2026年4月10日金曜日

風間八宏監督ってすごいの?すごくないの?低迷で名古屋を解任される

■2019/10/09 風間八宏監督ってすごいの?すごくないの?低迷で名古屋を解任される
■2019/10/09 風間サッカーは外国人選手か良い選手頼りで失点が多い?
■2019/10/09 川崎に比べて名古屋は選手が悪い!解任は我慢すべきだった?
■2019/11/24 ほぼ完成していたはずの風間サッカーが崩壊した理由



■2019/10/09 風間八宏監督ってすごいの?すごくないの?低迷で名古屋を解任される

 以前、風間八宏監督ってすごいの?すごくないの?という投稿をしたと思っていました。が、なんぼ探しても見つからず。うーん、投稿しなかったのかもしれません。
 その話があるとわかりやすかったのですけど、とうとう名古屋の監督を解任となりました。名古屋では前年の前半は低迷してやばかったものの、大型補強が成功したせいか後半好調。とはいえ、全体としては15位。そして、また今年低迷してしまっために、今度は耐えきれず解任となった感じですね。8勝7分け11敗の11位でしたので、去年よりは良いんですけど…。
 J1名古屋、風間監督を解任 後任はフィッカデンティ氏 | 共同通信(2019/9/23 13:04)では、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場を目指して積極的に補強した今季は守備が安定せず、失点を重ねて上位に食い込めなかったとしていました。


■2019/10/09 風間サッカーは外国人選手か良い選手頼りで失点が多い?

 苦労したのですけど、 検索して2018年の不調のときに読んでおもしろかったブログを見つけ出しました。風間監督、解任すべき?しないべき?を考える (2018/4/30 hardworkeers2007)のブログというものです。名古屋サポーターが主体だと思われますが、解任すべきかしないべきかで、ネットの反応も分かれているというものです。
 解任派での主力は、 「風間サッカーの未来が見えない」というもの。当時は終わりの見えない連敗の最中(8連敗中)であり、このスタイルで勝てるようになるのか?というところがありました。なお、当時言われていた外国人頼りや失点の多さは、一度好調になった後にも言われています。風間サッカーの本質かもしれません。
  実は擁護派の意見でも、外国人頼りと似たところが見られます。「選手層がそもそも薄い」「やり方を変えてもついていける選手がいない」というものです。とはいえ、2018年夏に補強、そして、さらなる補強をした2019年には、擁護としてはかなり苦しくなるかもしれません。
  また、興味深いのは、「指揮官としては適任じゃない。指導者として雇えば?」「11対11における戦術家としては失格。川崎時代だって結果を出せていない」といったもの。このうち、川崎で結果を出せていないってのは嘘でしょう。
 ただ、実は結果を出しているように見える監督でも、細かくチームを作れない監督ってのは結構いるんですよね。ひょっとしたらきっちりとチームを作れる監督というのは、ほとんどいないのかもしれません。


■2019/10/09 川崎に比べて名古屋は選手が悪い!解任は我慢すべきだった?

 川崎時代との違いという話が出てきましたが、実を言うと、これは先の外国人頼り、というか、良い選手頼りのところにも戻ってきます。2年目ですぐに結果を出した川崎の場合、日本人選手を含めてCBや中盤にしっかりした選手がいたとのこと。結局、良い選手がいてこそみたいなんですね。
 さらに、ブログの作者さんが川崎をよく知る人に聞いたところ、ボール保持率を高める風間サッカーを目指しつつも、得点パターンはそうではなくてカウンターでした。風間サッカーで勝っていたわけではない模様。風間サッカー浸透には、良い選手だけでなく時間も必要なのです。
 ブログ作者はこのような背景から夏の大型補強を希望し、実際に大きな補強があり、 絶好調で破竹の快進撃を続けた時期がありました。しかし、結局、2018年と同じような悩みに戻ってきて解任。
 反論としては、選手らが適応できるまで、あるいは成長するまで待つ我慢がまだまだ必要だった…ということになるでしょう。ただ、正直良い選手が揃わないと即降格争いになってしまう監督というのは、監督としての評価では良い点数をあげづらいものだと思います。「良い選手を揃えて時間ももらえるなら俺だってやれる!」と多くの監督が思うでしょう。風間監督を特別扱いしすぎです。
 前述の通り、2018年も2019年はかなり補強もしていましたしね。特に2019年の補強については、文句なしのA評価としているマスコミすらありました…。擁護は難しいと思います。

■2019/11/24 ほぼ完成していたはずの風間サッカーが崩壊した理由

 風間グランパスの終焉…独特すぎる攻撃偏重スタイルはなぜ大成しなかったのか?(サッカーダイジェストWeb 今井雄一朗)という記事があったので、読んでみました。
 まず、記事によると、<独特にして攻撃偏重の風間監督のもと、約2年半を戦ってきた名古屋は“名古屋の風間スタイル”を確立しつつはあった>とのこと。そもそも時間の問題はほぼクリアしていたようです。前回も書いたように、一時は強かったときがあります。
 じゃあ、なぜダメだったの?と言うと、対策法がわかると途端にダメになってしまったため…とのこと。徹底的に守備してカウンターで対処可能だったようです。かつて風間サッカーをやった川崎だけはそれをやらずに名古屋に完敗してくれましたが、その後、川崎も真っ向勝負をやめてロングボール戦術に。
 挙げ句、風間名古屋も風間サッカーにこだわるのをやめて、ロングボールを解禁。この時点ですでに自ら風間サッカーを捨てていたようです。
 まとめると、風間サッカーがほぼ完成していたのに全く通用せず、最後は自ら崩壊したということ。うーん、こうやって見ていくと、そもそも風間サッカーに無理があったという感じ。言葉はきつくなかったのですけど、ある意味、私より辛辣な評価ですね。

 記事の中盤の小見出しは、「風間スタイルは名古屋に何を残したのか?」という前向きな良かった探し的なものでした。その良かったことは、和泉竜司や宮原和也といった選手を開花させたということ。また、選手全体が技術的に成長したのでは?という話です。
 ただ、積極的に風間さんを評価する内容ではありませんでした。「固定したチーム戦術やグループ戦術が希薄だっただけに、遺産と呼べる要素は、これ以上は少ないかもしれない」としています。
 さらに、ある意味で戦術に飢えていた選手たちに、後任のルールを決めるタイプの監督が受け入れやすいというメリットがあるのでは?という無理やりな「良かった探し」も。前任社長があまりにクズすぎたので、後任社長が誰であれ喜ばれる…みたいなひどい話ですね。
 前回のときにも書いたように、結果を出しているように見える監督であっても、チームをきちんと作れる監督はそう多くはなさげ。風間八宏さんがまさにそういうタイプだったみたいですね。
 


2026年4月9日木曜日

14歳の選手を抜擢してブレイクさせたフベロ監督

■2019/08/27 ジュビロ磐田に来たフベロ監督はおもしろい
■2019/08/27 14歳の選手を抜擢してブレイクさせたフベロ監督
■2019/08/27 大きく開いた両サイドと長身FWがポイントのサッカー



■2019/08/27 ジュビロ磐田に来たフベロ監督はおもしろい

 低迷している真っ最中の立て直しというのは難しく、またタイプとしてもそういうのが得意ではなく、じっくりと長いスパンで見る監督のように見えますので、成功しない気がするのですけど、ジュビロ磐田に来たスペイン出身のフェルナンド・フベロ監督 はいろいろとおもしろいなと思います。
 私はサッカー選手としての良さと、監督としての能力は別だという考え。そういう意味では、優れたサッカー選手出身ではないという時点でおもしろいですね。選手としてトップレベルでプレーした経験を持たないだけでなく、プロ経験すらなし。生まれ故郷のカタルーニャ州の下部リーグでプレーしていた選手です。
 しかし、精神教育学の学位を持つインテリであり、サッカーの仕事はしていました。2003年からは地元のバルセロナBの分析担当や若手選手のオブザーバーを務めています。ただし、小学校教師としても働いていたということで、これまた異色の経歴です。また、2008年にはカタールが国策として取り組むサッカー選手育成組織「アスパイア ・アカデミー」で働き始め、世界中を飛び回って有望なタレントを発掘するスカウトとして活動していました。
(南米からジュビロ磐田へ、フベロ新監督とは何者か? 異色のキャリア、攻撃的戦術を徹底研究 フットボールチャンネル | スポーツ | 2019年08月23日より)
https://pex.jp/point_news/7f729f02a271675aed2fceff53335b83

■2019/08/27 14歳の選手を抜擢してブレイクさせたフベロ監督

 指導者として注目されたのは、2013年になってから。というか、ひょっとしたらそこまで監督経験はなかったのかもしれない、という書き方でしたね。
 前年の2012年からパラグアイ1部のグアラニでスポーツディレクターを務めていたフベロさんは、当時いた監督の退任にともなって暫定的にトップチームの監督に。その後、別の監督が1ヶ月ほど指揮したものの、結局、フベロさんに戻ってくる形で正式な監督となりました。グアラニでは就任してすぐのパラグアイ1部の前期リーグで2位になるなど、上位をキープ。その後のチームでもコンスタントに好成績を残しています。
 監督経験はなかったものの、前述の通り、スポーツディレクターでした。そして、長年若手選手の能力や才能を見極めるエキスパートとして働いてきたというのが強み。若手の才能開花に定評があるそうです。
 すごい例としては、「U-15の練習を見た際に彼と出会い、才能に目を惹かれてトップチームで練習するよう電話した」という当時14歳のフェルナンド・オヴェラールをデビューさせてウィングや2トップの一角としてブレイクに導いたというのがあります。
 精神教育学の学位を持つだけあり、精神面のマネジメントがうまいようでした。強面なんですけどね。



■2019/08/27 大きく開いた両サイドと長身FWがポイントのサッカー

 ピッチ上の戦術が特に奇抜なわけではなく、近年は4-4-2をベースに4-1-4-1なども使い分け、過去には守備時は5バックになる3-4-2-1も採用していました。ボールポゼッションをベースに攻撃的なスタイルで、攻撃力が評価されています。とはいえ、守備のリスク管理も考慮されており、実はこちらの方がポイントかもしれません。
 ここは個人的には好きではないものの、空中戦に強い長身ストライカーがいるというのが特徴の一つ。 2トップの場合、相手は小回りの効くタイプを採用します。
 近年のフベロ監督の戦術では、両サイドバックが大きく開いて高い位置を取り、ピッチの横幅を確保。速攻ではなくボールポゼッションをとるサッカーのようで、そのときには相手守備ブロックに中央を閉じられてしまうことが多いため、崩しのメインはサイドから。サイドをえぐってクロスを供給します。
 このため、ヘディングの強い選手は必須。また、こぼれても逆サイドのウィングか2トップの相方が2次攻撃を狙うということで、ここで大きく両サイドに開く意味が出てきます。
 また、 守備面でもこの大きく開いた両サイドは重要。危険な中央でボールを失うリスクを回避しつつ、サイドアタックで崩すというスタイル。論理的ですね。


■2019/10/12 降格争いの状態でやってきたジュビロ磐田ではやはり苦戦?

 ジュビロ磐田では「成功しない気がする」と書いたように苦戦。まだ降格は決まっていないものの、最下位のままでほぼ降格が確実な感じです。攻守に消極的なジュビロ磐田。2度目のJ2降格はもはや免れないか|web Sportiva(浅田真樹 2019.10.09)という記事も出ていました。
 記事では、「勝てないチームが見せる典型のような試合」を披露していると指摘。
 まず守備では、 しっかりと相手選手に体を寄せ、ボールに向かって足を出す積極的なプレーはなく、距離を取って消極的。勝てない試合が多いため、ボールを奪おうという気持ちより、自分のところでミスをしたくないという気持ちが勝り、結果的にボールを回されて消耗する形になったという意味のようです。
 一方、攻撃では、縦にテンポアップしないまま、サイドからクロスを入れるしかなくなることが多かったとのこと。ただ、これはこの記事でも「フベロ監督が志向するサッカー」と書いていたように、フベロ監督 の望むスタイルですので、選手だけの問題ではないところがあります。


2026年4月7日火曜日

岡山県出身で将来を期待された苔口卓也が陥ったスランプ

■2019/07/13 岡山県出身で将来を期待された苔口卓也が陥ったスランプ



■2019/07/13 岡山県出身で将来を期待された苔口卓也が陥ったスランプ

 2004年SBSカップのメモで苔口が出てきたので、岡山県出身のサッカー選手の項目を作成しました。

FW、MF 苔口卓也 J1     62 J2     187(カターレ富山、U-22日本代表)
 2004年SBSカップではLWB。後半からの登場ですが、所属クラブであるセレッソ大阪優先のためであり、ユース代表では本来なら余裕でスタメンです。この日はチーム優先でそもそもいない選手も多かったです。
 苔口は 寺田紳一に変わって出場すると、いきなり抜いてチャンス。スピードがあり、寺田にはないサイド突破ができました。ただし、回数は少なかったとのメモです。
 私はそこまで好きではなかったものの、そこそこ良い選手という感じ。世間の評価はもっと高く、既にクラブのセレッソが手放したがらなかったように評価の高い選手でした。
 しかし、名前を全く聞かなくなったなと思ったら、スランプになっていた模様。私はてっきりRSHだと思っていたんですけど、FWの方が本職のようで、Wikipediaでは「五輪予選が始まると招集されなくなり、セレッソで試合に出場しても、シュートが打てないなどの不振に陥った」と書かれていました。とはいえ、J3のカターレ富山移籍後は復活し、J2に昇格してもコンスタントに出ています。良かったですね。

多田大介(シーラーチャーFC)
CB、DH 江添建次郎(元カターレ富山) J1    15 J2    132
青山敏弘(サンフレッチェ広島、U-22日本代表)
MF、FW 大西容平(元カターレ富山)J1     34  J2     242    
大西康平(元松本山雅FC)
田中秀哉(元FC大阪)
李漢宰(FC町田ゼルビア、北朝鮮代表):倉敷市
難波宏明(FC岐阜)
田村仁崇(元SC相模原)
奈良林寛紀(元藤枝MYFC):倉敷市
板野圭竜(ファジアーノ岡山ネクスト):倉敷市
加藤健人(ザスパクサツ群馬):岡山市
田中宏昌(ファジアーノ岡山ネクスト):総社市
金光栄大(ファジアーノ岡山ネクスト)
福本尚純(ファジアーノ岡山ネクスト)
川原周剛(元ファジアーノ岡山)
妹尾隆佑(ファジアーノ岡山) 
丸谷明(元ファジアーノ岡山)
関口圭亮(元ファジアーノ岡山)
藤定孝章(元ファジアーノ岡山)
滝裕徳(元ファジアーノ岡山)
青山俊輔(元ファジアーノ岡山)
岩田大樹(元ファジアーノ岡山)
岡本竜之介(元カマタマーレ讃岐)
安英学(横浜FC、北朝鮮代表)
小野田将人(FC今治)
梁圭史(ファジアーノ岡山コーチ、元ヴェルディ川崎、ザスパ草津、朝鮮代表):倉敷市
土田尚史(浦和レッズGKコーチ、元浦和レッズ):岡山市
久永啓(サンフレッチェ広島コーチ)
加戸由佳(岡山湯郷Belle)
高松剛太郎(元三菱水島FC)
高松健太郎(元横河武蔵野FC)
黒田和生(滝川第二高等学校初代監督):倉敷市
亘崇詞(元ボカ・ジュニアーズ)
DF、FW 秋田英義(元FC岐阜):津山市 J     1  J2     105
那須甚有(ガイナーレ鳥取):倉敷市
熊田克斗(FC大阪):津山市
佐野海舟(FC町田ゼルビア):津山市
佐野航大:津山市
(岡山県出身の人物一覧 - Wikipediaより)