2023年1月9日月曜日

ポルトガル代表注目の若手フェリックス、ヌーノ・メンデス、ルベン・ディアス

■2021/07/27 ロナウド、実はFKが下手?ナックルだと成功率0%だと判明
■2022/09/24 ポルトガル代表注目の若手フェリックス、ヌーノ・メンデス、ルベン・ディアス
■2022/11/20 ポルトガル代表注目選手はカンセロ、ブルーノ・フェルナンデスなど
■2022/11/25 世界最高のSBカンセロが不発…ラファエル・ゲレイロの方がいいじゃん!
■2019/01/26(2023/01/09) ポルトガルの好きな選手ベスト11 ロナウドよりフィーゴより好きな…
■2018/06/17 ポルトガル代表はロナウド頼りで強くない?
■2018/06/17 ワールドカップはダメだったロナウドがいきなりハットトリック
■2018/06/21 ミスパス連発、球際も負けて攻められっぱなしだったポルトガル
■2018/06/21  クリスチアーノ・ロナウドが一人別格、DFの外し方がうますぎ
■2018/07/01 グループリーグ好調ロナウドに対する予想が現実のものに…
■2019/01/26 ポルトガルの中盤には、ロナウドとデコとフィーゴが並んだ時代がある



■2021/07/27 ロナウド、実はFKが下手?ナックルだと成功率0%だと判明

 私はロナウドの直接FKでの無回転シュートはまだ怖いという印象を持っていたので意外。昔は決めていたので最近は…という話です。また、いろいろと条件があるデータでの成功率の話での話でもあります。

<英『The Sun』のデータによると、ドイツ戦で蹴ったフリーキックがロナウドにとって代表メジャートーナメント(EURO&ワールドカップ)で担当した50本目のフリーキックだったという。
しかし、決まったのは1本のみ。50本狙って1点では、さすがに成功率が悪すぎる>
(50本蹴って“1ゴール”のみ C・ロナウドにFKを任せ続けるべきなのか 2021/6/22(火) 23:10配信 theWORLD(ザ・ワールドWeb)独より)
https://news.yahoo.co.jp/articles/641f7760d72d62b088643b21269b644ed92e3dff

 50本狙って1点ということで、1回は入っています。なのに、なぜ成功率0%と不思議に思うでしょう。実はこの唯一の1本というのが、ナックル系じゃなかったんですよね、これ…。

<その1本は2018年に行われたワールドカップ・ロシア大会のグループステージ初戦、スペイン戦の後半アディショナルタイムに決めた劇的な同点弾だった。
 あの時はいつもの力強いナックルボールではなく、ゴールの隅を狙ったコントロールショットでネットを揺らしており、当時のワールドカップでも1、2を争う名シーンとなった>

 記事では、冷静に数字を見ればロナウドのフリーキックは成功率が悪く、ポルトガルにはブルーノ・フェルナンデスや左のラファエル・ゲレイロもいるため、彼らに譲った方がいいかもしれないとしていました。一方で、チームメイトや監督、コーチ陣にそんなことを提案できる人物なんていないだろうとも書いています。
 また、コメント欄でも、<自分自身がターゲットマンにもなれるから絶対ブルーノやベルナルドに変わったほうがいいとは思う><ロナウドは中に入ってターゲットになって、ヘッドやこぼれ球を狙った方が全体の得点可能性が広がると思う>という冷静なコメントもありました。

 あと、私はそもそも最近は直接FKが決まりづらくなっている印象があったのですが、そうでもない模様。<フリーキック 成功率 で検索して引っかかった記事によれば、上位になると20%を超えるのね>というコメントがありました。うまい人は今でもマジでうまいんですね。
 その他、「決めまくってたのはジャブラニなど無回転で蹴ると大きくブレるボールが使われてた時期だからね」という指摘も。ボールが変わったせいではないかとの見方。これもなるほど…と思うコメント。クソコメントがあふれることもあるヤフーニュースのコメント欄ですが、素晴らしいコメントばかりでためになりました。


■2022/09/24 ポルトガル代表注目の若手フェリックス、ヌーノ・メンデス、ルベン・ディアス

 ポルトガル代表の注目は当然クリスティアーノ・ロナウド。問題は他の選手ですね。
 <サッカーポルトガル代表の最新スタメンとフォーメーション!若手や注目選手・監督は? | CENTER CIRCLE>では、ブルーノ・フェルナンデス(MF) とルベン・ディアス(DF)を上げていました。このうち、ブルーノ・フェルナンデスは前回大会もいた選手。ただ、特に印象に残ったプレーはありませんでした。

 ルベン・ディアスの方は24歳ということで比較的若い選手。ベテランが多いCBだということを考えると、特に若い選手ですね。ペップ・グアルディオラ監督のマンチェスター・シティでレギュラーということで、長短のパスも出せる足元にも強い現代型のCBだそうです。ちょっと楽しみですね。
https://tech-career.net/portugal-formation-member/

 ルベン・ディアスは十分若いのですが、他は若手が気になるところ。同じDFでも左サイドバックが主力のヌーノ・メンデスはなんと19歳でパリ・サンジェルマンのレギュラー。このポジションなのでスピードがあるのが当然の他、フィジカルや守備力もある黒人選手のようです。このポジションで攻撃的な選手は守備に難があることが多いので貴重なタイプ。彼も楽しみですね。

 若手の注目は攻撃の選手の方が多くなりがちで、一番の注目は22歳のFWのジョアン・フェリックスのようです。アトレティコ史上最高額となる約153億円の移籍金で話題でしたが、当初はスランプ。最近はやっと良くなってきたとのことでした。
 点取り屋タイプではなく、足元の技術の高いチャンスメイクが得意なタイプとのことで、私は点取り屋よりこっちの方がむしろ好みですね。

 もうひとりの若手は中盤のマテウス・ヌネス。23歳の黒人選手です。若手の注目は攻撃の選手の方が多くなりがち…と書いたら、彼もセントラルMFであり、むしろ後ろの方が多めに。ブラジル代表に召集されたこともあり、両方の可能性があってポルトガルを選択したようです。
 ブラジル代表ではなぜか守備職人みたいなセントラルMFが活躍しがちですが、彼は普通のブラジル選手のイメージに合うボールコントロールも巧みなタイプ。とはいえ、運動量もあり、セントラルMFらしくもあります。まだレギュラーではないそうですが、ビッグクラブの注目を集めているという話でした。
 ポルトガルは近年ロナウドだよりでイマイチな感じでした。しかし、本来はこうやって若手がどんどんと出てくる国。ロナウドはすっかりベテランになってしまいましたが、むしろ今大会の方が今までより良いかもしれません。


■2022/11/20 ポルトガル代表注目選手はカンセロ、ブルーノ・フェルナンデスなど

 ワールドカップ開幕前に急ぎ足で<2022 W杯で注目すべきポルトガル人選手5選>(FIFA)もチェック。ポルトガルはワールドカップだと冴えないですが、最近でも2016年のUEFA欧州選手権で優勝し、さらに2019年のUEFAネーションズリーグでも優勝しているみたいですね。
 FIFAの選んだ5選手ですが、あまり若い!という感じではなく、どちらかというと、年齢が上です。若手が活躍する方が成績もついてくると思うんですけど…。
https://www.fifa.com/fifaplus/ja/articles/portugal-five-players-to-watch-world-cup-qatar-2022-ronaldo-cancelo-bernardo-silva-dias-fernandes-ja

ジョアン・カンセロ ポジション:右サイドバック、左サイドバック 年齢:28

<「カンセロは、現時点では世界最高のサイドバックだと思う」と賞賛する、ポルトガル代表のフェルナンド・サントス監督。カンセロがチームにとって非常に重要な選手であることが分かるコメントだ・(中略)
 足もとの技術が高いこの28歳は、右サイドでのプレーを好んでいるとされる。だが(中略)どこのポジションでも素晴らしいパフォーマンスができるほどに進化した>

ルベン・ディアス ポジション:センターバック 年齢:25
<ボールを巧みに操れるセンターバックで、対峙する相手の次のプレーを読むのを好むタイプだ。1対1の対人プレーにもめっぽう強く、負ける場面はほぼ皆無と言っていいだろう。ポルトガル代表同様、もしくはそれ以上にマンチェスター・シティではビルドアップでは重責を担っている。これは彼の抜群の戦術眼があってこそ、できることである>

ブルーノ・フェルナンデス ポジション:ミッドフィルダー 年齢:27
<両足から放つシュート、そしてタイトなスペースでも味方を見つけ出す素晴らしいパスセンスを持つフェルナンデスが、最も危険な男と化すのがペナルティーエリア周辺だ。さらにプレースキックやPKのエキスパートは高い決定力を誇り、点を獲れるミッドフィールダーとして重用されている>

クリスティアーノ・ロナウド ポジション:フォワード 年齢:37
<チームの中で、大ベテランの一人として時間を過ごしている。だがいまだに敵ディフェンスにとって脅威の存在で、サントス監督は2022 FIFAワールドカップ カタール予選でも全試合フル出場させ、810分間にわたってピッチに立たせたのである。チームではペペに次いで2番目に最年長だが、出場時間はチーム最長であった>

ベルナルド・シバ ポジション:ミッドフィルダー 年齢:28
<稀代の智将グアルディオラ監督が最大の称賛を送る選手の一人でもある。
「彼には『キミこそが完璧な選手だ』と言い続けている。ベルナルドはサッカーをプレーするだけではない。サッカーを完璧に理解している選手。守備の局面では直感を使い、ボールを持っている時は素晴らしい動きができる。底知れない能力を持つ男だ」
 (中略)グアルディオラ監督と同様、代表のフェルナンド・サントス監督もシルバに対する賛辞を惜しまない
「好調の時のベルナルドは、世界でもトップ10に入るスーパーな選手だ。個人的には、そのスキルと戦術理解力、そして全体的な能力を考えれば、ベルナルドは世界のトップ10に入っていると考えている」>


■2022/11/25 世界最高のSBカンセロが不発…ラファエル・ゲレイロの方がいいじゃん!

ポルトガル 3-2 ガーナ

 ポルトガルが圧倒的に持つが、チャンスはないし、ガーナはこれでいいのだ!という感じの守備的な対応。一方、ポルトガルもガンガンは行かず固い前半。
 ガーナはまだ後半はじめ体力あるところで数的優位なのにがっ!とスピードアップせず、どうも変な感じ。もったいない感じですね。相変わらずゲームがペースアップしてきません。
 とはいえ、後半両チームもう少しチャンス出てきます。ポルトガルはボールキープしつつもなんとなく重い感じあったのが、ロナウドの史上初5大会連続ゴールが出て以降、彼にこだわらなくなって良くなってきた感じ。他のチームもそうですけど、1人に頼らない方が結果が出やすいと思います。

ポルトガル 4-5-1

GK 22    ディオゴ・コスタ 23歳
 GKでは貴重な若い選手。なので、自動的に若手ベスト11候補です。ただ、今日のプレーは「さすがにこれでは…」というデキでした。
 後半、エリア外出てきて胸トラップでパス繋ぐところあり、これは良かったです。しかし、足元に自信があるのか、アディショナルタイム、エリア外でちょっと余裕すぎて危ないプレー。さらにボール下に転がして蹴ろうとしたところ、後ろにいた選手のことをきれい忘れており、とられて1点ものの危ないプレーも。ケアレスミス多いですね。

LCB 13    D.ペレイラ
RCB 4    R.ディアス
 そこまで難しくないところボール大きくなってクリアできずCKに。嫌なプレーだった。

LSB 5    ラファエル・ゲレイロ 28歳
 CK後のクロスがチャンスに。後半最初引き付けてアウトで出すパス。これとは別のメモだったと思うのだけど、左のアウトでウラ出すボールがいいな!と思ったらここからPKにまでつながる。右のカンセロが世界一のRSBとされているそうだけど、今日は彼の方がよく見えた。

RSB 20    J.カンセロ
 終盤、雑な守備してしまい失点に。世界最高と言われているそうだが、今日はちょっと攻守に物足りなさ。

CH 18    R.ネベス
 高い位置で取り返してシュートまで行ったの彼かな。良かったプレー。
(LSH 15    R.レオン)
 LSHに入る。カウンター、フリーとは言えきちんと決めた。逆サイド狙って流し込むうまいシュートだった。簡単に決めてくる。

Lインサイドハーフ 25    オタビオ
 SHかと思って見ていたけど、後でフォーメーション見たらLインサイドハーフとの見解。物足りなさ感じていたが、後半体の強さ見せてパス出してチャンスまで。

(14    W.カルバリョ)
Rインサイドハーフ 10    B.シウバ
(6    J.パリーニャ)

LSH 11    ジョアン・フェリックス 23歳
 戻りながらフリーになるがふかす。そこまですごい感じはない…と書いていたら、選手交代で回った右サイドでウラへのスルーパスもらい、フリーになったところきちんと決める。

(17    J.マリオ)

RSH 8    B.フェルナンデス
 中めに見えたが、RSHとの見解。FKで回転かけてDFが戻らせる良い質のキックが彼だったんじゃないかと。終盤のカウンターひきつけてからのパスでアシスト。

FW 7    C.ロナウド
 ビッグチャンスでトラップミス。いまいちな感じだったが、後半エリア内裏抜けだしたところでPKうまくとる。きちんと強いスピードあるキックで、史上初5大会連続ゴール。GKの反応は方向あっていたが、何しろスピード早いのでとれない。

(26    G.ラモス)

■2019/01/26(2023/01/09) ポルトガルの好きな選手ベスト11 ロナウドよりフィーゴより好きな…

2019/01/26:メモを見た感じで、暫定の好きな選手ベスト11。タイトルでロナウドの名前を出したものの、好きだった時期はゼロ。こういうのはタイミングの問題ですかね。私が一度も見る前にすでに騒ぎになっていた選手でした。
 もう1人名前を出したフィーゴは大好きだった時期がありました。不仲ですけど、バルセロナ時代が一番好き。ただ、有名選手は好きじゃなくなることが多く、だんだんそうでもなく…。
 有名スター選手では、デコの方がフィーゴより好きですね。今あるメモをざっと見てみると、フィーゴと対になる感じのウイングだったシモンが一番好きな感じ。でも、忘れている選手がいるかもしれません。

2023/01/09:DFが少なくてバランス悪かったので、LSBラファエル・ゲレイロを追加。攻撃陣が多すぎるので、ムラを感じたものの、うまさがあってタッチが結構好きだったOH、RSHベルナルド・シウバを外しました。
 身長を追加してみると、中盤と前線が175cm以下だらけというえらいことに…。180cmはフィーゴだけですね。もともと小さい選手が好きではありますが、ポルトガルではそういった意識なく想定外。サイドにクロスがうまい選手がいるのに、全く生きないチームになってしまいました…。

GK リカルド・ペレイラ 1 30歳(2006年ワールドカップ) 1976/2/11 186cm
 ミスキックはあったものの、セービングでは結構良かったとメモがあり、ポルトガルGKとしては最も良いイメージ。

CB ぺぺ 1 1983/2/26 187cm

CB フェルナンド・メイラ 2 28歳(2006年ワールドカップ) 1978/6/5 191cm
 急な代役だったらしいんですが、悪くない守備していました。191cmと長身であるにも関わらず、意外に1対1で良いプレー。すぐに詰めていき、スペースを与えない守備をしていました。

LSB ラファエル・ゲレイロ 1 28歳(2022年ワールドカップ) 1993/12/22 170cm
 右のカンセロが世界一のRSBとされていたが、私の見た試合では失点に繋がるプレーなど、攻守にイマイチで左のラファエル・ゲレイロの方が良かった。左のアウトでウラ出すボールからPKに繋がるプレーがあるなど、何度かチャンスを作っていた選手。
 後でメモ見直すと、2018年にも出ていてそのときは私はクロスのミスキックが多くて低評価。守備でもやられていた場面が多いとのメモでした。

LSB、RSB ヌーノ・バレンテ 1 31歳(2006年ワールドカップ) 1974/9/12 180cm
 SBが両方LSBという偏り。好きな選手をそのまま選ぶとままあること。ただ、ヌーノ・バレンテは2006年はRSBの代役でも出たことがあるので私のチームならRSBですね。2006年は攻守に良かったというメモがあった選手です。
 
CH ジョアン・モウチーニョ 1 31歳(2018年ワールドカップ) 1986/9/8 170cm
 攻撃の選手が上がってきて危ないところをとくついていって触るなど、守備で良さが目立った選手。アシストも。

CH マニシェ 1 30歳(2006年ワールドカップ) 1977/11/11 173cm
 守備的な位置だけど、やや前めかもという印象。「上がってくるのが早い」「中盤の底で効いていた。まずまず」などのメモ。今検索してみると、やはり運動量が売りの選手だったようです。

RSH ルイス・フィーゴ 4 1972/11/4 180cm

OH デコ 6 26歳(2004年チャンピオンズリーグ) 1977/8/27 174cm

LSH シモン・サブローザ(サブロサ) 7 1979/10/31 170cm

FW リカルド・クアレスマ(カレスマ) 5  34歳(2018年ワールドカップ) 1983/9/26 175cm
 途中交代でしたが、左に流れてサイドから、前にDFがいる状態で、右のアウトでクロスをあげるというすごいプレー。得意だと言われていたのですけど、「え?」という予測できないタイミングで上げてくるのでおもしろいですね。

■2018/06/17 ポルトガル代表はロナウド頼りで強くない?

2018W杯予選1試合目  ポルトガル3‐3スペイン

 スペイン代表と同じようなタイトルになったのですけど、ポルトガル代表もそれほど活躍しないのではないかという予想。
 私の持論でのダメなチームの一つは、若手が育たなかったチーム、世代交代に失敗したチーム。今大会はスペインやアルゼンチンがそれでダメだと思います。もともと強くないですけど、日本もそうですね。
 一方、ポルトガルのダメパターンは、1人の選手に頼りすぎなチームというもの。前回大会のブラジルやアルゼンチンがそうで、アルゼンチンは今回もそうです。アルゼンチンは本当悪いところアリアリですわ。
 ただ、そうは言ってもアルゼンチンは前回大会準優勝でブラジルも4位。このパターンだとかなりイケてますね。それだけメッシ、ネイマールがすごいということでしょうね。
 また、チームとしての完成度は、ポルトガルはアルゼンチンよりかなり良いです。スペイン戦も内容はポルトガルの方が良かった感じでした。


■2018/06/17 ワールドカップはダメだったロナウドがいきなりハットトリック

2018W杯予選1試合目  ポルトガル3‐3スペイン

 [GK]
1 ルイ・パトリシオ 6
[DF]
3 ペペ 5.5
5 ラファエウ・ゲレイロ 6.5
 サッカーダイジェストでは守備面を評価されての6.5。ただ、サッカーダイジェストでも指摘あったようにミスキックあるなど、クロスの精度が悪いのは気になりました。
6 ジョゼ・フォンテ 6
21 セドリク・ソアレス 6
[MF]
8 モウチーニョ 6.5
11 ベルナルド・シウバ 6(69分OUT)
 23歳。事前に細かいタッチのドリブルが得意と聞いていて見たかった選手。好きなタイプっぽい。ただ、すっかり忘れていてよく見ていなかった。とはいえ、目立っていたか?というと、そうでもない。後半に気づいて慌てて注目してみると、確かにそういうタッチ。しかし、見始めてすぐ交代になってしまった。
14 ウィリアム・カルバリョ 6.5
16 ブルーノ・フェルナンデス 6.5(68分OUT)[FW]
7 クリスチアーノ・ロナウド 7.5
 4大会目か3大会目か忘れたけど、驚いたのがこれまで各大会で1点しか上げていないということ。ところが、今回は1試合目で自身の過去の合計ゴールに並ぶか上回るゴール。いきなりハットトリック!  しかも、ほぼ3点とも個の力みたいなゴールでした。
 エリア内で仕掛けて試合開始早々にあっさりファールもらってPK。これを決めて先制。
 さらに前半の終盤。オフサイドのところにいて、ゆっくり歩いて戻っているうちに完全にDFがマーク外してゴール前正面でドフリーに。エリア外から低い強烈無回転シュート、ほぼ正面だったが、GKがキャッチしようとしてミスって2点目。
 後半このまま負けるかというところ、良い位置でこれまた不用意な感じのファールもらう。これも自分で蹴って、壁の外ジャンプした選手の横を抜けて入れる完璧ゴール。
17 ゴンサロ・グエデス 7(80分OUT)
 21歳。 ロナウドのパートナーが決まらないと事前に聞いていたような気がするものの、結構良いコンビネーション。すごいという感じのする選手ではないが、この組み合わせが良さそうな感じ。
[交代出場]
MF10 ジョアン・マリオ 5.5(68分IN)
MF20 リカルド・カレスマ 5.5(69分IN)
FW9 アンドレ・シウバ -(80分IN)
(採点とメンバーは、【ポルトガル3‐3スペイン|W杯選手採点&寸評】3ゴールのC・ロナウドが文句なしのMOM! 「ワールドクラス以外の何者でもない」 | サッカーダイジェストWebより)



■2018/06/21 ミスパス連発、球際も負けて攻められっぱなしだったポルトガル

ロシア・ワールドカップ(W杯)グループB第2節 ポルトガル 1-0 モロッコ

 前半で先制して、ポルトガルの武器である速攻が出る展開になると思いました。が、全然得意のカウンターが炸裂しません。
 1-0で良いから守りきろうという試合巧者な感じでもなく、ミスパスを連発。後半は特に攻められっぱなし。こぼれ球を拾われますし、球際でも取れないところが多く、モロッコの方が良かったですね。
 同じ日に前半の1点を取って守りに入って勝ったウルグアイとは違って、危なげなく…という感じではありません。ウルグアイは明らかに意図的であり、チャンスもほとんど作らせませんでした。なので、やや危うい感じで勝ち点3。とりあえず、結果としては最高です。


■2018/06/21  クリスチアーノ・ロナウドが一人別格、DFの外し方がうますぎ

ロシア・ワールドカップ(W杯)グループB第2節 ポルトガル 1-0 モロッコ
【ポルトガル】C・ロナウド(前4)
[GK]
1 ルイ・パトリシオ 6.5
 30歳。シュートが飛んでこないという試合ではありませんでしたので、良さを見せられたゲーム。セットプレーからのヘディングに好反応を見せていたのは、特に良いプレーでした。
[DF]
3 ペペ 6.5
5 ラファエウ・ゲレイロ 5.5
 24歳。左サイドバック。攻め上がりを見せるなど、いいプレーは見せていました。が、こちらサイドはかなりやられていましたね。ヘディングで相手にわたしそうになるヘディングもあり、チームが負けていた場合かなり低い評価となったと思われます。
6 ジョゼ・フォンテ 6.5
21 セドリク・ソアレス 6.5
[MF]
8 ジョアン・モウチーニョ 7(89分OUT)
 31歳。CM。攻撃の選手が上がってきて危ないところをとくついていって触るなど、守備で良さが目立ちました。ただ、アシストも記録したということで、たぶんCKを蹴ったのは彼だったんでしょうね。
10 ジョアン・マリオ 5.5(70分OUT)
11 ベルナルド・シウバ 6(59分OUT)
 23歳。細かいタッチのドリブルがいいとのことで、やはり良いタッチはしています。とはいえ、それで脅威になっていたか?というと疑問符。良さが出ませんね。
14 ウィリアム・カルバリョ 6.5
[FW]
7 クリスチアーノ・ロナウド 7.5
 33歳。CKで完全に危ない!と思ったら、これをきっちり決めてしまうというのがすごいですね。VTRで見てみると、動きを変えて、すっとDFを外していました。うますぎます。この外し方を一番褒めるべきでしょう。
 その後も前半はキレた動き。ゲネスへの裏に浮かせた決定的なボールも出しました。ただ、後半はチームが悪すぎてそれほど目立てず。彼自身は好調そうですけど、決勝トーナメントまで持続しますかね?強豪国の選手はそちらに照準を合わせることが多いです。
17 ゴンサロ・グエデス 6.5(80分OUT)
 21歳。やはりロナウドとのコンビネーションが良く、献身的に守備。ロナウドの分まで頑張っています。しかし、攻撃ではチャンスを決められないなど物足りなさがあります。
[交代出場]
FW18 ジェウソン・マルチンス 5.5(59分IN)
  23歳。ドリブルとスピードを感じました。しかし、失っているところが多いと指摘されていました。最初の交代でしけど、余計チームのリズムを壊しちゃった感じです。
16 ブルーノ・フェルナンデス 6(70分IN)
23 アドリエン・シウバ ‐(89分IN)
(採点とメンバーは、【ポルトガル1‐0モロッコ|採点&寸評】試合巧者ぶりを見せつけたポルトガル。MOMは2試合連続弾のC・ロナウドに! | サッカーダイジェストWebより)



■2018/07/01 グループリーグ好調ロナウドに対する予想が現実のものに…

  ロシア・ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦 ウルグアイ 2-1 ポルトガル
【ウルグアイ】カバーニ(前7)カバーニ(後17)
【ポルトガル】ペペ(後10)

 ウルグアイはスアレスの過去の卑劣な行為があり応援していないものの、しっかり守れてカウンターで試合運びがうまい という基本的には好きな戦い方をしています。一方のポルトガルも守ってカウンターが本来一番良い形。ただ、ウルグアイほど意識しておらず、持ててしまうのでポルトガルがキープし、カウンター狙いのウルグアイの思うつぼになるのではないかと思いました。
 ところが、そもそも早いうちに失点。ますますウルグアイがやりやすく、ポルトガルは前半ほとんどチャンスがありませんでした。前半からポルトガルがあるとすればセットプレー。ただし、単純に合わせるボールはウルグアイも強いので工夫した方が良いでしょう。実際ポルトガルはしつこいほどショートコーナーをやっていて、そこから追いつきました。
 しかし、その後またポルトガルが粘れずに失点。ウルグアイは意外にセットプレーのマークが良くなかったものの、これ以上の失点はなく逃げ切っています。
 なお、番狂わせと思う方もいるでしょうが、私はポルトガルは強くないと書いていたので順当な結果。応援していないものの、ウルグアイの方が良いチームです。
 ポルトガルは特に好きなチームではなかったのですが、ウルグアイを応援していないということで、応援チームが負けた形に。応援チーム戦績は、14勝13敗6分けとなりました。…と書いて、見た試合数と合わないことに気づきました。1つは結果を見ていたので除外ですけど、35試合見ているので1試合足りないですね。読者さんにとってはどうでもいい話でしょうけど、気になります。後で数え直しますわ。…で数え直すと、15勝13敗6分け(1試合応援なし)でした。
GK
1 ルイ・パトリシオ 6
 30歳。壁がばらけた間を抜けてきてしまったFKには、よく反応していました。特に評価が高いとは言われていないGKでしたが、私の見た3試合はミスらしいミスがなく、たまに良さが出るといった感じで、今大会では上位のGKのように見えました。
 DF
15 リカルド・ペレイラ 6
 24歳。右サイドバック。指摘はされていなかったものの、2点目の失点の場面はもう少しカバーニを見ておく必要があったのではないかと思います。
3 ペペ 6.5
 35歳。しつこくやっていたショートコーナーからのクロス、後ろから入ってきてフリーになり強烈ヘッドでゴール。ただし、2失点目のプレーは、彼がロングボールをきちんとクリアできなかったためと指摘されていました。
6 ジョゼ・フォンテ 6
5 ラファエウ・ゲレイロ 6
 24歳。左サイドバック。最初の失点はサイドから来たカバーニを全く見ていませんでした。攻撃では良いところ以前あったものの、今日は上がって取られて、チャンスでひっかかりとさんざん。ただ、得点となったショートコーナーは彼からのボールだった模様。良いところを見せていました。
MF
14 ウィリアム・カルバリョ 5.5
23 アドリエン・シウバ 5.5(65分OUT)
11 ベルナルド・シウバ 6.5
 23歳。RSH。細かいタッチのドリブルが特徴と言われていて、見るとそれがわかるものの、いまいち機能はしていませんでした。ただ、今日は私が見た試合ではベスト。
 前半は縦にスピードで良い動きをしてファールをもらうところ。後半は、うまさ見せて取られないプレーを披露も、チャンスにつながらない位置。また、右から左のアウトでダイレクトで入れるおもしろいボールもありました。
 途中からたぶんトップ下に入り、左右に自由に。これで良さが出てきた感じ。この後は長く取られず、ドリブルで引きつけておいてサイドへ出すといったプレーがありました。
10 ジョアン・マリオ 5.5(84分OUT)
FW
17 ゴンサロ・グエデス 5.5(74分OUT)
7 クリスチアーノ・ロナウド 6
 33歳。「好調そうですけど、決勝トーナメントまで持続しますかね?」と書いていたのですけど、思った以上に大きく出来が落ちました。今日は完全に抑えられて、タッチが大きくなって奪われてしまうという彼らしくないプレーも。今のところベスト11に入れているのですけど、これで迷いますね…。
 なお、3戦目は見ていないのですけど、PKを外すというプレーもあったそうな。 なので、精神的な影響があるかもと思いました。検索してみると、3試合目のイラン戦では肘打ちもやっていたようで、この時点ですでにでき落ちだったのかもしれません。最初がピークで2試合目も好調を維持したものの、後は尻すぼみといったところでしょうか。
交代選手
FW20 リカルド・カレスマ 6(65分IN)
 34歳。放送では、クアレスマ。RSHに入ったと放送では説明。1試合目も途中交代でしたし、名前に聞き覚えがあるので、その前にも見たことがあると思うのですけど、プレーに覚えがなかった選手。ただ、今日はおもしろい!と思うプレーがありました。
 2人の間を抜いてくるプレーがあって良かったのですけど、よりおもしろかったのは別のプレー。左に流れてサイドから、前にDFがいる状態で、右のアウトでクロスをあげるというすごいプレー。得意だと言われていたのですけど、「え?」という予測できないタイミングで上げてくるのでおもしろいですね。
 FW9 アンドレ・シウバ 5.5(74分IN)
 MF4 マヌエル・フェルナンデス ―(84分IN)
(採点・メンバーは、【ウルグアイ 2-1 ポルトガル|W杯選手採点】鮮やかな2ゴールを挙げたカバーニが文句なしの最高殊勲者だ! | サッカーダイジェストWebより)



■2019/01/26 ポルトガルの中盤には、ロナウドとデコとフィーゴが並んだ時代がある

 2006年W杯ドイツ大会でのポルトガル代表は、4戦見た感じ。グループステージでイランに2-0で勝った試合と、ノックアウトステージでフランスに1-0で負けた試合でメモがあります。2試合ともたぶんスタメンは全く同じ。さらに、イラン戦のメモはイングランド戦、フランス戦のメモは3位決定戦でも使ったようなので、感想が混ざっているかも。

4-2-3-1
GK リカルド・ペレイラ
 イラン戦は結構いいGKかもと好印象。フランス戦でもジダンにPKを決められたものの、反応はしていました。ただ、ミスキックがあるなど、キックはイマイチである可能性を感じました。
DF
ミゲル・モンテイロ
 右サイドバック。ミゲルとの表記。イラン戦は、よく上がっており、上がるのが好きな印象を受けました。経歴のスタートは右ウイングということで、納得。ただ、そのわりにはあまりうまくなく、むしろ下手じゃないかという印象も。不思議です。
 フランス戦で、運動量が全然落ちない選手だと、言われて気づきました。この試合は2人抜くすごいドリブルを見せたものの、バランスを崩してしまい、チャンスにはならず。
(パウロ・フェレイラ)
 フランス戦、右サイドバックに途中から。彼もよく上がります。ただ、可もなく不可もなくといった感じで、良くも悪くも目立たない印象を受けました。
フェルナンド・メイラ
 左センターバック。191cmと長身。イラン戦はメモなし。フランス戦によると、急な代役だったそうな。でも、悪くない守備していました。長身ですけど、意外に1対1で良いプレー。すぐに詰めていき、スペースを与えない守備をしていました。
リカルド・カルバーリョ
 RCB。イラン戦はしっかり守れていた印象。ただ、準決勝のフランス戦は、PKを献上するなどメイラと比べて出来が悪かった。
ヌーノ・バレンテ
 LSB。イラン戦は安定とのメモ。1つ強い低いアーリークロスがあり良かった。フランス戦は、サイドに飛び込まず落ち着いた対応とのメモ。3位決定戦のときは、右サイドバックで出ていたっぽい。ただ、検索してもLSBとあるので、イレギュラーだった模様。
MF
F・コスティーニャ
 守備的な位置。フランス戦では、同じポジションの相手と比べて、しっかり守備できていないとのメモ。
マニシェ
 守備的な位置だけど、やや前めかもという印象。フランス戦ではメモなし。イラン戦は、ロングシュートがなんだかと読めない字のメモ。他に、「上がってくるのが早い」「中盤の底で効いていた。まずまず」などのメモ。
ルイス・フィーゴ
 RSH。33歳ということで、スピードが落ちました。ただ、強いキックやシュートなど良いプレーがさすがに多いです。特にFKやCKでは良いボールを入れていて、さすがでした。
C・ロナウド
 LSH。トップに入ることも。とにかくスピードがすごい。左だが右にもよく流れるプレー。ボールをまたぐプレーを多用。このプレーが好きみたい。ドリブルそのものも非常に多い。アイデアも豊富。
(シモン・サブロサ)
 LSH。グループリーグの方では感想メモなかったのですけど、先発した3位決定戦でグループリーグに比べるとでき落ちとのメモがありました。
デコ
 OH。非常にうまいですが、それだけでなくプレーがスマート。ボール離れも良い。強烈な素晴らしいゴールも見せていました。ただ、準決勝・3位決定戦はでき落ち。準決勝の最初で目立った他は、イマイチです。
 メモの場所が変でひょっとしたら別の選手かもしれませんけど、とはいえ、その状態でも3位決定戦は一番マシといったメモ。この日はファールの演技も多く。フランス戦では、遠目のFKでなんでもないように見えたキックが、ものすごい落ちてGKがファンブルするようなキックも。
FW
パウレタ
 どの試合もメモなく、良さわからないとだけメモ。
(エルデル・ポスティガ)
 フランス戦で、パウレタよりは期待できそうとだけメモ。
(2006年W杯ドイツ大会:決勝トーナメントより)


■2020/07/05 猛反発の中、祖国ブラジル戦でポルトガル代表デビューしたデコがゴール 37年振りの勝利に貢献

  本名はアンデルソン・ルイス・デ・ソウザのデコ。2004年のチャンピオンズリーグ予選、バルセロナとミランの試合のメモで、デコのことが書かれていました。
 が、正直よく覚えていない選手。ポルトガル代表で中盤で…って記憶しかないですね。バルサにいた記憶もなかったです。
 メモでは、バロンドール候補とあり、左右に広く動いていて、抑えた右足から逆サイドへのシュートが2本。センスあるヒールも、とのこと。

 同じくメモにはブラジル生まれとあって、他に174cmともありました。Wikipediaで写真を見て、だいぶ思い出しました。そういや小柄な選手でいた記憶。
 この日のバルサは、4-3-3で、中央のエトーが180cm、左ロナウジーニョが182cmだったものの、他はやけに小さい選手。
 デコの174cmはまだマシで、メモでは右のジュリが164cm、中盤のシャビが168cmと、攻撃陣は小さい選手の方が多かったです。
 あと、途中交代で入った中では、イニエスタも171cm。シャビとイニエスタはこのあとずっといましたし、バルサはずっとこんな感じなんですかね。
 でも、その前だと185cmのリバウドとか、188cmのクライファートとかがいて中央は高いイメージでした。そういや、このあとでも195cmのイブラヒモビッチがいたことがありましたね。

 話がそれまくっていますが、デコの話。ブラジル生まれというのが気になって経緯を見てみました。
 代表デビューがドラマチックすぎます。

-----引用 ここから-----
ブラジルでは目立った存在ではなく、19歳の時にポルトガルへ渡ってから才能が開花した。(中略)

圧倒的なテクニックと、創造力豊かなプレーを披露するデコに目をつけていたルイス・フェリペ・スコラーリは、ポルトガル代表監督になると同時に、デコにポルトガル国籍取得を要請し、デコはポルトガルに帰化する。そしてポルトガル代表に選出されたが、当初は中心選手のルイス・フィーゴやマニュエル・ルイ・コスタから猛反発を受けてしまう。
-----引用 ここまで-----

 スコラーリ監督はブラジル人。ブラジルびいきなものも感じたのかもしれません。
 ただ、デコはこの苦境をプレーで挽回します。しかも、相手が祖国ブラジルですからね。できすぎだろ…。

-----引用 ここから-----
そのような状況下で2003年3月29日、ついに代表デビュー。相手は奇しくも生まれ故郷のブラジル。この試合はポルトのエスタジオ・ダス・アンタスで行われ、デコは後半15分に途中出場して決勝点を挙げ、ポルトガルが2-1で勝利を収めた。彼の活躍が対ブラジル戦37年振りの勝利につながり、一日でチームメイトや国民の信頼を確立した。
-----引用 ここまで-----