■2015/6/20 日本もワールドカップ招致で謝礼と報道 長沼健名誉会長が1億8000万円を南米サッカー連盟に
■2015/6/20 日本もワールドカップ招致で謝礼と報道 長沼健名誉会長が1億8000万円を南米サッカー連盟に
スペインのスポーツ紙アスが、サッカーワールドカップ(W杯)2002年日韓大会の招致に絡み、日本サッカー協会の当時の名誉会長、長沼健氏(故人)から南米サッカー連盟に150万ドル(約1億8000万円)の謝礼金が支払われた、と報じたそうです。
謝礼金は、南米パラグアイに本部がある南米連盟を受取人として00年に送金されました。このお金は、当時の同連盟会長で国際サッカー連盟(FIFA)理事でもあったニコラス・レオスさんら幹部の間で分配された、としています。
ネタ元は、南米連盟本部に00年代中頃まで15年間勤務した元職員。この人の証言にによると、謝礼金はFIFAでのW杯開催地選定で投票権を持つ南米各国への「見返り」だったとのこと。
(「日本、W杯招致で謝礼」…スペイン紙報道 2015年 06月20日 13時06分 提供元:読売新聞より)
http://news.so-net.ne.jp/article/detail/1112630/
当然、当時"02年W杯招致委員会事務局長を務め、00年当時は日本サッカー協会副会長だった小倉純二・現名誉会長は「状況としてあり得ない」と否定。「(96年に日韓共催が決まり、開催地を選ぶ)投票はなかったのに、なぜ2000年になって(謝礼金を)送らないといけないのか」としていました。
ただ、問題はコピーが存在するということですね。同紙は記事を裏付ける資料として、謝礼金の送り先とされるパラグアイの銀行に対し、レオス氏が自身の口座などに再送金を指示したとされる00年2月3日付の文書のコピーを掲載していました。
最も必要なのはこの真偽を確かめることでしょう。
2019/04/05追記:と書いていたものの、その後話が広がらなかったところを見ると、 そのような問題はなかったのかもしれません。