2023年5月31日水曜日

若手最高選手は16歳のライアン・チェルキ、久保建英は何位?

■2020/10/26 若手最高選手は16歳のライアン・チェルキ、久保建英は何位?
■2017/06/15 有望若手選手 久保建英、ソランケ、イ・スンウ、バルベルデ、オルソリーニ、エレーラなど
■2017/06/21 フットボールチャンネル選出のベスト11でもソランケ、バルベルデ、オルソリーニ、エレーラなど 



■2020/10/26 若手最高選手は16歳のライアン・チェルキ、久保建英は何位?

  2020年05月10日の記事なのですが、ベルギーの『Football Talent Scout』は「2001年1月以降に生まれた10代プレイヤーTOP50」を紹介した何と16歳が“現10代最高”プレイヤー 久保、ロドリゴらより上と評される才能[映像アリ]|theWORLD(ザ・ワールド)という記事について。

 日本が気にするMF久保建英は27位にランクイン。ファンのアンケート調査では、同年齢で世界一だったので、かなり評価が違う感じですね。同年齢のみの調査ですからあれですが、それで1位なら全体でのベスト10クラスだったはずです。

 上位は普通に有名プレーヤーが多く、は8位にバルセロナFWアンス・ファティ(17歳)、6位アーセナルFWガブリエウ・マルティネッリ(18歳)、5位レアル・マドリードFWロドリゴ・ゴエス(19歳)、3位マンチェスター・ユナイテッドFWメイソン・グリーンウッド(18歳)、2位レンヌMFエドゥアルド・カマビンガ(17歳)などといった感じでした。

 ただ、1位は当時リヨンのトップチームで結果を残し始めているにすぎなかったリヨンに所属する16歳のMFライアン・チェルキでした。16歳という年齢とともに驚きがあります。攻撃的MFからウイングまでこなすプレイヤーで、左右両足を巧みに使ったドリブルが最大の持ち味で、フットサル選手のようなボールの触り方をするとのこと。おもしろそうな選手で、私が好きそうなタイプ。ただ、この説明だけを見ていると、他のプレーも要求される現代サッカーではどうか?って感じもしちゃいますが…。



■2017/06/15 有望若手選手 久保建英、ソランケ、イ・スンウ、バルベルデ、オルソリーニ、エレーラなど

スペイン紙『マルカ』が、「U−20ワールドカップの“宝石”20選手」とのタイトルで、FIFA U−20ワールドカップ韓国2017に出場した将来有望な20選手を選出。日本人では、FC東京U−18のFW久保建英が選ばれました。
 ただ、「今大会の最年少(15歳)だった。TAS(スポーツ仲裁裁判所)の処分によりバルセロナを去った。純粋な魔法だ。1アシストを記録。だが、日本のMVPはもちろんドーアン(堂安律)だった」とのコメント。その堂安律は入っていないという妙なことになっています。将来性の問題でしょうか?
 あと、久保が最年少というのは誤解で、もっと若い選手が出ていたというニュースも見た気がします。

 さて、選出の20選手の紹介。どうやって見るかはいろいろ考えられ、ポジションごとでも良いのですけど、地域ごとに見ていくことにしました。でも、順番も関係あるかもしれませんので、とりあえず、そのまんまのものを最初に。

FWジャン・ケヴィン・オギュスタン(フランス/パリ・サンジェルマン)
FWニコラス・デ・ラ・クルーズ(ウルグアイ/リベルプールFC)
MFルカ・デ・ラ・トーレ(アメリカ/フルアム)
FWディオゴ・ゴンサウヴェス(ポルトガル/ベンフィカ)
MFキーラン・ダウエル(イングランド/エヴァートン)
DFエドソン・アルバレス(メキシコ/クラブ・アメリカ)
GKウイケル・ファリニェス(ベネズエラ/カラカス)
FWアンドレア・ファヴィッリ(イタリア/アスコリ)
MFヤンヘル・エレーラ(ベネズエラ/ニューヨーク・シティ)
FW久保建英(日本/FC東京)
FWラウタロ・マルティネス(アルゼンチン/ラシン・クラブ)
FWイ・スンウ(韓国/バルセロナ)
FWアデモラ・ルックマン(イングランド/エヴァートン)
MFロナルド・ルセナ(ベネズエラ/サモラ)
FWリッカルド・オルソリーニ(イタリア/アスコリ)
MFアダルベルト・ペニャランダ(ベネズエラ/マラガ)
FWファッション・サカラ(ザンビア/スパルタク・モスクワ)
FWジョッシュ・サージェント(アメリカ/セント・ルイス・スコット・ギャラガー)
FWドミニク・ソランケ(イングランド/チェルシー)
MFフェデリコ・バルベルデ(ウルグアイ/レアル・マドリード)
(久保建英、U20W杯で輝いた“宝石”20選手に選出…スペイン紙「純粋な魔法」 06月14日 06:00 SOCCER KINGより)

 では、地域ごとに。まず、アジアからですが、2人のみでした。

<アジア>
FW久保建英(日本/FC東京)
FWイ・スンウ(韓国/バルセロナ)

 初優勝のイングランドが3名など、やはりヨーロッパが多くなっています。特にフランスやイタリアは主力をかなり温存してのメンバーでしたからね。それでも、注目選手がいるということです。
 イングランドのドミニク・ソランケは、4得点を挙げて大会MVPのゴールデンボールを受賞しています。
 記事にはなかったものの、同ゴール数の場合アシスト数が加味される、アシスト数も同じ場合はプレー時間が加味されるという、得点王にあたる賞として、ゴールデンブート賞があります。
 今大会は、5ゴール0アシストで、イタリアのリッカルド・オルソリーニが該当しています。
 同じヨーロッパでは、 ジャン・ケヴィン・オギュスタンが、4ゴール0アシスト218分プレーでブロンズブートでした。
 最優秀GKであるゴールデングローブ賞は、イングランドのフレディー・ウッドマンですが、選外。GKはベネズエラのウイケル・ファリニェスのみですね。

<ヨーロッパ>
MFキーラン・ダウエル(イングランド/エヴァートン)
FWアデモラ・ルックマン(イングランド/エヴァートン)
FWドミニク・ソランケ(イングランド/チェルシー)
FWアンドレア・ファヴィッリ(イタリア/アスコリ)
FWリッカルド・オルソリーニ(イタリア/アスコリ)
FWジャン・ケヴィン・オギュスタン(フランス/パリ・サンジェルマン)
FWディオゴ・ゴンサウヴェス(ポルトガル/ベンフィカ)

 もう一つサッカーが強いのは、何と言っても南米。準優勝のベネズエラからは今大会最多の4名が選ばれるということで、南米としてはお馴染みではないベネズエラが多くなりました。
 あと、記事にはなかったものの、ウルグアイのフェデリコ・バルベルデがシルバーボール、ベネズエラのヤンヘル・エレーラがブロンズボールに選ばれています。

<南米>
GKウイケル・ファリニェス(ベネズエラ/カラカス)
MFヤンヘル・エレーラ(ベネズエラ/ニューヨーク・シティ)
MFロナルド・ルセナ(ベネズエラ/サモラ)
MFアダルベルト・ペニャランダ(ベネズエラ/マラガ)
FWニコラス・デ・ラ・クルーズ(ウルグアイ/リベルプールFC)
FWラウタロ・マルティネス(アルゼンチン/ラシン・クラブ)
MFフェデリコ・バルベルデ(ウルグアイ/レアル・マドリード)

 最近力をつけている印象の中南米からは3人。アメリカのジョッシュ・サージェントは、4ゴール1アシストでシルバーブートでした。

<中南米>
FWジョッシュ・サージェント(アメリカ/セント・ルイス・スコット・ギャラガー)
MFルカ・デ・ラ・トーレ(アメリカ/フルアム)
DFエドソン・アルバレス(メキシコ/クラブ・アメリカ)

 アジアとともに最弱を競うアフリカは1人ということで、この選出ですとアジアが勝ちました。

<アフリカ>
FWファッション・サカラ(ザンビア/スパルタク・モスクワ)




■2017/06/21 フットボールチャンネル選出のベスト11でもソランケ、バルベルデ、オルソリーニ、エレーラなど

 フットボールチャンネルがU-20ワールドカップのベスト11を選んでいました。
 スペイン紙『マルカ』の「U−20ワールドカップの“宝石”20選手」にも選ばれている選手には、「※」をつけておきます。
 また、何らかの賞を受賞している場合にも注記します。

 <U-20W杯のベストイレブン>

▽GK
ウイルケル・ファリニェス(ベネズエラ)※

▽DF
ジョンジョ・ケニー(イングランド)
フィカヨ・トモリ(イングランド)
サンティアゴ・ブエノ(ウルグアイ)
マシアス・オリベラ(ウルグアイ)

▽MF
ルイス・クック(イングランド)
フェデリコ・バルベルデ(ウルグアイ)※ シルバーボール
ヤンヘル・エレーラ(ベネズエラ)※ ブロンズボール

▽FW
リカルド・オルソリーニ(イタリア)※ ゴールデンブート(得点王)
ドミニク・ソランケ(イングランド)※ ゴールデンボール(MVP)
アンドレア・ファヴィッリ(イタリア)※

 U-20W杯ベストイレブン。世界の舞台で輝いたスーパースターの卵たち[ftp_del]【編集部フォーカス】[/ftp_del] フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年06月18日
 ※…スペイン紙『マルカ』の「U−20ワールドカップの“宝石”20選手」

 マルカは攻撃の選手ばかりでしたので、DFは全員向こうでは選外でした。というか、DFは1人も選出されていなかったんですね。かなり偏っていました。

 ジョンジョ・ケニーは、イングランドの右サイドバック。全試合フル出場で、なおかつ「恐るべき運動量」。しかも、"決勝のベネズエラ戦で周りの選手たちが連戦の疲労を見せる中、そんなものどこ吹く風と涼しい顔で走り回ったタフさ"を発揮したそうです。
 左サイドバックからは、 マシアス・オリベラ(ウルグアイ)。ただ、あまり具体的な説明はなく、タイプがよくわからず。"3位決定戦まで全7試合にフル出場し、2度の延長戦も走り抜いた"ということで、やはりタフさが魅力でしょうか。

  センターバックは、フィカヨ・トモリ(イングランド)とサンティアゴ・ブエノ(ウルグアイ)。DFの4人は、2カ国で半々ですね。
 ブエノはバルセロナU-19で、プレースタイルはバルセロナの先輩ジェラール・ピケに似ているとのこと。高さと強さだけでなく正確なフィード能力も武器にしています。
 トモリは、屈強な肉体で、空中戦でも地上戦でも無類の強さを誇る選手。いかにもイングランドのセンターバックらしいタイプです。

 MF・FWでは、ルイス・クック(イングランド)のみがマルカで未選出。イングランドのキャプテンで、目立たないと言いつつ、以下のような点が褒められていました。

"常に体を張った守備で中盤を引き締め、安定したパスワークで攻撃を組み立てる。周りの選手たちを鼓舞する姿は頼もしかった。小柄でも当たり負けしない強さと、根性は特筆に値する"

 FWでは、主力を何人も外されていたイタリアから2人。層の厚さを感じさせます。オルソリーニなんかは、得点王に輝きました。
 また、 MVPだったソランケも、実は"U-21欧州選手権に出場するU-21イングランド代表から外れ、U-20代表で戦うことになった"という経緯だとのこと。
 やっぱり世界の強豪国は、レベルが桁違いですね。


2023年5月28日日曜日

ヴェルディ社長らが辞任、今後ゼビオ批判をしないという宣誓取り付け

■2020/12/24 東京ヴェルディ、今度は経営危機で株主のゼビオと対立
■2021/01/16 ヴェルディ社長らが辞任、今後批判をしないという宣誓取り付け
■2021/01/16 「過剰な経費利用」「不透明な取引」…経営陣の闇を指摘



■2020/12/24 東京ヴェルディ、今度は経営危機で株主のゼビオと対立

 読売時代は強く名門だった東京ヴェルディですが、強くなくなってからは、何かとごたごたの多いクラブというイメージ。新型コロナウイルス問題で経営危機になり、なおかつ株主と対立ということになっています。ヴェルディ側としては増資したいものの、株主のスポーツ専門店のゼビオがこれを拒否するということになっているそうです。

<J2の東京ヴェルディが来年1月にも資金繰りが立ち行かなくなる可能性があることが15日、分かった。コロナ禍もあって経営が苦しくなり、クラブは約10億円の増資を目指して投資企業を募り、増資のめどが立った。しかし、影響力のある株主のゼビオホールディングス(本社・福島県郡山市、以下ゼビオ)が、新たな投資家の出現を望まないとして、クラブと対立していることが判明した>(東京V来月資金ショートも 株主ゼビオが増資に難色 - J2 : 日刊スポーツ[2020年12月16日5時1分]より)

 今季だけで約5億円の赤字の見通しであり、来年である2021年1月末までに運転資金が底をつく可能性が出てきいるとのこと。しかし、株式の保有割合に合わせて交付を受けられる新株予約権などの権利を持つゼビオ側が増資には否定的。Jリーグ幹部も「今の体制を一新して、ゼビオが経営するのがスムーズ」とし、ゼビオが新株予約権を行使して、経営の主体となって東京Vを立て直すしかないのではないかと指摘しているそうです。

 ただし、ゼビオの株価にはマイナスの影響があり、こちらも険しい道。「より現実的な選択はゼビオが新株予約権を行使して東京Vの現経営陣を一掃した上で、タイミングを計り、他の企業へ転売することだろう」と指摘する声もあるそうです。なお、記事では企業による私物化は、Jリーグの理念に反するという指摘もしています。




■2021/01/16 ヴェルディ社長らが辞任、今後批判をしないという宣誓取り付け

 上記を書いたすぐ後、 12月25日に東京ヴェルディは、6人いる取締役のうち、羽生英之社長を含めた3人の取締役の辞任を発表。羽生英之社長らにより、東京ヴェルディは、増資を目的とした臨時株主総会の開催を12月27日に予定していたのですが、直前になって突然の辞任です。そして、大株主のゼビオホールディングス(HD)が東京ヴェルディの子会社化に踏み切り、臨時株主総会も急遽取りやめとなりました。

 また、辞任発表では、辞任した取締役3名から「弊クラブの信用や評価を毀損する行為を辞任以降行わないことの宣誓」を取り付けている、との異例の注意書きがあるという異例のものでした。ゼビオは何も悪いことをしておらず、羽生社長らやサポーターがおかしいという反論もあるのですが、ここらへん異様さはあります。

 ただ、 Jリーグ事務局長から就任したという異例の社長だった羽生英之体制が失敗だったというのも事実でしょう。1度もJ1に昇格できなかっただけでなく、10年間の観客動員数は伸びずに平均以下。経営状況も良くなかった中での、新型コロナウイルス問題直撃でした。

 

■2021/01/16 「過剰な経費利用」「不透明な取引」…経営陣の闇を指摘

 社長やサポーターなどからゼビオ批判があった件ですが、東京ヴェルディを子会社化した「ゼビオ」の深謀 (東洋経済オンライン 遠山 綾乃 緒方 欽一 : 東洋経済 記者 2020/12/27 6:00)はこれに反論する内容。信じてよいのかわかりませんが、羽生社長が「元凶」と批判した新株予約権のスキームはもともと経営陣を守り、買収から守るものだとのこと。ゼビオが買い叩いたということもなく、むしろ支援し続けてきたとされていました。東京ヴェルディにこれまで投じてきた金額は、スポンサー料や新株予約権、人的支援も含めると10億円程度だといいますから、これについては確かに安くないと感じます。

 ところで、ゼビオは、今までの経営方針も批判しています。有望なユース選手を放出し大物選手を獲得していたため、短絡的だったと批判。また、経営が悪化した要因として、「過剰な経費利用等が常態化」「複数の不透明な商取引」があったとも指摘しています。これらが事実ならかなりヤバイところですね。黒いところがあります。

 また、中長期的には、女子チームやヴェルディの抱えるバスケットボールなどを含めた総合型スポーツクラブとしての強化を進めるとのこと。これが事実なら最初書いたときに予想されていたような短期の売却はなく長期保持ということになりますが、果たしてどうなるでしょうか?

2023年5月26日金曜日

真面目で人が良いレオ・シルバ、日本人より早く「大丈夫?」

■2020/08/02 真面目で人が良いレオ・シルバ、日本人より早く「大丈夫?」
■2017/01/02 鹿島の強さの秘密を発見?小笠原が優勝カップを掲げさせた人たち
■2016/12/16 日本初どころかアジア初!クラブワールドカップ2016準決勝
■2009/3/16 久しぶりに鹿島を見たら、好きな選手がことごとくいない…



■2020/08/02 真面目で人が良いレオ・シルバ、日本人より早く「大丈夫?」

 鹿島で初めて見て良い選手だなと思ったレオ・シルバ。その前は新潟にいたんですね。プレーぶりを見ても真面目なように感じたのですが、真面目だと紹介する記事がありました。
 来日してから長いためか、かなり日本語を理解している感じで、 質問を聞く通訳の横で、「うん、うん」というしぐさや足の状態について、直接日本語で訊いてみると、“問題ないよ!”といった感じで笑顔を見せてくれたこともあるとのこと。
 ただし、ミックスゾーンで通訳を伴っていない時に話を訊こうとしたら、ジェスチャーで断られたとのこと。取材拒否ではなく、正確性の問題だと思われます。別の試合では、わざわざ自分で通訳を呼びに行ってくれたこともあるそうです。
 また、脚立を使って撮影しようとしたカメラマンが、バランスを崩して倒れそうになったときに、誰よりも早く日本語で「ダイジョウブ?」と心配してくれたのは、レオ・シルバだったといいます。人柄がにじみ出る話ですね。
(【取材こぼれ話】レオ・シルバの人柄がにじみ出る、とっさの「ダイジョウブ?」 | サッカーダイジェストWeb 2020年05月03日 広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)より)


■2017/01/02 鹿島の強さの秘密を発見?小笠原が優勝カップを掲げさせた人たち

2017/01/01 天皇杯決勝 川崎1-2鹿島

21 曽ヶ端 準
22 西 大伍
23 植田 直通
3 昌子 源
16 山本 脩斗
6 永木 亮太
40 小笠原 満男
25 遠藤 康
10 柴崎 岳
8 土居 聖真
18 赤﨑 秀平

14 DF/ファン ソッコ
11 MF/ファブリシオ
34 FW/鈴木 優磨

1 チョン ソンリョン
6 田坂 祐介
5 谷口 彰悟
23 エドゥアルド
20 車屋 紳太郎
10 大島 僚太
14 中村 憲剛
18 エウシーニョ
2 登里 享平
11 小林 悠
13 大久保 嘉人

26 MF/三好 康児
19 MF/森谷 賢太郎
9 FW/森本 貴幸

 連戦で体力的には鹿島の方がキツイと思ったのですが、延長線で2-1で川崎に勝利。見事です。
 12月だけで7試合って言っていたかな? 他のクラブにない目一杯きついスケジュールでした。

-----引用 ここから-----
明治安田生命2016Jリーグチャンピオンシップ
節     日程     キックオフ     会場     H/A     対戦相手     試合結果
準決勝     11/23(水・祝)     14:00     等々力     A     川崎フロンターレ     ○1-0
決勝 第1戦     11/29(火)     19:25     カシマ     H     浦和レッズ     ●0-1
決勝 第2戦     12/3(土)     19:35     埼玉     A     浦和レッズ     ○2-1

FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2016
節     日程     キックオフ     会場     H/A     対戦相手     試合結果
第1ラウンド     12/8(木)     19:30     横浜国際     H     オークランド・シティーFC     ○2-1
第2ラウンド     12/11(日)     19:30     吹田S     A     マメロディ・サンダウンズ     ○2-0
準決勝     12/14(水)     19:30     吹田S     A     アトレティコ・ナシオナル     ○3-0
決勝     12/18(日)     19:30     横浜国際     A     レアル・マドリード     ●2-4

第96回天皇杯全日本サッカー選手権大会
節     日程     キックオフ     会場     H/A     対戦相手     試合結果
準々決勝     12/24(土)     13:04     カシマ     H     サンフレッチェ広島     ○1-0
準決勝     12/29(木)     13:05     ヤンマー     A     横浜F・マリノス     ○2-0
決勝     1/1(日・祝)     14:04     吹田S     H     川崎フロンターレ     ○2-1
http://www.so-net.ne.jp/antlers/games
-----引用 ここまで-----

 実際、万全でない選手は多かったです。前線でキープできるエース金崎夢生が控えにすら入れなかったというのが一番痛いところ。
 先発の西、遠藤も病み上がり。二人とも準決勝は休んだんでしたっけ?
 この日先制点の山本も何と前半だけで交代。これだけ万全でない選手多い中で、1枚使ったのは痛すぎると思っていました。


 テレビでは山本も体調不良の様子があったとしていましたが、交代理由ははっきり言われず。マスコミの報道ではこの交代が失敗であったかのように書いているところもありました。
 ただ、たぶんアクシデントだろうと思っていたら、そういう報道もありました。

-----引用 ここから-----
鹿島山本が先制弾「優勝は何度味わってもいい」 - 天皇杯 : 日刊スポーツ[2017年1月1日19時0分]
http://www.nikkansports.com/soccer/news/1759834.html

 左膝の状態が万全ではなく、自ら監督に申し出て前半だけで退いた。

 優勝の瞬間はベンチで見届けたが、リーグ戦との2冠に貢献し「優勝は何度味わってもいい。1年間やってきたものが実を結んで良かった」と実感を込めた。
-----引用 ここまで-----

 クラブワールドカップで初めて見たので若いのかと思ったら、山本脩斗は31歳のベテランなんだそうな。正直あまりよくわからなかった選手。特に攻撃では目立たないものの、かと言って守備で光っているとも感じませんでした。
 ただ、先制点の場面は見事。別記事でヘディングは結構得意だが、まだバレていないと言っていたように技アリのヘディング。
 うまくマークを外せたとも言っておりその通りではあったんですが、何しろ戻りながらのヘディングでした。あの体勢では普通なら頭に当てるので精一杯というところ、叩きつけるようなヘディングにできたのには脱帽。コースも悪くなかったのはさすがにまぐれかと思うものの、十分すぎるほど素晴らしいプレーでした。

 経歴見ると、大学出身で、ジュビロにいた選手なんですね。攻撃で印象ないと書いたのに攻撃の選手でした。

-----引用 ここから-----
生年月日     1985年6月1日(31歳)
出身地     岩手県盛岡市
身長     180cm
体重     69kg

高校時代は岩手の盛岡商業高校で、2年生から背番号「10」を背負いレギュラーとして選手権に出場した。早稲田大学では、2006年に北京オリンピック日本代表候補にも選出されている。2008年シーズンよりJリーグのジュビロ磐田に加入することが内定していたが、入団前のメディカルチェックにおいて、原発性左鎖骨下静脈血栓症(ページェット・シュレッター症候群)であることが判明。契約社員として磐田に籍のみを置き、完治後の正式契約を目指して治療に専念していたが完治し、2008年6月7日付で正式にチームと契約を結んだ。

2009年、シーズン序盤は左サイドバックのレギュラーとして試合に出場するも、上記の原発性左鎖骨下静脈血栓症の再発により、シーズン後半は試合に出場することはできなかった。

2010年、シーズン中盤のパク・チュホの負傷による長期離脱により、左サイドバックでレギュラーとして出場した。

2011年11月、日本代表のワールドカップアジア予選予備登録メンバーに追加登録された。

2013年12月14日、鹿島アントラーズへ完全移籍[1]。(中略)

 プレースタイル

元々はFWやトップ下でプレーする攻撃的な選手であったが磐田加入後、サイドバックにコンバートされ守備のスキルを身につけていった。元来、運動量には自信を持っているが、鹿島移籍後、まず守備から入り一対一で負けないこと、90分間体力を切らさず、センターバックの裏のケアなどを意識していると語る。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E6%9C%AC%E8%84%A9%E6%96%97
-----引用 ここまで-----

 エピソードで"早稲田大学ア式蹴球部のチームメイトだった鈴木修人とは高校時代に選手権で対戦し、同じ名前(シュウト)でポジションも同じだった事もあり(シュウト)対決とアナウンサーに触れられた"とありました。
 私の中で「しゅうと」と言うとこの鈴木修人。市立船橋時代に気に入った選手。彼も鹿島に入ったんですが、プレーは一度も見ていません。もう引退しちゃったみたいですね。

 もう一つ紹介したいと思った天皇杯関係の記事。タイトルになっていたのは以下の話。テレビ解説でも言っていたように、演技かなと思うところがありました。

-----引用 ここから-----
鹿島小笠原ファウルに激高は「あえての部分もある」 - 天皇杯 : 日刊スポーツ[2017年1月1日22時46分]
http://www.nikkansports.com/soccer/news/1759869.html

 試合序盤から、川崎Fの初タイトルへの気持ちに、押し込まれる展開も多かった。だが、その流れを一瞬で替えたのも小笠原の経験だった。前半19分、相手のファウルに激高。川崎FのMF中村憲剛(36)に対して闘志をむき出しにした。両軍入り乱れる、騒然とした雰囲気。空気は張り詰めた。37歳のベテランの熱い姿勢に、選手らは気持ちがさらに引き締まる。勝利のために、何をすればいいのかを、ピッチの中で伝授する1場面だった。

 「あれも、あえての部分もある。細かいところにこだわって、流れを引き寄せることも大事なこと。そういう駆け引きもチームには必要」。【鎌田直秀】
-----引用 ここまで-----

 それより以下のところがいい話です。

-----引用 ここから-----
 後半43分、MFファブリシオ(26)と途中交代には、もちろん納得していない。120分間ピッチに立てなかった悔しさはある。だが、延長前半4分、ファブリシオの試合を決めた勝ち越し弾には、自分が決めた以上に喜びを感じ、感謝した。

 「自分たちは11人だけでプレーしているわけじゃない。ファブリシオもそうだし、同じスタメンでは、ずっと戦ってこなかった。普段の紅白戦をみても、競争があったからこそ、今日2冠を決められた。試合に出られなくても、一生懸命やることを彼が示してくれた」。

 表彰式では天皇杯を日本協会の田嶋幸三会長から受け取った。だが、自身が掲げるのではなく、まずは石井正忠監督を指名。次には今季限りでチームを離れるスタッフ、期限付き移籍の契約が満了するファブリシオらにも中央でカップを掲げさせた。
-----引用 ここまで-----

 途中交代の2試合しか見ていませんが、ファブリシオは良さそうな選手でしたけどね。運動量が落ちて間延びした中でも体が強くて前で頑張ってくれているのがファブリシオと鈴木優磨でした。何かやってくれそうな期待感があります。
 試合後のテレビのインタビューで、ファブリシオは日本に慣れないという話をしていたので、そういうところでの問題があったんですかね?
 それはいいとして小笠原の上記エピソードは、こういうところがチームの強さに繋がるのかもしれないと思った話でした。


■2016/12/16 日本初どころかアジア初!クラブワールドカップ2016準決勝

  最近サッカー見ていなかったんですが、好きなクラブである鹿島がクラブワールドカップ準決勝ということで久しぶりに見ました。そしたら、やりましたよ。堪らないです。クラブワールドカップ決勝進出は日本初というだけでなく、アジア初という快挙。これはファンとしては誇っても、バチは当たらないと思います。

-----引用 ここから-----
鹿島がアジア初の決勝進出=南米王者に3-0-クラブW杯サッカー:時事ドットコム

サッカーのクラブ世界一を争うクラブ・ワールドカップ(W杯)第3日は14日、大阪府の市立吹田サッカースタジアムで準決勝が行われ、開催国代表でJ1王者の鹿島が南米代表のアトレチコ・ナシオナル(コロンビア)に3-0で勝ち、アジア勢初の決勝進出を果たした。
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016121400804&g=scr
-----引用 ここまで-----

 しかも、スタメン途中交代、監督とすべて日本人だったんですかね? 国際的には名前だけで国籍を判断するのは良くないんでしょうが、全員日本人風の名前でした。

-----引用 ここから-----
【鹿島×ナシオナル|スタメン発表】永木に代わり小笠原! 金崎は再びスーパーサブ
SOCCER DIGEST Web 12/14(水) 18:44配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161214-00021198-sdigestw-socc

GK
21 曽ヶ端準
 
DF
3 昌子 源
16 山本脩斗
22 西 大伍
23 植田直道
 
MF
10 柴崎 岳
13 中村充孝
25 遠藤 康
40 小笠原満男
 
FW
8 土居聖真
18 赤崎秀平

監督
石井正忠

GK
34  フランコ・アルマーニ
 
DF
2 ダニエル・ボカネグラ
3 フェリペ・アギラール
12 アレクシス・チャラレス
19 ファリド・ディアス
 
MF
6 マテウス・ウリベ
8 ディエゴ・アリアス
10 マクネリー・トーレス
 
FW
9 ミゲル・ボルハ
21 ジョン・モスケラ
28 オルランド・ベリオ

監督
レイナルド・ルエダ
-----引用 ここまで-----

 久しぶりに見た鹿島は、正直個々の能力的には物足りなく感じました。好きな選手としては、小笠原満男がいますが37歳ですからね。優勝するチームでスタメンって方が驚き。ただ、さすがに衰えを感じます。
 全体に疲れているのかな?という感じもしました。日程もよくわからず見始めたものの、ここまでクラブワールドカップだけで2戦。最も試合数が多いです。
 日程がよくわからんのですが、その前にはJリーグチャンピオンシップがありましたよね。しかも、これは下克上で年間3位から勝ち上がってきたので、これまた試合数が多いです。
 というか、リーグの後半は状態が悪かったんですね。ここぞというところで、うまく調整してくるのは鹿島らしいんですが。

-----引用 ここから-----
これぞ“鹿島らしさ”。相手の良さを消しゲームを支配。タイトルを獲ってこその「常勝」 | フットボールチャンネル | サッカー情報満載! 2016年11月24日(Thu)11時30分配信 text by 舩木渉 photo Getty Images
http://www.footballchannel.jp/2016/11/24/post186764/

11月23日、Jリーグチャンピオンシップ準決勝が等々力陸上競技場で行われ、川崎フロンターレを1-0で破った鹿島アントラーズが決勝進出を決めた。引き分けでは敗退となる状況で、まさに勝負強さを発揮した「常勝軍団」には、やはり“勝者のメンタリティ”が脈々と受け継がれている。(中略)

 最初から最後まで鹿島が思い通りに試合をコントロールしていた。ゴールを重ねて主導権を握るのではなく、守備で相手の力を奪う。そして最少得点で勝ち切る。まさに「鹿島らしさ」が表れたゲームだった。

 鹿島がリーグ戦終盤で4連敗していたチームとは全く「別物」だったことにも触れておきたい。これぞ勝利の文化を長年積み上げてきた“常勝軍団”の姿だろう。

「(今週は)マンさんから言葉じゃなく何かが出ていた。怖かった。ただいるだけでちょっとピリピリしているというか。それが監督にも伝わるし、監督から俺らにも伝わるし。この1週間というのは本当にピリピリしていた」

 昌子が「マンさん」と呼ぶのは、鹿島を前身の住友金属工業時代から知る鈴木満常務取締役強化部長だ。クラブのトップがこれまでに築いてきた文化を象徴し、無言でも選手たちに伝わっていく。そんなメンタリティがここぞで生きた。
-----引用 ここまで-----

 あと、この試合で歴史的だったのが、今大会FIFA主催退会で初めて導入されたビデオアシスタントレフェリーが初適用されたという話。

-----引用 ここから-----
クラブW杯準決勝で歴史的なジャッジ! FIFA主催大会初導入のビデオ判定で鹿島がPK獲得
Football ZONE web 12/14(水) 20:12配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161214-00010021-soccermzw-socc

鹿島アントラーズがFIFAクラブワールドカップ(W杯)準決勝アトレティコ・ナシオナル戦でFIFA主催大会初導入のVAR(ビデオアシスタントレフェリー)でPKを獲得し、先制点を奪った。

前半28分のことだった。鹿島は左サイドで直接FKを獲得、キックは一度クリアされてプレーは続けられたものの、この際、DF西大伍が相手DFに足を引っかけられていた。これがPKなどの判定をビデオで確認するVARの対象となり、同30分にPK判定が下った。
-----引用 ここまで-----

 鹿島の選手が強く抗議したわけではなく、普通に試合が流れていて何?何?という感じ。テレビでスローが放映されたときも正直私はファールには見えませんでした。最初、ボール来る前に体が当たってバランス崩したことを言っているのかとも思いました。
 でも、実際に副審が使った映像、違う角度でのビデオを見ると、本当だ!という。たぶんわざと足を出したわけではなく、西大伍の後を追っかけていてたまたま後ろ足、カカトのあたりを踏んでしまった形だと思うものの、確かに足が当たってバランスを崩しています。こりゃ、普通の審判なら見逃すわ、という。
 このPKをまさかの24歳の土居聖真が蹴りましたが、きっちりGKの逆に決めます。歴史的な判定とゴールになりました。
 この1点が効いて、正直ラッキーな面がありましたね。

 あとは、個々の選手の感想。

GK 21 曽ヶ端準
 高桑大二朗派だったので、正直、曽ヶ端が好きではないんですが、良いプレーをすることはもちろん多く、この日は本当に神がかっていました。これまたラッキーなポストなどに助けられる場面もあったものの、結果的には無失点に抑えます。
 枠に来ていたボールに当てていただけでなく、裏へのボールも対応していましたし、ハイボールもキャッチもしくは相手のファールとなっていて、ほぼ完璧。前述の通り、好きじゃない選手ですが、マン・オブ・ザ・マッチかな?という。

CB 3 昌子 源
 解説の岡田さんか、都並さんかがMVPだと言っていたのが昌子源。私も今回最も気に入った選手です。

-----引用 ここから-----
生年月日     1992年12月11日(24歳)
出身地     兵庫県神戸市
身長     182cm
体重     74kg
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%8C%E5%AD%90%E6%BA%90
-----引用 ここまで-----

  実は先にニュースを読んでいて、見る前から気になっていた選手。「しょうじ」ではなく「まさこ」だと思っていました。(実際に「まさこ」と読む人もいます。他に「しょうご」など)
 気になった記事というのは以下。

-----引用 ここから-----
鹿島・昌子源も困惑した2S制。「やってる方はもういい」。勝ち点差15のCS優勝に感じた戸惑い | フットボールチャンネル | サッカー情報満載!
http://www.footballchannel.jp/2016/12/04/post188254/

 “常勝軍団”と称される鹿島にして、実に7年ぶりのリーグタイトルだが、昌子源の表情はどこか晴れやかではないように見てとれた。

「浦和さんの肩を持つわけじゃないけど、僕らが浦和さんの立場だったら考えたくもないくらい悔しいと思うし、それは文句も言いたくなると思う。僕らは年間3位から下剋上に成功したというけど、こういうチャンピオンの決め方っていうのはあんまりこう、僕的にはどうかなっていう…。

 そりゃチャンピオンになって嬉しいですけど、年間で(勝ち点が)15も離れてますし、そういうところはアレだなとは思う。まぁでもルールはルールですし、勝った者がチャンピオンですし。チャンピオンになれたことを誇りに思いたい」

 23歳のセンターバックは、勝ち点差で浦和に大きく上回られていながらもJリーグ優勝という結果に、完全には満足していないようだった。事実、「優勝の実感は正直ないですね」とも言い切っている。(中略)

 昌子は「見ている方は楽しかったり、CSという制度は確かにお客さんが入って面白いですけど、やってる方はもういいかな」と笑いながら話していた。だが、これはある意味で核心をつく言葉ではないだろうか。
-----引用 ここまで-----

 鹿島ファンなのでもちろん嬉しいですし、これがクラブワールドカップでの快挙に繋がったわけですが、私もこの制度はどうかと思います。しかも、スポンサー収入が増えた途端に廃止って、理念がなさすぎ。
 ついでに言うと、J2の昇格プレーオフもやめて3位のクラブを自動的に入れ替え戦に回すべきでしょう。

 それは良いとして、昌子の話。相手の前に出てボールを先に触るプレーが目立ちました。リスクあるのですが、積極的です。普通はそこで前出ないだろう、相手に持たせるだろうというところでも、相手を押しのけて前に出て先に触るところもありました。私は積極的な選手が好きなので、めっちゃ好みです。
 チームとしては危ない場面多かったのですが、精神的に守備を引っ張っていて、これはかなり効いたと思われます。

2016/12/19:決勝もかなり良かったですね。クリスティアーノ・ロナウドは途中まで乗り切っていない感じでしたが、一歩も引かずに対応。押さえ込んでいる場面も多かったです。


CB 23 植田直道
 年代別代表など、CBでは彼の方が昌子源より有名なんですかね? ただ、正直見ていてヒヤヒヤ。対応がゆるいところが多く、曽ヶ端に救われる場面も。上背があるものの、足元だと辛いタイプに見えちゃいました。ファンの方、すんません。
 Wikipediaで身長見ると、やはり結構高いですね。
 
-----引用 ここから-----
生年月日     1994年10月24日(22歳)
出身地     熊本県宇土市
身長     186cm
体重     77kg
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A4%8D%E7%94%B0%E7%9B%B4%E9%80%9A
-----引用 ここまで-----

25 遠藤 康
 デビュー直後に見て気に入った選手ですが、年取ったかなぁ。プレーが弱気になりました。私、若い子好きなんですよね、基本的に。

-----引用 ここから-----
生年月日     1988年4月7日(28歳)
出身地     日本の旗 宮城県仙台市
身長     168cm[1]
体重     69kg[1]
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%A0%E8%97%A4%E5%BA%B7
-----引用 ここまで-----

 左利きで右サイドに入りました。雑なキックや淡白なプレーがあって物足りず。
 でも、後半の追加点はやりました!

-----引用 ここから-----
ゴールに背を向けた!鹿島MF遠藤康のおしゃれヒールが勝利を決定づける | ゲキサカ[講談社]

 左サイドからMF柴崎岳のクロスに飛び込むと、ゴール前でGKと交錯。ここで遠藤はゴールに背を向けてボールをキープ。DFにも詰められてどうするのかと思ったその瞬間、右足かかとでゴールに流し込んだ。これ以上ない落ち着きが生んだゴールだった。
http://web.gekisaka.jp/news/detail/?205435-205435-fl
-----引用 ここまで-----

 ターンしても間に合うかもというところでしたが、確かにヒールの方が確実。余裕ありましたね。この後ダメ押しの3点目がありましたが、試合を決定づけた1点でした。


途中出場 25 金崎夢生
 金崎夢生は実を言うと、滝川第二高等学校時代に見て、好きじゃなかった選手。ベタ褒めされていたものの、良さがあまりわからず、プロなんか通用しないと思っていました。それが今鹿島のエースだとのこと。見る目ないです。

-----引用 ここから-----
生年月日     1989年2月16日(27歳)
出身地     三重県津市
身長     180cm
体重     70kg
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E5%B4%8E%E5%A4%A2%E7%94%9F
-----引用 ここまで-----

 うろ覚えですが、高校時代はスピードが持ち味でドリブルもあった記憶。怪我抱えているせいか、そこまで抜けた感じはないものの、今日もスピードを感じました。
 繋がらないパスなど失うところも多かったものの、鹿島の攻撃陣では彼に入ると一番溜めができて助かります。後半は彼以外はすぐに取られて終わりといった感じでした。
 また、驚いたのがフィジカルの強さとバランス。体が当たるプレーでもバランスを崩さずにプレーを続けられます。3点目のアシストはまさにそういうプレーでした。

-----引用 ここから-----
直後の後半39分、中村に代わって鈴木がピッチに入ると、その1分後に金崎の右クロスをファーサイドの鈴木が左足で押し込み、3-0とダメを押した。
-----引用 ここまで-----

 右サイドでやり合ったDFを置き去りにして右からの低いクロス。GKが出れないDFとの間をまっすぐ。
 ここで外したら外したで日本人らしいといところだったものの、若い鈴木優磨がきっちり押し込んで、決勝の相手となるレアル・マドリードのエースであるクリスティアーノ・ロナウドの雄叫びパフォーマンス。好きな選手なんだそうな。
 その前からアトレチコ・ナシオナルは精神的に参って諦めムードでしたが、本当にこれで完全に終わりになりました。




■2016/12/19:クラブワールドカップ2016決勝

 決勝も見ました。面倒なのでここ10年ほどはビデオでばかり見ていたのですが、めちゃくちゃ久しぶりに生で見ました。

-----引用 ここから-----
レアル対鹿島、クラブW杯決勝のスタメン発表…S・ラモス復帰、鹿島は金崎ら先発 | サッカーキング

□レアル・マドリード

▽GK
ケイロル・ナバス

▽DF
ダニエル・カルバハル
ラファエル・ヴァラン
セルヒオ・ラモス
マルセロ

▽MF
カゼミーロ
トニ・クロース
ルカ・モドリッチ

▽FW
クリスティアーノ・ロナウド
カリム・ベンゼマ
ルーカス・バスケス

■鹿島アントラーズ

▼GK
曽ヶ端準

▼DF
西大伍
昌子源
植田直通
山本脩斗

▼MF
永木亮太
小笠原満男
遠藤康
土居聖真(引用者注:たぶん2トップです)
柴崎岳

▼FW
金崎夢生
https://www.soccer-king.jp/news/world/cwc/20161218/529067.html
-----引用 ここまで-----

 初戦も思ったのですが、とにかくパスミスが多いです。連戦で疲れているのか、攻撃のときの運動量も物足りなく感じました。全力疾走しなくてもちょっと動くだけでパスコースができるんですけどね。
 この攻撃のときの孤立は、準決勝の後半、決勝の後半で顕著で、延長線はさらにという感じでした。正直強いチームに見えないのですが、でも粘る粘る。試合巧者なんでしょうね。
 前半の同点ゴールのときからですが、ずっと涙目で見ていました。物足りないと言いつつ、感動しまくり。特にリードしたときは泣きたくなりました。

-----引用 ここから-----
鹿島の大健闘退けレアルがクラブ世界一に。延長にもつれた死闘をCロナのハットで制す | フットボールチャンネル | サッカー情報満載!
http://www.footballchannel.jp/2016/12/18/post190586/

 前半9分には早くもマドリーに先制点が生まれる。ヘディングでのクロスが小さくなったボールをモドリッチが拾い、ペナルティーエリア手前での胸トラップからボレーシュート。GK曽ヶ端の弾いたボールをベンゼマが押し込み、準決勝に続いての2試合連続ゴールを記録した。

(中略)そのまま前半を終えようとしていた44分、鹿島に歴史的なゴールが生まれる。左サイドでボールを受けた土居が切り返して縦へ持ち込み、左足でクロス。エリア内で受けた柴崎はトラップがやや大きくなったが、そのまま左足でゴール右側へ低いシュートを蹴り込んで試合を振り出しに戻した。

 1-1で迎えた後半立ち上がり、世界のサッカーファンをさらに驚かせる展開が待っていた。52分、マドリーのクリアボールをゴール正面で拾った柴崎は、囲まれながらもボースを失わずシュートレンジへ持ち込む。エリア手前から放った左足シュートがゴール左下隅へと突き刺さり、マドリーを逆転する2点目のゴールを奪った。

 予期していなかったであろう展開に焦りも見せつつ、マドリーは攻撃の手を強めていく。59分にはルーカス・バスケスがエリア内へ突破を図ったところで、止めに入った山本がファウルを取られてPKの判定。エースのC・ロナウドがこれをゴール左隅へと強烈に蹴り込みスコアは2-2に。

(中略)延長前半の98分、勝利を大きく引き寄せるゴールを奪ったのはマドリー。鹿島の守備の一瞬の隙を突き、ベンゼマのスルーパスを受けて抜け出したC・ロナウドがこの試合2点目となるゴールを叩き込んだ。さらに延長前半終了間際の104分、クロースからのパスをエリア内で受けたC・ロナウドがまたしても豪快に蹴り込み、ハットトリックを達成。マドリーがリードを2点に広げる。

 最後まで諦めず攻める姿勢を見せ続けた鹿島だが、疲労もありそれ以上の反撃はならず。鹿島の大健闘を退けたマドリーが2年ぶりにクラブ世界王者のタイトルを獲得した。

【得点者】
9分 1-0 ベンゼマ(レアル・マドリー)
44分 1-1 柴崎岳(鹿島)
52分 1-2 柴崎岳(鹿島)
60分 2-2 C・ロナウド(レアル・マドリー)
98分 3-2 C・ロナウド(レアル・マドリー)
104分 4-2 C・ロナウド(レアル・マドリー)
-----引用 ここまで-----

 正直勝てた試合ですよね。岡田さんは油断して気持ちが入っていないと言っていましたが、私は雰囲気に飲まれたのかな?という感じで、何か本調子ではありません。焦りのようなものも感じました。
 レアル・マドリードがやっと本調子になったのは、PKでの同点ゴールから。仕方ないっちゃ仕方ないんですが、もったいないPKでした。
 ただ、その後の猛攻を凌ぎましたし、その時間帯の後も前半よりは良い状態のレアル・マドリード相手に延長までは耐えきりました。
 リスクをかけてポジションチェンジしたのと、疲れとで間延びしてしまい、鹿島にもチャンス。というか、1点ものというシーンが鹿島にも何度もありましたので、もったいなかったです。

 また、これがおかしくなければ勝っていただろうという疑惑の判定がありました。イエローカードだと思われるプレーなのに出なかっただけでも揉めるのに、カードに手を伸ばす仕草をしたのにやめたというめちゃくちゃ怪しい動きでした。

-----引用 ここから-----
なぜラモスは退場にならなかった? 決勝での判定にスペイン紙も疑問 フットボールチャンネル | スポーツ | 2016年12月19日

 2-2で迎えた後半終了間際に、マドリーのDFセルヒオ・ラモスが鹿島の金崎夢生を後方からのチャージで転倒させたプレーがあった。ザンビアのジャニー・シカズウェ主審はファウルを取った上で、胸ポケットに手をかけ、カードを提示するかのような動きを見せた。

 すでにこの試合で1枚のイエローカードを受けていたラモスは、もう1枚カードを受ければ退場となるところだった。だが結局主審はカードを出すことはなく、試合は11人対11人のまま延長戦へ。マドリーが延長前半に2点を奪って勝利を収めたが、退場者が出ていれば結果は違っていた可能性もあったかもしれない。

 レアル・マドリー寄りのスペイン紙である『アス』や『マルカ』なども、この判定には疑問を呈している。「主審はラモスを赦した」「なぜかカードを出さなかった」という論調でシカズウェ主審の判断について伝えた。

『ラジオ・マルカ』の解説を務める審判のアンドゥハル・オリベル氏は、「明らかにレッドだった。ラモスは(プレー後の時点で)すでにドレッシングルーム内にいるべきだった」という主張を述べている。
http://pex.jp/point_news/6b09280b34222cbb5d53ad46354d0373/#reaction-result
-----引用 ここまで-----

 勝てなかったのは残念でしたが、それでも誇って良い結果。私も好きだったレオナルドさんもそういった湖面をしていました。

-----引用 ここから-----
元鹿島のレオナルド氏、レアルに大健闘した古巣を称賛「すでに歴史を書き換えた」 フットボールチャンネル | スポーツ | 2016年12月19日
http://pex.jp/point_news/e11d485c08f705755b1b80f537ef1d08/#reaction-result

1994年から3年間鹿島でプレーしたレオナルド氏は、古巣の大健闘を称賛。「みんなはすでに歴史を書き換えました!」とレオナルド氏は述べると、「その偉業の一部に自分が関われたことに誇りを感じます。よくやった」と古巣の健闘を讃えている。
-----引用 ここまで-----


2016/12/21追記:ジーコさんの話もありました。


-----引用 ここから-----
ジーコ氏、クラブW杯で健闘した古巣に言及「鹿島のことを誇りに思う」 フットボールチャンネル | スポーツ | 2016年12月20日

 元ブラジル代表で鹿島アントラーズのOBでもある63歳のジーコ氏が、クラブW杯で”ジーコ・スピリット”の横断幕を見た感想を19日に自身のインスタグラムに投稿した。(中略)

 ジーコ氏は自身のインスタグラムにその画像を投稿すると共に「鹿島アントラーズのファンの皆さんの愛情に感謝したい。私は鹿島のことを誇りに思っており、クラブに貢献したブラジル人もみんな、それを思っている」とのコメントを載せた。
http://pex.jp/point_news/8db01c103b3d0afbf857194b5fcff6d2
-----引用 ここまで-----

 この”ジーコ・スピリット”に関連し、他の日本のクラブにないものだという指摘記事がありました。

-----引用 ここから-----
本気でレアルに勝つつもりだった鹿島の善戦で、突きつけられた日本サッカーの問題点
週プレNEWS / 2016年12月20日 19時0分 中山 淳
http://news.infoseek.co.jp/article/shupure_77121/

何よりも驚かされたのは、敗れ去った後の選手たちの表情である。

鹿島というクラブに脈々と受け継がれてきた「勝者のメンタリティ」については、これまでも散々語られてきた。(中略)

しかし、さすがにクラブ世界一を決める舞台で、世界中からワールドクラスを集めたレアルを延長戦にまで追い込んだ後は、鹿島の選手も達成感のある表情を見せるはずと予想していた。ところが、いざ蓋を開けてみれば、キャプテンの小笠原満男を筆頭に、誰ひとり笑顔を見せる選手はいなかった。

もし浦和や川崎がCWC決勝でレアルと対戦していたら、鹿島と同じように大健闘したかもしれない。年間勝ち点で1位の浦和と2位の川崎は3位の鹿島を上回ったのだから、実力という部分で劣っているとは言えないからだ。しかし、敗戦後にこの2チームの選手たちが同じような態度と表情を見せていたかとなると、おそらく違っていただろう。

試合後、負けた鹿島の選手たちは口々に「勝てるチャンスはあったのに負けてしまって悔しい」と言ったが、それが口先だけではないことは十分に伝わってきた。彼らは、本気でレアルに勝つために準備をして、試合終了のホイッスルが鳴るまで戦い続けた。そして敗戦後は本気で悔しがり、そこには「善戦」か「大敗」かの違いは存在していなかった。
-----引用 ここまで-----

 ただ、このメンタリティでも、レアル・マドリードは「次元が違っていた」といいます。

-----引用 ここから-----
「自分たちが苦しめられることはわかっていたし、簡単なファイナルにはならないと思っていた」とは、レアルのジヌディーン・ジダン監督のコメントだが、その表情は日本のメディアが期待するような優勝直後の高揚感、あるいはタイトルを手にできた安堵感を微塵(みじん)も感じさせない、実に穏やかなものだった。

冷静に考えてみれば、彼らにとってこのような試合展開は日常茶飯事。たとえば直近のスペインリーグ戦では、ホームでデポルティーボ・ラ・コルーニャに1-2と追い込まれながら、終了間際に2ゴールを立て続けに奪い、最終的に逆転勝利を収めたばかりだった。(中略)

では、どうすれば鹿島、ひいては日本のクラブが世界に追いつくことができるのか?

この問いに対して、石井監督は「こういうテンションの試合を続けないと、世界との差は縮まらない。そうしないと、今回チャンピオンになったレアル・マドリードには近づけない」と答えている。

確かに、今年の鹿島や昨年3位のサンフレッチェ広島も、CWCを戦う中で選手個々やチームは目を見張るような成長を遂げた。しかし悲しいかな、日常のJリーグに戻ると、CWCと同じテンション、レベルで戦える環境がないというのが現実だ。

それはアジアチャンピオンズリーグ(ACL)の舞台でも変わらない。石井監督の言葉は、自分たちが成長したくても、現状の日本サッカーの環境では限界があるという悲痛な叫びにも聞こえてしまう。

もっとも、これは日本だけの問題ではなく、北中米カリブ、アフリカ、そして南米のクラブにとっても共通した悩みでもある。もしかしたら、ヨーロッパ一極集中化が加速する現在のサッカー界では、ヨーロッパ以外の地域が手を取り合い、お互いを切磋琢磨できる舞台を新たに作ることが求められているのかもしれない。
-----引用 ここまで-----

 話は変わりますが、今大会の賞金が気になっていました。結構貰えるんじゃないの?と思っていたんですよ。4.5億円だそうです。良い補強ができますね。

-----引用 ここから-----
【クラブW杯2016】賞金や賞品情報まとめ!他の大会と比較してみた |
http://goddy-layout.com/cwc-2016-money/

クラブW杯2016の優勝賞金はどれくらいになるでしょうか?

    優勝→500万ドル
    準優勝→400万ドル
    3位→250万ドル
    4位→200万ドル
    5位→150万ドル
    6位→100万ドル
    7位→50万ドル

以上のようになっています。

日本円に直すとこんな感じ。

    優勝→5億6000万円
    準優勝→4億5000万円
    3位→2億8000万円
    4位→2億2000万円
    5位→1億1700万円
    6位→1億1000万円
    7位→5000万円
-----引用 ここまで-----

 あと、上で書いた審判関連での批判が続々。

-----引用 ここから-----
スペイン有識者がCWC決勝の主審を批判。「ロシアW杯にはふさわしくない」 | フットボールチャンネル | サッカー情報満載!
http://www.footballchannel.jp/2016/12/19/post190679/

 19日付のスペイン『アス』紙はこの試合のジャッジについて、元審判のイルデフォンソ・ウリサール氏による意見記事を掲載している。

 ウリサール氏はシカズウェ主審について、「技術面では悪くなかった」「どの判断も正しく、副審もよく助けていた」と総評。山本脩斗のファウルによりマドリーにPKが与えられた判定や、クリスティアーノ・ロナウドのゴールがオフサイドで無効とされた判定も妥当だったと見解を述べている。

 だがやはり、後半終了間際のプレーに対する対応には批判的な見方だ。セルヒオ・ラモスが金崎夢生を倒した場面は「ファウルであり、明らかに警告だった」とウリサール氏。「手を胸ポケットにかけたのは正しかったが、そこから不可解な形で後戻りした。マドリーを有利にし、パーソナリティーの欠如を示した」と述べている。

「FIFA(国際サッカー連盟)にとっては、間違いなくジャニー・シカズウェ氏は次回のロシアW杯の審判のひとりなのだろう」とウリサール氏は述べつつ、「W杯に行くようなパーソナリティーを持ってはいないことを強く示した」とザンビア人主審の資質に疑問を呈している。
-----引用 ここまで-----

 なお、ビデオアシスタントのせいだと書いている人が多かったですが、カードの判定はビデオアシスタントの役割ではありません。ルールにないものです。
 審判も別の言い訳をしています。

-----引用 ここから-----
CWC決勝主審の“言い訳”。疑惑の判定は「副審との伝達不良」 フットボールチャンネル | スポーツ | 2016年12月20日
http://pex.jp/point_news/0ea93dfcfeb3f71104e940010ec5eaac

 クラブW杯決勝の鹿島アントラーズ対レアル・マドリーで主審を務めたザンビア人のジャニー・シカズウェ氏が、疑惑の判定についてコメントした。同氏は、「副審とのコミュニケーションがうまくいかなかった」と主張している。スペイン紙『マルカ』が伝えた。(中略)

 このシーンについて鹿島の石井正忠監督は「レフェリーが勇気を持てなかった場面が1つあったと思う」と苦言を呈し、MF永木亮太は「レフェリーが一番レアルをリスペクトしていると感じた」と不満げだった。

 鹿島陣営だけでなく、この判定は世界的に疑惑のジャッジとして取り上げられている。

 だが、シカズウェ氏は、「私と副審の間の伝達不良だった」と主張。カードに手をかけたのは、「(副審から)イヤホンでファウルだと言われ、彼は『カードじゃない』と言った。それが私には『カードだ』と聞こえてしまったんだ」と説明している。
-----引用 ここまで-----

 実際カードに値するプレーではなかったのでは?という見方もあり、それは別に構わないと思います。しかし、ポケットに手をやって出さないという紛らわしいアクションは絶対やっちゃいけないことでした。



■2009/3/16 久しぶりに鹿島を見たら、好きな選手がことごとくいない…

(2009年に久しぶりにサッカーを見るのを再開しよう…と調べていたときの話を転載)

 まず、1週間の番組チェック。テレビ見るの久し振りです。サッカー以外でテレビ見ない=見ることがない、ということで、テレビ自体設置していません。前も線は抜いてたんですけど、引越ししてからはテレビも設置していなかったんで、いろいろ繋がないといけません。めんどくさいなー。
 調べると、<3/22 (Sun) 2:55 ~ 4:35 (100分)  テレビ朝日 AFCチャンピオンズリーグ>というのを発見。番組表では、不親切に何も書いてないんですけど、調べてみたら水曜日の「鹿島アントラーズ×上海申花」の録画放送っぽい。これならいいなー。いきなり好きな鹿島が見れます。というか、サッカーって夜中の放送多いですよね。普段5時に起きてるんですけど、これからどうしましょ?

 とりあえず、鹿島の選手を確認しておきます。
 GK 高桑いないんですね。好きだったのに。小澤英明がちゃっかり戻ってきてて、笑った。しかもたまに出てるし。
 DF あれ?好きな選手がごっそりいないです。好みの選手ほど放出される傾向があるとはいえ、全滅とは・・・。相馬直樹は川崎行った様な記憶があったんですけど、石川竜也とか羽田憲司とか金古聖司とか。まあ、ここらへんはチームのためには入れ替えるべきでしょうけど。控えと思われる選手は、全くわかりません。内田篤人もよく知らないです。1回見ただけです。
 MF なんで中田浩二いるの?海外行かなかったっけ?まあ、好きだからいいんですど。若手知らないと思いつつ、鈴木修人じゃん!興奮。プロ入れたんですね。しかも、好きな鹿島。市立船橋で好きだった選手。でも、まだ1回も出てないみたいです・・・。増田誓志は覚えてます。2004年デビューなので、このころはまだちょっと見てたのかな。センス良くて将来期待できると思った気がします。あ、忘れてたけど、中後雅喜もいない。駒沢の3年のときに気に入って、鹿島入り決まって嬉しかったのに。1回も見ないうちに・・・。あと、本田泰人はさすがに引退したか。私見ていたころは、まだ引退させてあげられないってチームだった。そういや名良橋晃もいないんだ。
 FW なんかここも好きな選手が・・・。興梠慎三も見ました。ドリブル良かったし、プレー全体に良かったし、荒かったけど伸びそうな感じを受けました。FW登録だけど、1.5列目なタイプっぽかった覚えが。大迫勇也。名前聞いたような気がしてたけど、流通経済大学付属柏の大前元紀と勘違いしてました。「大」しか合っていませんけど。全く見たこと無いですわ。あと、深井正樹大好きだったのに。いないだなんて・・・。ドリームチーム(好きな選手ベスト22)に入れた鹿島の選手1人もいないじゃないですか。鹿島を好きなチームに挙げながら、ベスト22に入る選手が1人もいないという事態に。あと、富山第一から来た中島裕希もいない。1度見たときに個性的なタイミングでシュートしていて、もっと見たいと思ったのに。
 っていうか、大丈夫かな。このチーム好きでいられるかな?心配になってきました・・・。

2023年5月22日月曜日

意外に有名選手が多い滋賀県出身のサッカー選手 井原正巳など

■2020/12/09 意外に有名選手が多い滋賀県出身のサッカー選手 井原正巳など



■2020/12/09 意外に有名選手が多い滋賀県出身のサッカー選手 井原正巳など

 サッカーで滋賀県と言えば、野洲市の野洲(やす)高校。で、この野洲高校の乾貴士が最も有名な選手かと思ったら違いました。なんとあの井原正巳がいましたわ! かつての日本代表最多記録保持者であったくらいなので、彼がナンバーワンですね。

 この井原正巳という大物の他、パッと見た感じ、意外に有名な選手が多いです。これは滋賀県がそもそもイメージ以上に人口が多いためかな?と思って調べてみると、47都道府県中26位。人口はそんなに多くありませんでしたね。


CB 井原正巳(元日本代表)守山高校-筑波大卒 代表122 J1 297
CB、LSB、DH 中田浩二(元鹿島アントラーズ)帝京高校卒 代表57 J1 266
CB  高木和道(MIOびわこ滋賀)草津東高校卒 代表5 J1 252
OH、DH、FW 望月聡(元日本代表、北京五輪-W杯ドイツ2011女子代表コーチ) 代表7 J43 JSL1 70
MF 楠神順平(清水エスパルス)野洲高校-同志社大卒 J1 129
MF 倉貫一毅(元ヴァンフォーレ甲府)静岡学園高校卒 J1 10 J2 435
MF、FW 乾貴士(SDエイバル)野洲高校卒 近江八幡市出身 代表36 リーガ138 ブンデス75
MF、FW 坂本紘司(元湘南ベルマーレ)静岡学園高校卒
FW 青木孝太(元ザスパクサツ群馬)野洲高校卒 J1 35 J2 170

DF 東崇史(元横浜F・マリノス)J1 0
MF、DF 荒堀謙次(カマタマーレ讃岐)野洲高校 J1 2 J2 144
 上野展裕(前ヴァンフォーレ甲府監督)膳所高校-早稲田大卒
 上山熊之助(県初の日本代表)
 内野貴志(AC長野パルセイロ)野洲高校-びわスポ大卒
 内林広高(元ガンバ大阪)草津東高校卒
 江川慶城 
 大本祐槻(アルビレックス新潟)野洲高校-阪南大卒
 岡谷良 草津東高校卒
 垣根拓也(藤枝MYFC)立命館大卒
 神崎亮佑(元川崎フロンターレ、カマタマーレ讃岐)草津東高校卒
 河野高宏(水戸ホーリーホックGKコーチ)膳所高校-筑波大卒
 河本明人(ヴァンフォーレ甲府)甲南中学校-流通経済大柏高校-流通経済大卒
 北村春吉(県初の日本代表・日本代表初得点者):現野洲市
 國領一平(ヴァンラーレ八戸)
 酒井将史(元ラインメール青森)大阪体育大学卒
 酒井隆介(FC町田ゼルビア)名古屋U-18-駒澤大卒
 坂本一輝(MIOびわこ滋賀)野洲高校-立命館大卒
 里内猛(鹿島アントラーズフィジカルコーチ)甲賀高校(現水口高校)卒
 瀬尾清(元柏レイソル)守山高校卒
 高橋祐治(柏レイソル)
 田中大輔(元清水エスパルス)野洲高卒
 田中雄大(ブラウブリッツ秋田)野洲高校-関大卒
 陳明俊(ヴォルカ鹿児島)鹿児島実業高等学校卒
 鍔田有馬(元MIOびわこ滋賀)伊吹高校-大阪産業大卒
 中井昇吾(元柏レイソル)野洲高校卒
 中川英之(元ファジアーノ岡山)草津東高校-佛教大卒
 中村聖(元清水エスパルス)守山高校卒
 西村仁志(ヴィアティン三重)野洲高校-中京大卒
 橋本和(FC岐阜)青森山田高校-大体大卒
 前田高孝(元清水エスパルス)草津東高校卒
 前田雅文(元ガンバ大阪)野洲高校卒
 松尾元太(元名古屋グランパス)野洲高校-大阪体育大卒
 松田保(びわこ成蹊スポーツ大学教授。元U-17代表監督)彦根東高校-金沢大学卒
 水野隼人(ヴィアティン三重)野洲高校-中京大卒
 美濃部直彦(AC長野パルセイロGM)守山高卒 元G大阪-京都
 宮吉拓実(京都サンガF.C.)(生まれは福井県)
 村瀬和隆(元ヴィッセル神戸)守山北高校卒
 村田和哉(清水エスパルス)野洲高校-大体大卒
 望月嶺臣(京都サンガF.C.)野洲高校卒
 矢島卓郎(元京都サンガF.C.)膳所高校-早稲田大卒
 山田楓喜(京都サンガF.C.)京都翔英高校卒
 山田真夏斗(松本山雅FC)立正大淞南高校卒
 山本悠樹(関西学院大学体育会サッカー部)草津東高卒
 吉川健太(元カターレ富山)守山北高校-京都産業大卒
 吉川拓也(元鈴鹿アンリミテッドFC)守山北高校-阪南大卒
 吉田実成都(MIOびわこ滋賀)草津東高-大阪学院大卒
 渡邉悠介(元MIOびわこ滋賀)流経大付属柏高-大阪体育大卒


2023年5月21日日曜日

FIFA最優秀監督、CLなど5冠フリックが謎の落選でクロップになって波紋

■2020/12/21 FIFA最優秀監督、CLなど5冠フリックが謎の落選でクロップになって波紋



■2020/12/21 FIFA最優秀監督、CLなど5冠フリックが謎の落選でクロップになって波紋

 FIFA(国際サッカー連盟)は年間表彰式『ザ・ベスト・FIFAフットボールアウォーズ2020』を開催し、年間最優秀監督賞にリヴァプールを30年ぶり戴冠へと導いたユルゲン・クロップ監督を選出。現在トッテナムの監督であるモウリーニョさんはこれに「(引用者注:バイエルン監督のハンジ・フ)フリックが戴冠するものと思っていたがね。彼が勝つ唯一のチャンスは、バイエルンはあと2~3の新たなコンペティションを見つけて、それに勝つことだと思う」と皮肉を言っていました。(モウリーニョ、クロップのFIFA最優秀監督賞に皮肉「フリックは2~3の新大会を見つけるしかない」 | Goal.comより)

 モウリーニョ監督は口が悪いので、本来でしたらいちいち気にしてはいられません。ただ、今回の受賞は確かに不可解。というのも、バイエルンのハンジ・フリック監督は国内2冠、国内外スーパーカップ2冠、チャンピオンズリーグ王者となっていたため。国内タイトルだけでなく、最高峰のCL王者となりながら受賞できないというのは、かなり不可解で不自然でした。

 ここらへんを疑う声は、3冠達成もFIFA最優秀監督賞を逃したフリック「少し失望した…でも人生は続いていく」(GOAL)のコメント一覧 - Yahoo!ニュースでも出ていました。私は本来、陰謀論的なことは支持しないものの、今回の選出はおかしすぎ。弱小クラブでのプレミア制覇ならそちらを優先評価するのはまだ少しは理解できたのですが、リヴァプールの場合はそうでもありませんしね…。

<リヴァプールもしくはクロップ贔屓としか思えないわ(中略)最低だね、腐りきってるよ>
<フリックが選ばれない謎だよな>
<取れるタイトルは全部取ったのにこれ以上どうすりゃいいんだよって感じだろうなフリックからすれば>
<プレミア制覇が最優秀監督なら今までどれだけの人が受賞できたんだよ>


2023年5月20日土曜日

日本にはかつてFCニッポンというクラブが存在…日本代表って意味?

■2020/11/16 日本にはかつてFCニッポンというクラブが存在…日本代表って意味?



■2020/11/16 日本にはかつてFCニッポンというクラブが存在…日本代表って意味?

 「FCニッポン」というクラブがあったと、知ってびっくり。これは「日本代表」という意味ではありません。東京ヴェルディ1969 - Wikipediaを見ていて、知った話なんですよ。つまり、ヴェルディがFCニッポンと名乗っいた時代があったのです。マスコミでもそういう表記はなかったんですけどね。Wikipediaによると、チーム名(正式名称)は、Jリーグ加盟から1999年1月31日までは「読売日本サッカークラブ」、同年2月1日より2009年10月20日までは「FCニッポン」、2009年10月21日以降は現名称の「東京ヴェルディ1969」だといいます。「読売日本サッカークラブ」の「日本」が残った形ですかね。

 ただ、1クラブが「FCニッポン」と名乗るというのは、問題を感じるもの。おこがましい…図々しくでしゃばっている感じもあります。ちなみにかつての読売クラブには「日本代表に選ばれるより読売でレギュラーを取る方が難しい」とも言われた、すごすぎる黄金期がありました。ただ、前述の通り、1999~2009年に名乗っていた名前であり、全然強くなかった時代。最後の優勝は1994年というはるか昔。しかも、FCニッポン時代の最高成績は名乗りだした1999年の7位というひどさ。2006年にはJ2に降格。最高7位、二桁常連、J2降格のくせして、「FCニッポン」とは、マジで図々しいです。

 なお、「FCニッポン」時代に実際に言われていた呼称は、その前の「読売日本サッカークラブ」と変わらず、「ヴェルディ川崎」でした。ヴェルディは絶えず、ホームタウンを川崎から東京へ移すという話も出ていたところですから、川崎愛のなさも感じる話ですね。ヴェルディは日本最高のクラブとしてJリーグに参加し、全国的な知名度も高かったにも関わらず、サポーター愛の弱いクラブとしても有名だったことも思い出します。本拠地である地元川崎への愛がなかったせいかもしれません。


2023年5月19日金曜日

アルビレックス新潟シンガポールは成功しているのか?

■2020/11/14 シンガポールでプレーする「アルビレックス新潟シンガポール」
■2020/11/14 アルビレックス新潟シンガポールは成功しているのか?



■2020/11/14  シンガポールでプレーする「アルビレックス新潟シンガポール」

 作られたときにおもしろいな!と思っていた「アルビレックス新潟シンガポール」。今頃ですが、Wikipediaを読んでみました。2004年からシンガポールプレミアリーグ(旧称:Sリーグ)に参加しているということで、もうかなり昔からですね。

 そもそもどういった目的なのか?と言うと、チームの目的として、同国でのサッカーのレベルアップへの貢献と、選手の国際経験の充実化を図ることを目指している、との説明。第一にシンガポールのサッカーへの貢献を謳っているようです。ただ、私は若手の育成がメインだと思っていました。こちらも「選手の国際経験の充実化」というひねった書き方をしていますね。

 Wikipediaによると、選手は日本でスカウト・採用された選手と、アルビレックス新潟のスポンサーの1社であるNSGグループが運営する「JAPANサッカーカレッジ」(JSC)の在学者や卒業生から選抜されたメンバーが主体となったとのこと。この説明は「最初は…」という意味ですかね。この説明の後、「アルビレックス新潟や、それ以外のJリーグチームから若手の育成先として選手の派遣を受け入れつつ、Jリーグクラブを契約満了となった若手選手、前述のJSCの履歴を持つ選手などで構成される」と続いています。

 おもしろいのは、選手だけでなく若手の指導者をチーム首脳に登用したり、Jリーグのベテラン選手をコーチ兼任で派遣または現地採用するなど、選手育成だけでなく指導者の育成も行っているということ。こちらは若手の育成だけでなく、シンガポールサッカーへの貢献という目的に合う活動もしているんですね。



■2020/11/14 アルビレックス新潟シンガポールは成功しているのか?

 ズバリ「アルビレックス新潟シンガポール」は成功しているのか?というのが気になっていたのですが、Wikipediaでは成功していると思わせる書き方をしている部分があります。これは、Jリーグで活躍している人を輩出…といったものではなく、「選手の国際経験の充実化」と掲げていた目的に合うものです。きれいごと言っているだけじゃなく、ちゃんと目標に沿ってやっているみたいですね。

<近年はアルビレックス新潟シンガポールから移籍後に東南アジアを中心で活躍する選手たちを次々と輩出しており、2010年11月のポルトガル2部リーグのCFベレネンセスとのパートナーシップ契約締結や、アジア諸国の代理人とのコンタクトを密にすることで、戦略的に海外で活躍する日本人選手を生み続けようとしている>

 また、当初はアルビレックス新潟からの財政援助を受けてきたのですが、現在は単体で黒字を確保しているとのことで、ビジネス的にも成功。私はこういった面も重視します。

 なお、2016年、シンガポールで史上初となる四冠を達成し、翌年も四冠を達成するなど、チームとしても活躍。ここらへんはシンガポール側としてはどうなんですかね? その後は、レギュレーションが改定されるなどしています。この改定により、シンガポール人選手を登録が可能となって、シンガポール人下部組織を作るなどしており、シンガポール側には良さげな方向性。シンガポールのサッカーへの貢献というお題目の方も、結果的には、かなりしっかりやられることになっていそうでした。



2023年5月18日木曜日

マンチェスター・ユナイテッドのパクリクラブが6部所属…FCユナイテッド・オブ・マンチェスターという名前

■2020/12/03 マンチェスター・ユナイテッドのパクリクラブが6部所属…FCユナイテッド・オブ・マンチェスターという名前
■2020/12/03 マルコム・グレーザー一家が買収、経営失敗でマンUの財政悪化…



■2020/12/03 マンチェスター・ユナイテッドのパクリクラブが6部所属…FCユナイテッド・オブ・マンチェスターという名前

 マンチェスター・ユナイテッドFC - Wikipediaを見ていて、パクリみたいなクラブがあると知ってびっくり。ただ、むしろマンチェスター・ユナイテッドの熱心なサポーターが関わった真面目そうなものみたいなんですよ。アメリカ・NFLのタンパベイ・バッカニアーズのオーナーであるマルコム・グレーザーさんによって買収されたとき、グレーザーさんによるクラブ支配に反対するサポーターの一部が、クラブの負債が3億2,000万ポンドに達していることを懸念し、新クラブFCユナイテッド・オブ・マンチェスターを結成したと書かれていました。

 FCユナイテッド・オブ・マンチェスター - Wikipediaという単独のページも存在。ここらへんの経緯がこっちだともっと詳しいかと思って読んでみたのですが、期待に反して全然。むしろこっちの方が説明がありません。ただ、「2005年にマンチェスター・ユナイテッドFCから独立」という記述があります。これだとサポーターが勝手に作ったのではなく、正式に分離したということみたいですね。本当なんでしょうか。また、2015-2016シーズンはカンファレンス・ノース(6部相当)に所属しているという情報もありました。過去の成績を見ると、結成から3年連続で降格した後は7部で停滞し、2014-2015シーズンに1位となって6部に上がった…というところでした。それ以降のデータはありません。



■2020/12/03 マルコム・グレーザー一家が買収、経営失敗でマンUの財政悪化…

 情報が少ないので、嫌われていたというマルコム・グレーザー - Wikipediaも見てみました。アメリカの実業家でユダヤ人みたいですね。父の宝石販売業を継いだ後、1970年代になりフロリダを中心に複数のトレーラーパークを所有する事業を皮切りに事業を拡大させ、食品加工、船舶用品、ヘルスケア、不動産、資源探査、放送業など様々な事業を行う企業の最高経営責任者になっていました。

 マルコム・グレーザーの話については、結果的にはここが一番詳しかったです。マンチェスターユナイテッドについても以下のような話がありました。 

<2003年から2005年にかけて、グレーザーは英プレミアリーグ・マンチェスター・ユナイテッドFCの株式買収を徐々に進め、約14億7000万ドルで支配権を獲得した。しかし、クラブ買収資金の大半はクラブ資産を担保に入れて高利息の借金をしたものであり、そこへ金融危機(サブプライム住宅ローン危機)で資金繰りが悪化した結果、買収前に財政状況が優良であったマンチェスター・ユナイテッドFCは一転、多額の負債を抱えるクラブとなった。
 そのため、グレーザー一家によるクラブ支配に反対する声は多く、マンチェスター・ユナイテッドFCの買戻し運動、別チーム(FCユナイテッド・オブ・マンチェスター)の独立、マンチェスター・ユナイテッドFC設立当時のチームカラーである緑と黄色のマフラーを身につけて観戦するなど、多くの反グレーザー運動が引き起こされている>

 グレーザーさん自身は、別チームFCユナイテッド・オブ・マンチェスターの独立した翌年である2006年、脳卒中に見舞われています。ただし、亡くなった(86歳でした)のは、2014年5月28日であり、そこまではオーナーであった感じ。また、「グレーザー一家によるクラブ支配」とあったので、オーナー1人の問題でもなかったようですね。実際、マンチェスター・ユナイテッドのWikipediaの方でも代表者は、ヴラム・グレーザーとなっており、「グレーザー一家によるクラブ支配」は続いているようでした。

2023年5月17日水曜日

Jリーグクラブ1位川崎フロンターレでも世界評価は150位程度

■2016/1/17 Jリーグクラブ1位川崎フロンターレでも世界評価は150位程度



■2016/1/17 Jリーグクラブ1位川崎フロンターレでも世界評価は150位程度

 国際サッカー歴史統計連盟(IFFHS)が採点し発表するクラブランキングは、毎年1月に前年の成績を採点して発表されるものとのこと。ということで、かなりゆっくりとしたランキングですが、全世界で格付けしたものとしては一番良さそうなものです。2015年のベスト10は以下のとおりでした。

 1位 レアル・マドリード
 2位 バイエルン・ミュンヘン
 3位 アトレティコ・マドリード
 4位 バルセロナ
 5位 アトレティコ・ナシオナル(コロンビア)
 6位 ユヴェントス
 7位 アーセナル
 7位 ナポリ(イタリア)
 9位 リバープレート
 9位 レッドブル・ザルツブルク(オーストリア)
(サンフレッチェは世界何位?クラブランキングで見るJの実力|SPORTS セカンド・オピニオン|ダイヤモンド・オンライン  相沢光一 [スポーツライター] 【第376回】 2015年12月15日 )より
http://diamond.jp/articles/-/83231?utm_source=daily&utm_medium=email&utm_campaign=doleditor

 南米は、5位 アトレティコ・ナシオナル(コロンビア)と9位 リバープレートだけ。また、ヨーロッパであっても、「9位 レッドブル・ザルツブルク(オーストリア)」も変わっていますね。そして、気になる日本のトップクラブは、150~200位くらいといったところです。

<157位に川崎フロンターレ、175位にサンフレッチェ広島、182位にガンバ大阪、204位に横浜Fマリノス。現在、世界で最も高く評価されているクラブは川崎。昨年のACLでベスト16に入ったのが効いたのか。ともあれ世界的に見れば日本のトップクラブの位置づけは100位台といったところになるのだろう>

 これは低評価と見るか、高評価と見るか。どうでしょうね。記事執筆当時の国別のFIFAランキングは53位だったそうですから、それから見たらかなり高いのではないかな?と、個人的には思います。

2023年5月16日火曜日

サッカー・コートジボワール代表はドログバのチーム 好きなのはジェルビーニョ

■2014/7/5:サッカー・コートジボワール代表はドログバのチーム
■2023/05/16 コートジボワール好きな選手ベスト11 ジェルビーニョ、コロ・トゥーレ、ヤヤ・トゥーレなど
■2014/7/5:コートジボワール代表ドログバ、アフリカ最高のフォワード
■2014/7/5:コートジボワール代表ボランチ、ヤヤ・トゥーレ 兄弟2人もサッカー選手
■2014/7/5:ジェルビーニョがコートジボワール代表で一番好き ボールタッチが好み
■2014/7/5:日本戦で活躍したセルジュ・オーリエ、ウィルフリード・ボニーなど



■2014/7/5:サッカー・コートジボワール代表はドログバのチーム

 ワールドカップ2014 日本VSコートジボワール のときのメモです。ワールドカップ2014で日本と対戦したコートジボワール。アフリカ最強のチームなどと言われていましたが、選手が誰も浮かびませんでした。メンバー見て何となく思い出したものの、あまり好きな選手のいないチーム…と思っていたら、いました、いました!

6月15日(日) グループC コートジボワール     2-1     日本
0(前半)1
2(後半)0
本田 圭佑(前半16分)
ウィルフリード ボニー(後半19分)
ジェルビーニョ(後半21分)  

コートジボワール

GK    1    ブバカル バリー    
RSB    17    セルジュ オーリエ
RCB    5    ディディエ ゾコラ  
LCB    22    スレイマヌ バンバ
LSB    3    アルトゥール ボカ    後半30分  
RDH    9    イスマエル ティオテ  
LDH    20    セレイ ディエ    後半17分
OH    19    ヤヤ トゥレ  
RSH    10    ジェルビーニョ
LSH    8    サロモン カルー    
FW    12    ウィルフリード ボニー    後半33分
 交代
FW    11    ディディエ ドログバ    後半17分
DF    18    コンスタン ジャクパ    後半30分
MF    13    ヤ コナン    後半33分

グループC第1節 コートジボワール vs. 日本 - 試合詳細 - ブラジルワールドカップ特集 - スポーツナビ
<a href="http://brazil2014.yahoo.co.jp/game/result/?gid=2014061403" target="_blank">http://brazil2014.yahoo.co.jp/game/result/?gid=2014061403</a>
ポジションはテレビから。

 特に覚えていませんでしたが、ドログバなどを見て思い出します。カルーはプレミアリーグかどこかでも見ましたし、ヤヤ・トゥーレは結構好きな選手。兄弟のコロ・トゥーレはもっと好きだった気がしますが、今回はいません。
 それより何より一番好きだったのがジェルビーニョ。画面が小さくて紹介じゃ名前がよく見えなかったんですが、あっ、このブラジル系の名前の選手好きだったはず!と思いました。ボールタッチがすごく好みです。

 前半はヤヤ・トゥーレが中心なのかなぁ?という感じでしたが、うまく周囲と合わず力を出し切れていない印象。後半になると、ドログバが出てきてチームが一変。ドログバを止められると打つ手なしなんて言われていましたが、やはりドログバのチームですね。すごい選手ですわ。


■2023/05/16 コートジボワール好きな選手ベスト11 ジェルビーニョ、コロ・トゥーレ、ヤヤ・トゥーレなど

 コートジボワールは好きでもない…と書いていたときもあったものの、見返してみるとかなり好きなチームの一つといった感じで好きな選手がかなりいます。特にジェルビーニョはアフリカベスト11クラスで大好き。ただ、全盛期が終わり、今後はなかなか苦しいかもしれません。

  ドログバ

カルー  ジェルビーニョ

  ヤヤトゥレ

 ディエ ティオテ

ボカ     オーリエ

 バンバ コロトゥレ

   バリー

GK    ブバカル バリー 1    34歳(2014年ワールドカップ) 1979/12/30 180cm

RSB     セルジュ オーリエ 2 21歳(2014年ワールドカップ) 1992/12/24 174cm
 日本戦で2本クロスからアシストしていた選手。

CB、RSB    コロ・トゥーレ 8  29歳(2010年ワールドカップ) 1981/3/19 183cm

LCB    スレイマヌ バンバ 1 29歳(2014年ワールドカップ) 1985/1/13 190cm

LSB    アルトゥール ボカ  1 31歳(2014年ワールドカップ) 1983/4/2 166cm

RDH    シェイク・イスマエル・ティオテ 1  28歳(2014年ワールドカップ) 1986/6/21 180cm

LDH    セレイ ディエ 2 29歳(2014年ワールドカップ) 1984/11/7 179cm
 前半カウンターでドリブル。良い位置でフリーキックを貰っていた選手。

CH、OH、CB    ヤヤ・トゥレ(トゥーレ) 7  歳(2010年ワールドカップ) 1983/5/13 191cm

RSH    ジェルビーニョ(ジェルヴィーニョ) 9 23歳(2010年ワールドカップ) 1987年5月27日 179cm
 ミスプレーも多いんですけど、ボールタッチが好き。私は攻撃なら結構ミス多い選手も好きですね。どんどんと仕掛けていて楽しい選手です。

LSH    サロモン カルー 1    28歳(2014年ワールドカップ)  1985年8月5日 186cm

FW    ディディエ ドログバ 2 36歳(2014年ワールドカップ) 1978/3/11 189cm
 ドログバが入ってがらっと流れが変わります。やはりドログバのチーム。低い位置でもドログバが持つと取られないですので、チームも楽。安心感、安定感が出てきました。
 競り合いも強く、長いボールでも収めたり、味方に出したりできるので非常に助かるプレイヤー。逆にドログバを止められると打つ手が無いと言われていましたが、当面ドログバ頼りからは抜けられなそうです。良い選手だなぁ。


■2014/7/5:コートジボワール代表ドログバ、アフリカ最高のフォワード

 好きか?っていうと別に全然好きではないんですが、ドログバは本当すごい選手ですね。アフリカ最高のフォワードと言われるのもわかります。
 前半はちょっとピリッとしなかったコートジボワール。もう少ししっかりしていれば数点入っただろうなというゲームでしたが、うまいこと行きません。アフリカのチームはムラッ気あるしなぁと思います。

FW    11    ディディエ ドログバ    後半17分IN

 しかし、ドログバが入ってがらっと流れが変わります。やはりドログバのチーム。低い位置でもドログバが持つと取られないですので、チームも楽。安心感、安定感が出てきました。
 競り合いも強く、長いボールでも収めたり、味方に出したりできるので非常に助かるプレイヤー。逆にドログバを止められると打つ手が無いと言われていましたが、当面ドログバ頼りからは抜けられなそうです。良い選手だなぁ。

 交代で入ってすぐ右サイドドリブルで入っていてヒール。チャンスに。この入り方がまた良かったんですね。
 日本が戻れず中央で4VS4の場面。よりによってドログバのマークを外しちゃいましたが、DFに当たってCKで済みました。

生年月日     1978年3月11日
身長     189cm
体重     91kg
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%90

 コートジボワールってどんなチームだっけ?とわからなかったんですが、ドログバと聞いて何となく「あー」と。でも、もうすごい年齢じゃない?今回はもういないと思っていた…と感じたので、確かめてみると36歳の大ベテラン。これで代表のFWでレギュラー(本当はレギュラーだったんですよね、たぶん)、しかも、チームの中でもずば抜けたパフォーマンスってのはすごいですね。
 古い選手で私も見たことはないんですが、アフリカではロジェ・ミラというカメルーンの伝説のFWがいました。彼が大活躍した1990年イタリアW杯ではたぶん38歳。アフリカはすごいFWを輩出しますね。




■2014/7/5:コートジボワール代表ボランチ、ヤヤ・トゥーレ 兄弟2人もサッカー選手

 ワールドカップ2014で日本と対戦したコートジボワール。コートジボワールって誰いたっけ?と思いましたが、ヤヤ・トゥーレはバルセロナ時代に結構好きでした。

OH    19    ヤヤ トゥレ
 DHが本職だと思っていましたが、今回は一つ高い位置。今シーズンはマンチェスター・シティでも大活躍したそうな。チームでも前半は中心といった感じでした。

 でも、病み上がりみたいなことを言っていましたね。本人の試合勘やコンディション以上に、解説の岡田武史さんは周囲の動きが一つ遅いのでは?という指摘。中心となっているものの、今日は大きな活躍はできませんでした。後半も途中出場のドログバに持って行かれた感じ。

 兄弟のセンターバックのコロ・トゥーレの方がどちらかと言うと好きだった気がしましたが、今回は出ていません。ヤヤ・トゥーレもセンターバックできると私は思っていました。メンバーの欠員や途中交代によってバルセロナ時代はセンターバックもやり、パフォーマンスも良かった覚えがあるためです。
 しかし、Wikipediaを見ると飽くまでポジションは中盤。こなせるものの、頻繁ではないってことみたいですね。
 コロ・トゥーレの他にイブラヒム・トゥーレという兄弟もいたそうです。ワールドカップ期間中に亡くなってしまい、トゥーレ兄弟がブラジルを後にする…というニュースで初めて知りました。
 ただ、今になってニュースを探してみると、違ったみたいです。

-----引用 ここから-----
トゥーレ兄弟、弟の悲報にもチームに残留 - Goal.com 2014/06/22 3:27:00

弟の死という悲しい知らせを受け取ったコートジボワール代表のDFコロ・トゥーレとMFヤヤ・トゥーレの兄弟だが、ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント進出が懸かるギリシャ戦に向け、チームにとどまることを決断したようだ。イギリス『BBC』や『ESPN』などが伝えている。(略)

この訃報を受けて、コロとヤヤの両選手が、代表チームを離脱するとも伝えられていた。だが、『BBC』などによると、コートジボワール代表のスポークスマンは、「彼らはチームにとどまることを決めた。ブラジルを離れない」と話したそうだ。
http://www.goal.com/jp/news/5256/2014%E5%B9%B4w%E6%9D%AF/2014/06/22/4902124/%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%BC%E3%83%AC%E5%85%84%E5%BC%9F%E5%BC%9F%E3%81%AE%E6%82%B2%E5%A0%B1%E3%81%AB%E3%82%82%E3%83%81%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%81%AB%E6%AE%8B%E7%95%99
-----引用 ここまで-----

 トゥーレ兄弟にとっては、たいへんな大会になってしまいました。


■2014/7/5:ジェルビーニョがコートジボワール代表で一番好き ボールタッチが好み

 ワールドカップ2014で日本と対戦したコートジボワール。あまり好きな選手のいないチーム…と思っていたら、大好きな選手がいましたわ。ジェルビーニョです。

 確かボールタッチがすごく好みだったはずと思って見てみると、やはりそういうタイプでした。いるんですよね、ボールタッチ見ているだけで幸せになれる選手って。

 4年前にもブラジル人っぽい名前だと思っていたものの、特に調べず。ブラジルからアフリカへの帰化というパターンなら珍しいなと思っていたんですが、違いました。あだ名みたいです。
 Wikipediaはジェルヴィーニョ(Gervinho)と表記。本名はジェルヴェ・ヤオ・クアッシ(Gervais Yao Kouassi)。 ロウナドがロナウジーニョという要領ですね。「かわいい」という意味で「~ちゃん」という感じの愛称。1987年5月27日生まれ、     179cm、80kg。
 Wikipediaによれば、普通にコートジボワール・アニャマ出身であるものの、コートジボワールの都市アビジャンを本拠地とする"ASECミモザの下部組織に5年間所属し、ブラジル人監督からポルトガル語のジェルヴィーニョというニックネームを授かった"そうです。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%A7

RSH    10    ジェルビーニョ

 この日見ていてもやはりうまいという選手。ミスプレーも多いんですけど、ボールタッチが好き。私は攻撃なら結構ミス多い選手も好きですね。彼は4年前もこんな感じだったと思いますが、どんどんと仕掛けていて楽しかった記憶があります。

 右という紹介でしたが、左利きですし左右は流れの中でカルーと変わりながら。4年前よりは無茶な仕掛けは減ったかな?
 後半中央で完全にマークが外れました。足のプレーではなく、ヘッドで得点。




■2014/7/5:日本戦で活躍したセルジュ・オーリエ、ウィルフリード・ボニーなど

RSB    17    セルジュ オーリエ

 日本の悪い奪われ方が多かったところ。右の守備の枚数足りない中で、距離も詰められなかったので、落ち着いてクロス。ゴールが決まったのでアシストを記録。

 直後にまた右からのクロスで2点目もアシスト。

 何となく聞いたことありそうな名前と思いましたが、初見でしたね。Wikipedia見ると若い選手でした。

生年月日     1992年12月24日(21歳)
身長     174cm
体重     76kg

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%AB%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%82%A8

 フランスのRCランスでキャリアをスタートさせて、現在もトゥールーズFCに所属。フランスとの二重国籍です。

LDH    20    セレイ ディエ    後半17分OUT

 ワンプレー記憶に残っただけで、ほとんどメモなし。Wikipediaもまだありませんでした。

 前半カウンターでドリブル。良い位置でフリーキックを貰った場面が心に残ったくらい。よく覚えていませんけど、今後のためにメモ。

FW    12    ウィルフリード ボニー    後半33分OUT

 後半右からのクロスで森重のマークをうまく外して、同点ゴール。得点取ったのもそうですし、マークを外せたのも良かったです。
 ただ、他のプレーでは特に印象に残らず。
 Wikipediaはありました。

生年月日     1988年12月10日
身長     182cm
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%9C%E3%83%8B%E3%83%BC

 現在はプレミアリーグのスウォンジ・シティAFCというところでプレーだそうな。初めて聞いたクラブ。ここで活躍したようです。


2023年5月15日月曜日

やたら多い広島ユース優勝組の浦和入り 森脇良太、柏木陽介、槙野智章

(2020/10/09 過去のブログから再投稿)

■2016/11/4 広島ユース時代全く良さを見抜けなかった将来の日本代表・槙野智章

■2016/11/4 やたら多い広島ユース優勝組の浦和入り 森脇良太、柏木陽介、槙野智章


■2016/11/4 広島ユース時代全く良さを見抜けなかった将来の日本代表・槙野智章

 2004年10月の高円宮杯(U-18) サンフレッチェ広島1-0ジュビロ磐田のメモより。

 注目選手とも紹介されていなくって全く感想もなかったのですが、メンバー見ていてあれ、槙野って日本代表の槙野じゃね?と気付きました。全く良さを見抜けませんでしたわ。まあ、しょっちゅうですから良いんですけど。
 当時は2年生だったみたいですね。

-----引用 ここから-----
槙野 智章(まきの ともあき、1987年5月11日 - )は、広島県広島市出身のプロサッカー選手。Jリーグ・浦和レッドダイヤモンズ所属。ポジションはディフェンダー。広島県立吉田高等学校卒業。日本代表。(中略)

2003年にユースチームに昇格。ユース時代からの同期には柏木陽介、木原正和、福本尚純がいる。2年次からセンターバックとしてレギュラーを獲得し、ユースレベルでの3大大会の全てで決勝に進出し2冠達成に貢献した。一学年上の藤井大輔と組んだセンターバックは森山佳郎監督から「同世代には絶対に破れない」と賞賛された。3
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A7%99%E9%87%8E%E6%99%BA%E7%AB%A0
-----引用 ここまで-----

 ほとんど最近試合を見ておらず、代表招集で名前があるのを覚えていたというだけで、一度も試合を見たことがありません。今は浦和なんですね。
 私はサイドバックもこなせると聞いていたので、そのイメージでした。
 ただ、"ミハイロ・ペトロヴィッチ曰く「DFらしいDF」。コーチングに優れ、高い身体能力と闘争心を持ち、1対1の局面での強さに定評がある"といった評価。
 サイドという記述もWikipediaにはほとんどなく、プロ入り前の以下が1つ。

-----引用 ここから-----
2000年にサンフレッチェ広島ジュニアユースに入団。同期には森重真人、左山晋平などがいる。当初はFWのポジションでプレーし、森重や平繁龍一と2トップを組んでいたが、トップ下、サイド、ボランチなど様々なポジションを経て、中学3年次にコーチの月岡利明によりセンターバックにコンバートされた[2]。
-----引用 ここまで-----

 もう一つは以下。

-----引用 ここから-----
2010年12月、ドイツへ渡り、ボルシア・ドルトムントとホッフェンハイムの練習に参加。独誌キッカーからは「1対1の弱さがあり、右サイドバック向き。獲得は現実的ではない」と評され、契約には至らず、日本へ帰国。しかし、2010年12月30日、当時ケルンのスポーツディレクターを務めていたフォルカー・フィンケの誘いでドイツ・ブンデスリーガの1.FCケルンへ完全移籍加入することで合意したと発表された[8][9]。契約期間は2013年6月30日まで。代理人は長谷部誠、香川真司らと同じトーマス・クロート。
-----引用 ここまで-----

 身長は182cmで、これは背の低い日本人選手としては大柄な部類です。ただ、ヨーロッパ、特にドイツとなると見劣りするでしょうね。で、出場機会に恵まれず、浦和入りってことみたいでした。
 センターバックの日本人選手のトップリーグでの活躍は、なかなか難しそうです。



 ■2016/11/4 やたら多い広島ユース優勝組の浦和入り 森脇良太、柏木陽介、槙野智章

 2004年10月の高円宮杯(U-18) サンフレッチェ広島1-0ジュビロ磐田のメモより。
 森脇 良太は右サイドバックで登場。トップ入りが決まっていて、攻撃な得意な選手という紹介。ただ、その得意とされる攻め上がりはあまり目立たず。メモでは「体格ではこの中では上。身体的に上」とあった。Wikipediaのプロフィールを見ると、177cm。高校クラスならそうだろうなという数字ですね。

-----引用 ここから-----
森脇 良太(もりわき りょうた、1986年4月6日 - )は、日本のプロサッカー選手。広島県福山市幕山台出身。Jリーグの浦和レッドダイヤモンズ所属。ポジションはディフェンダー。広島県立吉田高等学校卒業。元日本代表。

生年月日     1986年4月6日(30歳)
出身地     広島県福山市
身長     177cm
体重     75kg
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A3%AE%E8%84%87%E8%89%AF%E5%A4%AA
-----引用 ここまで-----

 海外リーグじゃなくて日本でもCBならちょっと小さいくらいの感じだと思ったら、プロ入り後にCBに転向したそうな。

-----引用 ここから-----
強引な突破とシュートが特徴の右アウトサイド。本職はサイドバックだが、ミハイロ・ペトロヴィッチは攻撃参加や楔のパスを評価し[1] 広島ではセンターバックとしてプレーする[2][3]。
-----引用 ここまで-----

 エピソードでは以下が印象的。

-----引用 ここから-----
2014年3月15日Jリーグ第3節サンフレッチェ広島戦で交代後ロスタイムに原口元気の追加点が決まると、ゴールを決めた原口元気、槙野智章とゴールパフォーマンスに参加。ところがベンチに戻ろうとした際ピッチに入ってしまい、これがサッカー競技規則第12条ファウルと不正行為に抵触し、すでにイエローカードを受けていたためレッドカードで退場となり、交代選手が退場になる珍事が起きた。しかしルールを把握しておらず、この判定に激高し主審に詰め寄ろうとしてしまうが、いち早く気付いたピッチサイドリポーターを務めていた朝井夏海がなだめロッカールームに戻った。興奮が収まらなかったが、チームスタッフがルールを教え、ここでようやく自分の犯したミスに気がついた。
-----引用 ここまで-----

 Wikipediaでは説明がないものの、この後浦和入りしています。今回広島ユースのメンバーを見ていて思ったのですが、このときのユースメンバーの浦和入り多くないです?  同じ優勝メンバーの柏木陽介や槙野智章も浦和入りしています。スタメンの中で3人が浦和入り。プロ入り選手に限るとさらに確率が上がりそうです。うーん、このことは広島ファンはどう思っているんでしょうね?


2023年5月14日日曜日

「札幌の誇り」だった藤田征也が移籍、一転して激しいブーイングを浴びることに

■2016/3/16 「札幌の誇り」だった藤田征也が移籍、一転して激しいブーイングを浴びることに



■2016/3/16 「札幌の誇り」だった藤田征也が移籍、一転して激しいブーイングを浴びることに

 2005年10月10日の高円宮杯全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会決勝 ヴェルディユース 4 - 1 コンサドーレ札幌ユースU-18 で見た選手のメモから。メモだと、コンサでは藤田征也選手が唯一のU-18代表だった感じ。紹介なかっただけかもしれませんけどね。

 メモは「右サイドにスペース広いときに、大きくボール出してダイナミックにスピード出して抜いていくプレー」とのこと。自分でボール出して、スピード活かす形ですかね。他は、シュートで終わる意識があるとのこと。相変わらずメモが少ないです。

 高円宮杯で見た選手では、プロ入り後に「この前見た選手だ」と覚えていた人はいませんでした。ただ、メモの「藤田」(下の名前はメモなし)は「あっ、プロ入りしていたかも」と思いました。やはりプロ入りしています。プロでもかなり試合も見たのではないか?と思うのですが、全然プレーぶりを覚えていません。高校時代に見たメモからすると、スピードが武器っぽいんですが…。Wikipediaを見ると、小柄な選手。特にスピードがあるとは書いていません。

-----引用 ここから-----
出身地     北海道札幌市
身長     175cm
体重     70kg

藤田征也(ふじた せいや、1987年6月2日 - )は、北海道札幌市出身のプロサッカー選手。Jリーグ・湘南ベルマーレ所属。ポジションはミッドフィールダー(MF)。

もみじ台西小学校3年生の時にサッカーを始め、もみじ台中学校時代はSSSジュニアユースでプレーしながら各年代の日本代表に選出され、中学卒業時には鹿島アントラーズなど7つのJクラブのユースから勧誘を受けたが、地元のコンサドーレ札幌U-18に入団。2005年には全日本ユース選手権でキャプテンを務めてチームの準優勝に貢献し、(中略)2007年のFIFA U-20ワールドカップに出場するU-20日本代表に選出され、トップチームでも状況に応じて左右サイドハーフ、右サイドバックでプレーできる器用さを活かして早くから主力に定着。2008年のJ1昇格に貢献するなど活躍し、地元出身の生え抜きという経歴もありサポーターから「札幌の誇り」と親しまれた。

2011年より、アルビレックス新潟に完全移籍。開幕戦では右サイドバックでスタメン出場し、J1初得点を記録した。

藤田征也 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%97%A4%E7%94%B0%E5%BE%81%E4%B9%9F
-----引用 ここまで-----

 ただし、スピードあるのかな?というエピソードはいっしょに載っていました。検索しても「スピードスター」といった記述が見られます。他にドリブルやクロスも持ち味のようです。

-----引用 ここから-----
エピソード
・札幌時代の2008年年末に放送された北海道文化放送「スポーツワイド Fの炎〜SPORT HOKKAIDO〜」の特別企画として、北京オリンピック陸上女子短距離日本代表の福島千里と100m対決を行い、手動計時で11秒54を記録した(福島千里は11秒44)[3]。
-----引用 ここまで-----

 あと、Wikipediaであった「札幌の誇り」。タイトルにしたように、移籍後は一転してブーイングに変わっているとありました。

-----引用 ここから-----
ID非公開さん 2012/10/10 23:16:41
コンサドーレ札幌のサポーターの方に質問です。藤田征也選手を恨んでるサポーターがけっこういるみたいなんですが、何をそんなに悪いことしたんでしょうか。

Yahoo!知恵袋
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1395460568
-----引用 ここまで-----

 ベストアンサーは、「ブーイングは愛情半分だと思います」として、愛あるブーイングという回答。ただ、そうじゃないのでは?という意見もあります。

-----引用 ここから-----
bombayeahxxxxxxxxさん 2012/10/1110:46:23
確か来シーズンのメンバーがほぼ確定したような時期に突然発表された移籍だったような。それで本来契約しない選手と再契約したりといろいろあったと思います。
当時コンサはJ2で昇格もしばらくかかりそうな状況の中でJ1から声かかれば当然いきますわ。
生活かかってますから。恨むと言うのは筋違いも甚だしい。
そんなサポーター連中だから降格決まった試合でアウェイ会場に居座って大顰蹙かっても何とも思わんのです。
何試合か見に行きましたが、一部の連中はほんと品がないというか、応援してるんじゃなくて応援してる自分に酔ってる、ストレス発散のため裸になって叫んでる、そんな風にしか見えませんでした。
ブーイングはお約束なんでしょうが、個人的には「?」としか思えません。

newhassamuさん 2012/10/1107:00:35
何も悪いことはしていません。移籍して、『札幌を見捨てた』と思われているだけです。試合前のスターティングイレブン発表の時には、拍手されていましたが、札幌サイドでコーナーキックを蹴る時には、大ブーイングを浴びていました。
-----引用 ここまで-----

 愛のあるブーイングかどうかは知りませんが、移籍の選択自体は当然なことであり、私も仕方ないと思います。藤田は悪くないでしょう。

2023年5月11日木曜日

日本代表、最後のフリーキックのゴールは2013年 名手の伝統が途絶える

 ■2017/11/13 日本代表、最後のフリーキックのゴールは2013年 名手の伝統が途絶える
■2020/08/27 5年ぶりに直接FKでゴールが決まったが、微妙だった理由

 
■2017/11/13 日本代表、最後のフリーキックのゴールは2013年 名手の伝統が途絶える
 
 動いているボールをキックする練習が少ないため、 日本のサッカー選手はシュートが下手だと言われていました。一方で、プレースキックは練習しているせいか、伝統的にフリーキックの名手を多く輩出。良いキッカーが多すぎて困るくらいのイメージがありました。
 ところが、最近の日本代表では、FKのスペシャリストがいないとされていて、時代が変わったなぁと感じてしまいました。

 記事によれば、3-1で敗れた10日の日本代表対ブラジル代表の国際親善試合は、ゴールシーン以外のチャンスだと吉田麻也の直接フリーキックでした。
 なんと日本代表の試合では、2013年のグアテマラ戦で遠藤保仁が決めて以来、直接FKからのゴールが決まっていないといいます。
 スペシャリストの不在が問題視されており、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督も先月、「現在の日本には以前のようにキッカーがいない。たとえばナカムラ(中村俊輔)のようなキッカーだ」と新たなキッカーの台頭を待望する言葉を発していました。

 本田圭佑がいれば彼が蹴ったと思うのですが、現在は代表を外れています。まあ、そもそも 2013年の遠藤以来決まっていないということは、本田もあまり良いキッカーではないということでしょう。予想外の事態です。

( FKスペシャリスト不在の日本、キッカーは吉田麻也? ポスト叩く惜しい一撃    フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年11月11日 より)
https://pex.jp/point_news/9991f31cbb8f8010fc2697d44d46bb1b/#reaction-result

 記事ではこれ以上の話はなかったものの、 私が疑問に思ったのは他の国やクラブではどうなのか?ということ。GKや壁の作り方、ボールの作りが変わって、直接FKが決まりづらくなったみたいなものはないんですかね?
 意外すぎて、にわかには信じがたい話でしたわ。

■2020/08/27 5年ぶりに直接FKでゴールが決まったが、微妙だった理由

 その後、久しぶりにフリーキックによるゴールがあったのですが、かなり特殊なものでした。フリーキックによるゴールが生まれたのは、2018年11月20日、キリンチャレンジカップのキルギス戦。格下と言える相手で4-0で勝っています。この2点目でした。13年9月6日のグアテマラ戦(○3-0)でMF遠藤保仁が決めて以来、実に5年2か月ぶりとなる直接FKでのゴールになっています。
 ゴールを決めたのは、原口元気でしたが、「いやあ、カウントしないでほしいですね。決めたと言っていいのか分からないし、ゴールはゴールなので今はうれしいけど、思いどおりに蹴れたわけでもないし」と苦笑いを浮かべました。
 というのも、これはGKのミスと考えられるため。キルギスのゴールマウスを守ったGKマティアシュは現在、所属クラブがない状態。3枚の壁の脇をかすめるようにニアサイドを狙った低いキックという時点で、GKの壁の作り方に問題があった可能性も思わせるのですが、加えてGKがキャッチミスしてしまってのゴールでした。「(FKの)練習はしていない。決めたのはユースのときくらい」というまさかのゴールです。
(日本代表にとって約5年ぶりの直接FK弾も…原口「カウントしないで」 | ゲキサカより)
  一応、フォローしておくと、相手のミスを逃さずに得点につなげるというのも重要なこと。原口元気が悪かったわけではなく、むしろ良い仕事をしました。
 ただ、日本代表にフリーキックの良質なキッカーが長らく不在という状態に関して言えば、このゴールでは変わらなかった…と言わざるを得ないでしょう。

2023年5月10日水曜日

佐賀県出身のサッカー選手って誰か思いつく?

■2020/10/23 佐賀県出身のサッカー選手って誰か思いつく?
■2016/3/8 三原廣樹と三原直樹は名前が似てて、しかもともにレフティ



■2020/10/23 佐賀県出身のサッカー選手って誰か思いつく?

 後述の三原廣樹の話を投稿しようと思ったのですが、それだけだとつまらないだろう…ということで、 佐賀県出身のサッカー選手をWikipediaで見てみました。個人的には全く思いつかないな…と思ったら、実際、Wikipediaでもほとんど記載なし。私は三原以外わかりませんでした。

 と書いてから、原田武男がいたことに気づきます。原田というとフリューゲルスというイメージが強いですね。かなり試合に出ていた記憶があります。


    井原康秀(現・平塚学園高等学校サッカー部監督)
    片渕浩一郎(現・サガン鳥栖ヘッドコーチ)
    蒲原達也(元・サガン鳥栖)
    小石龍臣(元・サガン鳥栖)
    古賀貴大(V・ファーレン長崎)
    高祖和弘(元・ヤンマーディーゼルサッカー部)
    佐藤真一(元・サガン鳥栖)
    副島博志(元・ザスパ草津監督)
    田中賢治(元・サガン鳥栖、現・FC琉球)
    中野洋司(元・アルビレックス新潟)
    原田武男(元・V・ファーレン長崎コーチ)
    古川隆志(元・サガン鳥栖)
    前田義貴(元・サガン鳥栖)
    三原廣樹(元・サガン鳥栖)
    森惠佑(元・サガン鳥栖、現・流通経済大学サッカー部コーチ)
    前山恭平(現・ブラウブリッツ秋田)
    小池恭一(元・HOYO大分)
    中島大貴(現・カマタマーレ讃岐)
    中島賢星(現・FC岐阜)
    古川雅人(現・SC相模原)
    板橋洋青(現・サガン鳥栖)



■2016/3/8 三原廣樹と三原直樹は名前が似てて、しかもともにレフティ

 2005年10月10日の高円宮杯全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会決勝 ヴェルディユース     4 - 1     コンサドーレ札幌ユースU-18 で見た選手のメモ。ただ、最初の三原である三原直樹は名前をメモしていただけでした。しかも、書いている内にメインが別の三原選手になっていましました。
 メモは「あんまりわからんかったなー」だけ。U-18ということで名前をメモしたようですが、ポジションすらわからず。サイドバックかボランチかというメモ。Wikipediaを見ると、DF、MF(SB)とあります。左利きです。東京都出身でそのままヴェルディに昇格していました。

-----引用 ここから-----
    本町サッカースポーツ少年団 (藤沢市)
    ヴェルディジュニア
    ヴェルディジュニアユース
    ヴェルディユース
    2006年 - 2007年  東京ヴェルディ1969
        2007年4月 - 2007年12月  ファジアーノ岡山 (期限付き移籍)
    2008年 - 2009年  ファジアーノ岡山
    2010年4月[1] - 2010年5月  日本工学院F・マリノス
    2010年5月 - 2010年12月 ロチェスター・サンダー
    2011年9月 - 2011年12月  横浜スポーツ&カルチャークラブ
-----引用 ここまで-----

 三原と言うと、名古屋グランパスなどにいた中盤の三原廣樹が思い浮かびますが、彼も左利きでした。字面もにていますね。同じ「樹」がつきます。佐賀県出身の元サッカー選手で、ポジションはMFのみ記載がありました。
-----引用 ここから-----
    佐賀商業高校
    1997年-1998年 名古屋グランパスエイト
    1999年 ウニヴェルシタテア・クライオヴァ - 期限付き移籍
    1999年-2000年 名古屋グランパスエイト 
    2000年 サガン鳥栖
    2001年-2002年 名古屋グランパスエイト 
    2002年 アビスパ福岡
    2003年-2005年 コンサドーレ札幌
    2006年-2007年 FC琉球
-----引用 ここまで-----
 三原廣樹選手は記憶に残っている選手…と思って検索かけたら、ちょっと別の選手と混ざっていました。検索かけて読んだ情報を入れて整理すると、左足の強烈なフリーキックやロングキックが魅力の選手。
 名古屋で見て結構好きだったと思っていたものの、ほぼ出場機会なし。なので、私が見たのはコンサドーレっぽいですけど、この記憶の調子だとこれも記憶違いかも。本当に好きだったかは、たいへん怪しいですね。何かグダグダな話になってしまいました。

2023年5月9日火曜日

ボールじゃなくて鶏をキックで蹴り殺して退場処分に!

■2020/07/19 ボールじゃなくて鶏をキックで蹴り殺して退場処分に!
■2017/02/26 サッカーは下手でも詐欺は天才!騙して20年間プロだったFWカルロス・カイザー
■2017/08/02 契約→引退→撤回→引退のお騒がせカッサーノ
■2017/08/02 カッサーノの引退騒動は美談?
■2017/08/02 カッサーノ「引退するとは一度も言わなかった」




■2020/07/19 ボールじゃなくて鶏をキックで蹴り殺して退場処分に!

 犬や猫がサッカーの試合に乱入するという話はよくあります。そういった話で「蹴り殺した」という話は聞いたことがないのですけど、鶏を蹴り殺した選手がいるようです。
 これはプロの試合ではなくセミプロの試合。クロアチア東部で2019年11月3日に行われたゲームで、ニワトリを追いかけていたNKイェレングラド(NK Jelengrad)に所属するイヴァン・ガズデク(Ivan Gazdek)選手はこのうちの1羽を足で蹴ると、羽根をまき散らしながらフェンスの向こうに放り投げました。
  23歳のガズデク選手は1匹が死んだことを認めるも、「意図的ではなかった」と主張。また、ペットを何匹か飼っているほどの動物好きだとも主張しています。また、「ニワトリはしばしばピッチに入ってきて、試合を中断させていた。ピッチはふんまみれで、非衛生的な状態だった」という話もしていました。
 これだけでもすごいのですけど、反スポーツ的行為によりレッドカードが提示されたという主審の判断がまた特徴的。言われてみればそりゃそうだなと思いましたが、すぐには結びつきませんでした。
 また、クロアチアの動物愛護団体は彼を告訴予定だったとのこと。こうした動物愛護団体が大嫌いな人が多いですけど、こういうのは日本でも普通に犯罪の可能性があるんですよね。クロアチアの場合は、「動物の殺傷や虐待に当たる犯罪行為」で最大で禁錮1年の刑に服す可能性があるということでした。
(サッカー選手が試合中にニワトリ蹴って死なせる、愛護団体が告訴へ 国際ニュース:AFPBB Newsより)

■2017/02/26 サッカーは下手でも詐欺は天才!騙して20年間プロだったFWカルロス・カイザー

 ジョークニュースじゃないかと思うんですが、本当なんですかね? FWのくせに僅か1ゴール、それでいて、20年間もプロだったというブラジル人FWがいたそうな。

現役20年でたった1ゴール…下手なのにプロで稼ぎ続けた“詐欺師FW”の手口がすごい | ゲキサカ

 米『アトラス・オブスキュラ』によると、カルロス・カイザーさんは、ボタフォゴの下部組織を経て1979年にメキシコのプエブラFCに入団したが、実力が足りずに数か月で退団しました。
 ただ、その後も20年間もプロであり続けました。(20年とありましたが、1990年代初めまで現役とあるので、十数年な気がします)
 どのような詐欺を行っていたのか?というと、以下のような話。

・当時は過去のプレー映像を見ることはできず、クラブのスカウトは有名選手のアドバイスを信じていた。そのため、有名選手たちに取り入り、彼らに気に入られることで他クラブに推薦してもらっていた。
・入団後は、嘘の怪我を申告して調整という名目のもとで時間の引き伸ばしを行い、そのまま数か月の契約期間を満了し、次のクラブに移籍するというパターンを繰り返していた。
・記者に賄賂を渡して自分を良く見せる記事を書かせた。
・当時は高価とされていた携帯電話を手にチームスタッフの理解できない英語で話し、世界的に名が知れていることを装った。
・フランスのアジャクシオに移籍した際、現地で「ブラジルの有名選手が来た」と話題になり、クラブは公開練習を実施してファンの前でテクニックを披露してもらう事態に陥った。ただ、ここでも機転を利かせて、ファンサービスのふりをしてボールを全て客席に蹴り込んだ。最後にユニフォームのエンブレムにキスをすると、ファンは粋なパフォーマンスに大興奮。


 不正を行う人ってみんなそうなのですが、この人も以下のように正当化しています。

「全く後悔はしていない。クラブは多くの選手たちをだましてる。誰かが仕返ししなければいけなかったんだよ」

 ただ、もちろんそんな言い訳は通りませんね。




■2017/08/02 契約→引退→撤回→引退のお騒がせカッサーノ

 カッサーノの引退騒動。フットボールチャンネルは、一時美談にしていたのですよ。引退決めたカッサーノの家族愛。妻は「中国でも行くつもりだったけど…」 | フットボールチャンネル(2017年07月27日(Thu)8時21分配信)なんて記事を書いていました。

 この時点でもうめちゃくちゃカオスなんですよ。
 まず、35歳のカッサーノは7月10日に、新シーズンからセリエAに昇格するエラス・ヴェローナと契約。
 しかし、そのわずか8日後の18日に現役引退を宣言。
 ところが、その日の夕方の会見にはもう「引退なんてバカなことを考えてしまった。考え直さなかったら、人生最悪の決断になった。ただ家族が恋しかった」と撤回。
 そして、 24日に再び2度めの引退の発表を行いました。
(一部は、元伊代表カッサーノが2度目の引退表明、家族を優先 - 海外サッカー : 日刊スポーツより)


■2017/08/02 カッサーノの引退騒動は美談?

 で、これをどう美談にしたのか?と言う話。

  家族はカッサーノが昨季まで在籍したサンプドリアの本拠地ジェノバの近郊に住み、子供たちはそれぞれ学校や幼稚園に通っています。水球選手であった妻であるカロリーナ・マルチャリスさんも、ジェノバに近いチームでの現役復帰を目指していました。
 そして、引退を決めたのは、カロリーナさんや子供たちと離れて暮らすことも、ヴェローナに呼ぶことも選べなかったためとしていました。「アントニオは単純に、私や子供たちが生活を変えることを望まなかったの」とカロリーナさんは語っています。
 カッサーノが18日朝に最初に引退を考えた時には、カロリーナさんは子供たちと一緒に450kmの距離を車で駆けつけ、その日のうちに考え直すよう説得したという。お互いがお互いを支えようとした家族は、最終的にカッサーノの引退という結論に至ることになったとしていました。

 ずいぶんと美しい話にまとめましたね。


■2017/08/02 カッサーノ「引退するとは一度も言わなかった」

 で、その美しい話を彼が1週間後にぶち壊しにします。なんと契約解除にかんするヴェローナとの話し合いでは、「引退するとは一度も言わなかった。違うことが書かれたけど、それが真実だ」と主張しだしました。

 ヴェローナが自分の環境ではないと悟ったとも書かれていましたが、それは勝手な話。
 騒動に付き合わされたヴェローナが違約金を設定したことについても、「(引退するとは一度も言わなかった) だからヴェローナは、ほかのクラブに加入した場合の違約金を設定してきたんだ」と、ヴェローナを悪く言っています。
 クラブに迷惑をかけたという思いは、微塵もないようです。
(お騒がせカッサーノ、やっぱり現役引退否定。「辞めるなんて一度も言ってない」 フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年08月01日 より)

 こんなクズ男の話を美談にしちゃいけませんよ。


2023年5月8日月曜日

サッカー選手はタバコをやめよ 野球選手より喫煙は少なくてもスポーツでは厳禁

■2016/12/30 サッカー選手はタバコをやめよ 野球選手より喫煙は少なくてもスポーツでは厳禁



■2016/12/30 サッカー選手はタバコをやめよ 野球選手より喫煙は少なくてもスポーツでは厳禁

 日本での調査によると、サッカー選手の喫煙は、野球選手より少ないとされていました。ただ、少ないで安心するのではなく、ゼロにしなくちゃいけないでしょう。スポーツ選手としてはあるまじき行為です。
 …などといった話を書き始めたのは、オランダ代表のデパイで水タバコに関する報道があったためでした。<マンU放出対象のデパイ、オランダで水タバコを喫煙する姿が激写される  フットボールチャンネル | スポーツ | 2016年12月29日>では、以下のように書いています。

-----引用 ここから-----
 マンチェスター・ユナイテッドから放出の対象とされているオランダ代表FWメンフィス・デパイが、母国オランダで水タバコを喫煙している姿が激写された。29日付の英紙『ザ・サン』が写真付きで報じている。(中略)
 先週の日曜日に友人と母国オランダ・ロッテルダムにある高級バーに出かけたデパイは、そこで酒を飲みながらシーシャ(水タバコ)を吸っていたという。その姿が撮られた写真を英紙『ザ・サン』が公表した。
 同紙によると、水タバコは長時間かけて煙を吸うことで嗜好を味わう物であることから、吸い込む煙の量だけを比較するとその量は通常の紙巻タバコ200本分に相当する量になるという。そして、その場にいた者の情報によると、以前にもこのバーで水タバコを吸ったことのあるデパイは、テレビでアヤックスの試合を見終わってから朝6時までこの高級バーにいたとのことだ。
http://pex.jp/point_news/4eca2101dc07465a0a41e1aaf886f5b6/
-----引用 ここまで-----

 今回は水タバコという日本では馴染みの薄いもの。イスラム圏で人気のタバコですね。これだと身体的な影響、健康被害はどうなのだろうと検索。すると、やっぱりダメでした。というか、水タバコ - Wikipediaによると、紙巻たばこより危険という説も出てきているとのことです。

-----引用 ここから-----

 人体への影響

WHOに存在する『たばこ製品規制研究部会』が2007年5月31日の世界禁煙デーに向けた研究発表によると紙巻タバコが1本を吸い終わるのに平均5~7分間のうちに8~12回煙を吸入することに対し水タバコは前述の通り長時間をかけて煙を吸引することで嗜好を味わう物であり、20~80分の内に50~200回もの煙を吸入するため、吸い込む煙の量だけを比較する場合は紙巻タバコ100本分にもなるという。 また、WHOのTobacco Free Initiative (TFI) 発表のTobacco: Deadly in any form or disguiseによれば、水たばこも含めて、あらゆる形のたばこ製品は喫煙者やその周囲の非喫煙者の健康を脅かす重大なリスク要因であることとも明言されている。

また、イギリス保健省などの調査によると、水タバコ一回分の吸引によって体内で発生する一酸化炭素の量は、紙巻きたばこ1本分で発生する量の約4~5倍にものぼり、これによる脳などへの重大な影響が懸念されるとして、通説では「紙巻きたばこよりも安全」と見なされがちな水タバコ吸引の危険性について同省や関係機関では注意喚起を行っている。その他にも、複数人数で一つの水タバコを共用する際にマウスピースなどを交換せずに回し吸いを行った場合、肺結核、ヘルペス、インフルエンザなど経口感染による様々な病気の伝染も懸念される。[3]
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B4%E3%82%BF%E3%83%90%E3%82%B3
-----引用 ここまで-----
 

 たぶんタバコを吸っている一流選手の方が、タバコを吸わない二流選手より活躍すると思われます。タバコ以上に能力の差の方が大きい要素を占めると考えられるためです。
 でも、見せしめ的に長期出場停止にしたって良いんじゃないかとすら、私は考えています。一部の選手を生贄にすることにより、多くの選手に喫煙をやめさせる効果が期待でき、サッカー界全体としてはメリットが大きくなるのではないかと思います。


2023年5月7日日曜日

広島ユース黄金世代、高円宮杯出場メンバーから13人がJリーグ入り・プロ入り

■2016/11/9 広島ユース黄金世代、高円宮杯出場メンバーから13人がJリーグ入り・プロ入り



■2016/11/9 広島ユース黄金世代、高円宮杯出場メンバーから13人がJリーグ入り・プロ入り

  2004年10月の高円宮杯(U-18) サンフレッチェ広島1-0ジュビロ磐田のメモを見ながら、このサンフレッチェユースの優勝メンバーから何人プロ入りしたかな?と気になりました。

GK
佐藤昭大 広島 → (中略) → 鹿島 → 熊本
DF
槙野智章 広島 → ケルン → 浦和 【日本代表】
藤井大輔 新潟 → 草津 → 長崎 → 讃岐 
大屋翼 関西大学 → 神戸 → (岡山) → 神戸 →  大宮 
森脇良太 広島 → (愛媛) → 広島 → 浦和

 ここまでパーフェクトですが、森山佳郎監督をして「同世代には絶対に破れない」と言わしめるほどの絶大な信頼を置かれていた藤井大輔選手が広島入りせずにストレートに新潟入りしていました。
 たまにクラブユースから別のクラブに行くことはあるものの、こういう評価高い選手が行っちゃうってのは珍しいですね。ユースの監督とフロントで評価が異なったのかもしれません。

MF
柏木陽介 → 広島 → 浦和 【日本代表】
田中祐樹 → 桃山学院大学 → 日立笠戸 → 広島インターナショナル
https://www.facebook.com/786025071509723/photos/a.787397704705793.1073741828.786025071509723/850567465055483/?type=3&theater

 生年月日:1986年4月28日 出身地:山口県とのこと。
 初めてJリーグ入りしていないっぽい選手。決勝ではいいCK2本蹴っていたとメモしてありました。

木原正和 阪南大学 → 大宮 → 福岡 → カンボジア・リーグのトライアジア プノンペンFC

 メモにはありませんでしたが、当時2年生だったみたいですね。右から突破しての良いセンタリングが印象だった選手。上記のようにストレートにプロ入りはせずに大学を経てJリーグへ。
 その後はカンボジアに行っていますが、何と"2015年、経営危機に陥っているプノンペンFCの存続を条件として、選手兼任監督に就任"という珍しいことに。当時は28歳か29歳ですから結構若いです。

FW
桒田慎一朗(桑田慎一朗) 広島 → 岡山 → タイ・ディヴィジョン1リーグ(2部)のナコーンラーチャシーマーFC

 感想メモしていなかった選手ですがストレートで昇格。

平繁龍一 広島 → (中略) → ザスパクサツ群馬 → 熊本

 チャンスで外したりとさっぱり良いと思わなかった選手。U-19とメモしていましたが、当時1年生だったんですね。すごい選手でした。相変わらず見る目ないです。

前田俊介 広島 → 大分 → (中略) → 札幌 → 鳥取

 各大会で得点王で、(高円宮杯でも?)3大会連続得点王。ユース代表で見ていた選手なので、知っていました。ところが、代表では全然良さがわからず、なぜみんなベタ褒めなのだろうと不思議だった選手。
 この日はすごく強引で個人技で抜いていく場面が目立ちました。テクニックはしっかりしています。この試合は代表よりも良さがわかったものの、やっぱり私はイマイチお気に入りにならず。

 スタメンは11人10人がJリーグ入り。恐ろしいですね。

 以上がスタメンだったものの、U-19の高柳選手は前日10時帰国でベンチスタート。後半登場でした。本当豪華だった広島ユース黄金世代です。
 高柳選手もまあ正直好きではないのですが、この日は一番良いと思った選手。球際強いですし、ここでは身体能力も抜けていました。

MF
高柳一誠 広島 → 札幌 → 神戸 → 熊本

 あと、メモしていなかったものの、他にも途中出場でプロ入りの選手が。どんだけいるのよ? 遊佐克美選手は当時1年生ですね。

遊佐克美 広島 → 金沢 → (中略) → インドのノースイースト・ユナイテッド

 冨成選手は3年生。

冨成慎司 福岡大学 → 岐阜 → 藤枝MYFC → 鹿児島ユナイテッドFC

 高柳ともう一人高何とかって良い選手いたじゃん!と検索したら、高萩でした。当時から有名だったので、怪我だったのかも…ああ、違った。「クラブ史上初のプロの高校生Jリーガー」ということで、それが理由かも。

高萩洋次郎 広島 → 愛媛 → 広島 → オーストラリア・ウェスタン・シドニー・ワンダラーズFC → 韓国・FCソウル 【日本代表】

 以上。すごいですね。ここらへんだけで14人がJリーグ・プロ入りしています。

2023年5月6日土曜日

日本人はゴールマウスとボランチの意味を誤解している

■2017/02/16 NHKのサッカー映像制作は下手 専門ではなく外注だから
■2017/02/16 日本人はゴールマウスとボランチの意味を誤解している
■2017/11/04 ハットトリックの語源は同じイギリス発祥のクリケットに由来って本当?


■2017/02/16 NHKのサッカー映像制作は下手 専門ではなく外注だから

 元JFA会長の岡野俊一郎さんによると、サッカーの試合における映像制作が最も上手いのは文句なしでイギリスのBBC。なぜかと言えば、サッカー専門のクルーを擁しているから。日本ではNHKでもサッカー専門クルーを持っておらず、すべて外注だそうです。
 例えば、日本の映像でおかしいのは、選手個人のアップが長すぎること。シュートを外した選手を、ずっと追っていることが珍しくないが、すでに試合は動き出していて画面がそれを捉えていない、といった具合です。
(岡野俊一郎と金子勝彦が語る日本サッカー(その2)TV中継で誤用が多い「ゴールマウス」と「ボランチ」 | フットボールチャンネル | サッカー情報満載! 2014年07月22日(Tue)10時33分配信 text by 藤江直人より)


■2017/02/16 日本人はゴールマウスとボランチの意味を誤解している

 驚いたのは、ゴールマウスは完全に元の意味と違っているという話。現在のゴールマウスは、ゴールの枠内を差しており、これを超えるとゴールになるという面のことを指して使われています。アナウンサーが「シュートがゴールマウスを外れました」と言うことがあると、岡野さんは指摘しています。
 ところが、これ、本当は間違いなんだそうな。ゴールマウスとはかつてはゴールエリアを意味して、それが徐々に変化してきて、いまではゴール前の危険な地域を指すようになったのだそうです。

 一方、ボランチの方は、一応役割だというのは理解していました。「ハンドル」といった意味だと聞いたことがあります。守備的な中盤ではなく、全体をコントロールするようなイメージで捉えていました。
 ただ、岡野さんは、以下のように言っていて、またちょっと違う指摘ですかね。

「ボランチというポルトガル語をポジションの意味で普通に使う。ボランチとは役割を指すのであって、決してポジションではない。FIFAの公式記録を見れば一目瞭然です。サッカーにおけるポジションはGK、DF、MF、FWの4つしかないんです」

 インタビューアーは、"「舵取り役」や「ハンドル」を意味するボランチという言葉は、1993年のJリーグ創設以降に来日したブラジル人選手が広く浸透させたと言われています"と、補足していました。



■2017/11/04 ハットトリックの語源は同じイギリス発祥のクリケットに由来って本当?

 サッカー用語関連で「ハットトリック」の語源について。ただ、クリケット由来という説明は、有名ですよね。ところが、日本サッカー協会のページでは、「語源は諸説あります」と書いていたので、一瞬ドキッとしました。
 ただし、続けて 「イギリス発祥のクリケットに由来しているといわれています」とのことでやはり有力とのこと。
 クリケットは日本では全く馴染みがないものの、実はインドでは今でも大人気なスポーツ。日本サッカー協会では、「クリケットは野球の元になったスポーツ」としていました。

 さらにクリケットで3人の打者を連続でアウトにするのは、野球以上に難しいと説明した上で、その偉業を成し遂げた選手には高級な帽子が贈られ、大変な名誉なこととされた、と紹介しています。
 ここまで書くともうおわかりですね。これがサッカーでも使われるようになり、1試合で3得点した場合をハットトリックというようになったというのが有力なようです。

 ちなみに異説としては、「「選手の功績を称えて観客が帽子を投げ入れたから」というのがあるそうな。初めて聞きました。
 また、6得点をダブルハットトリック、9得点をトリプルハットトリックというとも説明されていてびっくり。俗な言い方だと思っていましたわ。
(ハットトリックの語源は?|お問い合わせ|日本サッカー協会より)



2023年5月5日金曜日

サッカーでのテレビ局への苦情「芸能人を呼ぶな」がほとんど

■2017/02/16 サッカーでのテレビ局への苦情「芸能人を呼ぶな」がほとんど
■2020/08/04 明石家さんまよりすごい“サッカー愛”タレント ランキング1位は?


■2017/02/16 サッカーでのテレビ局への苦情「芸能人を呼ぶな」がほとんど

  岡野俊一郎元JFA会長のしていた話で激しく共感したのが、芸能人の話です。

 岡野俊一郎と金子勝彦が語る日本サッカー(その3)TV中継に何が必要で、何が欠けているのか? | フットボールチャンネル | サッカー情報満載!
2014年07月23日(Wed)10時46分配信
text by 藤江直人

「国際試合になるとゲストが呼ばれますよね。民放の場合は芸能人が多いんですけれども、それで視聴率が上がるかどうかは別として、ある局のトップに聞いたら局への苦情のほとんどは「芸能人を呼ぶな」というものらしいんですね。
 スポーツはスポーツとして、普通に放送して欲しい」

 私もサッカー放送に出てくる芸能人が、心底嫌いです。あれを全滅させてほしいですね。


■2020/08/04 明石家さんまよりすごい“サッカー愛”タレント ランキング1位は?

 上記の芸能人は全然サッカー好きではない芸能人という意味だと思うんですけど、サッカー好きの芸能人でも普通に私は嫌ですね。明石家さんまさんがサッカーの中継で出てくるのが本当嫌でした。コメントもいちいちイラッと来ます。
 その明石家さんまさんは、一般的にはウケが良いのか、オリコンの“サッカー愛”タレント ランキングで2位でした。では、1位は誰だったのか?と言うと、小柳ルミ子さん。小柳ルミ子は、ちょっと見かけないほどのサッカーマニアの領域らしいので納得です。ただ、エピソードを見ると、やはり試合中継には出すべきではない感じでした。

<仕事がある時でも1日5試合、休みの時は10試合観戦し、年間で2000試合以上をチェック。睡眠時間も3時間。観戦しながら、各チームの戦術をノートに書き込む>
<サッカー解説者として小柳が登場。『明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017 浦和レッズ対ドルトムント』戦では、「サッカー選手は私の子宮から生まれた」などのコメントを繰り出し、サッカーファンを騒然とさせた。そんな小柳“迷”解説に「自分語りの実況解説」と炎上ボヤ騒ぎもあったり、逆に「伝説の解説」、「サッカーファンの裾野が広がるかも」と称賛の声も巻き起こった>
(芸能界最強の“サッカー愛”タレント ランキング | ORICON NEWS 2018-06-15より)

 なお、3位はナインティナインの矢部浩之、4位は川平慈英、5位は木梨憲武 でした。


2023年5月4日木曜日

パワハラ曹貴裁監督に復帰要請した湘南ベルマーレの謎

■2017/11/01 浦和・神戸でプレーの曺貴裁(チョウ・キジェ)って誰?
■2017/11/01 二度降格しても続投の湘南・曺貴裁(チョウ・キジェ)監督
■2019/05/11 降格しても続投で正解だった?湘南が初タイトルを獲得
■2019/08/19 クラブが優遇した湘南・曺貴裁監督、パワハラで有名だった
■2019/08/19 怪我でも出場、扇風機を何度も破壊、嘔吐繰り返す選手…
■2020/04/24 パワハラ曹貴裁監督に復帰要請した湘南ベルマーレの謎
■2020/07/21 「怪我してしまえ!」「チームの癌だ。出て行け」などの具体的発言



■2017/11/01 浦和・神戸でプレーの曺貴裁(チョウ・キジェ)って誰?

  J2で優勝した監督が外国人っぽい名前で、中国人かな?とWikipediaを見たら、在日韓国人でした。Wikipediaでは、「チョ・グィジェ」の呼び名を採用しています。
 経歴を見たら元Jリーガー。私が見ていた時期で、なおかつ見ていたチームで、かなり試合に出ていたのに全く記憶にありません。こういうケースは私には珍しく、謎ですわ。ポジションはDFだったとのこと。
 うーん、でも、言われてみると、ゲームでこんな字の選手 を見た覚えもあるかも。それくらいですね。印象ないですわ。

1994    浦和    J    39    試合
1995   浦和            26    試合
1996    神戸    旧JFL    16    試合
1997    神戸        J    5    試合

 …と書いたけど、初期の浦和はあまり見なかったかも。神戸は間違いなく見なかったチームで、ほとんど覚えていませんので、こちらは不思議なしです。


■2017/11/01 二度降格しても続投の湘南・曺貴裁(チョウ・キジェ)監督

 また、さらに経歴を見ていて驚いたのが、2012年から湘南ベルマーレのトップチーム 監督を続けているっぽいこと。ょっとして、降格しても続投だったのでは?と思って検索したらそうみたいですね。しかも、2回も降格していて、ヘッドコーチ時代を含めると3回でした。

" 2005年から湘南のアカデミーを指導した曺貴裁監督は、09年よりトップチームのヘッドコーチを、12年から監督を務めている。今季は第2ステージ15節の大宮戦で降格が決まったものの、クラブからは引き続き来季の指揮を要請されていた。
   10年と13年、そして今季と、いずれの降格にも関わってきた身にあって、答えを出すまでには少し時間が必要だった。胸中を率直に口にする。
  「3回目の降格ということで、大宮戦が終わった後は自分のなかで無力感もありました。クラブからは続投してくれと言われたものの、僕にほとんどの責任があると思ってやっていたので、残ることがこのクラブにとっていいことかどうか、来季の指揮を執るのは難しいかなと思う時期も正直あった」
 (中略)「自分が指揮を執ることで、選手個人の成長と、それに伴うクラブの成長に少しでも力を貸せるのであればやらなければいけないと、やりたいと思えた」"
(【湘南】3度目の降格を味わった曺貴裁監督。それでも来季続投を引き受けた理由 | サッカーダイジェストWeb 隈元大吾2016年12月03日) 

  最近はこういうの多いんです? 以前はあまりなかったと思うんですが…。

■2019/05/11 降格しても続投で正解だった?湘南が初タイトルを獲得

 監督変えすぎ、結果を求めるの早すぎというのは、いつも批判しています。ただ、曺貴裁監督のケースが良いとも言えず。悪い結果をはっきり出しているので、私が推奨している監督続投のケースとは異なりますね。
 ただ、一応結果がでてきたのかなというのが2018年。J1では低迷しつつも、13位でシーズンを終えて一応残留。一方で、YBCルヴァンカップでは、なんと優勝。湘南ベルマーレとなってからは初のJ1でのタイトル獲得、ベルマーレ平塚時代の1995年1月1日に第74回天皇杯で優勝して以来の優勝となりました。
 天皇杯では、4回戦で川崎に敗れており、まぐれっぽさも感じるものの、信頼して任せた結果が出たのかもしれません。



■2019/08/19 クラブが優遇した湘南・曺貴裁監督、パワハラで有名だった

 えーっ!?と思ったのが、複数選手心折れ練習困難、湘南曹監督パワハラ謹慎へ - J1 : 日刊スポーツ[2019年8月13日5時0分]というニュース。しかも、最近になって急にパワハラではなく、前から有名だったらしいんですよ。数年前にはGKコーチがシーズン途中交代し、今季もスタッフが、監督の言動により精神に支障をきたして練習場に来ることができなくなったということがあったそうです。
 当初ここで書いていたのは、解任が妥当な成績なのにわざわざクラブが続投させたという話でした。パワハラがあったのだとすると、さらに、なぜクラブは辞めさせる機会がいくらでもあったのにわざわざ曺貴裁監督にこだわって続投させたのか?という話になってきます。クラブ側も共犯と言いたくなりますわ。
 とりあえず、日刊スポーツが取材した複数の関係者によると、全体ミーティングでの個人攻撃は日常茶飯事で、時には個別で呼ばれるケースもあったとのこと。この後もかなりやばいエピソードが続々と出てきます。


■2019/08/19 怪我でも出場、扇風機を何度も破壊、嘔吐繰り返す選手…

 選手、スタッフの前で扇風機を蹴飛ばし、壊すということがあり、これがどうも一度ではないらしく壊れた扇風機は複数。激高してペンを床にたたきつけることもありました。高圧的な言葉が続き、選手が「はい」としか答えられずにいると「はい、しか言えないのか。他に言うことはないのか」などとさらに説教。
 精神的にドン底に落ちながらも自力ではい上がる選手がいた一方で、そのまま心が折れた選手もいたというのですから、絶対トップにしちゃ駄目なタイプ。ある選手はグラウンドに出ると嘔吐(おうと)を繰り返すようになったといいます。精神的な苦痛が体に不調を起こし、パフォーマンスは低下するばかり。次第にその選手は練習場に来ることすらできなくなりました。
 さらに別の選手は、けがが完治していないのにもかかわらず、曹監督からの指令で無理に復帰。肉体的な疲労が精神をむしばみ、クラブハウスに近づくこともできなくなったというのでひどすぎ。安倍首相は怪我を押して出場した稀勢の里を挙げて見習うように言っていたのですけど、怪我したらゆっくり休ませないと駄目ですよ。美談にしちゃいけません。こうした思想は間違っていますし、選手を壊すブラックなものです。


■2020/04/24 パワハラ曹貴裁監督に復帰要請した湘南ベルマーレの謎

  その後の話を書いていたなかったのですけど、Jリーグは曹監督のパワーハラスメント行為と湘南のクラブ幹部の監督責任を認定。曹監督にはけん責と公式戦5試合出場停止、クラブにはけん責と200万円の制裁金が課されました。
  曹貴裁監督はもちろん辞めることになります。ただ、不思議なことにこの辞任もスムーズに行かず、クラブ側が躊躇していた感じがあるんですね。「降格しても続投」もそうだったのですけど、不自然に感じます。
 曹貴裁監督パワハラ問題、「退任」は正しかったのか?時系列で見る湘南ベルマーレの対応への疑問 | フットボールチャンネルという記事が出ていて、これは まかさの曹貴裁監督擁護かと思ったらそうではありません。クラブ側の対応がおかしかったのではないかという指摘でした。

 曹監督がクロという悪い可能性があったのにその準備をせず、Jリーグの調査報告を受けたクラブ発表でも処遇は発表せず。それどころか、その後、パワハラが認定された曹監督に現場復帰要請をしました。曹監督の退任が「解任」か「辞任」かはっきりしなかったそうですが、とにかく結果として現場復帰は実現していません。
 そもそもパワハラ監督の早期復帰というのは、現実的にはほぼ不可能で無謀すぎました。どうも初報のすぐ後に、告発したと考えるスタッフを責めていたようで、この時点でもうシロ判定でも修復不可能だったでしょう。
 記事では、クラブとして「社会規範違反は断固認めない」とする姿勢を打ち出すことが必要だったとも指摘。ただ、ベルマーレは身内への利益誘導を優先しちゃったんでしょうね。眞壁会長いわく、曹監督は「15年来の仲」なんだそうです。
 もともと降格でも監督続投って珍しいな…と思ってこの話は書き始めたものでした。私は理解しづらかったものの、哲学としてはアリだという人はいたでしょう。それが結局、単に身内同士の馴れ合いだった…というオチ。こうした身内への利益誘導は上場企業ならガッツリ問題視されるんですけど、残念ながらJリーグクラブはそのレベルにないのかもしれません。



■2020/07/21 「怪我してしまえ!」「チームの癌だ。出て行け」などの具体的発言

 パワハラ内容も補足。わりとガチでひどいです。 Jリーグの調査で判明した具体例を短くまとめながら紹介しますが、これで留任を選んだベルマーレ自体が頭おかしいですよ。

具体例〈1〉〉多くの関係者が通常通りと感じた業務を行っていたスタッフらに対して、「本当に使えねえな」「お前ら何年やってんだ」「お前らは遊んでる。遊ぶんだったら外にいろ」などと怒鳴る。その後、当該スタッフらのうちの1人に対して「二度と顔見せるな」「お前の代わりはいくらでもいる」「お前はここにいる意味がない」などと叱責。

具体例〈2〉通常通りミーティングに加わろうとしたスタッフの1人に対し、他スタッフの前で理由なくいきなり「おい、お前。出てっていいわ、部屋から」「お前ミーティングやんなくていい。来なくていいわ」「あっちに戻って勝手に映像でも見てろ」などと発言。

 具体例〈3〉2019年、スタッフミーティングの際にメディカルスタッフから自らの意に沿わない見解を述べられたり報告を受けたりしたときなどに、「メディカル全員替えてもいいんだぞ」「うちのメディカルじゃなくて他で治せばいい」「お前むかつくんだよ」「お前の報告は暗いんだよ」などと発言。

 具体例〈4〉公式試合のハーフタイム中、他の選手はスタッフがいるロッカールームで選手に対して「お前はチームの癌だ。他(の選手に)移るから出て行け」などと怒鳴った。当該選手はロッカールームから出て行った。

 具体例〈5〉周囲に関係者がいる状況において、複数の選手とのやりとりの中で水の入ったバケツを蹴り飛ばした上で「お前なんか怪我してしまえ!」などと怒鳴った。
(Jリーグ、湘南・曹監督のパワハラを認定「お前はチームの癌」「お前なんか怪我してしまえ」などと発言 : スポーツ報知より)