■2022/12/07 スペイン注目はガビやアンス・ファティよりニコ・ウィリアムズか
■2022/10/18 スペイン代表若手の注目選手 ペドリ、ガビ、フェラン・トーレス
■2021/08/12 バルセロナ会長逮捕は3人目!のび太ことバルトメウは不正会計で
■2015/12/6 ジェラール・ピケ、宿敵レアル・マドリーのスタジアムと同じ名前だった
■2021/06/28 結局マドリーとバルサだらけなスペイン好きな選手ベスト11
■2018/05/24 豪華なスペイン代表、モラタなど落選組でもう1チームできる?
■2018/06/16 スペイン代表は世代交代に失敗で強くない?イニエスタの後継者がいない
■2018/06/16 イスコやチアゴは確かにうまいがイニエスタには見劣り
■2018/06/26 W杯前日のロペテギ監督解任が響く?気持ちが入らないスペイン代表
■2018/06/26 今度はピケ以上にセルヒオ・ラモスがミスを連発
■2018/07/02 おかしな監督交代の影響を感じたスペイン代表の集中力のなさ
■2022/12/07 スペイン注目はガビやアンス・ファティよりニコ・ウィリアムズか
モロッコ 0-0(PK3-0) スペイン
モロッコは全員引いてコンパクト。攻めどころない。一方でカウンターで一気に行ってチャンス。スペイン持たされているだけで、むしろ完全にモロッコペース。モロッコは集中していて、基本的にほとんどの選手が守備で素晴らしい。
後半も同じ流れ。スペインは動き出し少なく止まっていてパス出せない。低い早いサイドからのボール、裏へのボール少なく足元、足元。足元のパスばかり。加えて一番近いところへのパスが多く、人を飛ばすパスも少なくこれでは対応される。全く優勝できそうにないプレー。
選手交代と疲れでスペイン少しずつは良くなるが、延長まで基本ずっと同じような感じで、モロッコの方がチャンスがあるというほぼ同じ流れ。最後までモロッコはすごかった。
前回大会で守られて負けたロシア戦に近い試合展開だと思って見ていた。ロシアはモロッコよりチャンスなく守備偏重で、スペインも前回の方がさらに攻め手なかった記憶だけど、雰囲気は似ている。
結局、前回のロシアと同じでPK戦。PK戦は流れで決まることが多く、前回は守りきったロシアの方が精神的に優位。120分間で決めるチャンス多数あったとはいえ、今回も守って持ち込んだモロッコという流れ。モロッコの選手は全力でやり切っており、ポジティブに120分間を終了。スペインは消化不良でネガティブだった。
その流れの通り、スペインのPKがボロクソ。相手GKも良かったが、それ以上にキックがひどかったし、スペインのGKも焦りすぎてえらく早く飛んでいた。PK戦は偶然性も大きいとは言え、アホくさいほど悪くてちょっと見ないひどさで腹立つ。前回大会でもPK負けているという思いがある他、120分間の悪い流れもあり、精神的にナーバスになっていた感じある。助走が短かったりゆっくりなのはPK外す定番なのに、こわごわ蹴ってその典型的な形に。
ルイス・エンリケ監督のスタメンや交代もいまいちだった。一番良いプレーをしていたニコ・ウィリアムズの冷遇を見て思ったのが、スペインはドリブルやサイドからのボールよりパスして崩し切る…という思想なのかもということ。このサッカースタイルのせいで、最近ずっとワールドカップ負けているんだけど…。あと、このやり方は動きがもっとあるか、ダイレクトプレーを連発しないとうまくいかない。今回も前回も止まっている選手の足元というパスばかり。優勝したときはもっと動きがあったと思う。ドリブルする選手・動く選手が冷遇されて敗退というのは、今大会ベルギーの最後とも似た印象を受ける。
近年好きではないが、以前好きだったのでスペインを応援。これで応援チームは6勝10敗8引き分け。格上で勝てないパターン多くてボロクソの大会。
4-3-3
GK 23 U.シモン
後半最初パスミスあったが、もらった状況悪すぎて彼のせいとは言えない感じ。しかし、後から次々と本当に悪いプレー。まず終盤、ハイボールエリアの外に来てクリアするがこれは曖昧なボールで拾われる。さらにアディショナルタイムにトラップしたところ狙われて危ないプレー。
一方、延長では、決定的なところ足に当てるプレーはあった。しかし、良いのはここまで。PK戦、最初のキッカーかなり先に飛んでいまい、全然タイミング合っていない。3人目はピタリで止めたが、4人目がまた早く動きすぎてボロクソ。焦っていた感じあり、精神的に負けた。
CB 24 A.ラポルト
延長、オフサイドだったが全力で戻ってシュート打たせずに触るプレー。
CB 16 ロドリ
FKの守備でせっかくクリアできるところ、相手にまっすぐパスしてしまい、その流れから大ピンチになる。
LSB 18 J.アルバ
たぶん裏にいいボール出したのは彼じゃないか…というプレーはあった。
(14 A.バルデ)
RSB 6 M.ジョレンテ
相手のステップに粘れずにタイミングずれてとりに行って、抜かれしまうところ。延長でもちょっと危ないパス。選手入れ替えてきたポジションだったが、起用が当たったとは言えない感じ。
CH 5 S.ブスケツ
PK戦、その前でもあったまたしても歩いて外すパターンだと思ったらその通り、GKに止められる。
インサイドハーフ 9 ガビ
楽しみにしていた若い選手で時折良さそうなところは見られたが、相手の守備良すぎて封じ込められた。
(19 C.ソレル)
後半アディショナルタイム、FKで大外フリーの選手に良いボール。PK戦は2人目で、歩いており、外すパターンだと思ったらその通り、GKに止められる。
インサイドハーフ 26 ペドリ
LWG 21 D.オルモ
終盤アディショナルタイム、良い仕掛けからファールもらいやっと良いプレー。あまり良いプレーなかった。
(25 アンス・ファティ 20歳)
代表入っていたんだ!と知る。ただ、いまいちゲームにフィットしておらず、良いところなしだった。
RWG 11 フェラン・トーレス 22歳
スペインのFWでF・トーレスと見ると、フェルナンド・トーレスだと思っちゃうが違う選手。名前までちょっと似ていてややこしい。
下がっていて不用意に抜こうとしてとられて、シュートまで行かれるプレー。危なかった。サイドでボールもらうが、抜ききれないし、タイミングあっても中に入れないし、持ちすぎな感じも。もう少し中に入れるプレーと織り交ぜるべきだと思う。
深いところまで行かないところでは相手人数少ないこともあって抜いてそこからチャンスに。後半早々に相手のまた抜いてから走り出そうとしてファールもらうプレー。悪くないもあったが、彼のところに来るボール多かった割に良いプレー少なかった。
(RWG 12 ニコ・ウィリアムズ 20歳)
右サイド、2人相手にキレのある切り返しからニアに低い速いボール。こういう動きとボールがスタメン選手になかった。その次は中にスライドするドリブルで、ここからまたチャンスに。最後は相手のカバー来たが、自分でスペースに出す動き、あっという間に相手を置いていくすごい初速の速さ。
延長でも抜いてきてクロス。彼対策な感じでこのサイド2人入れ替えてきて、ある程度対応される場面もあったとはいえ、チャンスなりそうだったのにまさかの交代。スタメンでも…という動きだったが、スペインはドリブルよりパス…という思想なのかも。このサッカースタイルのせいで、最近ずっとワールドカップ負けているんだけど…。
(22 P.サラビア)
延長後半アディショナルタイム、外でフリーになるがポスト。決めきれず。良かったニコ・ウィリアムズ外してなぜ交代?と思ったが、PK戦最初のキッカーなのでそのつもりだったのかも。ただ、延長線でシュート外した流れだったので外しそう…と思った通り、GKに方向合わせられた上にまたポストに当ててしまう。
FW 10 M.アセンシオ
裏を狙う良い動き何度かはあった。数は少ないが、スペインでは可能性を感じる貴重なプレーだったが交代に。
(FW 7 A.モラタ)
アセンシオと違ってターゲットになるとの説明。後から調べてみると、身長188cm。実際、クロスも出るようにはなったが、大当たりという采配にもならず。
後半アディショナルタイム、FKで大外フリーの選手に良いボール来たが、外す。ボールがやや高かったかな?と思ったが、スロウで見るとヘディングの首振るタイミングがズレてミートしなかった感じ。焦ったか。決めたかったところ。
延長右エリア縦に動いてもらって良いクロス…といういいプレーもあるにはあった。
■2022/10/18 スペイン代表若手の注目選手 ペドリ、ガビ、フェラン・トーレス
以前は一番好き!というくらい好きだったスペイン代表。ただ、2018年大会はイマイチで2022年は見ないで良いかな?くらいの勢い。前回大会は直前で監督解任のゴタゴタがあったせいというのはありますが、個々の選手でも新たに好きなるような選手は出てこなかったんですよね。
ただ、一応好きな国だしチェックしておくことに。FIFAによると、<現チームには若手が多いが、経験豊富な選手も含まれており、昨年のUEFAネーションズリーグでは決勝、欧州選手権でも準決勝に進出するなど、すでに実力を証明している>ということで、世代交代に成功した模様。こういうチームの方が好きですね。
このFIFAの記事は、<2022 W杯で注目すべきスペイン人選手5選>というものでした。選ばれていたのは、以下の5人です。
https://www.fifa.com/fifaplus/ja/articles/spain-five-players-to-watch-world-cup-qatar-2022-simon-laporte-pedri-busquets-torres-ja
GK ウナイ・シモン(25歳)
<ダビド・デヘアの代わりにアスレティック・ビルバオのゴールキーパー、ウナイ・シモンを代表の正GKに据えることに、なんら躊躇はなかった。この判断は見事に奏功し、シモンは新生スペイン代表の守護神に成長していく。ユーロ2020では、ベスト16のクロアチア戦で痛恨のミスを犯したが、その後も積極的なプレースタイルを貫き、大舞台でも負けないメンタルタフネスを証明。最後尾からのパスサッカーにも臆することなく、同大会の準々決勝のスイス戦ではビッグセーブを出してイタリアとの準決勝進出に大きく貢献した>
<足もとの技術の高さと抜群のパスセンスは、クリエイティブなスペインサッカーのビルドアップで重要な役割を担っている>
CB アイメリク・ラポルテ(センターバック、28歳)
<フランス生まれながら2021年5月にスペイン国籍を取得し、直後にルイス・エンリケ監督が招集。ラ・ロハのアキレス腱とも言えたバックラインの問題を解決させた。(中略)16歳の時にスペインへと渡り、アスレティック・ビルバオで研鑽を積んだ。2018年1月にはマンチェスター・シティーへのビッグムーブをして、名将ペップ・グアルディオラ監督のもと、瞬く間にシチズンズ(マンCの愛称)の守備でも重要な役割を担うようになった>
<エンリケ監督の信頼は厚く、ディフェンスラインからドリブルでボールを持って駆け上がり、GKのシモン同様に攻撃の起点になれる唯一無二の存在だからだ。本人が「ボールを持ってプレーするのが大好きなんだ」と話すとおり、積極果敢な攻撃には定評がある>
このスペイン国籍を取得したラポルテは珍しいパターンですね。国籍変更する選手は若い選手が多いのですが、ラポルテは現在28歳なので、たぶん27歳くらいのときの変更でしょう。ベテランとも言いづらい年ですが、少なくとも全然若くありません。
これが日本など、世界の一流国でないならわかるものの、スペインのケースだというのがなお驚き。というのも、一流国に国籍変更した代表に選ばれる選手はすでに元の国で代表に選ばれていて、国籍変更しても代表入りできない可能性が極めて高いためです。若手でないのであれば、特にそうなります。
このような珍しい事態が起こったのは、いくつかの偶然が奇跡的に重なったため。ひとつは、フランス代表のCBが驚くほどハイレベルであるためでしょう。同時にスペイン代表のCBが低レベルであったためと言わざるを得ません。スペイン代表のCBが低レベルというのはにわかには信じられない話ですが、スペイン代表の場合、下手にベテランのハイレベルなCBがいたために世代交代が進まなすぎて特殊な状態を引き起こした…という事情があるかもしれません。
SH、OH、WG ペドリ(ミッドフィールダー、19歳)
<代表では10番、所属クラブのバルセロナでは8番を着ける気鋭(中略)。美しいテクニックと、小さいスペースを見つけ出して有効に使うことのできる、世界的に見ても稀有な才能を持つ、スーパースターの有力候補と言っても決して過言ではない。サッカー選手としての態度、図太さ、そして自信。(中略)サッカー頭脳が非常に高く、ポリバレントな面もペドリの魅力。サイドハーフ、トップ下、ウィング。どこでも簡単にプレーしてしまうのだ>
スペイン見なくて良いと言っていましたが、彼は好きそうなタイプ。<注目すべきスペイン人選手5選>には入っていませんでしたが、「同じくバルセロナからは18歳のガビにも注目が集まる」というガビも好きそうです。「能力の高さはピカイチだが、ガビはハードワークを厭わず懸命にボールを追いかけ回るタイプ」だといいます。
久保建英のレアル・マドリーの移籍のときに書いたように、近年はバルセロナの方が若手選手をうまく育てている印象。この2人はその証拠になりそうです。逆に言うと、久保建英には強力すぎるライバルが多かったため、バルセロナでも無理だった気はしますけどね。
CH セルヒオ・ブスケッツ(ミッドフィールダー、34歳)
<一時の不振から完全に復活しており、ブスケッツの経験値は現新生スペイン代表において計り知れない意味を持つ。(中略)一般的には身体能力の高い選手と思われているが、実際にはそれほどではない。しかしその事実をカバーしてあまりあるほどのサッカー頭脳を兼ね備えており、ブスケッツは中盤のマエストロとして、自身の役割をとてもシンプルに、同時に完璧にこなしている>
FW フェラン・トーレス(フォワード、22歳)
<フレキシブルなストライカーは、様々なポジションでプレーすることが可能。試合中、状況によっては異なった役割を担うこともできるのは大きな強みである。(中略)スペースを作ることに長けており、何より抜群の決定力を誇るのが魅力だ。現時点でスペイン代表の9番は決定していない。トーレスは、ワイドエリアに張りつつディフェンダーの背後にスペースを見つけ、そこからボールを受けてカットインしてフィニッシュするなど、右サイドにおいて最も危険な存在になるからだ>
■2021/08/12 バルセロナ会長逮捕は3人目!のび太ことバルトメウは不正会計で
2021年3月にバルセロナの前会長ジョゼップ・マリア・バルトメウさんが逮捕されていたのですが、前代未聞…なんてことはありません。なんとこれがバルセロナ会長としては3人目の逮捕。ヌニェス会長が税務署調査官への贈賄、サンドロ・ロセイ会長がマネーロンダリング(資金洗浄)の罪で過去に逮捕されているとのこと。もはやちょっとした伝統で、慣れたものでしょうか。
バルサゲート事件とも言われていますが、バルトメウ前会長の場合は不正会計疑惑。不正会計と言うと、日本では東芝が有名ですが、それほどのスケールはありません。とはいえ、この不正会計で行われたとされる行為が特徴的です。どうもネットで捏造工作していたらしいのです。
<今回の逮捕は、バルトメウ容疑者らのプロモーション企業に対する不正な支払いに関するもので、容疑者はこの会社を使い、クラブの選手や元選手に対するネガティブキャンペーンを展開していたとされる>
<事件の発端は2020年2月、クラブの粉飾決算を地元ラジオ局が暴露したことで、バルトメウ容疑者はプロモーション企業I3ベンチャーズ(I3 Ventures)に対する支払いを実際よりも少なく、分割して報告することで、クラブ内部の財務管理の目をごまかしたとされている。
またこのI3ベンチャーズは、SNSを使ってリオネル・メッシ(Lionel Messi)やジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)氏、シャビ・エルナンデス(Xavi Hernandez)氏といった現所属選手やOBを批判し、クラブの印象を操作していたといわれている>
(バルサ前会長バルトメウ容疑者ら釈放、逮捕から一夜 2021年3月3日 10:32 AFPより)
https://www.afpbb.com/articles/-/3334551
バルトメウってなんかかっこいい名前だと思うのですが、愛称は日本アニメ「ドラえもん」に出てくる「のび太」。単に顔が似ているかららしいですね。それゆえに親しまれていた時期もあったらしいのですが、実際の性格は最悪だった模様。のび太くんも原作だと、結構ひどいこと言っていますけどね。
「のび太」の話があった<バルサ低迷の元凶、史上最低な「のび太」前会長逮捕… メッシも呆れた“その場しのぎの対応”と世論操作とは - リーガ・エスパニョーラ - Number Web - ナンバー>では、捏造工作について、以下のように説明していました。
<SNS上で複数の架空アカウントを用い、バルトメウと利害関係のある人物を中傷する。昨年2月にラジオ「カデナ・セール」がスクープした疑惑の被害者には、ジョアン・ラポルタら対抗勢力や大手メディアの会長、複数のジャーナリストに加え、グアルディオラやメッシ、ピケまで含まれていた。
呆れたことに、そのような姑息な世論操作が2017年から行われ、そのために100万ユーロ近いクラブ予算(引用者注:日本円では1.3億円ほど。ちなみに東芝は2200億円)が費やされていたという>
https://number.bunshun.jp/articles/-/847345
以前逮捕された会長も史上最悪のバルセロナ会長と言われており、史上最悪だらけなのですが、2015年にトップチームが史上2度目の三冠を獲得した後はボロクソだったそうです。
・契約料の値上げを図ってカタール航空の怒りを買い、年間6000万ユーロのスポンサー収入を失う。
・副会長が「200%残る」と公言した直後にネイマールがPSG移籍。
・選手補強はことごとく外れ、アダマ・トラオレ、エリック・ガルシアなどラ・マシアの人材流出も止まらなかった。
・言われるままに主力選手の給料を上げ続けた結果、負債の山は10億ユーロまで膨らんだ。
・トリノの0-3、ローマの0-3、リバプールの0-4、そしてリスボンの2-8。高齢化が進むトップチームはヨーロッパの舞台で信じられない失態を繰り返し、同時期にCL3連覇を成し遂げたレアル・マドリーとの対比に苦しんできた。
■2015/12/6 ジェラール・ピケ、宿敵レアル・マドリーのスタジアムと同じ名前だった
スペイン代表繋がりで古い話をここに追加。 すごく好きな選手のピケ。何か名前もかわいくないです?
このピケの名前「ジェラール・ピケ・ベルナベウ」の「ベルナベウ」見て、レアル・マドリードのホームスタジアムと同じなんだと初めて知ってびっくり。スタジアムは「サンティアゴ・ベルナベウ」。ピケはマドリーをけちょんけちょんに言うことが多いんですけどね。
レアル・マドリーのスタジアム「サンティアゴ・ベルナベウ」はレアル・マドリード元会長の名前由来。で、ピケのおじいちゃんも、バルサで副会長やっていたんだそうな。
-----引用 ここから-----
ジェラール・ピケ・ベルナベウ(Gerard Piqué Bernabéu, 1987年2月2日 - )は、スペイン・バルセロナ県バルセロナ出身のサッカー選手。リーガ・エスパニョーラ・FCバルセロナ所属。スペイン代表。ポジションはディフェンダー。祖父はかつてFCバルセロナの副会長を務めたアマドール・ベルナベウで、妻はコロンビア人歌手のシャキーラ[1]。
-----引用 ここまで-----
<2010年4月28日 2009-10チャンピオンズリーグ準決勝第二戦 バルセロナ 1-0 インテル>
さて、書きたいのは過去の感想メモの整理。日付不明で参りましたが、たぶん2009-10のチャンピオンズリーグ準決勝第二戦。動画も発見しました。
<script type="text/javascript" src="http://ext.nicovideo.jp/thumb_watch/sm26361212?w=490&h=307"></script><noscript><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm26361212">【ニコニコ動画】09-10 CL 準決勝 第2戦 バルセロナ vsインテル</a></noscript>
バルサは勝ったんですが、2点取る必要があったのでトータルでは負けでした。その唯一の得点を取ったのがピケ。以前から攻撃も結構好きだし、足元も結構うまいと思っていましたが、絶対点が必要ということもあり、ときどき攻め上がっていました。
後半40分近くかな、オフサイドかなというところを裏に抜けて、切り返してくるっと回ってDFを外してシュート。やっと1点。ただ、ゲームの勝ち負けを抜きにすると、攻撃の選手顔負けの見事なプレー。今見なおしてもオフサイドくさいですね。そして、やっぱりうまい。ニコニコ動画のコメントでも好評で、ピケ好きの私はにんまり。
時間帯メモしていないものの、前半か後半のこれより早い時間帯にもメモ。スナイデルが裏を狙う危ないところ、ピケもスピードを見せてきっちりと対応。良いプレーでした。ブラジルワールドカップではスペインの守備陣が崩壊し、特にスピードに苦労したと言われたんですが、この当時は特にスピード不足という印象はありませんでした。
■2021/06/28 結局マドリーとバルサだらけなスペイン好きな選手ベスト11
1999-2000シーズンのデポルティーボ・ラ・コルーニャのスタメンメモ見ていて、確かCBのドナトって好きだったよなと思ってうろ覚えでスペインの好きな選手ベスト11を作ってみました。でも、結局、プジョルとイエロとピケの方が好きなんで、ベスト11に入りませんでしたわ。スペインは海外だと一番では?ってくらいに好きな選手多いですね。DFに好きな選手が大すぎたのでイエロをDHにしています。
あと、選んでみると、レアル・マドリーとバルセロナだらけに。やっぱりこの2チームが多いですね。レアル・マドリーが5人でバルセロナが4人。他は2人しかいません。レアル・マドリーは一時期最も好きだったので当然なのですが、バルセロナはクラブは好きじゃないのに好きな選手は多いというチームです。
GK カシージャス 9 レアル・マドリー
(GK カニサレス 5)
CB ピケ 9 バルセロナ
CB、RSB プジョル 10 バルセロナ
(CB ドナト 5)
LSB ラウル・ブラボ 5 レアル・マドリー
RSB、RSH フェルナンド・バレラ? 7 名前忘れた。ユース代表で世界一になったときの選手だったような?検索してみると、ベティスのフェルナンド・バレラだったような気がします。検索ではMFとしているところとDFとしているところがあり、これも記憶と合致。MFからRSBに下がった選手だったはずです。そのせいかサイドの守備は相手選手との距離のとり方が下手で結構簡単に中にボールを入れられていた記憶ですが、サイド攻撃は魅力でした。
CB、DH イエロ 8 レアル・マドリー
DH グアルディオラ 8 バルセロナ
(DH シャビ 5 バルセロナ)
RSH メンディエタ 6 バレンシア
MF イニエスタ 5 バルセロナ
FW ラウル 7 レアル・マドリー
FW モリエンテス 6 レアル・マドリー
■2018/05/24 豪華なスペイン代表、モラタなど落選組でもう1チームできる?
神戸に来ることで話題のイニエスタは、34歳と結構な年ですけど、まだ代表なんですね。
一方で、元レアル・マドリーのアルバロ・モラタ(チェルシー)、セルジ・ロベルト(バルセロナ)、マルコス・アロンソ(チェルシー)、アンデル・エレーラ(マンチェスター・U)など、日本人代表が所属できないようなビッグクラブの選手らが落選。
スペイン『マルカ』がW杯メンバーから外れたスペイン人選手のベストイレブンを選出していました。
▽GK
セルヒオ・アセンホ(ビジャレアル)
▽DF
セルジ・ロベルト(バルセロナ)
マルク・バルトラ(ベティス)
ハビ・マルティネス(バイエルン)
マルコス・アロンソ(チェルシー)
▽MF
アンデル・エレーラ(マンチェスター・U)
アシエル・イジャラメンディ(ソシエダ)
ダニエル・パレホ(バレンシア)
▽FW
ホセ・カジェホン(ナポリ)
ビトーロ(A・マドリー)
アルバロ・モラタ(チェルシー)
(スペイン代表、ロシア行きを逃した“W杯落選組ベストイレブン”も豪華だった… | ゲキサカ 18/5/23 17:19より)
記事では他にも、MFセスク・ファブレガスやFWペドロ・ロドリゲス(ともにチェルシー)、MFフアン・マタ(マンチェスター・U)、DFエクトル・ベジェリン(アーセナル)、DFフアンフラン(A・マドリー)、GKセルヒオ・リコ(セビージャ)といった名前を挙げていました。こちらにもメガクラブの所属選手がおり、本当豪華です。
■2018/06/16 スペイン代表は世代交代に失敗で強くない?イニエスタの後継者がいない
2018W杯予選1試合目 ポルトガル3‐3スペイン
ワールドカップ直前の監督交代は、アジア・アフリカのサッカー後進国だけ、だから日本は弱いんだ…と書いていたら、スペインがやってくれました!
スペインの場合、特殊事情ではあります。5月にスペイン代表との契約を2020年
まで延長したばかりだったのに、ジュレン・ロペテギ監督はなぜか秘密裏に交渉してレアル・マドリーの監督になることに。レアル・マドリーもそれをワールドカップ前に発表しちゃいます。両方とも馬鹿すぎです。
じゃあ仕方ないかと言うと、それでも代表のことを考えると、サッカー 協会はこのタイミングでの解任はやめておくべきだったでしょう。やはり幼稚だと思われます。
…でそのせい…というわけではないんでしょうけど、余計なファールからあっさり先制されたり、勝てる試合を落としたり。好きなチームですが、ちょっと世代交代に失敗した感じがあり、今回も苦しむかも…と思ったら、そんな感じのスタートになりました。私の持論だと若手が育っていないチームはダメです。
2010年はこのスペインが優勝したこともあり、応援チームが勝ちまくりで楽しかったです。逆に2014年はスペインの予選敗退もあり、応援チームが負けまくりで見ていて辛かったです。今回は今のところ偏らない感じ。とりあえずこの試合は引き分けでした。
■2018/06/16 イスコやチアゴは確かにうまいがイニエスタには見劣り
2018W杯予選1試合目 ポルトガル3‐3スペイン
[GK]
1 ダビド・デ・ヘア 4.5
カシージャスが好きだったのですけど、最近は選ばれていないみたいですね。そして、このデ・ヘアは評価の高い選手だと聞いていました。
ただ、強烈なシュートとはいえ、ほぼ正面のロナウドのシュートを掴み損ねて失点したのは痛すぎました。サッカーダイジェストは、ロナウドの無回転シュートをキャッチという選択したことそのものがミスと指摘していました。
[DF]
3 ジェラール・ピケ 5
今大会最も好きなDFだったのですけど、 今日はやっちまったな!という試合。ときどきやっちゃう選手です。出ていた選手でワーストでしたわ。
2点目のとき、ロナウドがオフサイドのところにいて歩いていたのですけど、当然そのときはケアする必要はありません。しかし、オンサイドに入った彼に対応するのはピケの仕事。ここでフリーにして強烈ミドルですからね。まずかったです。
また、最後ロングボールのところで、ロナウドを不用意に倒してしまい、そのFKを決められました。さんざんでしたわ。
4 ナチョ 6
右サイドバックのダニエル・カルバハルが怪我で出場。もちろんナチョ もレアル・マドリーで一流選手なんですが、ベストの人選ではありませんでした。しかも、開始早々チームメイトのロナウドに当たってしまいPKを献上して失点。故意ではない感じでしたが、確かに触れており、ジャッジのミスでもありませんでした。
ただ、こういうときDFが取り返すプレーすることあります。ナチョは今回がそうでした。こぼれ球を強烈ミドルで左のポスト。大きく跳ね返って右のネットを揺らすほどの強烈さでした。これで3-2で逆転。
15 セルヒオ・ラモス 6.5
ロナウドと比べれば楽ってこともありますけど、しっかり守備。また、良いロングボールで右サイドの高いところへ…というサイドチェンジ気味のものが2本。 フィードも素晴らしい選手ですね。何度も見てきたのにあまり印象残っていない選手でしたが、今日はだいぶ良さがわかりました。
18 ジョルディ・アルバ 6
スピードでかなり深い位置まで入り込むプレーが多くありました。中へもボール入れています。 データ不明ですけど、たぶん運動量がすごいんじゃないかと。スタミナも相当ありそうです。
[MF]
5 セルヒオ・ブスケッツ 5.5
結構好きな選手ですけど、今日はムラ。よく守備する場面がある一方で、ファールしてしまうところも。後半はFKで外で外れてヘディングで折り返してアシストもしたので、本当結構極端な日でした。
6 アンドレス・イニエスタ 6.5(70分OUT)
今大会の好きな選手の一人。でも、ワールドユースやバルセロナデビューしたての若い頃が一番好きでした。もう34歳ですね。彼を途中交代せざるを得なかったというのが、年齢を感じさせるものですし、今のスペインの辛さがあります。
いつも通り囲まれて狭いところでもなかなか取られずにパスを通してきます。エリア内人が多いところで縦に行き、折り返して入れたパスは特にチャンスになりました。
後半ほぼ中央のFK。少し動かして止めてもらってから再び蹴ったキックは、右に空いていたブスケツの頭に。そこから折り返して2点目になった。
8 コケ 6
[FW]
19 ジエゴ・コスタ 7(77分OUT)
私が見たとき良かった覚えなく、なんでこんな選手が代表と不思議だった選手。今日は良かったですね。
カウンターの場面。1人しかいなかったのですけど、良い仕掛けからすごいシュートで同点弾。ただ、その仕掛けの前でぺぺに手を出しており、実際にはファールだったと思います。
FKからのチャンスで飛び込んでいって、しっかり当てて2点目。
21 ダビド・シルバ 6(86分OUT)
年齢32歳ってのを見てから気づいたんですけど、前も見た選手ですね。見ているときはわからず。やはり世代交代に失敗した感じ。
右サイドで左利き。WGというか、SHっぽい感じ。テクニックと運動量の多さを感じましたが、運動量は以前はそんなになかったみたいな感想がありました。
22 イスコ 5.5
若手と思ったらもう26歳ですか。クラブワールドカップで見たものの、プレー時間短くてよくわからなかった選手。
クリアボールをダイレクトで強烈ミドル。バーに。左のSHみたいな感じでしたが、右めに来て 、切り替えしてシュートまで行く場面も。
聞いていた通りやはりうまいですね。あまり取られません。そのせいでファールもらうことも多いです。囲まれたところで右のアウトで出すようなプレーもあり、憎いプレー。 好きなタイプの選手です。ただ、イニエスタの後継者となると、ちょっと物足りなさを感じました。確かイニエスタ2世って言われているんですよね。
[交代出場]
MF10 チアゴ・アルカンタラ 5.5(70分IN)
プレー時間短く あまりよくわからなかったものの、ドリブル見ているとスペインらしくテクニックがあってうまいなという。ただ、彼もイスタ同様にイニエスタの後継者としては物足りないなぁと感じました。というか、彼も若くないですね。27歳なのか。
検索してみると、彼の場合はイニエスタではなくシャビ2世と言われていたんだとか。でも、イスコとともにシャビ・イニエスタ・レベルではないですよね。 シャビとイニエスタはともにワールドユースで圧倒的な存在だった上に、若くしてバルセロナで試合によく出ていました。チアゴはバルサでその2人に出場機会を阻まれた…とのことで不運なところはあるものの、移籍後のバイエルン・ミュンヘンでもズバ抜けた存在ではないようです。
FW17 イアゴ・アスパス 5.5(77分IN)
FW11 ルーカス・バスケス -(86分IN)
(採点と選手名は【ポルトガル3‐3スペイン|W杯選手採点&寸評】3ゴールのC・ロナウドが文句なしのMOM! 「ワールドクラス以外の何者でもない」 | サッカーダイジェストWebより)
■2018/06/26 W杯前日のロペテギ監督解任が響く?気持ちが入らないスペイン代表
ロシア・ワールドカップ(W杯)グループB最終節 スペイン 2-2 モロッコ
スペインはいつもなら最も好きなチームの一つなのですけど、今大会はイマイチで2戦目は見ませんでした。今回もむしろモロッコを応援気味。
で、ゆるいゲームの仕方しましたね。スペインは敗退決定のモロッコが相手で、ほぼ確定とはいえ、まだ確定ではなく、本来ならきちんと勝利する必要がありました。2位なら堅守で強豪のウルグアイ、1位ならロシアということで、1位通過かどうかで大きく変わるゲーム。なおさら勝つ必要があったのに、うまくまとまりませんでした。イエロ監督はワールドカップ前日の急遽の就任ということで、そういった問題もあるかもしれません。イエロ監督としても難しいです。
一方のモロッコはややラフなところも前半はありましたが、スペインがゆるい中でそのままミスによる失点。すぐに追いついたものの、いまいち緊張感なし。圧倒的にキープしているものの、ぐっとスピードアップするところがあまりありません。
後半も相変わらずゆるく、まさかというか案の定というか2失点目。 ここでやっと本気になってギリギリ引き分け。ずっとリードしていたポルトガルがまさかの引き分けでラッキーな首位通過であり、流れは最悪。初戦も気の抜けたプレーが多く、直前の監督交代が響いている可能性を感じます。
■2018/06/26 今度はピケ以上にセルヒオ・ラモスがミスを連発
ロシア・ワールドカップ(W杯)グループB最終節 スペイン 2-2 モロッコ
【スペイン】イスコ(前19)アスパス(後46)
【モロッコ】ブタイブ(前14)エン=ネスティリ(後36)
[GK]
1 ダビド・デ・ヘア 5.5
27歳。失点の場面は仕方ないと思うが、DFのラインが高いにも関わらず、DFの裏のスペースを大きく開けており、そこらへんはどうかと思う。DFとの関係性も良くない。
レアル・マドリーではデ・ヘア待望論があると聞いていたものの、初戦も含めてコスタリカのナバスと比較するのが失礼など、良さがわかりませんね。むしろ今大会悪い方の上位です。
[DF]
2 ダニエル・カルバハル 6
26歳。初戦は故障で欠場。ショートコーナーからのボールを中に入れてアシスト、大事な仕事をしました。とはいえ、ちょっとまずいバックパスがあるなど、全体としては冴えませんでした。まだ本調子 ではなさそうです。
3 ジェラール・ピケ 5.5
31歳。初戦はボロクソ。今日も選手をフリーにするところがあり、よくありません。スローインのピンチの場面も言われていましたが、これはセルヒオ・ラモスのような気がしますけどね。ピケはその前でボールに行った後の背後であり、ラモスにはフリーの選手が見えていました。
ただ、精度の悪いバックパスされた ボールにスライディングに行ったのは良いプレー。ちょっと足裏見せていたのはまずかったですけどね。また、ダイレクトを含めた精度の高い感心するロングボールを何度か。
15 セルヒオ・ラモス 5
32歳。今日はピケよりセルヒオ・ラモスが悪かったですね。パス回しでボーッとしていて奪われて失点。イニエスタのパスが中途半端と言われていたものの、明らかにボールが来ており、セルヒオ・ラモスの方の問題だと感じました。(と書いていたものの、気になって見直してみるとイニエスタ は体も寄せてきており、パスではなくドリブルと思ってセルヒオ・ラモスは避けた感じ。イニエスタの方の問題でしたね)
また、スローインのピンチの場面でもピケが悪いと言われていましたが、これはセルヒオ・ラモスのような気がします。ピケはその前でボールに行った後の背後であり、ラモスにはフリーの選手が見えていたはずなのにケアしませんでした。
後半もボロボロ。上がってきた選手をそのままやらせて危ないところ。本来良いはずのロングボールでもミス。CKのプレーでやや離して競り方甘くしたところで失点。評価の5点は甘すぎ。最悪でした。
18 ジョルディ・アルバ 5.5
[MF]
5 セルヒオ・ブスケッツ 5.5
6 アンドレス・イニエスタ 6
34歳。失点の場面はイニエスタに責任とされていたんですけど、どうですかね?パスを受けたセルヒオ・ラモスの問題な気がしますが、パスはやや雑だったかもしれません。(と書いていたものの、気になって見直してみるとイニエスタ は体も寄せてきており、パスではなくドリブルと思ってセルヒオ・ラモスは避けた感じ。イニエスタの方の問題でしたね)
左サイドをスペイン得意のパス回しからエリア内に入っていきます。GKとも近くなったところで引きつけて、右足アウトサイドで出して同点ゴールをアシスト。
10 チアゴ・アルカンタラ 6.5(74分OUT)
27歳。初先発。攻撃的なところではなく、ブスケツと並ぶ形で使ってきました。よくボールに触れますのでこの位置でも悪くないですね。メディアでは特に高評価となっていました。
[FW]
19 ジエゴ・コスタ 6(74分OUT)
29歳。DFをうまく外す動きをしていたものの、シュートはミートせず。前半からよくサイドに流れる動きもしていました。 ちょっとムラっぽさを感じる選手ですね。
21 ダビド・シルバ 5.5(84分OUT)
22 イスコ 6.5
26歳。イニエスタの後継者としては物足りないものの、今日は初戦より良いですね。今日のスペイン選手では最高クラスでした。
左サイドをスペイン得意のパス回しを彼も含めてやってみせて、戻してもらったボールをゴール。また、ペナルティーエリア左の外から、中を向いた体勢から縦への美しいスルーパス。体の横にパスを出した形で読めません。さらに、前半には左から縦にぐっと行って、ニアへ低い良いボールも入れていました。
後半にも、176cmですが、ペナルティーエリア内で勝って良いヘディング。GKも動けずというところでしたが、DFのがよく戻ってゴールにはならず。
[交代出場]
17 イアゴ・アスパス 6.5(74分IN)
30歳。リプレイをやっていて映像がなくてなんだかわからないうちにゴールしてオフサイド。どうもショートコーナーでDF裏に出て、ヒールで角度を変えて流し込んだ模様。ただ、映像見るとどう見てもDFが1人残っています。明らかな割に意外に時間かかったのですが、VARでゴールが認められました。非常に価値のあるゴールです。
20 マルコ・アセンシオ 6(74分IN)
9 ロドリゴ -(84分IN)
(メンバー、採点は、【スペイン2‐2モロッコ|採点&寸評】モロッコの闘志に手を焼いたスペイン、首位通過を決めながらも採点は軒並み低調 | サッカーダイジェストWebより)
■2018/07/02 おかしな監督交代の影響を感じたスペイン代表の集中力のなさ
ロシア・ワールドカップ(W杯)ベスト16 スペイン 1-1 (PK3-4) ロシア
【スペイン】OG(前12)【ロシア】ジューバ(前41[PK])
ロシアが勝つにはしっかり守ってカウンターか、セットプレー狙い。スペインは高さだけでなく、セットプレーでの集中力がなくて脆さがあります。
ただ、ロシアは守備から入るチームではなさそうでした。「自分たちのサッカー」をというプライドを捨てて、きっちり守れるだろうか?と見る前は思っていましたが、本当に良く意思統一されていましたね。素晴らしい守備でした。スペインは90.31%の1006本のパスを成功、ポゼッションは78.97%でともに大会新記録。しかし、ほとんどチャンスらしいチャンスはなく回しているだけで終わっています。優勝したときのスペインは動いている選手が多かったのですけど、今日も足が止まって待っていることが多かったです。
試合はロシアの鍵だと思っていたセットプレーでスペインが先制する意外な展開に。ただ、ロシアの同点ゴールはやはりPKという流れの中以外のもの。このPK獲得もCKからでした。ただし、ロシアのカウンターの方はあまり可能性を感じないもの。その中で守備的なDHを2人維持したイエロ監督には批判が出ていそうです。
スペインはずっと好きなチームでしたが、今回は全然。なので、なんとなく応援程度でしたけど、一応応援チームの負けなので、これで15勝15敗6分け(1試合応援なし)で五分にまた戻りました。
[GK]
1 ダビド・デヘア 4.5
27歳。
[DF]
4 ナチョ 6(70分OUT)
28歳。RSB。控え選手と見られていたものの、再びスタメン。攻撃では劣ると言われていたのですけど、今日もいいところありました。前半、内にちょっとドリブルしてペナルティーエリア内右に縦パス入れてちょっとチャンスに。また、後半も右からのパスやクロスでまずまずのものがありました。
3 ジェラール・ピケ 5.5
31歳。今大会は良くなかった両CB。CKで高く手を上げてしまってヘディングのボールに触れてPK。ボールに触れる右手のみを上げており故意でしょう。
15 セルヒオ・ラモス 5.5
32歳。今大会は良くなかった両CB。今日はCKでえっ?もしかして今入ったの?という変なタイミングでゴール。もつれあったときに足を伸ばしていて、その足に当たったとされていましたが、VTR見ると敵の足。結局、オウンゴールに判定が訂正されました。
一応これは殊勲ではあったものの、DFラインでミスパスしたり、簡単にファールを貰おうとして相手FWのマークを外したり、誰もいないところにサイドチェンジのボールを送ったりと今日もボロクソでした。
18 ジョルディ・アルバ 6
[MF]
8 コケ 6
26歳。守備を重視して起用されてそれに応えました。カウンターの芽をつぶす取り返す良い守備など、よくボールを奪っていました。非常に効いていました。
5 セルヒオ・ブスケッツ 5.5
21 ダビド・シルバ 5(67分OUT)
22 イスコ 6.5
26歳。高すぎるボールだったのを足を高く上げて見事にトラップしてすぐにドリブルというのを見せていました。ただし、精度の良くないプレーがちょくちょく見られる上に、決定的な仕事はできませんでした。
20 マルコ・アセンシオ 5.5(104分OUT)
22歳。注目の若手としてニュースになっていた選手でしたが、今日は全然良いところがわかりませんでした。RSHじゃないかと思いますが、左右はちょくちょく入れ替わり。ただ、それが効果的だったわけではないですし、決定的なところに繋がる動きではありませんでした。
[FW]
19 ジエゴ・コスタ 5.5
[交代出場]
MF6 アンドレス・イニエスタ 6.5(67分IN)
34歳。3試合目はミスパスから失点。国内で起用が批判されたこともあったのか、スタメンを外されました。ただ、内容はやはりイニエスタがいないとダメという感じ。彼が入ってからやっと動きが増えてきて、チャンスに繋がりそうな気配。全然なかった中に入る動きやワンツーが増えて、左隅へのシュートもありました。
ただ、イニエスタがいても、ゴールはこじ開けることができず。34歳という年齢もあるでしょうし、メンバーのレベルが少し足りない、チームのまとまりや集中力が足りなかったというのもあるでしょうね。
DF2 ダニエル・カルバハル 5.5(70分IN)
FW17 イアゴ・アスパス 5.5(80分IN)
FW9 ロドリゴ 5.5(104分IN)
27歳。右サイド、後ろからのボールをスルーして入れ替わって縦に行き、シュートまで行くプレーがありました。
[監督]フェルナンド・イエロ 5.5
良くない采配はあったものの、大会前日に就任でかわいそうではありました。この監督交代の時点で「負け」みたいなものです。そもそも監督経験が2部で少しやっただけですしね。低迷ではない理由による交代で他人のチームを指揮する感じで遠慮もあったのかもしれません。現役時代はリーダーシップを発揮した選手でしたが、今回は全然そんな感じではありませんでした。
選手がうまくまとまらず、集中力を欠くプレーが散見したというのも、監督手腕だけでなく、おかしな形での監督交代というのがあった可能性を感じました。
(メンバー、採点は、【スペイン1‐1(PK3-4)ロシア|W杯選手採点&寸評】強豪スペインに大金星! 最高評価はロシアの守護神アキンフェエフに! | サッカーダイジェストWebより)