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2026年7月14日火曜日

監督解任の理由は大量得点差勝利 相手への敬意に欠ける?

■2019/11/20 大量得点差は相手に失礼?勝利チーム監督を批判して解任
■2017/06/18 監督解任の理由は大量得点差勝利 相手への敬意に欠ける?
■2026/07/14 大量失点したカタール代表監督がカナダ代表監督を叱責 



■2019/11/20 大量得点差は相手に失礼?勝利チーム監督を批判して解任

 以前もどこかで紹介したと思ったのですけど、得点差をつけすぎて勝って監督解任というのがまたありました。
 イタリア中部トスカーナ州のクラブであるインヴィクタサウロのジュニアチームは、マリーナ・カルチョとの試合に27-0という記録的スコアで大勝た。7得点が1人、6得点が2人もいたそうです。
 しかし、チームを率いていたマッシミリアーノ・リッチーニ監督は称賛を受けるどころか、クラブ運営陣が満場一致で解任…ということになりました。クラブのパオロ・ブロジェッリ会長は以下のように言っています。
「試合のスコアには驚きと遺憾の意を抱いた。ユースサッカーの前提と価値観はこういったものとは正反対に位置する。対戦相手を常に尊重すべきだが、今日はそれが行われなかった」
  会長は「監督は子供たちを指導し、そして何より教育する責務を負わねばならない」とも言っていました。大量得点差で相手を侮辱しないような行いを監督が子どもたちに教えなくてはいけなかったってことなのでしょう。
 ただ、どうもスッキリしない考え方なんですよね、これ…。


■2017/06/18 監督解任の理由は大量得点差勝利 相手への敬意に欠ける?

(2020/04/22追記:以前書いていた話が出てきたのでまとめました)

 プロではなく、スペインの少年チームの話。ただ、日本だと「これだからゆとりは…」という偏見あるレッテル貼りで批判されそうな話が、欧米でもあるんだと思って興味深く思いました。
  スペインの少年クラブの一部は、対戦相手への配慮から、10点を越える大量得点差の試合の場合には結果の公表を控えるなどの対応を取っているそうです。

 この「事件」が起きたのは、 バレンシアを拠点とするクラブ、CDセラーノスの10歳から11歳の年代のチーム。3日に行われたベニカラプCとの試合に25-0という大差のスコアで大勝していました。
 そして、このときの監督は、 「相手チームへの敬意を欠く行為」と判断され、 クラブから解任されたそうです。

 これに対し、解任された監督は弁護士を介して反論しています。ただ、内容はやはり敬意の有無であり、大量得点して何が悪い!?ってものではありませんね。
「選手に対してリードを広げるよう要求はしなかった。むしろ相手陣内でボールを追わないよう伝えていたが、相手は攻め続けて大きなスペースを空けていた」
 (25-0で「勝った」チームの監督が解任。スペインで起きた珍事の理由とは? フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年06月16日 より)

 ここらへん研究ではどうなっているんでしょうね? 大量得点で負けたチームの選手に悪い影響が残るというのは、証明されているのでしょうか? また、勝った方の選手への影響はどうなのでしょう?
 個人的には、プロの試合でも大量得点は、危ういところを感じます。ただし、これは相手への敬意というところではなく、怪我の問題。負けているチームの集中力が切れたり、やけっぱちになったりすることで、まれにラフプレーが多くなることがあるためです。
 ここらへんについてもデータがあれば、見たいなぁと思います。


■2026/07/14 大量失点したカタール代表監督がカナダ代表監督を叱責

 「叱責」という言葉は目上の人が下の立場の人を激しく注意する場合に使われるので違和感があるのですけど、”6失点の後、ルビテジがカナダ代表監督を叱責した衝撃の理由”(MSN)という記事が出ていました。

 2026年ワールドカップ試合はグループステージ第2節のカナダ対カタールは、カナダが6-0で勝利。試合後、カタール代表のロペテギ監督がカナダ代表のマーシュ監督に激しく言葉を投げかけ、マーシュは身振りで応じた後、怒ってその場を去ったそうです。本人らはマスコミに内容を明かしていませんでしたが、以前も書いた大量得点の問題だと報じられています。

<GiveMeSportによると、ルペティジはカナダが9人となったカタール相手に90+9分まで7点目を狙い、GKクリッポをハーフラインまで上げ続けたことに怒り、マーシュを叱責したという。
 ルペティジ監督は、大差でのリード中にこうした行為を行うのはスポーツマンシップに反すると主張した。(中略)
 同紙(引用者注:スポーツ紙)によると、カナダの報道では「カタール監督は6-0でリードし相手が9人になっても得点を狙い続けたカナダ代表の姿勢をスポーツマンシップに反すると主張した」という>

 一方で、”カナダの予選突破は数学的に確定していなかったため、ルピテギ監督の主張は的外れだったという声もある”とのこと。ノックアウトステージではないので、勝利して終わりじゃないです。グループリーグ突破だけでなく、何位で突破するかというのも大事ですしね。


2026年6月8日月曜日

有力選手と確執・選手内で派閥争い…チーム崩壊・監督解任のパターン

■2023/03/30 有力選手と確執・選手内で派閥争い…チーム崩壊・監督解任のパターン
■2023/03/30 選手実績ない異色の監督ナーゲルスマン、有力選手の反乱で解任か?
■2018/06/12 フランス紙、本田圭佑がハリル監督解任の原因と報道 香川真司も日本メディアで名前




■2023/03/30 有力選手と確執・選手内で派閥争い…チーム崩壊・監督解任のパターン

 監督と有力選手の確執・選手内で派閥争いといったものは、チーム崩壊のよくあるパターン。ただ、必ずしもチームが悪い結果となるわけではなく、それでも良い成績を出すことはあるにはあります。
 また、この成績の関係では、有力選手を優先し、「戦績はそれほど悪くないのになぜ?」といった不可解な解任になるというのも、またよくあるパターンのひとつです。
 ということで、それ専用に1ページ用意することにしました。

■2023/03/30 選手実績ない異色の監督ナーゲルスマン、有力選手の反乱で解任か?

 ユリアン・ナーゲルスマン監督は異色の監督。選手で結果を残して監督へ…というパターンではなく、結果を出しまくって成り上がってきた監督であり、すでに現在の結果だけでも素晴らしい監督であることは間違いないでしょう。

<現在35歳のナーゲルスマン監督は若くしてドイツで指導者キャリアをスタートさせた。2016年2月にはブンデスリーガ史上最年少となる28歳でホッフェンハイムの指揮官に就任。2015-16シーズンはチームを17位から15位に押し上げて奇跡の残留を達成しただけでなく、翌2016-17シーズンはブンデスリーガで4位、2017-18シーズンはブンデスリーガ3位とチームの大躍進を演出し、クラブを史上初のCL出場にも導いた。2019年夏にライプツィヒの監督に就任すると、初年度の2019-20シーズンはブンデスリーガ3位とクラブ史上初のCLベスト4入りを達成。翌2020-21シーズンは2位でブンデスリーガを終えていた。2021年夏にバイエルンの指揮官に就任。初年度となった2021-21シーズンはクラブをブンデスリーガ10連覇へと導き、自身は史上2番目の若さでブンデスリーガを制覇した指揮官となった。一方、DFBポカールは2回戦、CLは準々決勝で敗れていた>
(“3冠”狙うバイエルン、指揮官を電撃交代 ナーゲルスマン解任とトゥヘル就任を発表 | サッカーキングより)
https://www.soccer-king.jp/news/world/ger/20230325/1751330.html

 ただ、今回は選手としての実績がないことが悪く響いた模様。元名選手の監督が有力選手と揉めるのもよくある話ですが、元名選手がカリスマ性で個性派選手を掌握したらうまく行く…ということもサッカーではよくあります。特にナーゲルスマン監督は若いために、舐められたのかもしれません。

 <名門バイエルンの「政治」に敗れた稀代の戦術家…ナーゲルスマン解任の10の理由 - footballista | フットボリスタ>( 木崎 伸也2023.03.28 )は、有料記事で読める理由はふたつだけ。第一の理由は、良いときは良いが、悪いときは悪すぎるという不安定さの問題。しかし、第二の理由が選手との確執。「要因の大半はピッチの外にあり」としており、さもありなんといった感じです。

2.選手たちからの不信感
<(引用者注:バイエルンスポーツディレクターの)サリハミジッチが会見で「ナーゲルスマンはロッカールームの掌握を失った」と語ったように、選手たちから信頼を失ったことが解任の最大の理由とされている。『ビルト』紙によれば、特に「幹部クラス」の選手が戦術に不信感を抱いていたという。
 ただ、ヨシュア・キミッヒとレオン・ゴレツカは「(引用者注:監督の)ユリアンとは何の問題もなかった」とサリハミジッチの発言に反論しており、不満を抱えていたのはセルジュ・ニャブリ、レロイ・ザネ、そしてトーマス・ミュラーというのが有力な説だ>
https://www.footballista.jp/special/156881

 上記では名前がなかったものの、別記事<バイエルンFWマネ、チームの前で指揮官怒り爆発…ナーゲルスマンの対応も解任理由の一つか>(GOAL)では、マネの名前が出ていました。若くて選手実績のない監督が舐められた…という印象を強くするエピソードでもあります。

<昨夏にリヴァプールから加入したセネガル代表FWマネは昨秋に右腓骨を負傷し、カタール・ワールドカップ欠場が決定。今年2月末に復帰を果たし、3月8日のチャンピオンズリーグ・16ラウンドでのパリSGとの2戦目(2-0でバイエルンが勝利)までリーグ戦2試合に途中出場していた。
 しかし、そのパリSG戦ではナーゲルスマン前監督はマネを82分からしか起用せず。そしてドイツ誌『シュポルト・ビルト』によると、アタッカーはその試合直後に怒りが爆発し、チームの前で監督を怒鳴りつけたという。ナーゲルスマン監督が動揺している様子を目にしたチームメイトたちは、次のリーグ戦でマネが先発起用されたことでその弱気な印象がさらに固まったと伝えられている>

 記事では、<前監督の下では対立派と擁護派と派閥ができていたと伝えられる>ともされており、派閥争いもあった模様。チームがうまく行かないパターンの典型となっています。

 ところで、パフォーマンスが不安定…という話があったものの、不安定というだけで悪かったわけではないんですよ。先程の<名門バイエルンの「政治」に敗れた稀代の戦術家…ナーゲルスマン解任の10の理由 - footballista | フットボリスタ>( 木崎 伸也2023.03.28 )では、以下のように解任の不可解さを指摘していました。

<あまりにも不可解な解任劇だった。(中略)
 バイエルンは決してスランプだったわけではなく、3月19日にアウェイでレバークーゼンに2-1で敗れてブンデスリーガ2位に転落したとはいえ、CLベスト16ではパリ・サンジェルマン(PSG)に勝利して準々決勝へ駒を進めていたのだ。通常ではあり得ないタイミングの解任だろう。
 『ビルトTV』の取材に応じたサポーターのひと言がすべてを表している。
 「4月1日のドルトムント戦で勝利すれば再び首位に戻れるのに、なぜこのタイミングなのか? まったく馬鹿げている!」>

 このため、バイエルンスポーツディレクターのサリハミジッチさんが「戦績が理由の解任」と説明した<ナーゲルスマン解任はなぜ?招聘は失敗だったのか…バイエルンSDが徹底説明>(3/27(月) 16:00配信 GOAL)では、逆にスポーツ以外の理由が原因となったのでは?というヤフーニュースの反応になっていました。

<少なくともこの記事を読む限り,説明(言い訳?)の内容がものすご~くフワフワしているような…?
もちろんメディアに語る情報が全てではないんでしょうが,あの成績かつあのタイミングでの解任となると,どうしたって周囲の理解は得られないでしょうね>
<ビッグクラブって基本的にレジェンド選手みたいなのと上手くやるのが1番の仕事だからね
戦術云々とかはその次よ
それをナーゲルスマンは出来なかった(選手時代の実績も監督としてのカリスマ性も皆無)
年齢も若いし選手に舐められてもしょうがないっちゃしょうがないよな>
<まだ3冠の可能性残ってるんだし、説明聞けば聞くほど続投でいいじゃんて思うけどw>
<青年監督。もう少し我慢すればよかったのに。どうせラップトップ監督に対するミュラーやノイアーの反乱でしょ。監督より発言権のある選手がいるのは問題>
<ナーゲルスマン監督が不憫でならない>




■2018/06/12 フランス紙、本田圭佑がハリル監督解任の原因と報道 香川真司も日本メディアで名前

 フランス紙『レキップ』は、ハリルホジッチ前監督の解任騒動に言及。本田圭佑の名前を出しつつ、「JFAは監督と選手の狭間で後者を選んだ」と指摘。「日本のスターMFであるケイスケ・ホンダは、ボスニア人を追い込んだ」とまで書いていたそうです。

 なお、ハリルホジッチ監督は、解任されたあとに行った会見で「(1-0と勝利し、W杯本大会出場を決めた)オーストラリア戦のあと、2人の選手が落胆していた。試合に出れず、そのことで落胆していること自体悲しくなった」と話しており、これが憶測を読んでいました。
 本来チームがW杯本大会出場なら喜ぶべきところを、自分のことだけ考えて落胆しているのですから、違和感は当然あるでしょう。わかります。
 この発言を受けて一部メディアが「2人」に関する報道を展開。選手たちがJFA(日本サッカー協会)に解任を直訴したのではないかとの憶測も流れたとのこと。本田圭佑と香川真司の2人のことですかね?
(仏紙、日本代表紹介でハリル解任騒動に言及「ホンダはボスニア人指揮官を追い込んだ」 | Goal.comより)

 ああ、検索してみると、やはり日本のメディアは本田圭佑と香川真司って報じていますね。
 日本サッカー協会はスポンサーの影響も認めていましたし、「忖度ジャパン」と呼ばれてしまっているのも、こういう流れあってのことだと思われます。


2026年6月3日水曜日

実績ない監督で失敗 日本代表のザッケローニやイングランド代表

■2019/05/04 実績ない監督で失敗 日本代表のザッケローニやイングランド代表
■2014/7/5 本番になって完全に自信を失ったザッケローニ監督
■2014/7/5 日本はなぜザッケローニを代表監督にしたのか?経歴を見た疑問
■2016/7/21 イングランド代表監督、また実績ないサム・アラダイスに ロイ・ホジソンで懲りなかった
■2019/05/04 イングランドが成功の年代別代表監督の昇格、日本の森保一監督も?



■2019/05/04 実績ない監督で失敗 日本代表のザッケローニやイングランド代表

 代表監督は、クラブの監督とは違う戦い方をしなくてはならず、同じ能力ではいけないとの指摘があります。
  ただ、一般論で言えば、代表監督は通常のクラブでの監督よりレベルが高くなるでしょう。ビッグクラブの監督であれば、代表監督以上のレベルということはよくあるものの、クラブでは実績のない監督も多数います。全体で見ると、代表監督の方が高くなり、代表監督はおろかクラブレベルで実績のない人が選ばれるということは珍しいと思われます。そういった監督が選ばれるのは、不可解なところがあります。
 ただ、そういった不可解なケースというのはいくつかあり、日本で言えばザッケローニ監督、イングランド代表監督の ロイ・ホジソンやサム・アラダイスがそうじゃないかと思っています。失敗すべくして失敗した感じですね。
 以下、ザッケローニさんに関しては他のページでも載せているものですけど、話の流れこちらも載せておきます。


■2014/7/5 本番になって完全に自信を失ったザッケローニ監督

  前回のワールドカップ以来見ていなかった日本代表。2014年のブラジルワールドカップがザッケローニになって初めてのゲームです。
 前回大会は本番になってしぶとく守るサッカーに切り替えて成功。今まで通りパスサッカーで行くのか、我慢強く守るチームで行くのか?と楽しみにしていましたが、攻撃的なパスサッカーとのことで期待が高まりました。
 しかし、先発メンバーを見た瞬間から違和感を覚えました。

6月15日(日) グループC
キックオフ:10時00分/ 試合会場:アレナ ペルナンブーコ / 主審:エンリケ オセス

コートジボワール     2-1     日本
 得点
本田 圭佑(前半16分)
ウィルフリード ボニー(後半19分)
ジェルビーニョ(後半21分)  

日本
GK    1    川島 永嗣
RSB    2    内田 篤人  
RCB    6    森重 真人  
LCB    22    吉田 麻也  
LSB    5    長友 佑都  
RDH    17    長谷部 誠    後半9分
LDH    16    山口 蛍    
RSH    9    岡崎 慎司
OH    4    本田 圭佑  
LSH    10    香川 真司    後半41分
FW    18    大迫 勇也    後半22分
 交代
MF    7    遠藤 保仁    後半9分
FW    13    大久保 嘉人    後半22分
FW    11    柿谷 曜一朗    後半41分

グループC第1節 コートジボワール vs. 日本 - 試合詳細 - ブラジルワールドカップ特集 - スポーツナビ
<a href="http://brazil2014.yahoo.co.jp/game/result/?gid=2014061403" target="_blank">http://brazil2014.yahoo.co.jp/game/result/?gid=2014061403</a>
 ポジションはテレビ由来。

 どうもあまり使われていなかったらしい森重、山口、大迫というところをスタメンに起用。私は世代交代できないチームは苦しむというのが持論なんですけど、それは長いスパンをかけて世代交代という意味で。本番前にいきなり変更という意味ではありません。誰が入っても大丈夫なチーム作りというのもあるんですが、ザッケローニさんはそういうやり方でもしてこなかったと聞いています。
 この試合以降の選手起用、選手交代を見ても、ことごとく違和感がありました。数人変わった選手を入れた以外は、むしろ不調でも使い続けて「レギュラー選手との心中」といった批判もありました。続けるべきところをいじって壊して、変えるべきところを変えられずに泥沼にハマった感じ。
 典型的だったのが、3戦目のコロンビア戦で抜擢したボランチ青山敏弘。攻撃ではある程度見るところがあったのに交代。守備が崩れてそちらを気にしたのでは?と言われていましたが、やることなすこと裏目に。自分の采配に自身が持てない印象を受けました。


■2014/7/5 日本はなぜザッケローニを代表監督にしたのか?経歴を見た疑問

 不思議だったのは私はザッケローニ監督が代表監督に選ばれたときに、セリエAで優勝経験のある実績ある監督だと聞いていたため。にもかかわらず、あまりにも未熟に見えます。で、Wikipediaで経歴を見てみました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B6%E3%83%83%E3%82%B1%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%8B

 "1983年、30歳で当時セリエC2のチェゼナティコの監督に就任。その後、指導者として経験を積み、ウディネーゼ"の監督になります。

●1995年 ウディネーゼ
 "1995年から1998年まで率いたウディネーゼでは、大胆な攻撃サッカーを展開。得点王となったビアホフやアモローゾを擁して1997-1998シーズンを3位という好成績で終え、UEFAカップ出場権を獲得した。この実績が認められ、翌シーズンからACミランの監督に就任することになった"

●1999年 ACミラン
 "ウディネーゼから移籍させた教え子のビアホフやヘルヴェグに加え、ズボニミール・ボバンらを中核として優勝争いを展開。終盤に失速したラツィオを逆転しスクデットを獲得する"

 Wikipediaを読むと、確かにここまでは素晴らしいです。しかし、この後がひどいのです。

 "しかし、翌1999-2000シーズンのCLでは最終節でガラタサライに逆転負けを喫し1次リーグで敗退。選手層の薄さもあってリーグ戦も3位に終わる。翌シーズンは自らのシステム3-4-3を貫こうとしたことで、4バックを標榜するベルルスコーニ会長と対立。チームも低迷(CL2次リーグ敗退)したことにより、シーズン途中で更迭され、後任にチェーザレ・マルディーニが就任した"

●2001年 SSラツィオ
 "2001-2002シーズン序盤にCLでの敗戦により解任されたディノ・ゾフの後任としてSSラツィオの監督に就任。ミラン時代とは異なり4バックも用いる柔軟な采配を見せたものの、CLではグループリーグの突破に失敗。ローマダービーで1-5の惨敗を喫するなどリーグ戦も6位と低迷。最終節にインテルの優勝を阻止する勝利(4-2)を挙げ意地を見せたが、シーズン終了後に解任された"

●2003年 インテル
 "2003-2004シーズンの途中、エクトル・ラウル・クーペルの解任を受けてインテルの監督に就任。当初は無敗で快進撃を続けたが、CLはグループステージで早々に敗退。ホームのアーセナル戦では1-5の大敗を喫した。リーグ戦も4位に終わり、翌シーズンのCL出場権は確保したものの、モラッティ会長の信頼を得られずシーズン終了後に辞任。後任候補にロベルト・マンチーニが浮上していた中での実質的な解任であった"

●2006年 トリノFC
 "2006年9月、セリエAに昇格したシーズン開幕3日前にカイロ会長と対立したジャンニ・デ・ビアージが退任したトリノFCの監督に急遽就任する。
チームは下位に低迷、2007年2月のACキエーヴォ・ヴェローナ戦では、エースのアレッサンドロ・ロジーナを外して惨敗するなどリーグ6連敗し、途中解任された"

●2009年 ユヴェントス
"2009-2010シーズン途中より、成績不振で解任されたチーロ・フェラーラの後任としてユヴェントスの監督に就任した。契約期間はシーズン終了までの4ヶ月。しかし、チーム状態の改善に失敗し、ELでは、決勝トーナメント2回戦の第2戦でフラムFCに1-4と大敗を喫して敗退。また、リーグ戦は7位に終り、CL出場権も逃した。率いたリーグ戦17試合の成績は6勝4分7敗と負け越しであった"

 優勝した後は全く結果を残していないんですよね。優勝どころか、好成績すらありません。きつい言い方してしまうと、過去の栄光にすがっているような戦績です。
 日本代表監督就任後は結果を出していたようですけど、そもそもなぜ日本サッカー協会がザッケローニさんを選んだのか?というのは不思議になる経歴でした。




■2016/7/21 イングランド代表監督、また実績ないサム・アラダイスに ロイ・ホジソンで懲りなかった

 懲りませんね…。
 ロイ・ホジソン監督が史上最低のイングランド代表監督と言われて、過去の戦績を見たものの、そもそもこれといった実績がなく、驚きました。
 日本代表監督のザッケローニもセリエAで大昔に一度成功した程度で、過去の実績はひどかったので、なぜ?と思ったのでよく似ています。

 で、イングランドは今度はビッグサムことサム・アラダイス監督にしたらしいのですが、これまたこれといってぱっとしないんですよ。
 イングランド人どうのこうのと言っていたので、国籍を重視したのかもしれません。EU離脱の国民投票同様に、民族意識重視で理性を欠いた決定です。

 以下は紹介ですけど、長く監督をやっているというだけ。降格ギリギリといった戦いをしています。以前のウェスト・ハムでも二桁順位でした。

-----引用 ここから-----
次期英代指揮官は“ビッグ・サム”へ。英メディア、24時間以内に正式発表と報道 | フットボールチャンネル | サッカー情報満載! 2016年07月21日(Thu)8時11分配信
http://www.footballchannel.jp/2016/07/21/post164879/

 かつてボルトンやニューカッスル、ウェスト・ハムなどのクラブを率いた経験があるアラダイス監督は、昨季に指揮官へ就任したサンダーランドで残留争いに巻き込まれながらも残留圏内となる17位に導いた。同クラブは先週、公式サイトでFAとの交渉の場を設けることを許可している。(中略)
 現在61歳のアラダイス監督は、これまでプレミアリーグでアレックス・ファーガソン氏、アーセン・ヴェンゲル監督、ハリー・レドナップ監督に次ぐ4番目に多い試合数となる467試合で指揮を執って来た監督だ。
-----引用 ここまで-----

 ウェスト・ハムなんかはアライダス監督が退任した途端に活躍していますからね。

 最近では2015-2016のプレミア7位が最高ですが、アライダス監督が退任した後の話。理解できない人選です。


■2019/05/04 イングランドが成功の年代別代表監督の昇格、日本の森保一監督も?

 アライダス監督は、戦績以外の理由で解任されてしまい、良し悪しはよくわからないことに。ロイ・ホジソン前監督やイギリス王室を侮辱したこと、加えて選手の移籍で架空契約を結ぼうとしていた事などが明るみに出て、わずか2か月で解任されています。
 その後、 U-21代表監督だったガレス・サウスゲート監督に。クラブ監督と代表監督では求められるものが異なるということを考えると、こうした人事は悪くない人選でしょう。日本でも森保一監督が近いパターンです。
 そして、サウスゲート監督の場合、結果的には大成功。期待が高くなかった若手中心のチームを、組み合わせに恵まれたとはいえ、ワールドカップベスト4に導いています。

 ユース代表経験のある代表監督としては、アルゼンチンU-20で3度優勝しているホセ・ペケルマン監督を思い出します。アルゼンチン代表監督としては2006年のワールドカップ準々決勝敗退で批判されたものの、死の組を1位突破し、最終的に3位となったドイツにPKで敗退というもので悪い内容ではないでしょう。協会側も留任を説得していました。
 さらに、その後のコロンビア代表監督ではブラジル大会でチーム初のベスト8、ロシア大会でも連続でベスト8に導いています。



2026年6月1日月曜日

FIFA最優秀監督、CLなど5冠監督が謎の落選で波紋

■2020/12/21 FIFA最優秀監督、CLなど5冠監督が謎の落選で波紋



■2020/12/21 FIFA最優秀監督、CLなど5冠監督が謎の落選で波紋

 FIFA(国際サッカー連盟)は年間表彰式『ザ・ベスト・FIFAフットボールアウォーズ2020』を開催し、年間最優秀監督賞にリヴァプールを30年ぶり戴冠へと導いたユルゲン・クロップ監督を選出。現在トッテナムの監督であるモウリーニョさんはこれに「(引用者注:バイエルン監督のハンジ・フ)フリックが戴冠するものと思っていたがね。彼が勝つ唯一のチャンスは、バイエルンはあと2~3の新たなコンペティションを見つけて、それに勝つことだと思う」と皮肉を言っていました。(モウリーニョ、クロップのFIFA最優秀監督賞に皮肉「フリックは2~3の新大会を見つけるしかない」 | Goal.comより)

 モウリーニョ監督は口が悪いので、本来でしたらいちいち気にしてはいられません。ただ、今回の受賞は確かに不可解。というのも、バイエルンのハンジ・フリック監督は国内2冠、国内外スーパーカップ2冠、チャンピオンズリーグ王者となっていたため。国内タイトルだけでなく、最高峰のCL王者となりながら受賞できないというのは、かなり不可解で不自然でした。

 ここらへんを疑う声は、3冠達成もFIFA最優秀監督賞を逃したフリック「少し失望した…でも人生は続いていく」(GOAL)のコメント一覧 - Yahoo!ニュースでも出ていました。私は本来、陰謀論的なことは支持しないものの、今回の選出はおかしすぎ。弱小クラブでのプレミア制覇ならそちらを優先評価するのはまだ少しは理解できたのですが、リヴァプールの場合はそうでもありませんしね…。

<リヴァプールもしくはクロップ贔屓としか思えないわ(中略)最低だね、腐りきってるよ>
<フリックが選ばれない謎だよな>
<取れるタイトルは全部取ったのにこれ以上どうすりゃいいんだよって感じだろうなフリックからすれば>
<プレミア制覇が最優秀監督なら今までどれだけの人が受賞できたんだよ>


2026年5月29日金曜日

パワハラ曹貴裁監督に復帰要請した湘南ベルマーレの謎

■2017/11/01 浦和・神戸でプレーの曺貴裁(チョウ・キジェ)って誰?
■2017/11/01 二度降格しても続投の湘南・曺貴裁(チョウ・キジェ)監督
■2019/05/11 降格しても続投で正解だった?湘南が初タイトルを獲得
■2019/08/19 クラブが優遇した湘南・曺貴裁監督、パワハラで有名だった
■2019/08/19 怪我でも出場、扇風機を何度も破壊、嘔吐繰り返す選手…
■2020/04/24 パワハラ曹貴裁監督に復帰要請した湘南ベルマーレの謎
■2020/07/21 「怪我してしまえ!」「チームの癌だ。出て行け」などの具体的発言



■2017/11/01 浦和・神戸でプレーの曺貴裁(チョウ・キジェ)って誰?

  J2で優勝した監督が外国人っぽい名前で、中国人かな?とWikipediaを見たら、在日韓国人でした。Wikipediaでは、「チョ・グィジェ」の呼び名を採用しています。
 経歴を見たら元Jリーガー。私が見ていた時期で、なおかつ見ていたチームで、かなり試合に出ていたのに全く記憶にありません。こういうケースは私には珍しく、謎ですわ。ポジションはDFだったとのこと。
 うーん、でも、言われてみると、ゲームでこんな字の選手 を見た覚えもあるかも。それくらいですね。印象ないですわ。

1994    浦和    J    39    試合
1995   浦和            26    試合
1996    神戸    旧JFL    16    試合
1997    神戸        J    5    試合

 …と書いたけど、初期の浦和はあまり見なかったかも。神戸は間違いなく見なかったチームで、ほとんど覚えていませんので、こちらは不思議なしです。


■2017/11/01 二度降格しても続投の湘南・曺貴裁(チョウ・キジェ)監督

 また、さらに経歴を見ていて驚いたのが、2012年から湘南ベルマーレのトップチーム 監督を続けているっぽいこと。ょっとして、降格しても続投だったのでは?と思って検索したらそうみたいですね。しかも、2回も降格していて、ヘッドコーチ時代を含めると3回でした。

" 2005年から湘南のアカデミーを指導した曺貴裁監督は、09年よりトップチームのヘッドコーチを、12年から監督を務めている。今季は第2ステージ15節の大宮戦で降格が決まったものの、クラブからは引き続き来季の指揮を要請されていた。
   10年と13年、そして今季と、いずれの降格にも関わってきた身にあって、答えを出すまでには少し時間が必要だった。胸中を率直に口にする。
  「3回目の降格ということで、大宮戦が終わった後は自分のなかで無力感もありました。クラブからは続投してくれと言われたものの、僕にほとんどの責任があると思ってやっていたので、残ることがこのクラブにとっていいことかどうか、来季の指揮を執るのは難しいかなと思う時期も正直あった」
 (中略)「自分が指揮を執ることで、選手個人の成長と、それに伴うクラブの成長に少しでも力を貸せるのであればやらなければいけないと、やりたいと思えた」"
(【湘南】3度目の降格を味わった曺貴裁監督。それでも来季続投を引き受けた理由 | サッカーダイジェストWeb 隈元大吾2016年12月03日) 

  最近はこういうの多いんです? 以前はあまりなかったと思うんですが…。

■2019/05/11 降格しても続投で正解だった?湘南が初タイトルを獲得

 監督変えすぎ、結果を求めるの早すぎというのは、いつも批判しています。ただ、曺貴裁監督のケースが良いとも言えず。悪い結果をはっきり出しているので、私が推奨している監督続投のケースとは異なりますね。
 ただ、一応結果がでてきたのかなというのが2018年。J1では低迷しつつも、13位でシーズンを終えて一応残留。一方で、YBCルヴァンカップでは、なんと優勝。湘南ベルマーレとなってからは初のJ1でのタイトル獲得、ベルマーレ平塚時代の1995年1月1日に第74回天皇杯で優勝して以来の優勝となりました。
 天皇杯では、4回戦で川崎に敗れており、まぐれっぽさも感じるものの、信頼して任せた結果が出たのかもしれません。



■2019/08/19 クラブが優遇した湘南・曺貴裁監督、パワハラで有名だった

 えーっ!?と思ったのが、複数選手心折れ練習困難、湘南曹監督パワハラ謹慎へ - J1 : 日刊スポーツ[2019年8月13日5時0分]というニュース。しかも、最近になって急にパワハラではなく、前から有名だったらしいんですよ。数年前にはGKコーチがシーズン途中交代し、今季もスタッフが、監督の言動により精神に支障をきたして練習場に来ることができなくなったということがあったそうです。
 当初ここで書いていたのは、解任が妥当な成績なのにわざわざクラブが続投させたという話でした。パワハラがあったのだとすると、さらに、なぜクラブは辞めさせる機会がいくらでもあったのにわざわざ曺貴裁監督にこだわって続投させたのか?という話になってきます。クラブ側も共犯と言いたくなりますわ。
 とりあえず、日刊スポーツが取材した複数の関係者によると、全体ミーティングでの個人攻撃は日常茶飯事で、時には個別で呼ばれるケースもあったとのこと。この後もかなりやばいエピソードが続々と出てきます。


■2019/08/19 怪我でも出場、扇風機を何度も破壊、嘔吐繰り返す選手…

 選手、スタッフの前で扇風機を蹴飛ばし、壊すということがあり、これがどうも一度ではないらしく壊れた扇風機は複数。激高してペンを床にたたきつけることもありました。高圧的な言葉が続き、選手が「はい」としか答えられずにいると「はい、しか言えないのか。他に言うことはないのか」などとさらに説教。
 精神的にドン底に落ちながらも自力ではい上がる選手がいた一方で、そのまま心が折れた選手もいたというのですから、絶対トップにしちゃ駄目なタイプ。ある選手はグラウンドに出ると嘔吐(おうと)を繰り返すようになったといいます。精神的な苦痛が体に不調を起こし、パフォーマンスは低下するばかり。次第にその選手は練習場に来ることすらできなくなりました。
 さらに別の選手は、けがが完治していないのにもかかわらず、曹監督からの指令で無理に復帰。肉体的な疲労が精神をむしばみ、クラブハウスに近づくこともできなくなったというのでひどすぎ。安倍首相は怪我を押して出場した稀勢の里を挙げて見習うように言っていたのですけど、怪我したらゆっくり休ませないと駄目ですよ。美談にしちゃいけません。こうした思想は間違っていますし、選手を壊すブラックなものです。


■2020/04/24 パワハラ曹貴裁監督に復帰要請した湘南ベルマーレの謎

  その後の話を書いていたなかったのですけど、Jリーグは曹監督のパワーハラスメント行為と湘南のクラブ幹部の監督責任を認定。曹監督にはけん責と公式戦5試合出場停止、クラブにはけん責と200万円の制裁金が課されました。
  曹貴裁監督はもちろん辞めることになります。ただ、不思議なことにこの辞任もスムーズに行かず、クラブ側が躊躇していた感じがあるんですね。「降格しても続投」もそうだったのですけど、不自然に感じます。
 曹貴裁監督パワハラ問題、「退任」は正しかったのか?時系列で見る湘南ベルマーレの対応への疑問 | フットボールチャンネルという記事が出ていて、これは まかさの曹貴裁監督擁護かと思ったらそうではありません。クラブ側の対応がおかしかったのではないかという指摘でした。

 曹監督がクロという悪い可能性があったのにその準備をせず、Jリーグの調査報告を受けたクラブ発表でも処遇は発表せず。それどころか、その後、パワハラが認定された曹監督に現場復帰要請をしました。曹監督の退任が「解任」か「辞任」かはっきりしなかったそうですが、とにかく結果として現場復帰は実現していません。
 そもそもパワハラ監督の早期復帰というのは、現実的にはほぼ不可能で無謀すぎました。どうも初報のすぐ後に、告発したと考えるスタッフを責めていたようで、この時点でもうシロ判定でも修復不可能だったでしょう。
 記事では、クラブとして「社会規範違反は断固認めない」とする姿勢を打ち出すことが必要だったとも指摘。ただ、ベルマーレは身内への利益誘導を優先しちゃったんでしょうね。眞壁会長いわく、曹監督は「15年来の仲」なんだそうです。
 もともと降格でも監督続投って珍しいな…と思ってこの話は書き始めたものでした。私は理解しづらかったものの、哲学としてはアリだという人はいたでしょう。それが結局、単に身内同士の馴れ合いだった…というオチ。こうした身内への利益誘導は上場企業ならガッツリ問題視されるんですけど、残念ながらJリーグクラブはそのレベルにないのかもしれません。



■2020/07/21 「怪我してしまえ!」「チームの癌だ。出て行け」などの具体的発言

 パワハラ内容も補足。わりとガチでひどいです。 Jリーグの調査で判明した具体例を短くまとめながら紹介しますが、これで留任を選んだベルマーレ自体が頭おかしいですよ。

具体例〈1〉〉多くの関係者が通常通りと感じた業務を行っていたスタッフらに対して、「本当に使えねえな」「お前ら何年やってんだ」「お前らは遊んでる。遊ぶんだったら外にいろ」などと怒鳴る。その後、当該スタッフらのうちの1人に対して「二度と顔見せるな」「お前の代わりはいくらでもいる」「お前はここにいる意味がない」などと叱責。

具体例〈2〉通常通りミーティングに加わろうとしたスタッフの1人に対し、他スタッフの前で理由なくいきなり「おい、お前。出てっていいわ、部屋から」「お前ミーティングやんなくていい。来なくていいわ」「あっちに戻って勝手に映像でも見てろ」などと発言。

 具体例〈3〉2019年、スタッフミーティングの際にメディカルスタッフから自らの意に沿わない見解を述べられたり報告を受けたりしたときなどに、「メディカル全員替えてもいいんだぞ」「うちのメディカルじゃなくて他で治せばいい」「お前むかつくんだよ」「お前の報告は暗いんだよ」などと発言。

 具体例〈4〉公式試合のハーフタイム中、他の選手はスタッフがいるロッカールームで選手に対して「お前はチームの癌だ。他(の選手に)移るから出て行け」などと怒鳴った。当該選手はロッカールームから出て行った。

 具体例〈5〉周囲に関係者がいる状況において、複数の選手とのやりとりの中で水の入ったバケツを蹴り飛ばした上で「お前なんか怪我してしまえ!」などと怒鳴った。
(Jリーグ、湘南・曹監督のパワハラを認定「お前はチームの癌」「お前なんか怪我してしまえ」などと発言 : スポーツ報知より)



2026年5月19日火曜日

リージョ監督の名言「プリンは4連にすべきだ」

■2019/04/28 リージョ監督の名言「プリンは4連にすべきだ」



■2019/04/28 リージョ監督の名言「プリンは4連にすべきだ」

  ヴィッセル神戸をすぐ辞めてしまったリージョ監督が話題になった際に、リージョ語録という書き込みで、リージョ監督の発言が3つ並べてありました。そのうちの2つが以下です。

『ロナウドは、俺に言わせればフットボールをプレーしていない。ひとりの選手がチームの中で尋常じゃなく神格化されると、やがて成長が止まってしまうという典型的な例だよ』
『年を取れば取るほど、選手には多くのプレー時間が必要になる。ほとんどのヤツはその逆を言うが、ベテランは使ってあげなければどんどん衰えていく。
体力が落ち、感覚が鈍り、最後には自信と闘志をも失ってしまう。もうそうなると使いものにならないんだ』

 上記の時点で「名言」というよりかは、「迷言」と感じる人もいるかもしれません。最後の『プリンは4連にすべきだ 』があらきからにそうであり、深い話でもなんでもありませんでした。

『プリンは4連にすべきだ。うちは俺、妻、長女(7歳)、次女(4歳)の4人家族だが、 3連プリンを買うといつも上の子が我慢させられる。不憫で仕方ない 』

 「プリンはお前が我慢しとけよw 」とツッコまれていたように、普通は親が我慢するところですよね。笑いました。

2026年4月18日土曜日

若手を叱る愛のムチ?ラモスに怒られた都並敏史、スランプになっていた

■2019/04/14 若手を叱る愛のムチ?ラモスに怒られた都並敏史、スランプになっていた
■2019/04/14 辛いけどお前のために叱るんだ…研究で効果は確かめられている?



■2019/04/14 若手を叱る愛のムチ?ラモスに怒られた都並敏史、スランプになっていた

 1998年1月、都並敏史さんがゲルゲットショッキングセンターに出ていたテープが残っていました。その中で、フランスワールドカップの前で、多めに選んだ日本代表に柳沢敦など、4人が初めて選ばれたという話をしています。懐かしいですね。
 柳沢も若かった(20歳かな?)んですが、その4人の中の一人が中村俊輔。19歳での代表入りです。
 都並敏史さんは「19歳で代表入りするってすごいんですよ」と中村俊輔を持ち上げてから、「ぼくも19歳で代表入りしたんですよ」と笑いを取っていました。

 その代表ではなくクラブの方で…ということだったのですけど、若い選手の苦労も話していました。読売クラブの方で、ラモス瑠偉に「お前といっしょなら俺やんないよ」(ラモスのものまねで)などボロクソ言われてへこんでしまい、自分のプレーを出せなかった時期があるとのことでした。
 で、今の若者はなおさらダメ…という話になるかというとそうではありませんでした。都並さんはよくある今の若手はダメだ論ではなく、「今の代表の若手は中田(英寿)を筆頭にあまりへこんじゃうような人がいない」として、頼もしいといった評価。
 解説を聞いていても、都並さんはよく選手の良いところを見つけてあげるといった印象です。自身の辛い経験が活きているのかもしれませんけど、体罰を受けた人がむしろ体罰を正当化することもわかっており、比較的珍しい例かもしれません。
 一方で、あまり「今の代表ではラモスのようなうるさいタイプはいない」という話もしていました。このときには「北澤(豪)くらいしか」と、元チームメイトの名前を付け足してまた笑いを取っていましたが、「愛のムチ」だから、とすぐにフォローしていました。


■2019/04/14 辛いけどお前のために叱るんだ…研究で効果は確かめられている?

 ただ、真面目な話、若手や子供などを叱るのは効果ある教育方法じゃないんですよね。多くの研究で確かめられています。
 都並さん自身も「へこんだ(期間の)分だけレベル下がって損する」といったことを言っていました。
 これは20年以上前の話であり、都並敏史さんの若い頃となるとさらに20年近く前。ただ、未だに叱ることが良いことだという認識はあります。日本では「怒るしつけ」よりひどい「体罰」がやっと問題という認識になってきたところで、ほんのちょっと前には保守派の産経新聞が、よりによって体罰で死者が出たタイミングで体罰賛成キャンペーンをはっていました。叱るしつけ重視派だけでなく、体罰容認派もまだまだ多いものと思われます。
 ここらへんの認識はもっと改めていってほしいです。


2026年4月10日金曜日

風間八宏監督ってすごいの?すごくないの?低迷で名古屋を解任される

■2019/10/09 風間八宏監督ってすごいの?すごくないの?低迷で名古屋を解任される
■2019/10/09 風間サッカーは外国人選手か良い選手頼りで失点が多い?
■2019/10/09 川崎に比べて名古屋は選手が悪い!解任は我慢すべきだった?
■2019/11/24 ほぼ完成していたはずの風間サッカーが崩壊した理由



■2019/10/09 風間八宏監督ってすごいの?すごくないの?低迷で名古屋を解任される

 以前、風間八宏監督ってすごいの?すごくないの?という投稿をしたと思っていました。が、なんぼ探しても見つからず。うーん、投稿しなかったのかもしれません。
 その話があるとわかりやすかったのですけど、とうとう名古屋の監督を解任となりました。名古屋では前年の前半は低迷してやばかったものの、大型補強が成功したせいか後半好調。とはいえ、全体としては15位。そして、また今年低迷してしまっために、今度は耐えきれず解任となった感じですね。8勝7分け11敗の11位でしたので、去年よりは良いんですけど…。
 J1名古屋、風間監督を解任 後任はフィッカデンティ氏 | 共同通信(2019/9/23 13:04)では、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場を目指して積極的に補強した今季は守備が安定せず、失点を重ねて上位に食い込めなかったとしていました。


■2019/10/09 風間サッカーは外国人選手か良い選手頼りで失点が多い?

 苦労したのですけど、 検索して2018年の不調のときに読んでおもしろかったブログを見つけ出しました。風間監督、解任すべき?しないべき?を考える (2018/4/30 hardworkeers2007)のブログというものです。名古屋サポーターが主体だと思われますが、解任すべきかしないべきかで、ネットの反応も分かれているというものです。
 解任派での主力は、 「風間サッカーの未来が見えない」というもの。当時は終わりの見えない連敗の最中(8連敗中)であり、このスタイルで勝てるようになるのか?というところがありました。なお、当時言われていた外国人頼りや失点の多さは、一度好調になった後にも言われています。風間サッカーの本質かもしれません。
  実は擁護派の意見でも、外国人頼りと似たところが見られます。「選手層がそもそも薄い」「やり方を変えてもついていける選手がいない」というものです。とはいえ、2018年夏に補強、そして、さらなる補強をした2019年には、擁護としてはかなり苦しくなるかもしれません。
  また、興味深いのは、「指揮官としては適任じゃない。指導者として雇えば?」「11対11における戦術家としては失格。川崎時代だって結果を出せていない」といったもの。このうち、川崎で結果を出せていないってのは嘘でしょう。
 ただ、実は結果を出しているように見える監督でも、細かくチームを作れない監督ってのは結構いるんですよね。ひょっとしたらきっちりとチームを作れる監督というのは、ほとんどいないのかもしれません。


■2019/10/09 川崎に比べて名古屋は選手が悪い!解任は我慢すべきだった?

 川崎時代との違いという話が出てきましたが、実を言うと、これは先の外国人頼り、というか、良い選手頼りのところにも戻ってきます。2年目ですぐに結果を出した川崎の場合、日本人選手を含めてCBや中盤にしっかりした選手がいたとのこと。結局、良い選手がいてこそみたいなんですね。
 さらに、ブログの作者さんが川崎をよく知る人に聞いたところ、ボール保持率を高める風間サッカーを目指しつつも、得点パターンはそうではなくてカウンターでした。風間サッカーで勝っていたわけではない模様。風間サッカー浸透には、良い選手だけでなく時間も必要なのです。
 ブログ作者はこのような背景から夏の大型補強を希望し、実際に大きな補強があり、 絶好調で破竹の快進撃を続けた時期がありました。しかし、結局、2018年と同じような悩みに戻ってきて解任。
 反論としては、選手らが適応できるまで、あるいは成長するまで待つ我慢がまだまだ必要だった…ということになるでしょう。ただ、正直良い選手が揃わないと即降格争いになってしまう監督というのは、監督としての評価では良い点数をあげづらいものだと思います。「良い選手を揃えて時間ももらえるなら俺だってやれる!」と多くの監督が思うでしょう。風間監督を特別扱いしすぎです。
 前述の通り、2018年も2019年はかなり補強もしていましたしね。特に2019年の補強については、文句なしのA評価としているマスコミすらありました…。擁護は難しいと思います。

■2019/11/24 ほぼ完成していたはずの風間サッカーが崩壊した理由

 風間グランパスの終焉…独特すぎる攻撃偏重スタイルはなぜ大成しなかったのか?(サッカーダイジェストWeb 今井雄一朗)という記事があったので、読んでみました。
 まず、記事によると、<独特にして攻撃偏重の風間監督のもと、約2年半を戦ってきた名古屋は“名古屋の風間スタイル”を確立しつつはあった>とのこと。そもそも時間の問題はほぼクリアしていたようです。前回も書いたように、一時は強かったときがあります。
 じゃあ、なぜダメだったの?と言うと、対策法がわかると途端にダメになってしまったため…とのこと。徹底的に守備してカウンターで対処可能だったようです。かつて風間サッカーをやった川崎だけはそれをやらずに名古屋に完敗してくれましたが、その後、川崎も真っ向勝負をやめてロングボール戦術に。
 挙げ句、風間名古屋も風間サッカーにこだわるのをやめて、ロングボールを解禁。この時点ですでに自ら風間サッカーを捨てていたようです。
 まとめると、風間サッカーがほぼ完成していたのに全く通用せず、最後は自ら崩壊したということ。うーん、こうやって見ていくと、そもそも風間サッカーに無理があったという感じ。言葉はきつくなかったのですけど、ある意味、私より辛辣な評価ですね。

 記事の中盤の小見出しは、「風間スタイルは名古屋に何を残したのか?」という前向きな良かった探し的なものでした。その良かったことは、和泉竜司や宮原和也といった選手を開花させたということ。また、選手全体が技術的に成長したのでは?という話です。
 ただ、積極的に風間さんを評価する内容ではありませんでした。「固定したチーム戦術やグループ戦術が希薄だっただけに、遺産と呼べる要素は、これ以上は少ないかもしれない」としています。
 さらに、ある意味で戦術に飢えていた選手たちに、後任のルールを決めるタイプの監督が受け入れやすいというメリットがあるのでは?という無理やりな「良かった探し」も。前任社長があまりにクズすぎたので、後任社長が誰であれ喜ばれる…みたいなひどい話ですね。
 前回のときにも書いたように、結果を出しているように見える監督であっても、チームをきちんと作れる監督はそう多くはなさげ。風間八宏さんがまさにそういうタイプだったみたいですね。
 


2026年4月9日木曜日

14歳の選手を抜擢してブレイクさせたフベロ監督

■2019/08/27 ジュビロ磐田に来たフベロ監督はおもしろい
■2019/08/27 14歳の選手を抜擢してブレイクさせたフベロ監督
■2019/08/27 大きく開いた両サイドと長身FWがポイントのサッカー



■2019/08/27 ジュビロ磐田に来たフベロ監督はおもしろい

 低迷している真っ最中の立て直しというのは難しく、またタイプとしてもそういうのが得意ではなく、じっくりと長いスパンで見る監督のように見えますので、成功しない気がするのですけど、ジュビロ磐田に来たスペイン出身のフェルナンド・フベロ監督 はいろいろとおもしろいなと思います。
 私はサッカー選手としての良さと、監督としての能力は別だという考え。そういう意味では、優れたサッカー選手出身ではないという時点でおもしろいですね。選手としてトップレベルでプレーした経験を持たないだけでなく、プロ経験すらなし。生まれ故郷のカタルーニャ州の下部リーグでプレーしていた選手です。
 しかし、精神教育学の学位を持つインテリであり、サッカーの仕事はしていました。2003年からは地元のバルセロナBの分析担当や若手選手のオブザーバーを務めています。ただし、小学校教師としても働いていたということで、これまた異色の経歴です。また、2008年にはカタールが国策として取り組むサッカー選手育成組織「アスパイア ・アカデミー」で働き始め、世界中を飛び回って有望なタレントを発掘するスカウトとして活動していました。
(南米からジュビロ磐田へ、フベロ新監督とは何者か? 異色のキャリア、攻撃的戦術を徹底研究 フットボールチャンネル | スポーツ | 2019年08月23日より)
https://pex.jp/point_news/7f729f02a271675aed2fceff53335b83

■2019/08/27 14歳の選手を抜擢してブレイクさせたフベロ監督

 指導者として注目されたのは、2013年になってから。というか、ひょっとしたらそこまで監督経験はなかったのかもしれない、という書き方でしたね。
 前年の2012年からパラグアイ1部のグアラニでスポーツディレクターを務めていたフベロさんは、当時いた監督の退任にともなって暫定的にトップチームの監督に。その後、別の監督が1ヶ月ほど指揮したものの、結局、フベロさんに戻ってくる形で正式な監督となりました。グアラニでは就任してすぐのパラグアイ1部の前期リーグで2位になるなど、上位をキープ。その後のチームでもコンスタントに好成績を残しています。
 監督経験はなかったものの、前述の通り、スポーツディレクターでした。そして、長年若手選手の能力や才能を見極めるエキスパートとして働いてきたというのが強み。若手の才能開花に定評があるそうです。
 すごい例としては、「U-15の練習を見た際に彼と出会い、才能に目を惹かれてトップチームで練習するよう電話した」という当時14歳のフェルナンド・オヴェラールをデビューさせてウィングや2トップの一角としてブレイクに導いたというのがあります。
 精神教育学の学位を持つだけあり、精神面のマネジメントがうまいようでした。強面なんですけどね。



■2019/08/27 大きく開いた両サイドと長身FWがポイントのサッカー

 ピッチ上の戦術が特に奇抜なわけではなく、近年は4-4-2をベースに4-1-4-1なども使い分け、過去には守備時は5バックになる3-4-2-1も採用していました。ボールポゼッションをベースに攻撃的なスタイルで、攻撃力が評価されています。とはいえ、守備のリスク管理も考慮されており、実はこちらの方がポイントかもしれません。
 ここは個人的には好きではないものの、空中戦に強い長身ストライカーがいるというのが特徴の一つ。 2トップの場合、相手は小回りの効くタイプを採用します。
 近年のフベロ監督の戦術では、両サイドバックが大きく開いて高い位置を取り、ピッチの横幅を確保。速攻ではなくボールポゼッションをとるサッカーのようで、そのときには相手守備ブロックに中央を閉じられてしまうことが多いため、崩しのメインはサイドから。サイドをえぐってクロスを供給します。
 このため、ヘディングの強い選手は必須。また、こぼれても逆サイドのウィングか2トップの相方が2次攻撃を狙うということで、ここで大きく両サイドに開く意味が出てきます。
 また、 守備面でもこの大きく開いた両サイドは重要。危険な中央でボールを失うリスクを回避しつつ、サイドアタックで崩すというスタイル。論理的ですね。


■2019/10/12 降格争いの状態でやってきたジュビロ磐田ではやはり苦戦?

 ジュビロ磐田では「成功しない気がする」と書いたように苦戦。まだ降格は決まっていないものの、最下位のままでほぼ降格が確実な感じです。攻守に消極的なジュビロ磐田。2度目のJ2降格はもはや免れないか|web Sportiva(浅田真樹 2019.10.09)という記事も出ていました。
 記事では、「勝てないチームが見せる典型のような試合」を披露していると指摘。
 まず守備では、 しっかりと相手選手に体を寄せ、ボールに向かって足を出す積極的なプレーはなく、距離を取って消極的。勝てない試合が多いため、ボールを奪おうという気持ちより、自分のところでミスをしたくないという気持ちが勝り、結果的にボールを回されて消耗する形になったという意味のようです。
 一方、攻撃では、縦にテンポアップしないまま、サイドからクロスを入れるしかなくなることが多かったとのこと。ただ、これはこの記事でも「フベロ監督が志向するサッカー」と書いていたように、フベロ監督 の望むスタイルですので、選手だけの問題ではないところがあります。


2026年3月28日土曜日

新年会遅刻の岡田武史代表監督、誤解して全テーブルで謝罪の挨拶

■2019/04/18 新年会遅刻の岡田武史代表監督、誤解して全テーブルで謝罪の挨拶
■2019/04/18 都並敏史と岡田武史はチームメイトだった?



■2019/04/18 新年会遅刻の岡田武史代表監督、誤解して全テーブルで謝罪の挨拶

 1998年1月、都並敏史さんが毎週月曜日、ゲルゲットショッキングセンターに出ていたテープが残っていました。1月ということで新年会の話もしていました。10人くらいのメンバーで当時日本代表監督だった岡田武史さんといっしょだったようです。
 ただ、岡ちゃんは遅刻。で、満席状態の会場(飲み屋?)につくと、全テーブルが関係者だと勘違い。テーブル1つ1つを順番に 「遅れてすみません」と謝罪の挨拶。当時は何しろ日本代表監督でしたので有名でしたので、挨拶された人たちは拍手で大盛り上がり。
 タイトルが長くなるので「全テーブルで謝罪の挨拶」としましたが、本当言うと全部は行きませんでした。4つ目のテーブルでやっと本当の参加メンバーのところにたどりついて、誤解が明らかに。真相を聞かされると真っ赤になっていたそうです。ボケキャラなんですかね。


■2019/04/18 都並敏史と岡田武史はチームメイトだった?

 このとき私はすでに都並敏史さんは引退していたと誤解していましたが、まだ現役だったようで驚きました。誰に言われたのかわからなかったんですけど、「ラジオやってるやつは(日本代表に)選ばれないと言われた」と岡ちゃんに言ったら、「試合出ればチャンスある」と言われたそうな。
  1997年と1998年の所属を見ると、平塚。覚えないですね。1997年は6試合、1998年は5試合のみの出場で、その年で引退となっていました。
 岡田武史さんは読売クラブではなく、古河電工であり、クラブではいっしょではありません。ただ、代表でチームメイトだったと思っていました。思い込みかもしれないので、確かめてみましょうか。
 都並敏史さんは 1980年に19歳で代表デビュー、1987年までは毎年選ばれています。岡田武史さんはなんと同じ1980年デビュー。24歳かな。というか、5歳しか違わないですね。もっと違うイメージでした。岡田さんはチームの中心として期待されたものの、1985年で代表を引退しています。ということで、やはりチームメイトだったようです。
 ちなみに岡田武史さんの出場試合数は24試合 で、都並敏史さんは78試合。岡田さんが少なく見えるものの、当時は代表の試合が少なかったはず。前述の通り代表引退が早く、1984年のロサンゼルス五輪最終予選ではレギュラーのはずが怪我、1986 FIFAワールドカップ地区予選では控えであるなど、順調でもなかったものの、今の日程ならもっと出場試合数が増えたと思われます。


2026年3月27日金曜日

サッカーでコーチや監督が重要で必要である理由とは?

■2018/12/15 サッカーでコーチや監督が重要で必要である理由とは?



■2018/12/15 サッカーでコーチや監督が重要で必要である理由とは?

 愛知県刈谷市のワイヴァンFCが主催するサイレントカップ。ピッチ脇に大人は入れません。ハーフタイムのミーティングや選手交代はもちろん、試合前のウォーミングアップや先発メンバーの決定、作戦など、試合に関わるすべてを子どもたち。そして、試合に全員が出るのがルールです。2017年11月に1回目を行い、すでに13回目に。

 主催するワイヴァンFCのクラブダイレクターの今久保隆博さんは、以下のように言っていました。

「どの試合も監督やコーチが子どもたちを先導し、多くの指示が飛び交う。ミスを指摘され、ベンチに下げられた子どもが叱責(しっせき)を受ける。そんな様子に疑問を感じた」
「子どもはこの年代からアクティブに取り組むことでこそ、サッカー以外の部分を含めて将来の適応能力がつく。そして、指導者には普段の練習のあり方を見つめる機会にしてほしい」

 とりあえず、「叱責」が良くないのは同意。科学的根拠のない指導方法です。ただし、コーチや監督が指導しないことで良い効果があるという証拠もありません。また、サッカーの試合としては、むしろコーチや監督が重要である理由となっていておもしろかったのが、以下のような話。

"試合では、一つの傾向が出る。相手のカウンターを受けての失点が多くなるのだ。指導者の指示がないと、スペースを突かれる場面が増える。かつてJ1名古屋で主に育成を担当していた今久保さんは、「守備意識が低いというより、得点をしたいという本能的な欲求の表れ」とみている"

 厳密に言うには、指導があるチームとないチームで対戦した結果を集めて分析すべきですけど、やはり監督やコーチがいた方が勝利しやすくなるのではないかと考えられる結果でした。
(指導者も保護者も口出しなし 少年サッカー大会の試みは:朝日新聞デジタル 編集委員・中小路徹 2018年11月14日13時57分より)

2026年3月17日火曜日

闘将・柱谷哲二は監督・コーチとしてはダメ?疫病神状態の時期も

■2019/03/17 闘将・柱谷哲二は監督・コーチとしてはダメ?疫病神状態の時期も



■2019/03/17 闘将・柱谷哲二は監督・コーチとしてはダメ?疫病神状態の時期も

  コーチであり監督じゃないなど、必ずしも柱谷哲二さんのせいとは言えないのですけど、指導者に転身した当時は疫病神状態といって良いくらい、チームがひどいことになっていました。その後も含めてどうなっただろう?と戦績などを並べてみました。

2002年
コンサドーレ札幌監督 → J1リーグ戦と Jリーグヤマザキナビスコカップを含めた公式戦13試合でわずか2勝と低迷し、6月に解任。札幌はその後最下位でJ2へ降格。
2001年~2002年
国士舘大学サッカー部のコーチ → 天皇杯で国見高校に敗れる。
2003年
浦和レッドダイヤモンズのコーチ
2005年
J2・東京Vのコーチ → J1復帰。
2008年
東京Vの監督 → 18チーム中17位と降格が決定。シーズン終了後に監督を退任。
2011年
水戸ホーリーホック監督 → 2015年6月、成績不振により解任。
2016年
ガイナーレ鳥取監督 → 同シーズン限りでの退任が11月に発表された。
2017年
ヴァンラーレ八戸監督 → 11月、J3昇格を果たせなかったことなどを理由として八戸の監督を退任。
2018年3月
花巻東高校サッカー部のテクニカルアドバイザー
2018年6月20日
J3ギラヴァンツ北九州の監督 → 11月2日、契約満了により北九州の監督を退任すると発表された。

  記憶と違って、3つ目のレッズの時点で、特に疫病神になっていませんでした。水戸ホーリーホックなんかも1年で退任となっていません。ただ、監督成績としては、正直めちゃくちゃ悪い成績でした。

2002 J1 札幌 途中解任
2008 J1 東京V 17位
2011 J2 水戸 17位
2012 J2 水戸 13位
2013 J2 水戸 15位
2014 J2 水戸 15位
2015 J2 水戸 21位途中解任
2016 J3 鳥取 15位
2017 JFL 八戸 5位
2018 J3 北九州 途中就任17位

2025年11月12日水曜日

レスターの奇跡はまぐれ?ラニエリ監督とレスターのその後…

■2018/10/12 レスターのラニエリ監督は無能だった…元コーチが暴露
■2022/05/22 レスターの奇跡はまぐれ?ラニエリ監督とレスターのその後…
■2018/06/07 CL3連覇なのに監督辞任のジダン、理由はレアル・マドリー・ペレス会長?
■2017/02/25 レスター・ラニエリ監督解任は予想通りか、予想外か?
■2017/02/25 岡崎もいいね?選手が望んだ解任という報道も
■2017/02/26 選手がラニエリ監督解任を求めた…は誤報か?
■2017/02/25 ラニエリ解任にリネカーは激怒「不可解で許されない」
■2017/02/26 プレミアのライバル監督らがことごとく解任を非難
■2017/03/20 ラニエリにひどいことしたレスターはお断り プランデッリはオファー拒否していた
■2017/02/25 ラニエリ監督の夢は「死んだ」のか、「ついえた」のか?
■2017/10/29 ラニエリ監督のナント好発進で、「レスターの奇跡」再現を期待

 監督絡みの話をまとめています。







■2018/10/12 レスターのラニエリ監督は無能だった…元コーチが暴露

 大活躍していたナントですけど、その後失速したようです。とはいえ、ナントの実力から見るとまずまずであったようです。ナントを退任することになったものの、戦績ではなくナントのバルデマール・キタ会長との不仲だとウワされています。以下のように書かれていた記事がありました。

"ラニエリ氏は昨夏にナントの指揮官に就任すると、シーズン序盤にリーグ戦8試合連続無敗を記録。後半はやや勢いに陰りが見えたものの、それでも最終節を残して10位とまずまずの成績を残していた"
(元レスター指揮官ラニエリ、ナント監督退任発表で岡崎慎司との再会は? | Football Tribe Japan 5月 17, 2018 11:45 amより)

 一方で、ラニエリ監督は大した監督ではないとする人もいたことを知ったので紹介。レスター・シティの元コーチであるケヴィン・フィリップスさんは、ラニエリではなく当時アシスタントで、後に昇格したクレイグ・シェイクスピアさんや選手たちのおかげだったとしているようです。

 「私はラニエリ監督の下で短期間働いたが、その時の組織は良くなかった。もしシェイクスピアともそうであったら、もっと早くに崩壊していただろう」
「彼ら(引用者注:選手たち)は昨年よく自分たちの士気を維持したよ。本当に自分たち自身でよく管理した」
「もしシェイクスピアがそこにいなければ、彼らにとって勝利を収めることはもっと難しいものになっていただろう」
(ラニエリに組織なし、優勝は選手が頑張っただけ…元コーチが激白 2017/03/16 08:45より)

 なお、この記事は、アシスタントから昇格したクレイグ・シェイクスピア監督の下でチームは勢いを取り戻しつつある…といった時期に書かれた記事。しかし、シェイクスピア監督も4ヶ月でリーグ戦の成績不振により解任されており、フィリップスさんの主張の説得力はあまりなくなっています。


■2022/05/22 レスターの奇跡はまぐれ?ラニエリ監督とレスターのその後…

 ラニエリ監督は、レスターの奇跡の後のシーズンでは不振で退任。その次のナントでも躍進するも途中で失速してまずまずといったところで終わっていました。その後の話をWikipediaで見てみます。

フラム
2018年11月14日、フラムFCの監督に就任した(引用者注:おそらくシーズン途中での就任)。しかし、シーズン通じての悪い流れを変えることは出来ず、2019年2月28日に解任された

ローマ(第2期)
2019年3月8日、解任されたエウゼビオ・ディ・フランチェスコの後任として、ASローマの監督に就任。2018-19シーズン終了まで監督を務めた。

サンプドリア
2019年10月12日、UCサンプドリアの監督に就任。2020-21シーズン終了後に退任した。

ワトフォード
2021年10月4日、ワトフォードFCの監督に就任した。シーズン途中に就任したが不振に陥り、ノリッジ・シティ戦に0-3で敗れた後、2022年1月25日、解任が発表された。

 フラムとワトフォードは不振で解任。ただ、どちらも悪い流れのチームを任された形で難しい仕事ではあったでしょう。時期的に他のチームもすべて成績不振のチームを引き受けた形だと思われます。基本的にこれで結果を出すのは難しいです。
 ただし、サンプドリアの場合は、2シーズン目もやっており、ある程度時間がありました。目立った結果は残せなかったようです。
 このようにレスター後を見てみると、そこまでひどい無能監督ではないが、それほど良いところもなく平凡…といった感じです。

 ついでに、レスターの方のWikipediaも見てみました。すでに書いていたシェイクスピア監督時代とその次のクロード・ピュエル監督は不振で解任されており、いまいち。
 しかし、その後任となったブレンダン・ロジャーズ監督になってからは、毎年かなりの好成績を残しており、お見事。ブレンダン・ロジャーズ監督は高く評価されて良いのではないかと思います。

2017-18シーズン
 シェイクスピアが正式に監督に就任。(中略)開幕戦のアーセナルFCやマンチェスター・ユナイテッド、チェルシーFC、リヴァプールFCといった強豪クラブに敗戦して降格圏内に入ってしまったため、2017年10月にてシェイクスピアを解任。後任にはクロード・ピュエルが就任した。

2018-19シーズン
クロード・ピュエル政権2年目。(中略)開幕3試合で2勝とまずまずのスタートを切るが、徐々にチームは低調に陥っていく。
 2018年10月27日、オーナーであるヴィチャイ・スリヴァッダナプラバ氏が、プレミアリーグ第10節ウエストハム戦の試合後、同氏が搭乗したヘリコプターがキングパワースタジアムを離陸した直後に墜落し、同氏を含む全乗員乗客の5人が死亡する事故が発生した。(中略)この事故の後に行われたカーディフ・シティ戦ではデマライ・グレイが決勝点を決め勝利。事故後、チームは6戦無敗を記録した。12月にはチェルシーとマンチェスター・シティを相手に2連勝という大金星を樹立した。
 しかし、2019年に入ってからの7試合では1勝1分5敗と苦戦し、プレミアリーグ第27節クリスタル・パレス戦で4-1で敗れた直後にクロード・ピュエルは解任。後任としてブレンダン・ロジャーズが就任した。シーズン終盤までの11試合で6勝2分3敗という成績を記録した。また、シーズン終了後にダニー・シンプソンと岡崎慎司が契約満了で退団。

2019-20シーズン
 ロジャーズ体制2年目。(中略)開幕の2試合こそ勝利が無かったものの、ポゼッションとカウンタースタイルの両方を組みあわせたサッカーを展開し、トッテナム戦で逆転勝利をおさめるなど、序盤は好調を維持。第9節から第16節までの間でリーグ戦8連勝を記録。
 後半戦は新型コロナウイルスによるリーグ戦中断、ディフェンス陣の欠場が相次いだ事などに起因して不調に陥る。最終的に、CL出場権をかけた最終節マンチェスター・ユナイテッド戦では敗北を喫し、クラブ史上2回目となるCL出場とはならなかった。しかし、チームとしては5位で終わり、翌シーズンのEL出場権を獲得した。

2020-21シーズン
 ロジャーズ体制3年目。(中略)
 クラブ史上初のイングランド1部リーグ開幕3連勝で好スタートを切る。その後、ウィルフレッド・ディディやジェームズ・ジャスティンなどの怪我による離脱により、調子を落とすものの徐々に戦績を上げ、19節から36節の間は常に4位以上をキープした。(中略)
 FAカップ初優勝を果たした。
 (中略)シーズンを昨シーズンと同じ5位で終えることとなった。


■2018/06/07 CL3連覇なのに監督辞任のジダン、理由はレアル・マドリー・ペレス会長?

 チャンピオンズリーグ(CL)3連覇達成の5日後に、突然ジダンがレアル・マドリーの監督を辞任。フロレンティーノ・ペレス会長も「まったく予期していなかった」と言ってたみたいですね。
 ただ、このペレス会長が原因ではないか?とする記事がありました。
  ジダン監督はチェルシーに所属するベルギー代表MFエデン・アザールの獲得を望んだのですが、これに対するペレス会長の答えは「No」。一方で、ペレス会長はマンチェスター・ユナイテッドのスペイン代表GKダビド・デ・ヘアの獲得を持ちかけたが、ジダン監督はケイロル・ナバスへの信頼を強調したということで物別れに終わったとのこと。
(ジダン監督の電撃辞任…… 原因はペレス会長との衝突?2018年6月5日 16時0分 theWORLDより)
 http://news.livedoor.com/article/detail/14819448/

   一方、ジダン監督の公式な説明は全然違うもの。以下のように言っていました。
 「選手たちは変化を必要としている。(中略)このクラブの歴史は長く、我々は常に選手たちにプレッシャーをかけ、多くを要求してきた」
「しかし、ある時に思ったんだ...。これ以上、彼らに何を求めるのかと。彼らが私にしてくれたことを考えるとね。選手たちには、異なる流れが必要だ」
「3年が経ち、これが私の決断だ。もしかしたら、間違っているかもしれない。だが、このチームが勝ち続けられるという確信が抱けないなら...私が望むように物事が進むと思えないなら...バカげたことをするより、何かを変えた方がいいと感じた。そのタイミングだ」
 (「選手たちにこれ以上何も求められないと思った」ジダンが辞任の理由を説明 | Goal.comより)
 
  わかりづらい言い方で、マスコミでもどこを切り取るか分かれています。比較的多いのは「変化が必要」というのをポイントとしたところ。
 ただ、燃え尽き症候群的なところも感じますね。監督より選手で多いものの、何かを成し遂げたときにその次の目標を失ってしまう…といったことはあります。金メダルを取った五輪選手なんかが言っていましたし、サッカーで言うと奇跡を起こしたレスターが翌年はそのモチベーションを持続できませんでした。
 また、気になるのは「このチームが勝ち続けられるという確信が抱けない」と言っていたこと。ジダン監督以外にも選手が移籍する話が出ており、悪い意味でチームが大きく変わる可能性を感じます。
 一方でネイマール加入の噂もあり、そうなるとむしろ豪華になりそうなのですけど…。



■2017/02/25 レスター・ラニエリ監督解任は予想通りか、予想外か?
 昨シーズンは奇跡の優勝を遂げて、2016年度のFIFA男子最優秀監督賞を受賞した、レスター・シティのラニエリ監督ですが、今季は一転して残留争い。監督解任は間近と言われていたものの、衝撃的な解任と報じられています。
  以下の記事など、電撃解任とした記事が複数ありました。

“奇跡の優勝”から一転…レスターのラニエリ監督が電撃解任、今季わずか5勝で残留争い ゲキサカ 2017年2月24日 10時23分 (2017年2月25日 11時31分 更新)

 クラブは飽くまで、ラニエリ監督を全面サポートするとの公式声明を発表していましたからね。そんなこと言っていたのにいきなりというのはあります。
 記事では、18日のFA杯で格下のミルウォール(3部相当)にジャイアントキリングを許し、22日の欧州CL決勝トーナメント1回戦第1戦でセビージャに敗れたことで、クラブは解任を決断したようだとしていました。

 ちなみに、クラブ公式サイトによると、アイヤワット・スリバッダナプラバ副会長のコメントは以下。

「今回の決定は、我々が7年前にクラブを所有することになってから、最も難しい決断だった。しかし、我々は個人的な感情よりも、クラブの長期的な利益を考えなければならない。我々は彼が成し遂げてきたことに対して、永遠に感謝の気持ちを持ち続けるだろう。今季はプレミアリーグに残留することをトッププライオリティとしていた。その中で残りの13試合で目標を達成するため、変化が必要だと感じ、今回の決断に至った」


■2017/02/25 岡崎もいいね?選手が望んだ解任という報道も

 この解任 では、レスター所属の岡崎慎司がクラウディオ・ラニエリ監督の解任報道に、ソーシャルメディアで「いいね」と反応したと、英地元紙「メトロ」が報じ、批判を浴びているそうです。

レスター岡崎にラニエリ解任“いいね”疑惑が浮上 英紙は「恩知らず」と糾弾するが… Football ZONE web 2/24(金) 19:33配信 では、
 記事によれば、レスターがイタリア人監督解任を発表したというニュースに、インスタグラムの「shinji_okazaki20」というアカウントが9168人とともに「いいね」と反応したというもの。
 「クラウディオ・ラニエリはキャリアで成し遂げたこともなかったありえない勝利を、レスター・シティの選手にもたらしたが、選手のなかには即座に恩知らずと化した者もいるようだ」と、裏切り者として批判しています。
 しかし、今回報じられた岡崎のアカウントには公式のマークが付いておらず、本人のものかは疑わしいようです。

 一方、別記事によれば、選手との軋轢があって、選手らが望んだ解任だともされていました。

 レスター、監督解任は選手が望んだこと? オーナーに不満を直訴か フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年02月24日


 英メディア『スカイ・スポーツ』によると、現地時間22日のチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦1stレグ、セビージャとの試合に1-2で敗れた翌朝、レスターのオーナーは選手たちとのミーティングを行っています。
 ここで、チームの中心選手たちはその席で、ラニエリ監督やコーチングスタッフとの関係悪化を訴えたとされていました。
 英紙『サン』は、ラニエリ監督との関係が悪化した選手として具体的にGKカスパー・シュマイケルやFWジェイミー・ヴァーディーの名前を出しています。
 解任を告げられたラニエリ監督は、選手たちやオーナーに「裏切られた」と感じて怒りを覚えた模様だと同紙は伝えました。

■2017/02/26 選手がラニエリ監督解任を求めた…は誤報か?

 続報によると、 レスター・シティの暫定監督を務めるクレイグ・シェイクスピアさんは、クラウディオ・ラニエリ監督が解任されたのは選手との関係悪化によるものだったという報道を否定しました。ラニエリ監督のアシスタントを務めていた方です。

レスター、ラニエリと選手の関係悪化を否定。守護神は感謝の言葉述べる フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年02月25日

 シェイクスピアさんは、以下のように述べています。

「結果への不満は大きかったが、彼がドレッシングルーム(との関係)を失ったわけではない。騒動があったという話は憶測でしかない」

 また、関係悪化した選手として、名指しされたGKキャスパー・シュマイケルも、インスタグラムの自身のアカウントで前監督への感謝を記しています。
 ラニエリ監督と抱擁を交わす写真とともに、「クラウディオがレスターや僕個人のためにしてくれた全てのことに感謝したい。彼が僕らとともに成し遂げたことは最大限の敬意と大きな称賛に値する」とコメントを投稿しました。



■2017/02/25 ラニエリ解任にリネカーは激怒「不可解で許されない」

 ラニエリ監督に味方し、その解任を恩知らず だと言う人もいます。レスターOBで、ワールドカップ得点王となり、Jリーグでもプレーしたゲーリー・リネカーさんです。

リネカー氏、ラニエリ解任に苦言「不可解で許されない。うんざりするほど悲しい」 フットボールチャンネル | 2017年02月24日

 24日に英メディア『BBC』によると、以下のようなコメントとのこと。

「クラウディオ・ラニエリ監督がレスター・シティのためにしてきたことを考えると、彼の解任は不可解なもので許されないことだ。うんざりするほど悲しい」


■2017/02/26 プレミアのライバル監督らがことごとく解任を非難

 明日は我が身というのもあるでしょうが、同業者も多くが、今回の解任の決定を非難しています。
 例えば、マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は、以下のようなコメント。

「レスターのスタジアムがクラウディオ・ラニエリ・スタジアムという名前になってもおかしくないほどの人物だ。その彼がクビになった。レスターは2年続けて歴史に残った。1年はサッカー史における最も美しい物語だ。そして今、本当に受け入れることが難しい決定を下した」

 レスターはチームレベルを考えると別格の優勝でしたが、優勝監督が退任というのは、最近のプレミアリーグのトレンド。
 モウリーニョ監督も、 は2015年にチェルシーでプレミアリーグを制したが、次のシーズンで不振に陥り、同年12月に退任しており、それを踏まえたコメントもしていました。

「昨シーズン、私はチャンピオンとしてクビになった。当時、とてつもなくネガティブなことだと思ったが、クラウディオが成し遂げたことを考えると、私のことなど小事に思える」

 また、チェルシーのアントニオ・コンテ監督も、以下の通り。

「すごく悲しい。彼は友人だし、ジェントルマンであり、優れた監督だからだ。まだ連絡していない。今の状況を想像するとね。でも、数日中に連絡を取ることは間違いない。レスターの決断は本当にハードなものだった」

ラニエリ監督解任を嘆く同業者たち。モウ「彼の名前がスタジアム名になってもおかしくない」 | フットボールチャンネル | サッカー情報満載!

 さらに別記事では、  リバプールのユルゲン・クロップ監督が、「驚いてはいない」としながらも、その理由はサッカー界以外でも奇妙なことが相次いでいるためだという言い方で、非難していました。

 「2016/17年にはいくつか奇妙な決定があったよ。ブレグジット(EU離脱)、トランプ、ラニエリだ」

 "レスターの監督解任は、昨年夏の国民投票で英国のEU離脱が決定されたことや、米国のドナルド・トランプ大統領当選に並ぶほど理解しがたいことだ"という意味です。

クロップもラニエリ解任に苦言。「EU離脱やトランプと同じくらい奇妙」 | フットボールチャンネル | サッカー情報満載!




■2017/03/20 ラニエリにひどいことしたレスターはお断り プランデッリはオファー拒否していた

 かつてイタリア代表やフィオレンティーナ、ガラタサライなどを率いたチェーザレ・プランデッリさんに、レスター・シティからの正式な監督就任のオファーがあったそうです。
 しかし、彼は以下のような理由で断っていたそうな。

「私はノーと言った。彼らからアプローチがあったのだが、すぐに断った。ラニエリがあんな扱いを受けた後で、あの場所へ行こうとは思わない」
「ラニエリはとてつもなく素晴らしいことを達成したが、繰り返すことはできなかった。記憶に残る歴史的なタイトルを勝ち取った監督は、その数ヶ月後に棄てられた。誰かがそうなったことを反省しなければならない」

元伊代表監督、レスターの就任要請を拒否「前任があんな扱いを受けた後では…」 フットボールチャンネル | 2017年03月19日

 選手がラニエリ解任を望んだという説は前述の通り、クラブ側は否定しています。ただ、プランデッリさんはこの話を念頭に置き、監督就任拒否の理由として挙げていました。
 本来上の立場であるはずの監督やフロントではなく、選手の力が強くなりすぎてしまうことを危惧し「フットボールのマネジメントは非常に難しいが、素晴らしい仕事でもある。ただここ数年、指導者と選手たちの互いの関係に大きな変化が生じている」と、時代の移り変わりを指摘していました。
 この考え方は彼の最近の経験のせいというのが、大きそうです。プランデッリさんは、今季途中からバレンシアの監督に就任したものの、結果を残せなかったうえ、補強方針でクラブと衝突してわずか3ヶ月で辞任していました。


■2017/02/25 ラニエリ監督の夢は「死んだ」のか、「ついえた」のか?

 余談なのですが、ラニエリ監督のコメントの和訳が異なっていたのが、気になりました。

 「夢は死んだ」…レスター解任のラニエリ「成し遂げたものを奪うことはできない」 | サッカーキング

サッカー=レスター解任のラニエリ前監督、「夢はついえた」 | ロイター 2017年 02月 25日 10:47 JST

 英語記事を探してみると、元の発言は、  'yesterday my dream died'みたいです。
 サッカーキングなど、日本のメディアはこのラニエリ監督のコメントを、「きのう、私の夢は死んだ」と訳していました。
 一方、ロイターは、「昨日、私の夢はついえた」と報じています。
 ここらへんの言葉選びのセンスの違いが見えて、おもしろいですね。


■2017/10/29 ラニエリ監督のナント好発進で、「レスターの奇跡」再現を期待

 レスターを成績不振により解任されたラニエリ監督ですが、フランス1部のナントで大躍進。10試合を終えて6勝2分け2敗の成績で、パリ・サンジェルマン(PSG)とモナコに次ぐ3位につけています。
 ナントは昨シーズンを7位の成績で終えたとはいえ、それ以前には1部と2部を行き来するなど低迷の時期を過ごしていたクラブ。
   ラニエリ監督自身は、レスターとナントには「何も共通点はない。監督が同じなだけだ」「レスターは特別な何かだった。50年経っても再現するのは不可能なものだ」と否定していますが、思わぬ好成績にメディアは盛り上がっているようです。

 また、英メディア『BBC』は、ラニエリ監督が率いていたレスターと現在のナントには、好成績以外の共通点があると指摘していました。
・1試合平均1失点を下回る堅守
・ポゼッション率約40%からカウンターを武器とするスタイル
  “ミラクル・レスター”の再現も? ラニエリ率いるナントがフランスで躍進中 フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年10月28日
https://pex.jp/point_news/78dc74624d34d4195d0c231ee3024b97

 フランスは実力差が大きくて難しいのではないかと思うものの、ラニエリ監督なら…と期待したくなるのはわかりますわ。



2025年10月17日金曜日

サッカーは安易に監督を変えすぎ 名古屋、チェルシー、大宮など

■2014/8/31 サッカーのクラブは安易に監督を変えすぎではないか?
■2022/01/19 名古屋が優勝&5位のフィッカデンティから9位長谷川健太に交代…
■2019/09/25 17年で20人!あのチェルシーも監督を安易に変えすぎという批判 
■2017/01/29 監督変えすぎ!1シーズンで8回の監督交代、今シーズンも3回目のパレルモ
■2017/02/17 15年で何と39回!監督変えすぎたクラブの会長がついに変わる


■2014/8/31 サッカーのクラブは安易に監督を変えすぎではないか?

 大宮が「21試合負けなしのJリーグ記録を樹立」ってのも未だに信じられないんですが、その後の低迷もすごいですね。<大宮、大熊監督ついに解任!10戦勝ちなし 鈴木統括部長も辞任へ- スポニチアネックス>(2014年8月31日12時48分)という記事が出ていました。

<大宮は12年シーズン終盤から昨季にかけて21試合負けなしのJリーグ記録を樹立。昨季リーグ戦前半戦を首位で折り返しながら、鈴木茂社長は「チーム内の一体感が保てなくなりつつある」として当時のベルデニック監督を8月に電撃解任>
http://news.infoseek.co.jp/article/sponichin_20140831_0091

 "その後、岡本武行GMの暫定監督を挟み、小倉勉TDが後任監督に就任"。しかし、"成績は上向くことなく、シーズン終盤には小倉監督、岡本GM、古矢強化部長の退任"することに。前半で首位だったのに、結局14位で終了するという悲惨な結果になります。
 今季は心機一転、大熊清監督、鈴木徳彦チーム統括本部長が就任、スカウトだった松本大樹氏が強化部長に抜てきという体制だったそうです。ところが、"現在10試合勝ちなしで18チーム中17位"という無残な結果に。降格目前です。

 結果出しているチームで監督(ベルデニック監督時代)を交代させるからこうなるんだ…と思いましたが、Wikipediaを読むと"第16節から第20節まで5連敗を喫すると、第20節の翌日の8月11日に監督を解任された"ということで、負けていた時期ではあったんですね。
 じゃあ、ファンも納得だったのかな?とも思いましたが、Wikipediaを読むとサポーターからフロント批判があったようです。また、<未だ謎多きベルデニック監督解任劇。“一体感”なき大宮が問われるクラブとしての資質>(フットボールチャンネル | サッカー情報満載! 2013年08月18日 text by 上野直彦)という、批判的な記事も見つかりました。

<監督交代となったベルデニック氏は、昨年6月に成績不振で解任された鈴木淳監督の後任として就任。守備を立て直し残留争いからチームを救った。また今季は7連勝と勝ち点を重ね、チームを初の首位へと導く。今年5月には64歳を迎えたJリーグ最年長の名将、サポーターや記者から誕生日をお祝いされるなど、人気の高い監督でもあった。
 13日、大宮アルディージャの鈴木茂社長は会見を行った。連敗中とはいえリーグ上位の成績で、しかもシーズン中の監督交代は異例。クラブのHPでは「一体感が保てなくなった」と語った鈴木社長、その言葉の真意とは何だったのだろうか>
http://www.footballchannel.jp/2013/08/18/post8204/

 会見を終えても 説明不足は否めず、多くの記者から不満が漏れたそうです。フロントの責任問題も指摘されました。そして、<いま最も問われているのは大宮のマネジメント力なのかもしれない。05年の昇格以降、毎年のように残留争い繰り返してきた大宮。組織として、次の段階への脱皮が急がれる>と海底んですよ。
 でも、結局この後もう1回また監督解任して、翌年もまた交代したわけですからね。どうしようもないですわ…。




■2022/01/19 名古屋が優勝&5位のフィッカデンティから9位長谷川健太に交代…

 名古屋グランパスが、カップ戦とはいえ優勝していたフィッカデンティ監督と契約延長せず長谷川健太監督に。リーグ戦も5位ですので悪かったわけではありません。なので、私は批判的な人事です。
 しかも、後任が結果出している監督だというのならまだしも、同じシーズンに成績不振でFC東京を辞任した長谷川健太監督ですから、余計説明ができません。FC東京はリーグ戦で9位で、名古屋の方がずっと良かったです。

 ただ、私がこの反応を見た2つのヤフーニュースの記事はどちらも好意的なコメント。今消えちゃったのであれですが、「守備的だから」みたいな感じだった記憶。バルセロナなど海外のビッグクラブの場合は守備的だと結果を出しても解任はありますが、名古屋はどうなの?という感じです。
 また、「これ以上は望めないから」というのもあった記憶ですが、それこそ戦績が悪かった長谷川健太監督ってのは説明できません。ほとぼりが冷めてからならわかったんですが、速攻で就任ですからね。最後は不振でしたが、長谷川健太監督は過去の実績があるので、間を空けての就任であれば納得してもらいやすい可能性がありました。

 私がこの反応を見た2つのヤフーニュースの記事はどちらも好意的なコメント…と書いたのですが、今見た<J1名古屋のフィッカ監督退任 長谷川監督が後任>(共同通信2021/12/9(木) 19:53配信)では批判的でした。

<この前フィッカデンティを連れてきた大森SDがクビになって今回の監督解任劇・・・・・・・・。いつもの事だが親会社の介入で内紛が起こってるのかもね>
<この成績で解任はないな。金払ってタイトル目指せば良いのに>
<この監督は名将ですよ 勿体ない>
https://news.yahoo.co.jp/articles/d16dfc1fc4339556e817b40a563aae9ff917297b/comments

 記事としては、<急転直下だったJ1名古屋・フィッカデンティ監督の交代劇…いささかの戸惑いも【記者の目】>(2021/12/10(金) 5:01配信)が批判的なコメントながらも、最後には理解を示す内容。やはり「これ以上は望めないから」といったところですね。

<20年に3位、21年に5位とリーグ戦で安定した成績を残し、ルヴァン杯も制した監督の交代は、常識を外れた動き。(中略)その顚末(てんまつ)にはいささかの戸惑いが残る。
 安定感の一方で、手詰まりの空気もどこかにあった。今季、ドロー覚悟で引いて守る相手に、手をこまねく場面も多かった。クラブ内部にも、局面を打開しきれない状態を危惧する向きは、見え隠れしていた>(グランパス担当・渡辺拓海)

 私が見た記事は例外だったのですが、今見ると、<フィッカデンティ監督電撃退任…J1名古屋、山口GMが“異例人事”の経緯説明 「成長しなければいけない」>(2021/12/9(木) 17:48配信 Football ZONE web)の反応もネガティブが優勢。いくつか賛同するものがあったものの、少なめでした。

<交渉が決裂したのなら仕方がない。ただファンの意見としては、理由が知りたい。実はお金がなく大赤字とか、マッシモ監督が高年俸を要求したとか、コロナで入場料収入が激減して大変を通り過ぎているとか、
納得はすべてにおいて優先する。ファンをファミリーと言うのなら発信すべき>
<マッシモでは川崎より上に行けないと判断したというのはわかる。ただ長谷川健太でそれがなし得るのかは甚だ疑問>
<成長しなければならないのは分かるけど長谷川監督へ交代することで「具体的に」どういった面で成長が促されるのか、についても話してくれないと不信感を抱えてしまうサポが多く出てしまうのではないかな?>
<山口GMの言う事は、まぁ勝負の世界では納得。しかしルヴァン杯取った監督を契約満了で手放す理由には少し無理があるかなぁ?それに加えて、次が長谷川健太さんでしょ?!まあ、悪くないとは思うけど、本音を教えて欲しいな!契約延長の条件が厳しかったとか、、、、。>




■2019/09/25 17年で20人!あのチェルシーも監督を安易に変えすぎという批判

  開幕から1分3敗のタイミングで、ワトフォードはハビ・グラシア監督を解任。オーナーのポッツォ・グループは2012年6月にワトフォードを買収した後、監督の首を次々に挿げ替え、7年でのべ10人の監督を使っています。
  2002年、チェルシーを買収したオーナーのロマン・アブラモヴィッチも、この点では負けず劣らずひどいです。17年で20人もの監督を起用しています。カルロ・アンチェロッティ(現ナポリ監督)のようにタイトルを獲っても、守備的すぎるとの理由で解雇の憂き目に遭った者もいるとのこと。
(チェルシーは愚策すぎる監督人事を反省せよ。早期解任に抱く疑問、真のビッグクラブになるためには?【粕谷秀樹のプレミア一刀両断】 フットボールチャンネル | スポーツ | 2019年09月20日 粕谷秀樹より)
https://pex.jp/point_news/991c8e70a6bedce4e1b13dda38de65b8

 作者は現在評価されているチームや監督の過去の成績について、以下のように最初から良かったわけではなく悪かった時期があったことを指摘していました。ロマン・アブラモヴィッチさんは、忍耐力がなさすぎるということでしょう。

・ユルゲン・クロップ監督(リバプール)の一年目は8位、ジョゼップ・グアルディオラ監督(シティ)は3位に食い込んだものの、首位チェルシーには15ポイントもの大差をつけられている。
・トッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督も、チャンピオンズリーグの出場権を得るまでに2年かかった。
・ボーンマスのエディ・ハウ、バーンリーのショーン・ダイシ両監督は、ともに8シーズン目を迎えた。両クラブの上層部は負けが込んでも妙なプレッシャーをかけず、現場を温かく見守ってきた。その結果、ボーンマスはボールを捨てないフットボールで一定の地位を築き、バーンリーのブレイブハートはビッグ6が手を焼くほどだ。


■2017/01/29 監督変えすぎ!1シーズンで8回の監督交代、今シーズンも3回目のパレルモ

 記事そのものは、セリエAのパレルモが、新監督にウルグアイ人のディエゴ・ロペス氏が就任したことを発表した、というもの。パレルモ、恒例行事の監督交代。過去2シーズンで11回目 2,001 YOU フットボールチャンネル | 2017年01月27日というタイトルの記事です。
 ただ、問題なのは、マウリツィオ・ザンパリーニ会長が短期間でたびたび監督の首をすげ替えることで有名なこと。パレルモは、今季も3度目の監督交代となっています。
 もっとひどかった昨シーズンは、実に8度の監督交代が行われました。計6人の監督が、復帰も含めて短期間で目まぐるしく入れ替わったという、めちゃくちゃなことになっていました。

 戦績が悪くて監督を変えているわけなのですが、監督を頻繁に変えることでまた戦績が悪くなるという面もあります。やり方をやっと理解したところでまた変更となるためです。
 なので、パレルモの1シーズンで8回の監督交代ってのは、驚異的な数ですね。あまりにも変えすぎです。パレルモは降格圏なわけですが、「鶏が先か、卵が先か」になっています。


■2017/02/17 15年で何と39回!監督変えすぎたクラブの会長がついに変わる

 …と書いていたら、パレルモの会長さんが変わるんだそうな。15年で39回監督を交代した名物会長がクラブ売却へ。最高記録は1季で8回交代 フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年02月16日という記事が出ていました。
  イタリア『フットボール・イタリア』が報じたところによると、パレルモのマウリツィオ・ザンパリーニ会長は3月3日をもってクラブを売却する見通しだといいます。

 ザンパリーニ会長は2002年にパレルモを買収して以来、何と15年で39回の監督交代を行なっているんだそうな。2015/2016シーズン以外でも交代が多かったんですね。
 ザンパリーニ会長は当シーズンに解任した指揮官を再び呼び戻すことでも有名で、2015/2016シーズンにはジュゼッペ・イアキーニ監督とダビデ・バッラルディーニ監督、ジョバンニ・ボージ監督(下部組織監督)が1シーズンで2回監督に就任していたそうです。

 どう考えても良い会長さんには見えないものの、イタリア3部が主戦場だったクラブをセリエA常連チームに引き上げたという功績はあるとのことでした。


2025年10月15日水曜日

27人中14人が監督になったユベントスの2000/01シーズンプレーヤーたち

■2017/03/23 27人中14人が監督になったユベントスの2000/01シーズンプレーヤーたち





■2017/03/23 27人中14人が監督になったユベントスの2000/01シーズンプレーヤーたち

 2000/01シーズンというのは、ユベントスの黄金世代というわけではなく、ローマと争って優勝できなかったシーズン だそうです。
 ところが、このシーズンにプレーした27人中14人、実に半分以上が監督になっているといるというすごい年になりました。しかも、ジダンやコンテといった大成功している監督も輩出しています。

ジネディーヌ・ジダン レアル・マドリーで昨季チャンピオンズリーグ優勝
アントニオ・コンテ ユーベを率いてセリエAで3年連続優勝、チェルシーで現在1位
フィリッポ・インザーギ ミラン監督
イゴール・トゥドール 母国クロアチアやギリシャの名門クラブ、トルコのガラタサライ
パオロ・モンテーロ アルゼンチンのロサリオ・セントラル
フアン・エスナイデル スペインのコルドバやヘタフェ、J2のジェフユナイテッド市原・千葉
ジャンルカ・ザンブロッタ インドのデリー・ディナモス
チロ・フェッラーラ 中国の武漢卓爾
マルク・ユリアーノ、レッシオ・タッキナルディ、ミケランジェロ・ランプッラ、マルコ・ザンキ イタリアの下部リーグやユースチームなど
エドガー・ダーヴッツ 現役引退前にイングランド下部で選手兼監督
アチルソン 母国ブラジルで監督

 ついでに言うと、当時の監督は、カルロ・アンチェロッティ。現在もバイエルン・ミュンヘンというビッグチームを率いています。
 逆に、現時点でまだ監督の道に進んでいない大物選手としては、アレッサンドロ・デル・ピエーロやダビド・トレゼゲ、エドウィン・ファン・デル・サールが挙げられていました。

監督"14人"を輩出したユーベの2000/01シーズン組。日本で指揮を執る監督も フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年03月22日

 探せばこれ以上の例が出てくるかもしれませんが、これはなかなか象徴的だと思います。
  というのも、現在では落ちぶれたセリエAですが、当時は世界最高の呼び声が高い豪華なリーグでした。そして、その中でも特に豪華なメンバーを揃えていたクラブの一つが、ユベントスです。
 したがって、監督輩出の多さは、当時のリーグやクラブのレベルの高さを示しているものと思われます。

2025年10月13日月曜日

「モラス雅輝」を「ラモス瑠偉」と空目!ハーフ?帰化?

■2021/08/19 「モラス雅輝」を「ラモス瑠偉」と空目!ハーフ?帰化?



■2021/08/19 「モラス雅輝」を「ラモス瑠偉」と空目!ハーフ?帰化?

 他のところで書いたのですが、あるサッカー記事で出ていた「モラス雅輝さん(42歳)」を「ラモス瑠偉」と空目して、42歳って年齢おかしくね?と思ってよく確かめたら、「ス」しか合っていませんでした。ラモス瑠偉さんは今64歳だそうで、全然違いますね。ラモス瑠偉さんのWikipediaの説明は以下の通りです。

<ラモス 瑠偉(ラモス るい、Ramos Ruy、1957年2月9日 - )は、ブラジル・リオデジャネイロ出身の元サッカー選手、サッカー指導者(JFA 公認S級コーチ)、フットサル選手、タレントである。1989年に日本に帰化>
<ブラジル名はRuy Gonçalves Ramos Sobrinho(ルイ(フイ)・ゴンサゥヴェス・ラモス(ハモス)・ソブリニョ)[注 1]。愛称の「カリオカ」は「リオっ子」という意味で出身地に由来する。「36歳85日」の日本代表最年長得点記録(2018年時点)を持つ>

 では、モラス雅輝さんは、どういう人なのでしょう? こちらもWikipediaがありました。

<モラス 雅輝(モラス マサキ、Masaki Morass、1979年1月8日 - )は、日本のサッカー指導者。20年以上に渡りヨーロッパで指導者としての実績を積んでいる>

 Wikipediaによると、モラス雅輝さんの場合は、日本出身。出身地は、東京都調布市です。そもそも「生粋の日本人」なんだそうですが、名前のせいで誤報されることが多いとされています。
 では、なぜ海外っぽい名前なの?というのが、不思議なところ。別に両親ともに日本人出身でもカタカナ名にしたって構わないのですが、DQNネームとかキラキラネームとか言われそうです。ただ、そもそも「モラス」は苗字なんですよね。Wikipediaでは、オーストリア出身の剥製技師である継父(ままちち、血のつながっていない父)のペーター・モラスさんの姓を名乗っていると説明されていました。

 こうした育ちの関係なのか、英語、ドイツ語(標準)、南部ドイツ語(アレマン語・バイエルン語)に堪能。小学校は、東京都調布市立深大寺小学校であったものの、中学の時点で東京・横浜独逸学園に行っています。漢字だらけでパッと見だと誤解しそうですが、「独逸」というのは、ドイツの漢字表記。神奈川県横浜市都筑区にあるドイツ人学校なんです。さらに、16歳でドイツへ単身留学しています。単身ってのがすごいですね。
 このドイツ留学時代に背骨の怪我とドイツの名将クリストフ・ダウムに出会ったことがきっかけで1997年に18歳でサッカー選手から指導者に転身したとのこと。プロサッカー選手経験がなく、サッカー選手経験も短いという、プロサッカー指導者ではあまりいない珍しいタイプですね。
 これまでにオーストリア女子ブンデスリーガ1部、ドイツ女子3部、オーストリア男子2部に属するクラブで監督やヘッドコーチを務め、6度のリーグ優勝、5度のリーグ昇格経験を持ちます。また、前述の語学の関係で通訳もこなすというマルチぶり。こりゃあ重宝されますわ~。

2025年9月26日金曜日

サッカーの女子監督 日本ではミラグロス・マルティネス監督

■2021/02/28 サッカーの女子監督 日本ではミラグロス・マルティネス監督
■2017/02/22 男子プロ初のリーグ優勝女性監督チャン・イェンティン 香港のイースタンを率いる
■2017/03/18 世界の女性監督 パトリシア・パニーコ、コリンヌ・ディアクル
■2017/05/15 チャン・ユエンティン氏、監督就任の経緯
■2017/05/15 科学的で研究の裏付けがある指導法のチャン・ユエンティン監督
■2017/05/15 イースタンSCと川崎フロンターレの感動のエピソード
■2017/06/24 ドイツ一部で初の女性スカウトと初の女性主審 ヘレナ・コスタ元仏2部監督とビビアナ・シュタインハウス氏


■2021/02/28 サッカーの女子監督 日本ではミラグロス・マルティネス監督

 JFL・Jリーグを含めて、「日本サッカー史上初めて」という言い方がされていますが、日本初の外国人女性監督は、鈴鹿アンリミテッドのスペイン人女性のミラグロス・マルティネス・ドミンゲス監督。招聘当時まだ33歳であり、これまではスペイン国内で指導してきたとのことで、実績があったわけではなさそうなんですけどね。
 これを紹介した記事JFLで史上初の外国人女性監督が誕生…世界で実績を残してきた女性たち | サッカーキング(2019/3/16)では、他の女性監督も紹介していました。うちでもともと書いていたチャン・ユエンティン監督以外の人を短めにまとめて引用します。

コリーヌ・ディアクル 国籍:フランス
<現役時代にフランス女子代表DFとして121試合に出場し、キャプテンまで務めたプレーヤー。(中略)2014年6月にリーグ・ドゥ(フランス2部)のクレルモン・フットの監督に就任。欧州のプロサッカーリーグで初めて、男子のクラブを率いて公式戦を戦った女性になった。すると就任初年度はリーグ12位、2年目は7位という好成績を残し、『フランス・フットボール』誌が選出する2015年のリーグ・ドゥ最優秀監督にも選出された。この活躍が高く評価され、2017年8月からはフランスの女子代表チームを指揮>

エレナ・コスタ 国籍:ポルトガル
<ベンフィカの男子ユースチーム、カタール女子代表、イラン女子代表などで指揮官を務めたあと、2014年5月にクレルモン・フットの監督に就任。欧州の男子プロサッカー界で初めて監督に任命された女性とあって、当時は世界中から大きな注目を集めた。しかし、(引用者注:シーズン開幕の)わずか1カ月でクラブとの契約を解除。(中略)ブンデスリーガ初の女性スカウトとしてフランクフルトに入団>

イムケ・ビュッベンホースト 国籍:ドイツ
<ドイツサッカー史上初めて、男子チームを率いる女性監督がイムケ・ビュッベンホーストだ。U-19世代の欧州王者に輝いたこともある彼女は、ドイツ5部リーグに在籍するBVクロッペンブルクの女子チームで選手兼コーチとして活躍していた。だが、男子チームの監督が他クラブへ“移籍”したため、昨年12月から後任を務めることに>

パトリツィア・パニーコ 国籍:イタリア
<約20年間にわたってイタリア女子代表でもプレー。同国女子代表の最多出場記録と最多得点記録を保持する、(中略)2016年の現役引退後、イタリアU-16男子代表のアシスタントコーチに就任。翌年には監督に昇格し、イタリア男子サッカー界初の女性指揮官となった。昨年8月からは同U-15男子代表の監督を務めており、“カルチョ”の復権に向けて日々尽力している>

■2017/02/22 男子プロ初のリーグ優勝女性監督チャン・イェンティン 香港のイースタンを率いる

 そういえば、女性監督とかコーチとかって、全然聞いたことなかったですね。
 残念なことに、サッカーにおいては、ときどき性別的な役割などについて時代錯誤な主張をする人がいます。指導者の性別の偏りもそういったものなのかもしれません。

ACL初の女性監督、名将フェリポンに挑む。3月に川崎Fと対戦 フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年02月21日

 記事そのものは、2017年のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)で、大会史上初の女性監督が誕生するというもの。
 ただ、香港のイースタンを率いるチャン・イェンティン監督は、それ以前に勲章を持っています。

 「男子プロサッカーチームをトップリーグで優勝に導いた初めての女性監督」としてギネス世界記録です。

 記事によれば、2008年から13年にかけて女子香港代表選手だったチャン監督は、2015年12月にイースタンの監督に就任。そして、2016年4月には、チームを香港プレミアリーグ優勝に導いたとされていました。

 就任から優勝が短いですね。途中交代での就任でしょうか?

 ここらへんの経緯を知りたかったものの、全然情報なし。
 あと、これを調べていて「イースタン」というシンプルな名前は現地だと「東方」という表記っぽいことがわかりました。これまたシンプルです。
 ただ、「イースタンSC」の表記もあります。「SC」はサッカークラブだと思ったら、「Eastern Sports Club」みたいです。
 そして、こちらは漢字表記だと、「東方體育會」みたいです。えらく難しく見えますが、たぶん日本では旧字とされているものというだけで、現代の日本語表記だと「東方体育会」。結局、シンプルでした。


■2017/03/18 世界の女性監督 パトリシア・パニーコ、コリンヌ・ディアクル

 本来イタリアU-16代表を指揮するダニエレ・ツォラート監督がU-19代表の欧州選手権予選に帯同するための代理という形ですが、イタリアU-16代表対ドイツU-16代表の親善試合で、パトリシア・パニーコ氏がイタリアの監督としてベンチに座るそうです。
  イタリアで世代別を含めて男子の代表チームを女性が率いるのは初めて。ただ、それだけでなく、 ヨーロッパ強豪国の男子代表チーム初の女性監督のようです。

 彼女は、1975年生まれの42歳。元選手であり、イタリア女子代表として204試合に出場して110ゴールを挙げ、同国の女子代表最多得点記録を保持、2015年にはイタリアサッカー殿堂入りも果たしたレジェンドでした。

 女性がイタリア男子U-16代表監督に! ドイツとの親善試合でベンチ入りへ フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年03月17

 記事では他に前述のチャン・ユエンティン監督の名前がありました。さらに、フランス2部のクレルモン・フット63でコリンヌ・ディアクル監督が辣腕をふるっており、女性指導者が男子トップレベルの選手を指導するケースは増えてきている、ともありました。

 ビジネスや政治や研究などがそうであるように、女性が活躍できないということはありませんから、今後こういったことは増えていくでしょう。
 国際的な学力テストの成績や大学進学率を見ると、 女性が上回っていることが一般的であり、むしろ女性の方が能力が高いかもしれません。

 ただ、前回書かなかったネガティブなことも書いておきます。同じ功績、あるいは、同じ失敗であったとしても、それが男性か女性かによって、大きく評価が変わることが多くの研究からわかっています。
 全く 同じ内容であっても、女性の方が男性より低い評価しかもらえない上に、問題があった場合は激しく叩かれ厳しい罰を与えられるのです。
 スポーツの世界は特に遅れていますので、女性監督らの未来はかなりの困難が予想されます。


■2017/05/15 チャン・ユエンティン氏、監督就任の経緯

  チャン・ユエンティン監督のインタビュー記事がありました。

ACL初の女性監督が語る指導者論。28歳の新米監督が乗り越えた困難、そして川崎への感謝 フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年05月10日(取材・文:舩木渉)

 「それまで監督をした経験はなかった」というチャン・ユエンティン監督。2010年頃から2013年まで別のチームのデータアナリストや下部組織のコーチを務め、2015年夏にアシスタントコーチになったばかりの新米指導者でした。

 そんな彼女が2015年12月にチームの監督になったのは、前任者であるた楊正光(ヨン・チンクォン)前監督が中国2部の梅州客家に引き抜かれたため。元々はアシスタントコーチだったチャン監督は、前任者と梁守志(ピーター・リョン)GMの強い推薦によって、シーズン途中からイースタンSCを率いることになりました。

 女性への評価が厳しくなることが研究でわかっていると以前書いたように、当初は懐疑的に見られていたようです、瞬く間にチームをまとめ上げて優勝。イースタンSCはなんと21年ぶりのリーグ優勝だったというから立派です。

 ただ、昨年のシーズンオフに、長年クラブに投資してきたオーナーが支援撤退を表明。昨年8月に新しいスポンサーが見つかって、リーグ戦やACL出場辞退は免れたものの、あまり良い状態ではなかったようです。



■2017/05/15 科学的で研究の裏付けがある指導法のチャン・ユエンティン監督

 チャン監督は女性という点が注目されがちですが、若すぎることもまた非常に難しいことになっています。"自分よりも年上の選手たちが多いチームを団結させるには相当な困難"があるというのが、一般的なはずです。

 選手との信頼構築において彼女が最も重要視していたのは、正攻法である綿密なコミュニケーションでした。元々データアナリストだった経験を生かし、数字に基づいて選手個人と対話を重ねることで互いの信頼を深めていったとのこと。科学的ですね。

 実際、元香港女子代表選手でありながら、香港中文大学の大学院を修了という異色の経歴。専攻は運動医学や健康科学分野で、「データによる分析や知識は選手たちを強くします」と語る通り、サッカーにおけるスポーツ科学の重要性を理解している人物なんだそうです。

「データ分析は自分のことを理解し、相手のことも理解することができます。データによる証明は選手たちに自信を与えることにもつながります。チームに問題があればそれを伝え、選手たちはその問題を理解する。そうすれば解決法も見つかり、チームとして成長することができるんです」

 また、以下のようなことも言っていました。

「私と選手たちは互いをリスペクトしています。素晴らしい経験やフットボールに関する優れた知見を持っている選手もいますし、私が彼らの話に耳を傾けて知識を得ることもあります。監督は固定観念に縛られてはいけないと思っています。互いから学ばなければならない。そうすれば彼らも監督という仕事を理解して常に敬意を払ってくれ、私の決断についてきてくれます」

 若さや女性出ることは舐められる要因になるものの、部下である選手たちを理解しようという行動を起こしやすくなるのかもしれません。ビジネスや子供の教育の場合、このように相手を理解するということが重要だとわかっています。サッカーでも同様でしょう。


■2017/05/15 イースタンSCと川崎フロンターレの感動のエピソード

 なお、香港は男女平等が進んでいる特殊な国だということを指摘していました。

「(女性のコーチが出てくるかは)その土地の文化しだいだと思います。香港では男女平等が進んでいます。それによって女性でも監督になれるチャンスがありました」

 あと、ACLグループステージ第2節、川崎FがアウェイでイースタンSCと対戦した試合、チケットは地元ファンによって即完売となり、当日券を求めて渡航した多くのフロンターレサポーターのために、チャン監督が、クラブから余っているチケットを自腹で買い取ってフロンターレサポーターに配ったという噂について。

 これは自費というのは間違いであるものの、チケット配布は本当だそうです。すごい話ですね。

「私は一銭も払っていませんよ(笑)。チケットをクラブから手に入れてきただけです。クラブがアウェイファンのためのスペアのチケットをいくらか持っていて、それを配布すると決めたということです。日本のファンの皆さんは、遠いところから飛行機で、相当なお金をかけて来てくださいました。そういった方々がスタジアムの中で試合を楽しむべきだと思いましたし、実際に観戦できたと聞いて私も非常に嬉しく思います」

 前述のエピソードが広まっていたからかフロンターレサポーターは、9日に行われたイースタンSCとの試合前に感謝のメッセージが書かれた横断幕を掲げたとのこと。良い話でした。


■2017/06/24 ドイツ一部で初の女性スカウトと初の女性主審 ヘレナ・コスタ元仏2部監督とビビアナ・シュタインハウス氏

 今年5月、2ブンデスリーガ1部の審判員として、リーグ初の女性主審となるビビアナ・シュタインハウスさんが登録されたことが発表されていました。
 そして、今度はブンデスリーガのクラブでは初の女性スカウトが誕生というニュース。

 1部のフランクフルトのスカウトに任命されたのは、ヘレナ・コスタさん。ポルトガル出身で、監督経験があります。
  2014年にフランス2部クレルモンの監督に就任し、フランスの男子プロクラブで初、また欧州主要リーグの2部以上のクラブで初の女性監督となっていました。ただ、その際はクラブとの衝突から、シーズン開幕を待たずして退任になっています。
 過去にはベンフィカの下部組織での指導や、女子のカタール代表、イラン代表の監督を務めた経験もあります。国際経験も豊富なようです。