2024年6月28日金曜日

イスマイラ・サール、スピードとドリブルが冴えて何度もチャンス

■2022/04/30 セネガル代表の注目選手はマネ、クリバリ、サール
■2022/11/30 イスマイラ・サール、スピードとドリブルが冴えて何度もチャンス
■2022/12/05 再びイスマイラ・サールがチャンスメイクで決定機を作るが…
■2023/02/16 セネガル代表好きな選手ベスト11 イスマイラ・サールやイドリッサ・ゲイエなど
■2018/06/21 戦術理解度と組織的な守備がハイレベルなセネガル
■2018/06/21 注目のリバプール所属のマネは乗り切れず、ニアンやゲイエが活躍
■2018/06/25 初戦と一転して未熟さが出たセネガル、引き分けでもラッキーなほど
■2018/06/25 注目のリバプール所属のマネが依然として不調、日本戦でもイマイチ
■2018/06/29 不運だったセネガル、PK取り消しと怪我による選手交代時の失点




■2022/04/30 セネガル代表の注目選手はマネ、クリバリ、サール

 セネガルは良い選手がいるかどうかでカタールワールドカップ2022を見るのを迷うチーム。最近の注目選手は?と検索。サディオ・マネやカリドゥ・クリバリがすでに成功した世界的な選手で、次代を担うと大きな期待を集めているのが、ワトフォードのFWイスマイラ・サールとされていました。

<アフリカ屈指のその強豪国で次代を担うと大きな期待を集めているのが、ワトフォードのFWイスマイラ・サールだ。
 母国セネガルでキャリアをスタートさせ、2016年7月にフランスのメスと契約。1ヶ月後のリーグアン開幕戦でデビューを果たした。その試合で途中出場ながらアシストを記録すると、18歳にしてレギュラーに定着。リーグ戦31試合で5ゴール5アシストの活躍を見せ、若手ウインガーとして大きな注目を集める。(中略)
 2019-20シーズンの序盤戦は、初のプレミアリーグ挑戦、そしてチームの不調もあって苦しい時間を過ごした。しかし、12月のナイジェル・ピアソン監督就任を機に才能が開花。リーグ戦28試合で5ゴールを挙げ、降格したチームの数少ない光明となった>
(【注目選手】セネガル期待の大型ウインガー、イスマイラ・サール | ワトフォード | EFLチャンピオンシップ | DAZN News 日本 2020年6月1日より)

 で、これを読んで前回大会日本とやったチームだと思い出しました。前回大会はエースのマネが不調で、チームとしてもイマイチな印象でした。
 なので、チームとしては見たいと思わない感じ。ただ、アフリカでは優勝しているそうで今回は注目のようです。また、前回大会のメモを見直して、よほど見たい選手がいるかどうかチェック。で、見てみると、やはりそこまで見たい感じではありませんでした。

CH イドリッサ・ゲイエ 2
 ロシアワールドカップ2018では、守備をよく対応していただけでなく、運動量が多く、よく触ってリズムを作っていた選手。攻撃ではオウンゴールに繋がるシュートも。ただ、当時でも28歳でしたから年ですね。調べてみると、最近も代表入りしているでしょうが、パフォーマンスとしては落ちそうです。また、当時も試合によってムラを感じました。

SWG、RSH イスマイラ・サール 2
 ロシアワールドカップ2018では、20歳。スピードがあって好きなタイプですね。メモを見ると、スピードが半端なさそうです。




■2022/11/30 イスマイラ・サール、スピードとドリブルが冴えて何度もチャンス

エクアドル 1-2 セネガル

 今回初見のセネガルはマネが今大会出ていないみたい。勝たなくちゃいけないってことで、セネガルがガンガン来る。2試合であったエクアドルの良いプレスや落ち着いた繋ぎもできず、ロングボールに。セネガルは下がる選手にもついてきて守備もすごい。一方的なペースで先制。
 後半、リードしたセネガルは別物になって、動きが全然に。ただ、エクアドルペーストはいえ、エクアドルはチャンスを作れない。それでもエクアドルがセットプレーから得点したが直後に同じセットプレーから失点。これは精神的にもきつかった。
 若くても老獪さを見せていたエクアドルはこれで焦り。WBが前にはりつきすぎになってスペースなく、動き直しもなくなってのでこれでは出しどころがない。これでグループリーグ敗退に。
 エクアドル応援していて、応援チームは4勝6敗7引き分け。序盤格上の応援多かったのに勝利積み重ならず、最近負けまくっていて負けが2つ先行。疫病神状態に。

4-2-3-1

GK 16    E.メンディ
CB 22    A.ディアロ
CB 3    K.クリバリ
 いいDFなんだけど、パスミスになりそうなヒヤリとするプレー。セットプレーのこぼれ球を後半押し込んでゴール。

LSB 14    I.ヤコブス
RSB 21    Y.サバリ

CH 26    P.ゲイ
 カウンターでマーク外れるが、シュート絶好で枠飛ばず。

CH 11    P.シス
(6    N.メンディ)

LSH 18    イスマイラ・サール 24歳
 左抜けてきてチャンス。その後もスピードで怖いところ。強さも見せて倒されずに抜けていってシュートまで。中に少し入って右足で入れるボールも良かった。怖い選手。早いFKで左抜けてGKと1対1になりそうになってPKとる。自分でとったPK、低くて良いボール、コースに決めて先制。
 後半チーム劣勢だが、ファールもらったり、スルーしてターンして抜けてファールもらったり、前半は味方熱くなるところ抑えたりと、若いけど経験感じさせるプレー。ウラでスピード活かして入っていく。本当怖い選手。

RSH 13    I.エンディアイエ(ヌジャイ)
 中うまく入れ替わって入ってきてから1点ものの短いスルーパス。右でスピードで抜けて低い良いクロス。激しく上下するドリブルで粘って右アウトサイドでちょんと出してチャンス。

(20    B.ディエング)

OH 5    I.ゲイ
 出そうなボール最後に触ってDFに当ててCKにするうまいプレー。肩で顔に行ってファールしてFKあげてしまい、その後のCKから失点。ただ、次のFKで良いボール右から右足で入れてクリアミス誘い、ゴールに繋がる。

FW 9    B.ディア
 スルーパスもらったエリア内で絶好のシュート外す。

(4    P.シセ)




■2022/12/05 再びイスマイラ・サールがチャンスメイクで決定機を作るが…

イングランド 3-0 セネガル

 序盤はイングランドペース。セネガルはなんかあまりやる気のない感じ。ただ、イングランドもガンガン行かないでゆっくり攻めているし、ペースが上がらない静かな展開。
 セネガルが1回決定的なチャンスを作ってから、セネガルに良さ出てくるがそこからのカウンターでイングランド先制。アディショナルタイムでさらに1点。
 セネガルは後半一気に3人選手交代してくるが、3点目入って万事休す。ゴールシーンはいずれもきれいだったものの、試合としては退屈だった。
 この試合は格上のイングランドを普通に応援していて、応援チームは6勝8敗8引き分け。ここは勝って当然…というところで、今大会、格上応援チームでも取りこぼしあるし、全体としてはボロクソ。

4-2-3-1

GK 16    E.メンディ
 特別悪かったわけではないが、FIFA最優秀GKにも選ばれたことがあるというプレーの片鱗はわからず。

CB 22    A.ディアロ
 低いところでとられそうになるプレー、

CB 3    K.クリバリ
 初っ端からパスミス。後半もスライディングに行ってとれなくてピンチになるところ。イライラしているのか、完全に遅れて後ろから押してイエロー。評価高い選手なんだけど、私見るときはいつもそれほどじゃない気がする。

LSB 14    I.ヤコブス
 良い守備ないわけではないが、3失点目のところで前入られるなどやられている。

(12    F.バロトゥレ)
RSB 21    Y.サバリ
CH 11    P.シス
(26    P.ゲイ)

CH 6    N.メンディ
 後ろから狙われてとられるところ。

LSH 18    イスマイラ・サール 24歳
 右もできるので開始前右の予想だったが、また左。左でボール奪ってドリブルでスルーパス入れて1点ものだった。DFにと入れ替わって縦に抜いていくプレー、引っ張られる。ときたま良さは見せていたが、チームが悪すぎてあまり目立てず。

RSH 15    ディアッタ
(17    P.サール)

OH 13    I.ヌジャイ
 I.ゲイ良い選手だが出場停止でスタメン。スピードと寄せでとりかけるところはあった。

(20    B.ディエング)

FW 9    ブライユ・ディア 26歳
 クロスでDFの前入ってよく触る。シュートはDFに当たるが良かったプレー。さらに、裏抜けてシュート、決定的だったが、GKが好セーブ。シュートが悪かったわけではない。

(19    F.ディエディウ)




■2023/02/16 セネガル代表好きな選手ベスト11 イスマイラ・サールやイドリッサ・ゲイエなど

 セネガルはたまに好きな選手がいる国…というイメージ。でしたが、古い代表を見ても好きという選手が全然いなくてイメージと違います。確かFWのディウフは大好きだったと思います。古い代表は彼くらいしかいませんね。
 メモは2018年と2022年の2つ。しかし、選んでみると、なぜか2018年ばかりに偏りました。2022年は相手チームの応援が多かったためかもしれません。

  ニアング Hディウフ

Iサール     Iエンディアイエ

 Aエンディアイエ Iゲイエ

ユースフ・サバリ  ムサ・ワゲ

  クリバリ サリフ・サネ

   Kエンディアイエ

GK ハディム(カディム)・エンディアイエ 1 33歳(2018年ワールドカップ) 1985/4/5 185cm
 高さで負けているのを意識した感じで、何度か取りに行っており、良いプレーだと思ったGK。ただ、取りに行くプレーでDFと重なり失点する試合も。キックもイマイチ。

CB カリドゥ・クリバリ 1 27歳(2018年ワールドカップ) 1991/6/20 186cm
CB サリフ・サネ 1 27歳(2018年ワールドカップ) 1990/8/25 196cm

LSB、RSB ユスフ(ユースフ)・サバリ 3 25歳(2018年ワールドカップ) 1993/3/5 174cm
 2022年は右サイドバック。左サイドバックで出ていた2018年の方が好印象。。良いボールカットからそのままスピードで中央少し上がって、裏への良いボール。長いという感じのボールをやはりスピードで追いついて、深いところからクロス。ゴールに絡む試合も。守備でも良いプレーを見せていました。

RCB ムサ・ワゲ 3 19歳(2018年ワールドカップ) 1998/10/4 171cm
 ペナルティーエリア内でこぼれたところをダイレクトで強烈シュートでゴール。

CH、OH イドリッサ・ゲイエ(ゲイ) 5 28歳(2018年ワールドカップ)  1989/9/26 174cm
 ポーランド戦では、両CHともに、CHのところに下がってきてプレーしていたレヴァンドフスキによく対応。ゲイエの方は攻撃でも仕事。カウンターでさらに右の選手も空いていたものの、シュートを選択。これがDFに当たってオウンゴール。また、前後半ともに運動量が多く、よく触ってリズムを作っていました。
 2022年はもっと攻撃的な位置でプレー。やはり良い選手だと感じるプレーだった。

CH アルフレド・エンディアイエ 2 32歳(2018年ワールドカップ) 1990/3/6 188cm
 ポーランド戦では、両センターハーフともに、下がってきてプレーしていたレヴァンドフスキによく対応していました。

LSH、RSH、RWG イスマイラ・サール 6 20歳(2018年ワールドカップ)  1998/2/25 185cm
 セネガルで一番好きな選手と言うと、サールですね。アフリカの選手は速い選手が多いのですが、特に彼は抜けて速い抜群のスピードがあり、一番の武器です。
 彼が登場した2018年ワールドカップは新鮮さがあり、魅力でしたがややムラ。パフォーマンスとしては、2022年の方が上。相手チームを応援していたものの、スピードあるドリブルを中心にチームで一番怖いというプレーを繰り返していました。
 24歳でまだまだ若手であったにも関わらず、以前からレギュラーだったせいか、チーム劣勢だが、ファールもらったり、スルーしてターンして抜けてファールもらったり、前半は味方熱くなるところ抑えたりと、若いけど経験感じさせるプレーも印象的でした。

RSH、OH   イリマン・エンディアイエ(ヌジャイ) 2 22歳(2022年ワールドカップ) 2000/3/6 180cm
 中うまく入れ替わって入ってきてから1点ものの短いスルーパス。右でスピードで抜けて低い良いクロス。激しく上下するドリブルで粘って右アウトサイドでちょんと出してチャンスも。

FW エル=ハッジ・ディウフ(ハジ・ディウフ) 6 歳(2018年ワールドカップ) 1981/1/15 181cm
 確かテクニックが高い…がひとりで全部という感じではなく、周囲を使うプレー、特に意外性やアイデアのあるプレーがあって気に入った選手だった記憶。めちゃくちゃ好きだったような記憶があるんですけど、曖昧です。他に当時アフリカにディウフってFWいたかな?と見ると出てこないので、たぶん彼で間違いないと思うんですが…。

FW ニアン(エムバイ・ニアング) 4 23歳(2018年ワールドカップ) 1994/12/19 184cm
 アフリカの選手らしくスピードがすごかった。高くなったボールを足を高く上げてきれいにコントロールした右となプレーも。体の強さも感じる。その他、守備で頑張ったり、下がってきて触ったりするプレーも。ただ、若さがあり、かなりイライラしてしまい退場かとヒヤヒヤするところも。




■2018/06/21 戦術理解度と組織的な守備がハイレベルなセネガル

ロシア・ワールドカップ(W杯)グループH第1節 ポーランド 1-2 セネガル

 セネガルの方に見たい選手がいて楽しみにしていました。 もうすでに試合のことは忘れちゃったのですけど、メモによるとセネガルの組織的な良さが出たっぽいですね。攻めあぐねていたポーランドが3バックにしてサイドを使えるようになったのに対し、得点を奪った上、4-3-3にして対応するというハイレベルな攻防に。組織的な守備が良かったようです。
 ちなみに監督は今大会最年少だというアリウ・シセさん。セネガル代表で選手として出ていた選手が監督として戻ってきました。名前は聞き覚えありますけど、たぶん私はフランス代表だったFWのシセの方で覚えていただけで、セネガル代表だのシセは覚えありません。
 感想の順番としては、久しぶりに応援チームが勝利。ただ、それでも感想書き終えている試合の私の応援チーム戦績は、4勝8敗3分けとかなり負けまくっています。

■2018/06/21 注目のリバプール所属のマネは乗り切れず、ニアンやゲイエが活躍

ロシア・ワールドカップ(W杯)グループH第1節 ポーランド 1-2 セネガル
【ポーランド】クリホヴィアク(後41)【セネガル】OG(前37)ニアン(後15)
GK
16 カディム・エンディアイエ 6
 33歳。ポーランドで高さに分があり、負けていました。それを意識した感じで、後半は何度か取っており、良いプレーだと思いました。
DF
3 カリドゥ・クリバリ 7
 27歳。両センターバックはメディアだと高評価だったのですけど、クリバリはミスパスや相手にあげてしまうクリアがあったのが気になりました。
6 サリフ・サネ 6.5
 27歳。両センターバックはメディアだと高評価だったのですけど、サネはレヴァンドフスキの縦のプレーでたまらず止めてしまい、イエローカードもらっていたのが気になりました。
12 ユースフ・サバリ 6.5
 25歳。左サイドバック。良いボールカットからそのままスピードで中央少し上がって、裏へのボール。これもよくってチャンスにしていました。
 後半もスピードを見せていました。長いという感じのボールを追いついて、深いところからクロス。守備でも良いプレーを見せていました。
22 ムサ・ワゲ 6
MF
5 イドリッサ・ゲイエ 7
 28歳。両センターハーフともに、下がってきてプレーしていたレヴァンドフスキによく対応していました。
 ゲイエの方は攻撃でも仕事。カウンターでさらに右の選手も空いていたものの、シュートを選択。これがDFに当たってオウンゴールとなりました。また、前後半ともに運動量が多く、よく触ってリズムを作っていました。
10 サディオ・マネ 6.5
 26歳。リバプール所属で、最も注目の選手だそう。右で紹介されていましたが、左のサイドハーフのようです。
 低い位置ですが、足の裏を使ったターンをしていました。技術の高さを感じさせるプレー。また抜くぞと見せかけながら、すっと裏に出すプレーも良かったです。また、ヒールでワンタッチで出したプレーも、テクニックの高さを感じましたが、同時にカウンターがスピードアップした良いプレーでした。
 ただ、どうも乗り切れていないなといった感じ。たぶん本来はもっと良いプレーができる選手だと思われます。
13 アルフレド・エンディアイエ 6(87分OUT)
 32歳。両センターハーフともに、下がってきてプレーしていたレヴァンドフスキによく対応していました。
18 イスマイラ・サール 6
 20歳。サイドハーフ。左で紹介されたものの、右でよく攻撃に絡んでいました。スピードありますね。長いかなというボールを追いついてきて、コントロールしてきます。
FW
9 マメ・ディウフ 6(62分OUT)
19 エムバイ・ニアング 7.5(75分OUT)
 23歳。前半は下がってきて触ってパス出したり、守備で頑張ったりするところで目に付きました。
 後半傷んでピッチに出ていて、主審の許可を得て戻ってきたところ。そこにミスキックのような感じで跳ねたバックパスのボールが雑に 流れてきて、ゴール。ポーランドは全然見ておらず、タイミング的に不運なところもありました。
 ただ、高くなったボールを足を高く上げてきれいにコントロールしたのは見事。また、この跳ねたボールをかっさらおうと走ってくる際のスピードもものすごいものがありました。ラッキーだけでなく、良さの出たゴールです。
交代選手
MF11 シェイク・エヌドイエ 6(62分IN)
FW14 ムサ・コナテ 6(75分IN)
MF8シェイク・クヤテ -(87分IN)
(メンバー・採点は、【ポーランド1-2セネガル|採点&寸評】躍動したセネガル、最高評価は圧巻のスプリントから決勝ゴールを奪ったニアングに! | サッカーダイジェスト


■2018/06/25 初戦と一転して未熟さが出たセネガル、引き分けでもラッキーなほど

 ロシア・ワールドカップ(W杯)グループH第2節 日本 2-2 セネガル

  初戦で乗っていけるのではないかと書いたように、日本は非常に良いゲーム。引き分けですけど、優勢に進めて内容の濃い引き分けでした。
 幸先良く先制したセネガルのカウンターが出やすくなるかと思ったもののそうでもなく。追いついてからはセネガルが焦ってしまいました。後半も修正できず、さらに焦ってボロボロ。むしろ引き分けだったのは運が良かったというくらいです。
 セネガルの初戦は、相手のフォーメーションチェンジに見事に対応して、むしろ戦術理解度や組織的守備は良いチームだと感じました。しかし、今日は逆に全くダメ。32チーム中10番目と若いチームではあるのですけど、27.2歳ですので極端ではありません。ただ、内容はかなり未熟でした。で、スタメンを見ると、若い選手が多いですね。そんな感じでしたわ。

■2018/06/25 注目のリバプール所属のマネが依然として不調、日本戦でもイマイチ

 ロシア・ワールドカップ(W杯)グループH第2節 日本 2-2 セネガル
【日本】乾貴士(前34)本田圭佑(後33)
【セネガル】マネ(前11)ムサ・ワゲ(後26)
GK
16 K・エンディアイエ 5.0
 33歳。メディアでは2失点に辛い評価。1点目は無理だと思うのですけど、2点目なんかは飛び出していって、DFと重なり触れずに失点という最悪のもの。また、私が気になったのはキック。良くないボールが多くありました。
DF
22 ムサ・ワゲ 6.0
 19歳。RSB。初戦はあまり目につかなかったのですけど、今日はペナルティーエリア内でこぼれたところをダイレクトで強烈シュートでゴール。良くない時間帯でのゴールであり、チームとしては大いに助かりました。
6 S・サネ 6.0
3 クリバリ 6.0
12 サバリ 6.5
 25歳。左サイドバック。クロスはGKに取られたものの、左の深いところから上げるプレーが印象に。ただ、他の2ゴールにも絡んでいたそうなので、そっちの方が良いプレーだったかもしれません。
MF
17 P・エンディアイエ 5.5
(→C・エンドイエ -)
13 A・エンディアイエ 5.0
5 グイエ 5.5
FW
18 サール 6.5
 20歳。RWG。長友にスピードで勝ってクロスを上げる場面など。とはいえ、そこまで良いと思わなかったのですが、メディアでは長友に勝っていたと高評価でした。
19 ニアン 6.5
 23歳。中にいた方が怖いと思ったのですけど、最初CKをよく蹴っていました。早くいいボールは入れられていました。流れの中では体の強さを見せていた他、裏への簡単ではないボールをダイレクトでシュートまで持っていく場面。
 メディアでは高評価でしたが、後半は若さが出ちゃいましたね。かなりイライラしており、肘などで当てるプレーを2度もやってイエローカード。その後もイライラしていて、退場もあるぞと思いました。
 ただ、その後、ペナルティーエリア内でクロスをヒールでコースを変えてアシスト。なので、全体としては高評価ですし、仕事はしています。
(→M・ディウフ -)
10 マネ 6.0
  26歳。LWG。前の試合でも不調ではないかと書いたのですけど、今日もやはりイマイチ。メディアでも右のサール以上に低評価でした。日本としては、彼が不調だったのは助かりましたね。
 とはいえ、ゴールは決めています。シュートに詰めていたところパンチングのボールが偶然足に当たって先制。日本のミスですけど、ここに詰めていたというのが良かったです。
 守備に戻って高く足を上げてよく触るプレー。ここらへんはスピードと身体能力の高さを感じさせます。
 また、攻撃でも動きながら胸トラップ、右足、右足とうまくコントロールするプレー。 これは身体能力というよりは、技術の高さを感じさせるプレー。
 ただ、前述の通り、良さができったかというとそうではない感じ。うまくいっていないこともあるのか、後半は途中から真ん中に入りましたが、逆効果だったでしょう。彼はサイドにいた方が良いタイプだと思います。
(メンバーと採点は、レーティング:日本 2-2 セネガル《ロシアW杯》【超ワールドサッカー】より)



■2018/06/29 不運だったセネガル、PK取り消しと怪我による選手交代時の失点

ロシア・ワールドカップ(W杯)グループH最終節 セネガル 0-1 コロンビア
【コロンビア】ミナ(後29)

 日本は今大会応援していないですし、コロンビアが見たいということでこちらを見ました。日本は薄氷の1位なのに余裕ぶっこいたのか6人交代して温存する謎采配で自滅した模様。セネガル・コロンビアともに勝ち抜ける可能性がありましたが、得失点差・総得点・直接対決までいっしょで警告数などのフェアプレーポイントで日本が2位、セネガルが3位ということになりました。
  コロンビアが支配して、セネガルのカウンターと思いきやセネガルがほとんどの時間キープ。勝ち点としても攻める必要があるのはコロンビアでしたから意外です。ただ、セネガルは守備の良さで主導権を握った感じですね。中盤にスペースがなくて安定。若いチームらしく、良いときと悪いときで差が大きいチームですね。日本戦はここまで良くありませんでした。これはアフリカらしいとも言えるかもしれません。
 後半もセネガルペース。ただ、もう1つの試合で日本が失点してチャンスというところから、コロンビアサポーターがすごい盛り上がり。声援に押されて少しコロンビアにもペースが来た時間帯で先制。あとはもう攻めるしかないというセネガルが攻めたものの、届きませんでした。
 失点のシーンは交代選手がいて、ちょっと集中力が途切れた感じ。やばいタイミングだぞと見ていたところで、ズバッと決まりました。敵のセットプレーでは交代しないというのが原則。しかし、選手が傷んで10人という状況での交代でしたので、仕方ないですね。セルビアとしては不運でした。
 なお、セルビアは早い時間帯にPKが取り消されて、それも不満だろうと思います。VTRでも際どいところでしたが、ボールに行っているという判断はやむなしでしょう。今大会VARのおかげでジャッジの正確性が増したと評価して良いと思います。私はクラブワールドカップの試験導入のときから、賛否両論あるこのVAR導入を支持していました。
 GK
16 カディム・エンディアイエ 5.5
 33歳。難しくない長いFKを1回落としてヒヤリ。後半もクロスで出て触れない判断の悪いプレーがありました。一方でペナルティーエリア内で右に出て良いカバー、スライディングでボールに行くプレーというのも見られました。
DF
3 カリドゥ・クリバリ 6
 27歳。CB。失点には繋がりませんでしたが、遅れてジャンプしてFK与える場面。後半も遅れて足に行ってイエローカードをもらっていました。一応ファルカオは封じた形。
6 サリフ・サネ 6
 27歳。CB。守備はよく、中央をドリブルで攻め上がる場面もありました。一方でクリアをキックミスして後ろに流れてヒヤッとする場面も。一応ファルカオは封じた形。
12 ユースフ・サバリ 6(74分OUT)
21 ラミンヌ・ガサマ 6.5
MF
5 イドリッサ・ゲイエ 6
 28歳。CH。サイドバックの上がった裏をカバーして良い守備をする他、持ち場の中央でも奪う場面が多いなど、運動量が多い上に守備が良いです。初戦はもっとすごかった一方、日本戦はそうでもなくと、28歳ですけどムラもあるかもしれません。
8 シェイク・クヤテ 6
 28歳。CH。指摘なく評価は平均点となっているものの、CKのマークが遅れて失点しまったのは彼のところだったような?
18 イスマイラ・サール 6.5
 20歳。右サイドハーフ。右からスピードでマイナスのボールを入れてチャンスを作る場面。ただ、チャンスの回数としては少なめです。
20 ケイタ・バルデ・ディアオ 6(80分OUT)
 23歳。初先発とのこと。立ち上がり左で仕掛けながらマネへパスして一度はPK判定というビッグチャンスを作りました。守備でも良いところを見せています。全体に左サイドは押し気味でしたが、決定的なところとしてはこれ一つでした。
FW
10 サディオ・マネ 6
  26歳。イマイチ本調子ではない感じの中心選手。今日はサイドではなくトップでどうかと思ったものの、少し良いところはありました。ただ、技術的なうまさ、体の使い方のうまさは見せつつも、最後まで乗り切れないという3試合になりました。
 守備がボールウォッチャーとなっているところ、すっと入っていて一度はPK判定というプレー。またやはり体のうまい使い方でボールにタッチせずスルーして縦に行くというプレーがありました。
19 エムバイ・ニアング 6(86分OUT)
 23歳。ペナルティーエリア内右、人がいて簡単ではないところ体の強さ見せてシュートまで行くプレーがありました。ただ、攻めていた時間が長かったわりに良いシーンはあまりありませんでした。
交代選手
DF22 ムサ・ワゲ 5.5(74分IN)
FW14 ムサ・コナテ -(80分IN)
FW15 ディアフラ・サコ -(86分IN)
 (メンバーと採点は、【セネガル0-1コロンビア|W杯選手採点】激闘を制したのはコロンビア。セネガルも数多くのチャンスを作ったが… | サッカーダイジェストWebより)