2025年4月30日水曜日

ハーランドは「間違ったクラブに入った」「チーム劣化」 得点量産なのに叩かれる

■2019/06/02 ノルウェーが12ゴール、ハーランドが9点でトリプルハットトリック
■2021/10/20 メッシやムバッペを上回るスピードでチャンピオンズリーグでゴール量産
■2023/02/21 ハーランドは「間違ったクラブに入った」「チーム劣化」 得点量産なのに叩かれる



■2019/06/02 ノルウェーが12ゴール、ハーランドが9点でトリプルハットトリック

 近年は代表同士のレベル差が少なくなっていて大量ゴールは生まれにくいのではないか?と思っていたのですけど、 U-20ワールドカップ・グループステージC組第3節、ノルウェー対ホンジュラスの試合で、ノルウェーが12-0という驚異的なスコアで大勝しました。
 そこまで力の差がないのではないというのは、ノルウェーチームの状況からも言えます。グループを3位で終えており、他グループの結果次第ではこのまま敗退となる可能性もあるとのこと。全然圧倒的に強いチームではありませんでした。

 とりあえず、結果はこのような大量得点試合でしたので、歴史に残る記録となっています。 国際サッカー連盟(FIFA)公式サイトによれば、12-0というスコアはU-20ワールドカップにおける最多得点差試合の新記録。過去には1997年大会の決勝トーナメント1回戦でブラジルがベルギーに10-0の勝利を収めたのが最多だったそうです。
 さらに、18歳の長身FWアーリング・ブラウト・ハーランドは、なんと9得点。これまで無得点だったのが、いきなり一気に2位を6点引き離しての得点ランク首位に。2011年大会でアルゼンチンのハビエル・サビオラが記録した11得点の大会最多記録にも迫っていますが、チームの状況からすると難しいかもしれません。
 ただ、トリプルハットトリック自体は当然記録に。 1997年大会のブラジルが韓国に10-3の勝利を収めたグループステージの試合で、FWアダイウトンが6ゴールを挙げたのがこれまでの最多記録でした。

  このハーランドも当然注目されるでしょう。リーズやマンチェスター・シティなどでプレーした元ノルウェー代表DFのアルフ=インゲ・ハーランドさんを父に持ち、15歳でノルウェー2部リーグにデビュー。2018シーズンには18歳ながらも1部リーグで二桁得点の活躍。2019年1月にはオーストリアのレッドブル・ザルツブルクに加入してFW南野拓実とチームメートになっていました。今後の活躍を期待できそうな若手選手です。
(ノルウェーFW、“トリプルハット”で大会記録大幅更新。得点ランクも独走【U-20W杯】YOUフットボールチャンネル | スポーツ | 2019年05月31日より)
https://pex.jp/point_news/ee06dec83d100c96d0d5f4d19248739e


■2021/10/20 メッシやムバッペを上回るスピードでチャンピオンズリーグでゴール量産

 すぐ書こうと思って忘れていた2021年6月29日の<12戦16発!ノルウェーの怪物ハーランドがCLでも史上最速ペースでゴールを量産 | Goal.com>というニュース。
 アーリング・ブラウト・ハーランドはその後、ザルツブルクからボルシア・ドルトムントへステップアップ。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)第4節のクラブ・ブルージュ戦では2ゴールを決めて3-0の勝利に貢献。UEFAチャンピオンズリーグにおいて、史上最速ペースでゴールを量産しているとされていました。

<20歳のハーランドは、これでCLのコンペティションにおいて12試合16ゴールをマーク。『Opta』によると16ゴールをマークした史上最速ペースで、この記録はリオネル・メッシやキリアン・ムバッペを上回るものになっている>

 なお、Wikipediaによると、この1年前のチャンピオンズリーグ・ラウンド16のパリ・サンジェルマン戦で2ゴールを挙げ、CL二桁ゴールを達成したときには、大会史上最年少となる19歳212日でのCL二桁ゴールだったとのこと。上記のニュースはその後も最速ペースでゴールを量産している…という話になっています。



■2023/02/21 ハーランドは「間違ったクラブに入った」「チーム劣化」 得点量産なのに叩かれる

 その後さらにマンチェスター・シティに移籍したハーランドに関して、<「間違ったクラブに入った」「シティは劣化」英レジェンドがハーランドを巡り衝撃発言!トッテナム戦では完全沈黙、20年9月以来の…>(23/2/6(月) 16:34配信 SOCCER DIGEST Web)という記事が出ていました。

 2023年2月5日に開催されたプレミアリーグ第22節で、2位のマンチェスター・シティは、5位のトッテナムと敵地で対戦。0-1で敗れました。これに、元イングランド代表DFジェイミー・キャラガーさんが「自分のベストを引き出すためのクラブ選択を間違ってしまったかもしれない」と指摘していたそうです。

「我々はハーランドの60%しか見ていないのではないか。今シーズン初戦のウェストハム戦でのゴールを振り返ってみよう。彼は背後のスペースに、あのように走り出すことを得意としている。ただ、シティではあのような場面はあまりないだろう。彼はドルトムントのようなカウンターアタックのチームから来て、エンドからエンドへと走る爆発的なスピードを持っているのに、だ。
 シティはチームとしてエンド・トゥ・エンドのフットボールをしたりしない。それはペップ・グアルディオラの戦い方ではない。彼の選手にはエンド・トゥ・エンドでプレーするエネルギーもパワーもスピードもないからね。ハーランドは今後もリーグで25ゴールを決めるだろう。だがシティでは彼のフルパッケージが見えてこない」
https://news.yahoo.co.jp/articles/aec77abfb16ed61a128f243ed19bfaec68f43ec3/

 リバプールのレジェンドは、偽9番を多用してきたシティが優秀な9番の獲得により、「別のチーム、劣ったチームになってしまった」とも訴えたといいます。
 こうしたコメントだけ見ると、理解できるもの。しかし、ヤフーニュースコメント欄は以下のように否定的なコメントが多くなっていました。
 なぜか?と言うと、そもそもハーランドはマンチェスター・シティでも得点を量産しているためです。

得点ランキング - プレミアリーグ : 日刊スポーツ
順位     選手名 (所属)     年齢=出身地     得 点     試 合
1     ハーランド(マンチェスターC)     22 = ノルウェー     26     23
2     ケーン(トットナム)     29 = イングランド     17     24
3     ラッシュフォード(マンチェスターU)     25 = イングランド     14     24
3     トニー(ブレントフォード)     26 = イングランド     14     21
5     ミトロビッチ(フラム)     28 = セルビア     11     19
(24     三笘(ブライトン)     25 = 日本     5     17)
https://www.nikkansports.com/soccer/world/premier/data/ranking/

<三笘はハーランドの半分も得点してないのに賞賛、それより順位も得点も上にいるハーランドがボコボコに批判を受ける。
こう言うのは意味がわからないね。ロナウドもそうだったけどとりあえずタイトルが取れない理由を1番有名な選手にすれば良いって自分のバカさ加減を理解できない奴が批判してんだよ。勝てない理由は1人ではなく全員にあるし、大小でいうならチーム得点王のハーランドは確実に勝てない理由としては弱い>

<要するにハーランドは60%の力でもプレミアで得点王を独走できるけど、シティでは100%の力を出せないから勿体ないて事でしょ。
まあハーランドが化け物だって事だね>

<勝手なもんだな。
あれだけ得点して来たクラブでもCLで敗れればセンターフォワードが必要だといい、今度はゼロトップの方が良かったと言う。
ここ数年の勝ち点、得点の記録見てみろ>

<ハーランドの動きを見てボールを出せるのは現状デブライネ、ギュンドアン、フォーデンの3人。3人揃ってる時はハーランドがすごい活きてるし1人もいないときは明らかに孤立してる>

 ハーランドにとって「ベストなチームではない」という可能性はあり、「ハーランドにとってもマンチェスター・シティにとってももったいない」ということはあるかもしれないですが、少なくともハーランドがすごい選手であることには変わらないでしょうね。


2025年4月29日火曜日

アルゼンチン代表モリーナは若手注目株で今後もっと期待できそう…

■2022/12/10 アルゼンチン代表モリーナは若手注目株で今後もっと期待できそう…
■2022/12/23 アルゼンチンの若手注目MFマク・アリステル、美しいゴールの起点に
■2021/03/07 高原直泰がいた頃のボカ・ジュニオルスはすごかった
■2021/03/07 アルゼンチンの好きな選手ベスト11選んだらDHだらけに…
■2022/07/16 アルゼンチン代表注目選手は未だにメッシ、世代交代進まず…
■2015/12/6 レアル・マドリーは下部組織も強い カンビアッソも下部組織出身
■2018/06/18 アルゼンチンは強くない?メッシ頼りで世代交代にも失敗
■2018/07/01 W杯アルゼンチン敗退でもメッシは悔しがる様子見せず…
■2019/12/06 ブラジルワールドカップ決勝、選手交代が完全に裏目に出て敗戦


■2022/12/10 アルゼンチン代表モリーナは若手注目株で今後もっと期待できそう…

オランダ 2-2(PK3-4) アルゼンチン

 アルゼンチン好きだった時期もあるが、最近はつまらなかったので今大会見ていなかった。この試合が初見。
 やはりアルゼンチンが持ち気味だが、両チーム穴がなくてチャンスない。が、その中でメッシのすごいパスでアルゼンチン先制。こうなるとチャンス作れていなかったオランダは苦しい。前半はシュート1本。可能性ありそうなのはセットプレーくらいだったが、ボールは良いものの中はいまいち合わない。
 後半もオランダ攻め手なく、シュート0本が続く。逆にPKで失点。アルゼンチンがメッシ以外はよく守備しており、意外に守備がすごい。プレス早くてオランダはカウンターもできない。

 スペインの主審だというマテウ・ラオス主審は、カードが多い主審だなと思って見ていた。カードはゲームをコントロールするために出すものではあるが、カードをポンポン出すと荒れる試合になりやすいイメージ。危ないプレーがあると「カード出すぞ!」という勢いで注意を与えながらコミュニケーションとる主審の方が良いイメージがある。
 すると、アルゼンチンも相手もイライラさせるプレーを繰り返して荒れる試合になって、カードがさらに出まくる流れに。アルゼンチンはずるいところがあるので、作戦としてやっているのかと思ったら、実際にイライラしていたのか、余計なカードやファールもらい、そこから失点で自滅してまさかの同点に。
 一方、主審のカードの出し方は、一貫性がなかったのも問題。オランダでイエローになったプレーでアルゼンチンでイエローとならなかったプレー(ハンドリング)があった他、悪質なファールをした上に相手ベンチ脇に勢いよく蹴り込んだせいで、ベンチの選手がなだれこんでしまい、危うく大乱闘となりそうだったプレーはレッドカードがふさわしかった。今大会最悪のジャッジ。オランダ7人(1人は退場)、アルゼンチンに8人のカードを出して、カードに関するワールドカップ新記録も作ったそうだ。

PK戦でも2人にカード…荒れに荒れたオランダvsアルゼンチンのイエローカード15人はW杯本大会で史上最多に SOCCERKING
<FIFAワールドカップカタール2022の準々決勝「オランダvsアルゼンチン」にて、マテウ・ラオス主審が記録を作った>
<試合は荒れに荒れまくり、最後も勝利したアルゼンチンの選手が、わざわざオランダ陣営の前で勝利アピールを行うシーンも見られるなど、後味の悪い結末に。同試合を裁いたラオス主審は、両チーム合わせて15人にイエローカードを提示(引用者注:イエロー2枚、レッドカードを考慮してカード17枚との報道もある)したそうで、これはワールドカップ本大会では史上最多となった模様。中にはPK戦の最中にカードを頂戴した選手もいた(引用者注:2人イエローカード3枚で、1人はPK戦の中で退場まで。ただ、どこで出たのか全く気づかなかった。見直してもわからん)>

 試合の話の続き。オランダが土壇場で追いついたので延長はオランダが引き続き攻めるのかなと思ったら、終盤の激しい試合と一転して両チームともに落ち着きチャンスもできず。延長後半、選手交代から一気にアルゼンチンペース。が、決めきれず。こうなると、オランダの流れかなと思ったが、アルゼンチンが勝つ。
 オランダの方が相対的に好きかな…とオランダを応援していたので、応援チームは6勝11敗8引き分けでボロクソ。アルゼンチンは好きだった時期あるものの、近年好きじゃなかった上に、今日の態度の悪さからすると応援できないな…。

5-3-2

GK 23    エミリアーノ・マルティネス 30歳
 前半ミスキックあったが、その後は良いプレーだらけ。後半センタリング予測してとるプレー。延長後半でも逆サイド狙ったボールを予測してキャッチ。PK1人目、タイミング合ってセーブ。2人目はスピードあるキックだったが、完璧に合った。

CB 25    L・マルティネス

(11    ディ・マリア)
 延長後半、彼入って一気にアルゼンチンペース。怪我明けで長くプレーできないみたい。そんな中でもカウンターのときのパスなどチャンス作っている。CKも蹴っていて、直接狙うプレーも。怖いプレー繰り返している。

SW 19    オタメンディ

CB 13    ロメロ
 手出さなくていいところで手を出して、ハンドリング。良い位置でFK与えてしまっていた。

(6    ペッセーラ)
 後半アディショナルタイム、危ないところじゃなかったのに、エリア前で手で押してファールするいらないプレー。ここから失点につながる。

LWB 8    マルコス・アクーニャ 31歳
 幅ある感じなのかな、攻守に強さ感じる。ドリブルなんかは推進力あるように見える。後半エリア内ギリギリで切り返し、ファールもらいPKとった。
 後から見ると、172cmしかない。それにしては迫力感じたな。体重は69kg。

(3    タグリアフィコ)

RWB 26    ナウエル・モリーナ(モリナ) 24歳
 球際とって一気にシュートまで行くプレー。
 相手十分人数いて「すごいところ通してきたな」と思わずつぶやいたメッシのスルーパス、裏に出てこれをモリーナが決めてアシスト。後半もチャンスになりそうなとき最前線まで走っており、この運動量の多さが得点につながった感じ。登録はDFなので、本来はSBなのかな。良い選手。24歳なので比較的若手。

(4    メンティエル)

CH 24    フェルナンデス
 安易に後ろから推してしまいいい位置でFKあげてた。延長後半、CKからのミドルシュート、ポストに当たったが、これは良いプレーだった。
 PK戦、最初真ん前に立つという珍しい位置。そこから打つの?と思ったら、左に歩いてから動くというトリックを使っていたが、余計なことやりすぎたのか自分で外してしまう。

Lインサイドハーフ 20    マク・アリステル
 センターサークル付近で左WBにボールを出すとすぐ走り出して、ペナルティーエリア付近まで。そこで返してもらったボールは高かったが、ジャンプして普通にトラップした上でマイナスのクロスまで。うまかった。

RWBインサイドハーフ 7    デパウル

(5    パレデス)
 完全に相手選手の足に行った上に、ファール取られた後、ボールをわざと相手ベンチ脇に勢いよく蹴りむ。これのせいでベンチの選手がなだれこんでしまい、危うく大乱闘となりそうだった。レッドカードがふさわしかったが、なぜかイエローのみ。

FW 9    アルバレス
(22    ラウタロ・マルティネス)

FW 10    メッシ
 相手十分人数いて「すごいところ通してきたな」と思わずつぶやいたメッシのスルーパスに、メッシより前に上がっていたモリーナが、裏に出て決めて先制。
 後半明らかに手を出したハンドリング、前半同じプレーでイエローあったがカードなし。特別扱い?忖度?腑に落ちないジャッジだった。
 いい位置でFK。ただ、ちょっと近すぎかなとも思う。今大会直接FKも入っておらず難しい感じ。このFKをスピードあるボールで一瞬入ったかと思った悪くないキック。
 試合内でのPK、外すパターンであるかなり助走が短いものだったが、迷っているわけではなく落ち着いているな…という感じでやっていて、GKタイミングつかめず動けなかった。今大会1回外しているらしいが、冷静だった。
 延長、FKとその後のプレーと続けて良くないクロス。
 PK戦1人目、また助走短かったが、GK先に動いたの見て逆に。やはりこれも落ち着いていた。試合内でもPKやっているとやりづらいと思うのだけど、全然問題なかった。


■2022/12/23 アルゼンチンの若手注目MFマク・アリステル、美しいゴールの起点に

アルゼンチン 3(PK:4-2)3 フランス

 立ち上がりアルゼンチンペース。PKで先制。アルゼンチンは守備も良く、なんとフランスは前半シュート0本。ほぼ全く攻撃できない。動くのがうまいグリーズマンにもしっかりついてきていた。
 前半の時間ないうちに2人変えてきたが、多少持つ時間増えた程度で大きくは変わらず。準決勝ではうまく行った交代だが、そのときは0-0で今回は0-2で状況が全然違う。スペースが無いのがきつい。
 あと、フランスは中1日短い上に、風邪気味で練習休んだ選手もいたそうで、ちょっと万全ではない感じもする。呼吸が合わないミスも多い。ワンタッチ目が長くなるプレーもすごく多い。

 後半フランスも押し込んではいたが、そこまでチャンス作れていない中でPKで1点。2点目は形作れたが、シュートが良すぎてのゴール。結局、ほとんどチャンスない中で追いついた。動き悪すぎてこれで追いつけるとは思わなかった。2点入ってからフランスやっと良くなってきた。一方、アルゼンチンは攻守で足が止まりがちに。

 延長ではフランス押しているが、延長の前の後半途中から4-2-4みたいな感じで、中盤省略してかなり大雑把な形。チャンス作りまくるわけではないが、これで追いついた。延長はその後、アルゼンチンが残していた選手交代使って良くなってきて延長後半ゴール。しかし、フランスがまた追いつく。
 PKになるとアルゼンチンだろうなという感じでやはりアルゼンチン。ただ、前半あまりに内容悪くて、フランスが追いついた方が驚きだった。試合日程の不公平さはもう少し考えた方がいいと思う。

 今大会、ベスト4のうち好きなのはフランスだけだったのでフランスを応援。これで応援チームは8勝12敗8引き分け。今大会もボロクソでしたね。

 あと、本田圭佑の解説を初めて聞いたのだけど、うるさいし、アルゼンチン応援していて不愉快。これはフランスを応援していた私だけでなく、他の人も言っていた意見。アルゼンチンにイエロー出さなくて「いいっすね」とか、一般人のテレビ観戦か?という…。選手の特徴やVARの条件もわかっておらず、本当素人。
 明らかなハンドリングに気づかなかっただけならともかく、審判がジェスチャーでPKを示しているのにそのジェスチャーの意味すらわかっていなかったのには、呆れてしまった。本当にサッカー選手なんだろうか?
 さらに、延長後半アディショナルタイム、3分もあるのに、本田圭佑、1回くらいならチャンスあるでしょ?というトンチンカンなことを。サッカーは1分あればチャンスを1回作れることが可能とよく言われており、3分あれば何度もチャンスあるし、実際、何度もチャンスあった。マジでサッカー選手なんだろうか?と思う。

 こういう本田圭佑の解説を求めていたファンもいるだろうが、そうじゃない人もおり、炎上狙いで犯罪者まがいの出演者ばかり出す、かつてのニコニコ動画のような少数の濃いファン向けの放送をABEMAが目指さず、メインストリームを狙うのであれば問題。政治家の選挙で炎上政党が議席をとれることは明らかになったが、与党どころか有力野党すら無理で、あくまでごく少数しか炎上需要はない。メインストリームにはなれないことがはっきりしている。
 本田圭佑が副音声や明石家さんまさん(この人も不愉快で似たノリ)みたいな芸能人枠ならわかるが、こういう気遣いができない人をメインにするのは問題がある。今回のABEMAのワールドカップ放送はいらない…と言っていたが、本田圭佑を出す限り、テレビの代わりにはならない。
 気遣い…というのは、フランスを応援している人や中立な解説を聞いて純粋に試合を楽しみたい人も一定数いるのだから、そういった配慮が必要だということ。そこまで考えられないんだと思う。
 本田圭佑は他の問題を見ても、人間的な思いやりながない。もちろんサッカー選手として優れていてクズという人は必ずいるので、それはそれで仕方ないのだけど、解説者には向かないし、前述の通り、少なくともメインで1人で出すのは間違っている。

GK 23    E・マルティネス
 後半序盤、中途半端なバックパスではあったが、DFが相手選手についていたので、そこまでプレッシャーなかったとように見えるのを、キックミスでヒヤリ。1失点目のPKでは触っていて惜しかった。2点目もコース甘く触ってはいたがとれなかった。
 延長後半アディショナルタイム、決定的な形左足1本で素晴らしいセーブ。さらに、PK戦ではかなり止めており、全体としては高評価となりそう。

CB 19    オタメンディ
 後半、相手のルーズな浮き球のパス、処理うまくクリアできず、先に行かれてしまい、手を出してPK。これは前半アルゼンチンがもらったPKと違い、際どくない文句なしのPKだった。

CB 13    ロメロ
LSB 3    タグリアフィコ
(21    P.ディバラ)

RSB 26    モリーナ
 そこまで悪かったわけではないが、2点目の失点は彼のところをやられた。

(4    G.モンティエル)

CH 24    フェルナンデス
 後半序盤DFラインから走ってきて中央インターセプトのプレー、DFラインに下がっていた彼じゃないかと思う。良いプレーだった。

Lインサイドハーフ 20    マク・アリステル 23歳
 DFラインからのパス、ワンタッチでうまく後ろに流してFWに出して、自分はターンで一気にカウンター。2人経由してゴール前で再びもらったボール、ひきつけて左に出してアシスト。2回彼の絡む流れるような美しい攻撃のゴールで見事だった。

(6    G.ペッセジャ)

Rインサイドハーフ 7    デパウル
 攻守に良く動いていた上にうまいプレーもあったのだけど、後半序盤、右から大きく戻したバックパスが、DFとGKの前の中途半端なところでヒヤリ。

(5    L.パレデス)

LWG 11    ディ・マリア
 良い切り返しからエリア内へ。一度抜かれて慌てて行ったデンベレが少し手を出しただけで転ぶ。スロウで見ると、シミュレーションくさいがPKに。それ以外も最初からキレあり、やはりいい選手。カウンターできれいな流れで左でもらい、きっちり2点目も。ちょっと浮かしてGK越した。

(8    マルコス・アクーニャ 31歳)
 今日は途中からだったが、前回見て良いと思った選手。延長後半、早い良いクロス。

RWG 10    メッシ
 相手見て落ち着いてPK決めて先制。2点目のところもポストになって右の選手使って、そこからであり、こちらも絡んだプレー。
 このように良いプレーしていたが、後半、しつこい守備されてとられたところから失点するという悪いプレーもあった。相手の守備が良かったとは言え、勝敗の分かれ目となりかねないプレーだった。これがなければ、もっと楽に勝てていた。
 一方、延長後半、詰めてきてこぼれ球シュートで決めて再び良いプレー。


■2021/03/07 高原直泰がいた頃のボカ・ジュニオルスはすごかった

 オスカル・コルドバとセルナが好きだったとコロンビアの方で書いていた話をこちらにも。高原直泰は好きじゃなかったのですけど、あの当時のボカ・ジュニオルス大好きだったんですよね。懐かしすぎです。1990年代後半から2000年代は、ボカ・ジュニオルスの黄金期だとされていました。
 以下は2001年のゲームのスタメン。控えには入っていませんでしたが、10代だったテベスもポジション を争っていました。私が推していたFWはバロス・スケロットで、レギュラーだった記憶があります。アルゼンチン人だと他にCBのスキアビ、中盤のガイタンが好きでした。

~スタメン~
1.オスカル・コルドバ

4.ホルヘ・マルティネス
6.ロランド・スキアビ
2.ニコラス・ブルディッソ
14.クレメンテ・ロドリゲス

13.クリスティアン・トラベルソ
5.マウリシオ・セルナ
17.ワルテル・ガイタン
10.フアン・ロマン・リケルメ

11.マルセロ・デルガド
30.高原

~ベンチ~
12.ロベルト・アボンダンシエリ
20.ホエル・バルボーサ
15.オマール・ペレス
7.ギジェルモ・バロス・スケロット
28.ロベルト・コラウッティ
(高原直泰がボカでゴールを決めてから、今日でちょうど13年! 2014/09/23 18:00より)


■2021/03/07 アルゼンチンの好きな選手ベスト11選んだらDHだらけに…

 アルゼンチンは好きな選手が多くて、無理矢理ではなくしっかり好きな選手だけでベスト11ができた覚え。検索してみると、2002年11月1日に作ったものがでてきました。年齢・所属はその当時のものです。

GK    カバジェロ    74.4.13    28    セルタ(スペイン)
CB    アジャラ    73.4.14    29    バレンシア(スペイン)
CB    コロッチーニ    82.1.22    20    アトレティコ(スペイン)
CB    ベリッソ    69.10.13    33    セルタ(スペイン)
DH    レドンド    69.6.6    33    ミラン    イタリア
DH,OH    カンビアッソ    80.8.18    22    マドリード(スペイン)
OH    アイマール    79.11.3    22    バレンシア(スペイン)
OH    ガイタン    77.3.13    25    ボカ・ジュニオール    アルゼンチン
OH,FW    オルテガ    74.3.4    28    リバー・プレート    アルゼンチン
FW    ギジェルモ・バロス・スチェロット    73.5.4    29    ボカ・ジュニオール    アルゼンチン
FW    サビオラ    81.12.11    20    バルセロナ(スペイン)

 もう覚えていない選手もいますね。ベリッソとレドンドが記憶にないです。あと、若い選手が好きということもあって、サビオラはこの後あまり好きじゃなくなりました。同じような感じでメッシが10代の頃に一時めちゃくちゃ好きだったものの、すぐに好きじゃなく。あと、アイマールも伸び悩んだ感じです。

 今のうろ覚えの点数で、とりあえずのベスト11を作ったのが以下。そういえば、バルセロナで活躍したマスチェラーノがその後気に入ったので追加。あと、わからないと書いたレドンド思い出してきました。レアル・マドリーにいた髪長めのイケメン選手ですね。レアル・マドリーは昔好きな選手がやたらといました。カンビアッソもレアル・マドリー。そして、DHだらけに…。

GK パブロ・カバジェロ4
CB アジャラ8
CB コロッチーニ8
CB ロランド・スキアビ4
(CB エドゥアルド・ベリッソ4)
DH フェルナンド・レドンド5
DH    カンビアッソ9
DH ハビエル・マスチェラーノ9
OH ワルテル・ガイタン5
OH オルテガ5
(OH アイマール3)
OH、FW メッシ3
FW ギジェルモ・バロス・スチェロット4
(FW サビオラ2)

 最初の方のベスト11で「ペリッソ」だけはどうしても思い出せませんでした。調べてみると、「ペリッソ」は私のミスで、正しくは「ベリッソ」かも。エドゥアルド・ベリッソという人が、セルタで監督になっていてセルタOBだとのことで、その現役時代でしょうか。2018年5月の時点でエドゥアルド・ベリッソは48歳。私のメモだと69.10.13生まれで当時は48歳。計算が合います。たぶん正解ですね。セルタも当時結構好きだったので、そこで気に入った選手だったのかもしれません。

■2022/07/16 アルゼンチン代表注目選手は未だにメッシ、世代交代進まず…

 アルゼンチン代表注目選手は?と検索してみると、未だにメッシなんですね。世代交代が進んでいない感じです。メッシは別格でも~も楽しみ…みたいなのがあれば見たかったのですが、そういった感じのものは見つからず。一方で「タレント集団」とも書かれているのが不思議なんですけどね…。

 <アルゼンチン代表って誰がいるの? 現在のスタメン&フォーメーションは? メッシ率いる南米を制した最強軍団 | フットボールチャンネル>から、現在のアルゼンチン代表の基本フォーメーションは以下の通り。直近は怪我をして招集から外れたものの、レアンドロ・パレデスが不動のアンカーだそうで、そこだけ修正を加えています。

GK エミリアーノ・マルティネス(アストン・ヴィラ/イングランド)
RSB ナウエル・モリーナ(ウディネーゼ/イタリア)
CB クリスティアン・ロメロ(トッテナム/イングランド)
CB ニコラス・オタメンディ(ベンフィカ/ポルトガル)
LSB ニコラス・タグリアフィコ(アヤックス/オランダ)
CH レアンドロ・パレデス(パリ・サンジェルマン/フランス)
CH ロドリゴ・デ・パウル(アトレティコ・マドリード/スペイン)
(CH ギド・ロドリゲス(ベティス/スペイン))
RSH アンヘル・ディ・マリア(パリ・サンジェルマン/フランス)
OH リオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン/フランス)
LSH ジオヴァニ・ロ・チェルソ(トッテナム/イングランド)
CF ラウタロ・マルティネス(インテル/イタリア)
https://www.footballchannel.jp/2022/06/08/post465317/



■2015/12/6 レアル・マドリーは下部組織も強い カンビアッソも下部組織出身

 アルゼンチン代表繋がりで古い投稿をここに追記。レアル・マドリー時代に大好きになったカンビアッソの経歴を少し。

-----引用 ここから-----
エステバン・カンビアッソ - Wikipedia

エステバン・マティアス・カンビアッソ・デレアウ(Esteban Matias Cambiasso Deleau、1980年8月18日 - )は、アルゼンチン・ブエノスアイレス出身で、オリンピアコスFC所属のサッカー選手。ポジションはMF。愛称は「クチュ」[1]。 本職であるボランチやセントラルハーフの他にセンターバックでもプレーできる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%90%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%93%E3%82%A2%E3%83%83%E3%82%BD
-----引用 ここまで-----

 レアル・マドリーは、金持ちなだけ…みたいに言われていますけど、実はむしろ下部組織から多くの選手を輩出しているクラブです。以前見たデータでは、確かリーガで下部組織ナンバーワンだったのはレアル・マドリーだったような記憶があります。
 ただ、最近は外に出してしまう選手が多いですよね。カンビアッソはアルゼンチン人ですけど、レアル・マドリーの下部組織出身であり、下部組織の強さを示すとともに、外に出してしまった例でもありました。

-----引用 ここから-----
地元のクラブチームであるアルヘンティノス・ジュニアーズで競技生活を開始。1996年、15歳でレアル・マドリードに移籍し、レアル・マドリードBでプレー。経験を積むためにアルゼンチンのCAインデペンディエンテとCAリーベル・プレートにレンタル移籍をした後、2002年にレアル・マドリードへ復帰。銀河系軍団と呼ばれたチームにおいてクロード・マケレレと共にピボーテとしてチームを支えた。
-----引用 ここまで-----

 カンビアッソはマケレレのようなガチガチに守備的なタイプではなく、パスを回せるタイプ。あまり褒められていませんでしたけど、私はむしろパスにセンスを感じて好きでした。




■2018/06/18 アルゼンチンは強くない?メッシ頼りで世代交代にも失敗

ロシア・ワールドカップ(W杯)グループD第1節 アルゼンチン 1-1 アイスランド

 アルゼンチンはチリ代表で好きだったサンパオリ監督。ただ、サンパオリ監督らしいチームになっているか?というとそうではなく、メッシだよりのチームは変わらず。就任前の成績が多いでしょうが、予選ではメッシが出たゲームがほとんど勝って、出なかったゲームでほとんど勝てなかったようです。極端ですね。
 ブラジルワールドカップでもメッシだよりであって、それでも準優勝。勝てるのですけど、チームとしては全然できておらず、今大会こそ良くないんじゃないかと。しかも、世代交代に失敗したというのも痛いです。この試合も負けるんじゃないかと予想して見ていました。
 一応全くタレントがいないという意味ではなく、今日の1点も個の力でとったすごいゴール。メッシを見すぎ…というか、メッシに遠慮しすぎ…というか。また、守備面でも不安を感じます。
GK
23 カバジェロ 5.5
DF
18 エドゥアルド サルビオ 5.0
 28歳。サイドバックは悩んでいると聞いていたんですが、事前の予想とは違う起用。攻撃で良いところ見えたと思ったら、本来は攻撃の選手なんだそうな。
 高めの位置でカットして取り返すと、そのまま右を駆け上がり、深いところで折り返し。スピードと迫力あった。
 右で縦に抜いてくるプレーの他、横方向へドリブルしながらボールを入れるプレーも。
17 オタメンディ 6.0
16 マルコス ロホ 5.5
 28歳。CB。押し込んでいるときに上がってきて低いシュート。シュート自体は強烈ではないものの、こうやって上がってくるとマークがつかずフリーになるので、非常に良い判断だなと思った。すると、このシュートをFWがトラップして拾ってゴールに。
3 タグリアフィコ 5.5
MF
13 メサ 5.0
(→イグアイン -)
14 ハビエル・マスチェラーノ 5.5
 アルゼンチン好きな選手いないしなぁと思っていたら、マスチェラーノがいましたわ。しかし、34歳。さすがに落ちたと聞いていました。見てみると、そうは言ってもうまいこと取っているところがあったのですけど、回数が少なかったですね。年齢考えると仕方ないです。
5 ビリア 5.0
(→エベル・バネガ 5.5)
 29歳。メッシだよりと書いたものの、彼が入ってから受けどころとなって、やっと選択肢が増えた感じ。途中投入のバネガとパボンは、メッシの負担を減らせていました。
 サイドチェンジのボールを何度も入れていたのが目立ちました。ふわっと浮かして裏へのボールを入れるなど技術を感じさせる選手。
11 ディ・マリア 5.0
(→クリスティアン・パボン 5.5)
 22歳。左サイドでプレー。右利きでドリブルとスピードあると聞いて見たかった選手。可能性を感じるプレーがあり、ちょくちょく良いところ見せていました。好きそうなタイプ。
 仕掛けていって足かけられてしまったプレイ。PKはとられず。あと、「GKに向かっていくボール」とのメモはクロスのことかな?右利きで左サイドですからね。弾いてチャンスになりそうなところでした。さらに、突破して左足の方でもクロス入れていました。
FW
10 メッシ 5.0
 後ろから奪い取るところあり、ひょっとして最近は守備も頑張るの?と思ったらやっぱりそうでもなく。コンディションはよくなさそうですね。持っているものが違うので、メッシだよりになってもなにかしてくれそうな感じあるのですけど、キレは彼にしてはイマイチでした。
 また、FKが何度かあったものの、最後まで精度が上がらず。やはりまだベストではないんだと思います。アルゼンチンの場合は目標は上であり、ここがベストではないのはまあしゃーないですけどね。
 とはいえ、PKまで失敗してしまったのは致命的。気持ちが入っていない感じなので、外すかも…と思ったら止められました。忘れたのですけど、GKの取りやすいちょうど良い高さのボール蹴ったのがメッシでしたっけ?GKにピタリと合ってしまうキックをしている選手がいました。
19 アグエロ 6.5
 味方の低いミドルシュートをしっかりトラップして、ターンして左上にものすごいシュート決めて先制。能力はあるんで、もっと遠慮せずにプレーしていいんですけどね。
(採点とメンバーは、レーティング:アルゼンチン 1-1 アイスランド《ロシアW杯》【超ワールドサッカー】より)



■2018/07/01 W杯アルゼンチン敗退でもメッシは悔しがる様子見せず…

ロシア・ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦 フランス 4-3 アルゼンチン
【フランス】グリーズマン(前13[PK])パヴァール(後12)ムバッペ(後19)ムバッペ(後23)
【アルゼンチン】ディ・マリア(前41)メルカド(後3)アグエロ(後48)

 ノックアウトステージ初戦から豪華な対決!とテレビでは紹介していたものの、今回のアルゼンチンは全く強くありません。予選で苦労しても本大会では活躍するといったこともあるにはあるものの、グループリーグ初戦を見てこりゃダメなチームだなと。メッシ頼りを抜け出せず、チームとしてのまとまりがありません。フランスは若くて乗りそうだということもあり、大量得点差すら私は予想していました。
 フランスは若すぎるので、がたっと崩れる可能性もあるだろう とも思いますが、アルゼンチンは持ってくれるのでカウンターが狙えてやりやすいチーム。相性もバッチリです。得点入る前から、アルゼンチンがキープしてなんとなく攻めるものの、チャンスは全然でカウンター狙われるという予想通りの悪い形になっていました。
 ただ、予想外だったことに、ほとんどチャンスがない中でアルゼンチンが決めてきて同点。さらに逆転まで行きます。こうなってから、やっとフランスが持って攻める形が出てきました。若いですけど、崩れることはなく、あっさり同点。さらにカウンターが効きまくって4-2。そのままのスコアで終われないところはやはりちょっと脆いですけど、順当にフランスが勝ちました。
[GK]
12 フランコ・アルマーニ 5.5
 31歳。正GKロメロが怪我、代わりにカバジェロが出ていたものの、2戦目でミスして変えられたみたいですね。3戦目でいきなり代表デビューしたそうな。そういったこともあってか、DFと譲り合う危ないプレーがありました。
[DF]
2 ガブリエル・メルカド 5.5
3 ニコラス・タグリアフィコ 5.5
16 マルコス・ロホ 5(46分OUT)
 28歳。CB。エムバペにやられてPKで失点でなおかつイエローカードでボロボロ。これで積極的に行けなくなったせいか、45分でCBが交代するという珍しいことに。
17 ニコラス・オタメンディ 5.5
[MF]
7 エベル・バネガ 5.5
 29歳。初戦はスタメンでなかったものの、メッシ頼りのプレーが多いチームの中、ボールを引き出す役割を果たしてゲームを作ろうというところが見られたので、彼の先発起用は正解だったろうと思います。
 ただ、 ワールドクラスの選手ではないがために、レベルが高い今回の試合ではあまり良いところを作れず。力不足なところがありました。
14 ハビエル・マスチェラーノ 5.5
 34歳。中盤の3人でははっきり守備的な選手でボールを拾っていました。右から左へのピタリの素晴らしいサイドチェンジ、オフサイドっぽかったものの裏への良いスルーパスも見られました。ただ、やはり年齢が年齢だけに以前ほどはすごさがなかったですね。
15 エンソ・ペレス 6(66分OUT)
[FW]
10 リオネル・メッシ 6
 31歳。フランスの守備が良かったということもあるものの、元気なかったですね。調子が上がっていなくて体が重そうですし、気持ちも乗っていない感じ。気負いすぎというのではなく、悲しそうにプレーしていました。他の選手含めて、9割アルゼンチンというサポーターの後押しはあまり届いていないようでした。
 終わった後ちょっと見ていると、悔しがる様子は見えず。呆然としているというのに近いものの、笑顔で応じる余裕はありますので、またちょっと違います。予選でもグループリーグでも苦しみ、チームが強くないことをわかっていたのかもしれません。一番近そうな言い方は諦めのある無力感といったものでしょうか。
 CKでDFが前にいたのにシュートという選択。シュートを避けようとした感じの味方RSBメルカドの足に当たりラッキーなゴールに。メルカドの得点となりました。一応アシストです。
  これもまぐれみたいなものでほぼ全く良いところなかったものの、アルゼンチンが高い位置でカットして、フリーでスピードを持ったドリブルができてやっと見せ場。右足のシュートは力がなく、やはりパッとしなかったものの、その後もスルーパスが出ていました。
  さらに、ゴールから離れたところだったせいか、マークされていなかったところで、逆サイド裏のアグエロに合わせてアシスト。レベルの高さは見せましたし、フリーならやはり仕事ができるということ。フランスが強く、アルゼンチンが力不足だったというのもあるかもしれませんね。
11 アンヘル・ディ・マリア 6.5
 30歳。LWG。全く目立っていなかったのに、スローインから中央で2人も空いていたところ、距離はあったのですけど、左足で右に決めました。形ができたわけでなく、ワンチャンスで。これで乗ったのか、後半は良いドリブルが繰り返し出るようになりました。
22 クリスティアン・パボン 5(75分OUT)
 22歳。RWG。今日は右で先発。右を通って走ったSBにふわっと出してチャンス。右からの低いボールもおもしろいものがありました。一方で、トラップが大きくなるところがいくつか、また、後半は全然。さらに、彼のサイドでは守備面の悪さを指摘されており、全体としては悪かった感じです。
[交代出場]
6 フェデリコ・ファシオ 6(46分IN)
 31歳。イエローカードをもらっていたせいか、後半頭からCBが交代という珍しいことに。 長身選手であり、エムバペ対策ではなくジルーの方に。左にタグリアフィコが回りました。
 初出場であり、同じくほとんど試合経験のないGKと譲り合って危ない場面がありました。
19 セルヒオ・アグエロ 6.5(66分IN)
13 マクシミリアーノ・メサ 5.5(75分IN)
(【フランス4-3アルゼンチン|採点・寸評】 1998年大会のオーウェンを想起させたエムバペの衝撃。文句なしのMOMに! | サッカーダイジェストWebより)




■2019/12/06 ブラジルワールドカップ決勝、選手交代が完全に裏目に出て敗戦

 2014年のブラジルワールドカップ決勝、アルゼンチン戦のメモから。メンバーと採点は、レーティング:ドイツ 1-0 アルゼンチン《ブラジル・ワールドカップ》【超ワールドサッカー】より。

GK 1 ロメロ 6.0
 DF裏に良いカバー。そばに選手がいて邪魔しておりオフサイドだったが、そのシュートも好セーブ。本来2ndキーパーだったそうだけど、「乗ってきたのでは?」と解説の岡田さん。
DF
4 サバレタ 5.5
 RSB。センターラインのあたりですすっと抜く良いドリブル。倒される。ドリブルなかなかうまいですね。低い位置のプレーとはいえ、ドイツの選手は少し苦労している感じでした。
15 デミチェリス 5.5
2 ガライ 6.0
 裏へのボールをうまくカバーする場面がありました。
16 ロホ 5.5
 LSB。延長でチャンスだたパラシオへのボールは彼じゃないかな?と思ったものの、記事では言及ありませんでした。
MF
22 ラベッシ 6.0
 LSH。カウンター、良いボールではなかったところを頑張ってものにして、チャンスに変えるプレー。右でフリーになりゴールしたがオフサイド。どんどん仕掛けていて、今日もいい。…と思ったら、45分で交代。交代したアグエロは実績ある選手とはいえ、もったいなすぎる。そして、そのアグエロが復調しておらず、完全に裏目に。別の選手との交代という選択肢もあったはずで、やはりもったいなかった。
(→アグエロ 5.0)
 4-3-3にしてLWGに。ただ、プレーは全く目立たず。記事でも「負傷明けでコンディション不良か、精彩を欠いた」とされていた。
6 ビリア 6.0
14 マスチェラーノ 6.5
 DH。ミスも好パスもあり。後半開始すぐ、オフサイドだったが、裏への好ボール。守備でも低い位置でのミスのところにカバー。トラップミスして、後ろからタックルしてしまってイエロー。ただ、大きく響かなかった模様。中央低いところから上がったLSBをよく見ていてボールを出しチャンスに。攻守に良い出来。延長でも本当危ないところを察知するのがうまいな、という。ヘディングのクリアあり。また、クロスにスライディングで入って反応しているところも。(これは実際にその前でカット入ったって意味かな?)

8 E・ペレス 6.0
(→ガゴ 5.5)
FW
10 メッシ 5.5
 前半はオフサイドかなってところで抜けてきて、GKまで交わしてというところ。DFにカバー入れられて打てなかったが惜しかった。後半RWGに回ってすぐチャンス。すごい早さで抜いてからシュートまで。このサイドを攻められるようになったものの、相手も攻めるサイドになってやり合いに。
 一方、延長ではほとんど触れず。最後の最後にドリブルから良い位置でのFK。しかし、これを浮かせてしまう。疲労たまると浮きやすいですよね。

9 イグアイン 5.5
 バックパスのヘディングでパスされたビッグチャンスを決められず。オフサイドかなと思ってみていたものの、そもそもドイツの選手だった。右からのクロスにきれいに合わせる場面もあったものの、これは本当にオフサイド。(→パラシオ 5.5)
 延長で相手DFがかぶってしまってフリーのビッグチャンス。しかし、トラップが悪くてGKに出られてしまい、浮かせたボールも外に。


2025年4月28日月曜日

買い取り義務条項回避で、日本人選手がシーズン残り出場なしに!

■2019/04/10 レンタル移籍のオプション 規定試合数でボーナスなど
■2019/04/10 浅野拓磨はもう出場せず、クラブが完全移籍にしたくないため



■2019/04/10 レンタル移籍のオプション 規定試合数でボーナスなど

  レンタル移籍などの移籍には様々な条件、オプションがついていることがあります。例えば、出場試合数やゴール数などでボーナスが出るといったもの。多くの場合、選手へのボーナスではなく、選手を借りているクラブの方へ料金を支払うというものです。
 貸した選手が活躍したんだからと、当初の支払額以上に支払うんですね。逆に安めに設定しておいて、予想通り活躍したら本来の料金を支払うとも考えられるかもしれません。
 基本的には、選手が活躍してチームに貢献するために、借り手も貸し手も(多くの場合、選手も)ハッピーなわけです。

  ボーナスとはちょっと違うものの、アンデルレヒトからシャルルロワにシーズン終了までの期限付きで加入した森岡亮太選手のケースもハッピーなことになりました。
 シャルルロワは盛岡を7試合に先発起用した時点で150万ユーロ(約1億8800万円)の買い取り義務があったと報じられています。アンデルレヒトでは十分に出番を得られなかったものの、移籍後は2ゴールを記録するなどトップ下としてチームに欠かせない存在になり、この試合数を満たしました。オプションが発生したと考えられます。
(森岡亮太がシャルルロワに完全移籍へ…条件を満たし、今夏の買取行使が決定か | Goal.comより)


■2019/04/10 買い取り義務条項回避で、日本人選手がシーズン残り出場なしに!

 一方で、なかなか珍しい事態になったのが、 アーセナルからハノーファーへ貸し出されていた浅野拓磨のケースです。
 今季ハノーファーでリーグ戦13試合、公式戦合計15試合に出場。浅野の場合、あと1試合に出場することで、契約に設定された買い取り義務条項が発効する条件が満たされ、完全移籍となります。
 ところが、 マルティン・キント会長がトーマス・ドル監督に対し書面で浅野の起用をしないようにとの通達をしたとのこと。監督しても浅野を使いたくなかったわけではなく、チームも低迷状態。是非使いたいという状態のはずです。
 ただ、 ハノーファーの場合は、低迷の度が過ぎていたみたいですね。最下位で2部降格が確実な状態。仮に2部で戦う事になった場合、最大で350万ユーロ(約4億3800万円)ともされる移籍金を支払って浅野を獲得する事は難しいとクラブ側は判断したようです。
 ドル監督は「こんなことは監督生活18年の中で初めてだ」「経済的な側面から下された決定だ。我々はクラブに雇われている以上、従わなくてはならない」と残念がっていました。
(野拓磨、今季残り試合は出場なしへ。監督「経済的側面から下された決定」フットボールチャンネル | スポーツ | 2019年04月08日より)
https://pex.jp/point_news/d71e0750306dd7fe3e3b9f8eecd60fab


2025年4月27日日曜日

ユース人材で不利な地方都市の鹿島が日本一強いのはなぜ?

■2018/11/11 ユース人材で不利な地方都市の鹿島が日本一強いのはなぜ?
■2018/11/11 史上初、AFCチャンピオンズリーグ3回制覇のクォンスンテ
■2017/11/30 うまくて憎らしいプレーを見せる西大伍など
■2017/12/1 いかにもブラジル人選手というレオ シルバなど
■2017/12/8 日本代表入りの三竿 健斗、正直よく見ていませんでした
■2017/12/13 高校時代は伸びると思っていなかった金崎 夢生、予想大外れ
■2020/01/15 四冠掲げた鹿島は無冠に終わる 主力選手を温存できず自滅か…
■2016/1/13  遠藤康 小柄でも重心が低く重厚感あるプレーぶり



■2018/11/11 ユース人材で不利な地方都市の鹿島が日本一強いのはなぜ?

 まず「プロビンチャ」というのが聞き慣れないのですけど、2017年10月27日になぜプロビンチャの鹿島がタイトル数で独走するのか? 戦力強化の「勝ち組と負け組」 | サッカーダイジェストWeb(加部 究)という記事がありました。
 「プロビンチャーレ」とも言い、イタリア語で、規模が小さい地方都市のスポーツクラブを差す用語みたいです。
 記事では、「最も成功したクラブが、最も小さな街にある」としていました。鹿嶋市の人口は、埼玉スタジアムにほんの少しだけ収まり切らない程度で、典型的なプロビンチャだとしていました。
 記事ではありませんでしたが、そもそも鹿島の発足当初のホームタウンは「市」ですらありませんでした。鹿島町などの5町で、鹿嶋市などは後に合併してできたものです。

 一方、そういった典型的なプロビンチャなのに、安定して優勝争いに顔を出し、タイトルを増やしてきたことを記事では指摘。
  獲得タイトル数は記事執筆時点で、鹿島が19。2位のガンバ大阪は9で、東京ヴェルディが7個ですから、2位の倍以上ということになります。また、特筆すべきは、スランプらしいスランプがないこと。鹿島のようにコンスタントに活躍しているクラブは他にありません。

 記事で鹿島の強さの秘訣や、地方の小都市にあるというハンデとして指摘されていたのは、以下のようなところでした。

・鹿島の主なターゲットは高体連で、トップ登録28人中8人が高卒で入団。ユース以下の段階で、小さな街に素材を集めてくるのは限界があるため。浦和、G大阪に現在トッ プチームに絡む高卒組は不在で、柏も大津祐樹ただひとりであり、明らかにJのトレンドと は乖離。
・ フォーメーションも基本的には4-4-2を貫き、強化責任者が変わらず、中長期的に若手を育てている。そのために、選手らも鹿島を選ぶ。

2018/11/14追記:鹿島はもったいないと思うような元代表クラスの中心選手を放出してしまうようなことがあります。ただ、そうやって若い選手が成長する機会を与えることで、長期的なスランプにならないようにしているんでしょうね。 意識して新陳代謝しています。他のクラブでは、黄金期の後の代替わりで失敗して、一気に低迷することが多いです。
 また、鹿島は中心選手を取られた場合でも、うまく対応しているイメージ。記事ではなかったものの、現役代表の大物じゃない選手などでの補強もうまい印象があります。記事では高校生年代でのスカウティングが優れていることが指摘されていましたが、鹿島に合う選手を見つけてくるのが全般にうまいのでしょう。



■2018/11/11 史上初、AFCチャンピオンズリーグ3回制覇のクォンスンテ

2018/11/10 AFC チャンピオンズリーグ 2018 決勝

 ペルセポリス(イラン) 0-0 鹿島 (2戦合計 0-2)

 あえ、そういやアジアチャンピオンズリーグどうなった?と思い出して調べたら、鹿島が決勝にまで出ていてしかも初戦はすでに勝利していて、あと数時間でキックオフとのこと。引っ越してからずっとテレビ環境を整えてなかったので、 慌ててセッティングしました。でも、ビデオがうまく行かなかったのでいつもと違って生観戦。そのため、メモは少なめです。
 また、試合としてもちょっと退屈な感じに。初戦に鹿島が2-0で勝っているためにかなり有利。 ペルセポリスは最低でも2点必要なので攻めるかと思ったものの、失点すると終了決定のせいか慎重。また堅守のチームらしく、焦りもあるのか、攻撃は雑に感じました。ハマるとすごそうですけど、今日のようなビハインドの試合には向きません。
 さらに、後半、ペルセポリスの方が先にバテるという予想外のことに。独特の深すぎる芝だと言われており、チャンピオンズリーグではホームでずっと無敗なのは、そのせいもあるのでは?と言われており、鹿島がバテると思っていました。あと、スタートからファンによるブブゼラの音がすごすぎてビビりました。
  とはいえ、最後の最後はCKなどが連続して大チャンスが来ました。ここでもあと一歩が決まらずスコアレスドローで試合終了。鹿島は高さに難がある感じだったので、可能性ありそうだったんですけどね。

    GK 1 クォン スンテ 34歳
 初見かな?私が見た試合は曽ヶ端ばかりでした。ベテラン曽ヶ端の後釜で去年来た選手かと思っていましたけど、彼もベテランですね。韓国の全北現代モータースで2回優勝しているのか、今回勝てば史上初の3回AFCチャンピオンズリーグ制覇の選手との説明。
 セーブでは良いプレーがあると同時に、落ち着きが目立っていました。セービングの落ち着きだけでなく、周囲を気にして見て、遅らせるプレーを随所に。経験豊かなプレーヤーといった感じがあります。
 良かったのですけど、終盤苦しい流れのときにゴールに飛んでなかったボールをキャッチして外に出してしまってCK…というのは、失点に繋がるようなムードになるので痛かったところ。うまくリズムを変えられませんでした。
 ただ、その後、鹿島が苦しみそうなロングボールに飛び出していってファールをもらって、なおかつ時間を使うプレー。全体としては、ベテランらしさが出ていたと思います。
    DF 3 昌子 源
    DF 16 山本 脩斗
    DF 22 西 大伍
    DF 35 チョン スンヒョン 24歳
植田の代役で来た選手。初見です。188cmで韓国らしい強さのあるCB。高さで苦労する鹿島にあって、ヘディングでクリア場面多数。今日のような展開ですと、めちゃくちゃ助かる選手ですね。彼も意識していた感じ。また、攻撃陣が低い人ばかりということもあって、CKでもよく上がっていました。
    MF 4 レオ シルバ
攻撃うまい選手ですけど、今日は守備の良さが目立ちました。危ないところを察知して粘り強く守っています。前半の苦しい時間帯には前狙って奪うプレーも。そのまま上がってカウンター。シミュレーション取られたのですけど、得意のうまくファールをもらおうというプレーで時間も使おうというところも見せていました。
    MF 8 土居 聖真 68'
    FW 30 安部 裕葵 90+3' 19歳。
左の中盤でプレー。若いのですけど、淡々とした感じで落ち着いてプレー。171cmと小柄。スピード勝負というよりは細かいステップでキープするタイプですかね。キープ力があって取られないドリブルを何度か。物怖じしていない感じです。
 ユースでは10番で、将来を背負って立つみたいなことも言われていました。正直そこまですごさは感じなかったものの、悪くなさそう。鹿島ファンとしては期待です。
    MF 20 三竿 健斗
    FW 9 鈴木 優磨 78'
    MF 18 セルジーニョ 23歳
本来MFなんだそうですけど、鹿島ではFW。AFCチャンピオンズリーグでは5戦連続ゴールしていたとのこと。ブラジル人らしくテクニックを感じたものの、大岩監督は練習で見ていてもテクニックなどはそこまででなく、よくわからなかったと言っていたそうな。
 悪いと思わなかったものの、気になったのは彼が蹴っていたCK。後半に1本、低いボールがあっておもしろかったのですけど、単純に入れるボールばかり。背が低い選手が多く、相手が高くという中で、これはきつかったですね。カウンターの危険性もありました。




■2017/11/30 うまくて憎らしいプレーを見せる西大伍など

2017/11/26 鹿島 0-0 柏

 1位鹿島と4位柏の上位対決。 ともに守備が良いチームとのこと。鹿島が好きなので、勝てば優勝と聞いてみたが、引き分け。一転してプレッシャーがかかる苦しい状態に。

GK    21    曽ヶ端 準
DF    22    西 大伍
 4-4-2の右。後半、右サイドバックの伊東 幸敏が入って一つ前へ。去年もやっていたのかな、このやり方? 気づかなかったかも。
 うまくて憎らしいプレーを今日も。ふわっと軽く上げて、守備の選手を軽くいなす狡猾なプレーがあった。
  浮き球では、カウンターのチャンスで、戻されたボールをダイレクトで裏へ入れたのも良かった。
 後半、ピタリと合わせるセンタリング。また、憎らしいプレーとしては、背を向けて簡単にファールもうらって、良い位置でFK得ていた。
DF    5    植田 直通
 去年もそうだったのだが、守備の危なっかしさが気になる。サイドの高いところで、スピードある選手と対応したのだけど、縦にスピード勝負させてしまうような守り方してピンチになりかける。
  下がってしまっても良いから、スピード勝負せずに、遅らせて味方待った方が良かった。持ち味はそこじゃないだろう?という。体の強さは間違いなくあるので悪い選手だと思わないが、判断関係が気になってしまう。
 が、念のためにと検索してみたら、スピードはむしろ売りの選手とのこと。そうなんだ。で、自信あったせいで、危ない ことやっちゃったのかも。
 あと、ロングボール入れるも特徴なのかな。これも特別すごいとは思わないんだけど、昌子源より蹴っている感じ。昌子は低めのパスの方が多く、特徴が違う印象。ただ、ロングボールに関しては、検索しても出てこなかった。
DF    3    昌子 源
 相方の植田 直通は高いボール入れることが多く、昌子は低いパス入れることが多い印象。
 前半 空いている選手に長く低い良いボール入れていて、おっ!と思った。よく見てたし、パスの精度の高かった。が、後半同じ質のボールを読まれちゃって、ちょっとピンチになるところも。
DF    16    山本 脩斗
 去年何試合か見たときは、イマイチ良さわからなかった。今日も早い時間帯に、スピードある選手に抜かれるところあって、悪いイメージに。
 ただ、今日はいいところもいっぱい発見。そのスピードある選手には、最初以外は無理せず、下がりながら スピード警戒する守りで対応。人数かけて守る作戦に。好判断だと思う。
 去年セットプレーからのヘディングだけは見事だと思った。なので、前半エリア内にまで入って、ヘディングで狙うプレーあって、彼の持ち味で良いと思う。
 後半に、両サイドバック上がって、右の西から左の山本のヘディングってのが一つの形だと紹介あった。普段からやっているんだ。
 あと、攻撃ではダイレクトで裏への良いボールも出していた。去年は元攻撃の選手というのがわからんと思ったのだけど、今日は攻めでも良いところわかった。


■2017/12/1 いかにもブラジル人選手というレオ シルバなど

MF    20    三竿 健斗
 初見。中盤での守備的な2枚のうちの1人。前半にかわしてミドルシュート打つところ。後半もFKの跳ね返りを右で拾って、左サイドにいたキッカーにピタリと戻してチャンスに。
  ということで攻撃でも良いところ見えたんだけど、基本的には守備が得意な選手なのかなと思った。
 が、Wikipediaを見ると、守備の強さの指摘と同時に、「正確な縦パスで攻撃の起点になるプレーには自信を持っている」とのこと。
MF    4   レオ シルバ
 初見。中盤での守備的な2枚のうちの1人。攻撃が得意なようで、上がっていることが多い。が、戻ってきてうまくかすめ取る場面もあった。守備をさぼるわけではなく、よく走っている選手。
 ただ、やはり攻撃の方に特徴があるのかなという。キックの精度が高く、シュートもうまい。DFに当たったものだったが、左隅に当たるシュートが一番惜しかった。ボールタッチもうまい感じ。
 このボールの持ち方とファールのとり方が、いかにもブラジル人選手だな、という。 後ろ向いて誘ってうまくファールもらったり、パスをうまく繋げなかったときにファールをとってFKにしたり。
 鹿島は今日セットプレーがイマイチ合っておらず気になっていたが、後半の彼の右からのCKは可能性感じるのがいくつかあり、良かった。
MF    25    遠藤 康
 前半にエリア外からGKが取れないブレ球シュート。
 後半右サイドで浮かせてワンタッチで浮かせてかわすプレー。
 また、前半以上に可能性あるシュートも。左サイドのFKでキッカーになって入れた後のボール。半分より右に流れたボールを拾って、キッカーの遠藤に戻る形。これをダイレクトで素晴らしいシュートだった。
 ということで、技術は高いのだが、後半途中からルーズなプレーが多くなってしまった。途中交代したけどもっと早くて良かった気がする。CKなども本数の割に、精度の高いボールが入らなくて気になった。
MF    11    レアンドロ
 初見。4-4-2も左のMF。前に2人いたが、エリア内で浮かせてシュート狙ってくる。コース狙うようなキックで、すごくおもしろかったが、コースそのものは甘め。意外性はあり、良いプレー。
 後半、うまくターンするプレーあったが、ファール貰おうとしたのは失敗。
 タッチしながら2,3人かわしてきて、シュートまで持っていった。すごい。
 後半は右サイドにもいたが、再び左に戻って、右に空いている選手うまく出していた。
 個人技の高さなど、ブラジル人らしいという感じのプレイヤー。
FW    33    金崎 夢生
 球際1対1で体の強さ見せるところが、何度も。うまく行かなかったが、ワンタッチでターンして前行こうとするチャレンジも良かった。
 ムラあるタイプかと思っていたが、後半も落ちていない感じだった。 解説の山本昌邦さんはスプリント回数を褒めていた。
FW    8    土居 聖真
 去年見たときは物足りない感じ。ただ、今年の前半、実家でちょろちょろと見たゲームでは、 球際頑張るところを見せて、意外だった。こういうプレーを続けていたら、もっと伸びると思う。
 ところが、今日見ると再び物足りないと思ってしまう。 守備をやってくれる選手なのですごくありがたく、バランスとしては非常に良いんだけど、もうちょっとかなぁと。
 良いプレーはあった。エリア内の狭いところで、トラップしてターンしてシュートしようとするところ。良いチャレンジだった。
 このときだったかな、守備意識高く、切り替えて守備してカウンターをさせないプレーも。
 ただ、攻撃でももっと前述のようなチャレンジが増えると、怖い選手になると思う。



■2017/12/8 日本代表入りの三竿 健斗、正直よく見ていませんでした

2017/12/02 磐田 0-0 鹿島

 2戦連続勝てば優勝のゲームを2戦連続スコアレスドロー。前の試合は最後リスクを賭けない攻めだったのが不思議だったが、今日はさすがに捨て身で。それでも1点が入らなかった。
 去年も思ったけど、メンバーは小粒なんだよな。海外組など不参加多い日本代表に鹿島が7人(曽ヶ端と遠藤以外のスタメン日本人)も入っていたが、正直 そんなにすごい選手多いと思わなかった。
 去年はチームとしての成熟さは感じたし、1点差の勝利が多いなど、今年のリーグでもそういうところはあった。でも、結局、無冠。優勝経験豊富な選手って、実は言うほど今の鹿島にはいない。
  リーグ戦は一発勝負ではなく、相手にスキも生じづらい。柏も磐田 も勝ち点3より優勝させないことが目標と公言していて、一発勝負の試合とはかなり違っていた。
 こういう悔しさが選手を成長させるので、今後は期待しているけど、現在のレベルは正直物足りないと思う。

GK 21曽ヶ端 準
DF 3昌子 源
 左のセンターバック。昨年見たときもそうだったが、相手選手より先に触るリスクかけた守備が絶妙にうまい。
 ポストプレーしようとしたところ先に触ったり、トラップしてちょっと長くなったところをすっと奪ったり。
 攻撃面では前の試合でもあったように、たまにミスパス。
DF 5 植田 直通
DF 16 山本 脩斗
DF 22 西 大伍
 右サイドバック。試合開始すぐに怪我で交代。仕方ないことだが、早い時間に1枚カードを切って、右の攻撃の起点を 失ったのは痛かった。
MF 4 レオ シルバ
 今日も裏への好パスがあった。ボールが収まるので、チームが楽になる。うまくファールを取るのも相変わらず。
 でも、守備も良いね。よく読んで取ってくるところがある。
 後半カウンターで裏への1点もののパス出していたのも、レオシルバじゃないかなぁ?
 ただ、終盤は疲れたのか、らしくないミスを連発していた。確かパスミスやトラップのミスがあったと思う。
MF 20 三竿 健斗
 中盤4枚の中央。今日もあんまり注意して見れなかったんだけど、球際の守備の強さは一つの武器なのかなというところ。
 Wikipedia見ると、身長     181cm 体重     73kgで、体格は日本人としては大きめ。
 小学校年代から東京ヴェルディの下部組織に所属しており、2014年2種登録、2015年トップ昇格。ただ、J2のためか、2016年に鹿島に完全移籍。
 ユース時代は センターバックも経験。代表歴としては、2013年、FIFA U-17ワールドカップに出場するU-17日本代表のメンバーで貢献。AFC U-23選手権2016のメンバーにラスト2枠で選出。また、11月29日、東アジアカップに挑む日本代表に初召集されたばかり。


■2017/12/13 高校時代は伸びると思っていなかった金崎 夢生、予想大外れ

MF 11 レアンドロ
 これは悪いところというか、単に特徴なんだけど、彼にボールが入るとテンポが落ちる感じがする。ブラジル人らしい持ち方であり、別に悪くはない。ただ、監督によっては嫌われそう。
 前の試合見たときはうまいと思ったのだが、今日は引っかかるところが多い。たぶん気が急いてしまっているのだと思う。
 守備においても、危ない位置でFKを上げてしまっていた。ストレス溜まっている感じ。

 後半も気持ちが前に行き過ぎている感じだった。それでも、カウンターで右で切り替えして交わしたところは、素晴らしかった。ただ、最後のシュートは浮いてしまった。
 若さを感じたのだけど、そう若くもなかったような?とWikipediaを再確認。24歳。まあ、ベテランではないな。 レンタル多いし、強豪でどっしり落ち着いて経験を積んだというタイプでもない。良い選手でもっと伸びると思うが、現状は若さが出ていると思う。

25 遠藤 康
8 土居 聖真
33 金崎 夢生
  相変わらず 体のバランスがすごい。崩れない。外国人選手相手でも通用するこの強さや、よく走ってくれるところは、鹿島の中でも素直に日本代表で良いと思える選手。高校時代、評価していなかったんだけど、こんなたくましくなるとは。
 後半、背を向けてターンしながらのシュート。意外性あってよかったが、シュートはGK正面だった。
交代 24 伊東 幸敏
 西大伍の早い時間での痛すぎる怪我による退場で登場。おかげで初めてじっくりと見れた。当然同じ右サイドバックでプレー。
  印象に残ったのはスローイン。あまり気にしてみていないので気のせいかもしれないが、他の選手と比較して長いスローインを多用する感じ。よく見ているし、そこに届くかという長いのを通していた。が、同じようなのをカットされる場面もちらほら。
 前半に上がってきて入れた低いボール。後半40分過ぎくらいの、逆サイドフリーの山本に合わせたボールは良かった。特に後者は1点ものだった。
交代 7 ペドロ ジュニオール
 ニュースを見てると一時好調だったそうだが、今日はプレー時間短くてよくわからない。トラップ長くなってミスだと思ったところ、相手選手より早く触っていてびっくりしたプレーがあったし、スピードはある感じ。それ追いつくのかよ?と思った。


■2020/01/15 四冠掲げた鹿島は無冠に終わる 主力選手を温存できず自滅か…

 新国立競技場のこけら落としとなった2020年元旦の天皇杯決勝、神戸戦は完敗でした。スコアは0-2ですけど、それ以上に力負けな感じ。選手の豪華さだけでなく、前線の日本人選手の守備の運動量でも負けたので、手も足も出なかった感じですね。あそこまで走られると、敵ながら褒めたくなります。
 鹿島は四冠を目標に掲げ、すべての可能性がある状態で勝ち進めたものの、結局、無冠に。代表クラスの若手・中堅をとられまくった上に、怪我や疲れが目立ちました。シーズン後半になると、主力選手に怪我や疲れが見えて息切れ…というのは、海外のビッグクラブでもあるものですが、これは監督のやり方によるところも大きいです。天皇杯の前に退任を決めていた大岩監督には、メンバーを固定しすぎたのでは?といった声が、サポーターからも出ていました。温存させながら勝つというのも、これまためちゃくちゃ難しいんですけどね。
 メモとらずに気楽に見ていた上に、時間がたってだいぶ忘れていますが、印象に残った選手についても。
GK 1 クォン スンテ
DF 6 永木 亮太
 本職ではないRSB起用。今年はよく使われていたみたいですが、対面するLSHの酒井高徳にけちょんけちょんにやられていました。特にポジショニングでしてやられていたというのは、やはり本職ではないためじゃないかと。ここからビッグチャンスやゴールが生まれています。ここはきつかったですね。
DF 27 ブエノ
  スタメン表ではこの4人の名前をよく見ていたものの、ポジションが不明。ブエノがSBかと思ったら彼は中でした。ひどかったDF陣ではマシかなと思ったものの、良いところを見つける余裕がなかった試合です。
DF 28 町田 浩樹
  190cmと長身ですが、彼がLSBでした。左利きということもあって、使われているみたいです。ただ、やっぱり本職ではないんだろうな、というプレー。鹿島でも中心であり、経験豊富でセンス抜群の西に対応できず、やられまくっていました。攻撃でも物足りません。CBで使いたいですね。
DF 39 犬飼 智也
  1点目のオウンゴールは仕方ないという声もあるかもしれませんが、今日は本当ボロクソで2失点に絡みます。2失点目は自身もクリアミスと認めていました。失点シーン以外でもやられているところが目立っており、オウンゴール含めて今日のパフォーマンスの結果が出た感じですね。彼がDFでの中心と聞いていたものの、今日見た感じでは心もとないです。
MF 4 レオ シルバ
MF 20 三竿 健斗
MF 30 名古 新太郎 53'
MF 41 白崎 凌兵 46'
FW 15 伊藤 翔 72'
FW 18 セルジーニョ
(DF 16 山本 脩斗 53')
(MF 13 中村 充孝 72')
 神戸には控えにダビド・ビジャがいるというだけでなく、田中順也もいて、嫌だなと思いました。一方、鹿島は使えそうな攻撃の選手が土居だけでしかも 病み上がりと聞いていたので、本当きついなという感じでした。ただ、実況では、この中村が切り札のように言われていました。名前は何度も見たことありますけど、私は初見かそれに近い感じ。よく知らない選手です。
 一番最後に投入されたのですけど、テクニックのある選手との紹介。ただ、2点ビハインドでは、スペースがなく全く生きませんでした。ただし、私はドリブラーだと理解したものの、今検索すると、そうではないタイプだった模様。とはいえ、それでも結果的には全然だったわけで力不足。今検索したら完全移籍で山形に行くことになったようです。
(MF 8 土居 聖真 46) 


■2016/1/13(2018/01/05再投稿)  遠藤康 小柄でも重心が低く重厚感あるプレーぶり

 私が見たときは、小笠原の後継者みたいに言われていた期待の若手だった時期。ただ、タイプは全然違うと思いました。
 小笠原満男と共通しているのは、背が高くないのと、東北出身ってところですかね。(小笠原は岩手県出身で173cm)

-----引用 ここから-----
遠藤康 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%A0%E8%97%A4%E5%BA%B7

生年月日     1988年4月7日(27歳)
出身地     日本の旗 宮城県仙台市
身長     168cm[1]
体重     69kg[1]

遠藤 康(えんどう やすし、1988年4月7日 - )は、宮城県出身のサッカー選手。ポジションはミッドフィールダー(オフェンシブハーフ)。Jリーグ・鹿島アントラーズ所属。元日本代表候補。
-----引用 ここまで-----

 数試合見たイメージは、背が低いものの、軽さではなく重さを感じました。Wikipedia見ると、重心が低いと書かれていて、なるほどという。
 キックの質も低く速いボールが得意という印象。シュートもパスも低かった記憶があります。左利きでこのキックの質が魅力で、すごく好みでした。
 スルーパスなんかは見せていたものの、ゲームを作るタイプではないなと感じたので、小笠原と違うという印象。
 Wikipediaであったドリブルが良かった印象は当時はなし。ただ、メモではキープ力の高さを感じさせるところがあったので、そういうところでしょうか。

 メモしていたのは、2010年03月27日(土)の試合。鹿島3-1山形でした。
-----引用 ここから-----
2010年03月27日(土)  14:05キックオフ  県立カシマサッカースタジアム
http://www.so-net.ne.jp/antlers/games/30

GK     21     曽ヶ端 準
DF     2     内田 篤人
DF     3     岩政 大樹
DF     14     イ ジョンス
DF     7     新井場 徹
MF     40     小笠原 満男
MF     6     中田 浩二
MF     8     野沢 拓也
MF     25     遠藤 康
FW     13     興梠 慎三
FW     18     マルキーニョス

GK     1     清水 健太
DF     14     宮本 卓也
DF     4     西河 翔吾
DF     3     石井 秀典
DF     13     石川 竜也
MF     11     北村 知隆
MF     19     秋葉 勝
MF     17     佐藤 健太郎
MF     7     宮沢 克行
FW     11     田代 有三
FW     9     古橋 達弥
-----引用 ここまで-----
 1本スルーパスでチャンスを作っていました。この後、「でも、途中からよりはやはり落ちる」と書いていて意味不明。
 だいぶ悩みましたが、たぶん、周囲が疲れて運動量なども落ちる途中出場のときよりはパフォーマンスが目立たないという意味でしょう。これが初見じゃなかったんだと思います。
 でも、この日、遠藤はむしろ大活躍。これをメモしたすぐ後に、DFがしっかりクリアできなかったところを思い切ってシュート。GKに当たるがゴール。J初ゴールだったそうです。
 これに留まらず、後半もエリア内で余裕でターンを決めて、落ち着いてシュート。「バーだがGKに当たってゴール」というのは跳ね返って入ったってことですかね?
 ただ、その前のプレーがすごかったので、だからこそのゴール。さっきの公式ページを見たら、やはり跳ね返りが入ったみたいです。

-----引用 ここから-----
51分、ゴール前でボールを受けた遠藤が相手選手を切り返しでかわし、強烈なシュート。これがポストに直撃するも相手GKに当たり、追加点となった。
-----引用 ここまで-----

 「その後も遠藤が中心となり、マルキーニョス、興梠らでチャンスを作るシーンが多く見られ、スタジアムは沸いた」とありました。
 私がメモしていたのは、球際粘って、3人くらいと人数かけられても取られずにチャンスにしたプレー。描写不足でよくわからんですけど、これも重心の低さが活きたプレーかもしれません。

2018/01/05追記:遠藤は若いときと違って、すっかり怖いもの知らずで積極的なところがなくなって残念。まあ、ベテランってそういうものなのですけどね。
 あと、読み返して驚いたのが、重厚感を強調していたこと。強烈なミドルシュートなんかも今はなくなりましたし、だいぶプレースタイルが変わったんですかね。
 最近はテクニカルなキックにこだわっている感じなど、全体にきれいにやろうとしている印象を受けます。



2025年4月25日金曜日

うまい選手多すぎなベルギー、一番テクニックがあるのはDF?

■2018/05/20 うまい選手多すぎなベルギー、一番テクニックがあるのはDF?
■2018/04/20 サポーターピッチ侵入でも反応悪かったブラジルワールドカップ
■2018/06/19 ベルギー代表は危機感があるくらいでちょうどいいのに…
■2018/06/19 うまい選手だらけのベルギー、ルカクも技ありゴール
■2018/06/24 ベルギーはタレント揃いでも守備脆くチーム力で見劣り
■2018/06/24 ムキムキですごい体つきに似合わない繊細なルカク




■2018/05/20 うまい選手多すぎなベルギー、一番テクニックがあるのはDF?

 欧州屈指のタレント集団として脚光を浴びるベルギー代表。その1人であるFWドリエス・メルテンスがベルギー代表で最もテクニックのある選手を問われて、トッテナムのDFヤン・ヴェルトンゲンという意外な選手の名前を挙げました。

「誰もがエデン・アザールの名前を挙げるんじゃないかな。でも、僕ならヤン・ヴェルトンゲンを推すね。彼は大柄なディフェンダーだけど、すごくテクニカルな選手なんだ」

 好きな選手ですので、嬉しいですけど、予想外過ぎます。 私はキックの質が好きでしたが、記事では、"センターバックを主戦場とし、対人能力のみならず、ロングキックもドリブルにも秀でたDFとして名を馳せる"としていました。
(アザールでもデ・ブライネでもない! メルテンスが推すベルギー屈指のテクニシャンが意外【超ワールドサッカー】 2018.05.19 17:50 Satより)



■2018/04/20 サポーターピッチ侵入でも反応悪かったブラジルワールドカップ

ブラジルワールドカップ2014ベスト16 2014/7/1 ベルギー 2-1 アメリカ
(メンバーはベルギー代表 vs アメリカ代表 [ワールドカップ2014・ベスト16] | サッカー動画速報より)

 ベルギーよく知らなかったのだけど、もっと見ておけば良かったと思った良いチーム。パスをよくつなげる。ハイスピードでビュンビュンといくというよりは、落ち着いて回す感じ。正確で丁寧。
 アメリカはもともと好きで、この日もよく頑張った。
 あと、サポーター がピッチに入った場面あったのだけど、なかなか警備員が入ってこなくてやきもきした。珍しい。ブラジル治安悪いのに、対応もゆるいって…。

ベルギー代表    
GK ティボ クルトワ
 若い選手。良いらしいが、相手のシュート少なくてよくわからず。目立たない。延長戦でキックミスあったのが、印象に残ったくらい。
DF ヤン ベルトンゲン
  メモはフェルトンゲン。4バックの左。
 後半、DFラインの後ろに良いボール入れて、これは1点ものと思ったが誰も触れず。こういうボール好き。
 その後、サイドではなくやや中に入って、エリア内縦に行きながらシュートまで。GKはよく足に当てた。
 延長で3対2の場面があったが、右足は苦手っぽく戸惑ってシュートもパスもできないところあった。左塞がれるとツライのかも。
DF バンサン コンパニ
 メモはコンパニー。後半、裏へのボール長くなったのを奪うと、そのまま上がっていって、真ん中でリターンしてシュートまで。
DF ダニエル バン ブイテン
DF トビー アルデルワイレルト
 メモは アルデルバイレルト。右サイドバックで出場。ワンステップでの良いサイドチェンジのロングボールが印象に残る。得意なのか、前半のうちにもう1本やっていた。好きな感じ。
 サイドでは素直に縦に行くことが多い。ただ、後半では珍しくフェイント入れて中に入ってからクロスという場面もあった。
 ロングボールの質がいいなと思ったら、本職はセンターバックなんですね。今知りました。そんな感じのキックだった気がします。
MF アクセル ビツェル
MF マルアン フェライニ
MF ケビン デ ブライネ
MF ドリース メルテンス
 攻撃的な右。右で低くて早いシュート性のクロス良かった。他に、ふわりとループみたいな惜しいヘディングシュートあった。
(60’ FW ケビン ミララス)
 右から斜めにずっと守備の間抜いてくるドリブル。最後は触られたが、こぼれてチャンスに。
 その後も、左でうまくボール出して、中へ入っていくプレー。
MF エデン アザール
 23歳。ボールタッチ良くドリブルして、やわらかいボール。 前半は、ダイレクトのパスでもビッグチャンス。
 仕掛けてくると怖い選手。後半体使ったうまい守備から、カウンターのチャンス作る。こぼれ球を狙いすまして右に打ったが、GKがセーブ。
 左サイドで縦に行ったのに、左足でなく、右のアウトでクロス上げたところあった。おもしろい。
 メモにないが、本調子でないようなこと言っていたような? 良いと思ったし、ボールタッチなど十分に好きなタイプではある。
(111’ MF ナセル シャドリ)
FW ディボック オリギ
 メモはオリジ。19歳だそうな。 トラップ大きくなったが、スピードで置いていくところあった。速い。
 カウンターのときにスルーして、チャンスになるところも。
(91’ FW ロメル ルカク)
 21歳とこちらも若い。ファール気味に来られたのに、プレー続けるところ。体強いな。
 カウンターで裏へのボール。そのままダイレクトで打って、チームの2点目に。 ゴールより左側で、後ろからのボール。難しいところだったが、ダイレクトでニアの上というとんでもないところに。怖い選手。
 他にドリブルから股下狙ったプレーあったが、これは相手の足に触れた。
 ルカクはそんなに印象残っていなかった んですけど、メモ見たらめちゃくちゃ評価していましたね。



■2018/06/19 ベルギー代表は危機感があるくらいでちょうどいいのに…

ロシア・ワールドカップ(W杯)グループG第1節 ベルギー 3-0 パナマ

 好きな選手が多いベルギーをちょい穴予想で優勝にしました。タレントはいるけどまとまらないチームというのはよくあり、ベルギーもそのパターン。ただ、これがたまにまとまるときがあり、そういう意味でのちょい穴予想です。
 新しい選手が出てこないチームはダメという持論があり、ベルギーは実はそのパターンでもあります。とはいえ、前回大会は若く、今回がちょうどいい感じ。一発ここで爆発してほしいです。
 で、最初の対戦相手はパナマ。無名の存在ではあるものの、北中米ですので 舐めて良い相手ではないでしょう。ただ、このチームは30代どころか、30代後半がたくさんという年寄りすぎるチーム。本番では難しいだろうと思っていたら、やはりダメで完敗。さすが経験豊富なメンバーで気持ちは切れてなかったんですけどね。
 他の優勝候補が苦戦する中、ちょっと楽に勝ちすぎた気もします。優勝を狙うチームは徐々に上げていく のが理想であり、ここで変に余裕ぶると良くないです。特にベルギーは、危機感があってちょうど良いと思うので、ちょっと嫌な感じ。みんな本当うまくって、この日もテクニカルなプレーが多く見ていて楽しかったのですけど、ワールドカップで活躍するにはもっと泥臭さが出てきた方が良いと思います。
 なお、ここでは普通に強いベルギーを応援していましたので、感想書き終えたところでの私の応援チームは2勝3敗2分けで少し星を戻しています。今回は疫病神状態ではなく、結構健闘していますわ。

■2018/06/19 うまい選手だらけのベルギー、ルカクも技ありゴール

ロシア・ワールドカップ(W杯)グループG第1節 ベルギー 3-0 パナマ
 【ベルギー】メルテンス(後2)ルカク(後24)ルカク(後30)
GK
1 ティボー・クルトワ 6.5
 26歳。日本戦ではよくわかりませんでしたが、今日はいいところ見えました。誤審っぽい感じで結局オフサイドでしたが、ワンツーで完全に1点ものというところ飛び出してきました。てっきり相手の足に当たったと思っていたら、しっかりボールをキャッチしていて驚きました。
 FKのグラウンダーの結構早いシュートもきっちりとキャッチング。安定していますね。
DF
2 トビー・アルデルワイレルド 6
20 デドリック・ボヤタ 6
5 ヤン・ヴェルトンゲン 6
MF
7 ケビン・デ・ブルイネ 6.5
 26歳。センターの2枚ですけど、ヴィッツェルが主に守備をやってくれて、彼は攻撃の起点になります。もともとは1つ上のプレーヤーなのかな?逆に言うと、ベルギーは守備が危なそうですね。
 立ち上がり、左サイドの選手にいきなり良い裏への低いボール。
 パスだけでなく、フェイク入れてうまさを見せるプレー。さらにそこから良いパスに。
 右サイドの高い位置で奪い返して、そのままの勢いで深いところから、早く低いボール。これも素晴らしかったです。
 前半はもう一つ、FKでフリーの選手にふわっと浮かしてピタリのボールも提供。
 前半の方が目立っていた感じですけど、後半は左サイドでエリア内に縦に侵入し、そこから右のアウトで完璧なボールを入れてアシスト。これまた技術が非常に高いプレーでした。
6 アクセル・ヴィッツェル 6.5(90分OUT)
15 トマ・ムニエ 6
11 ヤニック・カラスコ 6(74分OUT)
FW
14 ドリース・メルテンス 7(83分OUT)
 31歳。前半は、右から右足で右に回転かけたテクニカルなシュート。DF裏への良いスルーパスもありました。
 が、圧巻だったのは後半開始間もない時間のボレーシュート。クリアボールをペナルティエリア右斜めのところから、ぐっと落ちる技ありシュートで先制点。レベル高すぎです。
10 エデン・アザール 7
 27歳。パスミスの他、得意のドリブルでも引っかかるところが多くありました。ただ、それでもドリブルを仕掛けるので効いていますね。ファールもかなりもらっていました。
 前半は、カウンターのハイボールをヒールでうまく落として渡すテクニカルなプレーがありました。
 右に回っていたときに、守備人数が多い中、ドリブルでシュートまで行ったプレーも良いプレー。パナマは人数かけて守っていたので、こうやってドリブルで抜くなどしないと、チャンスになりません。
 後半ではなんといってもアシストがありました。カウンターでルカクへの裏へのパスで決定的な3点目に。
9 ロメル・ルカク 6.5
 25歳。私が好きなタイプのプレーヤーではないですけど、いい選手ですね。ちょい穴で得点王予想しているので、2点取ってくれたのはありがたいです。
 1点目はストライカーらしくポジショニングの良さで取ったゴール。チーム3点目となる2点目もカウンターで裏へ走ってなので、ストライカーらしいといえばらしいもの。ただ、なかなか触らずに遅すぎ?迷っている?という感じだったのを、なんとためにためてGKを引き出しておいて、左足ワンタッチで少し浮かして飛んできたGKを飛び越して入れるテクニカルなゴール。びっくりしました。
 引っかかったものの、2人を抜こうとしたドリブルにも迫力。とにかく体がでかいので、すごみがあります。
 交代選手
MF19 ムサ・デンベレ 6(74分IN)
MF16 トルガン・アザール ―(83分IN)
MF22 ナセル・シャドリ ―(90分IN)
(メンバーと採点は、【ベルギー 3-0 パナマ|W杯選手採点】最高殊勲者はベルギーに余裕と勢いをもたらした先制弾のメルテンス! | サッカーダイジェストWebより)



■2018/06/24 ベルギーはタレント揃いでも守備脆くチーム力で見劣り

ロシア・ワールドカップ(W杯)グループG第2節 ベルギー 5-2 チュニジア

 ベルギーはもっと必死な方が良いと書いていました。これは守備面を主に意識したものなんですけど、 今日はパススピードが早くガンガン来ており、華麗なプレーをしたがっていた初戦とは違う感じでした。
 ただ、カウンター食らっており、守備は緩め。リードしてもなかなかこのガンガン行く流れを変えられず失点も。以前より年齢が上がってきたんですけど、試合運びはうまくありませんね。同じメンバー続けていても、守備面での成熟度もいまいちです。
 後半になってやっと落ち着いて守備に意識が出てきました。で、カウンターで追加点という理想的な形に。ただ、後半も失点してしまい、いまいち締まらないゲーム展開に。脆さは感じるチームですね。
 ちょい穴でベルギーを優勝予想にしているのですけど、この守備の問題の他、イージーなゲームが続いていることも気になります。苦労しすぎると消耗してしまうものの、グループリーグで苦しんだチームが優勝するということも過去には結構ありました。特にベルギーは泥臭さが足りないので、苦しい試合をしてチーム力を高めてほしいところなんですが…。
 とりあえず、ベルギーの勝利で感想書き終えている試合の私の応援チーム戦績は、8勝10敗3分け。だいぶ五分に近くなっているものの、気合い入れたゲームでは負けており、精神的にはやや辛いです。あと、今回引き分けすごい少ない気がしますね。珍しいかもしれません。

■2018/06/24 ムキムキですごい体つきに似合わない繊細なルカク

ロシア・ワールドカップ(W杯)グループG第2節 ベルギー 5-2 チュニジア
【ベルギー】アザール(前6[PK])ルカク(前16)ルカク(前48)アザール(後6)バチュアイ(後45)
【チュニジア】ブロン(前18)ハズリ(後48)
[GK]
1 ティボー・クルトワ 6
 26歳。裏へのボールにしっかり対応。正面だが高さのあるシュートにもきちんと反応。後半もシュートをしっかりセーブする場面。失点シーンはいずれも問題とは言えないものでした。
[MF]
2 トビー・アルデルワイレルド 6
  29歳。3バックの右。インターセプトから上がってきてシュートまで行くプレーが前半に。たぶん彼だったと思うのですけど、裏へのボールでアシストもありました。
 一方、守備面ではちょっと簡単に飛び込んでしまいシュート打たれる場面。さらにロスタイムにもFWが足を止めたのに気づかず下がってしまいフリーにして、失点してしまいました。
20 デドリック・ボヤタ 5.5
 27歳。怪我人が出て2戦続けて3バックの真ん中。見劣りする弱点と見られており、実際、メディアでも低評価なのですけど、私はそんなに悪く見えません。パスでも難しいところを通したりと意外に良いように見えました。
5 ヤン・ヴェルトンゲン 6
 31歳。3バックの左。縦への良いパスでチャンス。また、相手が来ていてもダイレクトできちんと通すパスを出しており、CBでもやはりうまいなって感じですね。
[MF]
7 ケビン・デ・ブルイネ 6.5
 26歳。守備的な中盤の2枚のうちの1人。今日は初戦ほどは目立ちません。珍しいトラップミスも見せていました。
 後半、ショートコーナーの後のニアへの低いボールはおもしろかったです。また、裏への回転かけた低いボールもすごかったのですけど、GKも好対応。
6 アクセル・ヴィツェル 
 29歳。守備的な中盤の2枚のうちの1人。ぐっと伸ばして良いカットなど。 守備に比重のある選手ですけど、ボールタッチも良くしていました。ただ、中盤はスペース空いて結構使われてしまった日です。
15 トマ・ムニエ 6
 26歳。RSH。カウンターで絞って良い対応はありました。ただ、中盤はスペース空いて結構使われてしまった日です。攻撃で持ち味が出る選手ですしね。
 で、攻撃では前半右からドリブルで中に入っていき、シュートまで行く場面。さらに、右からダイレクトで左の空いている選手にドンピシャのボールも入れていました。
11 ヤニック・カラスコ 6
[FW]
14 ドリース・メルテンス 6.5(86分OUT)
 31歳。トラップ長くなったのを見逃さずにカットするし、カウンターで上がって、ルカクへのアシストを決めています。後半もDFの裏に点になりそうなスルーパス。
10 エデン・アザール 7(68分OUT)
 27歳。右へと流れたプレーでスピードがありすぎて、DFがボール触れずに足に。PKをもらい自分で蹴ります。低く良いキックで先制。GKを見て蹴ったかもしれません。前半はひっかかったものの、4人相手に抜こうというプレーも見せていました。相変わらずドリブルがすごいですね。
 裏へ出たボール胸トラップでGKを外し、遅れてDFが来たもののゴール。バランス崩れかけていましたし、それを耐えたってのも良いところでした。
9 ロメル・ルカク 7.5(59分OUT)
 25歳。中央寄りのFWは今大会それほど活躍していません。おそらく守備のレベルが上がっているためでしょう。しかし、ロナウドとルカクだけは爆発。特にルカクが良いのは、キレッキレというよりは力みなくゴールを重ねているところです。
 間に合わなかったものの、裏への長いボールですごいスピードを見せていました。 また、カウンターで右に流れてのプレーでは中に良いボール入れており、いろいろできます。
 DF2人の間に行く動きを一度してから左に行って、DFを完全に外すプレー。ペナルティーエリア入ってすぐというところでやや距離はあったのですけど、低いシュートを左から右隅に決めました。落ち着いていてうまいですね。
 もう一つペナルティーエリア内でのシュート。GKが詰めてきて難しいところだったのですけど、ふわっと浮かせてゴールへ。前の試合でもそうだったように、ムキムキですごい体つきに似合わない繊細なうまいシュートができます。こんな選手だとは知りませんでしたわ。
[交代選手]
[MF]8 マルワン・フェライニ 6(59分IN)
[FW]21 ミチ・バチュアイ 6.5(68分IN)
 24歳。GKをかわしてからのシュートを決められず。ただ、DFがよく戻っていたのでそちらを褒めるべきというプレーでした。その次に、GKいたとはいえ、完全に1点というところをゴールポスト。この後またペナルティーエリア内でGK正面に。三度決められず。
 今日はもうダメな日だと思ったのですけど、中央から左に逃げながらDFを外す素晴らしい動きで、シュートを右へ決めました。外していると力みそうなものですけど、力みのないキックで良かったです。
 この後ドリブルでかわしていて、乗ってきたかな?と思ったのですけど、もう一度あったチャンスはキックがしっかり当たらずそれてしまいました。
[MF]17 ユーリ・ティーレマンス ―(86分IN)
 ほとんどプレー時間なかったのですけど、バチュアイに合わせるクロスでアシストしていたのは彼でしたね。良いボールでした。
(採点とメンバーは、【ベルギー 5-2 チュニジア|W杯選手採点&寸評】2戦連続2発の主砲ルカクが最高殊勲者に! アザールも高評価 | サッカーダイジェストWebより)

2025年4月24日木曜日

奈良県はサッカーより野球が人気?プロ選手が少ない

■2025/04/24 奈良県はサッカーより野球が人気?プロ選手が少ない



■2025/04/24 奈良県はサッカーより野球が人気?プロ選手が少ない

 Wikipediaで奈良県出身のサッカー選手を見ていると、なんか少ないな…と思いました。少ない割に有名選手が多いので、厳選して書いているだけなのかもしれません。
 ただ、ふと下の野球選手を見ると、やたらと多いんですよね。ざっと数えてみると、2025/04/24現在で、サッカー選手22名、野球選手71名とやはり圧倒的な差。サッカー人気の弱い土地柄なんでしょうか…?

現役選手
    前田俊介(ディアブロッサ高田FC):桜井市
    古橋亨梧(スタッド・レンヌ):生駒市
    菅田真啓(ベガルタ仙台)

元選手
    内藤就行(アルビレックス新潟ユースコーチ):奈良市
    松代直樹(ガンバ大阪ユースコーチ)
    広野耕一:北葛城郡
    都築龍太:平群町
    古田泰士
    三好毅典(V・ファーレン長崎GKコーチ)
    國保塁(V・ファーレン長崎フィジカルコーチ)
    杉本倫治
    楢﨑正剛(名古屋グランパスGKコーチ):香芝市
    片山奨典
    林丈統:奈良市
    北本久仁衛(ヴィッセル神戸U-18コーチ)
    西嶋弘之:北葛城郡河合町
    阿部浩之:北葛城郡
    二見宏志:奈良市
    平岡翼:橿原市
    阪本翔一朗:橿原市
    松木政也:奈良市
    寺前光太:大和高田市

メキシコ代表注目選手は、アルバレス、ヒメネス、グアルダード、オチョアなど

■2018/12/17  国民の3割がサポーターのグアダラハラ、メキシコ人選手だけで構成
■2020/05/24 外国人選手いるメキシコ悪役クラブが人気なのはなぜ?メキシコ人純正クラブより人気
■2022/10/28 メキシコ代表注目選手は、アルバレス、ヒメネス、グアルダード、オチョアなど
■2022/11/23 オチョア、ロサーノが良かったメキシコ 注目アルバレスはミスもありいまいち
■2022/12/14 メキシコ代表に突然ルイス・チャベスというすごいMFが登場する
■2022/08/03 メキシコ代表FWらしからぬFWが、W杯注目選手11名の1人に選ばれる…
■2018/07/03 メキシコの好きな選手 ラファエル・マルケス、グアルダードなど
■2018/06/19 予想外ではない!メキシコが期待通り王者ドイツに勝利
■2018/06/19 もうマルケスいないし…と思ったら出てきてびっくり!39歳だぞ!?
■2018/06/24 試合巧者なメキシコ、1点取った時点でほぼ勝利が確定
■2018/06/24 交代の3人マルケス、ヘスス・コロナ、ドス・サントスも良い選手
■2018/07/03 ブラジル相手に前半は押し込むが、後半の交代でやや自滅の格好のメキシコ



■2018/12/17  国民の3割がサポーターのグアダラハラ、メキシコ人選手だけで構成

2018/12/15 クラブワールドカップ準々決勝 鹿島アントラーズ(日本)3 - 2グアダラハラ(メキシコ)
    【49分】MF 6 永木 亮太    【69分】MF 18 セルジーニョ    【84分】FW 30 安部 裕葵
    【3分】FW 14 サルディバル    【94分】MF 4 レオ シルバ(オウンゴール)

 聞いた覚えなかったんですが、グアダラハラはメキシコ第2の都市。サッカークラブとしては、CDグアダラハラまたはチーバス・グアダラハラとも呼ばれます。グアダラハラはスペインのグアダラハラが由来で、ややこしいことにそちらにもCDグアダラハラがあるみたいですね。
 創設当初を除けばメキシコ国外出身選手と契約したことが無く、メキシコ人選手だけで構成されるメキシコ唯一のクラブ。放送によると、100年以上メキシコ人でやっているそうな。
 そのせいか、2007年にグルポ・レフォルマが行った調査によると、メキシコの人口のうち28%(第1位)がチーバスのファンだったといいます。びっくりですね。

 試合前にメンバーを見たものの、良いDFだったベテランのカルロス・サルシードしか覚えなし。しかも、今回の試合には出ませんでした。同じ年の2018年のワールドカップで出ていた選手いないんじゃないかな? 私が覚えていた選手はいませんでした。
 ただし、今の代表メンバーは多いですし、代表経験者も多かった模様です。
 ハビエル・エルナンデス、カルロス・ベラ、オマール・ブラボなどを輩出したチーム。都並敏史さんによると、アカデミーの育成が有名なクラブ。今回のスタメンやチームも、アカデミー出身者だらけだとのことでした。

 メキシコにしては、守備に重きがあるチームとのこと。鹿島も前半はほとんど良い形が作れず。ただ、攻撃陣に代表選手が多く、むしろドリブルが効いていました。鹿島がプレスをかけるものの、かいくぐられて崩されるという形が何度も。前半開始3分の早々の失点もそういった形。
 鹿島はリーグ最終戦勝てずに3位でフィニッシュ、天皇杯も準決勝敗退と冴えない中でしたが、グアダラハラは前期後期制の前期を11位で終えており、鹿島の方がマシだと思ったのが予想外。後で知りましたが、中21日と試合間隔も空きすぎていた模様。それを全く感じさせない内容でした。
 ところが、後半選手交代のあった鹿島に勢いが出て、やり方にも対応されて失点。その後は浮足立ち崩壊。最後に1点返して1点差ですけど、スコア以上に差のある負け方となりました。
 鹿島は試合巧者ですが、メキシコもそれがうまい国。加えてスタミナや勝利への執念なんかは日本よりすごいと思う国だったので意外。私が思いついたのは、試合感の問題、前述の通り不調であったこと、油断、守備主体のチームの脆さといったところ。最後が有力かな? 前半の形を攻略されて以降、次の形ができませんでしたね。

    GK1グディーニョ 代表
    DF2バン・ランキン 代表
     4ペレイラ
     5マリン
     16ポンセ
    MF7ピネダ
→FW 23 ゴディネス
     10ロペス
→MF 13 サンドバル
     11イサーク・ブリスエラ 代表 28歳
RSH。2014 FIFAワールドカップにもメンバー入りしていたそう。ただし、試合には出場せず。やはり初見ですね。開始早々、右から良い突破を見せた上、中央に合わせて先制点をアシスト。その後もドリブルが効いており、前半アディショナルタイムにもドリブルからシュートまで行く場面。後半はチームの不調に合わせて、それほど目立たなかったものの、最も印象に残った選手です。
     25ペレス
    FW9プリード 代表
     14アンヘル・ サルディバル 代表 24歳
最も注目と紹介されていた比較的若い選手。右からのボール、対応したRSBの内田が見誤って前に行ったのとは逆に、ファーに流れることでフリーになってヘディングで逆サイドに決めました。178cmだそうで、高くはないのですけど、ストライカーらしいセンスを感じさせたプレーでした。
 また、その後もゴールの可能性を感じさせるプレーを見せています。注目というのはわかりますね。ヨーロッパに行きたいとのことで、その夢も叶うんじゃないでしょうか。


■2020/05/24 外国人選手いるメキシコ悪役クラブが人気なのはなぜ?メキシコ人純正クラブより人気

   前述の通り、グアダラハラはメキシコ人選手だけで構成していて、国民の3割がサポーターだとのこと。日本でもこれやると人気出ると思いますね。ただ、メキシコがおもしろいのは、外国人選手もいるグアダラハラの敵役扱いのクラブがあり、なおかつ人気もあるということ。Wikipediaでは、むしろこっちのクラブの方が人気あるとしていました。日本のサポーターでは排外主義的な雰囲気が高まっていますから、日本じゃこうはならんでしょう。これはプロレス文化の「お約束」を理解しているためと説明されていました。非常におもしろいです。

<メキシコ国内で最大手のテレビ局・テレビサがオーナー。ルチャ・リブレ(引用者注:スペイン語でプロレスのこと)の文化が根付き、善悪対決という概念がスポーツで必要とされやすいメキシコにあって当クラブは他クラブの有力選手や外国人を金銭で引き抜くなど「悪役」を標榜したクラブ運営を行って来た(そういう意味でのライバルはCDグアダラハラ)。ゆえにサポーターも「Ódiame más! (オレを憎め!)」というキャッチコピーがプリントされたシャツを着て応援することが多い。メキシコで最も人気のあるサッカークラブである。 >



■2022/10/28 メキシコ代表注目選手は、アルバレス、ヒメネス、グアルダード、オチョアなど

 メキシコは北中米カリブ海最終予選を、同大会で波乱を呼んだカナダに次ぐ2位で通過。本大会の連続出場は途切れず、2位なので悪くないように見えるものの、結果やパフォーマンス、主要メンバーの不在などで多くの批判を浴びたそうです。
 浮き沈みのあった予選の終了後、メキシコのサッカーメディアの大半がアルゼンチン人のヘラルド・マルティーノ監督監督への疑問を呈していたとのこと。ただ、続投はしています。

 こうした話があった<2022 W杯で注目すべきメキシコ人選手5選>(FIFA)によると、以下の5人が注目選手だそうです。
https://www.fifa.com/fifaplus/ja/articles/mexico-five-players-to-watch-fifa-world-cup-ja

GK ギジェルモ・オチョア 年齢:37歳
 「未だ長期間任せられる代役が現れていないため、オチョアが頼りになる、ディフェンスの最後の砦であることに変わりはない」とのこと。GKは長持ちするポジションとは言え、ちょっと世代交代としては心配になりますね。
 ただ、さらに心配になるのが、「メキシコの文句なしの1番である」ともあったこと。これは背番号の1番なのか、メキシコ代表で最も注目すべき選手という意味なのか不明。もし後者であれば、やはり世代交代が進んでいないということですから深刻ですね。真っ先に紹介されていますので、本当に「メキシコ代表で最も注目すべき選手」なのかもしれません。

MF アンドレス・グアルダード 年齢:35
 世代交代の話を書いていると、またベテランが登場。「オチョアとともにメキシコのもう一人のリーダーであり、ドレッシングルームでの意思決定などで大きな存在感を示す選手」だといいます。オチョアは好きですし、それ以上にグアルダードは好きなんですが、世代交代という意味ではよくありませんね…。
 ともに5度目のワールドカップ出場で、アントニオ・カルバハルの持つ国内記録に並ぶそうです。グアルダードの場合は、クラウディオ・スアレスの持つメキシコ代表最多出場記録の塗り替え目前だともいいます。
 FIFAは<グアルダードは突破力を誇るウインガーとしてスタートしたが、現在は中盤の司令塔として、試合を読む力、視野の広さ、創造性あふれるプレーを披露>と説明。私が好きになったときは、すでに司令塔的なところに良さを感じた選手です。

FW ラウル・ヒメネス 年齢:31歳
 メキシコ大好きなんですけどヤバいですね。またベテランです。31歳であればそれほどパフォーマンスが落ちない年齢なのですけど、しつこいようにチーム全体の世代交代としては憂うべきところでしょう。
 ただし、本当言うと、ヒメネスはパフォーマンスについても不安あり。2020年11月に頭をぶつけ、頭蓋骨骨折して以来、長い間、ベストフォームを取り戻すのに苦労しているといいます。ワールドカップの予選でもわずか3得点しか挙げられませんでした。
 とりあえず、特徴としては、<空中戦ではほぼ無敵のヒメネスは、すべてのボールを奪いに行く闘争心にあふれ、チームメートと効果的に連携するボールスキルも誇る>とのこと。前回書いた投稿(このひとつ下の投稿)では、ドリブルがうまいなどといった話もありました。

FW イルビング・ロサノ 年齢:27歳
 やっと20代が登場。とはいえ、27歳ですから全然若くはありません。前回大会で気に入った選手ですが、予選では不調だったとのこと。前回大会は期待ほどではなかったウインガーのヘスス・コロナもいましたが、こちらは足に深刻な負傷を負っており、出場できないような書き方ですね。

MF エドソン・アルバレス 年齢: 24
 前回大会、20歳ながら何度も起用されていた選手。当時はRSBでデビュー、CBもやっていたかもしれません。ただ、私は良さがわからなかったんですよね。
 FIFAによると、「近年のメキシコサッカー界で最もエキサイティングなブレイクを果たした一人」で「万能型のミッドフィルダー」だとのこと。使われ方を見ているとオールマイティーさは感じたのですが、DFではなく、中盤がメインになった…というのは変わった点ですね。
 アヤックスのアルフレト・スフリューデル監督は主将ではないが、主将のようにプレーする。彼は真のリーダーであり、勝者だ。ボールの扱いも上手くなっている。守備では戦術的に鋭く、多くのボールをカットし、ゴールを決めることもできる」と絶賛しているそうです。
 「欧州のビッグクラブが獲得を切望するボックス・トゥ・ボックスの司令塔」とも書かれており、以前見た印象と全然違っていてびっくりですわ。



■2022/11/23 オチョア、ロサーノが良かったメキシコ 注目アルバレスはミスもありいまいち

 メキシコ 0-0 ポーランド

 テレビでは、守備のメキシコ、攻撃のポーランドという私のイメージと逆の説明。メキシコは守備強いのわかるが、守備的な相手だとポゼッションをとるサッカーもする。ポーランドは守備から入るチームのイメージなので、今回もメキシコがポゼッションをとると予想していた。で、結果は、一進一退に。
 ポーランドはイメージ通り守備がしっかり。攻撃の形ができていないが、ポーランドは高さでチャンスできればという感じのボールは出しており、前半はリスクをかけずに…という考え方に見えた。
 後半も同じ感じだったが、ポーランドのPKの後、両チーム、特にメキシコ側のテンション上がってお互いにやり合う時間帯が少しある。ただ、また落ち着いてしまい、スコアが動かないまま終了する。

メキシコ 4-3-3

GK 13    G.オチョア
 後半PKのピンチ、ピッタリ合わせて止めた。一度右に動くアクションから左に動いた。その他のプレーも良い。今大会もベストGK候補。

LCB 15    H.モレノ
 味方のミスから出仕方ないところあったが、エリア内のピンチ完全に引っ張ってしまってPKの大ピンチに。

RCB 3    C.モンテス

LSB 23    J.ガジャルド
 長く走って裏チャンスになりそうな良いプレーあった。

RSB 19    J.サンチェス
 比較的若い選手で気合入っている感じで、積極的にチャレンジしているが、空回割気味で攻守にミス多く、早々とイエローも。それほど角度ないところクロスというタイミングでおもしろい強いシュート。クロスのミスかもと言われていたが、シュートじゃないかな。良さそうな選手ではある。

CH 4    E.アルバレス
 後半、そんなにひどいパスでもなかったところ、うまく処理できずにピンチに。この流れでDFが引っ張ってしまいPKにつながる。大ブレイクして注目選手と言われていたが、4年前と同じでやっぱり良さわかんないな。
 良いプレーないわけではなく、少し抜いてから左サイド使うプレー。なかなかのプレー。

Lインサイドハーフ 24    L.チャベス
 裏へ浮かせてLSBに入れる良いボールでチャンスに。

Rインサイドハーフ 16    H.エレラ
 エリア内まで上がってきて最初のクロス引掛っかったが、もう一度のクロスでチャンス。長く走って良いプレーだった。

(8    C.ロドリゲス)

LWG 10    A.ベガ
 大きくないと思うが、右からのボールヘディングでチャンス。途中から一時左右交代。良い守備で取り返すところも。後半仕掛けてから後ろ向いたところでファールもらう。4年前ほどじゃないが、なかなか良いプレー見せていた。

RWG 22    イルビング・ロサーノ(ロサノ) 27歳
 右のミス狙ってスペース、スピード見せてチャンス。右優勢でチャンスになりそう。上がってきたエレーラに右から転がして良いボールチャンスになる。チャンスになっていたのに、途中から一時左右交代。選手交代あって左に。そこで抜いてくるドリブルからワンツーで可能性感じるプレー。
 後半アディショナルタイム、仕掛けてから低い転がすクロスおもしろい。前回大会ほどではない感じだけど、やはり良い選手。    

CF 20    H.マルティン
 後半、シュートをヘディングでコース変える良いプレー。前線でポストプレー頑張るプレーも少しあった。

(CF 9    R.ヒメネス)
 本来のエース。ただ、やはり怪我上がりということでいまいち目立たなかった。



■2022/12/14 メキシコ代表に突然ルイス・チャベスというすごいMFが登場する

サウジアラビア 1-2 メキシコ

 ノックアウトステージの合間に、初戦良くなかったけどずっと好きなチーム…ということでもう1試合メキシコの試合をABEMAで見てみる。3戦目の試合。相手は初戦でアルゼンチンに2-1で逆転勝ちしてあっと言わせたサウジアラビア。
 初戦悪かったが、この試合はメキシコらしく運動量が多くて良かった。一方のサウジアラビアは全員国内組だそう。それでアルゼンチンに勝利すってすごいな。FIFAランキングも51位で、24位の日本よりずっと低かった。
 試合はやはりメキシコが持つ展開。力関係でそうなるし、サウジアラビア以上に点がほしい追い込まれた状況だった模様。グループ再開で大量得点が必要だった状況っぽい。一方、サウジアラビアも引き分けでは微妙で、現実的には勝つ必要があり、カウンターは見せていた。
 メキシコはプレスが人数かけて連動して早いし、奪った瞬間のペースアップも連動して早い。後半、サウジアラビアはセットプレーで2失点。その後もメキシコが猛攻。守備も良く運動量落ちない。最後まで落ちなかったが、リスク賭けており、後半アディショナルタイムで失点し万事休す。
 ヤフーニュースの感想コメントでは、ひとつだけ他と違って浮いた「もっとメキシコは攻撃的に行って良かった」というコメントがあったが、攻撃的にやっていたし、チャンスも作りまくれていた。手詰まりになっているならともかく、得点できそうな場面が多数できているのに、そこから無理にバランスを崩す意味はない。DFが枚数を減らしてFW枚数を増やしてバランスを崩すだけが、攻撃的…ということではない。

13    G.オチョア
 GKいない方向、外めにDFがヘディングでバックパス、下手すればというところだがオチョアがすぐエリアギリギリのところに来てキャッチして大事には至らず。後半、ファーへのクロス、相手の前で先にパンチング、良いプレー。裏へのボール、ヘディングでクリア。枠に飛ぶシュート少ないが、良いところ何度も見せている。

CB 15    H.モレノ

CB 3    C.モンテス
 GKいない方向、外めにヘディングでバックパス、下手すればというところだがGKがすぐエリアギリギリのところに来てキャッチして大事には至らず。DFラインからスペースあった左の前までの大きなサイドチェンジ、いいボールだった。後半立ち上がり。ニアのCKうまく角度を変えて後ろに出してアシスト。ミスはあったが仕事しており、全体評価としては上々な感じ。

LSB 23    J.ガジャルド
 序盤、GKの前にアーリークロス気味の素晴らしいボール。守備でも良いショルダータックルで守るところ。

RSB 19    J.サンチェス
 やや内から少し斜めに外に長く走って一気にDFライン裏を狙うカウンター。オフサイドだったが良い走りだった。相手の悪いサイドチェンジ、きちんとクリアできず。頑張りは見えて悪くないんだけど、もう一歩足りない感じ。ただ、今後のメキシコを背負っていく選手にはなりそう。

(11    R.フネスモリ)

CH 24    ルイス・チャベス 26歳
 前半から確かミドルシュート打ちまくっていたと思うが、これぞというのはなし。ただ、後半立ち上がりは左端狙って良いミドルシュートだった。さらにCKでニアに低い速いボール入れて、アシストのひとつ前となるプレーをしてまずひと仕事。
 その後、ちょっと長めのFK、今大会直接FK入っていないしなぁ…と思っていたら良いキックで驚いたらそのまま決まった。今大会直接FKでもゴールあったのか!右上ギリギリではないが、早くて落ちるボールだった。
 セットプレーは基本彼が蹴っていて、CKでニアへ速い良いボールなど。GKが読んで良い反応したが、もう1本長いミドルシュート、枠に行って悪くないところ、スピードもある良いキックしていた
 。強めのボールもらたがきちんと止めて、しかも、裏への良い縦へのボール。もう一つ裏へのスルーパスでチャンスに。
 後から見ると、国内組で今年代表入ったばかり…という選手。若いわけでは無いが新星だった模様。しかし、こんな良い選手いたのか!というプレーぶりだった。

CH 4    E.アルバレス
 立ち上がり、右サイドの低いところ下がっていい縦パス…と思って見ていたら、ここからチャンスに。良いプレーだった。しかし、遅れて激しく行ってしまいイエローになるプレーも。
 後半立ち上がり、ミスパス。ゲーム作ろうとしているのはわかるし、こぼれ球はよく拾えていた。相棒が攻撃的な分、守備をしっかりやっている。高めの位置、すーっと上がっていって良いインターセプトもあった。ただ、どうもめちゃくちゃ評価が高い…という感じのの良さはわからない。

(26    K.アルバレス)    

LSH 10    A.ベガ
 立ち上がり、スルーパスでうまく裏飛び出すがシュートは引っかかる。良いプレーではあった。ただ、4年前はもっともっとすごかったので、それから見ると、年とったな…という感じ。仕方ない。

(21    U.アントゥナ)
 裏へのボール抜け出して決めたが、完全にオフサイド。我慢できなかった感じ。

OH 17    O.ピネダ
 良いダイビングヘッドはあった。

(8    C.ロドリゲス)

RSH→LSH 22    イルビング・ロサーノ 27歳
 降りてきて縦パス受けると、ターンながらドリブルしてDF剥がしつつスルーパスで決定的な形。もう一つ、同じような感じで下がりながら受け、ターンしながらドリブルして前を向いて裏へのスルーパスで惜しいところあった。初戦も悪くなかったが、さらによい感じ。ドリブル効いている。
 右サイドからGKがとれない高さと場所でぐっと落ちてくる、ファーへの速いボール、良いボールでゴール決まるかと思った。
 ポストになってターンして抜くドリブル、その後もまだ何度もあった。得意技な感じ。
 選手交代あって後半頭から左へ。早速悪くないボール入れている。うまいドリブルからワンツーで決めるが受け取ったところがオフサイドだった。後半もドリブルキレており、ファールで止められる場面も多い。左スピードで決定的な形をもう1つ演出。さらに、裏へのスルーパス、スピードで抜けようとしてエリア近くで倒されてPKか?というところも。初戦は「前回大会ほどではない感じ」と思ったが、今日はキレキレだった。4年前と変わらず好き。

FW 20    H.マルティン
 後半立ち上がり。ニアのCKうまく角度を変えて後ろに出したボールに飛び込んで、ストライカーらしいゴールで先制。FKでヘディングで浮いたボールがDFが裏に、焦ったのか落ちきるまで待てず浮いてしまった。

(9    R.ヒメネス)



■2022/08/03 メキシコ代表FWらしからぬFWが、W杯注目選手11名の1人に選ばれる…

 メキシコ代表の注目選手…と探したものの、そういった趣旨の記事が見つからず。ただ、アメリカ『FOXスポーツ』が1日、カタールW杯での注目選手11名を紹介した中にメキシコ代表の選手が含まれていましたので、彼が一番注目みたいな感じですね。
 <海外メディアがW杯注目選手11名を選定…メッシ、C・ロナウド、ムバッペ、レバンドフスキらと肩を並べた唯一のアジア選手は? | ゲキサカ>(22/4/2 23:51)によると、選出されたのは、以下のようなメンバー。攻撃に偏っていました。
https://web.gekisaka.jp/news/worldcup/detail/?355671-355671-fl

メキシコ代表FW ラウール・ヒメネス
韓国代表FW ソン・フンミン
カナダ代表FW ジョナサン・デイビッド
ベルギー代表MF ケビン・デ・ブライネ
ポーランド代表FW ロベルト・レバンドフスキ
セネガル代表FW サディオ・マネ
フランス代表FW キリアン・ムバッペ
アルゼンチン代表FW リオネル・メッシ
アメリカ代表MF クリスティアン・プリシッチ
ポルトガル代表FW クリスティアーノ・ロナウド

 ヒメネスは中南米に多い名前で、見たような見てないような?とこのページを検索すると、2018年にも見ていましたわ。ただ、途中出場の選手でメモでもノーコメント。スタメンでなかったわけですし、その後、急成長したということでしょうね。

 ラウール・ヒメネスを検索してみると、ラウル・ヒメネスとの表記も。こうした表記ブレは、他の「ラウル」でも見られました。
 若い選手…ということではなく、1991年5月5日生まれで現在は31歳。190cmとでかいタイプで、メキシコ代表のFWらしくありません。そもそもメキシコ人は確か日本人よりも平均身長が低いという珍しいワールドカップ出場国だったはず…。上背の必要なGKですら背が高くない名選手が出てくる不思議な国でした。

 ウィキペディアを見てみると、2018年に新たにプレミアリーグに昇格したウルヴァーハンプトン・ワンダラーズにレンタル移籍し活躍したことでブレイクした模様。やや遅咲きに近いブレイクです。2018年にはクラブの年間最優勝選手賞。代表でも2019 CONCACAFゴールドカップでは5ゴールを決め、大会最優秀選手に選出されています。

 <ラウール・ヒメネスのプレースタイル、ポジションは?凄さは、ドコ? | 週末世界のFootbool>によると、身長から想像できるようにセンターフォワードタイプ。ただ、過去には攻撃的なポジションならどこでも出ていたようです。
 長身選手ですが、特徴の最初に出ていたのがドリブル。また、経歴を見ても明らかにゴールが多いため、当然、決定力も持ち味のひとつ。さらに、体格から素直に想像できるように、打点の高いヘディングも武器になってきます。本当メキシコ代表FWらしくないFWだと思いますね…。

■2018/07/03 メキシコの好きな選手 ラファエル・マルケス、グアルダードなど

 メキシコ代表は背が小さくて運動量が多く試合巧者で最も好きなチームの一つ。選手としてはそんなに…と思ったものの、ぱっと見てみるとまずまず好きな選手の名前を見つけられました。

GK、FW  ホルヘ・カンポス 5
GK ギジェルモ・オチョア 4
CB Kristian ALVAREZ(クリスティアン・ アルバレス) 4
CB、DH ラファエル・マルケス 10
DH ヘラルド・トラード 6
DH、SH、OH  アンドレス・グアルダード 7
OH カルロス・ベラ 5
RSH、RWG、LSB、RSB ミゲル・ラジュン 4
WG、SH ジオバニ・ドス・サントス 6
LWG イルビング・ロサーノ(ロサノ) 6
FW クアウテモク・ブランコ 4
  GKのカンポスはFWで出たこともありますし、これでフォーメーションできそう…と思いましたが、DFが足りないか。
 クリスティアン・ アルバレスはアルゼンチンで同名のGKがいます。宇佐美貴史らのプラチナ世代のU-17ワールドカップで日本に勝ったときのCBで良いと思ったのですけど、その後の情報は全く無く、伸びなかった模様です。2018ワールドカップで同じアルバレスというDFがいて思い出した選手でした。
 ちなみに当時のメンバーは以下。ロシアワールドカップ出た選手はいない感じ。この大会のメキシコ代表は、ともに史上最強と言われた日本代表とネイマール要するブラジル代表を押しのけてグループリーグ突破しており、悪くなかったですけどね。
 あと、同じグループにはスイスがいて優勝。このときのスイス代表ダントツ注目選手は確かベン・カリファでした。しかし、今見直すとジャカなど同世代の何人か2018年大会の代表に入っている一方で、ベン・カリファはいません。一番注目だったベン・カリファが伸びなかったようですね。
GK    Jose RODRIGUEZ
DF    Cesar IBANEZ
DF    Kristian ALVAREZ(C)
DF    Diego REYES
MF    Abraham CORONADO▼53' OUT
MF    Carlos CAMPOS
MF    Erick VERA
MF    Miguel BASULTO
MF    Victor MANON
FW    Gil CORDERO▼74' OUT
FW    Guillermo MADRIGAL▼66' OUT
     Daniel GUZMAN▲66' IN
     Carlos PARRA▲74' IN
     Luis TELLES▲53' IN
GK    Israel CANO
GK    Jose ALUJAS
     Jairo GONZALEZ
     Oscar GARCIA
     Bryan LEYVA
     Christian ORTEGA
     Martin PONCE
(日本代表 | 日本サッカー協会 FIFA U-17ワールドカップ ナイジェリア2009(10/24~11/15)より)

■2018/06/19 予想外ではない!メキシコが期待通り王者ドイツに勝利

ロシア・ワールドカップ(W杯)グループF第1節 ドイツ 0-1 メキシコ

 メキシコは良いチームでなおかつ好きなチームということもあって、ドイツ戦は勝利を期待していました。そして、期待通りの勝利。今のところ今大会一番嬉しい試合。ゴールではぴょんぴょんジャンプして、試合後はガッツポーズで喜びました。
 ドイツはもともと個の力というよりかは、連動的な良さがあるチーム。タレントで言うと、そこまでものすごいわけではないでしょう。そういったチームとしての良さでメキシコが上でした。また、必死さでメキシコが上回りましたね。

 なお、メキシコは小さい小さい言われる日本よりずっと身長が低い国です。参考になるのでは?とよく言われます。ただ、中南米らしいテクニックは日本にはありません。日本人のうまさと違いますし、スピード感も違いますね。
 また、メキシコは90分間走り続けようという圧倒的な運動量があります。この試合はマジで最後まで切れませんでした。日本選手はここまでできないし、やろうという気力もないでしょう。こうじゃないと勝てないという意味ではヒントになるものの、日本人にできそうか?と言うと
 あと、感想書き終えたところでの私の応援チームは、これで3勝3敗2分けで完全に五分に。前回みたいに負けまくりじゃないので、かなり楽しめています。
GK
13 ギジェルモ・オチョア 6.5
DF
2 ウーゴ・アジャラ 6
3 カルロス・サルセド 6
15 エクトル・モレーノ 7
23 ヘスス・ガジャルド 6.5
MF
7 ミゲル・ラジュン 7
11 カルロス・ベラ 7(58分OUT)
16 エクトル・エレーラ 7
18 アンドレス・グアルダード 7.5(74分OUT)
22 イルビング・ロサーノ 8(66分OUT)
FW
14 ハビエル・エルナンデス 7.5



■2018/06/19 もうマルケスいないし…と思ったら出てきてびっくり!39歳だぞ!?

ロシア・ワールドカップ(W杯)グループF第1節 ドイツ 0-1 メキシコ
ロサーノ(前35)

GK
13 ギジェルモ・オチョア 6.5
 32歳。GKはあんまり見ないのですけど、前回大会最も印象に残ったGK。今日もすごかったですね。
 クロースのFKをわずかに触ってポストに逃れるというプレーが前半に。後半、オフサイドとなったシュートもきちっと対応していました。枠に行っていないシュートでもポジショニング良く、ジャンプしてもし枠に来ても大丈夫といった感じ。良いGKです。
DF
2 ウーゴ・アジャラ 6
3 カルロス・サルセド 6
15 エクトル・モレーノ 7
23 ヘスス・ガジャルド 6.5
 23歳。左サイドバック。カウンターのピンチでしぼってミュラーに対応。後半は低めのところでかわしてからつないでいくプレーも見られました。
MF
7 ミゲル・ラジュン 7
 29歳。想定では左サイドバック予想でしたが、中盤で登場。後半カウンターで裏へのスルーパスありました。1点もの。ただ、驚いたのが落ちない運動量。後半になっても前に1人残っていたプレーでシュートまで行きました。その後もよく走っていてミスパスを拾うところも。スタミナがすごいのですけど、なおかつスピードが衰えませんでした。攻撃が良いというよりは、運動量とスタミナですね。すごいですわ。
11 カルロス・ベラ 7(58分OUT)
  29歳。トップ下みたいな感じ。期待していたなかったんですけど、すごかったです。前半からよく触っており、攻撃の中心に。運動量多く、いろんなところに顔を出します。また足元のテクニックがあり、細かいドリブルができ、なおかつスピードがあります。裏へのちょっと惜しいパスもあったものの、とにかくドリブルが効いていました。
 それだけに早い時間でCBタイプとの交代は問題ではないかと思ったのですけど、監督采配ズバリでさすが試合巧者のメキシコということで、1-0で逃げ切りました。
16 エクトル・エレーラ 7
18 アンドレス・グアルダード 7.5(74分OUT)
 31歳。メキシコは好きだけど好きな選手はいないと思っていました。でも、前日に想定メンバー見てて、あっ!と。確か グアルダードは左足で柔らかいボール蹴っていて、すごい好きだった気がします。ドス・サントスも好きで、彼と比べると全然評価高くなかったのですけど、同じくらい好きでした。
 が、やっぱベテランになっちゃいましたね。試合展開的にも彼が決定的なパスを出すようなところはなし。 採点はめちゃくちゃ高評価ですけど、私の好きな感じのボールは出ませんでした。
22 イルビング・ロサーノ 8(66分OUT)
 22歳で右利きで左でプレーするドリブラーということで楽しみにしていた選手。
 トラップなど見ているとタッチが良いです。スピードがあります。引っかかるところもありますけど、よく仕掛けておりいいですね。
 カウンターで左サイド遅れていたのですけど、めちゃくちゃなスピードで上がってきてフリーで持てました。その後遅れて守備選手入ってきたものの、切り返してシュート。コースは厳しくなかったものの決まり決勝点に。
FW
14 ハビエル・エルナンデス 7.5
交代出場
DF21 エドソン・アルバレス 6(58分IN)
FW9 ラウール・ヒメネス 6(66分IN)
MF4 ラファエル・マルケス 6(74分IN)
 メキシコは好きだけど、マルケス引退しちゃって好きな選手いないな…と思っていたのに途中から出てきてビビりました。39歳ですって。しかも、先発の可能性あるほどコンディション良いって説明ありました。化物か!? フィールドプレイヤーで5大会連続出場ってちょっとおかしいですね。
 ただ、さすがに 39歳であり、すごい奪い方はありませんでしたし、ゲームメイクするという展開でもありませんでした。ただ、ドイツ相手に勝ち切るというところで、経験ある選手の投入という意味でしょうから、立派に役割を果たした感じです。
(【ドイツ0-1メキシコ|採点&寸評】値千金弾のロサーノがMOM。最低評価はメキシコの激しいプレスの餌食になったあのMFに | サッカーダイジェストWebより)




■2018/06/24 試合巧者なメキシコ、1点取った時点でほぼ勝利が確定

ロシア・ワールドカップ(W杯)グループF第2節 韓国 1-2 メキシコ

 初戦負けている韓国が、初戦勝っているメキシコに対して攻める必要がありました。しかし、キープ力や地力で勝るメキシコが押す展開。韓国はカウンターサッカーなのでむしろ良い感じだったのですけど、ラッキーな感じでPKで先制。こうなるとメキシコは試合巧者ですので、ほぼ勝利が決定しました。
 得点したあともある程度メキシコは前に出ていました。ただ、後半は逃げ切り体制にチェンジ。1点失点したのは誤算でしょうが、勝ち点3はきっちり取ってきました。
 韓国も好きな時期ありましたが、今の韓国は 好きじゃないので継続して好きなメキシコを応援。感想書き終えている試合の私の応援チーム戦績は、7勝10敗3分け。まだ借金が多い状況です。
GK
13 ギジェルモ・オチョア 6.5
DF
3 カルロス・サルセド 7
15 エクトル・モレーノ 7
21 エドソン・アルバレス 6.5
23 ヘスス・ガジャルド 6
MF
7 ミゲル・ラジュン 6.5
11 カルロス・ベラ 7
16 エクトル・エレーラ 6
18 アンドレス・グアルダード 6.5(引用者注:オリベ・ペラルタとなっていたので訂正)
22 イルビング・ロサーノ 7
FW
14 ハビエル・エルナンデス 7.5
交代選手
MF4 ラファエル・マルケス 6(68分IN)
FW17 ヘスス・コロナ 5.5(71分IN)
MF10 ジオバニ・ドス・サントス ‐(77分IN)
(【韓国1-2メキシコ|採点&寸評】地力の差を見せつけたメキシコ。MOMはエースの大役を果たしたエルナンデス! | サッカーダイジェストWebより)



■2018/06/24 交代の3人マルケス、ヘスス・コロナ、ドス・サントスも良い選手

ロシア・ワールドカップ(W杯)グループF第2節 韓国 1-2 メキシコ
【韓国】ソン・フンミン(後48)【メキシコ】ベラ(前26[PK])エルナンデス(後21)
GK
13 ギジェルモ・オチョア 6.5
 32歳。DFの後ろから出てきたシュート。反応はしていたものの、届かず失点。ただ、やむを得ないというところ。今日はそこまで良いセービングはなかったんですけど、私の中では引き続きベスト11候補です。
DF
3 カルロス・サルセド 7
15 エクトル・モレーノ 7
  30歳。CB。ほとんどの時間は良いプレーだったのですけど、ミスパスでちょっとヒヤッとするところありました。
21 エドソン・アルバレス 6.5
  20歳。前回途中から出てきた選手で、今日は右サイドバックで先発起用。186cmの長身。確か以前同名の長身の選手を、CBをネイマールや宇佐美、柴崎世代のワールドユースで見たのでその人かと思ったら、現在20歳というもっともっと若い選手。
 抜擢起用だったのですけど、この選手が見ていて一番危なかっしかったですね。抜かれる場面、ミスパスなど、失点には繋がらなかったものの、やらかしそうでヒヤヒヤでした。
23 ヘスス・ガジャルド 6
MF
7 ミゲル・ラジュン 6.5
 29歳。今日も右の中盤で登場。すっとペナルティーエリア内で下がっていき、うまくフリーになってシュートまでいく良いプレー。ただ、今日はそれほど目立たず。特に悪かったわけではないですけどね。
11 カルロス・ベラ 7
  29歳。やはりトップ下。カウンターでワンタッチでかわすプレーが良かったです。この後の右へのパスはかかりそうでそれほどよくないと思ったものの、通ってチャンスに。
 PK時間をかけられてプレッシャーのかかる場面でしたが、助走を長くとって落ち着いて決めていました。また、相変わらず狭いところでもうまいですし、運動量があります。良い選手ですね。
16 エクトル・エレーラ 6
18 アンドレス・グアルダード 6.5
 31歳。以前好きだった攻撃的な選手ですけど、やはり全くタイプ変わりましたね。中盤の低めの位置で守備重視、うまい守備を何度も見せていました。ポイントを抑えています。
 パスはちょくちょくひっかかる感じ。以前もそうでしたが、以前は高い位置のチャレンジするボールでしたので、この位置でのミスパスとは質が異なります。
 それほど良かったというプレーではないものの、 左サイドに珍しく上がっていったところで上げたクロスが手に当たってPK。重要なプレートなりました。
 後半は、自分のシュートのこぼれ球を再びシュート。コースが限定されており、GKのファインセーブが出ましたけど、その中では左隅というベストなところで良いシュートでした。また、右の裏にカウンターでの素晴らしいボールを出していました。
22 イルビング・ロサーノ 7
 22歳。今日もスピードを見せていました。また運動量も相変わらずで、守備で素晴らしいところを何度も見せていました。やや遅れたものの、ギリギリ戻ってピンチを防ぐ対応などがありました。
 攻撃では、最後のシュートは浮いたものの、 3人相手にシュートまで行くプレー。後半は、カウンターでトラップをきちんとやってチャンスに。2人のDFが彼を見て、左右どちらに出してもというところで左を使ってアシストも記録。
FW
14 ハビエル・エルナンデス 7.5
  30歳。愛称 はチチャリート。好きなタイプではないんですけどいい選手です。今日は守備でも運動量多くすごく頑張っていました。
 また、カウンターの場面。フリーでもらい遅れて入ったDFのをワンタッチ目でかわして落ち着いてゴール。本当シュートがうまい選手です。
交代選手
MF4 ラファエル・マルケス 6(68分IN)
 39歳。今日も守りに入る象徴的な交代で登場。以前ほどではないものの、左右にボールを散らし、指示を出しながらゲームを作っていました。GKへの弱いバックパスは失点しかねないところでした。やはりさすがに年ではあります。
FW17 ヘスス・コロナ 5.5(71分IN)
 25歳。ロサーノとともに注目選手ということで楽しみにしていたのですけど、初戦出てこなくて残念だった選手。守りに入った時間帯 での登場ですけど、カウンターは出ており、生きそうな展開でした。ただ、今日は良いところは見せられず。
MF10 ジオバニ・ドス・サントス ‐(77分IN)
  29歳。8年前はグアルダードとともに激惚れした選手。ただ、伸び悩んでしまい、4年前の時点で8年前ほどは好きじゃありませんでした。今日も特に印象に残るプレーはなし。



■2018/07/03 ブラジル相手に前半は押し込むが、後半の交代でやや自滅の格好のメキシコ

ロシア・ワールドカップ(W杯)ベスト16 ブラジル 2-0 メキシコ

 3戦目は疲労が目立って0-3で負けたというメキシコですけど、ノックアウトステージではやや間があったので回復してきた感じ。前半は引かずに前からの守備でメキシコペース。 守備は崩れておらずスペースがなく、ブラジルはチャンスを作れません。30分すぎからやっとちょっとという形でした。
 ただ、後半は立ち上がりからブラジルペース。そして、その時間帯にすぐ得点。こうなるとメキシコは苦しいですね。ブラジルの良さが出てきて2点目。後半は完全にブラジルのペースという感じで、打つ手がなくなってしまいました。
 メキシコで驚いたのは、39歳のラファエル・マルケスを先発起用したこと。それまで比較的守備的な役割をしていたグアルダードとエレーラとの併用。3枚守備できる選手を置いてきた形です。ただ、これは正解だったでしょう。守備が安定するとともに他の二人は攻撃への関わりが増えました。
 一方で、このラファエル・マルケスを後半頭で下げてしまいました。年齢を考えたものや攻撃へのシフトチェンジというのもあったのかもしれませんし、このせいでとも言い切れないものの、後半は立ち上がりに崩れてしまいました。やや自滅の感があります。
 ネイマールに対するRSBが一枚もらっており、それを気にした可能性もありますが、彼は結局残されてDHにして、その後しばらくして交代と やや無駄を感じました。また、体調が万全でなかった感じのエルナンデス先発起用でも、交代カードを無駄遣いした感じ。当たった采配と当たらない采配で大きく分かれてました。
 大好きなチームですので残念な敗退。これで応援チームは、16勝16敗6分け(1試合応援なし)。今大会は五分が続きます。
GK
13 ギジェルモ・オチョア 6.5
 32歳。前半は、切り返しから左でドフリーになったネイマールに走っていて好対応。前後半ともに、他にもかなりのシュートを防ぐ良いプレーがありました。2点目の失点もほとんどコースが変わらなかったものの、ネイマールのパスに足でわずかに触っており、やはりレベルが高いプレー。3失点した3戦目は見ていないのですけど、今大会のベストGK候補と言って良いでしょう。
DF
2 ウーゴ・アジャラ 6
3 カルロス・サルセド 5.5
21 エドソン・アルバレス 5.5(55分OUT)
  20歳。RSB。若い選手は基本的に好きではあるものの、これまでの彼のプレーには不安があり、起用が疑問の選手でした。ネイマールから良いスライディングで行ったプレーが褒められていたものの、その前のサイドチェンジのボールをヘディングできると見誤って対応が遅れたためギリギリのプレーになりました。どちらかと言うと良くないプレー。
 さらにその後やはりネイマールだったかな、足に行ってイエローカード。RSBを変えてきたのは、このイエローカードのせいもあったかもしれません。ネイマールにいけなくなりますからね。彼はその後もしばらくDHでプレーしていましたが、10分でアウトしています。
23 ヘスス・ガジャルド 6
MF
4 ラファエル・マルケス 6(46分OUT)
 39歳。まさかの先発起用。往時よりミスパスはある選手であり、年齢のせいとも言えないでしょうが、いくつかミス。ただ、良いところを守っているというのは、昔を思わせるプレー。他の二人がより攻撃に出れるようになり、良い起用だったと思います。しかし、年齢のこともあるのか、45分でアウト。この後、チームは崩れてしまいました。
16 エクトル・エレーラ 5
18 アンドレス・グアルダード 6
 31歳。今日はマルケスがいたため、前半は今までになく攻撃のときにうまく顔を出していました。ただ、好きだった頃のような絶品パスは飛び出さず。ここらへんはやはり落ちてしまった感じがあります。
FW
11 カルロス・ベラ 6
  29歳。今までは自由に動くトップ下であったものの、WG(SH?)での起用。前半はLWGの時間が長く、途中から右に行った感じでした。ここでも良さは出ていますね。この右のベラは今まで使っていたラジュンよりむしろやや攻撃的という選択でした。
  前半、左から縦に行ってCK取るという良いプレー。また、低めの位置から、左サイドのラインを割らずにまっすぐに入れる縦のボールも良かったです。
 さらに素晴らしいアーリークロスが1本。もう一つアーリー気味に逆サイドに入れたものもチャンス。さらにかわして後ろからの選手に低いボールを入れる場面もあり、チームが良かった前半は中心となっていました。
 ただ、この良かったときは左サイドで、左利きなので中へのボールが中心。ところが、このとき中にいたCFエルナンデスはどうも本調子ではなさげ。良いときに得点に繋がるところまでいけませんでした。
14 ハビエル・エルナンデス 5(60分OUT)
22 イルビング・ロサーノ 6.5
 22歳。前半途中までいつもとは逆のRWGでの起用。ロングボールでややトラップがずれたもののコントロールして、しかけてボール入れてチャンスというプレーはありました。ただ、良さが出きったとは言えない日になった感じです。
交代選手
MF7 ミゲル・ラジュン 5.5(46分IN)
  29歳。今までのRSH(RWG)ではなく、RSBで登場。もともとLSB予想があった選手で、今大会見ていてもよく守備ができる選手。ただ、運動量が落ちない選手ですので、彼の先発起用で良かった気もします。とはいえ、このRSBへの投入が当たったかというのは微妙。ネイマールが空いてしまう場面が多かった一方で、攻撃で大きなチャンスが作れたわけでもありません。
MF6 ジョナタン・ドス・サントス 5.5(55分IN)
 28歳。私が以前好きだった ジョバニ・ドス・サントスの弟。どういうタイプか知らなかったものの、やはり小柄で攻撃的な選手。背が小さいですし、細かく触る感じのタッチですね。結構動いてボールに触って、リズムは作っていました。ただ、決定的なところまで持っていく力はありませんでした。
FW9 ラウール・ヒメネス 5.5(60分IN)
(メンバー・採点は、【ブラジル2‐0メキシコ|W杯選手採点&寸評】規律正しかったスター軍団。“王国”のエンジンが温まってきた! | サッカーダイジェストWebより)

2025年4月23日水曜日

山梨県出身のサッカー選手ではぶっちぎりで中田英寿が有名

■2024/04/26 山梨県出身のサッカー選手ではぶっちぎりで中田英寿が有名



■2024/04/26 山梨県出身のサッカー選手ではぶっちぎりで中田英寿が有名

 Wikipediaの山梨県出身のサッカー選手を見ていたのですけど、人口は結構多いイメージだったので、意外に少ないと感じました。ただ、人口が結構多いというのは私の誤解で、そもそも人口が少ないという可能性も。で、調べてみると、山梨県は79万人で41位ということで、むしろめちゃくちゃ人口が少ない県でしたわ。だとすれば、サッカー選手が少ないのも当然でしたね。

<山梨県出身の好きなサッカー選手>
MF 中田英寿 21歳(1998年1月20日) (山梨県、韮崎高校 J 85 セリエA182 日本代表戦 77試合) 
 1998年1月20日の好きな選手ベスト11に入れていてびっくり。デビューしてすぐに見て良い選手だと思った記憶がありますが、ベスト11はおろか、ベスト23に入れていた覚えがまるでなかったのでびっくりしました。

<山梨県出身のサッカー選手>
石原克哉(ヴァンフォーレ甲府アンバサダー):韮崎市
今津佑太(ヴィファーレン長崎):南アルプス市
入間川景太(ヴァンフォーレ甲府):富士吉田市
大柴克友(元ベガルタ仙台)
大柴健二(元横浜FC):甲府市
太田修介(アルビレックス新潟):甲府市
柏好文(サンフレッチェ広島):南巨摩郡増穂町(現富士川町)
唐澤大夢(元ヴァンフォーレ甲府):甲府市
川崎颯太(京都サンガF.C.):甲府市
寄特直人(SC相模原):甲府市
清雲栄純(元サッカー日本代表):塩山市(現甲州市)
桐畑和繁(柏レイソル):甲府市
小池悠貴(元ヴァンフォーレ甲府):笛吹市
小林慎二(元横浜F・マリノスヘッドコーチ):
篠田善之(ヴァンフォーレ甲府監督):甲府市
末木裕也(カターレ富山):笛吹市
鈴木政一(ジュビロ磐田元監督)
谷尾隆博(藤枝MYFC)
塚田雄二(セレッソ大阪元監督)
鶴見智美(元ヴァンフォーレ甲府):甲府市
MF 中田英寿(元サッカー日本代表):甲府市 J 85 セリエA182 日本代表戦 77試合
仲田歩夢(大宮アルディージャVENTUS) :山梨市
長沼洋一(サガン鳥栖) :甲府市
長谷川悠(シドニー・オリンピックFC):南巨摩郡増穂町
羽中田昌(奈良クラブ元監督):甲府市
平出涼(鹿児島ユナイテッドFC):甲斐市
平嶋裕輔(カマタマーレ讃岐GKコーチ)
深井正樹(元SC相模原):南巨摩郡増穂町
藤本寛也 [ジル・ヴィセンテ(ポルトガル)]:大月市
堀井岳也(ヴァンフォーレ甲府アシスタントコーチ):甲府市
堀米勇輝(サガン鳥栖):甲府市
宮沢正史(FC東京コーチ):甲府市
若杉好輝(ヴァンフォーレ甲府):山梨市
ファンウェルメスケルケン際(SCカンブールレーワルデン):北杜市
小林岩魚(ヴァンフォーレ甲府):甲府市
須貝英大(鹿島アントラーズ):中央市

2025年4月22日火曜日

史上最高のスウェーデン代表はイブラヒモビッチではない

■2021/05/14 史上最高のスウェーデン代表はイブラヒモビッチではない
■2021/05/14 金髪長髪がトレードマークのラーション、スキンヘッドになってしまう
■2018/06/19 スウェーデン伝統の堅守速攻の「速攻」がないチーム
■2018/06/19 エミル・フォルスベリ不調、タレントが足りなすぎるスウェーデン
■2018/07/03、04 守りから入る両チーム、最後までやり方を変えなかったスウェーデンが勝利
■2018/07/04 スウェーデンの数少ない見て楽しい選手フォルスベリがゴール
■2018/07/08 先に失点した時点で終わり…堅守のチームの常だがタレント不足が響く


■2021/05/14 史上最高のスウェーデン代表はイブラヒモビッチではない

 スウェーデン代表の「レジェンド完全格付け」。“王様”イブラヒモビッチを抑えて1位に選出されたのは? | サッカーダイジェストWeb(2021年01月31日)というのがあったのですが、タイトルの通り、ズラタン・イビラヒモビッチが1位ではありません。ただ、「代表レジェンドの貢献度ランキング」ということで、そのせいっぽいですね。イブラヒモビッチ時代はスウェーデンは低調でした。
https://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=85437
 記事でもやはりそういう説明で、歴代最多の62ゴールである上に、<実力的にはスウェーデン史上随一>だが、<メジャー大会最高成績は決勝トーナメント1回戦(02年と06年のW杯、EURO04)>と振るわなかったことが指摘されています。イブラヒモビッチが代表引退したときにも、イブラヒモビッチ頼りが問題みたいなことを言っていました。

 で、1位は誰か?と言うと、ブロリンというFW。えっ…覚えていませんわ…。自国開催のEURO1992のイングランド戦でチームをベスト4に導く決勝点を挙げ、続く94年W杯では攻撃のフリーロールとして躍動して大会ベスト11に選ばれるなど、3位入賞の原動力となったとのこと。他の選手は以下の通りです。私が好きだったのはヘンリク・ラーションくらいというか、覚えていない選手ばかりですね…。

【識者選定 スウェーデン代表レジェンドの貢献度ランキングTOP10】
1位:トマス・ブロリン(FW):47試合・27得点[1990~1995年]
2位:ズラタン・イビラヒモビッチ(FW):116試合・62得点[2001~2016年]
3位:ラルフ・エドストロム(FW):40試合・15得点[1972~1980年]
4位:ボッセ・ラーション(FW):70試合・17得点[1964~1978年]
5位:ロンネ・ヘルストロム(GK):77試合・0得点[1968~1980年]
6位:ヘンリク・ラーション(FW):106試合・37得点[1993~2009年]
7位:ヨナス・テルン(MF):75試合・6得点[1987~1997年]
8位:オロフ・メルベリ(DF):117試合・8得点[2000~2012年]
9位:フレドリック・ユングベリ(MF):75試合・14得点[1998~2008年]
10位:アンデシュ・スベンソン(MF):148試合・21得点[1999~2013年] 


■2021/05/14 金髪長髪がトレードマークのラーション、スキンヘッドになってしまう

 2000年1月10日に見たサラゴサ・バレンシア戦がベースのメモが出てきました。他の試合とまとめてだと思われます。あまり好きな選手はいませんが、サイドバックのスンドグレンに「結構いい」とのメモがあったためこちらに追記。同名の選手が多いですが、検索した感じ、1967/10/25生まれのガリー・スンドグレンだと思われます。DFですし、番号がメモのときと同じ22でした。

 ついでにスウェーデンで好きな選手をサラゴサより先に。チームとしては好きなんですが、選手はよく覚えてませんね。上記のベスト10では前述の通り、ヘンリク・ラーションくらい。ユングベリも好きだった気がするんですけど、よく覚えていないので除外。それから、もっと好きな選手がいた気がするものの、これも思い出せません。

<スウェーデンの好きな選手ベスト11>
LSB ガリー・スンドグレン
 スウェーデン。私がサラゴサで見たときはLSBでしたが、RSBもやるとのメモ。前述の通り、「結構いい」とメモしていました。
FW ヘンリク・ラーション
 ブロンドのドレッドヘアーという個性的な風貌とされていましたが、私が見たときはスキンヘッドだったかな。両方見たような気もします。覚えてません。ドレッドヘアーがトレードマークだったため、あまりにもの変化に唖然とした人も多かったみたいですね。
 スピードが武器という記憶があるのですけど、検索してみると、スピードもゴールもポストプレーもポジショニングも良いといった評価でした。母はスウェーデン人だったものの、父はカーボベルデという超マイナー国出身だった知り、驚き。どこ?と思ったら、大西洋の中央、北西アフリカの西沖合いにある諸島からなる国だそうです。

<1999-2000のサラゴサのメンバー>
GK ファンミ  スペイン代表
CB パコ  スペイン代表
(CB ハビエル・アグアド スペイン)
CB マルコ・ランナ イタリア
LSB ガリー・スンドグレン
RSB パブロ・ハビエル スペイン
DH アラゴン スペイン
DH ルイス・エルゲラ スペイン
 レアル・マドリーのエルゲラの兄弟。
(DH ミゲル・アクーニャ パラグアイ)
 メモになかったが、好きな選手だったはず。
LSH アンデル・ガリタノ(ガリターノ) スペイン
OH ウラジスラフ・ラディモフ 元ロシア代表
RSH ファネーレ
 元スペイン代表 技術派。ちょっとクラウディオ・ロペスに顔似ていると思った。
(MF ホセ・イグナシオ スペイン)
FW サボ・ミロシェビッチ ユーゴスラビア
 長身テクニシャン。ポストプレーも激うま。
(FW ヨルディ(ジョルディ)/ スペイン 長身)
(FW ベジスカ スペイン ベリスカに聞こえたけど違うみたい)
(FW ジャメーリ  ブラジル 元柏レイソル)
(FW マルコス・バレス スペイン)



■2018/06/19 スウェーデン伝統の堅守速攻の「速攻」がないチーム

スウェーデン 1-0 韓国【スウェーデン】グランクビスト(後20[PK])

 スウェーデン・韓国ともに以前のチームは好きだったので観戦。ただし、両国ともに今のチームはいまいちなようです。
 ともに守備が基本ですが、強みは異なります。スウェーデンは明らかに堅守。しかし、イブラヒモビッチが引退した攻撃は物足りず。
 一方の韓国は ソン・フンミンという傑出したタレントがいて、彼を活かした速攻が武器であるものの、それだけ。守備から入るチームではあるものの、守備が固いチームではないようです。
 といった事前の話を聞いていましたが、実際そんな感じの試合に。見応えのある0-0もあるものの、攻撃に迫力がない0-0でした。唯一の得点もPKによるもの。ちょっと物足りなかったですね。
 相手が攻めてくるともっと違うのかも知れませんけど、速攻は韓国の方がまだ見どころありました。タレントが足りなすぎるのかもしれません。


■2018/06/19 エミル・フォシュベリ不調、タレントが足りなすぎるスウェーデン

スウェーデン 1-0 韓国【スウェーデン】グランクビスト(後20[PK])
GK
1 ロビン・オルセン 6
DF
2 ミカエル・ルスティグ 6
4 アンドレアス・グランクビスト 6.5
 33歳。たまに攻撃にも出てきていたCBのキャプテン。対人能力高い雰囲気はあるのですけど、スピードある選手に手を焼いているのか、外してしまったり、かわされてしまったりというところも。そんなにいいとは思いませんでした。ただ、VARでもらったPKを決めましたし、 今日の一番級な感じです。
6 ルドビク・アウグスティンソン 5.5
18 ポントゥス・ヤンソン 6
MF
7 セバスティアン・ラーション 6.5(81分OUT)
 33歳。中盤4人のうちの真ん中の1人。 ロングパスとFKが良いと事前に聞いていましたが、ロングスローも見せていました。長身のチームなので武器になります。
 ロングパスなどは百発百中といった感じではなかったものの、FKはやはり早くていいボール入れてきますね。残念ながら怪我で途中交代となってしまいました。
8 アルビン・エクダル 5.5(71分OUT)
10 エミル・フォシュベリ 6
 26歳。本来パスがうまい選手と聞いていましたが、最近は不調とのこと。この試合もやはりイマイチ。得意のパスでははないドリブルのところですけど、かなり引っかかっていました。
17 ヴィクトル・クラーソン 6
FW
9 マルクス・ベリ 5.5
  31歳。イブラヒモビッチの後を継ぐエースとのことでしたが、若くはないですね。また、イブラヒモビッチの後は荷が重いです。チャンスもあったものの、決めきれず。ただ、良いところは見えました。
  後ろから出た難しいボールを胸トラップで外に出さずにGKの横をすり抜けるボール。ただ、中は全然間に合っておらず、やはりもとのボールが良くなかったかなという。
20 オラ・トイボネン 5.5(77分OUT)
 前半にペナルティエリア内で低く出して1点ものというプレーがありました。
交代選手
MF15 オスカル・ヒルイェマルク 6(71分IN)
FW22 イサック・キーセ・テリン 5(77分IN)
MF13 グスタフ・スベンソン -(81分IN)
(メンバーと採点は、【スウェーデン1-0韓国|W杯選手採点&寸評】PKを沈めたスウェーデンのDFリーダーがMOMに。韓国はVARにプランを崩される | サッカーダイジェストWebより)



■2018/07/03、04 守りから入る両チーム、最後までやり方を変えなかったスウェーデンが勝利

 予想外だったときは正直にそう書いているのですけど、いつも試合後に書いている試合展望を先に書いておこうかなと。
  スイス、スウェーデンともに守備から入るチームであり、ともにやりづらそうですね。ただ、選手の質で見るとスイスが上のため、スイスが主導権を握る時間帯が長くなりそうです。となると、スウェーデンは逆に自分の形になるのでやりやすくなるでしょう。ただ、今大会のスウェーデンは持ち前の堅守速攻の「速攻」の方が弱いように見えるので、スウェーデンも決めきれないのではないかと。
 結局、地力で上回るスイスの方が行けると予想。応援していないのですけど、スイスは正直非常に良いチームなので、支配するサッカーでも行けると思います。セルビア戦でも実際ビハインドから同点にして、自分たちのサッカーが生きる形に持っていきました。そうなれば追加点でトドメまで差せるチームです。
 …といった感じなのですけど、私はそもそも今大会のスウェーデンは弱いと思っていました。で、疲労が目立っていたらしいとはいえ、メキシコ代表に3戦目に3-0で1位通過という時点で予想外。この試合見ていないんですよ。ひょっとしたらチームが変わっているのかもしれません。
 また、ともに高さがあるものの、この2国ならスウェーデンの方がたぶん高いでしょう。耐えてカウンターでチャンス…とまで行かなくてもセットプレーは確保して、セットプレーでなんとかという活路の見出し方はできそう。メモに残っていないんですけど、ロングスローできる選手もいたはず。いるのならロングスローも積極的に使っていきたいですね。

 前半のポゼッションは6割スイスであり、やはりスイスが持つ展開。とはいえ、中身は思っていたのとだいぶ違いました。スウェーデンは引かずに前からのプレスでペースをつかむという格好。高さで負けるのがわかっているスイスがゴールキックからでも繋ごうとするのですけど、それすら防ごうというプレーが前半から見られました。で、ロングボールを蹴るとスウェーデンボールになってカウンターというやり方。すごいですね。 スイスはチャンスを作れず、バックラインで回して支配率を無駄に上げているという形でした。
 韓国戦でカウンターに迫力がなかったスウェーデンですけど、今日は効果があるというのがわかりました。ダイレクトプレーを多用してとにかく早くというのが多くあり、このプレーの質は低いんですよ。ただ、合えば大チャンスになるだろうという理念で割り切っている感じでした。また、高さを嫌がっていたので、やはりセットプレーやロングスローも効果があったでしょう。
 スイスはイライラした感じでしたけど、それほどリスクはかけず。しかし、後半20分あたりで前からプレスをかけてとギアを上げてきたところで失点。守りから入りたい両チームでしたが、我慢できなかった方が負けたという感じ。スイスは下手にうまい選手がいて、やり方を徹底できませんでしたね。スウェーデンは選手らも「つまらないサッカーと言われてもこのやり方しかない」と言っており、意思統一されていて全くブレがありませんでした。
 スウェーデンの堅守速攻は 好きだったのですけど、このチームは速攻が弱くてどうかと思っていました。ただ、なぜかスイスは一貫して応援していないこともあり、スウェーデンを応援。なので、応援チームは、17勝17敗6分け(1試合応援なし)で再び五分となりました。今日は韓国戦より見どころあって楽しかったです。次も応援します。



■2018/07/04 スウェーデンの数少ない見て楽しい選手フォルスベリがゴール

ロシア・ワールドカップ(W杯)ノックアウトステージ スウェーデン 1-0 スイス
【スウェーデン】フォルスベリ(後21)
4-4-2
GK
1 ロビン・オルセン 7
DF
2 ミカエル・ルスティグ 6.5(82分OUT)
 31歳。RSB。 CKのあとのプレー、右から左のフリーの選手にいれたワンプレーは良かったです。ただ、もらったエクダルはシュートをふかしていました。
3 ヴィクトル・リンデロフ 6
4 アンドレアス・グランクビスト 6.5
6 ルドビク・アウグスティンソン 6.5
MF
8 アルビン・エクダル 6.5
10 エミル・フォシュベリ 7.5(82分OUT)
 26歳。LSH。フォルスベリとも。不調が伝えられていましたが、今日はなかなか。
 ハーフウェイライン付近でのプレー、審判が邪魔になったんですけど、なんとかキープした上に狙いに来たふたりをかわすプレー。また、守備でもシャキリの切り返しをサクッと奪ってしまうプレー。
 さらに、うまい切り返しで良い位置でFKも取っていました。自ら打ったそのFKは冴えないものであり、ここらへんがまだ本調子ではないのかなと思いましたけど、それでも韓国戦より相当良い出来だと感じました。あのときは全然でした。
 極めつけがゴール。予行方向にスピードある良いドリブルからシュート。このシュートそのものは正面で別に全然よくはなかったのですけど、DFに当たって変化してゴールへ。ドリブルとシュートの選択自体が良かったですね。
13 グスタフ・スベンソン 6.5
17 ヴィクトル・クラーソン 7
FW
9 マルクス・ベリ 6(90+1分OUT)
 31歳。裏でもらった大チャンスをしっかりシュートできず。一方、DFを前に置いた状態で打ったシュートは左端でかなり良かったものの、GKが好反応しました。後半はイライラして、審判によっては危なそうな感じ。若い選手ではないんですけどね。
20 オラ・トイボネン 6
 32歳。ロングボールの落としたのをダイレクトで裏に出してビッグチャンス。また、後半の決勝点はほとんど フォルスベリ1人で取ったようなものでしたが、一応アシストだそうです。
交代選手
DF5 マルティン・オルソン -(82分IN)
DF16 エミル・クラフト -(82分IN)
FW22 イサック・キーセ・テリン -(90+1分IN)
(メンバーと採点は、【スウェーデン 1-0 スイス|W杯選手採点】MOMは組織力重視の展開の中で“違い”を作ったスウェーデンの10番 | サッカーダイジェストWebより)


■2018/07/08 先に失点した時点で終わり…堅守のチームの常だがタレント不足が響く

ロシア・ワールドカップ(W杯)準々決勝 スウェーデン 0-2 イングランド
【イングランド】マグワイア(前30)デレ・アリ(後14)

  スウェーデンはやはりリスクをかけずに守り、ほとんどチャンスを作らせません。ただ、一方でカウンターも出ておらず。前半はこれでもといった感じだったのでしょうか。
 ところが、お互いに武器であるセットプレーでイングランドが先に得点。イングランドが前がかりになる理由がなくなり、スウェーデンがどこかでムリをする必要が出てきました。
 挙げ句、後半はさらに失点。その後はチャンスをたびたび作ったものの、精度を欠いてしまって得点ならず。堅守速攻のチームは先に失点すると皆苦しいんですけど、スウェーデンは特にこの展開だとタレント不足が響きますね。また、失点場面を含めて、全体にイングランドも高い選手がいて、これまでほど高さが生きなかったというのもありそうです。スイス戦ほど勝てていませんでした。
 スウェーデンを応援していたので、応援チームは、19勝18敗6分け(1試合応援なし)で、再び五分に近づく方向へ。今大会はほぼ五分に勝率で終わりそうです。
4-4-2
GK
1 ロビン・オルセン 6
 28歳。今まで見た試合は好守・ミスともに印象なかったものの、今日は良いプレーがいくつか目に入りました。オフサイドのプレーでしたが、裏へのボールでスターリングとの1対1を止めるプレー。その次の裏へのボールでは、かわそうとしたところをよくボールに触って防いでいました。
DF
16 エミル・クラフト 5(85分OUT)
 23歳。RSB。ルスティグの出場停止で出番。ルスティグは少し良いプレーが記憶にあった程度でしたが、クロスの成功率はすごかったそうな。
 で、その代役というハードルの高さはあったものの、奪われてちょっと危ないところやクロスの精度がことごとく悪いなどさんざん。超ワールドサッカーでは、2点目のアリのマークを外した責任にも言及されていました。
3 ヴィクトル・リンデロフ 6
 23歳。CB。ロングボールでの危ない場面でよく対応。チームは2失点ではあったものの、他でも彼自身の責任での問題はなさそうでした。
4 アンドレアス・グランクビスト 6
6 ルドビク・アウグスティンソン 6
MF
8 アルビン・エクダル 6
7 セバスティアン・ラーション 5.5
17 ヴィクトル・クラーソン 6
10 エミル・フォシュベリ 5(65分OUT)
 26歳。LSH。フォルスベリとも。前の試合の勝利の立役者でしたが、今日は全然目立たず。もともとチームのやり方として攻撃機会は多くないとはいえ、あまりにも目立ちませんでした。
 とはいえ、彼の交代は攻撃パターンが減っちゃいますので、難しい判断だとは感じました。創造的なプレーができる唯一の選手であり、リスクをかけて攻めたときに残しておきたかった選手です。
 あと、彼は最初のCKのヘディングの失点のときに、近くにいた選手でマークが甘かったですね。ただ、彼は179cmでスウェーデンでは高くない選手で、相手とかなり身長差がありました。別の選手がマークしていて外されたのか、チームとしてのマークの組み合わせがおかしかったのかで、個人の責任とは言いづらいところを感じます。
FW
9 マルクス・ベリ 6
 31歳。後半ファーサイドで背が高くないヤングに競り勝ってヘディング。ここは狙い目だったものの、その後は同じような良い形はなし。このときのヘディングはGKのいるサイドに行ってしまい防がれており決めておきたかったところでした。
 もう一つシュートまで持っていたビッグチャンスがあったものの、苦しい体勢になって打ったもので、中央のGKの上だったのでこれも対応されました。最後の精度を欠いてしまいましたね。
20 オラ・トイボネン 5.5(65分OUT)
交代選手
DF5 マルティン・オルソン 5.5(65分IN)
FW11 ヨン・グイデッティ 5.5(65分IN)
DF18 マルクス・ローデン 5.5(85分IN)
(メンバーと採点は、【スウェーデン 0-2 イングランド|W杯選手採点】神懸かり的セーブを連発した守護神が2戦連続でMOMに! | サッカーダイジェストWebより)