2023年1月1日日曜日

チュニジアのハンニバル・メイブリ、史上5番目の移籍金で移籍

■2022/09/04 チュニジアのハンニバル・メイブリ、史上5番目の移籍金で移籍
■2023/01/01 チュニジア好きな選手ベスト11 一番好きな選手はスリティというたぶん無名の選手
■2022/11/23 スリティ、ジェバリ、アブディが良かったチュニジア メイブリは真価発揮せず
■2018/06/24 前半のうちに守備の選手が2人傷んで交代の不運なチュニジア
■2018/06/24 1アシスト1ゴールのワフビ・ハズリは運動量多く良いFW



■2022/09/04 チュニジアのハンニバル・メイブリ、史上5番目の移籍金で移籍

 チュニジアは2018年にも見たな…と見返してみたものの、1試合しか見ておらず、特に好きな選手がいなかっただけでなく、目立った選手も少なかったようです。
 ただ、2022年はちょっと楽しみな選手がいます。2021年の夏に18歳でフル代表デビューを飾り、現在マンチェスター・ユナイテッドに所属するというハンニバル・メイブリです。<サッカーチュニジア代表の来日メンバー・注目選手は?6月14日に日本と対戦 | Goal.com 日本>によると、<中盤でチームの攻撃のタクトを振るプレイメーカー>だそうで、好きなタイプですね。
https://www.goal.com/jp/%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88/tunisia-member-match-japan-2022-06/bltfb5be622f034af4d#csce45fdfbe489cbd6

 一方、<マンUの希望! 最強の逸材5人(4)19歳でA代表の中心! 移籍金12億円のポグバの後継者>((22/5/10(火) 21:03配信 フットボールチャンネル)では、「ポグバの後継者」とされていました。ポグバはプレイメーカーという印象がなかったので、ちょっとイメージが定まらないです。さらにロイ・キーンみたいなまた違うタイプの名前が出てきていて戸惑いますわ…。

<トップ下やインサイドハーフをメインポジションとしているハンニバルは、創造性に溢れた選手であり、U-23では多くの得点に関与している。また、ユナイテッドのOBでかつてアカデミーの責任者を務めたニッキー・バット氏は、「ハンニバルはピッチ上で常にリーダーのように振舞っている」と、ロイ・キーンに例えて賞賛している。
 (中略)今季限りでポール・ポグバの退団が濃厚となっており、同じポジションのハンニバルに対しては大きな期待が寄せられている>

 <フランス生まれのハンニバルだが、21年に国籍をチュニジアへと変更>と書かれています。ウィキペディアの方も読んでみると、ユース年代ではフランスでも代表に選ばれていますね。また、ウィキペディアによると、最初は2009年、パリFCに加入。ただ、ここはそう強くないチームだったせいか、その後、ASモナコへ。フットボールチャンネルによると、ここからマンチェスター・ユナイテッドに移籍しています。

<パリFCの下部組織出身であるハンニバル・メイブリは、多くのビッグクラブからの関心が寄せられる中で17年夏にモナコに加入した。しかし、家族とクラブ間に契約の問題が生じたことで移籍をする必要が生じ、19年夏にマンチェスター・ユナイテッドへと完全移籍。その際にユナイテッドからモナコへと支払われた金額は1000万ユーロ(約12億円)と、16歳以下の選手に対して支払われた移籍金では史上5番目に高額となっている>



■2023/01/01 チュニジア好きな選手ベスト11 一番好きな選手はスリティというたぶん無名の選手

 チュニジアで無理やり好きな選手ベスト11。チュニジアはアフリカの中でも好きじゃないチームなので苦労しそう…。しかも、メモしているのが2試合のみという少なさですからきつそうです。
 で、選んでみましたが、一応それなり選べました。ただ、やはり好き!って感じの選手はいないですね。暫定で一番良いのは、2022年に30歳で控えだったMFでナイム・スリティ…という全く注目されていなかったであろう、たぶん無名の選手です。

GK ベン・ムスタファ 1 28歳(2018年ワールドカップ)  1989/7/1 193cm
 GKは2018年の方のGKを。5失点というひどい試合だったが、彼のせいとは言いづらい大敗。一方で、すごく良い対応はありました。

CB ヤシン・メリアフ(メリアー) 1 24歳(2018年ワールドカップ) 1993/7/2 188cm
 2018年・2022年ともにメモなし。ただ、CBの場合は明らかなミスがなかったということなので、相対的にマシということでとりあえず消去法での選出。 

RSB、CB ディラン・ブロン 1     23歳(2018年ワールドカップ) 1995/6/19 185cm  
 2018年はRSBでFKのヘディングで1点返すプレー。2022年はCBでメモなし。

LWB 24    アリ・アブディ 2 28歳(2022年ワールドカップ)  1993/12/20 180cm
 ロングスローしていた。守備でも粘り強いところ何度もあっていて良い印象を持った選手。かなりうまく抑えて相対する相手のスコウオルセンは攻略に苦労していた感じ。

RWB 20    モハメド・ドレーガー(ドレーゲル) 1 26歳(2022年ワールドカップ) 1996/6/25 180cm
 メモなし。消去法での選出。 

CH アイッサ・ライドゥニ(アイサ・ライドゥニ、A.B.ライドゥニ) 2 25歳(2022年ワールドカップ) 1996/12/13 183cm
 素晴らしい守備から持ち上がり、ワンツーで一瞬完全に抜ける場面あった選手。

Rインサイドハーフ    ナイム・スリティ 2 30歳(2022年ワールドカップ)  1992/7/27 173cm
 CK上から落ちる良いボール。チャンスになりそうなボールの質だった。途中から入った選手だけど、一番攻撃で良いと思った選手。うまいし、攻撃で良いところ見せている。

Lインサイドハーフ  ユセフ・ムサクニ 1 32歳(2022年ワールドカップ)   1990/10/28 179cm
 右めのところでシュートモーションからパスして大チャンスに。
 
Rインサイドハーフ ハンニバル・メイブリ(メジブリ)) 1 19歳(2022年ワールドカップ)  2003/1/21 173cm
 特に良いところがわからなかったが注目選手であり、他に印象に残った選手もいないので、消去法での選出。

FW 9    イッサム・ジェバリ 2 29歳(2022年ワールドカップ)  1991/12/25 186cm
 オフサイドだったが、裏抜け出してゴールまで決めるプレー。それ以外にちゃんとオンサイドのプレーで、裏抜け出してGKをふわっと超すシュートがあった。GKがすごかったために決められなかったが、1点もののシュート。悪くない選手。

CF ワフビ・カズリ(ハズリ) 2 27歳(2018年ワールドカップ)   1991/2/8 182cm
  彼の1トップみたいな感じだが、左右に流れる他、後ろにも下がってきて、運動量多く動いていた。DFを嫌がって下がってくるのではなく、良い動き方。後半は消えてしまったものの、それでもゴールを決めており、良い選手。



■2022/11/23 スリティ、ジェバリ、アブディが良かったチュニジア メイブリは真価発揮せず

 デンマーク 0-0 チュニジア

 序盤だけデンマークが押したが、すぐにチュニジアペースになる予想外の展開。受け身になりそうなシステム変更で慣れない3バックにしたが、受けに回らずに激しくプレス。
 後半も一進一退の好ゲーム。ビデオがなぜか一時的に前半の映像に一時戻ってなぜか見れなかったが、どうも一気に交代してシステム変更してデンマークが仕掛けた模様。押し込む展開に。
 デンマークは堅守からのカウンターとサイド攻撃というイメージだったが、FIFAランキングが上がって力関係が変わった分、やり方も変わった感じ。依然としてサイドに良い選手はいるものの、だいぶ印象が異なる。かと言って、繋いだり中央のドリブルをしたり…で崩すわけでもない。
 勝ちたいのはFFAランキング10位で圧倒的格上のデンマーク。チュニジアは引き分けでも…という感じ。デンマークは勝負に行ったが決めきれなかった。完全に手に当たったプレー、VARでもPKとられないところもあり、不運もあった。
 予選8試合の時点で全勝してドイツに次ぐ2番目で本大会出場を決定(出場決定後には敗戦あり)。ただ、予選で良すぎるチームは苦労することが多いのでそのイメージ通りの苦戦。とはいえ、1番乗りが悪いというイメージなので、そこらへんは微妙。全勝ならやはりほぼ1番乗りで悪いジンクスには入りそうかな?

チュニジア 3-6-1

GK 16    A.ダハメン
    近くの選手に投げたボールが短くてヒヤリ。キックにもやや不安は感じた。ただ、悪い場面ばかりということはなく、クロスのミスみたいなのをうまくセーブするなど、良いセーブもいくつか。

LCB 3    M.O.タルビ   
 守備やや苦労する場面あったのがちょっと気になった。                   

SW 4    Y.メリアー   
RCB 6    D.ブロン

LWB 24    アリ・アブディ 28歳
 ロングスローしていた。守備でも粘り強いところ何度もあっていて良い印象を持った選手。かなりうまく抑えて相対する相手のスコウオルセンは攻略に苦労していた感じ。

RWB 20    M.ドレーガー

CH 14    A.B.ライドゥニ
 素晴らしい守備から持ち上がり、ワンツーで一瞬完全に抜ける場面。ただ、スピードで振り切れなかったため、シュートまでは行けずパスを選択。このパスも引っかかった。とはいえ、素晴らしいプレーではあった。

(13    F.サシ)
CH 17    E.スキリ

Lインサイドハーフ 7    Y.ムサクニ   
 右めのところでシュートモーションからパスして大チャンスに。

(8    Rインサイドハーフ ハンニバル・メイブリ(メジブリ))
 ぜひ見たかったプレーメーカー。右に入った。ただ、今日は特に良いところがわからなかった。

Rインサイドハーフ 25    A.ベンスリマン

(Rインサイドハーフ23    ナイム・スリティ 30歳)
 CK上から落ちる良いボール。チャンスになりそうなボールの質だった。途中から入った選手だけど、一番攻撃で良いと思った選手。うまいし、攻撃で良いところ見せている。

FW 9    イッサム・ジェバリ
 オフサイドだったが、裏抜け出してゴールまで決めるプレー。
 それ以外にちゃんとオンサイドのプレーで、裏抜け出してGKをふわっと超すシュートがあった。GKがすごかったために決められなかったが、1点もののシュート。悪くない選手。

(11    T.Y.ヘニシ)



■2018/06/24 前半のうちに守備の選手が2人傷んで交代の不運なチュニジア

ロシア・ワールドカップ(W杯)グループG第2節 ベルギー 5-2 チュニジア

 勝たなくてはいけないチュニジアだけでなく、もともと攻撃的なベルギーも攻めており、攻め合いに。前半なのに中盤にスペースが結構開く形になりました。ただ、この攻め合いで先に失点。さらに2点目。
 ただ、リードしてもなかなかこのガンガン行く流れを変えられない試合運びが下手なベルギーに対し、前半のうちに1点返しました。ところが、こらえきれないチュニジアは、前半のうちにもう1つ失点。相手が悪すぎましたね。
 また、チュニジアとしては、前半のうちに守備の選手が2人傷んで交代というのは辛すぎました。後半運動量が落ちた選手らを交代できず手詰まりに。前半からミスが多かったのも問題ですね。終盤は諦め加減だったものの、1点返して意地は見せていました。
[GK]
1 ベン・ムスタファ 5.5
[DF]
11 ディラン・ブロン 6
2 シャム・ベン・ユセフ 5.5
4 ヤシン・メリアフ 5.5
12 アリ・マールール 5.5 [MF]
17 エリス・スキリ 6
7 サイフ=エディ・ハウィ 6
13 フェルジャニ・シャシ 6
[FW]
8 ファハレディン・ベン・ユセフ 6(74分OUT)
9 アニセ・バドリ 5.5
10 ワフビ・カズリ 6.5(85分OUT)
[交代選手]
[DF]21 ハムディ・ナゲズ 6(24分IN)
[DF]3 ヨアン・ベナルアン 5.5(74分IN)
[FW]23 ナイム・スリティ 5.5(59分IN)
(採点とメンバーは、【ベルギー 5-2 チュニジア|W杯選手採点&寸評】2戦連続2発の主砲ルカクが最高殊勲者に! アザールも高評価 | サッカーダイジェストWebより)


■2018/06/24 1アシスト1ゴールのワフビ・ハズリは運動量多く良いFW

ロシア・ワールドカップ(W杯)グループG第2節 ベルギー 5-2 チュニジア
【ベルギー】アザール(前6[PK])ルカク(前16)ルカク(前48)アザール(後6)バチュアイ(後45)
【チュニジア】ブロン(前18)ハズリ(後48)
 [GK]
1 ベン・ムスタファ 5.5
 28歳。ペナルティーエリア外で裏へのボール、すごく良い対応はありました。ただ、5失点はきついですね。明らかなミスはなかったんですけど…。
[DF]
11 ディラン・ブロン 6
 23歳。RSB。FKのヘディングで1点返しました。しかし、怪我で退場してしまうことに。
2 シャム・ベン・ユセフ 5.5
 29歳。CB。アザールの足に完全に行ってしまうプレーでPK献上。この彼が怪我で退場もしてしまうことに。
4 ヤシン・メリアフ 5.5
12 アリ・マールール 5.5
 28歳。左サイドバック。トラップ長くなり、カウンターを食らって失点。また、ボールを外に出すまいとしたプレーで、相手にプレゼントしてしまうプレーも。
  [MF]
17 エリス・スキリ 6
7 サイフ=エディ・ハウィ 6
13 フェルジャニ・シャシ 6
[FW]
8 ファハレディン・ベン・ユセフ 6(74分OUT)
9 アニセ・バドリ 5.5
10 ワフビ・カズリ 6.5(85分OUT)
  27歳。ハズリとも。彼の1トップみたいな感じでしたが、左右に流れる他、後ろにも下がってきて、運動量多く動いていました。DFを嫌がって下がってくるのではなく、良い動き方です。
 ということで前半の運動量の多さは良かったのですが、おかげで後半は足止まって消えてしまうことに…。持ちませんでしたね…。ところが、なんとロスタイムにゴール。ペナルティーエリア内で足を止めてDFを外してうまくフリーになって、もらったボールを決めました。前半に頑張ったご褒美のような感じです。
 実を言うと、前半の1点も彼が絡んだもの。FKでDF裏への良いボールを入れたのもので、アシストしました。その他下がってきて、長めのシュート。GK正面ですけど、高さがあり、良いシュートでした。