2024年1月29日月曜日

スペイン注目はガビやアンス・ファティよりニコ・ウィリアムズか

■2022/12/07 スペイン注目はガビやアンス・ファティよりニコ・ウィリアムズか
■2022/10/18 スペイン代表若手の注目選手 ペドリ、ガビ、フェラン・トーレス
■2021/08/12 バルセロナ会長逮捕は3人目!のび太ことバルトメウは不正会計で
■2015/12/6 ジェラール・ピケ、宿敵レアル・マドリーのスタジアムと同じ名前だった
■2021/06/28 結局マドリーとバルサだらけなスペイン好きな選手ベスト11
■2018/05/24 豪華なスペイン代表、モラタなど落選組でもう1チームできる?
■2018/06/16 スペイン代表は世代交代に失敗で強くない?イニエスタの後継者がいない
■2018/06/16 イスコやチアゴは確かにうまいがイニエスタには見劣り
■2018/06/26  W杯前日のロペテギ監督解任が響く?気持ちが入らないスペイン代表
■2018/06/26 今度はピケ以上にセルヒオ・ラモスがミスを連発
■2018/07/02 おかしな監督交代の影響を感じたスペイン代表の集中力のなさ



■2022/12/07 スペイン注目はガビやアンス・ファティよりニコ・ウィリアムズか

モロッコ 0-0(PK3-0) スペイン

 モロッコは全員引いてコンパクト。攻めどころない。一方でカウンターで一気に行ってチャンス。スペイン持たされているだけで、むしろ完全にモロッコペース。モロッコは集中していて、基本的にほとんどの選手が守備で素晴らしい。
 後半も同じ流れ。スペインは動き出し少なく止まっていてパス出せない。低い早いサイドからのボール、裏へのボール少なく足元、足元。足元のパスばかり。加えて一番近いところへのパスが多く、人を飛ばすパスも少なくこれでは対応される。全く優勝できそうにないプレー。
 選手交代と疲れでスペイン少しずつは良くなるが、延長まで基本ずっと同じような感じで、モロッコの方がチャンスがあるというほぼ同じ流れ。最後までモロッコはすごかった。

 前回大会で守られて負けたロシア戦に近い試合展開だと思って見ていた。ロシアはモロッコよりチャンスなく守備偏重で、スペインも前回の方がさらに攻め手なかった記憶だけど、雰囲気は似ている。
 結局、前回のロシアと同じでPK戦。PK戦は流れで決まることが多く、前回は守りきったロシアの方が精神的に優位。120分間で決めるチャンス多数あったとはいえ、今回も守って持ち込んだモロッコという流れ。モロッコの選手は全力でやり切っており、ポジティブに120分間を終了。スペインは消化不良でネガティブだった。
 その流れの通り、スペインのPKがボロクソ。相手GKも良かったが、それ以上にキックがひどかったし、スペインのGKも焦りすぎてえらく早く飛んでいた。PK戦は偶然性も大きいとは言え、アホくさいほど悪くてちょっと見ないひどさで腹立つ。前回大会でもPK負けているという思いがある他、120分間の悪い流れもあり、精神的にナーバスになっていた感じある。助走が短かったりゆっくりなのはPK外す定番なのに、こわごわ蹴ってその典型的な形に。
 ルイス・エンリケ監督のスタメンや交代もいまいちだった。一番良いプレーをしていたニコ・ウィリアムズの冷遇を見て思ったのが、スペインはドリブルやサイドからのボールよりパスして崩し切る…という思想なのかもということ。このサッカースタイルのせいで、最近ずっとワールドカップ負けているんだけど…。あと、このやり方は動きがもっとあるか、ダイレクトプレーを連発しないとうまくいかない。今回も前回も止まっている選手の足元というパスばかり。優勝したときはもっと動きがあったと思う。ドリブルする選手・動く選手が冷遇されて敗退というのは、今大会ベルギーの最後とも似た印象を受ける。
 近年好きではないが、以前好きだったのでスペインを応援。これで応援チームは6勝10敗8引き分け。格上で勝てないパターン多くてボロクソの大会。

4-3-3

GK 23    U.シモン
 後半最初パスミスあったが、もらった状況悪すぎて彼のせいとは言えない感じ。しかし、後から次々と本当に悪いプレー。まず終盤、ハイボールエリアの外に来てクリアするがこれは曖昧なボールで拾われる。さらにアディショナルタイムにトラップしたところ狙われて危ないプレー。
 一方、延長では、決定的なところ足に当てるプレーはあった。しかし、良いのはここまで。PK戦、最初のキッカーかなり先に飛んでいまい、全然タイミング合っていない。3人目はピタリで止めたが、4人目がまた早く動きすぎてボロクソ。焦っていた感じあり、精神的に負けた。

CB 24    A.ラポルト
 延長、オフサイドだったが全力で戻ってシュート打たせずに触るプレー。

CB 16    ロドリ
 FKの守備でせっかくクリアできるところ、相手にまっすぐパスしてしまい、その流れから大ピンチになる。

LSB 18    J.アルバ
 たぶん裏にいいボール出したのは彼じゃないか…というプレーはあった。

(14    A.バルデ)

RSB 6    M.ジョレンテ
 相手のステップに粘れずにタイミングずれてとりに行って、抜かれしまうところ。延長でもちょっと危ないパス。選手入れ替えてきたポジションだったが、起用が当たったとは言えない感じ。

CH 5    S.ブスケツ
 PK戦、その前でもあったまたしても歩いて外すパターンだと思ったらその通り、GKに止められる。

インサイドハーフ 9    ガビ
 楽しみにしていた若い選手で時折良さそうなところは見られたが、相手の守備良すぎて封じ込められた。

(19    C.ソレル)
 後半アディショナルタイム、FKで大外フリーの選手に良いボール。PK戦は2人目で、歩いており、外すパターンだと思ったらその通り、GKに止められる。

インサイドハーフ 26    ペドリ
    
LWG 21    D.オルモ
 終盤アディショナルタイム、良い仕掛けからファールもらいやっと良いプレー。あまり良いプレーなかった。

(25    アンス・ファティ 20歳)
 代表入っていたんだ!と知る。ただ、いまいちゲームにフィットしておらず、良いところなしだった。

RWG 11    フェラン・トーレス 22歳
 スペインのFWでF・トーレスと見ると、フェルナンド・トーレスだと思っちゃうが違う選手。名前までちょっと似ていてややこしい。
 下がっていて不用意に抜こうとしてとられて、シュートまで行かれるプレー。危なかった。サイドでボールもらうが、抜ききれないし、タイミングあっても中に入れないし、持ちすぎな感じも。もう少し中に入れるプレーと織り交ぜるべきだと思う。
 深いところまで行かないところでは相手人数少ないこともあって抜いてそこからチャンスに。後半早々に相手のまた抜いてから走り出そうとしてファールもらうプレー。悪くないもあったが、彼のところに来るボール多かった割に良いプレー少なかった。

(RWG 12    ニコ・ウィリアムズ 20歳)
 右サイド、2人相手にキレのある切り返しからニアに低い速いボール。こういう動きとボールがスタメン選手になかった。その次は中にスライドするドリブルで、ここからまたチャンスに。最後は相手のカバー来たが、自分でスペースに出す動き、あっという間に相手を置いていくすごい初速の速さ。
 延長でも抜いてきてクロス。彼対策な感じでこのサイド2人入れ替えてきて、ある程度対応される場面もあったとはいえ、チャンスなりそうだったのにまさかの交代。スタメンでも…という動きだったが、スペインはドリブルよりパス…という思想なのかも。このサッカースタイルのせいで、最近ずっとワールドカップ負けているんだけど…。

(22    P.サラビア)
 延長後半アディショナルタイム、外でフリーになるがポスト。決めきれず。良かったニコ・ウィリアムズ外してなぜ交代?と思ったが、PK戦最初のキッカーなのでそのつもりだったのかも。ただ、延長線でシュート外した流れだったので外しそう…と思った通り、GKに方向合わせられた上にまたポストに当ててしまう。

FW 10    M.アセンシオ
 裏を狙う良い動き何度かはあった。数は少ないが、スペインでは可能性を感じる貴重なプレーだったが交代に。

(FW 7    A.モラタ)
 アセンシオと違ってターゲットになるとの説明。後から調べてみると、身長188cm。実際、クロスも出るようにはなったが、大当たりという采配にもならず。
 後半アディショナルタイム、FKで大外フリーの選手に良いボール来たが、外す。ボールがやや高かったかな?と思ったが、スロウで見るとヘディングの首振るタイミングがズレてミートしなかった感じ。焦ったか。決めたかったところ。
 延長右エリア縦に動いてもらって良いクロス…といういいプレーもあるにはあった。



■2022/10/18 スペイン代表若手の注目選手 ペドリ、ガビ、フェラン・トーレス

 以前は一番好き!というくらい好きだったスペイン代表。ただ、2018年大会はイマイチで2022年は見ないで良いかな?くらいの勢い。前回大会は直前で監督解任のゴタゴタがあったせいというのはありますが、個々の選手でも新たに好きなるような選手は出てこなかったんですよね。
 ただ、一応好きな国だしチェックしておくことに。FIFAによると、<現チームには若手が多いが、経験豊富な選手も含まれており、昨年のUEFAネーションズリーグでは決勝、欧州選手権でも準決勝に進出するなど、すでに実力を証明している>ということで、世代交代に成功した模様。こういうチームの方が好きですね。

 このFIFAの記事は、<2022 W杯で注目すべきスペイン人選手5選>というものでした。選ばれていたのは、以下の5人です。
https://www.fifa.com/fifaplus/ja/articles/spain-five-players-to-watch-world-cup-qatar-2022-simon-laporte-pedri-busquets-torres-ja

GK ウナイ・シモン(25歳)
<ダビド・デヘアの代わりにアスレティック・ビルバオのゴールキーパー、ウナイ・シモンを代表の正GKに据えることに、なんら躊躇はなかった。この判断は見事に奏功し、シモンは新生スペイン代表の守護神に成長していく。ユーロ2020では、ベスト16のクロアチア戦で痛恨のミスを犯したが、その後も積極的なプレースタイルを貫き、大舞台でも負けないメンタルタフネスを証明。最後尾からのパスサッカーにも臆することなく、同大会の準々決勝のスイス戦ではビッグセーブを出してイタリアとの準決勝進出に大きく貢献した>
<足もとの技術の高さと抜群のパスセンスは、クリエイティブなスペインサッカーのビルドアップで重要な役割を担っている>

CB アイメリク・ラポルテ(センターバック、28歳)
<フランス生まれながら2021年5月にスペイン国籍を取得し、直後にルイス・エンリケ監督が招集。ラ・ロハのアキレス腱とも言えたバックラインの問題を解決させた。(中略)16歳の時にスペインへと渡り、アスレティック・ビルバオで研鑽を積んだ。2018年1月にはマンチェスター・シティーへのビッグムーブをして、名将ペップ・グアルディオラ監督のもと、瞬く間にシチズンズ(マンCの愛称)の守備でも重要な役割を担うようになった>
<エンリケ監督の信頼は厚く、ディフェンスラインからドリブルでボールを持って駆け上がり、GKのシモン同様に攻撃の起点になれる唯一無二の存在だからだ。本人が「ボールを持ってプレーするのが大好きなんだ」と話すとおり、積極果敢な攻撃には定評がある>

 このスペイン国籍を取得したラポルテは珍しいパターンですね。国籍変更する選手は若い選手が多いのですが、ラポルテは現在28歳なので、たぶん27歳くらいのときの変更でしょう。ベテランとも言いづらい年ですが、少なくとも全然若くありません。
 これが日本など、世界の一流国でないならわかるものの、スペインのケースだというのがなお驚き。というのも、一流国に国籍変更した代表に選ばれる選手はすでに元の国で代表に選ばれていて、国籍変更しても代表入りできない可能性が極めて高いためです。若手でないのであれば、特にそうなります。
 このような珍しい事態が起こったのは、いくつかの偶然が奇跡的に重なったため。ひとつは、フランス代表のCBが驚くほどハイレベルであるためでしょう。同時にスペイン代表のCBが低レベルであったためと言わざるを得ません。スペイン代表のCBが低レベルというのはにわかには信じられない話ですが、スペイン代表の場合、下手にベテランのハイレベルなCBがいたために世代交代が進まなすぎて特殊な状態を引き起こした…という事情があるかもしれません。

SH、OH、WG ペドリ(ミッドフィールダー、19歳)

<代表では10番、所属クラブのバルセロナでは8番を着ける気鋭(中略)。美しいテクニックと、小さいスペースを見つけ出して有効に使うことのできる、世界的に見ても稀有な才能を持つ、スーパースターの有力候補と言っても決して過言ではない。サッカー選手としての態度、図太さ、そして自信。(中略)サッカー頭脳が非常に高く、ポリバレントな面もペドリの魅力。サイドハーフ、トップ下、ウィング。どこでも簡単にプレーしてしまうのだ>

 スペイン見なくて良いと言っていましたが、彼は好きそうなタイプ。<注目すべきスペイン人選手5選>には入っていませんでしたが、「同じくバルセロナからは18歳のガビにも注目が集まる」というガビも好きそうです。「能力の高さはピカイチだが、ガビはハードワークを厭わず懸命にボールを追いかけ回るタイプ」だといいます。
 久保建英のレアル・マドリーの移籍のときに書いたように、近年はバルセロナの方が若手選手をうまく育てている印象。この2人はその証拠になりそうです。逆に言うと、久保建英には強力すぎるライバルが多かったため、バルセロナでも無理だった気はしますけどね。

CH セルヒオ・ブスケッツ(ミッドフィールダー、34歳)
<一時の不振から完全に復活しており、ブスケッツの経験値は現新生スペイン代表において計り知れない意味を持つ。(中略)一般的には身体能力の高い選手と思われているが、実際にはそれほどではない。しかしその事実をカバーしてあまりあるほどのサッカー頭脳を兼ね備えており、ブスケッツは中盤のマエストロとして、自身の役割をとてもシンプルに、同時に完璧にこなしている>

FW フェラン・トーレス(フォワード、22歳)
<フレキシブルなストライカーは、様々なポジションでプレーすることが可能。試合中、状況によっては異なった役割を担うこともできるのは大きな強みである。(中略)スペースを作ることに長けており、何より抜群の決定力を誇るのが魅力だ。現時点でスペイン代表の9番は決定していない。トーレスは、ワイドエリアに張りつつディフェンダーの背後にスペースを見つけ、そこからボールを受けてカットインしてフィニッシュするなど、右サイドにおいて最も危険な存在になるからだ>



■2021/08/12 バルセロナ会長逮捕は3人目!のび太ことバルトメウは不正会計で

 2021年3月にバルセロナの前会長ジョゼップ・マリア・バルトメウさんが逮捕されていたのですが、前代未聞…なんてことはありません。なんとこれがバルセロナ会長としては3人目の逮捕。ヌニェス会長が税務署調査官への贈賄、サンドロ・ロセイ会長がマネーロンダリング(資金洗浄)の罪で過去に逮捕されているとのこと。もはやちょっとした伝統で、慣れたものでしょうか。
 バルサゲート事件とも言われていますが、バルトメウ前会長の場合は不正会計疑惑。不正会計と言うと、日本では東芝が有名ですが、それほどのスケールはありません。とはいえ、この不正会計で行われたとされる行為が特徴的です。どうもネットで捏造工作していたらしいのです。

<今回の逮捕は、バルトメウ容疑者らのプロモーション企業に対する不正な支払いに関するもので、容疑者はこの会社を使い、クラブの選手や元選手に対するネガティブキャンペーンを展開していたとされる>
<事件の発端は2020年2月、クラブの粉飾決算を地元ラジオ局が暴露したことで、バルトメウ容疑者はプロモーション企業I3ベンチャーズ(I3 Ventures)に対する支払いを実際よりも少なく、分割して報告することで、クラブ内部の財務管理の目をごまかしたとされている。
 またこのI3ベンチャーズは、SNSを使ってリオネル・メッシ(Lionel Messi)やジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)氏、シャビ・エルナンデス(Xavi Hernandez)氏といった現所属選手やOBを批判し、クラブの印象を操作していたといわれている>
(バルサ前会長バルトメウ容疑者ら釈放、逮捕から一夜 2021年3月3日 10:32 AFPより)
https://www.afpbb.com/articles/-/3334551

 バルトメウってなんかかっこいい名前だと思うのですが、愛称は日本アニメ「ドラえもん」に出てくる「のび太」。単に顔が似ているかららしいですね。それゆえに親しまれていた時期もあったらしいのですが、実際の性格は最悪だった模様。のび太くんも原作だと、結構ひどいこと言っていますけどね。
 「のび太」の話があった<バルサ低迷の元凶、史上最低な「のび太」前会長逮捕… メッシも呆れた“その場しのぎの対応”と世論操作とは - リーガ・エスパニョーラ - Number Web - ナンバー>では、捏造工作について、以下のように説明していました。

<SNS上で複数の架空アカウントを用い、バルトメウと利害関係のある人物を中傷する。昨年2月にラジオ「カデナ・セール」がスクープした疑惑の被害者には、ジョアン・ラポルタら対抗勢力や大手メディアの会長、複数のジャーナリストに加え、グアルディオラやメッシ、ピケまで含まれていた。
 呆れたことに、そのような姑息な世論操作が2017年から行われ、そのために100万ユーロ近いクラブ予算(引用者注:日本円では1.3億円ほど。ちなみに東芝は2200億円)が費やされていたという>
https://number.bunshun.jp/articles/-/847345

 以前逮捕された会長も史上最悪のバルセロナ会長と言われており、史上最悪だらけなのですが、2015年にトップチームが史上2度目の三冠を獲得した後はボロクソだったそうです。

・契約料の値上げを図ってカタール航空の怒りを買い、年間6000万ユーロのスポンサー収入を失う。
・副会長が「200%残る」と公言した直後にネイマールがPSG移籍。
・選手補強はことごとく外れ、アダマ・トラオレ、エリック・ガルシアなどラ・マシアの人材流出も止まらなかった。
・言われるままに主力選手の給料を上げ続けた結果、負債の山は10億ユーロまで膨らんだ。
・トリノの0-3、ローマの0-3、リバプールの0-4、そしてリスボンの2-8。高齢化が進むトップチームはヨーロッパの舞台で信じられない失態を繰り返し、同時期にCL3連覇を成し遂げたレアル・マドリーとの対比に苦しんできた。


■2015/12/6 ジェラール・ピケ、宿敵レアル・マドリーのスタジアムと同じ名前だった

 スペイン代表繋がりで古い話をここに追加。 すごく好きな選手のピケ。何か名前もかわいくないです?
 このピケの名前「ジェラール・ピケ・ベルナベウ」の「ベルナベウ」見て、レアル・マドリードのホームスタジアムと同じなんだと初めて知ってびっくり。スタジアムは「サンティアゴ・ベルナベウ」。ピケはマドリーをけちょんけちょんに言うことが多いんですけどね。
   レアル・マドリーのスタジアム「サンティアゴ・ベルナベウ」はレアル・マドリード元会長の名前由来。で、ピケのおじいちゃんも、バルサで副会長やっていたんだそうな。

-----引用 ここから-----
ジェラール・ピケ・ベルナベウ(Gerard Piqué Bernabéu, 1987年2月2日 - )は、スペイン・バルセロナ県バルセロナ出身のサッカー選手。リーガ・エスパニョーラ・FCバルセロナ所属。スペイン代表。ポジションはディフェンダー。祖父はかつてFCバルセロナの副会長を務めたアマドール・ベルナベウで、妻はコロンビア人歌手のシャキーラ[1]。
-----引用 ここまで-----

<2010年4月28日 2009-10チャンピオンズリーグ準決勝第二戦 バルセロナ 1-0 インテル>

 さて、書きたいのは過去の感想メモの整理。日付不明で参りましたが、たぶん2009-10のチャンピオンズリーグ準決勝第二戦。動画も発見しました。

<script type="text/javascript" src="http://ext.nicovideo.jp/thumb_watch/sm26361212?w=490&h=307"></script><noscript><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm26361212">【ニコニコ動画】09-10 CL 準決勝 第2戦 バルセロナ vsインテル</a></noscript>

 バルサは勝ったんですが、2点取る必要があったのでトータルでは負けでした。その唯一の得点を取ったのがピケ。以前から攻撃も結構好きだし、足元も結構うまいと思っていましたが、絶対点が必要ということもあり、ときどき攻め上がっていました。
 後半40分近くかな、オフサイドかなというところを裏に抜けて、切り返してくるっと回ってDFを外してシュート。やっと1点。ただ、ゲームの勝ち負けを抜きにすると、攻撃の選手顔負けの見事なプレー。今見なおしてもオフサイドくさいですね。そして、やっぱりうまい。ニコニコ動画のコメントでも好評で、ピケ好きの私はにんまり。

 時間帯メモしていないものの、前半か後半のこれより早い時間帯にもメモ。スナイデルが裏を狙う危ないところ、ピケもスピードを見せてきっちりと対応。良いプレーでした。ブラジルワールドカップではスペインの守備陣が崩壊し、特にスピードに苦労したと言われたんですが、この当時は特にスピード不足という印象はありませんでした。


■2021/06/28 結局マドリーとバルサだらけなスペイン好きな選手ベスト11

 1999-2000シーズンのデポルティーボ・ラ・コルーニャのスタメンメモ見ていて、確かCBのドナトって好きだったよなと思ってうろ覚えでスペインの好きな選手ベスト11を作ってみました。でも、結局、プジョルとイエロとピケの方が好きなんで、ベスト11に入りませんでしたわ。スペインは海外だと一番では?ってくらいに好きな選手多いですね。DFに好きな選手が大すぎたのでイエロをDHにしています。
 あと、選んでみると、レアル・マドリーとバルセロナだらけに。やっぱりこの2チームが多いですね。レアル・マドリーが5人でバルセロナが4人。他は2人しかいません。レアル・マドリーは一時期最も好きだったので当然なのですが、バルセロナはクラブは好きじゃないのに好きな選手は多いというチームです。

GK カシージャス 9 レアル・マドリー
(GK カニサレス 5)
CB ピケ 9 バルセロナ
CB、RSB プジョル 10 バルセロナ
(CB ドナト 5)
LSB ラウル・ブラボ 5 レアル・マドリー
RSB、RSH フェルナンド・バレラ? 7 名前忘れた。ユース代表で世界一になったときの選手だったような?検索してみると、ベティスのフェルナンド・バレラだったような気がします。検索ではMFとしているところとDFとしているところがあり、これも記憶と合致。MFからRSBに下がった選手だったはずです。そのせいかサイドの守備は相手選手との距離のとり方が下手で結構簡単に中にボールを入れられていた記憶ですが、サイド攻撃は魅力でした。
CB、DH イエロ 8 レアル・マドリー
DH グアルディオラ 8 バルセロナ
(DH シャビ 5 バルセロナ)
RSH メンディエタ 6 バレンシア
MF イニエスタ 5 バルセロナ
FW ラウル 7 レアル・マドリー
FW モリエンテス 6 レアル・マドリー


■2018/05/24 豪華なスペイン代表、モラタなど落選組でもう1チームできる?

 神戸に来ることで話題のイニエスタは、34歳と結構な年ですけど、まだ代表なんですね。
 一方で、元レアル・マドリーのアルバロ・モラタ(チェルシー)、セルジ・ロベルト(バルセロナ)、マルコス・アロンソ(チェルシー)、アンデル・エレーラ(マンチェスター・U)など、日本人代表が所属できないようなビッグクラブの選手らが落選。
 スペイン『マルカ』がW杯メンバーから外れたスペイン人選手のベストイレブンを選出していました。
 ▽GK
セルヒオ・アセンホ(ビジャレアル)
▽DF
セルジ・ロベルト(バルセロナ)
マルク・バルトラ(ベティス)
ハビ・マルティネス(バイエルン)
マルコス・アロンソ(チェルシー)
▽MF
アンデル・エレーラ(マンチェスター・U)
アシエル・イジャラメンディ(ソシエダ)
ダニエル・パレホ(バレンシア)
▽FW
ホセ・カジェホン(ナポリ)
ビトーロ(A・マドリー)
アルバロ・モラタ(チェルシー)
(スペイン代表、ロシア行きを逃した“W杯落選組ベストイレブン”も豪華だった… | ゲキサカ 18/5/23 17:19より)

 記事では他にも、MFセスク・ファブレガスやFWペドロ・ロドリゲス(ともにチェルシー)、MFフアン・マタ(マンチェスター・U)、DFエクトル・ベジェリン(アーセナル)、DFフアンフラン(A・マドリー)、GKセルヒオ・リコ(セビージャ)といった名前を挙げていました。こちらにもメガクラブの所属選手がおり、本当豪華です。



■2018/06/16 スペイン代表は世代交代に失敗で強くない?イニエスタの後継者がいない

2018W杯予選1試合目  ポルトガル3‐3スペイン

 ワールドカップ直前の監督交代は、アジア・アフリカのサッカー後進国だけ、だから日本は弱いんだ…と書いていたら、スペインがやってくれました!
 スペインの場合、特殊事情ではあります。5月にスペイン代表との契約を2020年 まで延長したばかりだったのに、ジュレン・ロペテギ監督はなぜか秘密裏に交渉してレアル・マドリーの監督になることに。レアル・マドリーもそれをワールドカップ前に発表しちゃいます。両方とも馬鹿すぎです。
 じゃあ仕方ないかと言うと、それでも代表のことを考えると、サッカー 協会はこのタイミングでの解任はやめておくべきだったでしょう。やはり幼稚だと思われます。

 …でそのせい…というわけではないんでしょうけど、余計なファールからあっさり先制されたり、勝てる試合を落としたり。好きなチームですが、ちょっと世代交代に失敗した感じがあり、今回も苦しむかも…と思ったら、そんな感じのスタートになりました。私の持論だと若手が育っていないチームはダメです。
 2010年はこのスペインが優勝したこともあり、応援チームが勝ちまくりで楽しかったです。逆に2014年はスペインの予選敗退もあり、応援チームが負けまくりで見ていて辛かったです。今回は今のところ偏らない感じ。とりあえずこの試合は引き分けでした。


■2018/06/16 イスコやチアゴは確かにうまいがイニエスタには見劣り

2018W杯予選1試合目  ポルトガル3‐3スペイン
[GK]
1 ダビド・デ・ヘア 4.5
 カシージャスが好きだったのですけど、最近は選ばれていないみたいですね。そして、このデ・ヘアは評価の高い選手だと聞いていました。
 ただ、強烈なシュートとはいえ、ほぼ正面のロナウドのシュートを掴み損ねて失点したのは痛すぎました。サッカーダイジェストは、ロナウドの無回転シュートをキャッチという選択したことそのものがミスと指摘していました。
[DF]
3 ジェラール・ピケ 5
 今大会最も好きなDFだったのですけど、 今日はやっちまったな!という試合。ときどきやっちゃう選手です。出ていた選手でワーストでしたわ。
 2点目のとき、ロナウドがオフサイドのところにいて歩いていたのですけど、当然そのときはケアする必要はありません。しかし、オンサイドに入った彼に対応するのはピケの仕事。ここでフリーにして強烈ミドルですからね。まずかったです。
 また、最後ロングボールのところで、ロナウドを不用意に倒してしまい、そのFKを決められました。さんざんでしたわ。
4 ナチョ 6
 右サイドバックのダニエル・カルバハルが怪我で出場。もちろんナチョ もレアル・マドリーで一流選手なんですが、ベストの人選ではありませんでした。しかも、開始早々チームメイトのロナウドに当たってしまいPKを献上して失点。故意ではない感じでしたが、確かに触れており、ジャッジのミスでもありませんでした。
 ただ、こういうときDFが取り返すプレーすることあります。ナチョは今回がそうでした。こぼれ球を強烈ミドルで左のポスト。大きく跳ね返って右のネットを揺らすほどの強烈さでした。これで3-2で逆転。
15 セルヒオ・ラモス 6.5
 ロナウドと比べれば楽ってこともありますけど、しっかり守備。また、良いロングボールで右サイドの高いところへ…というサイドチェンジ気味のものが2本。 フィードも素晴らしい選手ですね。何度も見てきたのにあまり印象残っていない選手でしたが、今日はだいぶ良さがわかりました。
18 ジョルディ・アルバ 6
 スピードでかなり深い位置まで入り込むプレーが多くありました。中へもボール入れています。 データ不明ですけど、たぶん運動量がすごいんじゃないかと。スタミナも相当ありそうです。
[MF]
5 セルヒオ・ブスケッツ 5.5
 結構好きな選手ですけど、今日はムラ。よく守備する場面がある一方で、ファールしてしまうところも。後半はFKで外で外れてヘディングで折り返してアシストもしたので、本当結構極端な日でした。
6 アンドレス・イニエスタ 6.5(70分OUT)
  今大会の好きな選手の一人。でも、ワールドユースやバルセロナデビューしたての若い頃が一番好きでした。もう34歳ですね。彼を途中交代せざるを得なかったというのが、年齢を感じさせるものですし、今のスペインの辛さがあります。
 いつも通り囲まれて狭いところでもなかなか取られずにパスを通してきます。エリア内人が多いところで縦に行き、折り返して入れたパスは特にチャンスになりました。
 後半ほぼ中央のFK。少し動かして止めてもらってから再び蹴ったキックは、右に空いていたブスケツの頭に。そこから折り返して2点目になった。
8 コケ 6
[FW]
19 ジエゴ・コスタ 7(77分OUT)
 私が見たとき良かった覚えなく、なんでこんな選手が代表と不思議だった選手。今日は良かったですね。
 カウンターの場面。1人しかいなかったのですけど、良い仕掛けからすごいシュートで同点弾。ただ、その仕掛けの前でぺぺに手を出しており、実際にはファールだったと思います。
  FKからのチャンスで飛び込んでいって、しっかり当てて2点目。 
21 ダビド・シルバ 6(86分OUT)
 年齢32歳ってのを見てから気づいたんですけど、前も見た選手ですね。見ているときはわからず。やはり世代交代に失敗した感じ。
 右サイドで左利き。WGというか、SHっぽい感じ。テクニックと運動量の多さを感じましたが、運動量は以前はそんなになかったみたいな感想がありました。
22 イスコ 5.5
 若手と思ったらもう26歳ですか。クラブワールドカップで見たものの、プレー時間短くてよくわからなかった選手。
 クリアボールをダイレクトで強烈ミドル。バーに。左のSHみたいな感じでしたが、右めに来て 、切り替えしてシュートまで行く場面も。
 聞いていた通りやはりうまいですね。あまり取られません。そのせいでファールもらうことも多いです。囲まれたところで右のアウトで出すようなプレーもあり、憎いプレー。 好きなタイプの選手です。ただ、イニエスタの後継者となると、ちょっと物足りなさを感じました。確かイニエスタ2世って言われているんですよね。
[交代出場]
MF10 チアゴ・アルカンタラ 5.5(70分IN)
 プレー時間短く あまりよくわからなかったものの、ドリブル見ているとスペインらしくテクニックがあってうまいなという。ただ、彼もイスタ同様にイニエスタの後継者としては物足りないなぁと感じました。というか、彼も若くないですね。27歳なのか。
 検索してみると、彼の場合はイニエスタではなくシャビ2世と言われていたんだとか。でも、イスコとともにシャビ・イニエスタ・レベルではないですよね。 シャビとイニエスタはともにワールドユースで圧倒的な存在だった上に、若くしてバルセロナで試合によく出ていました。チアゴはバルサでその2人に出場機会を阻まれた…とのことで不運なところはあるものの、移籍後のバイエルン・ミュンヘンでもズバ抜けた存在ではないようです。
FW17 イアゴ・アスパス 5.5(77分IN)
FW11 ルーカス・バスケス -(86分IN)
(採点と選手名は【ポルトガル3‐3スペイン|W杯選手採点&寸評】3ゴールのC・ロナウドが文句なしのMOM! 「ワールドクラス以外の何者でもない」 | サッカーダイジェストWebより)



■2018/06/26  W杯前日のロペテギ監督解任が響く?気持ちが入らないスペイン代表

ロシア・ワールドカップ(W杯)グループB最終節 スペイン 2-2 モロッコ
  スペインはいつもなら最も好きなチームの一つなのですけど、今大会はイマイチで2戦目は見ませんでした。今回もむしろモロッコを応援気味。
 で、ゆるいゲームの仕方しましたね。スペインは敗退決定のモロッコが相手で、ほぼ確定とはいえ、まだ確定ではなく、本来ならきちんと勝利する必要がありました。2位なら堅守で強豪のウルグアイ、1位ならロシアということで、1位通過かどうかで大きく変わるゲーム。なおさら勝つ必要があったのに、うまくまとまりませんでした。イエロ監督はワールドカップ前日の急遽の就任ということで、そういった問題もあるかもしれません。イエロ監督としても難しいです。
 一方のモロッコはややラフなところも前半はありましたが、スペインがゆるい中でそのままミスによる失点。すぐに追いついたものの、いまいち緊張感なし。圧倒的にキープしているものの、ぐっとスピードアップするところがあまりありません。
 後半も相変わらずゆるく、まさかというか案の定というか2失点目。 ここでやっと本気になってギリギリ引き分け。ずっとリードしていたポルトガルがまさかの引き分けでラッキーな首位通過であり、流れは最悪。初戦も気の抜けたプレーが多く、直前の監督交代が響いている可能性を感じます。


■2018/06/26 今度はピケ以上にセルヒオ・ラモスがミスを連発
ロシア・ワールドカップ(W杯)グループB最終節 スペイン 2-2 モロッコ
【スペイン】イスコ(前19)アスパス(後46)
【モロッコ】ブタイブ(前14)エン=ネスティリ(後36)
[GK]
1 ダビド・デ・ヘア 5.5
 27歳。失点の場面は仕方ないと思うが、DFのラインが高いにも関わらず、DFの裏のスペースを大きく開けており、そこらへんはどうかと思う。DFとの関係性も良くない。
 レアル・マドリーではデ・ヘア待望論があると聞いていたものの、初戦も含めてコスタリカのナバスと比較するのが失礼など、良さがわかりませんね。むしろ今大会悪い方の上位です。
[DF]
2 ダニエル・カルバハル 6
 26歳。初戦は故障で欠場。ショートコーナーからのボールを中に入れてアシスト、大事な仕事をしました。とはいえ、ちょっとまずいバックパスがあるなど、全体としては冴えませんでした。まだ本調子 ではなさそうです。
3 ジェラール・ピケ 5.5
 31歳。初戦はボロクソ。今日も選手をフリーにするところがあり、よくありません。スローインのピンチの場面も言われていましたが、これはセルヒオ・ラモスのような気がしますけどね。ピケはその前でボールに行った後の背後であり、ラモスにはフリーの選手が見えていました。
 ただ、精度の悪いバックパスされた ボールにスライディングに行ったのは良いプレー。ちょっと足裏見せていたのはまずかったですけどね。また、ダイレクトを含めた精度の高い感心するロングボールを何度か。
15 セルヒオ・ラモス 5
  32歳。今日はピケよりセルヒオ・ラモスが悪かったですね。パス回しでボーッとしていて奪われて失点。イニエスタのパスが中途半端と言われていたものの、明らかにボールが来ており、セルヒオ・ラモスの方の問題だと感じました。(と書いていたものの、気になって見直してみるとイニエスタ は体も寄せてきており、パスではなくドリブルと思ってセルヒオ・ラモスは避けた感じ。イニエスタの方の問題でしたね)
 また、スローインのピンチの場面でもピケが悪いと言われていましたが、これはセルヒオ・ラモスのような気がします。ピケはその前でボールに行った後の背後であり、ラモスにはフリーの選手が見えていたはずなのにケアしませんでした。
 後半もボロボロ。上がってきた選手をそのままやらせて危ないところ。本来良いはずのロングボールでもミス。CKのプレーでやや離して競り方甘くしたところで失点。評価の5点は甘すぎ。最悪でした。
18 ジョルディ・アルバ 5.5
[MF]
5 セルヒオ・ブスケッツ 5.5
6 アンドレス・イニエスタ 6
 34歳。失点の場面はイニエスタに責任とされていたんですけど、どうですかね?パスを受けたセルヒオ・ラモスの問題な気がしますが、パスはやや雑だったかもしれません。(と書いていたものの、気になって見直してみるとイニエスタ は体も寄せてきており、パスではなくドリブルと思ってセルヒオ・ラモスは避けた感じ。イニエスタの方の問題でしたね)
 左サイドをスペイン得意のパス回しからエリア内に入っていきます。GKとも近くなったところで引きつけて、右足アウトサイドで出して同点ゴールをアシスト。
10 チアゴ・アルカンタラ 6.5(74分OUT)
 27歳。初先発。攻撃的なところではなく、ブスケツと並ぶ形で使ってきました。よくボールに触れますのでこの位置でも悪くないですね。メディアでは特に高評価となっていました。
 [FW]
19 ジエゴ・コスタ 6(74分OUT)
 29歳。DFをうまく外す動きをしていたものの、シュートはミートせず。前半からよくサイドに流れる動きもしていました。 ちょっとムラっぽさを感じる選手ですね。
21 ダビド・シルバ 5.5(84分OUT)
22 イスコ 6.5
  26歳。イニエスタの後継者としては物足りないものの、今日は初戦より良いですね。今日のスペイン選手では最高クラスでした。
  左サイドをスペイン得意のパス回しを彼も含めてやってみせて、戻してもらったボールをゴール。また、ペナルティーエリア左の外から、中を向いた体勢から縦への美しいスルーパス。体の横にパスを出した形で読めません。さらに、前半には左から縦にぐっと行って、ニアへ低い良いボールも入れていました。
  後半にも、176cmですが、ペナルティーエリア内で勝って良いヘディング。GKも動けずというところでしたが、DFのがよく戻ってゴールにはならず。
[交代出場]
17 イアゴ・アスパス 6.5(74分IN)
  30歳。リプレイをやっていて映像がなくてなんだかわからないうちにゴールしてオフサイド。どうもショートコーナーでDF裏に出て、ヒールで角度を変えて流し込んだ模様。ただ、映像見るとどう見てもDFが1人残っています。明らかな割に意外に時間かかったのですが、VARでゴールが認められました。非常に価値のあるゴールです。
20 マルコ・アセンシオ 6(74分IN)
9 ロドリゴ -(84分IN)
(メンバー、採点は、【スペイン2‐2モロッコ|採点&寸評】モロッコの闘志に手を焼いたスペイン、首位通過を決めながらも採点は軒並み低調 | サッカーダイジェストWebより)




■2018/07/02 おかしな監督交代の影響を感じたスペイン代表の集中力のなさ

 ロシア・ワールドカップ(W杯)ベスト16 スペイン 1-1 (PK3-4) ロシア
【スペイン】OG(前12)【ロシア】ジューバ(前41[PK])

 ロシアが勝つにはしっかり守ってカウンターか、セットプレー狙い。スペインは高さだけでなく、セットプレーでの集中力がなくて脆さがあります。
 ただ、ロシアは守備から入るチームではなさそうでした。「自分たちのサッカー」をというプライドを捨てて、きっちり守れるだろうか?と見る前は思っていましたが、本当に良く意思統一されていましたね。素晴らしい守備でした。スペインは90.31%の1006本のパスを成功、ポゼッションは78.97%でともに大会新記録。しかし、ほとんどチャンスらしいチャンスはなく回しているだけで終わっています。優勝したときのスペインは動いている選手が多かったのですけど、今日も足が止まって待っていることが多かったです。
 試合はロシアの鍵だと思っていたセットプレーでスペインが先制する意外な展開に。ただ、ロシアの同点ゴールはやはりPKという流れの中以外のもの。このPK獲得もCKからでした。ただし、ロシアのカウンターの方はあまり可能性を感じないもの。その中で守備的なDHを2人維持したイエロ監督には批判が出ていそうです。
 スペインはずっと好きなチームでしたが、今回は全然。なので、なんとなく応援程度でしたけど、一応応援チームの負けなので、これで15勝15敗6分け(1試合応援なし)で五分にまた戻りました。
[GK]
1 ダビド・デヘア 4.5
 27歳。
[DF]
4 ナチョ 6(70分OUT)
 28歳。RSB。控え選手と見られていたものの、再びスタメン。攻撃では劣ると言われていたのですけど、今日もいいところありました。前半、内にちょっとドリブルしてペナルティーエリア内右に縦パス入れてちょっとチャンスに。また、後半も右からのパスやクロスでまずまずのものがありました。
3 ジェラール・ピケ 5.5
 31歳。今大会は良くなかった両CB。CKで高く手を上げてしまってヘディングのボールに触れてPK。ボールに触れる右手のみを上げており故意でしょう。
15 セルヒオ・ラモス 5.5
 32歳。今大会は良くなかった両CB。今日はCKでえっ?もしかして今入ったの?という変なタイミングでゴール。もつれあったときに足を伸ばしていて、その足に当たったとされていましたが、VTR見ると敵の足。結局、オウンゴールに判定が訂正されました。
 一応これは殊勲ではあったものの、DFラインでミスパスしたり、簡単にファールを貰おうとして相手FWのマークを外したり、誰もいないところにサイドチェンジのボールを送ったりと今日もボロクソでした。
18 ジョルディ・アルバ 6
[MF]
8 コケ 6
 26歳。守備を重視して起用されてそれに応えました。カウンターの芽をつぶす取り返す良い守備など、よくボールを奪っていました。非常に効いていました。
5 セルヒオ・ブスケッツ 5.5
21 ダビド・シルバ 5(67分OUT)
22 イスコ 6.5
  26歳。高すぎるボールだったのを足を高く上げて見事にトラップしてすぐにドリブルというのを見せていました。ただし、精度の良くないプレーがちょくちょく見られる上に、決定的な仕事はできませんでした。
20 マルコ・アセンシオ 5.5(104分OUT)
 22歳。注目の若手としてニュースになっていた選手でしたが、今日は全然良いところがわかりませんでした。RSHじゃないかと思いますが、左右はちょくちょく入れ替わり。ただ、それが効果的だったわけではないですし、決定的なところに繋がる動きではありませんでした。
[FW]
19 ジエゴ・コスタ 5.5
[交代出場]
MF6 アンドレス・イニエスタ 6.5(67分IN)
 34歳。3試合目はミスパスから失点。国内で起用が批判されたこともあったのか、スタメンを外されました。ただ、内容はやはりイニエスタがいないとダメという感じ。彼が入ってからやっと動きが増えてきて、チャンスに繋がりそうな気配。全然なかった中に入る動きやワンツーが増えて、左隅へのシュートもありました。
 ただ、イニエスタがいても、ゴールはこじ開けることができず。34歳という年齢もあるでしょうし、メンバーのレベルが少し足りない、チームのまとまりや集中力が足りなかったというのもあるでしょうね。
DF2 ダニエル・カルバハル 5.5(70分IN)
FW17 イアゴ・アスパス 5.5(80分IN)
FW9 ロドリゴ  5.5(104分IN)
 27歳。右サイド、後ろからのボールをスルーして入れ替わって縦に行き、シュートまで行くプレーがありました。
[監督]フェルナンド・イエロ 5.5
 良くない采配はあったものの、大会前日に就任でかわいそうではありました。この監督交代の時点で「負け」みたいなものです。そもそも監督経験が2部で少しやっただけですしね。低迷ではない理由による交代で他人のチームを指揮する感じで遠慮もあったのかもしれません。現役時代はリーダーシップを発揮した選手でしたが、今回は全然そんな感じではありませんでした。
 選手がうまくまとまらず、集中力を欠くプレーが散見したというのも、監督手腕だけでなく、おかしな形での監督交代というのがあった可能性を感じました。
(メンバー、採点は、【スペイン1‐1(PK3-4)ロシア|W杯選手採点&寸評】強豪スペインに大金星! 最高評価はロシアの守護神アキンフェエフに! | サッカーダイジェストWebより)

2024年1月26日金曜日

久保建英は中村俊輔を超えて神奈川県最高のサッカー選手になれる?

■2021/10/06 久保建英は中村俊輔を超えて神奈川県最高のサッカー選手になれる?



■2021/10/06 久保建英は中村俊輔を超えて神奈川県最高のサッカー選手になれる?

 神奈川県出身のサッカー選手の名前をざっと見たら、さすがに人口が多い都道府県だけに有名選手も多いですね。パッと見、中村俊輔が最高で、久保建英が彼を超えられるか?といった感じです。
 ひょっとしたら「すでに久保建英の方が上」と主張する人もいるかもしれませんが、うちでは代表キャップ数やリーグ出場数みたいな客観的な成績での比較なので、それはまだまだ。同じ神奈川県には、「日本サッカーの未来を背負う男」と言われたものの、才能が開花しきらかった早熟の天才・菊原志郎もいますし、本当の評価はこれからです。まあ、すでに久保建英は実績的にも菊原志郎(代表5試合、久保建英は13試合)は超えているんですど…。

<神奈川県出身のサッカー選手>
DH、SH、DF 中里宏司 J1     12 J2     116 
 Wikipediaの神奈川県出身のサッカー選手リストになかったので2022/02/28追加。ベルマーレユースの全日本ユース選手権ベスト4で名前のメモあり。WikipediaではDH、SHでたまにDFとのこと。私が見たときはRSBでした。ただ、プロ入りした選手なのにプレーに関するメモなしという見る目のなさを発揮。言い訳しておくと、どうもこのときは2年生だったみたいですね。同期に杉本圭、中垣雅博、美尾敦、増本浩平がいるとのこと。いずれの選手もこのとき出場していました。U-19日本代表候補の他、U-22日本代表としてトゥーロン国際大会に出場。J2時代の湘南に長くいて、かなり出場。J1は1年いた広島のときの出場みたいですね。
DH 中垣雅博 JFL     101
 Wikipediaの神奈川県出身のサッカー選手リストになかったので2022/02/28追加。ベルマーレユースの全日本ユース選手権ベスト4で名前のメモあり。WikipediaではDHとのこと。私が見たときはLSBで、Wikipediaによると、3年のときはCBだったそうです。彼もプレーのメモはなし。ベルマーレユースの後は専修大学でこのときもDFでしたが、JFLの鳥取加入後はDHとして活躍したとされています。
FW、CB、RSB 増本浩平 JFL     90
 Wikipediaの神奈川県出身のサッカー選手リストになかったので2022/02/28追加。ベルマーレユースの全日本ユース選手権ベスト4で名前のメモあり。私が見たときはCBで、「なかなか良かった」とのメモがありました。今Wikipedia見ると、なんともともとFWの選手で、この2年生のときにCBにコンバートしたばかりだったとのこと。その後、東京農業大学でも当初はDFとしてプレーをしたが、4年次に再びFWに戻るという珍しい経歴。そして、前述の同じJFLのSC鳥取に加入し活躍。右サイドバックとして出場した時期もあったそうで、ここらへんは珍しい選手ですね。
    青木翔大(ザスパクサツ群馬):厚木市
    青田翔(横浜スポーツ&カルチャークラブ):
    芦野翔斗(横浜スポーツ&カルチャークラブ):
    阿部謙作(元ヴァンフォーレ甲府):
    阿部良則(元川崎フロンターレ):藤沢市
    天野貴史(元AC長野パルセイロ):
    新井泰貴(ガイナーレ鳥取):
    飯尾一慶(沖縄SV):
    池田航(横浜F・マリノス):
    石井圭太(いわてグルージャ盛岡):
    石井雄輔(元藤枝MYFC):
    石井龍誠(コバルトーレ女川):
    石浦大雅(東京ヴェルディユース):
    石川直宏(元FC東京):横須賀市
    石原広教(湘南ベルマーレ):藤沢市
    石渡旭(福島ユナイテッドFC):横須賀市
    泉宗太郎(鈴鹿アンリミテッドFC):
    磯崎敬太(元サガン鳥栖):
    板倉滉(FCフローニンゲン):横浜市青葉区
    市川暉記(横浜FC):中井町
    伊東純也(KRCヘンク):横須賀市
    井上健太(福岡大学サッカー部):横浜市
    井上翔太郎(ヴァンラーレ八戸):
    井上雄幾(元栃木SC):
    今川正樹(FC今治):
    岩壁裕也(Y.S.C.C.横浜):
    岩本輝雄(サッカー解説者、元ベガルタ仙台):横浜市
    植木繁晴(元ザスパ草津監督):川崎市
    上田航平(Y.S.C.C.横浜):
    上野賢人(SC相模原):横須賀市
    植村友哉(Y.S.C.C.横浜):
    臼井幸平(元栃木SC):横浜市泉区
    枝本雄一郎(鹿児島ユナイテッドFC):藤沢市
    榎本哲也(カターレ富山):川崎市幸区
    遠藤航(VfBシュトゥットガルト):横浜市戸塚区
    尾泉大樹(元佐川印刷京都SC):川崎市
    大泉和也(Y.S.C.C.横浜):
    大儀見優季(チェルシーLFC):厚木市
    大久保哲哉(FIFTY CLUB):
    大滝麻未(浦和レッズ・レディース):
    大橋正博(元松本山雅FC):
    大野忍(アーセナルLFC):座間市
    岡本享也(FC岐阜):
    岡山和輝(FC今治):
    小澤巧(元横浜スポーツ&カルチャークラブ):
    小澤光(横浜スポーツ&カルチャークラブ):
    小野寺志保(元日テレ・ベレーザ):
    小野寺健也(モンテディオ山形):秦野市
    小野裕二(ガンバ大阪):横須賀市
    岡野雅行 (ガイナーレ鳥取GM):横浜市
    小野智吉(元横浜FC):横浜市
    小見恵吾(元カターレ富山):
    笠松亮太(FC琉球):
    片根健児(FC.OSSA):
    可児壮隆(ガイナーレ鳥取):横浜市
    金子大晟(Y.S.C.C.横浜):
    上尾野辺めぐみ(アルビレックス新潟レディース):横浜市瀬谷区
    上園和明(元カターレ富山):
    河野広貴(東京ヴェルディ):
    神村奨(元FC町田ゼルビア): 相模原市
    川上優樹(ザスパクサツ群馬):
    河野諒祐(水戸ホーリーホック): 秦野市
    川澄奈穂美(INAC神戸レオネッサ): 大和市
    菊原志郎(元東京ヴェルディコーチ):
    喜田拓也(横浜F・マリノス):
    北野翔(元ヴィッセル神戸):
    北原大奨(ブラウブリッツ秋田):
    近賀ゆかり(アーセナルLFC):横浜市
    工藤由夢(横浜スポーツ&カルチャークラブ):
    久保建英 (ビジャレアルCF):川崎市
    栗原勇蔵(元横浜F・マリノス):横浜市瀬谷区
    小池知己(元水戸ホーリーホック):鎌倉市
    古賀鯨太朗(元FC琉球):
    古賀聡(元サンフレッチェ広島):横浜市
    國分俊樹(コバルトーレ女川):横須賀市
    小島直人(元FC岐阜コーチ):川崎市
    越水将一(元横浜スポーツ&カルチャークラブ):
    小林稔(ジュビロ磐田コーチ):
    小原章吾(元愛媛FC):横浜市
    近藤慎吾(水戸ホーリーホック):
    近藤大輔(FC東京分析担当):
    雑賀友洋(FC町田ゼルビア・ツヴァイテ):
    酒井良(元FC町田ゼルビア):
    斉藤光毅(横浜FC):
    齋藤学(川崎フロンターレ):川崎市
    坂田大輔(元アビスパ福岡):横浜市
    佐々木翔(サンフレッチェ広島):座間市
    佐々木そら(東京武蔵野シティFC):
    佐々木将貴(FC琉球GKコーチ):
    佐藤晃大(徳島ヴォルティス):座間市
    佐藤尚輝(アスルクラロ沼津):
    佐藤祐太(Y.S.C.C.横浜):
    佐藤優平(東京ヴェルディ):
    真田幸太(湘南ベルマーレ):厚木市
    佐原秀樹(元川崎フロンターレ):横浜市鶴見区
    重田征紀(元横浜FC):伊勢原市
    柴崎貴広(東京ヴェルディ):
    柴戸海(浦和レッズ):横浜市
    柴田壮介(湘南ベルマーレ):茅ヶ崎市
    清水光(アスルクラロ沼津):
    下田北斗(川崎フロンターレ):
    白石通史(湘南ベルマーレアシスタントコーチ):
    菅野賢一(元柏レイソル):
    鈴木達也 (元FC東京):横須賀市
    鈴木唯人(清水エスパルス):葉山町
    鈴木雄太(元ザスパクサツ群馬):
    鈴木雄也(Honda FC):
    鈴木智子(元INAC神戸レオネッサ):
    須藤大輔(前ガイナーレ鳥取監督):
    清田奈央弥(ジュビロ磐田):
    関田寛士(元AC長野パルセイロ):相模原市
    関戸健二(ファジアーノ岡山):
    瀬沼優司(横浜FC):相模原市
    相馬崇人(元ヴィッセル神戸):川崎市
    曽我敬紀(元水戸ホーリーホック):
    高丘陽平(サガン鳥栖):横浜市
    高木駿(大分トリニータ):藤沢市・川崎市
    高木俊幸(セレッソ大阪):横浜市
    高木善朗(アルビレックス新潟):横浜市
    高田保則(元ザスパ草津):横浜市青葉区
    高橋拓也(ギラヴァンツ北九州):
    髙柳一誠(レノファ山口FC):
    瀧谷亮(カターレ富山):座間市
    竹内彬(カマタマーレ讃岐):
    武田英二郎(横浜FC):川崎市
    立花歩夢(横浜FC):
    谷口博之(元サガン鳥栖):横須賀市
    田場ディエゴ(Y.S.C.C.横浜):藤沢市
    千葉奏汰(FC町田ゼルビア):大和市
    辻正男(ザスパクサツ群馬):藤沢市
    蔦颯(ザスパクサツ群馬):藤沢市
    土田快樹(FCマルヤス岡崎):
    常本佳吾(明治大学体育会サッカー部):
    寺田周平(元川崎フロンターレ):横須賀市
    土橋正樹(元浦和レッズ):横浜市
    戸倉健一郎(元ヴェルディ川崎):
    戸田和幸(元清水エスパルス):相模原市
    飛田裕大(横浜スポーツ&カルチャークラブ):大和市
    外池大亮(元湘南ベルマーレ):
    友澤剛気(元横浜スポーツ&カルチャークラブ):
    豊田奈夕葉(横浜FCシーガルズ):鎌倉市
    中川勇人(カセサート・ユニバーシティFC):
    長倉颯(FC岐阜):
    永里亜紗乃(1.FFCトゥルビネ・ポツダム):厚木市
    永里源気(ラーチャブリーFC):厚木市
    中林洋次(横浜F・マリノス):
    中村俊輔(横浜FC):横浜市戸塚区
    中村帆高(FC東京):横須賀市
    中村龍雅(SC相模原):平塚市
    永山邦夫(元横浜F・マリノス):
    西川彩華(ジェフユナイテッド市原・千葉レディース):
    野田恭平(元FC岐阜):相模原市
    長谷部茂利(アビスパ福岡監督):横浜市栄区
    長谷川隼(カマタマーレ讃岐):
    馬場賢治(鹿児島ユナイテッドFC):平塚市
    早野宏史(サッカー解説者、元柏レイソル監督):川崎市
    平川弘(元横浜マリノス):
    平信翔太(ヴィアティン三重):
    平間直道(Y.S.C.C.横浜):
    福井光輝(FC町田ゼルビア):藤沢市
    福田愛大(FC琉球):
    福田正博(サッカー解説者、元浦和レッズ):横浜市
    藤井泰行(元横浜スポーツ&カルチャークラブGKコーチ):
    藤本淳吾(元ガンバ大阪):大和市
    星広太(SC相模原):横浜市
    星雄次(大分トリニータ):横浜市
    星野泰聖(Y.S.C.C.横浜GKコーチ):
    堀孝史(元浦和レッズ監督):厚木市
    本田拓也(モンテディオ山形):相模原市
    松川友明(元ベルマーレ平塚):
    松田詠太郎(SC相模原):
    松橋優安(東京ヴェルディ):
    松久純(元横浜スポーツ&カルチャークラブ監督):
    美尾敦(元FC岐阜):横浜市
    三木隆司(元徳島ヴォルティス):相模原市
    三栖英揮(FC琉球フィジカルコーチ):
    水内猛(スポーツキャスター、元浦和レッズ):横浜市
    水木将人(アスルクラロ沼津):
    水沼宏太(横浜F・マリノス):
    光岡眞矢(元ベガルタ仙台):
    三平和司(大分トリニータ):秦野市
    皆川翔太(元Y.S.C.C.横浜):横浜市
    南雄太(横浜FC): 川崎市
    箕輪義信(元コンサドーレ札幌):川崎市
    宮尾孝一(Y.S.C.C.横浜):
    宮川大輔(元ギラヴァンツ北九州):
    宮坂瑠(コバルトーレ女川):
    三好康児(ロイヤル・アントワープFC):川崎市
    武藤雄樹(浦和レッズ):座間市
    村岡拓哉(栃木ウーヴァFC):横浜市
    村上巧(ロアッソ熊本)
    村越凱光(松本山雅FC):小田原市
    茂庭照幸(セレッソ大阪):厚木市
    森岡隆三(元ガイナーレ鳥取監督):横浜市
    森蔭冬威(コバルトーレ女川):横須賀市
    森本貴幸(アビスパ福岡):川崎市
    柳沢将之(元横浜FC):
    丹羽竜平(SC相模原):横浜市
    柳田美幸(元浦和レッズ・レディース):茅ヶ崎市
    薮田光教(元FC岐阜):川崎市
    山口聖矢(SC相模原):座間市
    山口優樹(FCガンジュ岩手):
    山本絵美(TASAKIペルーレFC):横須賀市
    山本理仁 (東京ヴェルディ):
    結城耕造(元ジェフユナイテッド市原・千葉):横浜市
    汰木康也(浦和レッズ):横浜市
    吉川剛幸(元Y.S.C.C.):
    吉田圭(コバルトーレ女川):鎌倉市
    吉田颯(元パクナムポーNSRU FC):
    吉野裕太郎(Y.S.C.C.横浜):
    吉濱遼平(レノファ山口FC):川崎市
    李国秀(元ヴェルディ川崎監督):横浜市
    和田拓也(横浜F・マリノス):
    和田響稀(福島ユナイテッドFC): 小田原市

2024年1月20日土曜日

6部リーグ出身で196cmの長身のキーファー・ムーア、足元も意外にうまくてびっくり!

■2022/07/02 ウェールズ代表注目選手はロドン、ウィルソン、ベイル
■2022/11/22 6部リーグ出身で196cmの長身のキーファー・ムーア、足元も意外にうまくてびっくり!



■2022/07/02 ウェールズ代表注目は選手ロドン、ウィルソン、ベイル

 マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドであるライアン・ギグスのような選手がいなくなったウェールズ代表ですが、このタイミングでワールドカップ出場。サッカーってこういうことがときどき起きますよね。やはりチームとして強いのと、個人として強いのでは違うのです。ただ、今もガレス・ベイルというすごい選手がいますけどね。
 ウェールズは戦前は強かったと聞いた記憶がありますが、「古豪」とすら言われず、<ユーロ2020ウェールズ代表の注目選手は?最新フォーメーションと戦術・監督もご紹介! | CENTER CIRCLE>(2021.05.24)でも、最近初めて強くなった…という書き方でした。戦前強かったというのは、私の勘違いかもしれません。

<ウェールズ代表のサッカーの歴史を見ていくと、古くはリヴァプールのレジェンドのイアン・ラッシュやマンチェスター・ユナイテッドのレジェンドであるライアン・ギグスなど1人のスター選手がいましたが チーム力は低く国際舞台での活躍はほとんどありませんでした。
 しかし、近年は各選手がヨーロッパの最前線で活躍しており、チームとしての力が一気に上がってきており  前回大会のユーロ2016では大躍進を遂げて初のベスト4に進みました!!>
https://tech-career.net/euro-wales-formation-tactics/

 注目選手となっていたのは、ジョー・ロドン、ハリー・ウィルソン、ガレス・ベイルでした。

CB ジョー・ロドン
 2021年23歳。193㎝の身長を生かしての空中戦の強さはもちろん、現代のセンターバックに必要であるボールを運びパスを出す足元の技術も優れていて、キックも良い。

CF、WG、MF ハリー・ウィルソン
 代表では前線の3枚の真ん中を務めていますがストライカーといった感じではなく、味方にアシストする能力や強烈でコントロールされたミドルシュートが持ち味。フリーキックの精度が高く1試合で2ゴール決めたことも。ウイングや中盤でもプレーすることが出来る。

FW ガレス・ベイル
 圧倒的なスピードを生かしてのドリブル突破からの強烈なシュート。縦回転フリーキックも非常に魅力的。

 ベイルだけは見たことがありますね。レアル・マドリーでウイング的なプレーをしていました。サイドのプレーヤーが大好きなので好きなタイプです。



■2022/11/22 6部リーグ出身で196cmの長身のキーファー・ムーア、足元も意外にうまくてびっくり!

 アメリカ 1-1 ウェールズ

 アメリカはGKのところという前々から早いところから3トップがプレス。これでウェールズは攻められないが、いつまで持つのかというやり方。とりあえず、前半に1点は決められまっした。
 後半、ウェールズが選手交代して、前に長身でポストプレーできる選手が出てくると流れ変わります。アメリカは守りに入らず依然として狙っていますが、ウェールズが攻め気味。アメリカのハイプレスもなくなりました。こぼれ球もウェールズが拾えるように。
 アメリカは好きな代表だったのは、諦めない貪欲さ、必死で泥臭いプレー。うまい選手が増えたせいかそういうのはなくなり、カラーか変わった感じがしますね。応援できるチームではありますけど、イメチェンした感じはあります。

ウェールズ 3-5-2

GK 1    W.ヘネシー

LCB 4    B.デービース

SW 6    J.ロドン
 後半プレッシャーないのにキックミスで出してしまうところ。注目選手…だったのですが、今日は良さがわかりませんでした。

RCB 5    C.メファム
 チームはうまく守っているような感じだったが、イライラしているのかアフターで肩タックル。入れ替わられてプリシッチに手を出してイエロー。これでこの後厳しくいけなくなってしまうカード。
    
LWB 3    N.ウィリアムズ
(9    B.ジョンソン)

RWB 14    C.ロバーツ
 ロングスローできる選手。   

CH 15    E.アンパドゥ
(16    J.モレル)

Lインサイドハーフ 8    H.ウィルソン
(22    S.トーマス)

Rインサイドハーフ 10    A.ラムジー
 後半位置上がってきて、触るところも多くなってきた。うまさあるし、パス出せる感じの選手。

FW 11    ガレス・ベイル(ベール) 33歳
 前半は右中心、後半は左中心でプレー。後半良さは出てきた。後半入ってきたムーアとの関係良いですね。
 PKもらって自分で蹴る。思い切り蹴ってゴール。相手がボール触っていた気がするが、ボールに行く動きをしたところにベイルが前に入ってきてどうしようもなくなった感じで、結果として後ろからのタックルのような形に。ベイルの動きを褒めるべきでしょうね。
 良かったのですけど、正直、良かった頃から見ると、落ちたかなという感じはしますね。スピードがある選手はやはり年をとると、そこがネックに。ただ、そこらへんは動きの巧みさでカバーしており、やはり怖い選手であることには変わりありません。

FW 20    D.ジェームズ
(FW 13    キーファー・ムーア 30歳)
 後半頭から登場。そのまま2トップで。196cmの長身。大きいけど、ボールタッチうまくてびっくり。結構細かくタッチしてキープできる。イングランド6部から上がってきた選手だそう。大きいのに注目されていなかったという経歴からすると、足元に難がありそうなものなのに全然違うタイプ。
 彼がポストできることで、チームが良くなってきた。いい選手だわ~。
 CKからマークを外してヘディング。ただ、ボール高くて浮いた。
 ポストして強さ見えてキープしたところから上がっていく選手のために裏にヒールでパス。大きくて好きなタイプではないが本当いい選手だと感心。

2024年1月18日木曜日

オーストラリア代表注目の若手選手ガラン・クオル、ボールタッチが良い

■2022/11/24 オーストラリア代表注目の若手選手ガラン・クオル、ボールタッチが良い
■2022/08/29 オーストラリアサッカー、やたらとスコットランドやセルティックと関係



■2022/11/24 オーストラリア代表注目の若手選手ガラン・クオル、ボールタッチが良い
 フランス 4-1 オーストラリア

 フランスは前回大会もカウンターだけのチームではなかったが、一部から守備的すぎると揶揄が出たようなカウンターが効いていたサッカー。ただ、今回はオーストラリア相手ということもあるのか、ポゼッションとるサッカー。格上感が強くなったのもあるだろうし、これはまあ予想できたこと。
 ボールを持つも相手に対応された上に先に失点。オーストラリアは守備のときは中盤の5枚がきれいに並んでスペースは潰す形にはなっていた。途中まできれいに守る。ただ、スペースは潰していたものの、やや受け身だったかも。フランスはなかなかゴール奪えなかったが、焦らずに続けて追いつくとすぐ逆転。フランスはけが人多いがそれでも交代選手まで含めて豪華で層が厚すぎる。
 左のエムパベ、右のデンベレもしくはコマンといったところがスピードあり、カウンターなどでスペースあると驚異。しかし、全員ドリブルもうまくて仕掛けてくるため、スペースが無いときでもたいへん。一方で、ここの選手は前回大会より守備への戻りが少なくて、フランスの穴にもなりそうな感じ。早い守備もあるにはあるが、守備面ではややゆるく持たせるところもある。これに加えて、左のエルナンデス兄弟が上がったり、守備が甘かったりするので、ここも付け入るスキがあった。

オーストラリア 4-5-1 

GK 1    M.ライアン
LCB 4    K.ロールズ
RCB 19    H.サウター
LSB 16    A.ベヒッチ
RSB 3    N.アトキンソン
(2    M.デゲネク)
CH 13    A.ムーイ
Lインサイドハーフ 14    R.マクグリー

(RSH 21    ガラン・クオル 18歳)
 若い選手。同じポジションではなくRSHに入った。足元悪くなさそうで良いもの持ってそうなタッチだが、何しろ流れが悪い。

Rインサイドハーフ 22    J.アーバイン
(26    K.バッカス)

LSH 23    C.グッドウィン
 右から左まで抜けてきたところダイレクトで素晴らしい先制ゴール。

(11    A.マビル)

RSH 7    M.レッキー
 CBからの素晴らしいロングボール、切り替えして逆サイドまで抜けるクロスでアシスト。

FW 15    M.デューク   
 相手のミスから良いミドルシュート。

(25    J.カミングス)




■2022/08/29 オーストラリアサッカー、やたらとスコットランドやセルティックと関係

 オーストラリア注目選手を検索。アジアということもあり、日本戦での注目選手について書いた<オーストラリア代表最新メンバー・予想スタメン|3月24日に日本戦 | Goal.com 日本>(2022年3月24日)という記事が出てきました。この記事によると、なんと注目選手がすべて欠場だったとのこと。日本はラッキーでしたね。

<[4-2-3-1]システムで最も輝きを放ってきたが、2列目の中央に位置するトム・ロギッチ(セルティック)だが、直近のロス・カウンティ戦で相手の激しいタックルを受け負傷交代。結局3月22日にチーム不参加がアナウンスされた。
 また、今回チームの核であるアーロン・ムーイとジャクソン・アーバインが新型コロナウイルス陽性のため不参加に>
https://www.goal.com/jp/%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88/australia-member-asia-qualifying/1xh784mh13e0a16af899bbu1z0#csad23a7015925c276

 トム・ロギッチは言われてみれば確かにそういう名前…とわかるセルビア系の選手。ウィキペディアによると、<主にトップ下などの中盤に入り、FWを活性化させる役割を担っている。パスの精度が高く、ボール一本で自由に味方を動かせる>という評価。クラブのセルティックでは最高クラスの活躍をしていたようです。
 ただ、その後、セルティックを退団。現在は29歳であり、まだ引退するような年齢ではありませんが、ピークは過ぎてしまったのかもしれません。

 次に名前が出ていたアーロン・ムーイもなんとセルティック。ただ、トム・ロギッチとは入れ替わりの形ですね。じゃあ、若手なのか?と言うとそうではなくて31歳とむしろ年齢が上です。
 トム・ロギッチと同じく攻撃的な中盤の選手なことは検索でわかりました。ただ、タイプについては説明がないので不明です。過去の記録を見ると、得点以上にアシストをしまくっていた時期があることはわかります。

 最後はジャクソン・アーバイン。これまたMFなのですが、CBもやるそうなので守備的なタイプのようです。こちらも29歳というベテランの選手です。
 ウィキペディアによると、彼もまたセルティックやスコットランドに縁があるというのがおもしろいですね。というか、スコットランド国籍があるので、つながりが最も濃厚。以下のような説明がありました。

<メルボルンに生まれ、17歳の時にスコットランドに移住する。スコティッシュ・プレミアリーグの名門セルティックFCに在籍するが、トップチームでの出場は1試合のみで、U19チームとセカンドチームで試合経験を積む。(中略)
 2015年7月、ロス・カウンティFCへの完全移籍で合意。このシーズンでは45試合の公式戦に出場し3得点を記録。リーグ強豪のセルティックFCやレンジャーズFCを抑えクラブ史上初となるスコティッシュリーグカップでの優勝を果たす。2016年3月にはスコティッシュ・プレミアリーグの月間最優秀選手に選ばれる>

 あと、MFとしては、やはり守備的な役割も期待される「セントラルミッドフィルダー」をやるようなんですけど、以下のように、チーム得点王にもなっていてびっくり。攻撃力も高いのかもしれません。また、身長が189cmとオーストラリア選手らしく高いため、ヘディングも武器になりそうなイメージです。

<2016-17シーズンよりイングランドのEFLチャンピオンシップに所属するバートン・アルビオンFCへ移籍。シーズン通してチームの要としてプレーし、同クラブのシーズン最優秀選手に選ばれる[2]。また、主にセントラルミッドフィルダーとしてプレーしながらもチームの最多得点者にもなる>

2024年1月14日日曜日

FIFAランキングより正確なELOレーティング(イロレーティング)

■2014/9/7 FIFAランキングより正確なELOレーティング(イロレーティング)
■2022/11/19 W杯前にELOレーティングをチェック FIFAランキングやtotoオッズと比較
■2014/9/7 2014ブラジルワールドカップ後のELOレーティング
■2014/9/7 FIFAランキングとの差が大きい国は?
■2018/06/19 2018ロシアワールドカップのELOレーティング



■2014/9/7 FIFAランキングより正確なELOレーティング(イロレーティング)

 ワールドカップ2014でドイツが優勝したのは運の良さが半分以上?で印象的だったのは、FIFAのランキングよりもELOレーティングの方が試合の勝敗をより正確に予測できるというものです。
  FIFAランキングの当てにならなさは実感があります。とはいえ、それより正確だというレーティングがあるというのですから、興味あるところです。  このELOレーティングとはどんなレーティングなのでしょう?

 まず、読み方の話ですが、ELOレーティングは「エロレーティング」ではないようです。Wikipediaでは「イロレーティング」という日本語表記を用いていました。"ハンガリー生まれでアメリカの物理学者であるアルパド・イロ(Arpad Emrick Elo)に由来する"そうです。

 ただし、Wikipediaの編集者によると、呼び名は暫定的なもののようです。"音訳している適切な資料がウェブ上に見つからなかったので、仮に「アルパド・イロ」としてしまったのですが、このまま定着しそうで少し不安があります"としていました。
 "ハンガリー語の項目では「é [eː] eの長音だが、eよりもやや狭い。イとエの中間のような音。」"などから、「イェロ」を提案している方もいます。"英語の発音を重視するなら「イロ」だと思いますが…"ということで、やはり難しそうな感じです。

 ところで、このELOレーティングはサッカー専門のレーティングではないです。それどころかサッカーでは有名じゃないみたいですね。有名なのはチェス。"チェスなどの2人制ゲームにおける実力の測定値(レーティング)の算出法"と説明されています。
 Wikipediaでは、以下のようにも説明がありました。

-----引用 ここから-----
チェスでは国際チェス連盟の公式レーティングに採用されるなど、強さを示す指標として用いられている。日本では、将棋倶楽部24などで、イロレーティングを簡素化した算出法を採用している。
-----引用 ここまで-----

 ELOレーティングのポイントは以下の3点です。

-----引用 ここから-----
    ゲームの結果は一方の勝ち、一方の負けのみとし、引き分けは考慮しない(0.5勝0.5敗と扱うものとする)。
    200点のレート差がある対局者間では、レートの高い側が約76パーセントの確率で勝利する。
    平均的な対局者のレートを1500とする。
-----引用 ここまで-----

 ただ、"FIDE(引用者注:国際チェス連盟)の公式レーティングは1985年ごろから年に数点づつインフレを起こしており、これがグランドマスターをはじめタイトル保持者の増加につながっている"とありますので、問題点もあるのかもしれません。



■2022/11/19 W杯前にELOレーティングをチェック FIFAランキングやtotoオッズと比較

 2018年のワールドカップのときはELOレーティングの記録が遅れてしまったので、2022年のワールドカップ前の順位をメモ。手間がかかるのですが、ついでにFIFAランキングと日本のtotoオッズもいっしょに調べて比較してみました。
 この紹介の前に、ざっくりと雑感を。3つの指標でブラジルはすべて1位という安定感。アルゼンチンも2~3位で安定していますが、スペインがELOレーティング、FIFAランキング、totoオッズでそれぞれ3位、7位、6位とやや乖離が見られます。オランダも同型で4位、8位、8位です。
 逆にベルギー、フランスはFIFAの方が良いタイプ。ドイツは10位、11位、5位とtotoだけ良いという変わったタイプです。

 ベスト10では唯一、私が好きなイタリアがそれぞれ8位、6位と順位が良いのに出場できず。悲しさを通り越して笑えてきます。他に14位、17位のコロンビアやEROでベスト20のペルー、ウクライナ、ハンガリーあ出場できず。いずれも欧州・南米という激戦区で、アジアやアフリカの枠をあげたくなるかわいそうな地域です。
 あと、この予選突破国で見ると、むしろFIFAランキングの方が正確に予想できている感じですね。試しに出場32カ国の平均順位を見てみると、EROは23.3、FIFAは21.8でFIFAの平均順位の方が高いです。EROレーティングの方が正確説に疑問を持ってしまいました…。

 では、本題。この後、ELOレーティングとFIFAランキングで乖離が大きい国ランキングもやりますが、とりあえず、ベスト50とワールドカップ出場国について、ELOレーティング、FIFAランキング、totoオッズの順位を紹介します。

ELO 国名 FIFA toto オッズ
1 ブラジル 1 0 1 2.7
2 アルゼンチン 3 1 2 3.7
3 スペイン 7 4 6 7.7
4 オランダ 8 4 8 8.6
5 ベルギー 2 -3 7 8
6 ポルトガル 9 3 9 10.6
7 フランス 4 -3 3 4.2
8 イタリア 6 -2    
9 デンマーク 10 1 11 25.8
10 ドイツ 11 1 5 5.5
11 ウルグアイ 14 3 12 26.5
12 クロアチア 12 0 10 25.3
13 イングランド 5 -8 4 5.1
14 コロンビア 17 3    
15 スイス 15 0 16 63.3
16 セルビア 21 5 14 48.3
17 ペルー 23 6    
18 エクアドル 44 26 24 227.9
19 ウクライナ 27 8    
20 ハンガリー 36 16    
21 ポーランド 26 5 17 81.2
22 メキシコ 13 -9 15 48.7
23 アメリカ 16 -7 21 115.8
24 イラン 20 -4 25 240.4
25 ウェールズ 19 -6 20 114.3
26 チェコ 35 9    
27 日本 24 -3 13 33.5
28 韓国 28 0 28 242.1
29 カナダ 41 12 31 252.6
30 モロッコ 22 -8 30 252.6
31 ノルウェー 42 11    
32 ロシア 33 1    
33 スコットランド 40 7    
34 スウェーデン 25 -9    
35 コスタリカ 31 -4 23 221.3
36 パラグアイ 47 11    
37 オーストリア 34 -3    
38 オーストラリア 38 0 27 242.1
39 アルジェリア 37 -2    
40 チュニジア 30 -10 26 241.3
41 トルコ 45 4    
42 チリ 29 -13    
43 ギリシャ 52 9    
44 セネガル 18 -26 18 82.6
45 フィンランド 56 11    
46 コートジボワール 48 2    
47 カタール 50 3 19 104.7
48 ベネズエラ 57 9    
49 アイルランド 49 0    
50 スロベニア 63 13    
55 サウジアラビア 51 -4 32 273.4
60 カメルーン 43 -17 22 196.4
67 ガーナ 61 -6 29 242.9


 全部は見ておらず、上記の中から…という不完全なランキングですが、ELOの順位が極端に良かったのは以下。ワールドカップにも出場しているエクアドルがトップでした。他にちゃんとワールドカップに出場しているのは、カナダだけですね。

順位 国名 ELO FIFA
1位 エクアドル 18 44 26
2位 ハンガリー 20 36 16
3位 スロベニア 50 63 13
4位 カナダ 29 41 12
5位 ノルウェー 31 42 11
5位 パラグアイ 36 47 11
5位 フィンランド 45 56 11

 逆にFIFAの順位が極端に良かったのは、以下のあたり。セネガル、カメルーン、チュニジア、メキシコといったちゃんとワールドカップに出場している国を評価しています。やっぱりFIFAランキングの方がいいんじゃねーか?って感じしてきちゃいますね…。予想外の結果です。

順位 国名 ELO FIFA
1位 セネガル 44 18 -26
2位 カメルーン 60 43 -17
3位 チリ 42 29 -13
4位 チュニジア 40 30 -10
5位 メキシコ 22 13 -9
5位 スウェーデン 34 25 -9




■2014/9/7 2014ブラジルワールドカップ後のELOレーティング

 サッカーについてのELOレーティングですが、これもWikipediaに「ワールドフットボールイロレーティング」の項目がありました。

-----引用 ここから-----
トップ60ランキング 2014年7月13日更新。

イロランク    チーム    ポイント    FIFAランク
1    ドイツ    2200    2
2    オランダ    2132    15
3    アルゼンチン    2040    5
4    コロンビア    1999    8
5    スペイン    1971    1
6    ブラジル    1958    3
7    チリ    1957    14
8    フランス    1932    17
9    ポルトガル    1895    4
10    ベルギー    1886    11
11    メキシコ    1868    20
12    ウルグアイ    1859    7
13    イングランド    1835    10
14    イタリア    1831    9
15    コスタリカ    1825    28
16    スイス    1819    6
17    アメリカ合衆国    1817    13
18    ウクライナ    1815    16
18    エクアドル    1815    26
20    ギリシャ    1794    12
21    クロアチア    1773    18
21    ロシア    1773    19
23    スウェーデン    1768    32
24    ボスニア・ヘルツェゴビナ    1759    21
25    コートジボワール    1758    23
26    セルビア    1741    30
27    デンマーク    1735    23
28    トルコ    1726    35
29    日本    1718    46
30    ナイジェリア    1715    44
31    チェコ    1713    34
32    エジプト    1705    36
33    ガーナ    1694    37
34    パラグアイ    1689    50
35    ペルー    1685    45
36    スコットランド    1684    27
37    パナマ    1683    31
38    ルーマニア    1679    29
39    ベネズエラ    1677    40
40    アルジェリア    1665    22
41    アイルランド    1661    70
42    オーストリア    1652    42
42    イラン    1652    43
44    オーストラリア    1647    62
45    フィンランド    1645    61
46    ハンガリー    1644    47
47    アラブ首長国連邦    1640    72
48    ポーランド    1628    69
49    スロベニア    1615    25
49    ブルガリア    1615    78
51    イスラエル    1610    75
52    スロバキア    1608    49
53    韓国    1605    57
53    ウズベキスタン    1605    59
55    ボリビア    1597    67
56    ノルウェー    1593    55
57    南アフリカ共和国    1590    65
58    オマーン    1589    79
59    セネガル    1586    74
60    ホンジュラス    1583    33




■2014/9/7 FIFAランキングとの差が大きい国は?

 FIFAだと15位止まりのオランダが2位で納得感があります。一方、日本はFIFAの46位より良い29位であるのは、違和感がありますね。
 乖離の大きいものを上げてみましょう。まず、ELOランキングがFIFAランキングより10位以上良い国。

チーム    差    イロランク    FIFAランク
アイルランド    29    41    70
ブルガリア    29    49    78
アラブ首長国連邦    25    47    72
イスラエル    24    51    75
ポーランド    21    48    69
オマーン    21    58    79
オーストラリア    18    44    62
日本    17    29    46
パラグアイ    16    34    50
フィンランド    16    45    61
セネガル    15    59    74
ナイジェリア    14    30    44
オランダ    13    2    15
コスタリカ    13    15    28
ボリビア    12    55    67
ペルー    10    35    45

 逆に、ELOランキングがFIFAランキングより10位以上悪い国。

ホンジュラス    -27    60    33
スロベニア    -24    49    25
アルジェリア    -18    40    22
スイス    -10    16    6

 スイスの6位は過剰評価だと思ったので、こちらの方がまだマシですね。注目したいランキングです。



■2018/06/19 2018ロシアワールドカップ、ELOレーティングだと日本は強い!

 本当はワールドカップ前に見ておくと良かったんですけど、忘れていました。すでにワールドカップの結果が一部入ってしまっていますけど、 2018/06/19現在のELOレーティングは以下でした。(World Football Elo Ratingsより)
 過剰評価と言われるポーランドは19位で、FIFAランキングの8位よりはだいぶマシ。それでも高いですけどね。
 一方、日本は44位で、日本より下のワールドカップ出場国が多いというのは意外。 FIFAランキングの61位よりかなりの高評価になっています。まあ、同じ組では最下位なんですけど。

1ブラジル
2スペイン
3ドイツ
4フランス
5ポルトガル
6アルゼンチン
7イングランド
8ベルギー
9コロンビア
10スイス
11オランダ
12ウルグアイ
13メキシコ
14デンマーク
15イタリア
16ペルー
17クロアチア
18チリ
19ポーランド
20スウェーデン
21イラン
22セルビア
23アイスランド
24ウェールズ
25米国
26スロバキア
27ウクライナ
28セネガル
29エクアドル
30ボスニア・ヘルツェゴビナ
31オーストリア
32ベネズエラ
33オーストラリア
34アイルランド
35パラグアイ
36トルコ
37ルーマニア
38コスタリカ
39チェコ共和国
40スコットランド
41ロシア
42モロッコ
43韓国
44日本
45北アイルランド
46ボリビア
47ナイジェリア
48チュニジア
49ギリシャ
50ガーナ
51カメルーン
52パナマ
53ノルウェー
54エジプト
55スロベニア
56ブルガリア
57シリア
58フィンランド
59アイボリーコースト
60ウズベキスタン
61モンテネグロ
62ブルキナファソ
63ホンジュラス
64コンゴ民主共和国
65ハンガリー
66ジャマイカ
67南アフリカ
68サウジアラビア
69アルバニア
70イラク
71オマーン
72カナダ
73中国
74アラブ首長国連邦
75イスラエル
76ベラルーシ
77マリ
78マケドニア
79グアテマラ
80アルジェリア
81ニュージーランド
82ジョージア
83ハイチ
84エストニア
85カタール
86リビア
87エルサルバドル
88ヨルダン
89ジンバブエ
90レバノン
91北朝鮮
92北キプロス
93ギニア
94アルメニア
95ザンビア
96マルティニーク
97ガボン
98カーボベルデ
99コソボ
100クウェート


2024年1月11日木曜日

最近のサッカー選手は年上でも呼び捨てや君付け?日本代表でも

■2019/09/06 最近のサッカー選手は年上でも呼び捨てや君付け?日本代表でも
■2020/03/25 鹿島の高卒ルーキー、内田篤人キャプテンを「篤人くん」
■2021/08/03 またしても「篤人くん」! 酒井高徳、サイドバックの先輩を
■2022/07/31 高卒3年目選手、代表経験あるライバルの先輩FW2人を君付けで呼ぶ


■2019/09/06 最近のサッカー選手は年上でも呼び捨てや君付け?日本代表でも

 前々からインタビューなどで気になっていたのが、最近のサッカー選手は年上でも呼び捨てするの?という話。で、呼び捨てまでは行っていないものの、主に下の名前で君付けという事例を見つけたのでメモ。
 2019年9月6日のキリンチャレンジカップ2019で日本がパラグアイに2-0で勝った試合。2得点に絡む活躍を見せた堂安律は、チームが「最近の試合では一番良かった」としつつ、それぞれの得点について以下のような話をしていました。

「1点目で言えばね、ホントに少し当たりながらでしたけど、サコ君(大迫勇也)は素晴らしいゴールだったと思いますし、個人的に言えば崩しに、組み立てに絡みながら組み立てに入れてたと思うし、何か事故が起これば僕も詰めてた状況にいたので、感覚的にはよかったですし、2点目はホントに(酒井)宏樹君と(中島)翔哉君と(南野)拓実君が素晴らしかったんじゃないかなと思います」
(堂安律、攻撃に手応え感じる。「最近の試合では一番良かったかなと思います」 フットボールチャンネル | 2019年09月06日より)
https://pex.jp/point_news/1304d79514d3464ad2f09811c4cda63e

 かなり年上の選手にも君付けですね。発言者の堂安律がちょうど一番若く21歳。南野拓実が24歳、中島翔哉が25歳。代表では大先輩の酒井宏樹が29歳にも、ファーストネームで君付け。同じく大先輩の29歳大迫勇也はファーストネームではなくあだ名ですが、君付けとなっています。他の選手の事例も集めてみたいですね。


■2020/03/25 鹿島の高卒ルーキー、内田篤人キャプテンを「篤人くん」

 最近は年上でも君付けが多いのかな?と思ったのは、鹿島の事例がきっかけだったので、最初鹿島特有のものである可能性も考えていました。しかし、上記のようにそうではない例を発見しています。
 で、今日はその鹿島の事例。なんと高卒ルーキーが大大先輩の内田篤人キャプテンを君付けしてましたわ。内田篤人はたぶん今鹿島で一番上の選手ですよね。その先輩を「君付け」というのは、象徴的でわかりやすいです。ADASTRIAいばらきサッカーフェスティバル2020 水戸0-1鹿島の試合で決勝点を奪った東福岡高から入団したばかりのMF荒木遼太郎の発言でした。

 <右サイドで縦関係を組んだ内田からは試合前に「伸び伸びやれよ」と声をかけられたという。「(内田とは)練習で何回か組んでやっていた。(内田)篤人くんが自分に合わせてくれた」と感謝する>

 なお、記事タイトル「自分でも意外に…」東福岡から新加入の鹿島MF荒木遼太郎が千金決勝弾 | ゲキサカは、<スタメンは試合当日に告げられたが、「自分でも意外に緊張せず、リラックスしながらできた。そこは自信になった」>のところから。鹿島ファンとしては、期待している選手です。


■2021/08/03 またしても「篤人くん」! 酒井高徳、サイドバックの先輩を

 別のところで使った<内田篤人も酒井高徳も認めた「日本サッカーと欧州サッカーの埋められない差」…欧州の日本人監督に聞く“どこが一番違う?”>(2021/7/27(火) 17:01配信 Number Web)は、Jリーグとヨーロッパサッカーは傾向が異なるという話です。レベルが違うのはもちろんなのですが、そうではなくサッカースタイルの違いが大きいという話です。
 簡単にまとめると、日本とヨーロッパの決定的な違いは2つの「アクション」の違いだという説明でした。2つの「アクション」というのは、「奪おうとするアクション」「奪った後のアクション」です。
 ヨーロッパではチャレンジして取りに行くし、奪った後はすぐチャレンジするボールを出します。一方、日本ではチャレンジするより抜かせない守備、奪った後はボールを大事に…というのを育成年代から植え付けられている…といった話でした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/dc6f035c0e812516ef745e564eda33d8a8b5f177

 ただ、ここにも追記したことでわかるように、私が気になっていた「呼び捨て」の話が登場していたんですよ。
 まず、内田篤人が引退会見のとき、ちょうどCL決勝、バイエルン対パリ・サンジェルマンの翌日だったこともあり、内田はその決勝を引き合いに出して「CL決勝とJリーグの試合を見られるけど、違う競技だなと思うくらい僕の中では違いがある」と問題提起していたそうです。
 約半年後、酒井高徳がNewsPicksのインタビューで「篤人くんの意見に100%賛同です。篤人くんが『Jリーグは違うスポーツだ』と言っていたんですけど、僕たち海外を経験した選手が思っていることを代弁してくれたなって」と言っていたといのこと。サイドバックの先輩を「篤人くん」と読んでいました。
 ただ、またしても内田篤人選手絡みなので、内田篤人選手が特例という可能性は残されてしまいそうでした。もうちょっと例を集めておきたいですね。


■2022/07/31 高卒3年目選手、代表経験あるライバルの先輩FW2人を君付けで呼ぶ

 「君付け」の例を見つけたので紹介。ただ、またしても鹿島絡みの案件なので、鹿島が特別変わっているという可能性もありますね。<鹿島FW染野 ルヴァン杯3戦連続弾誓う「得点にこだわりたい」― スポニチ Sponichi Annex サッカー>[ 2022年4月12日 12:23 ]であった話です。

<鹿島FW染野唯月(いつき、20)が12日、ルヴァン杯C大阪戦(13日、ヨドコウ)を前にオンライン取材に対応し、「得点というところにこだわって、結果を出していきたい」と意気込みを語った。
 チーム最多の2得点を挙げているルヴァン杯で猛アピールを狙っている。リーグ戦ではFW鈴木優磨(25)、上田綺世(23)の強力2トップの後じんを拝する立場だが「(上田)綺世君や(鈴木)優磨君に負けないように、最終的にはスタメンを勝ち取りたい」と力強く語った>

 なお、こう語っていた染野唯月ですが、3ヶ月後の2022年7月17日、東京ヴェルディへの期限付き移籍が発表されました。まだまだ鹿島でレギュラーになるのは難しいようです。

<鹿島の下部組織から尚志高へ進み、2年時に高校選手権で得点王になった。注目されて鹿島入りしたが、選手層の厚い鹿島では出場機会に恵まれず、期限付き移籍を決意した。
 今季の目標については「終わるのも早く残りの試合数も少ないが、1試合1点が目標」と、持ち前の決定力でアピールしたいところ>
(鹿島から東京Vに移籍のFW染野が合流、1試合1点目標「環境を変えたいのが一番大きい」― スポニチ Sponichi Annex サッカー[ 2022年7月18日 16:00 ]より)