2026年6月12日金曜日

「クラブメンバーまるごと代表」が、南アフリカ代表の強さ?

■2026/06/04 「クラブメンバーまるごと代表」が、南アフリカ代表の強さ?
■2026/06/12 ポゼッションサッカーは南アフリカのカウンターの格好の餌食?



■2026/06/04 「クラブメンバーまるごと代表」が、南アフリカ代表の強さ?

 南アフリカは久しぶりのワールドカップですね。自国開催以来の出場。その前回も開催国だから出れたというだけで、正直全然。アジア勢すらなし得なかった、史上初となる開催国のグループリーグ敗退を成し遂げてしまいました。ピークはだいぶ前で弱そうな感じです。

 で、期待していなかったのですけど、”サッカー南アフリカの注目選手、2026年W杯の核となる5人 - Soccer Book Library”では、アフリカは税調著しく注目とされていました。まあ、前回大会は最弱だったアフリカ・アジア勢がこれまでのトレンドに反して活躍。アジア勢は結局ノックアウトリーグに入った途端普通によわよわですぐ全滅しましたが、アフリカからはベスト4入りが出ていました。
https://soccer-book.com/library/%E7%9F%A5%E8%AD%98/%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E5%8D%97%E3%82%A2%E3%83%95%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%81%AE%E6%B3%A8%E7%9B%AE%E9%81%B8%E6%89%8B%E3%80%812026%E5%B9%B4w%E6%9D%AF%E3%81%AE%E6%A0%B8%E3%81%A8%E3%81%AA/#google_vignette

 今大会の南アフリカは同じ国内強豪クラブマメロディ・サンダウンズでプレーする選手が多く、連携が良いとのこと。こういうのは代表チームの作り方として非常におもしろいと思うのですけど、日本は逆に分散型の傾向が続いている感じ(昔は読売=日本代表みたいな時代もありました)。戦術的には、堅守速攻だそうです。
 
 注目選手としては、ボランチのテボホ・モコエナ。ロングレンジのキック精度が高くゴールも狙えるとのこと。好きなタイプです。
 アフリカはGKが良い印象ですが、南アフリカのGKロンウェン・ウィリアムズも注目。CBの間に入って数的優位を作るビルドアップも得意だとのことで、現在型GKですね。
 右SBムダウは対人守備が強く、前への推進力もあるとのこと。これも好きなタイプです。
 パーシー・タウは左ウイングやセカンドトップ。細かいタッチにパスに加速的な動き、裏への動きとこれも好きなタイプっぽいです。
 最後はCFのエビデンス・マクゴパ。私はCF嫌い、ストライカー嫌いという珍しい変わった性癖なので好きじゃなさげ…。ただ、守備意識が高く、ポストプレーだけでなく裏への動きが巧みということで、わりと嫌いじゃないかもしれません。

 予想フォーメーションは、”サッカー 南アフリカ代表【2025年最新メンバー・フォーメーション】”を見ました。こちらだとそもそも前述の注目選手でいない選手がいます。以下のフォーメーションは、実際のワールドカップメンバーを見て、多少変更しました(2026/06/05追記)。

   フォスター
  (レイナーズ、マクゴパ)
アポリス  ??? モレミ
(モフォケン)  
 モコエナ ムバタ
      (シトレ)
モディバ    ムダウ
(カビニ)   (マトゥルディ)
 ムボカジ シビシ
 (ヌダマネ)
  ウィリアムズ
https://www.roiblog.jp/worldcup2026-southafrica

 あと、この2025年のメンバーを見ると、「クラブメンバーまるごと代表」というほど極端じゃなくて残念。マメロディ・サンダウンズの選手を数えると、6人のみ。そこまで極端じゃないようです。
 ただ、オーランド・パイレーツの選手も多く、8人。2クラブで大部分を占めている感じですかね。

2026/06/05追記:ちゃんとワールドカップメンバー見ておかないと…と検索。この検索で見つけた”サッカー 南アフリカ代表 最新メンバー | ゲキサカ”によると、”攻撃陣ではオーランド・パイレーツ、守備陣ではマメロディ・サンダウンズ所属選手が主軸を担っており、連係面での不安も少ない”とのこと。なるほど、攻撃と守備でそれぞれにチームメイトなんですね。
https://web.gekisaka.jp/pickup/detail/?439299-439299-fl

※26/5/27発表(北中米W杯メンバー)
▽GK
ロンウェン・ウィリアムズ(マメロディ・サンダウンズ)
リカルド・ゴス(シウェレレ)
シフォ・チェイン(オーランド・パイレーツ)

▽DF
ブラッドリー・クロス(カイザー・チーフス)
タバング・マトゥルディ(パロクワネ)
カモゲロ・セベレベレ(オーランド・パイレーツ)
ヌコシナティ・シビシ(オーランド・パイレーツ)
クリソ・ムダウ(マメロディ・サンダウンズ)
オーブリー・モディバ(マメロディ・サンダウンズ)
クルマニ・ヌダマネ(マメロディ・サンダウンズ)
オルウェトゥ・マカニャ(フィラデルフィア・ユニオン/アメリカ)
ムベケゼリ・ムボカジ(シカゴ・ファイアー/アメリカ)
サムケレ・カビニ(モルデ/ノルウェー)
イメ・オコン(ハノーファー/ドイツ)

▽MF
テボホ・モコエナ(マメロディ・サンダウンズ)
ジェイデン・アダムス(マメロディ・サンダウンズ)
タレンテ・ムバサ(オーランド・パイレーツ)
スフェフェロ・シトレ(トンデラ/ポルトガル)

▽FW
ライル・フォスター(バーンリー/イングランド)
タペロ・マセコ(AELリマソル/キプロス)
ゼンバ・ズワネ(マメロディ・サンダウンズ)
イクラーム・レイナーズ(マメロディ・サンダウンズ)
オスウィン・アポリス(オーランド・パイレーツ)
ツェパング・モレミ(オーランド・パイレーツ)
エビデンス・マクゴパ(オーランド・パイレーツ)
レレボヒレ・モフォケング(モフォケンとも オーランド・パイレーツ)

■監督
ウーゴ・ブロース



■2026/06/12 ポゼッションサッカーは南アフリカのカウンターの格好の餌食?

 番組で言われて思い出したが、南アフリカ開催の開幕戦の相手がメキシコ。今回はそれを逆にした形でおもしろい。当時は1-1の引き分けだったようです。
 事前に読んだページによると、メキシコ代表がカウンターサッカーになったと聞いていたのだけど、最近の親善試合含めて普通にポゼッションサッカーだそうな。なので、カウンターサッカーの南アフリカとしてはむしろやりやすいのではないかと思いました。
 ところが、南アフリカはポゼッションを取られるだけで、カウンターが炸裂せず。カウンターというか、そもそフィニッシュまで行けないというさんざんな内容。カウンタースタイルのチームは先に失点した時点できつく、なおかつ、それでも攻勢に出られず。さらに、退場者を出して詰み。
 一応、メキシコ代表も2点目を決められず、スコア的には十分ドローに持ち込める状況。南アフリカは退場者を出しても守備には入らず、トップを残す強気の戦いはしていました。が、結局、チャンス以前にそもそもシュートができないという内容的にはかなり悪い状態を脱せず、可能性を感じさせないプレー。さらに、2失点目を喫して今度こそ本当に終了。

メキシコ 2-0 南アフリカ

[W杯]グループリーグ第1節 メキシコvs南アフリカ 試合詳細 | ゲキサカ
https://web.gekisaka.jp/livescore/detail?match=4tcpns1nwyc0jtpucgzj9dp90

5-1-2-2
GK 1 ロンウェン ウィリアムズ 1992年1月21日    184cm・79kg 34歳
 アフリカ最高のGKと呼ばれているそうな。やはり結構良かった。足元もうまいと言われており、プレッシャーかけられても余裕持ち過ぎじゃないというほど近くに来てからボールを蹴るところ。
 41分、誰も触らなくてもゴールに飛んでくるボールで、相手選手が触るか触らないかというGKにとって難しいイヤラシしいボールによく反応。
DF 14 ムベケゼリ ムボカジ 2005年9月19日    180cm・90kg 20歳
 CB。今年齢見ると、若い選手でびっくり。パスがやや悪かったということもあるが、先に触る良いプレー。44分良いミドルシュートとあったものの、GKの位置との関係かしっかり反応される。
DF 21 イメ オコン
 CB。
DF 19 ンコシナティ シビシ
 CB。ストレスの貯まる試合展開のせいか、後半イラッとした感じでラフに行ってイエローもらってしまうところ。
DF 6 オーブリー モディバ
 LWB。後半焦れた感じでファールしてしまうところ。
( 77分→ 7 オスウィン アポリス )
DF 20 クリソ ムダウ 1995年4月26日    181cm・72kg 31歳
 RWB。注目選手と言われていたのに忘れていた。終盤高い位置でうまくかわして、ファールを誘う。相手がレッドになって一矢報いる。
MF 23 ジェイデン アダムス
( 61分→ 11 ゼンバ ズワネ )
 入ったばっかりなのに、プレーの後でぶつかって行って手かどこかがあたったことでチーム2人目のレッドカード。やや厳しい判定かなとは思ったが…。
MF 13 ヤヤ シトレ
 CM。GKからボールもらいターンしたところ相手いて取られてしまう危ないプレー。さらに、49分裏に抜けられたところを手を出してしまいレッドカード。手を出してるし、GKと1対1だし、これはこの日最も妥当なレッドカードだった。
MF 4 テボホ モコエナ 1997年1月24日    176cm・68kg 29歳
 CM。注目選手で確かにいいところあったんだけど、ムラを感じた選手。
 16分、完全に遅れて入ってしまいイエロー。その後、右サイドの前にまで流れて行って逆にファールをもら良いプレー。…をしたと思ったら、取られてしまうプレー。後半は推進力あるプレーもあり、やはり良さはあり、ムラッ気。
FW 9 ライル・フォスター
( 56分→ 5 サレンテ ムバサ )
FW 15 イクラーム レイナーズ
( 77分→ 17 エヴィデンス マクゴパ )


16歳でメキシコ代表デビューし準決勝でアシスト!ジルベルト・モラ

■2026/06/01 16歳でメキシコ代表デビューし準決勝でアシスト!ジルベルト・モラ
■2026/06/01 世代交代失敗?新しいヒメネスが登場も古いヒメネスがまだいる!
■2026/06/12 レッドカード出しすぎ!退場者続出の荒れた開幕戦に…



■2026/06/01 16歳でメキシコ代表デビューし準決勝でアシスト!ジルベルト・モラ

 ジルベルト・モラは16歳でメキシコ代表デビュー。これだけでもニュース性があるのですけど、通常、こういう若い選手のデビューってまずは親善試合だと思うのに、よりによって2025年のCONCACAFゴールドカップの準々決勝という、本気で勝たなくちゃいけない大事な試合でデビュー。メキシコA代表史上最年少出場記録を更新したそうです。
 さらに、この準々決勝で勝利した後の準決勝では、決勝ゴールをアシスト。早速結果も出してみせます。

 こうした話があったのは、FIFAの”2026年W杯のワンダーボーイ:ジルベルト・モラ | メキシコ代表”というページ。プレー紹介を見てみると、私が好きなタイプっぽいですね。

ポジション:攻撃的ミッドフィルダー
長所:ゲームインテリジェンス、ライン間の創造性、ボールコントロール、スルーパス、プレッシャー下での冷静さ、年齢以上の成熟度

<17歳のモラが際立っているのは、試合を読む力と予測能力だ。ライン間でボールを受け、プレッシャーをかわし、完璧なタイミングでパスを出す能力を持っている。単なる“早熟な才能”ではない。プレッシャーがかかる局面でもボールを欲しがる冷静さ、創造性、そして勇気を兼ね備えている。
 経験豊富なメキシコ代表にとって、モラは攻撃陣に新鮮さとアイデアをもたらす存在となり得る。計算された予測不能性と、新たな攻撃の次元を加えることができる選手だ。>
https://www.fifa.com/ja/tournaments/mens/worldcup/canadamexicousa2026/articles/world-cup-wonderkids-gilberto-mora-ja

■2026/06/01 世代交代失敗?新しいヒメネスが登場も古いヒメネスがまだいる!

 ”2026年W杯出場国紹介:メキシコ代表|注目選手・対戦日程・大会展望 | FootballAnalysis”によると、なんとハビエル・アギーレ監督が3度目のメキシコ代表監督に就任。聞き覚えがある方も多いでしょう。何しろ日本でも代表監督をつとめた監督ですからね。
 こちらによると、かつてのポゼッション(ボール保持)へのこだわりを捨て、「激しいボール奪取と、鋭いカウンター」のサッカーになったとのこと。もともとそこまでポゼッション、ポゼッションしていなくて、スピードある攻撃もあった印象ですけどね。
https://football-analysis.net/mexico-national-team-2026-world-cup/

 注目選手としては、なんと「6度目のW杯メンバー入り」となりそうなGKギジェルモ・オチョアや守備的MFエドソン・アルバレス。エドソン・アルバレスは若い頃から注目選手ですが、良さがいまいちわからなかった選手。今大会は28歳かな。精神的にも支柱という年齢です。キャプテンみたいですね。

 FWのサンティアゴ・ヒメネスも注目だそうな。前回大会エースとされたラウル・ヒメネスとは別のヒメネス。以前も書いたように、中南米じゃ多い名前ですね。ストライカータイプじゃなくて好きじゃなさげ。おまけに怪我開けで復調していないようです。前回大会のヒメネスもそんな感じでした。
 というか、ラウル・ヒメネスの方も注目選手になっていました。まだいたのか!という。35歳かな。前回大会も世代交代が進んでいないと書いたのに、まだいるとは! 地元開催ですけど、ちょっと苦しいかもしれません。
 とはいえ、中盤でジルベルト・モラ(17歳かな?)というめちゃくちゃ若い選手が出てきており、若い選手とうまく合わさればまだ行けるかもしれません。

 代表に選ばれている選手を見ると、私が比較的好きなのは攻撃のアレクシス・ベガくらいかな。好きな選手ベスト11までは行かないものの、次点くらいな好きさ。8年前のワールドカップはすごかったのです。ただ、4年前のワールドカップ時点で、すでにちょっと落ちてしまっていた感じ。その彼がまだ選ばれていることからすると、これも世代交代失敗案件でしょうか。



■2026/06/12 レッドカード出しすぎ!退場者続出の荒れた開幕戦に…

[W杯]グループリーグ第1節 メキシコvs南アフリカ 試合詳細 | ゲキサカ
https://web.gekisaka.jp/livescore/detail?match=4tcpns1nwyc0jtpucgzj9dp90

メキシコ 2-0 南アフリカ

 番組で言われて思い出したが、南アフリカ開催の開幕戦の相手がメキシコ。今回はそれを逆にした形でおもしろい。当時は1-1の引き分けだったようです。
 事前に読んだページによると、メキシコ代表がカウンターサッカーになったと聞いていたのだけど、最近の親善試合含めて普通にポゼッションサッカーだそうな。なので、カウンターサッカーの南アフリカとしてはむしろやりやすいのではないかと思いました。
 ところが、南アフリカはポゼッションを取られるだけで、カウンターが炸裂せず。カウンターというか、そもそフィニッシュまで行けないというさんざんな内容。カウンタースタイルのチームは先に失点した時点できつく、なおかつ、それでも攻勢に出られず。さらに、退場者を出して詰み。
 一応、メキシコ代表も2点目を決められず、スコア的には十分ドローに持ち込める状況。南アフリカは退場者を出しても守備には入らず、トップを残す強気の戦いはしていました。が、結局、チャンス以前にそもそもシュートができないという内容的にはかなり悪い状態を脱せず、可能性を感じさせないプレー。さらに、2失点目を喫して今度こそ本当に終了。

4-1-2-2-1
GK 1 ラウール ランヘル
 注目選手とされていた「6度目のW杯メンバー入り」となったGKオチョアは控え。最近は出ていなかったみたいですね。ランヘルが先発。南アフリカがほとんどシュートできない状態でセービングで目立つとことはありませんでしたが、プレッシャーかけられても繋いでおり、良い印象でした。

DF 23 ヘスス ガジャルド
 LSB
DF 5 ヨハン・バスケス
 CB
DF 3 セサル・モンテス 1997年2月24日    195cm・89kg 29歳
 CB。20分、うまく奪った上に少し持ち上がってボールをキープしてファールをもらう。単なる長身DFというのではなく、他のプレーも良さげ。
 ただ、試合の終盤少し遅れて足を出してしまいレッドカード。正直、レッドは厳しいと思った。この試合3枚目で審判はレッド出しすぎ。ブラジルワールドカップのときかな、せっかく日本人初の開幕戦主審という栄誉を受けられたのに、やや議論を呼ぶレッドカードを出してしまったせいで、その後、干された感じになってしまったことを思い出しました。レッドカードを不用意に出さない審判の方が良い審判です。
DF 15 イスラエル レジェス 2000年5月23日    180cm・73kg 26歳
 4分、スローインの流れで、右からマイナスに入れてチャンスに。背番号が見えなかったけど、低い位置でのパス回しで周りの選手を飛ばして逆サイドに入れることで、相手のプレスをうまくかわすプレーが何度かあったの、彼じゃないかと思う。良さそうな選手。
MF 6 エリック リラ 2000年5月8日    172cm・62kg 26歳
 CM。本来はこの位置で絶対的なチームの中心でキャプテンのエドソン・アルバレスが怪我明けということもあるのか先発せず。ところが、このリラがめちゃくちゃ良かった。アルバレスは大体いつ見てもいまいちだと思うので、リラの方がいいんじゃないかな。
 守備の場面ではDFラインまで入り、ケアしていることが多い。ただ、8分にはペナルティエリア近くの高い位置まで行ってボールを奪って先制点をアシスト。守備をしっかりやっている一方で、中南米の選手らしく、プレッシャーかけられても落ち着いてサイドの難しいところ通してくるようなプレーも。
( 76分→ 4 エドソン・アルバレス )
MF 8 アルバロ・フィダルゴ
 RSH。
( 66分→ 19 ジルベルト・モラ ) 2008年10月14日    168cm・-kg 17歳
 楽しみにしていた選手。やはりボールタッチが良い。ボールをもらおうとする動きもある。やはり好きそうなタイプ。意外に粘り強い守備も。背番号が見えなかったけど、チャンスに繋がるプレーしていたの彼だったんじゃないかと思う。
MF 26 ブライアン グティエレス 2003年6月17日    178cm・70kg 22歳
 LSH。結構タッチがいいなと思う。ただ、一方でトラップミス、足に行くプレーでのイエロー、チャンスでキックミスなど、ムラがある感じ。ひょろっとしている感じを含めて、こういうタイプむしろ好きではあるな~とは思う。2人にこらえて、スライディングして奪われないようにする意外に泥臭いプレーも。
 後半4分、裏へ入っていくプレーもあり、あわやPKというFKをとる。抜ければGKだけというビッグチャンスだったので相手はレッドカード。結果的に、勝利に大きく貢献したプレーのひとつに。
( 66分→ 24 ルイス チャヴェス )
MF 16 フリアン キニョネス 1997年3月24日    178cm・78kg 29歳
 テレビではLWGで紹介。8分、高い位置で奪ってもらったボールをきっちり決めて先制。42分にも中央まで入って良いシュートがポスト。これ以外にも積極的にシュートを狙うプレーが目立つ。サウジアラビアリーグの得点王だったんだそうな。シュート意識が高く、なるほどという感じ。
( 79分→ 10 アレクシス ヴェガ ) 1997年11月25日    173cm・73kg 28歳
 世代交代していない!と書いていたら、まだ28歳。普通に代表レギュラーでおかしくない年齢、むしろピークに近いんじゃないかという年齢でした。若いときから活躍しすぎていたせいで勘違い。
 が、その活躍できる年齢のベガがなんとベンチスタート。キニョネスの方が大活躍していたし、ここのポジションは層が厚いですね。途中交代して出たベガが悪かったわけもなく、ボールを持つとまずドリブルから入ってくるので、相手の守備陣は守りづらそうで、効いていました。
MF 25 ロベルト アルヴァルド 1998年9月7日    176cm・63kg 27歳
 テレビはRWGで紹介。左利きで右に入っており、シュートを狙いやすい形。42分、折り返してチャンスを演出。その前に、左CK左足で逃げるクロスを中でフリーになっていた選手を狙って良かったのも彼じゃないかな。選手交代があってすぐの後半21分にはクロスでアシスト(とメモしていたが別の選手だったかも)。試合を決める2ゴール目。
FW 9 ラウール・ヒメネス 1991年5月5日    190cm・76kg 35歳
 選手交代していなくて問題と書いた年寄りの方のヒメネスが先発しちゃいます。ただ、プレーは良かったですね。12分、ちょっと長かった裏からのボールをうまくコントロールしてCKとって上々の結果に。これが4大会目で未だノーゴール…だったのが、後半21分ヘディングで決めてワールドカップ初ゴール。試合を決める2点目でした。
( 76分→ 14 アルマンド ゴンサレス )

コンサドーレ札幌降格 ミシャ・サッカーの限界が露呈した

■2024/12/03 コンサドーレ札幌降格 ミシャ・サッカーの限界が露呈した



■2024/12/03 コンサドーレ札幌降格 ミシャ・サッカーの限界が露呈した

 私の地元北海道のコンサドーレ札幌ファンの友達が「コンサドーレはJ2優勝回数が多い」と自慢していたのですけど、「それはJ1で成績が悪くて、J2降格が多いからこそでしょ」とツッコミたくなりました。あまり自慢できません。
 そんな風にJ2降格が定番で、J1昇格とJ2降格を繰り返していたコンサドーレ札幌が、ミシャことミハイロ・ペトロヴィッチ監督になってから優勝争いするほど強くなった!と思っていました。ただ、改めて戦績を見てみると、良かったのは一年だけで、あとは普通に全部二桁順位。私の勘違いでした。かつてのことを考えると、すぐ降格しなかっただけで好成績ですけどね。

年度    順位
2018    4位(18)
2019    10位(18)
2020    12位(18)
2021    10位(20)
2022    10位(18)
2023    12位(18)

 ということで、なかなか降格しなかったコンサドーレですけど、2024年は久しぶりに序盤から「今年は降格間違いなし」という弱さを発揮。早々に降格決定を予期していたために、思ったより粘りましたが、最終的にはこの予想を覆す復活を見せることもなく、無事に降格が決まっています。やはり強いチームに変わったわけではありませんでしたね。

 この降格に関して、<コンサドーレ札幌が降格したのはなぜか 「ミシャらしい」サッカーの「光と闇」 | web Sportiva (スポルティーバ)>(2024年12月02日 13:52 更新    小宮良之)という記事が目に入りました。
 タイトルの時点で思ったのは、「おもしろいサッカーと勝てるサッカーは違う」ということと、「結局、ミシャサッカーは良い選手を集めないと成立しない」ということでした。

 本文を読んでみると、例えば、以下の部分は、「結局、ミシャサッカーは良い選手を集めないと成立しない」にあたりそうです。

<1点目の失点と得点に札幌の"闇と光"が見えた。
 前半8分、札幌は岡村大八がトルガイ・アルスランをマンツーマンで潰しに行っているが、果断さに欠け、ファウルを取られる。(中略)素早いリスタートから左に展開されると、どフリーからのクロスに、大外の加藤陸次樹のマークも見失い、簡単に合わされていた。
 ミシャが信奉するマンツーマンは、ひとつの綻びで他に混乱が生まれる。対面する選手に負けないことが、戦術運用の絶対条件だが、広島戦の札幌は、各所で個人として負けていた。その局面は敗北に直結したと言える。>
https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/football/jleague_other/2024/12/02/post_117/

 一方、以下の光の部分は、ミシャサッカーのおもしろさにあたるでしょう。

<一方、ミシャサッカーの真髄も見せた。
 前半42分、鈴木武蔵の一撃で1-1に追いついたシーンは象徴的だろう。やや勢いが止まった広島を押し込むと、手を緩めない。スローインから短いパスをつなぎ、間合いを測ったパスを、3人目として近藤友喜が裏に走って受け、そのクロスをニアで鈴木が合わせた。攻撃の連続性が感じられ、人とボールが動き、流れがあった。
〈スペースの占拠と撹乱〉
 それをトレーニングから繰り返しているのだろう。(中略)
 ミシャのサッカーは、常にボールにチャレンジし、ボールを運び、イニシアチブをとって相手を凌駕する。それをシステム化し、選手を啓発、覚醒させた。その結果、J1に6シーズンも定着させたのだ。>

 すでに降格が決まったモチベーションを保てない試合であるのと、広島との今季のパフォーマンスの差があり、1-5で大敗。負けて当然ではあります。
 ただ、他の失点も、パスをとられて失点を繰り返していたことが指摘されていました。パスを繋ぐことにこだわったミシャサッカーらしい失点だと感じます。失点が多いサッカーをするという印象がありますね。

 また、記事では今シーズンは選手の離脱が多かった割に補強が弱く、「戦力ダウンは否めず」「37節終了時点で66失点は2番目に多い数字で、守備の脆さは目立つ。しかし、目を引くのは、3番目に少ない42得点のほうだろう。攻撃的スタイルを標榜するチームとしては致命的だ(全34節の昨シーズンは61失点も、56得点だった)。」「極論すれば、得点力のある選手の欠如が響いたか」といったまとめに。
 これは私が書いた「結局、ミシャサッカーは良い選手を集めないと成立しない」ですね。おもしろい魅力的なサッカーではあるものの、弱いチームを劇的に活躍させるようなサッカーではなかったと思われます。
 まあ、前述の通り、なかなか降格しなかった時点で、コンサドーレ札幌の歴代成績としては「史上最高」で「史上最強」でしたので、十分弱いチームを活躍させた気もしますけど…。