■2022/11/22 イングランド対策で5バックで守備固め…のはずが裏目に出て守備崩壊!
■2022/11/30 イラン代表のアリ・ゴリザデ、いいドリブルの他チャンスメイク
■2023/01/21 イランの好きな選手ベスト11 マハダヴィキア、ベイランヴァンドなど
■2018/06/06 アジア人初の欧州得点王、イラン代表のジャハンバフシュ
■2018/06/06 ファン・ホーイドンクがベタ褒め、長所が多いジャハンバフシュ
■2018/06/06 いい人すぎるジャハンバフシュ、「もっと優しくなくてもいい」の声
■2018/11/14 イラン代表の好きな選手はエブラヒミ
■2018/06/18 守備的MFのイブラヒミが効きまくっていたイラン
■2018/11/14 イラン代表GKベイランヴァンドはスローインがすごい
■2022/11/22 イングランド対策で5バックで守備固め…のはずが裏目に出て守備崩壊!
イングランド 6-2 イラン
イングランドはいい選手多すぎて、誰が注目と言えそうにないなほどタレント多いチーム。その日によって活躍する選手が変わりそう。セットプレー一辺倒ではなく、前回大会より良さ感じる。前回大会もうまい選手多かったが、基本的にはセットプレーでの得点でケインに偏っていた。今回は全く違うスタートに。
イランは、イングランド相手ということもあり、守備固める。試合前のフォーメーションと違い、慣れない5-4-1を採用した模様。もともと守備的なチームであり、それ自体はプラン通りではありそう。イングランドが前回大会のイメージと違い守備的なチームではなく、守備が安定しないらしいので、簡単な相手ではないものの、やり方ははっきりわかりやすい感じに。
ただ、1トップに対して5バックで逆に他の選手があいたのではないかと解説の佐藤寿人さんが指摘。これだけ守備固めたのに、流れの中から最初に失点してしまって裏目に出た感じ。名将カルロス・ケイロス監督の采配でしたが、これは外れでしたね。
イラン 5-4-1
GK 1 A.ベイランバンド 30歳
フリーで上げられたクロスに触って角度変える良いプレー。ただ、これで味方と接触してしまう。プレー再開したが、再び倒れ込んで結局、交代に。
(24 H.ホセイニ 30歳)
LCB 19 M.ホセイニ
SW 15 R.チェシュミ
(13 H.カナーニ)
RCB 8 M.プーラリガンジ
LWG 5 M.モハマディ
(16 M.トラビ)
RWB 2 S.モハラミ
LCH1 8 A.カリミ
(6 S.エザトラヒ)
RCH 21 A.ヌーロラヒ
(FW 20 S.アズムン)
本来エースのCF。怪我あって途中から。ただ、素晴らしい動きで裏とって、後ろからのボール、難しいところコントロールしてから、好セーブにはばまれたが、良いシュート。良いところは見せています。
LSH 3 E.ハジサフィ
RSH 7 A.ジャハンバフシュ
前回大会もそうだったけど、イラン代表だとまるで良いプレーをしなくて不思議。今日も調子悪そうだなと思って見ていたら前半だけで交代に。
(17 A.ゴリザデ)
仕掛けながら股抜きのパス通してアシストという見事なプレーがありました。
FW 9 M.タレミ
本来エースのCFアズムン不在でのCFだった感じでしたが、なかなか良かったですね。股抜きのパスに反応して入っていき、難しいボールだったが、ダイレクトで豪快に叩き込んでやっと1点返す。PKもらって、時間かけて打ったけど決める。
■2022/11/30 イラン代表のアリ・ゴリザデ、いいドリブルの他チャンスメイク
イラン 0-1 アメリカ
4-4-1-1
カタールはほぼ地元ということで、イランサポーターがすごい。イランは引き分けでもいいが、守りという感じでもない。もともと守りのチームなので、悪い感じではない。今日はらしい堅守。…と書いていたが、失点してしまい苦しい形に。
アメリカ終盤は5バックになるが、下がりすぎずバックラインを少し上げてコンパクトにしているのでスペースない。コンパクトにしているため、中盤もフリーにならないため、ウラへ出すこともできずチャンスにできない。アメリカは運動量が衰えずこれが効いている。初戦物足りなさあったが、2戦目・3戦目は最後まで走るというアメリカらしさがあった。
アメリカ応援していて、応援チームは5勝6敗7引き分け。序盤格上の応援多かったのに負け越し。最近負けなくっていたが久しぶりに勝利してホッとする。
GK 1 A.ベイランバンド
初戦で頭を打って交代。ただ、いい選手なので使ってくる可能性あると思っていたらやはり使ってきた。クロスに良い対応何度もあって、やはりいいGKだと思う。
CB 8 M.プーラリガンジ
CB 19 M.ホセイニ
LSB 5 M.モハマディ
(LSH 18 A.カリミ)
RSB 23 L.レザイアン
意図したわけではないが、手が当たってしまっていい位置でFKとられる。
CH 6 S.エザトラヒ
CH 21 A.ヌーロラヒ
(RSH? 16 M.トラビ)
攻撃の選手。RSHかな。右からのドリブルを何度もやっていて、かなりチャンスになりそうな感じがあった。
LSH 3 E.ハジサフィ
粘るドリブルでチャンスにしようというところ。けが人出てそこからLSBに入った。
(25 A.ジャラリ)
RSH 17 アリ・ゴリザデ 26歳
足の裏で戻してまたぬくターン。勝利した2戦目のときすごかったらしい。後半右から入れてチャンスに。粘って右サイド縦にサイドバック使ってチャンスも。さらに、右で球際奪ってチャンスというプレーも。たぶん2戦目からはパフォーマンス落ちたんじゃないかと思うけど、良さを出せていた感じ。
(10 K.アンサリファルド)
OH 9 メフディ・タレミ 30歳
予想されていたLWGではなく、縦関係の2トップかトップ下といった位置。相手の一番下のCHにマンマークのようにしつこくつくという珍しいやり方で来た。これがめちゃくちゃ効いている。CKの守りでも変化つけてきたところ良い対応。守備で今日素晴らしかった。
これでうまく行っていたのに、前半途中でやり方変えたのか、マンマークしなくなっていたたところで途端に失点。うーん、これは裏目だった。
後半ポジションチェンジで今度はFWに。最後取られるが強さ見せてひとりでカウンターというところ。いいところ入ってくるし、この位置でも怪我明けの不調のアズムンより怖い。守備も良かったし、体がキレていたんだと思う。
FW 20 S.アズムン
本来いい選手なのだが、怪我開けの影響のせいかいいところを見せきれず、後半頭で交代。
(LSH? 14 S.ゴッドス)
LSHに入ったかな。中に入ってきてヘディングでチャンスに。こぼれてきたボール、ふかしてしまったのはもったいなかった。
■2023/01/21 イランの好きな選手ベスト11 マハダヴィキア、ベイランヴァンドなど
イランに限らず中東…というか、アジア自体が全然好きなチームがいないところ。最も好きではないブロックなのですけど、イランの好きな選手ベスト11を無理やり選んでみます。
当然、あんまり好きな選手もいません。ただ、大好きな選手が1人だけいます。大昔のマハダビキアです。このマハダビキアを筆頭に右の選手ばかりが好印象であり、チームとしてはバランス悪くなってしまいました。
タレミ アズムン
トラビ ゴリザデ マハダヴィキア
エブラヒミ
ハジサフィ レザイアン
チェシュミ プーラリガンジ
ベイランヴァンド
GK アリレザ・ベイランヴァンド 3 26歳(AFCチャンピオンズリーグ2018決勝・ペルセポリス) 1992/9/21 194cm
ペルセポリスの選手はあまり見ていなかったのですけど、GKの ベイランヴァンドだけ気になりました。カウンターのチームらしく、狙っています。特にハーフラインを大きく越すようなスローインが武器。また、手が長く、守備の方でも良さそうでした。個性ある選手ですね。
イラン代表でも2018年、2022年ともにGKとしては平均より上という印象を残した良いGKでした。
CB、SW チェシュミ(ローズベー(ルーズベ)・チェシュミー) 1 25歳(2018年ワールドカップ) 1993/7/24 195cm
CB プーラリガンジ(モルテザ(ムルタザ)・プーラリガンジ) 1 26歳(2018年ワールドカップ) 1992/4/19 187cm
LSB、LSH、LWG ハジサフィ(エフサン・ハジサフィ) 2 32歳(2022年ワールドカップ) 1990/2/25 176cm
粘るドリブルでチャンスにしようというところ。けが人出てそこからLSBに入った。2018年にはDFで出ており、もともとこちらでもできた模様。
RWB ラミン・レザイアン 1 28歳(2018年ワールドカップ) 1990/3/21 185cm
CH オミド・エブラヒミ(イブラヒミ) 4 30歳(2018年ワールドカップ) 1987/9/15 179cm
30歳。ペースを握られる展開であったものの、彼の守備が非常に効いていました。良い選手ですね。
RSH、RWG マハダビキア(メフディ・マハダヴィキア) 7 1977/7/24 172cm
RSH、RWG トラビ(メフディ・トラビ) 2 28歳(2022年ワールドカップ) 1994/9/10 182cm
攻撃の選手。RSHかな。右からのドリブルを何度もやっていて、かなりチャンスになりそうな感じがあった。
RSH アリ・ゴリザデ 26歳(2022年ワールドカップ) 3 1996/3/10 176cm
仕掛けながら股抜きのパス通してアシストという見事なプレーがあった。足の裏で戻してまたぬくターンなど。右でチャンスを何度も作っていて、パフォーマンスが良かった選手。
CF、OH メフディ・タレミ 1 30歳(2022年ワールドカップ) 1992/7/18 187cm
本来エースのCFアズムン不在でのCFで出た試合でゴールを決めるなど良かった選手。縦関係の2トップかトップ下といった位置で、相手の一番下のCHにマンマークのようにしつこくつくという試合で良い守備をしていたゲームも。
CF FW アズムン(サルダル・アズムン) 1 27歳(2022年ワールドカップ) 1995/1/1 187cm
■2018/06/06 アジア人初の欧州得点王、イラン代表のジャハンバフシュ
日本はアジアでは格上であっても、ワールドカップに出場するチームから見ると格下で全然豪華ではないという話を書いています。
ただ、アジアでワールドカップに出場する国 から見ても物足りないかも知れませんね。
例えば、メガクラブではなくチーム1とも言えないものの、韓国のエースストライカーであるソン・フンミンはトッテナムで活躍。主観的な見方を除き客観的に見た場合、日本でこのレベルの活躍ができている選手はいません。
また、 イラン代表の24歳のFWアリレザ・ジャハンバフシュなんかは、オランダ・エースディビジで21ゴールを挙げ得点王に。これは欧州主要リーグ初のアジア人得点王ということになります。
ジャハンバフシュがすごいのは、ゴールの量産以外に12アシストもしているということ。
近年、利き足でシュートを撃てるよう右利きのウィンガーは左サイドから、左利きのウィンガーは右サイドからカットインする傾向になっていますが、ジャハンバフシュは右利きの右ウインガーです。
そのトレンドに逆行したスタイルで得点王というのもすごいわけですが、アシストの多さは、右サイドからのカーブをかけたクロスや、真っ直ぐな球質の低いクロスもチームにとって大きな武器となったことがわかります。
(欧州主要リーグ初のアジア人得点王が誕生。W杯でイラン代表の歴史を変え、夢の舞台へ 3,419 YOU フットボールチャンネル |2018年06月06日より)
https://pex.jp/point_news/1206752168c3827ef5e203d13f88f2fc
■2018/06/06 ファン・ホーイドンクがベタ褒め、長所が多いジャハンバフシュ
往年の名ストライカー、ピエール・ファン・ホーイドンクがベタ褒めしていたのですけど、そこから彼の特徴がいくつかわかりました。
「彼のゴールを見ると、右足のシュートの方が多いが、左足のシュート力もあるのは確か」
「右サイドに張ってるばかりでなく、中央にもポジションを変えてくる」
「ジャハンバフシュはトリッキーなテクニックはないが、機能(ファンクショナル)テクニックのレベルが高い」
「彼は色々なキックを使い分けることが出来るが、ブレ球でミドルシュートを撃つことも出来る」
■2018/06/06 いい人すぎるジャハンバフシュ、「もっと優しくなくてもいい」の声
19歳のときからしっかりした考えを持っていたことにも驚かされました。
ジャハンバフシュには、フランスやトルコのチームも関心を抱いていたそうです。しかし、「NECのことは知らなかったけれど、オランダは若い選手が成長するのに理想的なリーグ。そしてイラン代表に選ばれて、2014年のワールドカップにも出たかった」とオランダのNECへ。
この考え方は一貫しています。2部に降格したNECを優勝(=1部昇格)に導き、オランダ2部リーグ最優秀選手に選ばれたときに、イングランドのブライトン&ホーブ・アルビオンがオファーを出し、NECとのクラブ間合意に達したが、ジャハンバフシュは地道に実力をつけることを選び、オランダの強豪中堅クラブながら若手の成長に定評のあるAZへ移籍。大活躍へと繋がりました。
ジャハンバフシュは、性格の良さでも知られるそうです。「もっとピッチの中では優しくなくてもいい」(マックス・ハウバースAZテクニカルディレクター)という声があがるほど。テレビでもコメンテーターが「ジャハンバフシュは本当にポジティブな青年だ」と人となりを伝えていたとのこと。
彼自身は 「イラン人は人をもてなすことがカルチャーなんだ。チームメートをイラン料理店に誘っているよ」と言っていました。
ジャハンバフシュがプロとして初めてハットトリックを決めた際には、試合後渡された記念の試合球に、ジャハンバフシュはチームメート全員のサインをねだったといいます。
記事ではこれを「嬉しさのあまり」としていたものの、チームメイト全員のサインというのは、みんなのおかげといったメッセージを感じます。これも彼の人柄の良さを現すエピソードのように見えました。
■2018/11/14 イラン代表の好きな選手はエブラヒミ
考えてみると、中東の選手ってあんまり好きな選手いないですね。また、イランよりもサウジアラビアの方がどちらかと言うと好きだった印象があります。
GK アリレザ・ベイランヴァンド 2
反応などが悪くないですし、攻撃につながるスローイングがクラブではできていて良かったと思った選手。
DH オミド・エブラヒミ(イブラヒミ) 4
■2018/06/18 守備的MFのイブラヒミが効きまくっていたイラン
ワールドカップ2018グループリーグ1戦目 モロッコ 0-1 イラン
イランはアジアで強かったらしいのでてっきり攻撃的なチームだと思っていて、ワールドカップではボロクソだろうと思っていました。アジアのチームは守備ができないと勝てません。
が、意外なことにイランは守備が良いチームとのこと。モロッコも守備が得意なところでしたが、テクニックで勝るモロッコペースに。これで良い時間に点入れられると不味いのですけど、耐え抜いた上でゴールという理想的な形で勝利に。セットプレーからのオウンゴールでした。公式だと後半50分。マジ終了間際という劇的な勝利です。
GK
1 アリレザ・ベイランバンド 6.5
そんなによく見ていなかったんですけど、好対応はありました。悪くなかったと思われます。
DF
23 ラミン・レザイアン 6
4 ルーズベー・チェシュミ 6
8 モルテザ・プーラリカンジ 6
3 エフサン・ハジサフィ 6
MF
9 オミド・エブラヒミ 7(80分OUT)
30歳。イブラヒミとも。ペースを握られる展開であったものの、彼の守備が非常に効いていました。良い選手ですね。良かっただけに怪我で交代してどうなるかと思いましたが、チームも無失点で試合を終えています。
18 アリレザ・ジャハンバフシュ 5.5(85分OUT)
24歳。アジア人初の欧州得点王…ですが、イラク代表ではイマイチだと聞いていました。実際、今回の試合でも目立たずに終わっています。
10 カリム・アンサリファルド 5.5
7 マスード・ショジャエイ 6(68分OUT)
11 ヴァヒド・アミリ 6
FW
20 サルダル・アズモン 6.5
23歳。アズムンとも。代表ではジャハンバフシュより彼が良いと聞いていました。実際、苦しい展開ながら1トップで頑張っていたのが印象に残っています。ただ、CFタイプの選手は好きじゃないんですよね、私。
交代選手
FW17 メフディ・タレミ 6(68分IN)
DF19 マジド・ホセイニ ―(72分IN)
FW14 サマン・ゴドス ―(85分IN)
(採点とメンバーは、【モロッコ 0-1 イラン|W杯選手採点】 MOMは激闘を制したイランのいぶし銀ボランチに! | サッカーダイジェストWebより)
■2018/11/14 イラン代表GKベイランヴァンドはスローインがすごい
2018/11/10 AFC チャンピオンズリーグ 2018 決勝
ペルセポリス(イラン) 0-0 鹿島 (2戦合計 0-2)
ビデオがうまく行かなかったのでいつもと違って生観戦。そのため、メモは少なめです。また、試合としてもちょっと退屈な感じに。初戦に鹿島が2-0で勝っているためにかなり有利。
ペルセポリスは最低でも2点必要なので攻めるかと思ったものの、失点すると終了決定のせいか慎重。また堅守のチームらしく、焦りもあるのか、攻撃は雑に感じました。ハマるとすごそうですけど、今日のようなビハインドの試合には向きません。
さらに、後半、ペルセポリスの方が先にバテるという予想外のことに。独特の深すぎる芝だと言われており、チャンピオンズリーグではホームでずっと無敗なのは、そのせいもあるのでは?と言われており、鹿島がバテると思っていました。あと、スタートからファンによるブブゼラの音がすごすぎてビビりました。
とはいえ、最後の最後はCKなどが連続して大チャンスが来ました。ここでもあと一歩が決まらずスコアレスドローで試合終了。鹿島は高さに難がある感じだったので、可能性ありそうだったんですけどね。
GK アリレザ・ベイランヴァンド 26歳
ペルセポリスの選手はあまり見ていなかったのですけど、GKの ベイランヴァンドだけ気になりました。カウンターのチームらしく、狙っています。特にハーフラインを大きく越すようなスローインが武器。また、手が長く、守備の方でも良さそうでした。個性ある選手ですね。
というか、イラン代表でワールドカップでも出ていたのか。 感想を見直してみると「悪くなかった」程度のメモ。というか、イランのメモが1試合のみ。メモを忘れたのか、1試合しか見なかったのか…。