2023年10月23日月曜日

サッカーのチャント「オレ」はイスラム教の「アラー」がなまったもの

■2017/10/09 そもそもサッカー文化であるチャントとは何か?
■2017/10/09 サッカーのチャント「オレ」はイスラム教の「アラー」がなまったもの
■2017/10/09 差別的なモラタのチャント、チェルシーサポーターが変更
■2017/10/09 一方、マンチェスターユナイテッドサポーターは差別チャントを続行



■2017/10/09 そもそもサッカー文化であるチャントとは何か?

 チャントと言われるとなんじゃ?と思いましたが、よくある掛け声や短い歌のことを言うようです。 

 チャント - Wikipediaでは、 "チャント(chant)とは、一定のリズムと節を持った、祈りを捧げる様式を意味する古フランス語に由来する言葉である。日本語では一般に詠唱、唱和などと訳される"と説明。
  これだとサッカーは関係ないように見えますが、実際に日本で使われるチャントはサッカーのケースが多いようです。
 ヤフー知恵袋なので信頼性は高くないのですが、 "サッカーの応援の掛け声"としており、"基本的にチャントとは贔屓にしているチームに向けて応援の意味でかけるもの"と説明されていました。


■2017/10/09 サッカーのチャント「オレ」はイスラム教の「アラー」がなまったもの

 で。ヤフー知恵袋なので怪しいものの、マジかよ!と思ったのが、有名な「オレ!」「オーレ!」というものが、アラーが由来だとのいう説明。これはびっくり仰天です。

<代表的なチャントとして、オレ!というのがあります。よく勝っているチームがパスワークで時間を使う時にサポーターが掛け声として使います。元々はスペインのグラナダあたりのイスラム教の人々が、闘牛などで使っていたのが語源です。つまり、アラーが、濁ってオレ!になったわけです>


■2017/10/09 差別的なモラタのチャント、チェルシーサポーターが変更

 あと、上記では、"ヨーロッパサッカーでは相手チームを揶揄する内容、特に黒人選手への差別的チャント等が問題になっています"という話もありました。これは最近も問題が起きています。私はこの件で、チャントという言葉を知りました。

 まず、プレミアリーグ第4節に、チェルシーサポーターが用意モラタ専用のチャントが、反ユダヤ主義の言葉を含めたものであったため問題に。モラタは「みんなをリスペクトしてほしい」とファンに歌の変更を投げかけました。
 ファンはこれに応えて、新たな応援歌を作成しました。以下のようなライバルチームであるトッテナムのエースを引き合いに出した内容です。

「アルバロ、アルバロ。彼は輝くスペインから来た。彼はハリー・ケイン(イングランド代表FW)より素晴らしい」
(自身の応援歌が変更に…モラタ、ファンに対して「新しい歌をありがとう!」 | サッカーキング 2017.09.24より)


■2017/10/09 一方、マンチェスターユナイテッドサポーターは差別チャントを続行

 上記はいい話で終わっていたのですが、同様の問題があったマンチェスターユナイテッドのサポーターは変更を拒否していました。
  
 今季から加入したルカクを応援するためユナイテッドのサポーターが作成したチャントは、その歌詞に差別的な内容が含まれるとして問題視されていました。黒人男性の「性器のサイズ」についてのステレオタイプな見方が含まれる歌詞だったといいます。
 ユナイテッドやルカクはサポーターに向け、チャントを変更するように呼びかけ。
 しかし、マンチェスターユナイテッドのサポーターは、再び同じチャントを使用。しかも、その後歌われた別のチャントには、「オレたちは歌うたいものを歌う」という歌詞も含まれていたので、変更を拒否する意思表示と見て良いでしょう。

 これに対しユナイテッドは、「侮辱的なチャントや振る舞いを許容しない。チャントが続けられるようであれば、個人に対してさらなる対応を取る」とクラブは述べ、警察や放送局の協力を得た上でチャントを歌った観客を特定するべく動いていることを明らかにしました。
(マンUサポはルカクへの“差別的”チャントを改めず。クラブは強硬姿勢で個人特定へ | フットボールチャンネル 2017年09月24日(Sun)22時11分配信より)

 マンチェスターユナイテッドのサポーターは、なぜこんな意地張っているんでしょうね? チェルシーサポーターとの対応の差が不思議でした。