2024年3月2日土曜日

わざとイエローカードもらった、自慢してた西川周作 海外なら処分の対象

■2018/05/27 累積警告消化狙いの意図的なイエローを理由に出場停止試合が増加、ギリシャ代表DFにFIFAが決定
■2019/03/03 わざとイエローカードもらった、自慢してた西川周作 海外なら処分の対象
■2018/05/27 1人退場しても日本代表よりチャンス作って良かったギリシャ代表


■2018/05/27 累積警告消化狙いの意図的なイエローを理由に出場停止試合が増加、ギリシャ代表DFにFIFAが決定

 ギリシャ代表で検索していたら、そんなことあったの?というニュースが。
  大事な試合で累積警告で出場停止になるなら、その前に消化してしまおうとわざと警告をもらおうと調整することは稀に見られます。
 FIFAはギリシャ代表DFコスタス・マノラス(ASローマ)も予選第9節キプロス戦の後半45分にイエローカードを貰い、ジブラルタルとの最終戦を累積警告により欠場。これでいちばん大事な クロアチア代表とのプレーオフ1stレグに望めるはずでした。
  ところが、 キプロス戦のイエローについて、FIFAは「意図的に貰った」ものとして、累積警告の消化を認めず、プレーオフ1stレグへの出場を認めない裁定を下したとのこと。
(FIFA「ズルは認めねぇよ!」ギリシャ代表DF、『意図的イエロー』で出場停止より)

 1試合のみの出場停止で、ホームでの2ndレグには出場できるそうですけど、そんなのアリ?というもの。(ちなみにプレーオフはクロアチアが勝ってます)
 わざとイエローってのは確かにずるいことはずるいのですけど、公平に判断するのが難しい問題ですし、事前に明文化されたルールなく行き当たりばったりでやるのは変な話です。FIFAはまだまだ組織として未熟ですね…。


■2019/03/03 わざとイエローカードもらった、自慢してた西川周作 海外なら処分の対象

 ギリシャの話じゃないのですけど、 「意図的なイエロー」の話題でここに。日本人選手では告白していた人がいたそうです。わざわざ公開したというのは、おそらく「頭いいでしょ?」といった自慢的なものなのだと思われます。
 これは、2008年7月20日の磐田戦の後半44分のプレー。ボールをグラウンドに叩きつけて審判の判定に異議を示したことでイエローカードを無事受けました。西川周作は同日、自身のブログにて「わざとイエローカードをもらいました」と、五輪代表で不在となる翌節に累積警告を消化する意図で故意に反則を犯したことを示唆する文章を公開しています。
 しかし、公開直後から批判が殺到。20分後には問題個所が削除。対応が速いですね!
 翌日ブログで謝罪し、クラブから厳重注意とブログの無期限禁止の処分。ただし、Jリーグからのお咎めはなし。前回書いたように、そのようなルールがないので仕方ありません。
 ただ、全く問題ないかどうかは、議論があるところでしょう。 西川周作の場合はギリシャ選手と異なり、完全にわざとであることを認めており、このようなプレー外での非紳士的行為・スポーツマンシップにふさわしくない行為に罰則を与えるルールを作っても良いかもしれません。


■2018/05/27 1人退場しても日本代表よりチャンス作って良かったギリシャ代表

2014/6/20 ブラジルワールドカップ2014 グループリーグ 日本0-0ギリシャ
(メンバーと採点は、【W杯・試合採点】日本対ギリシャ(グループC) | フットボールチャンネルより)
  日本がボール支配率70%。しかし、ギリシャはこれでいい。可能性あるプレーもむしろギリシャ。1人退場して10人になってから、むしろチャンスは多くなった。
 後半はさすがに 疲れたが、それでもCKではチャンスになっていた。
GK 1 オレスティス・カルネジス 6.5点
DF 4 コスタス・マノラス 6.5点
DF 15 バシレイオス・トロシディス 7点
 右サイドバック。後ろからだったが、ボールにきれいにいくスライディングがあってびっくり。彼だけでなく、ギリシャの選手はみな、ここぞ!というところでボール狙っている。良いチーム。
 カウンターの場面。守備の選手が見るだけになっっていて、距離詰めない。そこからの流れでシュートまで行けた。
DF 19 ソクラティス・パパスタソプロス 6.5点
DF 20 ホセ・ホレバス 6.5点
 左サイドバック。クロスは引っかかったが、フェイントで抜いてかわす ところあった。その後も3人いるところを抜いてくるプレー。また、後半の終盤でもかわしてシュートまで行くプレー。
 検索してみるともともとはFW。なるほどね、という。
 父親はギリシャ人、母親はウルグアイ人であるが、ホレバス自身はドイツ生まれドイツ育ちで、ドイツ国籍を保有。その出自からドイツ、ギリシャ、ウルグアイの3つの代表チームを選択可能であったが、ギリシャ国籍を獲得してギリシャ代表を選択。
MF 2 ヤニス・マニアティス 7点
MF 8 パナギオティス・コネ 7点
 最初左サイドで途中から右でプレー。立ち上がりに良いドリブル見せた。スピードもあるかも。その後も良いプレー。
 あと、後半かな。よく粘ってCKを取るプレー。ギリシャは背が高いのでCK取るだけでチャンスに繋げられるから、普通のチーム以上にいいプレー。
MF 18 ヨアンニス・フェトファツィディス 5.5点
MF 21 コンスタンティノス・カツラニス 4.5点
FW 7 ゲオルギオス・サマラス 6.5点
 体をうまく使って、はねたボールを自分のボールにするプレー。また、後半キックオフでいきなりシュートも見せた。GKの位置が前だったし、良い狙い。
FW 9 コスタス・ミトログル 5.5点
交代選手
MF 10 ゲオルギオス・カラグニス 6.5点
 37歳。前半交代で、守備的なところに入る。 左からの長いFKで、GK前に良いボール。
 左から右サイドへのサイドチェンジでも良いボール。カウンターへというところ。
 後半も、ボール取った後、囲まれても抜いてつないでいくプレー。
 守備できないところに入っていくのがうまい。さすがベテラン。
 左右のCKも素晴らしい。ファーで余っている選手をうまく使ったり、ニアへ早いボールを入れたり。
 覚えていないがメモが長いし、たぶん一番気になったんだと思う。でも、フットボールチャンネルは「ポゼッションできる展開ではなかったため、パスミスが多かったが、守備では、中盤の底で走り続けた」と守備の方を評価していた。
FW 14 ディミトリス・サルピンギディス 6点
FW 17 テオファニス・ゲカス 6点