2023年7月4日火曜日

カンボジア独裁政権幹部と仲良しの本田圭佑に人権団体が懸念

■2019/01/21 カンボジア独裁政権幹部と仲良しの本田圭佑に人権団体が懸念
■2017/07/08 旭日旗持ち込みの理由はサッカーの応援ではなく別の理由が大きい
■2017/09/04 サッカーファンが乱暴者なのでなく、乱暴者がフーリガンになる
■2017/09/04 彼らはサッカーファンではない 旭日旗・ナチス旗で誰を応援するのか?
■2017/05/11 旭日旗は世界のサッカーでは完全にダメ
■2017/05/11 差別に寛容な日本サッカー 森脇事件で激甘処分
■2017/08/04 上西小百合殺害予告の浦和サポーターは逮捕されるべき
■2017/03/31 安倍首相らの歓迎会で乾貴士が欠場 エイバル不快感、ファン激怒
■2017/04/02 日本政府のせいで、乾貴士が主力から外れる可能性




■2019/01/21 カンボジア独裁政権幹部と仲良しの本田圭佑に人権団体が懸念

 この前、世界最大の人権団体が本田圭佑に“懸念”声明(2018年12月18日 12時00分 東スポ)という記事が出ていました。他のケースに比べて、本田圭佑が明確に悪いというケースではなく、「こじつけだ」という批判もあったのですけど、神経を使う問題ではあります。以下のような話でした。

・世界最大級の国際人権NGO「ヒューマン・ライツ・ウォッチ(以下、HRW)」が書簡の中で、本田がカンボジアサッカー協会と手を結び、GM兼実質的な代表監督を務めている状況に重大な懸念を表明。
・カンボジアサッカー協会のサオ・ソカ会長は、独裁が続き人権侵害が指摘されるフン・セン政権の幹部で、処刑や拷問、違法逮捕など人権弾圧に携わってきた人物。その人物と本田圭佑は並んで会見している他、「カンボジアの素晴らしいところを世界に伝える」と明言しているため、 独裁政権の正当化に広告塔として利用されるおそれがある。

 ほとんどの人は知らないと思うのですけど、カンボジアは結構注意が必要な国です。
 新興宗教団体では、カンボジアから表彰されているから良い宗教だと宣伝しているところがあるんですけど、賄賂が多くて問題になる国でもあり、額面通りには受け取れません。今は中国の支援が多いので、カンボジアは中国に味方し日本と対立することも多いです。
 …と、こうやって中国の話をすると、今回の件を「海外のイチャモンだ」と感じた人も納得してくれるんじゃないかと思います。

 なお、有名人を広告塔にして宣伝…というやり方は、詐欺や悪徳商法の企業が好む手法。豊田商事事件・円天事件など、過去に何度も関与が発覚する事件が起きています。
 今回とはちょっと違う方向性の話ですけど、サッカー選手の方々にも十二分に気をつけておいてほしいところ。マジで頼みますよ…。


■2017/07/08 旭日旗持ち込みの理由はサッカーの応援ではなく別の理由が大きい

 tasukeLサポーター研究所が、サッカースタジアムへの旭日旗の持ち込みについてのアンケート調査を実施しました。
 で、「サッカースタジアムへ旭日旗を持ち込むことを支持もしくは容認する人 」の調査結果が不思議なことに。そもそも旭日旗持ち込みは、あまり応援とは関係ないみたいですね。
 最も多かったのは、 「日本人として旭日旗を使用することは当然だから」でした。

1位「日本人として旭日旗を使用することは当然だから」42.5%

 多くの日本人は「旭日旗を使用することは当然」とは考えていないので戸惑うでしょうが、そういう人たちは「非国民」「半日野郎」「日本人じゃない」と叩かれそうです。
 また、2位も妙なもので、 「旭日旗は日本国旗だから」。これは選択肢が悪いと言えば悪いのですけど、日本国旗じゃないですから、それ。
 「きみたちは日本国旗を知らないの?」という話で、むしろこの人たちこそ実は日本人じゃないのかもしれません。

2位「旭日旗は日本国旗だから」34.9%

 応援に関する理由は、これらよりもぐっと比率が減った3位。そもそも応援のために使う意図が弱いわけで、何のために持ってきているの?と聞きたくなります。

3位 「応援するクラブの日本人選手の後押し(応援)になるから」26.4%

 ただ、上記も日本人選手のみの応援という限定的なもの。クラブの応援ではないのです。
 外国籍選手を含めた応援となるとさらに減るものの、彼らが日本国旗と理解する旗で外国籍選手を応援するというのも変な話。
 やはりそもそも応援は主な目的ではないと考えた方が良さそうです。

5位「応援するクラブの外国籍選手を含む全選手の後押し(応援)になるから」17%

 なお、これら二つの間に入ったのは、 「禁止される理由がないなどのその他(22.6%)でした。
 自由回答でも「禁止される理由がない」というものが多かったそうですけど、禁止されないからが理由というのは小学生みたいですね。彼らは叱られたときによく「ダメって言ってなかったからー」と言って、正当化します。
 また、逆に禁止される理由があれば納得するのか?というと、こうして禁止されたくないと反発しているわけで、そうでもないのでしょう。
 これを説得して…というのは難しいですので、Jリーグ側が毅然とした対応を取るべきなのですが、Jリーグが腰砕けですからね…。


■2017/09/04 サッカーファンが乱暴者なのでなく、乱暴者がフーリガンになる

 10年以上前の話ですが、ヨーロッパでサッカーファンが乱暴だと思われているのは誤解だという擁護がありました。サッカーファンが乱暴なのではなく、暴れたい人が身近な暴れられる場であるサッカー場でフーリガンになっているという説明でした。順番が逆なんですね。

 こうした乱暴者たちが殺人者集団にまでなった例があります。
 ユーゴスラビアの内戦では、民族主義武装集団の軍歌の替え歌を歌っていたサポーターらクラブが母体となり、「愛国者」して大虐殺を行いました。
 サッカー好きとしては、こんな人たちといっしょにされれはたまらないと思うものの、サッカーが政治に利用されて、多くの人々を殺してしまったというのは事実です。
(ユーゴ内戦時に現れた異常な指導者「アルカン」。ごくふつうの市民による「愛国」の名のもとの虐殺[橘玲の世界投資見聞録]|橘玲の世界投資見聞録 | 橘玲×ZAi ONLINE海外投資の歩き方 | ザイオンライン 2015年10月8日より)


■2017/09/04 彼らはサッカーファンではない 旭日旗・ナチス旗で誰を応援するのか?
ナチス」旗

 前述の "旭日旗持ち込みの理由はサッカーの応援ではなく別の理由が大きい"では納得できない人も多いでしょうが、ナチスの旗で応援していたというわけわからんことも起きていたそうです。
 記事によると、サッカーJ1・ガンバ大阪のサポーターが4月16日のリーグ戦で、ナチス・ドイツの親衛隊のマークに酷似した応援旗を掲げていました。
 ガ大阪は数年前にも、試合中に今回と同様の応援旗をサポーターが掲げていたことを確認しており、「その時は二度と掲げないよう指導し、その後使用されていなかった」としています。
サッカーJ1・ガンバ大阪のサポーターが16日のリーグ戦で、ナチス・ドイツの親衛隊のマークに酷似した応援旗を掲げていた
 (ガンバ大阪のサポーターがナチス旗酷似の応援旗 毎日新聞2017年4月20日 21時01分(より)
 
 こうなると、旭日旗と違って、もう日本の国旗と勘違いしているという言い訳すらできません。誰を応援しているのか?という話です。
 やっぱり彼らはサッカーの応援なんてしていないんですよ。サッカーファンでもサポーターでもない人たちなのです。
解散したガンバサポーター「スレッジハンマー・ブロス」
解散したガンバサポーター「スレッジハンマー・ブロス」





■2017/05/11 旭日旗はサッカーの世界では完全にダメ

 日本はどうもスポーツと政治の問題への取り組みについて、真剣ではないようです。菅官房長官が8日午前の記者会見で、世界のサッカーの常識からすると非常識なことを言っていました。
 菅官房長官は、「旭日旗は、大漁旗や、出産・節句の祝い旗など、日本国内で現在も広く使用されている」と述べ、旭日旗が政治的立場を象徴するとは限らないとの考えを示したそうです。

 この発言は、アジア・サッカー連盟が日本人観客の掲げた 旭日旗 を差別的象徴として認定、処分した問題についてのものです。
 問題が起きたのは、韓国で4月に行われたアジアチャンピオンズリーグの 水原 (韓国)―川崎戦。川崎サポーターが旭日旗を掲げて没収されていましたた。その後、アジア・サッカー連盟を、旭日旗を政治的主張に関連する差別的象徴と認定し、罰金などを川崎に科すと発表しています。
( 旭日旗、政治的立場の象徴を認めず…菅官房長官 読売新聞 / 2017年5月8日 23時38分より)

 この事件に関して、旭日旗はなぜサッカースタジアムで禁止なのか? 関係ない日本側の主張、知るべき国際ルール | フットボールチャンネル | 2017年04月27日(Thu)11時14分配信 text by 清義明 という解説記事が出ています。
 "結論からいえば、各種FIFA管轄のサッカー組織にあるルールから判断すれば旭日旗は明らかにNG"なのだそうです。

 まず、FIFAの規約のひとつ「スタジアム安全警備規定」第60条二項「挑発・攻撃的行為の禁止」。水原対川崎戦を管轄したAFCの規約第38条「挑発的・差別的行為の禁止」にもほぼ同様の規定があるそうです。

a)試合主催者は、地元の警察当局と連携しながら、スタジアムやその近辺で、サポーターが挑発や攻撃的行為を行わないようにしなければならない。例えば、選手や審判、相手チームのサポーターが許容できないレベルの挑発や攻撃的なヤジや差別行為、さらには攻撃的、<b>挑発的な内容を含んだ横断幕や旗などもこれに含まれる</b>。もしこのような行為が行われたならば、試合主催者または警備は場内放送でこれに警告しやめさせなければならない。もしこれらが、差別行為などの深刻なケースは警察に通報しスタジアムから排除しなければならない。
b)さらにFIFA加盟の全協会とクラブはこれに関連する規定や規約を遵守し、あらゆる手段をもってこれを未然に防止しなければならない。

 "旭日旗は「国際的に認められた旗」で「軍事的なシンボルではない」ので問題はないはずだという主張もみられるが、この意見が妥当かどうかは関係なく、それ以前に相手に対する挑発的行為ということになる"としています。
 日本の軍国主義を象徴すると東アジアでみなされる時点でアウトなのです。
 「いや、そうじゃない」というのは政治の話。スポーツの中に、政治の話を持ち込んではいけません。

 日本サッカー協会も、その主管試合(代表戦)においては「政治・思想・宗教・軍事・差別的な主義、主張、観念を表示、若しくは連想させるような」旗や横断幕を禁止しているというのもあります。 戦前に日本海軍の軍艦旗、また陸軍の連隊旗として使われており、また現在では海上自衛隊の旗として使われている旭日旗は明らかに規約違反となると考えられます。

 ナチスのハーケンクロイツ(鍵十字)ならともかく、旭日旗は自衛隊も使っているもので問題はないはずだという意見もあるようですが、これも国際的には非常識。
 例えば、内田篤人選手が所属するシャルケ04のスタジアムの禁止意匠規定では、ナチスのハーケンクロイツではない、現在のドイツ軍が使用している軍事標章である鉄十字も禁止されていることがわかります。日本の理屈の方がおかしいのです。

 また、なぜか韓国アウェイの試合ではやらなかったようですが、そもそも川崎フロンターレも対中国の試合では、過去に旭日旗は禁止されているということを公式サイトで明確に注意を促していました。川崎も問題あることはわかっていたはずなのです。


■2017/05/11 差別に寛容な日本サッカー 森脇事件で激甘処分

 このような非常識なことになっているというのは、サポーターというよりは主催者側やクラブなどの問題が大きそうです。既に書いたように、川崎は中途半端な対応をしていました。
 また、日本サッカー協会も中途半端で、中国と韓国の試合のときは事前チェックなどで露出することを防ぎ、ほかの国との試合では放置。サポーターが誤解するのも無理はありません。
 さらに、Jリーグでは野放しで、ほぼ日常の応援風景。やはり誤解するのも無理はないという状況です。

 また、この直後に、日本サッカーの差別への対応の悪さが顕著に現れた事件が起きます。浦和レッズの森脇事件です。
 私が最初に読んだ記事は、さらっとしたものであり、事実はどちらかわからないというものでした。ただ、後述するように、これは浦和のDF森脇良太(31)が嘘をついている可能性の方が高いです。

 まず、私が最初に読んだのと同じようなさらっとした記事から。
 侮辱的発言で浦和・森脇を処分 鹿島選手に「臭い」(朝日新聞 勝見壮史 2017年5月9日20時18分)によると、Jリーグは9日、相手選手に侮辱的な発言をしたとして浦和のDF森脇良太(31)に2試合の出場停止処分を科したと発表しました。

  Jリーグの規律委員会は、小笠原と森脇から聞き取り調査を行い、森脇が誰に対して発言したかは確認できなかったが、鹿島の選手に対して「臭い」と言った点では一致したので、その発言を侮辱的だと判断し、前述の処分を課したそうです。
 食い違っていたという言い分は以下の通り。

鹿島の小笠原満男 ブラジル出身の鹿島MFレオシルバに向けられたと主張
浦和の森脇 口論でつばがかかったので小笠原に言ったとし、侮辱するような意図はなかった

 これだけ読むと真相は藪の中といった感じなのですが、実は森脇の主張は明らかに無理があったのです。
 どこで読んだ話か忘れてしまったので、ひょっとしたら不正確な情報かもしれないのですが、そもそも小笠原と森脇の間には距離にいなかったというのを見たんですよね。

 また、以下のような話もあります。
 
「森脇が、鼻をつまみながらレオ・シルバに『臭えな』と言ったことが発端です。森脇の近くにいた浦和DF那須が『おまえが悪い』と話している画像(引用者注:画像ではなく動画)がネット上で出回っており、森脇にとっては旗色の悪い方向に進むでしょう」(サッカー関係者)
(厳罰かお咎めなしか 浦和DF森脇“差別発言”の落としどころ|2017年5月8日|日刊ゲンダイDIGITALより)

 それから、すっかり忘れていたのですが、浦和というクラブもまた差別の常習犯なところでした。そして、このことがなぜか逆に、Jリーグが差別撲滅に熱心にならない理由となっているのでは?という話がありました。

「これまで浦和は多くの問題を起こしてきた。2010年、仙台の元北朝鮮代表MFに浦和サポーターが人種差別的発言を行って制裁金500万円。14年には、浦和の本拠地に『日本人専用』を意味する英語が書かれた横断幕を掲出。
Jリーグの村井チェアマンは『体質改善がなされなかったら勝ち点減免やJ2への強制降格もある』と明言しているだけに、森脇が人種差別的な言動を犯した――ことになると厳罰に処さないと格好がつかない。
しかし、人気クラブの勝ち点を剥奪すれば、優勝争いから脱落してリーグが盛り上がらなくなるし、今季から10年総額2100億円の巨額放映権料を払ってくれるDAZNにも顔向けができない。ウヤムヤにしたいというのが本音でしょう」(サッカー記者)

 記事では、「森脇に人種差別の意図はないが、侮蔑発言として3試合の出場停止」という憶測が出ていましたが、現実はそれより甘い2試合の出場停止。
 日本サッカーで差別や政治の問題が出てしまうのは、サポーター以上に主催者側などの問題が大きいと思われます。




■2017/08/04 上西小百合殺害予告の浦和サポーターは逮捕されるべき

 正直上西小百合衆院議員は好きじゃありませんけど、殺害予告は明らかに駄目です。

 問題の発端は、上西議員の7月15日に行われたサッカー・浦和―ドルトムント戦についてのコメントである「浦和酷い負けかた。親善試合は遊びなのかな」というもの。
 正直意味がわからないもので、浦和のサポーターが怒るのもわかります。

 ただ、この反応は上西議員にとってはしめたもので、「なんかブーブー言ってる」「サッカーの応援しているだけのくせに、なんかやった気になってるのムカつく。他人に自分の人生乗っけてんじゃねよ」と挑発しました。

 この安い挑発にのったのか、議員事務所などにファクスとメールで計10通、「ぶっ殺す」「刺し殺す」などの殺害予告が届いているとのことでした。

(上西小百合議員にJ浦和サポから殺害予告 直接話し合いへ|社会|ニュース|日刊ゲンダイDIGITAL 2017年7月18日より)

 上西議員にとっては宣伝材料でしかないので気に留めていない感じですが、殺害予告は明らかに一線を越えています。挑発されたから殺害予告して良いというものではありません。
 過去にも逮捕例がありますし、普段から問題を起こしている浦和サポには制裁をきちんと与えた方が良いと思うのですけどね。
 すべてのサッカーファンが浦和サポのようだと思われるのは心外です。


■2017/03/31 安倍首相らの歓迎会で乾貴士が欠場 エイバル不快感、ファン激怒

 誤報かもしれませんが、あり得ないひどすぎる話。。30日付のスペイン紙『マルカ』や『アス』によると、エイバルに所属するMF乾貴士が、スペイン国王夫妻の来日に合わせて帰国するため、リーガエスパニョーラの2試合を2試合欠場することになるそうです。
 スペイン国王のフェリペ6世夫妻は、来月の4月4日から7日にかけて国賓として来日。乾は、安倍首相による国王夫妻の歓迎会に出席するため帰国するとのこと。

 クラブと本人が決めることで口出しするな!という擁護も出ていましたが、『マルカ』によれば、エイバルは「この乾の突然の不在を快くは受け止めていない」とのこと。そりゃそうです。


乾、スペイン国王夫妻来日に伴い帰国へ。リーガ2試合を欠場の見通し フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年03月30日より

 エイバルファンも怒っており、地元紙『エル・ディアリオ・バスコ』は、「乾の離脱に許可をしたクラブに対して、エイバル・ファンがSNS上で不満を拡散させている」と、憤るファンの様子を伝えているそうです。
 前述の通り、クラブにとっても不本意なんですけどね。

乾の緊急帰国をスペイン紙が疑問視…「エイバル・ファンが怒り」、「喜ばしいものではない」 カテゴリ:ワールド サッカーダイジェストWeb編集部 2017年03月31日より

 先ほど日本の擁護を紹介したものの、ネットでは当然批判が優勢でした。

 また、"外務省は「報道に困惑」"という記事を見かけたので、やっぱり誤報なのかと、マジで招待状を出しているんだそう。頭おかしいです。
 
「乾貴士選手には、スペイン国王訪日に伴うレセプション参加の招待状はお送りしておりますが、参加はまだ正式決定ではなく調整中の段階です」
「ご参加の候補者は乾選手含め数十名おり、参加を断ることも可能となっています」
「(スペインメディアの報道について)困惑しています」
(安倍晋三のニュース - サッカー乾「スペイン国王訪日のため帰国」報道 ネットは「断れ」、外務省は「報道に困惑」 - 2017/03/31 16:52 より)

 お前が困惑するところじゃないだろう!という話。なぜ被害者ぶっているんでしょう?


■2017/04/02 日本政府のせいで、乾貴士が主力から外れる可能性

 乾貴士の件は本当腹たちますが、乾本人は試合優先を希望、監督らスタッフも拒否を希望。ただ、先にフロント側が承諾してしまった模様です。
 エイバルは小さな町であり、そんなところに栄誉ある招待状が来たということで、舞い上がってしまったっぽいんですよ。

 監督が嫌がっていたということに関しては、乾貴士が今回の件で主力から脱落することも示唆していました。

  エイバルのホセ・ルイス・メンディリバル監督は、「これは外交上の決定」としつつ、「これ以上私から言えることは何もない。それぞれが意見を言い、決断が下された」と不満を示しました。
 さらに以下のように述べています。

「彼は我々の戦力として数えられない一人の選手になった。代わりに出場する選手が良ければ、タカは苦しむことになる。もう一度チームに戻ってこなければならないからだ」

「タカは苦しむ」。乾の帰国に不満のエイバル監督、復帰後の立場を約束せず フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年04月01日

 政府はこの責任をどう取るつもりですかね? 本当クソすぎて、腹が立ちます。