■2026/06/20 身長差を逆転するティルマンのセットプレーのキック
■2026/07/02 メッシは退場じゃないのに…不可解なレッドカードで退場
■2026/07/13 不可解な出場停止処分1年間猶予!試合には逆効果だった可能性も…
■2026/06/20 身長差を逆転するティルマンのセットプレーのキック
好きなチームで開催国なのですが、初戦は地上波放映がなかったアメリカ。今回開催国は3試合もありますからね。4点取って勝っていたので、見れていれば気持ちよかったんですけど…。2戦目の相手は、こちらも初戦勝利のオーストラリア。初戦は堅い守備を見せつつも、守備だけでなく攻撃でも良いところを見せて勝利してきています。
オーストラリア、初戦は、ワールドカップ経験者をほとんど外してくるという珍しいスタメンで大当たり。ポポビッチ監督、今回は初戦の得点者2人をベンチスタートにして今度はベテランを出すという、また逆方向で意表を突くスタメンにしてきました。
が、早くにオーストラリアが失点してしまい、アメリカのホームサポーターの雰囲気もあり、ややバタバタ。ハイドレーションブレイク後落ち着くと思ったら、むしろもっとバタバタ。焦って繋げずミスやとられるプレーが連続します。ホームアメリカの観客のムードがすごいすごいですね。いちいち湧くし、2点目入れただけで選手みんな出てきて大一番の試合での勝利確定みたいな雰囲気になっていました。まだ前半なんですけど…。
エースのプリシッチがいないんですが、サポーターの後押しもあり、全く不在を感じさせません。
後半やっとオーストラリアのバタバタは収まります。それでも、なかなかチャンスはなかったのですが、徐々にオーストラリアの流れに。とはいえ、ゴールまで行けずに終了となりました。
ところで、このゲームでは、主審が足をつるという珍しい場面が。初めて見たかもしれません。12時からの試合で、一番体力的にきついゲームだったと思われます。
前述の通り、アメリカを応援。快勝しており、今大会の応援チームは5勝1敗4分けです。これだけ応援チームの勝ちが先行するワールドカップは初めてかもしれません。
【北中米W杯グループリーグ第2節】(シアトル)
アメリカ 2-0(前半2-0)オーストラリア
<得点者>
[ア]オウンゴール(11分)、アレックス・フリーマン(43分)
[アメリカ]
先発 4-5-1 (テレビでは4-5-1とされていたが、ゲキサカは3-4-2の見方。3バックならフリーマンがRSBではなくRCB)
GK 24 マット フリーズ
DF CB 3 クリス・リチャーズ
序盤いきなりピンチ。RSBからのパスを見ていなかったのか、相手にとられる。ただ、その後、サイドまでついてって、粘り強くやって奪う良いプレー。後半、ちょっとファール取られそうな体に行くプレー。高い位置で裏取られそうなところで止めに行ってイエロー。2-0で1点取られても大丈夫だし、いらなかったプレー(と書いていたが、後から考えると、勝てばグループリーグ突破確定。退場してでも勝ってここで決めてしまった方が良いとも考えられるかも)。
DF CB 13 ティム・リーム
DF RSB 16 アレックス・フリーマン
良いクロス入れられたが、中央までついて行って先に触ってクリア。シュート浮いたボール押し込んで追加点。自陣で切り替えしてすっとかわすプレー。右スペースあったところ上がっていき、シュート打たせるところまで。
MF RSH 2 セルジーニョ・デスト
今日はMFで登場。右でマッケニーとボールやり取りしながらシュートまで。深い位置からのFK、トリックプレーで戻して中央からシュート、浮いて押し込んで2点目。後半最初、相手のややルーズなところ狙っていって先に触る。
(80分→DF 23 ジョー・スカリー)
MF CM 4 タイラー・アダムス
後半最初ハーフラインまで上がっていた裏に良いボール出してビッグチャンス作ったの彼じゃないかと思う。たぶんCBサイドに出たところカバーでDFラインに入っていて、中にドリブルする選手がボール長くなったところ判断よく出てきてカットしてそのままパスでチャンスに。あらかじめ来そうだと予測したような素晴らしい動き出し。前半もバランス良かったと思う。その後も良いカット。
MF LSB 5 アントニー・ロビンソン
先制点につながった裏へ低いパス出したのは、たぶん彼じゃないかな。
(80分→DF 6 オーストン・トラスティー)
MF OH 8 ウェストン・マッケニー
右に流れて相手に背を向けながらすっと前を向いて簡単そうにクロス上げたが良いプレー。右でデストとボールやり取りしながらデストがシュートまで行くプレー。右に良く流れているし、そのとき良い攻撃になっている。左にも流れていた。パスうまいがドリブルもとられない、後半も裏への素晴らしいパス。良い選手だわ。
(90分+6→MF 7 ジョバンニ・レイナ)
MF CM 17 マリク・ティルマン 2002年5月28日 187cm・71kg 24歳
CK、柔らかいいいボール、上から落ちてくるボールで長身DF超えて入れてチャンスになりかけ。相手に簡単に当ててCKとって、自分でCK。相手の方が高いのに、チャンスになりそうなキックしてくる。すごい。スローインで裏に出してチャンスというプレーも。
FW LSH 9 リカルド・ペピ
後半ギリギリ先に触ってちょっとスピード見せて残すところ。
(74分→MF 14 セバスチャン バーハルター)
攻撃で相手に出しちゃうミス。
FW 20 フォラリン・バログン
左で裏に出されたボール、スピードで先に出て深いところから低いクロス、オウンゴール誘う。裏への良い動き見せるが、浮き玉はトラップミス。結構左に流れるが、それで良い形になっているし、中に別の選手入っている。
テクニカルなプレーも。体預けたり、体使って入れ替わったりもうまい。1トップだと苦しんでる選手も多いんだけど、非常に良かった。
(90分+6→FW 19 ハジ ライト)
■2026/07/02 メッシは退場じゃないのに…不可解なレッドカードで退場
ベスト32でアメリカとボスニア・ヘルツェゴビナ。ボールはアメリカが持っているが、5バックのボスニア・ヘルツェゴビナが意外にチャンス作っている。が、アメリカにもチャンスが出てきてついに先制点。
後半しばらくしてボスニア・ヘルツェゴビナ、攻撃選手3人入れてプレスの位置が高くなる。ただ、得点は奪えない。
全然わざとじゃないが、アメリカ選手が相手の足を踏んでしまいVRAに。ミスジャッジのようなかわいそうなレッドカード。しかし、アメリカが1人少ない中で追加点というドラマチックな展開。その後、41分になってアメリカは初の選手交代をしており、10人でも交代させずに追加点まで奪えるという采配が大当たり。
アメリカはその後も元気で、1人少ないのに小気味よくつないだり、チャンス作ったりと、まるで1人多いかのようなプレー。ボスニア・ヘルツェゴビナの方が元気なくなってしまった。
アメリカ、グループリーグで見た試合が良かったんですが、今回も良かったですね。今大会でも特におもしろいゲームをやっています。もともと好きなのでアメリカを応援して勝利。今大会これで11勝5敗4分けとなりました。
【北中米W杯決勝トーナメント1回戦(ラウンド32)】(サンフランシスコ)
アメリカ 2-0(前半1-0)ボスニア・ヘルツェゴビナ
<得点者>
[ア]フォラリン・バログン(45分)、マリク・ティルマン(82分)
<出場メンバー>
[アメリカ] 4-2-1-3
GK 24 マット フリーズ
CK,出ようとしたら直接来て慌てて戻ってなんとか触れる。
DF CB 3 クリス・リチャーズ
DF LSB 5 アントニー・ロビンソン
WGの位置入ったり、ゴール前入ったりとめちゃくちゃ攻撃的。
DF CB 13 ティム・リーム
後半グラウンダーのクロスにうまく対応。
DF RSB 16 アレックス・フリーマン
MF CH 4 タイラー・アダムス
クリアかパスか微妙なボールをスルーしたのかな、背後をよく見ていて、別の選手にプレーさせてこの流れから先制点生まれる。見直すと、触っていた。守備の良さの方が印象的な選手だったけど、見事なプレーだった。
MF CH 8 ウェストン・マッケニー
直前に下がって良いパス出していたのに、今度は右の裏に出て素晴らしいボール入れてチャンス。とったりとられたりの後、裏へカーブかけながら選手に向かっていく素晴らしいボール。後半、今度は左サイドの裏に出てくる。攻守に活動範囲が広く神出鬼没で、終盤まで走っていてすごい。
(90分+5→MF 7 ジョバンニ・レイナ)
MF OH 17 マリク・ティルマン
やはりCK,いいボール蹴ってくる。左エリア内でプリシッチにヒールで出してチャンス。FK,低いボールニアに入れておもしろかった。1人少ない中、素晴らしいヒールでの裏のパス出してチャンス。
さらに、ちょっと近すぎるかなというFK決めて2点差に。どこに蹴ったのかわからなかったけど、VTR見ると、壁越えて落としてニア決めていた。この距離で見事すぎる。
FW RWG 2 セルジーニョ・デスト
後半1人少ない中、エリア近くで引っ張られてFKとって、このFKが2点目に。
(87分→MF 14 セバスチャン バーハルター)
FW LWG 10 クリスティアン・プリシッチ
見なかったと思ったら初戦で怪我していたんだそう。スタメン復帰。左から斜めに入っていきシュートまで。とられないし、スピードあるし…。後半最初、自分でスペースに出してサイド使ってくる。退場者出て1トップに。キープしてとられずファールもらって時間稼ぐ。1人少ない中、ゴール前のこぼれ球押し込むが明らかにオフサイドだった。
(88分→FW 9 リカルド・ペピ)
FW CF 20 フォラリン・バログン
裏出て切り返し入れて左足でコース狙ったゴール素晴らしいが、どう考えてもオフサイドだと思ったらやはりオフサイド。スルーパス引っかかったが、彼のところにこぼれてきてすかさずシュート、GKの足に当たりながらゴール。得点感覚ある。
決して良いボールじゃなかったが、反応早く中入ってきてシュートまで持っていくがポストというプレーも。
後半、全然わざとじゃないが、足をつけたところに相手の足があり、足を踏んでしまいVARに。かわいそうなレッドカード。意図せずとも、足に当たってファールまではわかる。ただ、足の裏見せて行ったスライディングなどではなく、これで退場は厳しすぎ。じゃあ、あの場面で足をどうすれば良かったのか?と言う。人類には無理な要求っぽい。ミスジャッジと言って良いんじゃないかなぁ…。
と思って記事を見たら、結構、悪質、ラフプレー狙いといった反応を多く載せていた記事もあった。ただ、これは偏向記事かも。そうじゃない反応も多いし、同じプレーでメッシは退場になっていなかったという指摘もあったそう。
監督
マウリシオ・ポチェッティーノ
■2026/07/13 不可解な出場停止処分1年間猶予!試合には逆効果だった可能性も…
前回書いたように、アメリカ代表のバログンのレッドカードは不可解なもので、同情すべきものに見えました。その後のワールドカップの試合で足で踏むプレーがいくつかあり、なおかつ完全に遅れているバログンより悪質な例もあったものの、イエローカードだけ(カードが出なかったケースもあったかも)で、レッドカードになった例は見られません。やはりミスジャッジだったように思えます。
ただ、現状、こうした判定に関して異議を唱え、出場停止を回避するルールはないとされていました。なので、今後、こうしたケースに関するルールを定めていくべきという考えでした。
例えば、過去のワールドカップでは、ハンドリングで決定的なゴールが防がれた例があったものの、だいぶ経ってからですが、明らかなゴールをハンドリングで防いだ場合はゴールが認められるように変わっています。
ところが、驚いたことに、現状では救済措置がないにもかからわず、超法規的措置な感じで、出場停止の延期が認められてしまったと聞いてびっくり! 前述の通り、私は判定はおかしいという考えであるものの、出場停止延期もルール違反であり、指示できません。
この超法規的措置については、今回の開催国のひとつであるアメリカのトランプ大統領の政治介入が理由である可能性があるようです。
・【2026年サッカー男子W杯】 トランプ氏、FIFAに米選手の出場停止見直し求めたと認める 試合はベルギーが勝利 - BBCニュース(2026年7月7日)
<サッカー男子ワールドカップ(W杯)北中米大会で、アメリカ代表FWフォラリン・バログンが受けた1試合の出場停止処分が猶予されたことをめぐり、アメリカのドナルド・トランプ大統領は6日、国際サッカー連盟(FIFA)に処分の再検討を要請したことを認めた。>
<FIFAは5日になり、この処分を1年間猶予すると発表。バログンは米シアトル・スタジアムで6日午後5時(日本時間7日午前9時)キックオフのベルギー戦に出場できることになった>
<トランプ氏は、「あれがファウルだとは思わなかった」ため、FIFAに判定の見直しを求めたと説明。自分自身がFIFAのジャンニ・インファンティーノ会長と話をしたと認めた。ただし、再検討を求めただけで、処分を猶予するよう伝えてはいないとした。>
<一方、インファンティーノ氏はソーシャルメディア「X」で声明を発表。トランプ氏から電話を受けたとし、「FIFAの独立司法機関が関わっている法的プロセスが進行中で、適切な機関によってしかるべき時期に決定が出される」と伝えたのだと説明した。
BBCスポーツがFIFAに、トランプ氏の発言についての見解を尋ねると、「これ以上は何もない」との回答だった。
インファンティーノ氏はその後、FIFAの司法機関は「独立」しており、その決定は「常に尊重されなくてはならない」と主張。「FIFA懲戒委員会の決定が出たら、私は読む。驚くこともあるし、賛成できる時もあれば、賛成できない時もある」と述べた。
そして、「だが私が常に、そうした決定と、それを出す機関の自律性を尊重している。決定が、個人的に好きかどうかは関係ない」、「独立機関と法の支配への尊重こそ、私たちの競技の公正さとFIFAの信頼性を常に守る」とした。>
https://www.bbc.com/japanese/articles/c932231p880o
当然ながら批判が続出。欧州サッカー連盟(UEFA)、ベルギー代表チーム、イングランド代表のトーマス・トゥヘル監督など、多くが批判しているといいます。
なお、タイトルになっているように、試合では特別措置を受けたアメリカが敗れており、ある意味望ましい結果になりました。特別措置を受けたチームが勝ってしまった場合、さらに問題が大きくなったとお漏れます。
あと、少し変わった視点として、選手らの精神的な影響について。この試合は見ていないのですけど、特別措置を受けたアメリカの選手、特にバログンは、精神的に難しかったかもしれません。もし精神的な影響があったとすれば、特別措置が逆効果になったということになります。
また、逆にベルギーの選手の方が、「(選手らが圧力をかけて不正したわけじゃないんですが、)不正をする悪いチームには負けない」といった感じで、モチベーションにプラスになった可能性もあります。
テレビゲームに関する研究で、プレイヤーが正義であるゲームの方が夢中になりやすい…みたいな研究があったんですよね。これは大義名分があると暴走しやすい、権力が暴走しやすいということで危険なことでもあるわけです(過去にはトランプ大統領を支持する右派が自分たちの正義を信じて議会突入事件やレストラン襲撃事件を起こしています)が、とりあえず、スポーツにおいても同様の現象が起きてもおかしくないと思われます。