2026年9月13日日曜日

バルセロナが大赤字!レアル・マドリーは模範的に赤字削減

■2021/08/23 バルセロナが大赤字!レアル・マドリーは模範的に赤字削減
■2016/12/16 30歳過ぎているとは思えないロナウド、一番驚いたのは?



■2021/08/23 バルセロナが大赤字!レアル・マドリーは模範的に赤字削減

 バルセロナとレアル・マドリーの比較に関して。新型コロナウイルス問題で各クラブとも苦労しているのですが、レアル・マドリーがうまく対応しているクラブ、バルセロナがうまく対応できていないクラブと、良いクラブ・悪いクラブの例として、それぞれ出ていました。
 これは、<あと9日でバルセロナ退団のメッシ、残留は困難? 新契約には大きな障害が…>(6/22(火) 22:36)という記事であった話。ご存知の通り、メッシはその後そのまま退団し、パリ・サンジェルマンへと行っています。

 リーガのハビエル・テバス会長は、メッシがバルサとの新たな契約が合意に達して残留したとしても、現状ではバルサはリーグの定めたサラリーキャップを超過しており、メッシが新たな契約を交わしてもこのままでは選手登録が認められないと警告しました。選手らの給与が高すぎ!ということですね。
 こうした制限はリーグによって考え方が違うのですけど、擁護できそうにないのはバルセロナがちょっと考えられないほどの大赤字であるということ。これでは健全な経営が成り立たないため、リーガ側の主張に圧倒的に分があります。

<「バルセロナはサラリーキャップを超過している。メッシを引き留めてほしいとは思うが、そのためにはどこか別のところをカットしなければならない」「メッシのために特別な規定を適用することはない」とテバス会長は語っている。
 新型コロナウイルスの影響もあり、2020/21シーズンにはリーガ全体で合計7億ユーロ(約922億円)の赤字が計上されたが、その約半分をバルセロナが占めているという。対象的に、レアル・マドリードは模範的な形で赤字削減を実現させたとしてテバス会長は称賛している>
https://news.yahoo.co.jp/articles/3a2d7dc4bc98a24384ff17269f6fc5bd37c884a1

 バルセロナ関係者では、「ハビエル・テバス会長はレアル・マドリーよりすぎ」と批判している人がおり、レアル・マドリー称賛はリップ・サービスである可能性はありそう。ただし、その場合でも「全クラブの赤字合計額のうち半分がバルセロナ」という最も重大な異常状態は変わりありません。バルセロナの経営に問題があるのは事実だと思われます。

 で、この話を見ると、バルセロナよりレアル・マドリーの方が収入が大きいのかな?と思ったんですよ。ところが、違うらしいんですよ。別記事では、以下のような話がありました。

<国際的な監査法人デロイトが2021年1月に発表したデータによると、2019-2020シーズンの世界の収入ランキングトップ20クラブの合計は約1兆340億円で前年比12%減となっている。1位のバルセロナも2019-2020シーズンの収入は約899億円で前年と比べ158億円減収となった。そして同クラブは財政難に陥っていると複数のスペイン紙が報じている。各クラブでは主に入場料収入と放映権収入が減少しているようだ。なお、デロイトが発表した収入ランキングの2位はレアル・マドリード、3位はバイエルン・ミュンヘンとなっている>
(債務超過や赤字が続出…コロナがプロサッカークラブにもたらした影響 7/29(木) 7:04配信 VICTORYより)
https://news.yahoo.co.jp/articles/9de56405eb8770b6d2e9913450452f9315c165c8

 バルセロナの方がレアル・マドリーより収入が多いにも関わらず、バルセロナの赤字の方が圧倒的に多いというのは、変だと思うかもしれません。実際、変ですね。これはバルセロナの方が、圧倒的に支出が多いことを意味しています。
 この理由はいろいろと考えられますが、以前読んだ別記事では、バルセロナのバルトメウ前会長が「選手に言われるままに給料を上げすぎた」と非難されており、選手らの給料が高すぎるのが主な原因かもしれません。加えて、大型補強もやっているから出費も多いですよね。
 にも関わらず、2020/2021年シーズンはレアル・マドリーよりリーグ順位が下でしたので、さんざんな感じ。収入が多いということは、レアル・マドリーより人気なのかな?と思いますが、お金の使い方はヘタみたいですね。以前のレアル・マドリーの方がそういうイメージだったので意外なことになってしまいました。
 また、ひょっとしたら、メッシ退団でバルセロナの収入状況にも影響が出るかもしれません。加えて前述のバルトメウ前会長の不正会計問題や、デンベレとグリーズマンの日本人差別発言など、バルセロナのブランドを毀損する問題が続出。ここらへんがどう影響していくのか興味があるところです。


■2016/12/16 30歳過ぎているとは思えないロナウド、一番驚いたのは?

 ここからは私の試合の感想。

2016/12/15 FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2016準決勝 クラブ・アメリカ 0-2 レアル・マドリード
 スタメンは以下。

-----引用 ここから-----
GK
1  ケイラー・ナバス
 
DF
2 ダニエル・カルバハル
6 ナチョ
5 ラファエル・ヴァランヌ
12 マルセロ
 
MF
8 トニ・クロース
14 カゼミーロ
19 ルカ・モドリッチ
 
FW
7 クリスチアーノ・ロナウド
9 カリム・ベンゼマ
17 ルーカス・バスケス

GK
23 モイセス・ムニョス
 
DF
2 パオロ・ゴルツ
6 ミゲル・サムディオ
12 パブロ・アギラール
17 ベントゥラ・アルバラード
18 ブルーノ・バルデス
 
MF
7 ウィリアム・ダ・シウバ
14 ルベンス・サンブエサ
30 アレックス・イバーラ
 
FW
9 シルビオ・ロメロ
24 オリベ・ペラルタ

【クラブ・アメリカ×R・マドリー|スタメン発表】C・ロナウドやクロースが先発! S・ラモスはベンチ | サッカーダイジェストWeb
http://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=21231
-----引用 ここまで-----

FW 9 カリム・ベンゼマ
 ブラジルワールドカップのときも注目とされていて、そのときに初見。ただ、あまり調子は良くなかったのか、良さはよくわからず。好きなタイプじゃないなという感じ。
 今日もあまり良いようには見えなくて、やっぱり好きじゃないです。
 が、先制点の場面は文句なしで良かったですね。パーフェクトで褒めないわけにはいきません。

-----引用 ここから-----
サッカーキング:レアルが決勝で鹿島と対戦へ! ベンゼマ&C・ロナ弾でクラブ・アメリカ破る - 毎日新聞 2016年12月15日 21時24分(最終更新 12月15日 21時45分)

 そのまま前半終了かと思われた後半アディショナルタイム2分、クロースのスルーパスに反応してエリアに抜け出したベンゼマが、ゴール右上にシュートを叩き込んでレアル・マドリードが先制に成功。土壇場で1-0のリードに持ち込みハーフタイムを迎えた。
http://mainichi.jp/articles/20161215/sck/00m/050/020000c
-----引用 ここまで-----

 左で右からの斜めのボール。DFとGKの体勢を落ち着いて浮かせてゴール右上。この瞬時の判断の時点ですごいですが、キックが右足のアウトサイド。このタイミングで右アウトサイドなら、それだけでGKらは意表を突かれて勝負ありというところ。でも、さらにもう一つすごいのが、アイデアがあっても技術的に普通無理だろうというキックなこと。あの体勢で右アウトサイドのキックを正確に浮かせて良いコースに決めてしまうというのは脱帽。すごいが3つ重なったゴールで、これは絶賛せざるを得ませんでした。


7 クリスチアーノ・ロナウド
 私がレアル・マドリードのロナウドというと、ブラジルのロナウドですが、すっかりレアル・マドリードの顔に。まあ、私がレアル・マドリードでプレーをする彼を見るのは、始めてなんですけど。
 ロナウドは予想通り、1人抜けていましたね。すごいのはわかっているし、特別好きなわけでもないのであれでしたが、キープ力、テクニック、スピードと抜けていました。ちょっとした流れの中のプレー、パスを回して繋ぐようなところでも、テクニカルなプレーを繰り返し見せていました。
 4度目のバロンドール獲得後の初の試合。これだけでもメモリアルな感じでしたが、何と500ゴール目もここで達成。出来過ぎです。
-----引用 ここから-----
Cロナ、クラブキャリア通算500ゴールを日本で達成。クラブW杯準決勝でメモリアル弾
フットボールチャンネル | スポーツ | 2016年12月16日

 クラブW杯準決勝が15日に行われ、レアル・マドリーはクラブ・アメリカと対戦し2-0の勝利をおさめた。この試合で1得点を決めたポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがクラブキャリア通算500ゴールを達成したと、15日にスペイン紙『アス』が報じている。(中略)

 同紙によると、C・ロナウドはスポルティングCP在籍時に5得点、マンチェスター・ユナイテッド在籍時に118得点、そしてレアルでは377得点を決めているとのこと。これにより、日本で決めた今回の得点がメモリアルゴールとなっている。
http://pex.jp/point_news/93270c532e1f70b14f88bce5737ed8b2/


サッカーキング:レアルが決勝で鹿島と対戦へ! ベンゼマ&C・ロナ弾でクラブ・アメリカ破る - 毎日新聞 2016年12月15日 21時24分(最終更新 12月15日 21時45分)

後半アディショナルタイム3分、エリア右に抜け出したC・ロナウドが、冷静にゴールへ流し込みダメ押し点を奪った。
http://mainichi.jp/articles/20161215/sck/00m/050/020000c#csidx77cdb6197fc2e8b970977469877abd1
-----引用 ここまで-----

 決まらなかったのですが、すごいなと思ったのが前半のプレー。

-----引用 ここから-----
レアル・マドリードは26分にカウンターからチャンス。右サイドからL・バスケスがクロスを上げると、C・ロナウドが頭で合わせたが、左ポストに直撃して先制とはいかない。
 http://mainichi.jp/articles/20161215/sck/00m/050/020000c#csidxa94111eb3ffa7708a2bd63ec3f1fe38
-----引用 ここまで-----

 すごいスピードで入ってきて合わせた時点ですごいのに、叩きつける素晴らしいヘディングでしかもポストに当たるくらいの精度。普通は合わせられないですし、間に合っても当てるので精一杯でしょう。また、ジャンプ力もすごかった。頭一つ飛び抜けていました。普通じゃないです。
 というか、彼何歳なんですかね? スピードが衰えていないのに驚きました。…Wikipedia見ると、31歳でした。やっぱり30過ぎているのか。すごいな。スピードって一番衰えやすいと思うのですが、まだ超スピードを有しています。
 周りに良い選手多いからか、若い頃みたいに独走して孤立するプレーが減って、プレーの幅を広げつつもスピードに乗ったプレーというプレースタイルを維持しているってのは半端ないですね。

17 ルーカス・バスケス
 この選手は完全に初めて見たはず。右のFWとなっていましたが、前が流動的というだけでなく、よく動いて守備に戻ってきます。最終ラインまで守備することも多いですし、攻撃時はかなり左のアウトサイドまで流れていました。運動量が持ち味みたいですね。
 クロスが良いとの紹介だったものの、正確ではないパスは気になりました。が、先制かというクロスも上げていますし、好きとは思わなかったものの、良い選手だと感じます。

-----引用 ここから-----
レアル・マドリードは26分にカウンターからチャンス。右サイドからL・バスケスがクロスを上げると、C・ロナウドが頭で合わせたが、左ポストに直撃して先制とはいかない。
 http://mainichi.jp/articles/20161215/sck/00m/050/020000c#csidxa94111eb3ffa7708a2bd63ec3f1fe38
-----引用 ここまで-----

 若い選手なのかな?と検索。25歳なのでそこまで若くはないものの、今のレアル・マドリードでは若めですかね。ジダン監督は現役時代から想像できないほど守備にうるさい感じだったので、クラブワールドカップのような負けられない試合では重宝されそうな選手。今日もフル出場でした。

2026年9月11日金曜日

27人中14人が監督になったユベントスの2000/01シーズンプレーヤーたち

■2017/03/23 27人中14人が監督になったユベントスの2000/01シーズンプレーヤーたち





■2017/03/23 27人中14人が監督になったユベントスの2000/01シーズンプレーヤーたち

 2000/01シーズンというのは、ユベントスの黄金世代というわけではなく、ローマと争って優勝できなかったシーズン だそうです。
 ところが、このシーズンにプレーした27人中14人、実に半分以上が監督になっているといるというすごい年になりました。しかも、ジダンやコンテといった大成功している監督も輩出しています。

ジネディーヌ・ジダン レアル・マドリーで昨季チャンピオンズリーグ優勝
アントニオ・コンテ ユーベを率いてセリエAで3年連続優勝、チェルシーで現在1位
フィリッポ・インザーギ ミラン監督
イゴール・トゥドール 母国クロアチアやギリシャの名門クラブ、トルコのガラタサライ
パオロ・モンテーロ アルゼンチンのロサリオ・セントラル
フアン・エスナイデル スペインのコルドバやヘタフェ、J2のジェフユナイテッド市原・千葉
ジャンルカ・ザンブロッタ インドのデリー・ディナモス
チロ・フェッラーラ 中国の武漢卓爾
マルク・ユリアーノ、レッシオ・タッキナルディ、ミケランジェロ・ランプッラ、マルコ・ザンキ イタリアの下部リーグやユースチームなど
エドガー・ダーヴッツ 現役引退前にイングランド下部で選手兼監督
アチルソン 母国ブラジルで監督

 ついでに言うと、当時の監督は、カルロ・アンチェロッティ。現在もバイエルン・ミュンヘンというビッグチームを率いています。
 逆に、現時点でまだ監督の道に進んでいない大物選手としては、アレッサンドロ・デル・ピエーロやダビド・トレゼゲ、エドウィン・ファン・デル・サールが挙げられていました。

監督"14人"を輩出したユーベの2000/01シーズン組。日本で指揮を執る監督も フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年03月22日

 探せばこれ以上の例が出てくるかもしれませんが、これはなかなか象徴的だと思います。
  というのも、現在では落ちぶれたセリエAですが、当時は世界最高の呼び声が高い豪華なリーグでした。そして、その中でも特に豪華なメンバーを揃えていたクラブの一つが、ユベントスです。
 したがって、監督輩出の多さは、当時のリーグやクラブのレベルの高さを示しているものと思われます。

2026年9月10日木曜日

ヨーロッパの外国人選手の割合 最多と最小のリーグはどこ?

■2017/02/19 スペインでついにスタメン11人が全員別の国籍に!自国の選手はいた?
■2017/03/08 ヨーロッパの外国人選手の割合 最多と最小のリーグはどこ?
■2021/11/27 Jリーグの外国人枠撤廃に反対!だった元Jリーガーが心変わり
■2021/11/27 オーストラリアは自国選手を出すクラブにお金を払ってバランス


■2017/02/19 スペインでついにスタメン11人が全員別の国籍に!自国の選手はいた?

 リーガで究極の"多国籍軍"が実現。グラナダが11ヶ国の選手を先発起用 フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年02月18日によると、2017/2/17、グラナダがリーガエスパニョーラ第23節の試合でベティスと対戦で起用したのは、11の異なる国籍を持つ11人の選手たちでした。スペインでは初めてのことだそう。
 以前は、先発11人が全て外国人選手という試合がニュースになったものの、これはもう日常茶飯事。ただ、今回のような例はまだ珍しいのでしょう。先発で出場した選手らの国籍は以下。幸い、地元スペインの選手もいました。

スペイン
メキシコ
コロンビア
アイスランド
ウルグアイ
カメルーン
ガーナ
ブラジル
フランス
ナイジェリア
モロッコ

  ちなみに、交代選手としては2人のスペイン人と1人のギリシャ人。よって、計12ヶ国の選手がプレーすることになったということで、これもまたすごいです。なお、試合には4-1で大勝。多国籍軍でもうまく行っています。
 あと、この多国籍さに関しては、かつてよく言われたように自国の選手育成としてどうか?という問題はあります。
 最近は、高学年俸での移籍が目立つ中国ばかりが、選手育成に問題があると叩かれていますが、 実際にはヨーロッパは他国のことをとやかく言えないのです。さっき書いた先発11人が全て外国人選手という試合が珍しくないというのも、そういう話ですね。


■2017/03/08 ヨーロッパの外国人選手の割合 最多と最小のリーグはどこ?

 さて、ヨーロッパの外国人選手の割合が最多のリーグはどこか?という話です。前半の話の流れからすればスペインのリーガ・エスパニョーラと思うかもしれませんが、実はスペインが最小なんですよ。むしろ外国人選手は少ないようです。
  一方の最多は、私が予想した通りにプレミアリーグでした。イギリスってそういうところあるんですよね。
 海外勢が席巻してしまう現象を「ウィンブルドン現象」といいますが、これはイギリスのテニスのウィンブルドンが元ネタ。また、 金融都市ロンドンなど、企業のウィンブルドン現象もイギリスは進んでいて、世界の代表例であり、成功例でした。
 ところが、そのイギリスでEU離脱が決まっちゃったんですけどね。本当は利益を得ていたのに…。

 サッカーの話に戻して、 外国人選手の割合ランキングです。

<ヨーロッパのリーグの外国人選手割合ランキング>
1位 プレミアリーグ(64%):イングランド
2位 ジュピラー・プロ・リーグ(60.1%):ベルギー
3位 ファースト・ディビジョン(56.4%):キプロス
4位 プリメイラ・リーガ(56.1%)ポルトガル
5位 プレミア・ディビジョン(55.8%):ジブラルタル
6位 スコティッシュ・プレミアシップ(53.2%):スコットランド
7位 ブンデスリーガ(53%):ドイツ
8位 セリエA(52%):イタリア
9位 スュペル・リグ(51.8%):トルコ
10位 スーパーリーグ(49.2%):スイス
11位 マルタ・プレミアリーグ(44.9%):マルタ
12位 リーグアン(43.4%):フランス
13位 リーガエスパニョーラ(42.8%):スペイン
(6日にスペイン紙『マルカ』が報じたもの)
リーガ、欧州で最も外国人選手の割合が少ないリーグに。一方で最多のリーグは? フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年03月07日

 リーガ・エスパニョーラは、バルセロナなど外国人選手が多く在籍しているクラブの印象が強いです。しかし、アスレティック・ビルバオのようなバスク人に限定するというクラブ方針を守っているクラブもあるんるんですよね。
 また政治的な話になってしまうのですが、このバスクはスペインからの独立運動が盛んな地域。そういう事情もあって、バスク人重視という傾向があるのです。ただ、最近はこのバスク地方以上に、バルセロナを抱えるカタルーニャ地方の独立機運が高まっており、驚いています。
 イギリスにおけるスコットランドと違って、スペインの場合は独立の枠組みはなさそうなので簡単には行かないでしょうが、ここらへんもきな臭いですね。


■2021/11/27 Jリーグの外国人枠撤廃に反対!だった元Jリーガーが心変わり

 Jリーグの外国人枠に関する話も…と思って検索。<【スカサカ!ライブ】賛成? 反対? Jリーグの外国人枠撤廃について識者が激論 | サッカーキング>(2018.08.14)という記事が出てきました。

・下村東美(セレッソ大阪やジェフユナイテッド千葉でプレー) 反対
「選手をやっていた身からすると、Jリーグは日本人選手を育てるためのリーグという前提があると思っているので、撤廃してしまうと極端な話、日本人選手が1シーズン全くプレーできないチームも出てくると思う。そうなると、果たしてそれがJリーグ、日本人のためになるのかというリスクは間違いなくあるのかなと思っています」
https://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20180814/812587.html

 予想外なことに、議論を進めていく中で、外国人枠撤廃に反対派だった下村東美さんも外国人枠撤廃のメリットを認めるような形になってきたとのことです。
 「世界が先に進んでいるかもしれないですけど、そこに追いつき、追い越すためには、刺激も間違いなく必要」「一発で試合を決めちゃう選手がいる。そういう選手たちと触れる機会が自国のリーグであるのはメリットですね」といった話をしていたそうです。
 最後には「(外国人枠撤廃)は社会全体的に見ても、何かを取り入れるチャンスかなと思いました。反対派だったんですけど、なんかちょっと肯定派になってきつつあります」としていて、だいぶ意見が変わってしまいました。


■2021/11/27 オーストラリアは自国選手を出すクラブにお金を払ってバランス

 一方、最初から賛成意見だったのは、河治良幸(サッカー専門新聞『エル・ゴラッソ』で日本代表を担当)さんです。

「理由としては、W杯の時の主力が海外組中心で、国内組のレギュラーが昌子(源/鹿島アントラーズ)1人だけだった。その理由は、(選手の)レベルじゃないんです。耐性というか、外国人に対する慣れがものすごく大きくて。もちろん海外に行ってそこの環境に揉まれるという、オフ・ザ・ピッチも含めたところも大事なんですけど、一方で外国人の選手たち、特徴の違う選手たちを受け入れた中で勝負をしていって、その中で経験を積むのはすごくメリットが大きいと思うので」

 ただし、河治良幸さんはバランスを取っていくのが大事としています。「実際にヨーロッパで撤廃しているところでも、何人まで自国の選手を入れなければならないとか、アカデミーやユースを含め、ホームタウンで育った選手を何人以上入れなさいとか、そういうホームグロウン制度を条件つきでやっている」としていました。完全撤廃のイメージとはちょっと違いますね。

 おもしろいと思ったが、オーストラリアの例です。「基本的に外国人枠がないんですけど、自国の選手を一定時間以上出すと、放映権料が入ってくるんですね。22歳以下の選手だと、出場時間が2倍に換算されてその分入ってくるとか。だから自国の選手を出せば出すほど得することになるんですが、勝たなきゃいけないので、そこのバランスを考えながらやっている」としていました。
 これ、強豪チームや人気チームなど資金的に強いチームだったら、自国の選手を気にせず使える…ということになります。資金的にはバランスが取れますね。また、自国の選手が少ないと不人気になって資金面に影響する可能性もあり、これもリーグ全体の資金的なバランスを取る要素になるかもしれません。本当おもしろいですね。