2024年2月8日木曜日

本田圭佑や日本人「クロアチアなら勝てる!」、苦言したサッカーファンが叩かれる

■2022/12/06 本田圭佑や日本人「クロアチアなら勝てる!」、苦言したサッカーファンが叩かれる
■2019/12/24 本田圭佑退団で、ファンがかわいそうだと同情を集める
■2021/03/20 本田圭佑がネイマールを押しのけブラジルの新聞一面を独占! 
■2018/05/23 本田圭佑が物申す「日大アメフト悪質タックルを責める奴の方が罪が重い」
■2018/05/27 本田圭佑が圧勝!FIFAのW杯歴代日本人MF人気投票
■2018/05/27 退場者出したギリシャにも勝てなかったブラジルワールドカップの日本



■2022/12/06 本田圭佑や日本人「クロアチアなら勝てる!」、苦言したサッカーファンが叩かれる

 私は、結構応援していたチームってそのときによっては「そうでもない」とかむしろ全然好きじゃない…ということがあります。よく考えてみると、日本代表もそういうチームなんですよね。気持ち入りすぎて負けると抜け殻になるほど応援することがある一方、相手チームばかり応援する日本代表のときもあります。最近は続けて思い入れがない代表で、前回大会も見なけりゃ良かったかも…と思ったほど見ていて苦痛でした。

 で、今大会はやっと気づきました。無理して日本代表見なくていいじゃん!と。
 ワールドカップのときは毎度忙しく、見る試合を減らそう…と努力するのですが、なかなか実現しきれていませんでした。日本代表の試合を全部削減すれば、それだけでスケジュールが楽になります。前回も3試合目は見なかったのですが、今回は思い切って全部切り捨てました。
 なんでこんな簡単なことに気づかなかったのか?と思いますが、日本代表は見なくてはいけないという先入観がありましたし、前回大会の苦痛があってこその気づきです。私も年々成長していますわ。幸い(?)今大会は、好きな選手が一人もいなかった…というのも、大きかったですね。

 ということで、日本代表の試合は今回全く見なかったのですが、ベスト16でクロアチアに負けた試合で、<どこで誤った情報が…!?クロアチアのダリッチ監督がコメント「日本は『クロアチアは楽勝だ』と言っていたが、みくびるな!」【カタールW杯】>(22/12/6(火) 5:18配信 中日スポーツ)という記事はたまたま読みました。
 この記事は、クロアチア監督の「日本代表は『クロアチアは楽勝だ』と言っていた」という理解を間違いだとするもの。ただ、ヤフーニュースのコメント欄を見ると、実際、そういうコメントは多かったのではないかとしていたんですよ。

<どこかで情報の錯綜(さくそう)があったようだ。クロアチア紙のスロボドナ・ダルマシヤなどによれば、ダリッチ監督は「日本代表は『クロアチアは楽勝だ』と言っていたが、みくびるな! そんなことをしたヤツは、誰であろうと最後は後悔することになる」とコメント。だが、これまでのところ、日本代表からそのような言葉があったとの報道はない。
 さらに、指揮官は「われわれは小国(人口390万人)だが、勇敢でハードワークをいとわず、戦う国なのだ」と胸を張った>
https://news.yahoo.co.jp/articles/429f4c4f5f300e177c905f0c600da0c67df57465

 記事では、<日本代表からそのような言葉があったとの報道はない>としており、日本代表による発言はたしかになかった感じ。ところが、ヤフーニュースのコメント欄によると、「クロアチアなら勝てる」というムードがあり、従来のサッカーファンは違和感を覚えたり、肩身の狭いを思いをしていたようです。
 というか、本田圭佑も舐めたこと言っていたらしく、「らしい」ですね。また、政治家もはしゃいでいたようで、妙な感じでした。

<メディア発信はなかったかもしれないが、クロアチアと戦うことになってから「番狂せして、今“のっている”日本」を話題にする人も多く、どこかそういった空気に変わっていったのだろう。(中略)
 自身も、過去の対戦やFIFAランクを参考にせずとも、今大会のクロアチアの試合っぷりから「苦戦しそうだな」と思っていたが、語ったヤフコメで叩かれたw>

<クロアチアは世代交代に失敗したとか、高齢者が多いから後半バテるとか本田さんが言ってたね。
本田さんが言うという事はそういう認識が日本人のどこかにあったのだろう。
実況でもこの監督交代枠使わな過ぎ、監督のライセンスある?とか本田さんは相手監督を小ばかにしていた。
実際にはクロアチアの監督は絶妙なタイミングで交代をして日本選手の疲れをずるずる引き伸ばして敢えて泥仕合に持っていった>

<日本代表ではなく、日本マスコミから日本全体の空気が伝わったのでは?
日本のテレビでは勝てる勝てるの大合唱。
難しいけど勝って欲しいの空気にして欲しかった>

<目標であるベスト16突破の闘いの前に日韓戦の可能性についての報道があり、政府の要人からも期待するような発言があった事は前回準優勝国へのリスペクトに欠けていたと思うし、選手たちは健闘したが、結果足元を掬われ涙を呑んだ。だいたい日韓定期戦が行われなくなったのも二国間の軋轢等の要因があった訳で、今大会でも隣国からの日韓絡みに関する報道は相変わらず何言ってんの的なものが多かった中、浮かれて日韓戦に言及していた人や報道には違和感しかなかった>

<ふと記事を読んで、戦争したとき少し優勢だと華々しく日本勝利近づく!!!相手を叩きのめす事が出来る!!など、TV見てマスコミに踊らされて、大盛りあがりするんだろうな‥>



■2019/12/24 本田圭佑退団で、ファンがかわいそうだと同情を集める

 本田圭佑フィテッセ電撃退団のニュース。私は彼の存在をすっかり忘れていて、半年浪人してフィテッセに入団したというのも、このニュースで初めて知りました。なので、なぜオランダ1部に行けたのか?というところから知らず、本田圭佑を評価していたスルツキ監督がいたためということで納得。
 要するにコネ入社であり、かっこ悪いところがあるのですけど、目的のためには手段を選ばないところがありますね。ある意味良いところです。ただ、人権で問題のあるカンボジア幹部と近づいたり、人生が終わるような被害者を生み出しかねない仮想通貨を宣伝したりと、倫理的には真っ黒でやはり褒められません。

 話がそれてきました。電撃退団について。退団理由は、スルツキ監督が解任されたためということで、使ってもらえる保証がなくなったための退団だと思われます。動機としてはわかるのですけど、わずか1ヶ月半での退団、また暫定監督なども寝耳に水ということで、今回もまた倫理的には問題がありそうなもの。
 本田圭佑フィテッセ退団「決断下した」在籍1カ月半(日刊スポーツ)のコメント一覧 - Yahoo!ニュースの共感順上位はすべてネガティブなものでした。内容としては、フィテッセがかわいそうだというものが複数あり、それはわかりますね。

率直に言って、フィテッセサポーターがかわいそう>
 <有言実行をしてきた選手ではあるけれど、今回はちょっとなぁと感じるし、契約条項で監督と紐付きでなければちょっとクラブに失礼すぎる>
これって信者は普通にスルーしてるけど、スポーツ選手にとってありえなすぎる話って事を理解してますか?契約上とかそんな話どうでもよくて1社会人としてサッカーを愛する選手として絶対やっては駄目なことです>
 
 私が フィテッセをないがしろにしたわけではないのですけど、なんか同じ日本人による行為ということで、申し訳なく思ってしまいました。


■2021/03/20 本田圭佑がネイマールを押しのけブラジルの新聞一面を独占!

 本田圭佑は、サポーターに嫌われる行動をすることが多いですね。ブラジルのボタフォゴ退団についてはやむを得ない…といった擁護の声があるものの、地元ブラジルではそうではないらしく、無責任な退団に批判だらけ。他にニュースバリューのある話題がある中でブラジルの新聞一面を独占するといったことが起きていたとのこと。日本の話題がブラジルの新聞一面に載りまくるといったことはほとんどあり得ないでしょうから、ある意味すごいです。

<本田圭佑が12月30日、ボタフォゴ退団を自身のSNSで正式に伝えた。数日前から噂されていたことを彼自身が正式に認めた形だ。
 その日からブラジルの新聞全紙の一面は本田一色だ。もしかしたらこの時点ではコロナウィルスのニュースよりも騒がれているかもしれない。ネイマールがクリスマスから元日までぶっとおしのパーティーを企画して手ひどく叩かれたが、そのスキャンダルもふっ飛ばす勢いだ。
 記事の見出しは、言葉こそ多少違うがみな同じだ。 「本田は困難に陥ったチームを見捨てて、逃げていく」>
(本田圭佑、ボタフォゴ退団で全紙の一面に。クラブ幹部から手厳しい声|海外サッカー|集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva 2020.12.31より)
https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/football/wfootball/2020/12/31/post_279/

 本田はこれまでなかなか力を出せずにいたが、それでもボタフォゴのエドゥアルド・バロッカ監督は本田をいまだに頼みにしていたとのこと。A残留のためには彼の経験がチームに必要なのだ」と監督は力説しており、メディカルスタッフも「できるだけ早く本田を取り戻してほしい。そのために最大の努力を払ってくれ」と再三急かされていたといいます。本田自身、約1カ月前には、バロッカ監督「ボタフォゴと残留の戦いをするために、できるだけのことをします。自分のすべてを出し尽くします」と約束していたただけに、失望は大きかったのではないかとされていました。
 また、本田は「オリンピック代表チームに招集された場合、そちらを優先させてほしい」という本田圭佑のわがままを受け入れて、ヒーローとして扱い、キャプテンに指名したのに…といった話も書かれていました。



■2018/05/23 本田圭佑が物申す「日大アメフト悪質タックルを責める奴の方が罪が重い」

 本田圭佑さんが痛いことを言うのは別に良いんですけど、社会問題みたいなのに手を出されると、サッカー選手がバカだと思われてしまい、風評被害があるのでやめてほしいです。以下のようなツイートをしていたそうな。

「監督も悪いし、選手も悪い。傷つけられた選手は生死に繋がるような怪我でなくて何より。
ただ毎日寄ってたかって責め続けるようなことでもないでしょう?
あのタックルは罪だし究明もすればいい。ただこのニュースにいつまでも過剰に責め続ける人の神経が理解できないし、その人の方が罪は重い」
(日大アメフト『悪質タックル問題』に本田圭佑が苦言「寄ってたかって責め続けるようなことでもないでしょう?」→ 物議「それは違うと思う」「まじそれ」 | ロケットニュース24より)

 実際には賛否両論で 「まじそれです!」などの賛同が出ているので頭が痛いんですけど、反論もたくさん出てはいました。

「本田さんが被害者選手の身内でも同じ事言えます? もう少し考えて発言した方が良いですよ」
「それは違うと思う、ここまでの騒動にしたのは日大の不誠実すぎる対応から」
「選手は罪を認めている。でも、大学側は言い訳をして認めていない。そこに差異があるから報道は続くんだと思います」
「日大側がきちんと記者会見をすればここまでの事にならなかったと思います」
「過剰に責め続けている訳ではないと思います」
「20歳の学生が全国に実名と顔を晒して記者会見して反省を示しているのに、反則を指示したと思われる指導者や大学側の対応が卑劣極まりないから、これだけ大ごとになってるんですよ」

 たぶん本田さんは、問題の重大性を理解できていないか、問題がどこにあるかを理解できていないかのどちらか(あるいはその両方)ではないかと。
 本田さんは「あのタックルは罪だ」と書いていたのですけど、上記でもすでに指摘があった他、以下のツイートが指摘しているように、現在大きく問題視されているのは、選手や選手のタックルではありません。
 橋下徹・元大阪市長は、初期対応のまずさ を指摘していました。

"当事者である内田前監督はいったん雲隠れして説明から逃げ回り、日本大学も明確な説明を行わなかった。そして最初に公に出した声明は、「ラフ・プレーを監督が指示したことはない」との全否定。
 説明不足、謝罪不足、調査不十分のままでの疑惑全否定という、もう最悪の初動危機管理対応の典型例だよね。森友・加計学園問題での安倍政権の対応や、福田淳一元財務事務次官のセクハラ問題での財務省の初動対応とそっくり"
(橋下徹「日大アメフト対応はなぜ最悪か」 | プレジデントオンライン 2018.5.23より)

 政治の話は感情的になる人がいるのであまりしたくないんですけど、ちょうど橋下徹さんが挙げていた森友・加計学園問題について「しつこい」と反発している人がいるのも、問題の重大性を理解できていないか、問題がどこにあるかを理解できていないパターンだと思われます。
  興味を持てないとか、理解ができないとかでしたら、それはそれで仕方がないことです。でも、だからといって感情論で否定して、足を引っ張るようなことを言っちゃうのはよくありませんよ。



■2018/05/27 本田圭佑が圧勝!FIFAのW杯歴代日本人MF人気投票

 国際サッカー連盟(FIFA)がロシアW杯の公式ツイッター(@FIFAWorldCup)で、「誰があなたのお気に入りですか?」と、W杯出場経験がある日本人MFの人気投票を行ったところ、MF本田圭佑(パチューカ)が得票率50%で1位に。
 選択肢は他に3人で、FIFAはこれまでW杯に出場したMF小野伸二(札幌)、中田英寿、MF遠藤保仁(G大阪)。
 本田は23614票で得票率50%。2位は得票率30%で中田。3位に入ったのは得票率13%で遠藤。4位は得票率7%で小野でした。 
(得票率50%で圧勝…FIFAがW杯歴代日本人MFの“人気No.1”を調査 | ゲキサカ 18/5/26 07:45より)


■2018/05/27 退場者出したギリシャにも勝てなかったブラジルワールドカップの日本

2014/6/20 ブラジルワールドカップ2014 グループリーグ 日本0-0ギリシャ
(メンバーと採点は、【W杯・試合採点】日本対ギリシャ(グループC) | フットボールチャンネルより)

 あれ、引き分けだったっけ?と思ったけど、相手退場者出していたみたい。それでメモは、「負けに等しい引き分け。試合終了後にはちょっとブーイング」とあったのか。
 日本代表の試合はついつい日本にばかり目が行くのだけど、この試合はギリシャの方ばかりメモで日本は短かった。それだけ見どころがなかったのかも。あまり中身が無いので大部分省略。

GK 1 川島永嗣 6.5点
DF 2 内田篤人 7点
 単純なボールだとギリシャに勝てない。なので、低い良いボール入れて、おっ!と思ったが、中が感じていない。
DF 5 長友佑都 5点
 長友は波がないタイプだと思っていたので、初戦がボロボロで驚いた。今日はそれより良く、攻め上がっていた。
 ただ、フットボールチャンネルは「よりにもよって、なぜ空中戦を得意とするギリシャを相手に、滞空時間が長く、処理しやすいクロスばかり送ったのだろうか」と辛い評価でチーム最低点。このボールの高さ問題は、内田ではメモっていたものの、長友についてはメモしていなかった。
DF 15 今野泰幸 5.5点
DF 22 吉田麻也 6点
 終盤上げてパワープレイ。フットボールチャンネルはこのパワープレイがアクセントになったとまずまずの評価。
 ただ、単純なボールでは吉田は勝てておらず、悪い選択だったと思う。
MF 16 山口蛍 6点
MF 17 長谷部誠 6点
FW 4 本田圭佑 6点
FW 9 岡崎慎司 5.5点
FW 13 大久保嘉人 6点
FW 18 大迫勇也 6点
交代選手
MF 7 遠藤保仁 6点
FW 10 香川真司 6点