2023年2月22日水曜日

イングランド代表若手注目選手にベリンガム、フォーデン、ライス、サカ

■2022/06/26 イングランド若手注目選手はメイソン・マウントとフィル・フォーデン
■2022/11/03 イングランド代表若手注目選手にベリンガム、フォーデン、ライス、サカ
■2022/11/22 タレントが多すぎて誰を注目にして良いかわからないイングランド
■2022/11/26 攻守に高さが効いている長身センターバックのハリー・マグワイア
■2022/12/05 若手注目ベリンガム、身体能力・ドリブル・キック・運動量すべて良い
■2022/12/11 イングランド若手注目選手ブカヨ・サカ、ドリブルがキレて活躍
■2023/02/16 イングランド好きな選手ベスト11 オーウェン・ベッカムより…
■2018/07/01 英BCC、オカルトデータ揃えてイングランド優勝予想
■2018/06/25 前半だけで5点、合計6点を決めて大勝したイングランド
■2018/06/25 ストーンズ、トリッピアー、リンガード、ジョー・ハートと20代の選手が躍動
■2018/06/29 19歳アレクサンダー・アーノルドのキックはいいぞ!
■2018/07/03、04 若さあふれるイングランド、世代交代失敗のコロンビアを破る
■2018/07/04 イングランドのキッカーは皆良い トリッピアー、ヤング、アレクサンダー=アーノルド
■2018/07/08 年寄りより若い方が良い?イングランドとフランスがそろってベスト4
■2018/07/12 若さ・経験不足がやや悪い方向に出たイングランドが敗退
■2018/07/15 延長戦の疲れあったとはいえ、4位の実力はなかったイングランド
■2020/03/12 16歳で代表デビューしワールドカップ!しかしその後は…



■2022/06/26 イングランド若手注目選手はメイソン・マウントとフィル・フォーデン

 イングランドは2020年ワールドカップで4位でしたが、組み合わせが楽だっただけ…のような感じ。ただ、若手選手が多かったので、今回の方が楽しみかもしれません。
 その今大会では、さらに若い注目選手たちが登場。<【イングランド代表】最新情報・注目選手・選手一覧・試合日程|カタールW杯欧州予選 | DAZN News 日本>では、まず、多くのポジションで、綺羅星のごときタレントが定位置争いを繰り広げていることを指摘。以下のような例を挙げています。

<例えば左サイドバックは、ルーク・ショー(マンチェスター・ユナイテッド)とベン・チルウェル(チェルシー)の闘いだ。ともにボールコントロール、ポジショニングにすぐれ、近代サイドバックに求められるビルドアップ能力も申し分ない。
 さらに中盤はメイソン・マウント(チェルシー)、フィル・フォーデン(マンチェスター・シティ)、ジェイムズ・マディソン(レスター)、ジャック・グリーリッシュ(アストンヴィラ)、ジェイムズ・ウォード=プラウズ(サウサンプトン)など、異なるタイプのクリエイターが揃っている>

 中でも注目選手とされていたのが、22歳のメイソン・マウントと20歳のフィル・フォーデンは、柔軟、かつ大胆なアレンジが高く評価されるスーパースター候補生だとされていました。この説明を見ると、私が好きなタイプっぽいですね。イングランドは伝統的にそれほど好きなチームではないものの、今回は好きかもしれません。

 若い方なのにフィル・フォーデンは、<ユーロ2020に出場するイングランド代表注目選手5人 - Kitakyushu Fc>の時点でもすでに注目選手でも筆頭に入っていました。マンチェスター・シティの司令塔だそうですが、自身を左ウィングにふさわしいと主張しているとのことです。
 他は、DFのカイル・ウォーカー、GKジョーダン・ピックフォード、MFジュード・ベリンガム、FWハリー・ケインと言ったメンツ。ただ、ベリンガムは代表にすべり込んだ形で絶対的ではない模様です。

 あまり詳しい説明がなかったのでもう少し検索。フィル・フォーデンは、主に左インサイドハーフでプレーしており、ポジショニングの良さが最大の武器。キープ力もあり、スピードもあるようです。しかも、171cmと小柄。やはり好きなタイプな感じ。パスセンスもあるようですが、ゴール数も多いため、シュートでも正確なキックができそうです。

 もう一人の若手メイソン・マウントも検索。攻撃的なのポジションであれば、どこでもこなせるユーティリティタイプである模様。器用貧乏…というわけじゃないですが、どれということなくすべてに高水準なタイプだともされています。身長を見てみると、185cmと大きめでランパードに似ているとの評も。ランパードは良い選手でしたが、私の好きなタイプではありません。

 ということで、フィル・フォーデンの方が好みど真ん中くさかったです。この選手のためだけに見たいと思えそうなほど好みど真ん中。今大会のイングランドは楽しみです



■2022/11/03 イングランド代表若手注目選手にベリンガム、フォーデン、ライス、サカ

 イングランドの U-17、U-19、U-20 代表は近年、ヨーロッパと世界で数々のタイトルを獲得し、フル代表がUEFA EURO 準優勝。にも関わらず、<2022 W杯で注目すべきイングランド人選手5選>(FIFA)によると、イングランドサポーターは黄金世代には懐疑的だといいます。
https://www.fifa.com/fifaplus/ja/articles/england-five-players-to-watch-fifa-world-cup-qatar-2022-kane-saka-foden-rice-bellingham-ja

 ただ、前回大会でも期待されずにベスト4。期待されていない方がむしろ良いかもしれません。また、私は「世代交代が進まない国は苦戦する」という持論なので、若手が次々と育っている今のイングランド代表には可能性を感じてしまいます。スリーライオンズ(イングランド)の注目すべき5人の選手にもやはり若い選手が多いですね。

MF ジュード・ベリンガム 年齢:19歳

<2020年にイングランド代表史上3番目となる若さで代表デビューを果たし、大きな期待が寄せられている。スタメンが確約されているわけではないが、ベリンガムはボールキャリー能力、身体能力、成熟度(すでにドルトムントでリーダー的役割を担っている)によって、サッカー界の最もエキサイティングな若手の一人とみなされている>

MF、FW フィル・フォーデン 年齢:22歳

<かつてペップ・グアルディオラが 「これまで見た中で最も才能のある選手」 と評したこの神童は、現在はクラブと代表の主力選手として定着している。イングランドが5年前に優勝したFIFA U-17ワールドカップで最優秀選手賞を獲得したフォーデンは、チームにスキル、ビジョン、創造性をもたらし、カタールでのA代表の成功に欠かせない存在である>

FW ハリー・ケイン 年齢:29歳

<世界屈指の9番であるケインは、すでにイングランド代表史上、どの選手よりも試合や主要大会で多くのゴールを決めており、ウェイン・ルーニーの代表通算53得点に急追している。ロシア2018でアディダスゴールデンブーツを獲得したこのスパーズのスター選手は、カタールでも得点王の本命と目されている。ワールドカップ史上、2大会で得点王となった選手はいないものの、スリーライオンズの点取り屋の主将を上回る選手はそうはいないだろう>

MF/FW デクラン・ライス 年齢:23歳

<ライスが所属するクラブの監督によると、ヨーロッパで最高のミッドフィルダーであり、EUROではイングランドで最も優れたプレーを見せていた。(中略)サウスゲートは、ライスの身体能力や卓越したボール奪取能力を称賛し、このパワフルなアンカーがケインの後任としてスリーライオンズの主将になる可能性さえ示唆している>

FW ブカヨ・サカ 年齢:20歳

<サウスゲートはサカがあまり評価されておらず、他の攻撃陣の選手と同じレベルとみなされていないのを認めているが、この謙虚でハードワークを厭わないアタッカーが、黙々と仕事をこなす姿勢を称賛している。(中略)スキル、スピード、インテリジェンスでカタールでの先発入りをほぼ確実にしている>



■2022/11/22 タレントが多すぎて誰を注目にして良いかわからないイングランド

 イングランド 6-2 イラン

 イングランドはいい選手多すぎて、誰が注目と言えそうにないなほどタレント多いチーム。その日によって活躍する選手が変わりそう。セットプレー一辺倒ではなく、前回大会より良さ感じる。前回大会もうまい選手多かったが、基本的にはセットプレーでの得点でケインに偏っていた。今回は全く違うスタートに。
 イランは、イングランド相手ということもあり、守備固める。試合前のフォーメーションと違い、慣れない5-4-1を採用した模様。もともと守備的なチームであり、それ自体はプラン通りではありそう。イングランドが前回大会のイメージと違い守備的なチームではなく、守備が安定しないらしいので、簡単な相手ではないものの、やり方ははっきりわかりやすい感じに。
 ただ、1トップに対して5バックで逆に他の選手があいたのではないかと解説の佐藤寿人さんが指摘。これだけ守備固めたのに、流れの中から最初に失点してしまって裏目に出た感じ。名将カルロス・ケイロス監督の采配でしたが、これは外れでしたね。

イングランド 4-2-3-1

GK 1    J.ピックフォード
 後半最初余裕持ってボール過ぎてちょっと危ないプレー。好セーブもあり、悪いGKじゃないんですけどね。

LCB 6    H.マグワイア
 CKでクロスに当たるヘディング。さらにその後もCKでヘディングの強さ見せて折り返してアシスト。守備するところは少ないが良いところある。ベスト11候補だな…と思っていたら、ピッチに座り込んでしまう状態にそのまま交代することに。
(15    E.ダイアー)

RCB 5    J.ストーンズ
 アズムンに裏入られて大ピンチになる場面。さらに、シャツ引っ張ってしまってPK献上するところもあり、今日はイマイチ。

LSB 3    L.ショー
 左からのクロスでアシスト。これは良かった。一方、胸トラップ大きくなってとられてしまうところも。CKファーに大きく上げてそこから追加点につながる。マークを外してフリーでシュートを打たれる場面も。いいプレーがある一方で、ちょこちょこと気になるところもある選手。

RSB 12    K.トリッピアー
 どうも同じ右のポジションの有力選手2人怪我して使われたみたい。フォーメーションも3バックから4バックに変更。
 序列が下というのは伸びなかったことなので、、前回大会良かったので意外だった。ただ、今日もキックいいなという感じはある。いい選手なんだけどな。
 ジャンプしながらで難しいところだったが、ダイレクトで当てて落とすようなキックで弾ませてチャンスになるようなボール。直後の右CKがピタリでやはりキック良い。時折雑なプレーはある。後半相手に渡してしまい、下手すればピンチというところも。

CH 4    D.ライス
CH 22    ジュード・ベリンガム 19歳
 同じCHのライスに比べると攻撃的で自由に動いている感じ。
 ゴール前に入っていきフリーになり、ヘディングで先制点。動き修正して立ち止まり少し戻るようなヘディングだった。
 後半右サイドまで流れてきて、ドリブルしながら深いところ入り込んでパス。良いプレー。守備も良いところ見せている。
 ルーズなボール、ギリギリで触ってクリアというところだったが、これが単なるクリアではなく裏への良いパスになってゴールまでつながる。本当いい選手。

LSH 10    R.スターリング
 速攻で中央に入っていき、ピタリのボールである一方で、ギリギリのところで難しいボールをアウトサイドで合わせて見事なゴール。チーム3点目。

(7    J.グリーリッシュ)
 速攻の場面、どフリーで落ち着いて決める。

OH 19    メイソン・マウント 23歳
 自由に動いていて良いところ見せている。動きながらボールを触って球離れ早いプレーが多い一方で、ゴール前、方向を変えながらマークを外して、自分でもシュートまで行く良いプレーも。
    
(OH 20    フィル・フォーデン 22歳)
 彼も動き回ってよくボールに絡んでいくプレーが多い。
 ワンタッチでヒールかな、おもしろいところでチャンスになりかける。3人囲まれたところでボールを受けたものの、体うまく使いながらかわしてとられないというプレーも。
 後ろから直線的なクリアみたいなボール。これをトラップせずにワンタッチで後ろに流してつなぐ。特に触れられていなかったプレーだけど、レベル高いプレー。このプレーも彼だったと思う。   

RSH 17    ブカヨ・サカ 21歳
 引っかかり気味だったが、細かい良いドリブル見せた。この引っかかったところがファールという判定。抜ききるまで行かないこと多いが、ドリブル効いている。
 CK折り返しでややフリーになったところをヘディングで決めて追加点。
 後半、人数いたが、人数いた分受け渡しのせいかゆるい守備だな…と思っていたところ、中に入りながらドリブルで見事なゴール。チーム4点目。

(11    M.ラッシュフォード)
    交代してすぐ速攻でゴール。切り替えしてDFをやり過ごしてのゴールだった。利き足の右足をおとりにしての左足でのシュートといった感じ。その後も2度の素晴らしい切り返しから、左足のシュート。何度も抜いてくるプレーを見せていて、状態良さそうだった。

FW 9     ハリー・ケイン 29歳
 それほど目立たなかったが、速攻で右に流れて抜ききらないところ素晴らしいクロス。プレーの素晴らしさに思わずうなったらこれでゴール決まる。
 後半少し下がってからのところでドリブルで仕掛けていき、抜いた相手に後ろから倒される。
 後ろ向いた状態でワンタッチで自分の後ろに、前に走るスターリングに出す見事なワンツー。いい選手だな。さらに速攻でポストプレーからアシストも決める。大柄で好きなタイプではないが、大きいだけでなくいろいろすごい選手だと認めざるをえない。4年前より良くなっている感じ。

(24    C.ウィルソン)
 速攻で右から行ってシュートできる状態でひきつけておき、空いている選手にきちんと出してアシストするプレー。



■2022/11/26 攻守に高さが効いている長身センターバックのハリー・マグワイア

イングランド 0-0 アメリカ

 前半は一進一退。ともにカウンターもあるが、基本はしっかりと繋いで押し込んで…という感じ。両チームいい選手多いし、締まったいいゲーム。
 このゲームとは関係ない話だが、今大会ゴールキックをエリア内で受けていてあれ?と思っていたので、ハーフタイムを利用して今頃になって確認。2019年シーズンにルールが変わった模様。やはり4年前までとは違ったんだ。勘違いじゃなくて、良かった。
 後半はアメリカペース。ただ、イングランドも選手交代で修正してきて押し返して、まだ一進一退といった感じ。
 終盤まで高い位置からプレス効いていてアメリカらしさ。今回のアメリカは好きじゃないかと思っていたけど、やはり結構好き。
 今回のイングランド好きで、今回のアメリカはちょっといつもほど好きじゃないかなと戦前に思いつつも、結局、アメリカを応援。結果、引き分けだったので、これで応援チームは4勝1敗6引き分け。引き分けだらけ。

4-2-3-1

GK 1    J.ピックフォード
 CKでちょっとかぶり気味になってひやっとするプレー。

LCB 6    ハリー・マグワイア 29歳
 怪我でダメだと思ったら出てきた。序盤パスミス。序盤、CKの後ドリブルで抜いてきてからのパスでチャンスという珍しいプレー。守備も基本的にはいい。高さもセットプレーの守備でフリーでポジションとっており、効いている。

RCB 5    J.ストーンズ

LSB 3    L.ショー
 左から深いところまで抜いてきて斜めに戻るパスでチャンス。後半もDFがウラへの良い質のFK。アディショナルタイムにも同じようないいボール、タイミング合っていて決まるかと思った。

RSB 12    キーラン・トリッピアー 32歳
 序盤カウンター、スペースに出してチャンス。ただ、今日はほとんど攻撃していなかった。

LCH 4    D.ライス

RCH 22    ジュード・ベリンガム
 序盤カウンター、ひきつけて縦に出してその次の中へのパスでチャンス。ただ、今日は全体としては苦戦しており、最初の交代のひとつに。

(8    J.ヘンダーソン)

OH 19    M.マウント
 ケインが下がったところちゃんと入ってきてシュートまで。今日も動いてはいたが、初戦ほど目立てなかった。

LSH 10    R.スターリング
 良いドリブルもあるが、このサイドが劣勢で、守備面でちょっと足りない感じがあった。
 後半右に来て何度か。右よりですっと自分エリアに出して一気にすごいペースアップしてチャンスにしかける。ただ、やはり守備面で劣っていたため、最初の交代のひとつで修正してきた。

(7    J.グリーリッシュ)
 3人相手に細かいドリブルでのらりくらりと抜いていこうというところ。

RSH 17    B.サカ
 序盤カウンター、縦に抜けてそこから中へのパスでチャンス。その後もウラ狙ってチャンス作る。

(11    M.ラッシュフォード)
 3人相手にひょいひょいっと抜いていこうというプレー。

FW 9    H.ケイン
 今日もポストプレー良い。CKの守備でも良いプレー。



■2022/12/05 若手注目ベリンガム、身体能力・ドリブル・キック・運動量すべて良い

イングランド 3-0 セネガル

 序盤はイングランドペース。セネガルはなんかあまりやる気のない感じ。ただ、イングランドもガンガン行かないでゆっくり攻めているし、ペースが上がらない静かな展開。
 セネガルが1回決定的なチャンスを作ってから、セネガルに良さ出てくるがそこからのカウンターでイングランド先制。アディショナルタイムでさらに1点。
 セネガルは後半一気に3人選手交代してくるが、3点目入って万事休す。ゴールシーンはいずれもきれいだったものの、試合としては退屈だった。
 初戦の時点で<タレントが多すぎて誰を注目にして良いかわからないイングランド>というタイトルで書いていたのでそのときに気づくべきだったが、いろんな選手が活躍するというのはフランスの初優勝の雰囲気に似ている。イングランド優勝にWINNERでかければよかった。
 この試合は格上のイングランドを普通に応援していて、応援チームは6勝8敗8引き分け。ここは勝って当然…というところで、今大会、格上応援チームでも取りこぼしあるし、全体としてはボロクソ。

4-3-3

GK 1    J.ピックフォード
 サイド簿ボールエリア外でヘディング、良い対応。その後好セーブも。いいロングキックもあった。後半もいいキック。基本的にはキックがうまいのかもしれない。

CB 6    H.マグワイア
 奪われたプレーからのスルーパス戻って対応。後半ちょっと奪われそうになるところ。クラブでは最近試合に出ていないらしい。

CB 5    J.ストーンズ
 パスミスからピンチになりかけ。メモ見直すと前回大会で3バックでは一番良かった印象なんだけど、今大会はミスが多めな感じ。

(CB 15    E.ダイアー)

LSB 3    L.ショー
 ダイレクトではないワンツーのような形で戻されたパスのときにトラップ流れしまったが、良いインターセプトからそのまま上がりチャンスになりかけ。

RSB 2    カイル・ウォーカー 32歳
 DFラインから縦に相手サイドラインの裏までいいボール。一方、守備ではサールに入れ替わられて手を出した、イエロー相当だがなぜか出ず。
 後半、自分でスペースに出してスピードで…というところだったが、相手もスピードあるアフリカには無理なプレーだった。後で調べると、本来彼もめちゃくちゃスピードある選手として知られている模様。自信があったからこそのプレーみたい。その他、GKへのバックパスのヘディング、ややそれてCKになるプレーも。
 本来レギュラーで、怪我の後戻ってきて2試合目。サイドバックとしては初めて見た。が、まだ復調途上なのかむしろDFラインでの一番穴っぽい感じになっていた。

CH 4    D.ライス
 FKのプレーでゴールライン間際のボール、焦りそうなところ落ち着いて胸トラップからボレーで丁寧にクロス。後半相手のパス回し狙っていってとってチャンスに。

Lインサイドハーフ 22    ジュード・ベリンガム
 カウンターで裏でスルーパスもらい中にマイナスのパス入れてアシスト。さらにアディショナルタイム、クリアボールが相手が処理しきれず跳ねたボールを見て、走って奪ってそのままの勢いで上がりドリブルでかわしながらパス出してアシストの一つ前に。
 後半も足に吸い付くようなボールタッチ。松木安太郎さん柔からさがあると言っていたが、独特の持ち方。イングランド、切り替え早く、彼も速い守備でいいところがあった。攻守に運動量ある。ムラあるが、良いときはすごく良い選手。

(19    M.マウント)

Rインサイドハーフ 8    J.ヘンダーソン
 後ろから狙って奪うプレー。カウンター、長く走っていき、フリーだったとは言え、マイナスのボールをきれいにパスするようなシュートで先制点。後半、守備でも奪ってチャンスになるところ。

(14    K.フィリップス)

LWG 20    P.フォーデン
 スターリングが家族の事情でベンチ入りすらしなかったということでスタメン。
 右のCK、左足で速いいいボール。左サイドで戻りながら足裏かな?後ろに出して、そこからのカウンターで先制。再びカウンターの場面、2対1になっており、ダイレクトで出してDFに当たったかもしれないがアシスト。
 後半左でルーズなボール拾ってそのまま縦に行って、速いけど低くて丁寧なボール入れてまたアシスト。常時目立つわけではないが、要所要所でいいプレーする。

(7    J.グリーリッシュ)

RWG 17    B.サカ
 右から仕掛けて低い速いいいボール入れる。後半、左の攻撃、絞ってきてDFの前に入って合わせてゴール。

(11    M.ラッシュフォード)

FW 9    H.ケイン
 2人相手によく粘ってポストするプレー。その後も低い位置だが納めるプレーでチーム助かっている。カウンター、彼だと思うけど、裏へのスルーパスでアシストのひとつ前。ただ、相変わらず今大会ゴール決められず、シュートをふかすところ。直後に浮き球をダイレクトで出してチャンスになりかけ。ここらへんはいいんだけど、ゴールがない。
 と書いていたら、カウンターで今度は2対1になって、決めてくださいという感じでもらって強烈シュートでやっと初ゴール。
 後半も中央で受けて右に出す良いボール、プレッシャー来ていてもよく見ているし、ちゃんとパス通す。スライディング来たところをすっと避けてパス出してチャンスになりかけ。今大会はゴール以外の方で素晴らしいプレー連発。



■2022/12/11 イングランド若手注目選手ブカヨ・サカ、ドリブルがキレて活躍

イングランド1-2フランス

 イングランドは前回大会より良いと思っていたので、ベスト8なのに決勝戦みたいな好カード。ベスト4に片方行けないのがもったいない…という両チームと。
 フランスは前回大会もそうだったが、強いチームばかり当たる印象。前回大会のノックアウトステージの相手を確認すると、アルゼンチン、ウルグアイ、ベルギーで決勝戦のクロアチアが一番弱かった感じする。クロアチアブロックは決勝のクロアチアが2-4で完敗した他、イングランドも3位決定戦でベルギーに0-2で完敗。ブロックに偏りがあった。
 今大会はどうだったっけ?と見ると、フランスはベスト16ではポーランドが相手だった。ここはそう強くないし、前回ほど偏っていないみたい。

 試合は一進一退で、どっちも大きなチャンスなかったが、スーパーゴールでフランス先制。その後ややイングランド攻めるも落ち着く。フランスはむしろカウンター効くので良いんじゃないかなと思ったが、PKでイングランドが同点。しかし、再び攻撃に出たフランスが再度勝ち越し。なのに、フランスはまたしてもPK献上。ただ、2度目のPKは決まらず大勢決した。2つ目のPKは全くやらんでいいプレーだったので、本当ならもっと楽に勝てた。

 イングランドは今回好きな選手が多い代表で、フランスで好きなのはエムバペくらい。にも関わらず、対戦カードを見た時点でフランスの方が好きだな…と迷いなく思った。自分でも不思議。
 …ということで、フランスを応援して、応援チームが久しぶりに勝利。これで応援チームは7勝11敗8引き分け。もう残り試合少ないので負け越しは確定な感じ。

4-3-3

GK 1    J.ピックフォード
 後半立ち上がり、ラビオのシュート、コース甘かったとはいえ反応。ジルーのダイレクトボレー、ややコース甘かったが素晴らしい反応。

CB 6    H.マグワイア
 後半FKからポスト当たるかかすめるようなヘディング。CKからの流れニアにボール、一度跳ね返したあとで気持ち緩んだのか、ジルーをやや開けていて先に入られて失点。最後はマグワイアに当ってオウンゴール気味かな。
 手をかけてイエローもらうところも。別にそんなに危ないところではなく焦り感じるプレー。
 後半アディショナルタイム、前に残っていてもらったボール、攻撃の選手のように中にドリブルしてミドルシュート狙おうというところで倒されてFKもらう。

CB 5    J.ストーンズ
 右からのクロス、深く戻りすぎてFWにヘディングまでさせてしまうところ。

(7    J.グリーリッシュ)

LSB 3    L.ショー
 目立たなかったが、後半、タイミング的には入ったかと思うような、左から低い良いボールで入れていた。

RSB 2    K.ウォーカー
 エムバペに良い守備するところもあった。中盤で一人抜いてもう一人というところでファールもらい、相手にイエロー出させる。
 後半立ち上がり、エムバペがサイドでウォーカーとスピード勝負、ウォーカーもスピードあるところ見せたが、エムバペの方が早くピンチに。相手が悪かったので、彼のせいとは言えないけど…。

CH 4    D.ライス
 相手のパス回し、中盤でうまく奪ってチャンスになりかける。

インサイドハーフ 22    ベリンガム
 パスミスで相手渡してピンチになりかけ。その後、サイドでは1対1であっさり奪う良いプレーはあった。
 押し込んでいる流れで、長く斜めに走って右ペナルティーエリア内まで入ってきて受けるプレー。こういう動きが大事で、今大会攻めあぐねるチームでは出ない動き。
 左では目立たなかったが、後半こちらでも攻撃できてくる。相変わらず独特の良い持ち方する。

インサイドハーフ 8    J.ヘンダーソン
 中盤で横パスとられてピンチ招くところ。悪くないミドルシュートはあった。

(19    M.マウント)
 入ってすぐ裏へ走ったところ、そこまでチャンスじゃなかったが、後ろからタックルされてVARでPKをとる良い仕事をした。

LWG 20    P.フォーデン
 右からのボール左足のワンタッチ目で弾ませて後ろに流しながら体はターンしてシュートまで行くプレー。シュートは引っかかったが鮮やかだった。後半低めのところで数人引き連れるドリブルでファールをもらう。こういうドリブルは少なかった選手けど、ドリブルも良いみたい。

(11    M.ラッシュフォード)

RWG 17    B.サカ
 立ち上がり、うまく追いかけて奪うプレー。良いドリブルで中に入り、いい位置でFK。その後も右から持って中見ながらFWに出してチャンス。後半立ち上がりエリア内でドリブル、足出してきたところパッと避けてPKとる。
 最後のシュートは弱かったが、今度は中央でゴールに向かってドリブルしてシュートまで持っていくところ。今日イングランドで一番良かったと思うのだが、最初の交代カードのひとつに。

(10    R.スターリング)

FW 9    H.ケイン
 体預けてうまく入れ替わってシュートはGKに当たるがチャンスに。高い位置でプレスでとって、後ろ足に当てられたがVARでファールなしの判断。
 後半立ち上がりにPK。ボール直すなど神経質になっていて、助走も短くて外すパターンだと思ったがいいキックで決めた。
 さらに2本目のPK、同じように助走短く、なおかつ神経質さも感じた。外すパターンだったが、1本目これで決めてるし…と思ったら、助走が短いパターンの典型でふかして外す。2本目は難しいとは思うし、PKはもともと偶然性があるので致し方ないところではある。GKと方向が同じになってしまったのが目に入って、とっさに高さを変えようとした分浮いてしまったのかもしれない。いずれにせよ、試合の結果を分けるPK失敗だった。



■2023/02/16 イングランド好きな選手ベスト11 オーウェン・ベッカムより…

2020/03/12:メモを見ながら無理くり好きな選手ベスト11を作ってみました。イングランドはあまり好きなチームじゃないから無理だと思ったもののなんとかできて自分でもびっくり。
 レノン、オーウェン、ベッカムなど、最初のワールドカップだけ大大大好きだった!という選手はいるものの、長続きしない人ばかり。一応一番好き…ということだと、レノンですね。あと、例によってサイドの選手だらけになりました。サイドの選手が好きなんです。

2023/02/16:若手選手が多くて好きだった2022年ワールドカップのメンバーを追加。ただ、終わってみると、そこまで大好き!という感じの選手は出てきませんでしたね。そこそこ好き!くらいな感じです。とりあえず、少し入れ替えています。
 フォーメーションも作ってみると、サイドの選手だらけで中がいないめちゃくちゃバランス悪い形に。サイドのプレーヤーが好きなので、私の選ぶ好きな選手ベスト11ってこういうのになりがちですね…。しかも、右に偏ってしまいました。

    オーウェン

  Jコール   ベッカム

Aレノン       アーノルド

    ベリンガム

Aコール      トリッピアー

 キャラガー ストーンズ

    シーマン

GK デビッド・シーマン 1 1963/9/19 191cm
 GKはどの国でも困ります。で、仕方なく選んだ形なのですが、歴代GKを見てて、彼が一番印象良かったかな、と。

CB ジェイミー・キャラガー 1 1978/1/28 185cm
 正直全然記憶に残っていませんが、ベニテス監督時代のリヴァプールが好きだったので、そのときのレギュラーだったっぽい選手を。

SW、CB ジョン・ストーンズ 1 24歳(2018年ワールドカップ) 1994/5/28 188cm

LSB アシュリー・コール 5 1980/12/20 176cm

RWB キーラン・トリッピアー 5 28歳(2018年ワールドカップ) 1990/9/19 178cm

インサイドハーフ、CH ジュード・ベリンガム 4 19歳(2022年ワールドカップ)
 若い選手が多かったイングランドで特に若かったベリンガムが、2022年のイングランドの若手でも最も良かった印象。ムラはありましたが、良かったときが本当素晴らしかったです。守備でも良いところがある選手とはいえ、特に良いのが攻撃。独特のドリブルが最も魅力的だと思います。

(DH オーウェン・ハーグリーヴス 4)

RWB トレント・アレクサンダー=アーノルド 5 20歳(2018年ワールドカップ) 1998/10/7 175cm

SH アーロン・レノン 7 1987/4/16 168cm
 イングランドで一番好き…となると、今のところレノンになりそう。小柄でスピードのあるタイプということで、私の好きな選手ど真ん中。若いときに見てすごく気に入りました。ただ、怪我して戻ってきてから見たプレーでは良さが消えていたんですよ。若い頃好きでその後あまり好きでなくなる…というのは私のお決まりのパターンで、イングランドではオーウェンやベッカムもそうでした。
 フォーメーション的には右サイドで良かった選手だった記憶ですが、右のプレーヤーだらけになったので、レノンに左に回ってもらうことに…。

SH ベッカム(デビッド・ベッカム) 4 22歳(1998年ワールドカップ) 1975/5/2 183cm
 ワールドカップデビューのときはめちゃくちゃ好きだったんですが、若い頃好きでその後あまり好きでなくなる…というのは私のお決まりのパターンに。

(RSH ブカヨ・サカ 4 21歳(2022年ワールドカップ)) 2001/9/5 178cm
(OH、LWG フィル・フォーデン 3 22歳(2022年ワールドカップ))
(OH イソン・マウント 3 2歳(2022年ワールドカップ))
 若い選手が多かった2022年ワールドカップのイングランド。マウントもフォーデンもボールによく絡んでいて良かったですね。当初はマウントの方が序列が上という感じ。ただ、パフォーマンスはフォーデンの方がやや上という印象で、マウントがスタメン落ちすることもありました。
 それ以上に安定して使われていたのが、彼らふたりより若いサカ。サカはタイプが異なり、いかにもサイドプレーヤーという感じでスピードがある上に、ドリブルが効いていました。ムラもそこまで大きくなく、毎試合良いドリブルを見せていた印象。ゴールも決めていましたし、3人の中では一番良かったですし、個人的にも好きですね。…が、結局、好きな選手ベスト11的にはワールドカップデビュー当時のベッカムの方が好きだったかな…と思ったので入れ替えませんでした。悩むところです)

SH ジョー・コール 5 1981/11/8 176cm

FW マイケル・オーウェン 6 18歳(1998年ワールドカップ) 1979/12/14 173cm
 ワールドカップデビューのときはめちゃくちゃ好きだったんですが、若い頃好きでその後あまり好きでなくなる…というのは私のお決まりのパターンに。


■2018/07/01 英BCC、オカルトデータ揃えてイングランド優勝予想

  イングランドの地元であるイギリス『BBC』がオカルトなデータを揃えて、優勝はイングランドではないかと報じていたようです。
 イングランド代表がワールドカップに優勝した52年前の1966年と今年の共通点がこんなにある!とやっていたのです。たぶん毎大会何からしら、こじつけできるんじゃないかなぁ…。

 ◆1966年&2018年の共通項目
レアル・マドリー(欧州カップ戦制覇)
バーンリー(欧州カップ戦出場権獲得)
マンチェスター・シティ(リーグ優勝)
チェルシー(リーグ5位)
 (ロシアW杯の優勝国が判明か? 驚きのデータが揃う【超ワールドサッカー】より)

 また、2014年はバイエルンで、2010年はバルセロナで指揮を執っていたジョゼップ・グアルディオラ監督は、優勝国で監督を務めており、今年でいうとマンチェスター・シティなのでイングランドの番といったことも言っていたようです。




■2018/06/25 前半だけで5点、合計6点を決めて大勝したイングランド

ロシア・ワールドカップ(W杯)グループG イングランド 6-1 パナマ

 紹介を見ても見たいタイプの選手がいない イングランドは初戦を見送りました。2戦目も実は見るつもりなかったので途中経過も見ちゃったのですけど、前半終了時点で5-0、さらに後半もう1点というところ。そこまで行ってから、暫定ベスト11を決める上でも見ておかないといけないかと思い、いつもより多く早送りしながら見ました。その後は1点しか決まらなかったんですね。
 パナマは失点後もがたっと崩れたわけではなく、シュートまで行けており悪くはありません。ただ、セットプレーの守備が悪いんですよね。また、もともとファール上等のプレーをするチームと言われていたのですけど、やっちゃいけないところでファールしまくって失点。PKが2本もありました。審判の相性が大事だと言われていたように、取られる審判だとこうしてボロクソになります。予選は得失点差マイナスなのに3位になったというのも、試合によって差が大きかったのかもしれません。
 6点差だとベルギーを得失点差で上回るというところだったのですけど、イングランドはそこで失点。ベルギーと総得点含めて全くいっしょになり、守りに入りました。
 一方のパナマは初出場で初ゴールが決まり、観客大盛り上がり。チームとしても満足した感じで、敗退が決まったのに両方いいムードになっていました。

■2018/06/25 ストーンズ、トリッピアー、リンガード、ジョー・ハートと20代の選手が躍動

ロシア・ワールドカップ(W杯)グループG イングランド 6-1 パナマ
【イングランド】ストーンズ(前8)ケイン(前22[PK])リンガード(前36)ストーンズ(前40)ケイン(前46[PK])ケイン(後17)
【パナマ】バロイ(後33)
GK
1 ジョーダン・ピックフォード 6
 24歳。正GKだったジョー・ハートはマンチェスター・シティで不遇で話題になっていました。レンタルのウェストハムでは試合に出ていたようですけど、パフォーマンスはイマイチだったみたいですね。落選してしまったようです。
 ピックフォードは裏へ抜けた選手に出てきて、対応していました。メモがしっかり書いてなくてよくわかりませんけど、たぶん別の場面で体に当てるプレーもあったようです。
 ただ、DFがいてペナルティーエリア外まで出なくて良いところで出てきて、互いに遠慮して危ない場面も。納得の正GKという感じではありませんでした。
 DF
2 カイル・ウォーカー 6
 28歳。3バックの右。 奪って攻撃にというところでミスパス。プレッシャーかかっていたとはいえ、ロングボールでもミスパス。ちょっとミスパスが気になってしまいました。
5 ジョン・ストーンズ 7
 24歳。3バックの真ん中ですけど、攻撃で大活躍。初戦も得点がないものの、セットプレーで得点のきっかけになったみたいですね。
 今日はCKで完全にフリーになって先制。また、サインプレーからのシュートのこぼれ球を押し込みました。これもフリーでした。得失点差が重要とはいえ、ここでサインプレー使っちゃって良かったんでしょうか?
6 ハリー・マグワイア 6
 MF
8 ジョーダン・ヘンダーソン 6.5
12 キーラン・トリッピアー 6.5(70分OUT)
 27歳。RWB。セットプレーを担当。CKで空いている選手に合わせてアシスト。外でも良いボールを蹴っていました。
 PKを得た 裏へのボールも彼じゃないかと思ったのですけど、メディアでは指摘がありません。ただ、それ以外にも長めのFKで、ファーの選手に合わせたボールも良かったです。
21 ルベン・ロフタス=チーク 6.5
7 ジェシー・リンガード 7.5(63分OUT)
 25歳。中盤5枚の前2枚のうちの1人。主に左みたいですね。裏へのボール、うまく胸トラップで前に出したプレーで倒されてPK。それ以外にもパス交換しながら左から中央に入っていて、右上に やや回転した美しいシュートを決めていました。
18 アシュリー・ヤング 6.5
 FW
10 ラヒーム・スターリング 6.5
9 ハリー・ケイン 7(63分OUT)
 24歳。PKだけで2ゴールと意図しないプレーでのゴールで幸運なハットトリック。でも、こういう選手がノッてくることがありますよね。
 PKは私が危ないと思う助走が短いキックでしたが、助走はゆっくりでなくてスピードがあるもの。シュートもスピードがあり、浮き過ぎもせず、GKが同じ方向でも決まりました。
 同じ試合でなくてもPKが多いと蹴りづらいと思うのですけど、2回めも同じ蹴り方で同じところ。GKは今度は逆でした。年齢を知らずに見ていたので24歳と聞いてびっくり。落ち着いていますね。
 オフサイドっぽく見えたのですけど、裏へ抜けたところの後ろ足に当たって角度が変わり完全に意図しないラッキーゴールでハットトリック。シュートを打った人でなく、彼の得点と 認められました。
 交代選手
MF17 ファビアン・デルフ 6(63分IN)
 FW11 ジェイミー・ヴァーディー 6(63分IN)
 DF3 ダニー・ローズ 6(70分IN)
(メンバー・採点は、【イングランド 6-1 パナマ|W杯選手採点】歴史的大勝を飾ったイングランドは軒並み高評価! | サッカーダイジェストWebより)



■2018/06/29 19歳アレクサンダー・アーノルドのキックはいいぞ!

ロシア・ワールドカップ(W杯)グループG最終節 イングランド 0-1 ベルギー

 ノックアウトステージで楽な相手と当たった方が良いと思うのですけど、相手云々よりも主力を温存して力を蓄えるという判断の国が多くなっています。 ともに突破が決まっているこの両チームは特に極端で、GK以外のメンバーを総入れ替えに近い状態。両チーム示し合わせたように、1人を除いてフィールドプレイヤーが登場。途中交代でマジで両チームとも全員フィールドプレイヤーが出場するということになりました。両チームそろってという試合はワールドカップ史上初めてではないでしょうか?
(2018/07/04:前の試合から合わせて17人が変更というのは、最高新記録だったそうな)
 ああ、このグループの場合、最初の対戦相手の後は、ブラジル、フランス、ポルトガルが入る山ということで、1位通過じゃない方が良いという見方もあったとのこと。なるほど。他の対戦が全部終わってわかっていましたからね。
  両チームとも守りに入らなかったものの、一段落ちるメンバーでコンビネーションもいまいちということでメンバー表通りやや質の落ちる試合に。どちらかと言うと、前半はイングランドのセットプレーに可能性を感じたものの、後半になってベルギーが先制。そのまま終わり、ベルギーが1位通過となりました。ちなみに引き分けなら、フェアプレーポイントでイングランドだった模様です。
 GK
1 ジョーダン・ピックフォード 5.5
DF
16 フィル・ジョーンズ 6
5 ジョン・ストーンズ 6 (46分OUT)
15 ガリー・ケイヒル 6
MF
4 エリック・ダイアー 6
22 トレント・アレクサンダー=アーノルド 5.5 (79分OUT)
 19歳。RWB。守備に不安が指摘されています。しかし、セットプレーは良いキックしますね。2戦目で見た同じポジションのトリッピアーもいいボールを蹴っていて感心したのですけど、彼も良いです。
  右CKから速いボールでファーへ、なかなかのキックでした。続けて左CKもやはり良いボールでファーへ。流れの中ではさほど目立たないものの、右からダイレクトで、きっちり合わせる良いクロスを入れていました。他にもセットプレーで良いキックが見られます。
21 ルベン・ロフタス=チーク 6
 22歳。期待の大型センターハーフとのこと。縦の迫力あるドリブルは何度も見せていました。強引なドリブルでファールをもらったり、右からクロスを入れたり。ただ、一方で、ドリブルで縦に行ったは良いけどクロスが悪かったり、フリーのチャンスでもらってトラップが長くなったりと安定しません。飽くまで期待の大器であり、まだ未完成に見えます。
17 ファビアン・デルフ 5
  28歳。CH。前で頑張ってチャンスになるところがありました。ただ、低めの位置で失う危ないプレーが気になりました。失点場面では彼もあまり良くなかったとの指摘もあります。
3 ダニー・ローズ 5.5
 27歳。LWB。前半はCKで良い守備を見せるなど、全体に守備での良さを感じました。ところが、少しドリブルに振られてしまって失点。一方、攻撃では早いリスタートでチャンスになりかけるしたたかなプレーがありました。FW
19 マーカス・ラッシュフォード 5
 20歳。若いですね。期待のFWだそうですが、今日はイマイチ。ただ、抜け出してGKという場面ではGKが良い対応をしており、GKを褒めた方が良さそうでした。
11 ジェイミー・ヴァーディー 6.5
 31歳。ニュースでもともとそういう選手だと聞いていたものの、よくボールを追ったり、守備したり、ボールカットを狙っていたりで非常に良い選手ですね。良いカットは複数ありました。
 攻撃では縦パスをもらい下がってから、ラッシュフォードにチャンスとなるパスを入れるプレーがベストでした。
交代選手
DF6 ハリー・マグワイヤ 6(46分IN)
 25歳。後半から左のストッパーで登場。守備は問題ありませんでしたし、攻撃でもチャンスに繋がる良い縦パスを送っていたのは彼だったのではないかと。
FW14 ダニー・ウェルベック 5.5 (79分IN)
 (メンバー・採点は、【イングランド 0-1 ベルギー|W杯選手採点】主力温存でも質と熟成度の差を見せつけたベルギーは軒並み高評価! | サッカーダイジェストWebより)



■2018/07/03、04 若さあふれるイングランド、世代交代失敗のコロンビアを破る

 イングランドとコロンビアの試合展望…なのですけど、イングランドがどういうチームかよくわかりません。初戦は見ていなくて、2戦目のパナマは相手が自滅に近い状態、3戦目は2軍でした。以前よりはつなぐと言われていたものの、守備から入るチームってことで良いですかね? 守備は良さそうで良いチームだとは思いました。
 となると、コロンビアが支配して…となりそうなものですけど、そう予想した3試合目のセネガル戦、相手の良い守備にあってそもそもなかなか攻められないという意外な戦いに。コロンビアは出来にムラがありますし、世代交代が失敗したということもあるのか、そんなに強くありません。
 コロンビアを応援しますが、イングランドが有利そうですね。守りを崩せず苦労するか、ボール支配するも速攻を食らうか。コロンビアはセットプレーの守備にも不安があり、高さで負ける上に、イングランドには良いキッカーがいます。この試合もセットプレーはイングランドの大きな武器になるでしょう。
 一度書き終えてから思い出しました。コロンビアが世代交代失敗でムラと書いたのですけど、そういえば、イングランドは若いチームですよね。若いチームというのは、乗り出すと強いものの、悪い方に出るとペースを変えられなくなります。コロンビアもムラなので乗れば強いですから、展開によっては結構点が入るかもしれません。
 また思い出したので追記。今大会3戦目でほとんどの選手を温存したクロアチア、ベルギーともむしろ動けていませんでした。間隔が空きすぎて、試合感が鈍っているのかもしれません。この流れで行くと、イングランドも苦労しそう。グループリーグ苦しんでベストメンバーで戦い続けたコロンビアの方が良いのではないかと思い直してきました。

 実際の試合は、イングランドは休み明けの 影響はないようで、問題なく動けていました。あと、すみません、イングランドは守りから入るチームってことはなかったですね。前半は主につないで作ってきていました。互いにまずまず良いところが出る一方的ではない展開。ただ、コロンビアの方にやや可能性を感じるプレーが少なくなっていました。やはりイングランドの守備は良いです。
 そして、ポイントと見ていたセットプレーで後半試合が動きます。イングランドのCKからの反則でPKを取り先制。コロンビアは攻めるしかなくなったものの、強引で可能性を感じず。やはり安定感はないチームですね。イライラしまくって、カードが多く出ました。リードして、イングランドは守備の良さがさらに出てきましたね。ただ、コロンビアはその強引なままアディショナルタイムになんとCKで劇的な同点ゴール。コロンビアはセットプレーから点を取っていたとはいえ、イングランドから取ってくるとは思いませんでした。
 で、この後なんですけど、延長は録画できてなくて見れませんでした。勝手に延長録画してくれるわけじゃないんですね。記事を読むと、前半はコロンビア、後半はイングランドペースだったものの、ノーゴールで延長。PK戦でイングランドが勝ったとのこと。


■2018/07/04 イングランドのキッカーは皆良い トリッピアー、ヤング、アレクサンダー=アーノルド

 ロシア・ワールドカップ(W杯)ノックアウトステージ コロンビア 1-1(PK3-4) イングランド
【コロンビア】ミナ(後48)【イングランド】ケイン(後12[PK])
3-5-2
GK
1 ピックフォード 6.5
 24歳。2戦目見たときは良いと思わなかったのですけど、今日は良いロングシュートに好反応。PK戦でも1本止めたようです。
DF
2 ウォーカー 6.0
 28歳。3バックの右。 2戦目見たときにもミスパスが気になりましたが、今日もミスして取られてピンチになるプレー。(→ラッシュフォード -)
5 ストーンズ 6.0
6 マグワイア 6.0
MF
12 トリッピアー 6.5
 27歳。RWB。キックが正確だと感じた選手で今日もそういうプレーがありました。まず、FKのこぼれ球からのクロスがなかなかの精度でした。さらに上がってきて、ダイレクトでファーのFWに出すボール。前半はロスタイムにも良いクロスを上げていました。
 リードして攻める必要性が減った後半にもファーへの良いボールを入れています。
7 リンガード 5.5
8 ヘンダーソン 5.5
20 デレ・アリ 5.5
(→E・ダイアー 5.5)
18 A・ヤング 5.5
 32歳。LWB。チームで3人、スタメンで1人という30代の選手。セットプレーは右のトリッピアーが良いと感心していたものの、彼も今日は良かったですね。
 まずFKで回転をかけないまっすぐのおもしろいボールがありました。また、後半にもDFライン裏への良いボールをFKで入れていました。
(→ローズ 5.5)
FW
10 スターリング 5.5
(→ヴァーディ -)
9 ケイン 6.5
 24歳。下がって受けたり、サイドに流れたりという動きもします。焦れているというわけではなく、効果的な動き。ゲームメイクするようなところを見せていた他、守備でもすごく頑張っていました。得点はPKやラッキーなものが多く、まだすごい!って感じのプレーは見ていないものの、良い選手だと感じます。
  前半はファーに逃げるうまい動きで、角度のないところを難しいのにヘディングで狙おうというプレー。そして、後半はCKでファールをもらってPK。これを真ん中に蹴り込んで先制。PKが多いと蹴ると難しいと思いますけど、しっかり決めてきます。24歳とは思えませんね。
 (メンバーと採点は、レーティング:コロンビア 1-1(PK3-4) イングランド《ロシアW杯》【超ワールドサッカー】より)



■2018/07/08 年寄りより若い方が良い?イングランドとフランスがそろってベスト4

ロシア・ワールドカップ(W杯)準々決勝 スウェーデン 0-2 イングランド
【イングランド】マグワイア(前30)デレ・アリ(後14)

  スウェーデンはやはりリスクをかけずに守り、ほとんどチャンスを作らせません。ただ、一方でカウンターも出ておらず。前半はこれでもといった感じだったのでしょうか。
 ところが、お互いに武器であるセットプレーでイングランドが先に得点。イングランドが前がかりになる理由がなくなり、スウェーデンがどこかでムリをする必要が出てきました。
 挙げ句、後半はさらに失点。その後はチャンスをたびたび作ったものの、精度を欠いてしまって得点ならず。堅守速攻のチームは先に失点すると皆苦しいんですけど、スウェーデンは特にこの展開だとタレント不足が響きますね。また、失点場面を含めて、全体にイングランドも高い選手がいて、これまでほど高さが生きなかったというのもありそうです。スイス戦ほど勝てていませんでした。
 世代交代できないのはダメですけど、イングランドは若すぎかなと思っていました。ただ、今のところすごいですね。落ち着いています。チームのまとまりも素晴らしいです。若いチームは乗ってくると強くそんな感じがあります。同じベスト4のフランスもそうですよね。とはいえ、ビハインドの苦しい展開は確かまだないはず。一気に悪くなるのが若いチームですので、そこが試金石ですね。
3-5-2
GK
1 ジョーダン・ピックフォード 8
 24歳。すごく褒められていたのですけど、どうですかね? まず流れの中でのキックやゴールキックでのボールを外に出してしまっているのは気になります。
 また、2つのセーブもスーパーセーブというには大げさ。ベリのヘディングは左に寄せたポジショニングでの左だったので反応するのはそう難しくありませんでした。ただ、ポジショニングは良かったというのは、素直に褒められます。たぶんクロスがファーになったので、それに対応できる位置に行ったのでしょう。狙いが難しくなりました。
 もう一つベリのシュートに反応したのも確かに偉いのですけど、これはもっと褒めすぎな感じのもの。枠にギリギリ飛んでいるかという高さがあったものの、中央へのシュートですから、防げる確率が高かったと思います。
 DF
2 カイル・ウォーカー 6.5
5 ジョン・ストーンズ 6
6 ハリー・マグワイア 7
 25歳。左のストッパー。194cm。CKからのボール、マーカーが背が高くなくてゆるかったということもあり、競り勝って先制ゴール。後半もファーサイドで2回連続で折り返すプレー を見せており、強さを発揮。
 また、ボールに行っているように見える良いプレーをしたのですけど、ファール判定。判定に怒ってボールを蹴っ飛ばして余計なイエローカード。次ですぐリセットとはいえ、残り時間のプレーにも関わることですのでいらないプレーでした。
MF
8 ジョーダン・ヘンダーソン 7(85分OUT)
 28歳。DH。中央で拾ったり、パスコースを限定したりとかなり効いていました。一方で、スターリングにダイレクトで高い裏へのボールを出して、 1点ものというプレーも見られました。
12 キーラン・トリッピアー 6.5
 27歳。RWB。キックが良くて感心した選手で、今日もDF裏への早いボールで良いのがありました。好守において運動量が多く、危ないどころに戻ってきての良い対応など、守備面でも活躍。データ好きの山本昌邦さんによると、チームで一番スライディングタックルが多い選手でもあるそうな。
7 ジェシー・リンガード 6.5
 25歳。OH。よく高いところまで上がっていく動きをしていました。もう1人のアリは持ってのプレーに良さ、リンガードは動きに良さがあるといった印象。
 ただ、今日最も良いプレーはパス。中央とファーに3人とやや偏っているところ、ふわっと上げて一番奥の裏のアリに入れてアシストしていました。
20 デル・アリ 7(77分OUT)
 22歳。OH。アリは持ってのプレーに良さ、もう1人のOHリンガードは動きに良さがあるといった印象。ボールをカットして持ち上がってカウンターなんてののは、なかなか迫力。188cmとこのポジションにしては大柄ですね。
  また、リンガードの方で書いたように重要な2点めを決めています。怪我明けだそうで、目立たない時間も多く万全ではない感じですけど、それでも十分仕事しました。
18 アシュリー・ヤング 6.5
  32歳。LWB。そこまでいいボールだとは思わなかったのですけど、左CK、右足で蹴ってマグワイアのゴールをアシスト。後半はストレートなボールをファーに入れていたのがおもしろかったです。そういう名前なのにそりゃそうだろうという話なのですけど、ヤングなのにスタメン最年長なんですね、そういえば。次の試合で松木さんが茶化していて気づきました。
 FW
10 ラヒーム・スターリング 6(90+1分OUT)
 23歳。前回大会一番何かしてくれそうだと感じたFWで、悪くない印象でした。で、今年齢見てびっくり。まだ23歳? 別の人と勘違いしているかなと思ったのですけど、確認すると前回大会も選ばれていたのでたぶん本人でしょう。当時19歳だったのか。
 前回大会見たときはムラっぽいタイプだろうとも思って見ていました。 以前より安定してきたと言われていた気がしますが、今大会はここまで目立たず。今日は今までで一番マシではあるものの、まだまだといった感じ。
 カウンターをドリブルで仕掛けます。ボールコントロールできず抜けてしまったものの、そこからチャンスに。
 スピードがあるので裏へのボールなんかは持ち味。その裏へのボールで、GKと1対1。かわそうとしたものの触られて、その後もう一度のシュートチャンスもDFと、あと一歩のところまでは来ています。
9 ハリー・ケイン 6.5
  24歳。スターリングがコントロールできず抜けてきたボールを左隅狙ったシュート。悪くなかったなと思ったら、このプレーでイングランドペースに。流れを変える1本となりました。また、彼のところにかなり収まっており、重要な役割を果たしていました。
 交代選手
DF17 ファビアン・デルフ 6(77分IN)
MF4 エリック・ダイアー 6(85分IN)
FW19 マーカス・ラッシュフォード ―(90+1分IN)
(メンバーと採点は、【スウェーデン 0-2 イングランド|W杯選手採点】神懸かり的セーブを連発した守護神が2戦連続でMOMに! | サッカーダイジェストWebより)



■2018/07/12 若さ・経験不足がやや悪い方向に出たイングランドが敗退

ロシア・ワールドカップ(W杯)準決勝 クロアチア 2-1 イングランド
【クロアチア】ペリシッチ(後23)マンジュキッチ(延後4)
【イングランド】トリッピアー(前5)

 選手のレベルを見るとクロアチアだと私は思ったのですけど、イングランドが優勢と報じられていたみたいです。120分の試合が連続していたということもあるみたいですけど、意外に。そのクロアチアが先に失点して、前がかりに。イングランドがカウンターを狙うという展開でした。クロアチアは攻めているものの、前半はチャンスは少なめです。
 ただ、ビハインドの展開で同点にしてPK戦で勝ち上がってきたクロアチアは、ある意味慣れています。一方、若いチームでビハインドの経験なくてそこが試金石と書いてきたイングランドですけど、ひょっとしたら追いつかれた経験もなかったかもしれませんね。同点の時点で、多少バタバタしたところが見られました。やはり「若い」というチームですね。延長では、さすがに監督が切り替えてきましたけど。
 疲労が心配されたクロアチアは、延長で怪我での交代がやっと初という意外な展開に。そして、クロアチアが先にゴールして逆転。イングランドはこれでガクッとは来ませんでしたが、 早め早めの交代が裏目に出て、怪我で10人になるという苦しい展開に。流れの中ではやや攻撃に物足りなさがあるのは今までと同じで、これは1人減ったせいだけではないでしょう。ただ、このチームはセットプレーに偏って強いですからね。これなら10人でもチャンスがあり、可能性は最後まで感じさせました。しかし、決めきれずに敗れています。
GK
1 ピックフォード 6.0
 24歳。良い低いボールのフィードがかっこよかったです。他にかわしてから出すプレーも。足元も結構行けるのかなと思ったら、延長ではキックミスも見せていました。また、後半には余裕なかったので責めるのはかわいそうなものの、パンチングで相手に渡してしまってひやりとするところ。好セーブに見えそうなプレーもあったものの、ところどころ不安定なところを感じるGKです。
 DF
2 ウォーカー 6.0
(→ヴァーディ -)
5 ストーンズ 6.0
 28歳。3バックの中央。安定しているかと思っていたものの、今日はプレスかけられてちょっとパスミスするところ。延長、CKから完全に1点というヘディングを見せたものの、ゴールでカバーしていたDFがかき出しました。6 マグワイア 6.0
 25歳。左のストッパー。今日もセットプレーで何度も競り勝っており、武器になりますね。一方、なんとなく足を出して当てたボールが相手にわたり、ちょっと危ないところも。さらにその後の雑なバックパスはもっとピンチでした。
MF
12 トリッピアー 6.5
 27歳。RWB。立ち上がりいきなり良い位置でのFK。合わせるボールは極上であったものの、直接FKは見ていませんでした。が、これを決めてみせます。ほぼ中央で壁も作りづらいところだったのですけど、GKは右を切りました。しかし、そちらの壁を越されたために、コースは甘かったものの、入った形に。GKの位置が偏っていると解説の松木さんは言っていたものの、壁側は開けますからね、普通。中央からのFKなので前述の通り難しいですし、より過ぎた、反応が遅かったなどはあるかもしれませんけど、私としてはGKはやむなしじゃないかと。松木さんも子供の頃はGKでしたけどね。
 後半もCKの後もう一度どいうボールをダイレクトでGKの前に素晴らしいボール。しびれますわ。ただ、後半はバックパスを狙われてピンチになりかけるところもありました。
 また、彼のせいではないものの、延長になって4人の交代を終えた後に怪我でアウト。10人で苦しい形に。また、今まで良いボールを入れていた彼とヤング2人ともいなかったといのは、イングランドにとって苦しかったかもしれません。
7 リンガード 5.5
8 ヘンダーソン 5.5
(→E・ダイアー 5.5)
20 デレ・アリ 5.5
18 A・ヤング 5.5
(→ローズ 5.5)
FW
9 ケイン 5.5
 24歳。長身でがっしりしているのに、オールマイティーにいろいろできるプレーヤーで、24歳らしからぬ落ち着きがあります。今日は迫力あるドリブルで持ち上がってひきつけておいてのパスでチャンスを作ったプレーが印象的でした。相変わらず下がって受けますし、守備のときはスターリングを残して彼も頑張っています。ただ、流れの中でのゴールは私が見た試合ではなかった記憶。得点王になりそうではあるものの、ベスト11にふさわしいかどうかは迷う選手でもあります。
10 スターリング 5.5
 25歳。以前の試合でもあったのですけど、 いつも以上にチームとしてスターリングのスピードを意識していた感じ。みんなで裏を狙っていました。ただ、決定的な形になっておらず、彼も未だにノーゴールです。
(→ラッシュフォード 5.5)
 20歳。何度も出ているものの、あまり印象に残っていなかった選手。 スターリングと同じようにスピードありそうに見えますけど、よりハイボールが多くなったという解説。185cmです。キッカーがいなくなって、彼がセットプレーを蹴っていましたが、そこまですごいという感じのはなし。
 流れの中では、左右の足でスッスッといった感じで持ち替えて抜こうとするプレーでファールをもらっていました。
(メンバーと採点は、レーティング: クロアチア 2-1 イングランド《ロシアW杯》【超ワールドサッカー】より)

■2018/07/15 延長戦の疲れあったとはいえ、4位の実力はなかったイングランド

 ロシア・ワールドカップ(W杯)3位決定戦 ベルギー 2-0 イングランド
【ベルギー】ムニエ(前4)アザール(後37)

 今回のノックアウトリーグは偏っていて、ベルギーは強豪の固まったブロックに。ブラジル、フランスと2戦続けて決勝戦のような相手とやってきました。イングランドは同じグループだったベルギーに2軍対決で負けたことによって楽なブロックに。相手に恵まれてここに来たということで、地力に差がありました。また、前回は120分やって中2日というきついスケジュール。これはかわいそうでしたが、まともにやればこうなるといった感じで0-2で負けました。
 ベルギーは2戦やって良かった変則4バックをやめて、今日は普通に3バック。どうかと思いましたが、イングランドの攻撃力の弱さや、フォーメーションからするとこれで良かった感じですね。いきなり得点して楽になったというのもありますけどね。
 イングランドはこれまでになくスタメンを変えていて、これは中2日のせいもあったかもしれません。早々に失点したというのもあるものの、おかげで前半はほとんど良い攻撃はできず。体力温存で後半勝負だったかもしれませんけど。
 その後半2人変えてやっと良くなったものの、ベルギーのカウンターに怯えながらといった感じですし、得点できずにもう1点取られて最後は諦め加減。繰り返し書いていたように、イングランドは若いチームで、ビハインドの戦いがいまいち。バタバタはしなかったものの、行けそうな気配がありませんでした。ただ、セットプレーだけは相変わらず可能性を感じました。最後までセットプレー頼りのチームでしたね。
3-5-2
[GK]
1 ジョーダン・ピックフォード 6
 24歳。ほぼ中央でのシュートを決められていたのですけど、サッカーダイジェストではノーチャンスという見方。
[DF]
5 ジョン・ストーンズ 5.5
6 ハリー・マグワイア 6
 25歳。左のストッパー。今日もセットプレーで何度か勝つところ。ただ、そばにルカクがいたのにプレッシャーかけずにズルズル下がっていってフリーにして、そこから失点に繋がりました。肝心の守備の方でやや不安定な印象を受けます。
16 フィル・ジョーンズ 5
[MF]
3 ダニー・ローズ 5(46分OUT)
  28歳。LWB。レギュラーでなかった選手。立ち上がり、ムニエを見ておらず前に入られてしまって失点。そういったパフォーマンスの悪さもあったのか、後半開始で交代となりました。
4 エリック・ダイアー 6.5
 24歳。DH。レギュラーでなかった選手ですけど、彼は良かったですね。うまくボールを取るところがあった他、スターリングへの良い裏へのボールも供給。後半も良い対応があった他、攻撃でも前半より盛んに前へ。GKとの1対1でふわっと浮かせて完全に1点ものというシュートもありましたが、DFがよく戻りました。
12 キーラン・トリッピアー 5.5
 27歳。RWB。FKでDF裏へのものすごいボールがありました。ただ、この日はセットプレーが少なめのせいか、それほど目立たず。流れの中での素晴らしいクロスも記憶になし。また、2点目の場面では、アザールについていくべきだったとも指摘されていました。
17 ファビアン・デルフ 6
21 ルベン・ロフタス=チーク 6(84分OUT)
 22歳。ROH。193cmと大柄ですけど、ドリブルが得意みたいですね。狭いところを入っていって深いところまで行くドリブルなど、何度か縦に行くドリブルで良いところを見せていました。
[FW]
9 ハリー・ケイン 6
10 ラヒーム・スターリング 5.5(46分OUT)
[交代出場]
MF7 ジェシー・リンガード 6.5(46分IN)
 25歳。OH。今までスタメンだった選手。取り立ててすごいというプレーがなかったものの、彼とラッシュフォードが後半開始で同時投入されてチームが良くなりました。今までも見せていた前線まで入っていくという動きがあることで、良さが出た感じです。
FW19 マーカス・ラッシュフォード 5.5(46分IN)
 20歳。FW。取り立ててすごいというプレーがなかったものの、彼とリンガードが後半開始で同時投入されてチームが良くなりました。サイドに流れるなどして受けていましたし、仕掛けもしていてそれが良かった感じです。
MF20 デル・アリ -(84分IN)
(採点・メンバーは、【ベルギー2-0イングランド|採点・寸評】粘るイングランドに“トドメの一撃”を突き刺したアザールがMOMに! | サッカーダイジェストWebより)



■2020/03/12 16歳で代表デビューしワールドカップ!しかしその後は…

 2006 FIFAワールドカップ ドイツ大会のメモ。グループリーグで1-0でパラグアイに勝ったときのメモみたいですね。パラグアイは好きなチームのときもあったのですけど、この大会では低レベルとメモあるのみで、選手への言及がありませんでした。1点はオウンゴールでの1点です。
 と思いましたが、この試合出ていない選手もメモしていますし、複数の試合をまとめたメモのようでした。少なくともポルトガル戦は見たようです。

GK  ロビンソン
CB リオ・ファーディナンド
CB ジョン・テリー
LSB アシュリー・コール 好きだった選手な気がしたものの、この大会では良くなかったのか2点評価で、ミスも多くイマイチとのことでした。
RSB  ギャリー・ネビル
DH ランパード
DH ジェラード
DH  オーウェン・ハーグリーヴス ポルトガル戦ではひとりすくなくなってから、よく頑張って、攻守ともに走っていました。すごい体力。メモに残っていないものの、結構好きな選手だった気がします。
SH ベッカム 若い頃は大好きだったんですけど、この時点ではメモに何も書いていないし、すでに好きじゃなかった感じですね。私はよくあります。
SH ジョー・コール スピードあって小柄な選手。パラグアイ戦は5点で、ポルトガル戦は3の評価。好き度は5と書いていましたし、好きな選手だったみたいですね。
SH アーロン・レノン スピードすごくてぶっちぎりで気に入った気がしたのですけど、メモではそこまでは書いていませんね。6月に初代表で16歳デビューでした。その後はこれまた全然好きじゃなくなってしまいました。トッテナム・ホットスパーでも良かった気がするんですけど、代表ではプレーがイマイチなところしか見れなかった覚えがあります。
FW オーウェン 最初のワールドカップのときは大好きだったのですけど、その後は全然に。このときは怪我明けというのもあったのか、特筆性なく2点評価のプレーに。
FW クラウチ
FW ルーニー