2023年12月2日土曜日

FC LAVIDA(ラヴィーダ)がすごい!技巧派集団・埼玉・昌平高の育成組織

■2022/06/05 FC LAVIDA(ラヴィーダ)がすごい!技巧派集団・埼玉・昌平高の育成組織



■2022/06/05 FC LAVIDA(ラヴィーダ)がすごい!技巧派集団・埼玉・昌平高の育成組織

 ブックマークだけして読んでいなかった2021年12月26日という古い記事<圧倒的強さでJクラブをなぎ倒す“街クラブ”FC LAVIDA、4戦15発の勢いで高円宮杯U-15初制覇に王手>(ゲキサカ)の話。なお、「FC LAVIDA」は「FCラヴィーダ」とも表記されているサイトがあります。

<2012年創設の“街クラブ”が大きな注目を集めている。高円宮杯JFA第33回全日本U-15サッカー選手権は25日に準決勝を開催。FC LAVIDAが鹿島アントラーズつくばジュニアユースに4-1で勝利し、初優勝に王手をかけた>
https://news.infoseek.co.jp/article/gekisaka_348640/

 どういうクラブなの?と見ると、FC LAVIDAは、技巧派集団として名を馳せる昌平高の育成組織で、グランドも同じなんだそうな。最近、このパターンが出てきましたね。あと、昌平高校って私、なぜか西日本の高校だと盛大に勘違いしていましたが、埼玉県の高校だそうです。

<FC LAVIDAから昌平を経たJリーガーには、アルビレックス新潟のFW小見洋太を始め、来季からはMF平原隆暉(高3年/北九州内定)、MF井野文太(高3年/北九州内定)、CB八木大翔(高3年/福島内定)もプロ入りが内定>

 1回戦○3-1、2回戦○3-0、準々決勝・徳島JY戦5-0となかなか派手なスコアで勝ち進むと、準決勝では、前年準優勝の鹿島つくばJYに4-1で圧勝。破壊力がありますね。前回は初出場でベスト4進出。2度目の出場で初の決勝進出となりました。
 優勝すれば、<Jクラブのジュニアユースではないチームが決勝に駒を進めるのは、2001年の東海大一以来。優勝すれば、1997年の三菱養和サッカースクール以来の快挙となる>という記録だといいます。

 FC LAVIDAの村松明人監督によると、パスだけではないし、攻撃だけでもないし、守備もできるとしていました。以下のような説明です。

<創立当初は対Jクラブを意識していたという村松監督。「最初作ったときは、Jを倒すという意識はすごく強かった。倒すために、日本一を取るために、Jにはないような感じのサッカーに切り替えた部分はある。もともとはパスが多めのサッカーをやっていたんですけど、それだとちょっと違うなと」。より積極的に仕掛けることを意識したチーム作りに転換した。
 ただ、仕掛けるだけではなく「そういう選手がしっかり守備の理解をする、ゲームの展開を読む」こともトレーニングで鍛えている。「予測の部分、切り替えの部分、すべてが自然になってきている。攻撃とか守備というよりも、どっちもあるようなトレーニングを積み重ねてきている。あくまで自然体で、奪われそうなところを予測するとか、仕掛けている選手、ボールを持っている選手よりも、周りの選手がそういう感覚を身に着けてほしいなっていう感じでやっています」>

 この勢いなら優勝したのでは?という力量差のあるスコア。で、決勝の結果を見ると、サガン鳥栖U-15に4-1で大敗。今までの勝ち上がりと全く逆な感じで、力量差のあるスコアで負けていました。