■2020/11/16 日本にはかつてFCニッポンというクラブが存在…日本代表って意味?
「FCニッポン」というクラブがあったと、知ってびっくり。これは「日本代表」という意味ではありません。東京ヴェルディ1969 - Wikipediaを見ていて、知った話なんですよ。つまり、ヴェルディがFCニッポンと名乗っいた時代があったのです。マスコミでもそういう表記はなかったんですけどね。Wikipediaによると、チーム名(正式名称)は、Jリーグ加盟から1999年1月31日までは「読売日本サッカークラブ」、同年2月1日より2009年10月20日までは「FCニッポン」、2009年10月21日以降は現名称の「東京ヴェルディ1969」だといいます。「読売日本サッカークラブ」の「日本」が残った形ですかね。
ただ、1クラブが「FCニッポン」と名乗るというのは、問題を感じるもの。おこがましい…図々しくでしゃばっている感じもあります。ちなみにかつての読売クラブには「日本代表に選ばれるより読売でレギュラーを取る方が難しい」とも言われた、すごすぎる黄金期がありました。ただ、前述の通り、1999~2009年に名乗っていた名前であり、全然強くなかった時代。最後の優勝は1994年というはるか昔。しかも、FCニッポン時代の最高成績は名乗りだした1999年の7位というひどさ。2006年にはJ2に降格。最高7位、二桁常連、J2降格のくせして、「FCニッポン」とは、マジで図々しいです。
なお、「FCニッポン」時代に実際に言われていた呼称は、その前の「読売日本サッカークラブ」と変わらず、「ヴェルディ川崎」でした。ヴェルディは絶えず、ホームタウンを川崎から東京へ移すという話も出ていたところですから、川崎愛のなさも感じる話ですね。ヴェルディは日本最高のクラブとしてJリーグに参加し、全国的な知名度も高かったにも関わらず、サポーター愛の弱いクラブとしても有名だったことも思い出します。本拠地である地元川崎への愛がなかったせいかもしれません。