2026年4月12日日曜日

森保ジャパンの日本代表が強い理由は「自分たちのサッカー」がないから

■2019/01/30 森保ジャパンの日本代表が強い理由は「自分たちのサッカー」がないから
■2017/11/15 日本代表がまさかの司令塔不足
■2017/11/15 酒井宏樹、浅野拓磨、井手口陽介など初めて見る選手5人
■2017/11/15 乾貴士、久保裕也、森岡亮太など
■2018/05/16 ザッケローニ監督、自信なくして右往左往?
■2018/06/20 日本代表がロシアW杯で活躍してしまう方がまずい理由
■2018/06/20 本田圭佑と香川真司がともに大仕事して勝利
■2018/06/25 初戦で完全にノッた日本代表、内容の濃い引き分け
■2018/06/25  応援しないと言いつつ、むしろ好きな選手が多い今の代表
■2018/07/03 日本は温存してギリギリ2位通過より首位通過すべきだった?
■2018/07/03 本田圭佑が戦犯、私なら「首根っこを掴んで怒鳴っている」と名将カペッロ



■2019/01/30 森保ジャパンの日本代表が強い理由は「自分たちのサッカー」がないから

  AFCアジアカップ2019準決勝は日本が、「最強」と目されていて下馬評の高かったイランに3-0と完勝。この分析としておもしろかったのが、「自分たちのサッカー」論です。
  日本代表が「自分たちのサッカー」にこだわって弱かった時代もあったのですけど、森保ジャパンは、こういうサッカーをすると表現するのが難しいとのこと。試合によって戦い方を変更。
 それも、相手を分析し、得意なことをさせないことを優先するとのこと。まだアジアレベルの話なのですけど、アジアの代表としては、むしろワールドカップ向きの戦い方です。
 パターンがない分、相手は分析がしにくい、ともされていましたが、これも長所とされます。電撃解任されたハリルホジッチが、まさにそのようなタイプと言われていました。似たサッカーをしていると思う人は少ないでしょうが、守備から入る点も同じですね。
 一方、イランは「自分たちのサッカー」にこだわったとのこと。日本に対策された、自分たちの持ち味のロングボールを続け、それ以外の攻撃パターンは貧相なものだったという説明でした。
 (日本代表はなぜイランに完勝できたのか? 「粘り強さ」の正体と「非・自分たちのサッカー」フットボールチャンネル | スポーツ | 2019年01月29日より)
https://pex.jp/point_news/f40e7af923fdbbc0d90f330c4c4afbde
 


■2017/11/15 日本代表がまさかの司令塔不足

2017/11/15 ベルギー 1-0 日本

 何となく気が向いて、ブラジルワールドカップ以来 3年ぶりに日本代表の試合を見ました。初めて見る選手がかなり多いです。
 先に日本代表、最後のフリーキックのゴールは2013年 名手の伝統が途絶えるをやっていたというのもあるのですが、司令塔タイプが今いないってのがびっくり。日本は伝統的にフリーキックの名手がいたと同時に、司令塔多すぎ問題があり、選出や使い方に困っていたくらいでした。
 これは私の誤解かもと思ったので、検索。【選手数値化プロジェクト】日本を代表する7人の司令塔 | Shooty(岩崎 充  2017/08/21 11:40)によると、以下が今の司令塔タイプ。

中村俊輔、遠藤保仁、中村憲剛、本田圭佑、柏木陽介、清武弘嗣、柴崎岳

 本田圭佑は司令塔タイプかな? 柏木陽介も1試合見た感じ、違う印象。清武弘嗣は1度見たものの、不調だったときで目立たなずぎてビビりました。
 で、今代表に入りそうなのは、唯一柴崎岳がいましたね。 直接フリーキックという印象はないですが、プレースキックの精度に定評があり、怪我が治ればキッカーを任されるかもしれません。

 上記の関係もあり、ベルギー戦は10分くらい見て、 華がないと感じてしまいました。守備がきっちりできる選手が揃っているものの、攻撃のときは地味でわくわく感がありません。個人的にも全然好きなタイプもおらず。
 ただ、格上と戦うワールドカップを考えると、これは現実的。守備を壊す本田圭佑や香川真司を入れた方が負ける可能性が高く、しゃーないなと思ってみていました。
 一方、後半は今回の出場選手で唯一好きだとわかっていた 乾貴士の他、久保裕也、森岡亮太といった期待を抱かせる選手らが登場。プレー時間は少なくなるものの、前述の通り、しゃーないです。

<ポジションはテレ朝に従う>
GK 1 川島永嗣
LSB 5 長友佑都
LCB20 槙野智章
RCB 22 吉田麻也
RSB 19 酒井宏樹
DH 16 山口蛍
ROH 25 長澤和輝
LOH 2 井手口陽介
CF 15 大迫勇也
LWG 8 原口元気
RWG18 浅野拓磨



■2017/11/15 酒井宏樹、浅野拓磨、井手口陽介など初めて見る選手5人

 初見の選手が5人。後でやる途中交代でも、2人か3人が初めてでした。

LCB20 槙野智章
 よく名前は聞いていたものの、初めて見る選手。 サイドバック経験あるとのことでスピードあるんだろうなと思っていたんですが、少なくともスピード不足ではないというイメージくらい。あまり印象残りませんでした。
RSB 19 酒井宏樹
 初めて見た選手。あまり印象が残らず。攻撃が苦手には見えず。オールマイティーなタイプなのかな?と思いました。
ROH 25 長澤和輝
 クラブでもちょっと前までレギュラーではなく、いきなり代表 入った感じの選手みたいですね。よく守備をするタイプに見えました。
LOH 2 井手口陽介
  中盤は他の選手もよく守備していたけど、特によく走っていた選手。運動量がすごいですね。攻撃面ではそこまでのものを感じなかったものの、チームに必要となる助かる選手という印象。
RWG18 浅野拓磨
 若い頃からスピードある選手と聞いていて、好きになれるかもと思った選手。ただ、抜けたスピードは今日は感じず。
 走ってくれるんで、雑でも前にボール出せるというのは助かりますね。スピードはDFが疲れた後半の方が生きるかな?と思うものの、その前に点取られていたらスペースないですし、最初から使ってバテるまで走ってもらうという方がいいのかも。


■2017/11/15 乾貴士、久保裕也、森岡亮太など

 初見以外や途中交代の選手について。

LWG 8 原口元気
 高校生のときに何試合か見た選手。当時の監督がすごく買っていたけど、私はイマイチ良さがわからなかったんですよね。でも、監督さんの見る目があって、代表で重宝されています。
 一応ドリブルが一番かなと思っていたのですが、オールマイティーなタイプに見えました。今日もドリブルは 目立ちませんでした。
 ただ、守備ができる選手ですよね。浦和のときも走ってくれる印象はありました。そういう意味では使いやすいタイプで、やはり現実的な選択です。
 MF 14 森岡亮太
  途中交代で左のインサイドハーフに。初めて見る選手。ベルギーで最近ブレイクで、日本にとっても新顔みたいですね。
 それほど目立たなかったものの、スタメンの選手より攻撃に特徴がありそうな感じ。ターンして、逆サイドの左隅に流すようなシュートがいい場面でした。解説の松木安太郎さんは、パスがシュートか中途半端って言っていたけど、逆に触られるかもとGKは迷うので 、ああいうボールは嫌だと思います。
FW 10 乾貴士
 たぶん高校2年生だったと思うのですが、野洲高校時代に大好きになった選手。野洲高校のサッカー好きすぎて泣きました。セレッソでも数試合見て、やはり大好きだと思いました。
 今日はファーストプレーでいきなり仕掛けてシュートまで。やっと期待できるかもと思ったものの、その後は目立てず。
 たぶんもっと長い時間もらった方が良いんでしょうが、そうなると守備面が心配になりますしね。オプション的な使い方にならざるをえないのかも。
FW 9 杉本健勇
 ユース時代に見た気がするんですが、勘違いかも。はっきりしなくてもモヤモヤ。もしかしたら初見という選手。
 時間短くてイメージなし。大柄ですし、途中交代なら今日みたいに大迫と代えても、あまり変化はないですよね。大迫が出れないときの代役か、2枚大きい選手を並べるかじゃないかなぁ…。
FW 11 久保裕也
 昨シーズンブレイクして、名前は覚えた選手。見るのは初めて。 右のFWに入りました。
 久保というと、久保竜彦のイメージがあって何となくそういう想像していましたが、全然違いますね。ボールタッチ見てすぐ、あっ、好きになれるかもという感じ。スタメンの選手らと全然違うと感じました。
 Wikipedia見てみると、評価がいろいろ。シュート精度やドリブル、オールマイティーなど、人によって評価が異なっていました。
 今日見た感じだと、オールマイティーが近い印象。タッチが好みっぽいので、もっと見てみたい選手です。


 
■2018/05/16 ザッケローニ監督、自信なくして右往左往?

2014/6/25 ワールドカップグループリーグ 日本  1-4 コロンビア
(メンバーは日本 対 コロンビア - スコア速報 | ブラジルW杯 : nikkansports.comより)

 前半は縦パス多いし、動き出し早かった。バテそうな気がするし、2軍みたいな相手ではあるけど、これまでの2試合にない動き。
 ところが、後半はがらっと変わった相手にボコボコにやられる。他の国であるような気持ちが切れてしまうプレーはなく、足も止まってはいなかった。ただ、余裕が無いのか、選択がことごとく悪い。狭いところ行ったり、空いている選手がいなかったり。
 …とメモしていたけど、こういうところが力の差なのかも。

GK    1    川島永嗣
DF    2    内田篤人
DF    5    長友佑都
DF    15    今野泰幸
DF    22    吉田麻也
MF    14    青山敏弘
 初見。守備的な中盤の一枚。パスに自信ある選手なのかな? 精度は高いと思わなかったものの、長い縦パスを盛んに入れていた。
 何でもないところでトラップミスして後ろにボール流してしまい、ピンチ。遅れて足に行くプレーも。
 今見ると、メモは悪いところばっかりだった感じだったけど、チャレンジは悪くなかった気もする。これまでの2試合にいなかったタイプで、勝たなくちゃいけないという中で使ったのかな?と。
 なので、起用の意図としてはわからなくもなかったんだけど、ザッケローニ監督は彼も結局途中で替えちゃったんだよね。ザッケローニ監督自身迷っていて、情緒不安定みたいな印象を受けた采配。
MF    16    ⇒山口蛍
MF    17    長谷部誠
MF    10    香川真司
 常時冴えなかった記憶あるけど、「今日は冴えないな」とのメモがあり、あれ?と思ってよくよく見たら、「今日"も"冴えないな」だった。
 後半良いディフェンスを珍しく見せたけど、その後のパスが通らない。

MF    4    本田圭佑
 FKイマイチかなと思っていたけど、左からので結構良いのが前半あった。
 ただ、結局、抜くプレーも見られるものの、強引にやって失うこと多く、全体としては良いと感じなかった。
FW    8    ⇒清武弘嗣
 あれ、清武って昔は未見だったと思っていたら、このときにいたのか。でも、メモにもないし、全く記憶に残っていなかった。
MF    9    岡崎慎司
 テレビでは1トップ の紹介だったけど、たぶん右のサイドハーフ。良いように見えたのだけど、途中で交代。うろ覚えだけど、このときの日本は右の岡崎と内田のコンビが一番機能していた記憶。そういう意味でも不可解な交代だった。
 ボール受けるところでスルーしてターンし、右サイドを抜けていくプレー。
 前半ロスタイム、得意のニアで姿勢の低いヘッドで同点弾。

FW    11    ⇒柿谷曜一朗
  最初1トップで途中から2トップ? 終了間際、強引かなと思ったけど2人抜いて、GKと1対1になる場面。
FW    13    大久保嘉人
 テレビでは右サイドハーフの紹介だったけど、たぶん1トップ。
 ドリブルの切り返しは効いている。ただいかんせんシュートが下手だった。Jリーグではよく点取っていたんだけどね。確かこの後「世界は大したことなかった」みたいな発言して、「1点も取れなかったのに」って言われていた気がする。




■2018/06/20 日本代表がロシアW杯で活躍してしまう方がまずい理由

ロシア・ワールドカップ(W杯)グループH第1節 コロンビア 1-2 日本
【コロンビア】キンテーロ(前39)【日本】香川真司(前6[PK])大迫勇也(後28)

 ツイッター見てたら日本代表の勝利を素直に祝わない人への非難の声が出ていたんですけど、ちょっと異常ですね。どのチームを応援するのかは自由であり、それを責める方がおかしな話です。
 イングランドのサッカージャーナリストの人が、日本とイングランドだと日本を応援するかもと言っていたんですけど 、彼がイングランドで責められるべきだと思います? Jリーグや高校野球などで地元チームを応援しない人が責められるべきだと思います? こんなの本来自由なことなんですよ。それを縛ろうというのは異常な思考です。
 で、私も今回日本代表を応援してなかった わけなのですけど、今回活躍するとまずいというのは、大会直前の監督解任を正当化してしまい、また同じようなことをやりかねないため。これがまずい理由は3点あります。

(1)親善試合で結果を求められる 親善試合でベストメンバーを組むとなると、新しい選手を試したり、オプションを試したりできなくなくなる。メンバーが固定されるために 相手に手の内が読まれるが、その際にもオプションがないので対応できなくなる。
(2)ロシアワールドカップが最終目標ではない ワールドカップで勝つためという監督解任は一見正しそうだが、ワールドカップは4年に1回あり、次もその次もある。これまでやってきたことを簡単に否定するようなことをすると、長い目で見てチームを作っていかなくてはいけないのにそれができなくなる。
(3)スポンサーの介入が常態化する  今回の監督解任ではスポンサーの圧力があったことを認めていた。これが成功してしまうと、スポンサーの介入がより頻繁に行われてしまうおそれがある。

 ところが、困ったことにこれで日本代表が活躍してしまうことに。最初から良い攻撃ができたのですけど、いきなりレッドカードとPKでほぼ90分間1人多い中で戦うことができました。これはやっぱり楽になりましたね。自信がついて次の試合以降も勢いに乗っていけそうです。
 あと、代表選手は全然好きな選手いない…と思っていたら、昌子源、柴崎、乾 と応援したい選手が3人もスタメンで出ていました。むしろかなりいい感じです。
 でも、コロンビアを応援していたので、感想書き終えている試合の私の応援チーム戦績は、これで3勝5敗2分けに。だいぶ負けてきました。日本代表の活躍でまだ負けが増えそうな感じ。

■2018/06/20 本田圭佑と香川真司がともに大仕事して勝利

ロシア・ワールドカップ(W杯)グループH第1節 コロンビア 1-2 日本
【コロンビア】キンテーロ(前39)【日本】香川真司(前6[PK])大迫勇也(後28)
GK
1 川島永嗣 5.5
 壁の下を通されたFKで失点。仕方ないと思ったのですけど、ボールスピードを考えると止められただろうとの指摘。言われてみればそうかもしれません。また、テレビ解説ではキャッチじゃなくてかきだすという判断で良かったのでは?と。
DF
3 昌子 源 6.5
 使われないんじゃないかと思ったら出てきました。好きな選手なので応援したくなっちゃいます。大きく目立ったわけではないものの、守備能力の高さを示すプレーはあり。やはり良い選手です。
5 長友佑都 7.5
 ドリブルで盛んに仕掛けてくるクアドラードによく対応していました。それでもどっかで破られるのではという感じもあったのですけど、そのクアドラードは途中交代。抑えきった格好です。
19 酒井宏樹 6
22 吉田麻也 6
MF
7 柴崎 岳 7(79分OUT)
 好きな選手じゃなかったのですけど、スペインで苦労して応援したい選手に変わりました。ユーティリティですけど、今の代表では長谷部と並んで真ん中。プレーもユーティリティらしく攻守両面で良かったですね。運動量多く守って攻めてで、攻めではパスも出せます。
8 原口元気 7
10 香川真司 6.5(69分OUT)
 大半の時間消えていたのですけど大仕事しました。開始早々、こぼれを良いシュートして、ハンドリングで退場とPKをゲット。そのPKを自ら蹴って決めました。ほぼ真ん中といった感じのシュートで、GKの動きを見て最低限かわせればといった感じのものでした。
14 乾 貴士 6
 高校時代から好きな選手。もともとそういうタイプで失うところも多いのですけど、ドリブルなど得意のプレーをよくやっていました。守備はダメなタイプだと思っていたんですけど、そっちも頑張れますね。
 左サイドで切り返してゴール右狙いすましたシュート。ただ、コースは甘く。同じようなのがもう1本ありました。
 香川を初めて見たのは乾といっしょに見たセレッソで、コンビネーション良かったです。ただ、今日の試合は香川との連携の良さみたいなのはなし。当時のセレッソはもう1人ブラジル人選手と3人だけで攻撃していたのにめちゃくちゃ怖いというチーム。3人は守備免除でとりあえず渡しておいて、3人だけで攻めて…って感じでした。
17 長谷部誠 6
FW
15 大迫勇也 7(85分OUT)
 ハリルホジッチ監督は縦パスばかりのサッカー、カウンター狙いのサッカーでダメと言っている人がいました。その人はそのサッカーに大迫も合っていないとのこと。スピードがなくて裏を狙えないからということでした。ただ、 カウンターだからトップが足早くある必要はないんですけどね。南アフリカ大会の1トップ本田圭佑も鈍足でしたが、前で体張ってくれたのがうまく行っていました。
 ところが、大迫は開始早々のカウンターの場面、むしろスピードで勝ってビッグチャンス。シュートはGKの体に当てられるものの、こぼれからPKに繋がりました。
 後半はさらに裏を狙うプレーが多く。どうもチームとして縦パスを増やしたみたいですね。そして、大迫はむしろポストプレー以上に縦に裏を狙うプレーの方がいいのではないかという感じ。うまくターンしながら 抜けてシュートまで行くプレーもありました。よく狙っています。それから、CKから決勝点も記録しており、今日は全体に良かったですね。
交代出場
MF4 本田圭佑 6.5(69分IN)
 ミスパスが多く危なくなりそうなところあるなど、香川と似たような感じで 大部分輝けなかったのですけど、大仕事はしたというところまでそっくりいっしょ。投入してすぐの最初の左CKでゴールをアシストしました。
MF16 山口 蛍 -(79分IN)
FW9 岡崎慎司 -(85分IN)
(【日本2-1コロンビア|採点&寸評】長友と原口の闘争心に拍手!神様、仏様、大迫様!! | サッカーダイジェストWebより)



■2018/06/25 初戦で完全にノッた日本代表、内容の濃い引き分け

 ロシア・ワールドカップ(W杯)グループH第2節 日本 2-2 セネガル

  初戦で乗っていけるのではないかと書いたように、日本は非常に良いゲーム。引き分けですけど、優勢に進めて内容の濃い引き分けでした。
 日本は先に失点。セネガルのカウンターが出やすくなるかと思ったもののそうでもなく。追いついてからはセネガルが焦ってしまいました。セネガルは後半も修正できず、さらに焦ってボロボロ。むしろ引き分けだったのは運が良かったというくらいです。
 セネガルの初戦は、相手のフォーメーションチェンジに見事に対応して、むしろ戦術理解度や組織的守備は良いチームだと感じました。しかし、今日は逆に全くダメ。32チーム中10番目と若いチームではあるのですけど、27.2歳ですので極端ではありません。ただ、内容はかなり未熟でした。
 前述の通り、日本は今後のためにあまり活躍しない方が良いと思うのですけど、こういうときに限って頑張っちゃいますね。私が応援しない方が良いのかも。応援チーム戦績は、9勝10敗4分け。他でも書いているように、本気応援でちょくちょく負けているので、気持ち的には辛いです。肉体的にも観戦疲れが出てきました。

■2018/06/25  応援しないと言いつつ、むしろ好きな選手が多い今の代表
 ロシア・ワールドカップ(W杯)グループH第2節 日本 2-2 セネガル
【日本】乾貴士(前34)本田圭佑(後33)
【セネガル】マネ(前11)ムサ・ワゲ(後26)
GK
1 川島永嗣 4.5
 35歳。裏を抜けられてダイレクトというシュートをよくセーブという場面はありました。ただ、パンチングを相手の足に当てて失点という場面は、各メディアで問題が指摘されていました。今大会では最も悪いGKの1人ですね。あと、今年齢見てびっくり。もう35歳なんですね。
DF
3 昌子 源 6
 25歳。今日はアフリカ選手の身体能力にやや苦労する場面も。応援しないいいながら、好きな選手なのでヒヤヒヤして見ていましたが、幸い大きなミスはありませんでした。
5 長友佑都  6
19 酒井宏樹 7
22 吉田麻也 6.5
MF
7 柴崎 岳 7.5
 26歳。守備的な位置の2枚のうちの1枚。チームは応援しないいいながら、結構応援したい選手が出ている今の日本代表。そして、そういう選手たちが活躍します。特に柴崎は良いですね。
 前半は逆サイドに正確なボール。他にも良いボールがポンポン出ていました。後半も右サイドからダイレクトで1点もののボールなど、素晴らしいところを狙っていました。
 もともと献身的に守備をする選手であり、こちらもハイレベルでした。ただ、驚いたのが危ないところに出てくる守備の嗅覚の鋭さ。各メディアがマン・オブ・ザ・マッチに選んでいたように、攻守に代表の中心となっています。スペインでは精神的なところで苦労しましたけど、力を出せるとすごい選手ですね。
8 原口元気 5(75分OUT)
 27歳。RSH。相変わらず運動量多く、守備で活躍。ただ、その守備において、CKに逃げれば良いボールをバックヘッドで相手にプレゼントしたところから失点。川島が声出してましたけど、前を指さしていた感じで川島も少なくともCKに逃げる指示ではなさそうでした。
10 香川真司 6(72分OUT)
14 乾 貴士 6.5(87分OUT)
 30歳。LSH。涙出るほど好きだった野洲高校時代から好きな選手。彼もマン・オブ・ザ・マッチ級の活躍で、本当好きな選手が今大会頑張っています。
 ペナルティーエリア内左。ここしかないだろうという右隅に低いボールでパーフェクトなゴールで同点。
 初戦に引き続き守備もよくやっています。後半はダイレクトのシュートで右角に近い位置のクロスバー。2点目かというシーンでした。さらにペナルティーエリア内左から低いボールを通してアシストで2点とも絡みました。
17 長谷部誠 6.5
FW
15 大迫勇也 5.5
 28歳。今日は初戦でよかった裏へのボールではなく、本来の持ち味のポストプレーが中心。通用していました。ただ、ゴール前で1点というところでシュートまで行けないプレーはありました。
交代出場
MF4 本田圭佑 6.5(72分IN)
 32歳。今日も大仕事。乾が逆サイドから低いボールを入れてくれたのを決めてみせました。
FW9 岡崎慎司 6(75分IN)
MF11 宇佐美貴史 -(87分IN)
 26歳。彼も好きな選手。今回は応援していないチームなのに、好きな選手はむしろかなり多いチームです。柴崎と同じ世代のワールドユースで見て気に入った選手。柴崎はむしろ当時好きじゃなかったんですよね。宇佐美はテクニックがあって当時最も注目。ただ、こういう日本人選手はほぼ100%大成しないので、うまく育ててほしいと思っていました。プロでは守備を意識されるものの、当時は今より持つタイプだったクリスティアーノロナウドみたいにわがままなプレーでもいいんじゃないかと思っていたんですよね。
 実際、今でも守備はダメなようで、これが理由でLSHは乾が良いとメディアで言われていました。一方で、守備を免除されるほど攻撃が良いかと言うと完全に伸び悩み。ちょうどロナウドならさぼっても許されるが、宇佐美じゃ許されないとメディアに書かれていました。実績からすると代表に選ばれるのが不思議なほど苦労しているようです。時間がないので難しいのですが、今日もそれほど良いところは見せられませんでした。
(採点・メンバーは、【日本2-2セネガル|採点&寸評】柴崎のあのフィードはまさに芸術品‼ 川島はなぜ正面にパンチング? | サッカーダイジェストWebより)




■2018/07/03 日本は温存してギリギリ2位通過より首位通過すべきだった?

 ロシア・ワールドカップ(W杯)ベスト16 ベルギー 3-2 日本
【ベルギー】ヴェルトンゲン(後24)フェライニ(後29)シャドリ(後49)
【日本】原口元気(後3)乾貴士(後7)

  ベルギーは前の試合途中から復帰のコンパニが穴になる可能性も考えていましたが、これはそこまで問題にはなっていなかったようです。また、日本を舐めてくるという可能性も感じましたが、そういうところもありませんでした。一方、個々の力で勝ってきているものの、チームとしてのまとまりはなし。試合運びも下手です。日本がつけいるスキはありましたし、実際そこらへんは出ました。
 ベルギーの初戦は華麗なテクニックで勝ってきたもので、余裕がありすぎて気の緩みに繋がりそうなもの。一方、2試合目は逆にガンガン行ってリード。しかし、リードしてもペースを変えられないまま失点するという脆さの出た試合。主力メンバーが年齢を重ねて 成長するかな?と思ったものの、試合運びはうまくないのです。
  3戦目はベルギーは総入れ替えで温存。ただ、同じように温存したクロアチアは、連戦の相手よりむしろ動けていませんでした。普段は週2回か1回で戦っていて、2回だときついですけど、空いても中6日。10日ほどは空くことはありません。中4,5日くらいでちょうど回復もできて試合感も鈍らないということで、結果論で言うとあまり良くなく、むしろ逆効果だったのかもしれません。ベルギーの場合は連戦だと中3日できついスケジュールだったのですけど、温存して中9日だとやはり良くなかったですね。
 それでも優勝を狙うチームは先を見据えて温存という選択はありかもしれません。一方、日本はベスト8が目標でしょう。であるのなら、3試合目で温存するより、ベスト16 の相手を選んだ方が結果的には良かった感じですね。
 日本の試合時点では相手が不明で、ベルギーでもイングランドでも同じと考えたのかもしれません。ただ、相手が不明の時点で、わざわざ1位のチームと対戦しようというのは不自然でしょう。一般的には2位と対戦した方が確率が上がるので、ベスト8を狙う日本が勝ちに行かなかったのはおかしな采配だったと言えます。(ベルギーと当たる確率が高かったと書いていたものの、そのような状況ではなかったので2018/07/12に修正)
 なお、6人主力を温存し、最後はかなり長い時間時間稼ぎして0-1で負けたらしい、ポーランド戦ですが、これはたぶん皆さんが思っている以上にギリギリでした。日本はフェアプレーポイント差で当時1位で、最後もフェアプレーポイントの差で3位。ただ、もちろんセルビアがコロンビアと引き分けていれば日本は3位、また、日本が0-2で負けてもセルビアが2位でした。さらに皆さん気づいていないと思われるのが、セルビアが負けても1-2ならセルビアが2位通過だったということ。こうなると総得点の差になり、フェアプレーポイントは関係ないのです。相当ギリギリで、普通に首位通過を狙った方が良かったでしょう。コロンビアが日本にとって都合の良い良い勝ち方をするのを期待するというのはかなりの偶然狙いで、ポーランドを舐めて調子こいてしまった感じ。温存効果がないというのは私にも予想外でしたが、それを抜いても良くない選択だったと思います。
 今日の試合ですが、日本が良い守りをしていました。格下が活躍するには守備を重視するしかありません。また日本はカウンターが出ていただけでなく、むしろ良い時間帯も長くありました。前半30分過ぎから徐々にベルギーも持つようになってきたものの、動きが少なく、攻撃のスピードアップがなくて単調。緩急をつけられていません。動きや距離感、日本の守備の良さもありますが、強引な選択やミスも目立ちます。
 良いチームだと後半で流れを変えてくるのですけど、同じペースのまま後半もやって立て続けに失点。1点入れば変わるかと思ったのですけど、ラッキーな感じの得点後も変わらず。2点目もCKから力技で取ったものでベルギーらしさは出ませんでした。強引さ、焦り、ミスが目立ちます。
 良かったのは3点目のカウンターだけですね。これは集中力があり、スピードと余裕とテクニックという良いところがやっと出たものでした。私はベルギーをちょい穴で優勝予想にしていますけど、どこかでチームとしてまとまればという条件付き。こういう苦しい試合を経験してまとまるというのはよくあることなのですけど、このチームはちょっとダメかなぁという気がしています。



■2018/07/03 本田圭佑が戦犯、私なら「首根っこを掴んで怒鳴っている」と名将カペッロ
GK
1 川島永嗣 5.5
 35歳。1,2戦目は低評価の一方、私の見なかった3試合目は良かったそうです。今日の放送ではスーパーセーブ連発としていたものの、これは大げさ。ただなかなか良いと思って見ていました。
 ところが、超ワールドサッカーは2点目のハイボールループで入ったゴールは防げてのでは?と指摘。また、サッカーダイジェストでは同じ失点の場面は、そもそも川島のパンチングミスからとしており、ともに辛い評価でした。
DF
19 酒井宏樹 6.0
22 吉田麻也 6.0
3 昌子源 6.0
 25歳。CB。応援しないと言いつつもむしろ好きな選手が多い今回の代表。 昌子がそういう選手なのでミスしないで~と思って見ていました。苦労したところもあったものの、持ち味である前に出て先に触る守備をルカクに対しても見せており、良かったですね。5 長友佑都 6.0
MF
8 原口元気 6.5
 27歳。RSH。彼はもともと守備ができる選手で、ハリルホジッチ監督時代からそれを期待されていた感じ。今大会でも守備で貢献していますが、今大会はその守備のミスから失点。今日も守備に追われて攻撃では良さが出ていない時間が多くありました。しかし、カウンターの絶好のチャンス、迷いながらには見えたものの、打ってみたシュートで値千金の先制ゴール。コースも良いところでこれは見事。守備を頑張ったご褒美みたいな感じですね。
(→本田圭佑 -)
 32歳。今大会はむしろ良かったですし、今日も責めるのはかわいそうかなと思うものの、アディショナルタイム、味方がいないところにあっさりした完全GKボールのCKを蹴ってしまい、すぐにスローされてカウンターで失点。初めてベルギーの良さが完全に出てしまいました。
 指摘されている可能性はあるだろうなと検索すると、イタリアの名監督ファビオ・カペッロさんが辛辣なコメントを残していたそうな。まあ、正論ではあります。
「もし、私が日本の監督ならホンダの首根っこを掴んで怒鳴っているところだ。94分を迎え、延長戦が見えてきたところで、単純なボールを蹴ってGKに取られるなんてありえない。あれでチームは逆襲を浴びて負けたんだ。なんで時間を稼がなかったのか分からない」(「私なら首根っこを掴んで怒鳴ってる」名将カペッロ、逆転弾を呼び込んだ本田圭佑のCKに苦言! | サッカーダイジェストWeb)
7 柴崎岳 6.5
 26歳。守備的な位置の2枚のうちの1枚。応援していた選手の1人。未観戦の3戦目は悪かったそうですけど、私の見た試合は日本の中心といった感じ。今日も攻守に良く、ひっかかりかけたものの、右の原口のスピードを活かすスルーパスで先制点をアシストしました。
 で、チームの中心だと思っていたので、彼を下げてしまったのは意外。確か同点後の交代であり、逃げ切り体制ではないのですけど、メッセージとしては延長狙いの守備重視です。西の監督は常に攻撃にこだわっていると言っていたそうですけど、方便じゃないですかね。ただ、延長行っても、柴崎なしでどうするのか?という感じはありました。
(→山口蛍 -)
10 香川真司 6.0
17 長谷部誠 5.5
14 乾貴士 6.5
 30歳。LSH。応援しないのに応援選手が多いという最後の1人で彼も今大会活躍。私の好きな3人はみんな良かったです。
 今日は中央でゆるいマークではあったものの、ちょっと距離あるところから、右へのミドルシュート。素晴らしすぎます。ドリブルやキープも効いていました。
FW
15 大迫勇也 6.0
コンパニ相手に正確なポストプレーで起点に
  (メンバー・採点は、レーティング:ベルギー 3-2 日本《ロシアW杯》【超ワールドサッカー】より)
 


2026年4月11日土曜日

モドリッチやメッシの隠れた親戚が別の国で代表選手に

■2019/03/27  モドリッチやメッシの隠れた親戚が別の国で代表選手に
■2019/03/27 父がブラジル代表のチアゴとラフィーニャ、いとこもスペイン代表 



■2019/03/27  モドリッチやメッシの隠れた親戚が別の国で代表選手に

 意外なサッカー選手の親戚の話。名字が違う時点で意外なのですけど、海外は移民が多いので、国籍すら違うケースがあるので、マジでわかりません。

<クロアチア代表MFルカ・モドリッチ 元オーストラリア代表FWマーク・ヴィドゥカ>
 従兄弟。私は「ヴィドゥーカ」という伸ばす言い方に聞き覚え。でかいFWだった気がしましたが、188cmでやはり長身です。
  ヴィドゥカはオーストラリア生まれですが、父がクロアチアからの移住者なんだそうです。
 (あなたは知ってた? 実は血縁関係にある世界のサッカー選手たち | サッカーキングより)

<アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ スペイン代表FWボージャン・クルキッチ>
 親戚だったと判明したのは2011年のことということで、新しいですね。このエピソードでわかるように「遠い親戚」。メッシのルーツはスペインのカタルーニャ州にあり、曽祖父がボージャンの曽祖父と兄弟だったとのこと。
  クルキッチではなく、ここでボージャンと言われて気づきましたが、彼もバルサにいて、超期待の選手でしたね。記事でも"バルセロナの下部組織で育ち、少年時代から「天才」と称されてきた2人"としていました。私は見ていて良さがわからなかったタイプなのですけど、ボージャンは伸びませんでしたね。
 記事では「スペイン代表」でもなく「スペイン人」と紹介。ただ、調べてみると1試合出場経験がありました。また、カタルーニャ代表でもあります。


■2019/03/27 父がブラジル代表のチアゴとラフィーニャ、いとこもスペイン代表

<スペイン代表MFチアゴ・アルカンタラ FWロドリゴ ブラジル代表MFラフィーニャ>
 チアゴとラフィーニャの父がアメリカW杯優勝のブラジル代表マジーニョだとのこと。じゃあ、兄弟なのか。
 また、スペイン代表のロドリゴ・モレノ・マチャドはいとこ。チアゴとロドリゴは代表でいっしょですね。そのロドリゴの父アダルベルトもまたブラジルのプロサッカー選手だったとのこと。このアダルベルトというのは、じゃあマジーニョと兄弟ってことでしょうね。

 <ナイジェリア代表FWアレックス・イウォビ オーガスティン・オコチャ>
 これは聞いたことありました。イウォビの叔父がオコチャです。プレースタイルも似ていると聞いて、オコチャが結構好きだった私は楽しみにしていたものの、あまり良さがわかなくて残念でした。

<ボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコ DFエミル・スパヒッチ>

 従兄弟。ボスニア・ヘルツェゴビナ代表の歴代出場数でトップ2。

<カメルーン代表FWジョエル・マティプ DFマーヴィン・マティプ ジョゼフ・デジレ・ジョブ>
 マティプ兄弟とジョブはいとこ。皆カメルーン代表でそこはそこまで意外ではないものの、兄弟はドイツ生まれ、ジョブはフランス生まれであり、カメルーン以外での代表の資格がありました。

<オランダ代表DFパトリック・ファン・アーンホルト MFレロイ・フェル>


2026年4月10日金曜日

風間八宏監督ってすごいの?すごくないの?低迷で名古屋を解任される

■2019/10/09 風間八宏監督ってすごいの?すごくないの?低迷で名古屋を解任される
■2019/10/09 風間サッカーは外国人選手か良い選手頼りで失点が多い?
■2019/10/09 川崎に比べて名古屋は選手が悪い!解任は我慢すべきだった?
■2019/11/24 ほぼ完成していたはずの風間サッカーが崩壊した理由



■2019/10/09 風間八宏監督ってすごいの?すごくないの?低迷で名古屋を解任される

 以前、風間八宏監督ってすごいの?すごくないの?という投稿をしたと思っていました。が、なんぼ探しても見つからず。うーん、投稿しなかったのかもしれません。
 その話があるとわかりやすかったのですけど、とうとう名古屋の監督を解任となりました。名古屋では前年の前半は低迷してやばかったものの、大型補強が成功したせいか後半好調。とはいえ、全体としては15位。そして、また今年低迷してしまっために、今度は耐えきれず解任となった感じですね。8勝7分け11敗の11位でしたので、去年よりは良いんですけど…。
 J1名古屋、風間監督を解任 後任はフィッカデンティ氏 | 共同通信(2019/9/23 13:04)では、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場を目指して積極的に補強した今季は守備が安定せず、失点を重ねて上位に食い込めなかったとしていました。


■2019/10/09 風間サッカーは外国人選手か良い選手頼りで失点が多い?

 苦労したのですけど、 検索して2018年の不調のときに読んでおもしろかったブログを見つけ出しました。風間監督、解任すべき?しないべき?を考える (2018/4/30 hardworkeers2007)のブログというものです。名古屋サポーターが主体だと思われますが、解任すべきかしないべきかで、ネットの反応も分かれているというものです。
 解任派での主力は、 「風間サッカーの未来が見えない」というもの。当時は終わりの見えない連敗の最中(8連敗中)であり、このスタイルで勝てるようになるのか?というところがありました。なお、当時言われていた外国人頼りや失点の多さは、一度好調になった後にも言われています。風間サッカーの本質かもしれません。
  実は擁護派の意見でも、外国人頼りと似たところが見られます。「選手層がそもそも薄い」「やり方を変えてもついていける選手がいない」というものです。とはいえ、2018年夏に補強、そして、さらなる補強をした2019年には、擁護としてはかなり苦しくなるかもしれません。
  また、興味深いのは、「指揮官としては適任じゃない。指導者として雇えば?」「11対11における戦術家としては失格。川崎時代だって結果を出せていない」といったもの。このうち、川崎で結果を出せていないってのは嘘でしょう。
 ただ、実は結果を出しているように見える監督でも、細かくチームを作れない監督ってのは結構いるんですよね。ひょっとしたらきっちりとチームを作れる監督というのは、ほとんどいないのかもしれません。


■2019/10/09 川崎に比べて名古屋は選手が悪い!解任は我慢すべきだった?

 川崎時代との違いという話が出てきましたが、実を言うと、これは先の外国人頼り、というか、良い選手頼りのところにも戻ってきます。2年目ですぐに結果を出した川崎の場合、日本人選手を含めてCBや中盤にしっかりした選手がいたとのこと。結局、良い選手がいてこそみたいなんですね。
 さらに、ブログの作者さんが川崎をよく知る人に聞いたところ、ボール保持率を高める風間サッカーを目指しつつも、得点パターンはそうではなくてカウンターでした。風間サッカーで勝っていたわけではない模様。風間サッカー浸透には、良い選手だけでなく時間も必要なのです。
 ブログ作者はこのような背景から夏の大型補強を希望し、実際に大きな補強があり、 絶好調で破竹の快進撃を続けた時期がありました。しかし、結局、2018年と同じような悩みに戻ってきて解任。
 反論としては、選手らが適応できるまで、あるいは成長するまで待つ我慢がまだまだ必要だった…ということになるでしょう。ただ、正直良い選手が揃わないと即降格争いになってしまう監督というのは、監督としての評価では良い点数をあげづらいものだと思います。「良い選手を揃えて時間ももらえるなら俺だってやれる!」と多くの監督が思うでしょう。風間監督を特別扱いしすぎです。
 前述の通り、2018年も2019年はかなり補強もしていましたしね。特に2019年の補強については、文句なしのA評価としているマスコミすらありました…。擁護は難しいと思います。

■2019/11/24 ほぼ完成していたはずの風間サッカーが崩壊した理由

 風間グランパスの終焉…独特すぎる攻撃偏重スタイルはなぜ大成しなかったのか?(サッカーダイジェストWeb 今井雄一朗)という記事があったので、読んでみました。
 まず、記事によると、<独特にして攻撃偏重の風間監督のもと、約2年半を戦ってきた名古屋は“名古屋の風間スタイル”を確立しつつはあった>とのこと。そもそも時間の問題はほぼクリアしていたようです。前回も書いたように、一時は強かったときがあります。
 じゃあ、なぜダメだったの?と言うと、対策法がわかると途端にダメになってしまったため…とのこと。徹底的に守備してカウンターで対処可能だったようです。かつて風間サッカーをやった川崎だけはそれをやらずに名古屋に完敗してくれましたが、その後、川崎も真っ向勝負をやめてロングボール戦術に。
 挙げ句、風間名古屋も風間サッカーにこだわるのをやめて、ロングボールを解禁。この時点ですでに自ら風間サッカーを捨てていたようです。
 まとめると、風間サッカーがほぼ完成していたのに全く通用せず、最後は自ら崩壊したということ。うーん、こうやって見ていくと、そもそも風間サッカーに無理があったという感じ。言葉はきつくなかったのですけど、ある意味、私より辛辣な評価ですね。

 記事の中盤の小見出しは、「風間スタイルは名古屋に何を残したのか?」という前向きな良かった探し的なものでした。その良かったことは、和泉竜司や宮原和也といった選手を開花させたということ。また、選手全体が技術的に成長したのでは?という話です。
 ただ、積極的に風間さんを評価する内容ではありませんでした。「固定したチーム戦術やグループ戦術が希薄だっただけに、遺産と呼べる要素は、これ以上は少ないかもしれない」としています。
 さらに、ある意味で戦術に飢えていた選手たちに、後任のルールを決めるタイプの監督が受け入れやすいというメリットがあるのでは?という無理やりな「良かった探し」も。前任社長があまりにクズすぎたので、後任社長が誰であれ喜ばれる…みたいなひどい話ですね。
 前回のときにも書いたように、結果を出しているように見える監督であっても、チームをきちんと作れる監督はそう多くはなさげ。風間八宏さんがまさにそういうタイプだったみたいですね。