2026年9月30日水曜日

グアム代表の躍進の秘密 日本サッカー協会の支援

■2015/8/29 グアム代表の躍進の秘密 日本サッカー協会の支援
■2017/06/24 日系アメリカ人FWボビー・ウッド、ケルンで大迫勇也とのコンビの可能性も


■2015/8/29 グアム代表の躍進の秘密 日本サッカー協会の支援

 そんなことより、自国のサッカー強化が失敗してんじゃねーの?という気がしますが…。

-----引用 ここから-----
グアム、W杯予選首位快走の裏に日本のサポート
    2015年 08月28日 20時27分    提供元:日刊スポーツ

 南の島のグループ首位快走劇の裏には、日本の10年来のサポートがあった。グアムサッカー協会のリチャード・ライ会長が28日、東京・本郷のJFAハウスで会見を行った。グアム代表はW杯2次予選で、開幕からトルクメニスタン、インドに連勝。勝ち点6でD組首位に立っている。このことについて同会長は「なぜグループトップでいられるかを説明したい」と切り出した。
 ライ会長 12年間、私たちは日本サッカー協会からいろいろな支援を受けてきました。13年前にサッカー協会の会長に就任したころ、サッカーは11対11で楽しむもの、という程度の認識でした。そのころに当時の日本協会の会長、岡野俊一郎さんにお会いしました。
http://news.so-net.ne.jp/article/detail/1140808/
-----引用 ここまで-----
 「当初は大差で負けてばかり。5試合で50点を奪われ、1点も取れなかった」「FIFAランク最下位近く」というので、相当大きく進歩しました。
 インドやトルクメニスタンはそこまで弱いところじゃなかった記憶があります。
 さらに"グアムは親善試合で、かつて16点差で負けた香港に0-1と迫り、シンガポールにも2ー2と引き分けた"といいます。日本もやばいんじゃないです?

 具体的な話は以下のようなもの。

・日本協会は直後の03年に、神戸清雄監督をグアム代表の指揮官として派遣。当時は技術委員長もいなかった同国協会に、強化のノウハウを提供。
・「神戸さんは10年計画をつくってくれた。それにそって、日本の支援も受けながら、ここまでやってきた」(ライ会長、以下同じ)
・「神戸監督は2年強、グアムに滞在してくれた。彼は「10~12歳を鍛えよう。その年代は各国で力の差はない。そこからどういう指導を受けるかだ」と指針を示してくれた。在任の間に14歳以下の世代では、マカオ、モンゴルには勝てるようになった。いつか花が開くと思った」
・「後任の築舘監督時代の09年には、東アジア選手権の2次予選に進出」
・リーマン・ショックのあおりで米国ビザが取得しにくくなり、日本からの監督派遣は11年に終了した。しかし後任のホワイト監督が日本でS級指導者ライセンス講習を受けるなど、形を変えて支援は続いていた。

 いい話なんですけど、本当肝心の日本代表がねぇ…。(2017/12/11追記;当時の日本代表がブラジルワールドカップでボロクソだったためです)


■2017/06/24 日系アメリカ人FWボビー・ウッド、ケルンで大迫勇也とのコンビの可能性も

 アメリカは結構日系人のサッカー選手で良い選手が出てくるイメージですね。
  ハンブルガーSV(HSV)に所属するFWボビー・ウッドは、ケルンも興味を示すほどの選手だそうです。

 このウッドは、"ハワイ州の出身で、アフリカ系アメリカ人の父親と日本人の母親との間に生まれた日系アメリカ人"。"HSV移籍1年目となった今季はリーグ戦28試合に出場し5得点2アシストを記録"していました。
(エース退団濃厚のケルン、HSVの日系アメリカ人FWを獲得か? 今季は5G2A フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年06月21日 より)

 また、ケルンには大迫勇也がいますので、 日本人と日系人とのコンビという視点もありました。
  高徳の同僚が大迫の新相棒?ケルン退団濃厚のモデスト代役に日系人FWウッド浮上 ゲキサカ 2017年6月22日 19時10分 (2017年6月24日 12時31分 更新)がそういう記事です。
 なお、"元々1860ミュンヘンの下部組織育ちのB・ウッドは、14年に同クラブに所属していた大迫とは元同僚でもある"とのこと。

 それから、プレースタイルなどに関しては、"抜群のスピードとボディバランス、そして献身的な守備で、16-17シーズンの残留争いに貢献し、28試合で5ゴールを記録した"との説明もありました。1992年生まれの24歳です。


2026年9月29日火曜日

フリューゲルスの天皇杯優勝エンドを作った桜井孝司の一言

■2017/08/04 フリューゲルスの天皇杯優勝エンドを作った桜井孝司の一言
■2017/08/04 消滅決定で浮足立つフリューゲルスをピッチ外で落ち着かせたサンパイオ
■2017/08/04 感動的なフリューゲルスの優勝と報われなかった立役者桜井孝司


■2017/08/04 フリューゲルスの天皇杯優勝エンドを作った桜井孝司の一言

 Jリーグの初期に、横浜フリューゲルスが親会社の都合で 突然消滅して、同じ横浜のマリノスと合併するというめちゃくちゃな出来事がありました。
 フリューゲルスの若手FWだった桜井孝司さんに、当時を振り返ってもらうインタビュー記事があり、生々しかったですし、懐かしくておもしろかったです。

 この桜井さんは、天皇杯に優勝してチーム消滅という、できすぎなくらいにドラマチックなフリューゲルスの奇跡を演出する大事な一言を言った方とのこと。
 ただ、全く名前に覚えがなくて、誰?と思いました。実際、ほとんど試合には出ていなかった(J1では1試合)そうです。とはいえ、この試合に出ていなかったということが、この事件にすごく関係しています。

 桜井さんによると、クラブ存続の署名活動はみんなで手分けしてやっていたといいます。しかし、そのときにファンをはじめ、いろんな人たちから声をかけられたものの、言葉は全然覚えていないといいます。
  「自分の来季はどうなるんだろう」という不安もあり、当時はファンのことまで考えられるような選手は、あの時はそんなに多くはなかったのでは?と想像していました。

 この来季への不安は、特に桜井さんがレギュラークラスではなかったということも関係しているでしょう。
  桜井さんがフリューゲルスがなくなることを覚悟したときは、周りで「移籍先が決まった」みたいな話がちらほら聞こえてきたときでした。
 しかし、桜井さんには「そういう話は一切なかった」と言います。

 そして、そういう移籍先の決まらない状態を危惧してか、 天皇杯(3回戦)が始まる前のミーティングで「サク(桜井)を出してやろうよ」という話になったそうです。(桜井さんをかわいがっていたという三浦淳宏さんではないか?とされていたものの、発言者は正確には覚えておらず)
  要するに天皇杯を、まだ行き先が決まっていない選手のアピールの場にしよう、という話です。   当時監督だったゲルト・エンゲルスさんも、ゲルトも「選手たちの意思を尊重する」というスタンスで、可能性はありました。

 ところが、細かいニュアンスは覚えていないものの、桜井さんは、「強いフリューゲルスを見せたい」という趣旨の発言をしました。
 これがフリューゲルスのドラマチックな有終の美に繋がったわけです。

「 もし、あの時の言葉がなかったら……たぶんゲルトは僕をはじめ、移籍先が決まっていない若手中心でメンバーを組んでいたでしょうね。そうなっていたら、(天皇杯は)間違いなく違った結果になっていたと思います」

(横浜F、“伝説”の天皇杯優勝の内幕。若手FWが口にした一言から生まれたドラマ【フリューゲルスの悲劇:20年目の真実】 | フットボールチャンネル | ワンランク上のサッカーサイト2017年02月15日(Wed)10時29分配信   宇都宮徹壱 より)



■2017/08/04 消滅決定で浮足立つフリューゲルスを落ち着かせたサンパイオ

 上記に至る段階の前も、生々しい話でした。新聞報道は10月29日で、前の夜に三浦淳宏さんから電話で「おい、フリューゲルスがなくなるみたいだぞ」って呼び出されたといいます。
 「当時はネットとかなかったんで、たぶんアツさんは新聞記者の人から情報を掴んでいたんだと思います」としていました。桜井さんだけでなく、 何人か集まり、「薩川(了洋)さん、あとナラ(楢崎正剛)さんもいたかな」とのことです。

 監督含めて現場も何も知らない状態。翌日の練習前に会議室に集まり、社長からは「今季限りで横浜フリューゲルスはなくなります」──以上って感じで、まともな説明もなし。
 「ちゃんと説明しろよ!」って、熱くなっている選手もいたものの、ここで冷静な選手が一人いました。ブラジル代表のサンパイオ選手です。通訳を挟んで…ですけど、その場を落ち着かせてから、冷静に話し合う空気を作ってくれたといいます。サンパイオはピッチ外でもさすがだなと感心した話です。

 とはいえ、 その日は練習にはならなかったといいます。「みんな、心ここにあらずという感じ」。2日後のJリーグでは、 「試合をボイコットしよう」という意見もあったものの、エンゲルス監督はは「今はとりあえず、サッカーをやることを考えよう」と。
 そして、ここでもまたサンパイオ選手が「俺たちはサッカー選手なんだから、まずは試合をやるべきだ」と力説してくれたといいます。本当すごい選手でしたね。

「今にして思うと、サンパイオの存在感はデカかったですね。選手としても、もちろんすごかったけれど、それ以上にプロとして、人間として素晴らしかったと思います」
(横浜F、“最後”の天皇杯制覇の舞台裏。「伝説」につながる一言を発した若手FW【フリューゲルスの悲劇:20年目の真実】 | フットボールチャンネル2017年02月14日(Tue)10時39分配信  text by 宇都宮徹壱より)


■2017/08/04 感動的なフリューゲルスの優勝と報われなかった立役者桜井孝司

 海外でよくありますが、クラブが豪華な選手を集めたり、代表に世界的な選手が揃っていたりしても、活躍できないということがあります。チームとしてのまとまりの問題、精神的な問題というのが、関係してくるためでしょう。

 桜井さんによれば、 「最後(決勝)まで行くぞ!」という雰囲気になったのは準々決勝でジュビロに勝ってからとのこと。スタメンもベンチも、ベンチ入りできない選手も、一致団結していました。
 さらに、 準決勝でアントラーズに勝ってからは、みんなでご飯を食べに行って「こうなったら優勝するしかねえな」みたいな話をしたそうです。「あんなにチームに一体感があったのは、僕が知る限り初めてでしたね」とのことでした。
 そして、フリューゲルスは感動的な優勝を迎えて有終の美を飾ったのですが、そんな中で出場機会を得る機会を蹴った桜井孝司さんだけ、最後まで移籍先が決まらなかったといいます。
 
「天皇杯で優勝するまでは、一切自分のことは考えていなかったし。性格ですかね(苦笑)。あと、若くて生意気だったので、フロントの人たちから良く思われていなかったというのもあったかも」

 その後、 トレーニングを兼ねて、三浦淳宏さんや永井さん(おそらく永井秀樹)と1月にハワイに行っていたところ、ホテルから自宅の留守電を聞いたらコンサドーレの強化部長から「すぐ来てくれ」とメッセージが入っていて、慌てて日本に戻ったといいます。移籍先が決まらずに終わった…というひどいオチではなかったようです。
 というか、コンサドーレ札幌にいたのか! J1以外では一番知っている地元のチームなのに、覚えていませんでしたわ。 ただ、出場は8試合のみとのことでしたので、仕方ないことかもしれません。


2026年9月27日日曜日

Jリーグはなぜ低レベル?そもそもレベルが低いって本当?

■2021/07/31 内田篤人・酒井高徳「Jリーグとヨーロッパは全く別のスポーツ」
■2021/07/31 日本とヨーロッパの決定的な違いは2つの「アクション」の違い
■2021/07/31 せっかくプレスに行っても足を止めて奪いに行かないのが日本流
■2021/07/31 Jリーグは低レベルで変える必要がある…という結論なのか?
■2021/09/20 欧州組が言う理想のサッカーってハリルホジッチ監督のサッカーでは?
■2017/01/04 Jリーグはなぜ低レベル?そもそもレベルが低い…というのは本当なのか?
■2017/01/04 日本版プレミアリーグ創設は、意外に悪くない案か?
■2017/01/04 高原直泰はJ2のレベルアップと日本サッカーのレベルアップを指摘



■2021/07/31 内田篤人・酒井高徳「Jリーグとヨーロッパは全く別のスポーツ」

 内田篤人が引退会見のとき、ちょうどCL決勝、バイエルン対パリ・サンジェルマンの翌日だったこともあり、内田はその決勝を引き合いに出して「CL決勝とJリーグの試合を見られるけど、違う競技だなと思うくらい僕の中では違いがある」と問題提起していたそうです。
 約半年後、酒井高徳がNewsPicksのインタビューで「篤人くんの意見に100%賛同です。篤人くんが『Jリーグは違うスポーツだ』と言っていたんですけど、僕たち海外を経験した選手が思っていることを代弁してくれたなって」としていたといいます。

「(Jリーグは)自分たちのリーグで自分たちのサッカーをやって、その中での勝ち方だったり強さだったりを見出している。だからヨーロッパのサッカーに近づこうとしているとか、モダンになっていくヨーロッパのサッカーに近づいているという印象は一切ないです」

 上記だけだと単純にJリーグのレベルが低いという話ではない可能性を感じました。ただ、これを取り上げた記事は、<内田篤人も酒井高徳も認めた「日本サッカーと欧州サッカーの埋められない差」…欧州の日本人監督に聞く“どこが一番違う?”>(2021/7/27(火) 17:01配信 Number Web)というものでした。https://news.yahoo.co.jp/articles/dc6f035c0e812516ef745e564eda33d8a8b5f177

 なお、最初、私のこのインタビューを受けていた「モラス雅輝さん(42歳)」をラモス瑠偉と空目して、42歳って年齢おかしくね?と思ったら、「ス」しか合っていませんでした。ちなみにラモス瑠偉さんは今64歳だそうです。
 で、モラス雅輝さんはどんな人なのか?と言うと、ヨーロッパでもJリーグでも経験あるという人らしいですね。

<16歳でドイツに渡り、オーストリアで指導者ライセンスを取得し、先月、オーストリア3部のヴァッカー・インスブルックIIの監督に就任した。
 Jリーグでの指導経験も豊富で、2008年11月から2010年末まで浦和レッズのコーチ、2019年6月から2020年9月までヴィッセル神戸のコーチを務めた>


■2021/07/31 せっかくプレスに行っても足を止めて奪いに行かないのが日本流

 もう少し読み進めると、酒井高徳選手は「(日本は)海外と比べた時にはあまりにも消極的すぎるんです。守備も消極的すぎます」とも言っていたとのこと。モラス雅輝さんは、「ドイツ語圏だと『ボールを奪う』のは攻撃という認識があるんですよ。受け身ではなく、アクションを起こして主体的にボールを奪いに行く」としていました。これは単純なレベルの差ではなく、スタイルの差ですね。
 インタビューアーは「日本はプレスに行って相手に近づいても、1メートルくらい前で止まってしまい、足を出さない」と指摘。コメント欄によると、鎌田も「わざわざ労力をかけて前線からスプリントしてボール奪いに行ってるのに、いい形で奪っても一旦ボール落ち着かせるんじゃ労力かけてる意味がない」と言っていたとのことです。

 モラス雅輝さんによると、これは育成年代からの問題で、「日本の育成現場では『かわされるな』、『抜かれるな』という指示がよく飛ぶ」とのこと。一方、オーストリアのレッドブルでは、そのままとりに行くように指示されるそうです。
 コメント欄でも<初めてスポ少でサッカー習った時のディフェンスの基本は「一発で(取りに)行かない」、「抜かれないのが第一で、チャンスがあれば取りに行く」だった>というものがありました。これが日本のスタイルのようです。

 ただし、ヨーロッパでも国によって違うと、モラス雅輝さんは説明。スウェーデンのリーグでは、4-4-2で引いてブロックを作って守るスタイルが一般的で、そこまで前線からプレスはかけないとのこと。やはりレベルの差ではなくてスタイルの差という話でしょう。


■2021/07/31 日本とヨーロッパの決定的な違いは2つの「アクション」の違い

 また、ボールを奪った後もスタイルに差が出ます。日本は「ボールを大事にしよう」「つなごう」という意識。一方、奪ったあとすぐにリスクを冒して縦パスを入れるという意識は強くありません。高徳選手のインタビューでも、Jリーグの試合を見ていると、奪った後に1回ゆっくりつなごうという意識が強いという話があったそうです。
 「話をまとめると、『奪おうとするアクション』、『奪った後のアクション』、この2つの局面における強度と優先度に大きな違いがあると思います」という話でした。

 これについても、やはり指導の差ではないかといったコメントが出ていました。「失敗すると怒られるからじゃない?」として、「たとえば、奪ったあとすぐにロングの縦パスを飛ばすのがよいと頭ではわかっていても、日本国内ではそれをやれない。なぜか。失敗してボールを奪われると怒られるからだ。シュートを打たずにパス回しするのも同じ。日本選手がリスクを恐れないようになるには、失敗しても怒らない風土を作るしかない」と書いています。

 なお、「奪った後のアクション」については、スウェーデンも日本と違うかもしれませんね。ロシアワールドカップのスウェーデン代表は、攻撃では可能性の低いボールばかり入れていて良さがわからなかったのですが、これでうまく行くときにはうまく行っていました。ハマれば儲けものだから攻撃はいくらミスしてもいい…と割り切ったサッカーのようです。なるほど!と感心しました。

■2021/07/31 Jリーグは低レベルで変える必要がある…という結論なのか?

 単純なレベル差ではない…に関しては、「よく(引用者注:神戸でいっしょだった)高徳選手とも話したんですが、何を求めるかにかかっていると思います。僕はJリーグがすごく好きだし、Jリーグのサッカーはすごく魅力的だと思っています。日本サッカーが国としてボールを大事に扱うところに重点を置くのであれば、そこを追求するのは悪くないと思う」とのことです。
 ただ、「現実的にW杯で結果を残したいとなったら、インテンシティがあまり高くないサッカーだと結果は出づらい」とはコメント。一方で、「日本サッカー界全員が変わらなければならないというわけではありません」ともしていました。以下のような理由です。

「W杯に行ける選手はほんのわずか。登録メンバー23人のために数百万人を変えるという無茶苦茶なことはやる必要はない。日本のサッカー文化がありますし、日本の現場で長年浸透してきた考え方、感覚があるので、それは大事にすべきでしょう。ただ国際舞台で結果を残したい選手は、ヨーロッパの第一線で強度の高いサッカーを身につけて行く方がいいと思います」

 後半で「Jリーグはプレーレベルが高いし、経済的に安定しているし、環境が整っていますよね。僕は浦和や神戸という素晴らしいクラブにいましたけど、施設も素晴らしかったし、メディカル、チームマネジメント、運営、すべてがハイレベルでした。選手たちがサッカーと成長に集中できる環境が整えられていた」という話も。これまたやはり単純なレベル差ではないという話です。
 なので、<内田篤人も酒井高徳も認めた「日本サッカーと欧州サッカーの埋められない差」>という記事のタイトルはおかしかったですね。


■2021/09/20 欧州組が言う理想のサッカーってハリルホジッチ監督のサッカーでは?

 上記の内田篤人・酒井高徳などヨーロッパサッカー経験者の話を読んでいて思ったのは、「あれ、これって酷評されたハリルホジッチ監督のサッカーじゃね?叩かれたハリルが良かったんじゃ?」というものでした。
 私はハリルホジッチ監督の日本代表の試合は1回しか見ていなかったんですが、そのときの印象は前から守備できる選手を多く配置した上で、奪った後はすぐ前に運んで一発を狙うというサッカー。正直つまんなくて嫌いなサッカーですし、日本人に会うサッカーでもないと感じた一方で、良い選択だとも感じました。
 アジアではなくワールドカップで戦うなら、総合力で劣る日本にとっては良い選択だろうと思ったんですよね。なので、前回の話とピッタリ印象が合いました。嫌われるだろうけど、先を見てチームを作ってるいい監督だと関心しましたね。嫌われすぎて焦点を合わせてきたワールドカップ前に解雇される…という見事なオチがついたんですけど…。

 ただ、一方でハリルホジッチ監督は試合によってやり方を変えてくるという話も読んだことがあり(今、何もかも変えなすぎ!と叩かれている森保一監督とは対照的です)、私が見た試合のサッカーはたまたまだった可能性があります(たまたまであってもオプションとして経験させてたというのは良いことなんですけどね。森保一監督はオプションがありません)。で、検索してみたところ、どうやら私が見たやり方は、ハリルホジッチ監督がかなり意識してやっていたやり方だったようです。
 以下は、前回の「日本のサッカーじゃなくても、日本代表ではヨーロッパ型のサッカーをした方が良い」とは全く逆の結論となっている<ハリル氏の解任に学ぶ サッカー日本代表監督に必要な資質>〈AERA 栗原正夫)という記事ですが、内容的には重なるものがありました。

<ハリルホジッチ前監督が強調し続けた「デュエル(1対1の球際の戦い)」や「縦に速い攻撃」は元来、日本が不得意とする部分だった。言い方こそ違えど、かつての代表監督もW杯での失敗要因に「フィジカルの弱さ」(ジーコ)、「インテンシティ(プレー強度)の低さ」(ザッケローニ)と似たような指摘を繰り返していた。いわば、これは言わずと知れた日本の伝統的な課題で、一朝一夕に改善できるものではない。
 だからこそ、その後の指導者にはこの課題を理解したうえで、俊敏性や機動力など日本人のよさを生かしたサッカーが期待されていたのではなかったか。それでも、前監督は最後まで「デュエル」や「縦に速い攻撃」など自身の哲学にこだわり続けた。これでは夫婦関係は冷え切り、コミュニケーションがなくなるのは当然の帰結だった>
https://dot.asahi.com/aera/2018051600026.html
■2017/01/04:Jリーグはなぜ低レベル?そもそもレベルが低いって本当?

 ハリルホジッチ監督や本田圭佑など、Jリーグのレベルが低いという批判は多いです。ただ、その一方で鹿島が南米代表に勝って、レアル・マドリード相手にリードするなど活躍していまいました。
 これをもってJリーグのレベルが高いか?と言えるとそうではなくて、Jリーグのレベルを上げる必要性をある意味で再確認したところもある話ではあります。とはいえ、単にレベル低いで済まして来た人はどうかな?と思う活躍でした。
 以下は、鹿島の方でも書いた話で、Jリーグのレベルを上げる必要性を再確認、に関する記事。鹿島のメンタルが他のJリーグクラブとは段違いであるものの、それでもなおレアル・マドリードのメンタリティが上であることを指摘した上で、以下のように書いていました。

-----引用 ここから-----
本気でレアルに勝つつもりだった鹿島の善戦で、突きつけられた日本サッカーの問題点
週プレNEWS / 2016年12月20日 19時0分 中山 淳
http://news.infoseek.co.jp/article/shupure_77121/

では、どうすれば鹿島、ひいては日本のクラブが世界に追いつくことができるのか?

この問いに対して、石井監督は「こういうテンションの試合を続けないと、世界との差は縮まらない。そうしないと、今回チャンピオンになったレアル・マドリードには近づけない」と答えている。

確かに、今年の鹿島や昨年3位のサンフレッチェ広島も、CWCを戦う中で選手個々やチームは目を見張るような成長を遂げた。しかし悲しいかな、日常のJリーグに戻ると、CWCと同じテンション、レベルで戦える環境がないというのが現実だ。

それはアジアチャンピオンズリーグ(ACL)の舞台でも変わらない。石井監督の言葉は、自分たちが成長したくても、現状の日本サッカーの環境では限界があるという悲痛な叫びにも聞こえてしまう。

もっとも、これは日本だけの問題ではなく、北中米カリブ、アフリカ、そして南米のクラブにとっても共通した悩みでもある。もしかしたら、ヨーロッパ一極集中化が加速する現在のサッカー界では、ヨーロッパ以外の地域が手を取り合い、お互いを切磋琢磨できる舞台を新たに作ることが求められているのかもしれない。
-----引用 ここまで-----

■2017/01/04:日本版プレミアリーグ創設は、意外に悪くない案か?
 これで思い出したのが、立ち消えになった日本版プレミアリーグ創設という話。最初馬鹿らしい話だと思いましたし、一貫性のないJリーグなので結局実現しなかった話なのですが、上記の話を聞いて悪くない案のような気がしてきました。
 というのも、できるだけレベルの高い試合をするには、弱い対戦相手と戦う機会を減らす必要があるためです。

-----引用 ここから-----
J1の上に日本版プレミア!12年目指す - サッカーニュース : nikkansports.com
http://www.nikkansports.com/soccer/news/p-sc-tp0-20100729-659361.html

 基本構想はトップレベルの格上げだ。Jクラブの中で、資金面などで高い基準を満たす8から10クラブを選抜して国内トップのリーグを形成する。例えば、上位4チームのレギュラークラスは年俸1億円以上を目安にするなどの案もある。人気、実力を兼ね備えた選手を集めることで、リーグ全体の人気を高め、利益に結び付けたい考え。(略)

 93年に10クラブでスタートしたJリーグは、現在37まで増えた。増加により地域に根ざした身近なクラブは増えたものの、エンターテインメント性は薄れ、リーグ発足時ほど注目されなくなった。

 またクラブ間で、経営規模や目標も大きな差があるため、リーグ全体を同じ方針で運営することに限界も出てきた。12年には40クラブに達する見込みで、拡大路線には一区切りとなる。その後はリーグ再編が必須となっている。底辺拡大の指導役となってきた鬼武健二前チェアマン(71)は「40クラブまで増えた後のリーグのあり方については、今から考えておく必要がある」と話している。

 経営難に苦しむクラブの救済にもつなげたい考えだ。Jリーグは07年から11年までの5年にわたり、スカパー!と契約して年間50億円の放送権料を得ている。今後、契約更新の交渉が本格化するが、マンネリ化しつつある現状のままでは厳しい。新たな契約が始まる12年に「プレミアリーグ」が発足できれば、テレビ局側にとっても大きな魅力となる。好条件で契約できれば、各クラブへの配分金も大きくなる。 [2010年7月29日9時31分 紙面から]
-----引用 ここまで-----

 拡大路線は確かにどうかというところがありました。
 ただ、一見もっともらしく見える「またクラブ間で、経営規模や目標も大きな差があるため、リーグ全体を同じ方針で運営することに限界も出てきた」には疑問があります。
 上記には実力という言葉が入っていないので、わざとかもしれませんが、最近のJリーグはむしろ実力差が小さく、混戦となることが多いです。
 実力差の小ささは、参加クラブの多い現在のやり方であっても、前年にJ2だったクラブが上位争いすることが珍しくないことからもわかります。
 私がこの話を知ったのは2015年になってからですが、これがこの意見には賛成できないと思った理由でした。
 ただ、さっき書いたように、できるだけレベル差を減らすように促すという意味ではアリかもしれません。トップリーグのクラブ数が増えれば、自然とそこのトップ選手も集中することになりますからね。

■2017/01/04:高原直泰はJ2のレベルアップと日本サッカーのレベルアップを指摘

 もう一つ関連する話として、高原直泰がむしろ日本サッカーやJ2がレベルアップしたという話をしていました。何が根拠か?というと、どうもパス回しできるチームが増えたってことみたいですね。

-----引用 ここから-----
高原直泰「J2のレベルを考えてみても、日本サッカーの底上げが分かる」 | サッカーキング 2013.11.05
https://www.soccer-king.jp/sk_column/article/146250.html

――経験と言えば、高原選手は南米、ヨーロッパに続いてアジアでもプレーしました。韓国のKリーグについて、まずそういった話をしていました。

高原直泰 ハハハ(笑)。確かにそうですね、韓国にも行きましたからね。

――日本人としては、ライバル韓国の現状が気になります。

高原直泰 当時(10年)は14チーム、今はもっとあるのかな? 上位の6チームぐらいはすごくレベルが高いですよ。俺がいた水原三星もそうだし、FCソウルなんかもJリーグで優勝争いができるぐらいのレベルだったと思います。それに今はボールをつなぐサッカーができるようになってきた。以前は韓国と言えば、どちらかと言うとフィジカルを前面に押し出したゴリゴリ系のサッカーというイメージがあったじゃないですか。まあ、下位のチームは戦力的に蹴ってセカンドボールを拾うサッカーなんですけど、上位6チームには技術の高い選手が多くて、すごくいいサッカーをしていた。それに外国籍選手の質も高い。最近、韓国のクラブがACL(AFCチャンピオンズリーグ)で強いのは、そういうところに理由があると思うんですよね。日本にも韓国からたくさん外国籍選手が来ていますし。俺のいた水原は特にコンビネーションで崩そうとしていたから、やっていて、すごく楽しかったですよ。
-----引用 ここまで-----

 そして、J2について、同じ観点でレベルが上がったと述べているのです。

-----引用 ここから-----
――今は東京ヴェルディでプレーされていますが、J2のレベルはどう感じています?

高原直泰 昔見ていたJ2の試合って、本当にドッカンドッカン蹴り合っちゃっていて、あまり形になっていなかったんですよ。でも、今はそんなことないし、うちにもJ2全体を見渡しても、レベルの高い選手がすごく多い。特に今シーズンはガンバ大阪とヴィッセル神戸というJ1でも戦えるチームが降格してきたこともあって、他のクラブにとってはすごく刺激になるし、モチベーションが高まっていると思う。そういう気持ちで臨まれる彼らにとっては嫌だろうけど(笑)。こうしてJ2のレベルを考えてみれば、日本のサッカーは本当に底上げされてきているんだなって感じますね。
-----引用 ここまで-----

 ただ、この前にレベルに関してはわからないところもあると言っていました。リーグの特性が異なるためです。

-----引用 ここから-----
――その後、08年に6シーズンぶりにJリーグに復帰して、浦和レッズに加入しました。かつてと比べてJリーグのレベルは上がっていると感じました?

高原直泰 そこに関しては正直、分からない部分があるんです。というのも、自分にとっても久しぶりのJリーグで、なかなか順応できなかったから。やっぱりリーグが変わると全然違うんです。日本は前からどんどんプレスを掛けていって展開が早い。それは戻って来て、すごく感じました。ボカから戻って来た時、ジュビロのアドバイザーをしていたドゥンガに「お前は今、アルゼンチンの感覚に馴染んでいて、ボールを少し持ち過ぎているから、早くJリーグの感覚に戻せ」って言われたんです。わずか半年でもそうなのに、6年も離れていたんだから本当に難しかった。
-----引用 ここまで-----

 話がそれてしまいますが、高原直泰が行っていた当時見ていたアルゼンチンリーグはたいへん楽しかったです。何が楽しいってボールがほとんど外に出ず、ゲームが止まらないんですよ。なるべくボールを繋いだり、ドリブルしたりで、ゲームを続けようという感じ。
 安全性を考えると問題となる部分もあるものの、流れが切れないのですごく楽しかったんですね。なので、高原直泰がJリーグに戻ってきて戸惑ったというのもわかる気がします。

 もう一度Jリーグのレベル関連の話に戻ると、やはり違いを感じたというのが精神面でした。

-----引用 ここから-----
――南米というと、選手がみんなハングリーなんじゃないかという印象があります。

高原直泰 やっぱり生活が懸かっているというか、家族全員の生活を背負っている選手がたくさんいましたよね。日本とはサッカーをする動機も覚悟も違うなっていう。もちろん、歴史や環境の違いもあるんだけど、彼らから自分の人生を懸けてサッカーで生きていくという強い意志と覚悟が必要だと学ばせてもらいましたね。
-----引用 ここまで-----

 ただ、このよく強調されるハングリーさもどうかなぁ?と思うところがあります。スポーツ心理学では、楽しくプレーすることが重要だとされているため、ただ厳しくなければいけないとなってしまうのは、科学的根拠のない誤解ではないか?と思うところがあり、気になっています。

2026年9月25日金曜日

ガットゥーゾ伝説 興奮でトイレ28回、突然芝生も食べる

■2020/12/14 現代サッカーにガットゥーゾはいらない、本人が断言
■2021/06/23 ガットゥーゾ伝説 興奮でトイレ28回、突然芝生も食べる
■2018/05/23 イタリア代表マンチーニ監督とバロテッリは親子関係?
■2018/12/23 デルピエーロとトッティ、なぜか好きになれなかったイタリアのファンタジスタ2人
■2018/05/23 イタリア代表は良くも悪くもピルロのチーム


■2020/12/14 現代サッカーにガットゥーゾはいらない、本人が断言

  ナポリを率いるジェンナーロ・ガットゥーゾ監督。イタリア衛星放送『Sky Sport』で「選手たちにはわたしに似てほしくない。ひとつのチームを望む。わたしに似た選手ならメンバーから外すだろう」と述べました。闘志をむき出しにした激しいプレーで、チームの勝利のためなら自分の身を厭わないような、ガッツあふれる選手で私も大好きでした。ただ、今はそういう選手では控え止まりといった見方です。

「わたしが現役の頃とは違うサッカーを求めているからだ。もっと考え、ボールをつなぎ、数的優位を目指すサッカーだ。(現役時代の)わたしは、わたしが率いるナポリではベンチに座ってばかりだろう。自分がやってきたことは誇りに思っているが、イタリアのサッカーはこの4、5年で変わった」(「自分のような選手は起用しない」闘将ガットゥーゾが衝撃発言! サッカーの変化に「気が狂いそうになるけど…」 | サッカーダイジェストWeb 2020年12月07日より) 

 私は現在もガットゥーゾのような選手は必要だと思います。ただ、監督してはダメなタイプでしょうね。日本で闘将と言われた柱谷哲二さんですが、指導者としては当初ボロクソ。その後ワールドカップのテレビ解説で「選手が自分の言った通りにできない。海外代表選手はさすが」みたいなことを言っていて、なるほどと思いました。部下としては優秀だけど、上司としては無能なタイプの典型的な発言。部下の力を引き出したり、チームワークを作ったりできないタイプのようです。その点、自分を否定して変化したガットゥーゾはさすがですね。そういえば、ジダンも監督としては自身の現役時代のプレーと違って、守備を非常に気にしているのが意外でしたが、やはりうまく適応している感じです。


■2021/06/23 ガットゥーゾ伝説 興奮でトイレ28回、突然芝生も食べる

 2006年のワールドカップ、1(PK5―3)1でフランスを下したイタリアが優勝したときの記事が出てきました。タイトルからしてすごいです。<ガットゥーゾ 極度の興奮トイレ28回、芝生食べる>(2006年7月11日06時03分  スポーツ報知)というものでした。普通じゃありません。

 試合終了後、ガットゥーゾはチームメートと抱き合っていました。これは普通です。ところが、ひとしきりチームメートと抱き合った後、突然ピッチに四つんばいになって芝生を食べる奇行を見せます。考えられません。
 ガットゥーゾなら普通だから地元テレビ局も慣れっこ…なんてことはないようで、これには地元テレビ局の 実況もびっくり。実況は「ガットゥーゾが芝生を食べている!」と絶叫していたとのこと。イタリアに限らず、芝生を食べるプロサッカー選手は極めて稀でしょう。

 記事では、<試合後の会見では奇行の理由は説明しなかったが、「精神が高ぶって今日は朝7時にやっと寝付いたんだ。28回もトイレに起きたよ」と極度の興奮状態で試合に臨んでいたことを明かした>と記載。ただ、これは飽くまで試合前の話であり、だいぶ違う話ですね。
 このコメントは、むしろ「ガットゥーゾもそんなに緊張するんだ!」とかなり異なる印象を抱く話。とはいえ、そもそも本当に一晩で28回もトイレに行くというのは、人体的にあり得るのか?とも思います。出ないけどとりあえずトイレに行ってみる感じですかね。また、「いちいち数えてたのかよ!?」ともツッコミたくなります。
 このコメントは、ガットゥーゾなりのジョーク、または、これも芝生を食べるテンションから発した一種の「奇行」的な発言なのかもしれません。


■2018/05/23 イタリア代表マンチーニ監督とバロテッリは親子関係?

 日本代表の監督人事には実績に疑問があることがありましたが、イタリア代表の監督となったマンチーニさんの実績はピカピカ。インテルを率いてセリエAで3連覇、マンチェスター・シティでもプレミアリーグ制覇を経験しています。
 ただ、クラブの監督と代表の監督では、違う戦い方を要求されます。 この違いを理解できなかった場合は実績ある監督であっても、良い結果を出すことはできないでしょう。

 …といった話は良いとして、 イタリア代表マンチーニ監督とマンチーニ監督によって呼ばれて実に4年ぶりの代表復帰となったバロテッリは親子関係だとしている記事がありました。もちろん実の親子というのではなく、比喩的な意味です。
 FWセルヒオ・アグエロは、マンチーニとバロテッリの関係を犬と猫、父と子と表現していました。
「バロテッリとマンチーニの関係には時折笑わされたよ。2人はトレーニング中に犬と猫のように争うけど、その後互いの肩を組んで帰っていく。罵倒するし、叫んだりもするけど、彼らは父と子のようになるんだ」
(この”親子”にイタリア代表復活のカギあり! 求めたいマンチーニとバロテッリの再タッグ|theWORLD(ザ・ワールド)|世界中のサッカーを楽しもう! 2018年05月17日(木) 08時46分配信より)

 記事では、 マンチェスター・シティでは練習中に互いに掴み合いになる信じられない光景もあったが、バロテッリを誰よりも根気強く育てたのがマンチーニだとも書いていました。
 バロテッリは私が見るときはいつも冴えないし、全然好きな選手ではないんですけど、ニースで復活を遂げたようですのでちょっと楽しみですね。

■2018/12/23 デルピエーロとトッティ、なぜか好きになれなかったイタリアのファンタジスタ2人

 2006 FIFAワールドカップドイツ大会のメモ。感想はほとんど残っていません。対戦相手も書いていおらず、ある程度兼用した感じ。ただ、準決勝・決勝のメモは別にありました。以下は1つ目のメモ。

2006年W杯ドイツ大会:決勝トーナメント
https://worldcdb.com/06germanyfinal.htm
4-4-2
GK G・ブッフォン
DF
G・ザンブロッタ
F・カンナバーロ
 相変わらず本当に素晴らしいとだけメモ。カンナバーロは最も好きなDFの1人です。
M・マテラッツィ
F・グロッソ
MFACE
A・ピルロ
S・ペッロッタ
G・ガットゥーゾ
A・デル・ピエーロ
 イマイチだったとの感想メモ。ピルロのところに「パスを出せるのは彼だけ」ともメモ。デルピエーロはそうでもなかったということなのでしょう。
 ファンタジスタで本来私が好きなタイプだろうと思うのですけど、騒がれすぎて好きになれませんでした。タイミングの問題かもしれません。
(F・トッティ)
 デルピエーロのところには、トッティが入ることも。このトッティにも「ファンタジスタで本来私が好きなタイプ」なのに、「騒がれすぎて好きになれませんでした」という全く同じ説明ができます。2人とも良い選手なんですけどね。
FW
L・トーニ
 なかなかセンス良い。振り向きざまみたいなプレーがあり好き…とのメモ。
A・ジラルディーノ

 もう一つあったメモは準決勝・決勝兼用っぽいものですね。「決定的な2点目涙出た」というのは、たぶん準決勝のドイツ戦のこと。2-0で勝っています。決勝のフランス戦は1-1でのPK勝利でした。
 あと、フィールドプレイヤー全員使い切ったとのこと。プレイヤーを多く使って、一団となって勝ち上がっていくというチームは結構あります。

4-4-1-1
GK G・ブッフォン
DF
G・ザンブロッタ
 RSB。1VS1で強さを見せていました。攻撃でもこぼれ球をミドルでポストに当てるところ。最初あまり好きではなかったものの、この大会で好きになった選手だった記憶。
F・カンナバーロ
 RCB。176cmとCBとしては致命的な身長のなさ。にも関わらず、ジャンプで勝つ場面もあります。本当好きですわ。
M・マテラッツィ
 LCB。メモは倒されるアピールが多いのみ。メモにないですけど、彼は決勝で延長に入ってから、ジダンを退場させたことで有名に。ジダン頭突き事件です。当初言われた差別発言ではなかったものの、家族を侮辱する発言が理由と後に判明。良うなかったですね。ただし、それで頭突きが正当化されるわけではなく、ジダンの悪い癖が出たとも言えるものでした。
F・グロッソ
 LSB。長身のSB。守備偏重といった感じではなく、スピードもまずまず。ドリブルも悪くないように見えました。バランスが良い選手。
MF
A・ピルロ
 RCM。ただ、自由に動いてフリーになっている場面が多いです。ドイツのバラックもフリーにしてしまっているのは気になったものの、フリーのピルロが効いていて効果的だった模様。アシストも決めています。この大会は、長く走る場面も目立ちました。
G・ガットゥーゾ
 LCM。「守備良いねー」というメモだけ。めちゃくちゃ大好きな選手なのですけど、なぜか全然メモしていません。
M・G・カモラネージ
 RSH。準決勝はまずまず止まりで、目を見張るプレーがなく、変えてほしいと思った選手。波ある選手かも、と書いていたところ、決勝は良いと感じました。そもそも守備の方で特徴のある選手らしく、攻撃でそう目立たないのは必然だったかもしれません。ただ、今検索すると、ドリブラーと書かれていました。
S・ペッロッタ
 LSH。地味。ただ、よく走って動いてはいて、こういう選手も必要だねと感じた準決勝。ただ、決勝は逆に冴えず。カモラネージと逆の印象になりました。
F・トッティ
FW
L・トーニ


■2018/05/23 イタリア代表は良くも悪くもピルロのチーム

ブラジルワールドカップ2014 グループリーグ コスタリカ 1-0 イタリア
(メンバーと採点は、【W杯・試合採点】イタリア対コスタリカ(グループD) | フットボールチャンネルより)

GK 1 ジャンルイジ・ブッフォン 6点
 CKで飛び出したのは良いが、その前に触られてしまうヒヤッとするプレーがあり気になった。ただ、後半は裏へのボールにペナルティーエリア外まで出て良い対応するところも。
DF 3 ジョルジョ・キエッリーニ 5.5点
 メモによると前の試合は左サイドバック。今日は左のセンターバック。
 前半42分頃、ミスから危ないところ。PKじゃないかと思ったがPKならず。VTR見るとファールだった気がする。
 後半はエリア内に空いているのに胸トラップ。自信あるのかもしれないが、やらんでいい危ないプレー。苦しい時間帯によくついていくプレーもあったが、他にも危ないプレーあって軽率なタイプに見えた。
DF 4 マッテオ・ダルミアン 5.5点
 左右こなせるようで、今日は左サイドバック。右サイドで出たときに良さそうだと思ったものの、今日はイマイチ。ワンタッチで 出そうとするところをイージーミスで外に出してしまうなど、流れが作れなかった。
 今調べると、利き足は右足みたい。 左で切り替えして、右足でシュートする場面があり、右利きのサイドバックだなという感じ。 
DF 7 イグナツィオ・アバーテ 5.5点
DF 15 アンドレア・バルザーリ 6点
 特にすごいってほどではないが、安定のなさが目立っていた相棒のセンターバックのキエッリーニに比べると安定。カウンターで粘り強い良い対応を見せる場面があった。
MF 5 チアゴ・モッタ 6点
MF 6 アントニオ・カンドレーバ 5.5点
MF 8 クラウディオ・マルキージオ 6.5点
 左のサイドハーフみたいな感じ。運動量が多い選手。下がって守備にも参加。ただ、ブッフォンと合わずにCKにしてしまう場面も。
 後半は右に回り、裏を狙う 左サイドへの大きいボールがあってよかったが、途中交代。
MF 16 ダニエレ・デ・ロッシ 6.5点
MF 21 アンドレア・ピルロ 7点
 イタリア代表はピルロのチーム といった感じ。ピルロ好きにとっては嬉しいのだけど、ピルロが生きてこないと終わるという辛さがある。最初の時間帯は、マンマークではないもののほとんど触らせてもらえず、チームのリズムができなかった。
 しかし、その後はボールが入るようになってチャンスも出てくる。30分に、右の低い位置から、バロッテリに出した裏へのボールは特に決定的だった。ただ、決められない。
FW 9 マリオ・バロテッリ 5.5点
交代選手
FW 10 アントニオ・カッサーノ 6点
 トップ下のようだった。 股の下通すボール狙うなど、センスは感じる。しかし、いまいち合わない。ピルロ以上に彼にボールが収まって、中心となったものの、しっくりこなかった。
FW 11 アレッシオ・チェルチ 6点
 主に右でプレー。彼以外もそうだったのだけど、サイドが空いているのに中に入れてしまうプレーがある。気持ちが焦っているんだと思う。
 中央裏のフリーの選手に出す良いプレーもあったが、気が急いているプレー目立った。これも彼以外もだが、オフサイドにもなる選手多い。しかも、中央ではなくサイドなので本来ラインは見やすいはずなんだけど…。焦りまくってるんだろうな。
FW 22 ロレンツォ・インシーニェ 6点


2026年9月23日水曜日

懐かしき黄金世代、79年組中心のU-19日本代表メンバー

■2019/09/10 懐かしき黄金世代、79年組中心のU-19日本代表メンバー



■2019/09/10 懐かしき黄金世代、79年組中心のU-19日本代表メンバー

 「U-19」というタイトルでメンバーを書いたメモが出てきました。いわゆる黄金世代くらいのメンバーです。Wikipediaでは以下のような説明。

<日本のサッカーにおける黄金世代は、「79年組」とも呼ばれ、元々は1994年に開催されたU-16アジアユース選手権カタール大会の優勝した事からこう呼ばれるようになった。この大会の主な参加選手は小野伸二、稲本潤一、高原直泰、酒井友之、播戸竜二、辻本茂輝、手島和希、本山雅志らであるが、U-16アジアユースには出場しなかったものの、その後に準優勝したU-20ワールドユースに参加した中田浩二、遠藤保仁、加地亮、小笠原満男らも含んで呼ばれる。中でも小野、稲本、高原の三人はこの世代を代表する選手であり、海外でも成功を収めた数少ないプレーヤーでもある>

 メモは日付の記載がなく不明ですけど、U-19アジアユース選手権タイ大会かその前後のメンバーじゃないかと思われます。GKの南雄太は柏レイソルで出ていたためか不参加となっていました。
 鹿島がやたらと多いですね。また、後に消滅したフリューゲルスも多く、逸材を多く抱えていたことがわかります。個人的にも好きな選手が多い世代でした。

GK 櫛野亮(市原)、曽ヶ端準(鹿島)、榎本達也(マリノス)
DF 手島和希(フリューゲルス)、石川竜也(筑波大学)、鶴見智美(筑波大学)、加地亮(セレッソ)、飯尾和也(ヴェルディユース)、市川大祐(エスパルス)、金古聖司(東福岡)、辻本茂輝(フリューゲルス)、中村祥朗(鹿島)
MF 小笠原満男(鹿島)、本山雅志(鹿島)、酒井友之(市原)、中田浩二(鹿島)、古賀誠史(マリノス)、稲本潤一(ガンバ)、小野伸二(浦和)、遠藤保仁(フリューゲルス)
FW 高原直泰(磐田)、播戸竜二(ガンバ)、平松康平(清水)、大島秀夫(フリューゲルス)、小林康剛(鹿島ユース)


2026年9月22日火曜日

藤枝東高校、日本代表だらけなのに知らん人だらけの理由

■2020/06/24 静岡の名門・藤枝東高校、歴史的な日本代表FWを輩出
■2020/06/24 藤枝東高校、日本代表だらけなのに知らん人だらけの理由
■2016/2/2 左足の精度の高いキックが武器の石川竜也(2021/11/04少し追記)


■2020/06/24 静岡の名門・藤枝東高校、歴史的な日本代表FWを輩出

 Wikipediaで藤枝東出身のサッカー選手を見てみたのですけど、名門なので昔の日本代表選手がめちゃくちゃいます。これだけでベスト11できそうです。ただ、昔すぎて、私にはさっぱりわかりません。Jリーグ以降の選手だけ先に紹介転載します。
 こうすると、一転して代表クラスがさっぱりいない感じに。とはいえ、中山雅史という超大物がいますね。文句なしのベスト11でしょう。
 一方、個人的にぶっちぎりで好きなのは、後半で書いている石川竜也ですね。ここらへんはちょっとずつ出場試合数を調べていこうと思います。

LSB、CB 石川竜也(元鹿島アントラーズ、1999年FIFAワールドユース選手権代表)J1 161
FW 中山雅史(アスルクラロ沼津、1998年、2002年FIFAワールドカップ日本代表)J1 355 代表53、21G

加藤寿一(元サンフレッチェ広島)
三上明紀(元浦和レッドダイヤモンズ)
稲垣博行(元セレッソ大阪)
見崎充洋(元セレッソ大阪)
大石悟司(元柏レイソル)
渡辺毅(元柏レイソル、元日本代表)
山田暢久(元浦和レッドダイヤモンズ、元日本代表)
河村優(元コンサドーレ札幌)
佐賀一平(元コンサドーレ札幌、現藤枝東高校サッカー部コーチ)
岡田佑樹(元コンサドーレ札幌)
金澤大将(元横浜FC)
長谷部誠(アイントラハト・フランクフルト、2010、2014、2018FIFAワールドカップ日本代表キャプテン)
岡田隆(元ジュビロ磐田)
成岡翔(元藤枝MYFC、2004年アテネオリンピック予選代表)
大井健太郎(ジュビロ磐田)
赤星貴文(元MKSポゴニ・シュチェチン)
碓井健平(元沖縄SV)
中村祐輝(元ジュビロ磐田)
山田大記(ジュビロ磐田、元日本代表)
原田圭輔(元ベガルタ仙台)
村松大輔(元ギラヴァンツ北九州、元日本代表、2012年ロンドンオリンピック代表)
河井陽介(清水エスパルス)
石神幸征(元水戸ホーリーホック)
藤田息吹(松本山雅FC)
熱川徳政(元アスルクラロ沼津)
長沢祐弥(アスルクラロ沼津)




■2020/06/24 藤枝東高校、日本代表だらけなのに知らん人だらけの理由

 では、さっぱりわからなかったJリーグ以前の猛者たちをどうぞ。わかる人にはわかるすごいメンツなんじゃないかと思います。

松永行(ベルリン五輪日本代表)
笹野積次(ベルリン五輪日本代表)
松永信夫(1954年FIFAワールドカップ予選日本代表)
松永碩(元日立製作所、元日本代表)
鈴木秀利(元日本代表)
橡尾健次(元古河電工、元日本代表)
渡辺昭夫(元日本代表)
富沢清司(元八幡製鉄、メキシコ五輪日本代表)
山口芳忠(元日立製作所、メキシコ五輪日本代表)
桑原勝義(元名古屋相互銀行、元日本代表)
菊川凱夫(元三菱重工、1970年FIFAワールドカップ予選日本代表)
桑原隆(元古河電工)
松永章(元日立製作所、元日本代表)
岡村新太郎(元日本鋼管、サッカー指導者)
三浦孝一(元新日本製鐵、元日本代表)
井沢千秋(元日本鋼管、元日本代表)
堀井美晴(元ヤンマーディーゼル、元日本代表)
碓井博行(元日立製作所、元日本代表)
中村一義(元富士通、元日本代表)
服部康雄(サッカー指導者、元藤枝東高校サッカー部監督)
大野聖吾(サッカー指導者)
大橋昭好(元ヤマハ発動機、サッカー指導者)
小西理(元日本鋼管、元日本代表)
倉田安治(元本田技研、元日本代表)



■2016/2/2 左足の精度の高いキックが武器の石川竜也

 最初に見たのはユース代表か、大学だったかは忘れたけど、アマチュア時代からすごい好きだった選手。鹿島で相馬直樹の後継者に是非!と思っていたら本当に来たものの、活躍できずに山形へ。アマチュアのときから鹿島入りを切望して来てダメだったというのは、その後の中後雅喜といっしょ…。大学生選手だったってのも同じですね。
 でも、石川竜也はその後山形へ行って大活躍。嬉しかった!

-----引用 ここから-----
石川 竜也(いしかわ たつや、1979年12月25日 - )は、静岡県藤枝市出身のサッカー選手。ポジションはディフェンダー(左サイドバック)。モンテディオ山形所属。

生年月日     1979年12月25日(36歳)
出身地     静岡県藤枝市
身長     179cm
体重     69kg
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%B3%E5%B7%9D%E7%AB%9C%E4%B9%9F
-----引用 ここまで-----

 見た試合は、2010年03月27日(土)の鹿島3-1山形。この試合は鹿島からレンタル移籍したばかりの田代有三がスタメン、増田誓志が途中出場という熱い試合。石川竜也が鹿島を出たのはずっと前だけど元鹿島は3人。しかも、田代は1ゴール決めたし!
 田代は長身FWが好きじゃないという私の好みであれだったんですけど、増田誓志も期待していて、なぜユース代表じゃないのか?と思っていた選手なので伸びなかったのは残念でした。

-----引用 ここから-----
2010年03月27日(土) 14:05キックオフ 県立カシマサッカースタジアム
http://www.so-net.ne.jp/antlers/games/30

GK 21 曽ヶ端 準
DF 2 内田 篤人
DF 3 岩政 大樹
DF 14 イ ジョンス
DF 7 新井場 徹
MF 40 小笠原 満男
MF 6 中田 浩二
MF 8 野沢 拓也
MF 25 遠藤 康
FW 13 興梠 慎三
FW 18 マルキーニョス

GK 1 清水 健太
DF 14 宮本 卓也
DF 4 西河 翔吾
DF 3 石井 秀典
DF 13 石川 竜也
MF 11 北村 知隆
MF 19 秋葉 勝
MF 17 佐藤 健太郎
MF 7 宮沢 克行
FW 11 田代 有三
FW 9 古橋 達弥
-----引用 ここまで-----

 この頃の山形は完全に石川竜也のチームだと思いました。左サイドバックだけど、攻撃の起点は石川。持ち味の精度の高いロングキックで、大きなサイドチェンジで流れを変えられるし、センタリングはもちろん精度良し。記憶が曖昧だけど縦のロングボールもあった気がします。石川好きなので、見ていて楽しくて仕方なかったです。
 石川はスピードがないイメージで、鹿島では守備への戻りも遅かったし、縦に早いわけでもなく。現代サッカーだと合わないチームが多いのかもしれません。ただ、こうやって石川竜也中心のチームにしてもらえると、魅力をいかんなく発揮できますね。堪らんですわ。

 この日の感想見ると、自陣からのFKでもチャンスあると書いていました。流れの中じゃないですが、やはりロングボールも武器ですね。
 出しどころなく戻したボールをダイレクトで、空いている右スペースへ出してチャンスに。ダイレクトってのがいいですね。出しどころないときは手詰まりなわけで、それを一気にチャンスにまで変えられるというのはすごいです。
 ただメモ見ると、2点目の失点は石川竜也が右に出したボールが短くて拾われたっぽいですね。パーフェクトとは行きませんでした。

2021/11/04追記:天皇杯・筑波大学の試合で石川竜也を見た記録が出てきましたわ。U-19ともメモ。これが最初に石川竜也を見た試合かもしれません。ただ、予想外なことに「技術は高い」のみの短いメモ。他の筑波大学の選手や相手だったのか近くにメモのあった前橋育英の選手より短い淡白な内容でした。最初からお気に入りだと記憶していたのですが、そうでもなかったのかもしれません。


2026年9月21日月曜日

Jリーグはイングランド5部クラブを見習え!貧乏クラブの大金の使い道

■2017/02/11 JリーグはDAZNバブルに浮かれすぎ もっと長期的視野を持って
■2017/06/11 巨額契約はむしろ危ない 米FOXは僅か2年でプロ野球放映撤退
■2017/02/18 Jリーグはイングランド5部クラブを見習え!貧乏クラブの大金の使い道
■2017/03/11 4部クラブがシーズンチケット国内最多記録更新 ポーランドのクラブ
■2021/12/12 川崎フロンターレとヴィッセル神戸、大金の使い道の違い


■2017/02/11 JリーグはDAZNバブルに浮かれすぎ もっと長期的視野を持って

 DAZN(ダ・ゾーン)と10年間総額2100億円という大型契約を結んで、バブル状態のJリーグ。ただ、これで浮かれてちゃいけないと思うんですよ。
 どこの国の何のスポーツの例だったか忘れちゃったのですが、やはり大型契約したものの、採算が取れないと見るや即撤退で、当初の計画がすっかり狂ったというリーグがあったそうです。
 Jリーグもせっかく得たこの貴重な資金を、無駄遣いするのではなく、よく考えて使っていくべきです。

 …と思っていた中で、以下のようなニュースが入ってきました。

Jリーグ、J1クラブに総額27.8億円の「理念強化配分金」を支給 フットボールチャンネル | 2017年02月09日

  以下のように大盤振る舞いしています。

・J1の優勝賞金が昨季の1億円から3億円に増額。
・リーグ上位のクラブは「理念強化配分金」を受け取ることができる。

 理念強化配分金というのは、「Jリーグの理念の実現に対して拠出すること」が目的。一応何に使って良いというわけではなく、配分されたクラブはJリーグが用途を審査した上で使用することができるという建前。

 しかし、「選手の獲得費用や育成の資金に充てることができる」とありました。育成はともかく、選手の獲得に使えたらこれ、散財して終わりって可能性が高いですね。これだと、バブルが弾けた後のリーグの資産にならないので、支持できません。

 金額的にも、例えば2017年シーズンの優勝クラブは賞金と合わせて3年間に渡って総額18億5000万円を受け取ることができるということで、やはり高い金額です。

 今サッカーのバブルと言うと、中国の選手爆買いが言われています。これについて、私は正当な競争であるし、Jリーグもかつては似たようなものだったので批判はしていません。ただ、日本人でも批判的な人はきっと多いことでしょう。

 しかし、日本人は中国のサッカーバブルを心配するより、Jリーグのバブルを心配すべきです。こんなチャンス二度と来ないかもしれないんですから、もっと実のある使い方をしてほしいです。


■2017/06/11 巨額契約はむしろ危ない 米FOXは僅か2年でプロ野球放映撤退

 思い出せなかった"どこの国の何のスポーツの例だったか忘れちゃったのですが、やはり大型契約したものの、採算が取れないと見るや即撤退で、当初の計画がすっかり狂ったというリーグがあった"の話。
 記事を見つけました。日本のプロ野球の話でしたわ。

  Jリーグ放映変更で浮かぶ懸念 日経ビジネス2017年1月30日号(林 英樹)

  記事によると、スポーツメディア業界では「FOXの二の舞いになる恐れがある」と危惧する声が広がっていたと言います。
 このFOXというのは、アメリカのテレビネットワークのこと。2012年、米FOXは日本のプロ野球の放映権ビジネスに本格参入していました。
 ソフトバンクのグループ会社と合弁会社を立ち上げ、福岡ソフトバンクホークス、千葉ロッテマリーンズ、オリックス・バファローズのパ・リーグ3球団の放映権を押さえることに成功。衛星放送などを独占的に手掛けていたのです。

 ところが、わずか2年で合弁会社を解散。理由は単純に儲けが少なかったためのようです。

「外資系企業は採算が合わないと判断したらすぐに切ってしまう。放映権ビジネスは相手との信頼関係が重要になるが、それが構築できず、ファンに迷惑をかけることになった」(パ・リーグ球団関係者)

 結果的に、放映機会の減少などによってファン離れが進むことになったということで、逆効果になってしまいました。
 Jリーグの場合も危ないというのは、放映権料があまりにも巨額であること。巨額の契約は良いことだろう…と浮かれているのかもしれませんけど、放映料を高く買い取ったということはその分採算ラインが上がるという話になります。ハードルが高いのです。




■2017/02/18 Jリーグはイングランド5部クラブを見習え!貧乏クラブの大金の使い道

 リーグの話ではなくクラブの話ではあるものの、Jリーグよりはお金の使い方がマシだと感じた話がありました。

アーセナルの相手は世界一の”ユニーク集団”!? 指揮官は無給で働く不動産オーナー 1,843 YOU フットボールチャンネル | 2017年02月17日 
 
 ユニーク集団というのは、別投稿でやったような話が理由です。

デブにもほどがある!体重115kgの太いゴールキーパーが実在、ウェイン・ショーというイングランド人GK

 ただ、今回の記事でも感心したのが、普段は不動産オーナーとして働いている、イングランド5部サットン・ユナイテッド監督の、ポール・ドスウェルさんの考え方です。

 監督は、クラブの監督としては無給で働いている上に、クラブに対して週に2000ポンド(約28万円)を融資も行っています。5部のクラブですし、貧乏クラブです。
 しかし、今回のFA杯の活躍で大金が舞い込んできました。

 FA杯では勝利するごとに賞金が発生します。さらに放映権料やチケット収入なども合わせると、すでに今までに獲得したことのないほどの金額がクラブに入っていることになる。
 ドスウェル監督は「サットンにとって素晴らしいおとぎ話だ。今後何年にも渡ってクラブを支えるほどのお金を調達できている」としていました。

 しかい、お金の使い道に関しては、選手の補強に使わないと言っています。
 スタジアムの屋根の補修や若い選手のための部屋を作るなど、本拠地とするガンダー・グリーン・レーンのために使うとのこと。

  記事では、「選手のため、そしてサポーターのためを一番に考えている」としていました。
 では、Jリーグのお金の使い方は、、「選手のため、そしてサポーターのためを一番に考えている」と言えるでしょうか?
 Jリーグの幹部らは、胸に手を当ててよく考えてみると良いです。


■2017/03/11 4部クラブがシーズンチケット国内最多記録更新 ポーランドのヴィジェフ・ウッチ

 戦績に関わらず地域に愛されるクラブというのは理想であり、秘訣があるのであれば見習いたいものだと思った話。

4部クラブが新記録樹立の快挙。シーチケ販売数でポーランド歴代最多を更新 フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年03月10日

 ポーランド4部のヴィジェフ・ウッチが、1万5058席のシーズンチケットが売り、国内最多記録を更新したそうです。
 過去にトップリーグで4回の優勝経験がある古豪ではあるもののl、4部ですよ、4部。1990年代以降は財政難で低迷しているそうです。
 4部で快進撃を続けるという話ですらなく、第17節まで消化して18チーム中5位という状況。正直微妙なところです。

 また、現在ヴィジェフ・ウッチが使用するスタディオン・ヴィジェバの収容人数は18018人ということで、それほど多いわけではありません。
 そして、 収容人数18018人で、1万5058席のシーズンチケットが売れているということは、シーズンチケット購入者だけで座席のほとんどを確保しているという状況。驚くべきことです。

 結局、なぜそんなに愛されているのか?という話は、記事には一切なかったので、すごく気になります。深掘りしてもらえませんかね?


■2021/12/12 川崎フロンターレとヴィッセル神戸、大金の使い道の違い

 大金の使い道ということで興味があったのは、DAZNマネーの使い道。JリーグはDAZNとの契約により、さして苦労もしていないのに大金を手にしてしまいました。
 利益が出ないというのは困りものですが、難なく大金が入ってしまうのにも実はデメリットがあります。有効ではない使い道で浪費してしまうケースや、DAZNとの契約が切れたり変わったりして収入が激減したときといった急激な変化に対応できず、チームが破綻したり、人気が急落したり…といった可能性が出てくるためです。

 で、「大金の使い道」に関する記事はないかと検索して出てきたのが、2018/12/20の<2年総額44億円のDAZNマネーの使い道は?常勝軍団川崎への道。 Jリーグ財務診断「川崎編」 | VICTORY>という記事。鹿島ファンとしては残念ですが、川崎フロンターレはその後安定して好成績であり、うまいお金の使い方ができた考えて良さそう。特に上位の支払いが大きくなるDAZNマネーの流れにうまく乗れた感じですね。本当は鹿島にこうなってほしかったのですが、鹿島はつまずきました。
 そして、おもしろいのが、川崎フロンターレはこの巨額のDAZNマネーをむしろ堅実に使った…という事実。DAZNマネーが流入する前の話ですが、大物外国人にお金を浪費したヴィッセル神戸なんかと対比されていました。

<クラブ経営の転換期ともいえる巨額資金を獲得しても、川崎は“堅実経営”の姿勢を崩さない。昨季の優勝賞金はクラブハウスの食堂の新設や、幅広シートでトイレ付きのチームバスの購入、勝利給と年俸のアップなどの人件費に充てて足元を固めた。
 また、クラブ幹部は「選手層が厚すぎても薄すぎてもよくない。超大物の外国人を取りにいくこともない」と強調する。大枚をはたいて元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ、元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキを獲得したヴィッセル神戸や、元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスが加入したサガン鳥栖は、終盤までJ1残留争いを強いられた。必ずしも結果に直結しないスーパースターの補強に川崎は興味を示さない。
 照準はセレッソ大阪の元日本代表MF山村和也らクラブの方針に合致する日本選手。元ブラジル代表FWレアンドロダミアンをインテルナシオナル(ブラジル)から完全移籍で獲得することも決まった。2012年ロンドン五輪の得点王で著名なストライカーではあるが、所属チームとの契約が満了したため移籍金はゼロ。必要最小限の投資でチームに足りなかった高さを持つ選手の補強を実現させるなど、一貫した方針で着実に選手層を厚くしている>
https://victorysportsnews.com/articles/7283/original

 このとき獲得したレアンドロダミアンは大活躍。特に2021年は得点王とMVPの両方を取っています。ヴィッセル神戸も見習えよ!という感じです。
 なお、2017年度の入場料収入は9億700万円、2018年のホーム試合の入場者数は39万4709人で、いずれも5位でした。2018年は1試合平均観客動員を2001年の3784人から2万3218人まで伸ばしています。ファンの獲得もうまく行っていますね。
 こういうのはすごく大事。私はこうしたファン獲得にお金を使ってほしいと思いますが、フロンターレの場合はこちらも大金かけて…ではなく努力して…といった感じみたいでした。

<相撲部屋とコラボして「塩ちゃんこ」という定番のスタジアムグルメを開発したり、レーシングカーをグラウンドに走らせるなどの異色のイベントを開催したり、はたまた「フロンターレ算数ドリル」という教材を川崎市内の小学校に配布したり、アイデアあふれる地道な活動を通じて多くのファンを獲得してきた“地域密着クラブ”には「DAZNマネー」にも浮足立つことのない経営の軸がある>

 なお、さまざまな仕掛けを中心になって作り出してきた天野春果プロモーション部長はその後、出向の形で東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会に参加。ただ、東京五輪は国民への自粛要請そっちのけでお祭り騒ぎと特別扱いの連続で、特にプロモーション関係はひんしゅくを買いました。経歴に傷がついてしまった感じです。



2026年9月20日日曜日

サッカー選手移籍金ランキングベスト10 ロナウドが低い理由

■2018/09/17 サッカー選手移籍金ランキングベスト10 ロナウドが低い理由



■2018/09/17 サッカー選手移籍金ランキングベスト10 ロナウドが低い理由

  クリスチアーノ・ロナウドのユベントス移籍が正式に決まったタイミングでの記事によると、この時点でのサッカー選手移籍金ランキングベスト10は以下の通りだそうです。

1位:ネイマール 2億2200万ユーロ(約289億円) パリSG←バルセロナ(2017年)
2位:キリアン・エムバペ 1億8000万ユーロ(約235億円) パリSG←モナコ(2018年)
3位:フィリッペ・コウチーニョ 1億2500万ユーロ(約163億円) バルセロナ←リバプール(2018年)
4位:クリスチアーノ・ロナウド 1億1700万ユーロ(約153億円) ユベントス←R・マドリー(2018年)
5位:ウスマンヌ・デンベレ 1億1500万ユーロ(約150億円) バルセロナ←ドルトムント(2017年)
6位:ポール・ポグバ 1億500万ユーロ(約137億円) マンチェスター・U←ユベントス(2016年)
7位:ガレス・ベイル 1億100万ユーロ(約132億円) R・マドリー←マンチェスター・U(2009年)
8位:クリスチアーノ・ロナウド 9400万ユーロ(約123億円) R・マドリー←マンチェスター・U(2009年)
9位:ゴンサロ・イグアイン 9000万ユーロ(約117億円) ユベントス←ナポリ(2016年)
10位:ネイマール 8820万ユーロ(約115億円) バルセロナ←サントス(2013年)
(C・ロナウドの移籍金153億円は何位? 歴代トップ5がすべてこの1年以内という異常事態 | サッカーダイジェストWebより)

 ネイマールとクリスチアーノ・ロナウドとは2回も登場していてすごいですね。ただ、ロナウドは4位と8位であり、意外に大したことがありません。
 理由としてはまずひとつ、 上位5例がこの1年間(2017年~2018年)で取り引きされたディールであるように、最近、移籍金が異常に高騰していること。24歳の時にクリスチアーノ・ロナウドがマンチェスター・ユナイテッドからレアル・マドリーに移籍した際の移籍金9400万ユーロ(約123億円)は現在だと8位ですけど、当時なら最高額でした。当時としてはすごかったのです。
 一方、新しい移籍の方も4位止まりと、クリスチアーノ・ロナウドのすごさからすると物足りないレベルです。こちらの場合の理由は、年齢の関係ですね。ネイマールがまだ若いのに対し、ロナウドは34歳で年齢的にはかなり上。むしろそれで4位だということに驚くべきです。
 また、年齢のことを考えると、売却したレアル・マドリーとしても上々でしょう。ロナウドはまだまだ活躍するとは思いますが、どこかのタイミングでパフォーマンスが落ちるときがあるわけで、レアル・マドリーとしては移籍金が高くつくうちに売れたことは悪くない結果だったと思われます。お互いに良かったですね。



2026年9月19日土曜日

ルヴァンカップはいらない?フランスなど欧州では廃止

■2019/09/21 ルヴァンカップはいらない?フランスなど欧州では廃止



■2019/09/21 ルヴァンカップはいらない?フランスなど欧州では廃止

 フランスプロサッカー機構(LFP)は、総会においてクープ・ドゥ・ラ・リーグ(リーグカップ)を来季より廃止することが可決されたと発表しました。日本で言う JリーグYBCルヴァンカップ(以前のナビスコカップ)に相当する大会です。
 ただ、大会形式としては、日本の天皇杯に近いイメージ。リーグアン、リーグドゥ(2部)の全クラブと3部の一部クラブが参加し、トーナメント形式で行われてきたとのこと。
 「この決定により大会日程が緩和され、選手たちはより回復の時間を持つことができる」ということで、これが廃止理由でしょう。
(フランス、来季よりリーグカップの廃止を決定。リーグアンとフランス杯のみに    フットボールチャンネル | スポーツ | 2019年09月18日 より)
https://pex.jp/point_news/803b3a3ebabd85bc33dc7b7c34963390

 記事によると、リーグカップは、欧州ではむしろ開催されていない国の方が多いとのこと。フランスの廃止により、主要国ではイングランド、ポルトガルなどが数少ないリーグカップ開催国に。
 日本でも日程の激化が問題視されていますし、ルヴァンカップ不要論についても検討されても良いのではないかと感じます。


2026年9月18日金曜日

レアル・マドリード、人気ではバルセロナに負けている?スペインでも日本でも見劣り

■2016/12/16 レアル・マドリード、人気ではバルセロナに負けている?スペインでも日本でも見劣り
■2017/04/04 世界一の人気クラブはバルセロナかレアル・マドリーか?



■2016/12/16 レアル・マドリード、人気ではバルセロナに負けている?スペインでも日本でも見劣り

 ジダン監督が現役だった頃のレアル・マドリードが一番好きな選手多かったんですが、最近見ていないので選手もよくわかりません。レアル・マドリードについて、以下のような記事を見かけて気になりました。

-----引用 ここから-----
Cロナ登場も目立つ空席。レアルとバルサの人気差大きく フットボールチャンネル 12/15(木) 21:38配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161215-00010038-footballc-socc

 とりわけスタジアム2階席は空席が目立ち観客動員数は50,117人に留まった。前年度の欧州王者バルセロナが同大会準決勝を戦った際の63,870人とは対照的な雰囲気に。現在世界のサッカー界を牽引する2つのスペインビッグクラブだが、日本での人気には少なくない差が生まれているのかもしれない。
-----引用 ここまで-----

 古いデータですが、本国スペインに関しても以下のような記事が。

-----引用 ここから-----
ファン人気もバルサがレアルを圧倒!?スペインの人気調査がついに逆転。 - 海外サッカー - Number Web - ナンバー 横井伸幸Nobuyuki Yokoi posted2011/10/19 10:30

 スペインのスポーツ紙ASがマーケット調査のイケルフェル社に依頼した人気調査アンケートの結果である。イケルフェルは第4節から第6節まで1部で使用されている20のスタジアムに赴き、それぞれ70人、計1400人に回答を求めた。問いは幾つかあったが、注目すべきは断然これだ。

――自分が応援しているチーム(即ちアンケートが行なわれたスタジアムのホームチーム)を除いて、好きなチームと嫌いなチームを順に3つずつ挙げて下さい。

 スペインでは昔からバルセロナとレアル・マドリーが様々な側面で覇権を争ってきた。それ故ほとんどのサッカーファンが「自分にとって第2のチーム」としていずれかを応援している。つまり、この問いではバルサとマドリーのどちらが全国的に支持されているのかわかるのだ。(中略)

「好きなチームを3つ挙げよ」という問いに対する全回答(1400人×3チーム=4200チーム)を集計したところ、勝者は44%を占めたバルサであった。37%で屈辱の首位転落を味わったマドリーには、「嫌いなチーム」で最多の51%というダメ押しも待っていた。
http://number.bunshun.jp/articles/-/165816?page=2
-----引用 ここまで-----

 日本人には馴染みないですが、バルセロナのあるカタルーニャは独立を目論むほど、中央との心理的な乖離があります。カタルーニャともう一つ独立運動のあったバスクは特殊な感じがありました。
 これは逆に言うと、バルセロナに他地域の愛着が集まりにくいとも言えそうなので意外です。実際、過去は以下のようにレアル・マドリードが人気でした。

-----引用 ここから-----
 2002年にカタルーニャ州政府が州単位で行なった人気調査では、マドリーが全17州中8つの州で人気ナンバーワンとなった。得票率は全サンプルの38%だった。バルサは2位ながら18%、州別では地元カタルーニャしか押さえられず、大きく水をあけられた。ちなみに3位はアトレティコ・マドリーだったが、得票率はわずか5%である。

 その後、'07年5月にもスペイン内閣官房に従属する社会学調査センターがアンケートを行ない、国内の人気ナンバーワンがマドリーであることを再び証明した。全国で18歳以上の男女2473人に「サッカーが好きか」と問い、イエスと答えた66.8%に好きなチームを挙げてもらったところ、回答者の32.8%がマドリーを支持したのだ。またもや苦汁を嘗めたバルサは25.7%の2位。3位はアスレティック・ビルバオで一桁少ない5.1%だった。
-----引用 ここまで-----

 ちなみに3位になっているアスレティック・ビルバオがバスクのクラブです。ここは反中央なので親バルサというのはわかります。このアンケートでもはっきり政治色が出ていました。

-----引用 ここから-----
 今回のアンケートが面白かったのは、どのチームのファンがバルサを好み、マドリーを支持しているのかわかった点だ。

“親バルサかつ反マドリー”の傾向は、バスク地方のアスレティック、レアル・ソシエダ、オサスナで強かった。一番の理由は政治的なものだろう。事実、以前レアル・ソシエダを取材した際、クラブの広報に「うちは、バルサは好きだ」と言われたことがある。マドリー戦の最中、スタンドから湧き起こるバルサコールを耳にしたこともある。
-----引用 ここまで-----

 他のクラブでもバルサ派、マドリード派というのがあるようです。ただし、"バルサとマドリーの全国的な人気は相対的で、少なくともここ20年ばかりは、シーソーのように上下している"とのこと。
 スペインでの人気は普通に強さに比例しているのではないかとのことでした。



■2017/04/04 世界一の人気クラブはバルセロナかレアル・マドリーか?

 最近はバルセロナの方が人気だとも言われていたものの、フェイスブックのいいね!数では、レアル・マドリーが勝利しました。

  バルサとマドリーのフェイスブックアカウントでは「いいね!」の数が1億件に迫り、どちらが先に達成するかに注目が集まっていたそうです。
 そして、現地時間の1日深夜、ついにスポーツクラブとして世界初となるフェイスブックでの「いいね!」1億件達成を記録。先に達成したのは、レアル・マドリーの方でした。
 バルサはこの時点で、約9980万件。その後、約9時間遅れで1億件の達成を発表しました。

 バルサにとって格好悪いのが、クラブから送信されたとされるメッセージが公開されており、ファンにダイレクトメッセージも送って協力を呼びかけていたことが、判明していること。
 ちょっと反則と思えるような呼びかけを行って介入したにも関わらず、負けてしまいました。レアル・マドリーのファンはまだまだ健在であるようです。
(バルサとレアルがSNSで場外バトル。「いいね!」1億件を先に達成したのは… U フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年04月03日より)



2026年9月16日水曜日

Jリーグチェアマンに楽天三木谷浩史会長の右腕長島田亨氏で波紋

■2021/12/06 Jリーグチェアマンに楽天三木谷浩史会長の右腕長島田亨氏で波紋



■2021/12/06 Jリーグチェアマンに楽天三木谷浩史会長の右腕長島田亨氏で波紋

 <Jリーグ、人気下位のチームは消失する? 新チェアマンに三木谷氏の右腕が就任>(21/11/21(日) 10:57配信 デイリー新潮)という記事が出ていました。ただ、タイトルと違って、本文ではまだ「候補」という書き方ですね。〈Jリーグ新チェアマン候補に元楽天社長島田亨氏〉などと書いています。もともとは日刊スポーツのスクープ記事だそうです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/36db0e1f86d328af3b71ca7915dca9a2521cf303

 島田亨さん(56)は、楽天本社の副社長や楽天イーグルスの社長を務めた人物。三木谷浩史会長(56)の右腕的存在だそうです。Jリーグ関係者は、「三木谷さんが、島田さんを推薦した」としている他、以下のように言っていたといいます。
「ヴィッセル神戸会長として三木谷さんはこれまでさまざまなJリーグ改革を提唱するも、反対多数で実現できなかった。そこで満を持して右腕をトップに送り込もうとしているのです。敏腕の島田さんなら自身の改革案を実現してくれると」

 改革の一つは、“外国人選手枠撤廃”。これはそうだろうなと思いました。もともとJリーグは最近、外国人選手枠を拡大していますし、このときもヴィッセル神戸のためだと言われていたんですよね。ただ、それですら三木谷浩史会長には十分ではないと感じているのかもしれません。
 また、これも以前から言われていた「プレミアリーグ」構想の話が出てきました。
「クラブ数が10からスタートしたJリーグは今、J1だけで20に倍増。そこで上位10~14クラブで“プレミアリーグ”を創設するというプランを温めているのです。人気上位のクラブは、下位クラブと戦うよりも、上位同士でだけ試合をした方が多くの集客が見込める。J1内で均等割りになっている放映権料の取り分も大幅にアップします」

 私も最初メリットがわからなかったものの、「プレミアリーグ」構想はアリだと思います。トップリーグのチーム数が多いと有力選手が分散するなどして、試合レベルが低下。逆に言うと、集約化することで、リーグレベル向上につながる可能性があります。
 外国人選手枠の方は賛成というほどではありませんが、これもリーグレベル向上にはつながるでしょう。制限付きの拡大なら検討する価値があるんじゃないかと思います。
 ただ、ヤフーのコメント欄の上位は、批判的なコメントしかありませんでした。

<島田氏といえば楽天球団社長時、野村監督が初のCS進出させた時にCS前に解雇を言い渡した心の無い人で、コスト面ばかり強調し選手強化を怠ったイーグルスファンとしては許せない男です>
<仮にこんな事になったら、三木谷も口出ししてきてぐちゃぐちゃになる。楽天絡みはやめてもらいたいもんだ>
<一部のビッグクラブだけもっと稼げれば良いとの考えが表に出すぎた内容ですね。
金持ちがより金持ちになるのが目標の社長の片腕が特定の目的でチェアマンになるのは辞めて欲しい!>
<まさにレアルとかが欧州でスーパーリーグ構想を画策していたが、自分達のことしか考えない人はいるものだ>
<やはり日本のサッカーの頂上はJリーグで、そこからさらに上位のみというのには賛同するクラブは少そう。
本当に神戸くらいじゃないか?>

 あと、<他のクラブの多くのサボも同じ思いだと思いますが、Jリーグは、今はまだその根っこの部分を大事にしないといけないのではないのでしょうか。百年構想路半ば、、>と批判している人がいました。
 この批判だけならわかりそうな気がしたのですけど、柏サボだというこの人は一方で、<今後、レイソルが、またJ2やひょっとしてJ3、JFLとカテゴリーが変わっても、クラブが無くなるまで、文句を言いながら応援する>としていたんですよ。
 カテゴリが落ちても応援するのであれば、J1の上にプレミアがあってもむしろ全然問題がないということ。トップリーグのクラブだけが愛されて、下位カテゴリのクラブが愛されないわけではないというJリーグの理想が実現された例です。
 ということで、これはむしろプレミアリーグを創設してもJリーグは大丈夫…というプレミア構想擁護意見になっている気がしました。

2026年9月15日火曜日

高原直泰がいた頃のボカ・ジュニオルスが懐かしい、コロンビア選手も活躍

■2018/11/16 高原直泰がいた頃のボカ・ジュニオルスが懐かしい、コロンビア選手も活躍
■2023/05/03 コロンビアの好きな選手ベスト11 ジェリー・ミナ、ハメス、キンテロなど
■2019/03/23 主力怪我でも日本に勝利、楽しみな選手が多数登場


■2018/11/16 高原直泰がいた頃のボカ・ジュニオルスが懐かしい、コロンビア選手も活躍

 コロンビアで好きな選手で、GKの方のコルドバがいたことに気づいて追加。確か同じボカ・ジュニオルスでDHでも好きな選手いた覚え。調べてみると、セルナじゃないかな。
 高原直泰は好きじゃなかったのですけど、あの当時のボカ・ジュニオルス大好きだったんですよね。懐かしすぎです。控えには入っていませんでしたが、10代だったテベスもポジション を争っていました。私が推していたFWはバロス・スケロットで、レギュラーだった記憶があります。

~スタメン~
1.オスカル・コルドバ

4.ホルヘ・マルティネス
6.ロランド・スキアビ
2.ニコラス・ブルディッソ
14.クレメンテ・ロドリゲス

13.クリスティアン・トラベルソ
5.マウリシオ・セルナ
17.ワルテル・ガイタン
10.フアン・ロマン・リケルメ

11.マルセロ・デルガド
30.高原

~ベンチ~
12.ロベルト・アボンダンシエリ
20.ホエル・バルボーサ
15.オマール・ペレス
7.ギジェルモ・バロス・スケロット
28.ロベルト・コラウッティ
(高原直泰がボカでゴールを決めてから、今日でちょうど13年! 2014/09/23 18:00より)



■2023/05/03 コロンビアの好きな選手ベスト11 ジェリー・ミナ、ハメス、キンテロなど

2018/05/23:好きな選手ベスト11。とりあえず無理やり選んでみたということで、そのうち入れ替えます。LSBがいなくて、CBが3人になってしまいました。

2023/05/03:2016年のクラブワールドカップで鹿島とやったアトレティコ・ナシオナルのメモを見て少し入れ替え。バランス悪いのでLSBも入れました。南米のチームは好きな選手が多いので、無理矢理ではない感じで好きな選手が揃ってきました。

     ボルハ

ロドリゲス トーレス クアドラード

   セルナ キンテロ

アルメロ      スニガ

  ジェペス  ミナ

    コルドバ

GK オスカル・コルドバ 5 31歳(2001年ボカ・ジュニアーズ) 1970/2/3 185cm

RCB ジェリー・ミナ 6 23歳(2018年ワールドカップ) 1994/9/23 195cm
 抜擢起用の若い CBですけど、彼も活躍しました。放送では紹介されたのを覚えていませんけど、バルセロナの1月に契約した選手だそうです。将来性を買っているんでしょうね。
  CKからのプレー、中央でフリーになったとは言えしっかり決めて先制。本業の守備でも再三良いプレーが見られました。良いDFだと思います。

LCB マリオ・ジェペス 4 38歳(2014年ワールドカップ) 1976/1/13 186cm
 CB。キャプテン。危ないところ危ないところに入ってきていて、良いDFだなぁという印象。今計算してみると38歳。めちゃくちゃベテランですね。大会の最年長フィールドプレイヤーだったそうな。

RSB フアン・スニガ 4 28歳(2014年ワールドカップ) 1985/12/14 172cm
 RSB。右めから斜めに入ってくる迫力あるドリブル。また、スペースあった中央に走り込んでシュート。GK正面ではあったが、GK前で落ちる低いシュートで悪くない。右サイドでも存在感があります。

LSB パブロ・アルメロ 2 28歳(2014年ワールドカップ) 1986/11/2 174cm
 LSB。左でフリーでもらって、ファーのフリーの選手へ。ここからアシストが入り、ゴールに繋がりました。

CH マウリシオ・セルナ 5 33歳(2001年後半ボカ・ジュニアーズ) 1968/1/22 169cm 

LSH ハメス・ロドリゲス 7 22歳(2014年ワールドカップ) 1991/7/12 180cm 
 LSHだが、クアドラードとの左右の入れ替わり多い。3-5-1のトップ下というサイトも。
 マークは厳しかったものの、ペナルティーエリア外の中央で振り向きながらきれいに胸トラップ。足元に落ちるボールをボレーでクロスバーギリギリの半端ないゴール。すごすぎ。
 後半、左からのクロスでもらえなかったものの、中央で動き直して下がったことでフリーに。逆サイドからの折返しを、右足でDFの股下に入れて決めました。GKが不在だったのはファーへのボールに対応していたため。とにかく動きが良かったですね。

OH、CM ファン・フェルナンド・キンテーロ 5 25歳(2018年ワールドカップ) 1993/1/18 170cm
 2014年大会おもしろそうだったテクニックある選手。当時はまだまだでその後も伸び悩んでいるということで、今日もドリブルやパスが引っかかっていました。とはいえ、彼からのパス出しは精度低いなりに可能性を感じましたので、交代は痛かったですね。初戦よりもずっとノッてきた感じ。精度は格段に上がっていました。また、正面ではないところに出すボールの出し方を好むので、意外性があります。やはり好きな選手ですね。
 合わなかったものの、好パスで可能性を感じるプレー。もう1本、右サイドへの良い低いボール。 さらに、右サイドから普通右足で蹴るところを、左足のアウトでマイナスの素晴らしいボール。
 また、ショートコーナーからのプレーで、中に入れるふりしてハメス・ロドリゲスに出してそこからゴールまで繋がりました。
 後半も低めの位置から良い裏へのスルーパス。さらに、決定的というもっと良いスルーパスを出して、こちらはゴールまで繋がりました。日本戦と違って、勝利を決めてから交代でアウトします。

OH 10 マクネリー・トーレス 4 32歳(2016年クラブワールドカップ) 1984/11/1 172cm
 アトレティコ・ナシオナルでゲームメイクしていた選手。スルーパスを通してきていて、怖かった選手の一人。いい選手です。Wikipediaもありました。ワールドカップで見た記憶はないですし、情報もありません。

RSH フアン・クアドラード 4 26歳(2014年ワールドカップ) 1988/5/26 176cm
 RSH。低いところから人をかわしていくドリブルで、最後もファールもらうプレー。ハメス・ロドリゲスと入れ替わって左に行くことがかなり多く、左に流れるドリブルでもファールをもらっていました。
 スピードが武器であり、やはりスピードに乗ったドリブルが魅力。ただ、左右に振るようなリズムがおもしろい持ち方しており、止まったところからのドリブルでも十分威力があります。

FW ミゲル・ボルハ 2 23歳(2016年クラブワールドカップ) 1993/1/26 183cm
 アトレティコ・ナシオナルで見た選手。センターフォワードみたいな感じ。ポストプレーが良かったものの、体の強さというよりはうまさで収まる選手。相手に最初に体を当てておいて、距離を開けてボールをコントロールするプレイが目立っていました。


■2019/03/23 主力怪我でも日本に勝利、楽しみな選手が多数登場

2019/03/22 キリンチャレンジカップ 日本0-1 コロンビア ファルカオ(PK)

 見たかったMFキンテロが直前で怪我、GKオスピナも怪我。またワールドカップでレギュラーだった右SBのアリアスも怪我していた模様です。W杯日本戦の戦犯であるDHカルロス・サンチェスも怪我っぽい感じ。彼は良いと思わなかったものの、スピードあるドリブルのクアドラードも大怪我している最中。レギュラークラス5人、特にオスピナ、キンテロ、クアドラードがいないというのは、大きかったですね。

GK  12  カミロ・バルガス
 30歳。国内組。枠へのシュートが少なかったということはありますが、概ね安定していた感じ。
DF  17  デイベル・マチャド LSB
DF  13  ジェリー・ミナ
  24歳。CB。エヴァートンに完全移籍していたんですね。今日も高さ見せるプレーありました。ダビンソン・サンチェスと背番号似ていて見づらかったのですけど、守備も粘り強くついていたと思います。
DF  2  エリベルトン・パラシオス RSB
DF  23  ダビンソン・サンチェス
  22歳。CB。ワールドカップのときは不安定なところもあり、いまいちだと思ったのですけど、今日はすごく良い印象。ミナと背番号似ていて見づらかったのですけど、危ないところで足が出るプレーがあったはず。高さ・強さもあり、良いCBといった感じでした。
MF  5  ウィルマル・バリオス
MF  16  ヘフェルソン・レルマ
MF  10  ハメス・ロドリゲス
 27歳。OHでスタート。やや雑なボールだったのですけど、センターサークルで受けてから、左の走っている選手に合わせる好ボールでビッグチャンスに。その他もプレッシャーがあるところ、あまりスペースがないところで、簡単にすっとパスを通してきていました。ワールドカップのときはコンディションが最悪だったのですけど、今日は良くなっていました。
FW  9  ラダメル・ファルカオ (Cap.)
 33歳。相変わらず「いかにもチャンス」というところじゃない不十分なところでもよくシュートを狙っているという怖さのある選手。今日はPKもあって、GKに当てられたもののゴールを決めています。
FW  19  ルイス・ムリエル
 27歳。テレビではLWGではなくLSHで紹介。ワールドカップでも途中交代で出ていましたが、正直物足りなく感じ、印象に残っていませんでした。ただ、今日は良くってびっくり。
 左サイドでハメスからもらったボールをダイレクトでDFがライン裏の良い狙いのクロス。好判断であり、1点もののチャンスになりました。 その他、サイド側を向いていたのに、ターンして股抜きしてチャンスを作る意表を突いたプレーも前半にはあります。
 後半も長いドリブルからビッグチャンスを作っていました。攻撃では2人主力を欠いており、物足りないだろうと思ったら、今日は素晴らしいパフォーマンス。
 ワールドカップはプレー時間が短めでしたし、コンディションも合わなかったのかもしれません。年齢的に次のワールドカップも普通に狙えます。ポジションが反対側で今怪我しているクアドラードは素晴らしい選手ではあるものの、3歳年上ですので世代交代しても良いのかも。今日のコロンビアには他にも良い動きの選手が何人もいて、層の厚さを感じさせました。
FW  21  セバスティアン・ビジャ
 22歳。テレビではRWGではなくRSHで紹介。ワールドカップでは確実に見なかった選手。大きく目立ったのはワンプレーのみでしたけど、スピードがあって良さそうな感じ。年齢考えると、まだまだ伸びる可能性があり、怖い選手になるかもしれません。名門ボカ・ジュニオルスに所属しているそうです。
 カウンターでDFの裏、左からのボールに飛び込んで合わせて1点ものというプレー。惜しくもバーでした。難しかったのでミスという感じではなく良いプレーでしたね。

 交代
11  ドゥバン・サパタ▲57分 IN
  27歳。FW。ワールドカップでは見なかった覚え。実際、セリエA・アタランタで大活躍して1年ぶりの代表復帰ということで出ていなかったようです。でも、こんなに良い選手いたのか!という感じの選手。
  交代で登場し、2トップ、もしくは4トップで中央の位置に。身長186cmでがっしりとして強さがあり、なおかつ動きが良かったです。調子いいんだなという感じ。先制点のPKも彼のシュートからでした。ワールドカップではレギュラークラスと交代選手に差を感じたのですけど、この試合は高いレベルの選手だらけといった感じでした。
14  ルイス・ディアス▲79分 IN
 22歳。 国内組。SHかWGかな。テレビの紹介によると、コロンビア国内で最も期待されている選手だとのこと。
 日本戦ではごちゃついたところからバーに当たる惜しいシュート。次の韓国戦では1-2で内容的には完敗だったらしいですが、彼が1ゴール決めています。特徴はよくわからなかったものの、まだ若いですし将来中心選手になるかもしれません。
15  マテウス・ウリベ▲82分 IN 
7  アルフレド・モレロス▲87分 IN

2026年9月14日月曜日

サッカーは安易に監督を変えすぎ 名古屋、チェルシー、大宮など

■2014/8/31 サッカーのクラブは安易に監督を変えすぎではないか?
■2022/01/19 名古屋が優勝&5位のフィッカデンティから9位長谷川健太に交代…
■2019/09/25 17年で20人!あのチェルシーも監督を安易に変えすぎという批判 
■2017/01/29 監督変えすぎ!1シーズンで8回の監督交代、今シーズンも3回目のパレルモ
■2017/02/17 15年で何と39回!監督変えすぎたクラブの会長がついに変わる


■2014/8/31 サッカーのクラブは安易に監督を変えすぎではないか?

 大宮が「21試合負けなしのJリーグ記録を樹立」ってのも未だに信じられないんですが、その後の低迷もすごいですね。<大宮、大熊監督ついに解任!10戦勝ちなし 鈴木統括部長も辞任へ- スポニチアネックス>(2014年8月31日12時48分)という記事が出ていました。

<大宮は12年シーズン終盤から昨季にかけて21試合負けなしのJリーグ記録を樹立。昨季リーグ戦前半戦を首位で折り返しながら、鈴木茂社長は「チーム内の一体感が保てなくなりつつある」として当時のベルデニック監督を8月に電撃解任>
http://news.infoseek.co.jp/article/sponichin_20140831_0091

 "その後、岡本武行GMの暫定監督を挟み、小倉勉TDが後任監督に就任"。しかし、"成績は上向くことなく、シーズン終盤には小倉監督、岡本GM、古矢強化部長の退任"することに。前半で首位だったのに、結局14位で終了するという悲惨な結果になります。
 今季は心機一転、大熊清監督、鈴木徳彦チーム統括本部長が就任、スカウトだった松本大樹氏が強化部長に抜てきという体制だったそうです。ところが、"現在10試合勝ちなしで18チーム中17位"という無残な結果に。降格目前です。

 結果出しているチームで監督(ベルデニック監督時代)を交代させるからこうなるんだ…と思いましたが、Wikipediaを読むと"第16節から第20節まで5連敗を喫すると、第20節の翌日の8月11日に監督を解任された"ということで、負けていた時期ではあったんですね。
 じゃあ、ファンも納得だったのかな?とも思いましたが、Wikipediaを読むとサポーターからフロント批判があったようです。また、<未だ謎多きベルデニック監督解任劇。“一体感”なき大宮が問われるクラブとしての資質>(フットボールチャンネル | サッカー情報満載! 2013年08月18日 text by 上野直彦)という、批判的な記事も見つかりました。

<監督交代となったベルデニック氏は、昨年6月に成績不振で解任された鈴木淳監督の後任として就任。守備を立て直し残留争いからチームを救った。また今季は7連勝と勝ち点を重ね、チームを初の首位へと導く。今年5月には64歳を迎えたJリーグ最年長の名将、サポーターや記者から誕生日をお祝いされるなど、人気の高い監督でもあった。
 13日、大宮アルディージャの鈴木茂社長は会見を行った。連敗中とはいえリーグ上位の成績で、しかもシーズン中の監督交代は異例。クラブのHPでは「一体感が保てなくなった」と語った鈴木社長、その言葉の真意とは何だったのだろうか>
http://www.footballchannel.jp/2013/08/18/post8204/

 会見を終えても 説明不足は否めず、多くの記者から不満が漏れたそうです。フロントの責任問題も指摘されました。そして、<いま最も問われているのは大宮のマネジメント力なのかもしれない。05年の昇格以降、毎年のように残留争い繰り返してきた大宮。組織として、次の段階への脱皮が急がれる>と海底んですよ。
 でも、結局この後もう1回また監督解任して、翌年もまた交代したわけですからね。どうしようもないですわ…。




■2022/01/19 名古屋が優勝&5位のフィッカデンティから9位長谷川健太に交代…

 名古屋グランパスが、カップ戦とはいえ優勝していたフィッカデンティ監督と契約延長せず長谷川健太監督に。リーグ戦も5位ですので悪かったわけではありません。なので、私は批判的な人事です。
 しかも、後任が結果出している監督だというのならまだしも、同じシーズンに成績不振でFC東京を辞任した長谷川健太監督ですから、余計説明ができません。FC東京はリーグ戦で9位で、名古屋の方がずっと良かったです。

 ただ、私がこの反応を見た2つのヤフーニュースの記事はどちらも好意的なコメント。今消えちゃったのであれですが、「守備的だから」みたいな感じだった記憶。バルセロナなど海外のビッグクラブの場合は守備的だと結果を出しても解任はありますが、名古屋はどうなの?という感じです。
 また、「これ以上は望めないから」というのもあった記憶ですが、それこそ戦績が悪かった長谷川健太監督ってのは説明できません。ほとぼりが冷めてからならわかったんですが、速攻で就任ですからね。最後は不振でしたが、長谷川健太監督は過去の実績があるので、間を空けての就任であれば納得してもらいやすい可能性がありました。

 私がこの反応を見た2つのヤフーニュースの記事はどちらも好意的なコメント…と書いたのですが、今見た<J1名古屋のフィッカ監督退任 長谷川監督が後任>(共同通信2021/12/9(木) 19:53配信)では批判的でした。

<この前フィッカデンティを連れてきた大森SDがクビになって今回の監督解任劇・・・・・・・・。いつもの事だが親会社の介入で内紛が起こってるのかもね>
<この成績で解任はないな。金払ってタイトル目指せば良いのに>
<この監督は名将ですよ 勿体ない>
https://news.yahoo.co.jp/articles/d16dfc1fc4339556e817b40a563aae9ff917297b/comments

 記事としては、<急転直下だったJ1名古屋・フィッカデンティ監督の交代劇…いささかの戸惑いも【記者の目】>(2021/12/10(金) 5:01配信)が批判的なコメントながらも、最後には理解を示す内容。やはり「これ以上は望めないから」といったところですね。

<20年に3位、21年に5位とリーグ戦で安定した成績を残し、ルヴァン杯も制した監督の交代は、常識を外れた動き。(中略)その顚末(てんまつ)にはいささかの戸惑いが残る。
 安定感の一方で、手詰まりの空気もどこかにあった。今季、ドロー覚悟で引いて守る相手に、手をこまねく場面も多かった。クラブ内部にも、局面を打開しきれない状態を危惧する向きは、見え隠れしていた>(グランパス担当・渡辺拓海)

 私が見た記事は例外だったのですが、今見ると、<フィッカデンティ監督電撃退任…J1名古屋、山口GMが“異例人事”の経緯説明 「成長しなければいけない」>(2021/12/9(木) 17:48配信 Football ZONE web)の反応もネガティブが優勢。いくつか賛同するものがあったものの、少なめでした。

<交渉が決裂したのなら仕方がない。ただファンの意見としては、理由が知りたい。実はお金がなく大赤字とか、マッシモ監督が高年俸を要求したとか、コロナで入場料収入が激減して大変を通り過ぎているとか、
納得はすべてにおいて優先する。ファンをファミリーと言うのなら発信すべき>
<マッシモでは川崎より上に行けないと判断したというのはわかる。ただ長谷川健太でそれがなし得るのかは甚だ疑問>
<成長しなければならないのは分かるけど長谷川監督へ交代することで「具体的に」どういった面で成長が促されるのか、についても話してくれないと不信感を抱えてしまうサポが多く出てしまうのではないかな?>
<山口GMの言う事は、まぁ勝負の世界では納得。しかしルヴァン杯取った監督を契約満了で手放す理由には少し無理があるかなぁ?それに加えて、次が長谷川健太さんでしょ?!まあ、悪くないとは思うけど、本音を教えて欲しいな!契約延長の条件が厳しかったとか、、、、。>




■2019/09/25 17年で20人!あのチェルシーも監督を安易に変えすぎという批判

  開幕から1分3敗のタイミングで、ワトフォードはハビ・グラシア監督を解任。オーナーのポッツォ・グループは2012年6月にワトフォードを買収した後、監督の首を次々に挿げ替え、7年でのべ10人の監督を使っています。
  2002年、チェルシーを買収したオーナーのロマン・アブラモヴィッチも、この点では負けず劣らずひどいです。17年で20人もの監督を起用しています。カルロ・アンチェロッティ(現ナポリ監督)のようにタイトルを獲っても、守備的すぎるとの理由で解雇の憂き目に遭った者もいるとのこと。
(チェルシーは愚策すぎる監督人事を反省せよ。早期解任に抱く疑問、真のビッグクラブになるためには?【粕谷秀樹のプレミア一刀両断】 フットボールチャンネル | スポーツ | 2019年09月20日 粕谷秀樹より)
https://pex.jp/point_news/991c8e70a6bedce4e1b13dda38de65b8

 作者は現在評価されているチームや監督の過去の成績について、以下のように最初から良かったわけではなく悪かった時期があったことを指摘していました。ロマン・アブラモヴィッチさんは、忍耐力がなさすぎるということでしょう。

・ユルゲン・クロップ監督(リバプール)の一年目は8位、ジョゼップ・グアルディオラ監督(シティ)は3位に食い込んだものの、首位チェルシーには15ポイントもの大差をつけられている。
・トッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督も、チャンピオンズリーグの出場権を得るまでに2年かかった。
・ボーンマスのエディ・ハウ、バーンリーのショーン・ダイシ両監督は、ともに8シーズン目を迎えた。両クラブの上層部は負けが込んでも妙なプレッシャーをかけず、現場を温かく見守ってきた。その結果、ボーンマスはボールを捨てないフットボールで一定の地位を築き、バーンリーのブレイブハートはビッグ6が手を焼くほどだ。


■2017/01/29 監督変えすぎ!1シーズンで8回の監督交代、今シーズンも3回目のパレルモ

 記事そのものは、セリエAのパレルモが、新監督にウルグアイ人のディエゴ・ロペス氏が就任したことを発表した、というもの。パレルモ、恒例行事の監督交代。過去2シーズンで11回目 2,001 YOU フットボールチャンネル | 2017年01月27日というタイトルの記事です。
 ただ、問題なのは、マウリツィオ・ザンパリーニ会長が短期間でたびたび監督の首をすげ替えることで有名なこと。パレルモは、今季も3度目の監督交代となっています。
 もっとひどかった昨シーズンは、実に8度の監督交代が行われました。計6人の監督が、復帰も含めて短期間で目まぐるしく入れ替わったという、めちゃくちゃなことになっていました。

 戦績が悪くて監督を変えているわけなのですが、監督を頻繁に変えることでまた戦績が悪くなるという面もあります。やり方をやっと理解したところでまた変更となるためです。
 なので、パレルモの1シーズンで8回の監督交代ってのは、驚異的な数ですね。あまりにも変えすぎです。パレルモは降格圏なわけですが、「鶏が先か、卵が先か」になっています。


■2017/02/17 15年で何と39回!監督変えすぎたクラブの会長がついに変わる

 …と書いていたら、パレルモの会長さんが変わるんだそうな。15年で39回監督を交代した名物会長がクラブ売却へ。最高記録は1季で8回交代 フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年02月16日という記事が出ていました。
  イタリア『フットボール・イタリア』が報じたところによると、パレルモのマウリツィオ・ザンパリーニ会長は3月3日をもってクラブを売却する見通しだといいます。

 ザンパリーニ会長は2002年にパレルモを買収して以来、何と15年で39回の監督交代を行なっているんだそうな。2015/2016シーズン以外でも交代が多かったんですね。
 ザンパリーニ会長は当シーズンに解任した指揮官を再び呼び戻すことでも有名で、2015/2016シーズンにはジュゼッペ・イアキーニ監督とダビデ・バッラルディーニ監督、ジョバンニ・ボージ監督(下部組織監督)が1シーズンで2回監督に就任していたそうです。

 どう考えても良い会長さんには見えないものの、イタリア3部が主戦場だったクラブをセリエA常連チームに引き上げたという功績はあるとのことでした。


2026年9月13日日曜日

バルセロナが大赤字!レアル・マドリーは模範的に赤字削減

■2021/08/23 バルセロナが大赤字!レアル・マドリーは模範的に赤字削減
■2016/12/16 30歳過ぎているとは思えないロナウド、一番驚いたのは?



■2021/08/23 バルセロナが大赤字!レアル・マドリーは模範的に赤字削減

 バルセロナとレアル・マドリーの比較に関して。新型コロナウイルス問題で各クラブとも苦労しているのですが、レアル・マドリーがうまく対応しているクラブ、バルセロナがうまく対応できていないクラブと、良いクラブ・悪いクラブの例として、それぞれ出ていました。
 これは、<あと9日でバルセロナ退団のメッシ、残留は困難? 新契約には大きな障害が…>(6/22(火) 22:36)という記事であった話。ご存知の通り、メッシはその後そのまま退団し、パリ・サンジェルマンへと行っています。

 リーガのハビエル・テバス会長は、メッシがバルサとの新たな契約が合意に達して残留したとしても、現状ではバルサはリーグの定めたサラリーキャップを超過しており、メッシが新たな契約を交わしてもこのままでは選手登録が認められないと警告しました。選手らの給与が高すぎ!ということですね。
 こうした制限はリーグによって考え方が違うのですけど、擁護できそうにないのはバルセロナがちょっと考えられないほどの大赤字であるということ。これでは健全な経営が成り立たないため、リーガ側の主張に圧倒的に分があります。

<「バルセロナはサラリーキャップを超過している。メッシを引き留めてほしいとは思うが、そのためにはどこか別のところをカットしなければならない」「メッシのために特別な規定を適用することはない」とテバス会長は語っている。
 新型コロナウイルスの影響もあり、2020/21シーズンにはリーガ全体で合計7億ユーロ(約922億円)の赤字が計上されたが、その約半分をバルセロナが占めているという。対象的に、レアル・マドリードは模範的な形で赤字削減を実現させたとしてテバス会長は称賛している>
https://news.yahoo.co.jp/articles/3a2d7dc4bc98a24384ff17269f6fc5bd37c884a1

 バルセロナ関係者では、「ハビエル・テバス会長はレアル・マドリーよりすぎ」と批判している人がおり、レアル・マドリー称賛はリップ・サービスである可能性はありそう。ただし、その場合でも「全クラブの赤字合計額のうち半分がバルセロナ」という最も重大な異常状態は変わりありません。バルセロナの経営に問題があるのは事実だと思われます。

 で、この話を見ると、バルセロナよりレアル・マドリーの方が収入が大きいのかな?と思ったんですよ。ところが、違うらしいんですよ。別記事では、以下のような話がありました。

<国際的な監査法人デロイトが2021年1月に発表したデータによると、2019-2020シーズンの世界の収入ランキングトップ20クラブの合計は約1兆340億円で前年比12%減となっている。1位のバルセロナも2019-2020シーズンの収入は約899億円で前年と比べ158億円減収となった。そして同クラブは財政難に陥っていると複数のスペイン紙が報じている。各クラブでは主に入場料収入と放映権収入が減少しているようだ。なお、デロイトが発表した収入ランキングの2位はレアル・マドリード、3位はバイエルン・ミュンヘンとなっている>
(債務超過や赤字が続出…コロナがプロサッカークラブにもたらした影響 7/29(木) 7:04配信 VICTORYより)
https://news.yahoo.co.jp/articles/9de56405eb8770b6d2e9913450452f9315c165c8

 バルセロナの方がレアル・マドリーより収入が多いにも関わらず、バルセロナの赤字の方が圧倒的に多いというのは、変だと思うかもしれません。実際、変ですね。これはバルセロナの方が、圧倒的に支出が多いことを意味しています。
 この理由はいろいろと考えられますが、以前読んだ別記事では、バルセロナのバルトメウ前会長が「選手に言われるままに給料を上げすぎた」と非難されており、選手らの給料が高すぎるのが主な原因かもしれません。加えて、大型補強もやっているから出費も多いですよね。
 にも関わらず、2020/2021年シーズンはレアル・マドリーよりリーグ順位が下でしたので、さんざんな感じ。収入が多いということは、レアル・マドリーより人気なのかな?と思いますが、お金の使い方はヘタみたいですね。以前のレアル・マドリーの方がそういうイメージだったので意外なことになってしまいました。
 また、ひょっとしたら、メッシ退団でバルセロナの収入状況にも影響が出るかもしれません。加えて前述のバルトメウ前会長の不正会計問題や、デンベレとグリーズマンの日本人差別発言など、バルセロナのブランドを毀損する問題が続出。ここらへんがどう影響していくのか興味があるところです。


■2016/12/16 30歳過ぎているとは思えないロナウド、一番驚いたのは?

 ここからは私の試合の感想。

2016/12/15 FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2016準決勝 クラブ・アメリカ 0-2 レアル・マドリード
 スタメンは以下。

-----引用 ここから-----
GK
1  ケイラー・ナバス
 
DF
2 ダニエル・カルバハル
6 ナチョ
5 ラファエル・ヴァランヌ
12 マルセロ
 
MF
8 トニ・クロース
14 カゼミーロ
19 ルカ・モドリッチ
 
FW
7 クリスチアーノ・ロナウド
9 カリム・ベンゼマ
17 ルーカス・バスケス

GK
23 モイセス・ムニョス
 
DF
2 パオロ・ゴルツ
6 ミゲル・サムディオ
12 パブロ・アギラール
17 ベントゥラ・アルバラード
18 ブルーノ・バルデス
 
MF
7 ウィリアム・ダ・シウバ
14 ルベンス・サンブエサ
30 アレックス・イバーラ
 
FW
9 シルビオ・ロメロ
24 オリベ・ペラルタ

【クラブ・アメリカ×R・マドリー|スタメン発表】C・ロナウドやクロースが先発! S・ラモスはベンチ | サッカーダイジェストWeb
http://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=21231
-----引用 ここまで-----

FW 9 カリム・ベンゼマ
 ブラジルワールドカップのときも注目とされていて、そのときに初見。ただ、あまり調子は良くなかったのか、良さはよくわからず。好きなタイプじゃないなという感じ。
 今日もあまり良いようには見えなくて、やっぱり好きじゃないです。
 が、先制点の場面は文句なしで良かったですね。パーフェクトで褒めないわけにはいきません。

-----引用 ここから-----
サッカーキング:レアルが決勝で鹿島と対戦へ! ベンゼマ&C・ロナ弾でクラブ・アメリカ破る - 毎日新聞 2016年12月15日 21時24分(最終更新 12月15日 21時45分)

 そのまま前半終了かと思われた後半アディショナルタイム2分、クロースのスルーパスに反応してエリアに抜け出したベンゼマが、ゴール右上にシュートを叩き込んでレアル・マドリードが先制に成功。土壇場で1-0のリードに持ち込みハーフタイムを迎えた。
http://mainichi.jp/articles/20161215/sck/00m/050/020000c
-----引用 ここまで-----

 左で右からの斜めのボール。DFとGKの体勢を落ち着いて浮かせてゴール右上。この瞬時の判断の時点ですごいですが、キックが右足のアウトサイド。このタイミングで右アウトサイドなら、それだけでGKらは意表を突かれて勝負ありというところ。でも、さらにもう一つすごいのが、アイデアがあっても技術的に普通無理だろうというキックなこと。あの体勢で右アウトサイドのキックを正確に浮かせて良いコースに決めてしまうというのは脱帽。すごいが3つ重なったゴールで、これは絶賛せざるを得ませんでした。


7 クリスチアーノ・ロナウド
 私がレアル・マドリードのロナウドというと、ブラジルのロナウドですが、すっかりレアル・マドリードの顔に。まあ、私がレアル・マドリードでプレーをする彼を見るのは、始めてなんですけど。
 ロナウドは予想通り、1人抜けていましたね。すごいのはわかっているし、特別好きなわけでもないのであれでしたが、キープ力、テクニック、スピードと抜けていました。ちょっとした流れの中のプレー、パスを回して繋ぐようなところでも、テクニカルなプレーを繰り返し見せていました。
 4度目のバロンドール獲得後の初の試合。これだけでもメモリアルな感じでしたが、何と500ゴール目もここで達成。出来過ぎです。
-----引用 ここから-----
Cロナ、クラブキャリア通算500ゴールを日本で達成。クラブW杯準決勝でメモリアル弾
フットボールチャンネル | スポーツ | 2016年12月16日

 クラブW杯準決勝が15日に行われ、レアル・マドリーはクラブ・アメリカと対戦し2-0の勝利をおさめた。この試合で1得点を決めたポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがクラブキャリア通算500ゴールを達成したと、15日にスペイン紙『アス』が報じている。(中略)

 同紙によると、C・ロナウドはスポルティングCP在籍時に5得点、マンチェスター・ユナイテッド在籍時に118得点、そしてレアルでは377得点を決めているとのこと。これにより、日本で決めた今回の得点がメモリアルゴールとなっている。
http://pex.jp/point_news/93270c532e1f70b14f88bce5737ed8b2/


サッカーキング:レアルが決勝で鹿島と対戦へ! ベンゼマ&C・ロナ弾でクラブ・アメリカ破る - 毎日新聞 2016年12月15日 21時24分(最終更新 12月15日 21時45分)

後半アディショナルタイム3分、エリア右に抜け出したC・ロナウドが、冷静にゴールへ流し込みダメ押し点を奪った。
http://mainichi.jp/articles/20161215/sck/00m/050/020000c#csidx77cdb6197fc2e8b970977469877abd1
-----引用 ここまで-----

 決まらなかったのですが、すごいなと思ったのが前半のプレー。

-----引用 ここから-----
レアル・マドリードは26分にカウンターからチャンス。右サイドからL・バスケスがクロスを上げると、C・ロナウドが頭で合わせたが、左ポストに直撃して先制とはいかない。
 http://mainichi.jp/articles/20161215/sck/00m/050/020000c#csidxa94111eb3ffa7708a2bd63ec3f1fe38
-----引用 ここまで-----

 すごいスピードで入ってきて合わせた時点ですごいのに、叩きつける素晴らしいヘディングでしかもポストに当たるくらいの精度。普通は合わせられないですし、間に合っても当てるので精一杯でしょう。また、ジャンプ力もすごかった。頭一つ飛び抜けていました。普通じゃないです。
 というか、彼何歳なんですかね? スピードが衰えていないのに驚きました。…Wikipedia見ると、31歳でした。やっぱり30過ぎているのか。すごいな。スピードって一番衰えやすいと思うのですが、まだ超スピードを有しています。
 周りに良い選手多いからか、若い頃みたいに独走して孤立するプレーが減って、プレーの幅を広げつつもスピードに乗ったプレーというプレースタイルを維持しているってのは半端ないですね。

17 ルーカス・バスケス
 この選手は完全に初めて見たはず。右のFWとなっていましたが、前が流動的というだけでなく、よく動いて守備に戻ってきます。最終ラインまで守備することも多いですし、攻撃時はかなり左のアウトサイドまで流れていました。運動量が持ち味みたいですね。
 クロスが良いとの紹介だったものの、正確ではないパスは気になりました。が、先制かというクロスも上げていますし、好きとは思わなかったものの、良い選手だと感じます。

-----引用 ここから-----
レアル・マドリードは26分にカウンターからチャンス。右サイドからL・バスケスがクロスを上げると、C・ロナウドが頭で合わせたが、左ポストに直撃して先制とはいかない。
 http://mainichi.jp/articles/20161215/sck/00m/050/020000c#csidxa94111eb3ffa7708a2bd63ec3f1fe38
-----引用 ここまで-----

 若い選手なのかな?と検索。25歳なのでそこまで若くはないものの、今のレアル・マドリードでは若めですかね。ジダン監督は現役時代から想像できないほど守備にうるさい感じだったので、クラブワールドカップのような負けられない試合では重宝されそうな選手。今日もフル出場でした。

2026年9月11日金曜日

27人中14人が監督になったユベントスの2000/01シーズンプレーヤーたち

■2017/03/23 27人中14人が監督になったユベントスの2000/01シーズンプレーヤーたち





■2017/03/23 27人中14人が監督になったユベントスの2000/01シーズンプレーヤーたち

 2000/01シーズンというのは、ユベントスの黄金世代というわけではなく、ローマと争って優勝できなかったシーズン だそうです。
 ところが、このシーズンにプレーした27人中14人、実に半分以上が監督になっているといるというすごい年になりました。しかも、ジダンやコンテといった大成功している監督も輩出しています。

ジネディーヌ・ジダン レアル・マドリーで昨季チャンピオンズリーグ優勝
アントニオ・コンテ ユーベを率いてセリエAで3年連続優勝、チェルシーで現在1位
フィリッポ・インザーギ ミラン監督
イゴール・トゥドール 母国クロアチアやギリシャの名門クラブ、トルコのガラタサライ
パオロ・モンテーロ アルゼンチンのロサリオ・セントラル
フアン・エスナイデル スペインのコルドバやヘタフェ、J2のジェフユナイテッド市原・千葉
ジャンルカ・ザンブロッタ インドのデリー・ディナモス
チロ・フェッラーラ 中国の武漢卓爾
マルク・ユリアーノ、レッシオ・タッキナルディ、ミケランジェロ・ランプッラ、マルコ・ザンキ イタリアの下部リーグやユースチームなど
エドガー・ダーヴッツ 現役引退前にイングランド下部で選手兼監督
アチルソン 母国ブラジルで監督

 ついでに言うと、当時の監督は、カルロ・アンチェロッティ。現在もバイエルン・ミュンヘンというビッグチームを率いています。
 逆に、現時点でまだ監督の道に進んでいない大物選手としては、アレッサンドロ・デル・ピエーロやダビド・トレゼゲ、エドウィン・ファン・デル・サールが挙げられていました。

監督"14人"を輩出したユーベの2000/01シーズン組。日本で指揮を執る監督も フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年03月22日

 探せばこれ以上の例が出てくるかもしれませんが、これはなかなか象徴的だと思います。
  というのも、現在では落ちぶれたセリエAですが、当時は世界最高の呼び声が高い豪華なリーグでした。そして、その中でも特に豪華なメンバーを揃えていたクラブの一つが、ユベントスです。
 したがって、監督輩出の多さは、当時のリーグやクラブのレベルの高さを示しているものと思われます。

2026年9月10日木曜日

ヨーロッパの外国人選手の割合 最多と最小のリーグはどこ?

■2017/02/19 スペインでついにスタメン11人が全員別の国籍に!自国の選手はいた?
■2017/03/08 ヨーロッパの外国人選手の割合 最多と最小のリーグはどこ?
■2021/11/27 Jリーグの外国人枠撤廃に反対!だった元Jリーガーが心変わり
■2021/11/27 オーストラリアは自国選手を出すクラブにお金を払ってバランス


■2017/02/19 スペインでついにスタメン11人が全員別の国籍に!自国の選手はいた?

 リーガで究極の"多国籍軍"が実現。グラナダが11ヶ国の選手を先発起用 フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年02月18日によると、2017/2/17、グラナダがリーガエスパニョーラ第23節の試合でベティスと対戦で起用したのは、11の異なる国籍を持つ11人の選手たちでした。スペインでは初めてのことだそう。
 以前は、先発11人が全て外国人選手という試合がニュースになったものの、これはもう日常茶飯事。ただ、今回のような例はまだ珍しいのでしょう。先発で出場した選手らの国籍は以下。幸い、地元スペインの選手もいました。

スペイン
メキシコ
コロンビア
アイスランド
ウルグアイ
カメルーン
ガーナ
ブラジル
フランス
ナイジェリア
モロッコ

  ちなみに、交代選手としては2人のスペイン人と1人のギリシャ人。よって、計12ヶ国の選手がプレーすることになったということで、これもまたすごいです。なお、試合には4-1で大勝。多国籍軍でもうまく行っています。
 あと、この多国籍さに関しては、かつてよく言われたように自国の選手育成としてどうか?という問題はあります。
 最近は、高学年俸での移籍が目立つ中国ばかりが、選手育成に問題があると叩かれていますが、 実際にはヨーロッパは他国のことをとやかく言えないのです。さっき書いた先発11人が全て外国人選手という試合が珍しくないというのも、そういう話ですね。


■2017/03/08 ヨーロッパの外国人選手の割合 最多と最小のリーグはどこ?

 さて、ヨーロッパの外国人選手の割合が最多のリーグはどこか?という話です。前半の話の流れからすればスペインのリーガ・エスパニョーラと思うかもしれませんが、実はスペインが最小なんですよ。むしろ外国人選手は少ないようです。
  一方の最多は、私が予想した通りにプレミアリーグでした。イギリスってそういうところあるんですよね。
 海外勢が席巻してしまう現象を「ウィンブルドン現象」といいますが、これはイギリスのテニスのウィンブルドンが元ネタ。また、 金融都市ロンドンなど、企業のウィンブルドン現象もイギリスは進んでいて、世界の代表例であり、成功例でした。
 ところが、そのイギリスでEU離脱が決まっちゃったんですけどね。本当は利益を得ていたのに…。

 サッカーの話に戻して、 外国人選手の割合ランキングです。

<ヨーロッパのリーグの外国人選手割合ランキング>
1位 プレミアリーグ(64%):イングランド
2位 ジュピラー・プロ・リーグ(60.1%):ベルギー
3位 ファースト・ディビジョン(56.4%):キプロス
4位 プリメイラ・リーガ(56.1%)ポルトガル
5位 プレミア・ディビジョン(55.8%):ジブラルタル
6位 スコティッシュ・プレミアシップ(53.2%):スコットランド
7位 ブンデスリーガ(53%):ドイツ
8位 セリエA(52%):イタリア
9位 スュペル・リグ(51.8%):トルコ
10位 スーパーリーグ(49.2%):スイス
11位 マルタ・プレミアリーグ(44.9%):マルタ
12位 リーグアン(43.4%):フランス
13位 リーガエスパニョーラ(42.8%):スペイン
(6日にスペイン紙『マルカ』が報じたもの)
リーガ、欧州で最も外国人選手の割合が少ないリーグに。一方で最多のリーグは? フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年03月07日

 リーガ・エスパニョーラは、バルセロナなど外国人選手が多く在籍しているクラブの印象が強いです。しかし、アスレティック・ビルバオのようなバスク人に限定するというクラブ方針を守っているクラブもあるんるんですよね。
 また政治的な話になってしまうのですが、このバスクはスペインからの独立運動が盛んな地域。そういう事情もあって、バスク人重視という傾向があるのです。ただ、最近はこのバスク地方以上に、バルセロナを抱えるカタルーニャ地方の独立機運が高まっており、驚いています。
 イギリスにおけるスコットランドと違って、スペインの場合は独立の枠組みはなさそうなので簡単には行かないでしょうが、ここらへんもきな臭いですね。


■2021/11/27 Jリーグの外国人枠撤廃に反対!だった元Jリーガーが心変わり

 Jリーグの外国人枠に関する話も…と思って検索。<【スカサカ!ライブ】賛成? 反対? Jリーグの外国人枠撤廃について識者が激論 | サッカーキング>(2018.08.14)という記事が出てきました。

・下村東美(セレッソ大阪やジェフユナイテッド千葉でプレー) 反対
「選手をやっていた身からすると、Jリーグは日本人選手を育てるためのリーグという前提があると思っているので、撤廃してしまうと極端な話、日本人選手が1シーズン全くプレーできないチームも出てくると思う。そうなると、果たしてそれがJリーグ、日本人のためになるのかというリスクは間違いなくあるのかなと思っています」
https://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20180814/812587.html

 予想外なことに、議論を進めていく中で、外国人枠撤廃に反対派だった下村東美さんも外国人枠撤廃のメリットを認めるような形になってきたとのことです。
 「世界が先に進んでいるかもしれないですけど、そこに追いつき、追い越すためには、刺激も間違いなく必要」「一発で試合を決めちゃう選手がいる。そういう選手たちと触れる機会が自国のリーグであるのはメリットですね」といった話をしていたそうです。
 最後には「(外国人枠撤廃)は社会全体的に見ても、何かを取り入れるチャンスかなと思いました。反対派だったんですけど、なんかちょっと肯定派になってきつつあります」としていて、だいぶ意見が変わってしまいました。


■2021/11/27 オーストラリアは自国選手を出すクラブにお金を払ってバランス

 一方、最初から賛成意見だったのは、河治良幸(サッカー専門新聞『エル・ゴラッソ』で日本代表を担当)さんです。

「理由としては、W杯の時の主力が海外組中心で、国内組のレギュラーが昌子(源/鹿島アントラーズ)1人だけだった。その理由は、(選手の)レベルじゃないんです。耐性というか、外国人に対する慣れがものすごく大きくて。もちろん海外に行ってそこの環境に揉まれるという、オフ・ザ・ピッチも含めたところも大事なんですけど、一方で外国人の選手たち、特徴の違う選手たちを受け入れた中で勝負をしていって、その中で経験を積むのはすごくメリットが大きいと思うので」

 ただし、河治良幸さんはバランスを取っていくのが大事としています。「実際にヨーロッパで撤廃しているところでも、何人まで自国の選手を入れなければならないとか、アカデミーやユースを含め、ホームタウンで育った選手を何人以上入れなさいとか、そういうホームグロウン制度を条件つきでやっている」としていました。完全撤廃のイメージとはちょっと違いますね。

 おもしろいと思ったが、オーストラリアの例です。「基本的に外国人枠がないんですけど、自国の選手を一定時間以上出すと、放映権料が入ってくるんですね。22歳以下の選手だと、出場時間が2倍に換算されてその分入ってくるとか。だから自国の選手を出せば出すほど得することになるんですが、勝たなきゃいけないので、そこのバランスを考えながらやっている」としていました。
 これ、強豪チームや人気チームなど資金的に強いチームだったら、自国の選手を気にせず使える…ということになります。資金的にはバランスが取れますね。また、自国の選手が少ないと不人気になって資金面に影響する可能性もあり、これもリーグ全体の資金的なバランスを取る要素になるかもしれません。本当おもしろいですね。

2026年9月9日水曜日

「モラス雅輝」を「ラモス瑠偉」と空目!ハーフ?帰化?

■2021/08/19 「モラス雅輝」を「ラモス瑠偉」と空目!ハーフ?帰化?



■2021/08/19 「モラス雅輝」を「ラモス瑠偉」と空目!ハーフ?帰化?

 他のところで書いたのですが、あるサッカー記事で出ていた「モラス雅輝さん(42歳)」を「ラモス瑠偉」と空目して、42歳って年齢おかしくね?と思ってよく確かめたら、「ス」しか合っていませんでした。ラモス瑠偉さんは今64歳だそうで、全然違いますね。ラモス瑠偉さんのWikipediaの説明は以下の通りです。

<ラモス 瑠偉(ラモス るい、Ramos Ruy、1957年2月9日 - )は、ブラジル・リオデジャネイロ出身の元サッカー選手、サッカー指導者(JFA 公認S級コーチ)、フットサル選手、タレントである。1989年に日本に帰化>
<ブラジル名はRuy Gonçalves Ramos Sobrinho(ルイ(フイ)・ゴンサゥヴェス・ラモス(ハモス)・ソブリニョ)[注 1]。愛称の「カリオカ」は「リオっ子」という意味で出身地に由来する。「36歳85日」の日本代表最年長得点記録(2018年時点)を持つ>

 では、モラス雅輝さんは、どういう人なのでしょう? こちらもWikipediaがありました。

<モラス 雅輝(モラス マサキ、Masaki Morass、1979年1月8日 - )は、日本のサッカー指導者。20年以上に渡りヨーロッパで指導者としての実績を積んでいる>

 Wikipediaによると、モラス雅輝さんの場合は、日本出身。出身地は、東京都調布市です。そもそも「生粋の日本人」なんだそうですが、名前のせいで誤報されることが多いとされています。
 では、なぜ海外っぽい名前なの?というのが、不思議なところ。別に両親ともに日本人出身でもカタカナ名にしたって構わないのですが、DQNネームとかキラキラネームとか言われそうです。ただ、そもそも「モラス」は苗字なんですよね。Wikipediaでは、オーストリア出身の剥製技師である継父(ままちち、血のつながっていない父)のペーター・モラスさんの姓を名乗っていると説明されていました。

 こうした育ちの関係なのか、英語、ドイツ語(標準)、南部ドイツ語(アレマン語・バイエルン語)に堪能。小学校は、東京都調布市立深大寺小学校であったものの、中学の時点で東京・横浜独逸学園に行っています。漢字だらけでパッと見だと誤解しそうですが、「独逸」というのは、ドイツの漢字表記。神奈川県横浜市都筑区にあるドイツ人学校なんです。さらに、16歳でドイツへ単身留学しています。単身ってのがすごいですね。
 このドイツ留学時代に背骨の怪我とドイツの名将クリストフ・ダウムに出会ったことがきっかけで1997年に18歳でサッカー選手から指導者に転身したとのこと。プロサッカー選手経験がなく、サッカー選手経験も短いという、プロサッカー指導者ではあまりいない珍しいタイプですね。
 これまでにオーストリア女子ブンデスリーガ1部、ドイツ女子3部、オーストリア男子2部に属するクラブで監督やヘッドコーチを務め、6度のリーグ優勝、5度のリーグ昇格経験を持ちます。また、前述の語学の関係で通訳もこなすというマルチぶり。こりゃあ重宝されますわ~。

2026年9月8日火曜日

JリーグのJ1昇格プレーオフが日本サッカーの質を下げている

■2017/06/29 JリーグのJ1昇格プレーオフが日本サッカーの質を下げている
■2017/06/29 入れ替え戦復活検討とそもそもJ1参入プレーオフができた理由

■2017/06/29 JリーグのJ1昇格プレーオフが日本サッカーの質を下げている

 Jリーグの問題点としては、 J1昇格プレーオフの存在が指摘されていました。なぜ問題か?というと、プレーオフでJ1で昇格したクラブは、のきなみ翌年降格しているため。
 つまり、本来昇格すべきではないレベルの低いクラブが昇格していると考えられるのです。これはリーグでハイレベルな戦いを維持するためには、明らかにマイナス。長期的には日本サッカーにマイナスに働いてきます。

<2013シーズンの大分トリニータを皮切りに、徳島ヴォルティス、モンテディオ山形、そしてアビスパとすべてJ1の最下位に沈み、1年でのJ2降格を余儀なくされてきた。
 入れ替え戦が廃止された2009シーズン以降の3年間における、J2の3位チームも傾向は変わらない。湘南ベルマーレ、アビスパ、北海道コンサドーレ札幌といずれも1年でJ2へUターンしている>
(Jリーグ、“入れ替え戦”復活の背景。上限クラブ数を「60」と想定した構造改革の視座 フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年06月28日 より)

 また、本来J2に落ちるべきではないチームが落ちているというデータもありました。これは考えていませんでしたわ…。

<一方でJ1の16位でJ2へ降格したクラブの翌シーズンの成績を振り返ると、昨シーズンの松本山雅FCを除いて、6つのクラブがすべて2位以内に入ってJ1への返り咲きを果たしている。 しかも2013シーズンのヴィッセル神戸を除いた、5つのクラブが2位に大差をつけて優勝。なかには2014シーズンのベルマーレのように勝ち点を3桁に乗せ、2位に勝ち点差18をつけた独走劇もある>


■2017/06/29 入れ替え戦復活検討とそもそもJ1参入プレーオフができた理由

 この対策として、入れ替え戦の復活というのがあったようです。
  "J1昇格プレーオフを廃止し、従来のJ1の16位とJ2の3位が対戦する入れ替え戦に戻すべきでは、という声がJクラブの代表取締役で構成される実行委員会内であがっていた"とのことでした。

  ただ、J1昇格プレーオフという悪習を作ってしまったことで、既得権益ができてしまいました。

<J2勢としては、可能性が大きく開いたJ1への扉はそのままにしておきたい。ある意味で綱引きの末に生まれたJ1参入プレーオフだったと、Jリーグの黒田卓志フットボール本部長は振り返る>

 こうした入れ替え戦や昇格・参入プレーオフ というのは、個人的には好きでした。独特のハラハラ・ドキドキ感があり、すごく盛り上がります。
 記事では、なぜこうしたことをやっているかはほとんど触れておらず、"予測不能のドラマとしては面白いものの"と書いていた程度。これは要するに、「マスコミなどに注目されるから」といった理由でした。これはこれでメリットとも考えられなくはありません。

 ただ、個人的な好みを抜きにして冷静に考えた場合、リーグの質向上の方が日本サッカーのためになると言えるでしょう。このやり方で終わりではなく、より改善していく必要がありそうです。

2026年9月6日日曜日

日本代表最初のストライカー手島志郎は台湾生まれだった…

■2022/02/25 日本代表最初のストライカー手島志郎は台湾生まれだった…



■2022/02/25 日本代表最初のストライカー手島志郎は台湾生まれだった…

 広島県出身のサッカー選手を見ていると、やたらと昔の日本代表が多くて驚き。かつてはサッカー王国だったんですかね?
 意外だったので、最初はここらへんをタイトルにする予定でしたが、以下の手島志郎さんが気になりました。

<手島志郎 [1930](「全日本の初代ストライカー」、元東京帝国大学ア式蹴球部):台湾生まれ、広島育ち>

 本人単独のWikipediaによると、台湾生まれではありますが、台湾系という意味ではないみたいですね。父が台湾総督府の高官在任時に台北で生まれ、まもなく帰国し広島で育ったとのこと。同じ広島県出身で、日本代表選手、日本代表監督の他、日本サッカー協会会長を務めた超大物・長沼健さんは親戚だそうです。

 「全日本の初代ストライカー」とされているのは、そもそも選抜するタイプの「日本代表」自体が以前はなかったため。どうも選抜ではなく1チームをまるごと…という日本代表チームが普通だったみたいです。今でもカーリングのオリンピック代表なんかはそんな感じですよね。以下のような説明でした。

<1930年、それまでの単独チームではなく、日本蹴球協会が大掛かりな選考を経て編成した初めての選抜チーム、全日本選抜(日本代表)に選出される。このチームでもセンターフォワードとして第9回極東選手権競技大会(東京)の国際Aマッチ2試合に出場し、中華民国戦での先制ゴールを含む2得点と、2試合で計3得点の大活躍を見せ、日本の国際大会における初のタイトル獲得の立役者となった。代表デビュー戦から2試合連続得点は手島が初>

 当時はもちろんプロサッカー選手なんかおらず、コンスタントに試合が組まれていなかったのか、サッカーばかりやっている人は珍しかったのか、この活躍にも関わらず、手島志郎さんが日本代表に選ばれたのはこの年だけだったそうです。
 手島志郎さんが選ばれたときも社会人ではなく、東京帝国大在学時。今では考えられませんが、実は昔東大ってサッカーが強くて、日本代表は東大ベースに他の大学の選手を少し入れる程度だったと聞いた覚えがあります。
 1932年東大卒業後、農林省入りし中国へ。その後、太平洋戦争で帰国し1940年田辺製薬入社しています。ただ、サッカーへの繋がりは、田辺製薬でむしろ復活したようです。

<1947年の東西対抗試合(天覧試合)では全関西代表の監督を務めた。その後、田辺製薬サッカー部の強化に携わり全日本実業団選手権大会6連覇(1950~55年)に貢献。また関西サッカー協会理事を務めた。この他、日本人初のFIFA常任理事を務めた市田左右一をサッカー界に引き入れたのは、旧制広島高校の先輩・手島という。社業ではサッカー仲間でもある田邊五兵衛社長(第14代田邊五兵衛)を助けて常務などを歴任し同社の発展に尽くした>

 日本代表の話から読み始めたのですが、東京帝国大に入る前の旧制広島高校(現広島大学総合科学部)時代にも活躍。1926年、東京帝大主催による官立旧制高校の全国大会、第3回全国高等学校ア式蹴球大会(インターハイ)でセンターフォワード(CF)として準優勝。広島高校が創設間もなかったため、1、2年生チームでの健闘でした。
 また、<1928年の第5回大会では、幅広い動きで当代随一と評を得たHB・野沢正雄主将らと、身長152cmのCF・手島もコマネズミのように動きまわり得点を重ねチームを優勝に導いた>という説明にびっくり。当時のサッカースタイルがわかりませんが、昔のサッカーなので3トップの真ん中のイメージで読んでいたので、152cmというのはびっくりです。
 関東大学リーグ四連覇~六連覇(1931年)に貢献した東大時代も、小柄ながら体の大きなバック(ディフェンダー)とバック間を上半身を強くひねり弾丸のようにすり抜けるプレーを得意とした…と書かれていました。

2026年9月5日土曜日

認知症多いサッカー選手、ヘディングが脳に悪影響?子供は禁止の流れ

■2021/04/08 認知症多いサッカー選手、ヘディングが脳に悪影響?子供は禁止の流れ
■2021/10/15 英断!日本が通常の交代以外に「脳振盪による交代」のルールを実施



■2021/04/08 認知症多いサッカー選手、ヘディングが脳に悪影響?子供は禁止の流れ

 だいぶ前に報道あって取り上げた気がしたのですが、ブロウ内検索しても見つからず。また、だいぶ前でもなく研究が出たのは2019年秋だったみたいですね。英グラスゴー大が発表した調査結果では、ヘディングが原因という直接的な因果関係は証明されていないものの、「元選手は一般の人より認知症などを患う可能性が約3・5倍高い」と指摘。脳が発達中の子ども時代からヘディングを繰り返すことの危険性を訴えたそうです。
 この話があったのは、さらに後の2020年3月30日の記事。子どものヘディング、脳に悪影響? 英国では禁止広がる:朝日新聞デジタルというタイトルからわかるように、子どものヘディング禁止の流れが実際に起きているという話でした。

<子どもがヘディングを繰り返すことは発達中の脳に悪影響を与える危険があるとして、イングランドサッカー協会(FA)が練習でのヘディング禁止を打ち出した。11歳以下までのチームは原則禁止とし、年齢が上がるごとに緩和させる>
<指針はあくまで監督やコーチら指導者を手助けする目的で作られ、義務ではない。試合では従来通り認められ、ルール変更もない。それでも頭部への衝撃を和らげるため「ボールの空気圧は基準の最低値を使うように」と記すなど、細やかな配慮がうかがえる。FAは「(指針は)『慎重すぎる』と責められそうだが、脳振盪(しんとう)などのリスクを軽減できるのならば、それでいい」。英国ではイングランドとスコットランド、北アイルランドが採用した>

 指針づくりの参考になったとみられるのが、2016年1月に導入された米国協会のガイドラインということで、アメリカの方が早かったみたいですね。イギリスより厳しい面もあります。

<11~13歳以下は練習時の制限を設定。10歳以下は練習と試合の双方で禁止し、試合中にヘディングした場合はファウルと同じ扱いで間接FKになる、とした。主要な大会では専門医を置き、脳振盪の疑いが出ると一時的な交代が認められるといった規定もある>

 敗訴したものの、米国の親たちが「サッカーをする5万人近い高校生が頭部外傷を負った」として、国際サッカー連盟(FIFA)などを相手取り提訴したことがきっかけとなったそうで、さすが訴訟大国アメリカといった感じ。一方、報道時点では日本の関心は薄いとされていました。これもお国柄、日本らしさといった感じですが、欧米が導入すると倣う傾向もあるため、今後は変わってくると思われます。

■2021/10/15 英断!日本が通常の交代以外に「脳振盪による交代」のルールを実施

 「ヘディング」という話ではありませんが、「脳振盪による交代」ルールの話をここに。
 <育成年代も含むJリーグの公式試合すべてで「脳振盪による交代」ルール実施へ | サッカーキング>によると、Jリーグは「脳振盪による交代」ルールを育成年代も含むJリーグの公式試合すべて及びプレシーズンマッチにおいて導入すると発表していました。
 良い対応だと思いましたが、Jリーグ独自というわけではないみたいですね。「国際サッカー評議会(IFAB)から通達のあった「脳振盪による交代(再出場なし)の追加における試行」について、選手の安全の確保を最大化させることを目的に、育成年代も含むJリーグの公式試合すべて及びプレシーズンマッチにおいて導入することを決定いたしました」とのことです。

<脳振盪は、頭を強く打つなどして、意識が飛んだり記憶を失ったりする脳の障害。これまでも危険な状態ながらプレーを続けるケースも多数あった。
 現行のルールでは、試合中に脳振盪が起こった場合には、選手を動かさず、ピッチ上で診断を行い判断することになっていた。しかし今回Jリーグが導入した脳震盪ルールでは交代が可能となる>
https://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20210128/1173138.html

 交代の回数は「『脳振盪による交代』は、『通常の』交代の回数の制限とは別に取り扱われる」というのは良い点。交代枠を使うとなると、チームが交代を躊躇したり、選手が無理をしてプレーをしたりするおそれが高まるためです。
 ただ、「1試合において、各チーム最大1人の『脳振盪による交代』を使うことができる」というのは残念。無制限にすると、「脳振盪による交代」と偽った交代が出るおそれがあるため制限を設けたのだと思われますが、選手の安全重視という観点からは「1人まで」というのは、あまり良いルールではないと言わざるを得ません。

2026年9月4日金曜日

公式ソングに「うざい」など不適切発言連発もヴィアティン三重がゆるゆる処分

■2021/11/07 公式ソングに「うざい」など不適切発言連発もヴィアティン三重がゆるゆる処分



■2021/11/07 公式ソングに「うざい」など不適切発言連発もヴィアティン三重がゆるゆる処分

 気になったのに調べていなかったJFLヴィアティン三重の選手の不適切発言の件を今頃読んでいました。2021年8月下旬の話ですね。
 これは、JFLのヴィアティン三重は24日、22日に行われた第19節いわきFC戦(22日・朝日ガスエナジー東員スタジアム)におけるライブ配信中に発生した所属選手による不適切発言。ライブ配信で調子に乗ったというわけではなく、ライブ配信の撮影を担当していた所属選手がまだマイクが入っていないと思い、話した音声がライブ配信で流れたということだそうです。不適切発言だらけで多数ありました。まず、相手チームに対する問題発言から。

【1】いわきFCに関連する不適切発言
 ・選手の呼称について
 ・故意に反スポーツマンシップによる行動でプレーを妨害したこと(過去の試合において)
 ・容姿を揶揄するような表現
 ・クラブと選手の契約内容について根拠のない憶測で話をしたこと
(JFLヴィアティン三重 選手の不適切発言を報告「うざいな、この歌」「ゆるゆる」等/サッカー/デイリースポーツ onlineより)
https://www.daily.co.jp/soccer/2021/08/24/0014618128.shtml

 これ以外に【2】その他の不適切発言が5つあります。これはそこまでひどい発言じゃないような気がしますが、練習が緩かったことをバラしていました。「楽で良かったね」的なところがありますけどね。

 (1)練習内容について
 A「今日勝ったらでかいなぁ」
 B「今日勝ったらでかいなぁ」
 A「勝ったらすげぇ。これで勝てたらマジ練習あんな感じでいい」
 B「間違いない」
 A「それを証明してほしい気持ちもあるけどな」
 B「ゆるゆるっすもんね」
 A「ゆっるゆるやで。マジ、あんなゆるゆるの週ないでしょ、今まで」
 C「ないっすね」

 わかりづらかったのが、次の不適切発言です。

 (2)Aレフェリーに対して
 A「髪の毛で分かるな~」
 B「1人で出てくる」
 A「先に出てくるから」
 C「あの女の人は副審っすかね?」

 一部ネット上で指摘されている「女性審判に対しての性的発言」という事実は、映像および聞き取りから確認できなかったとしたと書かれていたのでこの関係ですかね。また、「電子チャント批判」についても同様に確認できなかったとされていました。

 (3)Bレフェリーに対して
 A「あの人は絶対4審っすね、左の」
 B「4審だけ分かんの、絶対」
 C「何もできんしょ」

 一転して上記の不適切発言は問題がわかりやすいもの。バカにしまくってます。また、次のサポーター侮辱発言も前半がわかりやすいもので、マジひどいよな~というものでした。後半はたぶんAとBの職場の人が来ているけど、ふたりとも試合出てないし…という話でしょうね。

 (4)サポーターに対して
 A「サポーターってすごいよな、こんな日でも…。せっかくの日曜日にすごいよな、本当。もっとやることあるでしょう…」
 B「休みたいよな~」
 C「●●(職場)の人たち来てないんすか?」
 A「来てると思う」
 C「毎週来てますよね?」
 A「そんな来てくれんくていいんやけどな。俺らどっちも出やんし、マジで気まずいねん」
 B「めっちゃ気まずいっすよね」
 A「めっちゃ気まずい!」
 B「片方入ってたらまだいいんすけどね」
 A「どっちもおらんって…」

 最後もひどいとわかりやすいもので、公式応援ソング批判というクソ発言。先程書いた、一部ネット上で指摘されている「電子チャント批判」という事実は、映像および聞き取りから確認できなかったとしたと書かれていたのも、ここらへんの関係かもしれません。

 (5)公式応援ソングに対して
 A「うざいな、この歌」
 B「それダメでしょ、言っちゃ(笑)」
 A「ずっと聴いてる、去年から」

 さらに問題だったのは、こうしたひどい発言に対する処分。ヴィアティン三重が処分した選手は5人で、そのうち1人がリーグ戦2試合の出場停止ならびに厳重注意処分で4人は厳重注意処分でした。これがあまりにも軽すぎると批判されていました。ヴィアティン三重は練習がゆるゆるなだけでなく、暴言への処分も軽いようです。

<軽すぎるってコメントが多数で良かった。自分も軽すぎて目を疑った。スポンサー、サポーター、アーティストの人。試合運営。全てに毒吐いて全てを全否定。それでも契約解除されないんだから凄いクラブだね>
<正直、このような選手を保持していてもクラブにもマイナスにしかならないと思うが>
<さすがに甘すぎ ひとこと不適切発言しただけでも処分受けることもあるのに、様々な事柄に対してかなりの数の不適切発言した彼らは2試合出場停止or厳重注意って...>
<これで厳重注意程度なら、何をやったら解雇になるんだ?人間教育のためと言えば聞こえはいいけど、社会人としてダメなことをしたら相応の罰があると教えないと>
(ライブ配信で不適切発言のJFLヴィアティン三重が処分発表 該当選手は5人 8/25(水) 13:08配信 ヴィアティン三重より) 
https://news.yahoo.co.jp/articles/7cb369608574eac673944f8117ba1e2b2b55a56d

2026年9月2日水曜日

若くして50キャップのイランの天才ホセイン・カエビが突然消えた理由とは?

■2019/01/24 若くして50キャップのイランの天才ホセイン・カエビが突然消えた理由とは?



■2019/01/24 若くして50キャップのイランの天才ホセイン・カエビが突然消えた理由とは?

 2006年W杯ドイツ大会グループステージで、イランがポルトガル代表に0-2で負けた試合。ポルトガル代表を中心にしていたため、スタメンすらメモしていませんでした。ただ、1人だけメモが残っています。
 イランの右サイドバックのカービという選手。20歳と若く、若さゆえか熱くなるプレーが見られたものの、スピードを感じる良さそうなプレーヤーでした。
 検索すると、ホセイン・カエビ、H・カエビなどの表記が一般的なようです。Wikipediaによると、僅か16歳半でイラン代表デビューを果たしたイランの天才選手。 2007年、21歳にして50キャップを達成しました。

 イングランド・フットボールリーグのレスター・シティでもプレーしていたものの、活躍できなかったのかイランに戻っています。また、Wikipediaのデータが古いためか、87キャップとその後はあまり増えておらず、伸び悩んだのかもしれません。
 …と思って続きを読んだら、2009年6月、ワールドカップ予選の韓国戦で緑色のリストバンドをつけて試合に出場したため、代表からの無期出場停止処分を受けたとのこと。その後処分が解除されたかは不明ですが、伸び悩みの原因になったのかも。なお、ほかにアリ・カリミら3選手が処分されています。
 緑色はイラン大統領選挙で敗れ、現大統領アフマディーネジャードによる不正があったと主張している改革派のシンボルカラーであり、改革派を支持していると受け止められた模様。
 政府当局から強要や圧力があったかどうかは不明とされていましたが、スポーツに政治的な主張を持ち込むのはそもそも厳禁なんですよ。日本では、このことをわかっておらず、時折変な主張が見られるものの、ここはもっとしっかりやらないとたいへんなことになります。

 なお、他のサイトでは、右サイドハーフやセンターハーフもこなすという情報もありました。