2026年6月30日火曜日

日本代表、本当に強くなった?実はワールドカップだと全然だった…

■22026/06/30 日本代表、本当に強くなった?実はワールドカップだと全然だった…
■2015/6/15 日本サッカーの終わりの始まり ワールドカップが再び遠くなる日
■2014/7/5 本番になって完全に自信を失ったザッケローニ監督
■2014/7/5 日本はなぜザッケローニを代表監督にしたのか?経歴を見た疑問
■2014/7/25 ハビエル・アギーレ日本代表新監督の経歴 メキシコ代表監督など



■22026/06/30 日本代表、本当に強くなった?実はワールドカップだと全然だった…

 喧嘩売ってるの?というタイトルになってしまいましましたが、私もサッカー日本代表は昔より強くなったと思っています。
 例えば、以前はたとえ親善試合であっても強豪国に勝つということはありませんでした。また、親善試合どころではなく、本番のワールドカップで強豪国に勝利。日本は2022 FIFAワールドカップでドイツに2-1で勝利しています。

 話がそれますが、この観点で言うと、韓国は日本より先に強豪国に勝利。日本が勝ったドイツは2014年の優勝国で、その次の大会である2018年に2-0で韓国に敗れて、前優勝国なのにグループリーグ敗退。ドイツは日本に負けた2022年もグループリーグ敗退しており、2026年は久しぶりのグループリーグ突破となりました。

 話がそれちゃったのですけど、日本の場合は2022年のワールドカップでチュニジアを4-0で下しているのも強くなったと感じられるところ。大量得点・大差での勝利というのは、かつての日本代表では考えられませんでした。強くなったと言って良いと思います。

 ただ、タイトルで書いたように、実を言うと、ワールドカップでの戦績を冷静に見ると、全く強くなっていないのです。史上最強のように見えた今大会の日本代表については、グループ分け、ノックアウトステージの組み合わせの関係で、戦前より苦戦が予想されていました。結果、危惧した通り、ベスト32で終わっており、全然記録は更新できませんでした。
 さらに、実を言うと、強くなったように思われている前回・前々回についても、特に記録更新はしていないんですよ。以下に記すように、日本代表の最高成績は、ベスト16のままずっと停滞しています。今の感じだと近いうちにベスト16の壁は突破できるでしょうが、とりあえず、ここ3大会の結果は実感と異なる戦績で、あまりサッカーに詳しくない人は意外に思うかもしれません。

1998    グループステージ敗退
2002    ベスト16
2006    グループステージ敗退
2010    ベスト16
2014    グループステージ敗退
2018    ベスト16
2022    ベスト16
2026    ベスト32



■2015/6/15 日本サッカーの終わりの始まり ワールドカップが再び遠くなる日

 2014年12月に書いてアップしていなかった話。いやーな話ですが、実際ひどい内容。

 2014年はワールドカップでのあまりの内容の悪さに驚かされた年でした。

-----引用 ここから-----
日本サッカーに凋落の兆候、確実に目の前に  :日本経済新聞 2014/12/4 7:00

 男子は悲惨だった。6月から7月にかけてブラジルで開催されたワールドカップでは、アルベルト・ザッケローニ監督率いる日本代表が大きな期待を受けながら1分け2敗で敗退した。
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO80435160T01C14A2000000/
-----引用 ここまで-----

 ただ、真にマズいのは、年齢別代表の成績です。

-----引用 ここから-----
 今年、公式大会に出場した年齢別の男子代表は、手倉森誠監督率いる「U―21」、鈴木政一監督の「U―19」、そして吉武博文監督が受け持った「U―16」の3チーム。その各チームが出場したアジアレベルの4大会で、すべて準々決勝敗退だったのだ。
-----引用 ここまで-----

 このうち、「U―21」もまだマシです。"12年にロンドン五輪でベスト4に進んだチーム(関塚隆監督)と比較すると、全体に小粒な感は否めなかった"ものの、"今年は実質的に2歳年上の2大会への参加で、ともに準々決勝まで進み、決して悪い成績ではなかった"ためです。
 ショッキングなのは、これまで活躍してきた下の年代の敗退です。

-----引用 ここから-----
 「U―19」と「U―16」は、ともに来年に開催される国際サッカー連盟(FIFA)の年代別ワールドカップ出場を目指したチーム。いずれも、今年開催のアジア予選(AFCの選手権を兼ねる)で4位以内、すなわち準決勝進出で出場権が得られるという形だった。(略)

 長く日本が遠ざかっていた「世界」に、最初にアジアの壁を突破して出ていったのが95年のU―20日本代表だった。以来、2年ごとに開催されるU―20ワールドカップに、日本は07年まで7大会連続でアジア予選を突破して出場、99年には準優勝に輝いた。しかし09年大会以降はアジア予選の準々決勝敗退が続き、今年で4大会連続となった。

 「アジア予選が一発勝負であるところに難しさがある」

 今年7月まで長く日本の強化部門の責任者だった日本サッカー協会の原博実専務理事はそう語る。しかし4回連続の準々決勝敗退は、偶然や不運では説明できない。

 今年「U―16」がアジア予選を突破できなかったことで、日本は来年の「U―17」と「U―20」の世界大会出場をともに逃すことになった。91年以来、実に24年ぶりの出来事である。

 98年のワールドカップ出場は、28年ぶりの96年のアトランタ五輪出場に負うところが大きく、その五輪出場も95年のU-20ワールドカップでの好成績(ベスト8)が重要な要因になっている。
-----引用 ここまで-----

 日本以外の海外の代表を見ても、ユースワールドカップなどで活躍した世代がフル代表でも重要な位置を担い、ワールドカップでも活躍することが多いです。
 逆に言うと、若い世代での教科に失敗した国の未来は明るくないということです。非常に残念で悔しいですが、2014年は日本サッカー凋落の転換点になるかもしれません。


■2014/7/5 本番になって完全に自信を失ったザッケローニ監督

  前回のワールドカップ以来見ていなかった日本代表。2014年のブラジルワールドカップがザッケローニになって初めてのゲームです。
 前回大会は本番になってしぶとく守るサッカーに切り替えて成功。今まで通りパスサッカーで行くのか、我慢強く守るチームで行くのか?と楽しみにしていましたが、攻撃的なパスサッカーとのことで期待が高まりました。
 しかし、先発メンバーを見た瞬間から違和感を覚えました。

6月15日(日) グループC
キックオフ:10時00分/ 試合会場:アレナ ペルナンブーコ / 主審:エンリケ オセス

コートジボワール     2-1     日本

 得点
本田 圭佑(前半16分)
ウィルフリード ボニー(後半19分)
ジェルビーニョ(後半21分)  

日本

GK    1    川島 永嗣
RSB    2    内田 篤人  
RCB    6    森重 真人  
LCB    22    吉田 麻也  
LSB    5    長友 佑都  
RDH    17    長谷部 誠    後半9分
LDH    16    山口 蛍    
RSH    9    岡崎 慎司
OH    4    本田 圭佑  
LSH    10    香川 真司    後半41分
FW    18    大迫 勇也    後半22分

 交代
MF    7    遠藤 保仁    後半9分
FW    13    大久保 嘉人    後半22分
FW    11    柿谷 曜一朗    後半41分

グループC第1節 コートジボワール vs. 日本 - 試合詳細 - ブラジルワールドカップ特集 - スポーツナビ
<a href="http://brazil2014.yahoo.co.jp/game/result/?gid=2014061403" target="_blank">http://brazil2014.yahoo.co.jp/game/result/?gid=2014061403</a>
 ポジションはテレビ由来。

 どうもあまり使われていなかったらしい森重、山口、大迫というところをスタメンに起用。私は世代交代できないチームは苦しむというのが持論なんですけど、それは長いスパンをかけて世代交代という意味で。本番前にいきなり変更という意味ではありません。誰が入っても大丈夫なチーム作りというのもあるんですが、ザッケローニさんはそういうやり方でもしてこなかったと聞いています。
 この試合以降の選手起用、選手交代を見ても、ことごとく違和感がありました。数人変わった選手を入れた以外は、むしろ不調でも使い続けて「レギュラー選手との心中」といった批判もありました。続けるべきところをいじって壊して、変えるべきところを変えられずに泥沼にハマった感じ。
 典型的だったのが、3戦目のコロンビア戦で抜擢したボランチ青山敏弘。攻撃ではある程度見るところがあったのに交代。守備が崩れてそちらを気にしたのでは?と言われていましたが、やることなすこと裏目に。自分の采配に自身が持てない印象を受けました。


■2014/7/5 日本はなぜザッケローニを代表監督にしたのか?経歴を見た疑問

 不思議だったのは私はザッケローニ監督が代表監督に選ばれたときに、セリエAで優勝経験のある実績ある監督だと聞いていたため。にもかかわらず、あまりにも未熟に見えます。で、Wikipediaで経歴を見てみました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B6%E3%83%83%E3%82%B1%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%8B

 "1983年、30歳で当時セリエC2のチェゼナティコの監督に就任。その後、指導者として経験を積み、ウディネーゼ"の監督になります。

●1995年 ウディネーゼ
 "1995年から1998年まで率いたウディネーゼでは、大胆な攻撃サッカーを展開。得点王となったビアホフやアモローゾを擁して1997-1998シーズンを3位という好成績で終え、UEFAカップ出場権を獲得した。この実績が認められ、翌シーズンからACミランの監督に就任することになった"

●1999年 ACミラン
 "ウディネーゼから移籍させた教え子のビアホフやヘルヴェグに加え、ズボニミール・ボバンらを中核として優勝争いを展開。終盤に失速したラツィオを逆転しスクデットを獲得する"

 Wikipediaを読むと、確かにここまでは素晴らしいです。しかし、この後がひどいのです。

 "しかし、翌1999-2000シーズンのCLでは最終節でガラタサライに逆転負けを喫し1次リーグで敗退。選手層の薄さもあってリーグ戦も3位に終わる。翌シーズンは自らのシステム3-4-3を貫こうとしたことで、4バックを標榜するベルルスコーニ会長と対立。チームも低迷(CL2次リーグ敗退)したことにより、シーズン途中で更迭され、後任にチェーザレ・マルディーニが就任した"

●2001年 SSラツィオ
 "2001-2002シーズン序盤にCLでの敗戦により解任されたディノ・ゾフの後任としてSSラツィオの監督に就任。ミラン時代とは異なり4バックも用いる柔軟な采配を見せたものの、CLではグループリーグの突破に失敗。ローマダービーで1-5の惨敗を喫するなどリーグ戦も6位と低迷。最終節にインテルの優勝を阻止する勝利(4-2)を挙げ意地を見せたが、シーズン終了後に解任された"

●2003年 インテル
 "2003-2004シーズンの途中、エクトル・ラウル・クーペルの解任を受けてインテルの監督に就任。当初は無敗で快進撃を続けたが、CLはグループステージで早々に敗退。ホームのアーセナル戦では1-5の大敗を喫した。リーグ戦も4位に終わり、翌シーズンのCL出場権は確保したものの、モラッティ会長の信頼を得られずシーズン終了後に辞任。後任候補にロベルト・マンチーニが浮上していた中での実質的な解任であった"

●2006年 トリノFC
 "2006年9月、セリエAに昇格したシーズン開幕3日前にカイロ会長と対立したジャンニ・デ・ビアージが退任したトリノFCの監督に急遽就任する。
チームは下位に低迷、2007年2月のACキエーヴォ・ヴェローナ戦では、エースのアレッサンドロ・ロジーナを外して惨敗するなどリーグ6連敗し、途中解任された"

●2009年 ユヴェントス
"2009-2010シーズン途中より、成績不振で解任されたチーロ・フェラーラの後任としてユヴェントスの監督に就任した。契約期間はシーズン終了までの4ヶ月。しかし、チーム状態の改善に失敗し、ELでは、決勝トーナメント2回戦の第2戦でフラムFCに1-4と大敗を喫して敗退。また、リーグ戦は7位に終り、CL出場権も逃した。率いたリーグ戦17試合の成績は6勝4分7敗と負け越しであった"

 優勝した後は全く結果を残していないんですよね。優勝どころか、好成績すらありません。きつい言い方してしまうと、過去の栄光にすがっているような戦績です。
 日本代表監督就任後は結果を出していたようですけど、そもそもなぜ日本サッカー協会がザッケローニさんを選んだのか?というのは不思議になる経歴でした。



■2014/7/25 ハビエル・アギーレ日本代表新監督の経歴 メキシコ代表監督など

 日本に合うかどうかはともかく、何で選んだのかわからないザッケローニ監督と違って、経歴としては納得できる人選です。

メキシコを2度W杯ベスト16に導いたアギーレ日本代表新監督とは?- 超ワールドサッカー(2014年7月24日18時40分)
http://news.infoseek.co.jp/article/webultrasoccer_172790

 以下、上の記事より。

1995-96 アトランテ(メキシコ)

1998-2001 パチューカ(メキシコ)
※1999 メキシコ冬リーグ リギージャ優勝
 "当時、1部と2部を行き来するエレベーターチームだった同チームをリーグ優勝に導き、その後メキシコ屈指の強豪チームとなるパチューカの礎を築いた。"

2001-02 メキシコ代表
※2001 コパ・アメリカ準優勝
※2002年日韓・ワールドカップ出場。ベスト16
 "パチューカでの実績を評価されて母国の代表監督に就任すると、メキシコ代表を2002年日韓・ワールドカップ本大会出場に導いた。さらに、本大会ではイタリア代表やクロアチア代表といった強豪と同居したグループステージを首位で通過するサプライズを提供した。"

2002-06 オサスナ(スペイン)
※2005 コパ・デル・レイ準優勝
 "攻守に“戦える”集団を作り上げると、2005-06シーズンにはクラブ史上最高位となる4位フィニッシュを成し遂げた。"

2006-09 アトレティコ・マドリー(スペイン)
 "唯一の落とし穴"。"これまでのクラブではハードワークを信条とした堅守速攻スタイルで結果を残してきたアギーレだったが、攻撃への過剰な意識と献身性を欠く選手たちをうまくまとめきれず、2008-09シーズン途中に解任の憂き目に遭うこととなった。"

2009-10 メキシコ代表
※2009 ゴールドカップ優勝(メキシコ代表)
※2010年南アフリカ・ワールドカップ出場。ベスト16
 "スベン・ゴラン・エリクソン前体制下で迷走していたチームにハードワークと組織的な守備を植え付け、見事に北中米カリブ海予選突破"。
 "2010年南アフリカ大会では、2005年FIFA・U-17世界選手権優勝メンバーのFWジョバニ・ドス・サントス、FWベラなどの黄金世代の若手とDFマルケスらベテラン勢を見事に融合させ、再びチームを決勝トーナメントへ"。

2010-11 サラゴサ(スペイン)
 "降格寸前のチームを残留に導く"。

2012-14 エスパニョール(スペイン)
 サラゴサと同様の結果を残す。

 持ち味は“建て直し屋”だとされていましたが、確かにそういう結果ですね。ハードワークや組織的な守備…運動量の多さは元来日本人が持っていたもので、そこらへんは合いそうです。
 でも、日本代表は善戦するものの、一歩足りずに「惜しかったね。健闘したね」で終わることが多く、最後まで持つかどうか?
 メキシコ人なんかは日本以上に平均身長が低いものの、足元の巧さはさすが中南米で日本の巧さとは異なります。DFなんかも屈強な選手が出てくる国であり、そこらへんはどうなるか?
 ただ、ワールドカップ期間中に同じく背の低いチリなどを見て、次の代表監督は中南米の人がいいと言われていたように、方向性としては合っていると思います。体格で負けても粘っこくやっていけるようにならないと、上へは行けませんね。