2023年7月28日金曜日

「モラス雅輝」を「ラモス瑠偉」と空目!ハーフ?帰化?

■2021/08/19 「モラス雅輝」を「ラモス瑠偉」と空目!ハーフ?帰化?



■2021/08/19 「モラス雅輝」を「ラモス瑠偉」と空目!ハーフ?帰化?

 他のところで書いたのですが、あるサッカー記事で出ていた「モラス雅輝さん(42歳)」を「ラモス瑠偉」と空目して、42歳って年齢おかしくね?と思ってよく確かめたら、「ス」しか合っていませんでした。ラモス瑠偉さんは今64歳だそうで、全然違いますね。ラモス瑠偉さんのWikipediaの説明は以下の通りです。

<ラモス 瑠偉(ラモス るい、Ramos Ruy、1957年2月9日 - )は、ブラジル・リオデジャネイロ出身の元サッカー選手、サッカー指導者(JFA 公認S級コーチ)、フットサル選手、タレントである。1989年に日本に帰化>
<ブラジル名はRuy Gonçalves Ramos Sobrinho(ルイ(フイ)・ゴンサゥヴェス・ラモス(ハモス)・ソブリニョ)[注 1]。愛称の「カリオカ」は「リオっ子」という意味で出身地に由来する。「36歳85日」の日本代表最年長得点記録(2018年時点)を持つ>

 では、モラス雅輝さんは、どういう人なのでしょう? こちらもWikipediaがありました。

<モラス 雅輝(モラス マサキ、Masaki Morass、1979年1月8日 - )は、日本のサッカー指導者。20年以上に渡りヨーロッパで指導者としての実績を積んでいる>

 Wikipediaによると、モラス雅輝さんの場合は、日本出身。出身地は、東京都調布市です。そもそも「生粋の日本人」なんだそうですが、名前のせいで誤報されることが多いとされています。
 では、なぜ海外っぽい名前なの?というのが、不思議なところ。別に両親ともに日本人出身でもカタカナ名にしたって構わないのですが、DQNネームとかキラキラネームとか言われそうです。ただ、そもそも「モラス」は苗字なんですよね。Wikipediaでは、オーストリア出身の剥製技師である継父(ままちち、血のつながっていない父)のペーター・モラスさんの姓を名乗っていると説明されていました。

 こうした育ちの関係なのか、英語、ドイツ語(標準)、南部ドイツ語(アレマン語・バイエルン語)に堪能。小学校は、東京都調布市立深大寺小学校であったものの、中学の時点で東京・横浜独逸学園に行っています。漢字だらけでパッと見だと誤解しそうですが、「独逸」というのは、ドイツの漢字表記。神奈川県横浜市都筑区にあるドイツ人学校なんです。さらに、16歳でドイツへ単身留学しています。単身ってのがすごいですね。
 このドイツ留学時代に背骨の怪我とドイツの名将クリストフ・ダウムに出会ったことがきっかけで1997年に18歳でサッカー選手から指導者に転身したとのこと。プロサッカー選手経験がなく、サッカー選手経験も短いという、プロサッカー指導者ではあまりいない珍しいタイプですね。
 これまでにオーストリア女子ブンデスリーガ1部、ドイツ女子3部、オーストリア男子2部に属するクラブで監督やヘッドコーチを務め、6度のリーグ優勝、5度のリーグ昇格経験を持ちます。また、前述の語学の関係で通訳もこなすというマルチぶり。こりゃあ重宝されますわ~。