2022年12月23日金曜日

アルゼンチン代表モリーナは若手注目株で今後もっと期待できそう…

■2022/12/10 アルゼンチン代表モリーナは若手注目株で今後もっと期待できそう…
■2022/12/23 アルゼンチンの若手注目MFマク・アリステル、美しいゴールの起点に
■2021/03/07 高原直泰がいた頃のボカ・ジュニオルスはすごかった
■2021/03/07 アルゼンチンの好きな選手ベスト11選んだらDHだらけに…
■2022/07/16 アルゼンチン代表注目選手は未だにメッシ、世代交代進まず…
■2015/12/6 レアル・マドリーは下部組織も強い カンビアッソも下部組織出身
■2018/06/18 アルゼンチンは強くない?メッシ頼りで世代交代にも失敗
■2018/07/01 W杯アルゼンチン敗退でもメッシは悔しがる様子見せず…
■2019/12/06 ブラジルワールドカップ決勝、選手交代が完全に裏目に出て敗戦


■2022/12/10 アルゼンチン代表モリーナは若手注目株で今後もっと期待できそう…

オランダ 2-2(PK3-4) アルゼンチン

 アルゼンチン好きだった時期もあるが、最近はつまらなかったので今大会見ていなかった。この試合が初見。
 やはりアルゼンチンが持ち気味だが、両チーム穴がなくてチャンスない。が、その中でメッシのすごいパスでアルゼンチン先制。こうなるとチャンス作れていなかったオランダは苦しい。前半はシュート1本。可能性ありそうなのはセットプレーくらいだったが、ボールは良いものの中はいまいち合わない。
 後半もオランダ攻め手なく、シュート0本が続く。逆にPKで失点。アルゼンチンがメッシ以外はよく守備しており、意外に守備がすごい。プレス早くてオランダはカウンターもできない。

 スペインの主審だというマテウ・ラオス主審は、カードが多い主審だなと思って見ていた。カードはゲームをコントロールするために出すものではあるが、カードをポンポン出すと荒れる試合になりやすいイメージ。危ないプレーがあると「カード出すぞ!」という勢いで注意を与えながらコミュニケーションとる主審の方が良いイメージがある。
 すると、アルゼンチンも相手もイライラさせるプレーを繰り返して荒れる試合になって、カードがさらに出まくる流れに。アルゼンチンはずるいところがあるので、作戦としてやっているのかと思ったら、実際にイライラしていたのか、余計なカードやファールもらい、そこから失点で自滅してまさかの同点に。
 一方、主審のカードの出し方は、一貫性がなかったのも問題。オランダでイエローになったプレーでアルゼンチンでイエローとならなかったプレー(ハンドリング)があった他、悪質なファールをした上に相手ベンチ脇に勢いよく蹴り込んだせいで、ベンチの選手がなだれこんでしまい、危うく大乱闘となりそうだったプレーはレッドカードがふさわしかった。今大会最悪のジャッジ。オランダ7人(1人は退場)、アルゼンチンに8人のカードを出して、カードに関するワールドカップ新記録も作ったそうだ。

PK戦でも2人にカード…荒れに荒れたオランダvsアルゼンチンのイエローカード15人はW杯本大会で史上最多に SOCCERKING
<FIFAワールドカップカタール2022の準々決勝「オランダvsアルゼンチン」にて、マテウ・ラオス主審が記録を作った>
<試合は荒れに荒れまくり、最後も勝利したアルゼンチンの選手が、わざわざオランダ陣営の前で勝利アピールを行うシーンも見られるなど、後味の悪い結末に。同試合を裁いたラオス主審は、両チーム合わせて15人にイエローカードを提示(引用者注:イエロー2枚、レッドカードを考慮してカード17枚との報道もある)したそうで、これはワールドカップ本大会では史上最多となった模様。中にはPK戦の最中にカードを頂戴した選手もいた(引用者注:2人イエローカード3枚で、1人はPK戦の中で退場まで。ただ、どこで出たのか全く気づかなかった。見直してもわからん)>

 試合の話の続き。オランダが土壇場で追いついたので延長はオランダが引き続き攻めるのかなと思ったら、終盤の激しい試合と一転して両チームともに落ち着きチャンスもできず。延長後半、選手交代から一気にアルゼンチンペース。が、決めきれず。こうなると、オランダの流れかなと思ったが、アルゼンチンが勝つ。
 オランダの方が相対的に好きかな…とオランダを応援していたので、応援チームは6勝11敗8引き分けでボロクソ。アルゼンチンは好きだった時期あるものの、近年好きじゃなかった上に、今日の態度の悪さからすると応援できないな…。

5-3-2

GK 23    エミリアーノ・マルティネス 30歳
 前半ミスキックあったが、その後は良いプレーだらけ。後半センタリング予測してとるプレー。延長後半でも逆サイド狙ったボールを予測してキャッチ。PK1人目、タイミング合ってセーブ。2人目はスピードあるキックだったが、完璧に合った。

CB 25    L・マルティネス

(11    ディ・マリア)
 延長後半、彼入って一気にアルゼンチンペース。怪我明けで長くプレーできないみたい。そんな中でもカウンターのときのパスなどチャンス作っている。CKも蹴っていて、直接狙うプレーも。怖いプレー繰り返している。

SW 19    オタメンディ

CB 13    ロメロ
 手出さなくていいところで手を出して、ハンドリング。良い位置でFK与えてしまっていた。

(6    ペッセーラ)
 後半アディショナルタイム、危ないところじゃなかったのに、エリア前で手で押してファールするいらないプレー。ここから失点につながる。

LWB 8    マルコス・アクーニャ 31歳
 幅ある感じなのかな、攻守に強さ感じる。ドリブルなんかは推進力あるように見える。後半エリア内ギリギリで切り返し、ファールもらいPKとった。
 後から見ると、172cmしかない。それにしては迫力感じたな。体重は69kg。

(3    タグリアフィコ)

RWB 26    ナウエル・モリーナ(モリナ) 24歳
 球際とって一気にシュートまで行くプレー。
 相手十分人数いて「すごいところ通してきたな」と思わずつぶやいたメッシのスルーパス、裏に出てこれをモリーナが決めてアシスト。後半もチャンスになりそうなとき最前線まで走っており、この運動量の多さが得点につながった感じ。登録はDFなので、本来はSBなのかな。良い選手。24歳なので比較的若手。

(4    メンティエル)

CH 24    フェルナンデス
 安易に後ろから推してしまいいい位置でFKあげてた。延長後半、CKからのミドルシュート、ポストに当たったが、これは良いプレーだった。
 PK戦、最初真ん前に立つという珍しい位置。そこから打つの?と思ったら、左に歩いてから動くというトリックを使っていたが、余計なことやりすぎたのか自分で外してしまう。

Lインサイドハーフ 20    マク・アリステル
 センターサークル付近で左WBにボールを出すとすぐ走り出して、ペナルティーエリア付近まで。そこで返してもらったボールは高かったが、ジャンプして普通にトラップした上でマイナスのクロスまで。うまかった。

RWBインサイドハーフ 7    デパウル

(5    パレデス)
 完全に相手選手の足に行った上に、ファール取られた後、ボールをわざと相手ベンチ脇に勢いよく蹴りむ。これのせいでベンチの選手がなだれこんでしまい、危うく大乱闘となりそうだった。レッドカードがふさわしかったが、なぜかイエローのみ。

FW 9    アルバレス
(22    ラウタロ・マルティネス)

FW 10    メッシ
 相手十分人数いて「すごいところ通してきたな」と思わずつぶやいたメッシのスルーパスに、メッシより前に上がっていたモリーナが、裏に出て決めて先制。
 後半明らかに手を出したハンドリング、前半同じプレーでイエローあったがカードなし。特別扱い?忖度?腑に落ちないジャッジだった。
 いい位置でFK。ただ、ちょっと近すぎかなとも思う。今大会直接FKも入っておらず難しい感じ。このFKをスピードあるボールで一瞬入ったかと思った悪くないキック。
 試合内でのPK、外すパターンであるかなり助走が短いものだったが、迷っているわけではなく落ち着いているな…という感じでやっていて、GKタイミングつかめず動けなかった。今大会1回外しているらしいが、冷静だった。
 延長、FKとその後のプレーと続けて良くないクロス。
 PK戦1人目、また助走短かったが、GK先に動いたの見て逆に。やはりこれも落ち着いていた。試合内でもPKやっているとやりづらいと思うのだけど、全然問題なかった。


■2022/12/23 アルゼンチンの若手注目MFマク・アリステル、美しいゴールの起点に

アルゼンチン 3(PK:4-2)3 フランス

 立ち上がりアルゼンチンペース。PKで先制。アルゼンチンは守備も良く、なんとフランスは前半シュート0本。ほぼ全く攻撃できない。動くのがうまいグリーズマンにもしっかりついてきていた。
 前半の時間ないうちに2人変えてきたが、多少持つ時間増えた程度で大きくは変わらず。準決勝ではうまく行った交代だが、そのときは0-0で今回は0-2で状況が全然違う。スペースが無いのがきつい。
 あと、フランスは中1日短い上に、風邪気味で練習休んだ選手もいたそうで、ちょっと万全ではない感じもする。呼吸が合わないミスも多い。ワンタッチ目が長くなるプレーもすごく多い。

 後半フランスも押し込んではいたが、そこまでチャンス作れていない中でPKで1点。2点目は形作れたが、シュートが良すぎてのゴール。結局、ほとんどチャンスない中で追いついた。動き悪すぎてこれで追いつけるとは思わなかった。2点入ってからフランスやっと良くなってきた。一方、アルゼンチンは攻守で足が止まりがちに。

 延長ではフランス押しているが、延長の前の後半途中から4-2-4みたいな感じで、中盤省略してかなり大雑把な形。チャンス作りまくるわけではないが、これで追いついた。延長はその後、アルゼンチンが残していた選手交代使って良くなってきて延長後半ゴール。しかし、フランスがまた追いつく。
 PKになるとアルゼンチンだろうなという感じでやはりアルゼンチン。ただ、前半あまりに内容悪くて、フランスが追いついた方が驚きだった。試合日程の不公平さはもう少し考えた方がいいと思う。

 今大会、ベスト4のうち好きなのはフランスだけだったのでフランスを応援。これで応援チームは8勝12敗8引き分け。今大会もボロクソでしたね。

 あと、本田圭佑の解説を初めて聞いたのだけど、うるさいし、アルゼンチン応援していて不愉快。これはフランスを応援していた私だけでなく、他の人も言っていた意見。アルゼンチンにイエロー出さなくて「いいっすね」とか、一般人のテレビ観戦か?という…。選手の特徴やVARの条件もわかっておらず、本当素人。
 明らかなハンドリングに気づかなかっただけならともかく、審判がジェスチャーでPKを示しているのにそのジェスチャーの意味すらわかっていなかったのには、呆れてしまった。本当にサッカー選手なんだろうか?
 さらに、延長後半アディショナルタイム、3分もあるのに、本田圭佑、1回くらいならチャンスあるでしょ?というトンチンカンなことを。サッカーは1分あればチャンスを1回作れることが可能とよく言われており、3分あれば何度もチャンスあるし、実際、何度もチャンスあった。マジでサッカー選手なんだろうか?と思う。

 こういう本田圭佑の解説を求めていたファンもいるだろうが、そうじゃない人もおり、炎上狙いで犯罪者まがいの出演者ばかり出す、かつてのニコニコ動画のような少数の濃いファン向けの放送をABEMAが目指さず、メインストリームを狙うのであれば問題。政治家の選挙で炎上政党が議席をとれることは明らかになったが、与党どころか有力野党すら無理で、あくまでごく少数しか炎上需要はない。メインストリームにはなれないことがはっきりしている。
 本田圭佑が副音声や明石家さんまさん(この人も不愉快で似たノリ)みたいな芸能人枠ならわかるが、こういう気遣いができない人をメインにするのは問題がある。今回のABEMAのワールドカップ放送はいらない…と言っていたが、本田圭佑を出す限り、テレビの代わりにはならない。
 気遣い…というのは、フランスを応援している人や中立な解説を聞いて純粋に試合を楽しみたい人も一定数いるのだから、そういった配慮が必要だということ。そこまで考えられないんだと思う。
 本田圭佑は他の問題を見ても、人間的な思いやりながない。もちろんサッカー選手として優れていてクズという人は必ずいるので、それはそれで仕方ないのだけど、解説者には向かないし、前述の通り、少なくともメインで1人で出すのは間違っている。

GK 23    E・マルティネス
 後半序盤、中途半端なバックパスではあったが、DFが相手選手についていたので、そこまでプレッシャーなかったとように見えるのを、キックミスでヒヤリ。1失点目のPKでは触っていて惜しかった。2点目もコース甘く触ってはいたがとれなかった。
 延長後半アディショナルタイム、決定的な形左足1本で素晴らしいセーブ。さらに、PK戦ではかなり止めており、全体としては高評価となりそう。

CB 19    オタメンディ
 後半、相手のルーズな浮き球のパス、処理うまくクリアできず、先に行かれてしまい、手を出してPK。これは前半アルゼンチンがもらったPKと違い、際どくない文句なしのPKだった。

CB 13    ロメロ
LSB 3    タグリアフィコ
(21    P.ディバラ)

RSB 26    モリーナ
 そこまで悪かったわけではないが、2点目の失点は彼のところをやられた。

(4    G.モンティエル)

CH 24    フェルナンデス
 後半序盤DFラインから走ってきて中央インターセプトのプレー、DFラインに下がっていた彼じゃないかと思う。良いプレーだった。

Lインサイドハーフ 20    マク・アリステル 23歳
 DFラインからのパス、ワンタッチでうまく後ろに流してFWに出して、自分はターンで一気にカウンター。2人経由してゴール前で再びもらったボール、ひきつけて左に出してアシスト。2回彼の絡む流れるような美しい攻撃のゴールで見事だった。

(6    G.ペッセジャ)

Rインサイドハーフ 7    デパウル
 攻守に良く動いていた上にうまいプレーもあったのだけど、後半序盤、右から大きく戻したバックパスが、DFとGKの前の中途半端なところでヒヤリ。

(5    L.パレデス)

LWG 11    ディ・マリア
 良い切り返しからエリア内へ。一度抜かれて慌てて行ったデンベレが少し手を出しただけで転ぶ。スロウで見ると、シミュレーションくさいがPKに。それ以外も最初からキレあり、やはりいい選手。カウンターできれいな流れで左でもらい、きっちり2点目も。ちょっと浮かしてGK越した。

(8    マルコス・アクーニャ 31歳)
 今日は途中からだったが、前回見て良いと思った選手。延長後半、早い良いクロス。

RWG 10    メッシ
 相手見て落ち着いてPK決めて先制。2点目のところもポストになって右の選手使って、そこからであり、こちらも絡んだプレー。
 このように良いプレーしていたが、後半、しつこい守備されてとられたところから失点するという悪いプレーもあった。相手の守備が良かったとは言え、勝敗の分かれ目となりかねないプレーだった。これがなければ、もっと楽に勝てていた。
 一方、延長後半、詰めてきてこぼれ球シュートで決めて再び良いプレー。


■2021/03/07 高原直泰がいた頃のボカ・ジュニオルスはすごかった

 オスカル・コルドバとセルナが好きだったとコロンビアの方で書いていた話をこちらにも。高原直泰は好きじゃなかったのですけど、あの当時のボカ・ジュニオルス大好きだったんですよね。懐かしすぎです。1990年代後半から2000年代は、ボカ・ジュニオルスの黄金期だとされていました。
 以下は2001年のゲームのスタメン。控えには入っていませんでしたが、10代だったテベスもポジション を争っていました。私が推していたFWはバロス・スケロットで、レギュラーだった記憶があります。アルゼンチン人だと他にCBのスキアビ、中盤のガイタンが好きでした。

~スタメン~
1.オスカル・コルドバ

4.ホルヘ・マルティネス
6.ロランド・スキアビ
2.ニコラス・ブルディッソ
14.クレメンテ・ロドリゲス

13.クリスティアン・トラベルソ
5.マウリシオ・セルナ
17.ワルテル・ガイタン
10.フアン・ロマン・リケルメ

11.マルセロ・デルガド
30.高原

~ベンチ~
12.ロベルト・アボンダンシエリ
20.ホエル・バルボーサ
15.オマール・ペレス
7.ギジェルモ・バロス・スケロット
28.ロベルト・コラウッティ
(高原直泰がボカでゴールを決めてから、今日でちょうど13年! 2014/09/23 18:00より)


■2021/03/07 アルゼンチンの好きな選手ベスト11選んだらDHだらけに…

 アルゼンチンは好きな選手が多くて、無理矢理ではなくしっかり好きな選手だけでベスト11ができた覚え。検索してみると、2002年11月1日に作ったものがでてきました。年齢・所属はその当時のものです。

GK    カバジェロ    74.4.13    28    セルタ(スペイン)
CB    アジャラ    73.4.14    29    バレンシア(スペイン)
CB    コロッチーニ    82.1.22    20    アトレティコ(スペイン)
CB    ベリッソ    69.10.13    33    セルタ(スペイン)
DH    レドンド    69.6.6    33    ミラン    イタリア
DH,OH    カンビアッソ    80.8.18    22    マドリード(スペイン)
OH    アイマール    79.11.3    22    バレンシア(スペイン)
OH    ガイタン    77.3.13    25    ボカ・ジュニオール    アルゼンチン
OH,FW    オルテガ    74.3.4    28    リバー・プレート    アルゼンチン
FW    ギジェルモ・バロス・スチェロット    73.5.4    29    ボカ・ジュニオール    アルゼンチン
FW    サビオラ    81.12.11    20    バルセロナ(スペイン)

 もう覚えていない選手もいますね。ベリッソとレドンドが記憶にないです。あと、若い選手が好きということもあって、サビオラはこの後あまり好きじゃなくなりました。同じような感じでメッシが10代の頃に一時めちゃくちゃ好きだったものの、すぐに好きじゃなく。あと、アイマールも伸び悩んだ感じです。

 今のうろ覚えの点数で、とりあえずのベスト11を作ったのが以下。そういえば、バルセロナで活躍したマスチェラーノがその後気に入ったので追加。あと、わからないと書いたレドンド思い出してきました。レアル・マドリーにいた髪長めのイケメン選手ですね。レアル・マドリーは昔好きな選手がやたらといました。カンビアッソもレアル・マドリー。そして、DHだらけに…。

GK パブロ・カバジェロ4
CB アジャラ8
CB コロッチーニ8
CB ロランド・スキアビ4
(CB エドゥアルド・ベリッソ4)
DH フェルナンド・レドンド5
DH    カンビアッソ9
DH ハビエル・マスチェラーノ9
OH ワルテル・ガイタン5
OH オルテガ5
(OH アイマール3)
OH、FW メッシ3
FW ギジェルモ・バロス・スチェロット4
(FW サビオラ2)

 最初の方のベスト11で「ペリッソ」だけはどうしても思い出せませんでした。調べてみると、「ペリッソ」は私のミスで、正しくは「ベリッソ」かも。エドゥアルド・ベリッソという人が、セルタで監督になっていてセルタOBだとのことで、その現役時代でしょうか。2018年5月の時点でエドゥアルド・ベリッソは48歳。私のメモだと69.10.13生まれで当時は48歳。計算が合います。たぶん正解ですね。セルタも当時結構好きだったので、そこで気に入った選手だったのかもしれません。

■2022/07/16 アルゼンチン代表注目選手は未だにメッシ、世代交代進まず…

 アルゼンチン代表注目選手は?と検索してみると、未だにメッシなんですね。世代交代が進んでいない感じです。メッシは別格でも~も楽しみ…みたいなのがあれば見たかったのですが、そういった感じのものは見つからず。一方で「タレント集団」とも書かれているのが不思議なんですけどね…。

 <アルゼンチン代表って誰がいるの? 現在のスタメン&フォーメーションは? メッシ率いる南米を制した最強軍団 | フットボールチャンネル>から、現在のアルゼンチン代表の基本フォーメーションは以下の通り。直近は怪我をして招集から外れたものの、レアンドロ・パレデスが不動のアンカーだそうで、そこだけ修正を加えています。

GK エミリアーノ・マルティネス(アストン・ヴィラ/イングランド)
RSB ナウエル・モリーナ(ウディネーゼ/イタリア)
CB クリスティアン・ロメロ(トッテナム/イングランド)
CB ニコラス・オタメンディ(ベンフィカ/ポルトガル)
LSB ニコラス・タグリアフィコ(アヤックス/オランダ)
CH レアンドロ・パレデス(パリ・サンジェルマン/フランス)
CH ロドリゴ・デ・パウル(アトレティコ・マドリード/スペイン)
(CH ギド・ロドリゲス(ベティス/スペイン))
RSH アンヘル・ディ・マリア(パリ・サンジェルマン/フランス)
OH リオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン/フランス)
LSH ジオヴァニ・ロ・チェルソ(トッテナム/イングランド)
CF ラウタロ・マルティネス(インテル/イタリア)
https://www.footballchannel.jp/2022/06/08/post465317/



■2015/12/6 レアル・マドリーは下部組織も強い カンビアッソも下部組織出身

 アルゼンチン代表繋がりで古い投稿をここに追記。レアル・マドリー時代に大好きになったカンビアッソの経歴を少し。

-----引用 ここから-----
エステバン・カンビアッソ - Wikipedia

エステバン・マティアス・カンビアッソ・デレアウ(Esteban Matias Cambiasso Deleau、1980年8月18日 - )は、アルゼンチン・ブエノスアイレス出身で、オリンピアコスFC所属のサッカー選手。ポジションはMF。愛称は「クチュ」[1]。 本職であるボランチやセントラルハーフの他にセンターバックでもプレーできる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%90%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%93%E3%82%A2%E3%83%83%E3%82%BD
-----引用 ここまで-----

 レアル・マドリーは、金持ちなだけ…みたいに言われていますけど、実はむしろ下部組織から多くの選手を輩出しているクラブです。以前見たデータでは、確かリーガで下部組織ナンバーワンだったのはレアル・マドリーだったような記憶があります。
 ただ、最近は外に出してしまう選手が多いですよね。カンビアッソはアルゼンチン人ですけど、レアル・マドリーの下部組織出身であり、下部組織の強さを示すとともに、外に出してしまった例でもありました。

-----引用 ここから-----
地元のクラブチームであるアルヘンティノス・ジュニアーズで競技生活を開始。1996年、15歳でレアル・マドリードに移籍し、レアル・マドリードBでプレー。経験を積むためにアルゼンチンのCAインデペンディエンテとCAリーベル・プレートにレンタル移籍をした後、2002年にレアル・マドリードへ復帰。銀河系軍団と呼ばれたチームにおいてクロード・マケレレと共にピボーテとしてチームを支えた。
-----引用 ここまで-----

 カンビアッソはマケレレのようなガチガチに守備的なタイプではなく、パスを回せるタイプ。あまり褒められていませんでしたけど、私はむしろパスにセンスを感じて好きでした。




■2018/06/18 アルゼンチンは強くない?メッシ頼りで世代交代にも失敗

ロシア・ワールドカップ(W杯)グループD第1節 アルゼンチン 1-1 アイスランド

 アルゼンチンはチリ代表で好きだったサンパオリ監督。ただ、サンパオリ監督らしいチームになっているか?というとそうではなく、メッシだよりのチームは変わらず。就任前の成績が多いでしょうが、予選ではメッシが出たゲームがほとんど勝って、出なかったゲームでほとんど勝てなかったようです。極端ですね。
 ブラジルワールドカップでもメッシだよりであって、それでも準優勝。勝てるのですけど、チームとしては全然できておらず、今大会こそ良くないんじゃないかと。しかも、世代交代に失敗したというのも痛いです。この試合も負けるんじゃないかと予想して見ていました。
 一応全くタレントがいないという意味ではなく、今日の1点も個の力でとったすごいゴール。メッシを見すぎ…というか、メッシに遠慮しすぎ…というか。また、守備面でも不安を感じます。
GK
23 カバジェロ 5.5
DF
18 エドゥアルド サルビオ 5.0
 28歳。サイドバックは悩んでいると聞いていたんですが、事前の予想とは違う起用。攻撃で良いところ見えたと思ったら、本来は攻撃の選手なんだそうな。
 高めの位置でカットして取り返すと、そのまま右を駆け上がり、深いところで折り返し。スピードと迫力あった。
 右で縦に抜いてくるプレーの他、横方向へドリブルしながらボールを入れるプレーも。
17 オタメンディ 6.0
16 マルコス ロホ 5.5
 28歳。CB。押し込んでいるときに上がってきて低いシュート。シュート自体は強烈ではないものの、こうやって上がってくるとマークがつかずフリーになるので、非常に良い判断だなと思った。すると、このシュートをFWがトラップして拾ってゴールに。
3 タグリアフィコ 5.5
MF
13 メサ 5.0
(→イグアイン -)
14 ハビエル・マスチェラーノ 5.5
 アルゼンチン好きな選手いないしなぁと思っていたら、マスチェラーノがいましたわ。しかし、34歳。さすがに落ちたと聞いていました。見てみると、そうは言ってもうまいこと取っているところがあったのですけど、回数が少なかったですね。年齢考えると仕方ないです。
5 ビリア 5.0
(→エベル・バネガ 5.5)
 29歳。メッシだよりと書いたものの、彼が入ってから受けどころとなって、やっと選択肢が増えた感じ。途中投入のバネガとパボンは、メッシの負担を減らせていました。
 サイドチェンジのボールを何度も入れていたのが目立ちました。ふわっと浮かして裏へのボールを入れるなど技術を感じさせる選手。
11 ディ・マリア 5.0
(→クリスティアン・パボン 5.5)
 22歳。左サイドでプレー。右利きでドリブルとスピードあると聞いて見たかった選手。可能性を感じるプレーがあり、ちょくちょく良いところ見せていました。好きそうなタイプ。
 仕掛けていって足かけられてしまったプレイ。PKはとられず。あと、「GKに向かっていくボール」とのメモはクロスのことかな?右利きで左サイドですからね。弾いてチャンスになりそうなところでした。さらに、突破して左足の方でもクロス入れていました。
FW
10 メッシ 5.0
 後ろから奪い取るところあり、ひょっとして最近は守備も頑張るの?と思ったらやっぱりそうでもなく。コンディションはよくなさそうですね。持っているものが違うので、メッシだよりになってもなにかしてくれそうな感じあるのですけど、キレは彼にしてはイマイチでした。
 また、FKが何度かあったものの、最後まで精度が上がらず。やはりまだベストではないんだと思います。アルゼンチンの場合は目標は上であり、ここがベストではないのはまあしゃーないですけどね。
 とはいえ、PKまで失敗してしまったのは致命的。気持ちが入っていない感じなので、外すかも…と思ったら止められました。忘れたのですけど、GKの取りやすいちょうど良い高さのボール蹴ったのがメッシでしたっけ?GKにピタリと合ってしまうキックをしている選手がいました。
19 アグエロ 6.5
 味方の低いミドルシュートをしっかりトラップして、ターンして左上にものすごいシュート決めて先制。能力はあるんで、もっと遠慮せずにプレーしていいんですけどね。
(採点とメンバーは、レーティング:アルゼンチン 1-1 アイスランド《ロシアW杯》【超ワールドサッカー】より)



■2018/07/01 W杯アルゼンチン敗退でもメッシは悔しがる様子見せず…

ロシア・ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦 フランス 4-3 アルゼンチン
【フランス】グリーズマン(前13[PK])パヴァール(後12)ムバッペ(後19)ムバッペ(後23)
【アルゼンチン】ディ・マリア(前41)メルカド(後3)アグエロ(後48)

 ノックアウトステージ初戦から豪華な対決!とテレビでは紹介していたものの、今回のアルゼンチンは全く強くありません。予選で苦労しても本大会では活躍するといったこともあるにはあるものの、グループリーグ初戦を見てこりゃダメなチームだなと。メッシ頼りを抜け出せず、チームとしてのまとまりがありません。フランスは若くて乗りそうだということもあり、大量得点差すら私は予想していました。
 フランスは若すぎるので、がたっと崩れる可能性もあるだろう とも思いますが、アルゼンチンは持ってくれるのでカウンターが狙えてやりやすいチーム。相性もバッチリです。得点入る前から、アルゼンチンがキープしてなんとなく攻めるものの、チャンスは全然でカウンター狙われるという予想通りの悪い形になっていました。
 ただ、予想外だったことに、ほとんどチャンスがない中でアルゼンチンが決めてきて同点。さらに逆転まで行きます。こうなってから、やっとフランスが持って攻める形が出てきました。若いですけど、崩れることはなく、あっさり同点。さらにカウンターが効きまくって4-2。そのままのスコアで終われないところはやはりちょっと脆いですけど、順当にフランスが勝ちました。
[GK]
12 フランコ・アルマーニ 5.5
 31歳。正GKロメロが怪我、代わりにカバジェロが出ていたものの、2戦目でミスして変えられたみたいですね。3戦目でいきなり代表デビューしたそうな。そういったこともあってか、DFと譲り合う危ないプレーがありました。
[DF]
2 ガブリエル・メルカド 5.5
3 ニコラス・タグリアフィコ 5.5
16 マルコス・ロホ 5(46分OUT)
 28歳。CB。エムバペにやられてPKで失点でなおかつイエローカードでボロボロ。これで積極的に行けなくなったせいか、45分でCBが交代するという珍しいことに。
17 ニコラス・オタメンディ 5.5
[MF]
7 エベル・バネガ 5.5
 29歳。初戦はスタメンでなかったものの、メッシ頼りのプレーが多いチームの中、ボールを引き出す役割を果たしてゲームを作ろうというところが見られたので、彼の先発起用は正解だったろうと思います。
 ただ、 ワールドクラスの選手ではないがために、レベルが高い今回の試合ではあまり良いところを作れず。力不足なところがありました。
14 ハビエル・マスチェラーノ 5.5
 34歳。中盤の3人でははっきり守備的な選手でボールを拾っていました。右から左へのピタリの素晴らしいサイドチェンジ、オフサイドっぽかったものの裏への良いスルーパスも見られました。ただ、やはり年齢が年齢だけに以前ほどはすごさがなかったですね。
15 エンソ・ペレス 6(66分OUT)
[FW]
10 リオネル・メッシ 6
 31歳。フランスの守備が良かったということもあるものの、元気なかったですね。調子が上がっていなくて体が重そうですし、気持ちも乗っていない感じ。気負いすぎというのではなく、悲しそうにプレーしていました。他の選手含めて、9割アルゼンチンというサポーターの後押しはあまり届いていないようでした。
 終わった後ちょっと見ていると、悔しがる様子は見えず。呆然としているというのに近いものの、笑顔で応じる余裕はありますので、またちょっと違います。予選でもグループリーグでも苦しみ、チームが強くないことをわかっていたのかもしれません。一番近そうな言い方は諦めのある無力感といったものでしょうか。
 CKでDFが前にいたのにシュートという選択。シュートを避けようとした感じの味方RSBメルカドの足に当たりラッキーなゴールに。メルカドの得点となりました。一応アシストです。
  これもまぐれみたいなものでほぼ全く良いところなかったものの、アルゼンチンが高い位置でカットして、フリーでスピードを持ったドリブルができてやっと見せ場。右足のシュートは力がなく、やはりパッとしなかったものの、その後もスルーパスが出ていました。
  さらに、ゴールから離れたところだったせいか、マークされていなかったところで、逆サイド裏のアグエロに合わせてアシスト。レベルの高さは見せましたし、フリーならやはり仕事ができるということ。フランスが強く、アルゼンチンが力不足だったというのもあるかもしれませんね。
11 アンヘル・ディ・マリア 6.5
 30歳。LWG。全く目立っていなかったのに、スローインから中央で2人も空いていたところ、距離はあったのですけど、左足で右に決めました。形ができたわけでなく、ワンチャンスで。これで乗ったのか、後半は良いドリブルが繰り返し出るようになりました。
22 クリスティアン・パボン 5(75分OUT)
 22歳。RWG。今日は右で先発。右を通って走ったSBにふわっと出してチャンス。右からの低いボールもおもしろいものがありました。一方で、トラップが大きくなるところがいくつか、また、後半は全然。さらに、彼のサイドでは守備面の悪さを指摘されており、全体としては悪かった感じです。
[交代出場]
6 フェデリコ・ファシオ 6(46分IN)
 31歳。イエローカードをもらっていたせいか、後半頭からCBが交代という珍しいことに。 長身選手であり、エムバペ対策ではなくジルーの方に。左にタグリアフィコが回りました。
 初出場であり、同じくほとんど試合経験のないGKと譲り合って危ない場面がありました。
19 セルヒオ・アグエロ 6.5(66分IN)
13 マクシミリアーノ・メサ 5.5(75分IN)
(【フランス4-3アルゼンチン|採点・寸評】 1998年大会のオーウェンを想起させたエムバペの衝撃。文句なしのMOMに! | サッカーダイジェストWebより)




■2019/12/06 ブラジルワールドカップ決勝、選手交代が完全に裏目に出て敗戦

 2014年のブラジルワールドカップ決勝、アルゼンチン戦のメモから。メンバーと採点は、レーティング:ドイツ 1-0 アルゼンチン《ブラジル・ワールドカップ》【超ワールドサッカー】より。

GK 1 ロメロ 6.0
 DF裏に良いカバー。そばに選手がいて邪魔しておりオフサイドだったが、そのシュートも好セーブ。本来2ndキーパーだったそうだけど、「乗ってきたのでは?」と解説の岡田さん。
DF
4 サバレタ 5.5
 RSB。センターラインのあたりですすっと抜く良いドリブル。倒される。ドリブルなかなかうまいですね。低い位置のプレーとはいえ、ドイツの選手は少し苦労している感じでした。
15 デミチェリス 5.5
2 ガライ 6.0
 裏へのボールをうまくカバーする場面がありました。
16 ロホ 5.5
 LSB。延長でチャンスだたパラシオへのボールは彼じゃないかな?と思ったものの、記事では言及ありませんでした。
MF
22 ラベッシ 6.0
 LSH。カウンター、良いボールではなかったところを頑張ってものにして、チャンスに変えるプレー。右でフリーになりゴールしたがオフサイド。どんどん仕掛けていて、今日もいい。…と思ったら、45分で交代。交代したアグエロは実績ある選手とはいえ、もったいなすぎる。そして、そのアグエロが復調しておらず、完全に裏目に。別の選手との交代という選択肢もあったはずで、やはりもったいなかった。
(→アグエロ 5.0)
 4-3-3にしてLWGに。ただ、プレーは全く目立たず。記事でも「負傷明けでコンディション不良か、精彩を欠いた」とされていた。
6 ビリア 6.0
14 マスチェラーノ 6.5
 DH。ミスも好パスもあり。後半開始すぐ、オフサイドだったが、裏への好ボール。守備でも低い位置でのミスのところにカバー。トラップミスして、後ろからタックルしてしまってイエロー。ただ、大きく響かなかった模様。中央低いところから上がったLSBをよく見ていてボールを出しチャンスに。攻守に良い出来。延長でも本当危ないところを察知するのがうまいな、という。ヘディングのクリアあり。また、クロスにスライディングで入って反応しているところも。(これは実際にその前でカット入ったって意味かな?)

8 E・ペレス 6.0
(→ガゴ 5.5)
FW
10 メッシ 5.5
 前半はオフサイドかなってところで抜けてきて、GKまで交わしてというところ。DFにカバー入れられて打てなかったが惜しかった。後半RWGに回ってすぐチャンス。すごい早さで抜いてからシュートまで。このサイドを攻められるようになったものの、相手も攻めるサイドになってやり合いに。
 一方、延長ではほとんど触れず。最後の最後にドリブルから良い位置でのFK。しかし、これを浮かせてしまう。疲労たまると浮きやすいですよね。

9 イグアイン 5.5
 バックパスのヘディングでパスされたビッグチャンスを決められず。オフサイドかなと思ってみていたものの、そもそもドイツの選手だった。右からのクロスにきれいに合わせる場面もあったものの、これは本当にオフサイド。(→パラシオ 5.5)
 延長で相手DFがかぶってしまってフリーのビッグチャンス。しかし、トラップが悪くてGKに出られてしまい、浮かせたボールも外に。


2022年12月12日月曜日

悲惨だったベルギー、若手のジェレミー・ドクは注目で唯一の希望

■2022/09/07 タレント揃いのベルギー代表に不安 ピークを過ぎた可能性も…
■2022/11/09 ベルギー代表の注目選手、豪華ではあるがことごとくベテラン…
■2022/11/28 若手注目のアマドゥ・オナナ、荒削りでミスが多いが高さが武器
■2022/12/02 悲惨だったベルギー、若手のジェレミー・ドクは注目で唯一の希望
■2022/12/12 ベルギーはエデン・アザールよりトロサールを出した方が良い?
■2022/04/14 ベルギー最高のGKはクルトワじゃなくてファンデフート?
■2018/05/20 ベルギーで好きな選手ベスト11 ヤン・フェルトンヘンなど




■2022/09/07 タレント揃いのベルギー代表に不安 ピークを過ぎた可能性も…

 2018年ワールドカップのベルギーは非常に良いメンバーでした。ただ、良いメンバーだっただけに新陳代謝が進んでいない可能性も感じました。若いメンバーならむしろこれは望むところですが、今回はひょっとしたらちょっと年齢が上すぎるかもしれません。こういうときはコロッと負けることがあるんですよね…。
 そう思いながら、<【ベルギー代表】最新情報・注目選手・招集メンバー・試合日程|カタールW杯欧州予選 | DAZN News 日本>を読んでみると、やはり名前の挙がっているメンバーは前回と大体同じ。また、守備陣に関しては高齢化がやはり懸念されていました。

<(引用者注:EURO2020の)予選ではエースのFWロメル・ルカク(インテル)が7得点を挙げた他、FWエデン・アザール(レアル・マドリード)が5得点、MFケビン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ)とFWミヒー・バチュアイ(クリスタル・パレス)が4得点ずつ奪った>
<懸念されるのはディフェンスラインの高齢化だ。33歳のDFヤン・フェルトンゲン(ベンフィカ)や32歳のDFトビー・アルデルヴァイレルトを脅かし、ポジションを奪うような新鋭は現れていない。35歳のDFトーマス・フェルマーレン(ヴィッセル神戸)も常連で、彼らベテランの力に頼らざるをえない状況には指揮官も危機感を抱いているかもしれない>

 記事では、<ロシアW杯でエデン・アザールやデ・ブライネといった“黄金世代”のメンバーが最盛期を迎えた>としており、やはり前回大会がピークとの見方。本当、前回のチームは良かったですね。前回大会で一番好きだったかもしれません。
 ただ、<とはいえ新陳代謝が進んでいないわけではない>として、以下のように書いている部分もありました。ベルギーは若手の育成に成功した国だという記事を以前読みましたし、その流れは続いているのでしょう。できれば、もう少し世代交代を進めておきたかったところですが…。

<20代前半から半ばにかけてのタレントが続々と台頭し、マルティネス監督も積極的に登用している。イングランドで活躍するMFユーリ・ティーレマンス(レスター)やMFレアンドロ・トロサール(ブライトン)らは常連となった。
 また、イタリアで評価を高めているMFアレクシス・サレマーカーズ(ミラン)やフランスでブレイク中のFWジェレミー・ドク(レンヌ)、国内のアンデルレヒトで存在感を示している19歳のMFヤリ・フェルスハーレンなどもA代表の一員として自らの地位を確立しつつある>

 注目選手としては、ケヴィン・デ・ブライネがやはり大黒柱。ただ、2人目には、期待の若手として、記事時点で19歳のヤリ・フェルスハーレンの名前を挙げています。私が好きそうなタイプでもあり、楽しみです。

<育成の名門アンデルレヒトが輩出した「NEXTデ・ブライネ」との呼び声が高い逸材だ。(中略)
 攻撃的なポジションならどこにでも対応し、テンポの良いパスワークと機を見たドリブルを武器に、仕掛けや崩しの局面で違いを生み出す。
 デ・ブライネほど身体能力に恵まれていないが、プレービジョンの正確さと技術の高さからは豊かな将来性が感じられる>




■2022/11/09 ベルギー代表の注目選手、豪華ではあるがことごとくベテラン…

 <2022 W杯で注目すべきベルギー人選手5選>(FIFA)では、6月のUEFAネーションズリーグの4試合について、「ベルギーの最近の調子はややムラがある」と書いていました。なので、2022年7月頃の記事かもしれません。
https://www.fifa.com/fifaplus/ja/articles/les-5-joueurs-incontournables-de-la-belgique-ja

 なお、これらの試合は主力選手の何人かが欠場し、新顔や当落ぎりぎりの選手を招集して、彼らの力を試す試合であったとのこと。では、注目すべき5選手の方は?というと、以下のような顔ぶれでした。
 極めて豪華ですし、最近もクラブでは傑出した結果を出している選手が多いです。ただ、以前も懸念したように、代表チームのバランスとしては世代交代失敗的な感じは見えますね。

ティボー・クルトワ(30歳、GK)
<ベルギーの守護神は絶好調だ。昨季末はレアル・マドリードのUEFAチャンピオンズリーグのタイトル獲得に貢献(中略)クルトワは、6月のベルギーのネーションズリーグ4試合を欠場した際、ベルギーは4失点を喫してしまった>

ヤン・フェルトンゲン(35歳、DF)
<ベルギー代表歴15年のフェルトンゲンは、国内最多となる139キャップを記録している。30歳を優に超えても赤い悪魔の守備の要であり、これまで通り、献身的で意欲的なプレーを披露している>

アクセル・ヴィッツェル(33歳、MF)
<マルティネス監督は、ヴィッツェルの多才さ、ユーリ・ティーレマンスとの連携、テクニック、ボル(引用者注:おそらくボールの誤記)奪取力を高く評価している。現在、ヴィッツェルはベルギー歴代2位となる代表キャップ124を記録している>

ケヴィン・デ・ブライネ(31歳、MF)
<紹介するまでもないだろう。デ・ブライネは昨季もマンチェスター・シティで大活躍し、自己最高となるプレミアリーグ15得点を記録。キャリア4度目のプレミアリーグ制覇を果たしたこのベルギーの魔術師が、プレミアリーグの最優秀選手に選出されたのは当然のことであった>

ロメル・ルカク(29歳、FW)
<代表戦99試合で65得点を記録しているルカクは、ベルギーの歴代最多得点者である>




■2022/11/28 若手注目のアマドゥ・オナナ、荒削りでミスが多いが高さが武器

 ベルギー 0-2 モロッコ

 ベルギーが予想通りポゼッション高く。ただ、モロッコが途中押し込む時間帯も。モロッコの守備よく、攻めあぐね気味だった。
 後半はむしろモロッコペース。守備が良くてベルギーは前半以上にはっきりと攻めあぐねる。不甲斐なく敗戦。
 年齢高いので今大会は苦戦するだろうとは予想していたものの、ベルギーは好きだったので敗戦はショック。今大会最も見ていて辛くて、ショッキングだった試合。応援チームはこれで4勝3敗6引き分けで五分に近づいてきた。今大会は格上チームの応援が多いのにこの戦績の悪さ。

4-2-3-1

GK 1    T.クルトワ
 相手がスライディングしたところ、切り返して交わす落ち着いたプレー。後半もプレッシャーあるところでふわっと蹴って正確につなぐ。このように足元のプレーは良かったが、好セーブは出なかった。
 FK、相手選手が前に入っていて触れるか触れないかどちらか予想できないというところでボール抜けて失点するが、その邪魔した選手がオフサイドで命拾い。
 後半も前半と同じような感じでサイドからのFKを直接で、選手がGKの前入って触ろうかというろ触らず抜けてきてゴール。今度はオフサイドではない。その後ももうひとつ失点。ひどかったわけではないが、やはり前回大会よりは落ちている感じ。

LSB 21    T.カスターニュ
LCB 5    J.フェルトンゲン 35歳
 ベルギーのCBは守備が良いだけでなくキックも良い…ということで好きだったが、今大会はどちらの良さも下がった感じ。やはり世代交代の失敗かな…。

RCB 2    T.アルデルウェイレルト(トビー・アルデルヴェイレルト) 33歳
 ベルギーのCBは守備が良いだけでなくキックも良い…ということで好きだったが、今大会はどちらの良さも下がった感じ。やはり世代交代の失敗かな…。

RSB 15    T.ムニエ
 今日も攻撃いいもの感じるが、守備でクロスかぶってしまいピンチ。後半もだいぶ遅れてるのにとれると思ったのかキックしてファール。そこから失点。

(9    R.ルカク)

CH 6    A.ウィツェル
 世界最高という感じではなかった一方で、それほど悪いとも思わなかった。ただ、後半アディショナルタイム、マーク入らずに決められてしまう痛いミス。

CH 18    アマドゥ・オナナ 21歳
 ヘディングで手を使ってイエローもったいなかった。ただ、192cmの高さ武器になっているし、体の強さ使う良い守備も。パスはやや悪いイメージ。後半も失うところから、カウンターになりかける。右サイドウラ使う良いパスでチャンスなりかけになり、パスでもいいプレーはあった。

(8    Y.ティーレマンス)

LSH 16    トルガン・アザール 29歳
 左からのCK、たぶん彼からのいいボール。攻撃では良さあるが、サイドのウラ使われることが多く、ピンチもあった。

(22    C.デケテラレ)

OH 10    エデン・アザール 31歳
 体小さいが、体うまく使ってマイボールにするプレー。相手の胸トラップしたころすっと奪っていくプレーフェイント入れ替わってドリブルして、そこからカウンターでチャンスに。後半、右サイドに流れてクロス可能性あるところでいいシュートも。
 前回のワールドカップ後は怪我多く苦しんだと言われていた。それでも、相変わらずうまいなと思う。ただ、運動量やドリブルでは落ちたな…というところ。特に4年前はドリブルキレキレでほぼ100%抜いてきていた。それから見ると落ちたと言わざるを得ない。

(14    D.メルテンス)
 コース甘かったが、GKきちんと弾けない強烈シュート。

RSH 7    K.デブルイネ
 ファーストタッチで前に出して、早く体入れてファールとる。クリアボール狙って良い守備。

FW 23    M.バチュアイ   
 斜め後ろからのパス、難しいボール、走りながら枠飛ぶシュート。
 ルカクは怪我、ルカクに比べて動き方悪いと言われていた。
 パスを蹴りづらいところに出して、もったいないところ。ポストプレーは悪くない感じ。オフサイドにかかるのは多くて気になる。
    
(17    L.トロサール)
 DFラインまで戻って良いカバーはあった。




■2022/12/02 悲惨だったベルギー、若手のジェレミー・ドクは注目で唯一の希望

クロアチア 0-0 ベルギー

 クロアチアが前からプレス、うまいはずのベルギーがつながらずクロアチアペース。ベルギーFWいないやり方だがどうも裏目。ロベルト・マルティネス監督は策略家でこういった采配がズバリと当たることもあるのだけど、こうやって自滅することもしばしば。
 CFタイプがない布陣を使ってきた。しかし、これでポストできない。前線での動きもないので、パスの出しどころがない。おまけに今日はエデン・アザールも出さなかったので、ドリブルのし掛けもない。ドリブルで仕掛けるプレーもクロアチアばかり。ドリブルにもある程度スペースが必要で守りが良いというのもあるが、抜いたりひきつけたりで数的優位を作るために必要なプレー。ベルギーはこれがなく、動きもないので、パスで足元というプレーばかりで怖さなかった。チャンスになるのはカウンターだけという形。前半の終わりからやっとポツポツとチャンス作れるように。
 後半ルカク入って良いスタートに。前がかりになった分、クロアチアもチャンスできるし、押し込む時間帯もあった。終盤は勝たないとグループリーグ敗退で、後がないベルギーが必死で攻めてチャンス多数。クロアチアが余裕ある守りではなく良くはなかったのだが、決定機をベルギーがことごとく逃す。チームを変えたルカクでルカクのところにチャンスが集中するが、怪我明けで試合感の問題なのかことごとく決められなかった。
 アディショナルタイム4分台なのに3分58秒という変な終わり方。ベルギーの選手は文句言っていなかったが、不自然だった。
 ベルギー応援していて、応援チームは5勝7敗8引き分け。ベルギー今大会は高齢化できついと思っていたとは言え、グループリーグ敗退でショック。

4-2-3-1

GK 1    T.クルトワ
 しっかりセーブしているし、良いスローインもあった。

CB 5    J.フェルトンゲン
 後半感ウンターで粘り強く対応。

CB 2    T.アルデルウェイレルト
LSB 21    T.カスターニュ

RSB 15    T.ムニエ
 前半アディショナルタイム、ボールウォッチャーになって後ろから飛び込んできた選手に気づいていなくて危なかった。

(10    E.アザール)
 投入遅かったのがもったいなかった。確かに前の試合、不調さは感じたし、全盛期から見ると非常に悪かった。とはいえ、不調でも普通の選手のレベルで言えば十分に良いプレーがあった。おまけに今日はスタメンでドリブルで仕掛ける選手がいなかったので、もっと投入が早くて良かったと思う。

CH 6    A.ウィツェル

CH 19    L.デンドンケル
 守備でいいところ何度か。コバチッチにうまく対応している。パス回しからDFウラに入っていくという、これまでなかったプレーになってチャンスに。後半だいぶ遅れて足出してしまう。イエローは厳しいと思ったが、カードもらう。ただ、全体としては悪くなかった。

(8    Y.ティーレマンス)

LSH 11    Y.カラスコ
 足裏使ってうまさ見せてターンするプレー。しかし、FKの守備でコントロールしようとしてミスして足を踏んでPKに。VARのオフサイドで命拾い。後半スルーパスもらって強引にシュート、こぼれてチャンスに。

(LSH 25    ジェレミー・ドク 20歳)
 パッと見て、スピードとドリブル悪くはなさそうだなと思ったが、イマイチ周りとは合っていなかった。しかし、投入して時間経ってから、エリア内中央にドリブルで5,6人ひきつけてフリーの右に出してビッグチャンス。やはりドリブルは良いものがある。その後もドリブル効いていて、2人ひきつけてチャンスになるプレー。どんどん仕掛けていて良かった。持ちすぎの感はあるが、今日はスタメンではこういう動きをする選手がいなかった。仕掛けないとチャンスはなかなかできない。

OH 14    D.メルテンス
 スルーパスもらってビッグチャンスでフリーでもらうがふかしてしまう。パスミスもあり、年齢感じさせる。

(FW 9    R.ルカク)
 我で今日も途中から。これでチームがガラッと変わった。相手DFが警戒して下がる形に。高さ使えるし、ポストもできる。
 こぼれ球一番素早く反応してシュート、ポストで入らない。ゴールライン出ていたプレーで、GKのワンタッチもあったが、抜けてきたボールをヘディング枠外す。3人相手でもとられない強さでポストプレーもあった。
 シュートが飛んできたが、反応しきれずシュートできないところ。終盤も中に入っていったが、胸に当たってシュートできないプレー。もう1回チャンス来たが、DFが先。
 彼のおかげでチームが変わったし、ポジションが良いのかどんどんボールが来た。しかし、ことごとく決められない…ということで、やはり万全ではない、試合感が戻っていない…という感じはあった。




■2022/12/12 ベルギーはエデン・アザールよりトロサールを出した方が良い?

ベルギー1-0カナダ

 ABEMAでも生中継じゃなくても見れると知って、主にABEMAで見るようになっていた。パソコンと2画面並べてメモしながらできず、両方パソコンで切り換えは面倒なのだけど、相対的にこっちの方が楽。本田圭佑の解説だと嫌だなと思ったら、そんなこともなかった。10秒巻き戻しや大きく飛ばすときなども見やすい。
 さらにグループリーグも見れるということで気になるチームを見ることに。今大会1番好きだったエクアドルは全部見てグループリーグ敗退。2番目のアメリカも全部見てベスト16敗退。3戦目しか見ていなかったが、3番目はグループリーグ敗退のカナダだったので見てみることに。こう書いていくと、好きになるチームほど負ける感じ。4番、5番もメキシコ、ウルグアイあたりで負けてるし、本当ひどい。あと、カナダの場合、途中出場で印象の良かったコネをもう少し見たかったというのもあった。
 
 序盤はむしろカナダペースでPKもあるが決められず。ハイプレスで猛攻。徐々にベルギーも攻撃できるように。ハイプレスは休みながらで90分間ではないが、その後もカナダ押し返す時間帯あり、全体としてはどちらかと言うとカナダペース。しかし、ロングボール一発でベルギーが先制点。
 後半、ベルギー、トロサール入れて動きも出てきたが、リードしているからこそという感じ。3戦目ではトロサールいても全体に運動量がなく、さっぱりダメだった。スペースがなくなると、もっと動くか、ドリブルで数的優位を作るか、ドリブルで仕掛けてバランスを崩すかしないといけない。
 負けたものの、全体としてはカナダが健闘した感じだった。

3-4-2-1

GK 1    T.クルトワ
 PKコース甘かったが、低いところで簡単ではないのをうまくとる。後半ヘディングで良いシュート、コース甘かったとはいえしっかり反応。   

CB 5    J.フェルトンゲン
SW 2    T.アルデルウェイレルト

CB 19    L.デンドンケル
 裏に走られて対応遅れてしまうプレーあった。

CH 6    A.ウィツェル
 VARでもとられなかったが、足引っかかった感じでPKでもおかしくなかった。

CH 8    Y.ティーレマンス
(CH 18    A.オナナ)

LWB 11    Y.カラスコ
 シュートが手に当たってしまいPKに。触ろうと思った感じではないがとられるのは仕方ない。

(15    T.ムニエ)
(RWB 21    T.カスターニュ)

Lインサイドハーフ 10    E.アザール
 DFにラインからのロングボール、ちょこんとトラップしながら反転する美しいプレー。DFに触られるが、クリア不十分なところを拾って中に入れて、そこからシュートまで行ける形に。後半後ろからのボール取りに行こうとして、触らずにターンして後ろに流してスピードで行こうというプレー。悪くない。
 全盛期からは落ちるが、やはり良いプレーはあり、前半は数少ないベルギーでチャンスになりそうなプレーをしていた。

(17    レアンドロ・トロサール 28歳)
 後半、ベルギー、トロサール入れて動きも出てきたが、リードしているからこそという感じ。3戦目ではトロサールいても全体に運動量がなく、さっぱりダメだった。スペースがなくなると、もっと動くか、ドリブルで数的優位を作るか、ドリブルで仕掛けてバランスを崩すかしないといけない。
 アザールより守備できるのも良いけど、守られて1点がほしい場面では向かない感じ。

Rインサイドハーフ 7    K.デブルイネ
 2回チャンスで空いている選手使わないプレー。わざとかもしれないが、うまく行っていない。
 裏へのボール一発でアシスト、DFラインなのでてっきりDFだと思っていたら、そこまで下がっていた彼みたい。
 前半から結構ドリブルでスピードあるプレーもある。ゆったりと持つふりして、突然スピードアップするなど緩急つけたものもあり、工夫したスピードの使い方。IQの高いプレーをする。

FW 23    ミシー・バチュアイ 29歳
 チャンスあったがトラップやや流れてシュートがDFにあたってしまう。冴えなかったが、裏へのボール一発、後ろからの跳ねたボールで難しいのをうまく決めて決勝点。FWとしては点数取っているのでそれだけで高評価。ただ、他のプレーは物足りなさがあった。

(24    L.オペンダ    )




■2022/04/14 ベルギー最高のGKはクルトワじゃなくてファンデフート?

 ベルギー関係の記事を探して目についたのが、<ライプツィヒ、ベルギーの有望株GKを獲得! 2024年夏からの5年契約を締結>(2022/4/12(火) 23:34配信)という記事です。

<(引用者注:ドイツ・ブンデスリーガの)ライプツィヒは12日、(引用者注:ベルギーの)ヘンクに所属するU-21ベルギー代表GKマールテン・ファンデフートが2024年夏に完全移籍で加入することを発表した。2029年6月30日までの契約を結ぶ>
<ファンデフートは2002年2月26日生まれの現在20歳。2011年からヘンクの下部組織に所属し、2019年9月24日に行われたカップ戦でプロデビューを飾った。同年12月10日に行われたナポリ戦でチャンピオンズリーグ初出場を果たし、同大会におけるGKの最年少出場記録を更新した。
 2021年2月からはヘンクの正GKに定着し、昨シーズンはカップ戦優勝に貢献。今シーズンは公式戦44試合に出場し、10回のクリーンシートを達成している。また、ベルギーの世代別代表でも活躍を見せている>
https://news.yahoo.co.jp/articles/733ca4261b345b798aed8b7af4a8c3b368c0eb6b

 この記事が目についたのは、検索結果で「ベルギー最高のGK」というキーワードが見えたためでした。ただ、よく読むと「ベルギーで最高のGKの一人」という言い方。さすがに現在の時点でクルトワ以上という意味ではなかったようです。

<ライプツィヒのGKコーチを務めるフレデリク・ゲースリンク氏は、「20歳という若さで、マールテンはすでにベルギーで最高のGKの一人になっている。彼の勇敢で攻撃的なプレースタイルは、私たちがライプツィヒでプレーするサッカーに完璧にフィットしている。ここで彼を成長させ、さらに高いレベルに持っていきたい」とコメント>


■2018/05/20 ベルギーで好きな選手ベスト11 ヤン・フェルトンヘンなど

CB、LSB  ヤン・フェルトンヘン(ベルギー)
CB、RSB トビー・アルデルヴァイレルト(ベルギー、トッテナム)
RSH トーマス・ムニエ(ベルギー、パリSG)
LSH ジョルダン・ルカク(ベルギー)
LSH、RSH ナセル・シャドリ(ベルギー)
LWG エデン アザール(ベルギー)