりによってフランス戦を見なかったという 致命的なことになっていますがご勘弁を。

暫定ベスト11
GK モハメド・エル・シェナウィ 29歳 エジプト
CB ディエゴ・ゴディン 32歳 ウルグアイ
CB ホセ・ヒメネス 23歳 ウルグアイ
DM オミド・エブラヒミ 30歳 イラン
MF  イヴァン・ラキティッチ 30歳 クロアチア NEW
MF ルカ・モドリッチ 32歳 クロアチア NEW
MF  アンドレス・イニエスタ 34歳 スペイン
FW エディンソン・カバーニ 31歳 ウルグアイ
FW クリスティアーノ・ロナウド 33歳 ポルトガル
 今日見た3試合ではクロアチアの中盤 ラキティッチとモドリッチのバルサ・マドリーコンビがやばかったです。ベテランばっかりになっておもしろくないですけど、やっぱりレベル高いですね。
 メッシも見て当然うまかったのですけど、彼のパフォーマンスからするといまいち。アルゼンチン自体も活躍しないと予想しています。

暫定若手ベスト11
GK  フランシス・ウゾホ 19歳 ナイジェリア NEW
CB ホセ・ヒメネス 23歳 ウルグアイ
LSB  アクラフ・ハキミ 19歳 モロッコ
CM ロドリゴ・ベンタンクール 20歳 ウルグアイ
LSH アミンヌ・アリット 20歳 モロッコ
LWG ピオーネ・シスト 23歳 デンマーク NEW
RWG  ユスフ・ポウルセン 24歳 デンマーク NEW
FW ゴンサロ・グエデス 21歳 ポルトガル NEW

 23歳以下くらいのイメージですけど、まだ数少ないのでとりあえず。今回生年月日がガーッと見れるサイトがなくて苦労しています。
 GKは若い選手がいなくて苦労すると思っていたのですけど、ナイジェリアのウゾホが19歳で出場してヤバイことに。GKでは史上2番目の若さで出場だそうな。神がかってまではいなかったものの、1対1で止める場面もあり良かったです。

暫定お気に入りベスト11
CB ジェラール・ピケ 31歳 スペイン
LSB  アクラフ・ハキミ 19歳 モロッコ
DM オミド・エブラヒミ 30歳 イラン
CM ロドリゴ・ベンタンクール 20歳 ウルグアイ
LSH アミンヌ・アリット 20歳 モロッコ
MF  アンドレス・イニエスタ 34歳 スペイン
MF ギルフィ・シグルズソン  28歳 アイスランド NEW

 事前にチェックしていたもののイマイチって選手が多い中、アイスランドのシグルズソンはかなりいい感じでした。聞いていた通りキックの精度が高いです。アイスランド自体も大物食いを期待しているので、勝ち上がってもらって長く見れたらいいなと思います。
 あと、昨日は書かなかったんですけど、初見ではモロッコのアリットもかなりいい感じ。こちらはザ・ドリブラーといった雰囲気。ドリブラーらしくムラありそうですけど、それ含めて好きになれそうな予感。
 ああ、あと、相変わらずFWに好きな選手がいません。本来一番目立つところなんですけどね。昔からCFタイプは好きじゃないのです。ただ、WGタイプは好きであり、今回はWG置いているチームも多いので、好きな選手が見つかりそうではあります。




■2018/06/22 W杯ベスト11 メッシもネイマールも冴えない中すごいのは?

 感想がやっと追いついて時間あるので久々に更新。1試合目は全部終わって2試合目始まったところ。23試合中17試合観戦しているものの、結構有力なチームを見ていないので、そこらへんはいろいろあるかもしれません。

暫定ベスト11
GK ギジェルモ・オチョア  32歳 メキシコ NEW
CB ディエゴ・ゴディン 32歳 ウルグアイ
CB ホセ・ヒメネス 23歳 ウルグアイ
LSB アレクサンダル・コラロフ 32歳 セルビア NEW
RSB ヨシュア・キミッヒ 23歳 ドイツ NEW
(DH カンテ 27歳 フランス NEW)
MF  イヴァン・ラキティッチ 30歳 クロアチア
MF ルカ・モドリッチ 32歳 クロアチア
CM ケビン・デ・ブルイネ 26歳 ベルギー NEW
(MF ポール・ポグバ 25歳 フランス NEW)
(MF フィリッペ・コウチーニョ 26歳 ブラジル NEW)
(RWG ドリース・メルテンス 31歳 ベルギー NEW)
FW クリスティアーノ・ロナウド 33歳 ポルトガル
FW ロメル・ルカク 25歳 ベルギー NEW
(FW エディンソン・カバーニ 31歳 ウルグアイ)
 GKはいつも難しいですね。初戦は抜擢されたエジプトのモハメド・エル・シェナウィがよかったのですけど、2戦目はそれほどでもなく、グループリーグ敗退ということもあって選びづらいです。コスタリカのナバスもよかったのですけど、チームは負けており、やはり難しい感じ。
 ビッグセーブ多かったわけではないものの、ドイツ相手に勝利したメキシコのオチョアは安定していましたし、暫定で名前を出しておきます。
 その負けたドイツですけど、RSBのキミッヒはハイレベルでした。右サイドバックですけど、攻撃面でもチームの中心ですね。彼はなんと23歳という若さなので、当然若手のベスト11でもあります。
 イランのDMイブラヒミ、2戦目は見ていないのですけど、同じポジションで勝ち上がり濃厚なチームに良い選手がいるので外しました。同じ試合で2戦目見ていないイニエスタもとりあえず外して別の選手を入れておきます。
 メッシは1戦目冴えませんでした。徐々に上がる可能性もあります。ただ、2試合目はクロアチアに3-0で大敗。私はアルゼンチン強くないとは言っていたものの、まさかここまで 負けるとは…。見ていないゲームですが、やはり冴えなかったとのこと。
 また、ネイマールもまだ本調子ではありません。唯一キレッキレなのがロナウドで、すでに4点取っています。逆に前半がピークで、後半に調子維持できるか心配になるほど良いパフォーマンス。引き続き文句なしで暫定MVPです。

暫定若手ベスト11
GK  フランシス・ウゾホ 19歳 ナイジェリア
CB ホセ・ヒメネス 23歳 ウルグアイ
RSB ヨシュア・キミッヒ 23歳 ドイツ NEW
(CM ロドリゴ・ベンタンクール 20歳 ウルグアイ)
MF アレクサンドル・ゴロビン 21歳 ロシア NEW
LSH イルビング・ロサーノ 22歳 メキシコ NEW
LWG ピオーネ・シスト 23歳 デンマーク
RWG  ユスフ・ポウルセン 24歳 デンマーク
RSH ムバッペ 19歳 フランス NEW
FW ゴンサロ・グエデス 21歳 ポルトガル

 若手はやはり守備で選ぶのに苦労しますね。モロッコはLSBのハキミがそこまでではないので外しました。
 同じモロッコのアミーヌ・アリは2戦目は使われることすらなくショック。良いところ見せていたんですけどね。やはり外しました。
 若手では開催国ロシアのゴロビンが良いです。ただ、普通のベスト11の方にも可能性が高いフランスのムバッペ という大物がいます。彼が一番の見どころでしょうか。

暫定お気に入りベスト11
CB ジェラール・ピケ 31歳 スペイン
(LSB  アクラフ・ハキミ 19歳 モロッコ)
DH ラファエル・マルケス 39歳 メキシコ NEW
DH ハビエル・マスチェラーノ 34歳 アルゼンチン NEW
CM ロドリゴ・ベンタンクール 20歳 ウルグアイ
(MF アンドレス・グアルダード 31歳 メキシコ NEW)
MF  アンドレス・イニエスタ 34歳 スペイン
MF イ・スンウ 20歳 韓国 NEW
MF ギルフィ・シグルズソン  28歳 アイスランド
LSH アミンヌ・アリット 20歳 モロッコ
LSH イルビング・ロサーノ 22歳 メキシコ NEW
RSH ドゥシャン・タディッチ 29歳 セルビア NEW

 メキシコはラファエル・マルケスがまだ代表でなおかつ途中交代とはいえ試合に出てきてびっくり。ただ、さすがに年齢は感じさせました。同じメキシコではグアルダードも以前ほど好きじゃないですね。
 今回の初見組では、韓国のイ・スンウが持ち方に雰囲気があって好きです。良いところは全然出てこなかったんですけど…。
 あと、トリッキーなプレーをたくさん見せていたセルビアの タディッチがかなり好きですね。今のところ今大会で一番気に入った初見の選手かも。
 そして、相変わらずFWに好きな選手がいなくて困ります。GKもなんですけど…。



■2018/06/25 センターフォワード不遇の時代でも大活躍している2人とは?

暫定ベスト11
GK ギジェルモ・オチョア  32歳 メキシコ
(GK ケイロル・ナバス 31歳 コスタリカ NEW)
CB ディエゴ・ゴディン 32歳 ウルグアイ
CB ホセ・ヒメネス 23歳 ウルグアイ
CB ジョン・ストーンズ イングランド 24歳 NEW
(LSB アレクサンダル・コラロフ 32歳 セルビア)
RSB ヨシュア・キミッヒ 23歳 ドイツ
(DH カンテ 27歳 フランス)
MF  イヴァン・ラキティッチ 30歳 クロアチア
MF ルカ・モドリッチ 32歳 クロアチア
(MF ポール・ポグバ 25歳 フランス)
(CM ケビン・デ・ブルイネ 26歳 ベルギー)
MF フィリッペ・コウチーニョ 26歳 ブラジル
(RSH ジェルダン・シャキリ 26歳 スイス NEW)
(RWG ドリース・メルテンス 31歳 ベルギー)
LWG エデン・アザール 27歳 ベルギー NEW 
FW クリスティアーノ・ロナウド 33歳 ポルトガル
FW ロメル・ルカク 25歳 ベルギー
(FW エディンソン・カバーニ 31歳 ウルグアイ)

 グループリーグ2試合目がちょうど終わったところで の更新。32試合中25試合見ていますが、結構強豪国でも好きじゃないゲームは見ていません。
 GKはコスタリカのナバスがいいですね。ただ、チームはグループリーグ敗退が決定しており、選びづらいところがあります。今のところメキシコのオチョアを。オチョアのパフォーマンスが落ちたらナバスで行きます。
  今大会センターフォワードタイプの選手はあまり活躍していません。おそらく守備のレベルが上っているためでしょう。しかし、そんな中でもロナウドとルカクは別格のものがあります。1つ1つのゴールのレベルも高いです。
 また、初戦を見なかったのでパフォーマンスがわからないのですけど、 2戦目でラッキーなハットトリックしたイングランドのハリー・ケインも爆発しそうな感じがあります。ランキング的には現在単独トップの5点。4点でロナウドとルカクが続きます。

暫定若手ベスト11

GK  フランシス・ウゾホ 19歳 ナイジェリア
CB ホセ・ヒメネス 23歳 ウルグアイ
CB ジョン・ストーンズ イングランド 24歳 NEW
CB ジェリー・ミナ 23歳 コロンビア NEW
RSB ヨシュア・キミッヒ 23歳 ドイツ
RSB ムサ・ワゲ 19歳 セネガル NEW
(CM ロドリゴ・ベンタンクール 20歳 ウルグアイ)
MF アレクサンドル・ゴロビン 21歳 ロシア
LSH イルビング・ロサーノ 22歳 メキシコ
LWG ピオーネ・シスト 23歳 デンマーク
(RWG  ユスフ・ポウルセン 24歳 デンマーク)
RSH ムバッペ 19歳 フランス
FW アレクサンダル・ミトロビッチ 23歳  セルビア NEW
(FW ハリー・ケイン 24歳 NEW)
(FW ゴンサロ・グエデス 21歳 ポルトガル)

 今大会若手は少なめですかね。以前より高齢の選手が長持ちするようになった印象。トレーニング方法が発達しているのかもしれません。ただ、やっと11人揃うくらいに良い選手が見れてきました。
 守備の選手の方が若手は苦労するものなのですけど、なぜか今大会はそうでもなく。 イングランドで攻撃で活躍しているジョン・ストーンズや日本戦では出なかったコロンビアのジェリー・ミナが良いセンターバックです。
 また、やはり苦労するGKでも、ナイジェリア のウゾホが2戦目でもしっかりしたプレー。若手のわりにではなく、普通に良いプレーでした。


暫定お気に入りベスト11
CB ジェラール・ピケ 31歳 スペイン
CB トビー・アルデルワイレルド 29歳  ベルギー NEW
CB ヤン・ヴェルトンゲン 31歳  ベルギー NEW
(LSB  アクラフ・ハキミ 19歳 モロッコ)
DH ラファエル・マルケス 39歳 メキシコ
DH ハビエル・マスチェラーノ 34歳 アルゼンチン
CM ロドリゴ・ベンタンクール 20歳 ウルグアイ
(MF アンドレス・グアルダード 31歳 メキシコ)
(MF  アンドレス・イニエスタ 34歳 スペイン)
MF イ・スンウ 20歳 韓国
MF ギルフィ・シグルズソン  28歳 アイスランド
(MF ジオバニ・ドス・サントス 29歳 メキシコ)
(MF ファン・フェルナンド・キンテーロ 25歳 コロンビア)
LSH アミンヌ・アリット 20歳 モロッコ
(LSH イルビング・ロサーノ 22歳 メキシコ)
RSH ドゥシャン・タディッチ 29歳 セルビア
(LWG エデン・アザール 27歳 ベルギー NEW)

 好きな選手は相変わらずGKとCFがいません。FWでは一応WGタイプのアザールがいたのを思い出しので候補に入れましたが、もっと好きな選手がいるために11人には入れられず…。ベルギー自体をすっかり忘れていたので、DFも2人追加しました。
 一番迷ったのはコロンビアのキンテーロ。4年前の日本戦はおもしろそうだけど良くなりきれずといった感じでしたが、今回の日本戦では良いところが見られて、その次のゲームでは完全に爆発。クラブの方でもうまくいってほしい選手ですね。
 あと、若い選手が好きになりやすいということもあって、以前は大好きだったけど…というベテランの選手を少し外しています。 この後もっと外すかもしれません。





■2018/07/17 MVPは迷うがモドリッチでもグリーズマンでもエムバペでもなく…

<ベスト11>
 優勝したフランスから最大の4人、2位のクロアチアより2人を選出。3位のベルギーは内容的には2位レベルで、クロアチアより多く3人 選びました。4位のイングランドは1人、個人的に3位相当と思うブラジルは選べなかったものの、その次のレベルだと感じたウルグアイからも1人選んでいます。
  私は27歳ぐらいがサッカー選手の絶頂期だと思っているのですけど、平均年齢を計算すると26.7歳で見事にそこらへんに。ただ、19歳のムバッペが引き下げています。他はストーンズ 24歳が若い程度。一方で、ベテランといえる30歳以上も2人のみ。バランスが取れており、大体私の理想のバランスですね。

GK ティボー・クルトワ 26歳 ベルギー
 GKはいつもよくわからんと思うのですけど、今大会は良いと思える選手が多いという珍しいことに。ただ、上位まで来なかった国の選手が多いので、クルトワを選択。クルトワはセービングの良さだけでなく、カバーリングなどの守備範囲の広さもありました。さらに一番大きいのが攻撃力。日本戦で本田のしょぼいCKから速攻に繋げたゴールが典型であるように、カウンターを狙うフィードが多く見られました。足元も良くて、キックも良かったですね。全般にレベルが高かったです。
(GK キャスパー・シュマイケル 32歳 デンマーク)
 ベスト16で負けたのですけど、デンマークのシュマイケルも良かったですね。キックミスは あったものの、ベスト16ではPK戦の2本を含めて3本のキックを止めましたし、他でも安定感ある良いプレーが見られていました。
(GK ギジェルモ・オチョア  32歳 メキシコ)
 やはりベスト16までだったオチョアも良かったGK。彼は反応が抜群でポジショニングも良いです。一番点を取られた1試合見ていないのですけど、 その試合も報道によると彼の問題ではなかった感じなので候補に入れていました。
(GK チョ・ヒョヌ 26歳 韓国)
 グループリーグ敗退なのですけど、チョ・ヒョヌは神がかっていました。前2試合とも悪くなかったところ、最後のドイツ戦でスーパーセーブ連発。歴史的勝利の立役者となりました。予選では1試合も出ていなくての抜擢でしたが、大当たり。
CB ディエゴ・ゴディン 32歳 ウルグアイ
 DFもいつも迷いますね。悪いプレーの方が目立ちますし、展開によっては何もなく終わります。また、良いプレーがあっても、ミスが少しでもあると選出を迷います。ウルグアイは ベスト8で敗れてしまったものの、守備が強いチームであり、特にゴディンは中心でした。ベスト8であっても彼を選んでおきたいと思います。
CB ジョン・ストーンズ 24歳 イングランド
 イングランドではノックアウトステージでマグワイア の高さが目立っていて、彼の方の評価が高い感じでした。ただ、私はミスが多いのが気になっていて、よりミスが少なめだったストーンズの方を。グループリーグでは、彼の方がセットプレーで目立っていて、その意味でも引けをとりません。
CB ドマゴイ・ヴィーダ 29歳 クロアチア
 ヴィダもミスがないわけではなかったものの、相棒のロブレンより安定感。素晴らしい対応も多くありました。また、攻撃面でもゴールを決めて おり、DFで選ぶのなら彼もかなとおもいます。
(CB ラファエル・ヴァランヌ 25歳 フランス)
 もうひとり、フランスのヴァランも悪くなかったです。やはりゴールも決めています。ミスがちょこちょこあったことと、素晴らしい守備をしていた記憶で多少。ほとんど差がないので入れても良かったんですけど。
DH エンゴロ・カンテ 27歳 フランス
  決勝戦はボールを奪われるところがあったなどで、まさかの途中交代。ただ、それまでは繋ぐプレーができていましたし、なんといっても圧倒的な守備対応力の強さ。最後は不本意なことになりましたが、DHらしいDHとしては今大会最高だったと言って良いと思います。
DH ポール・ポグバ 25歳 フランス
 カンテと2枚並んだDHのポグバも。彼の場合はカンテの1DHという見方があるように、攻撃面でも重要なパスをガンガン供給。ゴールも決めました。守備でも素晴らしかったのですけど、クラブではそこまで頑張っていないらしいですね。今大会はすごい出来だったようです。
(RWB キーラン・トリッピアー 27歳 イングランド)
 イングランドは組み合わせに恵まれての4位で実力的には6位以下でしょう。タレントも不足した感じ。そんな中でトリッピアーは良かったですね。好守に運動量が多く、流れの中やセットプレーでのキックの正確性が素晴らしく 、直接FKも決めました。イングランドでベストだったプレーヤーなんですけど、中盤は選手が多いために泣く泣く除外。
(RSH、RSB トマ・ムニエ 26歳 ベルギー)
 他に良い選手が多すぎて外しましたが、ムニエはカウンターでのスピード、クロス、シュートと良いところを見せていました。また、変則的な守備だけRSB、攻撃でRSHというやり方でも見事に機能。準決勝で負けたのは、彼が出場停止だったことも大きかったかもしれません。
OH、DH ルカ・モドリッチ 32歳 クロアチア
  モドリッチは評価が難しいプレーヤー。クロアチアでは抜けていて、素晴らしいプレーが多かったことは疑いありません。特に守備を含めて頭が下がるほど走っていたのは感動。スタープレーヤーがこれだけ頑張るってことはなかなかないでしょう。その一方で、PKを外したり、失点の原因になったりといったプレーも目立ち、ちょっと難しいところがありました。ただ、やはり良さが大きく上回るということで選出。
CM、RWG、CF、OH ケビン・デ・ブルイネ 26歳 ベルギー
  ポジション書いていて思いましたけど、今大会は本当にいろいろなポジションをやりましたね。特に圧巻だったのは、ブラジル戦で見せた偽9番の役割。どのポジションで出てもそうですけど、自由な動きで顔を出し、舌を巻くような素晴らしいパスをどんどん通してきていました。
(MF フィリッペ・コウチーニョ 26歳 ブラジル)
 ブラジルは早くにベルギーと当たってしまったためにベスト8止まりでしたが、実力的には3位相当だったでしょう。その中で最も良かったのはコウチーニョ。ネイマールも結構活躍していたものの、本調子ではない感じで、らしくないミスも多くありました。 消えている時間もあるものの、ポイント・ポイントで重要なパスやゴールを決めていて安定感で上回ります。ただ、中盤が豊富ということで除外です。
OH、FW アントワーヌ・グリーズマン 27歳 フランス
  言うほどずば抜けてすごいとは感じなかったものの、MVP候補の活躍。今大会、安定してコンスタントに活躍していました。試合展開に合わせたプレーなど、消えている時間があっても、ポイント、ポイントで仕事をしてきました。27歳ですけど、ベテランという感じのプレーですね。守備もよくやる一方で、スピードがあるのでカウンター用で前に残るプレーもするなど、幅も広いです。
RSH、RWG キリアン・エムバペ 19歳 フランス
  エムバペはすごかったですね。驚異的なスピードがある上に、足元の技術があり、パスを出せますし、シュートもすごかったです。シュートのコースが良くなくても入っていたのは、振りの早さとタイミングでGKが予測しづらかったのかもしれません。ゴールがない試合でも常に怖さを見せていて、19歳なのに安定。彼がいるだけでDFはカウンターが怖いということで、存在だけで守備力もアップしていた感じです。
LWG エデン・アザール 27歳 ベルギー
 MVPは非常に迷って、3位チームであるものの、アザールかなと。どの試合でもドリブルで取られる場面がほとんどなく、なおかつ数人引っ張られるために、守備のバランスが崩れて他が空いてきます。チャンスメイクしていましたし、ゴールも決めていました。ベルギーのタレントが逆に少ないともっと目立てたので選びやすかったのですけど…。(FW クリスティアーノ・ロナウド 33歳 ポルトガル)
 ロナウドがあまりにキレすぎていて、ノックアウトステージまで持つかどうかと書いていたのですけど、本当に出来がすごく落ちました。3戦目見ていないのですけど、3戦目も良くなかった模様なので余裕で外してしまうことに。ベスト16止まりっても選びづらいですね。
(CF ロメル・ルカク 25歳 ベルギー)
  今大会CFタイプの活躍が難しい中、ルカクは4ゴール決めていました。ロナウドと違ってキレキレでないから持つんじゃないかと書いたように、ノックアウトステージでゴールはなくても点に絡む動きやチャンスになるプレーで絡めていました。ただ、決勝で2つコントロールできずに決定機を逃していたように、彼もまた少し調子を落としてしまいましたね。せめてもう1ゴールあると選べたのですけど…。監督 ディディエ・デシャン
 カンテが好きだったので決勝での交代はどうかと思いましたが、これがズバリ的中。また、苦しんでいたという初戦は見ていなかったものの、ジルーとグリーズマンの縦関係のコンビは非常に良く、チームを変えました。若いチームは乗りやすい一方で脆く、その若いチームを優勝させました。今大会の監督でベストだったと思います。


<若手ベスト11>
 若いと言われた1位フランス、4位イングランドから2人と3人。 あとはバラバラですけど、2位のクロアチアから1人選んでいます。3位ベルギーは中堅選手ばかりだったので0です。

GK  フランシス・ウゾホ 19歳 ナイジェリア
 24歳以下のGKはたぶんウゾホとピックフォードだけ。いなければもっと上でもと思っていましたし、普通に選ぶと 4位のイングランドのピックフォードなのでしょうが、ピックフォードはミスが多めなのが気になっていて、私はより安定感のあったウゾホとしました。
CB ホセ・ヒメネス 23歳 ウルグアイ
 ゴディンとともにウルグアイの堅守を支えていた選手。ゴールもありましたし、普通のベスト11でもと思っていましたが、こちらでの選出に。
CB ジョン・ストーンズ イングランド 24歳
 ベスト11で登場。
CB ジェリー・ミナ 23歳 コロンビア
 守備でややミスもあったものの、概ね安定。セットプレーで強さを発揮してゴールを2つかな?決めていました。日本戦でスタメンじゃなかった選手とは思えないほど良かった選手です。
RSB バンジャマン・パバール 22歳 フランス
  パバールはミスもあったものの、好プレーの他、大会屈指のビューティフルゴールも決めました。本来CBが本職とは思えないほど、攻撃でも良いものを見せていました。他のRSBとも迷ったものの、優勝チームということで優先。そういう意味ですとLSBのリュカ・エルナンデスも選ぶべきなのでしょうが、私は物足りなく感じたの選外。不思議と今大会はRSB、RSH、RWGと右に良い選手が目立ちました。ベスト11と若手ベスト11は右ばかり候補になっています。
(RSB ヨシュア・キミッヒ 23歳 ドイツ)
 23歳にしてドイツの中心というすごいプレーを見せていた選手。幅広くいろいろなプレーができて、そのどれもがハイレベル。実力からすると最優先でベスト11なのですけど、 チームがグループリーグ敗退のため優先順位を下げました。
(RSB ムサ・ワゲ 19歳 セネガル)
  グループリーグ敗退で優先順位を下げたものの、ゴールを決めていてよかった右SB。今検索して知りましたが、19歳でのゴールはワールドカップにおけるアフリカ代表選手の最年少得点記録だそうな。アフリカは早熟な選手が多いイメージなので意外ですね。
(OH アレクサンドル・ゴロビン 21歳 ロシア)
 ゴールやアシストという目に見える数字は残っているものの、私が見た試合のパフォーマンスだとイマイチなものが多く。グループリーグ2試合目は結構良かったのに、ノックアウトステージではいまいちだったんですよ。3試合目は温存していますし、たぶん私が見損ねた初戦がピークで徐々に下がってきたのではないかと。ボールタッチやキックは良さを感じて好きになれそうですけど、今大会の若手ベスト11としては物足りない内容でした。
OH デル・アリ 22歳 イングランド
  イングランドは4位の割に正直物足りない選手が多かったのですけど、おまけ的な感じでアリを。大会中の怪我があり、本調子ではなさそうでしたが、ときどき良いドリブルを見せていました。
RSH アンテ・レビッチ 24歳 クロアチア
 クロアチアはもう29歳の左のペリシッチが目立っていたものの、レビッチも時折良いプレーを見せていました。クロアチアはモドリッチが抜けていた一方で、ポルトガルやアルゼンチンのようには1人のスタープレーヤーに頼らないサッカーで、1人1人のレベルが高くなっていました。
RSH キリアン・エムバペ 19歳 フランス
 ベスト11で登場。
LSH イルビング・ロサーノ 22歳 メキシコ
 持ち味ができったか?と言うとそうではなかった気がするものの、非凡なドリブルとスピードを見せる場面はあり、今大会気に入った選手の1人。ゴールもアシストも決めて数字も残しました。
RWG  ユスフ・ポウルセン 24歳 デンマーク
 デンマークって伝統的に左右のWGタイプで良い選手が出てきますね。ただ、彼は開いてのプレーに偏ったタイプではなさげ。ドリブルにも良さがあるものの、193cmと長身で収まるし、トラップや足元のうまさがあってより幅が広いです。アフリカ系とのハーフであり、アフリカ選手を思わせるしなやかさに足の長さが加わっており、非常におもしろい選手でしょう。
FW ハリー・ケイン 24歳
 得点王なのにベスト11に入れませんでした。すみません。 普通は入れますよ。ちょっとひねくれているところがあるんです。長身でがっしりしているのに、オールマイティーにいろいろできるプレーヤーで、24歳らしからぬ落ち着きがあります。下がって受けられますし、サイドに流れる動きもでき、守備のときは頑張っています。ただ、流れの中でのゴールは私が見た試合ではなかった記憶。物足りないと感じました。

<お気に入りベスト11>
 長期的な…というのではなく、今大会で見た11人。 衰えを感じたり、今大会パフォーマンスが悪すぎた選手は、歴代のベスト22クラスに好きな選手でも外しました。好きな選手が多かった3位のベルギーから2人で、あとはバラバラに。上位ではフランスが1人で、イングランド・クロアチアは0人です。
 いつも困るGKはいたのですけど、相変わらずCFタイプが皆無。DFはパフォーマンスの問題で困ったものの、消去法で仕方なく3人選びました。いつもは好きな選手が多い方のポジションであるSBに今大会そこまで気に入った選手がおらず、自分でも意外でした。
 平均年齢の理想のバランスは ベスト11で言った通りなのですけど、私が好きな選手となると若すぎることが多いです。今大会も25.3歳と少し若め。30歳以上は1人のみで、23歳以下が5人、経験不足でガタガタっと崩れるタイプのチームです。でも、いつもよりはマシだと思います。
 あと、GK、CB以外は背が低い選手が多くなりがちというのも私の特徴。今大会も低いですね。 カンテ、イ・スンウ、シストが170cmくらい、ロサーノも175cm。アイスランドのシグルズソンが186cmと唯一高いですが、彼もヘディングが得意なわけではなくセットプレーではキッカー。なので、セットプレーの守りでガンガンやられてしまうチームです。ただ、CBは高さがあって、キックが良い選手は好きなので、攻撃のセットプレーでは少しチャンスが作れそうです。

GK チョ・ヒョヌ 26歳 韓国
 189cm。ベスト11で登場。韓国はよく見ているせいか好きな選手多いのですけど、GKだけは気に入った人がいませんでした。最後のピースを埋めるような形に。
(GK ギジェルモ・オチョア  32歳 メキシコ )
 183cm。ベスト11で登場。
CB トビー・アルデルワイレルド 29歳  ベルギー
 187cm。かなりミスがあったものの、DFが少ないので選出。持ち前のキックの良さを見せる場面もありましたし、活躍しまくった試合もありました。
CB ジェリー・ミナ 23歳 コロンビア
 195cm。若手ベスト11で登場。まだそこまで好きではないんですけど、今大会パフォーマンスが十分で好きなDFとなるといないので選出。
CB、LSB ヤン・ヴェルトンゲン 31歳  ベルギー
 189cm。ミスもあったものの、私の好きなDFでは良い方でした。持ち前のキックの良さも出ていて、ちょくちょく良いプレーも見せていました。
(CB ジェラール・ピケ 31歳 スペイン)
  193cm。本来、歴代のベスト22クラスに好きな選手ですけど、今回ボロクソすぎて選べませんでした。ひどかったなぁ…。
DH エンゴロ・カンテ 27歳 フランス
 169cm。ベスト11で登場。今大会初めて見た選手。有名すぎる選手は敬遠しちゃうのですけど、彼は結構気に入りました。背が小さいってのが好きになったポイントの1つ。パフォーマンスの問題でベスト11に。
(DH ラファエル・マルケス 39歳 メキシコ)
  183cm。本来、歴代のベスト22クラスに好きな選手ですけど、さすがに年齢的な衰えが見えました。
(DH ハビエル・マスチェラーノ 34歳 アルゼンチン)
  174cm。本来、歴代のベスト22クラスに好きな選手ですけど、さすがに年齢的な衰えが見えました。
(DH、OH ロドリゴ・ベンタンクール 21歳 ウルグアイ)
 184cm。ボールタッチやキックが好みで気に入った選手。結構褒められていたのですけど、私的にはまだ もっとできる能力があるんじゃないかと物足りなさを感じました。
(DH、CM、OH アンドレス・グアルダード 31歳 メキシコ)
 169cm。若い頃は好きだったのですけど、今大会はベテランっぽくなっていてイマイチ。もっと攻撃的なところで、ミスはあるものの、おもしろい!って感じのパスをガンガン狙ってくる選手でした。
(MF  アンドレス・イニエスタ 34歳 スペイン)
 171cm。若い頃は好きだったのですけど、有名になってそうでもなくなった選手。今大会は衰えも見えました。
OH イ・スンウ 20歳 韓国
 170cm。正直、今大会は不発。ただ、ボールの持ち方に雰囲気があって、タッチが好み。背が小さいってのも好きになりやすいので、いいなと思った選手です。 でも、一番持ち味が出そうだったスペースがある3戦目は使ってもらえませんでした。
OH ギルフィ・シグルズソン  28歳 アイスランド
 186cm。事前に情報を見て見たいと思った選手は多数いたものの、大半がそこまで好きになりませんでした。ただ、 彼は良かったですね。良くないボールもあり、全部が全部ではないものの、素晴らしいボールを時折蹴っていました。アイスランドチーム自体も応援したくなるチームでした。
(OH ジオバニ・ドス・サントス 29歳 メキシコ)
 174cm。8年前は好きだったのですけど、4年前の時点でそうでもなくなっていた選手。今大会も少し出ましたが、輝くようなプレーは出ませんでした。
(OH、SH ファン・フェルナンド・キンテーロ 25歳 コロンビア)
 169cm。4年前に見ておもしろそうだと思った選手。今大会は ハメス・ロドリゲスが怪我を抱えている中で彼がかなり中心となって頑張っていました。精度があと一歩というところが多いものの、狙っているプレーが多いのは好印象でしたね。
RSH ドゥシャン・タディッチ 29歳 セルビア
 181cm。だんだん目立つ時間が減っていってしまったものの、トリッキーなプレーを織り交ぜていて見ていて楽しかった選手。今大会初見で、最も気に入った 選手の1人です。
(RSH ドグラス・コスタ 27歳 ブラジル)
 170cm。監督によっては持ちすぎると怒られてしまいそうなほど、長いドリブルをしていた選手。そこらへんの問題やひょっとしたら守備にも不安があるのかもと思いますけど、あまり出場時間はなし。もっと長く出ているとおもしろかったと思った選手でした。
(RSH キリアン・エムバペ 19歳 フランス)
 178cm。ベスト11で登場。年齢を重ねたり、褒められすぎたりするとあまり好きじゃなくなるので、そこまで好きじゃなくなるかも。アンリ2世と言われていますけど、アンリもフランスワールドカップの頃は好きでその後そうでもなくなりました。ただ、ムバッペはトリッキーなプレーも多いのが楽しいですね。
(SH ハメス・ロドリゲス 27歳 コロンビア)
 180cm。4年前は楽しそうにプレーしていてすごい好きだったのですけど、レアル・マドリーで見た試合は元気なし。今大会も怪我や体調不良もあり、イマイチ良さが出なくて辛い大会になってしまいました。
LSH アミンヌ・アリット 20歳 モロッコ
 179cm。消えている時間多かったとはいえ、数人を抜く長いドリブルを見せてすごく見たいと思った選手ですけど、初戦以外使われず。モロッコは結構良い選手多いので、しゃーないとはいえ、もっと見たかったですね。
LSH、LWG イルビング・ロサーノ 22歳 メキシコ
 175cm。若手ベスト11で登場。良さが出きってはいないと思うものの、アザールと迷って彼の方を選びました。有名すぎる攻撃の選手って、そこまで入れ込めないんですよね。
LWG ピオーネ・シスト 23歳 デンマーク
  171cm。若手ベスト11にも当初候補に入れていたのですけど、あまり重用されず。なんかそんな選手ばっかり選んでいますね。彼が気に入ったのはドリブル。ちょっと独特のリズムで変わったドリブルをします。ウガンダ出身で、身長も171cm。デンマークは伝統的にWGで良い選手が出てきますけど、全くタイプが異なるタイプ。全然デンマークらしくなく、そこらへんがあまり使われなかった理由でしょう。
(LWG エデン・アザール 27歳 ベルギー)
 173cm。ベスト11で登場。


2023年1月18日水曜日

ダムスゴー、スレマナ、アディングラ…有望若手生むデンマークリーグ

■2022/04/17 ダムスゴー、スレマナ、アディングラ…有望若手生むデンマークリーグ
■2023/01/18 デンマーク好きな選手ベスト11 グレンケア、シストなど
■2022/09/01 デンマーク代表はベテランばかり注目…世代交代に失敗か?
■2022/10/31 デンマーク注目選手はメーレ、ホイビュルク、ポウルセンなど
■2022/11/23 FIFAランキング上がったデンマーク、強豪にイメチェンして逆に苦戦?
■2022/11/27 ラスムス・クリステンセン、見事な股抜きや切り返しからクロス
■2018/06/17 デンマークの天才エリクセン、仕事はするが物足りない
■2018/06/27 デンマークは天才エリクセンよりシストがおもしろい
■2018/07/02 PK3本を止めたシュマイケルは今大会のベストゴールキーパーでは?



■2022/04/17 ダムスゴー、スレマナ、アディングラ…有望若手生むデンマークリーグ

 <実はかなり育成上手? ダムスゴー、スレマナ、オヌアチュ、デンマークから続々出てくる有望株たち>(2021/12/29(水) 13:00配信 theWORLD(ザ・ワールドWeb))によると、近年のサッカー界で密かに見逃せないリーグとなっているのがデンマーク・スーペルリーガだそうです。
 これはリーグが育成上手という意味で、有望若手というのはデンマーク人選手に限らない話みたいですね、名前を見てアフリカ系移民かな?と思ったオヌアチュは、普通にアフリカ国籍の選手。他にもアフリカ選手の名前が挙がっていました。

ポール・オヌアチュ ナイジェリア代表FW
モハメド・クドゥス まだ21歳と若いガーナ代表MF
ミッケル・ダムスゴー(21) EURO2020でもブレイクしたデンマーク代表MF
モハメド・ダラミー(19) デンマーク代表期待の若手FW
カマルディーン・スレマナ 19歳のガーナ代表FW、すでにリーグ・アン屈指のドリブラーとして注目を集めているアタッカー
https://news.yahoo.co.jp/articles/5a4663eceb868bd71af93d03bb1311622202c87e

 上記はいずれもすでにデンマーク・スーペルリーガから旅立った選手。デンマーククラブとしては価値をつけて売却した形のようです。この他、2021年末時点でデンマーク・スーペルリーガの注目選手についての名前も何人か挙げていました。

・19歳のコートジボワール人FWシモン・アディングラ スレマナと同タイプのブレイクを感じさせるウイングプレイヤーで、低重心のドリブル突破が高い評価を得ている
・22歳のブラジル人FWジュニオール・ブルマード 190cmとサイズがあり、ボールを収める力も評価されている
・デンマーク期待の若手大型FWヨナス・ウインド(22) 190cmとサイズがあり、デンマーク代表として今夏のEURO2020も経験



■2023/01/18 デンマーク好きな選手ベスト11 グレンケア、シストなど

 デンマークで好きな選手ベスト11。デンマークはなぜかずっと好きなチーム。ヨーロッパの中でも最も好きなチームのひとつですね。私の好きなサイド攻撃が良い時代が多かったのでそのせいでしょう。
 あと、私は堅守速攻というイメージもあったのですが、検索してもそんな話はなし。私の誤解かもしれません。…と書いていたら、ブライアン・ラウドルップのWikipediaで「1992年のUEFA EURO '92では、堅守速攻が特徴のチーム」という記述が見られましたわ。
 好きな選手としては、そんな有名じゃないのですが、ダントツでグレンケアー(グレンケアル)ですね。やはりサイドのプレーヤーでウイング的なタイプ。クロスをガンガン入れて大好きでした。デンマークだけでなく、ヨーロッパ好きな選手ベスト11候補です。
 選んでみると、攻撃的なMFばかりに好きな選手がいて困ったことに…。好きな選手でも外した選手がいます。実を言うと、GKがそれ以上の激戦区で、2人も好きな選手を外しました。

   Bラウドルップ ポウルセン
 
グレンケア  Mラウドルップ  シスト

      エリクセン

クヌドセン         ラーセン

  Aクリステンセン シモンケア

      Kシュマイケル

GK キャスパー・シュマイケル 7 31歳(2018年ワールドカップ)  1986/11/5 189cm
 普通に好セーブが多いというわかりやすいGK。お父さんの方が評価が高く、私も好きでしたが、ちょっとひねくれたいところもあり、息子の方を優先しておきます。

(GK トーマス・セーレンセン(ソーレンセン) 7)  1976/6/12 196cm
 なぜかGKに好きな選手が多いデンマーク。セーレンセンはそんな中では正直評価が高くないGKですが、ちょっとひねくれたいところもあり、好きな選手ベスト11としては優先。実際好きだったGKですし、私は高く評価しています。好きな選手ベスト11としては息子シュマイケルとどっちが良いか迷いますね。選択の段階で二転三転。これからも迷いそうです。

(GK ピーター・シュマイケル) 6 34歳(1998年ワールドカップ) 1963/11/18 193cm
 好きだったGKですが、世界最高のGKと言われた選手で評価が高く、おもしろくないな…ということで、好きな選手ベスト11としては下げました。実際、他のGKの方が思い入れあるかな?という感じ。でも、好きでしたし、当時は本当いいGKだな…と思って見ていました。

CB アンドレアス・クリステンセン 1 26歳(2022年ワールドカップ) 1996/4/10 187cm
 CKのヘディングで目立っていた選手。

CB、SW シモン・ケア(ケアー、キアル。シェアーは間違い) 2 29歳(2018年ワールドカップ) 1989/3/26 191cm
 正直ミスしていた試合もあったけど、ロングボールが良いとされており、実際、効果的なボールを入れまくっていた試合もあった。

LSB ヨナス・クヌドセン 2 25歳(2018年ワールドカップ) 1992/9/16 185cm
 LSB。FIFAフォーメーション予想では右の予想でしたが左に。流れの中での攻撃はちょっとミスが目立ったが、再三入れたロングスローは何かありそうな感じ。わざわざ反対サイドの右から入れたロングスローもいくつかあり、一つはゴールにもつながるなど、武器になっていた。

LSB、RSB イェンス・ストリガー・ラーセン 2 27歳(2018年ワールドカップ) 1991/2/21 180cm
  良いカットが一つ。ヒールやアウトサイドのワンタッチプレーでワンツーしながら左を上がっていくところがありました。テクニックは結構あるのかもしれません。検索してみると、左右どちらもできるそうなので、うちでは右をやってもらいます。

インサイドハーフ、CH クリスティアン・エリクセン 4 26歳(2018年ワールドカップ)  1992/2/14 182cm
 2018年は1つ下のCHの方がパフォーマンス良かったですね。ただ、CHで使うなら守備的な選手と絡ませるのが王道。しかし、うちのチームは攻撃的なMFが多すぎて守備的な選手がいなかったので彼1枚というバランスの悪い形に…。

LWG、RSH     イェスパー・グレンケア(グレンケアー、グレンケアル) 10 1977/8/12 187cm

(RWG、LWG、RSH     デニス・ロンメダール 4)

LWG ピオーネ・シスト  23歳(2028年ワールドカップ) 8 1995/2/4 171cm
 彼の持ち方好きですね。今大会のデンマークでは一番気に入った選手です。南スーダン出身の両親の息子としてウガンダで誕生し、生後2ヵ月でデンマークに移住したという経歴だそうな。右利きの左WG…ですが、うちのチームは右が不足しているので右に回ってもらうことになりそうです。
 左WGと聞いていたものの、中に入ったり、早くからゴール前に入ったり…というちょっとイライラした感じのプレーも。
 ドリブラーだそうだが、リズムに乗り切れないところが多かった。ただ、仕掛けるプレーが多く良い選手で、いいところまでは行けている。
 その後の途中出場の試合では、アフリカ系で独特のリズムのドリブルが楽しい選手…ということではっきり好きだな…という感じに。途中出場の試合の方が良いドリブルが多数見られた。
 若い選手だったのに2022年は出てこなかった。

OH、FW ミカエル・ラウドルップ 5 1964/6/15 183cm
 最初兄弟2トップにしていたものの、やっぱり中盤がベストだろうなということでトップ下に。

RWG  ユスフ・ポウルセン 24歳(2028年ワールドカップ) 6 193cm
 ヒールでのパスなど、トリッキーなパスを通す場面が何度か。名前はデンマークっぽいけど、黒人選手っぽい。ハーフなのかなと、Wikipediaを見ると、タンザニア人の父とデンマーク人の母との間に生まれたとのこと。やはりハーフだったけど、名前的に父母は逆だと思った。父親はユスフが6歳の時に癌で死去したそうで、母の名前を名乗っているのかも。
 プレー見てもそんな感じしなかったが、元々は守備的な選手だったのが、フォワードにコンバートされたという経歴だそうな。熱くなるのかファールしちゃうところやカードは多かった選手。
 見たい試合ではウイングだったものの、長身で収まりまくっていたのでうちでは2トップで。後に「自分はテクニックはない」としているのを知りましたが、当時はむしろトラップや足元のうまさを感じた。足技でつなぐプレーやドリブルの仕掛けもあった。
 若い選手だったのに2022年は出てこなかった。

FW ブライアン・ラウドルップ 4 1969/2/22 186cm



■2022/09/01 デンマーク代表はベテランばかり注目…世代交代に失敗か?

 <ユーロ2020デンマーク代表の注目・有名選手は?最新フォーメーションと戦術・監督もご紹介! | CENTER CIRCLE>(2021.06.03)によると、依然としてデンマークで最も注目される選手は、クリスティアン・エリクセンだそうです。
 2018年のワールドカップは個人的にはちょっと物足りなかったんですけどね。ただ、期待値が高すぎた…というのはあるかもしれません。また、ワールドカップと好調期が重ならない…ということもよくある話。他の時期には活躍しているらしいので、2022年のワールドカップでも再び楽しみにしておきたい選手です。司令塔タイプなので、本来は私が大好きなタイプですしね。
https://tech-career.net/euro-danmark-formation-tactics/

 クリスティアン・エリクセンは当然予想できたので、気になるのは他の選手。2人目は シモン・ケアー、センターバックタイプという渋い選出です。彼は2010年から見ており、まだいるのかよ!と驚きますね。現在33歳のようです。
 デンマークらしく191cmと大型DFであり、当然これは武器で、私も守備力に魅力を感じました。ただ、意外なことに、ロングフィードも良いとされています。前回大会では一部ミスも見られましたが、良いところも見えました。

 最後の3人目も守備の選手でGKのカスパー・シュマイケル。前回大会のときに<PK3本を止めたシュマイケルは今大会のベストゴールキーパーでは?>というのを書いていたように、良いプレーをしていました。ただ、その活躍の割には評価が低かった気がします。

 このカスパー・シュマイケルは35歳で、シモン・ケアーよりさらに上。。GKは高齢でもできるポジションで、センターバックも比較的年齢が高いですが、MFのクリスティアン・エリクセンももう30歳です。豪華そうに見えても世代交代ができないチームは悪いチーム…というのが私の持論なので心配がありますね。
 ただ、延期で2021年に行われたユーロ2020では、前述のクリスティアン・エリクセンの悲劇的でショッキングなトラブル(後述)がありながらベスト4。むしろ活躍しています。ただし、こういうトラブルがあったときは逆にチームがまとまることが多く、次のワールドカップが試金石でしょう。
 なお、このときのUEFA EURO 2020で活躍したミッケル・ダムスゴー(22歳)やカスパー・ドルベリ(キャスパー・ドルベアとも、24歳)は文句なく若い選手ですから、世代交代がうまくいっている…ともみなせるかもしれません。ドルベリは前回大会不調と言われていたのですが、それでもボールタッチに非凡なものを感じた選手で楽しみです。

<UEFA EURO 2020では、グループリーグ第1戦のフィンランド戦の前半途中で、クリスティアン・エリクセンが心臓発作を起こし、プレー続行不可能になるというアクシデントに遭遇。エリクセンは何とか一命を取り留めたものの、フィンランド戦を0-1。更に続くベルギー戦も1-2で敗れ、絶体絶命のピンチに陥ったものの、第3戦のロシア戦では、ミッケル・ダムスゴーらの奮闘で4-1で勝利し、ロシア、フィンランドと勝ち点3で並び得失点差で2位となりラウンドオブ16進出。
 ラウンドオブ16ではカスパー・ドルベリらの活躍でウェールズ、準々決勝ではチェコに勝利するも、準決勝ではイングランドに延長戦の末1-2で敗れた。このEURO 2020のフィンランド戦で代表のメディカルスタッフやコーチングスタッフのエリクセンへの救命処置の行為に対し、2021年のザ・ベスト・FIFAフットボールアウォーズでFIFAフェアプレー賞が贈られた>
(サッカーデンマーク代表 - Wikipediaより)



■2022/10/31 デンマーク注目選手はメーレ、ホイビュルク、ポウルセンなど

 FIFAの<2022 W杯で注目すべきデンマーク人選手5選>の方も見ておきましょう。意外なことにデンマークは予選を楽勝。デンマークは開催国に次いで2番目に出場権を獲得したチームとなり、カスパー・ヒュルマンド率いるチームは、勝ち点を1ポイントも落とさず、失点すらしなかったそうです。
 ただ、個人的には「予選突破が早かったチームは意外に苦戦する」という印象。とはいえ、激戦区であるヨーロッパ予選以外での予選突破チームにあるイメージなので、ヨーロッパの方はどうかわかりませんね。
https://www.fifa.com/fifaplus/ja/articles/denmark-five-players-to-watch-world-cup-qatar-2022-eriksen-hojbjerg-kjaer-maehle-poulsen-ja

 「FIFAの<2022 W杯で注目すべきデンマーク人選手5選>の方も見ておきましょう」という書き方をしたように、デンマークの注目選手は前回書いたメンバーとかなり重なっていると予想されます。実際、1人目と3人目は同じメンバーでした。ただ、予想外に違う選手が選ばれており、おもしろいですね。サイドバックのメーレなんかは好きそうな感じでした。

MF クリスティアン・エリクソン 年齢:30歳

<視野の広さ、幅広いパス力、セットプレー能力で、彼はデンマークに欠かせないクリエーターであり続けている。38得点を挙げているエリクソンは現代表の得点王であり、デンマーク代表歴代最多得点5位に名を連ねている>

MF ピエール=エミール・ホイビュルク 年齢:27歳

<ホイビェルクはボックスからボックスへと動き回り、相手の攻撃を中断させ、デンマークを前に進める。
 ヒュルマンド(引用者注:スウェーデン代表監督)はホイビェルクを“攻守に多くの貢献する”と評し、トッテナム・ホットスパーでホイビェルクを中盤の要として起用してきたジョゼ・モウリーニョやアントニオ・コンテといった監督たちも全面的に同意している。コンテは次のように語っている。「誰もピエールのことを聞いてこないが、どの試合も彼はボールを持っているときも持っていないときも素晴らしい仕事をしている」
 また、ホイビェルクは代表チームとの強い特別なつながりを口にしており、それが彼のパフォーマンスにも反映されていると言えよう。「プレーするとき、彼はチームのために全てを捧げている」とヒュルマンドも認めている。「ピエールは性格がとても強い。彼の中に炎が燃えている」>

CB シモン・ケアー年齢:33歳

<フランス、ドイツ、イタリア、スペインのトップリーグで活躍してきたクラブでのキャリアが、このベテランディフェンダーを新たなステータスに押し上げたのではない。それは(中略)、“危機における真のリーダーシップ”である。
 英国のガーディアン紙がケアーを 「2021年のサッカー選手」 に選んだのも、UEFA会長賞を受賞し、バロンドールの投票で18位になったのも同じ理由からである。このデンマークのキャプテンは、チーム、そして親友が最も必要としているときに助ける。あの恐ろしい6月の午後、ケアーは倒れたエリクソンの元に真っ先に駆けつけ、回復体位をとらせて気道を確保し、心肺蘇生を開始した。ケアーのこの行動だけで、エリクソンの命は救われたと後に医師が評価している。>

LRSB(FB)、LRWB ヨアキム・メーレ 年齢:25歳

<多くの代表ストライカーは、3試合平均1点のゴールを決めることを誇りに思うだろう。ほとんどのフルバックにとってはそのような得点率は夢でしかない。 しかし、メーレは普通のフルバックではない。
 右でも左でも、フルバックでもウイングバックでも、メーレはヒュルマンドのお気に入りであり、ポジション交代を厭わない>

FW ユスフ・ポウルセン 年齢:28歳

 2018年大会で結構良いなと思った選手。<このライプツィヒのフォワード(同クラブの最多出場記録保持者)は、本人も認めているようにチームメートのエリクソンやミッケル・ダムスゴーのようなテクニックは持っていない>とされていましたが、前回大会ではトリッキーなプレーも印象的だったんですよね。

<「僕はデンマークで最も才能のある選手ではないし、誰もが成功すると思っていた選手でもなかった」とポウルセンは語り、「でも、できないと言われるたびに、できるんだということを示したいと思っていた」と続けた。
 その決意は、エネルギーと運動量となって現れ、彼は完璧なディフェンスのファーストラインとなっている。チームメートのヴィリ・オルバンは、ポウルセンのハードワークを素晴らしいと称賛し、ボールを持っていても持ってなくても、マシンのような選手だと表現している。
 長身で、身体能力が高く、パワフルなこの大型フォワード(亡き父親はタンザニア人)は、デンマークの攻撃に異なる次元をもたらしている。チームメートのクリスティン・ノアゴールはこう語っている。「彼のフィジカルは怪物だよ。他にはないような体の持ち主で、ほとんどの選手ができないようなことができるんだ」>



■2022/11/23 FIFAランキング上がったデンマーク、強豪にイメチェンして逆に苦戦?

 デンマーク 0-0 チュニジア

 序盤だけデンマークが押したが、すぐにチュニジアペースになる予想外の展開。受け身になりそうなシステム変更で慣れない3バックにしたが、受けに回らずに激しくプレス。
 後半も一進一退の好ゲーム。ビデオがなぜか一時的に前半の映像に一時戻ってなぜか見れなかったが、どうも一気に交代してシステム変更してデンマークが仕掛けた模様。押し込む展開に。
 デンマークは堅守からのカウンターとサイド攻撃というイメージだったが、FIFAランキングが上がって力関係が変わった分、やり方も変わった感じ。依然としてサイドに良い選手はいるものの、だいぶ印象が異なる。かと言って、繋いだり中央のドリブルをしたり…で崩すわけでもない。
 勝ちたいのはFFAランキング10位で圧倒的格上のデンマーク。チュニジアは引き分けでも…という感じ。デンマークは勝負に行ったが決めきれなかった。完全に手に当たったプレー、VARでもPKとられないところもあり、不運もあった。
 予選8試合の時点で全勝してドイツに次ぐ2番目で本大会出場を決定(出場決定後には敗戦あり)。ただ、予選で良すぎるチームは苦労することが多いのでそのイメージ通りの苦戦。とはいえ、1番乗りが悪いというイメージなので、そこらへんは微妙。全勝ならやはりほぼ1番乗りで悪いジンクスには入りそうかな?

デンマーク 3-4-2-1 

GK 1    K.シュマイケル
 パントキックで空いている選手にすぐ繋ぐ良いプレー。1VS1で浮かせた完全に1点のボール、ギリギリ触るファインセーブも。今大会もベストGK候補だと思う。

LCB 6    A.クリステンセン
 CK折り返してチャンス。ヘディングポストに惜しかった。

SW 4    S.ケア
 裏へのボール素晴らしいのを出してチャンスに。守備でも良いところ。ただ、システム変更で後半下がる。

(7    M.イエンセン)
 途中交代、システム変更でもっと前に入る。ロングスロー見せていた。

RCB 2    J.アンデルセン
CH 8    T.デレーニー

(Lインサイドハーフ 14    M.ダムスゴール)
 CHでけが人出てエリクセンのところに入り、エリクセンがひとつ下がる。左から1点という感じのクロス。わずかに合わず。良さそうなところは見せていた。

CH 23    P.ホイビュア
ダイレクトで右に正確に散らす良いボール入れていた。

LWB 5    J.メーレ
 仕掛ける良いチャレンジは何度か。ただ、うまくは行っていない。このポジションでも5点だったかな、予選チーム内得点王タイとの説明。後半アディショナルタイム、うまく足使って良いチャレンジからCKとっていた。

RWB 13    R.クリステンセン
 失ったボールをすぐとって、3人相手に粘ってファールまでもらう良いプレー。遅れて足が行ってしまい、前半のうちにイエローもらってしまう。   

Lインサイドハーフ 10    C.エリクセン
 うまさあるが決定的なところまで行かない。怪我出て1つ下がりCHに。ある程度自由に動く。
 ファーへ強く入れるボールでヘディング勝って折り返してはいたが、そこに人がいないケースが多い。さすがという柔らかい良いボール蹴るところも少しだがあった。
 中央フリーになったところから良いシュート。最終的にポストに当たるチャンスとなるCKも。

Rインサイドハーフ 11    A.スコウオルセン
 左利き。裏へ走り出す良いプレーあった。右で仕掛けて中に転がすパスおもしろかった。しかし、結構抑えられて苦労している場面も多い。左利きなので縦に抜けるのは苦手で、切り返してから左足のクロスの方が良い感じ。オフサイドの後のプレーだったが、こぼれ押し込むシュートは良かった。

(25    J.リンドストレム)

FW 12    K.ドルベア
 前回大会不調とされつつも短い出場時間ながら良いところあるように感じたのだけど、今大会はスタメンで長い時間見れたのにインパクト感じなかったので残念。

(21    A.コルネリウス)



■2022/11/27 ラスムス・クリステンセン、見事な股抜きや切り返しからクロス

フランス 2-1 デンマーク

 デンマークは前回途中交代した4選手をそのままスタメンに使ってくるという珍しい布陣。フランスが一方的に持つ展開ではなく、序盤デンマークも押し込む時間帯あった。その後、フランスペースに。チャンスとしては前半は圧倒的にフランス。初戦と違い、フランスの両SHもよく守備している。
 フランスは後半も圧倒的ではなかった。ただ、流れが悪いところでそれぞれ1点ずつ入れて2ゴールという非常に効率的な点の取り方。デンマークは良い流れのときに決めきれなかった。
 今大会はそれほど好きじゃないなと思いつつもデンマークを応援していたので、応援チームは4勝2敗6引き分け。

3-4-2-1

GK 1    K.シュマイケル
 そこまで厳しいコースではなかったが、入ると思った強いヘディングに今日お良い反応でセーブ。後半、ウラへのスルーパス、高い位置にあがっていて良い対応。
 DF前にふたりいてコース見えなかった上に、DFにも少し当たりコース甘くても反応できずに失点。やむを得なかった。
 2点目はDFが前に入られてしまっての失点。これも反応は難しかったが、強いて言えばDFとぶつかることを覚悟でクロスに反応する対応が可能性があったか。ただ、SNSでは「ノーチャンスだった」という反応が出ており、2失点ともにやむを得なかった感じ。

LCB 6    A.クリステンセン
 後半、右のCK右足でニアに早いボール入り、ヘディングで落としておーっと声を出したら、これを彼が押し込んでゴール。

SW 3    V.ネルソン
    
LSH 5    J.メーレ

RCB 2    J.アンデルセン
 後半、右のCK右足でニアに早いボール入り、彼がヘディングで落としておーっと声を出したら、これを押し込んでアシストに。守備では対応苦労していた。

LCH 10    C.エリクセン
 今日は一枚下がったポジションに。後半、右のCK右足でニアに早いボール、アシストのひとつ前に。キックはよくチャンスになっていたが、引っかかるボールも多かった。

RCH 23    P.ホイビュア

RSH 13    ラスムス・クリステンセン 25歳
 カウンターでスルーパスのチャンス、合わなかったが良かった。守備でも序盤はエムバペによく対応したが、やはりやられるところも。股抜き見事なプレーあったが、クロスは合わない。切り返しながらクロス入れてくるプレー。2失点目の場面、エムバペにウラから前に入られてしまった。

(RSH 26    A.バー)
 プレー時間短かったが、切り返しなど生きが良いと感じる動き。ロングスローもやっていた。彼も悪くなさそうな感じ。

LWG 14    M.ダムスゴール
 伸びてきた若手と聞いていたのでちょっと楽しみにしていたが、前回の途中出場だけでなく、長い時間プレーしていても印象に残らなかった。

(FW 12    K.ドルベア)
    FWに入った。右に流れ中に入れたマイナスのパス、チャンスだった。

RWG 25    J.リンドストレム
 後半、サイドで近づいてきたDFを軽くかわしてクロスまで。

(15    C.ノアゴール)

FW 21    A.コルネリウス

(9    M.ブライトワイテ)
 マイナスのパスに入っていってチャンスで、ダイレクトで打ったが枠には飛ばない。




■2018/06/17 デンマークの天才エリクセン、仕事はするが物足りない

2018W杯グループリーグ1試合目 ペルー 0-1 デンマーク

 久しぶりの出場のデンマーク。過去のチームが好きでしたので今回も応援。 ただ、相手のペルーととも後半は結構攻撃の選手を開けてしまう場面が目立ちました。特にサイドですね。それほど守備は堅固ではない感じ。活躍は難しいかもしれません。
 でも、勝ったのでまあよし。グループリーグ突破の可能性はかなり高くなりました。感想書き終えた今大会の私の応援チームは、これで1勝1分けです。
GK
1 キャスパー・シュマイケル 7
 DF
14 ヘンリク・ダルスゴー 6
4 シモン・ケア 6.5
 テレビでは「ケアー」との紹介。最後のところなどでよく守ってた。守備能力の高さを感じさせる良い選手。
 Wikipediaによると、190cmで24歳。セビージャの所属。名前聞き覚えあると思ったら、2010年の大会も出ていた選手。
6 アンドレアス・クリステンセン 6(81分OUT)
 事前にフィードができる選手と聞いていて見る予定なのに、忘れてた。しかも、怪我で交代。
17 イェンス・ストリガー・ラーセン 6
 MF
7 ウィリアム・クビスト 6(35分OUT)
8 トーマス・ディレイニー 6.5
10 クリスティアン・エリクセン 6.5
 26歳。天才と聞いており、一番楽しみにしていた選手。ただ、そこまですごい感じせず。 万全ではないのかも。
 カウンターの場面、フリーで持てて3対3の局面に。2人来てマーク外れた左の選手にスルーパスで決勝点をアシスト。しっかり仕事はした。
 FW
20 ユスフ・ポウルセン 6.5
 先制点を決めた選手。ヒールでのパスなど、トリッキーなパスを通す場面が何度か。
 24歳。名前はデンマークっぽいけど、黒人選手っぽい。ハーフなのかなと、Wikipediaを見ると、タンザニア人の父とデンマーク人の母との間に生まれたとのこと。ハーフだったけど、名前的に父母は逆だと思った。
 プレー見てもそんな感じしなかったが、元々は守備的な選手だったのが、フォワードにコンバートされたという経歴だそうな。
9 ニコライ・ヨルゲンセン 6
23 ピオーネ・シスト 6.5(67分OUT)
 23歳。右利きの左WG。ドリブラーということで見たかった選手の1人。南スーダン出身の両親の息子としてウガンダで誕生し、生後2ヵ月でデンマークに移住したという経歴だそうな。
 左WGと聞いていたものの、中に入ったり、早くからゴール前に入ったり。イライラしているのかな?と思う。スペースがある方が生きそうな選手なんだけど。期待していたドリブルもリズムに乗り切れないところが多く。
 ただ、仕掛けるプレーが多く良い選手。前半でも狭いところでシュートまで行くちょっと良いプレーあった。 また、右サイドにまで行ったプレーで、ペナルティエリアすぐ外という良いところでファールももらっていた。
 交代選手
MF19 ラセ・シェーネ 6(35分IN)
 FW11 マーティン・ブライトワイト 6(67分IN)
 DF13 マティアス・ヨルゲンセン ―(81分IN)
(【ペルー 0-1 デンマーク|W杯選手採点】1点をめぐる攻防、MOMは攻守連発のデンマーク守護神に! | サッカーダイジェストWebより)



■2018/06/27 デンマークは天才エリクセンよりシストがおもしろい
 ロシア・ワールドカップ(W杯)グループC最終節 デンマーク 0-0 フランス

 決勝トーナメント進出が決まっているフランスは6人も交代。デンマークも大敗しなければ2位通過ということで、いつも通りしっかり守るということで、ちょっとつまらない試合に。
 メンバーを落としてもフランスがやはり支配してきましたが、これはむしろデンマークの形。後半もそういった感じで、デンマークにむしろチャンス。また、デンマークが普通に押し込むといった展開もありましたが、スコアレスドローで終わります。
 デンマークを応援していたものの、今大会初の0-0でした。応援チーム戦績は、10勝11敗6分け。3戦目となると、少ないと思っていた引き分けが結構増えてきましたね。
 GK
1 キャスパー・シュマイケル 6
 32歳。お父さんは結構好きだったデンマーク代表の名GK。彼は父ほど評価はされていないものの、過小評価という見方もあるようです。
 強いシュートではない正面のボールだが、相手が詰めていてピンチになりかねないところをきちんと処理。後半もシュートにはよく対応しています。ただ、FKでミスキックが見られました。
 DF
14 ヘンリク・ダルスゴー 5.5
4 シモン・ケア 6
 29歳。CB。放送ではフィードもうまいみたいなことを言っていましたが、そうでもないですね。繋がらないボールを蹴っていました。
6 アンドレアス・クリステンセン 6
17 イェンス・ストリガー・ラーセン 5.5
  27歳。LSB。良いカットが一つ。スローインの場面、足元にボールがあるのに新しいボールを要求していたのが気になりました。まだ前半ですけど、引き分けでも良いということで、さり気なく時間をかけたのかもしれません。
 ヒールやアウトサイドのワンタッチプレーでワンツーしながら左を上がっていくところがありました。テクニックは結構あるのかもしれません。
 MF
8 トーマス・ディレイニー 6.5(90+2分)
13 マティアス・ヨルゲンセン 6
10 クリスティアン・エリクセン 6
 26歳。CKでニアへのボールなど良いものをいくつか。通らなかったものの、狭いところでヒールで出そうというプレー。ただ、やはり天才と言われるまでのプレーは見せていませんね。
 FW
23 ピオーネ・シスト 6.5(60分OUT)
 23歳。LWG。ただ、かなり守備に戻っています。前半も後半も自陣でのボールキープでうまいプレーを見せていました。取られたら危ないのですけど、自信あるんでしょうね。若さも感じさせるプレーです。彼の持ち方好きですね。今大会のデンマークでは一番気に入った選手です。
 攻撃ではなかなか良いところ見せられなかったものの、ドリブルから裏へ可能性を感じさせるボールを入れていました。
21 アンドレアス・コーネリウス 6.5(75分OUT)
 25歳。目立ったプレーはなかったものの、前後半ともに孤立しがちな前で頑張るプレーが見られました。なかなか良い選手だと思います。
11 マーティン・ブライトワイト 6
  27歳。右WG。ポウルセンが良かったので、温存なのかどうしたのかと思ったのですけど、彼も悪くないですね。前半は右で何度かドリブルで頑張るプレーが見られました。また、守備も頑張っています。
 交代選手
FW15 ヴィクター・フィッシャー 5.5(60分IN)
 FW12 キャスパー・ドルベア 6(75分IN)
 20歳。才能豊かだが不調と聞いていた選手。放送ではスピードが武器としていましたが、そんな展開ではなく良さが出ず。ただ、私は短い時間でもボールタッチに良さを感じました。
 MF18 ルカス・レラガー ―(90+2分IN)
 (メンバー・採点は、【デンマーク 0-0 フランス|W杯選手採点】ともに決勝T進出も、膠着状態の多い一戦のプレー内容は… | サッカーダイジェストWebより)



■2018/07/02 PK3本を止めたシュマイケルは今大会のベストゴールキーパーでは?

 ロシア・ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦 クロアチア 1-1 デンマーク
【クロアチア】マンジュキッチ(前4)【デンマーク】マティアス・ヨルゲンセン(前1)

 デンマークは伝統の堅守速攻。一方のクロアチアも守備がしっかりしたチームですけど、地力で勝り、守らなくてはいけないチームではありません。なので、クロアチアが支配して、デンマークがカウンターという大部分は予想通りの展開に。
 ただ、予想外だったのが1分になる前にデンマークが先制したこと。これでデンマークが守備に入るかと思ったら、クロアチアがすぐに追いついたと最初から試合が動きました。これ以降は圧倒的に支配するクロアチアが攻めあぐねて、デンマークのカウンターの方に可能性を感じるというデンマークペースでした。
 同じ日のロシアもスペインとPKまで行きましたが、ロシアのカウンターには可能性を感じず、ひたすら耐えてというもの。しかし、デンマークのカウンターは怖さがあったで、内容は良かったですね。延長戦のPKを止めていたので、流れはむしろデンマーク。デンマークはずっと好きなチームですのでしっかり応援していて、負けたのはかなり残念でした。これで私の応援チームは、15勝14敗6分け(1試合応援なし)です。 
GK
1 キャスパー・シュマイケル 7.5
 32歳。前半にあった、相手がトラップミスしたところを見逃さず、すぐに詰めてシュートコースを少なくするプレーが良かったです。
 ただ、なんと言っても延長戦のPK阻止でしょう。ピタリとあって止めて、PK戦にもつれこむことに。このPK戦でも2本止める大活躍。見ていたお父さんのピーター・シュマイケルが雄叫びを上げる様子も報道では映っていました。
 ただ、相手GKも当たっており、チームは破れました。120分の内容やこれまでの試合を見るとシュマイケルの方が良く、今大会のベストGK候補だと思います。
DF
14 ヘンリク・ダルスゴー 6
4 シモン・ケア 6.5
 29歳。CB。今日は良いと言われていたロングボールでちゃんと良さが出ました。高いFWへのロングボールは大きな武器となっていました。
13 マティアス・ヨルゲンセン 6
 28歳。CB。立ち上がり、ロングスローからこぼれてきたボールをシュート。強烈なものではなかったものの、GKに当たって入り、1分経たずにいきなり先制。
 ただ、延長戦では仕方なかったとはいえ、GKまで交わされて完全に1点というところで後ろからスライディングしてPK献上。このPKは外れてくれましたし、イエローカードで済んだのはラッキーではありました。
5 ヨナス・クヌドセン 6.5
 25歳。LSB。FIFAでは右の予想でしたが左に。今大会初登場で、反対サイドの右からロングスローを入れたのですけど、これがいきなりゴールに繋がりました。
 流れの中での攻撃はちょっとミスが目立ちます。ただ、再三入れたロングスローは何かありそうな感じがしました。延長戦ではCBまで上がってのロングスローがまたありましたし、反対サイドの右からというのも何度か。武器になってましたね。
MF
6 アンドレアス・クリステンセン 6(46分OUT)
8 トーマス・ディレイニー 6.5(98分OUT)
 26歳。DH。デラネイとも。 守備ではよくボールを拾っており、非常に効いていました。モドリッチを抑え込んだ格好です。主にこの守備が良かったものの、長いドリブルでペナルティーエリア内でチャンスを作る場面もありました。
10 クリスティアン・エリクセン 6
 26歳。前半は裏へのスルーパスでチャンス。またクロスのミスっぽくも見えたものの、ふわっと浮かせて左角のバーの上に当たるという惜しいシュートも前半。
 その後は決定機には絡めませんでした。また、PKはこういううまい選手が外しやすいと思って見ていると、やはりPK戦で止められていました。
FW
20 ユフス・ポウルセン 6.5
 24歳。RWG。初戦も良かったのですけど、3戦目は出ておらず。温存かと思ったら出場停止だったそうな。今日もファールしちゃうところがありました。 ただ、193cmと長身で収まるし、トラップや足元のうまさがある良い選手です。
 後半、低いところで囲まれたのに、足技でつなぐプレー。右にスペースがあるところでドリブルで仕掛けてから低いボールでちょっとチャンスに。
 また、長いボールをジャンプしながらうまくトラップしたところからチャンスになりかけ。別のロングボールの場面では トラップが長くなって失いかけたものの、長い足で届いてキープしてチャンスにしていました。
 今日はデンマーク、背の高い選手を3人並べてロングボールという形でしたが、特に右のこのポウルセンのところに収まりまくっていました。攻撃では一番良かった選手です。
21 アンドレアス・コーネリウス 6(66分OUT)
11 マーティン・ブライトワイト 6(106分OUT)

交代選手
MF19 ラセ・シェーネ 6(46分IN)
FW9 ニコライ・ヨルゲンセン 5.5(66分IN)
MF2 ミカエル・クローン=デーリ 6(98分IN)
FW23 ピオーネ・シスト ―(106分IN)
 23歳。LWG。今日のデンマークは高いFWをスタメンに3人揃えて大当たり。しかし、3人均等に使えていたわけではく偏っていたので、タイプの違う彼の投入はもっと早くて良かったですね。守備陣は疲れたところにガンガン仕掛けてくる選手があると嫌だったはず。一番見たかった選手。アフリカ系で独特のリズムのドリブルが楽しい選手です。
 延長後半の最初でやっと出てくると、ドリブルで持ち上がって右に出して少し良い形。やはりドリブルがいいですね。その後ももう一つ良いドリブルが見られていました。
(メンバーと採点は、【クロアチア 1(3PK2)1 デンマーク|W杯選手採点】明暗は分かれたが、PKで好守連発の両守護神に最高評価! | サッカーダイジェストWebより)