2026年6月17日水曜日

W杯3位でも予選敗退のハイレベル…トルコはなぜ欧州所属?

■2017/03/29 トルコのメッシことエムレ・モル、予測不可能なスピードとドリブルが武器
■2017/07/16 19歳エムレ・モル、浦和から2得点「Jリーグにあれ以上の選手はいない」
■2026/06/17 W杯3位でも予選敗退のハイレベル…トルコはなぜ欧州所属?



■2017/03/29 トルコのメッシことエムレ・モル、予測不可能なスピードとドリブルが武器

 モルドバ代表との国際親善試合で代表初ゴールを記録したMFエムレ・モルは、まだ19歳。相手選手3人に囲まれながらも強引にドリブル突破、相手GKまでもドリブルで交わしてのゴールでした。
 元マインツのカスパー・ヒュルマンド監督から「彼は予測不可能なスピードを持っている。まさに”トルコのメッシ”だ」と言われたことがあるそうで、スピードも抜群です。
 ドルトムントではベンチスタートが多いそうですが、楽しみな選手です。

19歳”トルコのメッシ”、代表初ゴール! 華麗に相手GK交わしドリブルからシュート フットボールチャンネル | 2017年03月28日



■2017/07/16 19歳エムレ・モル、浦和から2得点「Jリーグにあれ以上の選手はいない」

 ドルトムントではベンチスタートが多いとされていたエムレ・モル。リーグ戦などではないものの、浦和戦で2ゴール。3-2の勝利に貢献しました。

  先制したのは浦和でしたが、後半から投入されたエムレ・モルがこれをひっくり返します。まず、76分にドリブルで浦和守備陣を突破し、最後は槙野を振り切って同点ゴール。
 さらにそのわずか3分後にも、シュメルツァーからの折り返しを受けて放ったシュートが決めて逆転。
(香川不在のドルト、浦和との終盤の打ち合い制して勝利。19歳モルが2得点 フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年07月15日 )

  試合としては、その後1点ずつ加算して、3-2に。
 前述の通り、エムレ・モルは別のチームのエースでもなんでもないのですが、マッチアップして2得点決められた浦和のDF槙野智章は、以下のように言っており、大きなインパクトを残したようです。

「あんなに若くて中盤でテクニックと速さがあってドリブルが出来る選手と、今日対戦出来たのは良かったです。これからJリーグで戦う上でも、あれ以上の選手はいないという意味で、良い緊張感の中でこれからやっていかないといけないという良い刺激になった」
(槙野、2得点決めた19歳のドルトMFに刺激「Jリーグにあれ以上の選手はいない」 フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年07月16日 )



■2026/06/17 W杯3位でも予選敗退のハイレベル…トルコはなぜ欧州所属?

 トルコVSオーストラリアなんですけど、どちらも所属がおもしろいところ。オーストラリアは地理的にはオセアニアなのにアジア枠。一方、トルコは地理的にはアジアなのにヨーロッパ枠での出場です。
 このうち、オーストラリアの理由はわかりやすいところ。もともとは本当にオセアニア枠だったのが、たぶんワールドカップ出場枠が厳しすぎる…ということで、アジアサッカー協会に加入したという経緯じゃないかと。オセアニア同士の戦いだと、レベルアップをはかれないというのもあるかもしれませんけどね。
 一方、メリットがわからないのがトルコ。トルコは2002年大会が3位だったにもかかわらず、24年ぶりの出場ということでわかるように、ヨーロッパのレベルが高すぎでワールドカップになかなか出られません。前回大会良かったとは言え、基本的にはアジアは世界最弱。アジアに所属した方が楽だと思うんですけどね…。ここらへんは、歴史的経緯や文化的な理由でしょうか(文化的にも中東という意味で言うとアジアなんですが)。
 ただ、前回大会良かったと書いたように、その最弱アジア代表のオーストラリアにトルコは大苦戦。オーストラリアが守備重視だったとは言え、単調にパスを回してるだけで怖くない…というヨーロッパサッカーの悪いパターンだな…と序盤から見ていました。優勝候補と言われてつつグループリーグ敗退したときのスペインやベルギーがこういう単調サッカーでした。
 ダメそうだと思っていたら、案の定、守備的なオーストラリアが効率よく点を取って勝利。トルコも怪我明けのドリブラー・ユルディズを入れて多少可能性が見えてきましたが、可能性まで…。完敗となっています。
 オーストラリアのスタメンはワールドカップ経験者1人だけという珍しいスタメン。若手多いそう。守備的。全員半分より戻って守備。でも、カウンターあるし、高さあってセットプレーが怖い。Jリーグでもプレーして日本でもおなじみなポポビッチ監督の采配がズバリあたった感じですね。
 トルコは好きなチームだったので応援はしていました。前回見たときは大好きだったんですよ。これで今大会の応援チームは2勝1敗3分け。初の黒星となりました。

[6.14 北中米W杯GL第1節 オーストラリア 2-0 トルコ バンクーバー]

[トルコ]
先発
GK 23 ウグルカン・チャクル
 相手の高さ意識してCKでは取りに出てる感じ。良い判断だけど、とりきれず危ないところも。
DF RSB 2 ゼキ・チェリク
 裏に走って高いボールうまくコントロールしてプレー。後半裏狙って動いてシュートまで。
(81分→DF 18 メルト・ミュルドゥル)
DF CB 3 メリフ・デミラル
 ロングボールで持った選手にきっちり対応。失点のところ絡むが、相手スピードあったしやややむを得なかったか。
DF CB 14 アブドゥルケリム・バルダクチ
 サイドでFWに粘り強く良い対応。ミドルシュート打った瞬間に入ったと思ったが、ポスト。後半ボール失ってひやり。
DF 20 LSB フェルディ・カディオール
 良いカットからそのまま持ち上がり。
MF OH 6 オルクン・コクチュ
(62分→FW RSH 19 ユヌス アクギュン)
 右に入ってギュレル真ん中。良い持ち方するが、崩しきれない。
MF RSH 8 アルダ・ギュレル
 21歳で完全にチームの中心。ゲームメイク。レアル・マドリーで試合出まくっているそうな。やはりタッチうまい。ボールスルーして動いてもらってシュートまで。中央でフリーでシュートもこれはGK正面でいまいち。
 うまさあり持てるんだが、かなり取られるところあるし、シュートがちょっと精度低い。どうも力を出し切れていない感じで、正直それほど良くなかったと言わざるを得ない試合に…。中央で反転しながらかわしてくるテクニカルなプレーはあった。
MF CM 10 ハカン・チャルハノール
MF CM 16 イスマイル ユクセキ
(81分→MF 5 サリフ・エズジャン)
MF LSH 21 バルシュ・ユルマズ
 守備の切り替えで良いプレー。
(46分→FW 11 ケナン・ユルディズ)
 怪我明けみたいだが、良いドリブルからチャンスなりそうなところ。ドリブル鋭い。トルコの中では良かった。
FW 7 ケレム・アクトゥルコール
 172で1トップ。おもしろいなと思ったが、プレーは印象に残らなかった。
(85分→FW 9 デニス・ギュル)