2023年2月23日木曜日

ガクポはデパイ以上?注目すべき若手オランダ代表選手

■2022/06/22 オランダ代表の注目選手はデパイ、デ・ヨング、デ・リフトの3人
■2022/11/26 ガクポはデパイ以上?注目すべき若手オランダ代表選手
■2022/12/04 注目の若手シャビ・シモンズが登場 スペインではなくオランダ選択
■2022/12/10 オランダ代表ナタン・アケ、ファンダイク以上の守備の良さ見せる



■2022/06/22 オランダ代表の注目選手はデパイ、デ・ヨング、デ・リフトの3人

 オランダ代表の注目選手を検索。3選手に絞ったおかげで特徴説明が豊富な、<ユーロ2020オランダ代表の注目選手は?最新フォーメーションと戦術・監督もご紹介! | CENTER CIRCLE>が良さそうなページでした。まず、筆頭として出ていのは、FWNのメンフィス・デパイです。

FW メンフィス・デパイ
<プレースタイルは足元の技術を武器にドリブルを仕掛けたり、フェイントで相手のマークを剥がしたり、トリッキーなプレーを混ぜながらシュートやラストパスでチャンスメイクをします。
 シュート精度、シュートレンジも広く、FKのキッカーとしても高い精度を見せています。
 リヨン移籍以降はゲームメイクにも積極的に顔を出し、味方と連携しながらリズムを作っていきます>
https://tech-career.net/euro-netherlands-formation-tactics/

 私はオランダに限らず普通なら人気のあるCFが好きじゃない…という困った特徴があります。ただ、デパイは技術があってトリッキーなプレーもあり、アシストも得意でゲームメイクもやる…ということでわりと好きそう。
 というか、見たことあるな?と同じページのメモを見ると、やはり見ています。当時は出場時間が短かったのですが、ドリブルの良さが印象の残った模様。ただ、絶対見たい!というタイプではなさそうですね。

MF フレンキー・デ・ヨング
<プレースタイルは中盤からのゲームメイクで、精度の高いパスと的確にポジションを取り、ゲームのリズムを作ります。
 視野も広く、相手からのプレスも冷静に対処し、次のプレーへと移行できます。また、ドリブルスキルもあり、前線へと運ぶ役割もこなします。
 アヤックス時代の(引用者注:リベロへの)コンバートが活き、インサイドハーフは勿論、中盤の底でもプレー出来ることから、流動的にポジションを入れ替えるオランダのシステムに活きています>

 デ・ヨングという名前の選手が多くてあれですが、フレンキー・デ・ヨングは見たことない感じ。ただ、ニュースでは良く名前を聞きましたね。わりと好きそうな感じです。最後も名前だけは知っているデ・リフトでした。私がオランダで好きになることが多いウインガータイプで注目選手はいないようです。

CB マタイス・デ・リフト
<足元の技術に優れ、後方からのビルドアップやフィードを得意としています。
また対人守備にも強く、予測と的確な判断でボールを奪ったり、掻き出したりして、ピンチの芽を摘み取ります。
さらに、セットプレーにも強く、ボールの落下点を早くに予測し、相手よりも先に触ることで、ボールを跳ね返したり、攻撃時にはヘディングでのシュートを放つなど武器の一つとなっています>



■2022/11/26 ガクポはデパイ以上?注目すべき若手オランダ代表選手

オランダ 1-1 エクアドル

 1試合目見れなかったので、これがオランダの最初の試合。オランダが早々に先制するが、その後、スコアの関係もあるのか、エクアドルが攻める時間長くなる。エクアドルの守備早くてオランダ攻めあぐねいている感じもあり、これがエクアドルの攻撃にも繋がっている。ただ、この時間帯でとれないとエクアドルも苦しくなりそう。前半のうちに決められたがオフサイドで結局、決められず。
 後半そのままの流れで同点。オランダは悪い流れのまま。攻守に足が止まっている感じ。そもそもシュートがほとんど打てていない。ポゼッションはオランダが上という意外な数字、エクアドルが相手に持たせていて、効果的に攻撃する…といった感じなのかも。
 オランダはパスミス連発。前後半シュート1本のみ。「良い時間帯でとれないとエクアドルも苦しくなりそう」と書いていたが、なんとエクアドルが最初以外ずっと圧倒的で追いつけた。勝てそうな内容だったが、引き分けでも後味が良くて前向きになれそうなゲームだった。オランダは悪すぎてこちらも引き分けで上々。ファン・ハール監督は選手交代などでも全く修正できなかった。
 全然応援していなかったんだけど、そういやWINNERでオランダ買ったんだよな。組み合わせが楽だと思ったのだけど、この苦戦ぶり。うーん、これはちょっと無理かなぁ…。

3-4-1-2

GK 23    A.ノパート
 ワールドカップ初戦がなんと代表デビューだそう。ミドルシュートに良い対応。クロスも読むプレー。
 後半、ちょっとトラップが長くて少し危ないところ。終盤もキックが相手に当たってヒヤリとするプレー。

LCB 5    N.アケ

SW 4    V.ファンダイク
 ファーへの早いクロスによく対応。良いところはあったが、チームが悪かったし、世界最高のCBとまでの良さはわからなかったゲーム。

RCB 2    J.ティンベル
LWB 17    D.ブリント
RWB 22    D.ドゥムフリース (デンゼル・ダンフリース) 26歳
LCH 21    F.デヨング
RCH 20    T.コープマイナース
(15    M.デローン)
OH 14    D.クラーセン
(11    S.ベルフハウス)
FW 7    S.ベルフワイン
(10    M.デパイ)

FW 8    コディ・ガクポ 23歳 
 ミスパス出た流れの中から強烈シュートで左ギリギリに…早々に先制点。その後も良さ感じるプレーしている。最終ラインに戻って良い守備もあった。チームはひどかったが、彼は良いもの感じた。初戦もゴールしていたらしい。

(19    W.ウェフホルスト)



■2022/12/04 注目の若手シャビ・シモンズが登場 スペインではなくオランダ選択

オランダ 1-3 アメリカ

 アメリカのハイプレスでアメリカペース。が、最初のダイレクトプレー連発で一気にスピードアップしたプレーでオランダがあっさり先制。その後、アメリカが持つ時間帯が長く、オランダは守り中心。ただ、危ない場面ないし、カウンター効いている。
 前半終盤まではオランダは相手にチャンス作らせていなかった。さらにアディショナルタイムで2点目。枠内シュート2本で2点という効率の良さ。
 後半どちらも少しチャンスありつつ、オランダには上々の流れだったが、偶然アメリカに1点入る。しかし、その後アメリカが勢いづいたところでまた失点してしまい、大勢決す。
 オランダ優勝に賭けているんだけど、アメリカ応援していて、応援チームは5勝8敗8引き分け。ボロクソ。今大会好きなチームがあまりなくて、その好きだったエクアドルに続いてアメリカが敗退。この先何を楽しみにすればいいのか…。

3-4-1-2

GK 23    A.ノパート
 初っ端からプレッシャーかけられてロングボール長くなるところ。しかし、その後すぐ1対1で好セーブ。足に当てた。
 後半ミスパスからのピンチ、素早く反応してシュート打たせずその後の動きにもついていった。裏へのスルーパス読んで、エリア外素晴らしいプレー。全体としては良かった。

LCB 5    ナタン・アケ 27歳
 後半最初スピードによく対応。守備よく効いている。こぼれ球、相手より早く対応。今日はすごく良い。DFみんな良かったが、特に良かった。

(3    M.デリフト)

SW 4    V.ファンダイク
 後半パスコース読むプレー。高さも効いている。その他の守備も良い。

RCB 2    J.ティンベル (ユリエン・ティンバー) 21歳
 後半うまく対応して奪うプレー。DFは今日みんな良かった。

LWB 17    D.ブリント
 良いインターセプトでチャンス。前半アディショナルタイム、マイナスのボール、フリーで入ってきてゴール。後半フリーになって、逆サイドのフリーのドゥムフリースに落ち着いて入れてアシスト。守備も良いところ。今日はすごく良かった。

RWB 22    D.ドゥムフリース (デンゼル・ダンフリース) 26歳
 マイナスのクロス、フリーの選手に入れてアシスト。前半アディショナルタイム、今度は押し込んだ状態からマイナスのボールで再びアシスト。
 後半最初、また右からのクロスでチャンス。低いボールだった。その後もまた良いクロス。フリーになって逆サイドからのWBからのボール決めてチーム3点目。今日は良い選手多かったが、中でもベストの働き。

CH 21    F.デヨング
 しつこく守備して奪うプレー。後半かわそうとして失ってカウンター。評価高い選手だが、今大会いまいち良さわからない。

CH 15    M.デローン   

(20    T.コープマイナース)
 相手の良い位置で完全に遅れて足に行ってイエロー。それほど危ない場面じゃなかったのでもったいない。

OH 14    D.クラーセン
 オランダはマンマークやっているらしく、アダムスを見ていて効いている。一方で、危ないパスミスあったの彼じゃないかなというところがあったんだけど、前半アディショナルタイム、アシストの一つ前の裏へのスルーパス出していたのもたぶん彼じゃないかな。

(FW 7    S.ベルフワイン)

FW 10    M.デパイ   
 遅れて入ってきてマイナスのボール、フリーだったとはいえ、きれいにミートして早い低い良いシュートで先制点。守備にまで戻ってヒールかな、うまく出して一気にカウンターまで。
 後半最初、左右でちょんちょんと持ち替えて交わすプレー。タイプがよくわからなかったが、足元もうまそうなプレーが前半からある。ルーズなボール粘った上に巧みなタッチで持ち直してパス出してカウンターチャンス、これも彼じゃないかな。今日のパフォーマンスはいい。試合感戻ってきたか。
 自陣でのパス回しで戻ってきて受けたのはいいが、DFラインに絶好のスルーパスのように相手に出してしまい1点もののピンチ。ゴール決まらず命拾い。

(FW 25    シャビ・シモンズ 19歳)
 19歳、注目の選手だが、パスがズレたり失ったり。ちょっと良さわからなかったが、ヒールでチャンスになるところはあった。とはいえ、良さが出きらなかった感じ。若い頃にVTR見たときは、ワンタッチでターンしてかわすプレーが激うまだったが、そういうところは見られず。当時心配だったスピードは上がった感じ。てっきりスペイン国籍選択すると思っていたのでオランダにいてびっくりした。

FW 8    C.ガクポ
 今日もドリブル効いている。他の選手と違って持つタイプで、現代サッカーの指導者には嫌われるか可能性も。ただ、早いドリブルで仕掛けて怖い。ドリブルからパスしてチャンス。後半フォーメーションチェンジ後も、相変わらずドリブルうまくて抜いてくる。

(19    W.ウェフホルスト)



■2022/12/10 オランダ代表ナタン・アケ、ファンダイク以上の守備の良さ見せる

オランダ 2-2(PK3-4) アルゼンチン

 やはりアルゼンチンが持ち気味だが、両チーム穴がなくてチャンスない。が、その中でメッシのすごいパスでアルゼンチン先制。こうなるとチャンス作れていなかったオランダは苦しい。前半はシュート1本。可能性ありそうなのはセットプレーくらいだったが、ボールは良いものの中はいまいち合わない。
 後半もオランダ攻め手なく、シュート0本が続く。逆にPKで失点。アルゼンチンがメッシ以外はよく守備しており、意外に守備がすごい。プレス早くてオランダはカウンターもできない。

 スペインの主審だというマテウ・ラオス主審は、カードが多い主審だなと思って見ていた。カードはゲームをコントロールするために出すものではあるが、カードをポンポン出すと荒れる試合になりやすいイメージ。危ないプレーがあると「カード出すぞ!」という勢いで注意を与えながらコミュニケーションとる主審の方が良いイメージがある。
 すると、アルゼンチンも相手もイライラさせるプレーを繰り返して荒れる試合になって、カードがさらに出まくる流れに。アルゼンチンはずるいところがあるので、作戦としてやっているのかと思ったら、実際にイライラしていたのか、余計なカードやファールもらい、そこから失点で自滅してまさかの同点に。
 一方、主審のカードの出し方は、一貫性がなかったのも問題。オランダでイエローになったプレーでアルゼンチンでイエローとならなかったプレー(ハンドリング)があった他、悪質なファールをした上に相手ベンチ脇に勢いよく蹴り込んだせいで、ベンチの選手がなだれこんでしまい、危うく大乱闘となりそうだったプレーはレッドカードがふさわしかった。今大会最悪のジャッジ。オランダ7人(1人は退場)、アルゼンチンに8人のカードを出して、カードに関するワールドカップ新記録も作ったそうだ。

PK戦でも2人にカード…荒れに荒れたオランダvsアルゼンチンのイエローカード15人はW杯本大会で史上最多に SOCCERKING SOCCERKING
<FIFAワールドカップカタール2022の準々決勝「オランダvsアルゼンチン」にて、マテウ・ラオス主審が記録を作った>
<試合は荒れに荒れまくり、最後も勝利したアルゼンチンの選手が、わざわざオランダ陣営の前で勝利アピールを行うシーンも見られるなど、後味の悪い結末に。同試合を裁いたラオス主審は、両チーム合わせて15人にイエローカードを提示(引用者注:イエロー2枚、レッドカードを考慮してカード17枚との報道もある)したそうで、これはワールドカップ本大会では史上最多となった模様。中にはPK戦の最中にカードを頂戴した選手もいた(引用者注:2人イエローカード3枚で、1人はPK戦の中で退場まで。ただ、どこで出たのか全く気づかなかった。見直してもわからん)>

 試合の話の続き。オランダが土壇場で追いついたので延長はオランダが引き続き攻めるのかなと思ったら、終盤の激しい試合と一転して両チームともに落ち着きチャンスもできず。延長後半、選手交代から一気にアルゼンチンペース。が、決めきれず。こうなると、オランダの流れかなと思ったが、アルゼンチンが勝つ。
 オランダの方が相対的に好きかな…とオランダを応援していたので、応援チームは6勝11敗8引き分けでボロクソ。オランダ優勝に賭けていたのに相手チームばっかり応援していて、やっと応援したと思ったら途端に負けた。

3-4-1-2

GK 23    A.ノパート
 パスちょっと危ないところ。試合内のPKはタイミング合わず動けず。PK戦1人目は先に動いて決められる。PKうまいGKという話もあったらしいけど、別にうまくはない。全体としてもそれほど良いGKとは思えなかったので、今大会の抜擢は個人的には微妙だった。

LCB 5    ナタン・アケ 27歳
 今日も良い守備。本当いい選手だと見ていて思う。パスコースふさいでミスパス誘うプレー。延長でもメッシについて中までは入っていき良い守備。

SW 4    V.ファンダイク
 今日も良い守備だと思っていたが、後半手を出してしまいいい位置でFK。PK戦最初のキッカーだったが、短い助走でタイミングピタリあって止められてしまう。

RCB 2    J.ティンベル
 少し上がったところ持ち方悪くて奪われる。チームがファールもらえたプレーで熱くなり、もったいないイエロー。延長でメッシに当たられて走るコースを邪魔した形になってしまい、2枚目のカードの可能性もあるひやっとしたプレー。

LWB 17    D.ブリント
 最初に失点の場面、相手に先に入られちゃったの、ポジション的に彼じゃないかと思う。後半もチャンスなりそうな流れで誰もいないところにパスするなど今日は冴えなかった。

(CF 9    L.デヨング)
 CF入って4-3-3にしたとの説明。

RWB 22    D.ドゥムフリース
 後半エリア内ギリギリで切り返しに対応できず足に行ってしまいPKとられる。前回見たとき良かったWBのふたりが今日はダメだった。

CH 21    F.デヨング
 後半CKの後のサイドのプレー、うまく対応。一方、ロングボール出そうとしたら近くの選手にひっかかってピンチになりかけたの、彼じゃないかと思う。どの試合見てもどうも良さわからなかった。

CH 15    M.デローン
 中盤相手に持たれそうなところ戻ってきてうばう良い守備。中盤の3人はどの試合見ても攻撃で目立たないが、どの試合でも守備は頑張っていた。

(20    T.コープマイナース)
 近いところのFK。ここは近すぎて入らないんだよな…と思っていたら、なんと低いパスを味方に出す意表を突くプレーでアシスト。この絶体絶命のところでトリックプレー使ってくるとは。全く想定外で、見ている方も見事に騙された。

OH 8    C.ガクポ
 ワンタッチ目からターンを計算した持ち方で低い位置だがうまいプレー。自分でとったFKをいいクロス。もう1本先程より遠いが、右から右足でややカーブかけて、GKが出れない良いボール。その後逆サイドのFKも彼かな、今度はGKに向かっていくボールで良かったが誰も飛び込まず。オランダは高さが一番可能性あると思うのに、どうもうまく行っていない。
 後半左WGに。ドリブルたまに見せてファールもらうところも。ドリブルないとチャンスにならず、彼のところはまだ可能性あるかな…と思っていたが、交代になる。

(12    N.ラング)

FW 10    M.デパイ
 今日もうまさあるプレーは見せていた一方で失うところも。怪我明けで万全になる前に、ワールドカップが終わってしまった感じ。

(FW 19    W.ウェフホルスト(ボウト・ベグホルスト) 30歳)
 DFの前でうまい動きで入ったが、後ろからのボールで、ボールスピードもなくて、ゴールに繋がるようなボールと思わなかった。ただ、角度を変えて後ろに流し、なおかつGKの横でバウンドするすごいヘディングで1点返す。k全然に予想外だった。
 197cmと特に長身の彼が入ることで、中でターゲットにもなってチャンスになってきた。背の高さ生かして簡単に入れるボール全然なかったが、1点入って変わってきた。どうもパス回しにこだわっていた感じだが、オランダはもっと高さを素直に活かした方が良いと思う。
 さらに、FKからサインプレーでもらったボールをきちんと決めてみせて同点に。