2026年10月4日日曜日

サッカーが下手だったのに名選手 バティストゥータ

■2022/04/02 サッカーが下手だったのに名選手 バティストゥータ



■2022/04/02 サッカーが下手だったのに名選手 バティストゥータ

 セリエAの外国人最多通算得点記録を保持し、アルゼンチン代表にも選抜され、歴代2位の得点記録保持者という、世界を代表するストライカーであるガブリエル・バティストゥータのWikipediaを見ていると、おもしろい話がありました。
 「サッカーが下手だった」と言うと語弊がありまくりで、正確に言うと、「テクニックは高くなかった」などと言うべきでしょうが、以下のような話があったのです。

<陸上選手という前歴があるが足元のボールキープはおぼつかないもので、付けられたニックネームは「エレファンテ(象)」、送迎の車の中ではトップチームへ昇格する貪欲な執着心をスタッフに滔滔と語り打ち明け、このまま埋もれる気はないことを熱弁している。その後、バランスの良い恵まれた体躯と、元々のアスリートとしての資質、多少のタックルでは当たり負けしないタフなプレーでストライカーとしての頭角を現す>

 ただし、上記の部分は「要出典」となっています。つまり、信頼性に問題がある部分でした。そもそも「元陸上選手」というのが怪しいところ。同じWikipediaのページ内でも前半の説明部分では、バスケットボールの方が好きだった…という話がある程度ですね。
 とりあえず、この前半部分では、仮にテクニックが低かったという評価が正解であれば、その答えになりそうな話があります。本格的にサッカーをやり始めたのがかなり遅いのです。

<子供の頃はサッカーよりバスケットボールに興味があったが、地元開催のW杯アルゼンチン大会で、当時のアルゼンチン代表のエース・マリオ・ケンペスのプレイを見たことでサッカーへの興味を膨らませた。子供たちで草サッカーに興じ、大会に出るため皆でチーム「グルッポ・アッレグリーア」を結成。ただ、父親が学業や家業の手伝いをおろそかにしないことを求めたため、16歳までは地元の大会に出場する程度にとどまった。16歳で地元チームのプラテンセのジュニアチームに所属。
 1986年17歳にしてようやくバスケットボールからサッカー選手へと本格的に転向。強いフィジカルでゴールを奪うプレーぶりを、当時マルセロ・ビエルサが下部組織の指導者をしていたニューウェルズ・オールドボーイズが目を付け、1987年に移籍した>

 ところが、上記の説明部分でも「1986年17歳にしてようやくバスケットボールからサッカー選手へと本格的に転向」という重要部がやはり「要出典」となっているんですよね。おもしろい話だと思ったものの、肝心なところは全部信頼性が高くなくて、ズッコける話になっていました。

2026年10月3日土曜日

ロナウジーニョ息子ジョアン・モレイラは14歳でクルゼイロとプロ契約

■2016/11/4 バロンドールも取ったロナウジーニョ、練習嫌いで週1の練習もしてなかった
■2022/03/13 ロナウジーニョ息子ジョアン・モレイラは14歳でクルゼイロとプロ契約
■2022/03/13 ロナウジーニョ、2人の女性と同時結婚で一夫多妻の「三人婚」共同生活



■2016/11/4 バロンドールも取ったロナウジーニョ、練習嫌いで週1の練習もしてなかった

 若いころなのでその後はわからないんですが、<「ロナウジーニョは週1の練習もしてなかった」 超ワールドサッカー / 2016年9月21日 19時35分>という記事が出ていました。
▽現役時代にパリ・サンジェルマン(PSG)やレンヌなどでプレーしたジェローム・ルロワ氏が、元ブラジル代表FWロナウジーニョについて、「全然、練習していなかった」と明かした。『ESPN』が伝えた。(中略)
▽PSG時代の2002-03シーズンにロナウジーニョとチームメートだったルロワ氏は、フランス『SFR Sport』の番組で以下のように話した。
「ロナウジーニョは週1の練習もしなかった。金曜日にひょっこり現れて、土曜日に試合に出ていた。それがロナウジーニョだった」
▽まったく練習をしてなかったという表現は、少し大げさに伝えたのかもしれない。それでも、少なくともPSG時代は練習熱心ではなかったようだ。
http://news.infoseek.co.jp/article/webultrasoccer_252970/

 個人タイトルを確認。バロンドールの他、FIFPro年間最優秀選手賞にも選ばれています。

    FIFAコンフェデレーションズカップ 最優秀選手 : 1999
    FIFAコンフェデレーションズカップ 得点王 : 1999
    カンピオナート・ガウショ 得点王 : 1999
    シドニーオリンピック南米予選 得点王 : 2000
    FIFAワールドカップ 優秀選手 : 2002
    FIFA 100 : 2004
    ドン・バロン・アワード 最優秀外国人選手賞 (2) : 2003-04, 2005-06
    EFEトロフィー (1) : 2004
    FIFA最優秀選手賞 (2) : 2004, 2005
    UEFAクラブ・フットボール・アワード 最優秀フォワード (1) : 2004-05
    バロンドール (1) : 2005
    FIFPro年間最優秀選手賞 (2): 2005, 2006
    UEFA年間最優秀選手 (1): 2005-06
    UEFAチーム・オブ・ザ・イヤー (3) : 2003-04, 2004-05, 2005-06
    FIFPro年間ベストイレブン (3) : 2004-05, 2005-06, 2006-07
    ゴールデンフット賞 (1) : 2009
    プレミオ・クラッキ・ド・ブラジレイロン : 2011, 2012
    ボーラ・ジ・プラッタ : 2011, 2012
    ボーラ・ジ・オーロ 2012
    FIFAクラブワールドカップ 得点王:2013
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%8A%E3%82%A6%E3%82%B8%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%A7

 練習嫌いだったというのはあまりいい話ではなく、強調したくはないのですが、天才だったってことでしょうね。
 ロナウジーニョはテクニックや意外性のあるプレーで、なおかつ楽しそうにプレーしている印象が強かった選手です。トレーニングよりもクリエイティビティ・創造性が大事だったのかもしれません。(ここだけ2020/08/24追記)



■2022/03/13 ロナウジーニョ息子ジョアン・モレイラは14歳でクルゼイロとプロ契約

 <未婚のファンタジスタ・ロナウジーニョ、息子の誕生日を祝福>【超ワールドサッカー】(2022.02.26 20:19)というタイトルの記事を見て、「里親?でも、普通里親は夫婦だよね?」と思ってしまいました。
 ただ、そうではなく、未婚だけど「実の子供」という意味でした。ヨーロッパでは結婚しないで子供を生んで育てる…というケースも増えているんですが、ロナウジーニョはどういうケースなんでしょうね。

<パリ・サンジェルマン(PSG)やバルセロナ、ミランなどで活躍したファンタジスタ、ロナウジーニョ氏。未婚ではあるが、元ダンサーのジョアンナ・メンデスさんとの間に男の子、ジョアン・モレイラくんを授かっている。
 ジョアン・モレイラくんは現在クルゼイロECの育成組織に在籍。22日に17歳の誕生日を迎えた。ロナウジーニョ氏はそれを祝し、自身のインスタグラムで息子とのツーショットなどを公開。「おめでとう!」というシンプルなメッセージとともに数枚の写真を投稿した>
https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=413894

 Wikipediaを見てみると、<ロナウジーニョ自身は、奔放な女性関係で知られているが、以前に交際していたダンサーのジャナイナ・ナティエレ・メンデスとの間に息子、ジョアン・メンデス・デ・アシス・モレイラがいる>という書き方。事実婚ではなく、ジャナイナ・ナティエレ・メンデスさんだけで育てている感じですね。
 なお、ジョアンは14歳になった2019年4月にクルゼイロECとプロ契約を結び、すでにプロサッカー選手。ブラジルはプロ契約が早いですね。


■2022/03/13 ロナウジーニョ、2人の女性と同時結婚で一夫多妻の「三人婚」共同生活

 一方、事実婚関係ですが、2018年の時点では、<プリシラ・コエルホ、ビアトリス・ソウザ二人の女性と子供一人の4人家族で生活を送っている。ブラジルでは一夫多妻制ではないので、事実婚扱いとなる>ともされています。やはりジャナイナ・ナティエレ・メンデスさんとは事実婚というわけではなさそうです。
 この元ネタ記事は、<衝撃の展開! ロナウジーニョが女性2人と同時婚!? 母国ブラジルでの驚きの私生活がリークされる>(2018年5月24日 21時50分 サッカーダイジェストWeb)というもの。ふたり同時に事実婚で暮らしている…という稀有なことになっていました。

<現地時間5月24日、英紙『The SUN』が伝えたのは、ロナウジーニョの実生活についてであり、なんと2人の女性と結婚生活を送っているというのだ!
 同紙によれば、ロナウジーニョは現在、リオデジャネイロにある500万ポンド(約7億5000万円)の豪邸に住んでおり、そこでプリシラ・コエルホさん、ビアトリス・ソウザさんの2人と、共同生活を送っていると伝えられている>
<ロナウジーニョは2016年にビアトリスさんと出会ったが、その数年前からプリシラさんとは愛し合っていた。そして元ブラジル代表MFは、2人との関係をオープンに続けた。ロナウジーニョは現在、1500ポンド(約22万5000円)の『手当』を2人に支払っているようだ>
https://news.livedoor.com/article/detail/14763775/

 ブラジル人コラムニストのレオ・ディアスさんによれば、ロナウジーニョは2人のフィアンセとの関係を公にはしていないものの、2017年1月、2人に結婚を申し込んで婚約指輪も手渡し済み。年内中に挙式を行なう準備を進めているともされていました。
 記事によると、ブラジルでは2012年にサンパウロ州で、「個人的な関係性を尊重するもの」として「三人婚」が認められたという事例があるとのこと。ただ、ブラジルで一夫多妻に理解があるというわけではないみたいですね。

 プリシラさんの家族は「三人婚」を良く思っておらず、ブラジル紙『Extra』に対して、「彼女はこのせいで、仕事をクビになった」と語っているといいます。
 また、記事タイトルになっていた選挙関係でも逆風に。年内にブラジル共和党から、連邦区の地方上院議員に立候補する可能性が報じられていでのすが、奔放にも見える私生活が得票に影響するとされ、同党の関係者から結婚を反対されているということでした。
 私は「本人らが納得してれば三人婚でもいいじゃん!」と思うのですが、保守的な人には受け入れられないのだと思われます。


2026年10月2日金曜日

Jリーグがホームタウン制度廃止は誤報?地域密着を捨てるわけでもない

■2021/12/09 Jリーグがホームタウン制度廃止は誤報?地域密着を捨てるわけでもない



■2021/12/09 Jリーグがホームタウン制度廃止は誤報?地域密着を捨てるわけでもない

 2021年10月、「Jリーグ、ホームタウン制廃止へ」というニュースが出て、サポーターは混乱。ただ、これは誤報に近い感じですし、地域密着を捨てるわけでもないようです。どうも簡単に言うと、「今までは地元以外での活動が制限されやすい状況だったのを、地元以外での活動をして良いと明確化する」といった感じですね。

<地域密着の理念や各クラブが拠点地域に軸を置いて活動する『ホームタウン制度』は堅持しつつ、ホームタウン外でのマーケティング活動をしやすくするための議論をしている、という話だった>

J1鹿島アントラーズを運営するメルカリの小泉文明社長のツイート
<今のレギュレーションではホータウン外でのマーケティング活動が制限されており、例えばスポンサー企業が域外にある場合(J1では大型のスポンサー企業は東京など都市圏)一緒にイベントをすることも出来ないですし、パブリックビューイングなど、かなりの活動が制限されます>

 こうした話があったのは、『ホームタウン離れ』に直面するJリーグ。“地元にいない”サポーターとクラブの距離は埋められるのか | ハフポスト(2021年11月27日 07時00分 JST | 更新 2021年11月27日 10時46分 JST、濵田理央 中村 かさね )という記事。この『ホームタウン離れ』という言葉も恐ろしく聞こえるのですが、これも単に「地元以外のサポーターが多い」という、言い換えてみると、なんてことがない話です。

<Jリーグによると、ホームタウンに住んでいないサポーターの比率は、最も多いクラブで約75%に上る。
来年で開幕から30年目の節目を迎えるJリーグ。『ホームタウンにいないサポーター』の存在が当たり前となった時代に、Jリーグはどう適応し、進化するのか>

 Jリーグの出井宏明パートナー・放映事業本部本部長によると、ホームタウン以外での事業・マーケティング活動を制限するような規約・規定はこれまでもありませんでした。今までも禁止ではなかったのです。ただし、クラブ同士が「紳士協定」や「暗黙のルール」というような形で、遠慮し合う状況が続いてきたといいます。
 また、クラブ間で話し合って決める運用であったため、片方のクラブが拒否されると実現できなかったという説明もありました。わかりづらいのですが、他のクラブのある地域や近隣地域での活動をやろうと思っても、地元クラブに拒否されてしまう…といった感じですかね。ああ、記事でも後半で以下のような話が出ていましたわ。

<川崎市の等々力陸上競技場をホームスタジアムに持つ川崎フロンターレを例に考えてみる。仮に多摩川を挟んですぐの世田谷区で情報発信やイベント協力をしたいと思ったとしても、東京のクラブに遠慮してしまう。このような事象がこれまでは起きていた>

 「地域密着のためにこれはやむを得ない」と考えるのも一応アリかもしれません。ただ、実際のところ、このルールだと大都市有利となり、Jリーグの理念とはむしろ離れてしまいそうな感じ。人口が多い地域で宣伝活動ができない地方のクラブが不利になり、都市部にクラブが集中してしまいそうなルールだと感じました。
 記事の方では、<物理的な『ホームタウン』だけを前提とするファンサービスのあり方では、いまのデジタル時代やJリーグの実態にそぐわない>という書き方。特に新型コロナウイルスの流行のような状態になったとき、デジタルでの活動は重要になるでしょう。地元以外で活動できないとなると、壊滅的な打撃になりかねません。

 あと、そもそも海外のビッククラブの場合、国内の地元以外にファンが多いだけでなく、海外、世界中にファンがいますよね。マンチェスター・ユナイテッドなんかが典型です。このマンチェスター・ユナイテッドの人気が悪いものだと思う人は少ないでしょう。むしろJリーグのクラブも海外ファンを開拓すべきです。
 記事では、人の流動化や都市部への人口流出という社会背景から、“地元にいない”サポーターが増え、クラブのホームタウン外活動の必要性も増したという話もしていました。子供の頃からサポーターであったとしても、引っ越しというのは普通にありますからね。いろいろと現在のやり方では無理があったのかもしれません。