2023年6月17日土曜日

コロンビア代表ベスト10、ハメス・ロドリゲス以上である1位は?

■2021/02/12 コロンビア代表ベスト10、ハメス・ロドリゲス以上である1位は?
■2018/05/23 ハメス・ロドリゲスは父も継父もプロサッカー選手だった
■2018/05/23 継父が好待遇の強豪2クラブのオファーを断った理由
■2023/05/03 コロンビアの好きな選手ベスト11 ジェリー・ミナ、ハメス、キンテロなど
■2018/11/16 高原直泰がいた頃のボカ・ジュニオルスが懐かしい、コロンビア選手も活躍
■2018/05/18 日本戦のハメス・ロドリゲスは楽しそうにプレーしていた
■2018/11/16 2018年にはなかった2014年のハメス・ロドリゲスの輝き
■2018/06/20  怪我・体調不良・退場・交代失敗でボロクソだったコロンビア
■2018/06/20 ハメス・ロドリゲス投入がむしろブレーキになったコロンビア
■2018/06/25 やはり本当は強かったコロンビア、3得点を奪って快勝
■2018/06/25 コロンビア、日本戦で交代すべきでなかった2人の選手が大活躍
■2018/06/29 2度もコロンビアに助けられた日本、辛くもグループリーグ突破
■2018/07/03、04 世代交代失敗のコロンビア、若さあふれるイングランドに敗れる
■2018/07/04 23歳のセンターバックのジェリー・ミナがなんと3ゴール目
■2019/03/23 主力怪我でも日本に勝利、楽しみな選手が多数登場



■2021/02/12 コロンビア代表ベスト10、ハメス・ロドリゲス以上である1位は?

 若い人は知らないでしょうし、私が見たのも少しですが、「コロンビア・サッカー史上最高の選手がバルデラマであることに議論の余地はない」とされていました。現役のハメス・ロドリゲスやファルカオは2位以下となっています。ただ、メンバー見ると現役が上位で、4位以下もクアドラードなど最近のメンバーが入っています。

【識者選定 コロンビア代表レジェンドの貢献度ランキングTOP10】
1位:カルロス・バルデラマ(MF):111試合・11得点[1985~1998年]
2位:ハメス・ロドリゲス(MF):80試合・23得点[2011年~]
3位:ラダメル・ファルカオ(FW):91試合・35得点[2007年~]
4位:ファン・クアドラード(MF):94試合・8得点[2010年~]
5位:マリオ・ジェペス(DF):102試合・6得点[1999~2014年]
6位:ダビド・オスピナ(GK):105試合・0得点[2007年~]
7位:フレディ・リンコン(MF):84試合・17得点[1990~2001年]
8位:ファウスティーノ・アスプリージャ(FW):57試合・20得点[1993~2001年]
9位:イバン・コルドバ(DF):73試合・5得点[1996~2010年]
10位:アドルフォ・バレンシア(FW):37試合・14得点[1992~1998年]

 これを選んでいた記事は、コロンビア代表の「レジェンド完全格付け」。“史上最高の天才”バルデラマに続くTOP10の顔触れは? | サッカーダイジェストWeb(2021年02月12日)というもの。識者選定となっていますが、誰が選んだのか説明無し。とりあえず、書いたのは、AS紙コロンビア版ディレクターのサラ・カストロさんだそうです。AS紙というのは、たぶんスペインで発行されている日刊スポーツ紙『ディアリオ・アス』じゃないかと。「AS」ではなく「アス」という表記なら見覚えがある有名スポーツ紙。マルカに次いでスペインで2番目に発行部数の多いスポーツ紙だそうです。
https://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=85887





■2018/05/23 ハメス・ロドリゲスは父も継父もプロサッカー選手だった

 コロンビア代表MFハメス・ロドリゲスの実父はプロサッカー選手。しかし、3歳で両親が離婚しており、彼を育てたのは実父ではありません。
 母ピラールさんは同じく元プロ選手のファンカルロス・レストレポさんと再婚。左足で器用にボールを扱う才能に気づいき、才能を伸ばそうと力を注いだことが彼の才能を開花させました。
「普通3歳の子供はつま先でボールを蹴るが、ハメスは足の甲や足の内側、外側も使って蹴っていた。ダイヤモンドの原石だと感じ、天から与えられた才能を伸ばしてあげたいと思ったんです」
  6歳のときに、多方面から育成を図る「ハメス・ロドリゲス・プロジェクト」を立ち上げます。
 ハメスは地元チームでプレーしていたが、ファンカルロスさんはコーチ2人と契約し、チーム練習のない週3日、苦手の右足キックやヘディングのレッスンを受けさせました。さらに、自身も栄養学やスポーツ医学、心理学などを勉強し、徹底的にサポート。すごい熱の入れようですね。
(コロンビアの至宝ハメスはいかに「つくられたか」 - サッカー : 日刊スポーツ[2018年5月1日6時52分 ]より)

  なお、苗字がどうなっているのか気になったので、検索で調べて並べてみました。実父と母の名前がハメスに入っていますね。オリジナルなのは「ダビド」だけで、「ハメス」は実父から来ているようです。

本人 ハメス・ダビド・ロドリゲス・ルビオ
実父 ウィルソン・ハメス・ロドリゲス・ベドヤ
母 マリア・デル・ピラル・ルビオ
継父 ファンカルロス・レストレポ


■ 2018/05/23 継父が好待遇の強豪2クラブのオファーを断った理由

 先の記事によると、ハメスが12歳のとき、全国大会で優勝してMVPと得点王に輝き、プロからオファーが届きました。第2の都市メデジンの強豪2クラブ、アトレチコ・ナシオナル、インデペンディエンテ・メデジンと、2部のエンビガドです。
 強豪2クラブは仕事を用意し、家族への手厚いサポートも約束という至れり尽くせりだというもの。
 ところが、ファンカルロスさんは、唯一「プロジェクト」継続を容認してくれたエンビガドとの契約を選びました。
 その後、アルゼンチン、ポルトガルに渡ってプレーした際も一緒に住み、21歳まで生活を支えたといいます。ちょっと入れ込みすぎですね。

  ファンカルロスさんが頑張ったのは事実で、その行為を否定するわけではありません。 ただ、日本では子供のスポーツに夢中になるあまり、家庭崩壊したり、子供に負担をかけて追い込んだりということが起きています。また、情熱を傾けても、ハメス・ロドリゲスのような選手となれる人はほとんどいません。
 さらに、実父がプロサッカー選手(ククタ・デポルティーボFC所属)であったことでわかるように、遺伝の影響というのもまた大きいでしょう。
 あまりのめり込みすぎないようにしてもらいたいです。



■2023/05/03 コロンビアの好きな選手ベスト11 ジェリー・ミナ、ハメス、キンテロなど

2018/05/23:好きな選手ベスト11。とりあえず無理やり選んでみたということで、そのうち入れ替えます。LSBがいなくて、CBが3人になってしまいました。

2023/05/03:2016年のクラブワールドカップで鹿島とやったアトレティコ・ナシオナルのメモを見て少し入れ替え。バランス悪いのでLSBも入れました。南米のチームは好きな選手が多いので、無理矢理ではない感じで好きな選手が揃ってきました。

     ボルハ

ロドリゲス トーレス クアドラード

   セルナ キンテロ

アルメロ      スニガ

  ジェペス  ミナ

    コルドバ

GK オスカル・コルドバ 5 31歳(2001年ボカ・ジュニアーズ) 1970/2/3 185cm

RCB ジェリー・ミナ 6 23歳(2018年ワールドカップ) 1994/9/23 195cm
 抜擢起用の若い CBですけど、彼も活躍しました。放送では紹介されたのを覚えていませんけど、バルセロナの1月に契約した選手だそうです。将来性を買っているんでしょうね。
  CKからのプレー、中央でフリーになったとは言えしっかり決めて先制。本業の守備でも再三良いプレーが見られました。良いDFだと思います。

LCB マリオ・ジェペス 4 38歳(2014年ワールドカップ) 1976/1/13 186cm
 CB。キャプテン。危ないところ危ないところに入ってきていて、良いDFだなぁという印象。今計算してみると38歳。めちゃくちゃベテランですね。大会の最年長フィールドプレイヤーだったそうな。

RSB フアン・スニガ 4 28歳(2014年ワールドカップ) 1985/12/14 172cm
 RSB。右めから斜めに入ってくる迫力あるドリブル。また、スペースあった中央に走り込んでシュート。GK正面ではあったが、GK前で落ちる低いシュートで悪くない。右サイドでも存在感があります。

LSB パブロ・アルメロ 2 28歳(2014年ワールドカップ) 1986/11/2 174cm
 LSB。左でフリーでもらって、ファーのフリーの選手へ。ここからアシストが入り、ゴールに繋がりました。

CH マウリシオ・セルナ 5 33歳(2001年後半ボカ・ジュニアーズ) 1968/1/22 169cm 

LSH ハメス・ロドリゲス 7 22歳(2014年ワールドカップ) 1991/7/12 180cm 
 LSHだが、クアドラードとの左右の入れ替わり多い。3-5-1のトップ下というサイトも。
 マークは厳しかったものの、ペナルティーエリア外の中央で振り向きながらきれいに胸トラップ。足元に落ちるボールをボレーでクロスバーギリギリの半端ないゴール。すごすぎ。
 後半、左からのクロスでもらえなかったものの、中央で動き直して下がったことでフリーに。逆サイドからの折返しを、右足でDFの股下に入れて決めました。GKが不在だったのはファーへのボールに対応していたため。とにかく動きが良かったですね。

OH、CM ファン・フェルナンド・キンテーロ 5 25歳(2018年ワールドカップ) 1993/1/18 170cm
 2014年大会おもしろそうだったテクニックある選手。当時はまだまだでその後も伸び悩んでいるということで、今日もドリブルやパスが引っかかっていました。とはいえ、彼からのパス出しは精度低いなりに可能性を感じましたので、交代は痛かったですね。初戦よりもずっとノッてきた感じ。精度は格段に上がっていました。また、正面ではないところに出すボールの出し方を好むので、意外性があります。やはり好きな選手ですね。
 合わなかったものの、好パスで可能性を感じるプレー。もう1本、右サイドへの良い低いボール。 さらに、右サイドから普通右足で蹴るところを、左足のアウトでマイナスの素晴らしいボール。
 また、ショートコーナーからのプレーで、中に入れるふりしてハメス・ロドリゲスに出してそこからゴールまで繋がりました。
 後半も低めの位置から良い裏へのスルーパス。さらに、決定的というもっと良いスルーパスを出して、こちらはゴールまで繋がりました。日本戦と違って、勝利を決めてから交代でアウトします。

OH 10 マクネリー・トーレス 4 32歳(2016年クラブワールドカップ) 1984/11/1 172cm
 アトレティコ・ナシオナルでゲームメイクしていた選手。スルーパスを通してきていて、怖かった選手の一人。いい選手です。Wikipediaもありました。ワールドカップで見た記憶はないですし、情報もありません。

RSH フアン・クアドラード 4 26歳(2014年ワールドカップ) 1988/5/26 176cm
 RSH。低いところから人をかわしていくドリブルで、最後もファールもらうプレー。ハメス・ロドリゲスと入れ替わって左に行くことがかなり多く、左に流れるドリブルでもファールをもらっていました。
 スピードが武器であり、やはりスピードに乗ったドリブルが魅力。ただ、左右に振るようなリズムがおもしろい持ち方しており、止まったところからのドリブルでも十分威力があります。

FW ミゲル・ボルハ 2 23歳(2016年クラブワールドカップ) 1993/1/26 183cm
 アトレティコ・ナシオナルで見た選手。センターフォワードみたいな感じ。ポストプレーが良かったものの、体の強さというよりはうまさで収まる選手。相手に最初に体を当てておいて、距離を開けてボールをコントロールするプレイが目立っていました。


■2018/11/16 高原直泰がいた頃のボカ・ジュニオルスが懐かしい、コロンビア選手も活躍

 コロンビアで好きな選手で、GKの方のコルドバがいたことに気づいて追加。確か同じボカ・ジュニオルスでDHでも好きな選手いた覚え。調べてみると、セルナじゃないかな。
 高原直泰は好きじゃなかったのですけど、あの当時のボカ・ジュニオルス大好きだったんですよね。懐かしすぎです。控えには入っていませんでしたが、10代だったテベスもポジション を争っていました。私が推していたFWはバロス・スケロットで、レギュラーだった記憶があります。

~スタメン~
1.オスカル・コルドバ

4.ホルヘ・マルティネス
6.ロランド・スキアビ
2.ニコラス・ブルディッソ
14.クレメンテ・ロドリゲス

13.クリスティアン・トラベルソ
5.マウリシオ・セルナ
17.ワルテル・ガイタン
10.フアン・ロマン・リケルメ

11.マルセロ・デルガド
30.高原

~ベンチ~
12.ロベルト・アボンダンシエリ
20.ホエル・バルボーサ
15.オマール・ペレス
7.ギジェルモ・バロス・スケロット
28.ロベルト・コラウッティ
(高原直泰がボカでゴールを決めてから、今日でちょうど13年! 2014/09/23 18:00より)
 

■2018/05/18 日本戦のハメス・ロドリゲスは楽しそうにプレーしていた

2014/6/25 ワールドカップグループリーグ 日本  1-4 コロンビア
(メンバーは日本 対 コロンビア - スコア速報 | ブラジルW杯 : nikkansports.comより)

 8人も変えてきたということで、2軍のようなメンバー。しかも、確か注目の選手は、ワールドカップに来れなかったと聞いたような。
 後半にハメス・ロドリゲス入れてきてからガラリ一変。ボールを持てるようになって大勝。
 終盤GKのモンドラゴンを入れたのには笑ってしまった。トラブルなしでのGK交代はほぼありえず、43歳9ヶ月の最年長記録のためにだけに出したのだろう。 余裕すぎ。日本にとっては屈辱の交代。

GK    1    オスピナ    先発
 後半低いシュート をしっかりキャッチしていた場面だけ印象に残る。
GK    22    ⇒モンドラゴン    5

DF    4    アリアス    先発
DF    7    アルメロ    先発
DF    16    バランタ    先発
DF    23    バルデス    先発
MF    13    グアリン    先発
  守備的なところ。後半キープ力高いところ見せるプレーがあった。フェイント入れながら守備を外して、シュートを狙う。
MF    15    メヒア    先発
MF    20    キンテロ    先発
 テレビではキンテーロと紹介。左利きの21歳。ボールの持ち方見ていると良さそうな選手。ドリブルがすごく良いと感じた。
 検索すると、ポルトが持っていて、CAリーベル・プレートなどにレンタル。伸び悩んでいるようだ。
MF    10    ⇒ハメス・ロドリゲス    45
 後半頭から登場。入ってガラリとリズムが変わる。収まるので良い。圧倒的にうまい。
 キックの質も良く、FKでGKが出れない良いところに送る場面も。2点めのアシストも彼かな?とメモっていたが、今確認するとそうだった模様。
 一時目立っていなかったが、ゴール前ドリブルで揺さぶって、ふわっと浮かせて余裕の4点目。すごいリラックスしていて、サッカーを 楽しんでいる感じ。日本を応援すべきなんだろうけど、楽しそうにサッカーやっていて、見ていても楽しかった。この大会で一番大好きになった選手。
MF    11    クアドラード    先発
 スピードある選手。PKで先制。
 ドリブル仕掛けて、左に走るような動きでそのままパスを出したプレーが印象に残った。
MF    5    ⇒カルボネロ    45
FW    19    ラモス    先発
FW    21    マルティネス    先発
 前半印象に残ったのは、足の裏使ってターンしてくるプレー。
 ただ、後半の方が目立つ。カウンターからのパスパスで、完全にがら空きに。きっちり逆サイドに流し込んで、チームの2点目。さらにカウンターで3点目。




■2018/11/16 2018年にはなかった2014年のハメス・ロドリゲスの輝き

2014ブラジルワールドカップ ベスト16
コロンビア 2-0 ウルグアイ

4-4-2(サイトによっては3-5-1)
GK ダビド・オスピナ 25歳
 その前にも良いセーブを何度か見せていたけど、後半右から勢いよく入ってきた選手のシュートを体で止めるプレー。前に出ながらコースをなくしていました。
DF
マリオ・ジェペス 38歳
 CB。キャプテン。危ないところ危ないところに入ってきていて、良いDFだなぁという印象。今計算してみると38歳。めちゃくちゃベテランですね。大会の最年長フィールドプレイヤーだったそうな。
クリスティアン・サパタ 28歳
 CB。カウンターで、人を見ながらコースを潰してうまくインターセプトするプレーが前半に。
パブロ・アルメロ 28歳
 LSB。左でフリーでもらって、ファーのフリーの選手へ。ここからアシストが入り、ゴールに繋がりました。
フアン・スニガ 28歳
 RSB。右めから斜めに入ってくる迫力あるドリブル。また、スペースあった中央に走り込んでシュート。GK正面ではあったが、GK前で落ちる低いシュートで悪くない。右サイドでも存在感があります。
MF
カルロス・サンチェス
アベル・アギラール
ハメス・ロドリゲス 22歳
 LSHだが、クアドラードとの左右の入れ替わり多い。3-5-1のトップ下というサイトも。
 マークは厳しかったものの、ペナルティーエリア外の中央で振り向きながらきれいに胸トラップ。足元に落ちるボールをボレーでクロスバーギリギリの半端ないゴール。すごすぎ。
 後半、左からのクロスでもらえなかったものの、中央で動き直して下がったことでフリーに。逆サイドからの折返しを、右足でDFの股下に入れて決めました。GKが不在だったのはファーへのボールに対応していたため。とにかく動きが良かったですね。
 2018年になって感想を打ち込んでますけど、怪我上がりだったロシアワールドカップ2018では、1ゴール目のようなキレキレのプレーも、2ゴール目のような巧みな動きも見られませんでしたね。2014年は神がかっていました。
フアン・クアドラード 26歳
 RSH。低いところから人をかわしていくドリブルで、最後もファールもらうプレー。ハメス・ロドリゲスと入れ替わって左に行くことがかなり多く、左に流れるドリブルでもファールをもらっていました。
 スピードが武器であり、やはりスピードに乗ったドリブルが魅力。ただ、左右に振るようなリズムがおもしろい持ち方しており、止まったところからのドリブルでも十分威力があります。
 後半は右のファー一番奥でフリーでもらい、折り返してマーク外したハメス・ロドリゲスにアシストするプレー。
FW
ジャクソン・マルティネス 28歳
 3-5-1のLSHというサイトも。中央に引いてきて触り、サイドでフリーな選手に気づき使うプレーだけ印象に。
テオフィロ・グティエレス 29歳
 トラップミスで抜けてきたボールを振り向いてのダイレクトシュート。股を抜くパスも。



■2018/06/20  怪我・体調不良・退場・交代失敗でボロクソだったコロンビア

ロシア・ワールドカップ(W杯)グループH第1節 コロンビア 1-2 日本

 コロンビアは前回大会すごく好きで楽しみにしていました。結局しなかったですけど、優勝予想でも検討しました。しかし、前日になって、世代交代に失敗していたと知りました。これはダメパターンです。
 また、前回大会のファルカオのように1人負傷で離脱。さらにハメス・ロドリゲスが発熱でしたっけ?万全でない状態と心配要素アリアリでした。
 しかし、試合 始まってみるとそれ以前の状態に。開始早々にハンドリングで退場、大部分を10人で戦うという苦しすぎる展開に。おまけに一か八かで入れた万全でないハメス・ロドリゲス投入が悪い方に出ました。運動量ががくんと落ちて余計攻め手がなくなってしまいました。踏んだり蹴ったりです。

■2018/06/20 ハメス・ロドリゲス投入がむしろブレーキになったコロンビア

ロシア・ワールドカップ(W杯)グループH第1節 コロンビア 1-2 日本
【コロンビア】キンテーロ(前39)【日本】香川真司(前6[PK])大迫勇也(後28)
 GK
1 オスピナ 6.0
DF
4 S・アリアス 5.5
23 D・サンチェス 5.0
3 O・ムリージョ 6.0
17 モジカ 5.5
MF
11 クアドラード 5.5
 長友がよく対応していたとはいえ、右で何度もスピードを見せるプレー。繰り返しているうちにチャンスあるのでは?と思ったのですけど、交代でCMを入れることに。左の方を変えた方が良かった感じなんですけど…。もったいなかったです。
(→バリオス 6.0)
6 カルロス・サンチェス 4.0
 32歳。CM。開始早々ハンドリングで退場の上PKを与えて試合を決めてしまうことに。反則は好みませんけど、時と場合によってはファールをした方が有効という場面もあります。が、これは全然ダメ。そもそもペナルティエリア内でのハンドリングが有効な場面がほとんどない上に、時間帯的に絶対ありえませんわ。
20 キンテーロ 6.5
 25歳。トップ下でスタートして、退場者での出たCMに下がり、その後本職が出てきて前にまた上がりました。前回大会おもしろそうだったテクニックある選手。当時はまだまだでその後も伸び悩んでいるということで、今日もドリブルやパスが引っかかっていました。とはいえ、彼からのパス出しは精度低いなりに可能性を感じましたので、交代は痛かったですね。
 万全でないこともあって交代で出たハメス・ロドリゲスは運動量がなく、余計悪くなってしまいました。
 右から良い位置のFK。まさか!というジャンプした選手の下通して右隅。下狙い自体が珍しいのですけど、成功する のはさらにないです。ボールスピードはあまりなくてGK止めるのは可能だったのでは?とも言われていましたが、彼の判断を褒めておきましょう。
(→ハメス・ロドリゲス 5.0)
 発熱でしたっけ?コンディション不良。試合前にはほとんどアップもしていないという中ですけど、なにか起こすことを期待しての投入。ところが、これが裏目に。もともと動き回るタイプではないと思うのですけど、万全でないせいか運動量がまったくなし。これで攻め手が全く無く、なおかつ守りでも重荷に。期待されたミラクルなプレーも見せらる状態ではありませんでした。
 ハメス・ロドリゲス投入せずに負けたら監督は非難されたでしょうが、今日は結果論としては使わない方が良かった日でしたね。
16 レルマ 5.5
21 イスキエルド 5.5
(→バッカ 5.0)
FW
9 ファルカオ 5.5
 全然良くない高すぎる裏へのボールに二度足を出して当てていたプレーは、能力のすごさを感じさせました。ただ、それ以上は見せられず。彼が悪いという試合ではなかったですけどね。
(レーティング:コロンビア 1-2 日本《ロシアW杯》【超ワールドサッカー】より)


■2018/06/25 やはり本当は強かったコロンビア、3得点を奪って快勝

ロシア・ワールドカップ(W杯)グループH第2節 ポーランド 0-3 コロンビア

 放送では当初はポーランド優勢といった見方でしたけど、どちらもなかなかチャンスを作れないと言った方が良い感じ。ただ、次第にキープ力で勝るコロンビアがいい形を作るようになります。前半の終わり頃は特にコロンビアペース。ポーランドはここが踏ん張りところでしたが、こらえきれずに失点。
 こうなると、完全にコロンビアの形に。後半は前半の入り同様にポーランドが攻め気味に来たのですけど、コロンビアのカウンターが決まる展開なのでむしろ思う壺ですからね。そのカウンターなどで2失点。完全にやられてしまいました。
 日本戦で交代がもったいないと思ったクアドラードとキンテロがともに大活躍。日本は助かりましたし、監督の判断はミスでしたね。監督のホセ・ペケルマンさんは実績がある方。U-20アルゼンチン代表で3回優勝、アルゼンチン代表監督としても死の組を突破してベスト8、前回大会もコロンビアを率いてベスト8でした。
 あと、日本戦で出番がなかった選手も軒並み良いプレーを見せていました。いろいろともったいなかったですね。
 なお、コロンビアを応援していましたので、応援チーム戦績は、10勝10敗4分け。完全に五分にまで戻しました。

■2018/06/25 コロンビア、日本戦で交代すべきでなかった2人の選手が大活躍

ロシア・ワールドカップ(W杯)グループH第2節 ポーランド 0-3 コロンビア
【コロンビア】ミナ(前40)ファルカオ(後25)クアドラード(後30)
GK
1 ダビド・オスピナ 7
DF
4 サンティアゴ・アリアス 6.5
13 ジェリー・ミナ 7.5
 23歳。抜擢起用の若い CBですけど、彼も活躍しました。放送では紹介されたのを覚えていませんけど、バルセロナの1月に契約した選手だそうです。将来性を買っているんでしょうね。
  CKからのプレー、中央でフリーになったとは言えしっかり決めて先制。本業の守備でも再三良いプレーが見られました。良いDFだと思います。
17 ホアン・モヒカ 6.5
23 ダビンソン・サンチェス 6.5
MF
5 ウィルマール・バリオス 6.5
8 アベル・アギラール 6(32分OUT)
10 ハメス・ロドリゲス 7.5
 26歳。LSHで出て、トップ下のキンテロと左利き選手を併用する形。しかし、これがうまくいきました。初戦ほどではないものの、プレーはまだ完調とは行かない感じではあります。ただ、時折ものすごいプレーをするのはさすがですね。また、運動量はやはりもともと少ないのかなとも感じます。
 LSHなのですけど、前半や後半の始めはかなり右に流れることが多くありました。ポジションチェンジではなくみんな右に来る形です。
 前半はそれほど目立ちませんでしたが、右のショートコーナーのあと、中央の あいた選手にふわりと入れてアシスト。さすがというプレーです。
 後半は左でも良いプレー。カウンターで質の良いパスを中へ。ただ、圧巻だったのは左サイドラインに近いところで自分でカットしたところから、ハーフウェイライン付近まで上がっていたDF裏に回転をかけた素晴らしいクロスっぽいパスを、逆サイドのクアドラードへ出してアシストしたボール。これはしびれましたね。
 その後もミスキックがあるなど、やはりのりきれていない様子がありました。時間稼ぎの時間帯に入って、技を見せるキープを出す余裕がやっと出てきます。ネイマールでも書いたのですけど、ネイマールと同じように気持ちに余裕があった方が良いプレーができるタイプでしょう。精神的な部分はまだ問題がありそうです。
11 ファン・ギジェルモ・クアドラード 8.5
 30歳。RSH。今日もドリブルとスピードが効いていました。初戦で下げてしまったのは本当もったいなかったです。
 前半は右から2人抜いてビッグチャンス。 後半も運動量落ちずに守備に攻撃にとがんばります。
  ハーフウェイライン近くにまで上がっていたDFの裏に、逆サイドのハメス・ロドリゲスから素晴らしいパスが出て、存分にスピードが出る形に。スピード重視の長いドリブルで落ち着いて右隅に決めました。
20 ファン・フェルナンド・キンテーロ 8
 25歳。今日もトップ下スタートで、左にハメス・ロドリゲスで併用する形にしてきました。で、これが大当たり。やはり初戦、彼を途中で変えたのはもったいなかったですね。ただ、初戦よりもずっとノッてきた感じ。精度は格段に上がっていました。また、正面ではないところに出すボールの出し方を好むので、意外性があります。やはり好きな選手ですね。
 合わなかったものの、好パスで可能性を感じるプレー。もう1本、右サイドへの良い低いボール。 さらに、右サイドから普通右足で蹴るところを、左足のアウトでマイナスの素晴らしいボール。
 また、ショートコーナーからのプレーで、中に入れるふりしてハメス・ロドリゲスに出してそこからゴールまで繋がりました。
 後半も低めの位置から良い裏へのスルーパス。さらに、決定的というもっと良いスルーパスを出して、こちらはゴールまで繋がりました。日本戦と違って、勝利を決めてから交代でアウトします。
FW
9 ラダメル・ファルカオ 7.5
 32歳。前半は、簡単ではないハイボールを飛びながら胸トラップするうまいプレーがありました。
 後半はゴールも。最初オフサイドの位置だったのですけど、戻った後横に走ってDFを完全に外しました。シュートもうまいもので、右から右のアウトサイドで左に流し込むというレベルの高いプレーでした。
交代選手
MF15 マテウス・ウリベ 6.5(32分IN)
 27歳。スタメン予想があった選手だそうですけど、初戦は出番なし。今日も怪我の選手に変わっての登場ですけど、運動量多く攻守でよく絡んでおり良い選手でした。日本戦で出てこなかった選手や日本線で途中で変えてしまった選手ばかり活躍しています。
MF16 ジェフェルソン・レルマ 6(73分IN)
FW7 カルロス・バッカ -(78分IN)
(【ポーランド 0‐3 コロンビア|W杯選手採点】コロンビア攻撃陣が軒並み高評価を獲得。MOMは攻守に躍動したクアドラードに! | サッカーダイジェストWebより)



■2018/06/29 2度もコロンビアに助けられた日本、辛くもグループリーグ突破

ロシア・ワールドカップ(W杯)グループH最終節 セネガル 0-1 コロンビア
【コロンビア】ミナ(後29)

 日本は今大会応援していないですし、コロンビアが見たいということでこちらを見ました。日本は薄氷の1位なのに余裕ぶっこいたのか6人交代して温存する謎采配で自滅した模様。セネガル・コロンビアともに勝ち抜ける可能性がありましたが、得失点差・総得点・直接対決までいっしょで警告数などのフェアプレーポイントで日本が2位、セネガルが3位ということになりました。
 セネガルが負けても1-2ならイエローカード・レッドカードが無関係で総得点勝負。すると、セネガルが2位通過でしたので、たぶん皆さんが思っている以上の僅差。日本としては、初戦の退場敗退も含めて、コロンビア様様です。
  コロンビアが支配して、セネガルのカウンターと思いきやセネガルがほとんどの時間キープ。勝ち点としても攻める必要があるのはコロンビアでしたから意外です。ただ、セネガルは守備の良さで主導権を握った感じですね。中盤にスペースがなくて安定。若いチームらしく、良いときと悪いときで差が大きいチームですね。日本戦はここまで良くありませんでした。これはアフリカらしいとも言えるかもしれません。
 後半もセネガルペース。ただ、もう1つの試合で日本が失点してチャンスというところから、コロンビアサポーターがすごい盛り上がり。声援に押されて少しコロンビアにもペースが来た時間帯で先制。あとはもう攻めるしかないというセネガルが攻めたものの、届きませんでした。
 コロンビアを応援していたので、応援チーム戦績は、12勝12敗6分け。アフリカ大会は
応援したスペインや日本などの活躍で勝ちまくり、ブラジル大会は応援した日本、スペイン、イタリアなどのグループリーグ敗退で負けまくりと極端でしたが、今大会は偏りありません。
 GK
1 ダビド・オスピナ 7
DF
4 サンティアゴ・アリアス 6.5
13 ジェリー・ミナ 7.5
 23歳。CB。本当この選手は日本戦に出ていなくて助かったという良い選手。マネにうまい動きで縦に行かれてしまったプレー、ドリブルが長くなってパスミスしまうところもあったものの、相棒のダビンソン・サンチェスより安定の守備。
 そして、なんといっても2試合連続ゴールでしょう。CKで少しフリーになったところを叩きつける基本に忠実なヘディングで決勝点を決めました。
17 ホアン・モヒカ 6
23 ダビンソン・サンチェス 6.5
 22歳。CB。DFラインで外に出してしまうパスミス。守備でも相手を見ていなかったせいで遅れて入ってしまいPK判定という場面。VARでギリギリ足に行っていたということで難を逃れたものの、これは好プレーではなくマークのミスです。同じ若手CBで、彼の方が先発スタメンでしたど、ミナには劣る感じですね。
MF
6 カルロス・サンチェス 6
 32歳。CM。日本戦早々に退場してしまった選手。今日も大事には至らなかったものの、手で引っ張ってしまって、結構良い位置でFKを与えていました。
10 ハメス・ロドリゲス 5(31分OUT)
  26歳。LSH。左からのCK、なかなかいいボールを蹴っていました。ただ、解説の石川直宏さんは足を気にしてプレーしていると指摘。ほとんど絡めませんでした。両チームとも滑っている選手が多く、足に負担がかかり悪くなったのではないかと言われていましたが、30分で交代となってしまいました。
11 ファン・ギジェルモ・クアドラード 6
  30歳。RSH。セネガルの守備が良く、今日は攻撃では目立てませんでした。ただ、もともと運動量持って頑張っている守備が今日は特にすごい感じ。危ないというところに顔を出して防いでいました。
15 マテウス・ウリベ 6.5(83分OUT)
 27歳。CH。身近ら左サイドバックへ良いサイドチェンジのボールがありました。守備は概ね良かったものの、PK判定があったところ彼もボールウォッチャーになっていました。
20 ファン・フェルナンド・キンテーロ 7
 25歳。流れの中では今日全体に良い形ができなかったコロンビア。ただ、セットプレーでは良さ出ていましたね。右から左足でDFラインの裏にいいボール。後半も右からのFKでニアへなかなかいいボール。極めつけはCKで、フリーの選手に合わせて決勝点をアシストしました。
FW
9 ラダメル・ファルカオ 6(89分OUT)
交代選手
FW14 ルイス・ムリエル 6(31分IN)
MF16 ジェフェルソン・レルマ -(83分IN)
FW19 ミゲル・ボルハ -(89分IN)
 (メンバーと採点は、【セネガル0-1コロンビア|W杯選手採点】激闘を制したのはコロンビア。セネガルも数多くのチャンスを作ったが… | サッカーダイジェストWebより)




■2018/07/03、04 世代交代失敗のコロンビア、若さあふれるイングランドに敗れる

 イングランドとコロンビアの試合展望…なのですけど、イングランドがどういうチームかよくわかりません。初戦は見ていなくて、2戦目のパナマは相手が自滅に近い状態、3戦目は2軍でした。以前よりはつなぐと言われていたものの、守備から入るチームってことで良いですかね? 守備は良さそうで良いチームだとは思いました。
 となると、コロンビアが支配して…となりそうなものですけど、そう予想した3試合目のセネガル戦、相手の良い守備にあってそもそもなかなか攻められないという意外な戦いに。コロンビアは出来にムラがありますし、世代交代が失敗したということもあるのか、そんなに強くありません。
 コロンビアを応援しますが、イングランドが有利そうですね。守りを崩せず苦労するか、ボール支配するも速攻を食らうか。コロンビアはセットプレーの守備にも不安があり、高さで負ける上に、イングランドには良いキッカーがいます。この試合もセットプレーはイングランドの大きな武器になるでしょう。
 一度書き終えてから思い出しました。コロンビアが世代交代失敗でムラと書いたのですけど、そういえば、イングランドは若いチームですよね。若いチームというのは、乗り出すと強いものの、悪い方に出るとペースを変えられなくなります。コロンビアもムラなので乗れば強いですから、展開によっては結構点が入るかもしれません。
 また思い出したので追記。今大会3戦目でほとんどの選手を温存したクロアチア、ベルギーともむしろ動けていませんでした。間隔が空きすぎて、試合感が鈍っているのかもしれません。この流れで行くと、イングランドも苦労しそう。グループリーグ苦しんでベストメンバーで戦い続けたコロンビアの方が良いのではないかと思い直してきました。

 実際の試合は、イングランドは休み明けの 影響はないようで、問題なく動けていました。あと、すみません、イングランドは守りから入るチームってことはなかったですね。前半は主につないで作ってきていました。互いにまずまず良いところが出る一方的ではない展開。ただ、コロンビアの方にやや可能性を感じるプレーが少なくなっていました。やはりイングランドの守備は良いです。
 そして、ポイントと見ていたセットプレーで後半試合が動きます。イングランドのCKからの反則でPKを取り先制。コロンビアは攻めるしかなくなったものの、強引で可能性を感じず。やはり安定感はないチームですね。イライラしまくって、カードが多く出ました。ただ、その強引なままアディショナルタイムになんとCKで劇的な同点ゴール。コロンビアはセットプレーから点を取っていたとはいえ、イングランドから取ってくるとは思いませんでした。
 で、この後なんですけど、延長は録画できてなくて見れませんでした。勝手に延長録画してくれるわけじゃないんですね。記事を読むと、前半はコロンビア、後半はイングランドペースだったものの、ノーゴールで延長。PK戦でイングランドが勝ったとのこと。コロンビアは、ずっと怪我や体調不良で不調だったハメス・ロドリゲスがついにベンチ入りすらできなかったということで、選手のやりくりとしても辛かったですね。このコロンビアを応援していたので、応援チームは、16勝17敗6分け(1試合応援なし)となりました。




■2018/07/04 23歳のセンターバックのジェリー・ミナがなんと3ゴール目

 ロシア・ワールドカップ(W杯)ノックアウトステージ コロンビア 1-1(PK3-4) イングランド
【コロンビア】ミナ(後48)【イングランド】ケイン(後12[PK])
4-1-2-1-2
GK
1 オスピナ 6.0
 DF
4 S・アリアス 5.5
(→サパタ -)
13 ミナ 6.5
 23歳。CB。世代交代に失敗と書いたものの、コロンビアは両CBに若い選手が出てきました。特に後から出てきたミナは良いですね。今大会最も気に入ったCBです。
  195cmの長身で2ゴール。この高さはイングランドの武器であるセットプレーに対する守りでも光っていました。そして、アディショナルタイムには再び高さで大仕事。早い段階でマークを外して、叩きつける素晴らしいヘディングでゴール。イングランドからも取れるとは思いませんでした。本当すごいなと舌を巻きました。
 ただ、この後、股関節をずっと痛がっていました。喜びすぎてスタンドに飛び込んだせいではないかとアナウンス。ここらへんは若いですね。交代じゃないかと思ったのですけど、最後まで出たようです。
23 D・サンチェス6.5
17 モジカ 5.5
MF
6 C・サンチェス 5.0
 32歳。RSH。2DHかなと思ったものの、ダイヤモンドになりました。放送では途中で変えたという説明。ただ、守備が主体の選手でしょう。
 日本戦早々にハンドリングでPK献上した選手。今日もCKで、先に引っ張られたとはいえ、その後に乗っかってしまってPKを取られて失点。良さがわからなかった選手です。
(→ウリベ 5.5)
 27歳。その位置は可能性低いだろうと思うところから、枠に飛ぶ強烈ロングシュート。このCKから同点ゴールも生まれました。
5 バリオス 6.5
 24歳。2DHかなと思ったものの、ダイヤモンド型の底に。ただ、空振りのクリアミスでちょっとヒヤッとした他、ミスパスが目立っていました。
20 キンテーロ 5.5
 25歳。トップ下。盛んにボールは触っていたものの、イングランドの守備が良く、やや強引に狙い続けたラスパスもほぼ通らないという辛い試合に。とはいえ、彼を下げちゃうと攻めのバリエーションがなくなりますからね。交代の評価は難しいところ。
(→ムリエル 5.5)
16 レルマ 5.5
(→バッカ 5.5)
FW
11 クアドラード 6.0
 30歳。サイドでスペースがなく生きない試合に。最初からなのか途中からなのか2トップとなったものの、ここでも良さが出る選手ではないですからね。きつい試合に。ただ、CKのアシストは彼だったようです。
9 ファルカオ 5.5
 (メンバーと採点は、レーティング:コロンビア 1-1(PK3-4) イングランド《ロシアW杯》【超ワールドサッカー】より)


■2019/03/23 主力怪我でも日本に勝利、楽しみな選手が多数登場

2019/03/22 キリンチャレンジカップ 日本0-1 コロンビア ファルカオ(PK)

 見たかったMFキンテロが直前で怪我、GKオスピナも怪我。またワールドカップでレギュラーだった右SBのアリアスも怪我していた模様です。W杯日本戦の戦犯であるDHカルロス・サンチェスも怪我っぽい感じ。彼は良いと思わなかったものの、スピードあるドリブルのクアドラードも大怪我している最中。レギュラークラス5人、特にオスピナ、キンテロ、クアドラードがいないというのは、大きかったですね。

GK  12  カミロ・バルガス
 30歳。国内組。枠へのシュートが少なかったということはありますが、概ね安定していた感じ。
DF  17  デイベル・マチャド LSB
DF  13  ジェリー・ミナ
  24歳。CB。エヴァートンに完全移籍していたんですね。今日も高さ見せるプレーありました。ダビンソン・サンチェスと背番号似ていて見づらかったのですけど、守備も粘り強くついていたと思います。
DF  2  エリベルトン・パラシオス RSB
DF  23  ダビンソン・サンチェス
  22歳。CB。ワールドカップのときは不安定なところもあり、いまいちだと思ったのですけど、今日はすごく良い印象。ミナと背番号似ていて見づらかったのですけど、危ないところで足が出るプレーがあったはず。高さ・強さもあり、良いCBといった感じでした。
MF  5  ウィルマル・バリオス
MF  16  ヘフェルソン・レルマ
MF  10  ハメス・ロドリゲス
 27歳。OHでスタート。やや雑なボールだったのですけど、センターサークルで受けてから、左の走っている選手に合わせる好ボールでビッグチャンスに。その他もプレッシャーがあるところ、あまりスペースがないところで、簡単にすっとパスを通してきていました。ワールドカップのときはコンディションが最悪だったのですけど、今日は良くなっていました。
FW  9  ラダメル・ファルカオ (Cap.)
 33歳。相変わらず「いかにもチャンス」というところじゃない不十分なところでもよくシュートを狙っているという怖さのある選手。今日はPKもあって、GKに当てられたもののゴールを決めています。
FW  19  ルイス・ムリエル
 27歳。テレビではLWGではなくLSHで紹介。ワールドカップでも途中交代で出ていましたが、正直物足りなく感じ、印象に残っていませんでした。ただ、今日は良くってびっくり。
 左サイドでハメスからもらったボールをダイレクトでDFがライン裏の良い狙いのクロス。好判断であり、1点もののチャンスになりました。 その他、サイド側を向いていたのに、ターンして股抜きしてチャンスを作る意表を突いたプレーも前半にはあります。
 後半も長いドリブルからビッグチャンスを作っていました。攻撃では2人主力を欠いており、物足りないだろうと思ったら、今日は素晴らしいパフォーマンス。
 ワールドカップはプレー時間が短めでしたし、コンディションも合わなかったのかもしれません。年齢的に次のワールドカップも普通に狙えます。ポジションが反対側で今怪我しているクアドラードは素晴らしい選手ではあるものの、3歳年上ですので世代交代しても良いのかも。今日のコロンビアには他にも良い動きの選手が何人もいて、層の厚さを感じさせました。
FW  21  セバスティアン・ビジャ
 22歳。テレビではRWGではなくRSHで紹介。ワールドカップでは確実に見なかった選手。大きく目立ったのはワンプレーのみでしたけど、スピードがあって良さそうな感じ。年齢考えると、まだまだ伸びる可能性があり、怖い選手になるかもしれません。名門ボカ・ジュニオルスに所属しているそうです。
 カウンターでDFの裏、左からのボールに飛び込んで合わせて1点ものというプレー。惜しくもバーでした。難しかったのでミスという感じではなく良いプレーでしたね。

 交代
11  ドゥバン・サパタ▲57分 IN
  27歳。FW。ワールドカップでは見なかった覚え。実際、セリエA・アタランタで大活躍して1年ぶりの代表復帰ということで出ていなかったようです。でも、こんなに良い選手いたのか!という感じの選手。
  交代で登場し、2トップ、もしくは4トップで中央の位置に。身長186cmでがっしりとして強さがあり、なおかつ動きが良かったです。調子いいんだなという感じ。先制点のPKも彼のシュートからでした。ワールドカップではレギュラークラスと交代選手に差を感じたのですけど、この試合は高いレベルの選手だらけといった感じでした。
14  ルイス・ディアス▲79分 IN
 22歳。 国内組。SHかWGかな。テレビの紹介によると、コロンビア国内で最も期待されている選手だとのこと。
 日本戦ではごちゃついたところからバーに当たる惜しいシュート。次の韓国戦では1-2で内容的には完敗だったらしいですが、彼が1ゴール決めています。特徴はよくわからなかったものの、まだ若いですし将来中心選手になるかもしれません。
15  マテウス・ウリベ▲82分 IN 
7  アルフレド・モレロス▲87分 IN