■2022/11/16 ウルグアイ代表、やはりバルベルデ、ヌニェスという新星が注目
■2022/11/26 4年前に見たかったバルベルデ、さも簡単な感じで淡々とすごいプレーを連発
■2022/12/13 守備良し・パス良し・シュート良し…バルベルデがすごすぎる!
■2023/02/05 ウルグアイ好きな選手ベスト11 レコバ、ロデイロ、ベンタンクールなど
■2018/06/21 ウルグアイ代表タバレス監督が杖をついている理由は年齢じゃない
(中略)
■2018/06/21 若手らしからぬゆるい動きのベンタンクール、必死なプレーが見たい
(中略)
■2018/07/01 スアレスとカバーニの相思相愛っぷりが今日もやばかった!
■2018/07/07 スアレス・カバーニのコンビは諸刃の剣でウルグアイの短所でもある
■2022/04/27 ウルグアイの有望若手はヌニェス、ゴメス、バルベルデなど
カタールワールドカップ2022に向けたウルグアイ代表の注目選手が知りたくて検索。特に若手について知りたいと思いました。ところが、検索で出てきたのは、<《ウルグアイ黄金世代》集大成のW杯へ スアレス、カバーニ、ゴディンのベテラン三銃士はまだ外せない>(2022/3/31(木) 16:40配信 theWORLD(ザ・ワールドWeb))という記事だったんですよね…。
<黄金期も終わりは近い。今年のカタール大会へ向けた南米予選は苦しみながら突破を決めたが、エースのスアレス(35)、カバーニ(35)はこのカタール大会が最後となるだろう。
下の世代にはベンフィカのダルウィン・ヌニェス、バレンシアのマキシ・ゴメスらがいるが、ウルグアイではまだスアレスとカバーニの方が序列は上だ。ビッグクラブから注目されている22歳のヌニェスも、今回の南米予選では1ゴールしか挙げていない。まだまだスアレスやカバーニの存在感には及ばない。
世代交代も叫ばれるが、ウルグアイは今回のカタール大会まではベテランとなった黄金世代に託すつもりだろう。最終ラインには36歳のディエゴ・ゴディンが構えており、この南米予選でもキャプテンマークを巻いて17試合こなしている。クラブでの状況に関わらず、ウルグアイはゴディンをディフェンスリーダーで固定しているのだ>
https://news.yahoo.co.jp/articles/fbef256f2f2f1e9730736d3a014ce17e5e9c315c
「ベテラン三銃士」ではCBのゴディンが好きですが、彼のためだけに試合を見る…という気にもなりません。ベテラン中心となると、年齢を重視する私の予想では「苦戦」ということになります。
前回大会メンバーで好きだった選手としては、CBヒメネス、CHベンタンクールあたりもいると思うんですけど、注目ではないようです。また、私が前回大会で選ばれずにショックだったバルベルデを見てみたいのですが、記事では彼の名前もありませんでした…。
一方、ヤフーニュースのコメント欄では「ヌニェス、バルベルデ、アラウホなど若手が台頭してるし、まだまだ強豪国としての地位は確立できると思う!マキシ・ゴメスが伸び悩んでいることは確かに気掛かりだけど(苦)」といった前向きな声がありました。一般的には最近のウルグアイは若手育成がうまい国とされています。
ついでに見たことがないバルベルデの特徴について事前に調べておくことに。<フェデリコ・バルベルデのプレースタイル、特徴とは?レアルの中盤を担う新星ハードワーカーを解説!│Dale Blanco(ダレ・ブランコ!)>というページを読んでみました。
https://dale-blanco.com/post/219
こちらによると、フェデリコ・バルベルデのあだなは「パハリート(小鳥)」。なんか可愛らしいですね。ただ、181cm、78kgだとのことで、全然小鳥っぽくない体型。でかい!というほどではないですが、猛禽類の方が似合いそうな体型です。
レアル・マドリーではCHで出ていると聞いた気がしたので守備的なのかと思ったら、当初、カスティージャ(Bチーム)ではトップ下も。少年時代には得点も多くとっていますし、当初は攻撃的なタイプだったのかもしれません。CBでも使われたことがあるそうですが、守備専門ではなさげですね。
肝心のプレースタイルとしては、豊富な運動量、縦への推進力(ドリブル)、献身的なプレー、攻撃センスの高さと足元の技術だとのこと。ビルドアップもできるといいます。やはり技術が高さが伝わってくるものの、献身性や運動量があるというのは貴重。監督に重宝されるタイプですね。
本人がロールモデルとしているのは、スティーブン・ジェラードとされていたものの、ミドルシュートが足りないように見えました。が、後から、パワフルなシュートもできるという説明が出てきました。完璧すぎやしません?
ただ、玉にキズなのは、ちょっとファールが多いことだそうな。とはいえ、説明を見ると、完全に好きなタイプ。やはりウルグアイはみたいですね。
ただ、そもそもレギュラーなの?というのが気になるところ。検索してみると、2021年のコパ・アメリカでは、CH2枚は前回大会のベンタンクール、トレイラのコンビが基本。彼らは若いですが、基本、他のメンバーもそのまんまで世代交代がちょっとうまく行っていない感じですね。ウルグアイの試合を見るかどうかは悩むところです。
ふと思いついて動画検索したら、プレー集が見えました。やはり足元うまいですね。ボールタッチが良いですし、アウトサイドも普通に使えてアイデアがあるプレーが可能。アシストやその前の決定的なパスも出せるようです。
守備を含めて球際の強さもありそう。それほど大きい選手じゃありませんが、フィジカルも悪くなさげです。スピード不足という感じではなく結構速そうなのも、攻守に生きそう。映像じゃわかりませんが、加えて運動量があるというからヤバイですね。スライディングのシーンも多く、献身性は見えます。
シュートに関しては、映像では強いシュートは見られず。それよりやはりキックのうまさに裏付けられるコースを狙ったシュートがすごいです。コースを狙うとスピードが落ちがちなのですが、ハイスピードで正確なキックができます。パスも同じくスピードと精度の両方を備えていて、これは技術の高さに裏付けされたものでしょう。簡単にキックしているように見えるものの、超ハイレベル。これだけ技術があって献身的なプレーってすごいですわ。やはり好きになれそうな選手ですね。
【Rマドリーの小鳥】22歳のフェデリコ・バルベルデの献身的な超絶プレー集!
■2022/11/16 ウルグアイ代表、やはりバルベルデ、ヌニェスという新星が注目
<2022 W杯で注目すべきウルグアイ人選手5選>(FIFA)では、「人口300万人強(引用者注:人口350万人ほど)の国で3度目のワールドカップ制覇を目指して」と書いていました。以前から言われているように、これだけ人口が少ないのにワールドカップの常連でなおかつグループリーグをよく突破して、さらには、上位まで来ることがあるというのが驚きですね。一時的なものではなく、コンスタントに力を発揮してきます。
https://www.fifa.com/fifaplus/ja/articles/uruguay-cinco-jugadores-a-seguir-ja
セルヒオ・ロシェ ポジション:ゴールキーパー 年齢:29歳
<ロシェは短期間で一気にレギュラーポジション獲得へと登り詰めた。(中略)
クラブではルイス・スアレスが復帰するまではキャプテンも務めていた。反射神経抜群で空中戦と1対1でも強さを誇る。代表に定着してまだ間もないが、堅守の要として後方から積極的に味方へ指示を出す選手だ>
フェデリコ・バルベルデ ポジション:ミッドフィルダー 年齢:24歳
<異なったポジションで、いくつも役割を任されることが可能なタイプで、試合中のポジションや役割変更にも難なく対応可。ハードワークで労を惜しまないバルベルデだが、攻撃の面でもチームの手助けをする。直近のマドリードダービーでもボックス・トゥ・ボックスのスタイルから、決勝点を挙げるなど2-1の勝利に貢献した。すでにシーズン4得点目である。
レアルではサードストライカーであり、4人目のミッドフィールダーで、5人目のディフェンダーを同時にこなす、監督にしてみれば理想の選手。無尽蔵のスタミナとウルグアイの選手特有のタフな精神力、加えてピッチを広く見渡せる視野と決定力をも兼備している。(中略)
声を張ってチームを鼓舞するタイプではなく、ピッチ上でもそれ以外でも、黙々と仕事をこなす背中を見せてチームメイトを引っ張る選手である>
エディンソン・カバーニ ポジション:ストライカー 年齢:35歳
<近年はより点取り屋としてのイメージが強くなったが、キャリア前半はサイドから内側に入り込んでゴールを奪うタイプとして知られていた。特に代表では、ルイス・スアレスとの連携が必要だったために、そういった役割を担った部分もある。ストライカー的な印象も強くなった一方、いまだにペナルティーエリアの外ではチームメイトとのコンビネーションプレーから、相手の守備陣の切り崩しでも貢献する。バレンシアの入団会見でも、本人は「フォワードとしての私は、常にハードワークを信念にして、それこそが目標達成のための最善の形だと信じてきた」と話している。「自分が超人的な才能の持ち主だとは感じたことはなく、努力とハードワークでここまで来た。自分の最大限を尽くしたからこそ、成しえた結果だと思う。私より才能豊かな選手はほかにも多いし、我々のようにクオリティーが足りない場合には努力でカバーしなくてはならない」>
ダルウィン・ヌニェス ポジション:ストライカー 年齢:23歳
<カバーニとスアレスがキャリアの晩年を迎える中で、突如として現れたダルウィン・ヌニェスの存在は、ウルグアイの攻撃ラインの将来を懐疑的に見ていた人たちを瞬く間に黙らせた。(中略)
身体が大きくフィジカルが強く、足もとの技術にも優れている。そのため対戦相手にとっては、ボックス内外で脅威の存在になる。爆発的なスピードを持ち、何もない状況から一気に好機を演出できるタイプだ。加えて、スペースを見つける鋭い嗅覚を持ち、素早くそこを狙う狡猾さも兼ね備える。オープンプレーでめっぽう強く、左サイドが主戦場だ。しかし中央のプレーにも対応可能で、エリアルバトルを制するターゲットマンにもなることもできる>
ルイス・スアレス ポジション:ストライカー 年齢:35歳
<天性のファイターで、ウルグアイ人の特徴であるハードワークを体現する選手。ゴールへのハングリーさと抜群のサッカースキルに加えて、負けん気の強さが彼をここまで成功させた。全盛期は越えてしまったかもしれないが、セレステの成否のカギを握る一人である>
■2022/11/26 4年前に見たかったバルベルデ、さも簡単な感じで淡々とすごいプレーを連発
ウルグアイ 0-0 韓国
韓国はつなぐサッカーに変えたとのこと。そのためかややポゼッション持って軽く推し気味。でも、途中から押し返される。ともにあまりリスクはかけていない戦い。
韓国繋ぐサッカーにしてきたと言うが、ロングボール目立つし可能性を感じるのもロングボール。結局、あんまり変わったのがわからなかった。選手交代もあるが、後半も両チーム固いプレーでリスクをかけてくるところはなかった。
とはいえ、見ごたえないスコアレスドローではなく、見ごたえのあるスコアレスドロー。両チームともに守備の良さは感じた。
ともに過去には好きだったチームということで見た試合。どちらも最近はイマイチ好きじゃなくてどっちを応援するか迷ったが、今回はバルベルデをを楽しみにしていたということもあり、ウルグアイを応援。ウルグアイは本来好きなのに、スアレスが悪辣で卑怯なファールするので最近応援していなかったが、そろそろ時効かな…という。スアレス個人は許さんけど!
結局、引き分けたので、応援チームは4勝1敗4引き分け。今回格上ばかり応援しているので好調だけど、それでも取りこぼし多い感じはある。
ウルグアイ 4-3-3
GK 23 S.ロチェ
正GKを奪ったということだったのだけど、今日は良さわからず。終盤、ミスキックで相手にわたして大ピンチになるところはあった。
LCB 2 ホセ・マリア・ヒメネス 27歳
ロングボール中央ウラへ一発の良いボール。さらにロングボール、右サイドへの良いボールでチャンス。ハイレベル。後半ファールなくスライディングでとるプレー。スライディングはずれたあとだったが、それでも足伸ばしてボール奪うプレーも。
RCB 3 ディエゴ・ゴディン 36歳
良い対応もあるが、エリア内フリーにしてしまいピンチ。CKヘディングでポストだったのは、さすが。後半一気にロングボール左へカウンターチャンス。軽く体つけて良い守備。左あいている選手見づけてミドルくらいのボール出していたのも良かった。
さすがに年取ったかな…とは思うものの、それでも十分他のチームではめったにいないレベルのDFな感じ。
LSB 16 M.オリベラ
(17 M.ビニャ)
RSB 22 M.カセレス
CH 6 R.ベンタンクール
後半、低いところでターンしながら抜いてきて繋ぐプレー。ミスすればリスクあるところだったがうまかった。良いカットからチャンスになりかけの場面も。
Lインサイドハーフ 5 M.ベシノ
(7 N.デラクルス)
Rインサイドハーフ 15 フェデリコ・バルベルデ 24歳
4年前見たかったが選ばれなくてショックだった選手。上がっていてDFラインからの一気にウラに出て、高い難しいボールトラップしてそのまますぐシュートまで。当初は目立たない展開だったけど、それでもボールキックのうまさ感じる。危ないところ左まで流れてきて良い守備も。
事前にビデオ見たときも思ったが、本当さも簡単な感じで、ダイレクトで良いキックする。トラップも難しいのを簡単にとめてしまう。もっとど派手にやると感心されるのに、淡々とやっている。
後半FKで長いボール、ややアウトにかけるようなおもしろいボール。終盤、ちょっとボール失いかけたが、そこから素晴らしいミドルシュートをポストに。
足気にしていて心配したが、終盤も良いプレー。カウンターを気合い入れてスライディングで止めるプレーしていた。守備もよくやって良い選手。
LWG 11 D.ヌニェス 23歳
守備のところでマーク外してしまってピンチ招いていたのは、彼じゃないかな。良い守備してそのまま2人抜こうというところファールになるプレーも。後半、切り替えしてシュートまで。右に流れて切り替えしてからパス、中と合わないが良いプレー。全体としては良い選手。
RWG 8 F.ペリストリ
若い選手。よく仕掛けいるが、良いところまではできず。失うところも多い。悪くなさそうな選手なんだけど…。
(13 G.バレラ)
CF 9 L.スアレス 35歳
嫌いだけど良い選手…のはずが、目立たなかった。やはり年とったなという感じ。
(CF 21 E.カバーニ) 35歳
ウルグアイはいいFWがいるいる言われつつも、結局、スアレスとカバーニの2トップ一択だし、実際、このふたりのときが一番良かった。能力的な問題だけでなく、相思相愛ラブラブな感じでコンビネーションが抜群。ふたりだけで点取るようなプレーもあった。ただ、お互い年とったし、ヌニェスという良い選手が出てきた。確かこの3人は同時起用したことがない…とアナウンサーが言っていた気がする。
で、スアレスの代わりに登場。スアレス同様に年をとったはずなんだけど、今日はスアレスより可能性感じてそれほど衰えを感じさせなかった。クロスだけでなく、シュートみたいなところでも狙っていて、嗅覚がすごくて怖さ感じさせる。ここらへんはさすがという感じ。
■2022/12/13 守備良し・パス良し・シュート良し…バルベルデがすごすぎる!
ガーナ0-2ウルグアイ
バルベルデをもっと見てみたい!ということで、ノックアウトステージの合間にウルグアイのグループリーグ3戦目を見てみることに。
どちらかのチームと言う感じではないペース。その中でガーナが良い攻撃からPKになるも決められず。そして、逆にウルグアイ先制。PKの後のプレーはウルグアイの選手ばかり反応が早かったが、得点の場面もこぼれ球にウルグアイの選手がどっと来ていていた。
その後、さらに1点。ウルグアイの方がプレスできていてチャンスもできて完全ウルグアイムードに。
後半も一進一退でどちらかのペースという感じではなかった。ところが、終盤もう一方の試合で韓国がポルトガルにまさかの逆転。これでウルグアイが3-0にしなくちゃいけない状況になり、リスクを賭けて猛攻。しかし、スコアはこれ以上動かず、2-0で勝ちながらグループリーグ敗退に。
4-4-2
GK 23 S.ロチェ
オフサイドのポジションの選手がコース塞いでいたとはいえ、強烈シュートを処理ミスして大ピンチに。もっとセーフティにやって良かった…と思ったら、VARでPKに。オフサイドだったと思うんだけど。そのPKはタイミング合って止めて、自分のミスを帳消し。後からCG見るとギリギリオフサイドじゃなかったみたい。
後半、枠に富んだ低い良いミドルシュートに反応。解説ではベタ褒めだったが、今日のPK前の場面はイマイチだった感じがする。
CB 19 S.コアテス
ゴディンが出ずに彼が登場。ベテランで衰え感じたし仕方ないよね…と思ったが、1試合目のゴディンより悪かった感じ。
低いところで余裕持って持っていて、蹴ろうとしたところすっと後ろからとられてしまうプレーでピンチになりかけ。後半、カウンターとはいえ人数いるときに最初から諦めるように体に行くプレーでイエロー。もっと粘りたかった。
CB 2 J.M.ヒメネス
特段メモはしていなかったが、相棒のコアテスより安定していて良かった。
LSB 16 M.オリベラ
後半、左サイドから中に入っていく動き。バルベルデからダイレクトでもらってコントロール失いそうになるがペリストリに出してアシストになりそうだったプレー。
RSB 13 G.バレラ
スピードあるカウンターで裏に出したボールも通った。後半、サイドで1人だったが良い対応でクロス引っ掛けるところ。特段悪いプレーは記憶にないが、こちらサイドはドリブルでやられていたサイドではある。
CH 6 R.ベンタンクール
怪我してしまったのか交代。相変わらずキックは良いが4年前の方が目立っていた印象。
(5 M.ベシノ)
CH 15 フェデリコ・バルベルデ 24歳
持ち方悪くてミスしたが、直後にすぐ守備。相手がすぐ近くでバルベルデにパスしてしまうミスで、余裕なかったはずなのにこのパスミスをダイレクトでうまい触り方して、味方へのパスに。ここから1点。
センターライン付近だったが、2人の間を通す早くて良い縦パスから一気にペースアップして、連動的に動いて2点目につながる。
低い位置だが、その他でも正確なパス。ドリブルでとられずに良い縦パスなど、本当、各所に良い。FKでもDF裏に早い良いボール。後半のFKでは今度はふわっと優しく浮かす嫌らしいボール。守備も献身的。
左エリア近くまで行ってサイドからのボールダイレクトで出してアシストのひとつ前になりそうだったプレー。こぼれてきたボール、ダイレクトでいいシュートも。コースはGK正面だったが、GKの前で落ちる嫌なボールで、スロウで見ると、回転もかけるキックだった模様。これもダイレクトでほとんど余裕なかったと思うが、それでこういうキックができる。すごい選手。
枠に飛ばなかったが、意表を突くロングシュート。変にパスしてとられるよりはというのもあったのかもしれない。こうなると、GKも出づらくなるし、いい判断。
彼が見たくて見た試合。存分に良さを堪能できて大満足。大満足したので、残りの1試合は見なくてもいいかな…と思う。十分良さがわかった。今大会最も気に入った選手かもしれない。
LSH 10 ジョルジアン・デアラスカエタ 28歳
こぼれたボールを裏に出してアシストになりそうなパス。ただ、パス自体は長くなって、少し良くなかった。
シュートのこぼれ球、飛び込んで先制。ポジションは左だったが、このプレーは中央より右であり、運動量あってよく飛び込んでという走りがあってこそのゴールだった。
さらに、ふわっと浮いたボールを強烈に叩き込んで2点目。コースは甘かったが入った。乗ってきたのか、FKでもいいキック。
後半もパスミスあった、パスはあんまりな感じ。…と書いていたが、浮き球を大きく裏へ出して一気にゴール前という素晴らしいボール、彼だった感じ。とはいえ、後半はちょっと消え気味だった。
(24 A.カノビオ)
RSH 8 ファクンド・ペリストリ 20歳
今日も目立たなかったが、後半戻りながらダイレクトで上がってくる人使う良いプレー。後半左で決定的な形、枠に飛ばず。基本若い選手は好きだけど、彼は初戦含めてイマイチだった。
(7 N.デラクルス)
中盤でちょっと危なくなりそうなパスミス。
FW 11 D.ヌニェス
自分の良いプレスでこぼれたボールから、裏へのボールもらう。このボールは長くなってシュート難しいところ、GKの前でちょんと浮かす見事なシュート。しかし、DFが奇跡的にカバー。
右サイドに流れていて、そこからのクロス、DFにとられそうだったが抜けて、アシストの1つ前になる。
後半裏へのボール見ていて思ったが、アフリカ相手でも勝っていてスピードもあるみたい。後半裏に抜けるプレーで際どいプレー、VARでもPKとってもらえなかった。やっとスアレス、カバーニの後のFWは育ったな…という感じで良かった。
(18 M.ゴメス)
FW 9 L.スアレス
年齢の問題だけじゃなく、4年前にもスアレスとカバーニはムラがあった記憶。「スアレスの日」と「カバーニの日」というのがあった。今回、初戦は「カバーニの日」で今日は「スアレスの日」。
カウンター、体の強さで倒されず、中にボール入れるところ。クロスで直接行かず裏に流れたら、DFクリアしきれず本当にボールがそこに抜けてきて強烈シュート、GKこぼしてアシストに。ここらへんはストライカーの嗅覚。
さらに、ダイレクトでふわっと浮かせて左の選手を使って2つ目のアシスト。FKで左サイドにこぼれたボール、相手の足は大きく開いていなかったが、その狭い股を抜くボールをすっと入れて抜いてくるプレーもあった。
(21 E.カバーニ)
良いヘディングあったが、止められたしオフサイド。後半アディショナルタイム、エリア内で体に行かれてPKというプレーあったが、VARにすらならず
2018/11/18:とりあえず無理やりウルグアイで好きな選手を11人選んでみようということで、暫定で好きな選手ベスト11。昔のは覚えていないのでほとんど2018年のメンバー。ただ、今回の代表は今まで以上に個人の印象にが残っており、わりとある程度好きな選手を選べました。
今回選ばれていないメンバーでは、ロデイロとレコバだけ。ロデイロはあまり有名じゃないんですけど、小柄で少ないプレーでも印象に残った選手。レコバは有名ですけどだいぶ前。
あと、MFのニコラス・オリベラは名前覚えがあり好きだった可能性あるものの、確証持てないので保留です。
FWはワールドカップ得点王のフォルランよりスアレス派だったのですけど、スアレスが卑劣な反則をするので途中から嫌いに。結構好きだったウルグアイ自体を応援しなくなるほど嫌いになりました。2014年以降のコンビは当然カバーニ派。スアレスと同様に良い選手です。
2022/12/13追記:その後、2022年のワールドカップでバルベルデが気に入りました。レコバを超えてウルグアイ・ナンバーワンな感じですね。
GK フェルナンド・ムスレラ 1 32歳(2018年ワールドカップ) 190cm
2022年はロシェがムスレラからポジションを奪い注目とされていて、褒められてもいましたが、ちょっと良さわからず。とりあえず、どちらが好きか?というと、ムスレラですね。でも、過去の感想見直すと、ムスレラはロシェ以上にボロクソな感じ。記憶と全然違いますわ…。
CB ディエゴ・ゴディン 5 32歳(2018年ワールドカップ) 185cm
堅守のウルグアイのCBであり、1対1は当然強いです。ただ、危ないところ、危ないところに顔を出すという老獪なプレーが最も印象的。渋いです。185cmと高さもあり、セットプレーでは武器になります。また、上がっていったり、長い正確なボールを入れたりといった感じで攻撃力があります。
CB ホセ・マリア・ヒメネス 5 23歳(2018年ワールドカップ) 185cm
基本ゴディンと同じで人に強い守備、ヘディング、正確なロングボールとなんでも良い選手。ただ、まだゴディンのような渋い老獪さはなし。とはいえ、若々しさがあって、ゴディンより好き…くらいな感じはありました。忘れていましたが、メモ見直すと、2014年のワールドカップでも見ていますね。ひょっとしたらこのときの方が好きだった可能性があります。
CB、LSB、RSB マルティン・カセレス 3 31歳(2018年ワールドカップ) 1987年4月7日 178cm
後ろを団子にしているのがトレードマークで、わかりやすい個性的な髪型の選手。印象に残りやすいですね。ウルグアイではCBに逸材が多いせいか、左右のサイドバックで出ていますが、本来はセンターバックだったようです。
何度もロングスローを見せており、これもサイドバックでいいじゃん!というところ。ロングスローは長身の選手か黒人系のしなかやかさがある選手がやることが多いです。カセレスはそれほど大きくないと思ったのですけど、今見たら182cm。普通に大柄でした。
大柄じゃないと思っていたので、上半身ムキムキだからかなと想像しながら見ていました。実際、写真見るとそんな感じ。彼だけじゃないのですけど、ウルグアイは胸板の厚い選手が多く、ちょっと他の国のサッカー選手と雰囲気が違うところがあります。
大きくないと思ったら182cm…の件ですが、2022年に見直すと178cmになっていました。やはりそんな感じだったので、こちらの方が正しいんじゃないかと…。4年経って急激に4cm縮んだ…というのは、さすがにないですよね?
LWG、LSB ディエゴ・ラクサール 3 24歳(2018年ワールドカップ) 178cm
本当はもっと前の選手らしいですけど、守備を頑張るところも。フランス戦ではキレキレのエムバペ相手に苦労しつつもよく対応しており、フランスの前の試合ほどの活躍はさせず。粘り強い対応でCKにするプレーもありました。
本来もう少し攻撃的な選手ということで、基本は縦へのスピードが武器のような感じ。縦に抜けるプレーが一番魅力である一方、ミドルシュートやロングボールでもいいところがありました。また、スピードや体の強さは守備でも効いており、エムバペ相手に健闘できたのもこうしたところでしょうね。
CH ロドリゴ・ベンタンクール 6 20歳(2018年ワールドカップ) 187cm 1997/6/25
19歳のフェデリコ・バルベルデを楽しみにしていたんですけど、まさかのメンバー落ちでショックでした。しかし、同じポジションで出たベンタンクールも20歳と若い注目選手で、こちらも楽しみしていました。
とりあえず、キックが好み。簡単にはたくプレー多いものの、ボールをタッチする回数が多く、ゲームを作るような触り方。また、狭いところでもきちっとスルーパスを通す場面もあり、持っているものはやはり高そうです。
ちょっと歩いているとき多くそこはどうかなと思うのですけど、丁寧でタッチの良いキックをします。スルーパスのパススピード自体は十分にあると思いました。もっと決定的な仕事できそうな選手なんですけど…。
守備で目立つ試合もあり、結構パスカット拾っていますし、若手らしからぬゆるい動きしていても、守備のときには頑張る場面があります。でも、もっと必死なプレーが見てみたいと思った選手。必死に動き回る感じはなく、年寄りくさいプレーです。
実況によると、アルゼンチン下部組織出身。優雅でウルグアイっぽくないと解説 されていました。解説というかゲストっぽい感じで気楽に喋っていた松井大輔さんが気に入ったって言っていましたけど、全くタイプは違いますね。
周囲はよく見ており、細かく動いてスペースでパスを受けてパス回しをする感じ。決定的なプレーもできる選手と期待していて、実際狙うところもたまにありますが、それほどチャンスは作れず。2018年ワールドカップでは、トップ下でも使われましたが、そういうタイプではなく守備で期待されていた感じでしたね。
CH マティアス・ベシーノ(ヴェシーノ) 2 26歳(2018年ワールドカップ) 189cm 1991/8/24
CHコンビを組んでいたベンタンクールとちょっと似た雰囲気のタッチで、技術を感じさせる選手。パスで良いところもなくはなく、SHでも使われていましたが、やはり本来はCHなのかな?というプレーぶりでした。
CH フェデリコ・バルベルデ 9 24歳(2022年ワールドカップ) 1998年7月22日 182cm
19歳だった2018年のワールドカップのときに一番見たいと思っていたのに、落選してショックだった選手。やっと2022年になって見れました。
とにかくキックがうまいですね。しかも、ダイレクトなど、さも簡単そうに考えられないレベルの高いキックをしてきます。そして、キックの質が豊富。さらに、視野が広く、意外性もあります。涼しい顔してプレーしていますが、182cmと体も小さくなくて、あまり見せないドリブルも推進力があって良さそうな感じ。もともと攻撃の選手ということもあり、シュートやゴールに繋がるプレーでもハイレベルです。
この時点で褒め過ぎだろう!何でもできすぎじゃねーか!という感じなのですが、攻守に運動量が多く、献身的なプレーができて、守備も良いというので、マジで何でも何でもできすぎじゃねーかという選手。本当気に入りました。見ていて堪らないです。
SH ニコラス・ロデイロ 4 21歳(2010年ワールドカップ) 1989/3/21 173cm
確か2010年ワールドカップのときに結構良いと思った攻撃的な中盤の選手。トップ下というよりは、サイドっぽかったイメージ。当時21歳と若くて小さくて…といういかにも私の好きなタイプなので、好きだったという記憶は間違いないと思われます。
ただ、Wikipediaの数少ない記載が、「初戦のフランス戦で後半途中出場するも18分間のプレーで2度警告を受け退場。2010 FIFAワールドカップの退場第1号という不名誉な称号をもらった」というえらいダメなもの。それでも、おそらく私は好きだったんじゃないかと思いますが…。
FW アルバロ・レコバ 6 26歳(2002年ワールドカップ) 1976/3/17 179cm
たぶん私が見たのは、2002年のワールドカップ。FKだったかな、そのキックは枠には行かずに、要するに全然良いキックじゃなかったのですが、強烈なキックで、そのキック一発を見てすごく気に入った選手。ただ、このような強烈なキックが売りではなく、基本は天才と言われるタイプでした。
FW エディンソン・カバーニ 2 27歳(2014年ワールドカップ) 1987/2/14 184cm
正直、好きというほど好きじゃいのですが、選ぶ選手がいないために選出。思わずにんまりしてしまうようなストライカー的な嗅覚がある一方、ほぼスアレス一択ですが周りをよく見て使うプレーもうまい選手。全盛期は相思相愛のスアレスとふたりだけで点を取ってしまうプレーもよくありました。
以前はスアレスも嫌いじゃなくて、日本でも人気があったワールドカップ得点王のフォルランよりスアレス派…といった感じだったのですが、ちょっと考えられないほどの卑劣なプレーを複数回して嫌いに。カバーニ派に落ち着きました。
■2018/06/21 ウルグアイ代表タバレス監督が杖をついている理由は年齢じゃない
ウルグアイ代表オスカル・タバレス監督が初戦で杖をついていたのが気になりました。71歳と高齢ですのでそのせいかと思いましたが、ギラン・バレー症候群というものだとのこと。筋肉を動かす運動神経に障害が発生し四肢に力が入らなくなる病気だそうです。
しかし、試合終了間際に決めたDFホセ・ヒメネスの決勝点の時は杖を無視して立ち、両手を上げ喜ぶ場面もありました。杖を使えば歩けるということもありますし、すべてのケースで四肢に力が入らないということはないようですね。
(ウルグアイ代表タバレス監督、難病『ギラン・バレー症候群』を発症 | footalkより)
■2018/11/18 スアレス不在でカバーニが孤軍奮闘、2人揃わないと苦しいチーム
2014ブラジルワールドカップ ベスト16
コロンビア 2-0 ウルグアイ
5-3-2
GK フェルナンド・ムスレラ
DF
ディエゴ・ゴディン 28歳
攻撃で目立つ試合展開ではなかったものの、縦に持ち上がってフリーになる場面はありました。また、ロングボール一発で裏になかなか良いボールも。
ホセ・マリア・ヒメネス 19歳
2点目入れられてイラッときたのか、遅れて足へ。明らかにファールなのに文句もつけていました。やっぱり若いですね。
マルティン・カセレス
アルバロ・ペレイラ
マキシミリアーノ・"マキシ"・ペレイラ
MF
エヒディオ・アレバロ・リオス
アルバロ・ゴンサレス
クリスチャン・ロドリゲス
FW
ディエゴ・フォルラン
エディンソン・カバーニ 27歳
逆三角形の体つきで、体が強い選手。今日は守備でよく頑張っていました。ついて戻っているプレーが多かったです。攻撃でも良いところはあり、攻守によくやっていたものの、今日はチームが悪く、孤軍奮闘といった感じに。
■2018/06/17 やはり守備的なチームには苦しんだウルグアイ
ワールドカップ2018グループリーグ1戦目 エジプト 0-1 ウルグアイ
ウルグアイは一時期むしろ好きだった国。ただ、スアレスが完全にゴールのボールを手で止めたことで勝ったり、相手の頭に噛み付いたのにファールにならなくて勝ったりでイメージ悪く…。良い選手なことは間違いないんですけどね…。
ともに堅守のチームで大物食いがありそうであり、攻撃的なチームとの対戦が良かったのですけど、守備に特徴あるチーム同士という難しい戦いに。格上と見られていたウルグアイが大苦戦でした。
ただ、決勝トーナメントでは攻撃的なチームと当たる確率が高く、そうなるとウルグアイの良さが生きてきそうです。
■2018/06/17 イライラしてたスアレス、キックミス・トラップミス連発! GK
1 フェルナンド・ムスレラ 6
DF
4 ギジェルモ・バレラ 6
3 ディエゴ・ゴディン 7
32歳。左のCB。名前を覚えていたベテランの選手。やはりとにかく人に強い! 攻撃参加もしていて、前半の段階でも2人かわして上がっていきチャンスになる場面。
後半もスーッと上がっていき、ボールをカットしてチャンスになるところ。また、右サイドの高い位置に長い正確なボールを入れる場面も。
2 ホセ・ヒメネス 7
23歳。右のCB。ゴディン同様に人に強い。
セットプレーで上がっていた後のプレー、右の高い位置でファールをもらう。そのFKのクロスを高いジャンプのヘッドで決めて決勝点。当然マン・オブ・ザ・マッチ。
22 マルティン・カセレス 6
MF
8 ナイタン・ナンデス 5.5(58分OUT)
攻守ともに運動量あると聞いていたものの、よくわからないうちに交代。
6 ロドリゴ・ベンタンクール 5.5
19歳のフェデリコ・バルベルデを楽しみにしていたんですけど、まさかのメンバー落ちでショックでした。しかし、同じポジションで出たベンタンクールも20歳と若い注目選手。正直目立ったプレーはなかったものの、キックが好みです。
前半はずっと低い位置。簡単にはたくプレー多いものの、ゲームを作るような触り方。また、狭いところでもきちっとスルーパスを通す場面もあり、持っているものはやはり高そうです。
ちょっと歩いているとき多くそこはどうかなと思うのですけど、丁寧でタッチの良いキックをします。スルーパスのパススピード自体は十分にあると思いました。決定的な仕事できそうな選手なんですけど。
15 マティアス・ベシーノ 5(87分OUT)
10 ジョルジアン・デ・アラスカエタ 5(59分OUT)
FW
9 ルイス・スアレス 5.5
好きじゃないんですけど、いい選手だというのは認めています。しかし、今日は全然でした。ちょくちょくありますね。イライラしていても仕事するときあるのですけど、今日はイライラしたままパフォーマンスも上がりません。キックミス、トラップミスなど、キレがないプレーを連発。サッカーダイジェストの5.5という評価はまだ高すぎ。もっと悪かったと思います。
21 エディンソン・カバーニ 6
相方のスアレスは冴えませんでしたが、カバーニは安定していました。
前半、 こぼれてきたボールを右足でスッと浮かして、守備選手を外すと、そのまま抑えた良いシュートまで。
後半もターンしてスアレスへの1点ものの決定的なパスを見せていました。
さらに、スアレスがヘディングで戻したパスをダイレクトで好シュート。蹴った瞬間思わずすごい!と言ったものの、GKが好反応。コースは厳しくなかったものの、スピードがあり、入ったと思いましたわ。
ファールじゃないように見えたものの、体使って良い位置で取ったFK。これを自分で蹴って右枠というこれも惜しいプレー。FWだしゴール決めないと意味ないって思うかもしれませんけど、十分すごい!と感じたプレーの日でした。
交代選手
MF5 カルロス・サンチェス 5.5(58分IN)
MF7 クリスティアン・ロドリゲス 5.5(59分IN)
MF14 ルーカス・トレイラ ―(87分IN)
(採点・メンバーは、【エジプト 0-1 ウルグアイ|W杯選手採点】勝利をもたらしたウルグアイ守備陣に高評価! | サッカーダイジェストWebより)
■2018/06/21 早い時間の1点で早々と逃げ切り体勢、一見消極的に見えるが…
ロシア・ワールドカップ(W杯)グループA第2節、 ウルグアイ 1-0 サウジアラビア
早い1時間に得点。もともと守備より攻撃でつなぐというチームであるサウジアラビア相手だけに堅守速攻の餌食になると思ったら、ほとんどカウンターが出ませんでした。 暑いコンディションということもあって無理しなかった感じですね。特に後半は攻められっぱなしでした。
早い時間の1点で十分というのは消極的すぎる気もするんですけど、さすが試合巧者のウルグアイ。きちんと勝ちきってきました。サウジアラビアが単調すぎるというのもあったものの、ほとんどチャンスを作らせず。ちょっとゲームとしてはおもしろくなかったですけどね。
■2018/06/21 若手らしからぬゆるい動きのベンタンクール、必死なプレーが見たい
ロシア・ワールドカップ(W杯)グループA第2節、 ウルグアイ 1-0 サウジアラビア
【ウルグアイ】スアレス(前23)
GK
1 ムスレラ 5.5
DF
4 G・バレラ 5.5
2 ホセ・ヒメネス 6.0
3 ゴディン 6.0
22 カセレス 5.5
MF
5 C・サンチェス 6.0
(→ナンデス -)
6 ベンタンクール 5.5
20歳ですけど、軽くゲームを作るような役割。初戦と同じくボールをタッチする回数が多いです。ただ、試合展開もあって、攻撃で目立つといった感じではなし。後半低いところでターンしてドリブルで上がっていこうとしたようなプレーがあったくらい。持っているものは良さそうなんですけどね。
試合展開もあって、守備での方が目立っていました。 結構パスカット拾っていますし、若手らしからぬゆるい動きしていても、守備のときには頑張る場面があります。もっと必死なプレーが見てみたいですね。
15 ヴェシーノ 5.0
(→トレイラ 5.5)
7 C・ロドリゲス 5.5
(→ラクサール 5.0)
FW
9 スアレス 6.0
CKでマーク外してフリーで決めました。ここらへんは見事。そんなにチャンスはなかったものの、早い時間帯で決めたせいか、今日はイライラしておらず。初戦にあったキックミスなどの集中力欠いた雑なプレーも見られませんでした。
後半中央やや低めの位置。取られそうだったのですけど、そこから右サイドフリーの選手にピタリのボールを通してきたプレーはちょっと驚き。後ろ向きみたいな形で持っており、予想できませんでした。
21 カバーニ 5.5
後半カウンターで左サイドで1人というところだったのですけど、上がりを待って逆サイドに完璧なクロス。また、高めのボールを足を上げてパスカットしたときに、パーフェクトにコントロールするなど、能力の高さが今日の試合でも見えていました。
(採点・メンバーは、レーティング:ウルグアイ 1-0 サウジアラビア《ロシアW杯》【超ワールドサッカー】より)
■2018/06/26 3戦目は退場者が出たためつまらないゲームに
ロシア・ワールドカップ(W杯)グループA最終節 ウルグアイ 3-0 ロシア
両チームともにグループリーグ突破は決定。相手は順当ならスペインかポルトガルですけど、順位はまだ未決定であり、勝つ必要はなし。ただ、チームの勢いとしてはやはり勝った方が良いでしょう。そこまでゆるいゲームにはならないかなと思いました。
ただ、ロシアが先に失点。こうなると、堅守で試合巧者のウルグアイ 相手というのはきついです。さらに2点目まで取られてしまいました。こうなると、勝利うんぬんよりチームの雰囲気を…というところだったのに、なんと前半のうちに退場者を出してしまいます。
これで一気にゲームがつまらなく。ウルグアイは勝利がほぼ確定で体力を温存した方が良く、ロシアも点を取るよりもガタガタに崩れる方が問題です。両チームこのままで良いということに。
それでも勝てますし、実際勝てましたが、ウルグアイも2戦目みたいなウルグアイらしいしまった固い守備ではなく、ゆるい感じになってしまいました。ゴールを欲しがっていたカバーニにも取らせて、3-0で終わらせたことはさすがですけどね。
■2018/06/26 点がほしくて堪らないカバーニにスアレスがパスする場面も
ロシア・ワールドカップ(W杯)グループA最終節 ウルグアイ 3-0 ロシア
【ウルグアイ】スアレス(前10)OG(前23)カバーニ(後45)
GK
1 フェルナンド・ムスレラ 6.5
32歳。楽なプレーではなく、プレッシャーがきついところでしたが、ミスパスでちょっと危ないところ。
DF
22 マルティン・カセレス 6.5
19 セバスティアン・コアテス 6
3 ディエゴ・ゴディン 6.5
17 ディエゴ・ラクサール 7
25歳。LSB。本職はWBだそうな。メンバーをいじって当初は3バックという予想もあったのですけど、 彼がLSBでカセレスが右に回りました。
CKのこぼれ球をミドルシュート、コースが変わって左隅のいいところに入りました。判定はオウンゴールに。さらに左から抜けようとしたプレーで、不用意な反則を誘い、相手を退場させます。
後半、左サイドの自陣から縦に長いボールで チャンス作っていたのが彼じゃないかと。攻撃に良さがある選手ですね。
MF
8 ナイタン・ナンデス 6.5(73分OUT)
22歳。RSH。 ドリブルで中に入っていき、カバーニに対して裏にスルーパスを出していました。
15 マティアス・ベシーノ 6.5
26歳。LSH。今まで横並び4枚のCHでしたが、今日はダイヤモンドの左だった模様。CHコンビを組んでいた ベンタンクールとちょっと似た雰囲気のタッチで、技術を感じさせる選手。
今日はノールックで出したパスでチャンス。DFが遅れてしまい、FKになっていました。
14 ルーカス・トレイラ 6.5
6 ロドリゴ・ベンタンクール 7(63分OUT)
今日が誕生日で21歳。今まで横並び4枚のCHでしたが、今日はダイヤモンドの頂点という意外なところに。相変わらず必死に動き回る感じはなく、年寄りくさいプレー。実況によると、アルゼンチン下部組織出身。優雅でウルグアイっぽくないと解説 されていました。解説というかゲストっぽい感じで気楽に喋っていた松井大輔さんが気に入ったって言っていましたけど、全くタイプは違いますね。
周囲はよく見ており、細かく動いてスペースでパスを受けてパス回しをする感じ。決定的なプレーもできる選手と期待していて、今日は実際狙うところもありましたが、すごいチャンスは作れず。
タイプ的には守備も期待されたんだと思うんですけど、高い位置でボールをカット。自分で中央での決定的な場面まで持っていきましたが、シュートはGKに。
珍しく球際必死に頑張って右サイドからチャンスを作りました。この流れのプレーで、確かに遅れて守備に行ってファール。イエローカードもらったのもたぶんそのプレーでしょう。で、イエローカードのせいか、その後すぐ交代となりました。
FW
9 ルイス・スアレス 7.5
31歳。FKで右隅で下に鋭いシュート。壁があったところではなく、相手選手はいたものの動いたところ。なのにGKは全然反応せず。ちょっとGKのミスっぽいですが、 それを逃さなかった、シュートスピードがすごかったといったところはさすが。
前半は他にもワンツーで決定的なパスを。後半は高い位置でカットしたプレーで、カバーニにリターンして点のないカバーニに取らせようとするようなパス。ちょっと合いませんでした。初戦はイライラでミスもすごかったですけど、今日は早い時間帯に点を取れたこともあり、余裕がありました。
21 エディンソン・カバーニ 6.5(90+3分OUT)
31歳。初戦はスアレスよりずっと良かったのですけど、ゴールはなくて今日はほしくて堪らないといった様子でした。
ペナルティーエリア内ですっと横に動いてフリーになり、スルーパスも出てきたのですけど、シュートは打てず。足に行ったものの、PKももらえず。
で、点がほしくて堪らないといったところで、CKのこぼれ球を押し込みました。その後は機嫌良さそうな感じで、深い位置まで守備に戻っていました。
交代選手
FW10 ジョルジアン・デ・アラスカエタ 6(63分IN)
FW7 クリスティアン・ロドリゲス 6.5(73分IN)
FW18 マキシ・ゴメス ―(90+3分IN)
(採点・メンバーは、【ウルグアイ 3-0 ロシア|W杯選手採点】開催国を無力化した3連勝ウルグアイは各選手が奮闘! | サッカーダイジェストWebより)
■2018/07/01 スアレスとカバーニの相思相愛っぷりが今日もやばかった!
ロシア・ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦 ウルグアイ 2-1 ポルトガル
【ウルグアイ】カバーニ(前7)カバーニ(後17)
【ポルトガル】ペペ(後10)
ウルグアイはスアレスの過去の卑劣な行為があり応援していないものの、しっかり守れてカウンターで試合運びがうまい という基本的には好きな戦い方をしています。一方のポルトガルも守ってカウンターが本来一番良い形。ただ、ウルグアイほど意識しておらず、持ててしまうのでポルトガルがキープし、カウンター狙いのウルグアイの思うつぼになるのではないかと思いました。
ところが、そもそも早いうちに失点。ますますウルグアイがやりやすく、ポルトガルは前半ほとんどチャンスがありませんでした。前半からポルトガルがあるとすればセットプレー。ただし、単純に合わせるボールはウルグアイも強いので工夫した方が良いでしょう。実際ポルトガルはしつこいほどショートコーナーをやっていて、そこから追いつきました。
しかし、その後またポルトガルが粘れずに失点。ウルグアイは意外にセットプレーのマークが良くなかったものの、これ以上の失点はなく逃げ切っています。
なお、番狂わせと思う方もいるでしょうが、私はポルトガルは強くないと書いていたので順当な結果。応援していないものの、ウルグアイの方が良いチームです。
GK
1 フェルナンド・ムスレラ 6.5
32歳。中央の低いキックでちょっと良くないのがありました。また、斜めに入ってきたボールを飛び出したのは良いのですけど、クリアではなくワンバウンドで取ろうとして危ない場面。相手とかぶっていてボールが見づらかったのですが、それならなおさらセーフティな選択をすべきでした。
DF
22 マルティン・カセレス 6.5
31歳。RSB。当初は左サイドバックで登場。3戦目はいろいろいじってFIFAフォーメーション予想が大混乱だったのですけど、結果は右サイドバックでした。今検索して知ったのですけど、サイドバックもできるけど本職はセンターバックとのこと。確かに攻撃ではそれほど目立ちません。
この試合カセレスは何度もロングスローを見せていました。ロングスローは長身の選手か黒人系のしなかやかさがある選手がやることが多いです。カセレスはそれほど大きくないと思ったのですけど、今見たら182cm。普通に大柄でした。
大柄じゃないと思っていたので、上半身ムキムキだからかなと想像しながら見ていました。彼だけじゃないのですけど、ウルグアイは胸板の厚い選手が多く、ちょっと他の国のサッカー選手と雰囲気が違うところがあります。
2 ホセ・ヒメネス 6.5
3 ディエゴ・ゴディン 7
17 ディエゴ・ラクサール 6.5
25歳。LSB。本来はもう少し攻撃的な選手のようですけど、前の試合からこの位置。縦へのスピードが武器のようです。攻撃ではそれほど目立ちませんでしたが、スピードや体の強さは低い位置で発揮していました。
MF
14 ルーカス・トレイラ 7
15 マティアス・ベシーノ 6
8 ナイタン・ナンデス 6(81分OUT)
6 ロドリゴ・ベンタンクール 6.5(63分OUT)
21歳。FIFA予想フォーメーションが大混乱だった3試合目と同じく中盤はダイヤモンドで、4枚のCHで守備をやっていたベンタンクールをこの位置で使ってきました。
前半は右から相手を背にしながらヒールを使ってターンして抜いて、中へ低いボールを入れる場面。
守備を考えての起用かなと思うのですけど、後半、ロングボールがこぼれたのを拾うと横パス。お互いによく見ている中央のスアレスがスルーして、左でフリーになっていたカバーニにあげてゴール。ベンタンクールのアシストになりました。
FW
9 ルイス・スアレス 6.5
31歳。カバーニへのアシストとスルーしたプレーは、カバーニの方で説明。初戦はイライラしていたのですけど、その後は落ち着いていますね。カバーニとお互いによく見ていてコンビネーションが抜群ですし、ふたりとも守備も頑張っています。今日のスアレスは特に頑張ってた感じ。
スアレスは他に中央でDFと入れ替わってチャンスになりそうなプレー。前で孤立していたものの、1人でキープして待ち、上がってきた逆サイドに入れてチャンスというプレーも出ていました。大爆発ではないものの、悪くなかった日です。
21 エディンソン・カバーニ 7.5(74分OUT)
31歳。スアレスとお互いによく見ていてコンビネーションが抜群ですし、ふたりとも守備も頑張っています。そのふたりの絡みで今日は2得点。
まず立ち上がり、 お互いに高い位置ではないところから、右の端のカバーニから、左の端のスアレスへロングパス。このパスだけで垂涎ものだったので一時停止してメモしてから再生したのですけど、なんとこの後スアレスがクロスを入れてカバーニがヘディング(肩?)でゴール。ふたりだけで点取っちゃいました。
お互いによく見ているというのが非常によくわかるプレーでしたが、低い位置でしたのでカバーニはかなり走っており、これも良い点。また、カバーニはサイドの低い位置で横から入ってきたので、守備陣が全く見ておらず、フリーになれたというのも良い点でした。
また、2点目はスアレスがスルーしたボールをより状態がよくフリーのカバーニが決めたというもの。右からの横パスをダイレクトで右隅にカーブをかけて狙いすましたシュート。ビューティフルゴールでした。
ただ、この後怪我で交代したのはちょっと心配です。
交代選手
MF7 クリスティアン・ロドリゲス 6.5(63分IN)
FW11 クリスティアン・ストゥアニ 6(74分IN)
MF5 カルロス・サンチェス ―(81分IN)
(採点・メンバーは、【ウルグアイ 2-1 ポルトガル|W杯選手採点】鮮やかな2ゴールを挙げたカバーニが文句なしの最高殊勲者だ! | サッカーダイジェストWebより)
■2018/07/07 スアレス・カバーニのコンビは諸刃の剣でウルグアイの短所でもある
ロシア・ワールドカップ(W杯)準々決勝 ウルグアイ 0-2 フランス
【フランス】ヴァラン(前39)グリーズマン(後16)
あまりチャンスを作れていないというのは気になったものの、ウルグアイが堅守速攻のうちの「堅守」は見せており、ウルグアイペースでした。攻撃してくれるチームはむしろやりやすいと思われます。ところが、先に失点しまうという誤算。こうなると、攻めなくてはいけないのですけど、先に点を取れなかったことも含めて、カバーニがいなかったというのは痛かったですね。 スアレス単独だとそこまでの破壊力はありませんでした。
GK
1 フェルナンド・ムスレラ 5
32歳。プレスかけられたところボールを引いてかわそうとしたものの、触られてしまってヒヤリ。南米のGKらしいプレーですけど、他の試合見てもむしろ足元は良くない感じを受けました。
グリーズマンのミドルシュート。ほぼ正面に位置取り…したはずが、ブレてきたために結果的に体の位置がずれてしまい、変な格好に。 その体勢で無理やり出した手でうまく弾けずに失点しました。ミスというのはかわいそうだったものの、超ワールドサッカーなんかはミスとみなしていました。
DF
22 マルティン・カセレス 5.5
31歳。RSB。攻撃のときに左まで走っていって、CKではなくスローインにするという良いプレー。また、FKで左隅へのヘディングがあったのですけど、GKが素晴らしいセーブを見せていました。
2 ホセ・ヒメネス 6
23歳。CB。パスミスはあったものの、概ね問題なし。攻撃ではセットプレーでかなり先に触っており効いていました。
3 ディエゴ・ゴディン 6
32歳。CB。今日もやはり守備能力の高さを見せていました。今大会最高のCBコンビです。
17 ディエゴ・ラクサール 6
25歳。LSB。本当はもっと前の選手なのですけど、守備を頑張っていました。ムバッペに苦労しつつもよく対応しており、前の試合ほどの活躍はさせず。粘り強い対応でCKにするプレーもありました。
MF
14 ルーカス・トレイラ 6
8 ナイタン・ナンデス 5.5(73分OUT)
22歳。RSH。しつこく良い守備を見せるなど、守備で貢献。相手の判断ミスを逃さずにボールを奪ったことで引っ張られて、相手がイエローカードになる場面も。ただ、今大会通して、攻撃面ではイマイチ良さが出ませんでした。
15 マティアス・ベシーノ 5.5
6 ロドリゴ・ベンタンクール 5(59分OUT)
21歳。引き続きトップ下。ボールを失った後のすぐの守備というのが、非常に効いていました。期待されていた役割はこれですので、それは十分果たしたでしょう。
ただし、攻撃面ではずっともの足りない内容。攻撃の選手ではないというのはありますけど、ボールタッチやパスは良い選手なのでもっとできると期待していました。
また、守備でもトラップミスで失って慌てて行ったプレーで足に行ってイエローカード。 このFKから失点にも繋がってしまいました。
FW
9 ルイス・スアレス 5.5
31歳。初戦以降はイライラせず安定。守備もよくやっていました。ただ、カバーニがいないと孤立して、1人だけじゃダメですね。味方を使うプレーを何度か見せていたものの、再び戻ってきてというのは全然で、取られて終わりが多くなっていました。
カバーニとのコンビネーションは抜群でこれを他の選手とやるのはムリでしょう。 しかし、あまりにこの二人以外でのプレーが少ないため、通常のチーム以上にコンビネーションができないという諸刃の剣に。控えの他のFWもみなリーグでは結果出しているんですけどね。長期的な方針でのチームのミスかもしれません。
11 クリスティアン・ストゥアニ 5.5(59分OUT)
交代選手
MF7 クリスティアン・ロドリゲス 6(59分IN)
FW18 マキシ・ゴメス 5.5(59分IN)
MF20 ホナタン・ウレタビスカヤ 5.5(73分IN)
(採点・メンバーは、【ウルグアイ 0-2 フランス|W杯選手採点】安定感抜群のフランス! 最高殊勲者には1G1Aの万能FWを選出 | サッカーダイジェストWebより)