2025年5月31日土曜日
ラボーナは挑発で非紳士的行為?イエローカードが出た!
■2019/03/12 ラボーナは挑発で非紳士的行為?イエローカードが出た!
アルゼンチン1部第22節の試合でボカ・ジュニオルスとサン・ロレンソが対戦。相手GKの退場で数的優位に立ったボカが3-0のリードを奪い、勝利が確実な状況での試合終盤で問題のプレーが起きました。
87分、右サイドでボールを持ったボカ・ジュニオルスのDFフリオ・ブッファリーニは右足を左足の裏側にクロスさせる“ラボーナ”でクロス。クロス自体は失敗でDFにひっかかり、 ブッファリーニは右コーナー付近へボールを追いかけます。
ただ、この後は普通のプレーとはならず。サン・ロレンソの選手たち3人に囲まれて倒され、そこから両チームの選手たちが入り乱れての小競り合いに発展しました。
サン・ロレンソの選手たちはこのプレーを、すでに勝利が確実なボカにとって不必要な挑発行為だと感じたと想像されています。
3人に囲まれて倒されたブッファリーニ自身は“被害者”に見えたものの、主審は彼の方にイエローカードを提示。極めてわかりづらい判定でしょう。
ただ、かつてサン・ロレンソで主力として活躍していたという経緯もあるためか、ブッファリーニは自身の非を認めて謝罪。「良い試合ができて調子に乗っていた。ラボーナは不必要だった」と試合後にコメントしていたそうです。
(“ラボーナ”が警告対象に? アルゼンチン1部でボカDFに異例の判定 フットボールチャンネル | スポーツ | 2019年03月10日より)
https://pex.jp/point_news/2e2b31044ea2bca34dfbfb739eb1b80d
サッカーでは非紳士的行為という概念があり、その趣旨自体はわかります。ただ、ラボーナがその対象になるというのは、ちょっと解せませんね。賛否がありそうですし、わかりづらいというのは、今後も揉める可能性があるということ。スッキリしません。
2025年5月30日金曜日
プリシッチ怪我で登場のアーロンソンもアメリカ代表の注目若手選手
■2022/06/29 アメリカの若手注目選手 デスト、プリシッチ、マッケニー、レイナなど…
■2022/12/04 アメリカ代表注目の若手レイナが登場 良いプレーも見られる
■2022/10/25 アメリカの注目選手 ムサ、ペピ、アダムス、サージェント、ウェア
■2022/11/22 注目選手ではなかったLSBのアントニー・ロビンソンが何度も突破して活躍
■2022/11/26 セルジーニョ・デストはやっぱり良いサイドバック…やっと良さがわかった
■2022/11/30 プリシッチ怪我で登場のアーロンソンもアメリカ代表の注目若手選手
■2020/06/03 15歳のときに大量5得点していたティモシー・ウェア
■2023/02/08 アメリカ好きな選手ベスト11 プリシッチやドノバンより好きなのは…
■2018/04/20 アメリカ代表が好きすぎて涙出る
■2015/10/8 アメリカの若者は野球観戦よりサッカー観戦の方が好き!
■2014/8/29 アメリカのメジャーリーグ・サッカー(MLS)は盛り上がっている!
■2018/05/23 大統領の息子がアメリカ代表に ティモシー・ウェアの父はジョージ・ウェア・リベリア大統領
というか、ジョージ・ウェアが大統領になっていたってのがまずびっくり 。プレーは見たことはありませんけど、伝説的な活躍をしたアフリカの選手です。1995年、アフリカ人として初のバロンドールを受賞していました。というか、もっと昔の選手だと誤解していました。
"バロンドールの規定が改定されて最初の年である1995年にFIFA最優秀選手賞と欧州最優秀選手賞を受賞。ゴールキーパーを含めたほとんどのポジションをこなす。高い身体能力とゴール決定力を誇り、ACミラン時代のラツィオ戦では一人スルーパスからゴールを決めたことも有名。また、96~97シーズンの開幕戦で自陣ペナルティエリア付近から約80メートルを相手ゴール前まで単独でドリブル突破した上でゴールを決めた際、翌日の地元紙は「サン・シーロにUFO出現」の見出しを掲げた"
(ウィキペディアより)
で、アメリカに住んでいたせいで、アメリカ生まれに自動的に国籍をあげるため、アメリカ代表の資格も子どもたちにはあるわけです。
"3人の息子がおり、長男のジョージ・ウェア・ジュニア(George Weah Junior 1987年8月27日 - )は1995年から父親の様にプロのサッカー選手になる為にスタートしている。2004年にACミランのプリマヴェーラと契約し、2008年にスイスのCSロモントイズと契約した。また以前U-20のアメリカ代表であったが、最終的には父同様にリベリア代表としてプレーしている。
また末子のティモシー・ウェア(2000年2月22日 - )もプロサッカー選手であり、アメリカで生まれたことから年代別代表では兄同様にアメリカ代表でプレーしている。2014年から父の古巣であるパリSGの下部組織に所属していたが、2016年5月13日にプロ契約を結んでいる"
で、末っ子のティモシー・ウェアはアメリカ代表を選択した模様。2018年3月に選ばれました。弱冠18歳ですけど、PSGのトップチームですでにデビュー済み。話題性のある選手ですね。
■2022/06/29 アメリカの若手注目選手 デスト、プリシッチ、マッケニー、レイナなど…
2020年ワールドカップは、私の好きな国が多数予選で敗退。ヨーロッパが特にひどかったのですが、アフリカや南米など世界各地で本大会に出れませんでした。北中米代表でも、このグループで常連で、本大会でもベスト8の常連であったアメリカがまさかの予選敗退をしています。
このアメリカは、その後、大幅に若返り。極端なほど、かつての中心選手を排除しての若返りであったようです。若返りは一般的にはプラスですが、やりすぎるとダメでバランスが肝心…というのが私の持論。その意味ではやり過ぎ感があるものの、日本同様に地元リーグの選手が多かったアメリカでは、今、ヨーロッパでプレーする楽しみな若手有望選手が多いといいます。
私は選手というよりは、チームとしてのアメリカが好きなので、ワールドカップは見ると思いますが、一応注目選手も事前にチェック。<バルサDFデストだけじゃない!欧州サッカー活躍中アメリカ人選手6選 (2020年10月5日) - エキサイトニュース>(2020年10月5日)という記事が出ていました。説明を見ると、好きそうなのは、クリスチャン・プリシッチとジョバンニ・レイナですね。
同じ英語が母語であるイングランドよりもドイツでのプレーヤーが多い模様。アメリカ人はドイツ系が多く、言語的にもラテン語よりは近いのですが、現在の言語は違いが大きく、アドバンテージとはならないでしょう。単にドイツクラブのスカウトがアメリカの開拓に熱心なのかもしれません。
https://www.excite.co.jp/news/article/FOOTBALLTRIBE_193548193548/
RSB セルジーニョ・デスト(セルジーノ・デスト) 21歳
<その中で現在最も注目を集めているのはバルセロナの新加入選手、アメリカ代表の19歳DFセルジーニョ・デストである>
<2022 W杯で注目すべきアメリカ人選手5選>(FIFA)によると、デストはオランダ生まれ。出生国のオランダ代表もデストを欲しがっていたからである。それにもかかわらず、デストは初めて訪れたアメリカ(親はニューヨーク・シティのブルックリン出身)で忘れ難い印象を受けてアメリカを選択。格上とも言えるオランダ代表に求められながらアメリカを選択したようです。
「相手のウインガーを封じ、フルバックを脅かすのが得意」「守備に加え、彼の攻撃的なプレーはウソみたいに素晴らしい」とのことで、攻守両面で良いようです。
https://www.fifa.com/fifaplus/ja/articles/usa-five-players-to-watch-fifa-world-cup-dest-mckennie-musah-pepi-pulisic-ja
MF,DF ウェストン・マッケニー 24歳
<フレキシブルな選手であり、センターバック(CB)のポジションもセンターハーフの役割もカバーができる。また、攻撃的な面ではビダルに例えているイタリアサポーターも多く存在する>
<2022 W杯で注目すべきアメリカ人選手5選>(FIFA)では、「エドガー・ダーヴィッツやアルトゥーロ・ビダルと並び称されるボックス・トゥ・ボックスのミッドフィルダー」と説明。「パワフルで、ボール奪取もうまい」とされていました。
FW、MF クリスチャン・プリシッチ 23歳
<プリシッチは2019年1月にチェルシーへの移籍が決まり、実際に同クラブに加わったのは2019/2020シーズンからだ。ほぼ同じタイミングでチェルシーのエースFWエデン・アザールがレアル・マドリードに完全移籍を果たし、プリシッチは同選手の後継者として期待されるようになった>
<2022 W杯で注目すべきアメリカ人選手5選>(FIFA)によると、キャップ数51で21ゴール10アシスト。創造性があり、司令塔タイプの選手だそうです。となると、上記の説明で「アザールの後釜」とあったものの、アザールとは違うタイプのような感じがしますね。
MF ジョバンニ・レイナ
<2020年10月3日に行われたフライブルクとの一戦でレイナは1ゲームで3アシストを記録。現時点でヨーロッパの5大リーグでアシストのハットトリックを記録したのは同選手のみである>
■2022/11/22 注目選手ではなかったLSBのアントニー・ロビンソンが何度も突破して活躍
アメリカ 1-1 ウェールズ
アメリカはGKのところという前々から早いところから3トップがプレス。これでウェールズは攻められないが、いつまで持つのかというやり方。とりあえず、前半に1点は決められまっした。
後半、ウェールズが選手交代して、前に長身でポストプレーできる選手が出てくると流れ変わります。アメリカは守りに入らず依然として狙っていますが、ウェールズが攻め気味。アメリカのハイプレスもなくなりました。こぼれ球もウェールズが拾えるように。
アメリカは好きな代表だったのは、諦めない貪欲さ、必死で泥臭いプレー。うまい選手が増えたせいかそういうのはなくなり、カラーか変わった感じがしますね。応援できるチームではありますけど、イメチェンした感じはあります。
アメリカ 4-3-3
GK 1 M.ターナー 28歳
LCB 13 T.リーム
RCB 3 W.ジマーマン
ボールは触っていた気がするが、ベイルに後ろから行ってPKとられる。ボールに行く動きをしたところにベイルが前に入ってきてどうしようもなくなった感じ。ベイルの動きを褒めるべきでしょうね。
RSB 2 S.デスト
注目選手みたいがだがイエローもらってしまうところもあるし、失ってしまうところも。キモチの強さは感じる良さそうなプレーヤーではあります。ただ、ちょっと今日は空回り気味でしたね。
(22 D.イエドリン)
LSB 5 アントニー・ロビンソン 25歳
左深いところから折り返すクロスでチャンス。彼のクロスじゃないかな。
エリア内、相手多いところ細かいドリブルでチャンスまで。3人相手に抜きながらクロスまで。言われていなかった選手だと思うけどいいわ~。
CKの後でも中央後ろでひとり抜いてからパス。本当良いです。
ただ、後半は積極的に仕掛けるようなところなくなり、ムラなのかな?というところ。とりあえず、このゲームで一番気に入った選手ではあります。
CH 4 タイラー・アダムス 23歳
中盤3枚の真ん中で、他の選手より守備をケアしていた選手。こぼれ球をよく拾うし、1VS1でも強いし、良い選手です。
Lインサイドハーフ 6 ユヌス ムサ 19歳
ドリブルで抜いてフリーになったことでチャンスになりそうなプレー。ドリブルするところが多く、彼も良さを感じた選手。
(23 K.アコスタ)
Rインサイドハーフ 8 W.マケニー
(11 B.アーロンソン)
LWG 10 クリスチャン・プリシッチ 24歳
正直引っかかるところも多いが、ボール持ててパス出せるということで、中心になり、みんな意識している感じ。ある程度自由に動く。
浮き玉のルーズなボールをギリギリで繋ぎながらカウンターのような形、押し込んでいるときではなくスペースがあるときでドリブルが生きて、右から入ってくるウェアにまっすぐ前にスルーパスでアシスト。完璧だった。
後ろから受けたボール、体使ったフェイントで入れ替わって、イライラしていた感じの相手のCBに手を出させてイエロー。これでこの後も楽になる。
セットプレーは前半から短くて引っかかるボール多いのが気になる。後半、サイド上がる選手に良い縦のボールを出していた。
全体としては良い選手。チームの攻撃の中心。伝説的なドノヴァン以上という声も上がっていたと聞いた記憶あるが、周囲もうまい選手増えたためか、そこまでの圧倒的な印象は受けず。ドノヴァンはチームで別格な感じあった。
RWG 21 ティモシー・ウェア 22歳
トラップして浮き球をボレーで強いいいクロス。カウンター気味のところ、右から入ってきてパスもらい、簡単ではなかったが、落ち着いてDFとGKを引き付けてから右のアウトで軽く触って先制ゴール。中に入ることもあるプリシッチと違って右に張っている時間が長かったが、このときはチャンスと見て中に入ってきていた。
後半、右から左ウイングまで一気に出すチャンスになるクロスをダイレクトで出していた。到底、偉大すぎるお父さんレベルではないけど、彼もいい選手。
(16 J.モリス)
CF 24 J.サージェント
(19 H.ライト)
■2022/11/26 セルジーニョ・デストはやっぱり良いサイドバック…やっと良さがわかった
イングランド 0-0 アメリカ
前半は一進一退。ともにカウンターもあるが、基本はしっかりと繋いで押し込んで…という感じ。両チームいい選手多いし、締まったいいゲーム。
このゲームとは関係ない話だが、今大会ゴールキックをエリア内で受けていてあれ?と思っていたので、ハーフタイムを利用して今頃になって確認。2019年シーズンにルールが変わった模様。やはり4年前までとは違ったんだ。勘違いじゃなくて、良かった。
後半はアメリカペース。ただ、イングランドも選手交代で修正してきて押し返して、まだ一進一退といった感じ。
終盤まで高い位置からプレス効いていてアメリカらしさ。今回のアメリカは好きじゃないかと思っていたけど、やはり結構好き。
今回のイングランド好きで、今回のアメリカはちょっといつもほど好きじゃないかなと戦前に思いつつも、結局、アメリカを応援。結果、引き分けだったので、これで応援チームは4勝1敗6引き分け。引き分けだらけ。
4-4-2
GK 1 M.ターナー 28歳
プレッシャーかけられたところ持ち上がりパス繋ぐ良いプレー。
LCB 13 T.リーム
カウンター危ないところ良い守備。
RCB 3 W.ジマーマン
よく守っているプレーもあったが、後半アディショナルタイム、パスミスでピンチになりかけ、FKとられる嫌な流れに。
LSB 5 A.ロビンソン
今日はちょこちょことミス。攻撃左は少ないし、守りでも劣勢。
RSB 2 セルジーニョ・デスト 22歳
今日もちょっとクロス、パスの質が上がってこないな。積極的にはプレーしているんだけど…と思ったら、その後良くなった。
右でクロス上げるアクションからバックパス、そこからのクロスでチャンスに。カウンター良いドリブルでシュートまで。右サイドの攻撃効いている。
後半良いドリブルで横に入ってきてパス出してチャンス。足が釣ったのかな、それで交代したがよく走った。
(18 ムーア)
RCH 4 タイラー・アダムス 23歳
後半はじめ1対1で危ないカウンターのところ良い対応。守備効いている。いい選手だな。23歳だけどキャプテン。
LCH 6 Y.ムサ
彼もCHとなっていたが、相棒より攻撃的。ドリブル持ち上がるのに迫力あり、チャンスになりそうな期待感ある。守備でも体の強さ。彼も良い選手。
RSH 8 W.マケニー
ボール奪うところ、ワンタッチめで出してターンしながらドリブルで持ち上がるプレー。DF上がってきて、ロングスロー見せていた。運動量もあり、いい選手。
LSH 10 C.プリシッチ
エリア内抜ききらずに、左足に持ち替えてのシュート、バーに。切り返し得意なので意外性ある。
後半ピタリと吸い付くような切り返しでシュートまで。
FW 21 T.ウェア
今日はウイングではなく、2トップとの見解。この2トップがふたりとも序盤、高い位置からよくプレッシャーかけていた格好。私は3トップでプリシッチがやや下がり気味で自由に動き、なおかつプレスが少ないといった感じで見ていたが…。
サイドパス回しで何度もやり直して中開くのを待った上で空いている選手に入れて1点もののチャンス、たぶん彼が入れたボールじゃないかと。初戦ほど目立たなかったけど、悪くはなかった。
(7 G.レイナ)
FW 19 H.ライト
1トップかと思ったが、2トップとの見解。この2トップがふたりとも序盤、高い位置からよくプレッシャーかけていた格好。私は3トップでプリシッチがやや下がり気味で自由に動き、なおかつプレスが少ないといった感じで見ていたが…。
後半カウンター切り返して、自分でシュートまで持っていく。
(24 J.サージェント)
■2022/12/04 アメリカ代表注目の若手レイナが登場 良いプレーも見られる
オランダ 1-3 アメリカ
アメリカのハイプレスでアメリカペース。が、最初のダイレクトプレー連発で一気にスピードアップしたプレーでオランダがあっさり先制。その後、アメリカが持つ時間帯が長く、オランダは守り中心。ただ、危ない場面ないし、カウンター効いている。
前半終盤まではオランダは相手にチャンス作らせていなかった。さらにアディショナルタイムで2点目。枠内シュート2本で2点という効率の良さ。
後半どちらも少しチャンスありつつ、オランダには上々の流れだったが、偶然アメリカに1点入る。しかし、その後アメリカが勢いづいたところでまた失点してしまい、大勢決す。
オランダ優勝に賭けているんだけど、アメリカ応援していて、応援チームは5勝8敗8引き分け。ボロクソ。今大会好きなチームがあまりなくて、その好きだったエクアドルに続いてアメリカが敗退。この先何を楽しみにすればいいのか…。
4-3-3
GK 1 M.ターナー
アーセナルでは控えだそう。後半シュートの跳ね返りヘディングされたが、すごい反応で防いだ。これで乗ったのか、直後鋭い飛び出しでこぼれ球に反応。その後すぐスローインで急ぎフリーの選手に出す。3失点だが、良いプレーもあった。
LCB 13 T.リーム
解説の戸田さんが攻撃の起点となっているとの説明。言われてみると、そういう場面がある。良い縦パスもあった。ただ、マンマークで出しどころ難しかったとはいえ、危ないプレーも多い。パス読まれてピンチになる場面。その後も引っかかるパス。
RCB 3 W.ジマーマン
今日もプレッシャーかけられてパスミス。
LSB 5 A.ロビンソン
左でクリア気味のボール、追いついてニアに良いボール。切り替えしてから早い低いボールおもしろかった。最後のパス失敗したが、中央めでトラップしながらターンしてうまく相手と入れ替わることでフリーになり持ち上がってペースアップしてカウンターするプレー。後半目立たないし、トラップミスなど。
(16 J.モリス)
RSB 2 S.デスト
低い位置だったがドリブルで抜いたことで、フリーになり、しかも、寄せていたので逆サイドがフリーの選手がたくさんしてカウンターにつながるプレー。前半終盤うまく右サイドでワンツー、カウンターにつながる。持ちすぎてチャンス潰すプレーちょくちょくあるが、ドリブルで抜いていき強引にシュートまで打つプレー。
前半アディショナルタイム、ボールウォッチャーになっていてぼーっとしていて、守備が遅れて打たせてしまい失点。低いところで抜こうとして、前半と違って失敗して大ピンチにつながる。やはり低い位置ではリスクがある。
(22 D.イエドリン)
CH 4 T.アダムス
こぼれ球、ジャンプしてウラへふわりと入れて1点ものビッグチャンスだった。今日も攻守に顔を出す。ただ、マンマークで来られて良さ出しきれなかった。
インサイドハーフ 8 W.マケニー
縦にロングスロー気味で、タイミングもスピードも早く出してチャンスに。ただ、今日はマンマークでうまく守られてしまった。
(11 B.アーロンソン)
入ってすぐ中盤でとられてしまうプレー。終盤交わしてカウンターというところ足当てられて相手にイエロー。ただ、今日は前回ほど良さ出ず、引っかかるプレー多かった。
インサイドハーフ 6 Y.ムサ
今日は目立たせてもらえなかったが、守備で奪ってかわしてそこからカウンターのチャンスに。後半も目立たない。ただ、アディショナルタイムに2本、中とは合わないが、可能性の感じるボール、流れた右から入れていた。
LWG 10 C.プリシッチ
オフサイドに見えるような相手のラインが失敗したプレー、ビッグチャンスでフリーでもらったが決められず。前半終盤もチャンスでのパスが悪くなる。冴えなかったが、後半CKで右サイドにいて再び低いボールを入れてアシスト。
RWG 21 T.ウェア
目立たなかったが、前半終盤強烈シュート。シュートコースは限定されており、GKは難しくなかった。ただ、流れを引き寄せるプレーでスタジアムもチームもテンション上がる。全体としては、良さ出きらなかった。
(FW 19 H.ライト)
CFに入る。相手のミスパス、絶好のボール貰ったがシュートに行けず、ワンタッチ目も流れた。これはひどかったが、ゴール。右からの低いボール、流そうと思ったのか、スルーしようと思ったのか、ミスした感じで足に当たり変に浮いたボールが偶然ゴールに入って1点返した。スロー見たら残った足の右のつま先に当たっていたので、スルーでもワンタッチで流すわけでもなく完全に偶然。結局、他のプレーでは良さ見えず。
FW 9 J.フェレイラ
彼じゃないかな、奪って縦に来たボールをバックラインに戻したが、相手のスペースへの良いパスのようになり、ピンチになりかけ。攻撃では全く目立たず、45分でアウト。
(FW、RWG 7 G.レイナ)
左に流れて、フリーの選手見つけてパス出してチャンスに。選手交代でその後右に回る。3失点目誰のせいというのは難しいが、WBのところまで守備に戻っていなくてフリーにしてしまい、彼が原因か。
アディショナルタイム、右から低いボールを入れてチャンスになりかけ、さらにこぼれ球をヘディングでチャンスになりかけ。さらにその後も粘ってこぼれたところからマイナスのクロス。
注目選手でやっと今日は長く見れた。悪くないプレーもあった。が、良さ出きらなかった感じ。
■2022/11/30 プリシッチ怪我で登場のアーロンソンもアメリカ代表の注目若手選手
イラン 0-1 アメリカ
カタールはほぼ地元ということで、イランサポーターがすごい。イランは引き分けでもいいが、守りという感じでもない。もともと守りのチームなので、悪い感じではない。今日はらしい堅守。…と書いていたが、失点してしまい苦しい形に。
アメリカ終盤は5バックになるが、下がりすぎずバックラインを少し上げてコンパクトにしているのでスペースない。コンパクトにしているため、中盤もフリーにならないため、ウラへ出すこともできずチャンスにできない。アメリカは運動量が衰えずこれが効いている。初戦物足りなさあったが、2戦目・3戦目は最後まで走るというアメリカらしさがあった。
アメリカ応援していて、応援チームは5勝6敗7引き分け。序盤格上の応援多かったのに負け越し。最近負けなくっていたが久しぶりに勝利してホッとする。
4-3-3
GK 1 M.ターナー
CB 13 T.リーム
クリアボールをタッチミスでスローイン、もったいない。
CB 20 C.カータービッカーズ(キャメロン・カーター=ヴィッカース) 24歳
CBを替えてきて初出場だが、良い守備もある。後半もコース先に入って良い守備。後半アディショナルタイム、引っ張ってはないが肩に手をかけるひやっとしたプレー。危なくPKだった。
LSB 5 A.ロビンソン
左でクリア気味のボール、追いついてニアに良いボール。切り替えしてから早い低いボールおもしろかった。
RSB 2 S.デスト
3人抜いてシュートまで。なかなかフリーでもらえなかったが、右でフリーでもらってヘディングで折り返してアシスト。
(RSB 18 ムーア)
守りのFKで投入されて引っ張って危うくPKになりそうだった。
CH 4 T.アダムス
序盤危ないところに入ったりしつこい守り。低いポジションからマンマークで攻撃の選手がついて自由に持たせてもらえなかったが、イランがやり方変えてゆるくなり持ち上がる。この流れから先制。
我慢できずに後ろから行ってしまいイエローカード。もう少し粘って良かった。
良い守備からウラへ入れて一気にカウンター、もう1点かというところ。終盤も危ないところ出てきて守る。アディショナルタイムでスピード衰えず素晴らしい対応。
Lインサイドハーフ 8 W.マケニー
今日は触れるところ少ないし、ミスもあってイマイチ。冴えなかったがアダムズとポジション入れ替わって下がることでフリーで貰って、大きく右のフリーの選手に出してアシストのひとつ前。オフサイドだったが、ウラへのスルーパスでアシストかというところも。
(23 K.アコスタ)
おばあちゃんが日本人だとのこと。
Rインサイドハーフ 6 Y.ムサ
今日は右みたい。先にDF入られたところスピードと強さで前に入って一瞬ボール奪う。よく仕掛けるので彼のところでチャンスの予感。スピードあり、トラップ長くなったところでも追いついてくる。いいインターセプトでチャンスになりかけも。
後半も良い守備でカット。最後まで運動量落ちなくて守備早い。アディショナルタイム、不用意に引っ張ってしまいFK、このFKでピンチに。その後は良い守備で相手のイエローカード誘う。
LWG 10 C.プリシッチ
スピードでカウンター自分で4人目でひっかかるが良いところ。右からヘディングの折り返しに飛び込んで先制。これで交錯して傷んでしまう。プレー続けるがかなり痛そう。走れるようになったが、パフォーマンス落ちる。やはりダメだったようでハーフタイムで交代。今日が一番パフォーマンス良かった感じだったんだけど…。
(LWG 11 ブレンデン アーロンソン 22歳)
ウラへの良いスルーパス出す。とられずに抜いてから左に展開。ナンバーワンプレーヤーのプリシッチが怪我のため出てきたのだけど、彼も良い選手でびっくり。ひとり股抜きしてパスしようというプレーも。セットプレーも彼蹴る。人数少ないカウンター、すっと避けてファールもらう。足元うまくなかなかとられない。
RWG 21 T.ウェア
絶好のシュートふかす。その前のチャンスでもヘディング選択でチャンスにならず。カウンターのチャンス、ひっかかる。今日はちょっと乗り切れない。と思っていたら、オフサイドの判定だったがすごいプレー。右から左まで走ってDFのうら、右足で角度なくて難しかったがアウトでコース右隅狙う素晴らしい幻のゴールに。
(3 W.ジマーマン)
FW 24 J.サージェント
2人だけでカウンター、チャンスに。縦パス受けようとはしている。良いところもあったが、怪我で交代。
(19 H.ライト)
■2022/10/25 アメリカの注目選手 ムサ、ペピ、アダムス、サージェント、ウェア
その他の選手。まず、<2022 W杯で注目すべきアメリカ人選手5選>(FIFA)にいなくて、<バルサDFデストだけじゃない!欧州サッカー活躍中アメリカ人選手6選 (2020年10月5日) - エキサイトニュース>(2020年10月5日)にいた選手は以下のあたりです。
MF タイラー・アダムス
<ディフェンスの前で活躍している同選手だが、サイドバック(SB)としてもプレーができる。また、サイドでプレーするときは、より攻撃的な姿を見せている>
FW ジョシュ・サージェント
<(引用者注:ドイツのヴェルダー・ブレーメンでは、)ユースチームでプレーする予定だったが、トップチームにも出場できるように二種登録されていため、同年にブンデスリーガにもデビューを果たした。そして、同試合では出場してからわずか2分後、見事初ゴールを記録した>
FW ティモシー・ウェア
<父親はPSG、ミラン、チェルシーなど、ヨーロッパの多くのビッグクラブでの大活躍が記憶に残るレジェンドストライカー、ジョージ・ウェアである。そしてティモシーも父親譲りのスピード、テクニック、そしてハングリー精神に恵まれている>
逆に <バルサDFデストだけじゃない!欧州サッカー活躍中アメリカ人選手6選 (2020年10月5日) - エキサイトニュース>(2020年10月5日)にいなくて、<2022 W杯で注目すべきアメリカ人選手5選>(FIFA)にいた選手は以下のあたりでした。
MF ユヌス・ムサ 年齢:19歳
上記で出てきたセルジーノ・デストは、オランダ代表に求められたのにアメリカを選んだ選手。一方、ユヌス・ムサはこれまたサッカーの強いイングランド代表監督自ら誘われたにも関わらず、アメリカ代表を選択したようです。ユースカテゴリーでイングランド代表として30以上のキャップ数を記録していました。
<主に中盤3枚の右(中略)。(中略)ムサはパワー、短距離選手並みのスピード、電光石火のドリブルを誇り、エンゴロ・カンテ、ポール・ポグバ、クリスチャン・プリシッチをインスピレーションの源としている。ムサにはバルセロナが興味を示していると言われている>
FW リカルド・ペピ 年齢:19歳
彼は「テキサス州エルパソ出身で、メキシコではなくアメリカ代表を選んだ」という選手。「インテリジェンスがあり、素晴らしい走りをし、ゴールも決める。彼には全てが備わっている」と監督は評価。オールマイティーなように見えます。
一方、元アメリカ代表のヒース・ピアースは、「リカルド・ペピは、おそらくアメリカ史上最高のナチュラルなフィニッシャーだろう。ペピのゴールを見ると、レヴァンドフスキに似ている。ピッチのどこからでも、あらゆる方法でゴールを決める」としており、こちらはストライカー色が強いとの評価ですね。
■2020/06/03 15歳のときに大量5得点していたティモシー・ウェア
その後、ティモシー・ウェアは大きな活躍はせず。まだ若いですしね。
ということで、検索して出てきた古い記事を紹介。2016年、15歳のときの元ミランFWジョージ・ウェアの息子が大活躍…国際大会で1試合5得点の大暴れ | サッカーキングという記事です。
当時カタールで行われていたアルカス・インターナショナル・カップ。パリ・サンジェルマンU-17はグループDで敗れたものの、順位決定戦でグループAの最下位である上海绿地申花と対戦し大勝して、溜飲を下げます。なんと13-0の圧勝でした。で、そのうち5得点をティモシー・ウェアが奪っていた…という記事でした。
■2023/02/08 アメリカ好きな選手ベスト11 プリシッチやドノバンより好きなのは…
アメリカ代表で好きな選手ベスト11。アメリカは多くのスポーツで強いですが、サッカーではそこまで強くなく、エリートという感じではありません。それどころか泥臭いイメージで、運動量が多く一生懸命なサッカー。そのため、むしろ私は大好きなチームです。移民系が多いというのも特徴でしょうね。
最後まで諦めずに戦う姿勢に感動して、涙が出るほど良かった2014年のワールドカップがベスト。あだ、好きな選手としては若い選手が多数出てきた2022年大会が良く、このときのメンバーが好きな選手ベスト11の中心です。
ドノバン Tウェア
ビーズリー アーロンソン
アダムス ムサ
ロビンソン イェドリン
リーム カータービッカーズ
ハワード
GK ティム・ハワード 2 35歳(2014年ワールドカップ) 1979/3/6 191cm
2014年大会ではいわゆる「当たっている」状態で好プレーを連発。
LCB リーム(ティム・リーム) 2 35歳(2002年ワールドカップ) 1987/10/5 186cm
ミスもちょくちょくあるが、それ以上にミスしまくっていた相方のジマーマンよりはるかにマシで良い守備も結構ある。また、これまたミスもあるが、縦パスを出して攻撃の起点となれる選手。
CB カータービッカーズ(キャメロン・カーター=ヴィッカース) 2 24歳(2002年ワールドカップ) 1997/12/31 185cm
第三のCBという扱いだったがむしろ良い守備があり、イメージの良かった選手。
RSB イェドリン(デアンドレ・イェドリン) 4 20歳(2014年ワールドカップ) 1993/7/9 173cm
右サイドバックで交代出場。入ってすぐにドリブルで仕掛ける良いプレー。中央でCKのこぼれを浮かせて1人かわして、そこからヘディングでパスというプレーも。クロスも何度も良いボール。
一方、カウンターのあと、全力で戻って好ディフェンスも。守備もちゃんとやる良い選手。また、悪いボールを長く走ってマイボールのスローインにする真面目で良いプレーも。
非常に良かったが、4年後は予選敗退。さらに、8年後は控えで、途中出場でも目立たず。2014年がベストでした。
LSB アントニー・ロビンソン 3 25歳(2002年ワールドカップ) 1997/8/8 182cm
クロス、ドリブル、パス…と好プレー続出で注目と言われていないのに良い選手じゃん!と思った選手。ただ、ムラがあるのか、ミスの多い試合や前半だけ目立って後半消える…などもあり、90分は活躍しません。
CH 4 タイラー・アダムス 4 23歳(2022年ワールドカップ) 1999/2/14 175cm
中盤3枚の真ん中で、他の選手より守備をケアしていた選手。こぼれ球をよく拾うし、1VS1でも強いし、良い選手。アディショナルタイムでスピード衰えず素晴らしい対応をする試合も。
Lインサイドハーフ、Rインサイドハーフ、CH ムサ(ユヌス・ムサ) 5 19歳(2002年ワールドカップ) 2002/11/29 178cm
攻守両方に顔を出す選手。ドリブル持ち上がるのに迫力あり、チャンスになりそうな期待感ある。守備でも体の強さ。最後まで運動量落ちなくて守備早い。
LWG、LWB、LSB、FW ビーズリー(ダマルカス・ベアズリー) 8 20歳(2002年ワールドカップ) 1982/5/24 173cm
ドリブルも良いですが、スピードが特徴という選手だった記憶。ドノバンとともにユース時代から注目だった選手ですが、扱いはドノバンの方が上。ただ、私はドノバンより好きでした。ドノバンも好きな選手ですけどね。
ただ、驚いたのが、2014年のワールドカップ。絶対的なエースだったベテランのドノバンすら代表に選ばれなくなっていた中、なんとLSBとしてレギュラーで登場。確か以前はドノバンが出る中、使われていなかった記憶あるので驚きです。スピードが武器のタイプは年齢を重ねると苦しいという意味でも驚きましたし、DFなんかできるんだろうか?とも驚きでした。
ところが、プレーを見てまたびっくり。スピードと勢いではなく老獪さを持ち味にして、守備でも攻撃でも渋い、うならせるようなプレーをしていました。特に守備がめちゃくちゃ良くなっていて、言われないと攻撃出身選手だとわからなそうなほど…。こんなに上手に変身するのか?と本当驚きました。この2014年大会も非常に印象に残っています。
(LWG クリスチャン・プリシッチ 3 24歳(2002年ワールドカップ) 1998/9/18 178cm)
正直引っかかるところも多いが、ボール持ててパス出せるということで、中心になり、みんな意識している感じ。ある程度自由に動く。アメリカの中心選手…なんだけど、選んでみるとLSBが2人いたので、1人をLSHに上げてプリシッチを外しました)
LWG、SH アーロンソン(ブレンデン・アーロンソン) 6 22歳(2002年ワールドカップ) 2000/10/22 177cm
ウラへの良いスルーパス出す。とられずに抜いてから左に展開。ナンバーワンプレーヤーのプリシッチが怪我のため出てきたのだけど、彼も良い選手でびっくり。ひとり股抜きしてパスしようというプレーも。セットプレーも彼蹴る。足元うまくなかなかとられない。
OH、FW ドノバン(ランドン・ドノヴァン) 6 20歳(2002年ワールドカップ) 1982/3/4 173cm
1999年のFIFA U-17世界選手権ニュージーランド大会でMVPを獲得するなど、早くから注目だった選手。私はプレイメイカー的なタイプと記憶していましたが、50mを5秒80で走る俊足の持ち主だそうでスピードもすごかったんですね。また、得点力があり、歴代最多得点記録、歴代最多アシスト記録両方を持っているすごすぎる選手でした。
RWG、CF ティモシー・ウェア 3 22歳(2002年ワールドカップ) 2000/2/22 182cm
ウイングのときは基本あまり中に入らず右に張っていることが多い。体の強さではなくスピードが武器という感じの選手。よく前から守備をするところも。
■2018/04/20 アメリカ代表が好きすぎて涙出る
ブラジルワールドカップ2014ベスト16 2014/7/1 ベルギー 2-1 アメリカ
(メンバーはベルギー代表 vs アメリカ代表 [ワールドカップ2014・ベスト16] | サッカー動画速報より)
アメリカ代表
前半からベルギーペース。運動量が持ち味の国だが、後半ははっきりと低下。苦しいのだけど、クリンスマン監督が動かない。
その後、交代でやや流れ来たが、すぐベルギーペースに戻る。延長も苦しい。が、よく頑張っている。涙目に。やっぱりこのチーム好き。USAコールにも感動。
延長0-2から1点返して、さらに諦めずに攻める。終盤一番盛り上がったところで、1点が決まらなかった。でも、本当いいわ。
GK ティム ハワード
ループみたいなヘディングシュート。うまくCKに逃れる。完全に抜けて1対1でもよく足に当てたプレー。さらに好反応で 防ぐプレーなど、よく触っていた。いわゆる当たっている状態。
延長でもよく足に当てたというプレーがあったが、決勝点となったダイレクトでニアの上というとんでもないシュートはさすがに止められなかった。
DF ジェフ キャメロン
DF オマール ゴンザレス
DF マット ベスラー
左のCB。オリジに対して、スッととるうまい守備。シュートの前に足がよくついていく。
ファール気味に行ったのにファールにならず、ルカクにスペースを使われて失点。これはまずかった。
DF ダマーカス ビーズリー
左サイドバック。若い頃はスピードが持ち味だった攻撃の選手。MFやFWだった選手。年とるときついタイプだと思っていたが、ベテラン頭脳プレーヤーになっていてびっくり。ポジション違ったので、同じ名前の別の選手だと、最初勘違いしていた。
MFから戻されたボールを 中央で空いている選手に落ち着いて低いボール。
手前に選手いたのが、ワントラップで横に出して、遅れてきた選手から落ち着いてファールを取る憎いプレー。他にドリブルしてうまくファール誘うプレーもあった。
攻撃では他に、回転かけてアーリークロス入れるところ。また、延長でも良い低いクロス。
守備で距離間隔をうまく取っていると、解説の松木さん。ボール触った瞬間に詰めて、ノーファールで奪ってしまう。 前半でも名波さんが守備褒めていた。
好きな選手だったが、スピードが武器の攻撃的な選手だったので、こんな守備うまい選手になるとは思わなかった。オフェンス出身のサイドバックって、間合いが下手な選手多いけど、本職以上にうまい。知っていないと、攻撃出身とは思わないわ。
MF マイケル ブラッドリー
MF ジャーメイン ジョーンズ
DF ファビアン ジョンソン
(32’ DF デアンドレ イェドリン)
右サイドバックで交代出場。入ってすぐにドリブルで仕掛ける良いプレー。20歳だそうな。
中央でCKのこぼれを浮かせて1人かわして、から、ヘディングでパス。
後半、右で仕掛けて、抜けきらないうちに上げた。良いボールでもあった。ただ、中反応してくれなかった。
悪いボールだったが、長く走ってマイボールのスローインにするプレー。真面目で良いプレー。
カウンターのあと、全力で戻って好ディフェンスも。守備もちゃんとやる良い選手。
延長でも1人いなして、さらに2人抜こうとするプレーでファールもらっていた。しかも、良い位置。
中の選手がうまくミートできなかったが、低い良いクロスも入れていた。全体にいい!
MF アレハンドロ ベドヤ
(105’ MF ジュリアン グリーン)
MF グラハム ズシ
(72’ FW クリス ウォンドロウスキ)
FW クリント デンプシー
■2015/10/8 アメリカの若者は野球観戦よりサッカー観戦の方が好き!
米国のサッカーリーグ、メジャーリーグ・サッカー(MLS)の経営に携わっているマーク・アボットMLS社長兼副コミッショナーの話。
日本人が野球が好きでアメフトの人気がないために勘違いしがちですが、アメリカで一番人気があるのはアメフトです。アメフト人気はすさまじく、重要な試合のコマーシャルなんかは、企業にとって最も重要なコマーシャルの一つになっています。
で、驚いたことに、今の若者で、サッカーは これに次ぐ人気なんだとか。
-----引用 ここから-----
「サッカー不毛の地」なんて誰が言った?:日経ビジネスオンライン 篠原 匡 2015年9月9日(水)
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/interview/15/082700006/090700002/?n_cid=nbpnbo_mlt&rt=nocnt
先日、18~34歳の人々の間でプロサッカーがNFLに次ぐ人気だという調査がESPNから出た。これは実際にプレーしたいスポーツではなく、観戦したいスポーツという中での結果だ。18~34歳という若者世代の中で、MLSがNFLに次ぐスポーツになるなんて気絶するような話だ。今起きていることは、我々の投資の結果だと考えている。
-----引用 ここまで-----
成功理由はいろいろと語られていましたが、ビジネス的な改革以外に以下のような分析もありました。
-----引用 ここから-----
――ヒスパニックなど移民の存在はどうか?
マーク:当然、米国における人口動態の変化も発展に関係している。
第一に、これが最も重要だが、21年前にここでワールドカップが開催されたことで、20代半ば以下の若者は常にサッカーと一緒に育っている。しかも、この世代はグローバルでデジタルに接しており、実際のサッカー観戦のような社会的経験を欲している。これはファンベースの拡大にとても寄与している。
第二に、米国が世界中から信じられないほど多様な人々が集まる国だということがある。彼らはサッカーファンとしての伝統やサポーターとしてのカルチャーを母国から持ってくる。それが、MLSのファンベースになっている。
第三に、今の子供たちの存在だ。彼らは親と一緒にひいきのチームを観戦している。彼らが大人になったときに、我々のファンベースはさらに拡大するだろう。
-----引用 ここまで-----
移民の影響と言われると、なーんだという感じもしますが、でも、これもまたアメリカらしさであり、これからのアメリカがそういう姿だということでしょう。
なお、確かアメリカは以前からサッカーの競技人口は世界一だと言われていたと思います。これでサッカーはやるだけでなく、見るものにもなったわけですから、アメリカのサッカーの未来は明るいかもしれません。羨ましいですね。
■2014/8/29 アメリカのメジャーリーグ・サッカー(MLS)は盛り上がっている!
一つは豪華選手がたくさん集まっているという話です。
-----引用 ここから-----
カカ、ビジャ、ランパードら大物が続々移籍する米メジャーリーグ・サッカーとJリーグの「共通項」|ダイヤモンド・オンライン 相沢光一 2014年7月29日
欧州リーグの大物選手のMLS移籍の報も相次いでいる。ACミランにいた元ブラジル代表MFのカカは2015年からMLSに参入するオーランド・シティに、アトレティコ・マドリードにいたスペイン代表FWのダビド・ビジャとチェルシーにいたイングランド代表MFのフランク・ランパードは、やはり2015年から参入のニューヨーク・シティに移籍が決定した。また、スペイン代表MFのシャビ・エルナンデスや元ブラジル代表FWのロビーニョもMLS移籍が濃厚といわれている。
これまでもMLSではデビッド・ベッカム(イングランド代表)、ティエリ・アンリ(フランス代表)、ロビー・キーン(アイルランド代表)といった欧州のスター選手がプレーしたが、その流れは今も続いている。Jリーグにもスタート当初は世界のビッグネームが相次いでやってきたが、今はMLS。W杯で強豪と対等に戦った自国の選手に加え、世界的トッププレーヤーも所属するわけで、レベルはかなり高くなっているといえる。
http://diamond.jp/articles/-/56734
-----引用 ここまで-----
ダビド・ビジャやシャビ・エルナンデスやランパードは現在でも代表という選手。でき落ちしてからではありませんのですごい話です。
また、こういう路線での盛り上がり方も。
-----引用 ここから-----
39歳のベッカムは現役は引退しているが、今後はMLSに新設されるマイアミのクラブのオーナーになることが決定。あのベッカムがチームを運営するとなれば、注目度はさらに高まるだろう。
-----引用 ここまで-----
しかし、私が嬉しいのは選手の話題性ではなく、ワールドカップで湧いたことですね。
-----引用 ここから-----
W杯期間中の当コラムでも触れたが、「サッカー人気は今ひとつ」といわれてきたアメリカが今回は代表チームの快進撃に沸いた。グループリーグではガーナに勝ち、強豪ポルトガル相手に勝利まであと一歩というところまで迫り(結果はドロー)、優勝したドイツにも0-1と僅差の好勝負を見せて、1勝1敗1分で決勝トーナメント進出。その1回戦では強豪ベルギーと対等の戦いを見せた。延長戦の末、敗れはしたものの最後まで勝負をあきらめず、闘志をむき出しにして戦う選手の姿は観る者の心をとらえた。
それはアメリカ本国のスポーツファンも同様で、とくにポルトガル戦中継の全米視聴者数は過去最多の2470万人を記録。昨年のMLBワールドシリーズの平均視聴者数1490万人を大きく超えたのだ。
-----引用 ここまで-----
ベルギー戦は個人的に今回のワールドカップのベストゲームでした。泣きましたわ。
-----引用 ここから-----
一度盛り上がったサッカー熱はW杯終了後も冷めなかった。アメリカ代表にも欧州リーグでプレーする選手はいるが、多くはMLS所属。MLSのシーズンは日本のJリーグと同じ春―秋制で、代表選手は大会が終わるとすぐに所属クラブに合流し、プレーを再開した。そのMLSに注目が集まっているのだ。
-----引用 ここまで-----
記事では以下のように共通点を強調していました。
-----引用 ここから-----
実はこのMLSとJリーグは共通項が多い。Jリーグは1993年スタート。MLSはその3年後の1996年に始まった。どちらも歴史は20年ほどだ。アメリカにはNFLやMLB、NBA、日本にはプロ野球という先行する人気プロスポーツがある中で新たに立ち上げたという背景も同じである。当初は10クラブで始まり、年を追うごとに参入クラブが増えていったことも共通する。現在、J1リーグは18クラブ、MLSは19クラブだ。また、シーズンは春―秋制を採用しているのも同じだ。
-----引用 ここまで-----
ただ、国内選手が多い代表でアメリカが激闘を見せたというのは注目では?とメンバーを見たら、そこまで国内選手だらけではありませんでした。
-----引用 ここから-----
GK
1 ティム・ハワード (Tim HOWARD) エバートン (イングランド)
12 ブラッド・グーザン (Brad GUZAN) アストン・ビラ (イングランド)
22 ニック・リマンド (Nick RIMANDO) リアル・ソルトレーク
DF
2 デアンドレ・イェドリン (DeAndre YEDLIN) シアトル・サウンダーズ
3 オマール・ゴンザレス (Omar GONZALEZ) ロサンゼルス・ギャラクシー
5 マット・ベスラー (Matt BESLER) スポーティング・カンザス・シティ
7 ダマルカス・ベアズリー (DaMarcus BEASLEY) プエブラ (メキシコ)
20 ジェフ・キャメロン (Geoff CAMERON) ストーク・シティ (イングランド)
6 ジョン・ブルックス (John BROOKS) ヘルタ・ベルリン (ドイツ)
21 ティモシー・チャンドラー (Timothy CHANDLER) ニュルンベルク (ドイツ)
23 ファビアン・ジョンソン (Fabian JOHNSON) ホッフェンハイム (ドイツ)
MF
19 グラハム・ズシ (Graham ZUSI) スポーティング・カンザス・シティ
15 カイル・ベッカーマン (Kyle BECKERMAN) リアル・ソルトレーク
14 ブラッド・デイヴィス (Brad DAVIS) ヒューストン・ダイナモ
4 マイケル・ブラッドリー (Michael BRADLEY) トロントFC (カナダ)
10 ミッケル・ディスケルド (Mikkel DISKERUD) ローゼンボリ (ノルウェー)
11 アレジャンドロ・ベドヤ (Alejandro BEDOYA) ナント (フランス)
13 ジャーメイン・ジョーンズ (Jermaine JONES) ベジクタシュ (トルコ)
16 ジュリアン・グリーン (Julian GREEN) バイエルン・ミュンヘン (ドイツ)
FW
17 ジョスマー・”ジョジー”・アルティドール (Josmer "Jozy" ALTIDORE) サンダーランド (イングランド)
9 アロン・ヨハンソン (Aron JOHANNSSON) AZアルクマール (オランダ)
8 クリント・デンプシー (Clint DEMPSEY) シアトル・サウンダーズ
18 クリス・ウォンドロウスキ (Chris WONDOLOWSKI) サンノゼ・アースクエイクス
http://members.jcom.home.ne.jp/wcup/usa.htm
-----引用 ここまで-----
23人中14人が海外組。むしろこの構成も日本と似ていますかね?
-----引用 ここから-----
GK
1 川島 永嗣 (KAWASHIMA Eiji) スタンダール・リエージュ (ベルギー)
12 西川 周作 (NISHIKAWA Shusaku) 浦和レッドダイヤモンズ
23 権田 修一 (GONDA Shuichi) FC東京
DF
6 森重 真人 (MORISHIGE Masato) FC東京
15 今野 泰幸 (KONNO Yasuyuki) ガンバ大阪
19 伊野波 雅彦 (INOHA Masahiko) ジュビロ磐田
22 吉田 麻也 (YOSHIDA Maya) サウサンプトン (イングランド)
5 長友 佑都 (NAGATOMO Yuto) インテル (イタリア)
2 内田 篤人 (UCHIDA Atsuto) シャルケ04 (ドイツ)
3 酒井 高徳 (SAKAI Gotoku) VfBシュツットガルト (ドイツ)
21 酒井 宏樹 (SAKAI Hiroki) ハノーヴァー96 (ドイツ)
MF
16 山口 螢 (YAMAGUCHI Hotaru) セレッソ大阪
7 遠藤 保仁 (ENDO Yasuhito) ガンバ大阪
14 青山 敏弘 (AOYAMA Toshihiro) サンフレッチェ広島
17 長谷部 誠 (HASEBE Makoto) ニュルンベルク (ドイツ)
FW
4 本田 圭佑 (HONDA Keisuke) ACミラン (イタリア)
10 香川 真司 (KAGAWA Shinji) マンチェスター・ユナイテッド (イングランド)
9 岡崎 慎司 (OKAZAKI Shinji) FSVマインツ05 (ドイツ)
8 清武 弘嗣 (KIYOTAKE Hiroshi) ニュルンベルク (ドイツ)
18 大迫 勇也 (OSAKO Yuya) 1860ミュンヘン (ドイツ)
11 柿谷 曜一朗 (KAKITANI Yoichiro) セレッソ大阪
20 齋藤 学 (SAITO Manabu) 横浜F・マリノス
13 大久保 嘉人 (OKUBO Yoshito) 川崎フロンターレ
http://members.jcom.home.ne.jp/wcup/japan.htm
-----引用 ここまで-----
23人中12人が海外組。ああ、結局似ている感じでした。
2025年5月29日木曜日
批判もある消えるスプレー、味気ない・フットボールの魅力を損なう
■2017/02/15 Jリーグで一時消えていた消えるスプレーが復活 使用中止の理由は?
■2019/01/10 批判もある消えるスプレー、味気ない・フットボールの魅力を損なう
■2017/02/15 消えるスプレー(バニシングスプレー)、開発者はブラジル人でブラジルW杯でデビュー
ブラジルワールドカップで最も印象に残ったものの一つが、消えるスプレーでした。
(消えるスプレー「夢かなった」 失敗重ねて世界の舞台に - 2014ワールドカップ:朝日新聞デジタル 河野正樹 2014年7月15日13時26分より)
記事によると、この大会でデビューとなった消える「バニシング・スプレー(消えるスプレー)」は、開発者もブラジル人で、ヘイン・アレマーニさん(43)という方。彼の会社の消えるスプレーが、大会でも実際に使われたそうです。
使い方としては、例えば、壁の位置にマークをつけ、その後ろに下げさせるというもの。選手は少しでも前に詰めようとするが、一目瞭然なので従わざるを得ないのです。
4年ぶりくらいにサッカーを見たので以前の記憶が不確かでしたが、主審が目を離した隙にジリジリと前へ出る壁…という光景は以前は風物詩だったと思います。アマチュア選手だったアレマーニさんも「少しずつ前に出てくる壁に我慢ならなかった」としていました。
また、壁の動きに比べると少ないですが、プレースキックのキッカーもボールをセットし直すときに、ドサクサに紛れて前に出す…といったこともありました。
しかし、今大会はこの消えるスプレーのおかげでそういったシーンは皆無に。ひと目でバレてしまうからというのもありますが、ここまで見事にうまく行くとは思いませんでした。個人的には今大会のMVPでも良いくらいです。
このスプレーがすごいのは、"1缶当たり約5米ドル(500円)と安い"ってのもありますね。本当に素晴らしかったと思います。
■2017/02/15 Jリーグで一時消えていた消えるスプレーが復活 使用中止の理由は?
で、すごく良いように思えた消えるスプレーなのですが、数年後に久しぶりにサッカーを見たら全然使われていませんでした。普及しなかったのかと、残念に思いました。
しかし、Jリーグでは使われていた時期があったんですね。「復活」という記事を見て、初めて知りました。
Jリーグ、今季全試合でバニシングスプレー導入を発表。使用中止から約1年半ぶりに登場 フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年02月14日という記事です。
日本では、ブラジルワールドカップと同年の2014年のヤマザキナビスコカップ(現JリーグYBCルヴァンカップ)決勝で試験導入したのが最初。その後、15年に正式導入されていたものの、使用中止になっていました。
ただ、 評判が悪かったから使用中止した…といった理由ではなく、同年10月に一部製品で液漏れが発覚してから使用が中止されていたというものだったそうです。
「一時的な境界線やマークを視覚化することで、リスタートの短縮化等、スピーディーかつエキサイティングな試合展開の実現」を目的として、再導入ですのでJリーグとしての評価は良さそうです。
なお、2015シーズンは株式会社モルテンのバニシングスプレーが使用されていたのですが、2017シーズンは株式会社クイックレスポンスが製造販売元の「FKマジックライン」を使用するとのことで会社が変更されています。
最初に開発したというヘイン・アレマーニさんの会社の名前は?と検索したものの、わかりませんでした。実はいろいろなところで作られているみたいで、ブラジルのものとは異なるのかもしれません。
■2019/01/10 批判もある消えるスプレー、味気ない・フットボールの魅力を損なう
検索タイトルを見ていると、消えるスプレーにはちょこちょこ批判があるようです。で、その一つ消えるスプレー"バニシングスプレー"の味気なさ | ハフポスト(2014年06月14日 00時13分 JST)を読んでみました。作者の平床 大輔さんは、J SPORTSにプレミアリーグ関連のコラムを寄稿している方だそうです。
記事では、最初なぜか「電動アシスト自転車を駆るポリスマン」の話がありました。"電動アシスト自転車と「テクノロジーの導入」という言葉はどうにも結びつかず、ぼくにはあれは単なる怠惰に思えた"、"電動アシスト自転車を駆るポリスマンとは、一種の味気なさである"、といったものでした。
これ、精神論みたなものですよね。嫌な予感がして、消えるスプレーの話も見たらやはり、 精神論系のものでした。
"自転車を駆るポリスマンと同種の味気なさを覚える"
"ぼくはあのスプレー線の導入により、競技がより杓子定規になり、人間が本来的に抱え込んでいるセコさがゲームのなかで顔を覗かせる機会が減ってしまうことが惜しいと思う"
"人は時にセコく、時にズルく生きる。そんな人間の矮小さをも抱擁するところにフットボールの魅力がある"
FIFAも以前は誤審を含めて人間がやるのが良いことだと言って、 テクノロジーの導入に対し、否定的でした。しかし、今やすっかり宗旨変え。VARなどは、その象徴でしょう。
一方で、作者の気持ちがわからなかったのが、当時同時に導入されたゴールラインテクノロジーは歓迎していたこと。「ゴールラインを割っていないようにボールをかきだすGKの技術が失われる」とかなんとか屁理屈こねそうなものなんですが…。
なお、ズルも魅力…的な話では、バレないようにファールをやる技術もいる、的なものもあります。ただ、ズルなんですから、的確にファールを審判が取れた方が良いでしょう。審判の技術の差による不公平さも減ります。
多くのファンは、ズルが見たいのではなく、サッカーのプレイが見たいんだと思うのですが、違うのでしょうか?
2025年5月28日水曜日
慶応大はサッカー部じゃなくてソッカー部だった!
■2016/4/24 慶応大はサッカー部じゃなくてソッカー部だった!
2005年の高校選手権のメモが出てきました。ベスト8の盛岡商業と国見との試合。福士徳文は盛岡商業のFW。
自由にできなかったが、抜けている存在。落ち着いて周りを見れているのも、自信があるせいだろうというメモ。自由にできなかったというのは、たぶん相手チームが彼にマンマークをつけていたんでしょう。国見はよくやるイメージです。
また、体の強さも感じました。もしかしたらキックも良いもの持っているかもしれないとも思ったものの、良いプレーさせてもらえる時間は少なかったです。ただ、スピードは感じなかったので、プロになるときついかなぁとは思いました。
で、Wikipedia見てびっくり。まっすぐプロには行かず、一度引退していました。
-----引用 ここから-----
福士徳文 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A6%8F%E5%A3%AB%E5%BE%B3%E6%96%87
生年月日 1986年6月17日(29歳)
出身地 岩手県盛岡市
身長 177cm
体重 69kg
盛岡商業高校入学後からレギュラーに定着、第81回全国高等学校サッカー選手権大会1回戦伏見工業戦に一年生ながら先発出場し先制得点を上げ勝利に貢献した。そして、3年時の第83回全国高等学校サッカー選手権大会においては、惜しくも準々決勝で国見高校に2-3で敗退したものの、初戦から準々決勝まで毎試合の4試合連続ゴールを上げ大会得点王となる活躍を見せた。ちなみにその年の、全国高校総体、東北プリンスリーグでも得点王となっている。
大学卒業後は大学院に進学しコーチとなっていたが現役復帰。 2010年にジェフユナイテッド市原・千葉リザーブズに入団。1年限りで退団。現役引退を表明している。 2014年度より、慶應義塾体育会ソッカー部にてコーチを務めている。
-----引用 ここまで-----
得点王をとりまくったものの、プロでは活躍できず。厳しいですね。
あと、「慶應義塾体育会ソッカー部」というのは誤植じゃなくてマジでこういう名前でびっくり。
-----引用 ここから-----
慶應義塾体育会ソッカー部 - Wikipedia
1921年、彼らと同好の士を糾合して「慶應ブルー・サッカー」を創立。後に「慶應アソシエーション・フットボール倶楽部」と改称した[6]。しかし、ラグビー部が、既に"蹴球部"と名乗っており、またアソシエーション・フットボールという名称もラグビー部から紛らわしいと横槍が入ったこともあって、当時はあまり知られていないソッカー(サッカー)を使うことで、1927年大学公認の体育会の部となり「慶應義塾体育会ソッカー部」に名称変更された[7]。この年が正式なクラブ創立年となる。なお、"サッカー"ではなく"ソッカー"なのは、「発音は"ソッカー"に近い」という初代主将・浜田諭吉の説によるもの。
-----引用 ここまで-----
妙なこだわりがありますが、たぶん伝統を大事にしているということなんでしょう。
2025年5月27日火曜日
ウルグアイの有望若手はヌニェス、ゴメス、バルベルデなど
■2022/11/16 ウルグアイ代表、やはりバルベルデ、ヌニェスという新星が注目
■2022/11/26 4年前に見たかったバルベルデ、さも簡単な感じで淡々とすごいプレーを連発
■2022/12/13 守備良し・パス良し・シュート良し…バルベルデがすごすぎる!
■2023/02/05 ウルグアイ好きな選手ベスト11 レコバ、ロデイロ、ベンタンクールなど
■2018/06/21 ウルグアイ代表タバレス監督が杖をついている理由は年齢じゃない
(中略)
■2018/06/21 若手らしからぬゆるい動きのベンタンクール、必死なプレーが見たい
(中略)
■2018/07/01 スアレスとカバーニの相思相愛っぷりが今日もやばかった!
■2018/07/07 スアレス・カバーニのコンビは諸刃の剣でウルグアイの短所でもある
■2022/04/27 ウルグアイの有望若手はヌニェス、ゴメス、バルベルデなど
カタールワールドカップ2022に向けたウルグアイ代表の注目選手が知りたくて検索。特に若手について知りたいと思いました。ところが、検索で出てきたのは、<《ウルグアイ黄金世代》集大成のW杯へ スアレス、カバーニ、ゴディンのベテラン三銃士はまだ外せない>(2022/3/31(木) 16:40配信 theWORLD(ザ・ワールドWeb))という記事だったんですよね…。
<黄金期も終わりは近い。今年のカタール大会へ向けた南米予選は苦しみながら突破を決めたが、エースのスアレス(35)、カバーニ(35)はこのカタール大会が最後となるだろう。
下の世代にはベンフィカのダルウィン・ヌニェス、バレンシアのマキシ・ゴメスらがいるが、ウルグアイではまだスアレスとカバーニの方が序列は上だ。ビッグクラブから注目されている22歳のヌニェスも、今回の南米予選では1ゴールしか挙げていない。まだまだスアレスやカバーニの存在感には及ばない。
世代交代も叫ばれるが、ウルグアイは今回のカタール大会まではベテランとなった黄金世代に託すつもりだろう。最終ラインには36歳のディエゴ・ゴディンが構えており、この南米予選でもキャプテンマークを巻いて17試合こなしている。クラブでの状況に関わらず、ウルグアイはゴディンをディフェンスリーダーで固定しているのだ>
https://news.yahoo.co.jp/articles/fbef256f2f2f1e9730736d3a014ce17e5e9c315c
「ベテラン三銃士」ではCBのゴディンが好きですが、彼のためだけに試合を見る…という気にもなりません。ベテラン中心となると、年齢を重視する私の予想では「苦戦」ということになります。
前回大会メンバーで好きだった選手としては、CBヒメネス、CHベンタンクールあたりもいると思うんですけど、注目ではないようです。また、私が前回大会で選ばれずにショックだったバルベルデを見てみたいのですが、記事では彼の名前もありませんでした…。
一方、ヤフーニュースのコメント欄では「ヌニェス、バルベルデ、アラウホなど若手が台頭してるし、まだまだ強豪国としての地位は確立できると思う!マキシ・ゴメスが伸び悩んでいることは確かに気掛かりだけど(苦)」といった前向きな声がありました。一般的には最近のウルグアイは若手育成がうまい国とされています。
ついでに見たことがないバルベルデの特徴について事前に調べておくことに。<フェデリコ・バルベルデのプレースタイル、特徴とは?レアルの中盤を担う新星ハードワーカーを解説!│Dale Blanco(ダレ・ブランコ!)>というページを読んでみました。
https://dale-blanco.com/post/219
こちらによると、フェデリコ・バルベルデのあだなは「パハリート(小鳥)」。なんか可愛らしいですね。ただ、181cm、78kgだとのことで、全然小鳥っぽくない体型。でかい!というほどではないですが、猛禽類の方が似合いそうな体型です。
レアル・マドリーではCHで出ていると聞いた気がしたので守備的なのかと思ったら、当初、カスティージャ(Bチーム)ではトップ下も。少年時代には得点も多くとっていますし、当初は攻撃的なタイプだったのかもしれません。CBでも使われたことがあるそうですが、守備専門ではなさげですね。
肝心のプレースタイルとしては、豊富な運動量、縦への推進力(ドリブル)、献身的なプレー、攻撃センスの高さと足元の技術だとのこと。ビルドアップもできるといいます。やはり技術が高さが伝わってくるものの、献身性や運動量があるというのは貴重。監督に重宝されるタイプですね。
本人がロールモデルとしているのは、スティーブン・ジェラードとされていたものの、ミドルシュートが足りないように見えました。が、後から、パワフルなシュートもできるという説明が出てきました。完璧すぎやしません?
ただ、玉にキズなのは、ちょっとファールが多いことだそうな。とはいえ、説明を見ると、完全に好きなタイプ。やはりウルグアイはみたいですね。
ただ、そもそもレギュラーなの?というのが気になるところ。検索してみると、2021年のコパ・アメリカでは、CH2枚は前回大会のベンタンクール、トレイラのコンビが基本。彼らは若いですが、基本、他のメンバーもそのまんまで世代交代がちょっとうまく行っていない感じですね。ウルグアイの試合を見るかどうかは悩むところです。
ふと思いついて動画検索したら、プレー集が見えました。やはり足元うまいですね。ボールタッチが良いですし、アウトサイドも普通に使えてアイデアがあるプレーが可能。アシストやその前の決定的なパスも出せるようです。
守備を含めて球際の強さもありそう。それほど大きい選手じゃありませんが、フィジカルも悪くなさげです。スピード不足という感じではなく結構速そうなのも、攻守に生きそう。映像じゃわかりませんが、加えて運動量があるというからヤバイですね。スライディングのシーンも多く、献身性は見えます。
シュートに関しては、映像では強いシュートは見られず。それよりやはりキックのうまさに裏付けられるコースを狙ったシュートがすごいです。コースを狙うとスピードが落ちがちなのですが、ハイスピードで正確なキックができます。パスも同じくスピードと精度の両方を備えていて、これは技術の高さに裏付けされたものでしょう。簡単にキックしているように見えるものの、超ハイレベル。これだけ技術があって献身的なプレーってすごいですわ。やはり好きになれそうな選手ですね。
【Rマドリーの小鳥】22歳のフェデリコ・バルベルデの献身的な超絶プレー集!
■2022/11/16 ウルグアイ代表、やはりバルベルデ、ヌニェスという新星が注目
<2022 W杯で注目すべきウルグアイ人選手5選>(FIFA)では、「人口300万人強(引用者注:人口350万人ほど)の国で3度目のワールドカップ制覇を目指して」と書いていました。以前から言われているように、これだけ人口が少ないのにワールドカップの常連でなおかつグループリーグをよく突破して、さらには、上位まで来ることがあるというのが驚きですね。一時的なものではなく、コンスタントに力を発揮してきます。
https://www.fifa.com/fifaplus/ja/articles/uruguay-cinco-jugadores-a-seguir-ja
セルヒオ・ロシェ ポジション:ゴールキーパー 年齢:29歳
<ロシェは短期間で一気にレギュラーポジション獲得へと登り詰めた。(中略)
クラブではルイス・スアレスが復帰するまではキャプテンも務めていた。反射神経抜群で空中戦と1対1でも強さを誇る。代表に定着してまだ間もないが、堅守の要として後方から積極的に味方へ指示を出す選手だ>
フェデリコ・バルベルデ ポジション:ミッドフィルダー 年齢:24歳
<異なったポジションで、いくつも役割を任されることが可能なタイプで、試合中のポジションや役割変更にも難なく対応可。ハードワークで労を惜しまないバルベルデだが、攻撃の面でもチームの手助けをする。直近のマドリードダービーでもボックス・トゥ・ボックスのスタイルから、決勝点を挙げるなど2-1の勝利に貢献した。すでにシーズン4得点目である。
レアルではサードストライカーであり、4人目のミッドフィールダーで、5人目のディフェンダーを同時にこなす、監督にしてみれば理想の選手。無尽蔵のスタミナとウルグアイの選手特有のタフな精神力、加えてピッチを広く見渡せる視野と決定力をも兼備している。(中略)
声を張ってチームを鼓舞するタイプではなく、ピッチ上でもそれ以外でも、黙々と仕事をこなす背中を見せてチームメイトを引っ張る選手である>
エディンソン・カバーニ ポジション:ストライカー 年齢:35歳
<近年はより点取り屋としてのイメージが強くなったが、キャリア前半はサイドから内側に入り込んでゴールを奪うタイプとして知られていた。特に代表では、ルイス・スアレスとの連携が必要だったために、そういった役割を担った部分もある。ストライカー的な印象も強くなった一方、いまだにペナルティーエリアの外ではチームメイトとのコンビネーションプレーから、相手の守備陣の切り崩しでも貢献する。バレンシアの入団会見でも、本人は「フォワードとしての私は、常にハードワークを信念にして、それこそが目標達成のための最善の形だと信じてきた」と話している。「自分が超人的な才能の持ち主だとは感じたことはなく、努力とハードワークでここまで来た。自分の最大限を尽くしたからこそ、成しえた結果だと思う。私より才能豊かな選手はほかにも多いし、我々のようにクオリティーが足りない場合には努力でカバーしなくてはならない」>
ダルウィン・ヌニェス ポジション:ストライカー 年齢:23歳
<カバーニとスアレスがキャリアの晩年を迎える中で、突如として現れたダルウィン・ヌニェスの存在は、ウルグアイの攻撃ラインの将来を懐疑的に見ていた人たちを瞬く間に黙らせた。(中略)
身体が大きくフィジカルが強く、足もとの技術にも優れている。そのため対戦相手にとっては、ボックス内外で脅威の存在になる。爆発的なスピードを持ち、何もない状況から一気に好機を演出できるタイプだ。加えて、スペースを見つける鋭い嗅覚を持ち、素早くそこを狙う狡猾さも兼ね備える。オープンプレーでめっぽう強く、左サイドが主戦場だ。しかし中央のプレーにも対応可能で、エリアルバトルを制するターゲットマンにもなることもできる>
ルイス・スアレス ポジション:ストライカー 年齢:35歳
<天性のファイターで、ウルグアイ人の特徴であるハードワークを体現する選手。ゴールへのハングリーさと抜群のサッカースキルに加えて、負けん気の強さが彼をここまで成功させた。全盛期は越えてしまったかもしれないが、セレステの成否のカギを握る一人である>
■2022/11/26 4年前に見たかったバルベルデ、さも簡単な感じで淡々とすごいプレーを連発
ウルグアイ 0-0 韓国
韓国はつなぐサッカーに変えたとのこと。そのためかややポゼッション持って軽く推し気味。でも、途中から押し返される。ともにあまりリスクはかけていない戦い。
韓国繋ぐサッカーにしてきたと言うが、ロングボール目立つし可能性を感じるのもロングボール。結局、あんまり変わったのがわからなかった。選手交代もあるが、後半も両チーム固いプレーでリスクをかけてくるところはなかった。
とはいえ、見ごたえないスコアレスドローではなく、見ごたえのあるスコアレスドロー。両チームともに守備の良さは感じた。
ともに過去には好きだったチームということで見た試合。どちらも最近はイマイチ好きじゃなくてどっちを応援するか迷ったが、今回はバルベルデをを楽しみにしていたということもあり、ウルグアイを応援。ウルグアイは本来好きなのに、スアレスが悪辣で卑怯なファールするので最近応援していなかったが、そろそろ時効かな…という。スアレス個人は許さんけど!
結局、引き分けたので、応援チームは4勝1敗4引き分け。今回格上ばかり応援しているので好調だけど、それでも取りこぼし多い感じはある。
ウルグアイ 4-3-3
GK 23 S.ロチェ
正GKを奪ったということだったのだけど、今日は良さわからず。終盤、ミスキックで相手にわたして大ピンチになるところはあった。
LCB 2 ホセ・マリア・ヒメネス 27歳
ロングボール中央ウラへ一発の良いボール。さらにロングボール、右サイドへの良いボールでチャンス。ハイレベル。後半ファールなくスライディングでとるプレー。スライディングはずれたあとだったが、それでも足伸ばしてボール奪うプレーも。
RCB 3 ディエゴ・ゴディン 36歳
良い対応もあるが、エリア内フリーにしてしまいピンチ。CKヘディングでポストだったのは、さすが。後半一気にロングボール左へカウンターチャンス。軽く体つけて良い守備。左あいている選手見づけてミドルくらいのボール出していたのも良かった。
さすがに年取ったかな…とは思うものの、それでも十分他のチームではめったにいないレベルのDFな感じ。
LSB 16 M.オリベラ
(17 M.ビニャ)
RSB 22 M.カセレス
CH 6 R.ベンタンクール
後半、低いところでターンしながら抜いてきて繋ぐプレー。ミスすればリスクあるところだったがうまかった。良いカットからチャンスになりかけの場面も。
Lインサイドハーフ 5 M.ベシノ
(7 N.デラクルス)
Rインサイドハーフ 15 フェデリコ・バルベルデ 24歳
4年前見たかったが選ばれなくてショックだった選手。上がっていてDFラインからの一気にウラに出て、高い難しいボールトラップしてそのまますぐシュートまで。当初は目立たない展開だったけど、それでもボールキックのうまさ感じる。危ないところ左まで流れてきて良い守備も。
事前にビデオ見たときも思ったが、本当さも簡単な感じで、ダイレクトで良いキックする。トラップも難しいのを簡単にとめてしまう。もっとど派手にやると感心されるのに、淡々とやっている。
後半FKで長いボール、ややアウトにかけるようなおもしろいボール。終盤、ちょっとボール失いかけたが、そこから素晴らしいミドルシュートをポストに。
足気にしていて心配したが、終盤も良いプレー。カウンターを気合い入れてスライディングで止めるプレーしていた。守備もよくやって良い選手。
LWG 11 D.ヌニェス 23歳
守備のところでマーク外してしまってピンチ招いていたのは、彼じゃないかな。良い守備してそのまま2人抜こうというところファールになるプレーも。後半、切り替えしてシュートまで。右に流れて切り替えしてからパス、中と合わないが良いプレー。全体としては良い選手。
RWG 8 F.ペリストリ
若い選手。よく仕掛けいるが、良いところまではできず。失うところも多い。悪くなさそうな選手なんだけど…。
(13 G.バレラ)
CF 9 L.スアレス 35歳
嫌いだけど良い選手…のはずが、目立たなかった。やはり年とったなという感じ。
(CF 21 E.カバーニ) 35歳
ウルグアイはいいFWがいるいる言われつつも、結局、スアレスとカバーニの2トップ一択だし、実際、このふたりのときが一番良かった。能力的な問題だけでなく、相思相愛ラブラブな感じでコンビネーションが抜群。ふたりだけで点取るようなプレーもあった。ただ、お互い年とったし、ヌニェスという良い選手が出てきた。確かこの3人は同時起用したことがない…とアナウンサーが言っていた気がする。
で、スアレスの代わりに登場。スアレス同様に年をとったはずなんだけど、今日はスアレスより可能性感じてそれほど衰えを感じさせなかった。クロスだけでなく、シュートみたいなところでも狙っていて、嗅覚がすごくて怖さ感じさせる。ここらへんはさすがという感じ。
■2022/12/13 守備良し・パス良し・シュート良し…バルベルデがすごすぎる!
ガーナ0-2ウルグアイ
バルベルデをもっと見てみたい!ということで、ノックアウトステージの合間にウルグアイのグループリーグ3戦目を見てみることに。
どちらかのチームと言う感じではないペース。その中でガーナが良い攻撃からPKになるも決められず。そして、逆にウルグアイ先制。PKの後のプレーはウルグアイの選手ばかり反応が早かったが、得点の場面もこぼれ球にウルグアイの選手がどっと来ていていた。
その後、さらに1点。ウルグアイの方がプレスできていてチャンスもできて完全ウルグアイムードに。
後半も一進一退でどちらかのペースという感じではなかった。ところが、終盤もう一方の試合で韓国がポルトガルにまさかの逆転。これでウルグアイが3-0にしなくちゃいけない状況になり、リスクを賭けて猛攻。しかし、スコアはこれ以上動かず、2-0で勝ちながらグループリーグ敗退に。
4-4-2
GK 23 S.ロチェ
オフサイドのポジションの選手がコース塞いでいたとはいえ、強烈シュートを処理ミスして大ピンチに。もっとセーフティにやって良かった…と思ったら、VARでPKに。オフサイドだったと思うんだけど。そのPKはタイミング合って止めて、自分のミスを帳消し。後からCG見るとギリギリオフサイドじゃなかったみたい。
後半、枠に富んだ低い良いミドルシュートに反応。解説ではベタ褒めだったが、今日のPK前の場面はイマイチだった感じがする。
CB 19 S.コアテス
ゴディンが出ずに彼が登場。ベテランで衰え感じたし仕方ないよね…と思ったが、1試合目のゴディンより悪かった感じ。
低いところで余裕持って持っていて、蹴ろうとしたところすっと後ろからとられてしまうプレーでピンチになりかけ。後半、カウンターとはいえ人数いるときに最初から諦めるように体に行くプレーでイエロー。もっと粘りたかった。
CB 2 J.M.ヒメネス
特段メモはしていなかったが、相棒のコアテスより安定していて良かった。
LSB 16 M.オリベラ
後半、左サイドから中に入っていく動き。バルベルデからダイレクトでもらってコントロール失いそうになるがペリストリに出してアシストになりそうだったプレー。
RSB 13 G.バレラ
スピードあるカウンターで裏に出したボールも通った。後半、サイドで1人だったが良い対応でクロス引っ掛けるところ。特段悪いプレーは記憶にないが、こちらサイドはドリブルでやられていたサイドではある。
CH 6 R.ベンタンクール
怪我してしまったのか交代。相変わらずキックは良いが4年前の方が目立っていた印象。
(5 M.ベシノ)
CH 15 フェデリコ・バルベルデ 24歳
持ち方悪くてミスしたが、直後にすぐ守備。相手がすぐ近くでバルベルデにパスしてしまうミスで、余裕なかったはずなのにこのパスミスをダイレクトでうまい触り方して、味方へのパスに。ここから1点。
センターライン付近だったが、2人の間を通す早くて良い縦パスから一気にペースアップして、連動的に動いて2点目につながる。
低い位置だが、その他でも正確なパス。ドリブルでとられずに良い縦パスなど、本当、各所に良い。FKでもDF裏に早い良いボール。後半のFKでは今度はふわっと優しく浮かす嫌らしいボール。守備も献身的。
左エリア近くまで行ってサイドからのボールダイレクトで出してアシストのひとつ前になりそうだったプレー。こぼれてきたボール、ダイレクトでいいシュートも。コースはGK正面だったが、GKの前で落ちる嫌なボールで、スロウで見ると、回転もかけるキックだった模様。これもダイレクトでほとんど余裕なかったと思うが、それでこういうキックができる。すごい選手。
枠に飛ばなかったが、意表を突くロングシュート。変にパスしてとられるよりはというのもあったのかもしれない。こうなると、GKも出づらくなるし、いい判断。
彼が見たくて見た試合。存分に良さを堪能できて大満足。大満足したので、残りの1試合は見なくてもいいかな…と思う。十分良さがわかった。今大会最も気に入った選手かもしれない。
LSH 10 ジョルジアン・デアラスカエタ 28歳
こぼれたボールを裏に出してアシストになりそうなパス。ただ、パス自体は長くなって、少し良くなかった。
シュートのこぼれ球、飛び込んで先制。ポジションは左だったが、このプレーは中央より右であり、運動量あってよく飛び込んでという走りがあってこそのゴールだった。
さらに、ふわっと浮いたボールを強烈に叩き込んで2点目。コースは甘かったが入った。乗ってきたのか、FKでもいいキック。
後半もパスミスあった、パスはあんまりな感じ。…と書いていたが、浮き球を大きく裏へ出して一気にゴール前という素晴らしいボール、彼だった感じ。とはいえ、後半はちょっと消え気味だった。
(24 A.カノビオ)
RSH 8 ファクンド・ペリストリ 20歳
今日も目立たなかったが、後半戻りながらダイレクトで上がってくる人使う良いプレー。後半左で決定的な形、枠に飛ばず。基本若い選手は好きだけど、彼は初戦含めてイマイチだった。
(7 N.デラクルス)
中盤でちょっと危なくなりそうなパスミス。
FW 11 D.ヌニェス
自分の良いプレスでこぼれたボールから、裏へのボールもらう。このボールは長くなってシュート難しいところ、GKの前でちょんと浮かす見事なシュート。しかし、DFが奇跡的にカバー。
右サイドに流れていて、そこからのクロス、DFにとられそうだったが抜けて、アシストの1つ前になる。
後半裏へのボール見ていて思ったが、アフリカ相手でも勝っていてスピードもあるみたい。後半裏に抜けるプレーで際どいプレー、VARでもPKとってもらえなかった。やっとスアレス、カバーニの後のFWは育ったな…という感じで良かった。
(18 M.ゴメス)
FW 9 L.スアレス
年齢の問題だけじゃなく、4年前にもスアレスとカバーニはムラがあった記憶。「スアレスの日」と「カバーニの日」というのがあった。今回、初戦は「カバーニの日」で今日は「スアレスの日」。
カウンター、体の強さで倒されず、中にボール入れるところ。クロスで直接行かず裏に流れたら、DFクリアしきれず本当にボールがそこに抜けてきて強烈シュート、GKこぼしてアシストに。ここらへんはストライカーの嗅覚。
さらに、ダイレクトでふわっと浮かせて左の選手を使って2つ目のアシスト。FKで左サイドにこぼれたボール、相手の足は大きく開いていなかったが、その狭い股を抜くボールをすっと入れて抜いてくるプレーもあった。
(21 E.カバーニ)
良いヘディングあったが、止められたしオフサイド。後半アディショナルタイム、エリア内で体に行かれてPKというプレーあったが、VARにすらならず
2018/11/18:とりあえず無理やりウルグアイで好きな選手を11人選んでみようということで、暫定で好きな選手ベスト11。昔のは覚えていないのでほとんど2018年のメンバー。ただ、今回の代表は今まで以上に個人の印象にが残っており、わりとある程度好きな選手を選べました。
今回選ばれていないメンバーでは、ロデイロとレコバだけ。ロデイロはあまり有名じゃないんですけど、小柄で少ないプレーでも印象に残った選手。レコバは有名ですけどだいぶ前。
あと、MFのニコラス・オリベラは名前覚えがあり好きだった可能性あるものの、確証持てないので保留です。
FWはワールドカップ得点王のフォルランよりスアレス派だったのですけど、スアレスが卑劣な反則をするので途中から嫌いに。結構好きだったウルグアイ自体を応援しなくなるほど嫌いになりました。2014年以降のコンビは当然カバーニ派。スアレスと同様に良い選手です。
2022/12/13追記:その後、2022年のワールドカップでバルベルデが気に入りました。レコバを超えてウルグアイ・ナンバーワンな感じですね。
GK フェルナンド・ムスレラ 1 32歳(2018年ワールドカップ) 190cm
2022年はロシェがムスレラからポジションを奪い注目とされていて、褒められてもいましたが、ちょっと良さわからず。とりあえず、どちらが好きか?というと、ムスレラですね。でも、過去の感想見直すと、ムスレラはロシェ以上にボロクソな感じ。記憶と全然違いますわ…。
CB ディエゴ・ゴディン 5 32歳(2018年ワールドカップ) 185cm
堅守のウルグアイのCBであり、1対1は当然強いです。ただ、危ないところ、危ないところに顔を出すという老獪なプレーが最も印象的。渋いです。185cmと高さもあり、セットプレーでは武器になります。また、上がっていったり、長い正確なボールを入れたりといった感じで攻撃力があります。
CB ホセ・マリア・ヒメネス 5 23歳(2018年ワールドカップ) 185cm
基本ゴディンと同じで人に強い守備、ヘディング、正確なロングボールとなんでも良い選手。ただ、まだゴディンのような渋い老獪さはなし。とはいえ、若々しさがあって、ゴディンより好き…くらいな感じはありました。忘れていましたが、メモ見直すと、2014年のワールドカップでも見ていますね。ひょっとしたらこのときの方が好きだった可能性があります。
CB、LSB、RSB マルティン・カセレス 3 31歳(2018年ワールドカップ) 1987年4月7日 178cm
後ろを団子にしているのがトレードマークで、わかりやすい個性的な髪型の選手。印象に残りやすいですね。ウルグアイではCBに逸材が多いせいか、左右のサイドバックで出ていますが、本来はセンターバックだったようです。
何度もロングスローを見せており、これもサイドバックでいいじゃん!というところ。ロングスローは長身の選手か黒人系のしなかやかさがある選手がやることが多いです。カセレスはそれほど大きくないと思ったのですけど、今見たら182cm。普通に大柄でした。
大柄じゃないと思っていたので、上半身ムキムキだからかなと想像しながら見ていました。実際、写真見るとそんな感じ。彼だけじゃないのですけど、ウルグアイは胸板の厚い選手が多く、ちょっと他の国のサッカー選手と雰囲気が違うところがあります。
大きくないと思ったら182cm…の件ですが、2022年に見直すと178cmになっていました。やはりそんな感じだったので、こちらの方が正しいんじゃないかと…。4年経って急激に4cm縮んだ…というのは、さすがにないですよね?
LWG、LSB ディエゴ・ラクサール 3 24歳(2018年ワールドカップ) 178cm
本当はもっと前の選手らしいですけど、守備を頑張るところも。フランス戦ではキレキレのエムバペ相手に苦労しつつもよく対応しており、フランスの前の試合ほどの活躍はさせず。粘り強い対応でCKにするプレーもありました。
本来もう少し攻撃的な選手ということで、基本は縦へのスピードが武器のような感じ。縦に抜けるプレーが一番魅力である一方、ミドルシュートやロングボールでもいいところがありました。また、スピードや体の強さは守備でも効いており、エムバペ相手に健闘できたのもこうしたところでしょうね。
CH ロドリゴ・ベンタンクール 6 20歳(2018年ワールドカップ) 187cm 1997/6/25
19歳のフェデリコ・バルベルデを楽しみにしていたんですけど、まさかのメンバー落ちでショックでした。しかし、同じポジションで出たベンタンクールも20歳と若い注目選手で、こちらも楽しみしていました。
とりあえず、キックが好み。簡単にはたくプレー多いものの、ボールをタッチする回数が多く、ゲームを作るような触り方。また、狭いところでもきちっとスルーパスを通す場面もあり、持っているものはやはり高そうです。
ちょっと歩いているとき多くそこはどうかなと思うのですけど、丁寧でタッチの良いキックをします。スルーパスのパススピード自体は十分にあると思いました。もっと決定的な仕事できそうな選手なんですけど…。
守備で目立つ試合もあり、結構パスカット拾っていますし、若手らしからぬゆるい動きしていても、守備のときには頑張る場面があります。でも、もっと必死なプレーが見てみたいと思った選手。必死に動き回る感じはなく、年寄りくさいプレーです。
実況によると、アルゼンチン下部組織出身。優雅でウルグアイっぽくないと解説 されていました。解説というかゲストっぽい感じで気楽に喋っていた松井大輔さんが気に入ったって言っていましたけど、全くタイプは違いますね。
周囲はよく見ており、細かく動いてスペースでパスを受けてパス回しをする感じ。決定的なプレーもできる選手と期待していて、実際狙うところもたまにありますが、それほどチャンスは作れず。2018年ワールドカップでは、トップ下でも使われましたが、そういうタイプではなく守備で期待されていた感じでしたね。
CH マティアス・ベシーノ(ヴェシーノ) 2 26歳(2018年ワールドカップ) 189cm 1991/8/24
CHコンビを組んでいたベンタンクールとちょっと似た雰囲気のタッチで、技術を感じさせる選手。パスで良いところもなくはなく、SHでも使われていましたが、やはり本来はCHなのかな?というプレーぶりでした。
CH フェデリコ・バルベルデ 9 24歳(2022年ワールドカップ) 1998年7月22日 182cm
19歳だった2018年のワールドカップのときに一番見たいと思っていたのに、落選してショックだった選手。やっと2022年になって見れました。
とにかくキックがうまいですね。しかも、ダイレクトなど、さも簡単そうに考えられないレベルの高いキックをしてきます。そして、キックの質が豊富。さらに、視野が広く、意外性もあります。涼しい顔してプレーしていますが、182cmと体も小さくなくて、あまり見せないドリブルも推進力があって良さそうな感じ。もともと攻撃の選手ということもあり、シュートやゴールに繋がるプレーでもハイレベルです。
この時点で褒め過ぎだろう!何でもできすぎじゃねーか!という感じなのですが、攻守に運動量が多く、献身的なプレーができて、守備も良いというので、マジで何でも何でもできすぎじゃねーかという選手。本当気に入りました。見ていて堪らないです。
SH ニコラス・ロデイロ 4 21歳(2010年ワールドカップ) 1989/3/21 173cm
確か2010年ワールドカップのときに結構良いと思った攻撃的な中盤の選手。トップ下というよりは、サイドっぽかったイメージ。当時21歳と若くて小さくて…といういかにも私の好きなタイプなので、好きだったという記憶は間違いないと思われます。
ただ、Wikipediaの数少ない記載が、「初戦のフランス戦で後半途中出場するも18分間のプレーで2度警告を受け退場。2010 FIFAワールドカップの退場第1号という不名誉な称号をもらった」というえらいダメなもの。それでも、おそらく私は好きだったんじゃないかと思いますが…。
FW アルバロ・レコバ 6 26歳(2002年ワールドカップ) 1976/3/17 179cm
たぶん私が見たのは、2002年のワールドカップ。FKだったかな、そのキックは枠には行かずに、要するに全然良いキックじゃなかったのですが、強烈なキックで、そのキック一発を見てすごく気に入った選手。ただ、このような強烈なキックが売りではなく、基本は天才と言われるタイプでした。
FW エディンソン・カバーニ 2 27歳(2014年ワールドカップ) 1987/2/14 184cm
正直、好きというほど好きじゃいのですが、選ぶ選手がいないために選出。思わずにんまりしてしまうようなストライカー的な嗅覚がある一方、ほぼスアレス一択ですが周りをよく見て使うプレーもうまい選手。全盛期は相思相愛のスアレスとふたりだけで点を取ってしまうプレーもよくありました。
以前はスアレスも嫌いじゃなくて、日本でも人気があったワールドカップ得点王のフォルランよりスアレス派…といった感じだったのですが、ちょっと考えられないほどの卑劣なプレーを複数回して嫌いに。カバーニ派に落ち着きました。
■2018/06/21 ウルグアイ代表タバレス監督が杖をついている理由は年齢じゃない
ウルグアイ代表オスカル・タバレス監督が初戦で杖をついていたのが気になりました。71歳と高齢ですのでそのせいかと思いましたが、ギラン・バレー症候群というものだとのこと。筋肉を動かす運動神経に障害が発生し四肢に力が入らなくなる病気だそうです。
しかし、試合終了間際に決めたDFホセ・ヒメネスの決勝点の時は杖を無視して立ち、両手を上げ喜ぶ場面もありました。杖を使えば歩けるということもありますし、すべてのケースで四肢に力が入らないということはないようですね。
(ウルグアイ代表タバレス監督、難病『ギラン・バレー症候群』を発症 | footalkより)
■2018/11/18 スアレス不在でカバーニが孤軍奮闘、2人揃わないと苦しいチーム
2014ブラジルワールドカップ ベスト16
コロンビア 2-0 ウルグアイ
5-3-2
GK フェルナンド・ムスレラ
DF
ディエゴ・ゴディン 28歳
攻撃で目立つ試合展開ではなかったものの、縦に持ち上がってフリーになる場面はありました。また、ロングボール一発で裏になかなか良いボールも。
ホセ・マリア・ヒメネス 19歳
2点目入れられてイラッときたのか、遅れて足へ。明らかにファールなのに文句もつけていました。やっぱり若いですね。
マルティン・カセレス
アルバロ・ペレイラ
マキシミリアーノ・"マキシ"・ペレイラ
MF
エヒディオ・アレバロ・リオス
アルバロ・ゴンサレス
クリスチャン・ロドリゲス
FW
ディエゴ・フォルラン
エディンソン・カバーニ 27歳
逆三角形の体つきで、体が強い選手。今日は守備でよく頑張っていました。ついて戻っているプレーが多かったです。攻撃でも良いところはあり、攻守によくやっていたものの、今日はチームが悪く、孤軍奮闘といった感じに。
■2018/06/17 やはり守備的なチームには苦しんだウルグアイ
ワールドカップ2018グループリーグ1戦目 エジプト 0-1 ウルグアイ
ウルグアイは一時期むしろ好きだった国。ただ、スアレスが完全にゴールのボールを手で止めたことで勝ったり、相手の頭に噛み付いたのにファールにならなくて勝ったりでイメージ悪く…。良い選手なことは間違いないんですけどね…。
ともに堅守のチームで大物食いがありそうであり、攻撃的なチームとの対戦が良かったのですけど、守備に特徴あるチーム同士という難しい戦いに。格上と見られていたウルグアイが大苦戦でした。
ただ、決勝トーナメントでは攻撃的なチームと当たる確率が高く、そうなるとウルグアイの良さが生きてきそうです。
■2018/06/17 イライラしてたスアレス、キックミス・トラップミス連発! GK
1 フェルナンド・ムスレラ 6
DF
4 ギジェルモ・バレラ 6
3 ディエゴ・ゴディン 7
32歳。左のCB。名前を覚えていたベテランの選手。やはりとにかく人に強い! 攻撃参加もしていて、前半の段階でも2人かわして上がっていきチャンスになる場面。
後半もスーッと上がっていき、ボールをカットしてチャンスになるところ。また、右サイドの高い位置に長い正確なボールを入れる場面も。
2 ホセ・ヒメネス 7
23歳。右のCB。ゴディン同様に人に強い。
セットプレーで上がっていた後のプレー、右の高い位置でファールをもらう。そのFKのクロスを高いジャンプのヘッドで決めて決勝点。当然マン・オブ・ザ・マッチ。
22 マルティン・カセレス 6
MF
8 ナイタン・ナンデス 5.5(58分OUT)
攻守ともに運動量あると聞いていたものの、よくわからないうちに交代。
6 ロドリゴ・ベンタンクール 5.5
19歳のフェデリコ・バルベルデを楽しみにしていたんですけど、まさかのメンバー落ちでショックでした。しかし、同じポジションで出たベンタンクールも20歳と若い注目選手。正直目立ったプレーはなかったものの、キックが好みです。
前半はずっと低い位置。簡単にはたくプレー多いものの、ゲームを作るような触り方。また、狭いところでもきちっとスルーパスを通す場面もあり、持っているものはやはり高そうです。
ちょっと歩いているとき多くそこはどうかなと思うのですけど、丁寧でタッチの良いキックをします。スルーパスのパススピード自体は十分にあると思いました。決定的な仕事できそうな選手なんですけど。
15 マティアス・ベシーノ 5(87分OUT)
10 ジョルジアン・デ・アラスカエタ 5(59分OUT)
FW
9 ルイス・スアレス 5.5
好きじゃないんですけど、いい選手だというのは認めています。しかし、今日は全然でした。ちょくちょくありますね。イライラしていても仕事するときあるのですけど、今日はイライラしたままパフォーマンスも上がりません。キックミス、トラップミスなど、キレがないプレーを連発。サッカーダイジェストの5.5という評価はまだ高すぎ。もっと悪かったと思います。
21 エディンソン・カバーニ 6
相方のスアレスは冴えませんでしたが、カバーニは安定していました。
前半、 こぼれてきたボールを右足でスッと浮かして、守備選手を外すと、そのまま抑えた良いシュートまで。
後半もターンしてスアレスへの1点ものの決定的なパスを見せていました。
さらに、スアレスがヘディングで戻したパスをダイレクトで好シュート。蹴った瞬間思わずすごい!と言ったものの、GKが好反応。コースは厳しくなかったものの、スピードがあり、入ったと思いましたわ。
ファールじゃないように見えたものの、体使って良い位置で取ったFK。これを自分で蹴って右枠というこれも惜しいプレー。FWだしゴール決めないと意味ないって思うかもしれませんけど、十分すごい!と感じたプレーの日でした。
交代選手
MF5 カルロス・サンチェス 5.5(58分IN)
MF7 クリスティアン・ロドリゲス 5.5(59分IN)
MF14 ルーカス・トレイラ ―(87分IN)
(採点・メンバーは、【エジプト 0-1 ウルグアイ|W杯選手採点】勝利をもたらしたウルグアイ守備陣に高評価! | サッカーダイジェストWebより)
■2018/06/21 早い時間の1点で早々と逃げ切り体勢、一見消極的に見えるが…
ロシア・ワールドカップ(W杯)グループA第2節、 ウルグアイ 1-0 サウジアラビア
早い1時間に得点。もともと守備より攻撃でつなぐというチームであるサウジアラビア相手だけに堅守速攻の餌食になると思ったら、ほとんどカウンターが出ませんでした。 暑いコンディションということもあって無理しなかった感じですね。特に後半は攻められっぱなしでした。
早い時間の1点で十分というのは消極的すぎる気もするんですけど、さすが試合巧者のウルグアイ。きちんと勝ちきってきました。サウジアラビアが単調すぎるというのもあったものの、ほとんどチャンスを作らせず。ちょっとゲームとしてはおもしろくなかったですけどね。
■2018/06/21 若手らしからぬゆるい動きのベンタンクール、必死なプレーが見たい
ロシア・ワールドカップ(W杯)グループA第2節、 ウルグアイ 1-0 サウジアラビア
【ウルグアイ】スアレス(前23)
GK
1 ムスレラ 5.5
DF
4 G・バレラ 5.5
2 ホセ・ヒメネス 6.0
3 ゴディン 6.0
22 カセレス 5.5
MF
5 C・サンチェス 6.0
(→ナンデス -)
6 ベンタンクール 5.5
20歳ですけど、軽くゲームを作るような役割。初戦と同じくボールをタッチする回数が多いです。ただ、試合展開もあって、攻撃で目立つといった感じではなし。後半低いところでターンしてドリブルで上がっていこうとしたようなプレーがあったくらい。持っているものは良さそうなんですけどね。
試合展開もあって、守備での方が目立っていました。 結構パスカット拾っていますし、若手らしからぬゆるい動きしていても、守備のときには頑張る場面があります。もっと必死なプレーが見てみたいですね。
15 ヴェシーノ 5.0
(→トレイラ 5.5)
7 C・ロドリゲス 5.5
(→ラクサール 5.0)
FW
9 スアレス 6.0
CKでマーク外してフリーで決めました。ここらへんは見事。そんなにチャンスはなかったものの、早い時間帯で決めたせいか、今日はイライラしておらず。初戦にあったキックミスなどの集中力欠いた雑なプレーも見られませんでした。
後半中央やや低めの位置。取られそうだったのですけど、そこから右サイドフリーの選手にピタリのボールを通してきたプレーはちょっと驚き。後ろ向きみたいな形で持っており、予想できませんでした。
21 カバーニ 5.5
後半カウンターで左サイドで1人というところだったのですけど、上がりを待って逆サイドに完璧なクロス。また、高めのボールを足を上げてパスカットしたときに、パーフェクトにコントロールするなど、能力の高さが今日の試合でも見えていました。
(採点・メンバーは、レーティング:ウルグアイ 1-0 サウジアラビア《ロシアW杯》【超ワールドサッカー】より)
■2018/06/26 3戦目は退場者が出たためつまらないゲームに
ロシア・ワールドカップ(W杯)グループA最終節 ウルグアイ 3-0 ロシア
両チームともにグループリーグ突破は決定。相手は順当ならスペインかポルトガルですけど、順位はまだ未決定であり、勝つ必要はなし。ただ、チームの勢いとしてはやはり勝った方が良いでしょう。そこまでゆるいゲームにはならないかなと思いました。
ただ、ロシアが先に失点。こうなると、堅守で試合巧者のウルグアイ 相手というのはきついです。さらに2点目まで取られてしまいました。こうなると、勝利うんぬんよりチームの雰囲気を…というところだったのに、なんと前半のうちに退場者を出してしまいます。
これで一気にゲームがつまらなく。ウルグアイは勝利がほぼ確定で体力を温存した方が良く、ロシアも点を取るよりもガタガタに崩れる方が問題です。両チームこのままで良いということに。
それでも勝てますし、実際勝てましたが、ウルグアイも2戦目みたいなウルグアイらしいしまった固い守備ではなく、ゆるい感じになってしまいました。ゴールを欲しがっていたカバーニにも取らせて、3-0で終わらせたことはさすがですけどね。
■2018/06/26 点がほしくて堪らないカバーニにスアレスがパスする場面も
ロシア・ワールドカップ(W杯)グループA最終節 ウルグアイ 3-0 ロシア
【ウルグアイ】スアレス(前10)OG(前23)カバーニ(後45)
GK
1 フェルナンド・ムスレラ 6.5
32歳。楽なプレーではなく、プレッシャーがきついところでしたが、ミスパスでちょっと危ないところ。
DF
22 マルティン・カセレス 6.5
19 セバスティアン・コアテス 6
3 ディエゴ・ゴディン 6.5
17 ディエゴ・ラクサール 7
25歳。LSB。本職はWBだそうな。メンバーをいじって当初は3バックという予想もあったのですけど、 彼がLSBでカセレスが右に回りました。
CKのこぼれ球をミドルシュート、コースが変わって左隅のいいところに入りました。判定はオウンゴールに。さらに左から抜けようとしたプレーで、不用意な反則を誘い、相手を退場させます。
後半、左サイドの自陣から縦に長いボールで チャンス作っていたのが彼じゃないかと。攻撃に良さがある選手ですね。
MF
8 ナイタン・ナンデス 6.5(73分OUT)
22歳。RSH。 ドリブルで中に入っていき、カバーニに対して裏にスルーパスを出していました。
15 マティアス・ベシーノ 6.5
26歳。LSH。今まで横並び4枚のCHでしたが、今日はダイヤモンドの左だった模様。CHコンビを組んでいた ベンタンクールとちょっと似た雰囲気のタッチで、技術を感じさせる選手。
今日はノールックで出したパスでチャンス。DFが遅れてしまい、FKになっていました。
14 ルーカス・トレイラ 6.5
6 ロドリゴ・ベンタンクール 7(63分OUT)
今日が誕生日で21歳。今まで横並び4枚のCHでしたが、今日はダイヤモンドの頂点という意外なところに。相変わらず必死に動き回る感じはなく、年寄りくさいプレー。実況によると、アルゼンチン下部組織出身。優雅でウルグアイっぽくないと解説 されていました。解説というかゲストっぽい感じで気楽に喋っていた松井大輔さんが気に入ったって言っていましたけど、全くタイプは違いますね。
周囲はよく見ており、細かく動いてスペースでパスを受けてパス回しをする感じ。決定的なプレーもできる選手と期待していて、今日は実際狙うところもありましたが、すごいチャンスは作れず。
タイプ的には守備も期待されたんだと思うんですけど、高い位置でボールをカット。自分で中央での決定的な場面まで持っていきましたが、シュートはGKに。
珍しく球際必死に頑張って右サイドからチャンスを作りました。この流れのプレーで、確かに遅れて守備に行ってファール。イエローカードもらったのもたぶんそのプレーでしょう。で、イエローカードのせいか、その後すぐ交代となりました。
FW
9 ルイス・スアレス 7.5
31歳。FKで右隅で下に鋭いシュート。壁があったところではなく、相手選手はいたものの動いたところ。なのにGKは全然反応せず。ちょっとGKのミスっぽいですが、 それを逃さなかった、シュートスピードがすごかったといったところはさすが。
前半は他にもワンツーで決定的なパスを。後半は高い位置でカットしたプレーで、カバーニにリターンして点のないカバーニに取らせようとするようなパス。ちょっと合いませんでした。初戦はイライラでミスもすごかったですけど、今日は早い時間帯に点を取れたこともあり、余裕がありました。
21 エディンソン・カバーニ 6.5(90+3分OUT)
31歳。初戦はスアレスよりずっと良かったのですけど、ゴールはなくて今日はほしくて堪らないといった様子でした。
ペナルティーエリア内ですっと横に動いてフリーになり、スルーパスも出てきたのですけど、シュートは打てず。足に行ったものの、PKももらえず。
で、点がほしくて堪らないといったところで、CKのこぼれ球を押し込みました。その後は機嫌良さそうな感じで、深い位置まで守備に戻っていました。
交代選手
FW10 ジョルジアン・デ・アラスカエタ 6(63分IN)
FW7 クリスティアン・ロドリゲス 6.5(73分IN)
FW18 マキシ・ゴメス ―(90+3分IN)
(採点・メンバーは、【ウルグアイ 3-0 ロシア|W杯選手採点】開催国を無力化した3連勝ウルグアイは各選手が奮闘! | サッカーダイジェストWebより)
■2018/07/01 スアレスとカバーニの相思相愛っぷりが今日もやばかった!
ロシア・ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦 ウルグアイ 2-1 ポルトガル
【ウルグアイ】カバーニ(前7)カバーニ(後17)
【ポルトガル】ペペ(後10)
ウルグアイはスアレスの過去の卑劣な行為があり応援していないものの、しっかり守れてカウンターで試合運びがうまい という基本的には好きな戦い方をしています。一方のポルトガルも守ってカウンターが本来一番良い形。ただ、ウルグアイほど意識しておらず、持ててしまうのでポルトガルがキープし、カウンター狙いのウルグアイの思うつぼになるのではないかと思いました。
ところが、そもそも早いうちに失点。ますますウルグアイがやりやすく、ポルトガルは前半ほとんどチャンスがありませんでした。前半からポルトガルがあるとすればセットプレー。ただし、単純に合わせるボールはウルグアイも強いので工夫した方が良いでしょう。実際ポルトガルはしつこいほどショートコーナーをやっていて、そこから追いつきました。
しかし、その後またポルトガルが粘れずに失点。ウルグアイは意外にセットプレーのマークが良くなかったものの、これ以上の失点はなく逃げ切っています。
なお、番狂わせと思う方もいるでしょうが、私はポルトガルは強くないと書いていたので順当な結果。応援していないものの、ウルグアイの方が良いチームです。
GK
1 フェルナンド・ムスレラ 6.5
32歳。中央の低いキックでちょっと良くないのがありました。また、斜めに入ってきたボールを飛び出したのは良いのですけど、クリアではなくワンバウンドで取ろうとして危ない場面。相手とかぶっていてボールが見づらかったのですが、それならなおさらセーフティな選択をすべきでした。
DF
22 マルティン・カセレス 6.5
31歳。RSB。当初は左サイドバックで登場。3戦目はいろいろいじってFIFAフォーメーション予想が大混乱だったのですけど、結果は右サイドバックでした。今検索して知ったのですけど、サイドバックもできるけど本職はセンターバックとのこと。確かに攻撃ではそれほど目立ちません。
この試合カセレスは何度もロングスローを見せていました。ロングスローは長身の選手か黒人系のしなかやかさがある選手がやることが多いです。カセレスはそれほど大きくないと思ったのですけど、今見たら182cm。普通に大柄でした。
大柄じゃないと思っていたので、上半身ムキムキだからかなと想像しながら見ていました。彼だけじゃないのですけど、ウルグアイは胸板の厚い選手が多く、ちょっと他の国のサッカー選手と雰囲気が違うところがあります。
2 ホセ・ヒメネス 6.5
3 ディエゴ・ゴディン 7
17 ディエゴ・ラクサール 6.5
25歳。LSB。本来はもう少し攻撃的な選手のようですけど、前の試合からこの位置。縦へのスピードが武器のようです。攻撃ではそれほど目立ちませんでしたが、スピードや体の強さは低い位置で発揮していました。
MF
14 ルーカス・トレイラ 7
15 マティアス・ベシーノ 6
8 ナイタン・ナンデス 6(81分OUT)
6 ロドリゴ・ベンタンクール 6.5(63分OUT)
21歳。FIFA予想フォーメーションが大混乱だった3試合目と同じく中盤はダイヤモンドで、4枚のCHで守備をやっていたベンタンクールをこの位置で使ってきました。
前半は右から相手を背にしながらヒールを使ってターンして抜いて、中へ低いボールを入れる場面。
守備を考えての起用かなと思うのですけど、後半、ロングボールがこぼれたのを拾うと横パス。お互いによく見ている中央のスアレスがスルーして、左でフリーになっていたカバーニにあげてゴール。ベンタンクールのアシストになりました。
FW
9 ルイス・スアレス 6.5
31歳。カバーニへのアシストとスルーしたプレーは、カバーニの方で説明。初戦はイライラしていたのですけど、その後は落ち着いていますね。カバーニとお互いによく見ていてコンビネーションが抜群ですし、ふたりとも守備も頑張っています。今日のスアレスは特に頑張ってた感じ。
スアレスは他に中央でDFと入れ替わってチャンスになりそうなプレー。前で孤立していたものの、1人でキープして待ち、上がってきた逆サイドに入れてチャンスというプレーも出ていました。大爆発ではないものの、悪くなかった日です。
21 エディンソン・カバーニ 7.5(74分OUT)
31歳。スアレスとお互いによく見ていてコンビネーションが抜群ですし、ふたりとも守備も頑張っています。そのふたりの絡みで今日は2得点。
まず立ち上がり、 お互いに高い位置ではないところから、右の端のカバーニから、左の端のスアレスへロングパス。このパスだけで垂涎ものだったので一時停止してメモしてから再生したのですけど、なんとこの後スアレスがクロスを入れてカバーニがヘディング(肩?)でゴール。ふたりだけで点取っちゃいました。
お互いによく見ているというのが非常によくわかるプレーでしたが、低い位置でしたのでカバーニはかなり走っており、これも良い点。また、カバーニはサイドの低い位置で横から入ってきたので、守備陣が全く見ておらず、フリーになれたというのも良い点でした。
また、2点目はスアレスがスルーしたボールをより状態がよくフリーのカバーニが決めたというもの。右からの横パスをダイレクトで右隅にカーブをかけて狙いすましたシュート。ビューティフルゴールでした。
ただ、この後怪我で交代したのはちょっと心配です。
交代選手
MF7 クリスティアン・ロドリゲス 6.5(63分IN)
FW11 クリスティアン・ストゥアニ 6(74分IN)
MF5 カルロス・サンチェス ―(81分IN)
(採点・メンバーは、【ウルグアイ 2-1 ポルトガル|W杯選手採点】鮮やかな2ゴールを挙げたカバーニが文句なしの最高殊勲者だ! | サッカーダイジェストWebより)
■2018/07/07 スアレス・カバーニのコンビは諸刃の剣でウルグアイの短所でもある
ロシア・ワールドカップ(W杯)準々決勝 ウルグアイ 0-2 フランス
【フランス】ヴァラン(前39)グリーズマン(後16)
あまりチャンスを作れていないというのは気になったものの、ウルグアイが堅守速攻のうちの「堅守」は見せており、ウルグアイペースでした。攻撃してくれるチームはむしろやりやすいと思われます。ところが、先に失点しまうという誤算。こうなると、攻めなくてはいけないのですけど、先に点を取れなかったことも含めて、カバーニがいなかったというのは痛かったですね。 スアレス単独だとそこまでの破壊力はありませんでした。
GK
1 フェルナンド・ムスレラ 5
32歳。プレスかけられたところボールを引いてかわそうとしたものの、触られてしまってヒヤリ。南米のGKらしいプレーですけど、他の試合見てもむしろ足元は良くない感じを受けました。
グリーズマンのミドルシュート。ほぼ正面に位置取り…したはずが、ブレてきたために結果的に体の位置がずれてしまい、変な格好に。 その体勢で無理やり出した手でうまく弾けずに失点しました。ミスというのはかわいそうだったものの、超ワールドサッカーなんかはミスとみなしていました。
DF
22 マルティン・カセレス 5.5
31歳。RSB。攻撃のときに左まで走っていって、CKではなくスローインにするという良いプレー。また、FKで左隅へのヘディングがあったのですけど、GKが素晴らしいセーブを見せていました。
2 ホセ・ヒメネス 6
23歳。CB。パスミスはあったものの、概ね問題なし。攻撃ではセットプレーでかなり先に触っており効いていました。
3 ディエゴ・ゴディン 6
32歳。CB。今日もやはり守備能力の高さを見せていました。今大会最高のCBコンビです。
17 ディエゴ・ラクサール 6
25歳。LSB。本当はもっと前の選手なのですけど、守備を頑張っていました。ムバッペに苦労しつつもよく対応しており、前の試合ほどの活躍はさせず。粘り強い対応でCKにするプレーもありました。
MF
14 ルーカス・トレイラ 6
8 ナイタン・ナンデス 5.5(73分OUT)
22歳。RSH。しつこく良い守備を見せるなど、守備で貢献。相手の判断ミスを逃さずにボールを奪ったことで引っ張られて、相手がイエローカードになる場面も。ただ、今大会通して、攻撃面ではイマイチ良さが出ませんでした。
15 マティアス・ベシーノ 5.5
6 ロドリゴ・ベンタンクール 5(59分OUT)
21歳。引き続きトップ下。ボールを失った後のすぐの守備というのが、非常に効いていました。期待されていた役割はこれですので、それは十分果たしたでしょう。
ただし、攻撃面ではずっともの足りない内容。攻撃の選手ではないというのはありますけど、ボールタッチやパスは良い選手なのでもっとできると期待していました。
また、守備でもトラップミスで失って慌てて行ったプレーで足に行ってイエローカード。 このFKから失点にも繋がってしまいました。
FW
9 ルイス・スアレス 5.5
31歳。初戦以降はイライラせず安定。守備もよくやっていました。ただ、カバーニがいないと孤立して、1人だけじゃダメですね。味方を使うプレーを何度か見せていたものの、再び戻ってきてというのは全然で、取られて終わりが多くなっていました。
カバーニとのコンビネーションは抜群でこれを他の選手とやるのはムリでしょう。 しかし、あまりにこの二人以外でのプレーが少ないため、通常のチーム以上にコンビネーションができないという諸刃の剣に。控えの他のFWもみなリーグでは結果出しているんですけどね。長期的な方針でのチームのミスかもしれません。
11 クリスティアン・ストゥアニ 5.5(59分OUT)
交代選手
MF7 クリスティアン・ロドリゲス 6(59分IN)
FW18 マキシ・ゴメス 5.5(59分IN)
MF20 ホナタン・ウレタビスカヤ 5.5(73分IN)
(採点・メンバーは、【ウルグアイ 0-2 フランス|W杯選手採点】安定感抜群のフランス! 最高殊勲者には1G1Aの万能FWを選出 | サッカーダイジェストWebより)
2025年5月26日月曜日
アイスランド好きな選手ベスト11 ギルフィ・シグルドソンがダントツで好き
■2018/06/18 人口34万人のアイスランド、W杯でアルゼンチンと堂々たる戦いぶり
■2018/06/18 メッシのPK止めたハネス・ハルドルソンに驚き!
■2018/06/23 前半良かった堅守速攻を崩してしまい自滅したアイスランド
■2018/06/23 ギルフィ・シグルドソン、好プレーの一方で痛恨のPK失敗も
■2018/06/27 わずかサッカー選手100人の国がワールドカップ出場
■2018/06/27 ギルフィ・シグルドソンは今大会最も気に入った選手の1人
■2023/03/02 アイスランド好きな選手ベスト11 ギルフィ・シグルドソンがダントツで好き
2018年ワールドカップしか見ていないのですが、アイスランド好きな選手ベスト11。ここはチーム自体が好印象でしたね。選手としては、ギルフィ・シグルドソンがダントツで好きで、2018年ワールドカップのベスト候補なくらい好きでした。
フィンボガソン
ビャルナソン Gシグルドソン グズムンドソン
ハルフレドソン グンナルソン
サエバルソン マグヌソン
Rシグルドソン アウナソン
ハルドルソン
GK ハルドルソン(ハネス・ハルドルソン、ハンネス・ハルドーソン) 3 34歳(2018年ワールドカップ) 1984/4/27 193cm
コースが甘めでちょうど良い高さだったのですけど、メッシのPKにピタリと合って止めました。褒めざるを得ません。他のゲームで好セーブがありました。失点場面ではもう少し頑張れれば…というところもなくもなかったですが、良かった方のGKという印象。
CB R・シグルドソン(ラグナル・シグルドソン) 1 31歳(2018年ワールドカップ) 1986/6/19 187cm
CB カウリ・アウナソン 1 35歳(2018年ワールドカップ) 1982/10/13 190cm
RSB サエバルソン(ビルキル・サイバルソン) 2 33歳(2018年ワールドカップ) 1984/11/11 187cm
やや遠目から左裏への良いクロス。前半はロスタイムのクロスも良いボールでした。ただ、守備に追われた後半は、クロスでも精度を欠くボールが出てきました。
LSB マグヌソン(ヘルドゥル・マグヌソン) 1 25歳(2018年ワールドカップ) 1993/2/11 190cm
CH グンナルソン(アロン(アーロン)・グンナールソン) 4 29歳(2018年ワールドカップ) 1989/4/22 178cm
キャプテン。守備的な真ん中の選手でサイドの選手でもないのにスローインで目立っていました。ロングスローができるためです。FKみたいにCBなんかも上がってるときあった気がします。
メディアを見ると通用しなかったと評価するゲームもあったものの、190cmクラスがウジャウジャいて、高い選手揃っているので武器になっている気がしましたけどね。実際、3試合目では何度かチャンスに。有効なオプションになっていました。
CH ハルフレドソン(エミル・ハルフレドソン) 2 33歳(2018年ワールドカップ) 1984/6/29 185cm
守備的な中盤の1人。それほど派手なドリブルではなかったものの、2人抜いたところでファールされて、良い位置でFKを得ていました
LSH B・ビャルナソン(ビルキル・ビャルナソン) 2 30歳(2018年ワールドカップ) 1988/5/27 182cm
疲れた感じでプレーが落ちた時間帯もあったものの、左サイドで運動量多く頑張っていた試合も。
RSH ヨハン・グズムンドソン 2 27歳(2018年ワールドカップ) 1990/10/27 186cm
長短のパスに運動量があると聞いていた右サイドの選手。右のCKを蹴っており、空いている選手に合わせるプレーがありました。ただ、流れの中でのプレーではそれほど目立てず。
OH、FW G・シグルドソン(ギルフィ・シグルズソン) 7 28歳(2018年ワールドカップ) 1989/9/8 186cm
FK含めたパスの精度が素晴らしいとのことで楽しみにしていた選手。楽しみにしていてそうでもないという選手が多い中、彼は今回で最大級の当たり! 最も気に入った選手のひとりでした。
百発百中とはいきませんが、余裕ある状態じゃなくてもにピタリとしたクロスなど、何度も良いボールを中へ。相手の股下を通すパスや良いスルーパスも。足裏を使った良いターンもありました。
FW フィンボガソン(アルフレッド・フィンボガソン) 2 29歳(2018年ワールドカップ) 1989/2/1 184cm
2トップのときは単純にターゲットにするだけでも効果絶大。ワントップのときは、前線でよく頑張っていました。いい選手ですね。
■2018/06/18 人口34万人のアイスランド、W杯でアルゼンチンと堂々たる戦いぶり
2018年ワールドカップ(W杯)グループD第1節 アルゼンチン 1-1 アイスランド
アイスランドは守備がしっかりしていて、長身だけどテクニックがあるということで楽しみにしていた国。また、相手がアルゼンチンというのもうまくハマるんじゃないかと。勝利を期待して見ていました。
結果堂々たる戦いぶりであったものの、引き分けまで。私の応援チームはここまで1勝2敗2分けです。
なお、テレビの解説は岡田武史さん。同じはじめてのワールドカップで、対戦相手も同じアルゼンチン。日本は0-1でしたし、戦いぶりもアイスランドの方が臆しておらず立派でした。欧州予選を勝ち抜く時点でアジアよりはるかにハイレベルなのですから当然と言えば当然ですけど、複雑な心境だったのではないかと思います。
ただ、人口34万人って聞くとさすがにヤバイと思いますね。日本のちょっと大きい市のレベルです。調べてみると、高知市や群馬県前橋市や旭川市くらいの人口。それでワールドカップってすごすぎでしょう。
■2018/06/18 メッシのPK止めたハネス・ハルドルソンに驚き!
ロシア・ワールドカップ(W杯)グループD第1節 アルゼンチン 1-1 アイスランド
GK
1 ハネス・ハルドルソン 6.5
34歳。コースが甘めでちょうど良い高さだったのですけど、メッシのPKにピタリと合って止めました。褒めざるを得ません。サッカーオタクはケチつけているんじゃないかと思いますけど、検索してみると、一般的な反応は大盛り上がり。なので、うちでも小見出しにしてみました。
DF
2 サエバルソン 6.0
14 アルナソン 6.5
6 R・シグルドソン 6.0
18 マグヌソン 5.5
MF
7 ヨハン グズムンドソン 5.5
27歳。長短のパスに運動量があると聞いていた右サイドの選手。ですが、あまり見きれないうちに怪我で交代してしまうことに。
(→ギスラソン 5.5)
17 グンナルソン 6.0
怪我で途中交代したのですけど、守備的な真ん中の選手でサイドの選手でもないのにスローインで目立っていました。ロングスローができるためです。得点にはならなかったものの、有効なオプションになっていました。FKみたいにCBなんかも上がってるときあった気がします。
ロングスローって結構好きなのですけど、最近見ないなと思っていました。過去に聞いた解説によると、 ボールスピードがないためにシュートなどに勢いがなく得点につながりづらいため有効ではないとのこと。
しかし、アイスランドは190cmクラスがウジャウジャいる国。競り勝てる確率が高いですので使っているんでしょうね。ただ、そもそもボールスピードが襲いということは、クリアも遠くまで飛ばしづらいということなので、他のチームでもチャンスありそうなんですけどね。
(→スクラソン 5.5)
20 ハルフレドソン 6.0
8 B・ビャルナソン 6.0
FW
11 フィンボガソン 6.0
(→シグルダルソン -)
10 ギルフィ シグルズソン 6.0
28歳。トップ下だと思っていたら、2トップみたいな感じで。FK含めたパスの精度が素晴らしいとのことで楽しみにしていた選手。
右サイドに流れてゴール前にピタリとしたクロス。余裕ある状態のキックではなかったのですけど、すごい精度です。
さらにこの流れでもう一度ペナルティエリア内右から低いボールニアへ。相手の股下を通すパスです。このこぼれから先制点が生まれました。
前半終盤にもかわしながら低いシュート。確か強烈ってな感じではなかった気がするものの、GKが弾いてこれもチャンスになっていました。
楽しみにしていてそうでもないという選手が多い中、彼は今回で最大級の当たり!できれば勝ち点3ほしかったですけど、なんとかグループリーグ突破してもらって長く見たい選手ですね。守備が良いチームで大物食いするタイプだと思います。
(採点とメンバーは、レーティング:アルゼンチン 1-1 アイスランド《ロシアW杯》【超ワールドサッカー】より)
■2018/06/23 前半良かった堅守速攻を崩してしまい自滅したアイスランド
ロシア・ワールドカップ(W杯)グループD ナイジェリア 2-0 アイスランド
初戦負けて後がないのはナイジェリアのため、アイスランドはきっちり守って速攻という形で前半は完全にアイスランドペース。堅守速攻は持ち味でしょう。とはいえ、前半のシュートを0本に抑えたというのは驚き。そこまで良いと思いませんでした。
この前半はスペースをうまく潰していました。ナイジェリアはスペースがないと辛いチームです。ただ、後半は立ち上がりからなぜか前がかり。ワンプレー目でもサイドのスペースを使われたのですけど、直後にもカウンターからサイドを突かれて失点。ここらへんのゲームの入り方は疑問でした。
アイスランドは初戦勝っていたわけではないため、失点すると一転して攻めないといけない状況に。こうなると、 こうなるとナイジェリアのスピードが生きます。すっかり内容が変わり、後半はナイジェリアの良さがよく出て追加点まで奪われてしまいました。
このアイスランドを結構力入れて応援していましたので、ダメージがでかいです。感想書き終えている試合の私の応援チーム戦績は、6勝10敗3分け。精神的にしんどくなってきました。
■2018/06/23 ギルフィ・シグルドソン、好プレーの一方で痛恨のPK失敗も
ロシア・ワールドカップ(W杯)グループD ナイジェリア 2-0 アイスランド
GK
1 ハンネス・ハルドールソン 5.5
34歳。後半、たぶんDFに当たってコースが変わったシュート、正面だがいい感じで落ちてきたミドルシュートにはきちんと反応。ただ、今日は2失点。1点目は仕方なかったし、2点目もきつかったが、1対1の場面で我慢できずに飛び込んでしまい交わされてしまったのは残念。
DF
2 ビルキル・サイバルソン 5
RSB。やや遠目から左裏への良いクロス。前半はロスタイムのクロスも良いボールでした。ただ、守備に追われた後半は、クロスでも精度を欠くボールが出てきました。
6 ラグナル・シグルドソン 6(65分OUT)
31歳。CB。カウンターであったとはいえ、FWのマークを外してしまい失点。ゴール上げた後に足が当たってしまい頭を痛める。治療して戻り、しばらくプレーしたものの、交代に。頭は後から問題あることもあって怖いですからね。
14 カウリ・アウナソン 6
CB。ムサの爆発的なスピードにやられてもらい失点。
18 ヘルドゥル・マグヌソン 6
MF
8 ビルキル・ビャルナソン 5.5
10 ギルフィ・シグルドソン 6
27歳。初戦は1トップで高めの位置でしたが、今日は4枚並んだ中団でちょっと低い位置からスタート。守備から入り、攻撃では絡んでくる形です。
初戦ではすごいボールを入れていた一方で、ドリブルを中心に引っかかるところが多くありました。今日もドリブルの他、スルーパスが通らなかったり、クロスの質が低かったりがありました。百発百中とはいきませんね。
で、良いところの話。ゴールから遠い(? 字汚い)ところから良いスルーパス。この前のでは足裏を使った良いターンがありました。
チームが良かった前半でもそれほど目立ちませんでしたが、44分のFKはDF裏へのすごく良いボール。さらにロスタイムのCK、ファーへのボールもGKが出られないところでなかなか良かったです。
チームが悪くなった後半でもいくつか良いプレー。2人を背にして右から抜いていこうというチャレンジ。ゴール前で良いターンで守備を外してパス…でしたが、パスは引っかかりました。
最大にまずかったのはPKの場面。助走が短めで嫌だなと思いました。助走が短いとボールスピードが遅く、また、タイミングがGKとピタリと合ってしまうことが多いです。さらにふかしてしまうキックも多いです。私の想像ですけど、これも走るスピードが遅いせいで、走らずに強いキックを蹴ろうとするために浮きやすいのではないかと。で、シグルドソンはこの後者のパターンでバーの上に。GKの逆ついていたので見てから蹴ったのかもしれませんけど、助走つけて思い切り行くか、低いシュートが良かったですね。PKはこうやってキックがむしろうまいキッカーでも結構外します。
17 アロン・グンナールソン 5.5(87分OUT)
中盤のセンターのうちの1人。キャプテン。今日もロングスローを入れていました。メディアを見ると通用しなかったという評価あったものの、高い選手揃っているので武器になっている気がしましたけどね。
19 ルリク・ギスラソン 5.5
FW
11 アルフレッド・フィンボガソン 6
29歳。今回2トップにしてきて、前半はこれが当り。2トップは単純にターゲットにするだけでも効果絶大でした。ただ、後半のビハインドの展開になってからは抑え込まれます。
それでも、彼はVARでPKをもらうという仕事はしました。ノーファールに見えたので、運が良かった感じですけどね。
22 ヨン・バーバソン 6(71分OUT)
交代選手
DF5 スベリル・インガソン 5.5(65分IN)
FW9 ビョルン・シグルザルソン 5(71分IN)
DF23 アリ・スクラーソン ‐(87分IN)
(【ナイジェリア2-0アイスランド|W杯選手採点】ナイジェリア攻撃陣が後半爆発! MOMは2つのゴラッソを叩き込んだ快足FW | サッカーダイジェストWebより)
■2018/06/27 わずかサッカー選手100人の国がワールドカップ出場
ロシア・ワールドカップ(W杯)グループD最終節 アイスランド 1-2 クロアチア
クロアチアはなんと9人も選手を入れ替えたそうな。それでもやはりクロアチアがキープする展開。しかし、アイスランドはもともと攻めてくれた方が良いチームで、良いところもむしろアイスランドという前半。
後半はクロアチア選手に動きが出てきて良くなり先制。後がなくなった勝利が必須のアイスランドですが、追いついてなおもチャンスがあるというところ。ただ、無理してる分守備でも危ないところが増えていました。そこから失点。最後まで諦めなかったものの、ここまででした。
アイスランドは人口34万人ですけど、サッカー選手も100人しかいないとのこと。驚きですね。堅守だけでなく速攻やセットプレーでも良さがあり、非常に今大会好きなチームでしたが、ここまで。応援チーム戦績は、10勝11敗5分け。また負け越しに 戻りました。今大会一度も勝ち越していない気がします。
■2018/06/27 ギルフィ・シグルドソンは今大会最も気に入った選手の1人
ロシア・ワールドカップ(W杯)グループD最終節 アイスランド 1-2 クロアチア
【アイスランド】シグルドソン(後31[PK])
【クロアチア】バデリ(後8)ペリシッチ(後45)
GK
1 ハルドルソン 5.5
34歳。超ワールドサッカーでは問題なしという評価で、低い位置で奪われてどこでも狙えるというシュートだったものの、ほぼ正面に近いシュートは、もっとコースを変えて防げると良かったですね。また、ミスキックも見られました。
DF
2 サエバルソン 5.5
5 インガソン 5.5
24歳。CB、初スタメンだったみたいですね。CKでフリーになりましたがバー。大事には至りませんでしたが、後ろから押して深い位置で余計なファールも。
6 R・シグルドソン 5.0
(→シグルダルソン 5.0)
18 マグヌソン 5.0
MF
7 J・グズムンドソン 5.5
27歳。RSH。右のCKを蹴っており、空いている選手に合わせるプレーがありました。ただ、流れの中でのプレーではそれほど目立てず。
17 グンナルソン 6.0
29歳。守備的な中盤の1人。今大会他のチームでロングスローが多く、守りづらそうではあるものの、チャンスといったところまでは行っていませんでした。が、今日は2度チャンス。
前半は後ろにそらせたボールでチャンス。後半はもっとビッグチャンスでゴールの可能性を感じるものになりました。
また、前半は戻されたボールをフリーでシュートする場面も。ただ、コースはやや甘かった感じ。
20 ハルフレドソン 5.0
33歳。守備的な中盤の1人。それほど派手なドリブルではなかったものの、2人抜いたところでファールされて、良い位置でFKを得ていました。
8 B・ビャルナソン 6.0
30歳。LSH。左サイドで運動量多く頑張っていました。ただ、後半は疲れた感じですね。フリーのチャンスで決められず。また、ボールが足につかないプレーもありました。もうちょっと早く交代しても良かったと思います。
(→トラウスタソン -)
FW
10 シグルドソン 6.0
28歳。トップ下っぽい感じ。今日も立ち上がりからいいボールをいくつか。ワンツーでのチャンスや、カウンターでの長いパスでのチャンスを前半は作っていました。
後半、体をうまく使いながら前向いてカウンター、高いラインの裏へのパスでビッグチャンス。さらにペナルティーエリア内中へ入れたプレーではハンドリングを誘いました。
このPKを自ら蹴ります。今大会外したキックがあったのに、同じような短い助走で同じようなキックを上に向けて蹴って、今度は決めました。こだわりますね。 外したときと違ったのは、なんとほぼ正面上であること。また今度のキックは抑えた感じでしっかり蹴れました。
その後も上がりの選手を待ってからのパスでチャンス。終盤の左CKからの ボールもチャンスだと思ったものの決まらず。
今大会最も気に入った選手の1人で、今日も良さが出ていました。グループリーグ敗退は残念ですね。
11 フィンボガソン 5.5
29歳。再びワントップといった感じのフォーメーション。今日も前線でよく頑張っていました。いい選手ですね。前半はワンツーでのシュートがわずかに右。後半は右に流れたところから逆サイドにボールを出してビッグチャンスも演出。
(→A・グズムンドソン -)
(メンバーと採点は、レーティング:アイスランド 1-2 クロアチア《ロシアW杯》【超ワールドサッカー】より)
2025年5月25日日曜日
元天才でプロゴルファー転身の礒貝洋光、体重110kgで日給6000円
■2017/06/29 史上最高の左SBマルディーニ、49歳でプロテニスデビュー
■2017/09/24 リオ・ファーディナンドは38歳でのボクシング転向を発表
■2018/10/17 陸上引退のボルト、ついにプロサッカー選手に?欧州のクラブからオファー
■2018/10/22 ボルト、マルタ王者バレッタFCからのオファーに断り
■2017/08/04 元天才でプロゴルファー転身の礒貝洋光、体重110kgで日給6000円
"年俸8000万Jリーグの「天才」元日本代表"って誰のことだ?と思ったら、ガンバ大阪にいた礒貝洋光さんでした。代表選ばれたことありましたっけ?
正直印象には残っていないものの、「天才」と呼ばれていたことは覚えています。才能を期待されて大成しなかったタイプで、名前が出てきませんが読売の菊原志郎など、Jリーグ初期にはこういう大成しなかった天才が結構いた印象です。
で、磯貝なのですが、18日放送のテレビ東京「マジか!その後の人生〜あの栄光を掴んだ21人!今を大追跡SP〜」に出演していたとのこと。
現在は独身で、体重はなんと110キログラム。友人の一軒家を間借りして生活し、高校時代の同級生が棟梁を務める現場で大工の見習いをしています。日給6000円ですが、「(人生)浮き沈みしていると思っているのは周り」とマイペースでした。
ガンバ以前のことも知りませんでしたが、名門・帝京高校で1年時からエースナンバー10を背負い「天才」と呼ばれ、東海大学を中退しての加入でした。
また、すっかり忘れていた!と思ったのが、 29歳で突然引退し、プロゴルファーに転身していたこと。マジで忘れていました。ガンバファンの友人にかなりこの話ししていたのに!
その後の話を聞かないと思っていたら、難関プロテストに一発合格したが、ゴルフのツアーでは活躍できず「(獲得賞金は)ほとんどなかった」そうな。
(年俸8000万Jリーグの「天才」元日本代表 現在は日給6000円で暮らす日々― スポニチ Sponichi Annex[ 2017年7月18日 20:17 ]より)
マジで代表だった覚えなかったものの、1995年に2試合出場。もちろん0ゴール。"インターコンチネンタル選手権で念願のAマッチデビューを果たすがこれが最後の代表出場となった"と、Wikipediaにはありました。
へんてこな選手ばかり選んでいたファルカン時代じゃないか?と思ったら彼は1994年で、加茂周さんのときでしたわ。
■2017/06/29 史上最高の左SBマルディーニ、49歳でプロテニスデビュー
おいおい、マルディーニ何やってんの!?
元ミランの伝説的選手、プロテニスデビュー戦で黒星。両セットとも1-6完敗 フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年06月29日
6月27日に元世界ランク975位のステファノ・ランドニオ氏とダブルスのコンビを組んでデビュー。ただ、結果は黒星。
トマシュ・ベドナレク氏とデイヴィッド・ペル氏のコンビに、両セットとも1-6のセットカウント合計0-2で敗れています。
この記事では、"セリエA歴代最多出場やスクデット7回、欧州制覇5回など数々の偉業を成し遂げた"などといった紹介。
でも、この紹介でも弱いと思う感じ。史上最高の左サイドバックと呼ばれたくらいの選手ですからね。海外では今でも一番好きな左サイドバックです。
"史上最高の左サイドバックと評され、ミランの象徴とまで呼ばれた選手[2] [3] [4] [5]。 そのサッカー人生の全てをACミランに捧げ、25年間という長きにもわたりミランのバンディエラ(旗手)としてチームを支え続けた。イタリア代表ではFIFAワールドカップ4大会連続出場を果たし、1998年フランス大会、2002年日韓大会では主将も務めた。マルディーニが積み立ててきたサッカー人生は、やがて『セリエA歴代最多出場試合数(647試合)、W杯史上最多出場時間(2217分)、W杯最多フル出場試合数(23試合)』という金字塔を打ち立て、幾多のタイトルと共に(後述)、今日のサッカー史にその名が刻まれている"
(パオロ・マルディーニ - Wikipediaより)
Wikipediaを見たのは、監督をやっていなかったの?という疑問でした。父のチェーザレ・マルディーニは代表監督も務めていて、親子でともに戦ったこともあります。
マルディーニも良い監督になれるのではないかと思っていました。
ただ、Wikipediaには記載なく、検索でも出てきません。やっていないみたいですね。意外でした。
■2017/09/24 リオ・ファーディナンドは38歳でのボクシング転向を発表
いろんなスポーツ選手に転向していますね。 マンUで活躍した元英代表主将が新たな挑戦。38歳でのボクシング転向を発表 フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年09月19という記事があって誰かと思ったら、リオ・ファーディナンドという名選手でした。
ファーディナンドはまだ引退から2年余り。「2015年にサッカーを引退して以来、自分に最も足りないと感じていたのは競い合うことだ」と、ボクシング転向の理由を語っています。
彼の場合はまだ転向が決まったわけではなく、転向する見込みという話。
元WBC世界スーパーミドル級王者であり、ロンドン五輪でチームGBのコーチも務めたリッチー・ウッドホール氏がトレーナーとしてファーディナンド氏を指導するとのこと。今後数週間トレーニングを積んだ上でライセンス取得を目指すという見通しが伝えられていました。
■2018/10/17 陸上引退のボルト、ついにプロサッカー選手に?欧州のクラブからオファー
以前からずっとプロサッカー選手になりたいと言っていて、有名クラブで練習に参加していた陸上世界一のウサイン・ボルトさん。
2018年8月からは、オーストラリア1部のセントラルコースト・マリナーズにトライアルとして参加しており、マッカーサー・サウスウェストとの親善試合にFWとして先発起用され2ゴールを記録していたそうです。前はマジですごいチームで練習していたんですけど、ずいぶん落ちましたね。
とはいえ、オーストラリア1部で2ゴールできるんですから大したもの。この時点で余裕でプロレベルのサッカー選手です。
(2018/10/22追記:と書いていたものの、相手チームは1部じゃないのかも。ヒュンダイ・A・リーグ加盟クラブを見たら、 マッカーサー・サウスウェストという名前がありませんでした)
そして、ついにプロデビューできるのかもしれません。 欧州のクラブから試用期間なしの2年契約オファーが届いたとのこと。
ボルト氏の代理人を務めるトニー・ラリスさんは「最近になって新しいオーナーに引き継がれた。チャンピオンズリーグ(CL)出場を夢見ているクラブだ」というヒント。
チャンピオンズリーグ出場経験がないということでやはり見劣りするものの、ヨーロッパのクラブということでなかなか良さそうです。本当なんでしょうか?
■2018/10/22 ボルト、マルタ王者バレッタFCからのオファーに断り
オーストラリアで多くの実績を残してきた横浜F・マリノスを率いるアンジェ・ポステコグルー監督はボルトについて、「サッカーは非常に難しいスポーツだと私は思う。幼い頃からスキルを磨いてこなければいけない。年齢を重ねてこのスポーツに転身してトップレベルに達するのは本当に難しいことだ」と語ったとのこと。
(ボルト氏の転身にポステコグルー監督も疑問「サッカーは難しいスポーツ」フットボールチャンネル | スポーツ | 2018年10月19日より)
https://pex.jp/point_news/9b581a3bdf9821c3414579b3b8259622
この記事で「オファーは断った」という話が出ていて、もったいないと思ったのですけど、どうも強いクラブではなかったみたいですね。
バレッタFCはイタリアに近いマルタ島にあるバレッタのクラブ。マルタは人口40万人であり、バレッタFC(バレッタはマルタの首都)は普通にこの国のクラブに参加していて、国内では優勝多数。ただ、やはり国際大会では苦戦しているようです。
マルタと聞いて観光が盛んだろうと思ったら、やはりそういう国。ボルトがプロデビューとなると経済効果も見込めますし、そういったクラブからの誘いはありそうなんですけど…。
2025年5月24日土曜日
イタリアで前代未聞の処分!25人出場停止でチームが全滅状態に…
■2018/12/25 イタリアで前代未聞の処分!25人出場停止でチームが全滅状態に…
トップリーグではなく、U-15(U-16)の話。ただ、逆に子どもたちがひどいことをした…というのも、それはそれで意外かもしれません。
問題となったユース自体は無名ではなく、超有名チーム。ユベントスのU-15チームでした。問題とされている事件が起こったのは2018年6月。ユーベのU-15チームは同年代の大会でナポリに3-0の勝利を収めて決勝へ行ったのですけど、試合後に、選手の一人がインスタグラムで投稿した動画が問題でした。動画には、選手たちがナポリを侮辱する歌詞のチャントを歌っている様子が撮影されていたのです。
なんでこんなものを公開しようと思ったのか?という話ですけど、これはむしろ子供がやりがちなことかもしれませんね。日本でもバイトテロという、お店での問題行動をSNSに投稿して炎上や逮捕される事件が相次ぎました。また、日本では、大人でもお笑い芸人が女性に対する差別を含む批判動画を投稿して、炎上しています。
日本の話はいいので、イタリアの話に戻りましょう。イタリアサッカー連盟の裁判所は、ユーベU-15チームの25人の選手たちに対して1試合の出場停止処分を科す判決を下しました。また、ユーベには6000ユーロ(約76万円)の罰金処分も科されることに。
6月の話だったということもあり、処分を受けた25人のうち23人は現在U-16チームに所属。処分が適用される1月13日のカルピ戦ではほとんどの選手が出場不可能となるため、1歳下の年代の選手たちが起用されるのではないかという見通しが伝えられているそうです。
(ユーベU-15チームに異例の処分。ナポリへの侮辱チャントで「25人出場停止」 フットボールチャンネル | スポーツ | 2018年12月21日 より)
https://pex.jp/point_news/cd3a498d62ca256fa2cbeb33bf4cd8bb
2025年5月23日金曜日
スポーツで言う「持っている」の起源はいつ?新庄剛志って本当?
■2016/1/3 スポーツで言う「持っている」の起源はいつ?新庄剛志って本当?
■2016/1/3 ワールドカップで本田圭祐が言った「持っている」が流行語大賞に
記事は2010年11月30日のスポーツ選手はよく「持ってる」って言うけど何を「持ってる」の?(日経ビジネスオンライン もり ひろし)というものです。
<自由国民社は11月12日、好例の『ユーキャン新語・流行語大賞』のノミネート語を発表しました。(中略)
スポーツ関係のノミネート語で、ひときわ異彩を放っていたのが「持ってる」という言葉。言われなければ「これがスポーツ関係の言葉だ」と気付かないような表現です。もっとも「今年のFIFAワールドカップで日本代表チームの初戦後、本田圭祐選手が語った言葉だ」と説明されれば、当時の状況を思い出せる人も居るかもしれません。
実は本田選手に限らず、最近はスポーツの現場で「彼は持ってるなぁ」、「自分は持ってると思います」などの表現をよく聞くようになりました。しかも野球、サッカー、ゴルフなどの幅広いジャンルに、この傾向が広がっています。実力とスター性を兼ね備えているスポーツ選手について、自称と他称を問わず使うことが多いようです>
作者は「持ってる」の意味として、端的に言えば「強運」や「巡り合わせ」としていました。私は「ここぞというタイミングでのツキ」という言い方をしたいですが、大体同じですので特に異論はありません。ただ、私が気になったのは、別の部分でした。
■2016/1/3 スポーツで言う「持っている」の起源はいつ?新庄剛志って本当?
問題は、「持ってる」という言葉が出現した時期について。記事で出ていた最古の例は以下でした。
<スポーツ選手が「自分自身」を指して「持ってる」と言い始めた時期は、わりと最近のことではないか。筆者はそのように考えています。個人的な観測範囲に限って言えば、そのような発言をしたキーパーソンが4人居ました。
一人目は元プロ野球選手の新庄剛志でした。彼が2006年11月に通算10度目のゴールデングラブ賞に選ばれたときのこと。球団を通じて彼が発表したコメントの中に「持ってる」という表現が登場します。ちなみに彼はこの年の4月「シーズン終了後に引退する」ことを突然宣言して大きな話題になりました。当時所属していた日本ハムは、44年ぶり2度目の優勝を果たしています。
彼が発表した文章はこんなものでした。「おれの華麗な守備を見せられなくなるのは残念だけど、引退の年にゴールデングラブに選ばれるなんて“持ってる”わ。日本ハムがこれからも最強の外野陣をつくってくれることを信じて、外から応援しとくばい」(参考:朝日深新聞2006年11月19日。括弧は削除、引用符は筆者が追加)>
記事では起源を2006年と主張しているわけではないものの、もっと古くから使われている印象があるために私は違和感がありました。
Jリーグ初期からかどうかは覚えていないものの、なぜか良いところにいてゴールを決めるストライカーのような選手に対して、「持っていますからねー」とか「持っているものがある」とかいった解説がされることはちょくちょくあったと思います。
なので、私はこの用法の「持っている」に全く違和感がなかったです。ところが、私がサッカーをよく見ていたのは、2006年より前、2004年初めまで。新庄選手の2006年の頃はむしろ観戦していない時期なのです。
なので、2003年には既に完全に定着していたのではないか?と予想しています。全然証拠がないので、壮大な思い違いの可能性はありますけど。
ちなみに作者はスポーツライターではなく、流行する言葉を探るライターの方。スポーツ解説というのは、活字媒体に残るものではないので、調査しづらいということもあるでしょう。
なので、時期に大きなズレがあっても仕方ないと言えば仕方ないのですが、引っ掛かって仕方ありませんでした。
2025年5月22日木曜日
政府批判したリネカーを公共放送が追放 シアラーら反発
■2019/11/16 イギリスのEU離脱、イングランドの英雄リネカーは反対
■2019/11/16 多様性あるリーグを持つイングランドで不寛容、リネカーにも脅迫
■2020/02/24 国内選手優遇を!EU離脱決定直後にすぐさま制限案が浮上
■2020/02/24 EU圏内から18歳未満の選手獲得が不可能になるのは確定
■2023/03/12 政府批判したリネカーを公共放送が追放 シアラーら反発
日本のJリーグでもプレーしてくれたリネカーさんで、<英『BBC』人気番組が大騒動に!リネカー電撃降板でシアラーら解説陣が軒並み出演拒否>(Ryo Mika 2023年3月11日 07:46)という記事が出ていて何事か?と思いました。
<リネカー氏が長年プレゼンターを務め、アラン・シアラー氏やイアン・ライト氏らイングランド代表のレジェンドたちも出演する人気番組であった「Match of the Day」。しかし先日、リネカー氏が自身のツイッターで、スーラ・フェルナンデス内務大臣による「小舟で海峡を渡る人々(亡命希望者)を阻止する」とのビデオメッセージに「これはひどい」と反応し、「1930年代のドイツが使っていたものと何ら変わらない」と政府の政策を批判していた。
これらのSNSでの行動を理由に、『BBC』側は「彼の最近のSNSでの活動は我々のガイドライン違反であると考える。SNSについて合意された明確な立場を取るまで、Match of the Dayのプレゼンターから離れる決断をした。彼には、政治的な問題や政治的論争に味方することは控えるべきだと伝えている」と発表。降板が決定している>
https://www.goal.com/jp/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9/bbc-lineker-20230311/blt5ab222c1832719a9
日本の右翼は、NHKが右翼の都合の悪い放送をすると、「公共放送なのに」とか「BBCを見習え」とか言います。しかし、公共放送の元祖であるBBCはNHK以上に政府を批判する放送局。今回は政治家に圧力をかけられてBBCが屈した可能性はあるものの、政府批判の内容そのものではなく、中立性ルールでの問題だったのかもしれません。
ただ、とりあえず、多くの元サッカー選手がリネカーを支持。出演拒否の連鎖が起きたようです。
<シアラー氏、ライト氏、マイカー・リチャーズ氏、アレックス・スコット氏、シャーメイン・ジェナス氏、マーク・チャップマン氏とコメンテーター陣が軒並み11日の「Match of the Day」出演を拒否すると発表する事態に。さらにリネカー氏を支持する声が続出している>
記事の時点では、未だリネカーさんの後任は決定しておらず、BBC側も強硬姿勢を崩していないないそうですが、私は後任が決まるんじゃないかと予想します。
というのも、すべてのサッカー選手がリネカーさんに同調するとは考えづらいため。今の状況では引き受けづらいでしょうが、政治的な主張より別のものを優先する人はいくらでもいます。また、むしろ右翼的な主張のサッカー選手だっていますからね。ロシアのサッカー選手なんかも、ロシアのウクライナ侵攻を悪いと感じていないようでした。
そもそもサッカー関係者はリベラルばかりとか、右翼がいないというかいう話でもなく、過去にはサッカーのサポーター組織が民族虐殺の主力となったこともあります。むしろ私は右翼思想と結びつきやすい要素があるのではないか?とすら思っています。
テレビに出る科学者やコメンテーターではよくあることなのですが、良心的な人がテレビに出ず、悪徳な人がテレビに出やすくなる…という「逆選択」が生じるかもしれません。
■2019/11/16 イギリスのEU離脱、イングランドの英雄リネカーは反対
今頃ですけど、イギリスのEU離脱はサッカーでも影響あるんじゃないかと思って検索。やはり記事がかなり出ていますね。
日本でも名古屋にいたことでおなじみ、ワールドカップ得点王でイングランドのレジェンドであるゲーリー・リネカー(ガリー・リネカー)さんは、反対だということでした。
反対の最も大きな理由は、「不確かさ自体がそもそも大きな問題だ」ということで不透明性を問題視。何も決まっていないことが問題だということ。経済的にも不透明性というのは、マイナスの影響があるもの。でも、右派の強行派は、むしろ何も決めないまま離脱したがっているという状況です。
最も懸念されることとしては、プレミアリーグに海外の質の高い選手が来づらくなるということ。プレミアリーグはビザの制約を撤廃したがっているものの、現実には難しいだろうとしていました。
(EU離脱に反対するガリー・リネカー。プレミアリーグに与える影響とは? - プレミアリーグ - Number Web - ナンバー 2019/04/14 11:00より)
■2019/11/16 多様性あるリーグを持つイングランドで不寛容、リネカーにも脅迫
リネカーさんの周りでは、この問題について真剣に考えているサッカー関係者が多いとのこと。 一方で、自分の意見を述べる人はまれだといいます。デリケートな問題であるためです。
それだけでなく、批判を浴びるおそれがあるというのもある模様。 「あなたも脅迫を受けたり、実害を被りましたか?」という質問に、「もちろんだ」と言っていました。現実世界ではほとんどないものの、SNSではひどいとのこと。「どうしてあれほどアグレッシブで暴力的になれるのか理解できない。自分とは相いれない意見を他人が持つのも認めるべきだろう」としていました。
現在のイギリスには寛容性がないという見方にリネカーさんは同意。ただ、一方で、リネカーさんが過ごしてきたサッカーの世界は多様性の象徴のような世界でした。
「私が生きてきたサッカーの世界は、国籍や人種の多様性を示すショーウィンドウだ。イングランドのどのクラブのロッカールームも、異なった顔つきの選手たちで溢れ、さまざまな言語が飛び交っている。ヨーロッパのあらゆる地域、世界のあらゆる地域から集う選手たちを見るのも、プレミアリーグ観戦の大きな喜びのひとつだ。人種や国籍、宗教に関係なくファンは選手に声援を送る」
「この国のサッカーは、異なる出自の人々が美しいハーモニーを醸し出す最高の例となっているのに、私の印象では誰もそれを気に止めてはいない。人種差別的な歌がスタンドで歌われたときに、サッカーを糾弾するだけだ。そうした愚かな差別を生み出す社会こそを、本当は糾弾すべきであるのに」
リネカーさんは、「自分を愛国者だと思うけど、私にとって国を愛するのは孤立することと同義ではない」とも言っていました。差別することが愛国というニセの愛国者で世の中はあふれているようです。
■2020/02/24 国内選手優遇を!EU離脱決定直後にすぐさま制限案が浮上
より最近の記事も…ということで検索。これからどうなるかの予想を紹介するつもりでしたが、もうEU離脱に絡んだプランが出ているようです。 2020年2月1日に英国のEU離脱、プレミアリーグに影響か FAの"性急なプラン"に反発と現地報道 | Football ZONE WEB/フットボールゾーンウェブという記事が出ていました。
これによると、FA(イングランドサッカー協会)はホームグロウン(21歳までに自国クラブで3年間を過ごしている選手)以外の選手の登録上限を25人中「17」から「13」に引き下げようとしているとのこと。
わかりづらい言い方ですが、事実上の外国籍選手枠の縮小だとされていました。 FA側の考えとしては、他国に比べて重要なポジションで英国人選手が育っていない傾向があるとして、今回のプランを立案したとされています。要するに国内選手の優遇が目的であるようです。
ただ、プレミアリーグ側は、これに反論。18歳から20歳の英国人選手の出場機会は他国とほぼ同じで、21歳の時点で大きな差が付いていることを指摘。現行のU-23リーグを廃止し、Bチームによるリーグ戦の導入を提案するなど、互いの主張は平行線を辿っているそうです。
■2020/02/24 EU圏内から18歳未満の選手獲得が不可能になるのは確定
上記は精神的なものはともかく、直接的にはEU離脱と関係なさそうなのですけど、直接的に関係ありそうな話もあります。FAのプランとは関係なく、EU離脱後のプレミアリーグクラブは、EU圏内から18歳未満の選手を獲得することができなくなる、とされていました。
16歳でアーセナルに加入し、現在は同クラブの副キャプテンを務めるスペイン代表DFエクトル・ベジェリンのような例が、今後は生まれなくなるそうです。
プレミアリーグの広報部は「FAと話し合い、ブレグジットがイングランド代表およびプレミアリーグにマイナスの影響を与えないことで同意している」としていたものの、その根拠はよくわかりませんでした。