2024年5月2日木曜日

買い取り義務条項回避で、日本人選手がシーズン残り出場なしに!

■2019/04/10 レンタル移籍のオプション 規定試合数でボーナスなど
■2019/04/10 浅野拓磨はもう出場せず、クラブが完全移籍にしたくないため



■2019/04/10 レンタル移籍のオプション 規定試合数でボーナスなど

  レンタル移籍などの移籍には様々な条件、オプションがついていることがあります。例えば、出場試合数やゴール数などでボーナスが出るといったもの。多くの場合、選手へのボーナスではなく、選手を借りているクラブの方へ料金を支払うというものです。
 貸した選手が活躍したんだからと、当初の支払額以上に支払うんですね。逆に安めに設定しておいて、予想通り活躍したら本来の料金を支払うとも考えられるかもしれません。
 基本的には、選手が活躍してチームに貢献するために、借り手も貸し手も(多くの場合、選手も)ハッピーなわけです。

  ボーナスとはちょっと違うものの、アンデルレヒトからシャルルロワにシーズン終了までの期限付きで加入した森岡亮太選手のケースもハッピーなことになりました。
 シャルルロワは盛岡を7試合に先発起用した時点で150万ユーロ(約1億8800万円)の買い取り義務があったと報じられています。アンデルレヒトでは十分に出番を得られなかったものの、移籍後は2ゴールを記録するなどトップ下としてチームに欠かせない存在になり、この試合数を満たしました。オプションが発生したと考えられます。
(森岡亮太がシャルルロワに完全移籍へ…条件を満たし、今夏の買取行使が決定か | Goal.comより)


■2019/04/10 買い取り義務条項回避で、日本人選手がシーズン残り出場なしに!

 一方で、なかなか珍しい事態になったのが、 アーセナルからハノーファーへ貸し出されていた浅野拓磨のケースです。
 今季ハノーファーでリーグ戦13試合、公式戦合計15試合に出場。浅野の場合、あと1試合に出場することで、契約に設定された買い取り義務条項が発効する条件が満たされ、完全移籍となります。
 ところが、 マルティン・キント会長がトーマス・ドル監督に対し書面で浅野の起用をしないようにとの通達をしたとのこと。監督しても浅野を使いたくなかったわけではなく、チームも低迷状態。是非使いたいという状態のはずです。
 ただ、 ハノーファーの場合は、低迷の度が過ぎていたみたいですね。最下位で2部降格が確実な状態。仮に2部で戦う事になった場合、最大で350万ユーロ(約4億3800万円)ともされる移籍金を支払って浅野を獲得する事は難しいとクラブ側は判断したようです。
 ドル監督は「こんなことは監督生活18年の中で初めてだ」「経済的な側面から下された決定だ。我々はクラブに雇われている以上、従わなくてはならない」と残念がっていました。
(野拓磨、今季残り試合は出場なしへ。監督「経済的側面から下された決定」フットボールチャンネル | スポーツ | 2019年04月08日より)
https://pex.jp/point_news/d71e0750306dd7fe3e3b9f8eecd60fab


鹿児島出身・鹿児島実業ベスト11 遠藤保仁と稲本潤一どっちも鹿児島県出身だと!?

■2019/02/12 鹿児島実業ベスト11 遠藤保仁・城彰二・松井大輔・前園真聖など
■2019/07/11 遠藤保仁と稲本潤一どっちも鹿児島県出身だと!?
■2019/07/11 好きな選手ベスト11 Wikipediaに忘れられていた久永辰徳など
■2019/02/12 J1試合数200試合超えでも選外、岩下敬輔・上本大海・赤嶺真吾ら
■2019/07/11 その他の鹿児島県出身者では鹿児島城西の中山博貴など
■2016/6/3  鹿児島実業高校で気に入った渡邊辰巳、ところが…



■2019/02/12 鹿児島実業ベスト11 遠藤保仁・城彰二・松井大輔・前園真聖など

 鹿児島実業はすごい豪華ですね。ただ、好きな選手ベスト11を選べるほど、集められませんでしたので、鹿児島県出身者も含めて鹿児島ゆかりの選手ベスト11にして後ほど。
 普通のベスト11は試合数ベースでなるべく客観的に選んでいます。なぜかCBがやたらと豪華で悩みました。(鹿児島実業のWikipediaなどを参照)

<鹿児島実業出身者ベスト11>
GK 慶越雄二(元U-18日本代表GKコーチ) 鹿児島県出身。
 J・7 JSL1部・46 ヴェルディの印象が強かったけど、長かったのが松下(ガンバ)、出場数ではアビスパ福岡でした
CB、SB    那須大亮(ヴィッセル神戸 元アテネ五輪代表)鹿児島県出身。
 J1・400 積極的なDFをしていた選手だったような。結構当時は評価していた選手だったと思います。
CB、SB、DH    伊野波雅彦(ヴィッセル神戸 元日本代表)宮崎県出身。
 代表21 J1・243 私が見たのは鹿島でCB。スピードのあるタイプでめちゃくちゃ好きでした。でも、いつの間にか鹿島からいなくなっていて残念に思っていた選手。結構代表で試合出た経験あると今知りました。
LSB,RCB,CB    藤山竜仁(元コンサドーレ札幌)鹿児島県出身。
 J1・193 東京ガスのイメージですが、ライバルだったコンサに加入。好きじゃないし、最初良さもわからなかったものの、良い選手でしたね。
LSB    片野坂知宏(元大分トリニータ)鹿児島県出身。
 J1・212 好きじゃなかったですが、良い選手だった記憶。
DH    遠藤保仁(日本代表)鹿児島県出身。
 代表152 J1・602 黄金世代では一番評価していなかったDHだったのに、日本代表の国際Aマッチ出場数最多記録保持者という、ある意味日本一のサッカー選手に。見る目なかったですわ。
DH、LSH、RSB    遠藤彰弘(元日本代表)鹿児島県出身。
 代表0 J1・228 遠藤保仁の兄。下手なわけじゃないものの、技術が抜けているわけではなく、仕事人的なタイプ。
MF    松井大輔(横浜FC 元日本代表 10WC出場)京都府出身。
 代表31 J1・95 リーグ・アン148 高校時代は評価していなかったのですけど、京都で見て大好きに。アイデアが豊富なだけでなく、運動量にも感心しました。
MF    前園真聖(元日本代表)鹿児島県出身。
 代表19 J1・191 フリューゲルス時代は止められなくてキレッキレだったんですが、その後驚くほど抜けなくなりました。あれはなんだったのか?
FW    城彰二(元日本代表・98WC出場)北海道出身。
 代表35 J1・230 好きではなかったものの、なんだかんだで良い選手。彼のおかげでリーガをたくさん見れました。
FW    平瀬智行(元ベガルタ仙台 元日本代表)鹿児島県出身。
 代表2 J1・180 鹿島では柳沢派で、確か当時は評価もしていませんでした。でも、良い選手って言って良かったかもしれませんね。




■2019/07/11 遠藤保仁と稲本潤一どっちも鹿児島県出身だと!?

 まだ全然選んでないんですけど、鹿児島県出身者でのベスト11も。 鹿児島実業ベスト11では出身地もメモしており、そこらへんをとりあえず流用しています。(前述のものに加えて、鹿児島県出身の人物一覧 - Wikipediaを参考に)

<鹿児島実業出身者ベスト11>
GK 徳重健太(V・ファーレン長崎):薩摩川内市
 J1     140 鹿児島県鹿児島市出身。薩摩川内市と書いているところもあり分かれています。元々は鹿児島実業高校への進学を希望していたが金銭面の問題で両親に説得され国見高校へ進学したとのこと。なぜか国見は好きな選手が少ないんですけど、彼は結構好きだったと思います。ただ、代表入りしませんでしたし、それほど伸びませんでしたね。
CB、SB    那須大亮(ヴィッセル神戸 元アテネ五輪代表)鹿児島県出身。
LSB,RCB,CB    藤山竜仁(元コンサドーレ札幌)鹿児島県出身。
LSB    片野坂知宏(元大分トリニータ)鹿児島県出身。
DH    遠藤保仁(日本代表)鹿児島県出身。
DH 稲本潤一:湧水町
代表82 プレミア 66 J1 225 えーっ!と驚いたのが稲本。稲本と遠藤どっちも鹿児島県出身って豪華すぎます。どちらもガンバ大阪の印象が強いですが、稲本は実質大阪出身と言ったほうが良いのかも。鹿児島県姶良郡湧水町生まれ、大阪府堺市育ち。生後まもなく鹿児島県から大阪に転居しているそうです。
DH、LSH、RSB    遠藤彰弘(元日本代表)鹿児島県出身。
MF    前園真聖(元日本代表)鹿児島県出身。
FW    平瀬智行(元ベガルタ仙台 元日本代表)鹿児島県出身。
FW 大迫勇也(1.FCケルン):南さつま市 鹿児島城西高校
 ブンデス1部     129 J1 139 彼も私の好きな鹿島出身の選手ですね。好きなタイプではなく、正直期待していなかったのですが、いまや日本の歴史に残る名FWになりました。




■2019/07/11 好きな選手ベスト11 Wikipediaに忘れられていた久永辰徳など

 鹿児島県出身・鹿児島実業出身者両方を入れたものでの好きな選手ベスト11。これでも好きな選手ベスト11にできなかったので、かなり適当に入れちゃいました。逆に大して好きでもないのに選んで申し訳ありませんといった感じに…。

<鹿児島県出身・鹿児島実業出身者・好きな選手>
GK 徳重健太 3(V・ファーレン長崎):薩摩川内市 3
CB    前田浩二 2(元ガイナーレ鳥取監督) 鹿児島県出身・鹿児島実業
 J1・125 フリューゲルスの印象。ガンガン行く感じで良いイメージが残っていましたが、178cmでそう大きくなかったんですね。出場試合数少なかったので、普通のベスト11からは外しました。
CB、SB    那須大亮 3 鹿児島県出身・鹿児島実業
CB、SB、DH    伊野波雅彦 7 宮崎県出身・鹿児島実業
DH    遠藤保仁 2 鹿児島県出身・鹿児島実業
DH 稲本潤一 2  湧水町
DH 永井篤志  1 鹿児島県出身・国見高校
 J1     35 J2     368 選ぶ選手がいなくて、DHだらけになりました。永井秀樹の弟ですね。お兄さんは大分県出身。モンテディオ山形でブレイクして、中心選手となりました。あんまりプレーは覚えていませんが、良かった気がするのと、ひょろっとした選手の印象が残っています。
MF 久永辰徳 7 姶良町・鹿児島実業
 J1     199 鹿児島実業出身なのに鹿児島実業のウィキペディアでは漏れていましたね。200試合近く出ているのに! で、大好きだったんですわ、彼。大成しなかったものの、好きだったドリブラー。当時のアビスパ福岡はなぜかめちゃくちゃ好きな選手多かったです。懐かしい!
MF    松井大輔 9 京都府出身・鹿児島実業
RSH 渡邊辰巳 3 鹿児島実業 2021/02/01に追加。後述の高校サッカーのメモで気に入った選手にしていたので追加しています。
FW 大迫勇也 1 南さつま市 鹿児島城西高校



■2019/02/12 J1試合数200試合超えでも選外、岩下敬輔・上本大海・赤嶺真吾ら

<その他のプロサッカー選手>
CB、DH、SB    岩下敬輔(アビスパ福岡 元日本代表)鹿児島県出身。
 代表0 J1・205 清水時代に見た気がしますがよく覚えていません。DHで見たかCBで見たかも不明。ガンガン身体の強さって感じのプレースタイルではなかったような? 代表歴あるそうですが、J1出場試合数が少なく、迷ってベスト11から外しました。鹿児島実業はCB豊富ですね。
CB    上本大海(鹿児島ユナイテッドFC)
 J1・230 鹿児島県出身。見たと思いますが、ほとんど記憶にないです。
FW 赤嶺真吾(ファジアーノ岡山FC) J1・249 沖縄県出身。東京で確実に見たはずですけど、思い出せず。ちょっとひょろっとした感じの選手だったかな。試合数的にはベスト11クラス。選んでも良かったかも。
RSB、LSH、RSH、LSB、DH 松下年宏(鹿児島ユナイテッドFC) J1・234 鹿児島県出身。高校時代良いと思った選手だと思ったら違った。前橋育英の松下裕樹だわ。 松下年宏は全然見た覚えないですね。代表歴ないため、ベスト11に選びませんでしたが、試合数は非常に多くてびっくり。
FW  田原豊(サムットソンクラームFC) 鹿児島県出身。 J1・95 好きなタイプではなかったとはいえ、高評価なのに伸びなすぎて驚きました。

    野見山秀樹(元ガンバ大阪) J1・2 MF 鹿児島県出身。
    田畑輝樹(元アルビレックス新潟 ビーチサッカー日本代表・07・08・09・11・13・15WC出場) J1・0 鹿児島県出身。
    椎原拓也 MF J1・0 鹿児島県出身。
    久留貴昭(元V・ファーレン長崎) J1・0 鹿児島県出身。
    諏訪園一吉 J1・0 鹿児島県出身。
    萩原達郎(元愛媛FC) J1・0 鹿児島県出身。
    登尾顕徳(鹿児島ユナイテッドFC・GM) DF J1・20 鹿児島県出身。
    柳崎祥兵(鹿児島ユナイテッドFC)MF J1・0 鹿児島県出身。
    赤尾公(鹿児島ユナイテッドFC) 鹿児島県出身。 MF J3
    諏訪園良平  鹿児島県出身。 MF JFL
    西岡謙太(鹿児島ユナイテッドFC) 愛媛県出身 MF J2
    永岩貞亮(鹿児島ユナイテッドFC) Wikipediaなし
    谷口功(鹿児島ユナイテッドFC) 大阪府出身 DF J2
    阪本一仁(FC岐阜) 奈良県出身 FW、MF J2
    木川渉(鹿児島ユナイテッドFC) Wikipediaなし
    山之内優貴(アルビレックス新潟シンガポール) 鹿児島県出身 MF J2
    福島立也(ヴェルスパ大分) 滋賀県出身 FW J2
    井上黎生人(ガイナーレ鳥取) 島根県出身 DF / MF J3
    大南拓磨(ジュビロ磐田) 愛知県出身 CB J1・6




■2019/07/11 その他の鹿児島県出身者では鹿児島城西の中山博貴など

 上記までで出てこなかった鹿児島県出身者…ですけど、目についたところをさっと除いただけなので、実はかなりダブっています。

中山博貴:鹿児島市、鹿児島城西高校
 J1     62 J2     159。2019/07/11の追記は彼のため。2004年SBSカップ(日本U-19 0-0 ブラジルU-19)にトップ下でスタメンでした。ただ、当時は平山が五輪で不在、リーグ戦のためか、森本・高柳・高萩・梶山と攻撃陣で多数不参加。私は不参加組を含めて、攻撃的MFは評価していなかった世代です。
 メモによると、目立たない時間長かったものの、FWを追い越してフリーになる良いプレーはひとつ。これ自体はダイレクトのキックをミスっていたようですが、後ろから来る難しいボールでやむを得ないところはあったでしょう。
 鹿児島県の高校でトップ下が得意で京都サンガへってのは、松井大輔と同じですね。中山の場合、京都一筋で引退まで。試合数にもかなり出ていて、かなり活躍した選手と言って良さそうでした。

徳重隆明(元徳島ヴォルティス):薩摩川内市
内山俊彦:出水市
田畑輝樹(東京レキオス)
田ノ上信也:薩摩川内市
長山一也:南さつま市
米田兼一郎:霧島市
萩原達郎:姶良町
挽地祐哉:鹿児島市
松下年宏(鹿児島ユナイテッドFC):鹿児島市
八反田康平(鹿児島ユナイテッドFC):鹿児島市
山内智裕
地主園秀美:霧島市
六反勇治(清水エスパルス):霧島市
谷口堅三(藤枝MYFC)
永畑祐樹(鹿児島ユナイテッドFC):出水市
登尾顕徳(鹿児島ユナイテッドFC・GM)
大迫希(藤枝MYFC):薩摩川内市
鮫島晃太(藤枝MYFC):枕崎市
川添孝一(サッカー解説者)
松澤隆司(鹿児島実業高等学校サッカー部総監督)
上川徹(サッカー審判員):鹿児島市
赤尾公(鹿児島ユナイテッドFC)
平秀斗(福島ユナイテッドFC)
後藤優介(大分トリニータ):鹿屋市
福島遼(元ザスパクサツ群馬)
福満隆貴(セレッソ大阪):鹿児島市
五領淳樹(鹿児島ユナイテッドFC):霧島市
中原秀人(鹿児島ユナイテッドFC):阿久根市
赤崎秀平(名古屋グランパス)
牧内慶太(SC相模原)
泊省吾(MIOびわこ滋賀)
麻生大治郎(ホンダロックSC)
山内晴貴(松江シティFC)
林友哉(カマタマーレ讃岐)
野嶽寛也(鹿児島ユナイテッドFC):鹿児島市
黒瀬純哉(テゲバジャーロ宮崎)
山下明日翔(元テゲバジャーロ宮崎)
木下裕貴(元FCマルヤス岡崎)
長谷川雄志(大分トリニータ)
久留貴昭(元V・ファーレン長崎):鹿屋市
中村亮(カマタマーレ讃岐)
若松賢治(元サンフレッチェ広島)




■2016/6/3  鹿児島実業高校で気に入った渡邊辰巳、ところが…

 2005年の高校選手権のメモから。鹿児島実業高校は決勝・準決勝両方のメモかな? でも、あまりメモしていません。決勝だけかも。守備的なMFの赤尾選手は「ロングシュートいいね」のみでした。JFLに行ったものの、すぐに引退。しかし、復帰して今はJ3みたいです。

-----引用 ここから-----
赤尾公 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B5%A4%E5%B0%BE%E5%85%AC

赤尾 公(あかお あきら、1988年2月15日 - )は、鹿児島県鹿児島市出身のサッカー選手、サッカー指導者。ポジションはミッドフィールダー。

鹿児島実業高校時代には2度の全国高等学校サッカー選手権大会に出場。2年時の第83回大会には優勝を経験。キャプテンを務めた3年時の第84回大会には決勝に進出したものの、乾貴士・青木孝太・楠神順平を擁する滋賀県立野洲高校に延長戦の末に敗れ準優勝に終わる。

高校卒業後は鹿屋体育大学に進学。4年時にはキャプテンを務めるなどチームの中心選手として活躍。

大学卒業後の2010年から、ガイナーレ鳥取に入団。前期16節の金沢戦で交代出場によりJFL初出場を果たすと、その1分後に初ゴールを決めチームの勝利に貢献した。同年シーズン終了後に現役を引退し、クラブスタッフとして鳥取に留まることとなった。鳥取のスクールコーチで、子供たちに「赤コーチ」と慕われていた。2011年よりアマチュア選手としてSC鳥取ドリームスに所属し、中国サッカーリーグ昇格に貢献。

2012年よりヴォルカ鹿児島で現役復帰。2014年より、鹿児島ユナイテッドFCに所属。ボランチながら8得点の結果を出し、チーム得点王となった。
-----引用 ここまで-----

 赤尾さんのところで、Wikipediaがなかった選手もいっしょに。あまりネガティブな話はしたくないのですが、落ち着きのないキックが気になった6番の選手。名前が聞き取れなくて「かにさわ?」と書いていたものの全く違っていて、上村豊和選手だったっぽいですね。特に情報なし。ただ、あまりにも名前が違うので別の方でしょうか?

 私が一番気に入ったのは、全然放送では褒められていなかった渡辺という右SHの選手。調べると、渡邊辰巳選手っぽいですね。右で抜けて切り返してクロスバーなど、可能性を感じさせるプレーを披露。大会優秀選手にも選ばれていました。ところが、プロ入りはならなかったようです。

-----引用 ここから-----
IDサッカー : 第83回高校サッカー選手権優秀選手(2005)

MF 渡邊辰巳(鹿児島実業)→早稲田大学→鹿児島銀行
http://blog.livedoor.jp/goldenalljapan/archives/51972900.html
-----引用 ここまで-----

 ついでにFWの山下真太郎選手も。4ゴールで得点王、中心だった…らしいのですが、私の目では目立っていないように。調べてみると、こちらはWikipediaがありました。Wikipediaは右枠で鹿児島県出身、本文で東京都出身と書いてあります。

-----引用 ここから-----
山下 真太郎(やました しんたろう、1986年4月2日 - )は、東京都出身のサッカー選手。ポジションはFW。

 来歴

2003年、鹿児島実業高等学校2年時に出場した全国高校サッカー選手権で2得点した。2004年、3年時にも同大会に出場し、得点王(4得点)を獲得する活躍で鹿児島実業の9年ぶりの優勝に貢献した。同期に岩下敬輔がいる。進学した駒澤大学ではなかなか出場機会に恵まれなかったが、4年次にリーグ戦初出場を果たした。

2009年に平岩宗とともに横河武蔵野FCに入団し、同年のリーグ戦5試合に出場した。

2013年に東京開催の国体の青年部のサッカーチームのキャプテンに任命される。

所属クラブ

    鹿児島実業高等学校
    駒澤大学
    2009年 - 2011年 横河武蔵野FC (引用者注:JFL)
    2012年 - エリースFC東京 (引用者注:関東1部)
-----引用 ここまで-----

メキシコ代表注目選手は、アルバレス、ヒメネス、グアルダード、オチョアなど

■2018/12/17  国民の3割がサポーターのグアダラハラ、メキシコ人選手だけで構成
■2020/05/24 外国人選手いるメキシコ悪役クラブが人気なのはなぜ?メキシコ人純正クラブより人気
■2022/10/28 メキシコ代表注目選手は、アルバレス、ヒメネス、グアルダード、オチョアなど
■2022/11/23 オチョア、ロサーノが良かったメキシコ 注目アルバレスはミスもありいまいち
■2022/12/14 メキシコ代表に突然ルイス・チャベスというすごいMFが登場する
■2022/08/03 メキシコ代表FWらしからぬFWが、W杯注目選手11名の1人に選ばれる…
■2018/07/03 メキシコの好きな選手 ラファエル・マルケス、グアルダードなど
■2018/06/19 予想外ではない!メキシコが期待通り王者ドイツに勝利
■2018/06/19 もうマルケスいないし…と思ったら出てきてびっくり!39歳だぞ!?
■2018/06/24 試合巧者なメキシコ、1点取った時点でほぼ勝利が確定
■2018/06/24 交代の3人マルケス、ヘスス・コロナ、ドス・サントスも良い選手
■2018/07/03 ブラジル相手に前半は押し込むが、後半の交代でやや自滅の格好のメキシコ



■2018/12/17  国民の3割がサポーターのグアダラハラ、メキシコ人選手だけで構成

2018/12/15 クラブワールドカップ準々決勝 鹿島アントラーズ(日本)3 - 2グアダラハラ(メキシコ)
    【49分】MF 6 永木 亮太    【69分】MF 18 セルジーニョ    【84分】FW 30 安部 裕葵
    【3分】FW 14 サルディバル    【94分】MF 4 レオ シルバ(オウンゴール)

 聞いた覚えなかったんですが、グアダラハラはメキシコ第2の都市。サッカークラブとしては、CDグアダラハラまたはチーバス・グアダラハラとも呼ばれます。グアダラハラはスペインのグアダラハラが由来で、ややこしいことにそちらにもCDグアダラハラがあるみたいですね。
 創設当初を除けばメキシコ国外出身選手と契約したことが無く、メキシコ人選手だけで構成されるメキシコ唯一のクラブ。放送によると、100年以上メキシコ人でやっているそうな。
 そのせいか、2007年にグルポ・レフォルマが行った調査によると、メキシコの人口のうち28%(第1位)がチーバスのファンだったといいます。びっくりですね。

 試合前にメンバーを見たものの、良いDFだったベテランのカルロス・サルシードしか覚えなし。しかも、今回の試合には出ませんでした。同じ年の2018年のワールドカップで出ていた選手いないんじゃないかな? 私が覚えていた選手はいませんでした。
 ただし、今の代表メンバーは多いですし、代表経験者も多かった模様です。
 ハビエル・エルナンデス、カルロス・ベラ、オマール・ブラボなどを輩出したチーム。都並敏史さんによると、アカデミーの育成が有名なクラブ。今回のスタメンやチームも、アカデミー出身者だらけだとのことでした。

 メキシコにしては、守備に重きがあるチームとのこと。鹿島も前半はほとんど良い形が作れず。ただ、攻撃陣に代表選手が多く、むしろドリブルが効いていました。鹿島がプレスをかけるものの、かいくぐられて崩されるという形が何度も。前半開始3分の早々の失点もそういった形。
 鹿島はリーグ最終戦勝てずに3位でフィニッシュ、天皇杯も準決勝敗退と冴えない中でしたが、グアダラハラは前期後期制の前期を11位で終えており、鹿島の方がマシだと思ったのが予想外。後で知りましたが、中21日と試合間隔も空きすぎていた模様。それを全く感じさせない内容でした。
 ところが、後半選手交代のあった鹿島に勢いが出て、やり方にも対応されて失点。その後は浮足立ち崩壊。最後に1点返して1点差ですけど、スコア以上に差のある負け方となりました。
 鹿島は試合巧者ですが、メキシコもそれがうまい国。加えてスタミナや勝利への執念なんかは日本よりすごいと思う国だったので意外。私が思いついたのは、試合感の問題、前述の通り不調であったこと、油断、守備主体のチームの脆さといったところ。最後が有力かな? 前半の形を攻略されて以降、次の形ができませんでしたね。

    GK1グディーニョ 代表
    DF2バン・ランキン 代表
     4ペレイラ
     5マリン
     16ポンセ
    MF7ピネダ
→FW 23 ゴディネス
     10ロペス
→MF 13 サンドバル
     11イサーク・ブリスエラ 代表 28歳
RSH。2014 FIFAワールドカップにもメンバー入りしていたそう。ただし、試合には出場せず。やはり初見ですね。開始早々、右から良い突破を見せた上、中央に合わせて先制点をアシスト。その後もドリブルが効いており、前半アディショナルタイムにもドリブルからシュートまで行く場面。後半はチームの不調に合わせて、それほど目立たなかったものの、最も印象に残った選手です。
     25ペレス
    FW9プリード 代表
     14アンヘル・ サルディバル 代表 24歳
最も注目と紹介されていた比較的若い選手。右からのボール、対応したRSBの内田が見誤って前に行ったのとは逆に、ファーに流れることでフリーになってヘディングで逆サイドに決めました。178cmだそうで、高くはないのですけど、ストライカーらしいセンスを感じさせたプレーでした。
 また、その後もゴールの可能性を感じさせるプレーを見せています。注目というのはわかりますね。ヨーロッパに行きたいとのことで、その夢も叶うんじゃないでしょうか。


■2020/05/24 外国人選手いるメキシコ悪役クラブが人気なのはなぜ?メキシコ人純正クラブより人気

   前述の通り、グアダラハラはメキシコ人選手だけで構成していて、国民の3割がサポーターだとのこと。日本でもこれやると人気出ると思いますね。ただ、メキシコがおもしろいのは、外国人選手もいるグアダラハラの敵役扱いのクラブがあり、なおかつ人気もあるということ。Wikipediaでは、むしろこっちのクラブの方が人気あるとしていました。日本のサポーターでは排外主義的な雰囲気が高まっていますから、日本じゃこうはならんでしょう。これはプロレス文化の「お約束」を理解しているためと説明されていました。非常におもしろいです。

<メキシコ国内で最大手のテレビ局・テレビサがオーナー。ルチャ・リブレ(引用者注:スペイン語でプロレスのこと)の文化が根付き、善悪対決という概念がスポーツで必要とされやすいメキシコにあって当クラブは他クラブの有力選手や外国人を金銭で引き抜くなど「悪役」を標榜したクラブ運営を行って来た(そういう意味でのライバルはCDグアダラハラ)。ゆえにサポーターも「Ódiame más! (オレを憎め!)」というキャッチコピーがプリントされたシャツを着て応援することが多い。メキシコで最も人気のあるサッカークラブである。 >



■2022/10/28 メキシコ代表注目選手は、アルバレス、ヒメネス、グアルダード、オチョアなど

 メキシコは北中米カリブ海最終予選を、同大会で波乱を呼んだカナダに次ぐ2位で通過。本大会の連続出場は途切れず、2位なので悪くないように見えるものの、結果やパフォーマンス、主要メンバーの不在などで多くの批判を浴びたそうです。
 浮き沈みのあった予選の終了後、メキシコのサッカーメディアの大半がアルゼンチン人のヘラルド・マルティーノ監督監督への疑問を呈していたとのこと。ただ、続投はしています。

 こうした話があった<2022 W杯で注目すべきメキシコ人選手5選>(FIFA)によると、以下の5人が注目選手だそうです。
https://www.fifa.com/fifaplus/ja/articles/mexico-five-players-to-watch-fifa-world-cup-ja

GK ギジェルモ・オチョア 年齢:37歳
 「未だ長期間任せられる代役が現れていないため、オチョアが頼りになる、ディフェンスの最後の砦であることに変わりはない」とのこと。GKは長持ちするポジションとは言え、ちょっと世代交代としては心配になりますね。
 ただ、さらに心配になるのが、「メキシコの文句なしの1番である」ともあったこと。これは背番号の1番なのか、メキシコ代表で最も注目すべき選手という意味なのか不明。もし後者であれば、やはり世代交代が進んでいないということですから深刻ですね。真っ先に紹介されていますので、本当に「メキシコ代表で最も注目すべき選手」なのかもしれません。

MF アンドレス・グアルダード 年齢:35
 世代交代の話を書いていると、またベテランが登場。「オチョアとともにメキシコのもう一人のリーダーであり、ドレッシングルームでの意思決定などで大きな存在感を示す選手」だといいます。オチョアは好きですし、それ以上にグアルダードは好きなんですが、世代交代という意味ではよくありませんね…。
 ともに5度目のワールドカップ出場で、アントニオ・カルバハルの持つ国内記録に並ぶそうです。グアルダードの場合は、クラウディオ・スアレスの持つメキシコ代表最多出場記録の塗り替え目前だともいいます。
 FIFAは<グアルダードは突破力を誇るウインガーとしてスタートしたが、現在は中盤の司令塔として、試合を読む力、視野の広さ、創造性あふれるプレーを披露>と説明。私が好きになったときは、すでに司令塔的なところに良さを感じた選手です。

FW ラウル・ヒメネス 年齢:31歳
 メキシコ大好きなんですけどヤバいですね。またベテランです。31歳であればそれほどパフォーマンスが落ちない年齢なのですけど、しつこいようにチーム全体の世代交代としては憂うべきところでしょう。
 ただし、本当言うと、ヒメネスはパフォーマンスについても不安あり。2020年11月に頭をぶつけ、頭蓋骨骨折して以来、長い間、ベストフォームを取り戻すのに苦労しているといいます。ワールドカップの予選でもわずか3得点しか挙げられませんでした。
 とりあえず、特徴としては、<空中戦ではほぼ無敵のヒメネスは、すべてのボールを奪いに行く闘争心にあふれ、チームメートと効果的に連携するボールスキルも誇る>とのこと。前回書いた投稿(このひとつ下の投稿)では、ドリブルがうまいなどといった話もありました。

FW イルビング・ロサノ 年齢:27歳
 やっと20代が登場。とはいえ、27歳ですから全然若くはありません。前回大会で気に入った選手ですが、予選では不調だったとのこと。前回大会は期待ほどではなかったウインガーのヘスス・コロナもいましたが、こちらは足に深刻な負傷を負っており、出場できないような書き方ですね。

MF エドソン・アルバレス 年齢: 24
 前回大会、20歳ながら何度も起用されていた選手。当時はRSBでデビュー、CBもやっていたかもしれません。ただ、私は良さがわからなかったんですよね。
 FIFAによると、「近年のメキシコサッカー界で最もエキサイティングなブレイクを果たした一人」で「万能型のミッドフィルダー」だとのこと。使われ方を見ているとオールマイティーさは感じたのですが、DFではなく、中盤がメインになった…というのは変わった点ですね。
 アヤックスのアルフレト・スフリューデル監督は主将ではないが、主将のようにプレーする。彼は真のリーダーであり、勝者だ。ボールの扱いも上手くなっている。守備では戦術的に鋭く、多くのボールをカットし、ゴールを決めることもできる」と絶賛しているそうです。
 「欧州のビッグクラブが獲得を切望するボックス・トゥ・ボックスの司令塔」とも書かれており、以前見た印象と全然違っていてびっくりですわ。



■2022/11/23 オチョア、ロサーノが良かったメキシコ 注目アルバレスはミスもありいまいち

 メキシコ 0-0 ポーランド

 テレビでは、守備のメキシコ、攻撃のポーランドという私のイメージと逆の説明。メキシコは守備強いのわかるが、守備的な相手だとポゼッションをとるサッカーもする。ポーランドは守備から入るチームのイメージなので、今回もメキシコがポゼッションをとると予想していた。で、結果は、一進一退に。
 ポーランドはイメージ通り守備がしっかり。攻撃の形ができていないが、ポーランドは高さでチャンスできればという感じのボールは出しており、前半はリスクをかけずに…という考え方に見えた。
 後半も同じ感じだったが、ポーランドのPKの後、両チーム、特にメキシコ側のテンション上がってお互いにやり合う時間帯が少しある。ただ、また落ち着いてしまい、スコアが動かないまま終了する。

メキシコ 4-3-3

GK 13    G.オチョア
 後半PKのピンチ、ピッタリ合わせて止めた。一度右に動くアクションから左に動いた。その他のプレーも良い。今大会もベストGK候補。

LCB 15    H.モレノ
 味方のミスから出仕方ないところあったが、エリア内のピンチ完全に引っ張ってしまってPKの大ピンチに。

RCB 3    C.モンテス

LSB 23    J.ガジャルド
 長く走って裏チャンスになりそうな良いプレーあった。

RSB 19    J.サンチェス
 比較的若い選手で気合入っている感じで、積極的にチャレンジしているが、空回割気味で攻守にミス多く、早々とイエローも。それほど角度ないところクロスというタイミングでおもしろい強いシュート。クロスのミスかもと言われていたが、シュートじゃないかな。良さそうな選手ではある。

CH 4    E.アルバレス
 後半、そんなにひどいパスでもなかったところ、うまく処理できずにピンチに。この流れでDFが引っ張ってしまいPKにつながる。大ブレイクして注目選手と言われていたが、4年前と同じでやっぱり良さわかんないな。
 良いプレーないわけではなく、少し抜いてから左サイド使うプレー。なかなかのプレー。

Lインサイドハーフ 24    L.チャベス
 裏へ浮かせてLSBに入れる良いボールでチャンスに。

Rインサイドハーフ 16    H.エレラ
 エリア内まで上がってきて最初のクロス引掛っかったが、もう一度のクロスでチャンス。長く走って良いプレーだった。

(8    C.ロドリゲス)

LWG 10    A.ベガ
 大きくないと思うが、右からのボールヘディングでチャンス。途中から一時左右交代。良い守備で取り返すところも。後半仕掛けてから後ろ向いたところでファールもらう。4年前ほどじゃないが、なかなか良いプレー見せていた。

RWG 22    イルビング・ロサーノ(ロサノ) 27歳
 右のミス狙ってスペース、スピード見せてチャンス。右優勢でチャンスになりそう。上がってきたエレーラに右から転がして良いボールチャンスになる。チャンスになっていたのに、途中から一時左右交代。選手交代あって左に。そこで抜いてくるドリブルからワンツーで可能性感じるプレー。
 後半アディショナルタイム、仕掛けてから低い転がすクロスおもしろい。前回大会ほどではない感じだけど、やはり良い選手。    

CF 20    H.マルティン
 後半、シュートをヘディングでコース変える良いプレー。前線でポストプレー頑張るプレーも少しあった。

(CF 9    R.ヒメネス)
 本来のエース。ただ、やはり怪我上がりということでいまいち目立たなかった。



■2022/12/14 メキシコ代表に突然ルイス・チャベスというすごいMFが登場する

サウジアラビア 1-2 メキシコ

 ノックアウトステージの合間に、初戦良くなかったけどずっと好きなチーム…ということでもう1試合メキシコの試合をABEMAで見てみる。3戦目の試合。相手は初戦でアルゼンチンに2-1で逆転勝ちしてあっと言わせたサウジアラビア。
 初戦悪かったが、この試合はメキシコらしく運動量が多くて良かった。一方のサウジアラビアは全員国内組だそう。それでアルゼンチンに勝利すってすごいな。FIFAランキングも51位で、24位の日本よりずっと低かった。
 試合はやはりメキシコが持つ展開。力関係でそうなるし、サウジアラビア以上に点がほしい追い込まれた状況だった模様。グループ再開で大量得点が必要だった状況っぽい。一方、サウジアラビアも引き分けでは微妙で、現実的には勝つ必要があり、カウンターは見せていた。
 メキシコはプレスが人数かけて連動して早いし、奪った瞬間のペースアップも連動して早い。後半、サウジアラビアはセットプレーで2失点。その後もメキシコが猛攻。守備も良く運動量落ちない。最後まで落ちなかったが、リスク賭けており、後半アディショナルタイムで失点し万事休す。
 ヤフーニュースの感想コメントでは、ひとつだけ他と違って浮いた「もっとメキシコは攻撃的に行って良かった」というコメントがあったが、攻撃的にやっていたし、チャンスも作りまくれていた。手詰まりになっているならともかく、得点できそうな場面が多数できているのに、そこから無理にバランスを崩す意味はない。DFが枚数を減らしてFW枚数を増やしてバランスを崩すだけが、攻撃的…ということではない。

13    G.オチョア
 GKいない方向、外めにDFがヘディングでバックパス、下手すればというところだがオチョアがすぐエリアギリギリのところに来てキャッチして大事には至らず。後半、ファーへのクロス、相手の前で先にパンチング、良いプレー。裏へのボール、ヘディングでクリア。枠に飛ぶシュート少ないが、良いところ何度も見せている。

CB 15    H.モレノ

CB 3    C.モンテス
 GKいない方向、外めにヘディングでバックパス、下手すればというところだがGKがすぐエリアギリギリのところに来てキャッチして大事には至らず。DFラインからスペースあった左の前までの大きなサイドチェンジ、いいボールだった。後半立ち上がり。ニアのCKうまく角度を変えて後ろに出してアシスト。ミスはあったが仕事しており、全体評価としては上々な感じ。

LSB 23    J.ガジャルド
 序盤、GKの前にアーリークロス気味の素晴らしいボール。守備でも良いショルダータックルで守るところ。

RSB 19    J.サンチェス
 やや内から少し斜めに外に長く走って一気にDFライン裏を狙うカウンター。オフサイドだったが良い走りだった。相手の悪いサイドチェンジ、きちんとクリアできず。頑張りは見えて悪くないんだけど、もう一歩足りない感じ。ただ、今後のメキシコを背負っていく選手にはなりそう。

(11    R.フネスモリ)

CH 24    ルイス・チャベス 26歳
 前半から確かミドルシュート打ちまくっていたと思うが、これぞというのはなし。ただ、後半立ち上がりは左端狙って良いミドルシュートだった。さらにCKでニアに低い速いボール入れて、アシストのひとつ前となるプレーをしてまずひと仕事。
 その後、ちょっと長めのFK、今大会直接FK入っていないしなぁ…と思っていたら良いキックで驚いたらそのまま決まった。今大会直接FKでもゴールあったのか!右上ギリギリではないが、早くて落ちるボールだった。
 セットプレーは基本彼が蹴っていて、CKでニアへ速い良いボールなど。GKが読んで良い反応したが、もう1本長いミドルシュート、枠に行って悪くないところ、スピードもある良いキックしていた
 。強めのボールもらたがきちんと止めて、しかも、裏への良い縦へのボール。もう一つ裏へのスルーパスでチャンスに。
 後から見ると、国内組で今年代表入ったばかり…という選手。若いわけでは無いが新星だった模様。しかし、こんな良い選手いたのか!というプレーぶりだった。

CH 4    E.アルバレス
 立ち上がり、右サイドの低いところ下がっていい縦パス…と思って見ていたら、ここからチャンスに。良いプレーだった。しかし、遅れて激しく行ってしまいイエローになるプレーも。
 後半立ち上がり、ミスパス。ゲーム作ろうとしているのはわかるし、こぼれ球はよく拾えていた。相棒が攻撃的な分、守備をしっかりやっている。高めの位置、すーっと上がっていって良いインターセプトもあった。ただ、どうもめちゃくちゃ評価が高い…という感じのの良さはわからない。

(26    K.アルバレス)    

LSH 10    A.ベガ
 立ち上がり、スルーパスでうまく裏飛び出すがシュートは引っかかる。良いプレーではあった。ただ、4年前はもっともっとすごかったので、それから見ると、年とったな…という感じ。仕方ない。

(21    U.アントゥナ)
 裏へのボール抜け出して決めたが、完全にオフサイド。我慢できなかった感じ。

OH 17    O.ピネダ
 良いダイビングヘッドはあった。

(8    C.ロドリゲス)

RSH→LSH 22    イルビング・ロサーノ 27歳
 降りてきて縦パス受けると、ターンながらドリブルしてDF剥がしつつスルーパスで決定的な形。もう一つ、同じような感じで下がりながら受け、ターンしながらドリブルして前を向いて裏へのスルーパスで惜しいところあった。初戦も悪くなかったが、さらによい感じ。ドリブル効いている。
 右サイドからGKがとれない高さと場所でぐっと落ちてくる、ファーへの速いボール、良いボールでゴール決まるかと思った。
 ポストになってターンして抜くドリブル、その後もまだ何度もあった。得意技な感じ。
 選手交代あって後半頭から左へ。早速悪くないボール入れている。うまいドリブルからワンツーで決めるが受け取ったところがオフサイドだった。後半もドリブルキレており、ファールで止められる場面も多い。左スピードで決定的な形をもう1つ演出。さらに、裏へのスルーパス、スピードで抜けようとしてエリア近くで倒されてPKか?というところも。初戦は「前回大会ほどではない感じ」と思ったが、今日はキレキレだった。4年前と変わらず好き。

FW 20    H.マルティン
 後半立ち上がり。ニアのCKうまく角度を変えて後ろに出したボールに飛び込んで、ストライカーらしいゴールで先制。FKでヘディングで浮いたボールがDFが裏に、焦ったのか落ちきるまで待てず浮いてしまった。

(9    R.ヒメネス)



■2022/08/03 メキシコ代表FWらしからぬFWが、W杯注目選手11名の1人に選ばれる…

 メキシコ代表の注目選手…と探したものの、そういった趣旨の記事が見つからず。ただ、アメリカ『FOXスポーツ』が1日、カタールW杯での注目選手11名を紹介した中にメキシコ代表の選手が含まれていましたので、彼が一番注目みたいな感じですね。
 <海外メディアがW杯注目選手11名を選定…メッシ、C・ロナウド、ムバッペ、レバンドフスキらと肩を並べた唯一のアジア選手は? | ゲキサカ>(22/4/2 23:51)によると、選出されたのは、以下のようなメンバー。攻撃に偏っていました。
https://web.gekisaka.jp/news/worldcup/detail/?355671-355671-fl

メキシコ代表FW ラウール・ヒメネス
韓国代表FW ソン・フンミン
カナダ代表FW ジョナサン・デイビッド
ベルギー代表MF ケビン・デ・ブライネ
ポーランド代表FW ロベルト・レバンドフスキ
セネガル代表FW サディオ・マネ
フランス代表FW キリアン・ムバッペ
アルゼンチン代表FW リオネル・メッシ
アメリカ代表MF クリスティアン・プリシッチ
ポルトガル代表FW クリスティアーノ・ロナウド

 ヒメネスは中南米に多い名前で、見たような見てないような?とこのページを検索すると、2018年にも見ていましたわ。ただ、途中出場の選手でメモでもノーコメント。スタメンでなかったわけですし、その後、急成長したということでしょうね。

 ラウール・ヒメネスを検索してみると、ラウル・ヒメネスとの表記も。こうした表記ブレは、他の「ラウル」でも見られました。
 若い選手…ということではなく、1991年5月5日生まれで現在は31歳。190cmとでかいタイプで、メキシコ代表のFWらしくありません。そもそもメキシコ人は確か日本人よりも平均身長が低いという珍しいワールドカップ出場国だったはず…。上背の必要なGKですら背が高くない名選手が出てくる不思議な国でした。

 ウィキペディアを見てみると、2018年に新たにプレミアリーグに昇格したウルヴァーハンプトン・ワンダラーズにレンタル移籍し活躍したことでブレイクした模様。やや遅咲きに近いブレイクです。2018年にはクラブの年間最優勝選手賞。代表でも2019 CONCACAFゴールドカップでは5ゴールを決め、大会最優秀選手に選出されています。

 <ラウール・ヒメネスのプレースタイル、ポジションは?凄さは、ドコ? | 週末世界のFootbool>によると、身長から想像できるようにセンターフォワードタイプ。ただ、過去には攻撃的なポジションならどこでも出ていたようです。
 長身選手ですが、特徴の最初に出ていたのがドリブル。また、経歴を見ても明らかにゴールが多いため、当然、決定力も持ち味のひとつ。さらに、体格から素直に想像できるように、打点の高いヘディングも武器になってきます。本当メキシコ代表FWらしくないFWだと思いますね…。

■2018/07/03 メキシコの好きな選手 ラファエル・マルケス、グアルダードなど

 メキシコ代表は背が小さくて運動量が多く試合巧者で最も好きなチームの一つ。選手としてはそんなに…と思ったものの、ぱっと見てみるとまずまず好きな選手の名前を見つけられました。

GK、FW  ホルヘ・カンポス 5
GK ギジェルモ・オチョア 4
CB Kristian ALVAREZ(クリスティアン・ アルバレス) 4
CB、DH ラファエル・マルケス 10
DH ヘラルド・トラード 6
DH、SH、OH  アンドレス・グアルダード 7
OH カルロス・ベラ 5
RSH、RWG、LSB、RSB ミゲル・ラジュン 4
WG、SH ジオバニ・ドス・サントス 6
LWG イルビング・ロサーノ(ロサノ) 6
FW クアウテモク・ブランコ 4
  GKのカンポスはFWで出たこともありますし、これでフォーメーションできそう…と思いましたが、DFが足りないか。
 クリスティアン・ アルバレスはアルゼンチンで同名のGKがいます。宇佐美貴史らのプラチナ世代のU-17ワールドカップで日本に勝ったときのCBで良いと思ったのですけど、その後の情報は全く無く、伸びなかった模様です。2018ワールドカップで同じアルバレスというDFがいて思い出した選手でした。
 ちなみに当時のメンバーは以下。ロシアワールドカップ出た選手はいない感じ。この大会のメキシコ代表は、ともに史上最強と言われた日本代表とネイマール要するブラジル代表を押しのけてグループリーグ突破しており、悪くなかったですけどね。
 あと、同じグループにはスイスがいて優勝。このときのスイス代表ダントツ注目選手は確かベン・カリファでした。しかし、今見直すとジャカなど同世代の何人か2018年大会の代表に入っている一方で、ベン・カリファはいません。一番注目だったベン・カリファが伸びなかったようですね。
GK    Jose RODRIGUEZ
DF    Cesar IBANEZ
DF    Kristian ALVAREZ(C)
DF    Diego REYES
MF    Abraham CORONADO▼53' OUT
MF    Carlos CAMPOS
MF    Erick VERA
MF    Miguel BASULTO
MF    Victor MANON
FW    Gil CORDERO▼74' OUT
FW    Guillermo MADRIGAL▼66' OUT
     Daniel GUZMAN▲66' IN
     Carlos PARRA▲74' IN
     Luis TELLES▲53' IN
GK    Israel CANO
GK    Jose ALUJAS
     Jairo GONZALEZ
     Oscar GARCIA
     Bryan LEYVA
     Christian ORTEGA
     Martin PONCE
(日本代表 | 日本サッカー協会 FIFA U-17ワールドカップ ナイジェリア2009(10/24~11/15)より)

■2018/06/19 予想外ではない!メキシコが期待通り王者ドイツに勝利

ロシア・ワールドカップ(W杯)グループF第1節 ドイツ 0-1 メキシコ

 メキシコは良いチームでなおかつ好きなチームということもあって、ドイツ戦は勝利を期待していました。そして、期待通りの勝利。今のところ今大会一番嬉しい試合。ゴールではぴょんぴょんジャンプして、試合後はガッツポーズで喜びました。
 ドイツはもともと個の力というよりかは、連動的な良さがあるチーム。タレントで言うと、そこまでものすごいわけではないでしょう。そういったチームとしての良さでメキシコが上でした。また、必死さでメキシコが上回りましたね。

 なお、メキシコは小さい小さい言われる日本よりずっと身長が低い国です。参考になるのでは?とよく言われます。ただ、中南米らしいテクニックは日本にはありません。日本人のうまさと違いますし、スピード感も違いますね。
 また、メキシコは90分間走り続けようという圧倒的な運動量があります。この試合はマジで最後まで切れませんでした。日本選手はここまでできないし、やろうという気力もないでしょう。こうじゃないと勝てないという意味ではヒントになるものの、日本人にできそうか?と言うと
 あと、感想書き終えたところでの私の応援チームは、これで3勝3敗2分けで完全に五分に。前回みたいに負けまくりじゃないので、かなり楽しめています。
GK
13 ギジェルモ・オチョア 6.5
DF
2 ウーゴ・アジャラ 6
3 カルロス・サルセド 6
15 エクトル・モレーノ 7
23 ヘスス・ガジャルド 6.5
MF
7 ミゲル・ラジュン 7
11 カルロス・ベラ 7(58分OUT)
16 エクトル・エレーラ 7
18 アンドレス・グアルダード 7.5(74分OUT)
22 イルビング・ロサーノ 8(66分OUT)
FW
14 ハビエル・エルナンデス 7.5



■2018/06/19 もうマルケスいないし…と思ったら出てきてびっくり!39歳だぞ!?

ロシア・ワールドカップ(W杯)グループF第1節 ドイツ 0-1 メキシコ
ロサーノ(前35)

GK
13 ギジェルモ・オチョア 6.5
 32歳。GKはあんまり見ないのですけど、前回大会最も印象に残ったGK。今日もすごかったですね。
 クロースのFKをわずかに触ってポストに逃れるというプレーが前半に。後半、オフサイドとなったシュートもきちっと対応していました。枠に行っていないシュートでもポジショニング良く、ジャンプしてもし枠に来ても大丈夫といった感じ。良いGKです。
DF
2 ウーゴ・アジャラ 6
3 カルロス・サルセド 6
15 エクトル・モレーノ 7
23 ヘスス・ガジャルド 6.5
 23歳。左サイドバック。カウンターのピンチでしぼってミュラーに対応。後半は低めのところでかわしてからつないでいくプレーも見られました。
MF
7 ミゲル・ラジュン 7
 29歳。想定では左サイドバック予想でしたが、中盤で登場。後半カウンターで裏へのスルーパスありました。1点もの。ただ、驚いたのが落ちない運動量。後半になっても前に1人残っていたプレーでシュートまで行きました。その後もよく走っていてミスパスを拾うところも。スタミナがすごいのですけど、なおかつスピードが衰えませんでした。攻撃が良いというよりは、運動量とスタミナですね。すごいですわ。
11 カルロス・ベラ 7(58分OUT)
  29歳。トップ下みたいな感じ。期待していたなかったんですけど、すごかったです。前半からよく触っており、攻撃の中心に。運動量多く、いろんなところに顔を出します。また足元のテクニックがあり、細かいドリブルができ、なおかつスピードがあります。裏へのちょっと惜しいパスもあったものの、とにかくドリブルが効いていました。
 それだけに早い時間でCBタイプとの交代は問題ではないかと思ったのですけど、監督采配ズバリでさすが試合巧者のメキシコということで、1-0で逃げ切りました。
16 エクトル・エレーラ 7
18 アンドレス・グアルダード 7.5(74分OUT)
 31歳。メキシコは好きだけど好きな選手はいないと思っていました。でも、前日に想定メンバー見てて、あっ!と。確か グアルダードは左足で柔らかいボール蹴っていて、すごい好きだった気がします。ドス・サントスも好きで、彼と比べると全然評価高くなかったのですけど、同じくらい好きでした。
 が、やっぱベテランになっちゃいましたね。試合展開的にも彼が決定的なパスを出すようなところはなし。 採点はめちゃくちゃ高評価ですけど、私の好きな感じのボールは出ませんでした。
22 イルビング・ロサーノ 8(66分OUT)
 22歳で右利きで左でプレーするドリブラーということで楽しみにしていた選手。
 トラップなど見ているとタッチが良いです。スピードがあります。引っかかるところもありますけど、よく仕掛けておりいいですね。
 カウンターで左サイド遅れていたのですけど、めちゃくちゃなスピードで上がってきてフリーで持てました。その後遅れて守備選手入ってきたものの、切り返してシュート。コースは厳しくなかったものの決まり決勝点に。
FW
14 ハビエル・エルナンデス 7.5
交代出場
DF21 エドソン・アルバレス 6(58分IN)
FW9 ラウール・ヒメネス 6(66分IN)
MF4 ラファエル・マルケス 6(74分IN)
 メキシコは好きだけど、マルケス引退しちゃって好きな選手いないな…と思っていたのに途中から出てきてビビりました。39歳ですって。しかも、先発の可能性あるほどコンディション良いって説明ありました。化物か!? フィールドプレイヤーで5大会連続出場ってちょっとおかしいですね。
 ただ、さすがに 39歳であり、すごい奪い方はありませんでしたし、ゲームメイクするという展開でもありませんでした。ただ、ドイツ相手に勝ち切るというところで、経験ある選手の投入という意味でしょうから、立派に役割を果たした感じです。
(【ドイツ0-1メキシコ|採点&寸評】値千金弾のロサーノがMOM。最低評価はメキシコの激しいプレスの餌食になったあのMFに | サッカーダイジェストWebより)




■2018/06/24 試合巧者なメキシコ、1点取った時点でほぼ勝利が確定

ロシア・ワールドカップ(W杯)グループF第2節 韓国 1-2 メキシコ

 初戦負けている韓国が、初戦勝っているメキシコに対して攻める必要がありました。しかし、キープ力や地力で勝るメキシコが押す展開。韓国はカウンターサッカーなのでむしろ良い感じだったのですけど、ラッキーな感じでPKで先制。こうなるとメキシコは試合巧者ですので、ほぼ勝利が決定しました。
 得点したあともある程度メキシコは前に出ていました。ただ、後半は逃げ切り体制にチェンジ。1点失点したのは誤算でしょうが、勝ち点3はきっちり取ってきました。
 韓国も好きな時期ありましたが、今の韓国は 好きじゃないので継続して好きなメキシコを応援。感想書き終えている試合の私の応援チーム戦績は、7勝10敗3分け。まだ借金が多い状況です。
GK
13 ギジェルモ・オチョア 6.5
DF
3 カルロス・サルセド 7
15 エクトル・モレーノ 7
21 エドソン・アルバレス 6.5
23 ヘスス・ガジャルド 6
MF
7 ミゲル・ラジュン 6.5
11 カルロス・ベラ 7
16 エクトル・エレーラ 6
18 アンドレス・グアルダード 6.5(引用者注:オリベ・ペラルタとなっていたので訂正)
22 イルビング・ロサーノ 7
FW
14 ハビエル・エルナンデス 7.5
交代選手
MF4 ラファエル・マルケス 6(68分IN)
FW17 ヘスス・コロナ 5.5(71分IN)
MF10 ジオバニ・ドス・サントス ‐(77分IN)
(【韓国1-2メキシコ|採点&寸評】地力の差を見せつけたメキシコ。MOMはエースの大役を果たしたエルナンデス! | サッカーダイジェストWebより)



■2018/06/24 交代の3人マルケス、ヘスス・コロナ、ドス・サントスも良い選手

ロシア・ワールドカップ(W杯)グループF第2節 韓国 1-2 メキシコ
【韓国】ソン・フンミン(後48)【メキシコ】ベラ(前26[PK])エルナンデス(後21)
GK
13 ギジェルモ・オチョア 6.5
 32歳。DFの後ろから出てきたシュート。反応はしていたものの、届かず失点。ただ、やむを得ないというところ。今日はそこまで良いセービングはなかったんですけど、私の中では引き続きベスト11候補です。
DF
3 カルロス・サルセド 7
15 エクトル・モレーノ 7
  30歳。CB。ほとんどの時間は良いプレーだったのですけど、ミスパスでちょっとヒヤッとするところありました。
21 エドソン・アルバレス 6.5
  20歳。前回途中から出てきた選手で、今日は右サイドバックで先発起用。186cmの長身。確か以前同名の長身の選手を、CBをネイマールや宇佐美、柴崎世代のワールドユースで見たのでその人かと思ったら、現在20歳というもっともっと若い選手。
 抜擢起用だったのですけど、この選手が見ていて一番危なかっしかったですね。抜かれる場面、ミスパスなど、失点には繋がらなかったものの、やらかしそうでヒヤヒヤでした。
23 ヘスス・ガジャルド 6
MF
7 ミゲル・ラジュン 6.5
 29歳。今日も右の中盤で登場。すっとペナルティーエリア内で下がっていき、うまくフリーになってシュートまでいく良いプレー。ただ、今日はそれほど目立たず。特に悪かったわけではないですけどね。
11 カルロス・ベラ 7
  29歳。やはりトップ下。カウンターでワンタッチでかわすプレーが良かったです。この後の右へのパスはかかりそうでそれほどよくないと思ったものの、通ってチャンスに。
 PK時間をかけられてプレッシャーのかかる場面でしたが、助走を長くとって落ち着いて決めていました。また、相変わらず狭いところでもうまいですし、運動量があります。良い選手ですね。
16 エクトル・エレーラ 6
18 アンドレス・グアルダード 6.5
 31歳。以前好きだった攻撃的な選手ですけど、やはり全くタイプ変わりましたね。中盤の低めの位置で守備重視、うまい守備を何度も見せていました。ポイントを抑えています。
 パスはちょくちょくひっかかる感じ。以前もそうでしたが、以前は高い位置のチャレンジするボールでしたので、この位置でのミスパスとは質が異なります。
 それほど良かったというプレーではないものの、 左サイドに珍しく上がっていったところで上げたクロスが手に当たってPK。重要なプレートなりました。
 後半は、自分のシュートのこぼれ球を再びシュート。コースが限定されており、GKのファインセーブが出ましたけど、その中では左隅というベストなところで良いシュートでした。また、右の裏にカウンターでの素晴らしいボールを出していました。
22 イルビング・ロサーノ 7
 22歳。今日もスピードを見せていました。また運動量も相変わらずで、守備で素晴らしいところを何度も見せていました。やや遅れたものの、ギリギリ戻ってピンチを防ぐ対応などがありました。
 攻撃では、最後のシュートは浮いたものの、 3人相手にシュートまで行くプレー。後半は、カウンターでトラップをきちんとやってチャンスに。2人のDFが彼を見て、左右どちらに出してもというところで左を使ってアシストも記録。
FW
14 ハビエル・エルナンデス 7.5
  30歳。愛称 はチチャリート。好きなタイプではないんですけどいい選手です。今日は守備でも運動量多くすごく頑張っていました。
 また、カウンターの場面。フリーでもらい遅れて入ったDFのをワンタッチ目でかわして落ち着いてゴール。本当シュートがうまい選手です。
交代選手
MF4 ラファエル・マルケス 6(68分IN)
 39歳。今日も守りに入る象徴的な交代で登場。以前ほどではないものの、左右にボールを散らし、指示を出しながらゲームを作っていました。GKへの弱いバックパスは失点しかねないところでした。やはりさすがに年ではあります。
FW17 ヘスス・コロナ 5.5(71分IN)
 25歳。ロサーノとともに注目選手ということで楽しみにしていたのですけど、初戦出てこなくて残念だった選手。守りに入った時間帯 での登場ですけど、カウンターは出ており、生きそうな展開でした。ただ、今日は良いところは見せられず。
MF10 ジオバニ・ドス・サントス ‐(77分IN)
  29歳。8年前はグアルダードとともに激惚れした選手。ただ、伸び悩んでしまい、4年前の時点で8年前ほどは好きじゃありませんでした。今日も特に印象に残るプレーはなし。



■2018/07/03 ブラジル相手に前半は押し込むが、後半の交代でやや自滅の格好のメキシコ

ロシア・ワールドカップ(W杯)ベスト16 ブラジル 2-0 メキシコ

 3戦目は疲労が目立って0-3で負けたというメキシコですけど、ノックアウトステージではやや間があったので回復してきた感じ。前半は引かずに前からの守備でメキシコペース。 守備は崩れておらずスペースがなく、ブラジルはチャンスを作れません。30分すぎからやっとちょっとという形でした。
 ただ、後半は立ち上がりからブラジルペース。そして、その時間帯にすぐ得点。こうなるとメキシコは苦しいですね。ブラジルの良さが出てきて2点目。後半は完全にブラジルのペースという感じで、打つ手がなくなってしまいました。
 メキシコで驚いたのは、39歳のラファエル・マルケスを先発起用したこと。それまで比較的守備的な役割をしていたグアルダードとエレーラとの併用。3枚守備できる選手を置いてきた形です。ただ、これは正解だったでしょう。守備が安定するとともに他の二人は攻撃への関わりが増えました。
 一方で、このラファエル・マルケスを後半頭で下げてしまいました。年齢を考えたものや攻撃へのシフトチェンジというのもあったのかもしれませんし、このせいでとも言い切れないものの、後半は立ち上がりに崩れてしまいました。やや自滅の感があります。
 ネイマールに対するRSBが一枚もらっており、それを気にした可能性もありますが、彼は結局残されてDHにして、その後しばらくして交代と やや無駄を感じました。また、体調が万全でなかった感じのエルナンデス先発起用でも、交代カードを無駄遣いした感じ。当たった采配と当たらない采配で大きく分かれてました。
 大好きなチームですので残念な敗退。これで応援チームは、16勝16敗6分け(1試合応援なし)。今大会は五分が続きます。
GK
13 ギジェルモ・オチョア 6.5
 32歳。前半は、切り返しから左でドフリーになったネイマールに走っていて好対応。前後半ともに、他にもかなりのシュートを防ぐ良いプレーがありました。2点目の失点もほとんどコースが変わらなかったものの、ネイマールのパスに足でわずかに触っており、やはりレベルが高いプレー。3失点した3戦目は見ていないのですけど、今大会のベストGK候補と言って良いでしょう。
DF
2 ウーゴ・アジャラ 6
3 カルロス・サルセド 5.5
21 エドソン・アルバレス 5.5(55分OUT)
  20歳。RSB。若い選手は基本的に好きではあるものの、これまでの彼のプレーには不安があり、起用が疑問の選手でした。ネイマールから良いスライディングで行ったプレーが褒められていたものの、その前のサイドチェンジのボールをヘディングできると見誤って対応が遅れたためギリギリのプレーになりました。どちらかと言うと良くないプレー。
 さらにその後やはりネイマールだったかな、足に行ってイエローカード。RSBを変えてきたのは、このイエローカードのせいもあったかもしれません。ネイマールにいけなくなりますからね。彼はその後もしばらくDHでプレーしていましたが、10分でアウトしています。
23 ヘスス・ガジャルド 6
MF
4 ラファエル・マルケス 6(46分OUT)
 39歳。まさかの先発起用。往時よりミスパスはある選手であり、年齢のせいとも言えないでしょうが、いくつかミス。ただ、良いところを守っているというのは、昔を思わせるプレー。他の二人がより攻撃に出れるようになり、良い起用だったと思います。しかし、年齢のこともあるのか、45分でアウト。この後、チームは崩れてしまいました。
16 エクトル・エレーラ 5
18 アンドレス・グアルダード 6
 31歳。今日はマルケスがいたため、前半は今までになく攻撃のときにうまく顔を出していました。ただ、好きだった頃のような絶品パスは飛び出さず。ここらへんはやはり落ちてしまった感じがあります。
FW
11 カルロス・ベラ 6
  29歳。今までは自由に動くトップ下であったものの、WG(SH?)での起用。前半はLWGの時間が長く、途中から右に行った感じでした。ここでも良さは出ていますね。この右のベラは今まで使っていたラジュンよりむしろやや攻撃的という選択でした。
  前半、左から縦に行ってCK取るという良いプレー。また、低めの位置から、左サイドのラインを割らずにまっすぐに入れる縦のボールも良かったです。
 さらに素晴らしいアーリークロスが1本。もう一つアーリー気味に逆サイドに入れたものもチャンス。さらにかわして後ろからの選手に低いボールを入れる場面もあり、チームが良かった前半は中心となっていました。
 ただ、この良かったときは左サイドで、左利きなので中へのボールが中心。ところが、このとき中にいたCFエルナンデスはどうも本調子ではなさげ。良いときに得点に繋がるところまでいけませんでした。
14 ハビエル・エルナンデス 5(60分OUT)
22 イルビング・ロサーノ 6.5
 22歳。前半途中までいつもとは逆のRWGでの起用。ロングボールでややトラップがずれたもののコントロールして、しかけてボール入れてチャンスというプレーはありました。ただ、良さが出きったとは言えない日になった感じです。
交代選手
MF7 ミゲル・ラジュン 5.5(46分IN)
  29歳。今までのRSH(RWG)ではなく、RSBで登場。もともとLSB予想があった選手で、今大会見ていてもよく守備ができる選手。ただ、運動量が落ちない選手ですので、彼の先発起用で良かった気もします。とはいえ、このRSBへの投入が当たったかというのは微妙。ネイマールが空いてしまう場面が多かった一方で、攻撃で大きなチャンスが作れたわけでもありません。
MF6 ジョナタン・ドス・サントス 5.5(55分IN)
 28歳。私が以前好きだった ジョバニ・ドス・サントスの弟。どういうタイプか知らなかったものの、やはり小柄で攻撃的な選手。背が小さいですし、細かく触る感じのタッチですね。結構動いてボールに触って、リズムは作っていました。ただ、決定的なところまで持っていく力はありませんでした。
FW9 ラウール・ヒメネス 5.5(60分IN)
(メンバー・採点は、【ブラジル2‐0メキシコ|W杯選手採点&寸評】規律正しかったスター軍団。“王国”のエンジンが温まってきた! | サッカーダイジェストWebより)

ワールドカップ決勝カード予想、不人気高配当国もかなり可能性がありそう

■2022/11/19 ブックメーカーのワールドカップ優勝・得点王予想オッズ1位は?
■2022/11/23 ワールドカップの日本代表戦績予想WINNER、オッズを見てびっくり!
■2022/12/09 ワールドカップ決勝カード予想、不人気高配当国もかなり可能性がありそう
■2018/09/13 W杯優勝・得点王、ブックメーカー人気勢はボロクソだった
■2019/12/05 お小遣いサイト予想ネットでイタリアの優勝などを当てる
■2018/06/12 ワールドカップ優勝ちょい穴予想 オッズはブラジルがトップ
■2018/06/12 ワールドカップ得点王ちょい穴予想 オッズはネイマールがトップ
■2018/02/22 W杯気になる選手ベスト11  ルカク、ハメス・ロドリゲス、ピケなど
■2018/04/20 海外の好きな選手 ビーズリー、イェドリン、 アザールなど




■2022/11/19 ブックメーカーのワールドカップ優勝・得点王予想オッズ1位は?

 ブックメーカーbet365のオッズを確認。私が知りたいのは得点王の方でしたが、先に優勝予想を見てみます。

1位 ブラジル 4.5
2位 アルゼンチン 6.5
3位 フランス 8.0
4位 イングランド 9.0
4位 スペイン 9.0
6位 ドイツ 12.0
7位 オランダ 13.0
8位 ポルトガル 17.0
9位 ベルギー 19.0
10位 デンマーク 29.0
https://www.bet365.com/#/AC/B1/C172/D1/E37962750/F2/

 ブラジルは他の各種ランキングでも1位であり順当。私はいつもちょっとひねって予想するのですが、とりあえず、上記を見る前にした予想は以下の通りでした。このままでもちょっとひねった感じはあります。フランスは不調だと聞いたので、これはかなり穴狙いなつもりでしたが普通に結構人気ですね。

1位予想 人気4位 スペイン 9.0
2位予想 人気3位 フランス 8.0
3位予想 人気7位 オランダ 13.0
4位予想 人気8位 ポルトガル 17.0

 さて、ワタシ的には本命である得点王オッズの方へ。

1位 ハリー・ケイン 8
2位 キリアン・ムバッペ 9
3位 リオネル・メッシ 11
4位 ネイマール 13
5位 ベンゼマ 17
6位 クリスティアーノ・ロナウド 21
7位 リシャルリソン(ブラジル) 23
8位 ラウタロ・マルティネス(アルゼンチン) 23
9位 デパイ 26
10位 ルカク 29
11位 モラタ 34
11位 ヴィニシウス 34

 得点王予想はこれ見て決めようと思っていたので、まだ決めてませんでした。上位予想したチームでオッズの良い選手って思っていたんですよね。
 ただ、1位予想のスペインは、得点者が重ならないイメージ。モラタがオッズだと11位ですが、どうなんですかね。予選最多得点者はフェラン・トーレスの4得点だったそうです。ちなみに、8試合 : 6勝1分1敗 / 15得点・5失点でした。
 今回グループリーグやトーナメントの組み合わせ的に楽かなと感じたのは、フランス。前回はすごい厳しいトーナメントの組み合わせでしたけどね。フランスの今回の予選成績はよく、8試合 : 5勝3分0敗 / 18得点・3失点でした。予選最多得点者は、アントワーヌ・グリーズマン:6得点で、スペインと同じで上位にはなし。ここもいろんな選手で点を取れるチームでしょうね。
 3位予想したオランダは、予選成績     10試合 : 7勝2分1敗 / 33得点・8失点と得点が多かったチーム。予選最多得点者はメンフィス・デパイ:12得点ですし、予想は彼にしておきますかね。ただ、バルセロナでは構想外であり、怪我した後でもあるようです。コンディションがどうでしょうか。
 意外に人気ないポルトガルのロナウドは、チームとしてなら今回が一番良いんじゃないかと予想。グループリーグやトーナメントの組み合わせも比較的恵まれた感じがあります。いつもムラがあるのが気になりますが、予選成績     8試合 : 5勝2分1敗 / 17得点・6失点のうち、6得点がロナウドであり、普通に得点源。こういうチームの方が得点王向きで、チーム成績が良ければ、今大会は可能性があるんじゃないかと思います。2番予想にしておきますわ。




■2022/11/23 ワールドカップの日本代表戦績予想WINNER、オッズを見てびっくり!

 totoはできたばかりの頃はほぼ毎回買っていたのですが、あまり当たらない上に当たったときも低配当。私には無理だな…と思って買っていまませんでした。
 ワールドカップでは日本代表の戦績予想くじ(WINNER)もある…と知り、おもしろい試みだと思ったものの、買おうとは思わず。でも、急に買いたくなってオッズを見てみました。すると、オッズが低すぎて、結局、買う気がしない感じに…。以下のようなオッズだそうです。

    2.8    グループステージ敗退(勝ち点3)
    3.0    グループステージ敗退(勝ち点1)
    3.3    グループステージ敗退(勝ち点0)
    4.2    ベスト16
    5.2    ベスト8
    5.4    グループステージ敗退(勝ち点4)
    6.3    グループステージ敗退(勝ち点2)
    14.8    4位
    18.0    グループステージ敗退(勝ち点5)
    21.4    3位
    23.5    グループステージ敗退(勝ち点6)
    34.0    準優勝
    35.0    優勝
オッズ:2022/11/23 18:41更新
https://winner.toto.rakuten.co.jp/competition/soccer/detail?holdCountId=0003&commodityId=80&mode=detail&sort=0&page=0&stage=0

 敗退では多くの場合3倍。一方、勝ち上がるベスト16で4倍、ベスト8でも5倍というのは低いです。さらに、超大穴である優勝や準優勝でも35倍程度。これはきついですね。控除率が高すぎるんでしょうか?
 ちなみに海外のブックメーカーbet365の優勝予想オッズで不人気勢は以下のような感じ。totoのオッズの低さがわかりやすいと思います。

カメルーン 251
日本 251
韓国 251
ウェールズ 301
ガーナ 351
サウジアラビア 351
オーストラリア 501
イラン 501
チュニジア 501
カタール 751
コスタリカ 751
https://www.bet365.com/#/AC/B1/C172/D1/E37962750/F2/

 じゃあ、第4回 WINNER W杯 2022 優勝予想もひどいオッズなのでは?と見ると、不思議なことにそうではなくてこれはこれでびっくり。日本のオッズだけやけに低く異常値になっているだけで、他は妥当と思えるようなオッズでした。

2.6        ブラジル
3.9        イングランド
4.2        アルゼンチン
4.4        フランス
5.7        ドイツ
7.3        スペイン
7.9        オランダ
8.8        ベルギー
11.3        ポルトガル
24.4        ウルグアイ
26.1        クロアチア
31.1        デンマーク
34.2        日本
52.4        メキシコ
57.2        セルビア
82.7        スイス
99.8        ポーランド
108.6        セネガル
109.5        サウジアラビア
111.6        アメリカ
147.1        カタール
154        エクアドル
156.3        ウェールズ
216.7        カメルーン
264.3        チュニジア
266.8        カナダ
280.1        韓国
285        コスタリカ
296.2        ガーナ
317.3        モロッコ
319.3        オーストラリア
350.7        イラン
オッズ:2022/11/23 19:11更新   
https://winner.toto.rakuten.co.jp/competition/soccer/detail?holdCountId=0004&commodityId=80&mode=detail&sort=0&page=1&stage=0




■2022/12/09 ワールドカップ決勝カード予想、不人気高配当国もかなり可能性がありそう

 その後、私はグループリーグ初戦を一通り見終わった時点で、その印象を加味して予想をやり直し。事前では、1位から順にスペイン、フランス、オランダ、ポルトガルの予想だったのを、フランス、オランダ、スペイン、ポルトガルと順番だけ入れ替えました。しかし、この中で実際に見たのは、フランスとポルトガルだけ。オランダとスペインは見ないで予想していました。
 また、この時点でWINNERの優勝予想も買っています。生まれて初めての購入です。1位予想はフランスにしたのですが、オッズがつまらなかったので4チームの中で一番オッズが高かった(7倍くらい?)オランダにしました。前述の通り、1試合も見ていないのに買ってしまっています。

 オランダはグループリーグのその後の試合で見たものの、大苦戦の不甲斐ない試合で後悔。ただ、その後も見ると、守備はマンマークで頑張っているので、悪くないと思い直します。派手さはなくとも健闘しそうなチームです。
 一方、もう一つ見ていなかったスペインはなんとグループリーグで初見。ご存知の通り、モロッコに不甲斐なく敗れています。うーん、失敗しましたね…。

 …といった感じだったのですが、もう少しなんか買ってみようと思って、たまにオッズを見ています。1試合予想もひねくれられそうなときは買いたいな…と思うのですが、得点を細かく予想しなくちゃいけませんからね。当たる気がしません。
 ベスト8では、健闘しそうなオランダがアルゼンチンより人気なかったので買おうかと思ったものの、結局点数が予測できずやめました。購入した優勝予想とかぶるのや応援チームとかぶるのも微妙でした。どうせなら好きじゃないチームが勝つと予想できるときに投票する方が、買っても負けても楽しめるので良い気がします。
 とりあえず、買うとすれば、3-0(19.6倍)でしたね。ちなみにアルゼンチンは今回1試合も見ていません。好きだった時期もありますが、近年好きじゃないんですよね…。

主なオッズ
オランダ1 アルゼンチン2 オッズ5.1
オランダ2 アルゼンチン1 オッズ5.8
オランダ1 アルゼンチン1 オッズ5.8
オランダ0 アルゼンチン1 オッズ6.8
オランダ1 アルゼンチン0 オッズ7.0
(略)
オランダ0 アルゼンチン3 オッズ14.9
オランダ3 アルゼンチン0 オッズ19.6

 また、決勝カード予想なるWINNERも出ており、こっちの方が買いたい!と思いました。
 現時点で予想し直してみると、1位から順にオランダ、イングランド、ブラジル、モロッコに。ただ、オランダ、イングランドだとオッズが9倍程度で安くて買う気がせず。前述の通り、優勝予想の購入でもオランダにしており、かぶるのはおもしろくないですね。今回はやめておきました。
 モロッコが勢いあるので、「オランダ vs モロッコ    23.7」なんかもおもしろかったんですけどね…。失点が少ないので健闘する…という意味ではクロアチアも良く、一番不人気な「クロアチア vs モロッコ    29.9」も悪くないと思います。

ブラジル vs フランス    2.2
ブラジル vs イングランド    3.8
ブラジル vs ポルトガル    4.9
アルゼンチン vs フランス    5.7
オランダ vs フランス    7.3
アルゼンチン vs イングランド    7.3
アルゼンチン vs ポルトガル    9
オランダ vs イングランド    9.4
ブラジル vs モロッコ    11.4
オランダ vs ポルトガル    13.5
クロアチア vs フランス    14.6
アルゼンチン vs モロッコ    21.1
クロアチア vs イングランド    23.2
オランダ vs モロッコ    23.7
クロアチア vs ポルトガル    24.1
クロアチア vs モロッコ    29.9




■2018/09/13 W杯優勝・得点王、ブックメーカー人気勢はボロクソだった

 この下をずーっと見ていくとわかるのですけど、今頃 W杯優勝・得点王をブックメーカーのオッズと答え合わせ。
 優勝のフランスですけど、実は3位であり、かなり順当でした。解説の感じだと予想外みたいな雰囲気でしたけどね。
 ただし、オッズのベスト5で見ると、あまり順当ではありません。ドイツはグループリーグ敗退、ベスト4まで行ったのはフランスのみで、全体としては荒れ気味です。

ブラジル    5.0倍
ドイツ    5.5倍
フランス    6.5倍
スペイン    7.0倍
アルゼンチン    10.0倍

 得点王の方は、 イングランドのハリー・ケイン。これも結構上位であり、7位でした。ただ、彼より上の上位6人にはぼろぼろな人がかなり含まれています。私の予想(下記掲載)はちょい穴なのに結構いい線行ったのですけど、予想が難しいんでしょうね。

ネイマール    9倍
アントワーヌ・グリーズマン    10倍
リオネル・メッシ    10倍
クリスティアーノ・ロナウド    15倍
ティモ・ヴェルナー    15倍
ガブリエル・ジェズス    17倍
ハリー・ケイン    17倍

 得点ランキングとしては、以下の通りでした。上位6人ではグリーズマンとロナウドしか入っていないとう惨状。予想の難しさがわかります。

<1位>
6得点:ハリー・ケイン(イングランド)
<2位>
4得点:キリアン・エンバペ(フランス)
4得点:アントワーヌ・グリーズマン(フランス)
4得点:ロメル・ルカク(ベルギー)
4得点:クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル)
4得点:デニス・チェリシェフ(ロシア)
<7位>
3得点:ジエゴ・コスタ(スペイン)
3得点:エディンソン・カバーニ(ウルグアイ)
3得点:アルテム・ジュバ(ロシア)
3得点:ジェリー・ミナ(コロンビア)
3得点:イヴァン・ペリシッチ(クロアチア)
3得点:マリオ・マンジュキッチ(クロアチア)
3得点:エデン・アザール(ベルギー)
(【最新版】2018FIFAワールドカップ™・得点(ゴール)ランキングより)




■2019/12/05 お小遣いサイト予想ネットでイタリアの優勝などを当てる

 この下の話で、過去にワールドカップ優勝予想が当たったという話を書いていますが、イタリア優勝に関しては、予想ネット(yosoo.net)というお小遣い稼ぎ系サイトの予想クイズで当てています。その予想ネットの話をここに。 エクセルに成績をまとめていたので、どこかにメモしておきたいなと思ったものですので、いつも以上に他の人が読んでも 楽しくなさそうな話です。
 この予想ネットですが、小遣いサイトとしてはユニークでした。普通の小遣いサイトは、買い物やキャンペーン応募などの案件を達成した謝礼にもらったポイントを貯めて、現金などと商品交換という形です。でも、予想ネットは違うんですね。
 うろ覚えなんですけど、たぶん予想ネットはそうではなくて、謝礼でもらったポイント(コインという呼び名でした。メモで確認)を競馬などの予想クイズに使って、当てれば増やせるという形だったと思います。確か謝礼でもらったコインを直接商品交換に使えるポイントにもできたのですが、予想もできるというスタイルでした。
 私はこのクイズに魅力を感じていたのですけど、世間的にはそうではなかった模様。低迷したために、サイトをリニューアルして他と同じような個性のない形に移行しました。確か他にも予想系サイトがあったのですけど、それも閉鎖していましたね。どうもあまり人気ではないようです。

  ポイントが2種類あったことを思い出したのは、私のメモに「回収率上がらないのでポイント重視に転向」とあたため。たぶん回収率が100%以上だったときは予想を使っていて、当たらなくなってからそうじゃないのに変えたみたいですね。最終的には、573問中231問に正解し正解率は40%で、6960コインを投資して8008ポイントに増やして、回収率は115%でした。プラスを維持しているうちに手を引いたようです。
 不人気さに関連しては、倍率が途中から確か最大10倍に抑えられたってのも痛かったですね。大穴で大儲けができず、控除率が高くなっている形ですので、めっちゃ損なんですよ。確かビックリマンシールなどのおまけ制限などとも関連した、景品表示法を理由としていた気がします。おまけが高額すぎると法律違反となるのです。(2006年春に10倍超の配当が消えるとメモされていました)
 私が稼いでいたのも初期の頃。2002年から24回に分けてメモしているのですけど、2005年までの9回はすべて回収率100%以上だったのに、それ以降はほぼ毎回赤字となっていました。もっと早くやめるべきでしたね、これ。やめる判断が遅かったです。
 ちなみに最初の9回は、114% 323% 276% 252% 103% 143% 148% 113% 141%。その後はほとんど90%前後で、極端に一度だけ悪かったときが46%、最高でも195%でした。

 比較的高配当で当てたときのメモもあります。2003/7/10にベッカムの次にマドリード入りそうな選手アンケートというもの。これ実際に入ったわけでじゃなくて、たぶん「アンケートで~位になるのは誰か?」みたいな予想クイズですね。5 人気 14.92倍のネスタ1点買い で当てたとのこと。ネスタはレアル・マドリーに実際には入っていません。  
 その次に 2003/8/11のオールスターMVP  は3番人気 7.59倍のエムボマを当てていました。懐かしいですね、エムボマ。特に好きではなかったですけど、すごいインパクトのある選手でした。  
  その後は競馬関係の高配当ばかりで、あまりサッカーはなし。2004年の終わり頃には、Jリーグ引き分けの6倍や、東京・浦和のナビスコの2.6倍の固い配当に20かけるなどしています。

 競馬・サッカー以外だと、2006/4/3に一人旅をした事がある?44% を当てたというメモ。他の選択肢は、 1自分用土産76%、2海外旅行66%、3卒業旅行44%で、卒業旅行との2点賭けでの正解。4番人気7.34倍だったとのこと。うーん、旅行で経験したことが一番少ない選択肢はどれか?みたいなクイズですかね。で、少なそうな卒業旅行と一人旅の2点がけして、確実に当てに行った感じ。さっきのネスタもこの系統のアンケートだったんじゃないかと思います。
 こうした不人気問題を私は得意としていたようで、その成績が悪かったときに嘆くメモがありました。たぶん不人気を当てなくちゃいけないのに、自分もやるという人気の選択肢に他の人が賭ける傾向が見えたので、その逆を狙う作戦だったんじゃないかなぁ…、たぶん。

 この後やっとサッカーの高配当。2006/6/13 W杯Eグループ のイタリア、ガーナ   の進出を当てています。4番人気 10 倍でした。たぶんこの10倍が当時の最大倍率だったと思います。ただし、なんと3点買いしています。他のメンツは、アメリカとチェコ。混戦だと見て多数買って、高い配当のに当たればラッキー、堅実配当でもOK的な感じでしょうか。普通はあまりしない買い方ですね。
 で、この2006年ドイツ大会でイタリアの優勝を当てました。3番人気ではあるものの、上限の10倍ですので、おそらく3番人気が多数ある形。こちらは見事1点買いで当てています。当時イタリアはそこまで高評価ではなく、かなりひねった予想だった気がするのですけど、どうでしょう? イタリアは大好きでしたし、いろいろな意味で嬉しかったですね。
 他にワールドカップでは、2006/7/2 準々決勝「イングランド×ポルトガル」 でポルトガルの「延長勝ち」or「PK勝ち」 を当てていました。1点買いで4 人気 9.28倍。この選択肢は4つで、たぶん最低ので当てたんだと思います。これはおそらく延長を予想する人が少ないことを狙った作戦。前述の通り、Jリーグでも引き分けに賭けていたことがありました。

 サッカーの高配当メモはこれで最後。その後は、また不人気問題。2006/9/18のマージャンが打てる?45% の 5 番人気 7.4倍を2点買いでというメモ。他の選択肢は、1ゲーム機ある79%、2携帯電話でゲーム68%、3クレーンゲーム67%  などで、携帯電話にも投票の2点買いでした。
 最後の高配当メモもやはり不人気問題。2006/7/4 に3点買い 5 番人気で、馬やロバなど動物に乗ったことがある? 50%  で9.62倍。他の選択肢は、1.マイ自転車59%,3.路面電車80%,10枚,4.乗り物酔い36% などでした。
 また、メモによると、後期は株価予想メイン。たぶん日経平均株価の価格予想ですね。二択で外れたときは、賭けるコインを増やしていって、当たったときは絶対にプラスになるという買い方だったのかも。 「絶対プラス買い」「株価問題9問目でやっと当たる」などのメモがあります。ただ、これはコインが大量に必要な上に薄氷でなおかつ回収率が地味。途中でやめています。その後、株価予想の鉄板なものに賭けるスタイルにしたものの、それでも回収率が103%、97%とイマイチだったので、見限って撤退したようです。
 


■2018/06/12 ワールドカップ優勝ちょい穴予想 オッズはブラジルがトップ

 ちょい穴狙いでワールドカップ2大会連続で当たったことがありました。確かブラジルとイタリア。ブラジルのときはロナウドの得点王予想も当てました。当時のブラジルは不安視されていたので、ちょい穴予想だったのです。
 イタリアのときは確か予想ネットというポイントサイトで当てました。でも、今検索してみると、ちょうどリニューアルして消滅。無料で予想してプレゼントやポイントなどのあるサイトも見つからず、ブログに書いておくことに。

 まず優勝予想は、以下のようなオッズでした。ドイツが1番人気じゃないというのが意外です。

ブラジル    5.0倍
ドイツ    5.5倍
フランス    6.5倍
スペイン    7.0倍
アルゼンチン    10.0倍
ベルギー    12.0倍
イングランド    17.0倍
ウルグアイ    26.0倍
ポルトガル    26.0倍
クロアチア    29.0倍
コロンビア    34.0倍
ポーランド    51.0倍
ロシア    51.0倍
スイス    101.0倍
デンマーク    101.0倍
メキシコ    101.0倍
エジプト    151.0倍
スウェーデン    151.0倍
セネガル    151.0倍
セルビア    151.0倍
ナイジェリア    151.0倍
ペルー    201.0倍
アイスランド    251.0倍
日本    251.0倍
コスタリカ    301.0倍
モロッコ    301.0倍
韓国    401.0倍
イラン    501.0倍
オーストラリア    501.0倍
チュニジア    751.0倍
サウジアラビア    1,001.0倍
パナマ    1,001.0倍
(2018年ワールドカップ - 優勝 ベッティング オッズ | 2018年ワールドカップ 国際サッカー | William Hillより)

 地元開催のせいか、FIFAランキングが日本より低くて最下位のロシアは51倍。日本も下から9番目の251.0倍で、わりと高い評価です。FIFAランキングだと下から3番目くらいじゃなかったかな。
 オッズを見る前は、日本と同じ組のコロンビア( 34.0倍)がおもしろいかと思いましたが、アルゼンチン が5番で10倍の低評価でびっくり。
 私は個人的にも好きな選手が多いベルギーが6位で12倍なので、今回はこれで。
 ブラジルワールドカップでは、そういやウルグアイにして外した気がします。ウルグアイは今回、 8位の26.0倍。
 また、その前はイングランドって予想して外したんじゃない買ったかな。今回は17.0倍の7位。イングランドは私の持論である世代交代ができていないチームだったので、大失敗。悔やまれる予想でした。
 この世代交代の失敗は、今回の日本代表がもろにそうですね。前回大会優勝の ドイツもそう変わっていたように見えなかったものの、解説では若手が成長したと言われていました。
 というか、ベルギー代表はじゃあダメじゃん。全然メンバー変わっていませんわ。ただ、前回大会が若かったってことで、そう年寄りではありません。ベルギーは13番目だとのこと。27歳くらいなのでちょうどいい感じですね。
 日本は意外なことに24位でそこまでひどくはないです。28.6歳でした。日本より年寄りなのは、ロシア、アルゼンチン、メキシコ、コスタリカなどです。


■2018/06/12 ワールドカップ得点王ちょい穴予想 オッズはネイマールがトップ

 では、次に得点王。ネイマールがトップですが競った1位。グリーズマンやメッシとあまり変わりません。

ネイマール    9倍
アントワーヌ・グリーズマン    10倍
リオネル・メッシ    10倍
クリスティアーノ・ロナウド    15倍
ティモ・ヴェルナー    15倍
ガブリエル・ジェズス    17倍
ハリー・ケイン    17倍
ロメル・ルカク    19倍
エディンソン・カバーニ    21倍
ルイス・スアレス    23倍
ジエゴ・コスタ    26倍
セルヒオ・アグエロ    26倍
トーマス・ミュラー    26倍
キリアン・ムバッペ    29倍
アンヘル・ディ・マリア    34倍
ゴンサロ・イグアイン    34倍
マリオ・ゴメス    34倍
ロベルト・レヴァンドフスキ    34倍
エデン・アザール    41倍
デレ・アリ    41倍
イスコ    51倍
オリヴィエ・ジルー    51倍
ゴンカロ・グエデス    51倍
ダビド・シルバ    51倍
ハメス・ロドリゲス    51倍
フィリペ・コウチーニョ    51倍
モハメド・サラー    51倍
ラダメル・ファルカオ    51倍
ロドリゴ・モレノ    51倍
(2018年ワールドカップ - 得点王 ベッティング オッズ | 2018年ワールドカップ 国際サッカー | William Hillより)

 迷いましたけど、ベルー代表で揃えてロメル・ルカクで。8位の 19倍ですね。ドイツ代表が活躍しそうですけど、前回大会は満遍なく取るイメージだったので。27.1歳で6位だそうです。
 人気なので優勝の方では名前を挙げませんでしたけど、フランス代表も楽しみですね。26.0歳の3位で、ちょっと若すぎる気もしますが。
 あと、ブラジルが日本の1つ上で28.6歳の23位だったそうな。意外ですけど、スタメンは前回大会とかなり変わっており、世代交代の失敗ではなさげ。ジェズスなんか21歳で楽しみな選手。
 不思議とブラジルって代表選手はあまり好きじゃないこと多いです。前回大会は特にそうでした。でも、今回は見てみたい選手がいて、楽しみにしています。



■2018/02/22 W杯気になる選手ベスト11  ルカク、ハメス・ロドリゲス、ピケなど

 ワールドカップ前に見たい選手を決めておこうってことで準備。でも、好きなイタリアやチリ、結構好きなアメリカ、アフリカでの好きな国カメルーンや好きな選手がいた国々など、ことごとく敗退してつまんない感じです。
 適当にメンバー見て思いついた人らを入れていったら、なんかベルギーばっかりになりました。ベルギー、マジやばい。
 あと、DFが多くて、ポジションも重なりまくってしまいました。でも、見たい人いないんで仕方ないです。
2018/04/21: メッシに変えて、アザール入れたらFWがゼロに。ドス・サントスはFWもやっていたので、ドス・サントスが前ですかね。あと、アザールがまたベルギー。

GK  ギジェルモ・オチョア(メキシコ、スタンダール・リエージュ(ベルギー))
DF ジェラール・ピケ(スペイン、バルセロナ)
ヤン・フェルトンヘン(ベルギー、トッテナム)
ジョルダン・ルカク(ベルギー、ラツィオ)
ダニエウ・アウベス(ブラジル、パリSG)
トーマス・ムニエ(ベルギー、パリSG)かトビー・アルデルヴァイレルト(ベルギー、トッテナム)
MF セルヒオ・ブスケツ(スペイン、バルセロナ)
アンドレス・イニエスタ(スペイン、バルセロナ)
ハメス・ロドリゲス(コロンビア、バイエルン)
エデン・アザール(ベルギー、チェルシー)
ジョバニ・ドス・サントス(メキシコ、ロサンゼルス・ギャラクシー)


GK  ギジェルモ・オチョア(メキシコ、スタンダール・リエージュ(ベルギー))
 正直GKはあんまり好きな選手いないんですよ。カシージャスいればぶっちぎりカシージャスなのですけど、もう出ない模様。
  前回大会で印象的だった数少ないGKというと、メキシコのオチョア。小柄なのにも関わらず、当たりまくっていました。が、最新の代表メンバーには入っておらず。国内組のみのためかな? その前には入っていたので可能性ありそうなので一応入れておきますが、マジGKいない!
DF ジェラール・ピケ(スペイン、バルセロナ)
 ピケは10代の頃から好きな選手。攻撃力もあり、ペナルティーエリア内でフェイク入れてDFいなして、落ち着いて決めたゴールが印象的。お前はFWか?

ヤン・フェルトンヘン(ベルギー、トッテナム)
ジョルダン・ルカク(ベルギー、ラツィオ)
ダニエウ・アウベス(ブラジル、パリSG)
トーマス・ムニエ(ベルギー、パリSG)かトビー・アルデルヴァイレルト(ベルギー、トッテナム)
MF セルヒオ・ブスケツ(スペイン、バルセロナ)
アンドレス・イニエスタ(スペイン、バルセロナ)
ハメス・ロドリゲス(バイエルン)
エデン・アザール(ベルギー)
ジョバニ・ドス・サントス(メキシコ、ロサンゼルス・ギャラクシー)


2018/04/20 海外の好きな選手 ビーズリー、イェドリン、 アザールなど

GK クラウディオ・ブラボ(チリ)
DF(LSB) ダマーカス ビーズリー(アメリカ)
DF(CB、LSB)  ヤン・フェルトンヘン(ベルギー)
DF(RSB) トビー アルデルワイレルト(ベルギー)
DF(RSB) デアンドレ イェドリン(アメリカ)
DF(LSH?) ジョルダン・ルカク(ベルギー)
DF(RSH) トーマス・ムニエ(ベルギー)
MF(LSH) ナセル・シャドリ(ベルギー)
MF エデン アザール(ベルギー)
MF キンテロ(コロンビア)
MF ハメス・ロドリゲス (コロンビア)
MF ホルヘ・バルディビア (チリ)
FW ディルク・カイト(オランダ)


2024年4月30日火曜日

うまい選手多すぎなベルギー、一番テクニックがあるのはDF?

■2018/05/20 うまい選手多すぎなベルギー、一番テクニックがあるのはDF?
■2018/04/20 サポーターピッチ侵入でも反応悪かったブラジルワールドカップ
■2018/06/19 ベルギー代表は危機感があるくらいでちょうどいいのに…
■2018/06/19 うまい選手だらけのベルギー、ルカクも技ありゴール
■2018/06/24 ベルギーはタレント揃いでも守備脆くチーム力で見劣り
■2018/06/24 ムキムキですごい体つきに似合わない繊細なルカク




■2018/05/20 うまい選手多すぎなベルギー、一番テクニックがあるのはDF?

 欧州屈指のタレント集団として脚光を浴びるベルギー代表。その1人であるFWドリエス・メルテンスがベルギー代表で最もテクニックのある選手を問われて、トッテナムのDFヤン・ヴェルトンゲンという意外な選手の名前を挙げました。

「誰もがエデン・アザールの名前を挙げるんじゃないかな。でも、僕ならヤン・ヴェルトンゲンを推すね。彼は大柄なディフェンダーだけど、すごくテクニカルな選手なんだ」

 好きな選手ですので、嬉しいですけど、予想外過ぎます。 私はキックの質が好きでしたが、記事では、"センターバックを主戦場とし、対人能力のみならず、ロングキックもドリブルにも秀でたDFとして名を馳せる"としていました。
(アザールでもデ・ブライネでもない! メルテンスが推すベルギー屈指のテクニシャンが意外【超ワールドサッカー】 2018.05.19 17:50 Satより)



■2018/04/20 サポーターピッチ侵入でも反応悪かったブラジルワールドカップ

ブラジルワールドカップ2014ベスト16 2014/7/1 ベルギー 2-1 アメリカ
(メンバーはベルギー代表 vs アメリカ代表 [ワールドカップ2014・ベスト16] | サッカー動画速報より)

 ベルギーよく知らなかったのだけど、もっと見ておけば良かったと思った良いチーム。パスをよくつなげる。ハイスピードでビュンビュンといくというよりは、落ち着いて回す感じ。正確で丁寧。
 アメリカはもともと好きで、この日もよく頑張った。
 あと、サポーター がピッチに入った場面あったのだけど、なかなか警備員が入ってこなくてやきもきした。珍しい。ブラジル治安悪いのに、対応もゆるいって…。

ベルギー代表    
GK ティボ クルトワ
 若い選手。良いらしいが、相手のシュート少なくてよくわからず。目立たない。延長戦でキックミスあったのが、印象に残ったくらい。
DF ヤン ベルトンゲン
  メモはフェルトンゲン。4バックの左。
 後半、DFラインの後ろに良いボール入れて、これは1点ものと思ったが誰も触れず。こういうボール好き。
 その後、サイドではなくやや中に入って、エリア内縦に行きながらシュートまで。GKはよく足に当てた。
 延長で3対2の場面があったが、右足は苦手っぽく戸惑ってシュートもパスもできないところあった。左塞がれるとツライのかも。
DF バンサン コンパニ
 メモはコンパニー。後半、裏へのボール長くなったのを奪うと、そのまま上がっていって、真ん中でリターンしてシュートまで。
DF ダニエル バン ブイテン
DF トビー アルデルワイレルト
 メモは アルデルバイレルト。右サイドバックで出場。ワンステップでの良いサイドチェンジのロングボールが印象に残る。得意なのか、前半のうちにもう1本やっていた。好きな感じ。
 サイドでは素直に縦に行くことが多い。ただ、後半では珍しくフェイント入れて中に入ってからクロスという場面もあった。
 ロングボールの質がいいなと思ったら、本職はセンターバックなんですね。今知りました。そんな感じのキックだった気がします。
MF アクセル ビツェル
MF マルアン フェライニ
MF ケビン デ ブライネ
MF ドリース メルテンス
 攻撃的な右。右で低くて早いシュート性のクロス良かった。他に、ふわりとループみたいな惜しいヘディングシュートあった。
(60’ FW ケビン ミララス)
 右から斜めにずっと守備の間抜いてくるドリブル。最後は触られたが、こぼれてチャンスに。
 その後も、左でうまくボール出して、中へ入っていくプレー。
MF エデン アザール
 23歳。ボールタッチ良くドリブルして、やわらかいボール。 前半は、ダイレクトのパスでもビッグチャンス。
 仕掛けてくると怖い選手。後半体使ったうまい守備から、カウンターのチャンス作る。こぼれ球を狙いすまして右に打ったが、GKがセーブ。
 左サイドで縦に行ったのに、左足でなく、右のアウトでクロス上げたところあった。おもしろい。
 メモにないが、本調子でないようなこと言っていたような? 良いと思ったし、ボールタッチなど十分に好きなタイプではある。
(111’ MF ナセル シャドリ)
FW ディボック オリギ
 メモはオリジ。19歳だそうな。 トラップ大きくなったが、スピードで置いていくところあった。速い。
 カウンターのときにスルーして、チャンスになるところも。
(91’ FW ロメル ルカク)
 21歳とこちらも若い。ファール気味に来られたのに、プレー続けるところ。体強いな。
 カウンターで裏へのボール。そのままダイレクトで打って、チームの2点目に。 ゴールより左側で、後ろからのボール。難しいところだったが、ダイレクトでニアの上というとんでもないところに。怖い選手。
 他にドリブルから股下狙ったプレーあったが、これは相手の足に触れた。
 ルカクはそんなに印象残っていなかった んですけど、メモ見たらめちゃくちゃ評価していましたね。



■2018/06/19 ベルギー代表は危機感があるくらいでちょうどいいのに…

ロシア・ワールドカップ(W杯)グループG第1節 ベルギー 3-0 パナマ

 好きな選手が多いベルギーをちょい穴予想で優勝にしました。タレントはいるけどまとまらないチームというのはよくあり、ベルギーもそのパターン。ただ、これがたまにまとまるときがあり、そういう意味でのちょい穴予想です。
 新しい選手が出てこないチームはダメという持論があり、ベルギーは実はそのパターンでもあります。とはいえ、前回大会は若く、今回がちょうどいい感じ。一発ここで爆発してほしいです。
 で、最初の対戦相手はパナマ。無名の存在ではあるものの、北中米ですので 舐めて良い相手ではないでしょう。ただ、このチームは30代どころか、30代後半がたくさんという年寄りすぎるチーム。本番では難しいだろうと思っていたら、やはりダメで完敗。さすが経験豊富なメンバーで気持ちは切れてなかったんですけどね。
 他の優勝候補が苦戦する中、ちょっと楽に勝ちすぎた気もします。優勝を狙うチームは徐々に上げていく のが理想であり、ここで変に余裕ぶると良くないです。特にベルギーは、危機感があってちょうど良いと思うので、ちょっと嫌な感じ。みんな本当うまくって、この日もテクニカルなプレーが多く見ていて楽しかったのですけど、ワールドカップで活躍するにはもっと泥臭さが出てきた方が良いと思います。
 なお、ここでは普通に強いベルギーを応援していましたので、感想書き終えたところでの私の応援チームは2勝3敗2分けで少し星を戻しています。今回は疫病神状態ではなく、結構健闘していますわ。

■2018/06/19 うまい選手だらけのベルギー、ルカクも技ありゴール

ロシア・ワールドカップ(W杯)グループG第1節 ベルギー 3-0 パナマ
 【ベルギー】メルテンス(後2)ルカク(後24)ルカク(後30)
GK
1 ティボー・クルトワ 6.5
 26歳。日本戦ではよくわかりませんでしたが、今日はいいところ見えました。誤審っぽい感じで結局オフサイドでしたが、ワンツーで完全に1点ものというところ飛び出してきました。てっきり相手の足に当たったと思っていたら、しっかりボールをキャッチしていて驚きました。
 FKのグラウンダーの結構早いシュートもきっちりとキャッチング。安定していますね。
DF
2 トビー・アルデルワイレルド 6
20 デドリック・ボヤタ 6
5 ヤン・ヴェルトンゲン 6
MF
7 ケビン・デ・ブルイネ 6.5
 26歳。センターの2枚ですけど、ヴィッツェルが主に守備をやってくれて、彼は攻撃の起点になります。もともとは1つ上のプレーヤーなのかな?逆に言うと、ベルギーは守備が危なそうですね。
 立ち上がり、左サイドの選手にいきなり良い裏への低いボール。
 パスだけでなく、フェイク入れてうまさを見せるプレー。さらにそこから良いパスに。
 右サイドの高い位置で奪い返して、そのままの勢いで深いところから、早く低いボール。これも素晴らしかったです。
 前半はもう一つ、FKでフリーの選手にふわっと浮かしてピタリのボールも提供。
 前半の方が目立っていた感じですけど、後半は左サイドでエリア内に縦に侵入し、そこから右のアウトで完璧なボールを入れてアシスト。これまた技術が非常に高いプレーでした。
6 アクセル・ヴィッツェル 6.5(90分OUT)
15 トマ・ムニエ 6
11 ヤニック・カラスコ 6(74分OUT)
FW
14 ドリース・メルテンス 7(83分OUT)
 31歳。前半は、右から右足で右に回転かけたテクニカルなシュート。DF裏への良いスルーパスもありました。
 が、圧巻だったのは後半開始間もない時間のボレーシュート。クリアボールをペナルティエリア右斜めのところから、ぐっと落ちる技ありシュートで先制点。レベル高すぎです。
10 エデン・アザール 7
 27歳。パスミスの他、得意のドリブルでも引っかかるところが多くありました。ただ、それでもドリブルを仕掛けるので効いていますね。ファールもかなりもらっていました。
 前半は、カウンターのハイボールをヒールでうまく落として渡すテクニカルなプレーがありました。
 右に回っていたときに、守備人数が多い中、ドリブルでシュートまで行ったプレーも良いプレー。パナマは人数かけて守っていたので、こうやってドリブルで抜くなどしないと、チャンスになりません。
 後半ではなんといってもアシストがありました。カウンターでルカクへの裏へのパスで決定的な3点目に。
9 ロメル・ルカク 6.5
 25歳。私が好きなタイプのプレーヤーではないですけど、いい選手ですね。ちょい穴で得点王予想しているので、2点取ってくれたのはありがたいです。
 1点目はストライカーらしくポジショニングの良さで取ったゴール。チーム3点目となる2点目もカウンターで裏へ走ってなので、ストライカーらしいといえばらしいもの。ただ、なかなか触らずに遅すぎ?迷っている?という感じだったのを、なんとためにためてGKを引き出しておいて、左足ワンタッチで少し浮かして飛んできたGKを飛び越して入れるテクニカルなゴール。びっくりしました。
 引っかかったものの、2人を抜こうとしたドリブルにも迫力。とにかく体がでかいので、すごみがあります。
 交代選手
MF19 ムサ・デンベレ 6(74分IN)
MF16 トルガン・アザール ―(83分IN)
MF22 ナセル・シャドリ ―(90分IN)
(メンバーと採点は、【ベルギー 3-0 パナマ|W杯選手採点】最高殊勲者はベルギーに余裕と勢いをもたらした先制弾のメルテンス! | サッカーダイジェストWebより)



■2018/06/24 ベルギーはタレント揃いでも守備脆くチーム力で見劣り

ロシア・ワールドカップ(W杯)グループG第2節 ベルギー 5-2 チュニジア

 ベルギーはもっと必死な方が良いと書いていました。これは守備面を主に意識したものなんですけど、 今日はパススピードが早くガンガン来ており、華麗なプレーをしたがっていた初戦とは違う感じでした。
 ただ、カウンター食らっており、守備は緩め。リードしてもなかなかこのガンガン行く流れを変えられず失点も。以前より年齢が上がってきたんですけど、試合運びはうまくありませんね。同じメンバー続けていても、守備面での成熟度もいまいちです。
 後半になってやっと落ち着いて守備に意識が出てきました。で、カウンターで追加点という理想的な形に。ただ、後半も失点してしまい、いまいち締まらないゲーム展開に。脆さは感じるチームですね。
 ちょい穴でベルギーを優勝予想にしているのですけど、この守備の問題の他、イージーなゲームが続いていることも気になります。苦労しすぎると消耗してしまうものの、グループリーグで苦しんだチームが優勝するということも過去には結構ありました。特にベルギーは泥臭さが足りないので、苦しい試合をしてチーム力を高めてほしいところなんですが…。
 とりあえず、ベルギーの勝利で感想書き終えている試合の私の応援チーム戦績は、8勝10敗3分け。だいぶ五分に近くなっているものの、気合い入れたゲームでは負けており、精神的にはやや辛いです。あと、今回引き分けすごい少ない気がしますね。珍しいかもしれません。

■2018/06/24 ムキムキですごい体つきに似合わない繊細なルカク

ロシア・ワールドカップ(W杯)グループG第2節 ベルギー 5-2 チュニジア
【ベルギー】アザール(前6[PK])ルカク(前16)ルカク(前48)アザール(後6)バチュアイ(後45)
【チュニジア】ブロン(前18)ハズリ(後48)
[GK]
1 ティボー・クルトワ 6
 26歳。裏へのボールにしっかり対応。正面だが高さのあるシュートにもきちんと反応。後半もシュートをしっかりセーブする場面。失点シーンはいずれも問題とは言えないものでした。
[MF]
2 トビー・アルデルワイレルド 6
  29歳。3バックの右。インターセプトから上がってきてシュートまで行くプレーが前半に。たぶん彼だったと思うのですけど、裏へのボールでアシストもありました。
 一方、守備面ではちょっと簡単に飛び込んでしまいシュート打たれる場面。さらにロスタイムにもFWが足を止めたのに気づかず下がってしまいフリーにして、失点してしまいました。
20 デドリック・ボヤタ 5.5
 27歳。怪我人が出て2戦続けて3バックの真ん中。見劣りする弱点と見られており、実際、メディアでも低評価なのですけど、私はそんなに悪く見えません。パスでも難しいところを通したりと意外に良いように見えました。
5 ヤン・ヴェルトンゲン 6
 31歳。3バックの左。縦への良いパスでチャンス。また、相手が来ていてもダイレクトできちんと通すパスを出しており、CBでもやはりうまいなって感じですね。
[MF]
7 ケビン・デ・ブルイネ 6.5
 26歳。守備的な中盤の2枚のうちの1人。今日は初戦ほどは目立ちません。珍しいトラップミスも見せていました。
 後半、ショートコーナーの後のニアへの低いボールはおもしろかったです。また、裏への回転かけた低いボールもすごかったのですけど、GKも好対応。
6 アクセル・ヴィツェル 
 29歳。守備的な中盤の2枚のうちの1人。ぐっと伸ばして良いカットなど。 守備に比重のある選手ですけど、ボールタッチも良くしていました。ただ、中盤はスペース空いて結構使われてしまった日です。
15 トマ・ムニエ 6
 26歳。RSH。カウンターで絞って良い対応はありました。ただ、中盤はスペース空いて結構使われてしまった日です。攻撃で持ち味が出る選手ですしね。
 で、攻撃では前半右からドリブルで中に入っていき、シュートまで行く場面。さらに、右からダイレクトで左の空いている選手にドンピシャのボールも入れていました。
11 ヤニック・カラスコ 6
[FW]
14 ドリース・メルテンス 6.5(86分OUT)
 31歳。トラップ長くなったのを見逃さずにカットするし、カウンターで上がって、ルカクへのアシストを決めています。後半もDFの裏に点になりそうなスルーパス。
10 エデン・アザール 7(68分OUT)
 27歳。右へと流れたプレーでスピードがありすぎて、DFがボール触れずに足に。PKをもらい自分で蹴ります。低く良いキックで先制。GKを見て蹴ったかもしれません。前半はひっかかったものの、4人相手に抜こうというプレーも見せていました。相変わらずドリブルがすごいですね。
 裏へ出たボール胸トラップでGKを外し、遅れてDFが来たもののゴール。バランス崩れかけていましたし、それを耐えたってのも良いところでした。
9 ロメル・ルカク 7.5(59分OUT)
 25歳。中央寄りのFWは今大会それほど活躍していません。おそらく守備のレベルが上がっているためでしょう。しかし、ロナウドとルカクだけは爆発。特にルカクが良いのは、キレッキレというよりは力みなくゴールを重ねているところです。
 間に合わなかったものの、裏への長いボールですごいスピードを見せていました。 また、カウンターで右に流れてのプレーでは中に良いボール入れており、いろいろできます。
 DF2人の間に行く動きを一度してから左に行って、DFを完全に外すプレー。ペナルティーエリア入ってすぐというところでやや距離はあったのですけど、低いシュートを左から右隅に決めました。落ち着いていてうまいですね。
 もう一つペナルティーエリア内でのシュート。GKが詰めてきて難しいところだったのですけど、ふわっと浮かせてゴールへ。前の試合でもそうだったように、ムキムキですごい体つきに似合わない繊細なうまいシュートができます。こんな選手だとは知りませんでしたわ。
[交代選手]
[MF]8 マルワン・フェライニ 6(59分IN)
[FW]21 ミチ・バチュアイ 6.5(68分IN)
 24歳。GKをかわしてからのシュートを決められず。ただ、DFがよく戻っていたのでそちらを褒めるべきというプレーでした。その次に、GKいたとはいえ、完全に1点というところをゴールポスト。この後またペナルティーエリア内でGK正面に。三度決められず。
 今日はもうダメな日だと思ったのですけど、中央から左に逃げながらDFを外す素晴らしい動きで、シュートを右へ決めました。外していると力みそうなものですけど、力みのないキックで良かったです。
 この後ドリブルでかわしていて、乗ってきたかな?と思ったのですけど、もう一度あったチャンスはキックがしっかり当たらずそれてしまいました。
[MF]17 ユーリ・ティーレマンス ―(86分IN)
 ほとんどプレー時間なかったのですけど、バチュアイに合わせるクロスでアシストしていたのは彼でしたね。良いボールでした。
(採点とメンバーは、【ベルギー 5-2 チュニジア|W杯選手採点&寸評】2戦連続2発の主砲ルカクが最高殊勲者に! アザールも高評価 | サッカーダイジェストWebより)

ベルギー注目若手アルトゥール・フェルメーレン、29億円の移籍金で移籍

■2024/04/30 ベルギー注目若手アルトゥール・フェルメーレン、29億円の移籍金で移籍
■2017/11/15 日本戦で途中出場のジョルダン・ルカクが怖くてやばい
■2018/06/29 イングランドとの2軍対決、才能豊かな選手が多いベルギーに軍配
■2018/07/03 温存が逆効果になっている今大会のW杯、ベルギーも大苦戦
■2018/07/07 マルティネス監督の采配が神 4バックとデ・ブルイネ偽9番の予想不可能フォーメーションがズバリ当たる
■2018/07/12 ブラジル戦ではすごかったマルティネス監督の采配が一転して不発
■2018/07/15 ダイレクト多用で美しすぎるベルギーのカウンター




■2024/04/30 ベルギー注目若手アルトゥール・フェルメーレン、29億円の移籍金で移籍

 2022年のワールドカップでは世代交代に失敗した感じのベルギー。ただ、注目の若手は多いみたいですね。中でもアルトゥール・フェルメーレン(ヴェルメーレン)は注目株のようでした。

ベルギーの次世代を担うフェルメーレンにビッグクラブが熱視線 18歳MFがステップアップするのは時間の問題か 2023/12/26(火) 23:20配信 theWORLD(ザ・ワールドWeb)
<ロイヤル・アントワープに所属するベルギー代表MFアルトゥール・フェルメーレン(18)は多くのビッグクラブが注目している。
 11月にはEURO2024予選でベルギー代表にも招集された18歳はセントラルMFを主戦場とする選手であり、ベルギーの未来を担う注目の若手だ。>
https://news.yahoo.co.jp/articles/28b9e46b816da41b3ed0b2fe8c0606390a6e7c9f

 記事では多くのビッグクラブが注目している…としていましたが、これは信憑性が不明なことがあるので要注意。で、実際には、このときの報道で名前が上がっていなかったアトレティコ・マドリードが獲得しています。

・アトレティコ・マドリーが注目株18歳のベルギー代表MFフェルメーレン獲得!移籍金は最大37億円に | Goal.com 日本(2024年1月27日)
<アトレティコ・マドリーは、アーサー・フェルメーレンの獲得を発表した。
 アントワープの下部組織出身のフェルメーレンは、2022年に17歳でファーストチームデビュー。すると、すぐさま守備的な中盤のポジションで定位置を掴み、66年ぶりとなる昨シーズンのジュピラーリーグ制覇に貢献した>

 両者は2030年夏までの6年半契約を締結。移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノさんによると、移籍金は1800万ユーロ(約29億円)で、最大500万ユーロ(約8億円)のボーナスが付帯し、元の所属先だったアントワープは将来的な移籍金の10%を手にする条項を手にしているとされていました。




■2017/11/15 日本戦で途中出場のジョルダン・ルカクが怖くてやばい

2017/11/15 ベルギー 1-0 日本
先発
GK 12 シモン・ミニョレ
DF 3 トマス・ベルメーレン
DF 5 ヤン・フェルトンヘン
 たぶんワールドカップでも見たと思う。テレ朝では、3バックの左という紹介。前半は日本が1トップなのに、3枚残していて人数不足でゴールに至らなかった。が、後半は彼が高い位置をとるようになり、なおかつ左サイドで空いている場面が多く。ここからピンチと明らかになったわけではないものの、 攻撃のときに楽になったと思う。
DF 15 トーマス・ムニエ
 テレ朝では、3-4-3で右サイドハーフといった説明。ボールタッチにテクニカルなものを感じた。2タッチくらいですすっと交わす場面も。なので、試合後にポジション登録はDFだと知って、意外に。
 ただ、検索してみると、2011-12シーズンまではストライカーとしてプレーしていたとのことで、やはりもともと攻撃の選手だった模様。
 ワールドカップのときにはいなかったと思う。
DF 24 クリスティアン・カバセレ
MF 6 アクセル・ビツェル
MF 7 ケビン・デ・ブルイネ
MF 22 ナセル・シャドリ
 ワールドカップで見たかは覚えなし。今日は、3-4-3で左サイドハーフという説明。
 後半、左から1人で4,5人の間を抜いてエリア内左に入っていって、GKを引っ張り出してふわっとしたボールでアシスト。先制点で決勝点となる。日本の守備が緩く、キレッキレというわけじゃなかったが、個人技で得点とった感じ。これだけの人数抜かれたら、バランス崩れて人も足りなくなりますわ。
FW 9 ロメル・ルカク
 ワールドカップにはいたんだっけ? 大柄でパワーがあり、スピードもある選手。ストライカーっぽさがあり、良い選手だと思うけど、好みのタイプではない。
 今日はうまく逆サイドでフリーになり、押し込んで1点。ベルギー代表単独最高となる記念すべきゴール。このゴール以外にもうまいことマークを外すところがあり、パワーとスピードだけではなく、そういううまさを感じる。根っからのストライカーなのかなという感じ。
FW 14 ドリース・メルテンス
  彼は名前覚えていた。ワールドカップでも見たはず。後半、左中央からダイレクトで裏に出したボールがおもしろかった。チャンスになる。もともとアシストが多い選手だそうな。
FW 18 トルガン・アザール(エデン・アザールの弟)
控え
DF 2 ジョルダン・ルカク
 有名なロメル・ルカクではなく別のルカク。調べると、弟だそうな。明らかに太くって目立っている。怖い。攻撃の脅威という意味でも怖いし、見た目的にも怖い。
 太いくせに速いというか、太いせいで走りに迫力ありすぎ。突進力を感じる走り方。むしろすごいスピードを感じてしまう。
 素晴らしいプレーから得点をアシストしたシャドリと交代で入ったので、たぶん左サイドハーフじゃないかと思うんだけど、彼もいい選手じゃないかなぁ。ベルギー代表すごいな。 
MF 19 ムサ・デンベレ
 ニュース見ていて見たいなと思っていた選手だけど、今日は印象に残らず。またの機会に。と書いていましたが、別のデンベレの勘違いだったみたいです。フランスのデンベレだったっぽいですわ。


■2018/06/29 イングランドとの2軍対決、才能豊かな選手が多いベルギーに軍配

ロシア・ワールドカップ(W杯)グループG最終節 イングランド 0-1 ベルギー
【ベルギー】ヤヌザイ(後6) 
 ノックアウトステージで楽な相手と当たった方が良いと思うのですけど、相手云々よりも主力を温存して力を蓄えるという判断の国が多くなっています。 ともに突破が決まっているこの両チームは特に極端で、GK以外のメンバーを総入れ替えに近い状態。両チーム示し合わせたように、1人を除いてフィールドプレイヤーが登場。途中交代でマジで両チームとも全員フィールドプレイヤーが出場するということになりました。両チームそろってという試合はワールドカップ史上初めてではないでしょうか?
 ああ、このグループの場合、最初の対戦相手の後は、ブラジル、フランス、ポルトガルが入る山ということで、1位通過じゃない方が良いという見方もあったとのこと。なるほど。他の対戦が全部終わってわかっていましたからね。
  両チームとも守りに入らなかったものの、一段落ちるメンバーでコンビネーションもいまいちということでメンバー表通りやや質の落ちる試合に。どちらかと言うと、前半はイングランドのセットプレーに可能性を感じたものの、後半になってベルギーが先制。そのまま終わり、ベルギーが1位通過となりました。ちなみに引き分けなら、フェアプレーポイントでイングランドだった模様です。
 ベルギーは好きな選手が多く、優勝予想もしているので応援。応援チーム戦績は、13勝12敗6分けとなりました。今大会、はじめての勝ち越しかも? ただ、前述の通り、強い国がいる方の山に入ってしまったということで、負けた方が良かったんですかね? 決勝までに疲弊してしまうおそれがありますし、実際、楽な山に入った方が優勝って大会もあった記憶です。
 GK
1 ティボー・クルトワ 7
 26歳。世界最高峰のGKという評価がしっくり来なかったものの、今日は良さが見えました。
 雑なバックパスのボールをしっかりコントロール。さらにプレッシャーかけられた場面でもクリアではなく、つなぐロングボールを蹴っていました。実際足元もうまいと放送で言われていました。
 また、同じく言われていた手足の長さでも良さが出ています。高いクロスのボールをにゅっと手を伸ばしてひっかけるプレー。さらにFWとの1対1の場面で手先に当てるプレー。たとえ当たっていなかったとしてもコースをかなり塞いで守ったというシーンで、非常に素晴らしかったシーンでした。
DF
23 レアンデル・デンドンカー 5.5
20 デドリック・ボヤタ 7
 27歳。一段落ちるとされていたが良いのでは?と書いていた選手。今日はやっとサッカーダイジェストでも良い評価。アーリークロスに良く対応した場面が特に良かったです。
3 トーマス・ヴェルメーレン 6(74分OUT)
 MF
17 ユーリ・ティーレマンス 7
 21歳。LWG予想だったのですけど、たぶんCMでしたね。前の試合、短い時間で良いプレーした選手。こんなに若いとは知りませんでした。放送やサッカーダイジェストでは高評価だった一方、普通という評価のメディアも。
 とりあえず後半は、相棒のデンベレの方が守備的で、よくボールには触っていました。アシストも彼だったみたいですね。
19 ムサ・デンベレ 6.5
 30歳。CM。途中交代で出ていた選手。ティーレマンスとのバランスでは守備担当で、強さがあり、守備面で良さを感じました。ただ、Wikipediaを見ると、FWもできるという選手で予想外。もっと守備が主体の選手なんだと思っていました。
22 ナセル・シャドリ 6.5
16 トルガン・アザール 7.5
 25歳。LWB。有名なアザールの弟の方。このポジションは本職ではないとのこと。サッカーダイジェストでは高評価。確かにドリブルは悪くなかったです。ただ、持ちすぎと感じる場面があるなど、決定機に繋がるプレーはなく、そこまで良いとは思いませんでした。
FW
18 アドナン・ヤヌザイ 8(86分OUT)
 23歳。RWG。後半ペナルティーエリア内右でフェイク入れて少しかわしてすぐシュートで先制。コースはそれほど厳しくなかったのですけど、すぐシュートしたのが良かったのではないかと思います。
8 マルアン・フェライニ 7.5
 30歳。LWG。CM予想でしたが、この位置。私も守備ができる選手と思っていたのでこの位置は予想外でした。ただ、高さは非常に効いていた感じ。狙いとしてはわかります。とはいえ、決定機に繋がるようなところはなく、飽くまでオプションかなという感じでした。
21 ミチ・バチュアイ 5.5
 24歳。前半はドリブルでシュートまで行く見せ場。後半ゴールの後かな、喜んでボールを蹴っ飛ばしたところポストに当たって戻ってきて顔にあたっていました。前の試合でゴールを外しまくってたイメージと合わせてお茶目さを感じました。
 後半はペナルティーエリア内で囲まれたところで強さ見せて頑張って、中に入れて大きなチャンスに。
交代選手
DF4 バンサン・コンパニ 6.5(74分IN)
FW14 ドリース・メルテンス ―(86分IN)
 (メンバー・採点は、【イングランド 0-1 ベルギー|W杯選手採点】主力温存でも質と熟成度の差を見せつけたベルギーは軒並み高評価! | サッカーダイジェストWebより)



■2018/07/03 温存が逆効果になっている今大会のW杯、ベルギーも大苦戦

 ロシア・ワールドカップ(W杯)ベスト16 ベルギー 3-2 日本
【ベルギー】ヴェルトンゲン(後24)フェライニ(後29)シャドリ(後49)
【日本】原口元気(後3)乾貴士(後7)

  ベルギーは前の試合途中から復帰のコンパニが穴になる可能性も考えていましたが、これはそこまで問題にはなっていなかったようです。また、日本を舐めてくるという可能性も感じましたが、そういうところもありませんでした。一方、個々の力で勝ってきているものの、チームとしてのまとまりはなし。試合運びも下手です。日本がつけいるスキはありましたし、実際そこらへんは出ました。
 ベルギーの初戦は華麗なテクニックで勝ってきたもので、余裕がありすぎて気の緩みに繋がりそうなもの。一方、2試合目は逆にガンガン行ってリード。しかし、リードしてもペースを変えられないまま失点するという脆さの出た試合。主力メンバーが年齢を重ねて 成長するかな?と思ったものの、試合運びはうまくないのです。
  3戦目はベルギーは総入れ替えで温存。ただ、同じように温存したクロアチアは、連戦の相手よりむしろ動けていませんでした。普段は週2回か1回で戦っていて、2回だときついですけど、空いても中6日。10日ほどは空くことはありません。中4,5日くらいでちょうど回復もできて試合感も鈍らないということで、結果論で言うとあまり良くなく、むしろ逆効果だったのかもしれません。ベルギーの場合は連戦だと中3日できついスケジュールだったのですけど、温存して中9日だとやはり良くなかったですね。ただ、それでも優勝を狙うチームは先を見据えて温存という選択はありかもしれません。
 試合の方は日本が良い守りをしていました。格下が活躍するには守備を重視するしかありません。また日本はカウンターが出ていただけでなく、むしろ良い時間帯も長くありました。前半30分過ぎから徐々にベルギーも持つようになってきたものの、動きが少なく、攻撃のスピードアップがなくて単調。緩急をつけられていません。動きや距離感の悪さ、日本の守備の良さもありますが、強引な選択やミスも目立ちます。
 良いチームだと後半で流れを変えてくるのですけど、同じペースのまま後半もやって立て続けに失点。1点入れば変わるかと思ったのですけど、ラッキーな感じの得点後も変わらず。2点目もCKから力技で取ったものでベルギーらしさは出ませんでした。強引さ、焦り、ミスが目立ちます。
 良かったのは3点目のカウンターだけですね。これは集中力があり、スピードと余裕とテクニックという良いところがやっと出たものでした。私はベルギーをちょい穴で優勝予想にしていますけど、どこかでチームとしてまとまればという条件付き。こういう苦しい試合を経験してまとまるというのはよくあることなのですけど、このチームはちょっとダメかなぁという気がしています。
 よりによって今大会は日本代表を応援していなかったので、ベルギーを応援。これで応援チームは、16勝15敗6分け(1試合応援なし)となりました。前回大会は日本、スペイン、イタリアを応援してグループリーグ敗退、応援しないドイツが優勝でボロクソだったのですけど、今大会はほぼ五分です。
GK
1 クルトワ 5.5
 26歳。前半になんともないボールを掴み損ねてちょっとヒヤッとするプレー。後半はオウンゴールになりそうなところを好反応。これは予測も難しく、かなり素晴らしいプレーでした。
 また、3点目の場面は見事。本田のあっさりしたCKを難なくキャッチしたのは普通ですけど、その後すぐ状態のいい選手を探してスローイン。カウンターの起点となりました。彼もゴールに貢献しています。
DF
2 アルデルヴァイレルト 5.5
4 コンパニ 5.5
5 ヴェルトンゲン 5.5
 31歳。3バックの左。好きな選手でしたけど、取れそうだったスルーパスを通させてしまってそこから失点。
 一方、CKからのクリアされた高くボールを、ペナルティーエリア内左のかなり離れたところからヘディング。このヘディングもかなり高いもので、狙ったのではなく中に入れたのかなと思うのですけど、高い距離のループシュートみたいになってちょうど良い右サイドに落ちていきラッキーな感じのゴール。取り返しました。その後も右サイドから強烈ミドルシュートで弾いてチャンスになりそうになるところも。
MF
15 ムニエ 6.0
 26歳。RWB。アディショナルタイム、CKからスピードを生かして上がっていき中への低いボールを入れて決勝点をアシスト。
6 ヴィツェル 5.0
7 デ・ブライネ 6.0
11 カラスコ 5.5
(→シャドリ 6.5)
 LWB。28歳。カウンターで上がっていき、最後落ち着いて流し込んで決勝点。
FW
14 メルテンス 5.0
 31歳。RWG。右からマイナスのアザールに良いボールで彼だったんじゃないかと。ただ、全体としてのは良い出来ではありませんでした。
(→フェライニ 6.5)
 30歳。RWG。前回高さを買われてLWGに使われてまずまず。ただ、流れの中で決定機にはつながらず、飽くまでオプションだろうと感じました。今日も狙いとしては悪くないと思ったものの、流れの中では良さができりませんでした。しかし、CKからの流れで中央でガツンと一発ヘディングで同点ゴール。こういう途中交代は武器になりそうです。
9 ルカク 6.0
 25歳。直接ゴールやアシストはなかったものの、彼の問題ではないでしょう。また、体格に似合わないいろんなプレーができるという彼の良さは3点目で生きました。中央で低いパスに合わせていったものの、左のフリーの選手をちゃんと把握していてスルー。彼がDFを引っ張って、より可能性の高い選手に打たせるという非常に素晴らしいプレーを見せました。ただの点取り屋ではありませんし、自分のゴールよりチームの勝利を優先するプレーであり、献身的でもありました。
10 エデン・アザール 6.0
 27歳。守備が良くてなかなかスペースがなかったものの、彼の細かいドリブルはそれでも良さを出せます。左に張らずに自由に動いて受けていたのは、日本にとって怖さがありました。
 マイナスのボールで中央からの強烈シュートでポストというプレーもありました。また、右足を徹底して消されていたところで、ペナルティーエリア内左を縦に行き良いボールで同点ゴールをアシスト。 逆を突いたわけですけど、利き足でない左足でこれだけのプレーができるというのがすごいです。
  (メンバー・採点は、レーティング:ベルギー 3-2 日本《ロシアW杯》【超ワールドサッカー】より)



■2018/07/07 マルティネス監督の采配が神 4バックとデ・ブルイネ偽9番の予想不可能フォーメーションがズバリ当たる

ロシア・ワールドカップ(W杯)準々決勝 ブラジル 1-2 ベルギー
【ブラジル】R・アウグスト(後31)
【ベルギー】OG(前13)デ・ブライネ(前31)

 ベルギーは高さがあるものの、セットプレーの守りが良いわけではなく危うさを感じました。ただ、そのセットプレーは当然ベルギーの武器でもあり、CKから先にベルギーがゴール。
 ベルギーは攻められていたものの、得点前から慎重で落ち着いていて守っていて、なおかつ集中力を持てていました。ベルギーはチームとしてまとまらないのでは?と思ったものの、前回の日本戦で苦しんでまとまれたのか、優勝候補筆頭ということでまとまれたのか…。とにかく予想外に良いチームになってきました。
 なお、ベルギーは守備のときは4-3-3にしていたとの指摘。ヴェルトンゲンをLSB、ムニエをRSBにしていたと、放送でもサッカーダイジェストでも説明していました。これでネイマールとウィリアンにスペースを使われないようにしたわけですね。特にウィリアンは完全に消えていて、45分での交代にまで追い込みました。
 ブラジルは大会を通してだけでなく、確か試合としてもスロースターター。この前のメキシコ戦がそうであったように、前半悪くても後半にギアを上げてくるというのが、過去の代表でも多かった記憶です。しかし、2点のビハインドはさすがにきついですね。
 ただ、後半のベルギーはDFラインの前のスペースでブラジルに簡単に持たせすぎかなと思いました。カウンターを狙いつつも失ってまた攻められる場面もあり、やや苦しく。やはり耐えきれず1点は失いました。それでも1失点で終わらせ、今までになくうまく試合をコントロールできました。
 ブラジルはチッチ監督になって初めての2失点だったみたいですね。気の緩みによる失点もあったので危うさを感じたものの、守備も良いチームと評価されていました。
 あと、前回のベスト4が全チームベスト4に進めなかったというのは、なんと13大会ぶりだそうです。
  優勝予想していますし、好きな選手が多いということでベルギーを応援。優勝候補ナンバーワンまで破っちゃいましたね。これで応援チームは、18勝17敗6分け(1試合応援なし)。
[GK]
1 ティボー・クルトワ 7
 26歳。前半、かなり低いところで跳ねるボールをきちんと処理。なんでもないボールに見えて嫌なボールでした。裏へのボールも読んで良いカバーをしています。
 また、かなりの数のシュートを防いでいました。特に前半、巻いて右隅を狙うコウチーニョの素晴らしいシュートに反応したのは見事。また、最後にほぼ真ん中ではあるものの、ネイマールの落とすシュートを防いでいたのもかなり良いプレーでした。
[DF]
2 トビー・アルデルワイレルド 6.5
4 ヴァンサン・コンパニ 6
 32歳。CB。マークを外すミスをしていました。一方で、CKをニアでヒールで合わすというらしからぬテクニカルなプレー。GKのポジショニングが良くて正面であり、全く褒められていなかったものの、かなり良いシュートでした。
 オウンゴールとなったCKはその前だったかな。これはシャドリの項目を参考にしてください。
5 ヤン・ヴェルトンゲン 6
15 トマ・ムニエ 6
[MF]
6 アクセル・ヴィツェル 6.5
8 マルアン・フェライニ 6
22 ナセル・シャドリ 6.5(83分IN)
 28歳。LSH。左からのCK、右足でニアへの早いボール。マークではなくゾーンということもありますけど、コンパニがフリーで入ってきたところ、ブラジルのDFが重なっていたころもあり、抜けてきたボールをうまくクリアできず、フェルナンジーニョの肩か腕に当たってオウンゴール。アシストのような形になりました。
 [FW]
7 ケビン・デ・ブルイネ 7.5
 26歳。今回ベルギーのフォーメーション予想は混乱。特にわからなかったのが、デ・ブルイネでなんとCFに入ってきました。守備的な中盤の2枚のうちの1人でしたが、そうでなくても真ん中だというのは予想外。いわゆる偽9番的なもので、前で張っているのではなく自由に動いていました。これも効きましたね。
 下がってきて余裕がないところでも、きれいにパスを通してきてチャンスにするプレー。
 さらに、カウンターで右にもう一人いたところ、 DFがそのもう1人に引っ張られたところをすかさず左隅へ決める素晴らしいゴール。正直「えっ、打っちゃうの?」と思ったのですけど、ぐうの音も出ない素晴らしい選択とシュートでした。
9 ロメル・ルカク 6.5(87分OUT)
 25歳。RWG。ルカクがまさかの3トップの右で張る形。サイドに流れ良いプレーする選手ではありますけど、最初からこの位置というのは予想外でした。マルセロとネイマールがブラジルのストロングポイントなので、それを意識したのかもしれません。
 後半はミランダの素晴らしい守備でやや苦戦。ただ、前半はまずカウンターで1人だったのに、サイドから抜いてチャンスにまでするプレー。
 そして、なんと言っても、真ん中で頑張って長くドリブルでカウンターしたプレーの流れから、決定的な2点目のゴールが生まれました。
10 エデン・アザール 6.5
 27歳。LWG。素晴らしい抜き方で斜めに入ってきてチャンス。またジャンプしながらピタッと吸い付くようなすごいトラップ。そのままフリーの選手への縦パスまで入れて完璧すぎというプレー。仕掛けたドリブルはほとんど抜けていました。
 後半も止められないブラジルはだいぶファールしていましたね。また、前線で最も収まっていたので、ベルギーの選手もとにかくアザールにというところ。苦しいところでキープしてくれて、ファールもらって時間使ってくれてと 大活躍。すごかったですね。私は彼がマン・オブ・ザ・マッチでも良いと思いました。

[交代出場]
3 トーマス・ヴェルメーレン -(83分IN)
17 ユーリ・ティーレマンス -(87分IN)
[監督]ロベルト・マルティネス 7
 これまでスター選手たちをうまくまとめてこれなかったものの、今日の采配は神がかり的でしたね。ブラジルの得意な両サイドを潰す予想外の4バックと、まさかのデ・ブルイネの偽9番起用、ともにピタリと当たっていました。チームもやり方をよく理解し、一丸となって戦えました。この大成功したフォーメーションで、次どうするか?というので悩みそうですけど、とにかく今日は完璧すぎでした。
(メンバー・採点は、【ブラジル1-2ベルギー|W杯採点・寸評】 王国相手に「ため息が漏れるほど美しいミドル」を決めたデ・ブルイネがMOMに! | サッカーダイジェストWebより)



■2018/07/12 ブラジル戦ではすごかったマルティネス監督の采配が一転して不発

ロシア・ワールドカップ(W杯)準決勝 フランス 1-0 ベルギー
【フランス】ユムティティ(後6)

 互いに慎重で、観客含めて重苦しい雰囲気の好ゲーム。両チームとも単純に攻撃力があるのではなく、カウンターも早いですからね。失点は絶対したくないと思ったのでしょうね。テクニックで勝るベルギーが次第にペースをつかみましたが、互いにチャンスがある一進一退の攻防でした。
 そして、後半、その大事な1点がフランスの方に。CKからです。ベルギーは前の試合のブラジル戦からやっと集中力が良くなったんですけど、やっぱりセットプレーの守りは穴ですね。ややフリーにしてしまいました。こうなるとカウンターが怖くても攻めるしかないベルギーは猛攻を見せ、これ以上の失点もしなかったものの、大切な1点目以上の得点はこの試合記録されず。どの試合でも最初の1点がどちらに入るかでガラッと変わるものですけど、この試合は特にそんな感じ。実力的には拮抗していたと思われます。
 ベルギーはブラジル戦で見せたやり方をどうするか?と気になっていました。結果、守備のときは4バック、攻撃のときは3バックという変則的なやり方は継続。ただ、フランスは途中からマテュイディを、RSB兼RSHという捕まえにくい仕事をしていたシャドリに対応させて見事でした。また、後半メルテンスが出てきて、サイドから何度か良いクロスを上げられていたのにも修正して対応してきた感じ。ここらへんの攻防も見どころでした。
 一方で戦術家として知られているらしいマルティネス監督は、デ・ブルイネを偽9番で使うというやり方は連続して使わず。 鉄壁を誇るカンテがいる中央を経由せずにゴールが生まれるよう、アザール、デ・ブルイネをサイドに配置する狙いであり、しかもそれが徹底されなかったとサッカーダイジェストでは見ていたんですけど、どうなんでしょう? ブラジル戦と同様に攻撃ではRSBがRSHとなっていましたし、この試合はLSHを置かないやり方。そうではなかったように思えます。むしろ特徴だったのは今までにないデンベレの先発起用。最も守備ができるMFであり、守れる選手3人を中盤に固めた形です。ただ、このフォーメーションを取った評価自体は微妙。流れの中では失点しなかったものの、セットプレーで先制されて、守備重視路線がふいに。また、攻撃は苦手なデンベレの失うプレーが失点前から多く、足を引っ張る形にもなっていました。これは結局守備での負担も増やしています。
 優勝予想にして、好きな選手も多かったベルギーをかなり力入れて応援していたので、ショックがでかすぎて、昨日は意気消沈。感想も書けませんでした。 応援チームは、20勝20敗6分け(1試合応援なし)でまた五分です。
4-2-3-1
[GK]
1 ティボー・クルトワ 6.5
 26歳。1点ものというパバールとの1対1でよく足を出して防ぎます。後半は珍しいミスキックもありましたが、アディショナルタイムの低いシュートにはよく反応していました。
[DF]
2 トビー・アルデルワイレルド 5.5
  29歳。RCB。パスにプレスで狙われてピンチ。一方、CKからのこぼれ球を素晴らしいシュート見せますが、GKがよく反応しました。
 ただ、後半はCKでマークを外してしまい失点。メモしていないのでこころからうろ覚えですけど、確かニアにいたフェライニのことが放送では言われていたものの、フェライニはニアで跳ね返す役割で、得点した選手にはアルデルワイレルドがマーカーだったのに外されてついて行けずニアに入られて失点という形だったと思います。
4 ヴァンサン・コンパニ 6
5 ヤン・ヴェルトンゲン 6
22 ナセル・シャドリ 5.5(91分OUT)
 28歳。RSB。本来攻撃的な選手ですけど、出場停止のムニエがやったような、守備はRSB、攻撃はRSHという変則的な役割をしていました。良い守備も見せていましたし、当初は攻撃できていました。ただ、途中からフランスが完全に対応して良さが出なく。また、もっと早い時間には誰もいないところにCKを蹴ってしまうなど、あまり良い出来ではありませんでした。
[MF]
6 アクセル・ヴィツェル 5.5
8 マルアン・フェライニ 6(80分OUT)
19 ムサ・デンベレ 5.5(60分OUT)
 30歳。LDH。守りを期待されての先発起用であり、その点では良かったと思います。ただ、前半からパスがだいぶ引っかかっており、攻撃の足を引っ張っていました。攻撃力を削ぐことは守備面でもマイナスですので微妙。結果的にはこの起用はハズレとなった気がします。
[FW]
7 ケビン・デ・ブルイネ 6.5
 26歳。RSH。ルカクと合わなかったものの、良いドリブル。ダイレクトでアザールに出したボールもチャンス。また、左に流れての低いボールもおもしろかったです。ただ、後半メルテンスが入って彼が1枚下がったところに行くと、いくつかパスミスがありピンチになるなど、パフォーマンスが下がってしまいました。
9 ロメル・ルカク 5.5
10 エデン・アザール 5
 27歳。LSH。両サイドを張らせる狙いがあったと見ているサッカーダイジェストはチームで一番の低評価。一方、超ワールドサッカーは、チームで一番の高評価。私も彼のプレーがチームをダメにしたとは感じませんでした。サッカーダイジェストは中に入るプレーをダメだと書いていたものの、彼がドリブルで人をひきつけるので他の人が空きやすくなっていました。
 前半は左からの低いクロスで良いのがありました。後半は完全に足に行かれたプレーがあったのにとってもらえないという不運なところも。
[交代出場]
FW14 ドリース・メルテンス 5.5 (60分IN)
 31歳。RSHというよりはRWGみたいな形に。かなり右に張っていました。ここから良いボールが続けて入って良かったのですけど、DFラインが途中からこれに対応。その後もクロスは供給していたのですけど、当初ほどではなくなってしまいました。彼が悪いというよりは守備が良かったですね。
MF11 ヤニック・カラスコ (80分IN)
FW21 ミチ・バチュアイ (90+1分IN)
(採点・メンバーは、【フランス1-0ベルギー|採点・寸評】 随所でクオリティーの高いプレーを披露したエムバペがMOMに! | サッカーダイジェストWebより)



■2018/07/15 ダイレクト多用で美しすぎるベルギーのカウンター

 ロシア・ワールドカップ(W杯)3位決定戦 ベルギー 2-0 イングランド
【ベルギー】ムニエ(前4)アザール(後37)

 今回のノックアウトリーグは偏っていて、ベルギーは強豪の固まったブロックに。ブラジル、フランスと2戦続けて決勝戦のような相手とやってきました。イングランドは同じグループだったベルギーに2軍対決で負けたことによって楽なブロックに。相手に恵まれてここに来たということで、地力に差がありました。また、前回は120分やって中2日というきついスケジュール。これはかわいそうでしたが、まともにやればこうなるといった感じで0-2で負けました。
 ベルギーは2戦やって良かった変則4バックをやめて、今日は普通に3バック。どうかと思いましたが、イングランドの攻撃力の弱さや、フォーメーションからするとこれで良かった感じですね。いきなり得点して楽になったというのもありますけどね。
 イングランドはこれまでになくスタメンを変えていて、これは中2日のせいもあったかもしれません。早々に失点したというのもあるものの、おかげで前半はほとんど良い攻撃はできず。体力温存で後半勝負だったかもしれませんけど。
 その後半2人変えてやっと良くなったものの、ベルギーのカウンターに怯えながらといった感じですし、得点できずにもう1点取られて最後は諦め加減。繰り返し書いていたように、イングランドは若いチームで、ビハインドの戦いがいまいち。バタバタはしなかったものの、行けそうな気配がありませんでした。ただ、セットプレーだけは相変わらず可能性を感じました。最後までセットプレー頼りのチームでしたね。
 優勝できませんでしたが、今大会最も応援してきたベルギーが勝ててホクホク。この試合のビデオは記録しておく予定。応援チームは、21勝20敗6分け(1試合応援なし)となり、少なくとも負け越さないことは確定しました。
3-4-3
[GK]
1 ティボー・クルトワ 7
 26歳。少しチャンスになりそうなところですぐカバーする良いプレー。また、相変わらずフィードでカウンターを狙っていて、起点になっていました。攻撃力も高い良いGKですね。
[DF]
2 トビー・アルデルワイレルド 8
  29歳。3バックの右。相手が来ていても、胸トラップで落ち着いてかわすプレー。後半はダイレクトで裏へのボールを出してチャンスに。以前見て彼が気に入ったのは、確かこういうキックの精度です。サイドで縦にふわっと出してチャンス作っていたのも彼じゃないかと。また、今日は完全に1点というGKを越えたふわっとしたシュートをカバーリングで難しいクリアしていました。大活躍でしたわ。
4 ヴァンサン・コンパニ 6.5
 32歳。3バックの真ん中。怪我していた時期あり、今日も変なミスパス。良い守備するところとイマイチなところがあります。CKでは、足裏で流すテクニカルなプレーも。
5 ヤン・ヴェルトンゲン 7
[MF]
15 トマ・ムニエ  8
 26歳。RSH。負けた前の試合は出場停止。休んでいたことと、出れなかった悔しさか、今日は絶好調で体が軽そうでしたし、最後までカウンターでスピードを維持していました。
 今日は立ち上がりのカウンター、右を猛スピードで駆け上がり、相手のWBの前に入っていって先制。ひざ近くみたいな変なところで打っていたかも。シュートもほぼ正面で良いコースではありませんでしたけど、ゴール。
 相手が見送ろうとしたライン際のボールをジャンプして奪って縦に行き、クロスまで上げるところ。気持ちの入った良いプレーでした。また、1人傷んで10人というところでカットしてからすごいスピードでカウンターに行き、チャンスに。ベルギーは緩急のスピードの差が素晴らしいですね。
  ダイレクトを多用した 美しいカウンターから、コースは甘かったのですけど、ダイレクトでの難しいボレーをふかさずに打つ技術を見せるなど、後半も非常に良かったです。
17 ユーリ・ティーレマンス 6.5(78分OUT)
6 アクセル・ヴィツェル 7
22 ナセル・シャドリ 7(39分OUT)
  28歳。LSH。立ち上がり、クルトワからのボールをヘディングで落とすと、そのまま左で上がっていって、DFの裏右のムニエにボールを入れてアシスト。その後も良かったのですけど、怪我で交代。
[FW]
7 ケビン・デ・ブルイネ 8
 26歳。一応RWGでしょうけど、自由に。超ワールドサッカーではCFとの見方。うまく動いてフリーで受けるところが多くありました。
 前半、狭いところでルカクへのスルーパスがあったのですけど、後半はさらに爆発。カウンターで少し動かしてからの右へのすごいボール。その後上がっていき中央からまたルカクへのスルーパス。
 守りのCKですぐに スペースへ走っていて、こぼれ球をピタリと地面に転がすコントロールしてから、フェイントで抜き、中央を走る選手にスルーパスを出してカウンターの起点に。ものすごいプレーを連続してやってのけたプレーでした。
 その後もダイレクトを多用した美しすぎるカウンターに当然のように絡んでいましたし、極めつけがアザールへのアシスト。最後まですごかったです。
9 ロメル・ルカク 6(60分OUT)
 25歳。CF。ポストになって左のシャドリにスルーパスを出して、ここからゴールまで繋がりました。また、体をうまく使ってターンするプレーも。
  前半はその前に、素晴らしい動きでデ・ブルイネからのスルーパスを引き出すものの、トラップが大きくなった場面がありました。さらに後半もすごい動きでデ・ブルイネからまたもらったは良いものの、トラップできないというところ。動きは良かったんですけどね。これを見たのか変えられてしまいました。
10 エデン・アザール 8.5
 27歳。LWGですけど、自由に。前半からドリブルが今日も効きまくっており、後半はビッグチャンスになりそうなところで引っ張られてイエローカードを与えるなど、イングランドは苦労していました。
 裏へのボール、DFが走るコースにわざとボールコントロールして入っていく素晴らしいプレーで、最後も右足で左隅に決めて決定的な2点目。
[交代出場]
DF3 トーマス・ヴェルメーレン 6.5(39分IN)

FW14 ドリース・メルテンス 5.5(60分IN)

MF19 ムサ・デンベレ -(78分IN)
(採点・メンバーは、【ベルギー2-0イングランド|採点・寸評】粘るイングランドに“トドメの一撃”を突き刺したアザールがMOMに! | サッカーダイジェストWebより)

2024年4月28日日曜日

努力より遺伝!サッカーの双子兄弟プロ選手の活躍でわかる残酷な真実

■2018/01/19 努力より遺伝!サッカーの双子兄弟プロ選手の活躍でわかる残酷な真実
■2017/03/01 3人・4人兄弟で皆プロは結構多い…ポグバやアザールも!
■2023/02/15 サッカー界最強の双子選手は誰だ?引退選手を含めて見ると…




■2018/01/19 努力より遺伝!サッカーの双子兄弟プロ選手の活躍でわかる残酷な真実

 双子選手の話。

兄:佐藤勇人(ジェフユナイテッド市原・千葉/元日本代表)
弟:佐藤寿人(名古屋グランパス/元日本代表)
  兄は中盤、弟はFW。寿人の方が印象強かったのですが、勇人が代表になっていたとは思いませんでした。2006年には日本サッカー史上初となる双子選手の国際Aマッチ同時出場も成し遂げたそうな。
 初期も弟の方が評価。ジェフユナイテッド市原ユース時代、当初合格したのは弟の寿人だけだったが、その弟が兄の入団を懇願し、勇人も加入したという逸話を持つとのこと。そんなんで入れていいんですかね?

 どっちが兄でどっちが弟!? サッカー界で活躍する世にも珍しい双子選手たち[ftp_del]【編集部フォーカス】[/ftp_del]フットボールチャンネル - 01月19日 11時05分
 http://ecnavi.jp/mainichi_news/article/d342ca002b916b53edf5c83cc85f291e/
  
兄:森崎和幸(サンフレッチェ広島/日本)
弟:森崎浩司(現役引退[元サンフレッチェ広島]/日本)
 佐藤兄弟とともにJリーグ初の双子選手。私は好きじゃなかったのですが、当初の評価は佐藤兄弟よりずっと高かったと思います。年代代表でも中心の二人でした。なので、フル代表の経験がないことに驚き。
 どちらも中盤ですが、弟は攻撃的で強気なプレー。兄の方が守備ができて堅実という印象。記事では、 左利きの弟・浩司は天才肌のプレーメーカーで、兄・和幸は右利きで安定感のある職人肌の選手という説明。
 利き足違った覚えはなかったのですけど、「意外にも、森崎兄弟は二卵性双生児である」とのこと。マジで!?

兄:松田陸(セレッソ大阪/日本)
弟:松田力(アビスパ福岡/日本)
 大阪生まれの松田陸と力の兄弟は、立正大淞南高校、びわこ成蹊スポーツ大学と22歳まで常に同じ環境でプレーしてきた。プロ入りしてからは別々のキャリア。

兄:フロランタン・ポグバ(サンティティエンヌ/ギニア代表)
弟:マティアス・ポグバ(無所属/ギニア代表)
 兄弟で最も有名なのは末弟のポールでフランス代表のスター。
 フロランタンはセンターバック。マティアスはストライカー。二人は生後8ヶ月まで住んでいた祖国ギニア代表入りを選択している。

兄:ラース・ベンダー(レヴァークーゼン/ドイツ代表)
弟:スヴェン・ベンダー(レヴァークーゼン/ドイツ代表)
 2人揃ってドイツ代表のオーバーエイジとしてリオデジャネイロ五輪に出場し、準優勝に貢献。ともにセントラルMFを主戦場とし、兄ラースは攻撃的、弟スヴェンは守備的なプレーを得意とする。ドイツ代表でも同時に招集されることがある。

兄:ヴァシリ・ベレズツキ(ベレズツキー)(CSKAモスクワ/元ロシア代表)
弟:アレクセイ・ベレズツキ(ベレズツキー)(CSKAモスクワ/元ロシア代表)
 CSKAモスクワとロシア代表を長きにわたって支え、ともに代表50キャップ以上を記録。2人とも身長190cmを超える長身センターバック。

兄:ダニ・カステジャーノ(ラス・パルマス/スペイン)
弟:ハビ・カステジャーノ(ラス・パルマス/スペイン)
 兄ダニは左サイドバックで、弟ハビは守備的MFを本職とする。
 
兄:ハミト・アルティントップ(ダルムシュタット/元トルコ代表)
弟:ハリル・アルティントップ(スラヴィア・プラハ/元トルコ代表)

 弟のハリルはストライカータイプの選手、兄ハミトはマルチ。

兄:ファビオ・ダ・シウバ(ダ・シウヴァ)(ミドルスブラ/ブラジル代表)
弟:ラファエウ・ダ・シウバ(ダ・シウヴァ)(リヨン/ブラジル代表)
 右サイドバックの弟ラファエウに対し、兄ファビオは左サイドバック。

 兄:フアン・ミゲル・カジェホン(ボリーバル/スペイン)
弟:ホセ・マリア・カジェホン(ナポリ/スペイン代表)
 兄フアン・ミゲルと弟ホセ・マリアはともにレアル・マドリーの下部組織出身だが、兄はBチームまでしか進めず21歳でクラブを去った。その後はスペイン下部、ギリシャ、ボリビアを経てサウジアラビアにたどり着き、今月1年ぶりにボリビアの古巣ボリーバル復帰を果たした。
 一方の弟ホセ・マリアはレアル・マドリーのトップチームで活躍しただけでなく、現在はナポリでセリエA優勝争いの真っ只中。スペイン代表にも選ばれた。兄弟と15歳まで同じクラブでプレーしていた友人は当時を振り返り「弟ホセがマドリーに引き抜かれる際、父親が兄も一緒にと頼み込んでいた。ファンミ(兄の愛称)は平凡な選手で、弟ほどスペシャルな才能は持っていなかった」と語っていた。
 "双子ながらこれだけキャリアに差の出る選手も珍しいか"と書かれていましたが、本当不思議ですね。後天的なところで大きく差がついたということでしょう。
 逆に言うと、他の例を見てわかるように、スポーツは遺伝子で決まる部分が大きいということですね。 残酷ですけど。


■2017/03/01 3人・4人兄弟で皆プロは結構多い…ポグバやアザールも!

 3人どころか兄弟から4人がプロということがあるんですね。しかも、マイナー選手ではなく、有名選手での例があるのがすごいんですよ。

世にも珍しい“3兄弟選手”たち。“世界最高額の男”に双子の兄、Jリーグからも選出【編集部フォーカス】 フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年02月28日

 まず、現在の昨年夏に史上最高額の移籍金でマンチェスター・ユナイテッド入りしたポール・ポグバという文句なしの一流選手の例。

長男:マティアス・ポグバ(スパルタ・ロッテルダム) FW
次男:フロランタン・ポグバ(サンテティエンヌ) DF
三男:ポール・ポグバ(マンチェスター・ユナイテッド) MF

 長男と次男が上にいるのですが、二人は双子。彼らはギニア生まれで、フランス生まれのポールとは異なります。代表も2人がギニアで、フランス代表のポールと分かれました。
 また、 ヨーロッパリーグではサンテティエンヌとユナイテッドが対戦し、フロランタンとポールの兄弟対決が既に実現しています。
 
 さらにエデン・アザールもチェルシーで10番という大物。
 
長男:エデン・アザール(チェルシー)
次男:トルガン・アザール(ボルシアMG)
三男:キリアン・アザール(ウーイペシュト)

 2つ下の弟トルガンも一時期チェルシーに所属していたが、現在はボルシアMGで10番。すでにベルギー代表で、昨年11月にはオランダとの国際親善試合で兄との共演を果たしています。
 21歳のキリアンは、ハンガリー1部のウーイペシュトでこれまた10番を背負っており、やはり2人の兄と同じくトップ下や左ウイングを務めます。
 さらに長男エデンの12歳下には末っ子のエタンがいるので、4兄弟プロの可能性もありそうです。

 日本の例は思いつかなかったのですが、言われてみて忘れていた!と思ったのが、ヴェルディユース出身の高木3兄弟。お父さんはサッカーでなく、野球でプロだった高木豊さんです。

長男:高木俊幸(浦和レッズ)
次男:高木善朗(東京ヴェルディ)
三男:高木大輔(東京ヴェルディ)

 また、酒井高徳は2人プロだと思っていたら、もう1人いました。また、長男は、柔道家の酒井高喜だそう。
 
次男:酒井高徳(ハンブルガーSV)
三男:酒井宣福(アルビレックス新潟)
四男:酒井高聖(アルビレックス新潟)
 
 他の例としては、父アベディ・ペレもガーナ代表で息子もみな代表経験があるアイェウ3兄弟、 UAE代表のオマル・アブドゥルラフマンがありました。
 また、フランス代表のスティーブ・マンダンダにいたっては、4人兄弟でプロ。しかも、全員GKです。

長男:イブラヒム・アイェウ(エウロパ)
次男:アンドレ・アイェウ(ウェスト・ハム)
三男:ジョルダン・アイェウ(スウォンジー・シティ)

次男:カレド・アブドゥルラフマン(アル・アイン)
三男:ムハンマド・アブドゥルラフマン(アル・アイン)
四男:オマル・アブドゥルラフマン(アル・アイン)

長男:スティーブ・マンダンダ(クリスタル・パレス) フランス代表
次男:パルフェ・マンダンダ(シャルルロワ) DRコンゴ代表
三男:リフィ・マンダンダ(アジャクシオ)
四男:エベル・マンダンダ(ボルドー)




■2023/02/15 サッカー界最強の双子選手は誰だ?引退選手を含めて見ると…

 qolyで「サッカー界最強の双子選手ベスト11」(2020/12/13 12:30)という記事があったので、てっきりベスト11形式で紹介しているんだと思いました。
 しかし、<12月13日は日本で年間3日ある「双子の日」にひとつだ>ということにちなんで、<当サイトで紹介した最高の双子選手たちをまとめ直してみた>というもの。11組羅列しているだけっぽいですね。
https://qoly.jp/2020/12/13/famous-twins-iks-1

 ということで、うちで紹介済みの選手は外して紹介します。すると、最初はみんな既出でつまんない感じ。ただ、未紹介の人もいないわけではなくて安心しました。

MF ヴィリ・ファン・デ・ケルクホフ オランダ代表:63試合5得点(1973~1986)
WG レネ・ファン・デ・ケルクホフ オランダ代表:47試合5得点(1973~1982)
双子の合計:110試合10得点

 クライフと同時期にオランダ代表で活躍したそうです。二人はPSVで黄金期を築き、1974、1978年ワールドカップに揃って出場しているといいます。

CB ミハウ・ジェヴワコフ ポーランド代表:102試合3得点(1999~2011)
FW マルチン・ジェヴワコフ ポーランド代表:25試合5得点(2000~2004)
双子の合計:127試合8得点

GK トーマス・ラヴェリ スウェーデン代表:143試合0得点(1981~1997)
DF アンドレアス・ラヴェリ スウェーデン代表:41試合2得点(1980~1989)
双子の合計:184試合2得点

 GKのトーマスは2度のワールドカップ出場を含む143試合に出場し、これは後にローター・マテウスに破られるまで当時の世界記録だったそうです。

FW ホルヘ・ルイス・デリー・バルデス パナマ代表:48試合19得点(1991~2005)
FW フリオ・セサル・デリー・バルデス パナマ代表:44試合18得点(1991~2005)
双子の合計:92試合37得点

 「顔付きから体格、プレースタイルまでほとんど瓜二つのストライカーは、代表での成績もほとんど一緒だった」ということでおもしろいですね。
 兄のホルヘ・ルイス・デリー・バルデスは日本にいたと聞いて、あのバルデス?とおもったらそうでした。Jリーグ開幕前を含めて、日本サッカーリーグには計9年間在籍し、4度出場試合数を上回る得点数を記録するという記録的にゴールを量産。私はコンサドーレ札幌の印象が強いですね。旧JFLで40得点とって札幌を昇格させ。Jリーグでも21点も取っていました。

FW ズラトコ・ヴヨヴィッチ ユーゴスラビア代表:70試合25得点(1979~1990)
DF ゾラン・ブヨヴィッチ ユーゴスラビア代表:34試合2得点(1979~1989)

FW ホサム(ホッサム、ホサーム)・ハッサン(ハサン) エジプト代表:169試合70得点(1985~2006)
RSB イブラヒム(イブラヒーム)・ハッサン エジプト代表:131試合14得点(1988~2002)
双子の合計:300試合84得点

 二人揃って代表で100試合以上に出場したのですが、特に特にホサムは当時の最多出場記録と最多得点記録を樹立した伝説的な選手だったそうです。

CB、LSB フランク・デ・ブール オランダ代表:112試合13得点(1990~2004)
OH ロナルト・デ・ブール オランダ代表:67試合13得点(1990~2004)
双子の合計:179試合26得点

 最後の紹介だったので、オランダ代表とバルセロナで国際的に活躍したデ・ブール兄弟が記事の結論としては「最強」なんでしょうか。
 記事では他にアルメニアのカラミャン兄弟、マレーシアのザフアン兄弟も双子揃って活躍した選手たちとして名を挙げていました。