2023年12月28日木曜日

ロシア代表主将アルテム・ジューバ、ウクライナ侵攻問題で逆ギレ

■2018/09/21 ロシアの問題児ジュバ、違約金払って古巣に報復ゴール
■2022/03/19 ロシア代表主将アルテム・ジューバ、ウクライナ侵攻問題で逆ギレ
■2018/06/20 弱いと言われていた開催国ロシアが2戦連続快勝!
■2018/06/20 センスを感じさせる21歳のゴロビンはネクストスター候補
■2018/06/26 開催国ロシア、強豪ウルグアイ戦はボロクソで後を引きそうな敗戦
■2018/06/26 謎のFKの守備による失点と軽率な退場でボロボロだったロシア
■2018/07/02 「自分たちのサッカー」を捨てたおかげでロシアが大金星!
■2018/07/08 ゴロビンはだんだん調子が下がっていた?大ブレイクには至らず



■2018/09/21 ロシアの問題児ジュバ、違約金払って古巣に報復ゴール

  ロシアワールドカップ開催国ロシアで最も活躍した選手は誰か?というのは、意見が分かれるところだと思われます。ただ、とりあえず、その候補の一人になるのが間違いないと思われるのが、大会3得点のFWアルチョム・ジュバ(アルテム・ジューバなどとも、29=アルセナル)でしょう。

 1メートル96、90キロのゴツい体格が目立つジュバ。ただ、どうもピッチ外 でも個性派なようです。まず「ロシアのイブラヒモビッチ」を「自称する」という点で変わっています。なかなか自分でそんなことを言う人はいません。
 ジュバは個性派というか、「問題児」とされており、以下のような問題を起こしてきたそうな。これらの話は後で知りましたが、そういえば、大会中も熱くなって握手を無視するシーンが見られました。

・スパルタク・モスクワ時代、ディナモ・モスクワとのダービー惨敗で「あのちっちゃいコーチに聞いてくれ」とエメリ監督(現アーセナル監督)に暴言。
・カペッロ元代表監督に忌み嫌われて14年W杯には招集されず。
・2018年1月にはマンチーニ監督(現イタリア代表監督)と対立して強豪ゼニトから放出。
・スパルタクの下部組織育ちにもかかわらず、15年に宿敵のゼニトへ移籍しファンからもあきれられた。
・2018年4月、本来なら出られないはずのゼニト戦に自ら違約金の半額6万ユーロ(約780万円)を払って出場。(所属のアルセナルはゼニトからのレンタル移籍のため、そういった契約があったのだと思われます)
(<a href="https://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2018/07/07/kiji/20180706s00002009384000c.html" target="_blank">【W杯 今日の注目選手】ジュバ抜けた問題児「露のイブラヒモビッチ」― スポニチ Sponichi Annex サッカー</a> 2018年7月7日より)

 個性派ですけど、個人的には褒めたくない行動。ただ、ロシアワールドカップで結果を出していますし、違約金を支払って出たゼニト戦でも「放出しやがって!」といった感じで報復ゴールしています。選手としては悪くないんでしょうね。



■2022/03/19 ロシア代表主将アルテム・ジューバ、ウクライナ侵攻問題で逆ギレ

 キャプテンって人格じゃないと思うのですが、問題児ジューバ(アルテム・ジューバ、アルチョム・ジュバ)は、ロシア代表のキャプテンやっているんですね。で、問題児らしく、ロシアのウクライナ侵攻で話題になっていました。
 ウクライナ侵攻でロシア人選手らは沈黙を保っていたらしいのですが、槍玉に挙がっており、今回アルテム・ジューバがこらえきれずインスタグラムで反応したようです。

「戦争は怖いです。しかし自分がショックなのは人間の敵意と憎しみだ」
「私は国籍に基づく差別に反対しています。私はロシア人であることを恥じていません。ロシア人であることを誇りに思っています。そして、なぜアスリートが今苦しむべきなのか理解できません」
「私はダブルスタンダードに反対しています」
「人々はスポーツと政治を切り離せと叫んできたのに、ロシアに関してこの原則が完全に忘れられるのはなぜですか?」
(「こんなことで私たちを怒らせることはできない」 ウクライナ代表から批判のロシア代表主将が持論 3/4(金) 13:22配信 J-CASTニュースより)
https://news.yahoo.co.jp/articles/40e38bc1a6137d0d793fc156992052c92d654b9b

 「スポーツと政治は別」の原則は私も支持していますが、今回はそれに反する行動があるのは理解できます。ただ、上記の内容では具体的に何を想定しているのかは不明なので、なんとも言えず。とりあえず、いかなるときもスポーツ選手やチームが政治的な発言をしてはいけないという意味ではないことは指摘しておきます。

 問題児ジューバでもプーチンは怖いのか?と思うかもしれませんが、たぶんそうじゃなくて普通にプーチンが大好きなタイプでしょう。もともとプーチン大統領の支持率は高く、ウクライナ侵攻でむしろさらに上がったほど、ロシア人から支持されています。
 「戦争は怖い」なんてことも言っていますが、そういうキャラでもなく、過去の言動からするとむしろ「野郎ぶっ殺してやる!」というタイプ。上記の発言だけで終わらせると、「被害者」面できる可能性はまだ少しあったのに、最後に以下のように喧嘩を売って台無しに。戦争反対でも差別反対でもなく、批判されたのを頭に来てやり返そうと思っただけだとわかります。

「イギリスの大邸宅の中で座ってひどいことを言う何人かの仲間たちへ:こんなことで私たちを怒らせることはできない。私たちはすべてを理解している。すべての人に平和と優しさを」

 アルテム・ジューバの母はロシア人ですが、父はウクライナ人という微妙そうな血筋。ただ、以上のように発言を見ると、ウクライナを配慮する様子は一切見られません。上記よりもっと長い、おそらく全文を引用した記事もあったのですが、ひたすらロシア人が被害者だと訴えるだけでウクライナへの思いやりは見られませんでした。

 前述の通り、私は「スポーツと政治は別」の原則を支持します。また、ロシア人への差別も許されるとは考えません。これは絶対ダメですよ。
 ただ、何の落ち度もないウクライナの民間人が、「ロシア人への差別」以上の理不尽さで多数殺害され続けているという、差別をはるかに超える最大限の被害を受けている中で、彼らに何の言葉もない…というのは、「ウクライナ侵攻を肯定し、ひたすらロシアを正当化したい」という本音がバレバレ。普通ならもう少し中立性を感じさせる偽装工作をしますわ…。



■2018/06/20 弱いと言われていた開催国ロシアが2戦連続快勝!

ロシア・ワールドカップ(W杯)グループA第2節 ロシア3-1エジプト
【ロシア】OG(後2)チェリシェフ(後14)ジューバ(後17)【エジプト】サラー(後28[PK])

 初戦ビデオ録画に失敗して1日ショックから立ち直れなかったロシアをやっと見ることができました。ただ、見たかった選手の1人ジャゴエフは怪我しちゃったみたいですね。27歳でテクニックがあって、パスが出せる他オールマイティーだと聞いていました。
 戦前は弱いと言われていましたが、5得点で快勝。サウジアラビアは背が小さく攻撃から入るチームということで、崩れるんじゃないかとは思っていましたが、ここまで量産すうとは。
 今日も守備がしっかり。エジプトは守備から入るチームなので、初戦で守備チーム同士、そして、初戦負けて勝ちたいというゲームですっかりプランが崩れてしまいました。


■2018/06/20 センスを感じさせる21歳のゴロビンはネクストスター候補
GK
1 イゴール・アキンフェエフ 6
 DF
2 マリオ・フェルナンデス 7
 27歳。右SB。よく上がっていた選手。後半ペナルティエリア内右のところに勢いよく走ってきて、右サイドからのボールを受けるとそのまま深いところまで。そこから切り返して低いパスを入れてアシスト。仕事しました。
3 イリヤ・クテポフ 6
4 セルゲイ・イグナシェビッチ 6.5
18 ユーリ・ジルコフ 6.5(86分OUT)
 27歳。左サイドバック。ロシアのロナウジーニョと呼ばれたことがあり、1つ前もできるもののサイドバックで登場。守備をしっかりやっているということもあり、そのテクニックはあまりわかりませんでした。
 MF
11 ロマン・ゾブニン 7
 24歳。センターハーフ。特に良いシュートではなかったものの、オウンゴールとなったゴールは彼からのもの。一方で、PK献上で失点となったファールも彼のもの。引っ張ってしまいました。引っ張り始めの位置は外だったと思いますけどね。
 体の強い守備をする他、運動量もありました。また、体が強く185cmと長身なのに似合わず、テクニックあるドリブルをしていたので、足元も悪くなさそうに見えました。
8 ユーリ・ガジンスキー 7
19 アレクサンデル・サメドフ 6.5
17 アレクサンドル・ゴロビン 7
 21歳のドリブラーで一番見たかった選手。初戦はゴールも決めたみたいですね。見れなかったのがマジで残念です。
 ドリブルは結構引っかかっていましたね。ただ、仕掛けてくるので嫌な選手。前半、あまりアクションなく上体を起こした状態のまま、ちょんという感じで中へ入れるクロスなんかもおもしろかったです。
 後半、足に吸い付くようなボール扱いで切り返したプレーも印象に残りました。センスを感じます。
6 デニス・チェリシェフ 7(74分OUT)
 FW
22 アルテム・ジューバ 7.5(79分OUT)
 29歳。後ろからのロングボール、完璧にコントロールしたわけではないのですけど、相手がクリアしきれなかったのをそのままコントロールしたような感じでシュートまで行きゴール。このプレーの中では体を使って相手選手とうまく入れ替わっていました。一部ラッキーな面あったものの、見事な部分が 多かったです。
 交代選手
MF7 ダレル・クジャエフ 6(74分IN)
 FW10 ヒョードル・スモロフ ―(79分IN)
 DF13 ヒョードル・クドルヤショフ ―(86分IN)
(メンバー・採点は、【ロシア 3-1 エジプト|W杯選手採点】決勝T進出濃厚の連勝ロシアは守備の巧みさを発揮! | サッカーダイジェストWebより)



■2018/06/26 開催国ロシア、強豪ウルグアイ戦はボロクソで後を引きそうな敗戦

ロシア・ワールドカップ(W杯)グループA最終節 ウルグアイ 3-0 ロシア

  両チームともにグループリーグ突破は決定。相手は順当ならスペインかポルトガルですけど、順位はまだ未決定であり、勝つ必要はなし。ただ、チームの勢いとしてはやはり勝った方が良いでしょう。そこまでゆるいゲームにはならないかなと思いました。
 ただ、ロシアが先に失点。こうなると、堅守で試合巧者のウルグアイ 相手というのはきついです。さらに2点目まで取られてしまいました。こうなると、勝利うんぬんよりチームの雰囲気を…というところだったのに、なんと前半のうちに退場者を出してしまいます。
 これで一気にゲームがつまらなく。ウルグアイは勝利がほぼ確定で体力を温存した方が良く、ロシアも点を取るよりもガタガタに崩れる方が問題です。両チームこのままで良いということに。
 ただ、ロシアはその後も失点。ウルグアイはゆるいゲーム運びながら良い雰囲気で終われた一方で、ロシアはきついですね。退場者が出たので仕方ないと切り替えられると良いのですけど、後を引くかもしれません。10人で走らされたのも辛いです。
 一応、ゴロビンは温存した感じで、そこは希望があります。ゴロビンがいなくて攻め手がなかった感じもありました。彼が入ってくると、また変わってくるでしょう。
 ロシアの方を応援していましたがこのように完敗。応援チーム戦績は、10勝11敗5分け。再び負け先行となりました。


■2018/06/26 謎のFKの守備による失点と軽率な退場でボロボロだったロシア
GK
1 イゴール・アキンフェエフ 6
 32歳。FKからの失点はミスじゃないかと。壁の端に相手選手がいて、その隣にもう1人いた選手が動いてそのところに強烈シュートを。GKは反応したわけでもなく、ポジショニングも半端だったような。普通は壁のない開けたサイドにGKが寄るでしょう。壁側に蹴ってくるとヤマ張ったんじゃないですかね?
DF
23 イゴール・スモルニコフ 4.5
 29歳。RSB。チャンスをもらったのですが空回り。1枚もらっていたのに、そう危ない場面でもないのに遅れて足に行ってしまって2枚めで退場。前半のうちの退場はきつすぎました。
3 イリヤ・クテポフ 5.5
 24歳。CB。横パスを低い位置でミスって危ないところあったのが気になりました。
4 セルゲイ・イグナシェビッチ 6
13 ヒョードル・クドルヤショフ 5.5
MF
11 ロマン・ゾブニン 5.5
8 ユーリ・ガジンスキー 5(46分OUT)
19 アレクサンデル・サメドフ 6
15 アレクセイ・ミランチュク 5.5(60分OUT)
6 デニス・チェリシェフ 5.5(38分OUT)
FW
22 アルテム・ジューバ 6.5
交代選手
DF2 マリオ・フェルナンデス 6.5(38分IN)
MF7 ダレル・クジャエフ 6(46分IN)
FW10 ヒョードル・スモロフ 6(60分IN)
 28歳。ペナルティーエリア内で切り返してチャンスとなったプレーがありました。
(【ウルグアイ 3-0 ロシア|W杯選手採点】開催国を無力化した3連勝ウルグアイは各選手が奮闘! | サッカーダイジェストWebより)



■2018/07/02 「自分たちのサッカー」を捨てたおかげでロシアが大金星!

 ロシア・ワールドカップ(W杯)ベスト16 スペイン 1-1 (PK3-4) ロシア
【スペイン】OG(前12)【ロシア】ジューバ(前41[PK])

 ロシアが勝つにはしっかり守ってカウンターか、セットプレー狙い。スペインは高さだけでなく、セットプレーでの集中力がなくて脆さがあります。
 ただ、ロシアは守備から入るチームではなさそうでした。「自分たちのサッカー」というプライドを捨てて、きっちり守れるだろうか?と見る前は思っていましたが、本当に良く意思統一されていましたね。素晴らしい守備でした。スペインは90.31%の1006本のパスを成功、ポゼッションは78.97%でともに大会新記録。しかし、ほとんどチャンスらしいチャンスはなく回しているだけで終わっています。優勝したときのスペインは動いている選手が多かったのですけど、今日も足が止まって待っていることが多かったです。
 試合はロシアの鍵だと思っていたセットプレーでスペインが先制する意外な展開に。ただ、ロシアの同点ゴールはやはりPKという流れの中以外のもの。このPK獲得もCKからでした。ただし、カウンターの方はあまり可能性を感じないものでした。
 この日同じPK戦まで行ったデンマークの場合、クロアチア相手にカウンターが怖かったです。このような場合、選手らは支配されていても自分たちのペースという気持ちで戦えます。一方、ロシアは前述の通りダメで、ほぼ守りっぱなしという状態。前述のデータもそういうものですね。これだと選手は当然精神的に相当苦しいのですけど、守るたびにロシアのサポーターが大歓声。救われたでしょう。今日のロシアの勝利は、サポーターの力が大きかったと思います。
 あと、ロシアが後半のキックオフのときに、右サイドに人を集めて一気に走っていき、そこに蹴り込んでいておもしろかったです。でも、よくあるプレーなんですかね?キックオフの場面は大体早送りでちょっと経ったところから見るので自信なし。ワールドカップ以外はほとんどサッカー見ないので、最近のかなりの距離を動かすキックオフもまだ慣れません。
GK
1 イゴール・アキンフェエフ 8
 32歳。120分の間にも良いセーブがありましたし、PK戦でも1人止めました。良かったですね。
DF
3 イリヤ・クテポフ 6.5
4 セルゲイ・イグナシェビッチ 6
13 ヒョードル・クドルヤショフ 6
MF
2 マリオ・フェルナンデス 6.5
7 ダレル・クジャエフ 6(90+7分OUT)
11 ロマン・ゾブニン 5.5
17 アレクサンドル・ゴロビン 6.5
 21歳。新皇帝という仰々しいニックネームがあるものの、ボールタッチや雰囲気はむしろ華麗です。今日はカウンターなどの攻撃面であまり怖さは見せられず。ただ、守備は本当によく頑張っており、カウンターを食らったときにスピードを見せて自陣まで帰って危ないところを防ぐプレーも見られました。
18 ユーリ・ジルコフ 5.5(46分OUT)
19 アレクサンデル・サメドフ 6(61分OUT)
FW
22 アルテム・ジューバ 6.5(65分OUT)
 29歳。CKのヘディングシュートをハンドリングされてPKを取りました。自分で行ったキックは時間がかかってどうかと思ったものの、勢いよく決めて同点に。他は攻撃機会が少なく辛い試合展開だったものの、大仕事をこなしました。
交代選手
DF14 ウラジミール・グラナト 5.5(46分IN)
MF6 デニス・チェリシェフ 6(61分IN)
FW10 ヒョードル・スモロフ 6(65分IN)
MF21 アレクサンドル・エロヒン 5.5(90+7分IN)
(メンバー、採点は、【スペイン1‐1(PK3-4)ロシア|W杯選手採点&寸評】強豪スペインに大金星! 最高評価はロシアの守護神アキンフェエフに! | サッカーダイジェストWebより)


■2018/07/08 ゴロビンはだんだん調子が下がっていた?大ブレイクには至らず

ロシア・ワールドカップ(W杯)準々決勝 ロシア 2-2(PK3-4) クロアチア
【ロシア】チェリシェフ(前31)マリオ・フェルナンデス(延後10)
【クロアチア】クラマリッチ(前39)ヴィダ(延前11)

 スペイン戦は引いてスペースを埋めて徹底的に守りました。これで大金星を上げられたのでそのまま来るかと思ったら、フォーメーションを変えて4バックに。さらに立ち上がりからプレスを上げて押し気味という全然違うやり方。どうかなぁ?と感じました。
 やはりボール扱いで差があるために、すぐにクロアチアペースに。それでも中盤は拾えており、その形で先制。とはいえ、このやり方は守備のリスクが上がるということもあり、空いてしまったスペースを使われて失点。
 後半もクロアチアが押しつつ、ロシアもチャンスを作れていましたが決着つかず。延長では先にクロアチアに入れられてしまったものの、クロアチアは怪我人のために守備で交代カードを使い切ってしまった上にさらに疲れや怪我気味なところが目立っており、今なら行けると思って見ていると同点。ロシアに流れが来ていたと思ったのですけど、PK戦で敗れました。
 ロシアの方を応援。ただ、負けてしまったので、応援チームは、19勝19敗6分け(1試合応援なし)で五分にまた戻りました。
4-4-1-1
 GK
1 イゴール・アキンフェエフ 5
 32歳。キックを外に出してしまうプレーがあったものの、PK戦は1本止めました。かなり難しい低いボールでコースも厳しいところをピタリでした。他に1つ触った惜しいところも。
DF
2 マリオ・フェルナンデス 6.5
 27歳。RSB。大チャンスにはなっていなかったものの、前半からよく上がってはいました。後半は、ジューバに合わせる短めのクロスでいいところ。また、延長ではFKでマークが外れていて同点ヘッドを叩き込みます。でも、こういう選手が外すんだよなと思って見ていたPKで外してしまい、ヒーローにはなれませんでした。
3 イリヤ・クテポフ 6
 24歳。RCB。後半、中でちゃんとケアできず、ちょっと危ない場面がありました。一方で、右サイドを縦に裏へ出したロングボールでチャンスを作っていました。
4 セルゲイ・イグナシェビッチ 6.5
 38歳。LCB。右奥まで一気に良いロングボールを送っていました。守備でもよく対応。延長でモドリッチのドリブルに見せた対応が特に良いものでした。一方で、延長の失点場面のマーカーの責任としては彼かな?と思ったものの、メディアでは指摘がありませんでした。
13 ヒョードル・クドルヤショフ 6
MF
6 デニス・チェリシェフ 6.5(67分OUT)
 27歳。LSH。良いカットをして上がるプレー。あmた、中央で拾えたところを上がっていって、ジューバに当ててリターンされたところ、守備選手をかわしながら左足で左上に素晴らしいミドルシュート。
 前半は他におもしろいストレートのFK。一方、後半になると、カウンターで失ってしまうなど、燃え尽きた感じで交代。
7 ダレル・クジャエフ 5.5
 25歳。CM。前半の失点の場面で走ってはいたものの、人を全然見ておらず彼の責任かなと感じました。ただ、メディアでは指摘がありませんでした。
11 ロマン・ゾブニン 7
 24歳。CM。低めの位置ですけど、足裏を使ったターンで入れ替わるプレーを見せていておっ!と思いました。
17 アレクサンドル・ゴロビン 6(102分OUT)
 21歳。OH。放送や超ワールドサッカーでは2トップ、サッカーダイジェストでは4-2-3-1のトップ下、私は4-4-1-1で1.5列目かなぁと感じました。
 今日はFKでなかなかのボールがあったものの、カウンターのチャンスでうまく体を入れられてしまうなど冴えず。あまり目立ちませんでした。
 ゴールやアシストという目に見える数字は残っているものの、私が見た試合のパフォーマンスだとイマイチなものが多く。グループリーグ2試合目は結構良かったのに、ノックアウトステージではいまいちだったんですよ。3試合目は温存していますし、たぶん私が見損ねた初戦がピークで徐々に下がってきたのではないかと。ボールタッチやキックは良さを感じて好きになれそうですけど、今大会の若手ベスト11と言えるか?と言うと迷います。
19 アレクサンデル・サメドフ 5.5(54分OUT)
FW
22 アルテム・ジューバ 6.5(79分OUT)
 29歳。股下を通すおもしろいパスを見せていました。カウンターで1人だったものの、キープして上がり待つ良いプレーも。さらに得点シーンでは、DFを引き連れてから出してアシストしていました。それから、CKの後、頑張るプレーでファールをもらい、相手にはイエローカードまでお見舞い。
 後半は前半ほど目立てなかったものの、彼の高さや前で頑張るプレーは良さがあり、途中交代してしまったのはもったいないと感じました。
 そういえば、本人も交代が不満だったのか、ベンチに帰ったときにスタッフとの握手を拒否するような画面が出ていた気がしました。熱くなるタイプですね。
交代選手
MF21 アレクサンドル・エロヒン 6(54分IN)
FW10 ヒョードル・スモロフ 5.5(67分IN)
MF8 ユーリ・ガジンスキー 5.5(79分IN)
MF9 アラン・ジャゴエフ 6(102分IN)
  28歳。延長で入ってすぐからセットプレーを蹴っていました。すごいって感じでなくてまずまずと思ったボールでアシストを記録。
(メンバー、採点は、【ロシア2-2(PK3-4)クロアチア|W杯選手採点】大会屈指の好ゲーム、MOMは120分間「質と量」を維持しつづけたモドリッチに! | サッカーダイジェストWebより)