■2022/08/24 フランス代表若手注目のカマヴィンガ、カケレ、サリバ、グイリ
■2022/11/24 ベンゼマ、エンクンク、ヴァラン、ポグバ、カンテ、カマヴィンガ怪我でも控えまで豪華なフランス
■2022/11/27 テオ・エルナンデスは諸刃の剣?素晴らしい攻撃とゆるい守備が混在
■2022/12/11 フランス若手チュアメニも注目選手?信じ難いスーパーゴール
■2022/12/15 コナテもフランス代表若手有望のDF、過小評価されすぎている
■2022/12/23 デシャン監督すごすぎ…中盤省略の奇想天外な策が大当たりして2度同点
■2022/11/06 不調だけではない…フランス代表が苦戦すると予想される理由とは?
■2019/09/12 ドイツ大会はジダン・アンリ・マケレレ・テュラムが目立つ
■2021/06/08 堅守速攻で良いチームだったクーペル監督時代のバレンシア
■2023/02/18 フランス代表好きな選手ベスト11 守備的な中盤ばかりに……
2018/11/07;フランスは、1998年のフランスワールドカップのときが楽しかったですね。当時の基本イレブンというのを探すと、以下のようになっていました。
GK:バルテズ
DF:アングロマ、テュラム、ブラン、リザラズ
MF:デシャン、カランブー(ヴィエラ)、プティ、ジダン
FW:ジョルカエフ(デュガリー)、ギバルシュ(トレゼゲ、アンリ)
私の好きな選手ベスト11もこれを中心に。でも、だいぶ忘れちゃいました。
2023/02/18:その後、2022年ワールドカップを見て一部入れ替え。だいぶ1998年メンバーが減って、年代がバラけました。でも、相変わらず守備的な中盤ばかりに偏っていますね。RSBがふたりで左がいないのも困ります。
エムバペ
ジダン グリーズマン
カンテ マケレレ
デシャン
テュラム アングロマ
コナテ ブラン
ロリス
GK ロリス(ウーゴ・ロリス) 2 1986/12/26 188cm
(GK バルテズ(ファビアン・バルテズ) 2) 1971/6/28
正直よく覚えていないが、結構好きだったような記憶。ただ、よく覚えているロリスを優先。
CB イブライマ・コナテ(イブラヒマ・コナテ) 6 23歳(2022年ワールドカップ)
2022年ワールドカップでは第3のDF扱いでしたが、怪我人などもあった関係でよく出ていましたし、むしろ他の2人より良いプレーをしていて、なんで控えなのか?と憤慨した選手。良いプレーだけでなく、レギュラーCBが繰り返していたようなミスも少なく、過小評価すぎると思います。
CB ブラン(ローラン・ブラン) 3 32歳(1998年ワールドカップ) 1965/11/19 190cm
フランスワールドカップCBではブランが良かった記憶。
RSB アングロマ(ジョスリン・アングロマ) 5 1965/8/7 179cm
バレンシア時代に見たメモでは「元フランス代表」という記載しなかったんですが、確か好きな選手だったはず…と思って追加しています。黒人選手だったこと以外正直覚えていません。パワフルにサイドを駆け上がったり、闘志あるプレー見せたりするタイプだったような気がするけど、どうだったかなぁ…。
CB、RSB リリアン・テュラム 4 26歳(1998年ワールドカップ) 1972/1/1 185cm
フランスワールドカップでRSBやってたときは好きだった選手。オーバーラップが迫力ありました。CBになってからは全然。ポジションはうちのチームだとLSB不足なので、そちらに回ってもらうことに…。
(LSB リザラズ(ビセンテ・リザラズ) 2)
1998年は活躍した試合もあったはず。好きだったかどうかは、ちょっとはっきりせず。わりとすきだったような気もするので入れました。…が、後にはっきりと好きなCBができたので好きな選手ベスト11からは外しました。
CH カンテ(エンゴロ・カンテ) 9 27歳(2018年ワールドカップ) 1991/3/29 169cm
フランスって大好き!って感じの選手あまりいなかったのですけど、カンテはめちゃくちゃ気に入りました。背が小さいのも良し。
CH デシャン(ディディエ・デシャン) 4 29歳(1998年ワールドカップ) 1968/10/15 174cm
1998年の守備的なところとしては、デシャンが気に入った記憶があります。
CH マケレレ(クロード・マケレレ) 5 1973/2/18 174cm
確か代表じゃなくて、レアル・マドリーで好きだったような? このポジションばっか多いですね。
(CH プティ(エマニュエル・プティ) 2)
彼もわりと好きだったような記憶があり、最初入れていました。このため、守備的なタイプのMFが4人というえらいことになっていました。ただ、攻撃の選手を後に1人追加したので、やっと1人外せましたわ…。
OH ジダン(ジネディーヌ・ジダン) 4 25歳(1998年ワールドカップ) 1972/6/23 185cm
1998年はめちゃくちゃ大好きだった選手。ただ、評価されすぎると、だんだんと冷めてしまう性質なんですよね…。
OH グリーズマン(アントワーヌ・グリーズマン) 4 31歳(2022年ワールドカップ) 1991/3/21 176cm
改めて見ていて、グリーズマンも好きだなぁ…と思って追加。パスだけでなく、パスをもらうための動き、さらに危ないところに顔を出す守備…と、どれもが老獪で心憎い渋いプレーをします。
(LWG、LSH フランク・リベリー 4)
好きだった記憶がはっきりある選手。背も小さいし。…と思っていましたが、その後のメモ見るとイマイチ。1人外さなくちゃいけなくなってきてどうしようか?と悩んだ末、彼を外しました。
LWG、CF、LSH、RSH、RWG エムバペ(キリアン・エムバペ(ムバッペ)) 6 19歳(2018年ワールドカップ) 1998/12/20 178cm
見ていて楽しい選手。ただ、年取ると好きじゃなくなるので、今だけな気がしますね。…と書いていましたが、引き続きまだまだ若いので2022年ワールドカップも好きでした。いろんなポジションができるので助かる選手。CFとしても結果を残していたのには驚きました。私はCFタイプが全然好きじゃないという変わった性癖なので、このポジションはいなくなりがち。こういう選手がいると助かりますね。
(LWG、CF アンリ(ティエリ・アンリ 4)
1998年ははっきりと大好きだった選手。ただ、年取ったり、評価されすぎたりすると、好きじゃなくなるので後半はあまり好きじゃなくなってしまいました…。若くてまだ挑戦者のときに、思い切りチャレンジしているときのプレーが、好きになりやすいんですよね…。
■2022/08/24 フランス代表若手注目のカマヴィンガ、カケレ、サリバ、グイリ
<フランス代表の最新スタメン予想2021!フォーメーションと注目の人気有名選手は? | CENTER CIRCLE>を見ると、最近のフランス代表での注目選手は、ポール・ポグバ、キリアン・ムバッペ、カリム・ベンゼマが挙がっていました。
いずれも見たことがある選手で、新星!という感じではありません。3人の中ではキリアン・ムバッペが一番好きですね。というか、ムバッペは前回大会でベスト11級に気に入った選手です。
https://tech-career.net/france-latest-formation-startinglineup/
ただ、近年のフランス代表では、キリアン・ムバッペ以上に好きな選手がいます。カンテです。しかし、前述の<フランス代表の最新スタメン予想2021!フォーメーションと注目の人気有名選手は? | CENTER CIRCLE>での最近の予想フォーメーションを見ていると、いなくてびっくり。
こちらは好きなタイプではない予感がしたのですが、同じポジションに若手の新星が現れた…と聞いていたのに、その選手の名前らしきものも見当たらなくてびっくり。ふたりともスランプになったのでしょうか?
とりあえず、この名前を思い出せない若手について検索。「フランス 若手 MF」ですぐ出てきました。そうそう、カマヴィンガです! なんか強そうな名前だと印象的でした。検索してみると、A代表経験はあり、A代表で良いだろうと書かれていたものの、フランス代表は層が厚すぎてまだ世代別代表が中心のようです。
<もはやA代表でもいいのでは…… グイリ、サリバ、カマヴィンガらU-21仏代表恐怖の顔ぶれ>(22/3/20(日) 10:40配信 theWORLD(ザ・ワールドWeb)では、<カマヴィンガ、カケレ、サリバ、グイリといった選手たちはすでにA代表でもプレイできるだけの実力は備えており、こうしたタレントがU-21に揃うのがフランスの怖いところだ>としていました。
別にスランプとは書いていませんね。本文内で彼ら4人の名前が出てくるところをピックアップしておきます。
<センターバックにはモナコのブノワ・バディアシル、アーセナルからマルセイユにレンタル移籍しているウィリアム・サリバ>
<中盤にはA代表も経験済みのレアル・マドリードMFエドゥアルド・カマヴィンガ、リヨンで売出し中のMFマクサンス・カケレ>
<前線ではニースのエースとなったアミーヌ・グイリ>
https://news.yahoo.co.jp/articles/4edfbc005383a1680cd9cf1bedcadee24dabbedf
■2022/11/24 ベンゼマ、エンクンク、ヴァラン、ポグバ、カンテ、カマヴィンガ怪我でも控えまで豪華なフランス
フランス 4-1 オーストラリア
フランスは前回大会もカウンターだけのチームではなかったが、一部から守備的すぎると揶揄が出たようなカウンターが効いていたサッカー。ただ、今回はオーストラリア相手ということもあるのか、ポゼッションとるサッカー。格上感が強くなったのもあるだろうし、これはまあ予想できたこと。
ボールを持つも相手に対応された上に先に失点。オーストラリアは守備のときは中盤の5枚がきれいに並んでスペースは潰す形にはなっていた。途中まできれいに守る。ただ、スペースは潰していたものの、やや受け身だったかも。フランスはなかなかゴール奪えなかったが、焦らずに続けて追いつくとすぐ逆転。
フランスはけが人多く、ベンゼマ、エンクンクが離脱。ヴァラン、ポグバ、カンテ、カマヴィンガがスタメンに入れない状態だったとのこと。にもかかわらず、スタメンどころかも交代選手まで含めて豪華で層が厚すぎ。CBではスペインで主力になるラポルテが、フランス代表にすら入れず、国籍変更するということまで起きました。チームとしてうまく行くかどうかは別として、豪華さがすごいですね。
フランスは、左のエムパベ、右のデンベレもしくはコマンといったところがスピードあり、カウンターなどでスペースあると驚異。さらに、2人ともドリブルもうまくて仕掛けてくるため、スペースが無いときでもたいへん。一方で、ここの選手は前回大会より守備への戻りが少なくて、フランスの穴にもなりそうな感じ。全体としても早い守備もあるにはあるが、守備面ではややゆるく持たせるところもある。これに加えて、左のエルナンデス兄弟が上がったり、守備が甘かったりするので、ここも付け入るスキがあった。
フランスの方を応援していたので応援チームが勝利。今大会、今のところ普通に格上のチームを応援している…というケースばかりなので、応援チームが3勝0敗3分けという今のところ無敗の状況。格上のわりに勝てていない感じありますけどね。格上で引き分けた3チームはプランが狂って、今後の2試合は心配なところがあります。
フランス 4-5-1
GK 1 H.ロリス
LCB 18 D.ウパメカノ
左裏に長いスルーパス。1対1良いところ見せて、上がっていこうというところでファールもらう。
RCB 24 I.コナテ
後半狙いミエミエとはいえ、カウンター防ぐ良いインターセプト。1対1も強い。キックミスはあった。終盤、1点ものCKからのヘディング惜しかった。その後も読み切ったインターセプト。
LSB 21 リュカ・エルナンデス
序盤、相手の切り返しに対応しきれず、その場面で足も痛めて交代。この場面は失点にもつながりさんざんな結果に。
(LSB 22 テオ・エルナンデス)
兄より攻撃的だとのこと。体の強さあってバランスが良くてとられない。相手に出すようなひどいパスミスで危うく1点。たぶん彼。CKのこぼれほぼフリーだったとはいえ、左足でいいクロス入れたのは彼かな。アシストに。後半も左からうまく胸トラップしながらクロス。直後にもう一度クロスでチャンス。攻撃で良いところある一方で、彼の上がった裏にスペースができるし、守備対応でもやや不安を感じた。
RSB 2 B.パバール
目立たなかったものの、左が攻撃的だったし、バランス取っていたのは良かった。
(5 J.クンデ)
CH 8 A.チュアメニ
CH1枚なのか、2枚で右なのかは見解分かれていたが、とにかく守備的なところ。一方、攻撃で右の裏に良いボールでチャンスを入れていたのも彼じゃないかと思った。
(13 Y.フォファナ)
CH 14 A.ラビオ
左のインサイドハーフか、左のCHかでポジションの見解分かれていた。とりあえず、攻守に顔を出す。
中央でミスパスでひやりとするプレー。攻撃ではCKの後のプレー、思わず「完全にフリー」と声に出したところきちんとヘディングで決める。さらにGKのところから相手のパス回しが連続して怪しかったところ、高い位置で良いプレスかけて2人かけて取ってフリーの選手に出してアシストまで。
OH 7 A.グリーズマン
最初消えていたが、いい走り出しで入っていきCKとる。これが1点につながったCKかな。その後も良いクロス。消えている時間もあるのだけど、自由にポジションとりながら、スペースを見つけてスーッと良いところ入ってくるプレーは相変わらず。ここらへんのセンスがすごい。
右に流れて斜めに入っていき裏をとる。胸トラップして左のアウトサイドで入れて1点もののチャンスに。良いターンから左に出して、その流れから折り返しからフリーになってシュート。DFの良いカバーあったが1点ものだった。
LSH 10 キリアン・エムバペ 23歳
素晴らしい足技から抜いてくる。やはりいい。3人相手でもとられずクロスまで。裏に出た高いボール足を上げて完璧にコントロールしてから中へのパスするプレーも。
オーストラリアのパス回し怪しいところ、ラビオがプレスに行ってこぼれたボールをダイレクトでヒールで出してアシストの1つ前のプレー。
仕掛けながら中をよく見てフリーの選手に出すプレー。エリア内でひきつけてから、後ろのフリーの選手に足の裏で出してシュートさせるプレー。
流れで中入る。人数いたが、流動的になったのでマーク甘くなりヘディングでチームの3点目。
サイドでフェイント入れてから一気にスピードアップして2人を置いていってピンポイントのクロスで4点目アシストまで。おもしろいプレーがあり、依然として好きな選手。
終盤ちょっと続けて珍しいミス。疲れたかな。という。先が長いんだし、勝利確定だから休ませればいいのに…と思ったがフル出場。
RSH 11 ウスマン・デンベレ 25歳
仕掛けてクロスまで。今まで見た試合はなぜか乗りきれないときばかりだったが、今回はいい感じでやっと良さがわかりそう。その後も左半分まで行ってドリブル仕掛ける良いプレー。やはり体がキレていると思う。
自分でスペースに出すようなパス、一気にスピードアップしてクロスまで。本当体キレている。シュート浮くが、中に入ってきてフリーになり左からパスもらう良いプレー。後半左からピタリのクロスで3点目アシスト。
スピードがあるのでスペースあるときに活きるが、そうでなくても仕掛けるドリブルあるため、怖い選手。
(20 K.コマン)
彼もドリブルいいものある。ルーズなボールに追いつきそうになり、スピードも見せていた。
FW 9 O.ジルー
どフリーで押し込んで逆転ゴール。ストライカーらしいプレー。
後半、バイシクルキックというアイデア。また、ダイレクトでヒールで出してチャンスにするプレーも。
中でボールに釣られたDFから遅れて入っていってゆるいマークでヘディングして4点目。これもストライカーらしいプレー。
一方で、守備でも良いところ。ファールしてしまったが、左でサイドバック上がって人数足りていないのを見て守備に走る良いプレー。ベテランらしくどこが怖いかをよく見ていた。これはストライカーらしからぬ良いプレー。
(26 M.テュラム)
■2022/11/27 テオ・エルナンデスは諸刃の剣?素晴らしい攻撃とゆるい守備が混在
フランス 2-1 デンマーク
デンマークは前回途中交代した4選手をそのままスタメンに使ってくるという珍しい布陣。フランスが一方的に持つ展開ではなく、序盤デンマークも押し込む時間帯あった。その後、フランスペースに。チャンスとしては前半は圧倒的にフランス。初戦と違い、フランスの両SHもよく守備している。
フランスは後半も圧倒的ではなかった。ただ、流れが悪いところでそれぞれ1点ずつ入れて2ゴールという非常に効率的な点の取り方。デンマークは良い流れのときに決めきれなかった。
今大会はそれほど好きじゃないなと思いつつもデンマークを応援していたので、応援チームは4勝2敗6引き分け。
4-2-3-1
GK 1 H.ロリス
ちょっと甘いパスあった。後半、CKの折り返しのボールを予想してキャッチしていのは良いプレー。
LCB 18 D.ウパメカノ
特にメモ残さなかったが、良いCBだと思う。
RCB 4 R.バラン
途中交代したのは、できの悪さよりは怪我明けというところかな。危ないところ入って守備していたし、悪いとは思わなかった。
(24 I.コナテ)
LSB 22 テオ・エルナンデス 25歳
良い選手だとは思うが、今日も諸刃の剣的なところは感じた選手。素晴らしいプレーがある一方でゆるい守備がある。攻撃的なので、基本的にウラも使われるリスクがある。
エムバペの明けたサイドを使って大きいワンツーから、ファーへのクロスでチャンスに。うまくつながらなかったが、中に入っていく良いドリブルも。サイドだけでなく、中でも怖い選手。
スピードで先に体入れる良い守備。守備でも良いところあるじゃん!と思ったら、股抜きされてしまうプレー。後半にもやっぱり守備がちょこちょこ甘いところあり、あっさり抜かれるしまうプレーがあった。
ただ、カウンターの場面、エムバペは開いて、テオ・エルナンデスが中に入りワンツーでウラに入りマイナスのパス出してアシスト。私は守備の甘さで減点しますが、このひと仕事だけで高評価の採点になりそう。
RSB 5 J.クンデ
CH 8 A.チュアメニ
CH 14 A.ラビオ
センターハーフなのかもうひとつ前なのか意見の分かれるところ。意見が分かれるのは、運動量が多いので攻守に顔を出すためであり、この時点で良い選手と言える。
コース自体は甘ったが、右からのクロス入りそうなスピードの良いヘディングシュート。後半、センターサークル付近で失うプレー。一方、サイドでフリーになってオーバーヘッドキックもあり、こちらは良いプレー。
OH 7 A.グリーズマン
試合的には苦しかったが、初戦以上に良いプレーを連発。
FK、左足でDFウラに鋭い速い嫌なボール。直後の右からのコーナーキックでも左足でニアに良いボール。一方で、早い良い守備何度も繰り返してており、守備の貢献もすごかった。奪えて攻撃につながるところも何度も。スター選手なのにこれだけ守備できるのすごい。
カウンター、左足アウトサイドでDFのウラに低いボール回転させてウラに走らせるしびれるようなパス。今大会で一番すごかったパス。エムバペのスピードを生かすボールだが、雑ではなく超ハイレベル。DFの横を通って回り込んでエムバペのところに近づいていくような回転をかけていた。抜ければエムバペのスピードで後はゴール一直線というところで、相手はファールせざるを得なかった。
後半もよく追いかけて奪ってそこからチャンスに。ウラへの動き、すぐ動き直してDFの前に入って胸トラップまでパーフェクト。シュートはふかしたが、これもハイレベルで美しいプレーだった。その後もCKで良いボール。右サイドから逆サイドで手を上げていたエムバペに2点目をアシスト。
LSH 10 K.エムバペ
左で中に入り広く使った良いワンツー。パス回しからデンベレまで一気にサイドチェンジしてチャンスも。
後半のカウンター、エムバペは開いて、テオ・エルナンデスが中に入りワンツーでウラに入ったボール、DF前に2人いたがトップスピードのまま足に当てる難しいシュート。DFに少し当たり、DFがGKの視界を奪ったことも幸いしたが、これで先制点。
左サイドで手を上げて、DFが後ろ見ていないところ前に入って飛び込んでいて、ももに当てて押し込む。動いの良さで奪った得点。
その後も手を上げて要求して…というプレーがあり、これだけでチャンスになる。また、とにかくスピードがあるので、質の高いボールでなくてもチャンスになる。相手は怖いし、味方も苦しいボールをチャンスにしてくれてDFライン押し上げられるので助かる。エムバペひとりいるだけでチームが楽になるすごい選手。
RSH 11 O.デンベレ
低い位置からドリブルで次々とふたり交わしてカウンター。切り返し繰り返しから良い早いクロス。切り返して左足からアシストになりそうなクロス。
FW 9 O.ジルー
高いボール、時間かかり可能性高くないと思ったが、走り込んで迫力あるヘディングでチャンスに。良いところあったが、チャンスで決められなかったので、FWとしては辛い評価をされそう。
(26 M.テュラム)
■2022/12/11 フランス若手チュアメニも注目選手?信じ難いスーパーゴール
イングランド1-2フランス
イングランドは前回大会より良いと思っていたので、ベスト8なのに決勝戦みたいな好カード。ベスト4に片方行けないのがもったいない…という両チーム。
フランスは前回大会もそうだったが、強いチームばかり当たる印象。前回大会のノックアウトステージの相手を確認すると、アルゼンチン、ウルグアイ、ベルギーで決勝戦のクロアチアが一番弱かった感じする。クロアチアブロックは決勝のクロアチアが2-4で完敗した他、イングランドも3位決定戦でベルギーに0-2で完敗。ブロックに偏りがあった。
今大会はどうだったっけ?と見ると、フランスはベスト16ではポーランドが相手だった。ここはそう強くないし、前回ほど偏っていないみたい。
試合は一進一退で、どっちも大きなチャンスなかったが、スーパーゴールでフランス先制。その後ややイングランド攻めるも落ち着く。フランスはむしろカウンター効くので良いんじゃないかなと思ったが、PKでイングランドが同点。しかし、再び攻撃に出たフランスが再度勝ち越し。なのに、フランスはまたしてもPK献上。ただ、2度目のPKは決まらず大勢決した。2つ目のPKは全くやらんでいいプレーだったので、本当ならもっと楽に勝てた。
イングランドは今回好きな選手が多い代表で、フランスで好きなのはエムバペくらい。にも関わらず、対戦カードを見た時点でフランスの方が好きだな…と迷いなく思った。自分でも不思議。
…ということで、フランスを応援して、応援チームが久しぶりに勝利。これで応援チームは7勝11敗8引き分け。もう残り試合少ないので負け越しは確定な感じ。
4-2-3-1
1 H.ロリス
イングランドの新聞がプレミアリーグでプレーするロリスを「フランスの穴」と挑発していたらしい。ただ、普通に悪くないGK。
ケインと1対1になったところ体張って守る良いプレー。さらに、悪くないミドルシュートにもしっかり対応。一方、後半CKでファーへのボール、DFとも重なって触れなかったところはヒヤリとするプレーだった。
CB 18 D.ウパメカノ
ケインに体預けられてうまく入れ替わられてピンチに。さらに、自陣でプレスかけられて余裕ないパス回しでタッチ大きくなり、とられてケインの後ろ足に当たってしまう。PKの可能性もある位置だったが、VARでファールなしの判断。しかし、ファールでもおかしくない危ないプレーだった。今日は悪いところ多かったが、こぼれ球に早く反応してクリアする良いプレーも。
CB 4 R.バラン
LSB 22 テオ.エルナンデス
左から良いパス交換で上がっていくところ、パス引っ掛かりすぐ戻って今度はカットするプレー。後半左から低い良いボールで入ったかというところ、よく対応していてクリア。今日は珍しく守備良いかな?と思っていたら、エリア内全然ボールに行かずに後ろめからタックルに行く全く不要なプレーでVARに。PKに。全く危ないところじゃなかったのになぜあんなプレーをしたのか。意味不明。この人は本当守備がやばい。
RSB 5 J.クンデ
CBはGKへと指さしているの見えたと思うのだけど、ロングボールをヘディングでクリア。これはまだ良かったが、そのまま相手に渡してしまうミス。ピンチにならなくて助かる。
アディショナルタイムもロングボール、サイドに出さず半端にCKに出すところ。迷った感じあって違和感あった。
CH 8 オーレリアン・チュアメニ 22歳
立ち上がり受け方失敗して、奪われてピンチになりかけるところあった。
距離ちょっとあってしかも助走なしのミドルシュート。そんなんで入るかよ…と思ったら、ものすごいスピードでなおかつ低いシュートで先制。スーパーゴール。すごいな。ちょっと考えられない。
後半立ち上がりエリア内でドリブルに足出してPKとられる。ゴールはすごかったが、他はちょくちょく良くないプレーがある。
CH 14 A.ラビオ
CHになっていたが、攻撃のときにはチュアメニが一枚残る場面が多く、変則的な形。
中盤のパス回し、ボールはねたところでうまく奪われてピンチになりかける。その後、今度は逆に良いカットでチャンスあった。相手のドリブルうまくて、対応できずファールしてしまうところも。
後半立ち上がり、DFラインからのロングボール、競って流れた感じでみんな傍観していたが、長く走っていったラビオだけちゃんと狙っていて、そのままダイレクトでシュートまで。直後も中盤で奪ってチャンスに。攻守に運動量が多く良い選手ではある。
OH 7 A.グリーズマン
いい縦の動きで何度かチャンスになりそうなところ。守備でも危ないところに顔を出している。守備でも頑張るのが彼のすごいところ。
右から一気に左への正確な素晴らしいしびれるサイドチェンジがあった。それから、左CK、一度クリアされて再び彼のところにつながったところ、ニアへ良いクロス入れてアシスト。
LWG 10 K.エムバペ
何人も引きつれて奪われずに中に入っていくプレー。DF引き付けたこともあるのか、この流れから先制。
後半立ち上がり、サイドでウォーカーとスピード勝負、相手も速かったがスピードで少し勝って深いところからマイナスのボールでチャンスに。その後もエムバペの仕掛けからつながってチャンスになるところも。
RWG 11 O.デンベレ
サイドでダイレクトで縦に行く選手に正確に出したのはたぶん彼。右からのクロス、中1人でどうかと思ったがうまく合ってシュートまで行ってチャンス。
後半立ち上がり、エムバペからのマイナスのボール、ビッグチャンスだったがシュートまで持っていかなかった。ジルーがスルーしたのが予想外だった感じ。それでもドリブルは相変わらずいいところ見せている。左からのボールヘディングで折り返して1点ものチャンスも演出。
(20 K.コマン)
FW 9 O.ジルー
右からのクロス、戻るボールで難しかったが、しっかりしたヘディングでシュートまで行くのはさすが。左からのボールヘディングで折り返して1点ものチャンス、ボレーで良いシュートだと思ったがコース甘くてGKがセーブ。難しい体勢でではあった。しかし、このすぐ後にCKの後の流れでニアへのボールにディングで今度こそゴール。最後はDFに当ってオウンゴール気味かな。
■2022/12/15 コナテもフランス代表若手有望のDF、過小評価されすぎている
フランス 2-0 モロッコ
フランスが早めに得点。ビハインドになったモロッコも点がほしいということで攻めていて、カウンター含めてチャンスは何度もある。一方でフランスもカウンターなどでチャンスあり、わからない試合。
後半はモロッコが一方的なペース。プレスも早くて、フランスのカウンターが少なくなってきた。が、フランスが選手交代でエムバペをなんと1トップに。エムバペは攻撃では良い一方で、守備しなかったり弱かったりしてこのサイド使われてきたのを修正してきた感じ。一気に良くなったうまい交代だった。
さらに逆サイドも1人変えて、采配当たって追加点。素晴らしい采配。2点目でモロッコは気持ちが切れたのか、完全に諦めたという感じはないものの、やや覇気が欠けた感じのプレーに。
今大会、ベスト4のうち好きなのはフランスだけ…という、えらい負け方。クロアチアはなぜかいつも最も好きじゃないチームのひとつで、モロッコも好きじゃないチームで、アルゼンチンは好きなときもあったが最近好きじゃない上に今大会態度が悪すぎて応援できず。今日フランスが負けたら、決勝も3位決定戦も見ない!という、私的には崖っぷちのゲームで気持ちよくフランスが買ってくれました。2試合連続のフランスの応援で2連勝し、これで応援チームは8勝11敗8引き分け。負け越しは余裕で確定ですが、次勝てればだいぶ気持ちよく終われそうなんですけど…。
4-2-3-1
GK 1ユーゴ・ロリス 6.5
1点取ったあとの良いコースのミドルシュート反応したし、ちゃんと外に弾いてすぐにピンチにならないところに出した。終盤のCKからのポストに当たったオーバーヘッドキック、よく反応していたなと思ったが、スロウで見るとそもそも触っていた感じ。すごい。CK、ハイボールもきちんと出てきて対応。
CB 24イブライマ・コナテ(イブラヒマ・コナテ) 23歳 6
ウパメカノに代わって出場。前見たときひどかったので、ウパメカノのパフォーマンスひどくて変えたのかと思ったら風邪だそうな。
相手2人いて危なくなりそうなところ、すっと走っていって浮き球先に触ってクリア。さらにペナルティーエリア内から裏らへの一気の良いロングボールでチャンス。
裏へのスルーパスにも先に対応、控えだったがむしろめちゃくちゃいいじゃんというプレー。その後も良い守備、ギリギリ足が伸びて触ってくるところも。後半も通れば1点という中へのボール、カバーに入る。今日はすごい。もっと評価されて良いと思う。
初戦スタメンだったとき悪かったんだっけ?とメモを見直すと、ミスはあったものの、守備に良いところが何度もあったとメモしていた。うーん、本当、もっと評価されて良い選手だと思う。
CB 4ラファエル・ヴァランヌ 6
序盤、押し込んだ状態でセンターサークル付近から長いスルーパス裏へ、良いボールだった。
LSB 22テオ・エルナンデズ 7
序盤、左にこぼれたところ、よくこの場所に詰めていたし、角度あまりない上に浮き球でGKも来ていて難しかったが、足を上げてきちんと下に叩くハイレベルなキックで先制点。守備ひどいが攻撃は本当良い選手。
参考にした記事では、「値千金の先制点を挙げるなど持ち前の攻撃力を発揮し、さらに相手のキーマン2人(ジイェフとハキミ)に対する守備面でも奮闘した」としてマン・オブ・ザ・マッチに。
ただ、テオ・エルナンデスが攻撃的で、エムバペも守備がゆるいということで、実際にはこのサイドかなり使われていた。ただし、エムバペの責任も重く、テオ・エルナンデスだけの問題ではない上に、今まであったひどい守備がなかったので、確かに今日は守備も今までよりは良かったと思う。
RSB 5ジュル・クンデ 6
後半エリア内でシュート打たれそうなところ粘り強く守る良い守備。今日はその前から今までより良かった。後半アディショナルタイムにも完全に1点というところ、ゴールライン際で拾ったプレー。
CH 8オーレリアン・チュアメニ 6.5
素晴らしいドリブルで持ち上がり、スルーパスで決定的な形。さらにこぼれたところもう一度出して決定的な形だったがこれも決めてもらえず。球際、ギリギリ早く触って、相手のファールに。よく足が出てくる。
前半アディショナルタイム、ペナルティーエリア内で後ろから抱きかかえるようなことやっていて、PKとられかねない危ないプレーだった。後半も低めのところで失って大ピンチもあった。
参考にしたサイトでは6.5と高評価だったけど、相変わらず危うさの見える選手。良いプレーではすごく良いので、持っているものは高いと思うんだけど、どうもプレーにムラがある…。
CH 13ユースフ・フォファナ 6
ラビオ風邪で登場。ただ、攻守に運動量多いラビオの不在の重さを感じさせるフランスのウィークポイントになっていた。この左のCHのポジションの人が頑張らなくちゃいけないのは、エムバペが守備ゆるいためであり、それを求めるのは酷ではあるのだけど、6点評価は高すぎだと思う。
OH 7アントワーヌ・グリーズマン 6.5
序盤、一旦DF裏を狙ってオフサイドのところに行って斜めに歩きながらオンサイドポジションに戻ったところから、さらに戻って受ける動きから再びスペースに走り出してDFのを外す、憎らしい動き。と思っていたら、ここからゴールに繋がる。
その後も本当やらしいいい動きをしている。毎度書いているが、本当守備もよくやるし、危ないところに出てくるし、奪うプレーもうまい。すごいわ。
LSH 10キリアン・エムバペ 6.5
序盤チャンスで中央まで絞る、ゴールの感覚がある良い動き。ここで放ったシュートは2本とも防がれたが、このこぼれからゴールになり、アシストに。
最後カバーにあったが、スピードで裏に抜けてクロスも。とにかくスピードがすごくて溜息出る。
後半選手交代でエムバペがなんと1トップ。攻撃では良いところあるが、守備しなかったり弱かったりしてこのサイド使われてきたのを修正してきた感じ。ここらへんはエムバペのマイナスポイントなのだけど、それを補って余りあるプレーをするからすごい。
終盤、「えっ、そこでドリブルするの?」という相手DFがどっさりいる密集地帯でドリブルで仕掛ける。そして、狭いところを高速度でジグザグに抜いてきてシュートまで行くという神がかり的なプレーを見せていた。信じれない。シュート自体は強引なシュートではあったが、このこぼれ球を押し込んでもらいアシスト。ちょうどテレビ解説では、モロッコについてシュートを打てそうなときに打っていないという話が出ており、その差がモロに出た。あと、このときエムバペは、その前にも素晴らしいターンから一度味方を使っており、この一連の流れがあったからこそ生まれたゴールだった。
RSH 11ウスマンヌ・デンベレ 6(78分OUT)
前半は彼らしいドリブルもあったが、後半消えてしまった。
FW 9オリビエ・ジルー 5.5(65分OUT)
DFラインから一気のロングボールのバウンド、DFが目測誤るのを見越して入れ替わり裏に走ってシュートも良かったがポスト。その後カウンターで決定的な形だったが、キックミスで枠に飛ばない。良いところもあったが、チャンスに決められなかった上、後半は消えており、冴えなかった方の日。
(FW 26マルキュス・テュラム 6.5(65分IN))
後半LSHに入ってきてびっくり。エムバペがなんと1トップに。エムバペは攻撃では良いところあるが、守備しなかったり弱かったりしてこのサイド使われてきたのを修正してきた感じ。
これまでの試合目立たなかったが、今日は左サイドでスピード見せる良いプレーがいくつかあり、いい選手なんだと実感。ブンデスリーガで10点で、得点ランキング2位だとのこと。本当とんでもない選手が控えにいる。
(RSH 12ランダル・コロ・ミュアニ(コロ・ムアニ) 6.5(78分IN))
入ってすぐこぼれ球押し込んでゴール。ごっつあんゴールではあるが、ポジショニングが良かったので褒めて良いゴールだった。
採点は【フランス対モロッコ|採点&寸評】攻守で奮闘のテオがMOM! ジイェフとハキミも流石の質を発揮【W杯準決勝】 | サッカーダイジェストWeb | FIFA ワールドカップ 2022 完全ガイド by ABEMAより
https://times.abema.tv/fifaworldcup/articles/-/10059402
■2022/12/23 デシャン監督すごすぎ…中盤省略の奇想天外な策が大当たりして2度同点
アルゼンチン 3(PK:4-2)3 フランス
立ち上がりアルゼンチンペース。PKで先制。アルゼンチンは守備も良く、なんとフランスは前半シュート0本。ほぼ全く攻撃できない。動くのがうまいグリーズマンにもしっかりついてきていた。
前半の時間ないうちに2人変えてきたが、多少持つ時間増えた程度で大きくは変わらず。準決勝ではうまく行った交代だが、そのときは0-0で今回は0-2で状況が全然違う。スペースが無いのがきつい。
あと、フランスは中1日短い上に、風邪気味で練習休んだ選手もいたそうで、ちょっと万全ではない感じもする。呼吸が合わないミスも多い。ワンタッチ目が長くなるプレーもすごく多い。
後半フランスも押し込んではいたが、そこまでチャンス作れていない中でPKで1点。2点目は形作れたが、シュートが良すぎてのゴール。結局、ほとんどチャンスない中で追いついた。動き悪すぎてこれで追いつけるとは思わなかった。2点入ってからフランスやっと良くなってきた。一方、アルゼンチンは攻守で足が止まりがちに。
延長ではフランス押しているが、延長の前の後半途中から4-2-4みたいな感じで、中盤省略してかなり大雑把な形。チャンス作りまくるわけではないが、これで追いついた。
パスの供給元のグリーズマンも外しており、交代したときは理解できないおかしな交代だと思ったが、アルゼンチンの守備が良くて中盤が繋げないため、「じゃあ、中盤いなくていいじゃん」という発想の転換だった感じ。守備専任の選手と攻撃任選手に分ける交代だった。
これが大きく当たったわけで、やはりデシャン監督はすごいな…という。形がない中で点が取れるエムバペがいてこそできることとはいえ、常人ではちょっと考えられない大胆なシステムチェンジだった。大会最高の監督だと思う。
前述の通り、延長ではフランス押していたが、その後、アルゼンチンは残していた選手交代使って良くなってきて延長後半ゴール。しかし、フランスがまた追いつく。
PKになるとアルゼンチンだろうなという感じでやはりアルゼンチン。ただ、前半あまりに内容悪くて、フランスが追いついた方が驚きだった。試合日程の不公平さはもう少し考えた方がいいと思う。
今大会、ベスト4のうち好きなのはフランスだけだったのでフランスを応援。これで応援チームは8勝12敗8引き分け。今大会もボロクソでしたね。
あと、本田圭佑の解説を初めて聞いたのだけど、うるさいし、アルゼンチン応援していて不愉快。これはフランスを応援していた私だけでなく、他の人も言っていた意見。アルゼンチンにイエロー出さなくて「いいっすね」とか、一般人のテレビ観戦か?という…。選手の特徴やVARの条件もわかっておらず、本当素人。
明らかなハンドリングに気づかなかっただけならともかく、審判がジェスチャーでPKを示しているのにそのジェスチャーの意味すらわかっていなかったのには、呆れてしまった。本当にサッカー選手なんだろうか?
さらに、延長後半アディショナルタイム、3分もあるのに、本田圭佑、1回くらいならチャンスあるでしょ?というトンチンカンなことを。サッカーは1分あればチャンスを1回作れることが可能とよく言われており、3分あれば何度もチャンスあるし、実際、何度もチャンスあった。マジでサッカー選手なんだろうか?と思う。
こういう本田圭佑の解説を求めていたファンもいるだろうが、そうじゃない人もおり、炎上狙いで犯罪者まがいの出演者ばかり出す、かつてのニコニコ動画のような少数の濃いファン向けの放送をABEMAが目指さず、メインストリームを狙うのであれば問題。政治家の選挙で炎上政党が議席をとれることは明らかになったが、与党どころか有力野党すら無理で、あくまでごく少数しか炎上需要はない。メインストリームにはなれないことがはっきりしている。
本田圭佑が副音声や明石家さんまさん(この人も不愉快で似たノリ)みたいな芸能人枠ならわかるが、こういう気遣いができない人をメインにするのは問題がある。今回のABEMAのワールドカップ放送はいらない…と言っていたが、本田圭佑を出す限り、テレビの代わりにはならない。
気遣い…というのは、フランスを応援している人や中立な解説を聞いて純粋に試合を楽しみたい人も一定数いるのだから、そういった配慮が必要だということ。そこまで考えられないんだと思う。
本田圭佑は他の問題を見ても、人間的な思いやりながない。もちろんサッカー選手として優れていてクズという人は必ずいるので、それはそれで仕方ないのだけど、解説者には向かないし、前述の通り、少なくともメインで1人で出すのは間違っている。
4-2-3-1
GK 1 H.ロリス
ギリギリのところで前出てきて触るプレーが何度か。失点はしているが、ロリスはいい。延長後半、長いボールエリアギリギリのところ出ていってよく対応。イギリスの新聞にフランスの穴とされたそうが、むしろ大会屈指の良さだった感じ。
CB 18 D.ウパメカノ
クリアボール、センターラインより前で来たが、タッチが悪くて流れて雑なパス出してカウンター食らって失点。後半もなんでもないところで短いパスでヒヤリ。フランスは今日みんな体思いが彼の場合は前からひどかった。
延長前半、中に守備が集中していたため左サイドで相手選手がフリーになってしまったが、長く走ってきてスライディング、これは素晴らしいプレーだった。その後、もう1本シュート打たれそうなところ素晴らしい対応。
CB 4 R.バラン
(24 I.コナテ)
LSB 22 テオ.エルナンデス
(LSB 25 E.カマヴィンガ)
初めて見た話題の若手カマヴィンガ。本来のCHではなく、以前もLWBに緊急的に使われていたといい、それに近いLSBでの登場。正直印象に残ったプレーはなかったが、守備専任の選手と攻撃任選手に分けるようなフォーメーションにしてきたため、攻撃の方に長所があってポジションを留守にしがちでなおかつ守備に難があるテオ・エルナンデスに代えて、守備で信頼できるカマヴィンガを入れてきた感じだった。
RSB 5 J.クンデ
(3 A.ディザシ)
CH 8 A.チュアメニ
メッシにしつこい守備してそこから2点目につながる。後半アディショナルタイム、CKの後の左でファールされながらも粘ってドリブルしてチャンスにするプレーも。
CH 14 A.ラビオ
本田圭佑が前半から「交代、交代」しつこく言っていて、違う選手が交代して「ラビオ買えないの?」などと言っていたが、結局、延長前半までプレー。ただ、体調不良が治っていない感じで、これまでになく目立たなかった。
(13 Y.フォファナ)
左奥の高い位置、しつこい守備でとって中へ行こうというところ、完全にひっぱられて相手イエロー。
OH 7 A.グリーズマン
今日は彼らしい動きやパスあまりなかったとはいえ、後半途中まさかの交代。理解できないと思ったが、今日は全くパスがつながっていなかった中盤を完全に省略する…という奇想天外なフォーメーションにして、これでうまく行った。
(20 K.コマン)
LSH 10 K.エムバペ
前半の内に交代あって1トップになるが、後半再び左に。周り悪くて孤立して、アルゼンチンも良いとは言え、全体に重く彼もいまいち。
後半、ワンタッチでふわりと浮かして後ろに流すボール。そこまで良いボールではないが、多少ルーズで処理難しいボールで相手のミスもありPKに繋がる。PKはチームの流れ悪く外すかなと思ったし、GKと方向合っていて触れたがなんとか決める。スピードあって低いボールだったのでなんとか入った。
そのすぐ後、ワンツーでエリア内ふわっとしたボールもらう。シュート打てる体勢とはいえ、やや距離あったところ、ダイレクトで鋭いシュートで2点目。あれを決めるか?というシュート。入ると思わなかったシュート。スロウで見直すと、GK触っていてコースは甘かった感じ。やはり普通なら決まるシュートじゃない。シュートスピードの早さで決めた感じ。
後半アディショナルタイム、相手さわれそうなところギリギリでスピード活かしながらチャンスにしてくる。
また、延長後半、シュートが手にあたってハンドリング。なぜか本田圭佑もアナウンサーも気づいていなかった。2回目のPKは難しいと思うが決める。最後はひっかかるが、最後の最後のプレーでも切り返して抜いているところ。前半はイマイチに見えたが、要所要所ではすごいプレーをしていて、結局、最後までほとんどパフォーマンスが落ちなかった。さらに、PK戦、3発目も決めた。1試合で3回とも決めるってすごいな。
11 O.デンベレ
序盤、右に人寄せられていた中、ひっかかりそうではあったものの、左へ低いボールで珍しいサイドチェンジ。ここから悪くない形に。少し手を出しただけではあるが、その後、PKとられており、戦犯にはなりそう。
(12 コロ・ムアニ)
最初、右で、その後中央に。目立たなかったが、ルーズな浮き球のパス、スピードと強さで先に入ったところを完全に引っ張られてPKとる。一方、延長後半アディショナルタイム、裏へ出たボール決定的だったのに決められず。
FW 9 O.ジルー
(26 M.テュラム)
エムバペにワンツーでふわっとしたボール出してアシストしていた。
■2022/11/06 不調だけではない…フランス代表が苦戦すると予想される理由とは?
<2022 W杯で注目すべきフランス人選手5選>(FIFA)というのも読んでみました。<フランス代表はUEFAネーションズリーグ2022-23で芳しくないスタートを切った。6月には4戦して2敗2分と、大きく苦戦している>と書いていたので、その頃の記事ですかね。前回優勝チームのグループリーグ敗退が続いており、またしても?と気にかかるところです。
前回大会のフランスは若いチームであったものの、「注目すべきフランス人選手5選」が以下のように前回大会に出た選手かベテランばかりであるのも気になるところ。新たな選手が育っていないチームは苦戦する…というのが、私の持論です。
GK ウーゴ・ロリス 年齢:35
<マイク・メニャンが正GKのライバル争いに名乗りを挙げたのは確かな一方、大会ではウーゴ・ロリスがゴールマウスを守ると判断して間違いない。(中略)代表キャップ数139を誇り、経験豊富なロリスがリリアン・テュラムの持つ142試合の最多出場記録を抜くのは確実だ>
CB ラファエル・ヴァラン 年齢:29
<代表の通算出場試合数は86に上り、代表とクラブの両方でワールドカップやチャンピオンズリーグなど主要トロフィーを数多く獲得してきた。21歳6カ月で代表のキャプテンの重責を担うなど、国際経験豊富なベテランがチームにもたらす効果は特大である>
MF エンゴロ・カンテ 年齢:31
<ヴァランや中盤でコンビを組むポール・ポグバ同様に、昨シーズンはエンゴロ・カンテにとっても難しい1年となった。所属クラブのチェルシーでも欠かせない選手だが、昨季のリーグ戦出場は26試合に留まった。加えて代表戦でも、2018 FIFAワールドカップ ロシア制覇以来、中盤のダイナモの出場試合数は開催された国際マッチの半数にも満たない。膝、足首、股関節と、過去3シーズンは怪我に悩まされ続けており、さらに新型コロナウイルスも2度発症、最近ではハムストリングも痛めている。それでも、レ・ブルーのエンジンルームにカンテは絶対に必要だ>
FW キリアン・エムバペ 年齢:23
<2018年のロシアでの優勝以来、レ・ブルーでも安定した活躍を継続。27得点中23ゴールの成績が、前回大会以降のものである。カタール大会でも、デシャン監督の下、フランスの主力として最高の輝きを放つことは間違いない。23歳の若さですでに代表キャップ数は57。今後は、ティエリ・アンリの持つ通算51得点を含む、フランス代表に関わる全記録を抜いていく可能性も十分にある。ちなみにそのアーセナルのレジェンドの23歳時点の代表ゴール数はわずか8だったことも付け加えておこう>
FW カリム・ベンゼマ 年齢:34
<レアル・マドリードの大黒柱は夢のような2021-22シーズンを終えたばかりだ。ラ・リーガ、UEFAチャンピオンズリーグ、そしてスペインスーパーカップ。これらすべての大会で自身4度目の優勝を達成し、同時にリーグ戦で27ゴールを決めて、2009年にサンティアゴ・ベルナベウにやってきて以来自身初となる得点王にも輝いた。チャンピオンズリーグでも15得点と爆発、欧州でもゴールデンブーツのタイトルを手にしている>
■2019/09/12 ドイツ大会はジダン・アンリ・マケレレ・テュラムが目立つ
たぶん2006 FIFAワールドカップドイツ大会だと思われるフランス代表のメモ。ただ、感想はほとんどなし。決勝で負けたイタリア戦と準決勝のポルトガル戦兼用のメモっぽいですね。
数少ないメモしている選手は、アンリ・ジダン・マケレレ・テュラムという縦のラインで別格クラスの良い選手たち。ジダンの頭突き退場があったとはいえ、これだけの選手がいても優勝できなかった…という感じです。
GK バルデス
LSB アビダル
LCB ギャラス
RCB テュラム 準決勝も決勝も結構効いていてよかった。
RSB サニョル
DH マケレレ ポルトガル戦では、同じポジションのヴィエラとともにデコを完封。
DH ヴィエラ
LSH マルーダ
(ヴィルトール)
OH ジダン ガットゥーゾも止めきれずに苦労。
RSH リベリ ジダンの後継者と言われていた。彗星のように登場した選手だとのこと。タイプとしては全然似ていませんね。小柄でスピードと運動量のあるタイプ。私は好きなタイプだった記憶あったのですけど、このときのメモだと「それほど魅力を感じない」とのことでした。
(ゴブ)
FW アンリ 決勝では人数かけられても抜いてきており、やはり怖い選手だと感じさせる。
(サハ) ファイナルでは出場停止。結局、ほとんど見れなかった。
■2021/06/08 堅守速攻で良いチームだったクーペル監督時代のバレンシア
1999-2000シーズンの2000年初めに見たリーガエスパニョーラのバレンシアのメモから。エクトル・クーペル監督の頃ですね。しっかりと守れる堅実な守備で引いてからの速攻が得意で好きなチームでした。
全然フランスと関係ないのですが、右サイドバックのアングロマが確か好きだったような…と思ったのでここに追記。完全に忘れていたので、最初の「フランス代表好きな選手ベスト11」にも追加しています。
他にカニサレス、カルボーニ、メンディエタあたりも好きで、好きな選手も比較的多かったチームでした。
<1999-2000シーズンのバレンシア>
GK パロップ 好調だとのこと。確かにいいGKだと思いました。
(GK カニサレス 本来は彼の方が好きな選手です)
LSB カルボーニ 元イタリア代表。メモないですが、結構好きだったはず。
CB ジュキッチ
CB ペジェグリノ(ペジェグリーノ)
RSB アングロマ 元フランス代表
(RSB ジェラルド)
DH ミリャ(ミジャ)
LSH キリ・ゴンサレス アルゼンチン代表
RSH メンディエタ
OH ジェラール スペイン五輪代表。長身でヘディングが強いのですがMF。チームのやり方のせいか、またトップ下という位置以上に下がり目な印象を受けました。
(MF ファリノス スペイン五輪代表)
(MF アングロ)
FW C・ロペス
FW サンチェス
(FW イリエ 比較的若手でワールドカップ出たときは好きな選手でしたが、その後はイマイチ。このときのメモでも「不調」とありました)
(FW オスカル 元バルセロナ)