2024年5月16日木曜日

檜垣裕志のその後…カズに続く日本人2人目のブラジル一部プロ契約

■2019/02/16 檜垣裕志のその後…カズに続く日本人2人目のブラジル一部プロ契約
■2019/02/16 石川県最高のサッカー選手は誰?豊田陽平・鈴木大輔など



■2019/02/16 檜垣裕志のその後…カズに続く日本人2人目のブラジル一部プロ契約

 石川県出身のサッカー選手を見ていて懐かしい名前が!「檜垣裕志」の名前がありました。正確には名前を覚えていなかったものの、「ブラジル1部ポルトゲーザ(三浦知良に次ぐ2人目の日本人プロ契約)」という説明で思い出しました。当時、全国紙の新聞でも小さく取り上げられていました。Jリーグの初期の頃ですね。確か切り抜きを取っていたんじゃないかなぁ…。
 カズのように将来は日本代表に…とすごく期待した選手。しかし、その後は全く話を聞きませんでした。Wikipediaもありません。
 ただ、アマゾンの檜垣裕志のサッカーテクニック向上メソッドで経歴がありました。これで大体のその後の様子がわかります。

 生まれ年を見ると、1970年生まれ。記憶より年上でした。Jリーグ開幕の1993年にはすでに大学卒業相当以上の年齢。同年代のサッカー選手としては、澤登正朗、秋田豊などがいます。
 まず、えっ?と思ったのが、「17歳からサッカーをはじめた少年がブラジル一部リーグのプロになれた」というウリ文句。ブラジルだけでなく、日本でもちょっと考えられない経歴ですね。で、ポルトゲーザ契約のときも極端に若くはなかったみたいです。というか、Jリーグ開幕と同じ1993年の契約でしたわ。記憶より前です。

【主な経歴】
1990年
  高等学校卒業後、ブラジルへサッカー留学
1990年
  ブラジル一部リーグ・ポルトゲーザ(ジュニオール)に練習生として所属
  サンパウロ州選手権大会(ジュニオール)優勝
  タッサ・サンパウロ全国大会優勝
1993年
 <b>ブラジル一部リーグ・ポルトゲーザとプロ契約</b>
  ブラジルサッカー一部リーグでは日本人として2人目のプロ契約
  右足のボールコントロール、パス、スピードを高く評価される
1994年
  ブラジル選手権プレシーズンマッチで活躍
  サンパウロの有力紙"ジアリオ・ポプラール"紙から「和製ロマーリオ・ユウシ」と大々的に紹介される
1995年
  サンパウロ州選手権大会準優勝
1996年
  SEマツバラ(パラナ州一部リーグ)に移籍
  パラナ州の有力紙"フォーリャ・デ・ロンドリーナ"から「和製ロマーリオ・ユウシ、SEマツバラに移籍」と報道される
1998年
  ジュベントス(サンパウロ州一部リーグ)に移籍
  右足のボールコントロールが評価され、ブラジルのスポーツテレビ番組で特集される

 SEマツバラは名前でわかるように日系人の関わったクラブ。創立者が日系人のスエオ・マツバラさんで、カズが所属していた他、ブラジル選手でもJリーグに来る選手を輩出しています。
 ただ、「パラナ州一部リーグ」という書き方をしているように、全国一部リーグの所属ではなかったのではないかと思われます。ブラジルは州リーグと全国リーグが全く別でわかりづらいのですが、全国一部なら売りになるので、ポルトゲーザ時代のように「ブラジルサッカー一部リーグ」と書いたと思われます。
 つまり、トップリーグでの高パフォーマンスは維持できなかった模様。残念ですが、そうじゃなければ名前をその後も聞いたでしょうから、予想された結末ではあります。


■2019/02/16 石川県最高のサッカー選手は誰?豊田陽平・鈴木大輔など

 Wikipediaから石川県出身のサッカー選手。まだ全部メモしていないものの、豊田陽平が最高ってことで良さげでした。

FW    豊田陽平- Jリーグ選手(サガン鳥栖)
 代表8 J1・252 ユース年代の代表で評価されていたものの、イマイチ良さのわからなかった選手。確かこの世代のユース代表は全体にしっくり来なかった記憶。でも、フル代表になりましたし、ちゃんと伸びたんでしょうね。
 と下書きしていたら、2004年SBSカップ(日本U-19 0-0 ブラジルU-19)のメモが出てきました。平山が五輪で不在、リーグ戦のためか、森本・高柳・高萩・梶山(ちょっと誰?と思ったが、たぶん東京の梶山陽平)が不参加だということで、結構いましたね。好きではなかったものの、豊田と同じFWでは、平山・森本があんなに伸び悩むとは思いませんでしたわ…。むしろ豊田の方が伸びました。見る目なかったですね。
 この日のメモでは、「前見たときは物足りなかったが、縦へのスピード以外にポストプレーなどもなかなか…と思ったが冴えないプレー多く前半で下がる」とのこと。普通に当時は才能が開花していなかったのかもしれません。

CB    鈴木大輔- Jリーグ選手(柏レイソル⇒ジムナスティック・タラゴナ)
 代表2 J1・155 代表歴ありますが、たぶん見たことないです。
GK    北一真- Jリーグ選手(ザスパクサツ群馬)J2・148
GK    高木貴弘- Jリーグ選手(元SC相模原)J1・23 J2・110 見たかもしれないと経歴見たものの、見ていないっぽいですね。と書いてからもう一度確認。そういえば、札幌時代に見たかも。
MF、FW    橋本晃司- Jリーグ選手(水戸ホーリーホック)J1・30 J2・113
CB    作田裕次- Jリーグ選手(ツエーゲン金沢)J2・223
MF、FW    井波靖奈- Jリーグ選手(元ジュビロ磐田)J1・5 J2・1  
SB    辻田真輝- Jリーグ選手(元大宮アルディージャ)J1・0
MF    麦田和志- Jリーグ選手(元徳島ヴォルティス)J2・76
DF    山本英和- サッカー選手(グルージャ盛岡)シンガポール・28
DF    佐道哲也- サッカー選手(栃木ウーヴァFC)JFL29
FW    大谷駿斗- サッカー選手(金沢学院大学サッカー部)J3・30
LSB    松下幸平- 米国プロリーグ・NASL選手(アトランタシルバーバックス)J2・72
DF    森川徹- Jリーグ選手(元ガンバ大阪)J1・1
DF    東川昌典- Jリーグ選手、監督(元ジュビロ磐田)J・15 初期の磐田で1年だけ結構出ていた記録ですが、全く記憶になし。当時のスタメン見てみると、センターバックっぽいですね。
FW    田中俊也- Jリーグ選手(元サンフレッチェ広島)J1・6 J2・251


2024年5月14日火曜日

悲惨だったベルギー、若手のジェレミー・ドクは注目で唯一の希望

■2022/09/07 タレント揃いのベルギー代表に不安 ピークを過ぎた可能性も…
■2022/11/09 ベルギー代表の注目選手、豪華ではあるがことごとくベテラン…
■2022/11/28 若手注目のアマドゥ・オナナ、荒削りでミスが多いが高さが武器
■2022/12/02 悲惨だったベルギー、若手のジェレミー・ドクは注目で唯一の希望
■2022/12/12 ベルギーはエデン・アザールよりトロサールを出した方が良い?
■2022/04/14 ベルギー最高のGKはクルトワじゃなくてファンデフート?
■2024/05/14 ベルギーで好きな選手ベスト11 ヤン・フェルトンヘンなど




■2022/09/07 タレント揃いのベルギー代表に不安 ピークを過ぎた可能性も…

 2018年ワールドカップのベルギーは非常に良いメンバーでした。ただ、良いメンバーだっただけに新陳代謝が進んでいない可能性も感じました。若いメンバーならむしろこれは望むところですが、今回はひょっとしたらちょっと年齢が上すぎるかもしれません。こういうときはコロッと負けることがあるんですよね…。
 そう思いながら、<【ベルギー代表】最新情報・注目選手・招集メンバー・試合日程|カタールW杯欧州予選 | DAZN News 日本>を読んでみると、やはり名前の挙がっているメンバーは前回と大体同じ。また、守備陣に関しては高齢化がやはり懸念されていました。

<(引用者注:EURO2020の)予選ではエースのFWロメル・ルカク(インテル)が7得点を挙げた他、FWエデン・アザール(レアル・マドリード)が5得点、MFケビン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ)とFWミヒー・バチュアイ(クリスタル・パレス)が4得点ずつ奪った>
<懸念されるのはディフェンスラインの高齢化だ。33歳のDFヤン・フェルトンゲン(ベンフィカ)や32歳のDFトビー・アルデルヴァイレルトを脅かし、ポジションを奪うような新鋭は現れていない。35歳のDFトーマス・フェルマーレン(ヴィッセル神戸)も常連で、彼らベテランの力に頼らざるをえない状況には指揮官も危機感を抱いているかもしれない>

 記事では、<ロシアW杯でエデン・アザールやデ・ブライネといった“黄金世代”のメンバーが最盛期を迎えた>としており、やはり前回大会がピークとの見方。本当、前回のチームは良かったですね。前回大会で一番好きだったかもしれません。
 ただ、<とはいえ新陳代謝が進んでいないわけではない>として、以下のように書いている部分もありました。ベルギーは若手の育成に成功した国だという記事を以前読みましたし、その流れは続いているのでしょう。できれば、もう少し世代交代を進めておきたかったところですが…。

<20代前半から半ばにかけてのタレントが続々と台頭し、マルティネス監督も積極的に登用している。イングランドで活躍するMFユーリ・ティーレマンス(レスター)やMFレアンドロ・トロサール(ブライトン)らは常連となった。
 また、イタリアで評価を高めているMFアレクシス・サレマーカーズ(ミラン)やフランスでブレイク中のFWジェレミー・ドク(レンヌ)、国内のアンデルレヒトで存在感を示している19歳のMFヤリ・フェルスハーレンなどもA代表の一員として自らの地位を確立しつつある>

 注目選手としては、ケヴィン・デ・ブライネがやはり大黒柱。ただ、2人目には、期待の若手として、記事時点で19歳のヤリ・フェルスハーレンの名前を挙げています。私が好きそうなタイプでもあり、楽しみです。

<育成の名門アンデルレヒトが輩出した「NEXTデ・ブライネ」との呼び声が高い逸材だ。(中略)
 攻撃的なポジションならどこにでも対応し、テンポの良いパスワークと機を見たドリブルを武器に、仕掛けや崩しの局面で違いを生み出す。
 デ・ブライネほど身体能力に恵まれていないが、プレービジョンの正確さと技術の高さからは豊かな将来性が感じられる>




■2022/11/09 ベルギー代表の注目選手、豪華ではあるがことごとくベテラン…

 <2022 W杯で注目すべきベルギー人選手5選>(FIFA)では、6月のUEFAネーションズリーグの4試合について、「ベルギーの最近の調子はややムラがある」と書いていました。なので、2022年7月頃の記事かもしれません。
https://www.fifa.com/fifaplus/ja/articles/les-5-joueurs-incontournables-de-la-belgique-ja

 なお、これらの試合は主力選手の何人かが欠場し、新顔や当落ぎりぎりの選手を招集して、彼らの力を試す試合であったとのこと。では、注目すべき5選手の方は?というと、以下のような顔ぶれでした。
 極めて豪華ですし、最近もクラブでは傑出した結果を出している選手が多いです。ただ、以前も懸念したように、代表チームのバランスとしては世代交代失敗的な感じは見えますね。

ティボー・クルトワ(30歳、GK)
<ベルギーの守護神は絶好調だ。昨季末はレアル・マドリードのUEFAチャンピオンズリーグのタイトル獲得に貢献(中略)クルトワは、6月のベルギーのネーションズリーグ4試合を欠場した際、ベルギーは4失点を喫してしまった>

ヤン・フェルトンゲン(35歳、DF)
<ベルギー代表歴15年のフェルトンゲンは、国内最多となる139キャップを記録している。30歳を優に超えても赤い悪魔の守備の要であり、これまで通り、献身的で意欲的なプレーを披露している>

アクセル・ヴィッツェル(33歳、MF)
<マルティネス監督は、ヴィッツェルの多才さ、ユーリ・ティーレマンスとの連携、テクニック、ボル(引用者注:おそらくボールの誤記)奪取力を高く評価している。現在、ヴィッツェルはベルギー歴代2位となる代表キャップ124を記録している>

ケヴィン・デ・ブライネ(31歳、MF)
<紹介するまでもないだろう。デ・ブライネは昨季もマンチェスター・シティで大活躍し、自己最高となるプレミアリーグ15得点を記録。キャリア4度目のプレミアリーグ制覇を果たしたこのベルギーの魔術師が、プレミアリーグの最優秀選手に選出されたのは当然のことであった>

ロメル・ルカク(29歳、FW)
<代表戦99試合で65得点を記録しているルカクは、ベルギーの歴代最多得点者である>




■2022/11/28 若手注目のアマドゥ・オナナ、荒削りでミスが多いが高さが武器

 ベルギー 0-2 モロッコ

 ベルギーが予想通りポゼッション高く。ただ、モロッコが途中押し込む時間帯も。モロッコの守備よく、攻めあぐね気味だった。
 後半はむしろモロッコペース。守備が良くてベルギーは前半以上にはっきりと攻めあぐねる。不甲斐なく敗戦。
 年齢高いので今大会は苦戦するだろうとは予想していたものの、ベルギーは好きだったので敗戦はショック。今大会最も見ていて辛くて、ショッキングだった試合。応援チームはこれで4勝3敗6引き分けで五分に近づいてきた。今大会は格上チームの応援が多いのにこの戦績の悪さ。

4-2-3-1

GK 1    T.クルトワ
 相手がスライディングしたところ、切り返して交わす落ち着いたプレー。後半もプレッシャーあるところでふわっと蹴って正確につなぐ。このように足元のプレーは良かったが、好セーブは出なかった。
 FK、相手選手が前に入っていて触れるか触れないかどちらか予想できないというところでボール抜けて失点するが、その邪魔した選手がオフサイドで命拾い。
 後半も前半と同じような感じでサイドからのFKを直接で、選手がGKの前入って触ろうかというろ触らず抜けてきてゴール。今度はオフサイドではない。その後ももうひとつ失点。ひどかったわけではないが、やはり前回大会よりは落ちている感じ。

LSB 21    T.カスターニュ
LCB 5    J.フェルトンゲン 35歳
 ベルギーのCBは守備が良いだけでなくキックも良い…ということで好きだったが、今大会はどちらの良さも下がった感じ。やはり世代交代の失敗かな…。

RCB 2    T.アルデルウェイレルト(トビー・アルデルヴェイレルト) 33歳
 ベルギーのCBは守備が良いだけでなくキックも良い…ということで好きだったが、今大会はどちらの良さも下がった感じ。やはり世代交代の失敗かな…。

RSB 15    T.ムニエ
 今日も攻撃いいもの感じるが、守備でクロスかぶってしまいピンチ。後半もだいぶ遅れてるのにとれると思ったのかキックしてファール。そこから失点。

(9    R.ルカク)

CH 6    A.ウィツェル
 世界最高という感じではなかった一方で、それほど悪いとも思わなかった。ただ、後半アディショナルタイム、マーク入らずに決められてしまう痛いミス。

CH 18    アマドゥ・オナナ 21歳
 ヘディングで手を使ってイエローもったいなかった。ただ、192cmの高さ武器になっているし、体の強さ使う良い守備も。パスはやや悪いイメージ。後半も失うところから、カウンターになりかける。右サイドウラ使う良いパスでチャンスなりかけになり、パスでもいいプレーはあった。

(8    Y.ティーレマンス)

LSH 16    トルガン・アザール 29歳
 左からのCK、たぶん彼からのいいボール。攻撃では良さあるが、サイドのウラ使われることが多く、ピンチもあった。

(22    C.デケテラレ)

OH 10    エデン・アザール 31歳
 体小さいが、体うまく使ってマイボールにするプレー。相手の胸トラップしたころすっと奪っていくプレーフェイント入れ替わってドリブルして、そこからカウンターでチャンスに。後半、右サイドに流れてクロス可能性あるところでいいシュートも。
 前回のワールドカップ後は怪我多く苦しんだと言われていた。それでも、相変わらずうまいなと思う。ただ、運動量やドリブルでは落ちたな…というところ。特に4年前はドリブルキレキレでほぼ100%抜いてきていた。それから見ると落ちたと言わざるを得ない。

(14    D.メルテンス)
 コース甘かったが、GKきちんと弾けない強烈シュート。

RSH 7    K.デブルイネ
 ファーストタッチで前に出して、早く体入れてファールとる。クリアボール狙って良い守備。

FW 23    M.バチュアイ   
 斜め後ろからのパス、難しいボール、走りながら枠飛ぶシュート。
 ルカクは怪我、ルカクに比べて動き方悪いと言われていた。
 パスを蹴りづらいところに出して、もったいないところ。ポストプレーは悪くない感じ。オフサイドにかかるのは多くて気になる。
    
(17    L.トロサール)
 DFラインまで戻って良いカバーはあった。




■2022/12/02 悲惨だったベルギー、若手のジェレミー・ドクは注目で唯一の希望

クロアチア 0-0 ベルギー

 クロアチアが前からプレス、うまいはずのベルギーがつながらずクロアチアペース。ベルギーFWいないやり方だがどうも裏目。ロベルト・マルティネス監督は策略家でこういった采配がズバリと当たることもあるのだけど、こうやって自滅することもしばしば。
 CFタイプがない布陣を使ってきた。しかし、これでポストできない。前線での動きもないので、パスの出しどころがない。おまけに今日はエデン・アザールも出さなかったので、ドリブルのし掛けもない。ドリブルで仕掛けるプレーもクロアチアばかり。ドリブルにもある程度スペースが必要で守りが良いというのもあるが、抜いたりひきつけたりで数的優位を作るために必要なプレー。ベルギーはこれがなく、動きもないので、パスで足元というプレーばかりで怖さなかった。チャンスになるのはカウンターだけという形。前半の終わりからやっとポツポツとチャンス作れるように。
 後半ルカク入って良いスタートに。前がかりになった分、クロアチアもチャンスできるし、押し込む時間帯もあった。終盤は勝たないとグループリーグ敗退で、後がないベルギーが必死で攻めてチャンス多数。クロアチアが余裕ある守りではなく良くはなかったのだが、決定機をベルギーがことごとく逃す。チームを変えたルカクでルカクのところにチャンスが集中するが、怪我明けで試合感の問題なのかことごとく決められなかった。
 アディショナルタイム4分台なのに3分58秒という変な終わり方。ベルギーの選手は文句言っていなかったが、不自然だった。
 ベルギー応援していて、応援チームは5勝7敗8引き分け。ベルギー今大会は高齢化できついと思っていたとは言え、グループリーグ敗退でショック。

4-2-3-1

GK 1    T.クルトワ
 しっかりセーブしているし、良いスローインもあった。

CB 5    J.フェルトンゲン
 後半感ウンターで粘り強く対応。

CB 2    T.アルデルウェイレルト
LSB 21    T.カスターニュ

RSB 15    T.ムニエ
 前半アディショナルタイム、ボールウォッチャーになって後ろから飛び込んできた選手に気づいていなくて危なかった。

(10    E.アザール)
 投入遅かったのがもったいなかった。確かに前の試合、不調さは感じたし、全盛期から見ると非常に悪かった。とはいえ、不調でも普通の選手のレベルで言えば十分に良いプレーがあった。おまけに今日はスタメンでドリブルで仕掛ける選手がいなかったので、もっと投入が早くて良かったと思う。

CH 6    A.ウィツェル

CH 19    L.デンドンケル
 守備でいいところ何度か。コバチッチにうまく対応している。パス回しからDFウラに入っていくという、これまでなかったプレーになってチャンスに。後半だいぶ遅れて足出してしまう。イエローは厳しいと思ったが、カードもらう。ただ、全体としては悪くなかった。

(8    Y.ティーレマンス)

LSH 11    Y.カラスコ
 足裏使ってうまさ見せてターンするプレー。しかし、FKの守備でコントロールしようとしてミスして足を踏んでPKに。VARのオフサイドで命拾い。後半スルーパスもらって強引にシュート、こぼれてチャンスに。

(LSH 25    ジェレミー・ドク 20歳)
 パッと見て、スピードとドリブル悪くはなさそうだなと思ったが、イマイチ周りとは合っていなかった。しかし、投入して時間経ってから、エリア内中央にドリブルで5,6人ひきつけてフリーの右に出してビッグチャンス。やはりドリブルは良いものがある。その後もドリブル効いていて、2人ひきつけてチャンスになるプレー。どんどん仕掛けていて良かった。持ちすぎの感はあるが、今日はスタメンではこういう動きをする選手がいなかった。仕掛けないとチャンスはなかなかできない。

OH 14    D.メルテンス
 スルーパスもらってビッグチャンスでフリーでもらうがふかしてしまう。パスミスもあり、年齢感じさせる。

(FW 9    R.ルカク)
 我で今日も途中から。これでチームがガラッと変わった。相手DFが警戒して下がる形に。高さ使えるし、ポストもできる。
 こぼれ球一番素早く反応してシュート、ポストで入らない。ゴールライン出ていたプレーで、GKのワンタッチもあったが、抜けてきたボールをヘディング枠外す。3人相手でもとられない強さでポストプレーもあった。
 シュートが飛んできたが、反応しきれずシュートできないところ。終盤も中に入っていったが、胸に当たってシュートできないプレー。もう1回チャンス来たが、DFが先。
 彼のおかげでチームが変わったし、ポジションが良いのかどんどんボールが来た。しかし、ことごとく決められない…ということで、やはり万全ではない、試合感が戻っていない…という感じはあった。




■2022/12/12 ベルギーはエデン・アザールよりトロサールを出した方が良い?

ベルギー1-0カナダ

 ABEMAでも生中継じゃなくても見れると知って、主にABEMAで見るようになっていた。パソコンと2画面並べてメモしながらできず、両方パソコンで切り換えは面倒なのだけど、相対的にこっちの方が楽。本田圭佑の解説だと嫌だなと思ったら、そんなこともなかった。10秒巻き戻しや大きく飛ばすときなども見やすい。
 さらにグループリーグも見れるということで気になるチームを見ることに。今大会1番好きだったエクアドルは全部見てグループリーグ敗退。2番目のアメリカも全部見てベスト16敗退。3戦目しか見ていなかったが、3番目はグループリーグ敗退のカナダだったので見てみることに。こう書いていくと、好きになるチームほど負ける感じ。4番、5番もメキシコ、ウルグアイあたりで負けてるし、本当ひどい。あと、カナダの場合、途中出場で印象の良かったコネをもう少し見たかったというのもあった。
 
 序盤はむしろカナダペースでPKもあるが決められず。ハイプレスで猛攻。徐々にベルギーも攻撃できるように。ハイプレスは休みながらで90分間ではないが、その後もカナダ押し返す時間帯あり、全体としてはどちらかと言うとカナダペース。しかし、ロングボール一発でベルギーが先制点。
 後半、ベルギー、トロサール入れて動きも出てきたが、リードしているからこそという感じ。3戦目ではトロサールいても全体に運動量がなく、さっぱりダメだった。スペースがなくなると、もっと動くか、ドリブルで数的優位を作るか、ドリブルで仕掛けてバランスを崩すかしないといけない。
 負けたものの、全体としてはカナダが健闘した感じだった。

3-4-2-1

GK 1    T.クルトワ
 PKコース甘かったが、低いところで簡単ではないのをうまくとる。後半ヘディングで良いシュート、コース甘かったとはいえしっかり反応。   

CB 5    J.フェルトンゲン
SW 2    T.アルデルウェイレルト

CB 19    L.デンドンケル
 裏に走られて対応遅れてしまうプレーあった。

CH 6    A.ウィツェル
 VARでもとられなかったが、足引っかかった感じでPKでもおかしくなかった。

CH 8    Y.ティーレマンス
(CH 18    A.オナナ)

LWB 11    Y.カラスコ
 シュートが手に当たってしまいPKに。触ろうと思った感じではないがとられるのは仕方ない。

(15    T.ムニエ)
(RWB 21    T.カスターニュ)

Lインサイドハーフ 10    E.アザール
 DFにラインからのロングボール、ちょこんとトラップしながら反転する美しいプレー。DFに触られるが、クリア不十分なところを拾って中に入れて、そこからシュートまで行ける形に。後半後ろからのボール取りに行こうとして、触らずにターンして後ろに流してスピードで行こうというプレー。悪くない。
 全盛期からは落ちるが、やはり良いプレーはあり、前半は数少ないベルギーでチャンスになりそうなプレーをしていた。

(17    レアンドロ・トロサール 28歳)
 後半、ベルギー、トロサール入れて動きも出てきたが、リードしているからこそという感じ。3戦目ではトロサールいても全体に運動量がなく、さっぱりダメだった。スペースがなくなると、もっと動くか、ドリブルで数的優位を作るか、ドリブルで仕掛けてバランスを崩すかしないといけない。
 アザールより守備できるのも良いけど、守られて1点がほしい場面では向かない感じ。

Rインサイドハーフ 7    K.デブルイネ
 2回チャンスで空いている選手使わないプレー。わざとかもしれないが、うまく行っていない。
 裏へのボール一発でアシスト、DFラインなのでてっきりDFだと思っていたら、そこまで下がっていた彼みたい。
 前半から結構ドリブルでスピードあるプレーもある。ゆったりと持つふりして、突然スピードアップするなど緩急つけたものもあり、工夫したスピードの使い方。IQの高いプレーをする。

FW 23    ミシー・バチュアイ 29歳
 チャンスあったがトラップやや流れてシュートがDFにあたってしまう。冴えなかったが、裏へのボール一発、後ろからの跳ねたボールで難しいのをうまく決めて決勝点。FWとしては点数取っているのでそれだけで高評価。ただ、他のプレーは物足りなさがあった。

(24    L.オペンダ    )




■2022/04/14 ベルギー最高のGKはクルトワじゃなくてファンデフート?

 ベルギー関係の記事を探して目についたのが、<ライプツィヒ、ベルギーの有望株GKを獲得! 2024年夏からの5年契約を締結>(2022/4/12(火) 23:34配信)という記事です。

<(引用者注:ドイツ・ブンデスリーガの)ライプツィヒは12日、(引用者注:ベルギーの)ヘンクに所属するU-21ベルギー代表GKマールテン・ファンデフートが2024年夏に完全移籍で加入することを発表した。2029年6月30日までの契約を結ぶ>
<ファンデフートは2002年2月26日生まれの現在20歳。2011年からヘンクの下部組織に所属し、2019年9月24日に行われたカップ戦でプロデビューを飾った。同年12月10日に行われたナポリ戦でチャンピオンズリーグ初出場を果たし、同大会におけるGKの最年少出場記録を更新した。
 2021年2月からはヘンクの正GKに定着し、昨シーズンはカップ戦優勝に貢献。今シーズンは公式戦44試合に出場し、10回のクリーンシートを達成している。また、ベルギーの世代別代表でも活躍を見せている>
https://news.yahoo.co.jp/articles/733ca4261b345b798aed8b7af4a8c3b368c0eb6b

 この記事が目についたのは、検索結果で「ベルギー最高のGK」というキーワードが見えたためでした。ただ、よく読むと「ベルギーで最高のGKの一人」という言い方。さすがに現在の時点でクルトワ以上という意味ではなかったようです。

<ライプツィヒのGKコーチを務めるフレデリク・ゲースリンク氏は、「20歳という若さで、マールテンはすでにベルギーで最高のGKの一人になっている。彼の勇敢で攻撃的なプレースタイルは、私たちがライプツィヒでプレーするサッカーに完璧にフィットしている。ここで彼を成長させ、さらに高いレベルに持っていきたい」とコメント>


■2024/05/14 ベルギーで好きな選手ベスト11 ヤン・フェルトンヘンなど

 昔は好きじゃないヨーロッパの国ナンバーワンだったベルギー代表ですが、2014年に見て惚れます。育成が成功して、すっかりタレント集団に変身。大好きなチームに変身しました。
 ということで、好きな選手ベスト11も選びやすかったですね。ただ、サイドの選手だらけで困ったことに…。SB、SH、WGとサイドプレーヤーが3層にいるという役割が重なりまくったフォーメーション。特に左の選手が多すぎてやばいですね。えらくバランスの悪いチームになってしまいました。

      R・ルカク
 E・アザール    シャドリ
ドク   デ・ブルイネ ムニエ
J・ルカク   アルデルヴァイレルト
  フェルトンヘン ボヤタ
      クルトワ

GK 1    ティボ・クルトワ(クルトゥワ) 2 26歳(2018年ワールドカップ) 1992/5/11 199cm
 特別クルトワが好き…ってわけではないけど、他のGKと比べると好き。

CB、LSB  ヤン・フェルトンヘン(フェルトンゲン) 8 30歳(2018年ワールドカップ) 1987/7/24 189cm

CB、RSB トビー・アルデルヴァイレルト(アルデルウェイレルト、アルデルヴェイレルト) 6 29歳(2018年ワールドカップ)  1989/3/2 186cm

CB デドリック・ボヤタ 3 27歳(2018年ワールドカップ) 1990/11/28 188cm
 2018年のベルギーは3バックでその3人がそのままベスト11…なのですが、真ん中は本来コンパニがレギュラーでボヤタは代役で何試合か出ただけで、見劣りしてベルギーの弱点みたいに言われてた選手。ただ、そう悪いようには見えなかったので、判官贔屓的に推していました。

CH、RSH、RWG、CF(偽9番) ケビン・デ・ブルイネ 3 26歳(2018年ワールドカップ)  1991/6/28 181cm 

RSH、RSB トーマス・ムニエ 4 26歳(2018年ワールドカップ)  1991/9/12 190cm

LSB、LSH ジョルダン・ルカク 7 23歳(2017年11月15日・日本戦) 1994/7/25 186cm(なぜか全然違う177cmという情報も) 左利き
 見た試合はLSHだったが、ポジション登録はDFだったので検索してみると、本来はLSBみたい。

LSH ジェレミー・ドク 7 20歳(2022年ワールドカップ)  2002/5/27 171cm
 途中後退で1試合出てきただけだったんですが、2022年ワールドカップのベルギーで最も輝いていた選手。エリア内中央にドリブルで5,6人ひきつけてフリーの右に出してビッグチャンス。その後もドリブル効いていて、2人ひきつけてチャンスになるプレー。どんどん仕掛けていて良かった。持ちすぎの感はあるが、こういう動きをする選手がいないスタメンで苦戦していた。最近のヨーロッパサッカーでは嫌われそうな選手だが、やはり仕掛けないとチャンスはなかなかできない。

LSH、RSH、RSB ナセル・シャドリ 4 28歳(2017年11月15日・日本戦) 1989/8/2 187cm
 2018年のワールドカップでも見て良いプレーあったけど、一番印象に残ったのは前年の日本とやった強化試合。左から1人で4,5人の間を抜いてエリア内左に入っていって、GKを引っ張り出してふわっとしたボールでアシスト。日本の守備が緩く、キレッキレというわけじゃなかったが、個人技で得点とった感じ。これだけの人数抜かれたら、バランス崩れて人も足りなくなります。

LWG、LSH、OH エデン アザール(ベルギー) 9 27歳(2018年ワールドカップ) 1991/1/7  173cm

(RWG、RSH 14 ドリース・メルテンス) 3 31歳(2018年ワールドカップ) 1987/5/6 169cm
 最初好きな選手ベスト11に入れていたのに、CBのボヤタの方が好きかなと思って外してしまったせいで右の選手が不足して、さらにバランス悪くなってしまいました。

CF 9    ロメル・ルカク 5 25歳(2018年ワールドカップ) 1993/5/13 190cm


2024年5月12日日曜日

Jリーグでアディショナルタイムが19分も…審判が買収不正?

■2018/11/26 Jリーグでアディショナルタイムが19分も…審判が買収不正?
■2024/05/12 アディショナルタイムの得点と失点が多いチームそれぞれの傾向



■2018/11/26 Jリーグでアディショナルタイムが19分も…審判が買収不正?

 アディショナルタイムが19分もあったと聞いて、すぐに審判が八百長やったのでは?と思いました。確か過去のアフリカで不可解な長いアディショナルタイムがあり、非常に怪しい感じだったためです。
 ただ、今回のJリーグのケースは一応理由がありそうな長いアディショナルタイムでしたわ。

 まず、アディショナルタイムに負傷者が出たことで大幅に遅延。アディショナルタイムの10分以上を過ぎてようやく試合が再開されたとのことで、この時間もすべてロスタイムだと考えられます。
 さらに、清水が最後の攻撃を繰り出すためCKの場面でGK六反勇治もゴール前に上げると、白崎凌兵からのボールにヘディングで合わせたその六反が劇的な同点ゴールで3-3に。この時点で、すでに104分となっていました。
 ただ、「それでもまだ試合は終わらず、最後は両チームの選手たちがエキサイトして激しく衝突」。退場となった神戸のウェリントンは、その後相手選手を投げ飛ばすなどして大もめ。この衝突の間もロスタイムとなったのでしょう。このように理解できるアディショナルタイムの長さです。
 (GKが104分に劇的同点弾、後半ATは記録的な19分…清水対神戸がとんでもない試合に フットボールチャンネル | スポーツ | 2018年11月24日 より)
 https://pex.jp/point_news/320fceddfd0a41d73443275e8e3a18aa

 とはいえ、「それでもまだ試合は終わらず」という書き方は、ちょっと怪しいところがありますね。 検索してみると、問題視するツイートがちらほら。(主審は柿沼亨とのこと)

 あと、以下のツイートだと負傷者は1人じゃなくて、何人もいた模様。だとすると、一応わからないのでもないんですけど…。(ウェリントンは退場後に投げ飛ばし)

 ああ、検索してみると、普通に審判批判の記事多数ありましたわ。得した方の清水の監督ですら苦言を呈しており、だいぶヤバイですね。
 また、Jリーグの審判のレベルが低すぎるという話をしているサイトも。過去にそれを理由に日本を去った選手もおり、Jリーグはかなりひどいリーグのようです。



■2024/05/12 アディショナルタイムの得点と失点が多いチームそれぞれの傾向

 アディショナルタイムで検索すると、おもしろい記事が出てきました。1つ目の記事はシーズンでアディショナルタイムに最も得点が多いチームとその順位について見たもの。そして、2つ目が逆にシーズンでアディショナルタイムに最も失点が多いチームとその順位について見たものです。

・新しい指標が誕生かも「●●力」でもう1つ考えてみた?!の巻/倉井史也のJリーグ(2024/05/04 10:00超ワールドサッカー)
https://news.goo.ne.jp/article/ultrasoccer/sports/ultrasoccer-464239.html#google_vignette
・みんなが目を背ける「負の追加時間力」ってもう名前から怖いよね?!の巻/倉井史也のJリーグ(
5/11(土) 9:30配信 超WORLDサッカー!)
https://news.yahoo.co.jp/articles/1897f817cde72f452c3fb322e39f61b15f92bd05

 まず、アディショナルタイムに得点が多いチームについて。単純に普段の得点が多いチーム、つまり、強いチームほど、アディショナルタイムに得点が多い…となるのは、わかりやすいです。「そりゃそうだろ!」って話ですね。ただ、意外に下位のチームでもシーズントップになっているそうです。

<後半アディショナルタイムの得点が多いってことは「優勝のために粘って粘って最後に得点を取って勝った」「かなりやられてしまったけど最後の最後に意地を見せた」のどっちかって感じですね。どちらも気持ちが前面に出た感じ。>

・2010年:京都(17位)
・2011年:C大阪(12位)
・2012年:柏(6位)
・2013年:浦和(6位)、川崎(3位)、新潟(7位)、名古屋(11位)、広島(1位)
・2014年:G大阪(1位)、神戸(11位)、鳥栖(5位)
・2015年:鹿島(5位)
・2016年:川崎(3位)
・2017年:浦和(7位)、G大阪(10位)
・2018年:札幌(4位)、磐田(16位)
・2019年:磐田(18位)
・2020年:横浜FM(9位)
・2021年:川崎(1位)、福岡(8位)
・2022年:横浜FM(1位)
・2023年:札幌(12位)、川崎(8位)、広島(3位)

 一方、アディショナルタイムの失点が多いチームは、普通に弱いチーム、降格しているチームが多いという結果に。これは完全に「そりゃそうだろ!」という結果となりました。
 
・2010年 浦和(10位)
・2011年 新潟(14位)
・2012年 G大阪(17位)※
・2013年 鹿島(5位)
・2014年 浦和(2位)、清水(15位)
・2015年 柏(10位)、松本(16位)※、清水(17位)※
・2016年 FC東京(9位)、湘南(17位)※
・2017年 仙台(12位)
・2018年 神戸(10位)
・2019年 鳥栖(15位)
・2020年 横浜FC(15位)
・2021年 仙台(19位)※、湘南(16位)
・2022年 清水(17位)※
・2023年 札幌(12位)、FC東京(11位)
お分かりですね。※印がついているチームは降格してるんです。

 ただし、2014年の浦和は、後半アディショナルタイムに5失点もしてて2位。勝点1足りなくて優勝できなかったそうなので、これが響いたとも言えますけどね。

 さらに、なんと前年2023年の札幌は、アディショナルタイムの得点・失点ともに多いという不思議な脚気になったそうな。札幌はアディショナルタイムの失点が多いチームというイメージは正直私にもありました。ただ、2023年はアディショナルタイムの得点も多かったんですね。不思議なチームです。



2024年5月11日土曜日

ポドルスキ、「日本は素晴らしい」「幸せ」と絶賛

■2017/10/01 キャプテン翼が大好きなポドルスキ
■2017/10/01 ポドルスキ補強は期待外れで失敗だった?
■2018/10/28 ポドルスキ、「日本は素晴らしい」「幸せ」と絶賛
■2018/11/30 イニエスタとポドルスキ、神戸の乱闘試合で大きな差がつく



■2017/10/01 キャプテン翼が大好きなポドルスキ

 『キャプテン翼』が好きな海外のサッカー選手は多いですが、ポドルスキも大好きだとのこと。作者である高橋陽一さんとの対談では、「僕を使ってシーズン物を描くのはどうでしょう?」と直談判。
  「僕のように海外から日本に来た選手がどんな活躍を見せるのか、という世界観を作品の中で表現するのも面白いのではないか」というもっとらしいことを言っていました。
(ポドルスキが高橋陽一先生に直談判…「僕を使ってシーズン物を描くのはどうでしょう?」 | サッカーキング 2017.07.28より)

 ただ、この海外選手の順応という意味では、ポドルスキ自身苦しんでいるところがありそうです。次の話がそういうものでした。


■2017/10/01 ポドルスキ補強は期待外れで失敗だった?

 ポドルスキは神戸加入直後、2ゴールで話題に。でも、その後話題を聞かないなと思っていたら、本人イライラ、仲間はビクビク。神戸が迷走するポドルスキの使いみち|Jリーグ他|集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva(浅田真樹 2017.08.15)という記事がありました。

 まだ4試合目の時点の記事なのですけど、 3-4-1-2で2トップだと、なかなかボールが来ないのにイライラして、低い位置まで下りてきたものの機能せず。なかば観念したかのように、ピッチ上にたたずむ時間が長くなっていたといいます。
 対戦したFC東京にしてみればこれは狙い通りで、「ミーティングでも、監督から『ポドルスキが下がって受けるのはオーケー』だと。逆に『その回数が多くなるようにさせよう』と言われていた」(FC東京・DF徳永悠平)とのこと。
 「ポドルスキ封じ」と呼ぶほどの特別な対策を講じたわけではないというのが、頭の痛い話です。

 また、作者が特に気になったのは、ポドルスキからパスを受けた選手に、ボールコントロールのミスが多発していたこと。イライラしている元・ドイツ代表FWを過剰に意識して、萎縮しているのではないかと見ていました。
 ポドルスキ自身も絶対的に運動量が少なく、動きにメリハリなし。覇気が感じられず、モチベーションが高いとも思えず、実際、守備をサボるようになった結果、ピンチを招いています。どうも精神的にも問題があるようです。

 その後、どうなったかな?と検索。10試合を終えた時点で4ゴールで、まだ爆発はしていない感じ。時間がかかりそうでした。



■2018/10/28 ポドルスキ、「日本は素晴らしい」「幸せ」と絶賛

 ポドルスキは、「この国での日々は相変わらず信じられないほど素晴らしい」「日本の人々や全てのものが大好きになった。清潔で安全で、食事も素晴らしい。人々はとても敬意を持ってくれる。ここに来ることができて本当に幸せだ」と日本を称賛していました。
 ただ、リップ・サービスかもしれませんし、仕事であるサッカーの 方は順調ではありません。神戸はイニエスタまで獲得したのにむしろ不調です。
 神戸との契約を2019年まで残すポドルスキは、「最後にもう1年続けるかもしれない」とプレー続行に意欲を見せた一方、「もう6年か7年国外にいて、家族や友人も恋しい」と契約終了後のドイツ帰国も示唆。有終の美は飾れずに、寂しく日本を去る可能性もありそうです。
(ポドルスキ「日本に来ることができて本当に幸せ」。独メディアインタビューに語る フットボールチャンネル | スポーツ | 2018年10月27日 より)
 https://pex.jp/point_news/30d5b1163a6e34c354f44febef802ca6

■2018/11/30 イニエスタとポドルスキ、神戸の乱闘試合で大きな差がつく

 ポドルスキが嫌いということはなく、むしろドイツで最も好きな選手と言って良いくらいなのですけど、パッとしない話が多いですね。 2018年1124日に行われたヴィッセル神戸の清水エスパルス戦もそういった話でした。
  この試合は、負傷者が続き長く時間を取られたことで、後半アディショナルタイム(AT)が19分間設けられて、その間に同点ゴールや退場者が出るなど大荒れ。追いつかれた神戸の選手が怒るのも無理はありません。

 ただ、そのときの対応は、2人のワールドクラスの選手でも 大きな違いが出ました。
 乱闘騒ぎの際、ポドルスキが怒りを露わに相手選手に食ってかかっており、むしろ混乱材料に。一方、イニエスタは仲裁に入り、宥める姿が見られました。
  スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」は「ドイツ人ストライカーは怒りを抑えることができなかった。イニエスタは仲間一人ひとりを乱闘から引き離していた一方、彼は自分自身の中でバトルを続けていた」と言及。思い通りにいかない試合展開も含めて、様々な思いを呑みこみながら、内面にある自分の感情を押し込んだと指摘していたそうです。
( 乱闘騒ぎで仲裁役の神戸イニエスタ、母国紙が胸中分析 「自分の中でバトルを続けていた」  Football ZONE web / 2018年11月25日 17時10分より)
 https://news.infoseek.co.jp/article/footballzone_150134/



2024年5月9日木曜日

バルセロナ審判買収疑惑のネグレイラ事件、レアル・マドリーだけスルー

■2023/02/27 バルセロナ審判買収疑惑のネグレイラ事件、レアル・マドリーだけスルー
■2024/5/9 時効成立と見られたラポルタ・バルセロナ現役会長も起訴…なぜ?
■2021/04/02 バルセロナの懐かしいスターティングイレブン



■2023/02/27 バルセロナ審判買収疑惑のネグレイラ事件、レアル・マドリーだけスルー

 バルセロナが長年に渡り、1994年から2018年までスペインサッカー連盟の審判技術委員会の副会長を務めたホセ・マリア・エンリケス・ネグレイラさんの所有する企業「DASNIL95 SL」に、コンサルタント料として多額の金銭を支払っていたことが判明。スキャンダルとなっています。ネグレイラさんは、スペイン1部リーグで13シーズン主審を務めていました。
 ネグレイラさんは検察の調べに対し、判定に関してバルセロナを優遇したことは一度もなく、これらの金銭は全てコンサルタント業務による費用であることを主張。バルセロナも声明を出し、何ら問題ないものであることを伝えています。

 ただし、この説明は納得しづらいもの。というのも、なんと支払われた金額は10億円という、通常のコンサルタント料としては考えられないデカさでした。日本の東京オリンピック賄賂問題もそうですけど、「金額からしたらあり得ないよね?」という話です。スペインの検察も捜査を行っており、極めて怪しいものであることは間違いありません。

<この問題は、「DASNIL95 SL」が2016年から2018年にかけてバルセロナから約140万ユーロ(約1億9600万円)を受け取ったことで、検察が贈収賄疑惑で捜査を開始。世間に明るみになった。その後、バルセロナは2001年から2018年にかけて合計で約700万ユーロ(約9億8000万円)もの大金を「DASNIL95 SL」に支払っていたとさまざまなスペインメディアが報じた>
https://news.yahoo.co.jp/articles/4fe8839ae12e2b5e30942195bc58fcf22e71f5e9

 これを伝えた記事は、<スペイン1、2部リーグ40クラブがバルセロナ「ネグレイラ事件」審判買収疑惑に対する声明発表>(22/2/22(水) 1:24配信 日刊スポーツ)というもの。スペイン1、2部リーグのほぼ全部である40クラブの支持を得て「ネグレイラ事件」に対する声明を発表。この問題を深く憂慮していること、これに関連して不正があったかどうかを明らかにするため、真相究明に積極的に取り組んでいくことなどを宣言していました。

 ところが、この声明に2チームだけ不参加。1つは容疑者であるバルセロナですが、もう一つがなんとライバルであるレアル・マドリーです。
 レアル・マドリーはバルセロナと犬猿の仲のように言われますが、サポーター同士はともかく、首脳陣同士は仲が良いですね。以前も協力関係を築いていた記憶があります。

 なお、40クラブ声明の前には、まずセビリアとエスパニョールが全ての事実を調査し、責任の所在を明らかにするように求める内容の声明を発表していました。ここで、お!と思ったが、エスパニョールです。
 エスパニョールは、FCバルセロナと同じバルセロナに本拠地を置くプロサッカークラブ。つまり、同じ地元のチームです。ライバルということもあるのかもしれません。
 一方で、バルセロナがあるカタルーニャは未だに独立問題で揉めている特殊な州で、その意味ではカタルーニャ同士で団結してもおかしくなさそうでした。そういうエスパニョールが真っ先にバルセロナの行為を咎めたということは、興味深かった点です。



■2024/5/9 時効成立と見られたラポルタ・バルセロナ現役会長も起訴…なぜ?

 ネグレイラ事件を久しぶりに検索。<バルセロナのラポルタ現会長、審判買収疑惑で起訴対象に 決め手となったのは……?>(SPOTV NEWS 2023/10/19)あたりが、一番最近のニュースみたいですね。

<スペインの通信社『EFE通信』によると、バルセロナ第1予審裁判所のホアキン・アギーレ判事は、現会長であるラポルタ会長も起訴の対象に含めた模様。アギーレ判事はこれまで、法人としてのバルセロナおよび同クラブの元会長であるサンドロ・ロセイ氏、ジョゼップ・マリア・バルトメウ氏、さらにネグレイラ氏とその息子の起訴を認めていた。>
https://www.spotvnews.jp/news/articleView.html?idxno=6101

 買収していたかどうかの話以前に、ラポルタ会長が実際に買収のために資金を投じたとしても時効が成立すると当初は見られていたようです。というのも、問題の支払いが行われた第一次ラポルタ政権は2003~2010年。10年が経過しており、時効が成立するとみなされていました。

 では、なぜ10年が経過して時効が成立するはずなのに起訴されたのか?と疑問に思うでしょう。法律を無視して起訴したのでしょうか?
 ただ、この起訴の理由は聞けば納得できるもの。どうやらネグレイラさんの会社への支払いは一度きりではなく、何度もあったようで、<バルセロナ側から最後に支払いがあったのが2018年7月であった>とのこと。これなら全然10年経過しておらず、起訴の理由として無理はないと思えます。



■2021/04/02 バルセロナの懐かしいスターティングイレブン

 2000年1月10日、たぶんセルタ戦で見たバルセロナのメモが出てきました。これをベースに他の試合で見た選手の名前も出ていますね。セルタ戦では4-3-3。ただ、スタメンを見ると、ベストメンバーではないような感じもしました。

CF クライファート (ダニ)
 1トップに近いCF。セルタ戦ではスペイン代表のダニが先発だった模様。ただ、クライファートがレギュラーだった記憶。ほぼ100%の確率でピタリと合わせるボールがフィーゴから来るのですが、バンバン外していた記憶があります。
LWG フィーゴ
 レアル・マドリーの印象が強いフィーゴですが、私はバルセロナ時代がベスト。CFのところで書いたように、どんな厳しい体勢からでも、ほぼ100%の確率でピタリと合わせるボールを入れていて感動的でした。
RWG シモン
 大好きだった選手ですが、ポルトガル代表でもクラブでもフィーゴとポジションが重なるという不運。監督としても使いづらすぎだったでしょう。ただ、フィーゴの移籍後も重用されなかった記憶。この日はフィーゴ様に左に回ってもらって、珍しいスタメンでした。私はサイドアタッカーが大好きで、フィーゴ以上にサイドの選手…って感じの選手で好みでしたね。フィーゴも好きですけど、フィーゴより好きでした。
(OH リバウド ロナルド・デ・ブール ルイス・エンリケ)
 トップ下みたいな位置にリバウドがいた印象あるのですが、この日はスタメンじゃありませんし、フォーメーションとも合いません。じゃあ、リバウドはLWGだったのかなぁ…?忘れちゃいました。そして、ロナルド・デ・ブール、ルイス・エンリケと、他に出てくるメンバーもさすがに豪華ですね。
LOH コク(コクー)
 この日のスタメンは便利屋のコク。マジでどこでもプレーできる選手でサイドも得意ですが、サイドバックとウイングがいるフォーメーションからすると、この日は中寄りのプレーを期待されたのだと思われます。
DH シャビ (グアルディオラ)
 中盤の真ん中にシャビ。まだユース年代でしたから恐ろしいこと。シャビも好きですが、同じポジションの控えがそれ以上に好きなグアルディオラという超大物だったというのがこれまた恐ろしいです。シャビは本当とんでもない選手でしたね。
ROH リトマネン
 フィンランドの伝説的な英雄。名前しか覚えていないなと検索してみると、中盤もやるものの、本来はストライカー。バルセロナでは、トップの更に下のポジションを任されたため、自ら最前線へ飛び出してゴールに絡むプレーが特徴のリトマネンは全くフィットしなくて、1年で退団したとのこと。ということで、この日見た3トップ自体は変則ではなかったようです。
LSB ゼンデン (セルジ)
 攻撃な得意なLSBで好きでしたね。監督がファン・ハール監督でここらへんの過剰なほどのサイド攻撃重視はオランダ代表とも合います。バルセロナではなく、オランダ代表で見たんだと思いますが、厚いサイド攻撃には衝撃を受けました。
RSB プジョル
 当時21歳。CBの印象しかないでしょうが、私はこのRSB時代に好きになった選手。守備、特に1VS1に強かったですし、力強い上がりで攻撃力も申し分なく魅力的でした。
LCB ライジハー (フランク・デ・ブール ボハルデ(LSBも) デウー)
 本来はRSBなんですが、この日はCB。プジョルが後にCBとして大成したことを知っている今から見ると、逆の方がいいなって気になりますね。
RCB アベラルド
 この日ではなく、2000年1月21日に見た試合ですごい良かったとメモされていますが、全く名前が聞き覚えない選手でびっくり。名前すら記憶ないの彼だけですわ。プレー良かったらしいのに記憶にありません。検索してみたのですが、メモが間違っているのか出てこないというひどいことに…。ただ、「アバラルド」と見間違っていただけでした。自然な名前としては「アベラルドだろう」と検索すると出ましたし、メモもよく見ると正しく書いていて、見間違いしていました。アベラルドならかろうじて聞いた覚えあり。スペイン代表ですね。
GK アルナウ (ヘスプ)
 この日は若い21歳のアルナウがスタメン。オランダのルート・ヘスプが出ることもあったようですが、どちらもよく覚えていません。検索してみると、アルナウはルート・ヘスプやさらに若いホセ・マヌエル・レイナの控えが多かったそう。ただ、ヘスプはアルナウとの併用を嫌って退団。レイナも正GKとはなれませんでした。じゃあ、正GKって誰よ?という話。また別の若い選手がレギュラーだった覚えあるんですが、誰だったかなぁ…? 検索してみると、ビクトル・バルデスが私の思っていた選手ですが、2002年からでちょっと後。その前は正GK不在で常に争っている状態だったのかもしれません。バルデスは評価高かったものの、私はそれほど好きじゃなかったですね。

2024年5月7日火曜日

アルゼンチン代表モリーナは若手注目株で今後もっと期待できそう…

■2022/12/10 アルゼンチン代表モリーナは若手注目株で今後もっと期待できそう…
■2022/12/23 アルゼンチンの若手注目MFマク・アリステル、美しいゴールの起点に
■2021/03/07 高原直泰がいた頃のボカ・ジュニオルスはすごかった
■2021/03/07 アルゼンチンの好きな選手ベスト11選んだらDHだらけに…
■2022/07/16 アルゼンチン代表注目選手は未だにメッシ、世代交代進まず…
■2015/12/6 レアル・マドリーは下部組織も強い カンビアッソも下部組織出身
■2018/06/18 アルゼンチンは強くない?メッシ頼りで世代交代にも失敗
■2018/07/01 W杯アルゼンチン敗退でもメッシは悔しがる様子見せず…
■2019/12/06 ブラジルワールドカップ決勝、選手交代が完全に裏目に出て敗戦


■2022/12/10 アルゼンチン代表モリーナは若手注目株で今後もっと期待できそう…

オランダ 2-2(PK3-4) アルゼンチン

 アルゼンチン好きだった時期もあるが、最近はつまらなかったので今大会見ていなかった。この試合が初見。
 やはりアルゼンチンが持ち気味だが、両チーム穴がなくてチャンスない。が、その中でメッシのすごいパスでアルゼンチン先制。こうなるとチャンス作れていなかったオランダは苦しい。前半はシュート1本。可能性ありそうなのはセットプレーくらいだったが、ボールは良いものの中はいまいち合わない。
 後半もオランダ攻め手なく、シュート0本が続く。逆にPKで失点。アルゼンチンがメッシ以外はよく守備しており、意外に守備がすごい。プレス早くてオランダはカウンターもできない。

 スペインの主審だというマテウ・ラオス主審は、カードが多い主審だなと思って見ていた。カードはゲームをコントロールするために出すものではあるが、カードをポンポン出すと荒れる試合になりやすいイメージ。危ないプレーがあると「カード出すぞ!」という勢いで注意を与えながらコミュニケーションとる主審の方が良いイメージがある。
 すると、アルゼンチンも相手もイライラさせるプレーを繰り返して荒れる試合になって、カードがさらに出まくる流れに。アルゼンチンはずるいところがあるので、作戦としてやっているのかと思ったら、実際にイライラしていたのか、余計なカードやファールもらい、そこから失点で自滅してまさかの同点に。
 一方、主審のカードの出し方は、一貫性がなかったのも問題。オランダでイエローになったプレーでアルゼンチンでイエローとならなかったプレー(ハンドリング)があった他、悪質なファールをした上に相手ベンチ脇に勢いよく蹴り込んだせいで、ベンチの選手がなだれこんでしまい、危うく大乱闘となりそうだったプレーはレッドカードがふさわしかった。今大会最悪のジャッジ。オランダ7人(1人は退場)、アルゼンチンに8人のカードを出して、カードに関するワールドカップ新記録も作ったそうだ。

PK戦でも2人にカード…荒れに荒れたオランダvsアルゼンチンのイエローカード15人はW杯本大会で史上最多に SOCCERKING
<FIFAワールドカップカタール2022の準々決勝「オランダvsアルゼンチン」にて、マテウ・ラオス主審が記録を作った>
<試合は荒れに荒れまくり、最後も勝利したアルゼンチンの選手が、わざわざオランダ陣営の前で勝利アピールを行うシーンも見られるなど、後味の悪い結末に。同試合を裁いたラオス主審は、両チーム合わせて15人にイエローカードを提示(引用者注:イエロー2枚、レッドカードを考慮してカード17枚との報道もある)したそうで、これはワールドカップ本大会では史上最多となった模様。中にはPK戦の最中にカードを頂戴した選手もいた(引用者注:2人イエローカード3枚で、1人はPK戦の中で退場まで。ただ、どこで出たのか全く気づかなかった。見直してもわからん)>

 試合の話の続き。オランダが土壇場で追いついたので延長はオランダが引き続き攻めるのかなと思ったら、終盤の激しい試合と一転して両チームともに落ち着きチャンスもできず。延長後半、選手交代から一気にアルゼンチンペース。が、決めきれず。こうなると、オランダの流れかなと思ったが、アルゼンチンが勝つ。
 オランダの方が相対的に好きかな…とオランダを応援していたので、応援チームは6勝11敗8引き分けでボロクソ。アルゼンチンは好きだった時期あるものの、近年好きじゃなかった上に、今日の態度の悪さからすると応援できないな…。

5-3-2

GK 23    エミリアーノ・マルティネス 30歳
 前半ミスキックあったが、その後は良いプレーだらけ。後半センタリング予測してとるプレー。延長後半でも逆サイド狙ったボールを予測してキャッチ。PK1人目、タイミング合ってセーブ。2人目はスピードあるキックだったが、完璧に合った。

CB 25    L・マルティネス

(11    ディ・マリア)
 延長後半、彼入って一気にアルゼンチンペース。怪我明けで長くプレーできないみたい。そんな中でもカウンターのときのパスなどチャンス作っている。CKも蹴っていて、直接狙うプレーも。怖いプレー繰り返している。

SW 19    オタメンディ

CB 13    ロメロ
 手出さなくていいところで手を出して、ハンドリング。良い位置でFK与えてしまっていた。

(6    ペッセーラ)
 後半アディショナルタイム、危ないところじゃなかったのに、エリア前で手で押してファールするいらないプレー。ここから失点につながる。

LWB 8    マルコス・アクーニャ 31歳
 幅ある感じなのかな、攻守に強さ感じる。ドリブルなんかは推進力あるように見える。後半エリア内ギリギリで切り返し、ファールもらいPKとった。
 後から見ると、172cmしかない。それにしては迫力感じたな。体重は69kg。

(3    タグリアフィコ)

RWB 26    ナウエル・モリーナ(モリナ) 24歳
 球際とって一気にシュートまで行くプレー。
 相手十分人数いて「すごいところ通してきたな」と思わずつぶやいたメッシのスルーパス、裏に出てこれをモリーナが決めてアシスト。後半もチャンスになりそうなとき最前線まで走っており、この運動量の多さが得点につながった感じ。登録はDFなので、本来はSBなのかな。良い選手。24歳なので比較的若手。

(4    メンティエル)

CH 24    フェルナンデス
 安易に後ろから推してしまいいい位置でFKあげてた。延長後半、CKからのミドルシュート、ポストに当たったが、これは良いプレーだった。
 PK戦、最初真ん前に立つという珍しい位置。そこから打つの?と思ったら、左に歩いてから動くというトリックを使っていたが、余計なことやりすぎたのか自分で外してしまう。

Lインサイドハーフ 20    マク・アリステル
 センターサークル付近で左WBにボールを出すとすぐ走り出して、ペナルティーエリア付近まで。そこで返してもらったボールは高かったが、ジャンプして普通にトラップした上でマイナスのクロスまで。うまかった。

RWBインサイドハーフ 7    デパウル

(5    パレデス)
 完全に相手選手の足に行った上に、ファール取られた後、ボールをわざと相手ベンチ脇に勢いよく蹴りむ。これのせいでベンチの選手がなだれこんでしまい、危うく大乱闘となりそうだった。レッドカードがふさわしかったが、なぜかイエローのみ。

FW 9    アルバレス
(22    ラウタロ・マルティネス)

FW 10    メッシ
 相手十分人数いて「すごいところ通してきたな」と思わずつぶやいたメッシのスルーパスに、メッシより前に上がっていたモリーナが、裏に出て決めて先制。
 後半明らかに手を出したハンドリング、前半同じプレーでイエローあったがカードなし。特別扱い?忖度?腑に落ちないジャッジだった。
 いい位置でFK。ただ、ちょっと近すぎかなとも思う。今大会直接FKも入っておらず難しい感じ。このFKをスピードあるボールで一瞬入ったかと思った悪くないキック。
 試合内でのPK、外すパターンであるかなり助走が短いものだったが、迷っているわけではなく落ち着いているな…という感じでやっていて、GKタイミングつかめず動けなかった。今大会1回外しているらしいが、冷静だった。
 延長、FKとその後のプレーと続けて良くないクロス。
 PK戦1人目、また助走短かったが、GK先に動いたの見て逆に。やはりこれも落ち着いていた。試合内でもPKやっているとやりづらいと思うのだけど、全然問題なかった。


■2022/12/23 アルゼンチンの若手注目MFマク・アリステル、美しいゴールの起点に

アルゼンチン 3(PK:4-2)3 フランス

 立ち上がりアルゼンチンペース。PKで先制。アルゼンチンは守備も良く、なんとフランスは前半シュート0本。ほぼ全く攻撃できない。動くのがうまいグリーズマンにもしっかりついてきていた。
 前半の時間ないうちに2人変えてきたが、多少持つ時間増えた程度で大きくは変わらず。準決勝ではうまく行った交代だが、そのときは0-0で今回は0-2で状況が全然違う。スペースが無いのがきつい。
 あと、フランスは中1日短い上に、風邪気味で練習休んだ選手もいたそうで、ちょっと万全ではない感じもする。呼吸が合わないミスも多い。ワンタッチ目が長くなるプレーもすごく多い。

 後半フランスも押し込んではいたが、そこまでチャンス作れていない中でPKで1点。2点目は形作れたが、シュートが良すぎてのゴール。結局、ほとんどチャンスない中で追いついた。動き悪すぎてこれで追いつけるとは思わなかった。2点入ってからフランスやっと良くなってきた。一方、アルゼンチンは攻守で足が止まりがちに。

 延長ではフランス押しているが、延長の前の後半途中から4-2-4みたいな感じで、中盤省略してかなり大雑把な形。チャンス作りまくるわけではないが、これで追いついた。延長はその後、アルゼンチンが残していた選手交代使って良くなってきて延長後半ゴール。しかし、フランスがまた追いつく。
 PKになるとアルゼンチンだろうなという感じでやはりアルゼンチン。ただ、前半あまりに内容悪くて、フランスが追いついた方が驚きだった。試合日程の不公平さはもう少し考えた方がいいと思う。

 今大会、ベスト4のうち好きなのはフランスだけだったのでフランスを応援。これで応援チームは8勝12敗8引き分け。今大会もボロクソでしたね。

 あと、本田圭佑の解説を初めて聞いたのだけど、うるさいし、アルゼンチン応援していて不愉快。これはフランスを応援していた私だけでなく、他の人も言っていた意見。アルゼンチンにイエロー出さなくて「いいっすね」とか、一般人のテレビ観戦か?という…。選手の特徴やVARの条件もわかっておらず、本当素人。
 明らかなハンドリングに気づかなかっただけならともかく、審判がジェスチャーでPKを示しているのにそのジェスチャーの意味すらわかっていなかったのには、呆れてしまった。本当にサッカー選手なんだろうか?
 さらに、延長後半アディショナルタイム、3分もあるのに、本田圭佑、1回くらいならチャンスあるでしょ?というトンチンカンなことを。サッカーは1分あればチャンスを1回作れることが可能とよく言われており、3分あれば何度もチャンスあるし、実際、何度もチャンスあった。マジでサッカー選手なんだろうか?と思う。

 こういう本田圭佑の解説を求めていたファンもいるだろうが、そうじゃない人もおり、炎上狙いで犯罪者まがいの出演者ばかり出す、かつてのニコニコ動画のような少数の濃いファン向けの放送をABEMAが目指さず、メインストリームを狙うのであれば問題。政治家の選挙で炎上政党が議席をとれることは明らかになったが、与党どころか有力野党すら無理で、あくまでごく少数しか炎上需要はない。メインストリームにはなれないことがはっきりしている。
 本田圭佑が副音声や明石家さんまさん(この人も不愉快で似たノリ)みたいな芸能人枠ならわかるが、こういう気遣いができない人をメインにするのは問題がある。今回のABEMAのワールドカップ放送はいらない…と言っていたが、本田圭佑を出す限り、テレビの代わりにはならない。
 気遣い…というのは、フランスを応援している人や中立な解説を聞いて純粋に試合を楽しみたい人も一定数いるのだから、そういった配慮が必要だということ。そこまで考えられないんだと思う。
 本田圭佑は他の問題を見ても、人間的な思いやりながない。もちろんサッカー選手として優れていてクズという人は必ずいるので、それはそれで仕方ないのだけど、解説者には向かないし、前述の通り、少なくともメインで1人で出すのは間違っている。

GK 23    E・マルティネス
 後半序盤、中途半端なバックパスではあったが、DFが相手選手についていたので、そこまでプレッシャーなかったとように見えるのを、キックミスでヒヤリ。1失点目のPKでは触っていて惜しかった。2点目もコース甘く触ってはいたがとれなかった。
 延長後半アディショナルタイム、決定的な形左足1本で素晴らしいセーブ。さらに、PK戦ではかなり止めており、全体としては高評価となりそう。

CB 19    オタメンディ
 後半、相手のルーズな浮き球のパス、処理うまくクリアできず、先に行かれてしまい、手を出してPK。これは前半アルゼンチンがもらったPKと違い、際どくない文句なしのPKだった。

CB 13    ロメロ
LSB 3    タグリアフィコ
(21    P.ディバラ)

RSB 26    モリーナ
 そこまで悪かったわけではないが、2点目の失点は彼のところをやられた。

(4    G.モンティエル)

CH 24    フェルナンデス
 後半序盤DFラインから走ってきて中央インターセプトのプレー、DFラインに下がっていた彼じゃないかと思う。良いプレーだった。

Lインサイドハーフ 20    マク・アリステル 23歳
 DFラインからのパス、ワンタッチでうまく後ろに流してFWに出して、自分はターンで一気にカウンター。2人経由してゴール前で再びもらったボール、ひきつけて左に出してアシスト。2回彼の絡む流れるような美しい攻撃のゴールで見事だった。

(6    G.ペッセジャ)

Rインサイドハーフ 7    デパウル
 攻守に良く動いていた上にうまいプレーもあったのだけど、後半序盤、右から大きく戻したバックパスが、DFとGKの前の中途半端なところでヒヤリ。

(5    L.パレデス)

LWG 11    ディ・マリア
 良い切り返しからエリア内へ。一度抜かれて慌てて行ったデンベレが少し手を出しただけで転ぶ。スロウで見ると、シミュレーションくさいがPKに。それ以外も最初からキレあり、やはりいい選手。カウンターできれいな流れで左でもらい、きっちり2点目も。ちょっと浮かしてGK越した。

(8    マルコス・アクーニャ 31歳)
 今日は途中からだったが、前回見て良いと思った選手。延長後半、早い良いクロス。

RWG 10    メッシ
 相手見て落ち着いてPK決めて先制。2点目のところもポストになって右の選手使って、そこからであり、こちらも絡んだプレー。
 このように良いプレーしていたが、後半、しつこい守備されてとられたところから失点するという悪いプレーもあった。相手の守備が良かったとは言え、勝敗の分かれ目となりかねないプレーだった。これがなければ、もっと楽に勝てていた。
 一方、延長後半、詰めてきてこぼれ球シュートで決めて再び良いプレー。


■2021/03/07 高原直泰がいた頃のボカ・ジュニオルスはすごかった

 オスカル・コルドバとセルナが好きだったとコロンビアの方で書いていた話をこちらにも。高原直泰は好きじゃなかったのですけど、あの当時のボカ・ジュニオルス大好きだったんですよね。懐かしすぎです。1990年代後半から2000年代は、ボカ・ジュニオルスの黄金期だとされていました。
 以下は2001年のゲームのスタメン。控えには入っていませんでしたが、10代だったテベスもポジション を争っていました。私が推していたFWはバロス・スケロットで、レギュラーだった記憶があります。アルゼンチン人だと他にCBのスキアビ、中盤のガイタンが好きでした。

~スタメン~
1.オスカル・コルドバ

4.ホルヘ・マルティネス
6.ロランド・スキアビ
2.ニコラス・ブルディッソ
14.クレメンテ・ロドリゲス

13.クリスティアン・トラベルソ
5.マウリシオ・セルナ
17.ワルテル・ガイタン
10.フアン・ロマン・リケルメ

11.マルセロ・デルガド
30.高原

~ベンチ~
12.ロベルト・アボンダンシエリ
20.ホエル・バルボーサ
15.オマール・ペレス
7.ギジェルモ・バロス・スケロット
28.ロベルト・コラウッティ
(高原直泰がボカでゴールを決めてから、今日でちょうど13年! 2014/09/23 18:00より)


■2021/03/07 アルゼンチンの好きな選手ベスト11選んだらDHだらけに…

 アルゼンチンは好きな選手が多くて、無理矢理ではなくしっかり好きな選手だけでベスト11ができた覚え。検索してみると、2002年11月1日に作ったものがでてきました。年齢・所属はその当時のものです。

GK    カバジェロ    74.4.13    28    セルタ(スペイン)
CB    アジャラ    73.4.14    29    バレンシア(スペイン)
CB    コロッチーニ    82.1.22    20    アトレティコ(スペイン)
CB    ベリッソ    69.10.13    33    セルタ(スペイン)
DH    レドンド    69.6.6    33    ミラン    イタリア
DH,OH    カンビアッソ    80.8.18    22    マドリード(スペイン)
OH    アイマール    79.11.3    22    バレンシア(スペイン)
OH    ガイタン    77.3.13    25    ボカ・ジュニオール    アルゼンチン
OH,FW    オルテガ    74.3.4    28    リバー・プレート    アルゼンチン
FW    ギジェルモ・バロス・スチェロット    73.5.4    29    ボカ・ジュニオール    アルゼンチン
FW    サビオラ    81.12.11    20    バルセロナ(スペイン)

 もう覚えていない選手もいますね。ベリッソとレドンドが記憶にないです。あと、若い選手が好きということもあって、サビオラはこの後あまり好きじゃなくなりました。同じような感じでメッシが10代の頃に一時めちゃくちゃ好きだったものの、すぐに好きじゃなく。あと、アイマールも伸び悩んだ感じです。

 今のうろ覚えの点数で、とりあえずのベスト11を作ったのが以下。そういえば、バルセロナで活躍したマスチェラーノがその後気に入ったので追加。あと、わからないと書いたレドンド思い出してきました。レアル・マドリーにいた髪長めのイケメン選手ですね。レアル・マドリーは昔好きな選手がやたらといました。カンビアッソもレアル・マドリー。そして、DHだらけに…。

GK パブロ・カバジェロ4
CB アジャラ8
CB コロッチーニ8
CB ロランド・スキアビ4
(CB エドゥアルド・ベリッソ4)
DH フェルナンド・レドンド5
DH    カンビアッソ9
DH ハビエル・マスチェラーノ9
OH ワルテル・ガイタン5
OH オルテガ5
(OH アイマール3)
OH、FW メッシ3
FW ギジェルモ・バロス・スチェロット4
(FW サビオラ2)

 最初の方のベスト11で「ペリッソ」だけはどうしても思い出せませんでした。調べてみると、「ペリッソ」は私のミスで、正しくは「ベリッソ」かも。エドゥアルド・ベリッソという人が、セルタで監督になっていてセルタOBだとのことで、その現役時代でしょうか。2018年5月の時点でエドゥアルド・ベリッソは48歳。私のメモだと69.10.13生まれで当時は48歳。計算が合います。たぶん正解ですね。セルタも当時結構好きだったので、そこで気に入った選手だったのかもしれません。

■2022/07/16 アルゼンチン代表注目選手は未だにメッシ、世代交代進まず…

 アルゼンチン代表注目選手は?と検索してみると、未だにメッシなんですね。世代交代が進んでいない感じです。メッシは別格でも~も楽しみ…みたいなのがあれば見たかったのですが、そういった感じのものは見つからず。一方で「タレント集団」とも書かれているのが不思議なんですけどね…。

 <アルゼンチン代表って誰がいるの? 現在のスタメン&フォーメーションは? メッシ率いる南米を制した最強軍団 | フットボールチャンネル>から、現在のアルゼンチン代表の基本フォーメーションは以下の通り。直近は怪我をして招集から外れたものの、レアンドロ・パレデスが不動のアンカーだそうで、そこだけ修正を加えています。

GK エミリアーノ・マルティネス(アストン・ヴィラ/イングランド)
RSB ナウエル・モリーナ(ウディネーゼ/イタリア)
CB クリスティアン・ロメロ(トッテナム/イングランド)
CB ニコラス・オタメンディ(ベンフィカ/ポルトガル)
LSB ニコラス・タグリアフィコ(アヤックス/オランダ)
CH レアンドロ・パレデス(パリ・サンジェルマン/フランス)
CH ロドリゴ・デ・パウル(アトレティコ・マドリード/スペイン)
(CH ギド・ロドリゲス(ベティス/スペイン))
RSH アンヘル・ディ・マリア(パリ・サンジェルマン/フランス)
OH リオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン/フランス)
LSH ジオヴァニ・ロ・チェルソ(トッテナム/イングランド)
CF ラウタロ・マルティネス(インテル/イタリア)
https://www.footballchannel.jp/2022/06/08/post465317/



■2015/12/6 レアル・マドリーは下部組織も強い カンビアッソも下部組織出身

 アルゼンチン代表繋がりで古い投稿をここに追記。レアル・マドリー時代に大好きになったカンビアッソの経歴を少し。

-----引用 ここから-----
エステバン・カンビアッソ - Wikipedia

エステバン・マティアス・カンビアッソ・デレアウ(Esteban Matias Cambiasso Deleau、1980年8月18日 - )は、アルゼンチン・ブエノスアイレス出身で、オリンピアコスFC所属のサッカー選手。ポジションはMF。愛称は「クチュ」[1]。 本職であるボランチやセントラルハーフの他にセンターバックでもプレーできる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%90%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%93%E3%82%A2%E3%83%83%E3%82%BD
-----引用 ここまで-----

 レアル・マドリーは、金持ちなだけ…みたいに言われていますけど、実はむしろ下部組織から多くの選手を輩出しているクラブです。以前見たデータでは、確かリーガで下部組織ナンバーワンだったのはレアル・マドリーだったような記憶があります。
 ただ、最近は外に出してしまう選手が多いですよね。カンビアッソはアルゼンチン人ですけど、レアル・マドリーの下部組織出身であり、下部組織の強さを示すとともに、外に出してしまった例でもありました。

-----引用 ここから-----
地元のクラブチームであるアルヘンティノス・ジュニアーズで競技生活を開始。1996年、15歳でレアル・マドリードに移籍し、レアル・マドリードBでプレー。経験を積むためにアルゼンチンのCAインデペンディエンテとCAリーベル・プレートにレンタル移籍をした後、2002年にレアル・マドリードへ復帰。銀河系軍団と呼ばれたチームにおいてクロード・マケレレと共にピボーテとしてチームを支えた。
-----引用 ここまで-----

 カンビアッソはマケレレのようなガチガチに守備的なタイプではなく、パスを回せるタイプ。あまり褒められていませんでしたけど、私はむしろパスにセンスを感じて好きでした。




■2018/06/18 アルゼンチンは強くない?メッシ頼りで世代交代にも失敗

ロシア・ワールドカップ(W杯)グループD第1節 アルゼンチン 1-1 アイスランド

 アルゼンチンはチリ代表で好きだったサンパオリ監督。ただ、サンパオリ監督らしいチームになっているか?というとそうではなく、メッシだよりのチームは変わらず。就任前の成績が多いでしょうが、予選ではメッシが出たゲームがほとんど勝って、出なかったゲームでほとんど勝てなかったようです。極端ですね。
 ブラジルワールドカップでもメッシだよりであって、それでも準優勝。勝てるのですけど、チームとしては全然できておらず、今大会こそ良くないんじゃないかと。しかも、世代交代に失敗したというのも痛いです。この試合も負けるんじゃないかと予想して見ていました。
 一応全くタレントがいないという意味ではなく、今日の1点も個の力でとったすごいゴール。メッシを見すぎ…というか、メッシに遠慮しすぎ…というか。また、守備面でも不安を感じます。
GK
23 カバジェロ 5.5
DF
18 エドゥアルド サルビオ 5.0
 28歳。サイドバックは悩んでいると聞いていたんですが、事前の予想とは違う起用。攻撃で良いところ見えたと思ったら、本来は攻撃の選手なんだそうな。
 高めの位置でカットして取り返すと、そのまま右を駆け上がり、深いところで折り返し。スピードと迫力あった。
 右で縦に抜いてくるプレーの他、横方向へドリブルしながらボールを入れるプレーも。
17 オタメンディ 6.0
16 マルコス ロホ 5.5
 28歳。CB。押し込んでいるときに上がってきて低いシュート。シュート自体は強烈ではないものの、こうやって上がってくるとマークがつかずフリーになるので、非常に良い判断だなと思った。すると、このシュートをFWがトラップして拾ってゴールに。
3 タグリアフィコ 5.5
MF
13 メサ 5.0
(→イグアイン -)
14 ハビエル・マスチェラーノ 5.5
 アルゼンチン好きな選手いないしなぁと思っていたら、マスチェラーノがいましたわ。しかし、34歳。さすがに落ちたと聞いていました。見てみると、そうは言ってもうまいこと取っているところがあったのですけど、回数が少なかったですね。年齢考えると仕方ないです。
5 ビリア 5.0
(→エベル・バネガ 5.5)
 29歳。メッシだよりと書いたものの、彼が入ってから受けどころとなって、やっと選択肢が増えた感じ。途中投入のバネガとパボンは、メッシの負担を減らせていました。
 サイドチェンジのボールを何度も入れていたのが目立ちました。ふわっと浮かして裏へのボールを入れるなど技術を感じさせる選手。
11 ディ・マリア 5.0
(→クリスティアン・パボン 5.5)
 22歳。左サイドでプレー。右利きでドリブルとスピードあると聞いて見たかった選手。可能性を感じるプレーがあり、ちょくちょく良いところ見せていました。好きそうなタイプ。
 仕掛けていって足かけられてしまったプレイ。PKはとられず。あと、「GKに向かっていくボール」とのメモはクロスのことかな?右利きで左サイドですからね。弾いてチャンスになりそうなところでした。さらに、突破して左足の方でもクロス入れていました。
FW
10 メッシ 5.0
 後ろから奪い取るところあり、ひょっとして最近は守備も頑張るの?と思ったらやっぱりそうでもなく。コンディションはよくなさそうですね。持っているものが違うので、メッシだよりになってもなにかしてくれそうな感じあるのですけど、キレは彼にしてはイマイチでした。
 また、FKが何度かあったものの、最後まで精度が上がらず。やはりまだベストではないんだと思います。アルゼンチンの場合は目標は上であり、ここがベストではないのはまあしゃーないですけどね。
 とはいえ、PKまで失敗してしまったのは致命的。気持ちが入っていない感じなので、外すかも…と思ったら止められました。忘れたのですけど、GKの取りやすいちょうど良い高さのボール蹴ったのがメッシでしたっけ?GKにピタリと合ってしまうキックをしている選手がいました。
19 アグエロ 6.5
 味方の低いミドルシュートをしっかりトラップして、ターンして左上にものすごいシュート決めて先制。能力はあるんで、もっと遠慮せずにプレーしていいんですけどね。
(採点とメンバーは、レーティング:アルゼンチン 1-1 アイスランド《ロシアW杯》【超ワールドサッカー】より)



■2018/07/01 W杯アルゼンチン敗退でもメッシは悔しがる様子見せず…

ロシア・ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦 フランス 4-3 アルゼンチン
【フランス】グリーズマン(前13[PK])パヴァール(後12)ムバッペ(後19)ムバッペ(後23)
【アルゼンチン】ディ・マリア(前41)メルカド(後3)アグエロ(後48)

 ノックアウトステージ初戦から豪華な対決!とテレビでは紹介していたものの、今回のアルゼンチンは全く強くありません。予選で苦労しても本大会では活躍するといったこともあるにはあるものの、グループリーグ初戦を見てこりゃダメなチームだなと。メッシ頼りを抜け出せず、チームとしてのまとまりがありません。フランスは若くて乗りそうだということもあり、大量得点差すら私は予想していました。
 フランスは若すぎるので、がたっと崩れる可能性もあるだろう とも思いますが、アルゼンチンは持ってくれるのでカウンターが狙えてやりやすいチーム。相性もバッチリです。得点入る前から、アルゼンチンがキープしてなんとなく攻めるものの、チャンスは全然でカウンター狙われるという予想通りの悪い形になっていました。
 ただ、予想外だったことに、ほとんどチャンスがない中でアルゼンチンが決めてきて同点。さらに逆転まで行きます。こうなってから、やっとフランスが持って攻める形が出てきました。若いですけど、崩れることはなく、あっさり同点。さらにカウンターが効きまくって4-2。そのままのスコアで終われないところはやはりちょっと脆いですけど、順当にフランスが勝ちました。
[GK]
12 フランコ・アルマーニ 5.5
 31歳。正GKロメロが怪我、代わりにカバジェロが出ていたものの、2戦目でミスして変えられたみたいですね。3戦目でいきなり代表デビューしたそうな。そういったこともあってか、DFと譲り合う危ないプレーがありました。
[DF]
2 ガブリエル・メルカド 5.5
3 ニコラス・タグリアフィコ 5.5
16 マルコス・ロホ 5(46分OUT)
 28歳。CB。エムバペにやられてPKで失点でなおかつイエローカードでボロボロ。これで積極的に行けなくなったせいか、45分でCBが交代するという珍しいことに。
17 ニコラス・オタメンディ 5.5
[MF]
7 エベル・バネガ 5.5
 29歳。初戦はスタメンでなかったものの、メッシ頼りのプレーが多いチームの中、ボールを引き出す役割を果たしてゲームを作ろうというところが見られたので、彼の先発起用は正解だったろうと思います。
 ただ、 ワールドクラスの選手ではないがために、レベルが高い今回の試合ではあまり良いところを作れず。力不足なところがありました。
14 ハビエル・マスチェラーノ 5.5
 34歳。中盤の3人でははっきり守備的な選手でボールを拾っていました。右から左へのピタリの素晴らしいサイドチェンジ、オフサイドっぽかったものの裏への良いスルーパスも見られました。ただ、やはり年齢が年齢だけに以前ほどはすごさがなかったですね。
15 エンソ・ペレス 6(66分OUT)
[FW]
10 リオネル・メッシ 6
 31歳。フランスの守備が良かったということもあるものの、元気なかったですね。調子が上がっていなくて体が重そうですし、気持ちも乗っていない感じ。気負いすぎというのではなく、悲しそうにプレーしていました。他の選手含めて、9割アルゼンチンというサポーターの後押しはあまり届いていないようでした。
 終わった後ちょっと見ていると、悔しがる様子は見えず。呆然としているというのに近いものの、笑顔で応じる余裕はありますので、またちょっと違います。予選でもグループリーグでも苦しみ、チームが強くないことをわかっていたのかもしれません。一番近そうな言い方は諦めのある無力感といったものでしょうか。
 CKでDFが前にいたのにシュートという選択。シュートを避けようとした感じの味方RSBメルカドの足に当たりラッキーなゴールに。メルカドの得点となりました。一応アシストです。
  これもまぐれみたいなものでほぼ全く良いところなかったものの、アルゼンチンが高い位置でカットして、フリーでスピードを持ったドリブルができてやっと見せ場。右足のシュートは力がなく、やはりパッとしなかったものの、その後もスルーパスが出ていました。
  さらに、ゴールから離れたところだったせいか、マークされていなかったところで、逆サイド裏のアグエロに合わせてアシスト。レベルの高さは見せましたし、フリーならやはり仕事ができるということ。フランスが強く、アルゼンチンが力不足だったというのもあるかもしれませんね。
11 アンヘル・ディ・マリア 6.5
 30歳。LWG。全く目立っていなかったのに、スローインから中央で2人も空いていたところ、距離はあったのですけど、左足で右に決めました。形ができたわけでなく、ワンチャンスで。これで乗ったのか、後半は良いドリブルが繰り返し出るようになりました。
22 クリスティアン・パボン 5(75分OUT)
 22歳。RWG。今日は右で先発。右を通って走ったSBにふわっと出してチャンス。右からの低いボールもおもしろいものがありました。一方で、トラップが大きくなるところがいくつか、また、後半は全然。さらに、彼のサイドでは守備面の悪さを指摘されており、全体としては悪かった感じです。
[交代出場]
6 フェデリコ・ファシオ 6(46分IN)
 31歳。イエローカードをもらっていたせいか、後半頭からCBが交代という珍しいことに。 長身選手であり、エムバペ対策ではなくジルーの方に。左にタグリアフィコが回りました。
 初出場であり、同じくほとんど試合経験のないGKと譲り合って危ない場面がありました。
19 セルヒオ・アグエロ 6.5(66分IN)
13 マクシミリアーノ・メサ 5.5(75分IN)
(【フランス4-3アルゼンチン|採点・寸評】 1998年大会のオーウェンを想起させたエムバペの衝撃。文句なしのMOMに! | サッカーダイジェストWebより)




■2019/12/06 ブラジルワールドカップ決勝、選手交代が完全に裏目に出て敗戦

 2014年のブラジルワールドカップ決勝、アルゼンチン戦のメモから。メンバーと採点は、レーティング:ドイツ 1-0 アルゼンチン《ブラジル・ワールドカップ》【超ワールドサッカー】より。

GK 1 ロメロ 6.0
 DF裏に良いカバー。そばに選手がいて邪魔しておりオフサイドだったが、そのシュートも好セーブ。本来2ndキーパーだったそうだけど、「乗ってきたのでは?」と解説の岡田さん。
DF
4 サバレタ 5.5
 RSB。センターラインのあたりですすっと抜く良いドリブル。倒される。ドリブルなかなかうまいですね。低い位置のプレーとはいえ、ドイツの選手は少し苦労している感じでした。
15 デミチェリス 5.5
2 ガライ 6.0
 裏へのボールをうまくカバーする場面がありました。
16 ロホ 5.5
 LSB。延長でチャンスだたパラシオへのボールは彼じゃないかな?と思ったものの、記事では言及ありませんでした。
MF
22 ラベッシ 6.0
 LSH。カウンター、良いボールではなかったところを頑張ってものにして、チャンスに変えるプレー。右でフリーになりゴールしたがオフサイド。どんどん仕掛けていて、今日もいい。…と思ったら、45分で交代。交代したアグエロは実績ある選手とはいえ、もったいなすぎる。そして、そのアグエロが復調しておらず、完全に裏目に。別の選手との交代という選択肢もあったはずで、やはりもったいなかった。
(→アグエロ 5.0)
 4-3-3にしてLWGに。ただ、プレーは全く目立たず。記事でも「負傷明けでコンディション不良か、精彩を欠いた」とされていた。
6 ビリア 6.0
14 マスチェラーノ 6.5
 DH。ミスも好パスもあり。後半開始すぐ、オフサイドだったが、裏への好ボール。守備でも低い位置でのミスのところにカバー。トラップミスして、後ろからタックルしてしまってイエロー。ただ、大きく響かなかった模様。中央低いところから上がったLSBをよく見ていてボールを出しチャンスに。攻守に良い出来。延長でも本当危ないところを察知するのがうまいな、という。ヘディングのクリアあり。また、クロスにスライディングで入って反応しているところも。(これは実際にその前でカット入ったって意味かな?)

8 E・ペレス 6.0
(→ガゴ 5.5)
FW
10 メッシ 5.5
 前半はオフサイドかなってところで抜けてきて、GKまで交わしてというところ。DFにカバー入れられて打てなかったが惜しかった。後半RWGに回ってすぐチャンス。すごい早さで抜いてからシュートまで。このサイドを攻められるようになったものの、相手も攻めるサイドになってやり合いに。
 一方、延長ではほとんど触れず。最後の最後にドリブルから良い位置でのFK。しかし、これを浮かせてしまう。疲労たまると浮きやすいですよね。

9 イグアイン 5.5
 バックパスのヘディングでパスされたビッグチャンスを決められず。オフサイドかなと思ってみていたものの、そもそもドイツの選手だった。右からのクロスにきれいに合わせる場面もあったものの、これは本当にオフサイド。(→パラシオ 5.5)
 延長で相手DFがかぶってしまってフリーのビッグチャンス。しかし、トラップが悪くてGKに出られてしまい、浮かせたボールも外に。


2024年5月5日日曜日

一度にイエローカード2枚で退場…あり得ることなのか?

■2019/02/08 一度にイエローカード2枚で退場…あり得ることなのか?



■2019/02/08 一度にイエローカード2枚で退場…あり得ることなのか?

 現役引退を表明した36歳の元北アイルランド代表MFクリス・ベアードのニュース。彼が「2015年9月7日に行われたEURO2016予選のハンガリー戦では1度に2枚のイエローカードを提示されて退場するという珍事を経験していた」とされていて、不思議に思いました。
 最初、審判がおかしなことをしたのかな?と思ったのですけど、以下のような経緯を読むと納得。普通にあり得ることでした。

(1)ベアードがタックルで相手を倒す。
(2)しかし、そのままハンガリーの選手にボールが渡ったためプレー続行の判断。
(3)プレーが途切れないうちに再びベアードがタックルで相手を倒し、今度は笛。
(4)主審は1度目のタックルと2度目のタックル、それぞれイエローカードに該当するとして2回提示。さらにレッドカードも提示し、ベアードは退場に。


 プレーが途切れないままに、警告に値するタックルを2度やったってことですね。十二分にあり得ることであり、むしろもっと起こりそうなことなのに…と思ってしまいました。


2024年5月4日土曜日

ハーランドは「間違ったクラブに入った」「チーム劣化」 得点量産なのに叩かれる

■2019/06/02 ノルウェーが12ゴール、ハーランドが9点でトリプルハットトリック
■2021/10/20 メッシやムバッペを上回るスピードでチャンピオンズリーグでゴール量産
■2023/02/21 ハーランドは「間違ったクラブに入った」「チーム劣化」 得点量産なのに叩かれる



■2019/06/02 ノルウェーが12ゴール、ハーランドが9点でトリプルハットトリック

 近年は代表同士のレベル差が少なくなっていて大量ゴールは生まれにくいのではないか?と思っていたのですけど、 U-20ワールドカップ・グループステージC組第3節、ノルウェー対ホンジュラスの試合で、ノルウェーが12-0という驚異的なスコアで大勝しました。
 そこまで力の差がないのではないというのは、ノルウェーチームの状況からも言えます。グループを3位で終えており、他グループの結果次第ではこのまま敗退となる可能性もあるとのこと。全然圧倒的に強いチームではありませんでした。

 とりあえず、結果はこのような大量得点試合でしたので、歴史に残る記録となっています。 国際サッカー連盟(FIFA)公式サイトによれば、12-0というスコアはU-20ワールドカップにおける最多得点差試合の新記録。過去には1997年大会の決勝トーナメント1回戦でブラジルがベルギーに10-0の勝利を収めたのが最多だったそうです。
 さらに、18歳の長身FWアーリング・ブラウト・ハーランドは、なんと9得点。これまで無得点だったのが、いきなり一気に2位を6点引き離しての得点ランク首位に。2011年大会でアルゼンチンのハビエル・サビオラが記録した11得点の大会最多記録にも迫っていますが、チームの状況からすると難しいかもしれません。
 ただ、トリプルハットトリック自体は当然記録に。 1997年大会のブラジルが韓国に10-3の勝利を収めたグループステージの試合で、FWアダイウトンが6ゴールを挙げたのがこれまでの最多記録でした。

  このハーランドも当然注目されるでしょう。リーズやマンチェスター・シティなどでプレーした元ノルウェー代表DFのアルフ=インゲ・ハーランドさんを父に持ち、15歳でノルウェー2部リーグにデビュー。2018シーズンには18歳ながらも1部リーグで二桁得点の活躍。2019年1月にはオーストリアのレッドブル・ザルツブルクに加入してFW南野拓実とチームメートになっていました。今後の活躍を期待できそうな若手選手です。
(ノルウェーFW、“トリプルハット”で大会記録大幅更新。得点ランクも独走【U-20W杯】YOUフットボールチャンネル | スポーツ | 2019年05月31日より)
https://pex.jp/point_news/ee06dec83d100c96d0d5f4d19248739e


■2021/10/20 メッシやムバッペを上回るスピードでチャンピオンズリーグでゴール量産

 すぐ書こうと思って忘れていた2021年6月29日の<12戦16発!ノルウェーの怪物ハーランドがCLでも史上最速ペースでゴールを量産 | Goal.com>というニュース。
 アーリング・ブラウト・ハーランドはその後、ザルツブルクからボルシア・ドルトムントへステップアップ。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)第4節のクラブ・ブルージュ戦では2ゴールを決めて3-0の勝利に貢献。UEFAチャンピオンズリーグにおいて、史上最速ペースでゴールを量産しているとされていました。

<20歳のハーランドは、これでCLのコンペティションにおいて12試合16ゴールをマーク。『Opta』によると16ゴールをマークした史上最速ペースで、この記録はリオネル・メッシやキリアン・ムバッペを上回るものになっている>

 なお、Wikipediaによると、この1年前のチャンピオンズリーグ・ラウンド16のパリ・サンジェルマン戦で2ゴールを挙げ、CL二桁ゴールを達成したときには、大会史上最年少となる19歳212日でのCL二桁ゴールだったとのこと。上記のニュースはその後も最速ペースでゴールを量産している…という話になっています。



■2023/02/21 ハーランドは「間違ったクラブに入った」「チーム劣化」 得点量産なのに叩かれる

 その後さらにマンチェスター・シティに移籍したハーランドに関して、<「間違ったクラブに入った」「シティは劣化」英レジェンドがハーランドを巡り衝撃発言!トッテナム戦では完全沈黙、20年9月以来の…>(23/2/6(月) 16:34配信 SOCCER DIGEST Web)という記事が出ていました。

 2023年2月5日に開催されたプレミアリーグ第22節で、2位のマンチェスター・シティは、5位のトッテナムと敵地で対戦。0-1で敗れました。これに、元イングランド代表DFジェイミー・キャラガーさんが「自分のベストを引き出すためのクラブ選択を間違ってしまったかもしれない」と指摘していたそうです。

「我々はハーランドの60%しか見ていないのではないか。今シーズン初戦のウェストハム戦でのゴールを振り返ってみよう。彼は背後のスペースに、あのように走り出すことを得意としている。ただ、シティではあのような場面はあまりないだろう。彼はドルトムントのようなカウンターアタックのチームから来て、エンドからエンドへと走る爆発的なスピードを持っているのに、だ。
 シティはチームとしてエンド・トゥ・エンドのフットボールをしたりしない。それはペップ・グアルディオラの戦い方ではない。彼の選手にはエンド・トゥ・エンドでプレーするエネルギーもパワーもスピードもないからね。ハーランドは今後もリーグで25ゴールを決めるだろう。だがシティでは彼のフルパッケージが見えてこない」
https://news.yahoo.co.jp/articles/aec77abfb16ed61a128f243ed19bfaec68f43ec3/

 リバプールのレジェンドは、偽9番を多用してきたシティが優秀な9番の獲得により、「別のチーム、劣ったチームになってしまった」とも訴えたといいます。
 こうしたコメントだけ見ると、理解できるもの。しかし、ヤフーニュースコメント欄は以下のように否定的なコメントが多くなっていました。
 なぜか?と言うと、そもそもハーランドはマンチェスター・シティでも得点を量産しているためです。

得点ランキング - プレミアリーグ : 日刊スポーツ
順位     選手名 (所属)     年齢=出身地     得 点     試 合
1     ハーランド(マンチェスターC)     22 = ノルウェー     26     23
2     ケーン(トットナム)     29 = イングランド     17     24
3     ラッシュフォード(マンチェスターU)     25 = イングランド     14     24
3     トニー(ブレントフォード)     26 = イングランド     14     21
5     ミトロビッチ(フラム)     28 = セルビア     11     19
(24     三笘(ブライトン)     25 = 日本     5     17)
https://www.nikkansports.com/soccer/world/premier/data/ranking/

<三笘はハーランドの半分も得点してないのに賞賛、それより順位も得点も上にいるハーランドがボコボコに批判を受ける。
こう言うのは意味がわからないね。ロナウドもそうだったけどとりあえずタイトルが取れない理由を1番有名な選手にすれば良いって自分のバカさ加減を理解できない奴が批判してんだよ。勝てない理由は1人ではなく全員にあるし、大小でいうならチーム得点王のハーランドは確実に勝てない理由としては弱い>

<要するにハーランドは60%の力でもプレミアで得点王を独走できるけど、シティでは100%の力を出せないから勿体ないて事でしょ。
まあハーランドが化け物だって事だね>

<勝手なもんだな。
あれだけ得点して来たクラブでもCLで敗れればセンターフォワードが必要だといい、今度はゼロトップの方が良かったと言う。
ここ数年の勝ち点、得点の記録見てみろ>

<ハーランドの動きを見てボールを出せるのは現状デブライネ、ギュンドアン、フォーデンの3人。3人揃ってる時はハーランドがすごい活きてるし1人もいないときは明らかに孤立してる>

 ハーランドにとって「ベストなチームではない」という可能性はあり、「ハーランドにとってもマンチェスター・シティにとってももったいない」ということはあるかもしれないですが、少なくともハーランドがすごい選手であることには変わらないでしょうね。


2024年5月2日木曜日

買い取り義務条項回避で、日本人選手がシーズン残り出場なしに!

■2019/04/10 レンタル移籍のオプション 規定試合数でボーナスなど
■2019/04/10 浅野拓磨はもう出場せず、クラブが完全移籍にしたくないため



■2019/04/10 レンタル移籍のオプション 規定試合数でボーナスなど

  レンタル移籍などの移籍には様々な条件、オプションがついていることがあります。例えば、出場試合数やゴール数などでボーナスが出るといったもの。多くの場合、選手へのボーナスではなく、選手を借りているクラブの方へ料金を支払うというものです。
 貸した選手が活躍したんだからと、当初の支払額以上に支払うんですね。逆に安めに設定しておいて、予想通り活躍したら本来の料金を支払うとも考えられるかもしれません。
 基本的には、選手が活躍してチームに貢献するために、借り手も貸し手も(多くの場合、選手も)ハッピーなわけです。

  ボーナスとはちょっと違うものの、アンデルレヒトからシャルルロワにシーズン終了までの期限付きで加入した森岡亮太選手のケースもハッピーなことになりました。
 シャルルロワは盛岡を7試合に先発起用した時点で150万ユーロ(約1億8800万円)の買い取り義務があったと報じられています。アンデルレヒトでは十分に出番を得られなかったものの、移籍後は2ゴールを記録するなどトップ下としてチームに欠かせない存在になり、この試合数を満たしました。オプションが発生したと考えられます。
(森岡亮太がシャルルロワに完全移籍へ…条件を満たし、今夏の買取行使が決定か | Goal.comより)


■2019/04/10 買い取り義務条項回避で、日本人選手がシーズン残り出場なしに!

 一方で、なかなか珍しい事態になったのが、 アーセナルからハノーファーへ貸し出されていた浅野拓磨のケースです。
 今季ハノーファーでリーグ戦13試合、公式戦合計15試合に出場。浅野の場合、あと1試合に出場することで、契約に設定された買い取り義務条項が発効する条件が満たされ、完全移籍となります。
 ところが、 マルティン・キント会長がトーマス・ドル監督に対し書面で浅野の起用をしないようにとの通達をしたとのこと。監督しても浅野を使いたくなかったわけではなく、チームも低迷状態。是非使いたいという状態のはずです。
 ただ、 ハノーファーの場合は、低迷の度が過ぎていたみたいですね。最下位で2部降格が確実な状態。仮に2部で戦う事になった場合、最大で350万ユーロ(約4億3800万円)ともされる移籍金を支払って浅野を獲得する事は難しいとクラブ側は判断したようです。
 ドル監督は「こんなことは監督生活18年の中で初めてだ」「経済的な側面から下された決定だ。我々はクラブに雇われている以上、従わなくてはならない」と残念がっていました。
(野拓磨、今季残り試合は出場なしへ。監督「経済的側面から下された決定」フットボールチャンネル | スポーツ | 2019年04月08日より)
https://pex.jp/point_news/d71e0750306dd7fe3e3b9f8eecd60fab


鹿児島出身・鹿児島実業ベスト11 遠藤保仁と稲本潤一どっちも鹿児島県出身だと!?

■2019/02/12 鹿児島実業ベスト11 遠藤保仁・城彰二・松井大輔・前園真聖など
■2019/07/11 遠藤保仁と稲本潤一どっちも鹿児島県出身だと!?
■2019/07/11 好きな選手ベスト11 Wikipediaに忘れられていた久永辰徳など
■2019/02/12 J1試合数200試合超えでも選外、岩下敬輔・上本大海・赤嶺真吾ら
■2019/07/11 その他の鹿児島県出身者では鹿児島城西の中山博貴など
■2016/6/3  鹿児島実業高校で気に入った渡邊辰巳、ところが…



■2019/02/12 鹿児島実業ベスト11 遠藤保仁・城彰二・松井大輔・前園真聖など

 鹿児島実業はすごい豪華ですね。ただ、好きな選手ベスト11を選べるほど、集められませんでしたので、鹿児島県出身者も含めて鹿児島ゆかりの選手ベスト11にして後ほど。
 普通のベスト11は試合数ベースでなるべく客観的に選んでいます。なぜかCBがやたらと豪華で悩みました。(鹿児島実業のWikipediaなどを参照)

<鹿児島実業出身者ベスト11>
GK 慶越雄二(元U-18日本代表GKコーチ) 鹿児島県出身。
 J・7 JSL1部・46 ヴェルディの印象が強かったけど、長かったのが松下(ガンバ)、出場数ではアビスパ福岡でした
CB、SB    那須大亮(ヴィッセル神戸 元アテネ五輪代表)鹿児島県出身。
 J1・400 積極的なDFをしていた選手だったような。結構当時は評価していた選手だったと思います。
CB、SB、DH    伊野波雅彦(ヴィッセル神戸 元日本代表)宮崎県出身。
 代表21 J1・243 私が見たのは鹿島でCB。スピードのあるタイプでめちゃくちゃ好きでした。でも、いつの間にか鹿島からいなくなっていて残念に思っていた選手。結構代表で試合出た経験あると今知りました。
LSB,RCB,CB    藤山竜仁(元コンサドーレ札幌)鹿児島県出身。
 J1・193 東京ガスのイメージですが、ライバルだったコンサに加入。好きじゃないし、最初良さもわからなかったものの、良い選手でしたね。
LSB    片野坂知宏(元大分トリニータ)鹿児島県出身。
 J1・212 好きじゃなかったですが、良い選手だった記憶。
DH    遠藤保仁(日本代表)鹿児島県出身。
 代表152 J1・602 黄金世代では一番評価していなかったDHだったのに、日本代表の国際Aマッチ出場数最多記録保持者という、ある意味日本一のサッカー選手に。見る目なかったですわ。
DH、LSH、RSB    遠藤彰弘(元日本代表)鹿児島県出身。
 代表0 J1・228 遠藤保仁の兄。下手なわけじゃないものの、技術が抜けているわけではなく、仕事人的なタイプ。
MF    松井大輔(横浜FC 元日本代表 10WC出場)京都府出身。
 代表31 J1・95 リーグ・アン148 高校時代は評価していなかったのですけど、京都で見て大好きに。アイデアが豊富なだけでなく、運動量にも感心しました。
MF    前園真聖(元日本代表)鹿児島県出身。
 代表19 J1・191 フリューゲルス時代は止められなくてキレッキレだったんですが、その後驚くほど抜けなくなりました。あれはなんだったのか?
FW    城彰二(元日本代表・98WC出場)北海道出身。
 代表35 J1・230 好きではなかったものの、なんだかんだで良い選手。彼のおかげでリーガをたくさん見れました。
FW    平瀬智行(元ベガルタ仙台 元日本代表)鹿児島県出身。
 代表2 J1・180 鹿島では柳沢派で、確か当時は評価もしていませんでした。でも、良い選手って言って良かったかもしれませんね。




■2019/07/11 遠藤保仁と稲本潤一どっちも鹿児島県出身だと!?

 まだ全然選んでないんですけど、鹿児島県出身者でのベスト11も。 鹿児島実業ベスト11では出身地もメモしており、そこらへんをとりあえず流用しています。(前述のものに加えて、鹿児島県出身の人物一覧 - Wikipediaを参考に)

<鹿児島実業出身者ベスト11>
GK 徳重健太(V・ファーレン長崎):薩摩川内市
 J1     140 鹿児島県鹿児島市出身。薩摩川内市と書いているところもあり分かれています。元々は鹿児島実業高校への進学を希望していたが金銭面の問題で両親に説得され国見高校へ進学したとのこと。なぜか国見は好きな選手が少ないんですけど、彼は結構好きだったと思います。ただ、代表入りしませんでしたし、それほど伸びませんでしたね。
CB、SB    那須大亮(ヴィッセル神戸 元アテネ五輪代表)鹿児島県出身。
LSB,RCB,CB    藤山竜仁(元コンサドーレ札幌)鹿児島県出身。
LSB    片野坂知宏(元大分トリニータ)鹿児島県出身。
DH    遠藤保仁(日本代表)鹿児島県出身。
DH 稲本潤一:湧水町
代表82 プレミア 66 J1 225 えーっ!と驚いたのが稲本。稲本と遠藤どっちも鹿児島県出身って豪華すぎます。どちらもガンバ大阪の印象が強いですが、稲本は実質大阪出身と言ったほうが良いのかも。鹿児島県姶良郡湧水町生まれ、大阪府堺市育ち。生後まもなく鹿児島県から大阪に転居しているそうです。
DH、LSH、RSB    遠藤彰弘(元日本代表)鹿児島県出身。
MF    前園真聖(元日本代表)鹿児島県出身。
FW    平瀬智行(元ベガルタ仙台 元日本代表)鹿児島県出身。
FW 大迫勇也(1.FCケルン):南さつま市 鹿児島城西高校
 ブンデス1部     129 J1 139 彼も私の好きな鹿島出身の選手ですね。好きなタイプではなく、正直期待していなかったのですが、いまや日本の歴史に残る名FWになりました。




■2019/07/11 好きな選手ベスト11 Wikipediaに忘れられていた久永辰徳など

 鹿児島県出身・鹿児島実業出身者両方を入れたものでの好きな選手ベスト11。これでも好きな選手ベスト11にできなかったので、かなり適当に入れちゃいました。逆に大して好きでもないのに選んで申し訳ありませんといった感じに…。

<鹿児島県出身・鹿児島実業出身者・好きな選手>
GK 徳重健太 3(V・ファーレン長崎):薩摩川内市 3
CB    前田浩二 2(元ガイナーレ鳥取監督) 鹿児島県出身・鹿児島実業
 J1・125 フリューゲルスの印象。ガンガン行く感じで良いイメージが残っていましたが、178cmでそう大きくなかったんですね。出場試合数少なかったので、普通のベスト11からは外しました。
CB、SB    那須大亮 3 鹿児島県出身・鹿児島実業
CB、SB、DH    伊野波雅彦 7 宮崎県出身・鹿児島実業
DH    遠藤保仁 2 鹿児島県出身・鹿児島実業
DH 稲本潤一 2  湧水町
DH 永井篤志  1 鹿児島県出身・国見高校
 J1     35 J2     368 選ぶ選手がいなくて、DHだらけになりました。永井秀樹の弟ですね。お兄さんは大分県出身。モンテディオ山形でブレイクして、中心選手となりました。あんまりプレーは覚えていませんが、良かった気がするのと、ひょろっとした選手の印象が残っています。
MF 久永辰徳 7 姶良町・鹿児島実業
 J1     199 鹿児島実業出身なのに鹿児島実業のウィキペディアでは漏れていましたね。200試合近く出ているのに! で、大好きだったんですわ、彼。大成しなかったものの、好きだったドリブラー。当時のアビスパ福岡はなぜかめちゃくちゃ好きな選手多かったです。懐かしい!
MF    松井大輔 9 京都府出身・鹿児島実業
RSH 渡邊辰巳 3 鹿児島実業 2021/02/01に追加。後述の高校サッカーのメモで気に入った選手にしていたので追加しています。
FW 大迫勇也 1 南さつま市 鹿児島城西高校



■2019/02/12 J1試合数200試合超えでも選外、岩下敬輔・上本大海・赤嶺真吾ら

<その他のプロサッカー選手>
CB、DH、SB    岩下敬輔(アビスパ福岡 元日本代表)鹿児島県出身。
 代表0 J1・205 清水時代に見た気がしますがよく覚えていません。DHで見たかCBで見たかも不明。ガンガン身体の強さって感じのプレースタイルではなかったような? 代表歴あるそうですが、J1出場試合数が少なく、迷ってベスト11から外しました。鹿児島実業はCB豊富ですね。
CB    上本大海(鹿児島ユナイテッドFC)
 J1・230 鹿児島県出身。見たと思いますが、ほとんど記憶にないです。
FW 赤嶺真吾(ファジアーノ岡山FC) J1・249 沖縄県出身。東京で確実に見たはずですけど、思い出せず。ちょっとひょろっとした感じの選手だったかな。試合数的にはベスト11クラス。選んでも良かったかも。
RSB、LSH、RSH、LSB、DH 松下年宏(鹿児島ユナイテッドFC) J1・234 鹿児島県出身。高校時代良いと思った選手だと思ったら違った。前橋育英の松下裕樹だわ。 松下年宏は全然見た覚えないですね。代表歴ないため、ベスト11に選びませんでしたが、試合数は非常に多くてびっくり。
FW  田原豊(サムットソンクラームFC) 鹿児島県出身。 J1・95 好きなタイプではなかったとはいえ、高評価なのに伸びなすぎて驚きました。

    野見山秀樹(元ガンバ大阪) J1・2 MF 鹿児島県出身。
    田畑輝樹(元アルビレックス新潟 ビーチサッカー日本代表・07・08・09・11・13・15WC出場) J1・0 鹿児島県出身。
    椎原拓也 MF J1・0 鹿児島県出身。
    久留貴昭(元V・ファーレン長崎) J1・0 鹿児島県出身。
    諏訪園一吉 J1・0 鹿児島県出身。
    萩原達郎(元愛媛FC) J1・0 鹿児島県出身。
    登尾顕徳(鹿児島ユナイテッドFC・GM) DF J1・20 鹿児島県出身。
    柳崎祥兵(鹿児島ユナイテッドFC)MF J1・0 鹿児島県出身。
    赤尾公(鹿児島ユナイテッドFC) 鹿児島県出身。 MF J3
    諏訪園良平  鹿児島県出身。 MF JFL
    西岡謙太(鹿児島ユナイテッドFC) 愛媛県出身 MF J2
    永岩貞亮(鹿児島ユナイテッドFC) Wikipediaなし
    谷口功(鹿児島ユナイテッドFC) 大阪府出身 DF J2
    阪本一仁(FC岐阜) 奈良県出身 FW、MF J2
    木川渉(鹿児島ユナイテッドFC) Wikipediaなし
    山之内優貴(アルビレックス新潟シンガポール) 鹿児島県出身 MF J2
    福島立也(ヴェルスパ大分) 滋賀県出身 FW J2
    井上黎生人(ガイナーレ鳥取) 島根県出身 DF / MF J3
    大南拓磨(ジュビロ磐田) 愛知県出身 CB J1・6




■2019/07/11 その他の鹿児島県出身者では鹿児島城西の中山博貴など

 上記までで出てこなかった鹿児島県出身者…ですけど、目についたところをさっと除いただけなので、実はかなりダブっています。

中山博貴:鹿児島市、鹿児島城西高校
 J1     62 J2     159。2019/07/11の追記は彼のため。2004年SBSカップ(日本U-19 0-0 ブラジルU-19)にトップ下でスタメンでした。ただ、当時は平山が五輪で不在、リーグ戦のためか、森本・高柳・高萩・梶山と攻撃陣で多数不参加。私は不参加組を含めて、攻撃的MFは評価していなかった世代です。
 メモによると、目立たない時間長かったものの、FWを追い越してフリーになる良いプレーはひとつ。これ自体はダイレクトのキックをミスっていたようですが、後ろから来る難しいボールでやむを得ないところはあったでしょう。
 鹿児島県の高校でトップ下が得意で京都サンガへってのは、松井大輔と同じですね。中山の場合、京都一筋で引退まで。試合数にもかなり出ていて、かなり活躍した選手と言って良さそうでした。

徳重隆明(元徳島ヴォルティス):薩摩川内市
内山俊彦:出水市
田畑輝樹(東京レキオス)
田ノ上信也:薩摩川内市
長山一也:南さつま市
米田兼一郎:霧島市
萩原達郎:姶良町
挽地祐哉:鹿児島市
松下年宏(鹿児島ユナイテッドFC):鹿児島市
八反田康平(鹿児島ユナイテッドFC):鹿児島市
山内智裕
地主園秀美:霧島市
六反勇治(清水エスパルス):霧島市
谷口堅三(藤枝MYFC)
永畑祐樹(鹿児島ユナイテッドFC):出水市
登尾顕徳(鹿児島ユナイテッドFC・GM)
大迫希(藤枝MYFC):薩摩川内市
鮫島晃太(藤枝MYFC):枕崎市
川添孝一(サッカー解説者)
松澤隆司(鹿児島実業高等学校サッカー部総監督)
上川徹(サッカー審判員):鹿児島市
赤尾公(鹿児島ユナイテッドFC)
平秀斗(福島ユナイテッドFC)
後藤優介(大分トリニータ):鹿屋市
福島遼(元ザスパクサツ群馬)
福満隆貴(セレッソ大阪):鹿児島市
五領淳樹(鹿児島ユナイテッドFC):霧島市
中原秀人(鹿児島ユナイテッドFC):阿久根市
赤崎秀平(名古屋グランパス)
牧内慶太(SC相模原)
泊省吾(MIOびわこ滋賀)
麻生大治郎(ホンダロックSC)
山内晴貴(松江シティFC)
林友哉(カマタマーレ讃岐)
野嶽寛也(鹿児島ユナイテッドFC):鹿児島市
黒瀬純哉(テゲバジャーロ宮崎)
山下明日翔(元テゲバジャーロ宮崎)
木下裕貴(元FCマルヤス岡崎)
長谷川雄志(大分トリニータ)
久留貴昭(元V・ファーレン長崎):鹿屋市
中村亮(カマタマーレ讃岐)
若松賢治(元サンフレッチェ広島)




■2016/6/3  鹿児島実業高校で気に入った渡邊辰巳、ところが…

 2005年の高校選手権のメモから。鹿児島実業高校は決勝・準決勝両方のメモかな? でも、あまりメモしていません。決勝だけかも。守備的なMFの赤尾選手は「ロングシュートいいね」のみでした。JFLに行ったものの、すぐに引退。しかし、復帰して今はJ3みたいです。

-----引用 ここから-----
赤尾公 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B5%A4%E5%B0%BE%E5%85%AC

赤尾 公(あかお あきら、1988年2月15日 - )は、鹿児島県鹿児島市出身のサッカー選手、サッカー指導者。ポジションはミッドフィールダー。

鹿児島実業高校時代には2度の全国高等学校サッカー選手権大会に出場。2年時の第83回大会には優勝を経験。キャプテンを務めた3年時の第84回大会には決勝に進出したものの、乾貴士・青木孝太・楠神順平を擁する滋賀県立野洲高校に延長戦の末に敗れ準優勝に終わる。

高校卒業後は鹿屋体育大学に進学。4年時にはキャプテンを務めるなどチームの中心選手として活躍。

大学卒業後の2010年から、ガイナーレ鳥取に入団。前期16節の金沢戦で交代出場によりJFL初出場を果たすと、その1分後に初ゴールを決めチームの勝利に貢献した。同年シーズン終了後に現役を引退し、クラブスタッフとして鳥取に留まることとなった。鳥取のスクールコーチで、子供たちに「赤コーチ」と慕われていた。2011年よりアマチュア選手としてSC鳥取ドリームスに所属し、中国サッカーリーグ昇格に貢献。

2012年よりヴォルカ鹿児島で現役復帰。2014年より、鹿児島ユナイテッドFCに所属。ボランチながら8得点の結果を出し、チーム得点王となった。
-----引用 ここまで-----

 赤尾さんのところで、Wikipediaがなかった選手もいっしょに。あまりネガティブな話はしたくないのですが、落ち着きのないキックが気になった6番の選手。名前が聞き取れなくて「かにさわ?」と書いていたものの全く違っていて、上村豊和選手だったっぽいですね。特に情報なし。ただ、あまりにも名前が違うので別の方でしょうか?

 私が一番気に入ったのは、全然放送では褒められていなかった渡辺という右SHの選手。調べると、渡邊辰巳選手っぽいですね。右で抜けて切り返してクロスバーなど、可能性を感じさせるプレーを披露。大会優秀選手にも選ばれていました。ところが、プロ入りはならなかったようです。

-----引用 ここから-----
IDサッカー : 第83回高校サッカー選手権優秀選手(2005)

MF 渡邊辰巳(鹿児島実業)→早稲田大学→鹿児島銀行
http://blog.livedoor.jp/goldenalljapan/archives/51972900.html
-----引用 ここまで-----

 ついでにFWの山下真太郎選手も。4ゴールで得点王、中心だった…らしいのですが、私の目では目立っていないように。調べてみると、こちらはWikipediaがありました。Wikipediaは右枠で鹿児島県出身、本文で東京都出身と書いてあります。

-----引用 ここから-----
山下 真太郎(やました しんたろう、1986年4月2日 - )は、東京都出身のサッカー選手。ポジションはFW。

 来歴

2003年、鹿児島実業高等学校2年時に出場した全国高校サッカー選手権で2得点した。2004年、3年時にも同大会に出場し、得点王(4得点)を獲得する活躍で鹿児島実業の9年ぶりの優勝に貢献した。同期に岩下敬輔がいる。進学した駒澤大学ではなかなか出場機会に恵まれなかったが、4年次にリーグ戦初出場を果たした。

2009年に平岩宗とともに横河武蔵野FCに入団し、同年のリーグ戦5試合に出場した。

2013年に東京開催の国体の青年部のサッカーチームのキャプテンに任命される。

所属クラブ

    鹿児島実業高等学校
    駒澤大学
    2009年 - 2011年 横河武蔵野FC (引用者注:JFL)
    2012年 - エリースFC東京 (引用者注:関東1部)
-----引用 ここまで-----

メキシコ代表注目選手は、アルバレス、ヒメネス、グアルダード、オチョアなど

■2018/12/17  国民の3割がサポーターのグアダラハラ、メキシコ人選手だけで構成
■2020/05/24 外国人選手いるメキシコ悪役クラブが人気なのはなぜ?メキシコ人純正クラブより人気
■2022/10/28 メキシコ代表注目選手は、アルバレス、ヒメネス、グアルダード、オチョアなど
■2022/11/23 オチョア、ロサーノが良かったメキシコ 注目アルバレスはミスもありいまいち
■2022/12/14 メキシコ代表に突然ルイス・チャベスというすごいMFが登場する
■2022/08/03 メキシコ代表FWらしからぬFWが、W杯注目選手11名の1人に選ばれる…
■2018/07/03 メキシコの好きな選手 ラファエル・マルケス、グアルダードなど
■2018/06/19 予想外ではない!メキシコが期待通り王者ドイツに勝利
■2018/06/19 もうマルケスいないし…と思ったら出てきてびっくり!39歳だぞ!?
■2018/06/24 試合巧者なメキシコ、1点取った時点でほぼ勝利が確定
■2018/06/24 交代の3人マルケス、ヘスス・コロナ、ドス・サントスも良い選手
■2018/07/03 ブラジル相手に前半は押し込むが、後半の交代でやや自滅の格好のメキシコ



■2018/12/17  国民の3割がサポーターのグアダラハラ、メキシコ人選手だけで構成

2018/12/15 クラブワールドカップ準々決勝 鹿島アントラーズ(日本)3 - 2グアダラハラ(メキシコ)
    【49分】MF 6 永木 亮太    【69分】MF 18 セルジーニョ    【84分】FW 30 安部 裕葵
    【3分】FW 14 サルディバル    【94分】MF 4 レオ シルバ(オウンゴール)

 聞いた覚えなかったんですが、グアダラハラはメキシコ第2の都市。サッカークラブとしては、CDグアダラハラまたはチーバス・グアダラハラとも呼ばれます。グアダラハラはスペインのグアダラハラが由来で、ややこしいことにそちらにもCDグアダラハラがあるみたいですね。
 創設当初を除けばメキシコ国外出身選手と契約したことが無く、メキシコ人選手だけで構成されるメキシコ唯一のクラブ。放送によると、100年以上メキシコ人でやっているそうな。
 そのせいか、2007年にグルポ・レフォルマが行った調査によると、メキシコの人口のうち28%(第1位)がチーバスのファンだったといいます。びっくりですね。

 試合前にメンバーを見たものの、良いDFだったベテランのカルロス・サルシードしか覚えなし。しかも、今回の試合には出ませんでした。同じ年の2018年のワールドカップで出ていた選手いないんじゃないかな? 私が覚えていた選手はいませんでした。
 ただし、今の代表メンバーは多いですし、代表経験者も多かった模様です。
 ハビエル・エルナンデス、カルロス・ベラ、オマール・ブラボなどを輩出したチーム。都並敏史さんによると、アカデミーの育成が有名なクラブ。今回のスタメンやチームも、アカデミー出身者だらけだとのことでした。

 メキシコにしては、守備に重きがあるチームとのこと。鹿島も前半はほとんど良い形が作れず。ただ、攻撃陣に代表選手が多く、むしろドリブルが効いていました。鹿島がプレスをかけるものの、かいくぐられて崩されるという形が何度も。前半開始3分の早々の失点もそういった形。
 鹿島はリーグ最終戦勝てずに3位でフィニッシュ、天皇杯も準決勝敗退と冴えない中でしたが、グアダラハラは前期後期制の前期を11位で終えており、鹿島の方がマシだと思ったのが予想外。後で知りましたが、中21日と試合間隔も空きすぎていた模様。それを全く感じさせない内容でした。
 ところが、後半選手交代のあった鹿島に勢いが出て、やり方にも対応されて失点。その後は浮足立ち崩壊。最後に1点返して1点差ですけど、スコア以上に差のある負け方となりました。
 鹿島は試合巧者ですが、メキシコもそれがうまい国。加えてスタミナや勝利への執念なんかは日本よりすごいと思う国だったので意外。私が思いついたのは、試合感の問題、前述の通り不調であったこと、油断、守備主体のチームの脆さといったところ。最後が有力かな? 前半の形を攻略されて以降、次の形ができませんでしたね。

    GK1グディーニョ 代表
    DF2バン・ランキン 代表
     4ペレイラ
     5マリン
     16ポンセ
    MF7ピネダ
→FW 23 ゴディネス
     10ロペス
→MF 13 サンドバル
     11イサーク・ブリスエラ 代表 28歳
RSH。2014 FIFAワールドカップにもメンバー入りしていたそう。ただし、試合には出場せず。やはり初見ですね。開始早々、右から良い突破を見せた上、中央に合わせて先制点をアシスト。その後もドリブルが効いており、前半アディショナルタイムにもドリブルからシュートまで行く場面。後半はチームの不調に合わせて、それほど目立たなかったものの、最も印象に残った選手です。
     25ペレス
    FW9プリード 代表
     14アンヘル・ サルディバル 代表 24歳
最も注目と紹介されていた比較的若い選手。右からのボール、対応したRSBの内田が見誤って前に行ったのとは逆に、ファーに流れることでフリーになってヘディングで逆サイドに決めました。178cmだそうで、高くはないのですけど、ストライカーらしいセンスを感じさせたプレーでした。
 また、その後もゴールの可能性を感じさせるプレーを見せています。注目というのはわかりますね。ヨーロッパに行きたいとのことで、その夢も叶うんじゃないでしょうか。


■2020/05/24 外国人選手いるメキシコ悪役クラブが人気なのはなぜ?メキシコ人純正クラブより人気

   前述の通り、グアダラハラはメキシコ人選手だけで構成していて、国民の3割がサポーターだとのこと。日本でもこれやると人気出ると思いますね。ただ、メキシコがおもしろいのは、外国人選手もいるグアダラハラの敵役扱いのクラブがあり、なおかつ人気もあるということ。Wikipediaでは、むしろこっちのクラブの方が人気あるとしていました。日本のサポーターでは排外主義的な雰囲気が高まっていますから、日本じゃこうはならんでしょう。これはプロレス文化の「お約束」を理解しているためと説明されていました。非常におもしろいです。

<メキシコ国内で最大手のテレビ局・テレビサがオーナー。ルチャ・リブレ(引用者注:スペイン語でプロレスのこと)の文化が根付き、善悪対決という概念がスポーツで必要とされやすいメキシコにあって当クラブは他クラブの有力選手や外国人を金銭で引き抜くなど「悪役」を標榜したクラブ運営を行って来た(そういう意味でのライバルはCDグアダラハラ)。ゆえにサポーターも「Ódiame más! (オレを憎め!)」というキャッチコピーがプリントされたシャツを着て応援することが多い。メキシコで最も人気のあるサッカークラブである。 >



■2022/10/28 メキシコ代表注目選手は、アルバレス、ヒメネス、グアルダード、オチョアなど

 メキシコは北中米カリブ海最終予選を、同大会で波乱を呼んだカナダに次ぐ2位で通過。本大会の連続出場は途切れず、2位なので悪くないように見えるものの、結果やパフォーマンス、主要メンバーの不在などで多くの批判を浴びたそうです。
 浮き沈みのあった予選の終了後、メキシコのサッカーメディアの大半がアルゼンチン人のヘラルド・マルティーノ監督監督への疑問を呈していたとのこと。ただ、続投はしています。

 こうした話があった<2022 W杯で注目すべきメキシコ人選手5選>(FIFA)によると、以下の5人が注目選手だそうです。
https://www.fifa.com/fifaplus/ja/articles/mexico-five-players-to-watch-fifa-world-cup-ja

GK ギジェルモ・オチョア 年齢:37歳
 「未だ長期間任せられる代役が現れていないため、オチョアが頼りになる、ディフェンスの最後の砦であることに変わりはない」とのこと。GKは長持ちするポジションとは言え、ちょっと世代交代としては心配になりますね。
 ただ、さらに心配になるのが、「メキシコの文句なしの1番である」ともあったこと。これは背番号の1番なのか、メキシコ代表で最も注目すべき選手という意味なのか不明。もし後者であれば、やはり世代交代が進んでいないということですから深刻ですね。真っ先に紹介されていますので、本当に「メキシコ代表で最も注目すべき選手」なのかもしれません。

MF アンドレス・グアルダード 年齢:35
 世代交代の話を書いていると、またベテランが登場。「オチョアとともにメキシコのもう一人のリーダーであり、ドレッシングルームでの意思決定などで大きな存在感を示す選手」だといいます。オチョアは好きですし、それ以上にグアルダードは好きなんですが、世代交代という意味ではよくありませんね…。
 ともに5度目のワールドカップ出場で、アントニオ・カルバハルの持つ国内記録に並ぶそうです。グアルダードの場合は、クラウディオ・スアレスの持つメキシコ代表最多出場記録の塗り替え目前だともいいます。
 FIFAは<グアルダードは突破力を誇るウインガーとしてスタートしたが、現在は中盤の司令塔として、試合を読む力、視野の広さ、創造性あふれるプレーを披露>と説明。私が好きになったときは、すでに司令塔的なところに良さを感じた選手です。

FW ラウル・ヒメネス 年齢:31歳
 メキシコ大好きなんですけどヤバいですね。またベテランです。31歳であればそれほどパフォーマンスが落ちない年齢なのですけど、しつこいようにチーム全体の世代交代としては憂うべきところでしょう。
 ただし、本当言うと、ヒメネスはパフォーマンスについても不安あり。2020年11月に頭をぶつけ、頭蓋骨骨折して以来、長い間、ベストフォームを取り戻すのに苦労しているといいます。ワールドカップの予選でもわずか3得点しか挙げられませんでした。
 とりあえず、特徴としては、<空中戦ではほぼ無敵のヒメネスは、すべてのボールを奪いに行く闘争心にあふれ、チームメートと効果的に連携するボールスキルも誇る>とのこと。前回書いた投稿(このひとつ下の投稿)では、ドリブルがうまいなどといった話もありました。

FW イルビング・ロサノ 年齢:27歳
 やっと20代が登場。とはいえ、27歳ですから全然若くはありません。前回大会で気に入った選手ですが、予選では不調だったとのこと。前回大会は期待ほどではなかったウインガーのヘスス・コロナもいましたが、こちらは足に深刻な負傷を負っており、出場できないような書き方ですね。

MF エドソン・アルバレス 年齢: 24
 前回大会、20歳ながら何度も起用されていた選手。当時はRSBでデビュー、CBもやっていたかもしれません。ただ、私は良さがわからなかったんですよね。
 FIFAによると、「近年のメキシコサッカー界で最もエキサイティングなブレイクを果たした一人」で「万能型のミッドフィルダー」だとのこと。使われ方を見ているとオールマイティーさは感じたのですが、DFではなく、中盤がメインになった…というのは変わった点ですね。
 アヤックスのアルフレト・スフリューデル監督は主将ではないが、主将のようにプレーする。彼は真のリーダーであり、勝者だ。ボールの扱いも上手くなっている。守備では戦術的に鋭く、多くのボールをカットし、ゴールを決めることもできる」と絶賛しているそうです。
 「欧州のビッグクラブが獲得を切望するボックス・トゥ・ボックスの司令塔」とも書かれており、以前見た印象と全然違っていてびっくりですわ。



■2022/11/23 オチョア、ロサーノが良かったメキシコ 注目アルバレスはミスもありいまいち

 メキシコ 0-0 ポーランド

 テレビでは、守備のメキシコ、攻撃のポーランドという私のイメージと逆の説明。メキシコは守備強いのわかるが、守備的な相手だとポゼッションをとるサッカーもする。ポーランドは守備から入るチームのイメージなので、今回もメキシコがポゼッションをとると予想していた。で、結果は、一進一退に。
 ポーランドはイメージ通り守備がしっかり。攻撃の形ができていないが、ポーランドは高さでチャンスできればという感じのボールは出しており、前半はリスクをかけずに…という考え方に見えた。
 後半も同じ感じだったが、ポーランドのPKの後、両チーム、特にメキシコ側のテンション上がってお互いにやり合う時間帯が少しある。ただ、また落ち着いてしまい、スコアが動かないまま終了する。

メキシコ 4-3-3

GK 13    G.オチョア
 後半PKのピンチ、ピッタリ合わせて止めた。一度右に動くアクションから左に動いた。その他のプレーも良い。今大会もベストGK候補。

LCB 15    H.モレノ
 味方のミスから出仕方ないところあったが、エリア内のピンチ完全に引っ張ってしまってPKの大ピンチに。

RCB 3    C.モンテス

LSB 23    J.ガジャルド
 長く走って裏チャンスになりそうな良いプレーあった。

RSB 19    J.サンチェス
 比較的若い選手で気合入っている感じで、積極的にチャレンジしているが、空回割気味で攻守にミス多く、早々とイエローも。それほど角度ないところクロスというタイミングでおもしろい強いシュート。クロスのミスかもと言われていたが、シュートじゃないかな。良さそうな選手ではある。

CH 4    E.アルバレス
 後半、そんなにひどいパスでもなかったところ、うまく処理できずにピンチに。この流れでDFが引っ張ってしまいPKにつながる。大ブレイクして注目選手と言われていたが、4年前と同じでやっぱり良さわかんないな。
 良いプレーないわけではなく、少し抜いてから左サイド使うプレー。なかなかのプレー。

Lインサイドハーフ 24    L.チャベス
 裏へ浮かせてLSBに入れる良いボールでチャンスに。

Rインサイドハーフ 16    H.エレラ
 エリア内まで上がってきて最初のクロス引掛っかったが、もう一度のクロスでチャンス。長く走って良いプレーだった。

(8    C.ロドリゲス)

LWG 10    A.ベガ
 大きくないと思うが、右からのボールヘディングでチャンス。途中から一時左右交代。良い守備で取り返すところも。後半仕掛けてから後ろ向いたところでファールもらう。4年前ほどじゃないが、なかなか良いプレー見せていた。

RWG 22    イルビング・ロサーノ(ロサノ) 27歳
 右のミス狙ってスペース、スピード見せてチャンス。右優勢でチャンスになりそう。上がってきたエレーラに右から転がして良いボールチャンスになる。チャンスになっていたのに、途中から一時左右交代。選手交代あって左に。そこで抜いてくるドリブルからワンツーで可能性感じるプレー。
 後半アディショナルタイム、仕掛けてから低い転がすクロスおもしろい。前回大会ほどではない感じだけど、やはり良い選手。    

CF 20    H.マルティン
 後半、シュートをヘディングでコース変える良いプレー。前線でポストプレー頑張るプレーも少しあった。

(CF 9    R.ヒメネス)
 本来のエース。ただ、やはり怪我上がりということでいまいち目立たなかった。



■2022/12/14 メキシコ代表に突然ルイス・チャベスというすごいMFが登場する

サウジアラビア 1-2 メキシコ

 ノックアウトステージの合間に、初戦良くなかったけどずっと好きなチーム…ということでもう1試合メキシコの試合をABEMAで見てみる。3戦目の試合。相手は初戦でアルゼンチンに2-1で逆転勝ちしてあっと言わせたサウジアラビア。
 初戦悪かったが、この試合はメキシコらしく運動量が多くて良かった。一方のサウジアラビアは全員国内組だそう。それでアルゼンチンに勝利すってすごいな。FIFAランキングも51位で、24位の日本よりずっと低かった。
 試合はやはりメキシコが持つ展開。力関係でそうなるし、サウジアラビア以上に点がほしい追い込まれた状況だった模様。グループ再開で大量得点が必要だった状況っぽい。一方、サウジアラビアも引き分けでは微妙で、現実的には勝つ必要があり、カウンターは見せていた。
 メキシコはプレスが人数かけて連動して早いし、奪った瞬間のペースアップも連動して早い。後半、サウジアラビアはセットプレーで2失点。その後もメキシコが猛攻。守備も良く運動量落ちない。最後まで落ちなかったが、リスク賭けており、後半アディショナルタイムで失点し万事休す。
 ヤフーニュースの感想コメントでは、ひとつだけ他と違って浮いた「もっとメキシコは攻撃的に行って良かった」というコメントがあったが、攻撃的にやっていたし、チャンスも作りまくれていた。手詰まりになっているならともかく、得点できそうな場面が多数できているのに、そこから無理にバランスを崩す意味はない。DFが枚数を減らしてFW枚数を増やしてバランスを崩すだけが、攻撃的…ということではない。

13    G.オチョア
 GKいない方向、外めにDFがヘディングでバックパス、下手すればというところだがオチョアがすぐエリアギリギリのところに来てキャッチして大事には至らず。後半、ファーへのクロス、相手の前で先にパンチング、良いプレー。裏へのボール、ヘディングでクリア。枠に飛ぶシュート少ないが、良いところ何度も見せている。

CB 15    H.モレノ

CB 3    C.モンテス
 GKいない方向、外めにヘディングでバックパス、下手すればというところだがGKがすぐエリアギリギリのところに来てキャッチして大事には至らず。DFラインからスペースあった左の前までの大きなサイドチェンジ、いいボールだった。後半立ち上がり。ニアのCKうまく角度を変えて後ろに出してアシスト。ミスはあったが仕事しており、全体評価としては上々な感じ。

LSB 23    J.ガジャルド
 序盤、GKの前にアーリークロス気味の素晴らしいボール。守備でも良いショルダータックルで守るところ。

RSB 19    J.サンチェス
 やや内から少し斜めに外に長く走って一気にDFライン裏を狙うカウンター。オフサイドだったが良い走りだった。相手の悪いサイドチェンジ、きちんとクリアできず。頑張りは見えて悪くないんだけど、もう一歩足りない感じ。ただ、今後のメキシコを背負っていく選手にはなりそう。

(11    R.フネスモリ)

CH 24    ルイス・チャベス 26歳
 前半から確かミドルシュート打ちまくっていたと思うが、これぞというのはなし。ただ、後半立ち上がりは左端狙って良いミドルシュートだった。さらにCKでニアに低い速いボール入れて、アシストのひとつ前となるプレーをしてまずひと仕事。
 その後、ちょっと長めのFK、今大会直接FK入っていないしなぁ…と思っていたら良いキックで驚いたらそのまま決まった。今大会直接FKでもゴールあったのか!右上ギリギリではないが、早くて落ちるボールだった。
 セットプレーは基本彼が蹴っていて、CKでニアへ速い良いボールなど。GKが読んで良い反応したが、もう1本長いミドルシュート、枠に行って悪くないところ、スピードもある良いキックしていた
 。強めのボールもらたがきちんと止めて、しかも、裏への良い縦へのボール。もう一つ裏へのスルーパスでチャンスに。
 後から見ると、国内組で今年代表入ったばかり…という選手。若いわけでは無いが新星だった模様。しかし、こんな良い選手いたのか!というプレーぶりだった。

CH 4    E.アルバレス
 立ち上がり、右サイドの低いところ下がっていい縦パス…と思って見ていたら、ここからチャンスに。良いプレーだった。しかし、遅れて激しく行ってしまいイエローになるプレーも。
 後半立ち上がり、ミスパス。ゲーム作ろうとしているのはわかるし、こぼれ球はよく拾えていた。相棒が攻撃的な分、守備をしっかりやっている。高めの位置、すーっと上がっていって良いインターセプトもあった。ただ、どうもめちゃくちゃ評価が高い…という感じのの良さはわからない。

(26    K.アルバレス)    

LSH 10    A.ベガ
 立ち上がり、スルーパスでうまく裏飛び出すがシュートは引っかかる。良いプレーではあった。ただ、4年前はもっともっとすごかったので、それから見ると、年とったな…という感じ。仕方ない。

(21    U.アントゥナ)
 裏へのボール抜け出して決めたが、完全にオフサイド。我慢できなかった感じ。

OH 17    O.ピネダ
 良いダイビングヘッドはあった。

(8    C.ロドリゲス)

RSH→LSH 22    イルビング・ロサーノ 27歳
 降りてきて縦パス受けると、ターンながらドリブルしてDF剥がしつつスルーパスで決定的な形。もう一つ、同じような感じで下がりながら受け、ターンしながらドリブルして前を向いて裏へのスルーパスで惜しいところあった。初戦も悪くなかったが、さらによい感じ。ドリブル効いている。
 右サイドからGKがとれない高さと場所でぐっと落ちてくる、ファーへの速いボール、良いボールでゴール決まるかと思った。
 ポストになってターンして抜くドリブル、その後もまだ何度もあった。得意技な感じ。
 選手交代あって後半頭から左へ。早速悪くないボール入れている。うまいドリブルからワンツーで決めるが受け取ったところがオフサイドだった。後半もドリブルキレており、ファールで止められる場面も多い。左スピードで決定的な形をもう1つ演出。さらに、裏へのスルーパス、スピードで抜けようとしてエリア近くで倒されてPKか?というところも。初戦は「前回大会ほどではない感じ」と思ったが、今日はキレキレだった。4年前と変わらず好き。

FW 20    H.マルティン
 後半立ち上がり。ニアのCKうまく角度を変えて後ろに出したボールに飛び込んで、ストライカーらしいゴールで先制。FKでヘディングで浮いたボールがDFが裏に、焦ったのか落ちきるまで待てず浮いてしまった。

(9    R.ヒメネス)



■2022/08/03 メキシコ代表FWらしからぬFWが、W杯注目選手11名の1人に選ばれる…

 メキシコ代表の注目選手…と探したものの、そういった趣旨の記事が見つからず。ただ、アメリカ『FOXスポーツ』が1日、カタールW杯での注目選手11名を紹介した中にメキシコ代表の選手が含まれていましたので、彼が一番注目みたいな感じですね。
 <海外メディアがW杯注目選手11名を選定…メッシ、C・ロナウド、ムバッペ、レバンドフスキらと肩を並べた唯一のアジア選手は? | ゲキサカ>(22/4/2 23:51)によると、選出されたのは、以下のようなメンバー。攻撃に偏っていました。
https://web.gekisaka.jp/news/worldcup/detail/?355671-355671-fl

メキシコ代表FW ラウール・ヒメネス
韓国代表FW ソン・フンミン
カナダ代表FW ジョナサン・デイビッド
ベルギー代表MF ケビン・デ・ブライネ
ポーランド代表FW ロベルト・レバンドフスキ
セネガル代表FW サディオ・マネ
フランス代表FW キリアン・ムバッペ
アルゼンチン代表FW リオネル・メッシ
アメリカ代表MF クリスティアン・プリシッチ
ポルトガル代表FW クリスティアーノ・ロナウド

 ヒメネスは中南米に多い名前で、見たような見てないような?とこのページを検索すると、2018年にも見ていましたわ。ただ、途中出場の選手でメモでもノーコメント。スタメンでなかったわけですし、その後、急成長したということでしょうね。

 ラウール・ヒメネスを検索してみると、ラウル・ヒメネスとの表記も。こうした表記ブレは、他の「ラウル」でも見られました。
 若い選手…ということではなく、1991年5月5日生まれで現在は31歳。190cmとでかいタイプで、メキシコ代表のFWらしくありません。そもそもメキシコ人は確か日本人よりも平均身長が低いという珍しいワールドカップ出場国だったはず…。上背の必要なGKですら背が高くない名選手が出てくる不思議な国でした。

 ウィキペディアを見てみると、2018年に新たにプレミアリーグに昇格したウルヴァーハンプトン・ワンダラーズにレンタル移籍し活躍したことでブレイクした模様。やや遅咲きに近いブレイクです。2018年にはクラブの年間最優勝選手賞。代表でも2019 CONCACAFゴールドカップでは5ゴールを決め、大会最優秀選手に選出されています。

 <ラウール・ヒメネスのプレースタイル、ポジションは?凄さは、ドコ? | 週末世界のFootbool>によると、身長から想像できるようにセンターフォワードタイプ。ただ、過去には攻撃的なポジションならどこでも出ていたようです。
 長身選手ですが、特徴の最初に出ていたのがドリブル。また、経歴を見ても明らかにゴールが多いため、当然、決定力も持ち味のひとつ。さらに、体格から素直に想像できるように、打点の高いヘディングも武器になってきます。本当メキシコ代表FWらしくないFWだと思いますね…。

■2018/07/03 メキシコの好きな選手 ラファエル・マルケス、グアルダードなど

 メキシコ代表は背が小さくて運動量が多く試合巧者で最も好きなチームの一つ。選手としてはそんなに…と思ったものの、ぱっと見てみるとまずまず好きな選手の名前を見つけられました。

GK、FW  ホルヘ・カンポス 5
GK ギジェルモ・オチョア 4
CB Kristian ALVAREZ(クリスティアン・ アルバレス) 4
CB、DH ラファエル・マルケス 10
DH ヘラルド・トラード 6
DH、SH、OH  アンドレス・グアルダード 7
OH カルロス・ベラ 5
RSH、RWG、LSB、RSB ミゲル・ラジュン 4
WG、SH ジオバニ・ドス・サントス 6
LWG イルビング・ロサーノ(ロサノ) 6
FW クアウテモク・ブランコ 4
  GKのカンポスはFWで出たこともありますし、これでフォーメーションできそう…と思いましたが、DFが足りないか。
 クリスティアン・ アルバレスはアルゼンチンで同名のGKがいます。宇佐美貴史らのプラチナ世代のU-17ワールドカップで日本に勝ったときのCBで良いと思ったのですけど、その後の情報は全く無く、伸びなかった模様です。2018ワールドカップで同じアルバレスというDFがいて思い出した選手でした。
 ちなみに当時のメンバーは以下。ロシアワールドカップ出た選手はいない感じ。この大会のメキシコ代表は、ともに史上最強と言われた日本代表とネイマール要するブラジル代表を押しのけてグループリーグ突破しており、悪くなかったですけどね。
 あと、同じグループにはスイスがいて優勝。このときのスイス代表ダントツ注目選手は確かベン・カリファでした。しかし、今見直すとジャカなど同世代の何人か2018年大会の代表に入っている一方で、ベン・カリファはいません。一番注目だったベン・カリファが伸びなかったようですね。
GK    Jose RODRIGUEZ
DF    Cesar IBANEZ
DF    Kristian ALVAREZ(C)
DF    Diego REYES
MF    Abraham CORONADO▼53' OUT
MF    Carlos CAMPOS
MF    Erick VERA
MF    Miguel BASULTO
MF    Victor MANON
FW    Gil CORDERO▼74' OUT
FW    Guillermo MADRIGAL▼66' OUT
     Daniel GUZMAN▲66' IN
     Carlos PARRA▲74' IN
     Luis TELLES▲53' IN
GK    Israel CANO
GK    Jose ALUJAS
     Jairo GONZALEZ
     Oscar GARCIA
     Bryan LEYVA
     Christian ORTEGA
     Martin PONCE
(日本代表 | 日本サッカー協会 FIFA U-17ワールドカップ ナイジェリア2009(10/24~11/15)より)

■2018/06/19 予想外ではない!メキシコが期待通り王者ドイツに勝利

ロシア・ワールドカップ(W杯)グループF第1節 ドイツ 0-1 メキシコ

 メキシコは良いチームでなおかつ好きなチームということもあって、ドイツ戦は勝利を期待していました。そして、期待通りの勝利。今のところ今大会一番嬉しい試合。ゴールではぴょんぴょんジャンプして、試合後はガッツポーズで喜びました。
 ドイツはもともと個の力というよりかは、連動的な良さがあるチーム。タレントで言うと、そこまでものすごいわけではないでしょう。そういったチームとしての良さでメキシコが上でした。また、必死さでメキシコが上回りましたね。

 なお、メキシコは小さい小さい言われる日本よりずっと身長が低い国です。参考になるのでは?とよく言われます。ただ、中南米らしいテクニックは日本にはありません。日本人のうまさと違いますし、スピード感も違いますね。
 また、メキシコは90分間走り続けようという圧倒的な運動量があります。この試合はマジで最後まで切れませんでした。日本選手はここまでできないし、やろうという気力もないでしょう。こうじゃないと勝てないという意味ではヒントになるものの、日本人にできそうか?と言うと
 あと、感想書き終えたところでの私の応援チームは、これで3勝3敗2分けで完全に五分に。前回みたいに負けまくりじゃないので、かなり楽しめています。
GK
13 ギジェルモ・オチョア 6.5
DF
2 ウーゴ・アジャラ 6
3 カルロス・サルセド 6
15 エクトル・モレーノ 7
23 ヘスス・ガジャルド 6.5
MF
7 ミゲル・ラジュン 7
11 カルロス・ベラ 7(58分OUT)
16 エクトル・エレーラ 7
18 アンドレス・グアルダード 7.5(74分OUT)
22 イルビング・ロサーノ 8(66分OUT)
FW
14 ハビエル・エルナンデス 7.5



■2018/06/19 もうマルケスいないし…と思ったら出てきてびっくり!39歳だぞ!?

ロシア・ワールドカップ(W杯)グループF第1節 ドイツ 0-1 メキシコ
ロサーノ(前35)

GK
13 ギジェルモ・オチョア 6.5
 32歳。GKはあんまり見ないのですけど、前回大会最も印象に残ったGK。今日もすごかったですね。
 クロースのFKをわずかに触ってポストに逃れるというプレーが前半に。後半、オフサイドとなったシュートもきちっと対応していました。枠に行っていないシュートでもポジショニング良く、ジャンプしてもし枠に来ても大丈夫といった感じ。良いGKです。
DF
2 ウーゴ・アジャラ 6
3 カルロス・サルセド 6
15 エクトル・モレーノ 7
23 ヘスス・ガジャルド 6.5
 23歳。左サイドバック。カウンターのピンチでしぼってミュラーに対応。後半は低めのところでかわしてからつないでいくプレーも見られました。
MF
7 ミゲル・ラジュン 7
 29歳。想定では左サイドバック予想でしたが、中盤で登場。後半カウンターで裏へのスルーパスありました。1点もの。ただ、驚いたのが落ちない運動量。後半になっても前に1人残っていたプレーでシュートまで行きました。その後もよく走っていてミスパスを拾うところも。スタミナがすごいのですけど、なおかつスピードが衰えませんでした。攻撃が良いというよりは、運動量とスタミナですね。すごいですわ。
11 カルロス・ベラ 7(58分OUT)
  29歳。トップ下みたいな感じ。期待していたなかったんですけど、すごかったです。前半からよく触っており、攻撃の中心に。運動量多く、いろんなところに顔を出します。また足元のテクニックがあり、細かいドリブルができ、なおかつスピードがあります。裏へのちょっと惜しいパスもあったものの、とにかくドリブルが効いていました。
 それだけに早い時間でCBタイプとの交代は問題ではないかと思ったのですけど、監督采配ズバリでさすが試合巧者のメキシコということで、1-0で逃げ切りました。
16 エクトル・エレーラ 7
18 アンドレス・グアルダード 7.5(74分OUT)
 31歳。メキシコは好きだけど好きな選手はいないと思っていました。でも、前日に想定メンバー見てて、あっ!と。確か グアルダードは左足で柔らかいボール蹴っていて、すごい好きだった気がします。ドス・サントスも好きで、彼と比べると全然評価高くなかったのですけど、同じくらい好きでした。
 が、やっぱベテランになっちゃいましたね。試合展開的にも彼が決定的なパスを出すようなところはなし。 採点はめちゃくちゃ高評価ですけど、私の好きな感じのボールは出ませんでした。
22 イルビング・ロサーノ 8(66分OUT)
 22歳で右利きで左でプレーするドリブラーということで楽しみにしていた選手。
 トラップなど見ているとタッチが良いです。スピードがあります。引っかかるところもありますけど、よく仕掛けておりいいですね。
 カウンターで左サイド遅れていたのですけど、めちゃくちゃなスピードで上がってきてフリーで持てました。その後遅れて守備選手入ってきたものの、切り返してシュート。コースは厳しくなかったものの決まり決勝点に。
FW
14 ハビエル・エルナンデス 7.5
交代出場
DF21 エドソン・アルバレス 6(58分IN)
FW9 ラウール・ヒメネス 6(66分IN)
MF4 ラファエル・マルケス 6(74分IN)
 メキシコは好きだけど、マルケス引退しちゃって好きな選手いないな…と思っていたのに途中から出てきてビビりました。39歳ですって。しかも、先発の可能性あるほどコンディション良いって説明ありました。化物か!? フィールドプレイヤーで5大会連続出場ってちょっとおかしいですね。
 ただ、さすがに 39歳であり、すごい奪い方はありませんでしたし、ゲームメイクするという展開でもありませんでした。ただ、ドイツ相手に勝ち切るというところで、経験ある選手の投入という意味でしょうから、立派に役割を果たした感じです。
(【ドイツ0-1メキシコ|採点&寸評】値千金弾のロサーノがMOM。最低評価はメキシコの激しいプレスの餌食になったあのMFに | サッカーダイジェストWebより)




■2018/06/24 試合巧者なメキシコ、1点取った時点でほぼ勝利が確定

ロシア・ワールドカップ(W杯)グループF第2節 韓国 1-2 メキシコ

 初戦負けている韓国が、初戦勝っているメキシコに対して攻める必要がありました。しかし、キープ力や地力で勝るメキシコが押す展開。韓国はカウンターサッカーなのでむしろ良い感じだったのですけど、ラッキーな感じでPKで先制。こうなるとメキシコは試合巧者ですので、ほぼ勝利が決定しました。
 得点したあともある程度メキシコは前に出ていました。ただ、後半は逃げ切り体制にチェンジ。1点失点したのは誤算でしょうが、勝ち点3はきっちり取ってきました。
 韓国も好きな時期ありましたが、今の韓国は 好きじゃないので継続して好きなメキシコを応援。感想書き終えている試合の私の応援チーム戦績は、7勝10敗3分け。まだ借金が多い状況です。
GK
13 ギジェルモ・オチョア 6.5
DF
3 カルロス・サルセド 7
15 エクトル・モレーノ 7
21 エドソン・アルバレス 6.5
23 ヘスス・ガジャルド 6
MF
7 ミゲル・ラジュン 6.5
11 カルロス・ベラ 7
16 エクトル・エレーラ 6
18 アンドレス・グアルダード 6.5(引用者注:オリベ・ペラルタとなっていたので訂正)
22 イルビング・ロサーノ 7
FW
14 ハビエル・エルナンデス 7.5
交代選手
MF4 ラファエル・マルケス 6(68分IN)
FW17 ヘスス・コロナ 5.5(71分IN)
MF10 ジオバニ・ドス・サントス ‐(77分IN)
(【韓国1-2メキシコ|採点&寸評】地力の差を見せつけたメキシコ。MOMはエースの大役を果たしたエルナンデス! | サッカーダイジェストWebより)



■2018/06/24 交代の3人マルケス、ヘスス・コロナ、ドス・サントスも良い選手

ロシア・ワールドカップ(W杯)グループF第2節 韓国 1-2 メキシコ
【韓国】ソン・フンミン(後48)【メキシコ】ベラ(前26[PK])エルナンデス(後21)
GK
13 ギジェルモ・オチョア 6.5
 32歳。DFの後ろから出てきたシュート。反応はしていたものの、届かず失点。ただ、やむを得ないというところ。今日はそこまで良いセービングはなかったんですけど、私の中では引き続きベスト11候補です。
DF
3 カルロス・サルセド 7
15 エクトル・モレーノ 7
  30歳。CB。ほとんどの時間は良いプレーだったのですけど、ミスパスでちょっとヒヤッとするところありました。
21 エドソン・アルバレス 6.5
  20歳。前回途中から出てきた選手で、今日は右サイドバックで先発起用。186cmの長身。確か以前同名の長身の選手を、CBをネイマールや宇佐美、柴崎世代のワールドユースで見たのでその人かと思ったら、現在20歳というもっともっと若い選手。
 抜擢起用だったのですけど、この選手が見ていて一番危なかっしかったですね。抜かれる場面、ミスパスなど、失点には繋がらなかったものの、やらかしそうでヒヤヒヤでした。
23 ヘスス・ガジャルド 6
MF
7 ミゲル・ラジュン 6.5
 29歳。今日も右の中盤で登場。すっとペナルティーエリア内で下がっていき、うまくフリーになってシュートまでいく良いプレー。ただ、今日はそれほど目立たず。特に悪かったわけではないですけどね。
11 カルロス・ベラ 7
  29歳。やはりトップ下。カウンターでワンタッチでかわすプレーが良かったです。この後の右へのパスはかかりそうでそれほどよくないと思ったものの、通ってチャンスに。
 PK時間をかけられてプレッシャーのかかる場面でしたが、助走を長くとって落ち着いて決めていました。また、相変わらず狭いところでもうまいですし、運動量があります。良い選手ですね。
16 エクトル・エレーラ 6
18 アンドレス・グアルダード 6.5
 31歳。以前好きだった攻撃的な選手ですけど、やはり全くタイプ変わりましたね。中盤の低めの位置で守備重視、うまい守備を何度も見せていました。ポイントを抑えています。
 パスはちょくちょくひっかかる感じ。以前もそうでしたが、以前は高い位置のチャレンジするボールでしたので、この位置でのミスパスとは質が異なります。
 それほど良かったというプレーではないものの、 左サイドに珍しく上がっていったところで上げたクロスが手に当たってPK。重要なプレートなりました。
 後半は、自分のシュートのこぼれ球を再びシュート。コースが限定されており、GKのファインセーブが出ましたけど、その中では左隅というベストなところで良いシュートでした。また、右の裏にカウンターでの素晴らしいボールを出していました。
22 イルビング・ロサーノ 7
 22歳。今日もスピードを見せていました。また運動量も相変わらずで、守備で素晴らしいところを何度も見せていました。やや遅れたものの、ギリギリ戻ってピンチを防ぐ対応などがありました。
 攻撃では、最後のシュートは浮いたものの、 3人相手にシュートまで行くプレー。後半は、カウンターでトラップをきちんとやってチャンスに。2人のDFが彼を見て、左右どちらに出してもというところで左を使ってアシストも記録。
FW
14 ハビエル・エルナンデス 7.5
  30歳。愛称 はチチャリート。好きなタイプではないんですけどいい選手です。今日は守備でも運動量多くすごく頑張っていました。
 また、カウンターの場面。フリーでもらい遅れて入ったDFのをワンタッチ目でかわして落ち着いてゴール。本当シュートがうまい選手です。
交代選手
MF4 ラファエル・マルケス 6(68分IN)
 39歳。今日も守りに入る象徴的な交代で登場。以前ほどではないものの、左右にボールを散らし、指示を出しながらゲームを作っていました。GKへの弱いバックパスは失点しかねないところでした。やはりさすがに年ではあります。
FW17 ヘスス・コロナ 5.5(71分IN)
 25歳。ロサーノとともに注目選手ということで楽しみにしていたのですけど、初戦出てこなくて残念だった選手。守りに入った時間帯 での登場ですけど、カウンターは出ており、生きそうな展開でした。ただ、今日は良いところは見せられず。
MF10 ジオバニ・ドス・サントス ‐(77分IN)
  29歳。8年前はグアルダードとともに激惚れした選手。ただ、伸び悩んでしまい、4年前の時点で8年前ほどは好きじゃありませんでした。今日も特に印象に残るプレーはなし。



■2018/07/03 ブラジル相手に前半は押し込むが、後半の交代でやや自滅の格好のメキシコ

ロシア・ワールドカップ(W杯)ベスト16 ブラジル 2-0 メキシコ

 3戦目は疲労が目立って0-3で負けたというメキシコですけど、ノックアウトステージではやや間があったので回復してきた感じ。前半は引かずに前からの守備でメキシコペース。 守備は崩れておらずスペースがなく、ブラジルはチャンスを作れません。30分すぎからやっとちょっとという形でした。
 ただ、後半は立ち上がりからブラジルペース。そして、その時間帯にすぐ得点。こうなるとメキシコは苦しいですね。ブラジルの良さが出てきて2点目。後半は完全にブラジルのペースという感じで、打つ手がなくなってしまいました。
 メキシコで驚いたのは、39歳のラファエル・マルケスを先発起用したこと。それまで比較的守備的な役割をしていたグアルダードとエレーラとの併用。3枚守備できる選手を置いてきた形です。ただ、これは正解だったでしょう。守備が安定するとともに他の二人は攻撃への関わりが増えました。
 一方で、このラファエル・マルケスを後半頭で下げてしまいました。年齢を考えたものや攻撃へのシフトチェンジというのもあったのかもしれませんし、このせいでとも言い切れないものの、後半は立ち上がりに崩れてしまいました。やや自滅の感があります。
 ネイマールに対するRSBが一枚もらっており、それを気にした可能性もありますが、彼は結局残されてDHにして、その後しばらくして交代と やや無駄を感じました。また、体調が万全でなかった感じのエルナンデス先発起用でも、交代カードを無駄遣いした感じ。当たった采配と当たらない采配で大きく分かれてました。
 大好きなチームですので残念な敗退。これで応援チームは、16勝16敗6分け(1試合応援なし)。今大会は五分が続きます。
GK
13 ギジェルモ・オチョア 6.5
 32歳。前半は、切り返しから左でドフリーになったネイマールに走っていて好対応。前後半ともに、他にもかなりのシュートを防ぐ良いプレーがありました。2点目の失点もほとんどコースが変わらなかったものの、ネイマールのパスに足でわずかに触っており、やはりレベルが高いプレー。3失点した3戦目は見ていないのですけど、今大会のベストGK候補と言って良いでしょう。
DF
2 ウーゴ・アジャラ 6
3 カルロス・サルセド 5.5
21 エドソン・アルバレス 5.5(55分OUT)
  20歳。RSB。若い選手は基本的に好きではあるものの、これまでの彼のプレーには不安があり、起用が疑問の選手でした。ネイマールから良いスライディングで行ったプレーが褒められていたものの、その前のサイドチェンジのボールをヘディングできると見誤って対応が遅れたためギリギリのプレーになりました。どちらかと言うと良くないプレー。
 さらにその後やはりネイマールだったかな、足に行ってイエローカード。RSBを変えてきたのは、このイエローカードのせいもあったかもしれません。ネイマールにいけなくなりますからね。彼はその後もしばらくDHでプレーしていましたが、10分でアウトしています。
23 ヘスス・ガジャルド 6
MF
4 ラファエル・マルケス 6(46分OUT)
 39歳。まさかの先発起用。往時よりミスパスはある選手であり、年齢のせいとも言えないでしょうが、いくつかミス。ただ、良いところを守っているというのは、昔を思わせるプレー。他の二人がより攻撃に出れるようになり、良い起用だったと思います。しかし、年齢のこともあるのか、45分でアウト。この後、チームは崩れてしまいました。
16 エクトル・エレーラ 5
18 アンドレス・グアルダード 6
 31歳。今日はマルケスがいたため、前半は今までになく攻撃のときにうまく顔を出していました。ただ、好きだった頃のような絶品パスは飛び出さず。ここらへんはやはり落ちてしまった感じがあります。
FW
11 カルロス・ベラ 6
  29歳。今までは自由に動くトップ下であったものの、WG(SH?)での起用。前半はLWGの時間が長く、途中から右に行った感じでした。ここでも良さは出ていますね。この右のベラは今まで使っていたラジュンよりむしろやや攻撃的という選択でした。
  前半、左から縦に行ってCK取るという良いプレー。また、低めの位置から、左サイドのラインを割らずにまっすぐに入れる縦のボールも良かったです。
 さらに素晴らしいアーリークロスが1本。もう一つアーリー気味に逆サイドに入れたものもチャンス。さらにかわして後ろからの選手に低いボールを入れる場面もあり、チームが良かった前半は中心となっていました。
 ただ、この良かったときは左サイドで、左利きなので中へのボールが中心。ところが、このとき中にいたCFエルナンデスはどうも本調子ではなさげ。良いときに得点に繋がるところまでいけませんでした。
14 ハビエル・エルナンデス 5(60分OUT)
22 イルビング・ロサーノ 6.5
 22歳。前半途中までいつもとは逆のRWGでの起用。ロングボールでややトラップがずれたもののコントロールして、しかけてボール入れてチャンスというプレーはありました。ただ、良さが出きったとは言えない日になった感じです。
交代選手
MF7 ミゲル・ラジュン 5.5(46分IN)
  29歳。今までのRSH(RWG)ではなく、RSBで登場。もともとLSB予想があった選手で、今大会見ていてもよく守備ができる選手。ただ、運動量が落ちない選手ですので、彼の先発起用で良かった気もします。とはいえ、このRSBへの投入が当たったかというのは微妙。ネイマールが空いてしまう場面が多かった一方で、攻撃で大きなチャンスが作れたわけでもありません。
MF6 ジョナタン・ドス・サントス 5.5(55分IN)
 28歳。私が以前好きだった ジョバニ・ドス・サントスの弟。どういうタイプか知らなかったものの、やはり小柄で攻撃的な選手。背が小さいですし、細かく触る感じのタッチですね。結構動いてボールに触って、リズムは作っていました。ただ、決定的なところまで持っていく力はありませんでした。
FW9 ラウール・ヒメネス 5.5(60分IN)
(メンバー・採点は、【ブラジル2‐0メキシコ|W杯選手採点&寸評】規律正しかったスター軍団。“王国”のエンジンが温まってきた! | サッカーダイジェストWebより)