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2026年8月6日木曜日

サッカー平均年齢と強さの関係は?ワールドカップで調べると…

■2018/10/18 サッカー平均年齢と強さの関係は?高齢チームはボロクソ
■2018/10/18 ベスト4や下位4チームを見ても、悲惨なほど平均年齢が違う
■2018/10/18 ワールドカップで相関係数を調べるとわかりやすい結果に…
■2018/10/18 チームが最高の力を発揮するベストな平均年齢は?
■2020/05/29 Jリーグの場合、平均年齢はどれくらい関係する?J1で調査



■2018/10/18 サッカー平均年齢と強さの関係は?高齢チームはボロクソ

 私は高齢の選手が多いチームを評価しません。ただ、若ければ若いほど良いという考えでもなく、ベテランと若手のバランスが取れたチームが理想的だと考えています。
  ただ、先の2018年ロシアワールドカップの場合は、若手チームが活躍し、高齢のチームが苦戦した印象。この後相関係数を見ますけど、パッと見はそんな感じ。
 例えば、平均年齢の高い上位5チームのワールドカップでの順位は、平均24.2位とふるわなかったのに対し、平均年齢の低い若い5チームは、 14.6位と明らかに良くなっています。
 高齢チームは、予選敗退組の中でも悪く、パナマ・エジプト・コスタリカはなんとワースト3でした。一方、若手チームには優勝のフランスと4位のイングランドが含まれています。
 ちなみに、日本は年齢が高い方から8番目で、ワールドカップ総合順位は15位というほぼ真ん中になっていました。ベスト16チーム同士でも、FIFAは勝ち点や得失点差などで差をつけているため、日本はイメージよりもかなり低くなっています。
 また、単純に勝ち点などだけで見ると日本の順位はさらに1つ下がり、16位になります。抜くのは同じグループのセネガルですから変な話ですけどね。

平均年齢上位5チーム(高齢のチーム)            W杯平均順位    24.2位
年齢順    国名    平均年齢    勝ち点    W杯順位
1位    コスタリカ    29.6    1    30位
2位    メキシコ    29.4    6    12位
3位    アルゼンチン    29.3    4    16位
3位    パナマ    29.3    0    32位
5位    エジプト    29.0    0    31位
              
平均年齢下位5チーム(若いチーム)            W杯平均順位    14.6位
年齢順    国名    平均年齢    勝ち点    W杯順位
32位    ナイジェリア    25.9    3    21位
31位    フランス    26.0    19    1位
30位    イングランド    26.0    10    4位
29位    チュニジア    26.5    3    24位
28位    セルビア    26.8    3    23位
(2018 FIFAワールドカップ - Wikipedia日本の「平均年齢28.6歳」は何位? W杯出場32か国の“23人”を5つのカテゴリーで徹底比較! | サッカーダイジェストWebより)



■2018/10/18 ベスト4や下位4チームを見ても、悲惨なほど平均年齢が違う

 上記を見た時点で明らかなのですけど、上位の5チーム、下位の5チームを見ても当然上位チームの年齢が若く、下位チームの年齢が高いということになっていました。上位5チームの平均年齢は27.1歳、下位5チームの平均年齢は28.9歳となっています。
 ちなみにベスト4と下位4チームで比較した場合は、26.9歳と29.0歳となり、さらに差が開きました。

ワールドカップ上位5チーム            平均年齢    27.1
W杯順位    国名    勝ち点    年齢順    平均年齢
1位    フランス    19    31位    26.0
2位    クロアチア    14    18位    27.9
3位    ベルギー    18    20位    27.6
4位    イングランド    10    30位    26.0
5位    ウルグアイ    12    15位    28.1
              
ワールドカップ下位5チーム            平均年齢    28.9
W杯順位    国名    勝ち点    年齢順    平均年齢
32位    パナマ    0    3位    29.3
31位    エジプト    0    5位    29.0
30位    コスタリカ    1    1位    29.6
29位    オーストラリア    1    15位    28.1
28位    アイスランド    1    8位    28.6


■2018/10/18 ワールドカップで相関係数を調べるとわかりやすい結果に…

 さて、相関係数を見てみましょう。平均年齢と勝ち点を比べてみたところ、-0.27となりました。これは、平均年齢と勝ち点に負の相関があるという意味。わかりやすく言うと、年齢の高さと勝ち点の低さが相関しているということ。逆に言えば、年齢の若さと勝ち点の高さが相関しているわけです。
 同様に平均年齢とワールドカップ順位で見ると、相関係数は0.23となりました。平均年齢の低さと、ワールドカップ順位の低さが相関しているということ。やはり要するに、若さと順位の高さが相関しているということですね。
 ただ、数字がやや小さいので、平均年齢の若さは、順位よりも勝ち点の方との相関関係が強い模様。むしろ勝ち点の方が信頼できると思いますので、年齢が若いほど良さそうな感じです。

■2018/10/18 チームが最高の力を発揮するベストな平均年齢は?

 個人的には平均年齢27歳くらいのチームがベストと思っていたので、ちょっと残念な結果に。
 一応この27歳に近い年齢のチームと勝ち点の相関関係についても調べてみました。 すると、27歳と平均年齢の差と勝ち点の相関係数が-0.13で負の相関。27歳に近いほど強いということになったものの、さっきより低い相関でした。
 今大会の全チームの平均年齢は27.9歳だったので、同様にこれでやってみると、相関係数は-0.09でさらに相関が低くなりました。

 じゃあ、年齢が若ければ若いほど良いか?と言うと、そうではないでしょう。それなら、ワールドカップ代表より五輪代表が強く、ユース代表がさらに強いという、おかしなことになってしまいます。
 今大会最も若いチームは26歳あたりであり、上位だったフランスとイングランドがこの平均年齢。26歳で同様に相関係数を調べると-0.28と良くなりましたし、26歳くらいがベストなのではないかと思われます。
 前述の通り、私は平均年齢27歳最強説を唱えていたのですけど、今度から平均年齢26歳最強説に鞍替えしなくちゃいけませんね。


■2020/05/29 Jリーグの場合、平均年齢はどれくらい関係する?J1で調査

 前々から思っていたJリーグでも平均年齢と順位の関係についてもやっとこさ見てみました。データがあったのは、Jリーグチーム別平均年齢ランキング | FootballGEISTというところ。2016年までしかないので、2016年のJ1順位とで計算してみます。
 すると、驚いたことに平均年齢と順位は相関係数0.05、勝ち点に至っては0.00ということで、全く相関が取れませんでした。2016年のJリーグの場合は全然平均年齢に関係ないようです。
 このデータでは、最も平均年齢が若い柏レイソルが25.58歳であり、ワールドカップでは最強だった26歳に近い数字。なので、上記で相関がとれなかったということは、26歳最強説も全然です。一応26歳の近さで相関係数を計算したものの、先程と同じで低い数字。また、私が推している27歳に近いかどうかでも同様でした。
 Jリーグはここのところ実力差が小さく、順位がガラリと変わることが多いため、あまり当てにならない…という理由は思いつきました。ただ、単純な平均年齢では、チームの強さと相関のあるデータがないのかもしれません。要するに前回のワールドカップの数字はたまたまという可能性です。がっくりですわ。また、今度違うデータも見てみようと思いますけどね。


2026年8月2日日曜日

大量補強は失敗する?マンチェスターユナイテッド、ACミラン、ジェフ千葉の例

■2018/12/21 サッカーの大量補強は逆効果 マンチェスター・ユナイテッドも失敗?
■2018/12/21 2年連続でガンガン補強してしまったファン・ハール監督
■2018/12/21 マンチェスター・ユナイテッド失敗の理由はいろいろ…
■2019/06/29 マンUのダメ監督が出てくる広告に、ファンの批判が殺到し削除
■2017/10/07 中国資本買収のACミラン苦戦、大量補強はサッカークラブを強くしない?
■2016/3/29 前代未聞の全員新加入スタメンのジェフ千葉 31人中24人退団で主力放出、19人加入
■2016/7/25 主力選手総入れ替えというジェフ千葉の実験は大失敗 関塚隆監督更迭で幕を閉じる
■2021/03/23 開幕スタメン11人中7人が新加入!大胆に変えたクラブとは…?


■2018/12/21 サッカーの大量補強は逆効果 マンチェスター・ユナイテッドも失敗?

 マンチェスター・ユナイテッドであまりうまく行かなかったファンハール監督。過去の記事を見ていると、うまく行かなかった理由の一つとして、私の持論である「選手変えすぎ」問題に絡むものが挙げられていました。

"新たな監督がチームに梃入れしようとする場合、選手の顔ぶれは変えずにシステムだけを変更するか、システムは従来のものを踏襲して選手を替えるか、いずれかの方法を採るケースが多い。理屈で考えれば選手を入れ替えつつシステムも組み替えるやり方もあるが、あまりにもリスクが大きいため、この方法を選択する監督は少ない。そして、ファンハールが選んだのは、この最もハードルの高い方法だった"
(ファンハールが見誤ったものは何か。システム変更、選手補強、プレミア。 - Number Web - 田邊雅之 2014/10/02 10:40より)

 なお、これ以外に、センターバックの補強を軽視したことを指摘されていました。

"選手の入れ替え方にも問題がある。ファンハールは攻撃的な選手としてファルカオやディ・マリア、中盤ではエレーラやブリント、ディフェンスラインにルーク・ショーやロホなどを獲得している。一見すると満遍ない補強に映るが、実はバランスは良くない。チームに残留しているメンバーを加えて考えれば、攻撃的な選手ばかりが多く、中盤以降は能力的にも経験値的にも明らかに見劣りする"

■2018/12/21 2年連続でガンガン補強してしまったファン・ハール監督

 ただ、Wikipediaでは、「既存の戦力が機能し4位でシーズンを終え、来季とチャンピオンズリーグプレーオフへの出場権を獲得した」として、2014-2015シーズンは及第点の評価。あと、選手の獲得は上記よりさらに多かった感じです。


"2014年夏の移籍市場において、選手の補強費用に約260億円を投じた。ワールドカップブラジル大会で準優勝に輝いたアルゼンチン代表DFマルコス・ロホとMFアンヘル・ディ・マリアを、ファン・ハール監督のオランダ代表監督時代の教え子のダレイ・ブリント、アスレティック・ビルバオからアンデル・エレーラ、サウサンプトンFCからルーク・ショー、移籍期限ギリギリになって、ASモナコからラダメル・ファルカオを獲得した"

 そして、2015-16シーズンにまたガンガン選手を入れていました。

"PSVアイントホーフェンから2014 FIFAワールドカップでオランダ代表の3位入りに貢献し、ファン・ハール監督の教え子でもあるメンフィス・デパイを始めとし、ASモナコからフランス代表FWアントニー・マルシャル、バイエルン・ミュンヘンからドイツ代表MFバスティアン・シュヴァインシュタイガー、サウサンプトンFCからフランス代表MFモルガン・シュネデルラン、UCサンプドリアからアルゼンチン代表GKセルヒオ・ロメロ、トリノFCからイタリア代表DFマッテオ・ダルミアンを獲得した"

 チャンピオンズリーググループステージ敗退、ヨーロッパリーグベスト16で敗退、リーグでも来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権を逃すなどの成績不振で解任。FAカップでは優勝しているのですけど、良くない結果と判断された模様です。


■2018/12/21 マンチェスター・ユナイテッド失敗の理由はいろいろ…

 上記のように下書きしていたのですけど、このタイミングでモウリーニョ監督まで解任に。まとめられていた記事を見ると、失敗の理由はいろいろといった感じでした。

<デイビッド・モイーズ>
  モダンなサッカーを目指したファーガソン時代から一変、サイド攻撃一辺倒とも言える時代遅れのゲームプランで前時代的な戦術にシフトし崩壊。
<ルイ・ファン・ハール>
  2014/15シーズン夏に積極的な補強。まずまずの1年だったが、2015/16シーズンにも積極的な補強。Aカップこそ優勝を飾ったが、新規メンバーが振るわず、解任。
 <ジョゼ・モウリーニョ>
  2年目はまずまずの成績を収めたが、3年目はチームとして目指すべきサッカーが明確になっておらず、アイデンティティが完全に失われ崩壊。
(モウリーニョまでも…。マンUはどのように崩壊したのか。栄光からの転落を5つの時代で辿る【編集部フォーカス】フットボールチャンネル | スポーツ | 2018年12月20日より)
https://pex.jp/point_news/8fda518df4b195b596c5724b29dc094b


■2019/06/29 マンUのダメ監督が出てくる広告に、ファンの批判が殺到し削除

 ファン・ハール時代であり、彼を含めた以降の監督の失敗を踏まえていませんが、ファンとしては顔も見たくない? マンU前監督モイーズを使用した広告に苦情殺到、削除へ | (フットボールチャンネル 2014年07月24日)という記事がおもしろかったので紹介。
 マンチェスター・ユナイテッドの公式TV「MUTV」が、プレシーズン最初の番組で導入部の広告にデイビッド・モイーズ前監督を使用したことで、ファンから批判を受けて削除するということが起きたそうです。
 ただ、持ち上げていたわけではなく、「モイーズが王朝を崩壊させ、(引用者注:当時の監督である)ファン・ハールとギグスが再建を図るという内容」でした。これはこれで趣味悪かったですね。
 で、そのファン・ハールさんもさんざん。今でしたらファンは誰が一番失敗した監督だと選ぶのでしょう?




■2017/10/07 中国資本買収のACミラン苦戦、大量補強はサッカークラブを強くしない?

 中国資本による企業買収は、意外にうまく行っています。日本ではバッシングされることが多いものの、欧米の経済誌や新聞などは高い評価を与えていることが多いです。
 セリエAの名門ACミランも中国資本に売却されていました。そして、中国資本を使って大量補強。私は別にふーんくらいのもので、興味はなく紹介もしていませんでした。

 ただ、よく考えると、私はサッカークラブの大量補強はチームを壊してしまうとして、ネガティブな見方だったのでした。すっかり忘れていました。
 中国資本による買収を企業が歓迎する理由の一つは、こういう風にお金だけ出して好きなことをやらせてもらえるためなのですが、サッカーの大量補強の場合は従業員を総とっかえするようなもの。そんなんで、チームワークなんか良いはずがありません。
  日本ではジェフ千葉が、ACミランより極端な変更を行って、派手に失敗したことがあります。

 私がACミランの失敗について読んだのは、ミラン、未熟さ露呈し2連敗。大量補強の反動。モンテッラ監督の立場は厳しく フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年10月02日 という記事。
 この時点で、大量補強を図ったはずのミランは2連敗。この日は途中まで良かったものの、運動量が落ちた時間でガタガタっと崩れました。これが連携の問題ではないかと、作者の神尾光臣さんは見ています。

  以下のように、監督は早くもピンチだそうな。

"試合後、地元メディアは早速モンテッラ監督の苦境を伝えている。大量の新戦力を短期間のうちにまとめる作業はどの監督にも簡単ではないはずで、同情の余地はある。機能するまでには時間も必要だろうが、強大補強で期待を膨れ上がらせた周囲は待ってはくれない"

 ただ、 私は監督ではなく、補強したフロントの問題だと思います。大量補強でチームがまとまるはずがないのは、わかりきったことですからね。


■2016/3/29 前代未聞の全員新加入スタメンのジェフ千葉 31人中24人退団で主力放出、19人加入

  うまくいくかどうかは別として、嫌いなやり方だなと思いますね。<「24人退団19人加入」ジェフ千葉の実験はどう転ぶか|SPORTS セカンド・オピニオン|ダイヤモンド・オンライン  相沢光一 [スポーツライター] 2016年3月29日 >という記事が出ていました。
-----引用 ここから-----
 千葉は昨オフ、前代未聞のチーム大改造を行った。昨季の登録選手31人中、24人が移籍や契約満了、引退などでチームを去ったのだ。チームの4分の3がいなくなったことになる。それも出場機会に恵まれない若手ではなく、多くが主力としてプレーした選手。

 J2リーグは42試合が行われるが、そのうち39試合に出場して14ゴールをあげたネイツ・ペチュニク(大宮に移籍)をはじめ、39試合出場のキム・ヒョヌン(福岡)、36試合のパウリーニョ(湘南)、中村太亮(磐田)、35試合の大岩大貴(仙台)、金井貢史(横浜Fマリノス)などが退団。

 その代わり、19人が新たに加入した。主力をほぼ総入れ替えしたようなものだ。当然、試合に出場するメンバーは昨年とは一変した。開幕戦の徳島戦のスタメンは11人中、9人が新加入選手。第2節の岡山戦はそれが10人になり、第3節の横浜FC戦ではついにスタメン全員が新加入になった。
http://diamond.jp/articles/-/88642

-----引用 ここまで-----

 同じクラブから取ってきたわけでもないので、前所属クラブバラバラ。川崎が二人いるだけです。

 ただ、気に食わないことに、"5試合の成績は3勝1敗1分"。好調なのです。"多くが昨年J1のクラブに所属し、実力は認められていたものの層の厚さから出場機会に恵まれなかった選手"であることは指摘されていました。また、"日本代表だって寄せ集めだ"ともありました。とはいえ、代表だって少しずつチームを作っているわけですからね。毎年ゼロからやり直すわけじゃありません。

 一方、筆者はネガティブな指摘も二つ。

・クラブとして長いリーグ戦を勝ち抜くには選手同士が互いのプレースタイルや個性などを熟知している方がベター。
・サポーターにはクラブそのものを愛する思いとは別に選手に対する愛着もある。

 ただ、後者に関しては、"ホームゲームの平均観客動員数は昨年は10725人、今季は10013人と、そう大きく減っているわけではない"とのこと。誤差範囲ですね。おもしろくないものの、うまくいってしまうかもしれません。



 ■2016/7/25 主力選手総入れ替えというジェフ千葉の実験は大失敗 関塚隆監督更迭で幕を閉じる

 ジェフはむしろ好きな方のチームだったのですが、メンバー総入れ替えは気に食わなかったのでほら見ろ!という感じです。

  ジェフ千葉は考えられないメンバー総入れ替えということをやっています。主力とタイトルで書いたものの、本当ごっそり買えました。31人中24人ですからね。

 ジェフ千葉は昨年までも低迷していたので、このバカな補強方針のせいで低迷とも言いづらいものの、少なくともうまく行かなかったとは言って良いでしょう。

-----引用 ここから-----
J2千葉はなぜ昇格できないのか 降格後6年半で7人目の指揮官誕生 ― スポニチ Sponichi Annex サッカー
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2016/07/25/kiji/K20160725013034350.html

J2千葉は25日、関塚隆監督(56)が退任し、後任監督として長谷部茂利コーチ(45)が指揮を執ると発表。小倉勉ヘッドコーチ(50)と里内猛フィジカルコーチ(59)の退任も併せて発表した。

 クラブはリリースで「監督を交代する」という言葉を使ったが、関係者によると、関塚監督は3―4で敗れた24日の清水戦(フクアリ)後に「休養」という表現で事実上の解任を通告されており、44年ぶりのベスト4進出を果たした2012年ロンドン五輪でも関塚監督のもとでコーチを務めた小倉、里内両コーチは25日午前に解任通告を受けたという。

 勝負は結果がすべてだ。14年7月から千葉を率いていた関塚監督は、3年目を迎えた今季もここまで8勝9分け8敗でJ1昇格プレーオフ圏外の9位に低迷。最近10試合でわずか2勝にとどまっており、目標である8年ぶりのJ1昇格に向けて順調だったとは言い難い。[ 2016年7月25日 15:43 ]
-----引用 ここまで-----

 ただ、他のコーチらまでセットで解任というクラブの方針もよくわかりませんね。人いなすぎじゃありません? 記事では、潤沢な資金にも関わらず昇格できないなど、フロントも問題だとしていました。まだしばらくは千葉の昇格はないかもしれません。



■2021/03/23 開幕スタメン11人中7人が新加入!大胆に変えたクラブとは…?

 J1開幕スタメン、昨季最終節と比べてみました 11人中7人も変えた“超”大胆クラブは…【全20クラブ布陣図つき】 - Jリーグ - Number Web - ナンバー(2021/03/06)という記事があったので、「大量補強は失敗する」説を確かめるために、事前チェックして見ようかな?と思いました。ただ、「昨季最終節と比較」というのは微妙。開幕はベストメンバーであることが確実ですが、最終節は消化試合となって若手を起用して経験するなど、ベストメンバーでないことも多いためです。
 そういった細かいところは抜きにして、とりあえず、大量補強したチームの話を。浦和・名古屋は、「新監督招聘or大型補強も、昨季在籍組が健在」という形。大量補強で失敗パターンはきちんと定義していないのですが、このケースはそこまで大崩れしないんじゃないですかね。とはいえ、変化ありきで拙速に変えていく中で崩れていく…という可能性はあるかもしれませんね。崩さずに変えていけるかどうかは、監督の腕の見せ所でしょう。
 わかりやすく変化していたチームとしては、「選手も監督も布陣も変化/代表例:清水・仙台」となっていました。エスパルスの場合、公式戦初戦でスタメンに並んだ新戦力はなんと7人だったとのこと。新しい選手ですから、間違いなく変わりました。ただ、「GKの権田修一から最前線のチアゴ・サンタナまで、よくぞ2カ月でチームとして仕立てたものだと感じた(さらに成熟させるのだろうけど)」としており、記事の評価はたいへん高い評価。失敗しそうにない感じですね。


2026年8月1日土曜日

バルセロナのデンベレとグリーズマンの日本人差別発言が問題に

■2021/07/15 バルセロナのデンベレとグリーズマンの日本人差別発言が問題に
■2021/10/24 楽天がバルセロナのスポンサー契約終了 差別問題は関係ある?
■2019/10/20 日本代表から追放を!人種差別された鈴木武蔵「小さい頃から…」



■2021/07/15 バルセロナのデンベレとグリーズマンの日本人差別発言が問題に

 よりによって日本の楽天がスポンサーであるバルセロナ所属で、ともにサッカー・フランス代表でもあるFWウスマン・デンベレとFWアントワーヌ・グリーズマンによる日本人への差別発言が問題に。楽天が最初に抗議し、コナミデジタルエンタテインメントも、グリーズマンとのアンバサダー契約解除を発表する…という事態になっています。アホですね。

 発言内容はわかりづらい記事もあったのですが、 東京都在住のフランス人YouTuber・オレちゃんによる解説が一番わかりやすかったです。発言そのものはデンベレなのですが、グリーズマンも笑って聞いていたため、共犯と考えられるでしょう。

<問題となっている動画は、2019年夏にバルセロナのプレシーズンツアーで来日した両選手が滞在中のホテルで撮影したもの。PEP(ウイニングイレブン)をプレイできるよう、セッティングにやってきた日本人スタッフの容姿や言語に対し侮辱的な発言をしたとして、批判が集まっている>
<「ああ、 "酷い顔"って(編注:デンベレが)はっきり言ってますね。意味もそのままです」と説明。続けて「"ウイイレやるためにこの酷い顔を呼ぶなんて恥ずかしいと思わないのかよ"って言ってますね。この"恥ずかしいと思わないのかよ"っていうのは、グリーズマンに対して言っていて、日本人に対してではないです。まぁでも、"酷い顔"っていう表現がかなり人種差別的なのは間違いありません」と解説した。また、動画で現地スタッフの顔にズームしていることにも触れ、「わざわざ顔にズームして笑ってますね。これは酷い」と呆れていた。
 さらにオレちゃんは、「"なんだよこの言語"って言ってるので、日本語のことをバカにしてるのが分かります」「スタッフがプレイステーションをインストールするのに苦労しているみたいですね。フランス人は日本が技術的にかなり進歩した国だと知っているので、今回、"先進国なんじゃないのかよ"って言っているんだと思います」と語った。そして、「こんな感じで、訳によって多少の解釈の差はあるけど、かなり人種差別的だと捉えて間違いないと思います」と結論付けた>
(「完全に一線を越えてしまっている」 デンベレ差別発言、日本在住フランス人YouTuberが糾弾: J-CAST ニュース【全文表示】 2021年07月07日より)
https://www.j-cast.com/2021/07/07415619.html?p=all

 あと、この件ではなぜか2ちゃんねるのひろゆきさんが「差別ではない」と擁護するという不思議なことになっていました。他のフランス語が分かる人たちも訳には違いがあるものの、差別だと判断している中で、なぜか全く違う主張。どちらかと言うと、右派に近い立ち位置の人なので「許せん!」と言う方がわかるのですが、逆に日本人差別を擁護。なんでなんでしょうね?



■2021/10/24 楽天がバルセロナのスポンサー契約終了 差別問題は関係ある?

 2021年9月9日の話ですけど、バルセロナが楽天とのメインスポンサー契約を今季限りで終了する可能性が高いと、スペインの地元紙が報じて、日本でも各紙が紹介していました。

<同紙によると、楽天はこの数年間、バルセロナが自分たちのニーズに応えてくれず軽視されたと感じることがあり、契約当初に設定されて目標も達成されていないと考え、不満を持っているとのこと。その状況下、今年3月にジョアン・ラポルタ氏が新会長に就任したタイミングで、バルセロナ首脳陣は2022年以降の契約延長を求め、楽天と会合を実施し、契約当初の金額に戻すことを望んだが、楽天に拒否され、折り合いがつかなかったとのことだ>
<バルセロナ今季限りで楽天とのメインスポンサー契約終了濃厚に 地元紙 - スペインリーグ : 日刊スポーツ>より
https://www.nikkansports.com/soccer/world/news/202109090001182.html

 さらに楽天が契約延長を望まない理由として、最初に契約を結んだ時に所属していたメッシ、ネイマール、スアレスといったスター選手が1人も残っていないことも影響しているとみられている…とされていました。私が最初に読んだ記事では、確か「メッシ退団の影響が大きい」という書き方だった記憶で、特にメッシ説を推していた感じですね。
 ただ、これを伝えたヤフーニュースの反応では、前述の日本人差別問題に触れるものが人気に。バルセロナが差別発言に対してまともな対応を取らなかったことも言われています。日本のスポンサーをバカにした対応でしたし、スポンサー解除でも当然でしょう。理由になっておかしくありません。

 ただ、実際、ビジネス的な問題として、バルセロナスポンサーに価格分の価値があったのか?というのは疑問。「契約当初に設定されて目標も達成されていない」とあったように、ビジネス的な理由が大きいのかも。以下のようにたいへん高額でした。

<楽天はバルセロナと最初に契約を結んだ2017-18シーズンから昨季にかけ、年間5500万ユーロ(約71億5000万円)プラス出来高ボーナスを支払っていた。一方、来年6月30日まで契約延長した今季のメインスポンサー料は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を大きく受け、3000万ユーロ(約39億円)プラス出来高ボーナスと、大幅に減額されている>

 楽天が携帯電話に近年新規参入して資金を大量に溶かしており、資金不足のためでは?との声もありました。これもわからなくはない話。とはいえ、楽天は2019年9月に台湾でプロ野球チームを買収をしており、資金力は衰えていないようにも見えます。



■2019/10/20 日本代表から追放を!人種差別された鈴木武蔵「小さい頃から…」

  J1・北海道コンサドーレ札幌で日本代表の鈴木武蔵選手(25)に、人種差別コメントが出ていたという話。紹介が遅くなったのですけど、今やっているラグビー日本代表でも「外国出身者が多すぎて日本代表じゃない」と叩いている人がいるので重なる話です。
 具体的には、「あの見た目で日本代表なんてインチキじゃない?」「代表から追放しなさい」と容姿に言及した差別的な内容の投稿をしていたとのこと。鈴木選手はジャマイカ人の父と日本人の母の間に生まれた選手です。
(J1札幌鈴木武蔵選手に「あの見た目で日本代表なんて」 自称大分サポーターが差別的投稿 毎日新聞2019年9月13日 19時55分(最終更新 9月13日 21時30分)より)

 自称大分サポーターなどと報じられていましたが、ツイッターで普段から活動していたサポーターならほぼ間違いないでしょう。ただ、そこらへんまでツッコんだ話はなし。また、差別的投稿を行ったアカウントはツイッターにより凍結されたとのこと。右派系アカウントも凍結されているように、ヘイトスピーチは規約違反ですからね。
 それから、この問題を受けて大分は、「大分トリニータとしては、このような差別発言を絶対に許すつもりはありません」とし、「我々は、今後とも、差別や暴力のない社会の実現に向けて、多くの仲間とともに努力していくことを誓います」と差別根絶の姿勢を強調したとのこと。
(大分サポを名乗る人間が鈴木武蔵に差別的投稿…大分が声明「絶対に許すつもりはない」 | Goal.comより)

 鈴木武蔵選手の反応としては、「お父さんの血がなかったら日本代表になれてなかったと思いますし、ハーフである事、日本という素晴らしい国で育った事に感謝してます」の部分が強調されて報じられていました。
 ただ、私は「サッカーで見返すしかないですからね。そうやって小さい頃からやってきたので」のところが、小さい頃から偏見があったという含みがあるのかもしれない、と気になりました。そうだとすれば、辛い話ですね。
(「絶対に許すつもりはありません」日本代表FW・鈴木武蔵選手への差別的な発言、大分トリニータが声明 | ハフポストより)

 追記:もう少し調べたら、大分サポーターの人、やっぱり以前から活動していたのがわかりました。その前にも 「イニエスタ選手って最終学歴はどうなってるのですか ...」とか、高卒は野蛮とかいった話をして話題になっていました。対戦相手となった他チームをバカにする発言を繰り返していた模様です。
 あと、2ちゃんねるまとめサイトでは差別している方への共感コメントも結構あって、さらにやばいことに。この人だけの問題じゃありませんね…。
 


2026年7月24日金曜日

シンデレラボーイ布部陽功、ブラジルのアマチュアから逆輸入でプロに

■2021/01/26 シンデレラボーイ布部陽功、ブラジルのアマチュアから逆輸入でプロに



■2021/01/26 シンデレラボーイ布部陽功、ブラジルのアマチュアから逆輸入でプロに

 布部 陽功(ぬのべ たかのり)のWikipediaを読んでいて、そうだったっけ、忘れたな?と思ったのが、アマチュアからプロへとなるに至ったシンデレラストーリーの話です。まず、以下は大学までの話。プロ注目という選手ではなかったようですが、いきなり目覚めてブラジルに行っています。

<1989年北陽高校(引用者注:大阪市にある学校。現:関西大学北陽高校)サッカー部に入部。1年生から3年生までレギュラーとして全国大会に5回出場した。卒業後、1992年近畿大学サッカー部に入部。翌年の1993年大学2年時にプロになることを決意し、単身ブラジルに留学を決める>

 1994年ブラジルのアマチュアチーム(経歴では「ヒョーゴFC」との記載)に所属。このときは全然プロではありませんでした。ただ、このブラジルのアマチュアチームが大会で優勝して来日。ここで当時は超強豪だったヴェルディ川崎のコーチの目に留まったことが転機になります。本当、ドラマチックなものがありますね。

<来日し日本のチームと対戦した際に、ヴェルディのコーチに声をかけられ練習生としてチームに参加。当時ヴェルディ川崎の監督であったネルシーニョに発掘される。1995年全盛期のヴェルディ川崎に逆輸入選手として入団。シンデレラボーイと報道された。同年ゼロックススーパーカップでデビューし、同点ゴールを奪いプロ初ゴールを決める>

 ただし、ヴェルディ川崎にいたのは3年のみ。最後の1997年シーズン途中でジュビロ磐田にレンタル移籍しています。その後、ヴィッセル神戸に行っており、私はこのイメージが強かったのですが、こちらも4年のみでまた移籍。次のセレッソ大阪の5年の方が長いですね。ついでにいうと、FW、MF、DFとオールラウンドプレーヤーとして出場していたというのも忘れていましたわ。

 ちょこちょこ移籍していたとはいえ、J1     234試合出場は立派な戦績。多くのチームで主力となっていたことを示しています。あと、布部 陽功を見出したネルシーニョ監督と再会してまたともに戦うことになった…というのも、ドラマチックなものがありました。

<2006年アビスパ福岡に完全移籍。翌年の2007年からキャプテンとして2年間チームを牽引した。2009年指導者の道を選びアンバサダー兼コーチとして、アビスパ福岡に残りS級ライセンスを取得。同年8月、レイソルカップでアビスパ福岡U-14を引率した際、当時柏レイソルの監督であったネルシーニョと再会。
 翌年の2010年1月からネルシーニョのコーチとして柏レイソルに移る。2010年J2リーグ優勝、1年でJ1リーグに復帰。2011年Jリーグ初となるJ1昇格1年目でのJ1初優勝。2012年天皇杯優勝。2013年ナビスコカップ優勝。5年間ネルシーニョのコーチとしてチームに貢献した。
(中略)2019年シーズン、師と仰ぐネルシーニョを再度監督に招いてJ2優勝。1年でJ1復帰を達成する>


2026年7月18日土曜日

久保は「ウーデゴーの二の舞にならないように」は誤解で活躍、MVPにも

■2017/01/07 早熟デビューの天才 久保建英 次々と記録を塗り替える
■2020/01/21 久保建英は世代最高の選手、海外ファンも認める
■2020/04/26 久保は「ウーデゴーの二の舞にならないように」は誤解で活躍、MVPにも
■2026/07/18 優勝したビッグクラブでキャプテンや年間ベスト11…どう考えても成功
■2020/05/22 市場価値上昇ランキングにウーデゴールやアンス・ファティなど
■2014-10-10 ルティン・ウーデゴール 15歳プロデビュー注目のノルウェー選手
■2017/01/07 レアル・マドリードを選んだウーデゴール、16歳157日でリーガデビュー




■2017/01/07 早熟デビューの天才 久保建英 次々と記録を塗り替える

(2019/07/19追記:古い話が出てきたのでそのまま。久保はFC東京に来て、それから、なんとバルセロナのライバル、レアル・マドリーへ行ってしまいました。Bチームらしいのでまだまだですが、他に紹介した選手でははっきり伸び悩んでいる選手もいます)

 若くてデビューするサッカー選手はちょくちょく話題になりますが、最近日本での話題は何と言っても久保でしょうね。
 過去に書いた投稿といっしょにまとめました。

-----引用 ここから-----
久保建英 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B9%85%E4%BF%9D%E5%BB%BA%E8%8B%B1

生年月日     2001年6月4日(15歳)
出身地     神奈川県川崎市麻生区
身長     167cm
体重     60kg

 クラブ

地元・川崎市麻生区の少年サッカークラブ・FCパーシモンでサッカーを始め、2009年8月、小学2年生で参加したFCバルセロナキャンプでMVPに選ばれる。2010年4月、FCバルセロナスクール選抜としてベルギーで開催されたソグデソ・ヨーロピアン・ルーサスカップに参加。チームは3位に終わったが、通常は優勝チームから選出される大会MVPに輝いた。帰国後、小学校3年生の時に川崎フロンターレの下部組織に入団[2]。2011年8月、FCバルセロナの下部組織カンテラ(ラ・マシア)入団テストに合格し、10-11歳で構成されるアレビンCに入団した[3]。2012‐13年は30試合に出場し、74得点を挙げリーグ戦得点王になる。2013‐14年は地中海カップU-12トーナメントで大会得点王とMVPになり、またリーグ、カタルーニャ杯などのトーナメント制覇に貢献した。2014-15年はインファンティルA(13-14歳で構成)に所属。しかしFCバルセロナの18歳未満の外国人選手獲得・登録違反により久保の公式戦出場停止処分が続き、2015年3月、日本に帰国してFC東京の下部組織に入団した[4]。

2016年、中学3年ながらFC東京U-18に飛び級で昇格。日本クラブユースサッカー選手権では飛び級で出場し、大会史上初となる中学生ながら得点王(5得点)に輝いた[5]。9月、FC東京のトップチームに2種登録される[6]。同年11月5日に行われたJ3リーグ第28節AC長野パルセイロ戦に後半開始から出場し、Jリーグ史上最年少記録を塗り替えた[7]。

 日本代表
2016年、U-16日本代表としてAFC U-16選手権に参加。大会得点ランキング2位となる4得点をあげて、FIFA U-17ワールドカップの出場権の獲得に貢献した[8]。 同年11月、アルゼンチン遠征(11月30日~12月10日)を行うU-19日本代表に飛び級で初選出された。15歳5カ月20日での選出は史上最年少で中学生でU-19日本代表選出は史上初となる[9]。そして、U-19アルゼンチン代表とのトレーニングマッチでU-19代表デビューを果たした。
-----引用 ここまで-----


■2020/01/21 久保建英は世代最高の選手、海外ファンも認める

 どこに追記するかと思ってここに。スペイン紙『マルカ』電子版が、17歳から35歳までの各年齢について4人前後の選手を候補として選んだ上で、年齢別の“世界最高選手”を選出するオンライン投票を行いました。
 久保建英は、 「18歳」部門で、他はノミネート、バレンシアの韓国代表MFイ・ガンイン、サンテティエンヌのDFウィリアン・サリバ、ワトフォードのFWジョアン・ペドロ。途中経過ですけど、2位のイ・ガンイン(23%)を大きく引き離し約65%でダントツトップです。
(久保建英は“世界最高の18歳”? スペイン紙が年齢別ベストプレーヤー投票 フットボールチャンネル | スポーツ | 2020年01月16日より)
https://pex.jp/point_news/78b3b22a6dd65fc316b61459ff8d8fc0
 実績的にも妥当であり、世代では現在世代最高の選手と言って良いでしょうね。


■2020/04/26 久保は「ウーデゴーの二の舞にならないように」は誤解で活躍、MVPにも

 久保建英が レアル・マドリード移籍が決まったあと、ツイッターでは「ウーデゴーの二の舞にならないように」といったコメントが出ていたとのこと。ただ、これは誤解だとする「久保建英はウーデゴーの二の舞に…」は見当違い。ノルウェーの神童、覚醒を遂げた3つの変化とは? | フットボールチャンネルという記事が出ていました。
 確かにウーデゴーは、トップチーム定着はおろかカスティージャにも適応できず、オランダのヘーレンフェーンにレンタル移籍しても目立たなかった模様。ただ、エールディビジでは活躍。フィテッセでシーズン最優秀選手になっています。
  また、レンタルで戻ってきたリーガ・エスパニョーラのレアル・ソシエダ(2026/07/18追記:後に久保建英も所属)では、開幕からレギュラー。第10節終了時点で2ゴール3アシストという記録を残している他、9月の月間MVPに選出されるという文句なしの高評価を受けています。20歳の選手ですし、まだまだこれからですね。




■2026/07/18 優勝したビッグクラブでキャプテンや年間ベスト11…どう考えても成功

 近年ワールドカップしかサッカーを見ていないので、所属情報は全然わからず。今回びっくりしたことのひとつが、ウーデゴールがアーセナルでキャプテンをしていたということ。プレーを見ると確かに良い選手ですが、正直、そこまで評価されているとは思いませんでした。
 アーセナルはベスト10クラスのビッグクラブ(優勝により一時的に3位相当にアップしたとのこと)の一つ。しかも、アーセナルはシーズン優勝していました。これで落ちぶれたとは言わないでしょうね。大成功です。
 Wikipediaを見てみると、選手たちが選ぶプレミアリーグのPFA年間ベストイレブンにも何度か選ばれているとのこと。これは単にプレミアリーグのビッグクラブでレギュラーであることよりさらに価値があり、より大成功であることがわかりやすいです。

ロンドン・フットボール・アワード 年間最優秀選手賞:1回(2022-23)
PFA年間ベストイレブン:2回(2022-23、2023-24)

 もともとこの話が気になったのは、<久保は「ウーデゴーの二の舞にならないように」は誤解で活躍>という話でした。なので、久保建英の方は今どこに所属しているのか?(日本人選手の所属も全く知りません)と見てみることに…。
 で、見てみると、レアル・ソシエダにいるとのこと。レアル・ソシエダに完全移籍というニュースは聞いた覚えがありますわ。ずっといるみたいですね。レアル・ソシエダはリーガ・エスパニョーラでお馴染みの名の知れたチームですが、どう考えても世界トップクラスのビッグクラブではないでしょう。

 タイトルを見てみると、久保建英もラ・リーガ年間ベストイレブン(The Athletic紙選)というのに選ばれたことはあるので大したもの。ただ、スポーツ専門ウェブサイトのひとつで選ばれたというだけなので、格としてはかなり落ちるかもしれません。
 ただし、久保建英はまだ25歳で、ウーデゴールの27歳より年下。レアル・ソシエダでの活躍が評価されて、ビッグクラブに移籍してレギュラーとなって、年間ベスト11に選ばれるという可能性は十分あるかもしれません。


■2020/05/22 市場価値上昇ランキングにウーデゴールやアンス・ファティなど

  1位はあの新怪物! 欧州5大リーグで最も市場価値を高めた選手は誰? | サッカーキング(2020.03.18)で、ウーデゴールがランクインしていました。久保繋がりで言うと、バルセロナでチームメイトだったアンス・ファティやレアル・マドリーのバルベルデも入っています。
 これは、移籍情報サイト『transfermarkt』の市場価値のデータを前年7月1日からの“上昇額”に基づいて、ランキング化したものでした。最近まで低評価されていたということで、若い選手ばかりになっています。

1位 アーリング・ハーランド(ドルトムント/ノルウェー/FW/19歳)
2位 ラウタロ・マルティネス(インテル/アルゼンチン/FW/22歳)
3位 アンス・ファティ(バルセロナ/スペイン/FW/17歳)
3位 アルフォンソ・デイヴィス(バイエルン/カナダ/MF/19歳)
3位 フェデリコ・バルベルデ(レアル・マドリード/ウルグアイ/MF/21歳)
6位 エドゥアルド・カマヴィンガ(レンヌ/フランス/MF/17歳)
7位 マルティン・ウーデゴーア(レアル・ソシエダ/ノルウェー/MF/21歳)
8位 デヤン・クルゼフスキ(パルマ/スウェーデン/MF/19歳)
9位 メイソン・マウント(チェルシー/イングランド/MF/21歳)
10位 メイソン・グリーンウッド(マンチェスター・U/イングランド/FW/18歳)



■2014-10-10 22:37:40 マルティン・ウーデゴール 15歳プロデビュー注目のノルウェー選手

-----引用 ここから-----
【衝撃サッカー動画】15歳でプロデビュー! ノルウェー人天才少年のプレーがヤバい!! | ロケットニュース24 原田たかし / 2014年8月2日

「マルティン・ウーデゴール」。弱冠15歳ながらプロデビューを果たしたノルウェー人の少年だ。
http://rocketnews24.com/2014/08/02/472468/?utm_medium=partner&utm_source=googlenews-editors-picks&google_editors_picks=true
-----引用 ここまで-----

<iframe width="640" height="360" src="//www.youtube.com/embed/IBwAU3Tlawo?feature=player_embedded" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>

 記事からの情報は以下。

・1998年12月17日生まれ 15歳
・左利き
・攻撃的ミッドフィルダー
・2014年5月にノルウェーリーグのストレームスゴセットTFとプロ契約
・記事の時点でで3ゴール
・柔らかいボールタッチで、自由自在にボールを扱い、ドリブルもうまい
・広い視野から際どいスルーパスも
・マンチェスター・ユナイテッド、バイエルン・ミュンヘンの練習に参加済み
・レアル・マドリードは約16億円で獲得に乗り出しているという噂

 記事ではありませんでしたが、意外にボディバランスが良く、当たり負けしていません。ただ、リーグのスタイルなのかあまり当たりは激しくなさげ。上背はなさそうですし、今後ハイレベルなところへ行ってどうなるか?
 あと、"彼は左利きで、アルゼンチン代表のメッシ選手みたいだという声も挙がるほど期待されている"とありましたが、どうでしょうかね?
 細かくタッチしながらのドリブルは多少似た感じです。ウーデゴールは特にアウトサイドを多用しますね。
 ただ、ボールを持っているときはパスという選択肢を考えていることが多い感じ。ドリブルあってこそではあるものの、相手を引きつけてからのパスの方にむしろ魅力を感じました。
 メッシと比較するのは酷ですが、ドリブルの緩急の付け方が弱く、トップスピードのときの驚異もあまり感じません。メッシのドリブルは一気にギアアップするのが魅力です。
 おもしろいなと思ったのが利き足でない右足のキック。左足をケアされているということもありますが、右足でも躊躇なく蹴りますので意外性が出てきてます。ゴールもこの右足で決めていました。左足の怖さを意識されればされるほど、右足は生きてきます。この右足もある程度使うというのはおもしろいです。

■2017/01/07 レアル・マドリードを選んだウーデゴール、16歳157日でリーガデビュー
 現在はマドリードに在籍。

-----引用 ここから-----
マルティン・ウーデゴール - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%83%AB

国籍     ノルウェーの旗 ノルウェー
生年月日     1998年12月17日(18歳)
出身地     ブスケルー県ドランメン
身長     176cm[1]
体重     68kg[1]

EU圏内での移籍が可能となる16歳になると、元々ファンであったリヴァプールをはじめバイエルン・ミュンヘンやFCバルセロナなど30を超える海外クラブが視察を行い、ウーデゴールも様々なクラブの練習に参加した[11]。その後、2015年1月22日に6年契約でスペインのレアル・マドリードに移籍した[12][13]。トップチームで練習を行いながら主にレアル・マドリード・カスティージャで試合に出場する契約となっており、ウーデゴールは入団会見で「世界で最も偉大なクラブに所属するのは夢」と語った[14]。北京国安足球倶楽部との親善試合でデビューすると、2アシストを記録[15]。2月8日のビルバオ・アスレティック戦で公式戦デビューした[16]。

2015年5月23日、リーガエスパニョーラ最終節のヘタフェ戦の後半13分、リーグ戦ではチーム史上最年少となる16歳157日でデビューした。
-----引用 ここまで-----


 


2026年7月14日火曜日

監督解任の理由は大量得点差勝利 相手への敬意に欠ける?

■2019/11/20 大量得点差は相手に失礼?勝利チーム監督を批判して解任
■2017/06/18 監督解任の理由は大量得点差勝利 相手への敬意に欠ける?
■2026/07/14 大量失点したカタール代表監督がカナダ代表監督を叱責 



■2019/11/20 大量得点差は相手に失礼?勝利チーム監督を批判して解任

 以前もどこかで紹介したと思ったのですけど、得点差をつけすぎて勝って監督解任というのがまたありました。
 イタリア中部トスカーナ州のクラブであるインヴィクタサウロのジュニアチームは、マリーナ・カルチョとの試合に27-0という記録的スコアで大勝た。7得点が1人、6得点が2人もいたそうです。
 しかし、チームを率いていたマッシミリアーノ・リッチーニ監督は称賛を受けるどころか、クラブ運営陣が満場一致で解任…ということになりました。クラブのパオロ・ブロジェッリ会長は以下のように言っています。
「試合のスコアには驚きと遺憾の意を抱いた。ユースサッカーの前提と価値観はこういったものとは正反対に位置する。対戦相手を常に尊重すべきだが、今日はそれが行われなかった」
  会長は「監督は子供たちを指導し、そして何より教育する責務を負わねばならない」とも言っていました。大量得点差で相手を侮辱しないような行いを監督が子どもたちに教えなくてはいけなかったってことなのでしょう。
 ただ、どうもスッキリしない考え方なんですよね、これ…。


■2017/06/18 監督解任の理由は大量得点差勝利 相手への敬意に欠ける?

(2020/04/22追記:以前書いていた話が出てきたのでまとめました)

 プロではなく、スペインの少年チームの話。ただ、日本だと「これだからゆとりは…」という偏見あるレッテル貼りで批判されそうな話が、欧米でもあるんだと思って興味深く思いました。
  スペインの少年クラブの一部は、対戦相手への配慮から、10点を越える大量得点差の試合の場合には結果の公表を控えるなどの対応を取っているそうです。

 この「事件」が起きたのは、 バレンシアを拠点とするクラブ、CDセラーノスの10歳から11歳の年代のチーム。3日に行われたベニカラプCとの試合に25-0という大差のスコアで大勝していました。
 そして、このときの監督は、 「相手チームへの敬意を欠く行為」と判断され、 クラブから解任されたそうです。

 これに対し、解任された監督は弁護士を介して反論しています。ただ、内容はやはり敬意の有無であり、大量得点して何が悪い!?ってものではありませんね。
「選手に対してリードを広げるよう要求はしなかった。むしろ相手陣内でボールを追わないよう伝えていたが、相手は攻め続けて大きなスペースを空けていた」
 (25-0で「勝った」チームの監督が解任。スペインで起きた珍事の理由とは? フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年06月16日 より)

 ここらへん研究ではどうなっているんでしょうね? 大量得点で負けたチームの選手に悪い影響が残るというのは、証明されているのでしょうか? また、勝った方の選手への影響はどうなのでしょう?
 個人的には、プロの試合でも大量得点は、危ういところを感じます。ただし、これは相手への敬意というところではなく、怪我の問題。負けているチームの集中力が切れたり、やけっぱちになったりすることで、まれにラフプレーが多くなることがあるためです。
 ここらへんについてもデータがあれば、見たいなぁと思います。


■2026/07/14 大量失点したカタール代表監督がカナダ代表監督を叱責

 「叱責」という言葉は目上の人が下の立場の人を激しく注意する場合に使われるので違和感があるのですけど、”6失点の後、ルビテジがカナダ代表監督を叱責した衝撃の理由”(MSN)という記事が出ていました。

 2026年ワールドカップ試合はグループステージ第2節のカナダ対カタールは、カナダが6-0で勝利。試合後、カタール代表のロペテギ監督がカナダ代表のマーシュ監督に激しく言葉を投げかけ、マーシュは身振りで応じた後、怒ってその場を去ったそうです。本人らはマスコミに内容を明かしていませんでしたが、以前も書いた大量得点の問題だと報じられています。

<GiveMeSportによると、ルペティジはカナダが9人となったカタール相手に90+9分まで7点目を狙い、GKクリッポをハーフラインまで上げ続けたことに怒り、マーシュを叱責したという。
 ルペティジ監督は、大差でのリード中にこうした行為を行うのはスポーツマンシップに反すると主張した。(中略)
 同紙(引用者注:スポーツ紙)によると、カナダの報道では「カタール監督は6-0でリードし相手が9人になっても得点を狙い続けたカナダ代表の姿勢をスポーツマンシップに反すると主張した」という>

 一方で、”カナダの予選突破は数学的に確定していなかったため、ルピテギ監督の主張は的外れだったという声もある”とのこと。ノックアウトステージではないので、勝利して終わりじゃないです。グループリーグ突破だけでなく、何位で突破するかというのも大事ですしね。


2026年7月13日月曜日

日本を見ろ!ワールドカップ直前の監督交代は無謀と涙の訴え

■2018/04/09 W杯イヤーのハリル監督解任はあり得ない
■2018/04/10 親善試合で結果を出す代表監督はむしろ悪い監督である理由
■2018/04/11 ロシアワールドカップで成功したときが、本当の地獄
■2026/07/07 日本を見ろ!ワールドカップ直前の監督交代は無謀と訴え
■2017/02/16 日本代表はなぜ弱いのか?岡野俊一郎元JFA会長の指摘





■2018/04/09 W杯イヤーのハリル監督解任はあり得ない

 馬鹿じゃねーのか?と驚愕。「W杯直前」と言って良い時期に代表監督を変えるなんて、あり得ません。しかも、W杯予選を突破した監督です。
 ショック療法的に本番がうまくいったとしても、長期的に見れば終わっています。
 日本代表でも多いのですけど、W杯予選または直前の練習試合で好調だったのに本番でボロクソということがあります。これは戦い方がワールドカップモードになっていないことや、ピークが本番より前になっているため。なので、練習試合を標準に合わせるのは、むしろアホなのです。
 ところが、今回の解任のせいで、以降の監督は、練習試合でも結果を出す必要があり、テストもやりづらくなります。日本はサッカー協会のレベルが低すぎでしょう。

 スポンサーの影響があったんじゃないか?という報道があり、これはさらに最悪。幼稚すぎます。

"12月の東アジアE―1選手権では宿敵・韓国に1―4と惨敗し、スポンサーからも不満の声が上がっていたという。この時点でハリル解任の可能性が浮上しながら決断するに至らなかった協会も、選手とスポンサーからの突き上げに事態を静観するわけにはいかなくなった。事実上のクーデターだ"
(選手とスポンサーから突き上げ ハリル解任は“クーデター”|日刊ゲンダイDIGITALより)

 反応を見ると賛否は半々くらいであり、これはハリル監督がすごく嫌われていたということなのですけど、好き嫌いで判断してはいけないこと。たとえハリルサッカーをクソだと思っていたとしても、反対せねばいけません。


■2018/04/10 親善試合で結果を出す代表監督はむしろ悪い監督である理由

 このタイミングで解任について、サッカー専門誌「footballista」の浅野賀一編集長は、「なぜ、準備期間がほとんどない今なのか。サッカーの常識ではあり得ない判断なので、それ以外の論理が働いたのかなと思いました」としていました。

 ただし、前述の通り、ファンの賛否は半々。これだとファンもサッカーの常識を理解していない人が多いということになります。
(ハリル、W杯直前の解任に専門家「日本サッカーの後退」( 2018/04/10 06:31 徳重辰典 BuzzFeed )より)

 インタビューアーは「この時期の解任となるとアフリカや中東諸国くらいで、他の国ではほぼ見ません」と指摘。ハリル監督はコートジボワールで似たような辞めさせられ方をしており、やはりサッカー先進国の例ではありません。
 浅野賀一編集長も「 アフリカや中東諸国など組織のオーガナイズがない国が一時期の感情に任せてやってしまうパターン」と一刀両断しています。

 浅野賀一編集長は、親善試合は「本番へのテスト」であって、そこでのパフォーマンスに意味はないとも指摘。これは本来常識なんですけどね。
  また、むしろ親善試合でベストであるのはマイナスであるとも指摘していました。「ジーコやザッケローニのチームはメンバー固定で目の前の1試合1試合を全力で戦うクラブチーム的なやり方で、本番では相手チームに研究され、丸裸にされて敗れました」という見方です。


■ 2018/04/11 ロシアワールドカップで成功したときが、本当の地獄

 田嶋幸三会長は「1%でも2%でも、ワールドカップで勝つ可能性を追い求めたい」と、繰り返し語ったそうですけど、それこそ一番ダメなことだろうという指摘がありました。 1%や2%のために監督を解任していたら、長期的なプランは持てないためです。
  これは、目の前の試合以上に大切な長期的な戦略が置き去りにされています。戦争でもビジネスでも、戦略が大事というのは常識。"日本サッカー協会が発表したハリルホジッチの解任は、戦略を捨てた戦術"なわけです。

 ロシアワールドカップの戦績は重要ではないとも指摘されていました。それだけでなく、下手に成功してしまった方がまずいとの指摘。
 チェス世界王者だったガルリ・カスパロフさんは、「長期的に見てもっと危険なのは、悪い戦略がよい戦術やまったくの幸運のために成功するケースだ」としているそうです。
 下手に成功してしまうことで、間違ったやり方を良いと思って、正しくないやり方を続けていき、結果的によりダメになるということでしょう。ロシアワールドカップで成功したときが、本当の地獄です。
(【コラム】ハリルホジッチの解任は“戦略なき戦術”。広がり続ける、日本と世界の差-LEGENDS STADIUM  清水 英斗 ・ 2018.4.10 より)





■2026/07/07 日本を見ろ!ワールドカップ直前の監督交代は無謀と涙の訴え

 ”チュニジアDFが涙の訴え「無理に決まってる」「日本代表を見ろ」日本ファンも「辛い」と同情”(ワールドカップ2026 : 日刊スポーツ[2026年6月22日8時20分])という記事が出ていました。

<チュニジア代表(FIFAランク45位)の1次リーグ敗退が決まった。日本(日本代表(同18位)に0-4で完封負け。「白シャツの魔術師」ことエルベ・ルナール新監督が緊急招へいされたが、立て直せなかった。
 そんな中、ネットで話題となっているのが、チュニジア代表のDFアリ・アブディの悲痛な訴え。「BeIN Sports」の取材に対し「W杯の直前になって『チームを若返らせる』『新しくしよう』などと言って、本大会の1カ月前に新しい監督を呼んで、新しいチームを急造した。そして、何年も前からこの大会のために準備をしてきたような、高いレベルの強豪国と戦おうとしている。そんなの無理に決まっている」と感情的に話した。
 さらに「今日の日本代表を見てみろ。彼らは2022年から、ほとんど同じメンバー、同じチームで戦い続けている。何年もかけて積み上げてきたチームなのだ」と日本にも言及。その上でルナール新監督らに対して「今回のために集まってくれた今のスタッフには申し訳ない」と涙ながらに謝罪の意を示した。>
https://www.nikkansports.com/soccer/worldcup2026/news/202606220000103.html?cx_testId=397&cx_testVariant=cx_1&cx_artPos=1#cxrecs_s

 日本を例にしていたのですけど、どこの監督の話の話題だったか、今回テレビ解説で、ワールドカップ直前の監督交代はうまくいくチームとそうじゃないチームがあるとして、うまく行った例として2018 FIFAワールドカップでハリルホジッチを解任した日本の例が出ていたんですよね。
 日本を見ろ!だったのですが、日本を例にしてしまうと、直前の監督交代はあまり影響していないように思えます。

 ただし、2018 FIFAワールドカップの日本の成績が成功とみなすかどうかは、微妙なところがあります。
 まず、日本のレベルであれば、グループリーグを突破した時点で成功というのは、理解できるところ。最近は連続突破しているものの、2018年までの時点で毎回突破できていたわけではありません。
 一方、2018年の結果をより詳細に見ると、日本の成績はそれほど良くないとも言えます。あまり知られていませんが、FIFAでは、ベスト16で負けたチームの中でも順位付けしており、当時の日本の総合順位は15位。ベスト16で負けたチーム内でも最低レベルの順位でした。

 この順位付けは、勝ち点などによります。日本は1勝2敗1分けの得失点差-1。負け先行で、なおかつ得失点差がマイナスになっていることからも、あまり強さがなかったことがわかりやすいです。
 さらにこの日本の唯一の勝利が大問題。日本の勝利は1試合目のコロンビア戦なのですけど、コロンビアは試合開始早々にハンドリングしてレッドカードが出た選手がいて自滅のような負け方。ほぼ1試合(85分程度か)1人多い状態で戦えたのですから勝って当然で、得点差がある勝ち方をして良かったくらいのところを追いつかれて苦戦した末になんとか勝っています。だいぶ酷な言い方をしてしまうと、相手の退場で運よく勝利しただけで、あとは勝ててなかった…という状態。中身を見ると、あまり成功とは思えません。
 ただ、まあ、実際に成功したかどうかは関係なく、成功だと信じられているのなら、人はそれを元に動きますからね。将来の日本代表の監督人事を考えると、憂うべき状態だと思われます。

 なお、2018 FIFAワールドカップの日本代表に関して言えば、監督は変えたものの、選手が一新されたわけではなく、かなり(ほとんど?)のメンバーがハリルホジッチ時代にも選ばれていた選手でした。これはチュニジア代表のDFアリ・アブディの悲痛な訴えの内容とはだいぶ違う感じです。
 実際問題、人選を変える以外で、新しい監督ができることと言うと、そもそも時間がないということを考えると、あまり多くないでしょう。例えば、守備のやり方などのチームの約束事は、本来、長期間かけて作っていくものです(長年いっしょにいないため、代表はクラブチームより難しいです)。その意味では、ハリルホジッチ時代の貯金があったからこそ、なんとかグループリーグを突破できたとも言えるかもしれません。




■2017/02/16 日本代表はなぜ弱いのか?岡野俊一郎元JFA会長の指摘

 最近の話じゃなくて、ブラジルワールドカップのときの記事を今頃読みました。元JFA会長の岡野俊一郎氏とフリーアナウンサーの金子勝彦氏の対談です。


 岡野俊一郎さんにとっては、日本代表の惨敗は想定内。「開幕直前に予想出来たので、残念でしたが僕にとってはショックではありません」としていました。
 理由はいろいろと挙げられています。まず、準備段階のミス。

・準備段階で犯した最大のミスは、指宿で愚かなトレーニングキャンプ。あそこまでハードなトレーニングを積む必要はなかった。心身ともに疲弊した状態で時差もあって気候も異なるフロリダへ行っても回復しない。ザッケローニ監督以下コーチングスタッフのミス。
・ブラジルに入ってからのコンディショニングにも問題。比較的涼しいベースキャンプ地のイトゥから前日に試合会場に入っていたけれども、南米のチームですら2日前には開催都市に入って気温と湿度に慣れようと必死だった。

 また、采配やチーム作りのミスも指摘。私もこれまで異常と思えるほど頑なにやってきたのを、土壇場で台無しにしたのにはびっくり。絶えず臨機応援にやっていたのならわかるんですが、「お前、全然変えてなかったじゃん!」っていう。

・日本のリズムで攻めて勝とうと考えていたのならば、いままで日本の攻撃のリズムを作っていたのは遠藤。守備に比重を置いて戦うのならばそれでもいいけれども、これではリズムが出るはずがない。信じられない起用法。
・国際的にもある程度の評価を受けた本田と長友、香川の3人が固まって、そうではない選手たちを見下すような風潮がチーム内にあったと聞いた。(これは金子勝彦アナ)

 そして、これらは日本サッカー協会のミスが遠因です。ザッケローニ監督ははるか昔の栄光を引きずっているだけで、実績的にも皆無に等しかったです。

・コーチ陣の中に日本人がいないのは、ザッケローニ監督と契約を交わす際に、日本人コーチを入閣させなかった日本サッカー協会の技術委員会のミス。分析とフィジカルのアシスタントコーチがいるだけでは、選手たちがどのような状態にあるのかが正確に伝わらない。
・ナショナルチームの監督を務めた経験のない人間に指揮を任せたらどうなるかは、ジーコ監督の下でグループリーグ敗退を喫したドイツ大会で学んでいるはず。ジーコが鹿島アントラーズを強くしたのは事実だが、常日頃は自分の手元に選手がいないナショナルチームを率いるには、各クラブとの連携を密にして、選手たちのコンディションを把握する必要がある。にコミュニケーション不足が生じやすい。
・にも関わらず、ザッケローニ体制では、首脳陣と選手の間を取り持つべき人間が不在だった。
・原博実も強化のトップである技術委員長と実務方のトップである専務理事を兼任するなんて非常識。どちらか一方を辞めるべき。
・会長在任中に役員を育てようとしなかった私と川淵三郎に責任がある。


2026年6月9日火曜日

若手最高選手は16歳のライアン・チェルキ、久保建英は何位?

■2020/10/26 若手最高選手は16歳のライアン・チェルキ、久保建英は何位?
■2017/06/15 有望若手選手 久保建英、ソランケ、イ・スンウ、バルベルデ、オルソリーニ、エレーラなど
■2017/06/21 フットボールチャンネル選出のベスト11でもソランケ、バルベルデ、オルソリーニ、エレーラなど 



■2020/10/26 若手最高選手は16歳のライアン・チェルキ、久保建英は何位?

  2020年05月10日の記事なのですが、ベルギーの『Football Talent Scout』は「2001年1月以降に生まれた10代プレイヤーTOP50」を紹介した何と16歳が“現10代最高”プレイヤー 久保、ロドリゴらより上と評される才能[映像アリ]|theWORLD(ザ・ワールド)という記事について。

 日本が気にするMF久保建英は27位にランクイン。ファンのアンケート調査では、同年齢で世界一だったので、かなり評価が違う感じですね。同年齢のみの調査ですからあれですが、それで1位なら全体でのベスト10クラスだったはずです。

 上位は普通に有名プレーヤーが多く、は8位にバルセロナFWアンス・ファティ(17歳)、6位アーセナルFWガブリエウ・マルティネッリ(18歳)、5位レアル・マドリードFWロドリゴ・ゴエス(19歳)、3位マンチェスター・ユナイテッドFWメイソン・グリーンウッド(18歳)、2位レンヌMFエドゥアルド・カマビンガ(17歳)などといった感じでした。

 ただ、1位は当時リヨンのトップチームで結果を残し始めているにすぎなかったリヨンに所属する16歳のMFライアン・チェルキでした。16歳という年齢とともに驚きがあります。攻撃的MFからウイングまでこなすプレイヤーで、左右両足を巧みに使ったドリブルが最大の持ち味で、フットサル選手のようなボールの触り方をするとのこと。おもしろそうな選手で、私が好きそうなタイプ。ただ、この説明だけを見ていると、他のプレーも要求される現代サッカーではどうか?って感じもしちゃいますが…。



■2017/06/15 有望若手選手 久保建英、ソランケ、イ・スンウ、バルベルデ、オルソリーニ、エレーラなど

スペイン紙『マルカ』が、「U−20ワールドカップの“宝石”20選手」とのタイトルで、FIFA U−20ワールドカップ韓国2017に出場した将来有望な20選手を選出。日本人では、FC東京U−18のFW久保建英が選ばれました。
 ただ、「今大会の最年少(15歳)だった。TAS(スポーツ仲裁裁判所)の処分によりバルセロナを去った。純粋な魔法だ。1アシストを記録。だが、日本のMVPはもちろんドーアン(堂安律)だった」とのコメント。その堂安律は入っていないという妙なことになっています。将来性の問題でしょうか?
 あと、久保が最年少というのは誤解で、もっと若い選手が出ていたというニュースも見た気がします。

 さて、選出の20選手の紹介。どうやって見るかはいろいろ考えられ、ポジションごとでも良いのですけど、地域ごとに見ていくことにしました。でも、順番も関係あるかもしれませんので、とりあえず、そのまんまのものを最初に。

FWジャン・ケヴィン・オギュスタン(フランス/パリ・サンジェルマン)
FWニコラス・デ・ラ・クルーズ(ウルグアイ/リベルプールFC)
MFルカ・デ・ラ・トーレ(アメリカ/フルアム)
FWディオゴ・ゴンサウヴェス(ポルトガル/ベンフィカ)
MFキーラン・ダウエル(イングランド/エヴァートン)
DFエドソン・アルバレス(メキシコ/クラブ・アメリカ)
GKウイケル・ファリニェス(ベネズエラ/カラカス)
FWアンドレア・ファヴィッリ(イタリア/アスコリ)
MFヤンヘル・エレーラ(ベネズエラ/ニューヨーク・シティ)
FW久保建英(日本/FC東京)
FWラウタロ・マルティネス(アルゼンチン/ラシン・クラブ)
FWイ・スンウ(韓国/バルセロナ)
FWアデモラ・ルックマン(イングランド/エヴァートン)
MFロナルド・ルセナ(ベネズエラ/サモラ)
FWリッカルド・オルソリーニ(イタリア/アスコリ)
MFアダルベルト・ペニャランダ(ベネズエラ/マラガ)
FWファッション・サカラ(ザンビア/スパルタク・モスクワ)
FWジョッシュ・サージェント(アメリカ/セント・ルイス・スコット・ギャラガー)
FWドミニク・ソランケ(イングランド/チェルシー)
MFフェデリコ・バルベルデ(ウルグアイ/レアル・マドリード)
(久保建英、U20W杯で輝いた“宝石”20選手に選出…スペイン紙「純粋な魔法」 06月14日 06:00 SOCCER KINGより)

 では、地域ごとに。まず、アジアからですが、2人のみでした。

<アジア>
FW久保建英(日本/FC東京)
FWイ・スンウ(韓国/バルセロナ)

 初優勝のイングランドが3名など、やはりヨーロッパが多くなっています。特にフランスやイタリアは主力をかなり温存してのメンバーでしたからね。それでも、注目選手がいるということです。
 イングランドのドミニク・ソランケは、4得点を挙げて大会MVPのゴールデンボールを受賞しています。
 記事にはなかったものの、同ゴール数の場合アシスト数が加味される、アシスト数も同じ場合はプレー時間が加味されるという、得点王にあたる賞として、ゴールデンブート賞があります。
 今大会は、5ゴール0アシストで、イタリアのリッカルド・オルソリーニが該当しています。
 同じヨーロッパでは、 ジャン・ケヴィン・オギュスタンが、4ゴール0アシスト218分プレーでブロンズブートでした。
 最優秀GKであるゴールデングローブ賞は、イングランドのフレディー・ウッドマンですが、選外。GKはベネズエラのウイケル・ファリニェスのみですね。

<ヨーロッパ>
MFキーラン・ダウエル(イングランド/エヴァートン)
FWアデモラ・ルックマン(イングランド/エヴァートン)
FWドミニク・ソランケ(イングランド/チェルシー)
FWアンドレア・ファヴィッリ(イタリア/アスコリ)
FWリッカルド・オルソリーニ(イタリア/アスコリ)
FWジャン・ケヴィン・オギュスタン(フランス/パリ・サンジェルマン)
FWディオゴ・ゴンサウヴェス(ポルトガル/ベンフィカ)

 もう一つサッカーが強いのは、何と言っても南米。準優勝のベネズエラからは今大会最多の4名が選ばれるということで、南米としてはお馴染みではないベネズエラが多くなりました。
 あと、記事にはなかったものの、ウルグアイのフェデリコ・バルベルデがシルバーボール、ベネズエラのヤンヘル・エレーラがブロンズボールに選ばれています。

<南米>
GKウイケル・ファリニェス(ベネズエラ/カラカス)
MFヤンヘル・エレーラ(ベネズエラ/ニューヨーク・シティ)
MFロナルド・ルセナ(ベネズエラ/サモラ)
MFアダルベルト・ペニャランダ(ベネズエラ/マラガ)
FWニコラス・デ・ラ・クルーズ(ウルグアイ/リベルプールFC)
FWラウタロ・マルティネス(アルゼンチン/ラシン・クラブ)
MFフェデリコ・バルベルデ(ウルグアイ/レアル・マドリード)

 最近力をつけている印象の中南米からは3人。アメリカのジョッシュ・サージェントは、4ゴール1アシストでシルバーブートでした。

<中南米>
FWジョッシュ・サージェント(アメリカ/セント・ルイス・スコット・ギャラガー)
MFルカ・デ・ラ・トーレ(アメリカ/フルアム)
DFエドソン・アルバレス(メキシコ/クラブ・アメリカ)

 アジアとともに最弱を競うアフリカは1人ということで、この選出ですとアジアが勝ちました。

<アフリカ>
FWファッション・サカラ(ザンビア/スパルタク・モスクワ)




■2017/06/21 フットボールチャンネル選出のベスト11でもソランケ、バルベルデ、オルソリーニ、エレーラなど

 フットボールチャンネルがU-20ワールドカップのベスト11を選んでいました。
 スペイン紙『マルカ』の「U−20ワールドカップの“宝石”20選手」にも選ばれている選手には、「※」をつけておきます。
 また、何らかの賞を受賞している場合にも注記します。

 <U-20W杯のベストイレブン>

▽GK
ウイルケル・ファリニェス(ベネズエラ)※

▽DF
ジョンジョ・ケニー(イングランド)
フィカヨ・トモリ(イングランド)
サンティアゴ・ブエノ(ウルグアイ)
マシアス・オリベラ(ウルグアイ)

▽MF
ルイス・クック(イングランド)
フェデリコ・バルベルデ(ウルグアイ)※ シルバーボール
ヤンヘル・エレーラ(ベネズエラ)※ ブロンズボール

▽FW
リカルド・オルソリーニ(イタリア)※ ゴールデンブート(得点王)
ドミニク・ソランケ(イングランド)※ ゴールデンボール(MVP)
アンドレア・ファヴィッリ(イタリア)※

 U-20W杯ベストイレブン。世界の舞台で輝いたスーパースターの卵たち[ftp_del]【編集部フォーカス】[/ftp_del] フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年06月18日
 ※…スペイン紙『マルカ』の「U−20ワールドカップの“宝石”20選手」

 マルカは攻撃の選手ばかりでしたので、DFは全員向こうでは選外でした。というか、DFは1人も選出されていなかったんですね。かなり偏っていました。

 ジョンジョ・ケニーは、イングランドの右サイドバック。全試合フル出場で、なおかつ「恐るべき運動量」。しかも、"決勝のベネズエラ戦で周りの選手たちが連戦の疲労を見せる中、そんなものどこ吹く風と涼しい顔で走り回ったタフさ"を発揮したそうです。
 左サイドバックからは、 マシアス・オリベラ(ウルグアイ)。ただ、あまり具体的な説明はなく、タイプがよくわからず。"3位決定戦まで全7試合にフル出場し、2度の延長戦も走り抜いた"ということで、やはりタフさが魅力でしょうか。

  センターバックは、フィカヨ・トモリ(イングランド)とサンティアゴ・ブエノ(ウルグアイ)。DFの4人は、2カ国で半々ですね。
 ブエノはバルセロナU-19で、プレースタイルはバルセロナの先輩ジェラール・ピケに似ているとのこと。高さと強さだけでなく正確なフィード能力も武器にしています。
 トモリは、屈強な肉体で、空中戦でも地上戦でも無類の強さを誇る選手。いかにもイングランドのセンターバックらしいタイプです。

 MF・FWでは、ルイス・クック(イングランド)のみがマルカで未選出。イングランドのキャプテンで、目立たないと言いつつ、以下のような点が褒められていました。

"常に体を張った守備で中盤を引き締め、安定したパスワークで攻撃を組み立てる。周りの選手たちを鼓舞する姿は頼もしかった。小柄でも当たり負けしない強さと、根性は特筆に値する"

 FWでは、主力を何人も外されていたイタリアから2人。層の厚さを感じさせます。オルソリーニなんかは、得点王に輝きました。
 また、 MVPだったソランケも、実は"U-21欧州選手権に出場するU-21イングランド代表から外れ、U-20代表で戦うことになった"という経緯だとのこと。
 やっぱり世界の強豪国は、レベルが桁違いですね。


2026年5月21日木曜日

サッカー選手はタバコをやめよ 野球選手より喫煙は少なくてもスポーツでは厳禁

■2016/12/30 サッカー選手はタバコをやめよ 野球選手より喫煙は少なくてもスポーツでは厳禁



■2016/12/30 サッカー選手はタバコをやめよ 野球選手より喫煙は少なくてもスポーツでは厳禁

 日本での調査によると、サッカー選手の喫煙は、野球選手より少ないとされていました。ただ、少ないで安心するのではなく、ゼロにしなくちゃいけないでしょう。スポーツ選手としてはあるまじき行為です。
 …などといった話を書き始めたのは、オランダ代表のデパイで水タバコに関する報道があったためでした。<マンU放出対象のデパイ、オランダで水タバコを喫煙する姿が激写される  フットボールチャンネル | スポーツ | 2016年12月29日>では、以下のように書いています。

-----引用 ここから-----
 マンチェスター・ユナイテッドから放出の対象とされているオランダ代表FWメンフィス・デパイが、母国オランダで水タバコを喫煙している姿が激写された。29日付の英紙『ザ・サン』が写真付きで報じている。(中略)
 先週の日曜日に友人と母国オランダ・ロッテルダムにある高級バーに出かけたデパイは、そこで酒を飲みながらシーシャ(水タバコ)を吸っていたという。その姿が撮られた写真を英紙『ザ・サン』が公表した。
 同紙によると、水タバコは長時間かけて煙を吸うことで嗜好を味わう物であることから、吸い込む煙の量だけを比較するとその量は通常の紙巻タバコ200本分に相当する量になるという。そして、その場にいた者の情報によると、以前にもこのバーで水タバコを吸ったことのあるデパイは、テレビでアヤックスの試合を見終わってから朝6時までこの高級バーにいたとのことだ。
http://pex.jp/point_news/4eca2101dc07465a0a41e1aaf886f5b6/
-----引用 ここまで-----

 今回は水タバコという日本では馴染みの薄いもの。イスラム圏で人気のタバコですね。これだと身体的な影響、健康被害はどうなのだろうと検索。すると、やっぱりダメでした。というか、水タバコ - Wikipediaによると、紙巻たばこより危険という説も出てきているとのことです。

-----引用 ここから-----

 人体への影響

WHOに存在する『たばこ製品規制研究部会』が2007年5月31日の世界禁煙デーに向けた研究発表によると紙巻タバコが1本を吸い終わるのに平均5~7分間のうちに8~12回煙を吸入することに対し水タバコは前述の通り長時間をかけて煙を吸引することで嗜好を味わう物であり、20~80分の内に50~200回もの煙を吸入するため、吸い込む煙の量だけを比較する場合は紙巻タバコ100本分にもなるという。 また、WHOのTobacco Free Initiative (TFI) 発表のTobacco: Deadly in any form or disguiseによれば、水たばこも含めて、あらゆる形のたばこ製品は喫煙者やその周囲の非喫煙者の健康を脅かす重大なリスク要因であることとも明言されている。

また、イギリス保健省などの調査によると、水タバコ一回分の吸引によって体内で発生する一酸化炭素の量は、紙巻きたばこ1本分で発生する量の約4~5倍にものぼり、これによる脳などへの重大な影響が懸念されるとして、通説では「紙巻きたばこよりも安全」と見なされがちな水タバコ吸引の危険性について同省や関係機関では注意喚起を行っている。その他にも、複数人数で一つの水タバコを共用する際にマウスピースなどを交換せずに回し吸いを行った場合、肺結核、ヘルペス、インフルエンザなど経口感染による様々な病気の伝染も懸念される。[3]
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B4%E3%82%BF%E3%83%90%E3%82%B3
-----引用 ここまで-----
 

 たぶんタバコを吸っている一流選手の方が、タバコを吸わない二流選手より活躍すると思われます。タバコ以上に能力の差の方が大きい要素を占めると考えられるためです。
 でも、見せしめ的に長期出場停止にしたって良いんじゃないかとすら、私は考えています。一部の選手を生贄にすることにより、多くの選手に喫煙をやめさせる効果が期待でき、サッカー界全体としてはメリットが大きくなるのではないかと思います。


2026年5月15日金曜日

中国のサッカー選手爆買いに批判 大物外国人選手揃えたかつてのJリーグとの比較も

■2016/12/25:移籍金87億円だとされる大型取引が成立したブラジル代表オスカル
■2016/12/30:テベスが2年で94億円という世界最高年俸で中国の上海申花移籍へ
■2017/01/03:ユベントスが狙ったベルギー代表MFヴィツェルも、年俸20億円で中国へ
■2017/01/13:世界年俸トップ10のうち半分が中国に
■2017/01/13:なぜ精神論でビジネスの常識を否定するのか?
■2017/01/13:中国だけでなくロシアへの移籍もカネ目当てという批判



■2016/12/25:移籍金87億円だとされる大型取引が成立したブラジル代表オスカル

 別にいいじゃん!と思うのですが、批判が出ています。

-----引用 ここから-----
中国の猛威に眉をひそめるクロップ。「選手を引きつける魅力は金だけ」 フットボールチャンネル | スポーツ | 2016年12月24日

 リバプールのユルゲン・クロップ監督は、巨額の報酬を提示されて中国行きを選ぶ大物選手や監督らが多いサッカー界の現状に眉をひそめている。23日付の英紙『テレグラフ』など複数メディアが伝えた。(中略)
 他にも過去数年で多くのスター選手らが中国へ渡り、世界トップクラスの報酬を得ている。だがクロップ監督は「なぜ彼らがそういう決断を下すのかは分からないね。私にとっては選択肢ではないよ」とコメント。自身の中国行きの可能性はきっぱりと否定した。

「今の時点では、(中国は)本当にプレーしたいと思うようなリーグではない。選手たちを連れてくる唯一の手段は金だけだ」とクロップ監督。中国行きを選ぶ選手たちはスポーツ面以外の理由のみで決断を下しているという考えを述べた。
http://pex.jp/point_news/0020179b926af6b1da265b5536b0fe80
-----引用 ここまで-----

 アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督も同様に批判的でした。

-----引用 ここから-----
ヴェンゲル、中国の現状をかつての日本とも比較。「ブラジル代表が大勢いたが…」 フットボールチャンネル | スポーツ | 2016年12月24日

 オスカルの移籍について見解を求められたヴェンゲル監督は、「確かにサプライズだ。歪んでいることだ」とコメント。「基本的にはサッカー選手であれば、リーグのクオリティーと報酬額の両方を求めるものだ」と述べ、中国への移籍は前者をないがしろにしているという否定的な考えを口にした。
http://pex.jp/point_news/0aab116ef5229ef7bb28dbc3b5490a51
-----引用 ここまで-----

 それを言うのなら、ヴェンゲル監督のいたJリーグだって似たようなものだったでしょ?と思いました。で、ヴェンゲル監督は実際比較しているのですが、こちらはレベルが高かったとおっしゃっていました。 
 …うーん、自己正当化しているだけじゃないかなぁ? 鹿島アントラーズがクラブワールドカップで準優勝した現在でもそれは言いすぎなのに、当時の日本のリーグが世界トップクラスだったというのはあまりにも無理があります。

-----引用 ここから-----
 かつて日本の名古屋グランパスエイトを率いたこともあるフランス人指揮官は、現役ブラジル代表選手などが数多く在籍していた当時のJリーグの状況も振り返った。「(オスカルの移籍は)驚きだが、私が日本にいた時には、レオナルドやジョルジーニョ、ドゥンガなどのブラジル人選手が大勢いた。当時の彼らはビッグな選手たちであり、日本へと渡った。リーグはよく運営されており、トップクオリティーだった」とポジティブな評価を述べている。
-----引用 ここまで-----

 良い選手がレベルの低いところでプレーするのはもったいないですし、自身のレベル向上のためにもマイナスだというのは確かにわかります。
 ただ、そこらへんは個人の自由でしょ?という話。よく野球のメジャーリーグと比較されますが、サッカーはここらへんの選手の移動はかなり自由であり、それがサッカーらしさでもあると思います。




■2016/12/30:テベスが2年で94億円という世界最高年俸で中国の上海申花移籍へ

 個別事例を追加。94億円って移籍金かと思ったら、2年分の給料。とんでもないですね。

-----引用 ここから-----
 2年で94億円! テベス、世界最高年俸で中国へ。上海申花移籍が確実に フットボールチャンネル | スポーツ | 2016年12月29日

 ボカ・ジュニオルスは現地時間28日、FWカルロス・テベスが中国スーパーリーグの上海申花へ移籍することで合意に達したことを発表した。上海申花も同選手の加入を明かしている。
 32歳のテベスは、この数日中国移籍が話題になっていた。ボカは同選手の残留を望んでいたが、上海申花は2年間で約94億円という大金を用意して交渉にあたっていた。
http://pex.jp/point_news/a2080a60c9e77673b2a664bb34788d7f
-----引用 ここまで-----

■2017/01/03:ユベントスが狙ったベルギー代表MFヴィツェルも、年俸20億円で中国へ

 中国の勢いが止まりません。
-----引用 ここから-----
ユーベ行き消滅。ヴィツェルは中国・天津権健と3年契約へ フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年01月02日

 ヴィツェルは昨夏、ユベントスに加入する寸前だった。しかし、ゼニトとの交渉が最終段階でまとまらず、取引は実現していない。それでも、ヴィツェルとゼニトの契約が最終年のため、将来はユベントスにあるものと思われていた。

 しかし、昨年末に状況が一変。中国から巨額オファーが届き、中国移籍へ向かっていることを各メディアが伝えた。そして現在、元イタリア代表のファビオ・カンナバーロ氏が指揮する天津権健との3年契約が濃厚になったようだ。

 27歳のヴィツェルは、中国で年俸20億円を超えるサラリーを受け取ることになると言われている。
http://pex.jp/point_news/94ddab4e288672a173c2bdaf57d3721a
-----引用 ここまで-----

■2017/01/13:世界年俸トップ10のうち半分が中国に

 現在のトップ10は中国5人、スペイン4人、イングランド1人になっています。

-----引用 ここから-----
中国登場で一変したサッカー界。世界年俸トップ10の5選手がCSL所属に
フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年01月12日
http://pex.jp/point_news/7e5641ea1d0a294c41276273946b8f98

2日には実に世界の年俸トップ10のうち5選手が中国スーパーリーグの選手が占める結果となったと英紙『ザ・サン』が報じている。

1.カルロス・テベス(上海申花):3198万ポンド
2.クリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリー):2728万ポンド
3.エセキエル・ラベッシ:(華夏幸福):2080万ポンド
4.オスカール(上海申花):2080万ポンド
5.リオネル・メッシ(バルセロナ):1885万ポンド
6.ガレス・ベイル(レアル・マドリー):1800万ポンド
7.フッキ(上海申花):1664万ポンド
8.アクセル・ヴィツェル(天津権健):1532万ポンド
9.ポール・ポグバ(マンチェスター・ユナイテッド):1508万ポンド
10.ネイマール(バルセロナ):1360万ポンド
-----引用 ここまで-----



■2017/01/13:なぜ精神論でビジネスの常識を否定するのか?
 
 サッカーはもともとアメリカの野球みたいなものと違って、自由競争で資本主義的です。選手獲得で歪みを生じるようなビッククラブの存在も許容されています。獲得競争が自由という方がむしろサッカーらしいです。
 また、ビジネスの世界で言えば、優秀な人材の高額報酬での引き抜きなんてのは常識です。それを精神論で否定するってのは、おかしいと思うんですよね。高額報酬で移籍したビジネスマンを金の亡者のように批判するというのは、前時代的でしょう。

-----引用 ここから-----
「金のために移籍するのは普通。欧州行きもそうだった」。中国移籍のオスカルが語る
フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年01月12日
http://pex.jp/point_news/0094250a50bcd9ca8ca9d404d10c1697

中国から提示された巨額の報酬に魅力を感じたことは認めながらも、金銭面の条件を判断材料とするのはごく普通のことだという考えを述べた。「こういうことは全ての選手に起こるものだ。金のためという目的がないのなら、ブラジルを離れることもなかっただろう」
「欧州へ移籍するのは金のためでもあるし、良いクラブでプレーするためでもある。上海にも、世界最高のリーグのひとつになりたいというプロジェクトがある。オファーに応じるのに時間はかからなかった。家族も代理人も、全員がすぐに受け入れたよ」

 MFパウリーニョ(広州恒大)やレナト・アウグスト(北京国安)などの例もあり、中国移籍がブラジル代表でのキャリアに影響するとも考えていないようだ。「問題だとは思わない。自分のチームで良いプレーができていれば、問題なく代表チームに入ることができるだろう」
-----引用 ここまで-----

■2017/01/13:中国だけでなくロシアへの移籍もカネ目当てという批判

 前述のトップ10に入ったヴィツェルに関しては、ロシア行きのときにも批判があったそうです。

-----引用 ここから-----
ユーベでなく中国を選んだMFが理由を語る。「人生を豊かにする選択だった」  
フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年01月12日
http://pex.jp/point_news/2e2d27c172594b9d6d37f8ae9cdde3f5

 ヴィツェルも含め、中国への移籍を決めた選手たちの選択に対しては、スポーツ面より金銭面を重視しているとして疑問や批判の声もある。だがヴィツェルは「ゼニト行きを選んだ時にも今と同じような論争が起きていた。書きたいことを書けばいい。もう注目を集めるのは慣れているよ」と気に留めていない様子。

「人生の選択でもあった。この経験は、僕にとっても家族にとっても、人生をすごく豊かにするものだと確信している。子供たちはいつか、『中国にもロシアにも住んだことがある』と言うことができるだろう」とヴィツェルは中国移籍を選んだ理由について語った。

 ポルトガルのベンフィカにかつて所属していたヴィツェルは、レアル・マドリーなどへの移籍が噂されながらも、2012年夏にゼニトへの移籍が決定。ゼニトはほぼ同時にブラジル代表FWフッキの獲得も決め、巨額の移籍金での大型補強でメディアを騒がせることになった。そのフッキも現在は中国でプレーしている。
-----引用 ここまで-----

2026年5月7日木曜日

スランプだったガビゴル完全復活、南米年間最優秀選手に

■2017/11/06 ネイマール2世ガビゴル(ガブリエウ)が伸び悩み
■2020/05/03 スランプだったガビゴル完全復活、南米年間最優秀選手に
■2017/03/20 16歳デビューのニュー・アンリことキリアン・ムバッペ、次々と最年少記録を塗り替える
■2017/10/24  97%支持で票を独占!ムバッペが新人賞であるゴールデンボーイ賞に
■2017/05/09 南米で屈指の有望株!ウルグアイのロドリゴ・ベンタンクール
■2017/05/10 フランスではムバッペ、デンベレ、マキシム・ロペス、テオ・エルナンデスが招集外
■2017/05/28 イタリアもロカテッリ、メレト、キエーザらが招集外
■2017/10/12  14歳のファンジェ・トゥーレ、イシアガ・カマラらがU-17W杯で活躍


■2017/11/06 ネイマール2世ガビゴル(ガブリエウ)が伸び悩み

 以前書いたと思ったらどこにも書いていなかったブラジル代表FWガブリエウ・バルボサ(愛称:ガビゴル)。かつて“ネイマール2世”とも言われて期待された若手の注目株です。
 しかし、 現在は大苦戦しているようです。
 昨年8月にブラジル1部のサントスからインテルに移籍し、公式戦10試合に出場したものの、ほとんどベンチスタート。出場機会を求めてベンフィカに移籍。ところが、公式戦4試合にしか出場できていないということで、さらに苦しい感じに。2018年6月までのレンタル期間を短縮してベンフィカを退団するのでは?と見られています。
(“ネイマール2世”がレンタル先で構想外。半年で契約打ち切りか…来年1月に復帰も フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年11月02日 )


■2020/05/03 スランプだったガビゴル完全復活、南米年間最優秀選手に

 同じページの紹介選手ではその後活躍している選手が多かったのですけど、ここでの紹介の時点で伸び悩みという内容だったガビゴル。ただ、彼もついにブレイクしました。とは言っても、ヨーロッパでは結局成功できません。「ガビゴル」という愛称はたくさんゴールを決める選手という意味でつけられたそうですが、「ガビ・ノー・ゴール」のまま、今度はブラジルのサントスにレンタル移籍。ここで復活します。
 さらにレンタル先を変えたフラメンゴでさらに大活躍。カンピオナート・ブラジレイロ2019で優勝に貢献しただけでなく、2019シーズンにカップ戦も含めると40得点と名前の通りにゴールを量産。これで終わりではなく、コパ・リベルタドーレス2019でも12試合9ゴール2アシストで優勝に貢献しました。
 そもそも2019年の南米年間最優秀選手にまでなりましたので、23歳の若手としては活躍というレベルではない活躍。ヨーロッパに適応できなかったのは残念ですが、大活躍と言って良いでしょう。


■2017/03/20 16歳デビューのニュー・アンリことキリアン・ムバッペ、次々と最年少記録を塗り替える

  モナコのFWキリアン・ムバッペが、3月19日にフランス・リーグアン史上最年少で13得点を記録しました。彼はニュー・アンリと呼ばれますが、その元フランス代表のティエリ・アンリが持っていたリーグアン13ゴールの史上最年少記録19歳3ヶ月を更新する18歳3ヶ月でのゴールでした。

 18歳だけですと、そこまで若いわけではないのですが、彼のデビューは16歳347日。これもやはり、モナコの最年少出場記録でアンリを抜いていました。
  さらに17歳62日でのプロ初ゴールも、モナコの史上最年少得点記録でもアンリを抜いたものでした。

“ニュー・アンリ”がまた本家超え。モナコ新星が史上最年少でリーグ13得点 フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年03月20日

 モナコが、チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグ、アウェイでドルトムントと対戦し3-2の勝利しています。この試合でムバッペが2ゴールも奪って活躍したとのことで、その話を2017/04/13に追加。
 18歳113日での1試合2得点は、CL最年少。リーグの方でも、今季は公式戦34試合出場で21得点を記録しており、今乗りに乗っている感じですね。

CL史上最年少の”18歳113日”で1試合2ゴール! ドルトムントを苦しめた若手とは? フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年04月13日

2017/04/21追記:さらに活躍。 ドルトムントとの2ndレグでも先制点を決めて、ホームでの3-1の勝利に貢献。3分に左サイドバックのバンジャマン・メンディが放った強烈なミドルシュートをGKがはじくと、こぼれ球に素早く反応して押し込みました。

 データ情報サイト『opta』によれば、ムバッペはCL通算5得点に達成した史上最年少になりました。これまでは元レアル・マドリーのレジェンド・ラウールが記録保持者で、18歳3か月30日のムバッペはこれを41日更新。

 また、グループステージでは無得点だったが、決勝トーナメント1回戦から4試合連続ゴールを決めた史上初の選手となったとのこと。

サッカー界に18歳の“超新星”現る! ドルト戦で「CL史上最年少記録」を樹立 ットボールチャンネル | スポーツ | 2017年04月20


■2017/10/24  97%支持で票を独占!ムバッペが新人賞であるゴールデンボーイ賞に

 欧州でプレーする若手選手の中から年間を通して最も印象的な活躍を見せた選手に贈られる“ゴールデンボーイ賞”2017の受賞者として、パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペが選出されました。
 ムバッペは全300票のうち291票という圧倒的な得票数を獲得。文句なし!という感じです。
  バルセロナの同じフランス代表FWウスマン・デンベレと、マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードが2位と3位に続いたとあるものの、残りは9票しかないのですから、数票のみでした。

 記事によると、過去には、 ウェイン・ルーニー(2004年)やリオネル・メッシ(2005年)、セルヒオ・アグエロ(2007年)、マリオ・ゲッツェ(2011年)、ポール・ポグバ(2013年)などといった人が選ばれています。
 そうそうたる顔ぶれ…と言いたいところですが、あの選手の名前がない!というのがあるので、第選手となるとは限らないのかも。あまり当てにならないかもしれません。

18歳ムバッペ、圧倒的得票数で“ゴールデンボーイ”受賞。欧州最高の若手選手に
フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年10月23日
https://pex.jp/point_news/d00be21029463d8527a1ee42d0478a3a


■2017/05/09 南米で屈指の有望株!ウルグアイのロドリゴ・ベンタンクール

 日本の感覚だとちょっと理解しづらそうなU-20W杯で日本と対戦へ。ユーベ入り決定済みのウルグアイ新星、大会出場が決定 フットボールチャンネル | 2017年05月08日というニュースがありました。

 南米屈指の有望株として高く評価されるMFロドリゴ・ベンタンクール。国籍はウルグアイで、クラブの所属は南米の名門ボカ・ジュニオルスです。ユベントスへの移籍も既に決まっていると言います。

 であるのなら、今月20日から開催されるU-20ワールドカップにU-20ウルグアイ代表として出場することがニュースになる…というのはおかしな話だと思う人もいるかもしれません。むしろ出場して当然だろう!という話です。

 ただ、海外では、若手選手の代表試合への出場を拒むということがよくあります。試合に出て活躍しすぎてしまう選手だと、チームに欠かせないがために、代表招集を快く思わないのです。

 ボカも当初、チームにとって重要な戦力である同選手のU-20W杯出場に難色を示していた。U-20ウルグアイ代表は大会に向けた準備のため先週中国へと出発したが、ベンタンクールは帯同せずボカに残っていた状態でした。

 しかし、ついにボカもU-20W杯出場を了承。そのためにこのようなニュースとなりました。

 ちなみに、U-20W杯出場では、ウルグアイは5大会ぶりにこの大会に出場するU-20日本代表と同じグループDに入っているそうです。


■2017/05/10 フランスではムバッペ、デンベレ、マキシム・ロペス、テオ・エルナンデスが招集外

 上記のロドリゴ・ベンタンクールに関連して、フランスでは、ユースの大会に出ない選手が多いことがわかる良い記事がありました。それによると、以下の選手らが出場しないことがわかっています。

キリアン・ムバッペ 18歳 モナコ フランスA代表でも活躍、A代表のデシャン監督の意向
ウスマン・デンベレ ボルシア・ドルトムント フランスA代表でもプレー
マキシム・ロペス マルセイユ クラブの意向
テオ・エルナンデス アラベス クラブの意向

フランスの超新星ムバッペ、U-20W杯には出場せず。A代表監督が要請 フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年05月09より



■2017/05/28 イタリアもロカテッリ、メレト、キエーザらが招集外

 海外では、有望若手選手をユースに出さないことが多いとわかる話がまたありました。

 昨年に行われたU-19欧州選手権で、準優勝だったイタリア。当然ここにもタレントが…となるはずなのですが、そうはなりませんでした。
 イタリアのサッカー界は、U-20W杯をタイトルの獲得の場というよりあくまで育成の大会だと考えているそうです。
(【U20】イタリア"主役"不在の理由。要警戒の2トップ、経験では日本有利 フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年05月27日 より)

 まず、以下のようなクラブで活躍した中心選手が、招集されていません。6月に行われるU-21欧州選手権の方に回されるとのこと。

マヌエル・ロカテッリ 一度ミランでレジスタのポジションを確保
アレックス・メレト ウディネーゼからレンタルで回されたSPALでセリエA昇格に貢献したGK
フェデリコ・キエーザ U-19の欧州選手権には招集されていなかったが、フィオレンティーナでブレイク。

 また、シーズン中ということもあり、他にも来ていない選手がいます。

フェデリコ・ディマルコ 左サイドバック。エンポリの残留がもつれたためにシーズン終了後の合流。
アンドレア・ピナモンティ インテルがヨーロッパリーグ出場権を懸けて戦っていたため招集は拒否。

 数少ない大物選手としては、以下が挙げられていました。

ニコロ・バレッラ セリエAでレギュラーだが、カリアリは残留を余裕で決めていた。
ロランド・マンドラゴラ 長期故障の後で試合勘を取り戻させる意味から、ユベントスが許可。

 ウルグアイのベンタンクールは例外的というわけなのですが、この記事でも以下のようにありました。

"ニコラス・スキヤパカッセやロドリゴ・ベンタンクールらを呼んで勝ちに来ているウルグアイには0-1で敗れた"

 そのイタリアに怪我人以外はベストの日本が、2ー2で引き分け。世界のレベルからすると、物足りない感じです。


■2017/10/12  14歳のファンジェ・トゥーレ、イシアガ・カマラらがU-17W杯で活躍

 インドで開催中のU-17ワールドカップで、14歳のギニア代表のFWファンジェ・トゥーレが2試合連続ゴールを記録と、活躍を見せています。2002年11月1日生まれとめちゃくちゃ若いです。
 トゥーレは今年5月に行われた、今大会の予選を兼ねたU-17アフリカ選手権でも得点王に輝いた選手ということで、予選から主力だったっぽいです。すごいぞ、こいつ!

 ただ、 トゥーレは今大会の最年少選手ではありません。同じギニア代表には14歳の選手がトゥーレも含めて5人も招集されていて、うち3人はトゥーレより誕生日が遅いそうです。
 また、トゥーレより約2ヶ月若い大会最年少選手であるDFイシアガ・カマラもこれまで2試合に先発出場ということで、レギュラークラスのようです。恐ろしいですね。

 あと、 チームは2試合で勝ち点1と苦しい状況で、残念ながら、これ以上の活躍は期待できそうにありませんでした。
(U-17W杯で驚異の“14歳”が活躍中。2試合連続ゴールを記録 フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年10月11日より)



2026年5月6日水曜日

中国人がオーナーになり、グラナダがリーガエスパニョーラ首位に

■2018/12/09 ワールドカップのスポンサー、15社中7社が中国企業だったのはなぜ?
■2019/11/01 中国人がオーナーになり、グラナダがリーガエスパニョーラ首位に
■2017/07/14 中国サッカーの交渉は犯罪に近い、ポドルスキが痛烈に批判
■2015/11/28 採算度外視で中国サッカーに貢献する広州恒大のオーナー恒大地産集団




■2018/12/09 ワールドカップのスポンサー、15社中7社が中国企業だったのはなぜ?

 他のところでも紹介されていたのを読んだことがあり、結構有名なんじゃないかと思いますが、習近平・中国国家主席は熱烈なサッカーファン。国家副主席だった2011年7月、北京を訪れていた韓国民主党党首との面談終了後に、韓国のサッカー選手“朴智星(パク・チソン)”のサイン入りサッカーボールを贈られてサッカー談義をしています。
 さらに習近平国家主席は、中国がFIFAワールドカップに出場する、FIFAワールドカップを開催する、FIFAワールドカップで優勝する、これが私の三つの夢だといったそうです。

チーム未出場の中国企業がW杯に意欲的な理由:日経ビジネスオンライン 2018年6月29日 北村 豊
https://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/15/101059/062700163/?n_cid=nbpnbo_ml

 記事では誤解した感じで書いていましたが、実を言うと、この面談の時点で1つ目の夢はすでに叶えられています。中国は2002年の日韓ワールドカップに出場しているためです。アジアの強豪2国が開催国で予選不参加の大会でちょっと特別ですけどね。

 趣味と政治をごっちゃにしてはいけないというのは日本の政治家にも言いたいのですけど、習近平国家主席もそんな感じでサッカー政策も作成。単一のスポーツに限定した全体計画は前代未聞といわれる「中国サッカー改革発展全体計画」を、2015年2月27日、“中央全面深化改革委員会”第10回会議で可決。
 FIFAワールドカップの開催国となり、FIFAワールドカップに参加し、2050年までにFIFAワールドカップで優勝することを目標に掲げたとのこと。「参加」ってのは初出場ではなく、再びワールドカップに出るってことですかね?
 また、2025年までに中国国内に5万カ所の“足球院校(サッカースクール)”を開設して若手選手の育成に励み、2030年FIFAワールドカップの開催国に立候補しようと考えていると言われているそうです。

 なお、ご存知の通り、高額移籍金の外国人選手が次々と中国スーパーリーグにやってきましたが、中国サッカー協会はこれに規制をかけました外国人助っ人の移籍金が4500万元(約7.65億円)以上となった場合には、その同額を中国サッカー協会へ支払うことを義務付けたものです。
 私はこの話を聞いて、習近平主席のサッカー好きが冷めたのかと思っていました。しかし、実はこれが逆。習近平主席が述べた「外国人のサッカースターが溢れている中国スーパーリーグより強大な国家チームの方がより重要だ」と述べていたため、忖度したのではないか?と言われているそうな。

 また、習近平主席の「中国サッカーの夢」に呼応する形で中国企業が積極的に取り組んだのが「2018 FIFAワールドカップ・ロシア」のスポンサー。なんと、FIFAパートナー(7社)とロシアW杯スポンサー(5社)および地域スポンサー(3社)の合計15社のうち、7社が中国企業だったとのこと。多いなぁと思って試合を見てはいたものの、マジで多いですね。
 ただ、記事ではなかったものの、これはビジネス的にもアリな選択の可能性があります。中国はご存知の通り、世界一の人口を有しており、ワールドカップの観戦者も多いはずです。ハリウッドも今は中国人を強く意識して映画を作るほどであり、単純に市場が大きいのです。
 また、スマホなど、日本企業以上に世界で売れているという企業もあります。今回のスポンサーには入っていませんが、HuaweiやXiaomiはヨーロッパのスマホシェアでの3位と4位であり、中国以外でも売れています。なので、海外での売上を含めて、普通に採算が合う企業もあるかもしれません。




■2019/11/01 中国人がオーナーになり、グラナダがリーガエスパニョーラ首位に

  バルセロナ対レアル・マドリーという2つの上位チームの試合が延期という特殊事情があるものの、リーガエスパニョーラ第10節が終了した時点でグラナダが暫定首位。1部復帰したばかりのチームで、しかも、これまで1部にいたシーズンはいずれも下位争い。全くの予想外です。
 "バルセロナ&レアル退け…“昇格組”グラナダが暫定首位。その躍進の裏に中国資本あり"(フットボールチャンネル | 2019年10月29日)では、「その躍進を支えているのが中国人実業家の存在だ」としていました。
 ただし、具体的にどのように良かったのかという話はほとんどなく、本当に中国人オーナーのおかげかどうかは不明でした。
https://pex.jp/point_news/f563987009b307466e0a81f79f133634

 とりあえず、記事によると、 オーナーは、38歳の中国人実業家であるのチャン・リーチャンさん。セリエAのパルマや中国の重慶当代力帆、NBAのミネソタ・ティンバーウルヴズを買収しています。
 パルマなど他のクラブでも大成功しているというわけではなく、パルマは 記事時点で8位。グラナダも最初は失敗で、買収した2016/17シーズンは20位に終わり2部降格。ただ、2018年6月にまだ監督経験の浅かった38歳のディエゴ・マルティネス監督を招聘したことで成功。経験のない監督の謙虚さがチームに団結力を生み、就任1年目でチームを1部昇格に導き、その流れが続いているといった感じ。オーナーの良さと言えるのは、この1点だけみたいですね。

 なお、以前よりもさらに中国勢は目立っている模様。2016年6月には中国の蘇寧グループがインテルの株式の約70%を取得してクラブを買収。2017年8月には吉田麻也が所属するサウサンプトンを中国人実業家のガオ・ジーシェン氏が買収しているそうです。


■2017/07/14 中国サッカーの交渉は犯罪に近い、ポドルスキが痛烈に批判

 中国サッカーは実際あまりうまいお金の使い方をしていない気がしています。もっと堅実にリーグレベルの向上やファン育成を目指した方が良さそうです。
  ただ、中国批判もまた過剰な気がします。Jリーグに来たポドルスキが中国批判をしていたのですが、これも発言の根拠に欠けていて、差別的なものを感じました。

 J1のヴィッセル神戸に加入した元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキには中国からもオファーがありました。
 神戸での年俸は6億円前後とも報じられていますが、「中国で1500万から2000万ユーロ(約19億5000万~26億円)を受け取ることができるというのはとても魅力的に聞こえる話だ」とポドルスキは語っていました。

 ただ、彼は中国の交渉は犯罪に近いと言いました。どういう理由か?というと、単に以下のような話。なぜ犯罪なのかよくわかりません。

「8人や9人もの代理人が間に入ってくるような交渉のやり方は、犯罪にも近いものだ」

 また、 実際に手元に支払われる金額については、「間に絡んでくる黒いルートを経て、大幅に少なくなる可能性が高い」としているものの、これも根拠が不明でした。
(日本を選んだポドルスキ、中国サッカーを痛烈批判。「交渉のやり方は犯罪に近い フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年07月13日より)

 日本人向けのリップ・サービス的なところもあるのかもしれません。





■2015/11/28 採算度外視で中国サッカーに貢献する広州恒大のオーナー恒大地産集団

  ごく一部のクラブの選手の年俸が高騰するというのは、問題なわけですが、採算度外視で中国サッカーに貢献しようという姿勢には、驚かされました。


-----引用 ここから-----
 広州恒大は2007年まで中国の2部リーグにいて、1部の超級リーグに昇格した後も八百長問題を起こすなど褒められたクラブではなかった。しかし2010年、年間売上8000億元超(約14兆円)、利益は200億元(約3200億円)という巨大不動産会社・恒大地産集団に買収されると、その豊富な資金力で外国の一流選手を獲得するなどし、一気に中国を代表する強豪にのし上がった。

ACLでガンバに勝った中国・広州恒大、巨額報奨金の威力は絶大か?|SPORTS セカンド・オピニオン|ダイヤモンド・オンライン  相沢光一 [スポーツライター]【第366回】 2015年10月6日
http://diamond.jp/articles/-/79474
-----引用 ここまで-----

 お金のかけ方はすごいです。

-----引用 ここから-----
 オーナー企業の恒大地産は広州恒大を世界でもトップクラスのビッグクラブに育て、それをベースに中国をアジアナンバー1のサッカー強国にするという野望を持っているようだ。スペインの名門レアル・マドリードと提携し、その指導のもとサッカースクールを開校。広大な敷地に40面以上のピッチがあり、2500人もの生徒が技術を磨いているという。

 広州恒大でプレーするのは他のクラブから引き抜いたトップクラスの選手とスクールから育ったエリート。そして攻撃の切り札として約21億円もの移籍金で獲得したリカルド・グラルをはじめパウリーニョ、ロビーニョといった現役のブラジル代表が顔を揃える。
-----引用 ここまで-----

 ただ、理解できなかったのは、ACLにもお金をものすごいつぎ込んでいることです。

-----引用 ここから-----
ガンバ大阪との準決勝の直前の会見で広州恒大サイドは驚くべき事実を公表した。この2試合に対し勝利給として600万元(約1億1500万円)、得失点差1につき500万元(約9600万円)、決勝進出のボーナスとして600万元を支給するとしたのだ。
-----引用 ここまで-----

 "ACLで優勝した場合、AFC(アジアサッカー連盟)から出る賞金は150万ドル。約1億8000万円だから、完全に足が出てしまう"とのこと。つまり、採算は考えていないのです。
 では、"どうしてここまでACLでの優勝に執着する"のでしょう? 作者は以下のように想像していました。

-----引用 ここから-----
 ACLの優勝クラブはFIFAクラブワールドカップの出場権を得られる。そこには各大陸のクラブ選手権覇者が出場。とくに欧州からはUEFAチャンピオンズリーグを制した世界的ビッグクラブがやってくることになる(昨年はレアル・マドリード、一昨年はバイエルン・ミュンヘンなど)。もし、クラブワールドカップで勝ち進めば、そうしたビッグクラブ(今年はバルセロナが決定)と対戦することになる。そうなれば、中国全土が盛り上がるし、サッカー熱も上がると見込んでいるのではないだろうか。また、そこでいい試合をすれば広州恒大は世界的にもビッグクラブとして認められる。そのための投資なのだろう。
-----引用 ここまで-----

 ちなみに広州恒大は2013年にも優勝しているので、初優勝ではありません。でも、これだけ力入れているんですね。
 私はサッカーに関わるお金が採算に合わないほど高額化するのをあまり望ましいと思っていませんけど、この恒大地産集団の姿勢は、ある意味社会貢献じゃないかと、ちょっと感心してしまいました。



2026年5月1日金曜日

メッシ多すぎ!久保建英、イ・スンウ、ペッレグリ、ウーデゴールなど12人も

■2017/06/24 バルセロナのイ・スンウは「韓国のメッシ」 移籍金は14億円になる模様
■2019/10/24 日本のメッシ久保建英、バルセロナ指導者も「似ていた」
■2017/10/07  イタリアのペッレグリは「NEXTメッシ」、ジェノア会長が称賛
■2014/9/19 子供の名前にメッシと名付けて、アルゼンチンで法律違反と大騒ぎ
■2017/05/09 イランのメッシのそっくりさん、似すぎて警察に連行される
■2019/06/25 メッシ多すぎ!韓国イ・スンウ、ペッレグリ、ウーデゴールなど12人も


■2017/06/24 バルセロナのイ・スンウは「韓国のメッシ」 移籍金は14億円になる模様

  「東欧(バルカン)のマラドーナ」(ゲオルゲ・ハジ)など、「国名の選手名」というあだ名の選手は多いのですが、なぜか最近はダントツで「~のメッシ」が多いです。
 「~のロナウド」はほとんど聞かないんですよ。おもしろいですね。

 現在は同じバルセロナ(性格にはバルセロナのフベニールA(U-17~19相当))の所属ですが、U-20ワールドカップでも才能を見せたイ・スンウは「韓国のメッシ」と呼ばれているようです。
 ドルト、”韓国のメッシ”を獲得か? 代理人「移籍交渉が始まっている」フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年06月23日という記事がありました。

 記事の内容は、 イ・スンウの代理人が「ドルトムントはバルセロナのイに対し興味を持っている。移籍の交渉が始まっている」とコメントしたという話。
 シャルケやマンチェスター・シティー、マンチェスター・ユナイテッドなども注視しているようです。
 また、移籍金に関しては、300万ユーロ(約3億6000万円)という話がありました。ただ、来月以降は1200万円ユーロ(約14億4000万円)と、さらに高くなってしまいます。早めに決まるかもしれません。


■2019/10/24 日本のメッシ久保建英、バルセロナ指導者も「似ていた」

 そもそも「日本のメッシ」と呼ばれていたのは聞いたことなかったのですけど、バルセロナの下部組織でかつて指導したダニ・ホーカスさんも似ているとしており、本物ですね。

<「タケのプレースタイルは(リオネル)メッシに似ているものがあった」と述べている。バルセロナの下部組織時代から久保は“日本のメッシ”と評されていたが、間近に見ていたホーカス氏も、久保はメッシに近いスタイルだったと見ていたようだ>

 この記事は、というもので、 久保といっしょにプレーしていて、今はバルセロナでトップデビュー、最年少ゴールを決めたアンス・ファティについても感想を述べていました。

「アンスは当時から異彩を放っていた選手だった。年齢よりも高いエイジグループの中に入って、シンプルだけど小刻みなタッチを駆使して素晴らしいプレーを見せていた。試合のたびに優れた才能を発揮していたね」

■2017/10/07  イタリアのペッレグリは「NEXTメッシ」、ジェノア会長が称賛

  ジェノアのエンリコ・プレツィオージ会長が、16歳のU-19イタリア代表FWピエトロ・ペッレグリについて“NEXTメッシ”との愛称で称賛しました。
 ペッレグリはジェノアの下部組織で育ち、今も自身のチームに所属する選手。なので、自画自賛的なところがありますね。

「我々は“NEXTメッシ”を持っている。数年後に誰もが彼の存在を知ることになるだろう」

 ただ、注目選手であることは確かでしょう。昨年12月22日に行われたトリノ戦でトップチームデビューしていますが、この時点ではなんと15歳280日。セリエA最年少デビューだそうです。
 第4節のラツィオ戦で今季初出場を果たすと、その試合で2ゴールを記録ということで、結果も出していました。
 (16歳の“NEXTメッシ”をジェノア会長が称賛「数年後に誰もが知る存在になる」 フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年10月04日 より)
■2019/06/25 メッシ多すぎ!韓国イ・スンウ、ペッレグリ、ウーデゴールなど12人も

 メッシと呼ばれる選手多すぎ とわかる記事がありました。韓国イ・スンウ、ペッレグリを既に紹介しているのですけど、あと数人というレベルではありません。何しろあの日本人も…この12年に生まれた「NEXTメッシ」はどうなったのか(2018/09/11 00:00 Qoly)というタイトルの記事なのです。
 記事で出ていたのは、以下の方々。消えている選手が多いんじゃないかと思うのですけど…と見ていくと、そもそもほとんど知らない選手で笑いました。

2006年:ボヤン・クルキッチ バルセロナの下部組織出身でメッシの同僚。現在はイングランド2部のストークでやや苦しんでいる。私は「ボージャン」の紹介で見ていた選手。似ているとは感じませんでした。
2007年:ヘラルド・ブルナ レアル・マドリーの下部組織出身。移籍したリヴァプールで出れないなど活躍できず今はセミプロに。
2008年:マウロ・サラテ ラツィオ、バーミンガム、ウェストハム、QPR、ワトフォードなど。イタリアでは良かったものの、イングランド移籍後低迷し渡り鳥に。
2009年:アーミル・サユード アルジェリア生まれ。エジプトの名門アル・アハリに移籍して注目されたが活躍できず帰国。代表経験もない。
2010年:ガイ・アスリン バルセロナユースにいたイスラエル人。27歳の現在はカザフスタンのクラブでも1試合のみで退団。
2011年:イケル・ムニアイン 16歳でアスレティック・ビルバオのトップチームにデビュー。現在でもビルバオに所属。
2012年:宮市亮 アーセナルから2011年にフェイエノールトへとローン移籍し、「日本のメッシ」「リョウジーニョ」と注目。しかし度重なる怪我に苦しみ成功できず。…日本人って誰かと思ったら、宮市ですか。全然タイプ違うと思いますけどね。ユース代表で見た宮市はサイドでの縦のスピードが魅力のタイプでした。
2013年:ライアン・ゴールド  スコットランドの17歳で「ベビー・メッシ」と呼ばれた。スポルティング・リスボンに買われたがほとんどプレーできず、スコットランドに戻っている。
2014年:アレン・ハリロヴィッチ  17歳でバルセロナと契約するも活躍できず、その後移籍しても同様。
2015年:マルティン・ウーデゴール  15歳でノルウェーでデビュー。レアル・マドリーに移籍したが、ローンを繰り返している。ウーデゴーは名前は知っていますね。彼はローン先で結構活躍しており、悪くない可能性があります。まだ20歳です。
2016年:イ・スンウ 彼もバルセロナ出身。シャビは評価したものの、トップ入りできず、移籍先でも苦しんでいました。ワールドカップで見て、パフォーマンスは良くなかったものの、タッチが好み。似ているというのはわからなくないですが、メッシのように中央でプレーするより、ウインガー的な使い方の方が生きるタイプではないかと思います。
2017年:ピエトロ・ペッレグリ  16歳でジェノアでゴール。21世紀に生まれた選手として、セリエAではじめてのゴールでした。モナコに移籍し、そちらでもゴール。めちゃくちゃ若いので、真価が問われるのはこれ以降ですけど、一番いい感じですね。




■2014/9/19 子供の名前にメッシと名付けて、アルゼンチンで法律違反と大騒ぎ

 えっ、何で論争になっているの?と不思議だった話。ダメだった理由は、法律違反でした。

-----引用 ここから-----
我が子の名「メッシ」はNG? 母国で論争、その理由は:朝日新聞デジタル 田村剛 2014年9月14日15時17分

 地元紙クラリンなどによると、名付けたのは同国リオネグロ州の男性。8月下旬に生まれたばかりの長男は、本来は名字である「メッシ」をファーストネームに持つ初のアルゼンチン人となった。男性は「子に『リオネル』と名付ける人は多い。でも、『メッシ』の方がインパクトがある。私はメッシの父親だ」と話している。

 アルゼンチンでは、国の法律で、名字をファーストネームにすることを禁じている。それだけに、メッシの故郷サンタフェ州は「法律違反」と反発。人気サッカー選手の名字を名付ける風潮が高まりかねないとして、こうした命名を禁止する動きを見せ始めた。ただ、「柔軟に対応できる」(別の州)と、州によって法律の解釈が分かれており、議論が高まっている。
http://digital.asahi.com/articles/ASG9F14H1G9DUHBI03M.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_ASG9F14H1G9DUHBI03M
-----引用 ここまで-----

 日本では、苗字と名前に同じものが使われるという例があります。英語圏なんかでも珍しくない…というか、私はむしろ日本以上に多いと感じていました。
 アルゼンチンはスペイン語圏。名付けが欧米文化と違うかなど、わかりませんが、苗字と名前って基本的に違うものなんですかね…。不思議に感じた話です。
 アルゼンチン代表の名前見ていて、それっぽかったのはテベス。Carlos Alberto Tévezなのですが、「Carlos」なんかは苗字でも使われていそうなもの。
 アルゼンチンの例は見つかりませんでしたが、ブラジルのロベルト・カルロス(Roberto Carlos)など、カルロスは苗字でもあるんじゃないですかね?


■2017/05/09 イランのメッシのそっくりさん、似すぎて警察に連行される

 似すぎて警察に連行って意味不明だと思ったのですが、マジでそうなってしまったそうです。

 イランの都市・ハマダーンで警察に連行されたのは、イラン人学生のレザ・パラストシュさん(25歳)。メッシの真似をしたきっかけはちょっと変わっていて、父親にメッシのような髪型と髭の手入れをするように言われたため。自分でやろうと思ったわけじゃないんですね。
 このそっくりっぷりというのは、10番のユニフォームを着て街中を歩くうちに、通行人に写真を求められるようになったということでわかります。そして、今回は街が大騒ぎになったため警察に連行されるといった事態にまでなりました。

 交通の邪魔になるとしてパラストシュさんの車が押収されているともありましたので、たぶん交通関係の問題が連行の理由でしょうね。ゲリラライブ的な問題なのだと思われます。
(メッシに激似! あまりにも似過ぎて町中大騒ぎ。混乱招き警察が連行 フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年05月09より)



2026年4月26日日曜日

スカウトは選手をモノ扱い、紹介選手のその後も興味なし

■2020/01/06 スカウトは選手をモノ扱い、紹介選手のその後も興味なし



■2020/01/06 スカウトは選手をモノ扱い、紹介選手のその後も興味なし

 1998年の対戦国ルポという記事の切り抜きが出てきました。たぶん読売新聞ですね。アルゼンチンの回で、スカウトの話でした。(記者名は、遠藤雅也)
 記者が話を聞いていたイジドーロさんは、やり手のスカウトだと評判。38歳だそうですけど、かなりハゲが進行しており、もっと年上に見える人。ただ、やり手と言われているように、写真の雰囲気は年取っているという感じではなく、ギラギラしたところがあります。
 サッカー少年らにやさしく話しかけるのですけど、これは飽くまでビジネス的なものでしょうね。サッカー少年は飽くまで稼ぐ手段であり、興味はなさそうでした。

 イジドーロさんが一番儲けたのは5年前。ある少年をあるチームに紹介したとき、適当に15万ペソ(2100万円)とふっかけました。イジドーロさんはかなり高い金額を言ったつもりでしたが、なんとその場で現金を渡されて驚いたそうです。
 少年の父親の取り分として半分の7.5万ペソを送ってすぐ、10万ペソが送り返されてきました。不思議に思って尋ねると、60万ペソでヨーロッパに移籍して、20万ペソをもらったため、また半分を律儀にスカウトに渡したようです。イジドーロさんは「一番儲けたときに一番損した」「交渉力と才能を見る目があれば」と悔しがります。

 さて、飽くまでビジネスだという話は、ここから。上記のような話を聞くと、その後少年がどうなったか気になると思うのですけど、イジドーロさんは「知らない」と素っ気なし。
 アルゼンチンでは当時クラブ経営が苦しく、有望な若手を安く買って高く売るビジネスでギリギリでやっていました。それを踏まえてなのか、選手はモノ扱いか?と尋ねると、選手も出世できて「皆が潤う。正当で夢のあるビジネスだ。どこか変かね」といった回答。アルゼンチンではイジドーロさん以外も似たようなことをよく言っていたそうです。記事では、批判的なニュアンスでした。
 とはいえ、私もスカウトがあることだけでしたら、別に全然悪いことだとは思いませんけどね。


2026年4月25日土曜日

スポーツは努力より遺伝 親子プロサッカー選手がその証拠?

■2019/04/05 スポーツは努力より遺伝 親子プロサッカー選手がその証拠?
■2019/04/05  海外ではシュマイケルやラウドルップなど大成功の例多い



■2019/04/05 スポーツは努力より遺伝 親子プロサッカー選手がその証拠?

 前にも似たような話を書いたのですけど、親子のプロサッカー選手がいるというのも、努力より遺伝の関係が強いよねとわかる事例だと思われます。"オールドファン胸熱の親子鷹。遺伝する才能はJにも、神戸GK前川黛也は近未来の日本代表候補【西部の目】"(フットボールチャンネル | スポーツ | 2019年04月05日)という記事がありました。    
https://pex.jp/point_news/9736c510c076fb2529bff1eb4682986f

 ただ、日本ではなぜか、名選手の子供がプロ入り止まりで、代表入りすら苦労することが多い気がしますね。以下の例では、代表出場試合数が多いわけではないハーフナー・マイクで出世頭といった感じ。

<日本>
ハーフナー・マイク 父ディド・ハーフナー
水沼宏太 父 水沼貴史
風間宏希、風間宏矢  父 風間八宏
前川黛也 父 前川和也
広瀬陸斗 父 広瀬治

 前川黛也は父と同じGKですが、当初はフィールドプレーヤー。そのせいか足下の技術が高いとのこと。父のほうは日本代表の常連だった名GKだが、足下に関しては息子のほうが格段に上としています。ただし、もっとも父親はプロになってからバックパスのルールが変わっているので、当時のGKは皆ボールを足で扱うことには苦労していたとフォロー。そういえば、バックパスルールって比較的新しいんですよね。すっかり忘れていました。
 この足元の良さを活かした高いビルドアップ能力に加えて、セービングも良いとのこと。と外国人出場枠の関係で、韓国代表のキム・スンギュに代わって出ても、遜色ないセーブ能力と配球力を見せるとのことで、高評価でした。

 また、横浜F・マリノスも広瀬陸斗も期待っぽいです。セットプレーの名手で中盤だった父とは異なり、主に右サイドバックでプレー。ただ、いろいろなポジションを経験している他、現在のチーム自体がポジショニングに流動性があるスタイルということもあり、父と同じ中盤的な働きもする模様。テクニックもビジョンもあり、サイドバックというよりMFのプレースタイルだといいます。


■2019/04/05  海外ではシュマイケルやラウドルップなど大成功の例多い

 記事では、クライフ家については父があまりに偉大すぎたため息子の存在は霞むが、それでもオランダ代表に入りビッグクラブでもプレーしているとありました。知らないなと思いましたし、「ジョルディ・クライフ」という名前を見ても最初ピンと来なかったのですけど、そうだ、登録名ではクライフ使っていませんでしたね。リーガ・エスパニョーラで見ました。私は「ジョルディ」ではなく「ヨルディ」で記憶。ずば抜けた選手ではないですけど、悪くないといった印象でした。

<海外>
ミカエル・ラウドルップとブライアン・ラウドルップ 父フィン・ラウドルップ
ファン・セバスチャン・ベロン 父ファン・ラモン・ベロン
ユリ・ジョルカエフ ジャン・ジョルカエフ
カスパー・シュマイケル 父ピーター・シュマイケル
パオロ・マルディーニ 父チェーザレ・マルディーニ
ジョルディ・クライフ 父ヨハン・クライフ


 作者はラウドルップの父を見てそっくりで驚いたそうです。ただ、親子といわれて「そういえば似ているかな」という程度のことのほうが多いかもしれないといいいます。ところが、全然似ていないというケースはあまりない気がするとも。およそどの親子も、手取り足取り教えていたという話は聞かず、「小さいときに蹴り方ぐらい教えた気がする」というのがほとんどなのだが、なぜか似てしまうのだから遺伝子恐るべしだ、と書かれていました。


2026年4月17日金曜日

弱い金持ちクラブ・資金力がなくても強いクラブ 違いはどこ?

■2023/03/30 弱い金持ちクラブ・資金力がなくても強いクラブ 違いはどこ?
■2023/03/30 トッテナムの監督解任の反応 監督ではなくレヴィ会長への批判ばかり



■2023/03/30 弱い金持ちクラブ・資金力がなくても強いクラブ 違いはどこ?

 どこかで資金力とクラブの安定性と成績に関する研究の話をやったと思うのですが、忘れちゃったのでとりあえず、ひとつまとめ。基本は選手年俸の高いチームが強いものの、同じような資金力でも成功するクラブとそうではないクラブがあり、その違いは何か?と調べた論文かなにかだったと思います。
 で、結論はクラブの安定性などいったものだったはず。該当記事が見つかりましたら、同じページにまとめたいです。

■2023/03/30 トッテナムの監督解任の反応 監督ではなくレヴィ会長への批判ばかり

 イングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーがコンテ監督を解任しています。

・スパーズがコンテ監督の退任発表…セインツ戦後の選手・クラブ批判が最後の引き金に (23/3/27(月) 6:49配信 超WORLDサッカー!)
<トッテナムは26日、アントニオ・コンテ監督(53)との契約を双方合意の下で解消したことを発表した>
<リーグ戦では暫定4位に位置するが、チャンピオンズリーグ、EFLカップ、FAカップはすべて敗退し、シーズン無冠がほぼ確定。
今月18日に行われた最下位サウサンプトン戦では3-1のリードからまさかのドロー。暫定ながら3位浮上のチャンスを逸した。
試合後会見では堪忍袋の緒が切れたかのごとく、身勝手な選手がいるなどと苛立つ感情を表立たせると、「20年間も同じオーナーで一度も優勝がない」とも(引用者注:トッテナムの)ダニエル・レヴィ会長下の悪しき体質にも切り込んでいた>
https://news.yahoo.co.jp/articles/394373bde8e962e5dd9deaf617b6b0a0e9972d72

 ヤフーニュースのコメント欄を見ると、コンテ監督を支持し、ダニエル・レヴィ会長を批判する声ばかり。驚くほど一方的です。レヴィ会長はどうも相当評判が悪いようでした。

<ここまで親身になってスパーズを変えようとしてくれた監督を切るって、レヴィは経営者としては、立派だと思うけど、チームを優勝させたいって気概がないんだろうな…。
20年タイトルすら獲れてない時点で、サポーターもいい加減限界を感じてるのは?
クラブが今まで勝ち切れないぬるま湯って言われ続けてる最大の理由って選手にも勿論原因はあるだろうけど、最大の理由はレヴィがいつまでもトップに居続けて変革することが出来ないからなんだろうな。
もうコンテすらも解任してしまうようなクラブに、一流の監督は招聘されても行きたいとは思わないと思う>

 レヴィ会長のことをよく知らないので検索。すると、「経営者としては、立派だ」とのコメントでもあったように、ビジネスマンとしては優れているとされていました。交渉では徹底して自己の利益を追求。このため、交渉関係者には不評のようです。

・敏腕ビジネスマンすぎるのも問題か トッテナム会長にモドリッチが物申す|theWORLD(ザ・ワールド)|世界中のサッカーを楽しもう! 2020年08月19日
<サッカー界には名物会長と呼ばれる人物が何人かいる。おそらく、トッテナムのダニエル・レヴィ会長もその一人と言えるだろう。
 近年におけるトッテナム躍進に多大な貢献を果たしてきたレヴィ会長。彼が長期的な目線で改革を焦らなかったからこそ、今のスパーズがあると言っても過言ではないか>
<一方でレヴィ会長はあまりにも物事をビジネス的に捉えすぎると主張する人物がいる。それは2008年から2012年までトッテナムに在籍したクロアチア代表MFルカ・モドリッチ(現レアル・マドリード)だ>
「交渉は厳しいものになった。代理人は僕に包み隠さず全てを話してくれたよ。結果的に言うと、レヴィが全てを狂わせていたんだ。両者が何かに合意するたび、彼はさらに別のものを求めたんだ。かなりストレスが溜まったね。妻をはじめとした家族もさ。あまりにも話が決まらないから、妻に『レヴィはなんてアンフェアな奴なんだ?』って話したことを覚えているよ」
<モドリッチの売却に際して、レヴィ会長はここぞとばかりにレアルへ追加条件を要求していたという。ステップアップを望む選手としてはたまったものではなかったか。クラブの利益を優先するあまり、選手の気持ちを考えることができていないとモドリッチは痛烈批判を展開している>
https://www.theworldmagazine.jp/20200819/01world/england/291719

 トッテナムはビッグクラブではありますが、イングランドではもっとお金のあるチームがいくつもあり、資金力からすれば十分に成功していると個人的には思います。確認のために各チームの年俸ランキングもちらっと見ました。やはり私のイメージ通り、トッテナムは上位ではあるものの、少し下のグループです。
 レヴィ会長もこの意識で他の金満クラブを批判。これに、シティのグアルディオラ監督が反発していたようです。

ペップ・グアルディオラがスパーズのダニエル・レヴィ会長を名指しで批判 | スパーズ・ジャパン 2023.02.11
<トッテナムのダニエル・レヴィ会長はプレミアリーグの他クラブによる「持続不可能な支出」を非難し、マンチェスター・シティの指揮官はこれに敏感に反応した>
<レヴィの希望は、チェルシーがこの冬の4週間で新戦力に3億2300万ポンド以上を費やしたことを受け、ヨーロッパのクラブに適用される新たな財務規則が、競争を平準化するのに役立つとことだ。
「プレミアリーグの状況はこの10年で大きく変わりました。一部のファンがより多くの選手補強への投資を求めるのは理解できますが、その多くはほとんどのクラブにとって持続不可能なことです。私たちは、政府系ファンドが所有するクラブやコンソーシアム・ファイナンスがオーナーとなったクラブが増加しているリーグで戦っています。また、資金力が、移籍マーケットを支配し歪める力を持つ少数の人々の手に委ねられたリーグで戦っています」
「私たちは、より強固な財政的持続可能性とファイナンシャル・フェアプレー(FFP)を強制するこの競技のガバナンスへの変更を歓迎します。欧州では、新たに導入されたUEFAの財政的持続可能性規則を含め、FFP規制に関する大きな変更が導入されており、その影響は2025-26シーズンから本格化します。このルールは、『支払能力』『安定性』『コスト管理』の3つを柱としており、クラブは3シーズン以内にこのルールに適応することが求められます。多くの人が、この新しいルールがこの競技の流れを変えるだろうと予想しています。さらに厳しい規制がその先に導入されるかもしれません」>
<UEFAのFFP規則違反による2年間のヨーロッパの大会での出場禁止処分が2020年にスポーツ仲裁裁判所によって覆されたことについて、「クラブは完全に無実であることを証明した」と語るグアルディオラ。
(中略)今回の告発は他のクラブが主導したものかと問われると、グアルディオラはこう答えた。
「もちろんそうだ。プレミアリーグなんだからね。プレミアリーグの(クラブの)CEOたち、ダニエル・レヴィ、こういった人たちのところに行って聞くしかない。記者会見を開いて聞くんだよ」>
https://spurs.sc/archives/2023/02/daniel-levy-tottenham-title-guardiola

 トッテナムは今シーズン積極補強をしたのにうまく行かなかった…というパターンだった模様。ただし、前述の通り、トッテナムは資金力があるのに成功していないチームということはなく、資金力からすれば十分健闘していると思います。一方で、個性的すぎる会長が負の作用を起こしている可能性も感じさせる一連の記事でした。

2026年4月15日水曜日

4人のネクストロナウド2世、フェリックス、グエデス、アンドレ・シウバ、ウマロ・エンバロ

■2019/03/25 3人のネクストロナウド2世、フェリックスなど
■2019/03/25 すでにポルトガル代表で活躍のゴンザロ・グエデスも「C・ロナウド2世」
■2019/03/25 ロナウドが後継者として認めたのは、アンドレ・シウバ 
■2017/10/21 ウマロ・エンバロは「NEXTクリスティアーノ・ロナウド」



■2019/03/25 3人のネクストロナウド2世、フェリックスなど

 ポルトガル1部のベンフィカに所属するFWジョアン・フェリックスは、19歳ながら公式戦で27試合に出場し、11得点。飛び級でU-21のポルトガル代表に選出されています。ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの後継者、ネクストロナウドとも言われています。
 1億2000万ユーロ(約149億円)の移籍金が設定されていますが、ヴィエイラ会長は「売る気はないし、彼の契約解除金を引き上げるつもり」としていました。
(ベンフィカ会長”ネクストロナウド”放出を否定。「売る気はない」「移籍金をさらに上げる」 フットボールチャンネル | スポーツ | 2019年03月24日 より)
https://pex.jp/point_news/40319d290178ec1ce6daa5ea4c463bc0

 こういうネクストなんとかや、なんとか2世というのはいっぱいいるだろうと思います。上記だけだと短いのでもう1人…と思ったら、簡単に2人見つかりました。
(2025/06/24にさらに4人目を追加。うちのブログの他のところで書いていたのに気づいて、移動させてきました)


■2019/03/25 すでにポルトガル代表で活躍のゴンザロ・グエデスも「C・ロナウド2世」

 一人は同じポルトガルのゴンザロ・グエデス(ゲデス)。彼もまだ若く、22歳です。すでに代表でプレーしており、プレースタイルがクリスチアーノ・ロナウドに似ていることから、ポルトガルでは「C・ロナウド2世」とも呼ばれる逸材だとのこと。
 というか、彼はロシアワールドカップでレギュラーだったので見ましたね。ロナウド本人と2トップを組んでいました。
 しかし、プレースタイルは全く似ているとは感じませんでしたし、卓越した才能も感じなかったので「ロナウド2世」と呼ばれていると知ってびっくり。
 21歳の若さでポルトガルのレギュラーというのは素晴らしいですし、ロナウドとの関係性で違うプレースタイルを演じていたのかもしれません。ただ、爆発的なスピードや卓越したドリブルを見せることはなく、むしろ守備をサボるロナウドの代わりに守備面での奮闘が印象に残りました。ロナウドを意識したポジショニングも良かったです。良い選手だと感じたものの、 「ロナウド2世」と言われると、はてな?と思います。


■2019/03/25 ロナウドが後継者として認めたのは、アンドレ・シウバ

 こうしたあだなでは「日本のロナウド」などといった感じで、同じ国の選手とは限らないのですけど、もうひとり出てきたのも同じポルトガルの選手でした。 アンドレ・シウバです。彼も23歳ですからまだ若いですね。ロナウド本人も後継者として認めているそうです。

 "母国では決定力の高さからクリスチアーノ・ロナウドの後継者と謳われ、その先人も「僕が引退してもポルトガルは大丈夫だ。僕らはアンドレ・シウバという素晴らしいアタッカーを見つけた」と激賞する"
(ミランが「C・ロナウド2世」を獲得! 本田圭佑から10番を引き継ぐか?   サッカーダイジェストWebより)

 じゃあ、代表で見たかな?と私のメモを見ると、やはりロシアワールドカップで出ていました。ただ、途中交代で20分未満のプレー。特に印象に残らず、メモはなし。
 やはり若いベルナルド・シウバやアドリエン・シウバもいて、今のポルトガル代表はややこしいですね。


■2017/10/21 ウマロ・エンバロは「NEXTクリスティアーノ・ロナウド」

 最近はメッシにたとえられる選手が多い と、別のところで書いたんですが“NEXTクリスティアーノ・ロナウド”と呼ばれる選手もいました。
 これは、ベンフィカの下部組織(U-19)に所属する16歳のU-17ポルトガル代表FWウマロ・エンバロのこと。英紙『エクスプレス』は、以下のように報じました。

「(引用者注:マンチェスター・)ユナイテッドが“NEXTクリスティアーノ・ロナウド”と呼ばれる小さな星・エンバロのスカウティングを行なった」と

 なお、彼は、今年4月に行われたモンテギュー国際大会2017に出場。U-16日本代表を2-1で破っていた準決勝では2ゴールを決めていたという、日本にとっては苦い思い出がある選手でもあるようです。
(マンU、16歳の“NEXT・Cロナ"獲得目指しスカウト派遣。今年4月に日本戦で2得点 フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年10月20日 より)



2026年4月11日土曜日

モドリッチやメッシの隠れた親戚が別の国で代表選手に

■2019/03/27  モドリッチやメッシの隠れた親戚が別の国で代表選手に
■2019/03/27 父がブラジル代表のチアゴとラフィーニャ、いとこもスペイン代表 



■2019/03/27  モドリッチやメッシの隠れた親戚が別の国で代表選手に

 意外なサッカー選手の親戚の話。名字が違う時点で意外なのですけど、海外は移民が多いので、国籍すら違うケースがあるので、マジでわかりません。

<クロアチア代表MFルカ・モドリッチ 元オーストラリア代表FWマーク・ヴィドゥカ>
 従兄弟。私は「ヴィドゥーカ」という伸ばす言い方に聞き覚え。でかいFWだった気がしましたが、188cmでやはり長身です。
  ヴィドゥカはオーストラリア生まれですが、父がクロアチアからの移住者なんだそうです。
 (あなたは知ってた? 実は血縁関係にある世界のサッカー選手たち | サッカーキングより)

<アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ スペイン代表FWボージャン・クルキッチ>
 親戚だったと判明したのは2011年のことということで、新しいですね。このエピソードでわかるように「遠い親戚」。メッシのルーツはスペインのカタルーニャ州にあり、曽祖父がボージャンの曽祖父と兄弟だったとのこと。
  クルキッチではなく、ここでボージャンと言われて気づきましたが、彼もバルサにいて、超期待の選手でしたね。記事でも"バルセロナの下部組織で育ち、少年時代から「天才」と称されてきた2人"としていました。私は見ていて良さがわからなかったタイプなのですけど、ボージャンは伸びませんでしたね。
 記事では「スペイン代表」でもなく「スペイン人」と紹介。ただ、調べてみると1試合出場経験がありました。また、カタルーニャ代表でもあります。


■2019/03/27 父がブラジル代表のチアゴとラフィーニャ、いとこもスペイン代表

<スペイン代表MFチアゴ・アルカンタラ FWロドリゴ ブラジル代表MFラフィーニャ>
 チアゴとラフィーニャの父がアメリカW杯優勝のブラジル代表マジーニョだとのこと。じゃあ、兄弟なのか。
 また、スペイン代表のロドリゴ・モレノ・マチャドはいとこ。チアゴとロドリゴは代表でいっしょですね。そのロドリゴの父アダルベルトもまたブラジルのプロサッカー選手だったとのこと。このアダルベルトというのは、じゃあマジーニョと兄弟ってことでしょうね。

 <ナイジェリア代表FWアレックス・イウォビ オーガスティン・オコチャ>
 これは聞いたことありました。イウォビの叔父がオコチャです。プレースタイルも似ていると聞いて、オコチャが結構好きだった私は楽しみにしていたものの、あまり良さがわかなくて残念でした。

<ボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコ DFエミル・スパヒッチ>

 従兄弟。ボスニア・ヘルツェゴビナ代表の歴代出場数でトップ2。

<カメルーン代表FWジョエル・マティプ DFマーヴィン・マティプ ジョゼフ・デジレ・ジョブ>
 マティプ兄弟とジョブはいとこ。皆カメルーン代表でそこはそこまで意外ではないものの、兄弟はドイツ生まれ、ジョブはフランス生まれであり、カメルーン以外での代表の資格がありました。

<オランダ代表DFパトリック・ファン・アーンホルト MFレロイ・フェル>