2026年5月24日日曜日

監督解任の理由は大量得点差勝利 相手への敬意に欠ける?

■2019/11/20 大量得点差は相手に失礼?勝利チーム監督を批判して解任
■2017/06/18 監督解任の理由は大量得点差勝利 相手への敬意に欠ける?



■2019/11/20 大量得点差は相手に失礼?勝利チーム監督を批判して解任

 以前もどこかで紹介したと思ったのですけど、得点差をつけすぎて勝って監督解任というのがまたありました。
 イタリア中部トスカーナ州のクラブであるインヴィクタサウロのジュニアチームは、マリーナ・カルチョとの試合に27-0という記録的スコアで大勝た。7得点が1人、6得点が2人もいたそうです。
 しかし、チームを率いていたマッシミリアーノ・リッチーニ監督は称賛を受けるどころか、クラブ運営陣が満場一致で解任…ということになりました。クラブのパオロ・ブロジェッリ会長は以下のように言っています。
「試合のスコアには驚きと遺憾の意を抱いた。ユースサッカーの前提と価値観はこういったものとは正反対に位置する。対戦相手を常に尊重すべきだが、今日はそれが行われなかった」
  会長は「監督は子供たちを指導し、そして何より教育する責務を負わねばならない」とも言っていました。大量得点差で相手を侮辱しないような行いを監督が子どもたちに教えなくてはいけなかったってことなのでしょう。
 ただ、どうもスッキリしない考え方なんですよね、これ…。


■2017/06/18 監督解任の理由は大量得点差勝利 相手への敬意に欠ける?

(2020/04/22追記:以前書いていた話が出てきたのでまとめました)


 プロではなく、スペインの少年チームの話。ただ、日本だと「これだからゆとりは…」という偏見あるレッテル貼りで批判されそうな話が、欧米でもあるんだと思って興味深く思いました。
  スペインの少年クラブの一部は、対戦相手への配慮から、10点を越える大量得点差の試合の場合には結果の公表を控えるなどの対応を取っているそうです。

 この「事件」が起きたのは、 バレンシアを拠点とするクラブ、CDセラーノスの10歳から11歳の年代のチーム。3日に行われたベニカラプCとの試合に25-0という大差のスコアで大勝していました。
 そして、このときの監督は、 「相手チームへの敬意を欠く行為」と判断され、 クラブから解任されたそうです。

 これに対し、解任された監督は弁護士を介して反論しています。ただ、内容はやはり敬意の有無であり、大量得点して何が悪い!?ってものではありませんね。
「選手に対してリードを広げるよう要求はしなかった。むしろ相手陣内でボールを追わないよう伝えていたが、相手は攻め続けて大きなスペースを空けていた」
 (25-0で「勝った」チームの監督が解任。スペインで起きた珍事の理由とは? フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年06月16日 より)

 ここらへん研究ではどうなっているんでしょうね? 大量得点で負けたチームの選手に悪い影響が残るというのは、証明されているのでしょうか? また、勝った方の選手への影響はどうなのでしょう?
 個人的には、プロの試合でも大量得点は、危ういところを感じます。ただし、これは相手への敬意というところではなく、怪我の問題。負けているチームの集中力が切れたり、やけっぱちになったりすることで、まれにラフプレーが多くなることがあるためです。
 ここらへんについてもデータがあれば、見たいなぁと思います。


2026年5月23日土曜日

ワールドカップ中に父が誘拐されていたナイジェリアのミケル

■2018/11/09 ワールドカップ中に父が誘拐されていたナイジェリアのミケル
■2023/03/27 ナイジェリア好きな選手ベスト11 マルティンス・オコチャ・オナジなど
■2018/06/21 ワールドカップに史上2番目の若さで出場のGK!19歳のウゾーに驚き
■2018/06/23 爆発的なスピードを持つムサが生きる展開になったナイジェリア
■2018/11/09 アフリカらしくない組織とアフリカらしい脆さのナイジェリア



■2018/11/09 ワールドカップ中に父が誘拐されていたナイジェリアのミケル

 今になって知った話。2018 FIFAワールドカップ ロシア・グループステージ第3戦のアルゼンチン代表戦前に、ナイジェリア代表の主将ジョン・オビ・ミケルの実父が誘拐されていたとのこと。衝撃的な話です。
 グループリーグ3戦目のアルゼンチン戦キックオフの約4時間前に家族から連絡があり、誘拐犯に身代金を支払うように求められたといいます。
 
  ミケルは「僕はトラウマに押しつぶされそうだった」としていたのですけど、なんと2011年にも同じく父親を誘拐されたことがあったというのでまた驚き。2回誘拐されることって、そうそう経験しないですよね。
 ミケルは監督やスタッフ、チームメイトにも明かさずにプレー。この6月26日の試合でグループリーグ敗退が決まり、7月2日に父親が開放されてから告白した…ということでした。
(「国民を裏切れない」ナイジェリア主将ミケル、父親誘拐を隠し出場 | サッカーキング 2018.07.04より)



■2023/03/27 ナイジェリア好きな選手ベスト11 マルティンス・オコチャ・オナジなど

 ナイジェリアは結構好きなチームで、結構無理やりじゃなくて好きな選手ベスト11を組めました。…ですが、近年は以前より弱いですね。

  マルティンス

 エテボ オコチャ

ムサ     エブエヒ

 ミケル オナジ

 オメルオ バログン

 トルースト=エコン

   ウゾホ

GK フランシス・ウゾー(ウゾホ) 5 19歳(2018年ワールドカップ) 1998/10/28 196cm
 2018年のワールドカップで19歳ながら良いプレーでした。ナイジェリアにもっと好きなGKがいた気がするんですけど、思い出せず。検索しても出ないし、過去の代表見てもわからなかったので、カメルーンに2人好きなGKがいたといった勘違いかも。

CB ケネス・オメルオ 2 24歳(2018年ワールドカップ) 1993/10/17 185cm
 3枚のDFは皆よかった。

CB、SW ウィリアム・トルースト=エコング 2 歳(2018年ワールドカップ) 1993/9/1 191cm
 3枚のDFは皆よかった。

CB レオン・バログン 3 29歳(2018年ワールドカップ) 1988/6/28 187cm
 3枚のDFは皆よかったのですけど、彼は攻撃でも高い選手相手に頭が出るヘディングを見せていたのも気になりました。

RSB、LWB ティロネ・エブエヒ 3 22歳(2018年ワールドカップ)  1995/12/16 187cm

CH オジェニ・オナジ 6 22歳(2014年ワールドカップ) 1992/2/25 173cm
 守備がうまかったのですけど、足元も良さそうだった選手。

CH、OH ミケル・ジョン・オビ  5 27歳(2014年ワールドカップ) 1987/4/22 188cm
 左右に散らしてゲームを作っており、見たいと思った選手。守備的だった2014年の方が良い印象で、2018年はイマイチ。

OH、CH オゲネカロ・エテボ 4 22歳(2018年ワールドカップ)  1995/11/9 176cm
 テクニックとキープ力があるように見えた選手。

OH オーガスティン・オコチャ 6 1973/8/14 175cm
 トリッキーなプレーが好きだった選手。ナイジェリアと言われてすぐ思いつく選手の1人ですね。 

LWG、RWG、CF アーメド・ムサ 5 26歳(2018年ワールドカップ) 1992/10/14 170cm

FW  オバフェミ・マルティンス  7 1984/10/28 170cm
 170cmと小柄で圧倒的なスピードが武器の選手。ワールドユースで気に入ってMVPだったと記憶していたものの、Wikipediaになし。誰かと勘違い?ひょっとしたら全然好きじゃない選手かもしれません。



■2018/06/21 ワールドカップに史上2番目の若さで出場のGK!19歳のウゾーに驚き

ロシア・ワールドカップ(W杯)グループD第1節 クロアチア 2-0 ナイジェリア
【クロアチア】OG(前32)モドリッチ(後26[PK])

 ナイジェリアは前回大会見たときに結構良くて、グループリーグからきちんと見ていれば良かったと思ったチーム。特にオナジとミケルが良かったです。ただ、今日の試合はオナジが出場せずミケルがいまいち。感想が遅れてしまい内容は全然覚えていないものの、チームも敗戦となってしまいました。
 で、このナイジェリアを応援していましたので、感想書き終えている試合の私の応援チーム戦績は、なんと3勝8敗2分け。そこまで気合い入れて好きなチームは今回ほとんどないので、そんな気がしなかったのですけど、やばいくらい負けています。前回大会もこんな感じで、近くなってきました。
GK
23 フランシス・ウゾー 5.5
 なんと19歳です。ワールドカップでのGKとしては、過去に2番目の若さだそうな。去年リーグデビューしたばかりといいますから、よく使ってきましたね。
 プレーとしては特に目立たず。2失点に責任はありません。ただ、ロスタイムもう1点という1対1でのプレーを止めていたのは好プレーでした。そもそも若手がいないポジションですし、及第点なら今大会最高の若手GKと言って良さそうな感じです。
DF
2 ブライアン・イドゥ 5.5
5 ウィリアム・トルースト=エコング 5.5
6 レオン・バログン 6
12 アブドゥライ・シェフ 5.5
MF
4 ウィルフレッド・ディディ 6
8 オゲネカロ・エテボ 6.5
 22歳。MFですけど、以前はFW登録だった選手。うまさがあり、攻守に良かったオナジが出てこなくて残念でしたが、その位置で中盤の守備的な2枚ですかね?
 オナジがいなくてがっくりでしたが、彼もテクニックあっておもしろいです。攻撃的な選手と知らずに見ていたものの、経歴見て納得。持ちすぎなほどキープ力 が抜群だった他、ワンタッチではたいて使うプレーも見られました。
 後半もやはりテクニックあるキープ力が印象に残ったものの、焦ってしまうシュートなどもありました。22歳という年齢も知らずに見ていたので、こちらも経歴見て納得というものでした。
  ああ、オウンゴールは彼だったみたいですね。どういうプレーかもう忘れちゃいましたし、不運だと言われていました。
10 ジョン・オビ・ミケル 5(88分OUT)
 31歳。前回大会はもっと守備的な位置だった記憶。左右に散らしてゲームを作っており、見たいと思った選手でした。
 ところが、今大会は全然。ミスが結構あって、残り時間わずかというところですけど、途中退場。前回大会後伸びた選手らしいので、おそらく期待された水準に達していなかったのでしょう。残念でした。
FW
9 オディオン・イガロ 5.5(72分OUT)
11 ヴィクター・モーゼス 6
 27歳。RWG。スピードある最も注目の選手とのことでしたが、私には全然に見えました。特に印象に残ったプレーもありません。
18 アレックス・イウォビ 5.5(62分OUT)
 22歳。LWG。好きだったオコチャの甥でやはりドリブルがうまいとのこと。見たかった選手の1人。数的不利でも抜いてくるプレーがあり、その才能の片鱗は見えました。ただ、輝ききることはできず。
交代選手
FW7 アーメド・ムサ 5(62分IN)
 25歳。前回大会スピードがすごかったので、見たかった選手の1人。ただ、ビハインドで生きるタイプではありませんね。しかも、押し込まれていて、そもそもほとんど触れないというかわいそうなことになっていました。
 LWGで登場して途中から右に。再び左に入ったところでやっとちょっと見せ場。 ドリブルから低いクロスを上げて、チャンスを作っていました。
FW14 ケレチ・イヘアナチョ 5(72分IN)
FW13 シメオン・ヌワンコ ‐(88分IN)
(メンバー・採点は、【クロアチア2-0ナイジェリア|W杯選手採点】攻守に異次元のプレーを見せたモドリッチがMOM | サッカーダイジェストWebより)



■2018/06/23 爆発的なスピードを持つムサが生きる展開になったナイジェリア

ロシア・ワールドカップ(W杯)グループD ナイジェリア 2-0 アイスランド

 クロアチア戦とはかなり変えてきました。4-3-3だったのを3-5-2に。中盤の人数を増やしてくる形にします。
 そのせいかクロアチア戦より良さそうだったものの、終わってみれば前半はなんとシュート0本。苦しかったのですけど、後半は立ち上がりからスペースがあり、こうなるとナイジェリアのスピードが行きます。そこですぐ先制すると、ガラリ一変。ナイジェリアの良さがよく出たゲームとなりました。
GK
23 フランシス・ウゾー 7
 19歳。そこまで厳しくはなかったものの、FKでしっかりと防ぐプレー。CKでは悪くないボールをよく触るプレーも。高さで負けるチームを助ける 良いプレーでした。さらに後半40分すぎには好セーブも。若いGKですけど、年齢の割にというのではなくて普通に良かったですね。
DF
5 ウィリアム・トルースト=エコング 6.5
 CB。3枚のDFは皆よかった。
6 レオン・バログン 6.5
 29歳。CB。3枚のDFは皆よかったのですけど、彼は攻撃でも高い選手相手に頭が出るヘディングを見せていたのも気になりました。
22 ケネス・オメルオ 7
 CB。3枚のDFは皆よかった。
MF
2 ブライアン・イドゥ 5(46分OUT)
4 ウィルフレッド・ディディ 7
 21歳。エンディディとも。 中盤では守備の方に比重がある選手。カウンターをうまく遅らせるディフェンスなどをしていました。
8 オゲネカロ・エテボ 6.5(90分OUT)
 22歳。前の試合より最初からちょっと前といった感じ。ボールはよく触っていましたが、初戦のように持ちすぎみたいなドリブルがなかったので、逆に初戦より目立ちませんでした。
10 ジョン・オビ・ミケル 6.5
 31歳。前の試合は攻撃的な位置だったものの機能せず。今日は自重してもっと守備の意識があった感じ。大きく目立つプレーはなかったものの、こちらの方が良いのかもしれません。
11 ヴィクター・モーゼス 7
 27歳。前の試合より1つ下がってRWB。クラブではもともとこの位置みたいですね。最も注目の選手とされながら、前回は全然。しかし、スペースができた今日の後半は良さが出ました。
 そこまで良いボールではなかったものの、 カウンターからフリーの選手に出してアシスト。また抜ききらないうちに打つシュート。これもコースには飛ばなかったので精度は悪かったものの、良い判断です。守備でも良いカットを見せていました。
FW
7 アーメド・ムサ 8.5
 25歳。前回大会スピードがすごかったので、見たかった選手の1人。ただ、前の試合はビハインドでスペースがなく、全く生きない展開での登場。最初から出したのは良い修正だったと思います。
 今日も前半はスペースがなくて良さ出なかったものの、後半はスタートからスペースがあります。で、すぐにカウンターで完全に空いたところでゴール。浮いたボールで足を上げており、難しいトラップだったのですけど、よくコントロールしました。
 さらにペナルティーエリア外から、2点目かというシュートがポストに。その後すぐスピードを見せてGKもかわしてというプレー。DFが遅れて戻って前に2枚いたものの、落ち着いてゴールして2点目。持ち味が出まくったプレーでした。
14 ケレチ・イヘアナチョ 6.5(85分OUT)
交代選手
DF21 ティロネ・エブエヒ 6(46分IN)
  22歳。エブエイとも。左のWBに入りました。左サイドで何度も良い守備をしていたのが目についた一方で、攻撃では目立たず。守備のための交代かな?と思って今見ると、もともとDF登録の選手だったと知りました(本来はRSBの模様)。全体に良かったのですけど、VARでPK取られたのは彼みたいですね。ノーファールに見えたのでかわいそうではありました。
FW9 オディオン・イガロ ‐(85分IN)
FWアレックス・イウォビ ‐(90分IN)
(【ナイジェリア2-0アイスランド|W杯選手採点】ナイジェリア攻撃陣が後半爆発! MOMは2つのゴラッソを叩き込んだ快足FW | サッカーダイジェストWebより)



■2018/11/09 アフリカらしくない組織とアフリカらしい脆さのナイジェリア

 2014年ブラジル・ワールドカップの決勝トーナメント1回戦
フランス 2-0 ナイジェリア
【フランス】ポグバ(後34)OG(後46)

 最初、カウンターを止められていました。ただ、途中からペースをつかみました。ケシ監督は、アフリカ人監督としては初のノックアウトステージ進出だそうな。組織ができていて、攻撃もできる良いチームを作りました。
 ところが、後半失点してしまうと、気持ちが切れた感じでミスパスが多くなってしまいます。ここらへんの脆さは、まだアフリカらしさが残っている感じでしょうか。

GK
1 ヴィンセント・エニェアマ 5.5
 31歳。ワンツーの決定的なところを右手でよく止めるプレー。また、跳ね返りが入りそうになったところでもカバーに入る。アフリカ最高のGKだという評価だそうな。
 頭の上抜けそうなヘディングをクリア。直後のCKも触って逆サイドに流したものの、クリアが小さかったがためにヘディングされて失点。
DF
5 アンブローズ 6.0
2 ヨボ 5.5
22 オメルオ 5.0
13 オシャニワ 5.0
MF
8 オデムウィンギー 5.5
17 オジェニ・オナジ 5.5
 21歳。中盤やや守備的な2枚の右。低いところでも落ち着いていて、ここの2人は良い感じ。この位置ですけど、ボール扱いうまいように見えました。守備の方も良いですね。アフリカらしく足が出てきます。カウンターのときに良い守備見せるのも目立ちました。ただ、前半に痛むプレーがあり、後半もう一度やって交代。ナイジェリアとしては痛い交代になりました。
(→ガブリエル 5.0)
11 ビクター・モーゼス 5.5
 23歳。4-4-1-1のLSHの予想でしたが、4-5-1のトップ下。どうも本来はやらないポジションだったようです。そのせいか攻撃では目立たなかったものの、守備ではゴール入りそうなところにカバーで入りクリアする場面が見られました。
(→N・ウチェ -)
10 ミケル・ジョン・オビ 5.0
 27歳。中盤やや守備的な2枚の左。超ワールドサッカーでの評価は低かったものの、悪くないと思った選手。左右に散らす良いボールを入れていて、ある程度ゲームを作れる感じでした。
7 アーメド・ムサ 5.5
 22歳。4-5-1のLSH。とにかく早い!という感じ。ただ、左スペースへのハイボールを素晴らしいトラップで相手に渡さずに、クロスまで行くプレーも。
 このクロスとは別のプレーかな?左からGKの前への素晴らしいクロスというメモも。オフサイドだったけど入ったプレーでした。超ワールドサッカーでの評価は平均点止まりでしたけど、良さを感じた選手でした。
FW
9 エマヌエル・エメニケ 6.0
 27歳。左サイドに開いて、右のアウトで股下抜いて中に入ろうというプレーで、足を持っていかれていました。
 また、ギリギリでオフサイドだったけど、左からのクロスにうまく出ていき、当ててネットを揺らす場面も。
(選手名とレーティングは、レーティング:フランス 2-0 ナイジェリア《ブラジル・ワールドカップ》【超ワールドサッカー】より)

2026年5月22日金曜日

日本代表、最後のフリーキックのゴールは2013年 名手の伝統が途絶える

■2017/11/13 日本代表、最後のフリーキックのゴールは2013年 名手の伝統が途絶える
■2020/08/27 5年ぶりに直接FKでゴールが決まったが、微妙だった理由

 
■2017/11/13 日本代表、最後のフリーキックのゴールは2013年 名手の伝統が途絶える
 
 動いているボールをキックする練習が少ないため、 日本のサッカー選手はシュートが下手だと言われていました。一方で、プレースキックは練習しているせいか、伝統的にフリーキックの名手を多く輩出。良いキッカーが多すぎて困るくらいのイメージがありました。
 ところが、最近の日本代表では、FKのスペシャリストがいないとされていて、時代が変わったなぁと感じてしまいました。

 記事によれば、3-1で敗れた10日の日本代表対ブラジル代表の国際親善試合は、ゴールシーン以外のチャンスだと吉田麻也の直接フリーキックでした。
 なんと日本代表の試合では、2013年のグアテマラ戦で遠藤保仁が決めて以来、直接FKからのゴールが決まっていないといいます。
 スペシャリストの不在が問題視されており、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督も先月、「現在の日本には以前のようにキッカーがいない。たとえばナカムラ(中村俊輔)のようなキッカーだ」と新たなキッカーの台頭を待望する言葉を発していました。

 本田圭佑がいれば彼が蹴ったと思うのですが、現在は代表を外れています。まあ、そもそも 2013年の遠藤以来決まっていないということは、本田もあまり良いキッカーではないということでしょう。予想外の事態です。

( FKスペシャリスト不在の日本、キッカーは吉田麻也? ポスト叩く惜しい一撃    フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年11月11日 より)
https://pex.jp/point_news/9991f31cbb8f8010fc2697d44d46bb1b/#reaction-result

 記事ではこれ以上の話はなかったものの、 私が疑問に思ったのは他の国やクラブではどうなのか?ということ。GKや壁の作り方、ボールの作りが変わって、直接FKが決まりづらくなったみたいなものはないんですかね?
 意外すぎて、にわかには信じがたい話でしたわ。

■2020/08/27 5年ぶりに直接FKでゴールが決まったが、微妙だった理由

 その後、久しぶりにフリーキックによるゴールがあったのですが、かなり特殊なものでした。これは私が難癖つけているんじゃなくて、ゴールを決めた本人が言っているんですよね。このコメントについては後述します。
 フリーキックによるゴールが生まれたのは、2018年11月20日、キリンチャレンジカップのキルギス戦。格下と言える相手で4-0で勝っています。この2点目でした。13年9月6日のグアテマラ戦(○3-0)でMF遠藤保仁が決めて以来、実に5年2か月ぶりとなる直接FKでのゴールになっています。
 
 ゴールを決めたのは、原口元気でしたが、「いやあ、カウントしないでほしいですね。決めたと言っていいのか分からないし、ゴールはゴールなので今はうれしいけど、思いどおりに蹴れたわけでもないし」と苦笑いを浮かべました。
 というのも、これはGKのミスと考えられるため。キルギスのゴールマウスを守ったGKマティアシュは現在、所属クラブがない状態。3枚の壁の脇をかすめるようにニアサイドを狙った低いキックという時点で、GKの壁の作り方に問題があった可能性も思わせるのですが、加えてGKがキャッチミスしてしまってのゴールでした。「(FKの)練習はしていない。決めたのはユースのときくらい」というまさかのゴールです。
(日本代表にとって約5年ぶりの直接FK弾も…原口「カウントしないで」 | ゲキサカより)
  一応、フォローしておくと、相手のミスを逃さずに得点につなげるというのも重要なこと。原口元気が悪かったわけではなく、むしろ良い仕事をしました。
 ただ、日本代表にフリーキックの良質なキッカーが長らく不在という見方に関して言えば、このゴールひとつでは変わらなかった…と言わざるを得ないでしょう。