■2015/10/23 日本人選手がシュートが下手な理由を論文で明らかに 富岡義志雄教授(東京経済大学)
■2017/09/04 タトゥー1つで身体能力が3~5%も低下、発汗機能や体温調節機能を阻害
■2015/9/18 サッカーは運動量が多いほど勝てる…は本当か? 日本と海外で違い
■2015/10/23 日本人選手がシュートが下手な理由を論文で明らかに 富岡義志雄教授(東京経済大学)
<ゴールを決められる選手と決められない選手の違いはどこにある?>(フットボールチャンネル 2015年10月23日(Fri)11時27分配信 text by 木之下潤)によると、『得点力アップのためのヒント』という論文が出されたそうです。これはおもしろいですね。興味ありますわ。
『得点力アップのためのヒント』という論文を発表したのは、東京経済大学のサッカー部の監督を務める富岡義志雄教授。2011年2月に発表された論文だそうです。
よくありがちな「ぼくはこう思う」的な話は、はっきり言って信頼性が低いんですよね。なので、興味があるのはなるべくデータ的な裏付けがある部分です。まず、以下のところは「そう言っていた」という話だけです。
「とある本に、こんなことが書かれていました。ストイコビッチが名古屋グランパスエイトで日本人選手に対し『なぜパスをするたびに毎回止まってしまうのか。それでは相手にパスが読まれてしまうだけでなく、次の動き出しも遅れ、試合の流れが止まってしまう』と指摘したことがあると」
ただ、ここから日本人選手のキックと、海外の選手のキックが異なるのではないかと考察。実際に蹴り方が異なるようで、違いについて説明されていました。
<日本人はキックの際、一連の動作で立ち足に重心をかけ続けているから次の動作が遅れる。重心を蹴り足と同じように前方へと移動させたら次の動作へスムーズに移行できる。
論文には、日本人選手と海外の選手のインステップシュートのフォームを比較した表が記されている。そのなかには、おもしろい違いもある。『蹴り足の軌道』では、日本人はボールが上方に上がりやすく、海外の選手は低い弾道で飛ぶ特徴があるとか。ほかにも、『腰の動き』では、日本人選手は動かさず、海外の選手は捻るため、イメージとしては腰で蹴る感覚だとか>
よりデータらしいデータも出てきます。2002年と2006年のワールドカップで得点となったシュートコースのデータを見ていました。これによると、得点となったシュートでは、海外の選手のキックの特徴が出たものが多かったそうです。
<ポイントは『高さ』だ。肩から上、腰から肩、腰より下で調べると、両大会とも70%以上、腰より下の低い弾道でネットをゆらしている。
元ブラジル代表のジーコが「シュートはゴールにパスをするように打つのが基本」だとアドバイスをしていたことは有名だ。それと同様、データからもわかる通り、低い弾道の方がGKも防ぎにくいようだ。
この前に、インステップシュートのフォームの違いに触れたが、『低い弾道』のシュートが蹴れる海外の選手が確率高くゴールを奪えているのはデータにも表れている>
低い弾道の方が良いというのは、野球のホームランみたいな、よくあるド派手なシュートはダメな典型ってことですね。
だいぶうろ覚えですが、昔、日本代表の経験もある望月重良選手がゴール左上隅に、柔らかく回転しながら曲がるシュートを打ち、キーパーにセーブされたことがありました。良いシュートでGKがナイスセーブ!という場面だったのですが、解説していたセルジオ越後さんは、「これはGKの見せ場を用意するためのシュートだ」といった趣旨のことを言っていたんですよ。
つまり、見た目は良いシュートに見えるものの、意外にゴールキーパーが対応しやすい、ゴールの可能性の低いシュートだということでしょう。このシュートのことを思い出しました。この解説をしたセルジオ越後さんもブラジルですね。
上記以外の話もおもしろいものばかりだったんですが、記事できちんとしたデータに触れていたのは残念ながらここだけでした。もっと知りたくなる論文です。
■2015/9/18 サッカーは運動量が多いほど勝てる…は本当か? 日本と海外で違い
"J1リーグはファンに対して新たな情報提供サービスを始めた"そうです。
-----引用 ここから-----
最新鋭のトラッキングシステムを利用して選手やチームの走行距離とスプリント回数を解析、そのデータを情報サイト『Jリーグ.jp』で見ることができるのである。
トラッキングシステムは軍事技術のミサイル自動追尾のシステムを応用したもの。メインスタンドに設置された2台の専用カメラがピッチ上のすべての動きを追尾することで、選手の走行距離やスプリント回数がデータ化され、数字として示すことができるのだ。
(略)トラッキングシステムが示す「走行距離」はいうまでもなく選手が試合中にプレーで移動する距離のこと。多ければ運動量が多いことを意味する。また「スプリント回数」は時速24km以上で走った回数を示す。時速24kmとは、400mを1分で走るスピード、100mでは15秒、50mでは7.5秒。これよりも速いスピードで走らないとスプリントとは見なされないわけだ。
Jリーグのデータで判明!選手の運動量とチーム成績は無関係!?|SPORTS セカンド・オピニオン|ダイヤモンド・オンライン 相沢光一 [スポーツライター]【第355回】 2015年7月14日
http://diamond.jp/articles/-/74856?utm_source=daily&utm_medium=email&utm_campaign=doleditor
-----引用 ここまで-----
運動量が多いサッカーは、大好きです。ところが、以下のような結果になってしまいました。
-----引用 ここから-----
ファーストステージを優勝した浦和の1試合あたりの平均走行距離は113.189kmで18チーム中9位。同じく1試合あたりのスプリント回数は165回で8位と、ともに真ん中あたりなのだ。
1試合当たりの走行距離、スプリント回数とも1位だったのは湘南。走行距離は117.139km、スプリント回数は179回と浦和をかなり上まわる。だが、ファーストステージは6勝7敗4分で10位だった(略)。また、走行距離、スプリント回数とも2位だったのは松本だが、4勝10敗3分と負けが込んで15位だった。
-----引用 ここまで-----
"湘南も松本も昨季はJ2リーグで戦い、運動量とスピードで他を圧倒して昇格を果たしたチーム"だそうで、J1になってから運動量が増えたわけではないそうです。
ただ、J1では「走らされている」ということなのでしょう。うまくボールをキープされたり、速攻を食らったり、守りで走る場面が多いのではないかと想像されます。
実際、運動量が極端に少ないクラブの方が上位にいます。おもしろいのは、運動量が少ないものの、スプリント回数は多いという点です。
-----引用 ここから-----
ガンバ大阪の1試合あたりの平均走行距離は112.072kmでリーグ14位と下の方だ。が、スプリント回数は173回で湘南、松本に次いで3位。通常は動きをセーブしていて体力を温存。だが、ここはチャンスと見たらスプリントして一気に攻めたて、ゴールをものにしてしまう。ガンバ大阪はファーストステージ4位(略)
名古屋も同様の傾向がある。チームの平均走行距離はリーグ最低の108.338kmだが、スプリント回数173回はガンバ大阪と並んで3位。(略)名古屋はファーストステージで9位に終わったが、運動量ではるかに優る湘南や松本よりも順位では上。
-----引用 ここまで-----
残念ながら運動量の多さは関係ないものなのね、と納得しかけると、この後に大どんでん返しが待っていました。
実はこのシステムはすでに欧州の主要リーグで採用されています。そして、"ドイツ・ブンデスリーガでは走行距離とスプリント回数に勝るチームが勝つ確率が高いというデータがある"のです。
-----引用 ここから-----
ドイツでは選手が相手のボールを奪うために常に動いている。そして奪った途端、相手の守備陣形が整わないうちに一気に攻撃するというサッカーをする。労を厭わず走りまわり、スプリントを何度でも繰り返すよりハードでスピーディなプレーをしなければ勝利は得られないという考え方があるのだ。
-----引用 ここまで-----
記事では、ブンデスリーガ以外のデータがなぜかありませんでした。他のトップリーグのデータも見ないと、単に「お国柄」という可能性があります。
とはいえ、運動量が少なくても勝ててしまう…というJリーグのレベルの低さを示している可能性は否定できず、ショッキングなオチでした。
■2017/09/04 タトゥー1つで身体能力が3~5%も低下、発汗機能や体温調節機能を阻害
私も正直タトゥーは嫌いですが、タイトル見て偏見では?と思ったタトゥーはサッカー選手に悪影響? 独の大学教授が研究結果を報告 サッカーキング 2017年8月24日 08時58分 (2017年8月24日 13時53分 更新)という記事。
ただ、精神的な影響ではなく、肉体的な話でした。
ケルン体育大学のインゴ・フロベーゼ教授がタトゥーとサッカー選手との関係を研究。タトゥーに使用されるインクの60~70パーセントは皮膚から血管にまで達して体内の血液循環に影響を与えることや、範囲の大きなタトゥーが皮膚の発汗機能や体温調節機能を阻害することを指摘しました。
一つのタトゥーを身体に入れると、しばらくはフィジカル面で3パーセントから5パーセントほどパフォーマンスが低下すると言いますから、予想外に大きい値です。
タトゥーについてフロベーゼ教授は、「私が責任ある立場にあったら、タトゥーは禁止する。小さなことかもしれないが、真剣に検討するべきだ」と各クラブへ対策の必要性を訴えたそうです。
なお、タトゥーを入れている選手が活躍している…という主張は反論にはなりませんよ。喫煙でも似たような反論をする人がいるのですけど、条件を同じにしないと比較できません。
わかりやすくするために極端な例を出すと、三流の選手が絶好調であっても、パフォーマンスが落ちている一流の選手にかなわないといった感じで、そもそもの能力が異なる人を比較するのは無意味なのです。
もっとサッカーを!
2026年11月7日土曜日
2026年11月3日火曜日
PK戦は先攻有利で勝率6割 改革のためにテニス方式を検討中
■2017/03/05 PK戦は先攻有利で勝率6割 改革のためにテニス方式を検討中
■2017/06/24 サッカーを90分制から60分制に変更で、逆に長くなる理由
■2017/06/24 スアレスがやったハンドでゴール阻止も無効に
■2017/03/05 PK戦は先攻有利で勝率6割 改革のためにテニス方式を検討中
サッカーの競技規則を定める国際サッカー評議会(IFAB)を構成するスコットランドサッカー協会CEOのスチュワート・レーガンさんは、「60%のケースにおいて、先に蹴ったチームが勝利している」としていました。
そんなに先攻が有利だとは思いませんでした。理由は書かれていませんが、たぶんリードされる展開が多いので、後攻の方がプレッシャーが強いってことなんでしょうね。
先攻有利のPK戦に大改革? "テニス方式"の導入視野にテスト実施へ フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年03月04日
では、この問題の解決方法はあるのでしょうか?
サッカーの競技規則を定める国際サッカー評議会(IFAB)が検討しているのは、テニス方式。
テニスのタイブレークにおいて両選手が2本ずつサーブを打ち合う方式と同様の、各チームが「2本ずつ」シュートを蹴り合う方法です。
チームAとチームBが対戦するとすれば、以下のような順番になります。
「AB、BA、AB、BA」
IFABは、下部レベルの大会において年内にもテストを実施することを検討しているとのこと。
で、これがなぜ有効そうなのか?と言うと、先ほどの「リードされる展開」が先攻側にも起きやすいということですね。
例えば、全員成功していた場合、今まで後攻側は0ー1,1-2,2-3,3-4など、常に決めなければ大ピンチになるというプレッシャーの中で蹴っていました。
しかし、ABBA方式だと、同じ条件でも 0-1,1-1,2-3,3-3と同点の状態でのキックの回数が増えます。
逆に先攻側は、0-0,1-2,2-2,3-4といった感じで、後攻チーム同様にリードされてプレッシャーがかかる状態でのキックが増えてきます。
このやり方ですと、かなり先攻有利な状況は緩和されるのではないかと思います。
■2017/06/24 サッカーを90分制から60分制に変更で、逆に長くなる理由
別のサッカーの改革案。サッカーが大きく変わる? 90分から「60分制」への変更など驚きの改革案 フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年06月18日 という記事からです。
サッカーの競技規則に関する決定権を持つ国際サッカー評議会(IFAB)。ここが国際サッカー連盟(FIFA)との連携の上で、IFABは「プレー、フェア!」と題するキャンペーンで、提案文書を出していました。
最も 注目されるのが、現在90分間で行われているサッカーの試合時間を「60分」に変更するというもの。
大幅な短縮…と思いきや、 実際のプレー時間は現行のルールより長くなると見られています。"プレーが止まった場合には時計を止める"ためです。
どうも現在は、「一般的な90分間の試合で、インプレー中の実際の時間が60分よりも短い」のだそう。
そこで、「時間稼ぎを減らし、試合のスピードアップを図る」とのこと。プレー時間が増えて、なおかつ以前より早く試合が終わるとすれば、サッカーの魅力も高まるかもしれません。
■2017/06/24 スアレスがやったハンドでゴール阻止も無効に
国際サッカー評議会(IFAB)の提案は、他にもあります。最初のPKの新方式もここに含まれているとのことでした。
・ フリーキックやコーナーキックの場面で他の選手にパスを出さずにキッカーが自ら2回以上タッチしてプレーを進めることを認める
・ゴールライン上でのハンドでゴールが阻まれた場合には得点を認める
・前半終了や試合終了の笛はプレーが止まった時にのみ吹かれるようにする
「ゴールライン上でのハンドでゴールが阻まれた場合には得点を認める」は、すぐにでも始めるべきでしょう。
昔ワールドカップで、ウルグアイのスアレスが これをやって、なおかつPKが外れて本来なら勝っていた可能性の高いチームが延長で負けてしまうということがおきました。
こんな卑怯なことは許されてはいけません。
■2017/06/24 サッカーを90分制から60分制に変更で、逆に長くなる理由
■2017/06/24 スアレスがやったハンドでゴール阻止も無効に
■2017/03/05 PK戦は先攻有利で勝率6割 改革のためにテニス方式を検討中
サッカーの競技規則を定める国際サッカー評議会(IFAB)を構成するスコットランドサッカー協会CEOのスチュワート・レーガンさんは、「60%のケースにおいて、先に蹴ったチームが勝利している」としていました。
そんなに先攻が有利だとは思いませんでした。理由は書かれていませんが、たぶんリードされる展開が多いので、後攻の方がプレッシャーが強いってことなんでしょうね。
先攻有利のPK戦に大改革? "テニス方式"の導入視野にテスト実施へ フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年03月04日
では、この問題の解決方法はあるのでしょうか?
サッカーの競技規則を定める国際サッカー評議会(IFAB)が検討しているのは、テニス方式。
テニスのタイブレークにおいて両選手が2本ずつサーブを打ち合う方式と同様の、各チームが「2本ずつ」シュートを蹴り合う方法です。
チームAとチームBが対戦するとすれば、以下のような順番になります。
「AB、BA、AB、BA」
IFABは、下部レベルの大会において年内にもテストを実施することを検討しているとのこと。
で、これがなぜ有効そうなのか?と言うと、先ほどの「リードされる展開」が先攻側にも起きやすいということですね。
例えば、全員成功していた場合、今まで後攻側は0ー1,1-2,2-3,3-4など、常に決めなければ大ピンチになるというプレッシャーの中で蹴っていました。
しかし、ABBA方式だと、同じ条件でも 0-1,1-1,2-3,3-3と同点の状態でのキックの回数が増えます。
逆に先攻側は、0-0,1-2,2-2,3-4といった感じで、後攻チーム同様にリードされてプレッシャーがかかる状態でのキックが増えてきます。
このやり方ですと、かなり先攻有利な状況は緩和されるのではないかと思います。
■2017/06/24 サッカーを90分制から60分制に変更で、逆に長くなる理由
別のサッカーの改革案。サッカーが大きく変わる? 90分から「60分制」への変更など驚きの改革案 フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年06月18日 という記事からです。
サッカーの競技規則に関する決定権を持つ国際サッカー評議会(IFAB)。ここが国際サッカー連盟(FIFA)との連携の上で、IFABは「プレー、フェア!」と題するキャンペーンで、提案文書を出していました。
最も 注目されるのが、現在90分間で行われているサッカーの試合時間を「60分」に変更するというもの。
大幅な短縮…と思いきや、 実際のプレー時間は現行のルールより長くなると見られています。"プレーが止まった場合には時計を止める"ためです。
どうも現在は、「一般的な90分間の試合で、インプレー中の実際の時間が60分よりも短い」のだそう。
そこで、「時間稼ぎを減らし、試合のスピードアップを図る」とのこと。プレー時間が増えて、なおかつ以前より早く試合が終わるとすれば、サッカーの魅力も高まるかもしれません。
■2017/06/24 スアレスがやったハンドでゴール阻止も無効に
国際サッカー評議会(IFAB)の提案は、他にもあります。最初のPKの新方式もここに含まれているとのことでした。
・ フリーキックやコーナーキックの場面で他の選手にパスを出さずにキッカーが自ら2回以上タッチしてプレーを進めることを認める
・ゴールライン上でのハンドでゴールが阻まれた場合には得点を認める
・前半終了や試合終了の笛はプレーが止まった時にのみ吹かれるようにする
「ゴールライン上でのハンドでゴールが阻まれた場合には得点を認める」は、すぐにでも始めるべきでしょう。
昔ワールドカップで、ウルグアイのスアレスが これをやって、なおかつPKが外れて本来なら勝っていた可能性の高いチームが延長で負けてしまうということがおきました。
こんな卑怯なことは許されてはいけません。
2026年11月2日月曜日
久保建英にレアルは無理だった?ヴィニシウスやロドリゴがいたため
■2022/01/28 久保建英は無理とレアル専門メディア ヴィニシウスやロドリゴがいるため
■2022/04/05 ヴィニシウス・ジュニオールの覚醒でアザールがクビ候補に
■2022/07/28 やはりダメだった久保建英、完全移籍で放出されてしまう
■2019/09/01 久保建英よりすごい?ファティが16歳でバルサ最年少ゴール
■2019/09/01 16歳なのに違約金は117億円というすごい待遇だった!
■2019/09/19 2試合目は先発にランクアップしまたゴール!アシストも
■2019/10/27 バルセロナ時代の恩師「久保建英よりファティを選ぶ」
■2019/11/27 五輪世代の移籍金ランキングでわかるファティの評価の高さ
■2022/01/28 久保建英は無理とレアル専門メディア ヴィニシウスやロドリゴがいるため
以前の投稿部分で、レアル・マドリーではヴィニシウス・ジュニオールやロドリゴというすでにレアル・マドリーで活躍した経験のある選手がいて、久保建英をレアル・マドリーでプレーするのは難しい…と書きました。当時も書いたように、これは久保建英がダメというよりは、他が良いためですね。
ある程度レアル・マドリーで実績がある若手選手がいるのに、わざわざレアル・マドリーでの実績がゼロの選手を優先するというのはリスクが非常に高いです。年齢が大きく違えばまた条件が異なってくるのですから、年齢もそれほど離れていませんからね。
私のこの見方と似た意見をレアル専門メディア「The Real Champs」が書いていたそうです。「彼のせいではないが、久保建英はもしかしたらレアル・マドリードでは成功しない」というタイトルであるこの記事を紹介する、<
久保建英は白い巨人でプレーできない? レアル専門メディア指摘「彼のせいではないが、成功しない」>(FOOTBALL ZONE / 2022年1月14日 6時10分)という記事が出ていました。
<指摘されたのは、「レアル・マドリードには、単純にクボのポジションにいい選手が多く在籍し過ぎている」ということだ。
レアルはブラジル代表FWヴィニシウス、ブラジル代表FWロドリゴといった若い選手たちも獲得している。そして、「右サイドでは、クボはマルコ・アセンシオとロドリゴとポジションを争わなければいけないし、逆サイドに移ろうとしても、ヴィニシウス、エデン・アザールとの争いになる。さらにパリ・サンジェルマンからキリアン・ムバッペが加入すれば、ピッチでインパクトを残そうとするクボには、あまりに多くの競争がありすぎる」と、記事では触れた>
レンタルに出して経験を積ませることは、理に適っていることだと、レアル専門メディア「The Real Champs」は指摘。ただ、もう見限る必要があるんじゃないか?という見方みたいですね。「では、両者はどの段階になれば、残留するべきか、去るべきかを確認できるだろうか」と、期限付き移籍を繰り返し続けることについて疑問を呈していたそうです。
ただ、財政などに問題がなければ、私はこのまま「久保建英の保持を続けてレンタルを繰り返す」という判断がベストではないかと思います。久保建英のパフォーマンスが問題外であれば手放すべきでしょうが、良いプレーをすることがあり、そういう問題外のレベルではありません。
そうであるのなら、このまま持ち続けて久保建英が大化けした際の大きな利益を取り逃がさない…という対応ができます。久保建英がブレイクしたときには、レアル・マドリーに戻すだけでなく、移籍金を引き上げて他のクラブに高く売りつける…という魅力的な別の選択肢も出てくるでしょう。
■2022/04/05 ヴィニシウス・ジュニオールの覚醒でアザールがクビ候補に
最近になって久保建英のレアル・マドリー復帰報道が多数。前回の「久保建英は無理とレアル専門メディア ヴィニシウスやロドリゴがいるため」のうち、ロドリゴを放出して久保建英を入れるとする報道もあります。
一方、もう一人名前が出たヴィニシウス・ジュニオールの評価が上がりまくったことは驚きでした。怪我だらけという致し方ないところがあるとはいえ、ヴィニシウス・ジュニオールの覚醒によりアザールがいらなくなったとする、<クビ目前? レアルの放出候補5人(1)史上最悪? 体重増加→怪我の連続、裏切り続く100億円超えFW>(4/5(火) 7:50配信 フットボールチャンネル)という報道すらあります。
<当然ながらサポーターから大きな期待を寄せられた。しかし、シーズン開幕前にオーバーウェイトを指摘されると、シーズン開幕後は怪我による離脱を繰り返す日々。それも最初だけかと思われたが、2年目以降も負傷離脱を頻繁に起こすだけで、全く戦力にならず。今では同じ左ウィングを主戦場とするヴィニシウス・ジュニオールが覚醒したこともあり、完全にベンチ要員となってしまった>
https://news.yahoo.co.jp/articles/40856f3fe6027521423a8e398554c37ca55432f5
また、以前は<「現時点で世界最高のデュオでは?」 1試合2発で"共演"のベンゼマ&ヴィニシウスに称賛の声 | フットボールゾーン>(2022.01.09)といった記事も出ていたことがありました。
というか、ベンゼマの活躍も驚きですけどね。私が以前の見たときにベンゼマのパフォーマンスは良かったものの、今はそれより歳を重ねてますし、点を取りまくるタイプには見えませんでした。
<ベンゼマとヴィニシウスがそれぞれ2得点の活躍でレアルは、バレンシアを4-1で一蹴。ベンゼマは今季17得点でリーガの得点ランキングトップ、12得点でヴィニシウスが同2位につけている。リーガ公式ツイッターは、合わせて29得点を決めているこの2人について「現時点で世界最高のデュオ(2人組)では?」「アンストッパブルだ」と絶賛している。
ウェールズ代表FWギャレス・ベイルやベルギー代表MFエデン・アザールといった大物選手が実力を発揮できていないなか、コンスタントに結果を残すベンゼマとヴィニシウスの最強コンビが“白い巨人”の攻撃を力強く牽引している>
https://www.football-zone.net/archives/361791
■2022/07/28 やはりダメだった久保建英、完全移籍で放出されてしまう
久保建英が覚醒するのを粘りに粘って待ったレアル・マドリーですが、ついに放出する模様。ただ、久保建英を戻せる手段を残しているみたいで、私が以前書いたような久保建英が覚醒した場合に取り戻す…という選択肢はまだあるみたいですね。うまい契約に見えます。
<マジョルカでスペイン3年目のシーズンを終えた久保は、保有元であるマドリーへの復帰を目ざしていた。だが、ヴィニシウス・ジュ二オールのスペイン国籍取得が遅れ、EU圏外選手枠に空きがないため、それは叶わなかった。
そこにオファーを出したのが、昨夏と2年前の夏にも久保の獲得に動いたソシエダだった。攻撃的なスタイルを標榜し、ヨーロッパリーグ(EL)にも出場するため、久保にとって格好のレンタル先かと思われたが、”ラ・レアル”はあくまで完全移籍での獲得に固執。まだ手放したくないマドリーとの間で交渉が難航したが、最終的にリーガ王者が折れる形となった>
(久保建英、名門R・ソシエダへの移籍が正式決定! マドリー復帰が叶わず、EL出場の強豪へ 22/7/19(火) 16:05配信 SOCCER DIGEST Webより)
https://news.yahoo.co.jp/articles/1c12ca50f310139424fde9fd19b9864aca71a786
形態は完全移籍で契約は2027年6月までの5年間。2019年6月に契約を結んだレアル・マドリーでは一度も公式戦に出場することはありませんでした。
ただ、マドリーは買い戻すことが可能な50%の保有権を保持しており、今後の活躍次第で復帰の可能性も残されている…としていました。
コメント欄でも久保建英のブレイクのためには、最適な選択だろうと好意的な反応。もっと早くこういう形にしていればレアル・マドリーとしても良かったかもしれませんね。
<買取りオプション無しのレンタル選手って、レンタル先のチームからしたら使い勝手が悪いってことをこの数シーズンで思い知らされたからね
買取りオプションが無い条件で結果を出しても、翌シーズンは所属元の都合でやってこないこともあるから、保有権をしっかり持ってる選手を優先的に使うからね
今回は保有権の半分はマドリーのままとはいえ、結果を出したら来季以降も残ることが確定してるから、ソシエダも主力選手として使い続けるはず
その方が久保としても成長するし、マドリーの外国人枠が空いた時に、ある程度の結果が出てたら、マドリーに復帰もあり得るはず>
<完全移籍であるのは大きい。途中抜けのリスクも減ることでチームも積極的に使おうとするし、久保選手の特徴を活かした戦術も立てやすい。
久保選手自身もレンタル先が変わる等の心配をせずチームのために全集中できる>
■2019/09/01 久保建英よりすごい?ファティが16歳でバルサ最年少ゴール
久保建英などのようにメディアで注目されていたのではなく、全然メディアに注目されていなかった選手がいきなりデビューして、2戦目で初ゴールしてしまいましたね。
バルセロナは、リーガエスパニョーラ第2節でクラブ史上2番目の若さでデビューを飾った16歳のFWアンス・ファティを第3節でも後半から投入。すると、出場して間もない51分にヘディングでゴール。16歳304日での得点は、同クラブの史上最年少記録だそうです。
ただし、それまでの記録を見ると、将来が約束されているわけではないでしょう。リオネル・メッシの17歳331日の記録を破ったというと期待できそうですが、バルセロナのこれまでの最年少得点記録は、17歳53日でゴールを決めたFWボージャン・クルキッチ(現モントリオール・インパクト)。ボージャンは期待されたものの、伸び悩んでしまいました。
なお、ファティの記録は、リーガエスパニョーラ全体では3番目。同リーグの最年少得点記録は、FWファブリス・オリンガ(現ムスクロン)の16歳98日。彼もブレイクしていませんね。
(バルサの16歳新星がメッシ超え。クラブ史上最年少得点記録を塗り替える フットボールチャンネル | スポーツ | 2019年09月01日 より)
https://pex.jp/point_news/14ab08955b2651358810608810966049
■2019/09/01 16歳なのに違約金は117億円というすごい待遇だった!
これまでの最年少デビュー記録を持つのはビセンテ・マルティネス。また聞いたことない選手ですが、1941年の記録ですから無理もありませんね。
最初の記事では国籍の話がなし。スペインでは黒人系の移民選手はあまり見ないなと思ったものの、やはり移民みたいですね。検索してみると、西アフリカに位置するギニアビサウの出身だとわかりました。
父親によると、6歳か7歳のときにスペインに移り住んだとのこと。A代表国籍はこれから選ぶ形になるかもしれません。スペインでは南部の都市エレーラで育ち、地元のサッカークラブを経て、セビージャの下部組織に入団。そして10歳だった2013年に、バルサの下部組織に“移籍”。レアル・マドリードからもオファーを受けていて、レアルの方が「待遇は良かった」ものの、熱意のあったバルセロナの方を選びました。最近レアル・マドリーはうまくファームの選手を育てられていない印象もありますし、良い選択だったかもしれません。
日本での報道が少なかっただけで注目だったのかなという話もありました。16歳ながら、なんと違約金は1億ユーロ(約117億円)。1億円じゃありませんよ。1億ユーロです。
この条件でもイタリア、フランス、イングランド、ドイツなど主要リーグのクラブから複数のオファーが届いていたといいます。しかし、本人はバルサで継続してプレーすることを希望し、契約延長にサイン。その後すぐにデビューとなりました。
5歳上の兄ブライマも入団したそうですが、彼はまだ頭角を現しておらず。左のウインガーの弟が先にトップデビュー。バルセロナBの経験もないため、文字通りの飛び級です。
あと、久保の話をしましたけど、久保もバルセロナでしたので元同僚。2013年に日本で開催された『U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ』に揃って出場。ファティは久保より1つ下ですが、7ゴールを挙げて大会得点王になっていました。
(バルサ史上2番目の若さでデビュー…アンス・ファティとは何者なのか? | サッカーキングより)
■2019/09/19 2試合目は先発にランクアップしまたゴール!アシストも
似たような状況でも久保は呼ばれなかったのであれですが、ファティが試合に出られたのは、けが人続出のためという恵まれた状況のかげでもあります。代役で活躍した若手が主力が戻って伸び悩む…というのもよくある話で、ファティの評価も10年くらい経たないとなんとも言いづらいでしょう。
そのけが人の一人、 ルイス・スアレスが2019/09/14のバレンシア戦で復帰。ただ、彼はまだベンチ。そして、ファティは前回途中出場だったのが先発ということで、むしろ使われ方が良くなりました。
これだけでもすごいんですけど、 試合開始2分で折り返しのボールにダイレクトで合わせて先制点。2戦連続ゴールしてしまいました。7分にはドリブルで崩したところから中に入れるアシストも決めていたようで、5-2の勝利に貢献しています。
(バルセロナ16歳が2戦連続ゴール! 復帰のスアレスも活躍しバレンシアに5-2快勝 フットボールチャンネル | スポーツ | 2019年09月15日より)
https://pex.jp/point_news/790e0a02478638554fc1bb650d731f3f
前述の通り、評価するには早すぎなのですけど、今のところはタダモノではない感じですね。
■2019/10/27 バルセロナ時代の恩師「久保建英よりファティを選ぶ」
久保建英と比べて煽るつもりはなかったのですけど、どうもスペインでも比較するような向きがあるようです。スペイン民放テレビ局の『La Sexta』は、バルサ・カンテラの指導者であるダニエル・オルカスさんに、久保とファティの将来性を質問していました。
「リオネル・メッシは唯一無二の存在だが、タケ・クボはとても彼に似た特性を持っている。とてもテクニカルでね。ただどちらを選ぶかと訊かれたら、私はファティを選ぶ。なぜなら彼は常に違いを生み出すプレーヤーだからだ」
(「私ならタケよりファティを選ぶ」久保建英を熟知する恩師が“話題のふたり”の将来性を… | サッカーダイジェストWeb 2019年09月19日より)
あと、また久保バッシングと取られかねない話なんですけど、レアル・マドリーは楽しみな若手が多いですね。リーグ開幕前は、メンバーイマイチでしかもけが人続出でなぜ久保建英を残さなかった?という感じでしたが、楽しみな逸材がいてなるほどという感じ。
今季久保と比較されたロドリゴ・ゴエスは、すでに大事な試合でも任されています。けが人復帰でレギュラーに残れるかは不確定ですが、もうかなりの評価です。同じブラジル選手で先輩のヴィニシウス・ジュニオールは、ロドリゴに押されてピンチですが、そもそも昨シーズンかなり活躍しており、実績があります。久保がダメと言いたいわけではないですけど、久保を選ばなかったことも理解できますね。
あと、ワールドカップでウルグアイ代表で見れなくてめちゃくちゃ落胆したバルベルデがレアル・マドリーに来ていてびっくり。もともと所属で復帰の形だったんですね。久々にレアル・マドリーを好きになれそう。私が好きだった頃のレアル・マドリーは若い選手もいましたし、やっぱり若手出てくると私は好きになりやすい感じですね。
■2019/11/27 五輪世代の移籍金ランキングでわかるファティの評価の高さ
違約金が1億ユーロ(約117億円)であったことは、日本で知られていなかっただけで、ファティの評価は以前より高かったことを示す…と書いたのですけど、それがよりわかりやすいのは、他の選手と比較した場合でしょう。
日本人選手、特に久保建英などの東京五輪世代のプレーヤーたちの欧州移籍が目立ち、かつてないほど、注目が集まったという2019年の移籍市場の東京五輪世代・高額移籍金ランキングトップ10です。ファティは移籍していないので当然ランクインしていないのですけど、移籍していたらここ!というところを見れば、その評価の高さがわかります。
<2019年の移籍市場の東京五輪世代・高額移籍金ランキングトップ10>
1位 ジョアン・フェリックス 1億2600万ユーロ(約149億円)
(アンス・ファティ 1億ユーロ(約117億円))
2位 マタイス・デ・リフト 8550万ユーロ(約101億円)
3位 フレンキー・デ・ヨング 7500万ユーロ(約89億円)
4位 ルカ・ヨヴィッチ 6000万ユーロ(約71億円)
5位 アーロン・ワン・ビッサカ 5500万ユーロ(約65億円)
6位 エデル・ミリトン 5000万ユーロ(約59億円)
7位 ロドリゴ 4500万ユーロ(約53億円)
7位 ユーリ・ティーレマンス 4500万ユーロ(約53億円)
9位 マルコム 4000万ユーロ(約47億円)
10位 ウィリアム・サリバ 3000万ユーロ(約35億円)
(100億円超えプレーヤーも! 今夏の“東京五輪世代”高額移籍金ランキング | サッカーキングより)
アンス・ファティが久保建英のライバルのように言われたロドリゴだけでなく、デ・ヨングやデ・リフトより上というのは驚き。違約金(移籍金)の設定はクラブの考え方もあり、これがイコール選手の能力ということではないものの、少なくともバルセロナが「絶対獲られたくない」と考えていた選手だったということはわかりますね。
■2022/04/05 ヴィニシウス・ジュニオールの覚醒でアザールがクビ候補に
■2022/07/28 やはりダメだった久保建英、完全移籍で放出されてしまう
■2019/09/01 久保建英よりすごい?ファティが16歳でバルサ最年少ゴール
■2019/09/01 16歳なのに違約金は117億円というすごい待遇だった!
■2019/09/19 2試合目は先発にランクアップしまたゴール!アシストも
■2019/10/27 バルセロナ時代の恩師「久保建英よりファティを選ぶ」
■2019/11/27 五輪世代の移籍金ランキングでわかるファティの評価の高さ
■2022/01/28 久保建英は無理とレアル専門メディア ヴィニシウスやロドリゴがいるため
以前の投稿部分で、レアル・マドリーではヴィニシウス・ジュニオールやロドリゴというすでにレアル・マドリーで活躍した経験のある選手がいて、久保建英をレアル・マドリーでプレーするのは難しい…と書きました。当時も書いたように、これは久保建英がダメというよりは、他が良いためですね。
ある程度レアル・マドリーで実績がある若手選手がいるのに、わざわざレアル・マドリーでの実績がゼロの選手を優先するというのはリスクが非常に高いです。年齢が大きく違えばまた条件が異なってくるのですから、年齢もそれほど離れていませんからね。
私のこの見方と似た意見をレアル専門メディア「The Real Champs」が書いていたそうです。「彼のせいではないが、久保建英はもしかしたらレアル・マドリードでは成功しない」というタイトルであるこの記事を紹介する、<
久保建英は白い巨人でプレーできない? レアル専門メディア指摘「彼のせいではないが、成功しない」>(FOOTBALL ZONE / 2022年1月14日 6時10分)という記事が出ていました。
<指摘されたのは、「レアル・マドリードには、単純にクボのポジションにいい選手が多く在籍し過ぎている」ということだ。
レアルはブラジル代表FWヴィニシウス、ブラジル代表FWロドリゴといった若い選手たちも獲得している。そして、「右サイドでは、クボはマルコ・アセンシオとロドリゴとポジションを争わなければいけないし、逆サイドに移ろうとしても、ヴィニシウス、エデン・アザールとの争いになる。さらにパリ・サンジェルマンからキリアン・ムバッペが加入すれば、ピッチでインパクトを残そうとするクボには、あまりに多くの競争がありすぎる」と、記事では触れた>
レンタルに出して経験を積ませることは、理に適っていることだと、レアル専門メディア「The Real Champs」は指摘。ただ、もう見限る必要があるんじゃないか?という見方みたいですね。「では、両者はどの段階になれば、残留するべきか、去るべきかを確認できるだろうか」と、期限付き移籍を繰り返し続けることについて疑問を呈していたそうです。
ただ、財政などに問題がなければ、私はこのまま「久保建英の保持を続けてレンタルを繰り返す」という判断がベストではないかと思います。久保建英のパフォーマンスが問題外であれば手放すべきでしょうが、良いプレーをすることがあり、そういう問題外のレベルではありません。
そうであるのなら、このまま持ち続けて久保建英が大化けした際の大きな利益を取り逃がさない…という対応ができます。久保建英がブレイクしたときには、レアル・マドリーに戻すだけでなく、移籍金を引き上げて他のクラブに高く売りつける…という魅力的な別の選択肢も出てくるでしょう。
■2022/04/05 ヴィニシウス・ジュニオールの覚醒でアザールがクビ候補に
最近になって久保建英のレアル・マドリー復帰報道が多数。前回の「久保建英は無理とレアル専門メディア ヴィニシウスやロドリゴがいるため」のうち、ロドリゴを放出して久保建英を入れるとする報道もあります。
一方、もう一人名前が出たヴィニシウス・ジュニオールの評価が上がりまくったことは驚きでした。怪我だらけという致し方ないところがあるとはいえ、ヴィニシウス・ジュニオールの覚醒によりアザールがいらなくなったとする、<クビ目前? レアルの放出候補5人(1)史上最悪? 体重増加→怪我の連続、裏切り続く100億円超えFW>(4/5(火) 7:50配信 フットボールチャンネル)という報道すらあります。
<当然ながらサポーターから大きな期待を寄せられた。しかし、シーズン開幕前にオーバーウェイトを指摘されると、シーズン開幕後は怪我による離脱を繰り返す日々。それも最初だけかと思われたが、2年目以降も負傷離脱を頻繁に起こすだけで、全く戦力にならず。今では同じ左ウィングを主戦場とするヴィニシウス・ジュニオールが覚醒したこともあり、完全にベンチ要員となってしまった>
https://news.yahoo.co.jp/articles/40856f3fe6027521423a8e398554c37ca55432f5
また、以前は<「現時点で世界最高のデュオでは?」 1試合2発で"共演"のベンゼマ&ヴィニシウスに称賛の声 | フットボールゾーン>(2022.01.09)といった記事も出ていたことがありました。
というか、ベンゼマの活躍も驚きですけどね。私が以前の見たときにベンゼマのパフォーマンスは良かったものの、今はそれより歳を重ねてますし、点を取りまくるタイプには見えませんでした。
<ベンゼマとヴィニシウスがそれぞれ2得点の活躍でレアルは、バレンシアを4-1で一蹴。ベンゼマは今季17得点でリーガの得点ランキングトップ、12得点でヴィニシウスが同2位につけている。リーガ公式ツイッターは、合わせて29得点を決めているこの2人について「現時点で世界最高のデュオ(2人組)では?」「アンストッパブルだ」と絶賛している。
ウェールズ代表FWギャレス・ベイルやベルギー代表MFエデン・アザールといった大物選手が実力を発揮できていないなか、コンスタントに結果を残すベンゼマとヴィニシウスの最強コンビが“白い巨人”の攻撃を力強く牽引している>
https://www.football-zone.net/archives/361791
■2022/07/28 やはりダメだった久保建英、完全移籍で放出されてしまう
久保建英が覚醒するのを粘りに粘って待ったレアル・マドリーですが、ついに放出する模様。ただ、久保建英を戻せる手段を残しているみたいで、私が以前書いたような久保建英が覚醒した場合に取り戻す…という選択肢はまだあるみたいですね。うまい契約に見えます。
<マジョルカでスペイン3年目のシーズンを終えた久保は、保有元であるマドリーへの復帰を目ざしていた。だが、ヴィニシウス・ジュ二オールのスペイン国籍取得が遅れ、EU圏外選手枠に空きがないため、それは叶わなかった。
そこにオファーを出したのが、昨夏と2年前の夏にも久保の獲得に動いたソシエダだった。攻撃的なスタイルを標榜し、ヨーロッパリーグ(EL)にも出場するため、久保にとって格好のレンタル先かと思われたが、”ラ・レアル”はあくまで完全移籍での獲得に固執。まだ手放したくないマドリーとの間で交渉が難航したが、最終的にリーガ王者が折れる形となった>
(久保建英、名門R・ソシエダへの移籍が正式決定! マドリー復帰が叶わず、EL出場の強豪へ 22/7/19(火) 16:05配信 SOCCER DIGEST Webより)
https://news.yahoo.co.jp/articles/1c12ca50f310139424fde9fd19b9864aca71a786
形態は完全移籍で契約は2027年6月までの5年間。2019年6月に契約を結んだレアル・マドリーでは一度も公式戦に出場することはありませんでした。
ただ、マドリーは買い戻すことが可能な50%の保有権を保持しており、今後の活躍次第で復帰の可能性も残されている…としていました。
コメント欄でも久保建英のブレイクのためには、最適な選択だろうと好意的な反応。もっと早くこういう形にしていればレアル・マドリーとしても良かったかもしれませんね。
<買取りオプション無しのレンタル選手って、レンタル先のチームからしたら使い勝手が悪いってことをこの数シーズンで思い知らされたからね
買取りオプションが無い条件で結果を出しても、翌シーズンは所属元の都合でやってこないこともあるから、保有権をしっかり持ってる選手を優先的に使うからね
今回は保有権の半分はマドリーのままとはいえ、結果を出したら来季以降も残ることが確定してるから、ソシエダも主力選手として使い続けるはず
その方が久保としても成長するし、マドリーの外国人枠が空いた時に、ある程度の結果が出てたら、マドリーに復帰もあり得るはず>
<完全移籍であるのは大きい。途中抜けのリスクも減ることでチームも積極的に使おうとするし、久保選手の特徴を活かした戦術も立てやすい。
久保選手自身もレンタル先が変わる等の心配をせずチームのために全集中できる>
■2019/09/01 久保建英よりすごい?ファティが16歳でバルサ最年少ゴール
久保建英などのようにメディアで注目されていたのではなく、全然メディアに注目されていなかった選手がいきなりデビューして、2戦目で初ゴールしてしまいましたね。
バルセロナは、リーガエスパニョーラ第2節でクラブ史上2番目の若さでデビューを飾った16歳のFWアンス・ファティを第3節でも後半から投入。すると、出場して間もない51分にヘディングでゴール。16歳304日での得点は、同クラブの史上最年少記録だそうです。
ただし、それまでの記録を見ると、将来が約束されているわけではないでしょう。リオネル・メッシの17歳331日の記録を破ったというと期待できそうですが、バルセロナのこれまでの最年少得点記録は、17歳53日でゴールを決めたFWボージャン・クルキッチ(現モントリオール・インパクト)。ボージャンは期待されたものの、伸び悩んでしまいました。
なお、ファティの記録は、リーガエスパニョーラ全体では3番目。同リーグの最年少得点記録は、FWファブリス・オリンガ(現ムスクロン)の16歳98日。彼もブレイクしていませんね。
(バルサの16歳新星がメッシ超え。クラブ史上最年少得点記録を塗り替える フットボールチャンネル | スポーツ | 2019年09月01日 より)
https://pex.jp/point_news/14ab08955b2651358810608810966049
■2019/09/01 16歳なのに違約金は117億円というすごい待遇だった!
これまでの最年少デビュー記録を持つのはビセンテ・マルティネス。また聞いたことない選手ですが、1941年の記録ですから無理もありませんね。
最初の記事では国籍の話がなし。スペインでは黒人系の移民選手はあまり見ないなと思ったものの、やはり移民みたいですね。検索してみると、西アフリカに位置するギニアビサウの出身だとわかりました。
父親によると、6歳か7歳のときにスペインに移り住んだとのこと。A代表国籍はこれから選ぶ形になるかもしれません。スペインでは南部の都市エレーラで育ち、地元のサッカークラブを経て、セビージャの下部組織に入団。そして10歳だった2013年に、バルサの下部組織に“移籍”。レアル・マドリードからもオファーを受けていて、レアルの方が「待遇は良かった」ものの、熱意のあったバルセロナの方を選びました。最近レアル・マドリーはうまくファームの選手を育てられていない印象もありますし、良い選択だったかもしれません。
日本での報道が少なかっただけで注目だったのかなという話もありました。16歳ながら、なんと違約金は1億ユーロ(約117億円)。1億円じゃありませんよ。1億ユーロです。
この条件でもイタリア、フランス、イングランド、ドイツなど主要リーグのクラブから複数のオファーが届いていたといいます。しかし、本人はバルサで継続してプレーすることを希望し、契約延長にサイン。その後すぐにデビューとなりました。
5歳上の兄ブライマも入団したそうですが、彼はまだ頭角を現しておらず。左のウインガーの弟が先にトップデビュー。バルセロナBの経験もないため、文字通りの飛び級です。
あと、久保の話をしましたけど、久保もバルセロナでしたので元同僚。2013年に日本で開催された『U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ』に揃って出場。ファティは久保より1つ下ですが、7ゴールを挙げて大会得点王になっていました。
(バルサ史上2番目の若さでデビュー…アンス・ファティとは何者なのか? | サッカーキングより)
■2019/09/19 2試合目は先発にランクアップしまたゴール!アシストも
似たような状況でも久保は呼ばれなかったのであれですが、ファティが試合に出られたのは、けが人続出のためという恵まれた状況のかげでもあります。代役で活躍した若手が主力が戻って伸び悩む…というのもよくある話で、ファティの評価も10年くらい経たないとなんとも言いづらいでしょう。
そのけが人の一人、 ルイス・スアレスが2019/09/14のバレンシア戦で復帰。ただ、彼はまだベンチ。そして、ファティは前回途中出場だったのが先発ということで、むしろ使われ方が良くなりました。
これだけでもすごいんですけど、 試合開始2分で折り返しのボールにダイレクトで合わせて先制点。2戦連続ゴールしてしまいました。7分にはドリブルで崩したところから中に入れるアシストも決めていたようで、5-2の勝利に貢献しています。
(バルセロナ16歳が2戦連続ゴール! 復帰のスアレスも活躍しバレンシアに5-2快勝 フットボールチャンネル | スポーツ | 2019年09月15日より)
https://pex.jp/point_news/790e0a02478638554fc1bb650d731f3f
前述の通り、評価するには早すぎなのですけど、今のところはタダモノではない感じですね。
■2019/10/27 バルセロナ時代の恩師「久保建英よりファティを選ぶ」
久保建英と比べて煽るつもりはなかったのですけど、どうもスペインでも比較するような向きがあるようです。スペイン民放テレビ局の『La Sexta』は、バルサ・カンテラの指導者であるダニエル・オルカスさんに、久保とファティの将来性を質問していました。
「リオネル・メッシは唯一無二の存在だが、タケ・クボはとても彼に似た特性を持っている。とてもテクニカルでね。ただどちらを選ぶかと訊かれたら、私はファティを選ぶ。なぜなら彼は常に違いを生み出すプレーヤーだからだ」
(「私ならタケよりファティを選ぶ」久保建英を熟知する恩師が“話題のふたり”の将来性を… | サッカーダイジェストWeb 2019年09月19日より)
あと、また久保バッシングと取られかねない話なんですけど、レアル・マドリーは楽しみな若手が多いですね。リーグ開幕前は、メンバーイマイチでしかもけが人続出でなぜ久保建英を残さなかった?という感じでしたが、楽しみな逸材がいてなるほどという感じ。
今季久保と比較されたロドリゴ・ゴエスは、すでに大事な試合でも任されています。けが人復帰でレギュラーに残れるかは不確定ですが、もうかなりの評価です。同じブラジル選手で先輩のヴィニシウス・ジュニオールは、ロドリゴに押されてピンチですが、そもそも昨シーズンかなり活躍しており、実績があります。久保がダメと言いたいわけではないですけど、久保を選ばなかったことも理解できますね。
あと、ワールドカップでウルグアイ代表で見れなくてめちゃくちゃ落胆したバルベルデがレアル・マドリーに来ていてびっくり。もともと所属で復帰の形だったんですね。久々にレアル・マドリーを好きになれそう。私が好きだった頃のレアル・マドリーは若い選手もいましたし、やっぱり若手出てくると私は好きになりやすい感じですね。
■2019/11/27 五輪世代の移籍金ランキングでわかるファティの評価の高さ
違約金が1億ユーロ(約117億円)であったことは、日本で知られていなかっただけで、ファティの評価は以前より高かったことを示す…と書いたのですけど、それがよりわかりやすいのは、他の選手と比較した場合でしょう。
日本人選手、特に久保建英などの東京五輪世代のプレーヤーたちの欧州移籍が目立ち、かつてないほど、注目が集まったという2019年の移籍市場の東京五輪世代・高額移籍金ランキングトップ10です。ファティは移籍していないので当然ランクインしていないのですけど、移籍していたらここ!というところを見れば、その評価の高さがわかります。
<2019年の移籍市場の東京五輪世代・高額移籍金ランキングトップ10>
1位 ジョアン・フェリックス 1億2600万ユーロ(約149億円)
(アンス・ファティ 1億ユーロ(約117億円))
2位 マタイス・デ・リフト 8550万ユーロ(約101億円)
3位 フレンキー・デ・ヨング 7500万ユーロ(約89億円)
4位 ルカ・ヨヴィッチ 6000万ユーロ(約71億円)
5位 アーロン・ワン・ビッサカ 5500万ユーロ(約65億円)
6位 エデル・ミリトン 5000万ユーロ(約59億円)
7位 ロドリゴ 4500万ユーロ(約53億円)
7位 ユーリ・ティーレマンス 4500万ユーロ(約53億円)
9位 マルコム 4000万ユーロ(約47億円)
10位 ウィリアム・サリバ 3000万ユーロ(約35億円)
(100億円超えプレーヤーも! 今夏の“東京五輪世代”高額移籍金ランキング | サッカーキングより)
アンス・ファティが久保建英のライバルのように言われたロドリゴだけでなく、デ・ヨングやデ・リフトより上というのは驚き。違約金(移籍金)の設定はクラブの考え方もあり、これがイコール選手の能力ということではないものの、少なくともバルセロナが「絶対獲られたくない」と考えていた選手だったということはわかりますね。
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