2025年12月26日金曜日

センターフォワード不遇の時代でも大活躍していた2人とは?

■2018/09/12 FIFAの賞はMVPのモドリッチだけ不可解であとは順当
■2018/06/16 ワールドカップベスト11・若手11・お気に入り11 ヒメネスなど
■2018/06/17  19歳の若すぎるナイジェリアのGKウゾホがヤバイ
■2018/06/22 W杯ベスト11 メッシもネイマールも冴えない中すごいのは?
■2018/06/25 センターフォワード不遇の時代でも大活躍していた2人とは?
■2018/07/17 MVPは迷うがモドリッチでもグリーズマンでもエムバペでもなく…




■2018/09/12 FIFAの賞はMVPのモドリッチだけ不可解であとは順当

 FIFAのMVPはモドリッチだったんですね。ずっと下の方の「2018/07/17 MVPは迷うがモドリッチでもグリーズマンでもエムバペでもなく…」で書いたように、モドリッチはベスト11でも迷った選手。著しく良かったプレーが多かった一方で、著しく悪かったプレーも目立っていました。ちょっと納得行かないですね。
  ちなみに、シルバーボールはベルギー代表MFエデン・アザール、ブロンズボールにはフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンだったとのこと。
 最優秀若手選手には当然、フランス代表FWキリアン・ムバッペ。文句なしでしょう。ゴールデングローブ賞(最優秀GK)のGKティボー・クルトワも順当でした。また、ゴールデンブーツ賞(得点王)のイングランド代表FWハリー・ケインは、データのみでの賞ですので、どうこう言うものではありませんでした。MVPだけ残念ですね。
(モドリッチが大会MVP!…最優秀若手はムバッペ、最優秀GKはクルトワ | サッカーキングより)




■2018/06/16 ワールドカップベスト11・若手11・お気に入り11 ヒメネスなど

 まだ気が早くて11人いないですし、録画失敗でロシアとサウジアラビア戦見てなくて3試合ですけど、ベスト11的なのをピックアップ開始。ロシアとサウジアラビアは事前に見たい選手メモしていたので、へこみました。1日ショックから立ち直れませんでした。
 なので、次の日の3試合は頑張って全部見ました。見なくていいチーム選ぶまでは忙しそうです。でも、明日はなんと注目のフランス戦 をパスする予定。前回大会好きな選手いなかったですし、たぶんノックアウトステージでも見る機会あるだろうってことで…。

暫定ベスト11
GK モハメド・エル・シェナウィ 29歳 エジプト
CB ディエゴ・ゴディン 32歳 ウルグアイ
CB ホセ・ヒメネス 23歳 ウルグアイ
DM オミド・エブラヒミ 30歳 イラン
MF  アンドレス・イニエスタ 34歳 スペイン
LSH アミンヌ・アリット 20歳 モロッコ
FW エディンソン・カバーニ 31歳 ウルグアイ
FW クリスティアーノ・ロナウド 33歳 ポルトガル

 暫定MVPはロナウド。ひねりないですけど、ハットトリックですし仕方ないですね。

暫定若手ベスト11
CB ホセ・ヒメネス 23歳 ウルグアイ
LSB  アクラフ・ハキミ 19歳 モロッコ
CM ロドリゴ・ベンタンクール 20歳 ウルグアイ
LSH アミンヌ・アリット 20歳 モロッコ

 若手のベストプレーヤーは今のところウルグアイのCBのヒメネス。守備が強い上にゴールまで決めて非常に良かったです。

暫定お気に入りベスト11
CB ジェラール・ピケ 31歳 スペイン
LSB  アクラフ・ハキミ 19歳 モロッコ
DM オミド・エブラヒミ 30歳 イラン
CM ロドリゴ・ベンタンクール 20歳 ウルグアイ
LSH アミンヌ・アリット 20歳 モロッコ
MF  アンドレス・イニエスタ 34歳 スペイン

 この中でともと覚えていたのはピケとイニエスタだけ。 ピケは今大会覚えていた選手で1番好きなDFでしたが、ポルトガル戦は「やっちまったな」という感じ。たまにやっちゃいますね。
 イニエスタの方はワールドユースやバルセロナデビューしたての若い頃が一番好きでした。基本若い選手が好きなので、たぶん今大会もそんな感じになると思います。




■2018/06/17  19歳の若すぎるナイジェリアのGKウゾホがヤバイ

 16日の4試合のうちよりによってフランス戦を見なかったという 致命的なことになっていますがご勘弁を。

暫定ベスト11
GK モハメド・エル・シェナウィ 29歳 エジプト
CB ディエゴ・ゴディン 32歳 ウルグアイ
CB ホセ・ヒメネス 23歳 ウルグアイ
DM オミド・エブラヒミ 30歳 イラン
MF  イヴァン・ラキティッチ 30歳 クロアチア NEW
MF ルカ・モドリッチ 32歳 クロアチア NEW
MF  アンドレス・イニエスタ 34歳 スペイン
FW エディンソン・カバーニ 31歳 ウルグアイ
FW クリスティアーノ・ロナウド 33歳 ポルトガル
 今日見た3試合ではクロアチアの中盤 ラキティッチとモドリッチのバルサ・マドリーコンビがやばかったです。ベテランばっかりになっておもしろくないですけど、やっぱりレベル高いですね。
 メッシも見て当然うまかったのですけど、彼のパフォーマンスからするといまいち。アルゼンチン自体も活躍しないと予想しています。

暫定若手ベスト11
GK  フランシス・ウゾホ 19歳 ナイジェリア NEW
CB ホセ・ヒメネス 23歳 ウルグアイ
LSB  アクラフ・ハキミ 19歳 モロッコ
CM ロドリゴ・ベンタンクール 20歳 ウルグアイ
LSH アミンヌ・アリット 20歳 モロッコ
LWG ピオーネ・シスト 23歳 デンマーク NEW
RWG  ユスフ・ポウルセン 24歳 デンマーク NEW
FW ゴンサロ・グエデス 21歳 ポルトガル NEW

 23歳以下くらいのイメージですけど、まだ数少ないのでとりあえず。今回生年月日がガーッと見れるサイトがなくて苦労しています。
 GKは若い選手がいなくて苦労すると思っていたのですけど、ナイジェリアのウゾホが19歳で出場してヤバイことに。GKでは史上2番目の若さで出場だそうな。神がかってまではいなかったものの、1対1で止める場面もあり良かったです。

暫定お気に入りベスト11
CB ジェラール・ピケ 31歳 スペイン
LSB  アクラフ・ハキミ 19歳 モロッコ
DM オミド・エブラヒミ 30歳 イラン
CM ロドリゴ・ベンタンクール 20歳 ウルグアイ
LSH アミンヌ・アリット 20歳 モロッコ
MF  アンドレス・イニエスタ 34歳 スペイン
MF ギルフィ・シグルズソン  28歳 アイスランド NEW

 事前にチェックしていたもののイマイチって選手が多い中、アイスランドのシグルズソンはかなりいい感じでした。聞いていた通りキックの精度が高いです。アイスランド自体も大物食いを期待しているので、勝ち上がってもらって長く見れたらいいなと思います。
 あと、昨日は書かなかったんですけど、初見ではモロッコのアリットもかなりいい感じ。こちらはザ・ドリブラーといった雰囲気。ドリブラーらしくムラありそうですけど、それ含めて好きになれそうな予感。
 ああ、あと、相変わらずFWに好きな選手がいません。本来一番目立つところなんですけどね。昔からCFタイプは好きじゃないのです。ただ、WGタイプは好きであり、今回はWG置いているチームも多いので、好きな選手が見つかりそうではあります。




■2018/06/22 W杯ベスト11 メッシもネイマールも冴えない中すごいのは?

 感想がやっと追いついて時間あるので久々に更新。1試合目は全部終わって2試合目始まったところ。23試合中17試合観戦しているものの、結構有力なチームを見ていないので、そこらへんはいろいろあるかもしれません。

暫定ベスト11
GK ギジェルモ・オチョア  32歳 メキシコ NEW
CB ディエゴ・ゴディン 32歳 ウルグアイ
CB ホセ・ヒメネス 23歳 ウルグアイ
LSB アレクサンダル・コラロフ 32歳 セルビア NEW
RSB ヨシュア・キミッヒ 23歳 ドイツ NEW
(DH カンテ 27歳 フランス NEW)
MF  イヴァン・ラキティッチ 30歳 クロアチア
MF ルカ・モドリッチ 32歳 クロアチア
CM ケビン・デ・ブルイネ 26歳 ベルギー NEW
(MF ポール・ポグバ 25歳 フランス NEW)
(MF フィリッペ・コウチーニョ 26歳 ブラジル NEW)
(RWG ドリース・メルテンス 31歳 ベルギー NEW)
FW クリスティアーノ・ロナウド 33歳 ポルトガル
FW ロメル・ルカク 25歳 ベルギー NEW
(FW エディンソン・カバーニ 31歳 ウルグアイ)
 GKはいつも難しいですね。初戦は抜擢されたエジプトのモハメド・エル・シェナウィがよかったのですけど、2戦目はそれほどでもなく、グループリーグ敗退ということもあって選びづらいです。コスタリカのナバスもよかったのですけど、チームは負けており、やはり難しい感じ。
 ビッグセーブ多かったわけではないものの、ドイツ相手に勝利したメキシコのオチョアは安定していましたし、暫定で名前を出しておきます。
 その負けたドイツですけど、RSBのキミッヒはハイレベルでした。右サイドバックですけど、攻撃面でもチームの中心ですね。彼はなんと23歳という若さなので、当然若手のベスト11でもあります。
 イランのDMイブラヒミ、2戦目は見ていないのですけど、同じポジションで勝ち上がり濃厚なチームに良い選手がいるので外しました。同じ試合で2戦目見ていないイニエスタもとりあえず外して別の選手を入れておきます。
 メッシは1戦目冴えませんでした。徐々に上がる可能性もあります。ただ、2試合目はクロアチアに3-0で大敗。私はアルゼンチン強くないとは言っていたものの、まさかここまで 負けるとは…。見ていないゲームですが、やはり冴えなかったとのこと。
 また、ネイマールもまだ本調子ではありません。唯一キレッキレなのがロナウドで、すでに4点取っています。逆に前半がピークで、後半に調子維持できるか心配になるほど良いパフォーマンス。引き続き文句なしで暫定MVPです。

暫定若手ベスト11
GK  フランシス・ウゾホ 19歳 ナイジェリア
CB ホセ・ヒメネス 23歳 ウルグアイ
RSB ヨシュア・キミッヒ 23歳 ドイツ NEW
(CM ロドリゴ・ベンタンクール 20歳 ウルグアイ)
MF アレクサンドル・ゴロビン 21歳 ロシア NEW
LSH イルビング・ロサーノ 22歳 メキシコ NEW
LWG ピオーネ・シスト 23歳 デンマーク
RWG  ユスフ・ポウルセン 24歳 デンマーク
RSH ムバッペ 19歳 フランス NEW
FW ゴンサロ・グエデス 21歳 ポルトガル

 若手はやはり守備で選ぶのに苦労しますね。モロッコはLSBのハキミがそこまでではないので外しました。
 同じモロッコのアミーヌ・アリは2戦目は使われることすらなくショック。良いところ見せていたんですけどね。やはり外しました。
 若手では開催国ロシアのゴロビンが良いです。ただ、普通のベスト11の方にも可能性が高いフランスのムバッペ という大物がいます。彼が一番の見どころでしょうか。

暫定お気に入りベスト11
CB ジェラール・ピケ 31歳 スペイン
(LSB  アクラフ・ハキミ 19歳 モロッコ)
DH ラファエル・マルケス 39歳 メキシコ NEW
DH ハビエル・マスチェラーノ 34歳 アルゼンチン NEW
CM ロドリゴ・ベンタンクール 20歳 ウルグアイ
(MF アンドレス・グアルダード 31歳 メキシコ NEW)
MF  アンドレス・イニエスタ 34歳 スペイン
MF イ・スンウ 20歳 韓国 NEW
MF ギルフィ・シグルズソン  28歳 アイスランド
LSH アミンヌ・アリット 20歳 モロッコ
LSH イルビング・ロサーノ 22歳 メキシコ NEW
RSH ドゥシャン・タディッチ 29歳 セルビア NEW

 メキシコはラファエル・マルケスがまだ代表でなおかつ途中交代とはいえ試合に出てきてびっくり。ただ、さすがに年齢は感じさせました。同じメキシコではグアルダードも以前ほど好きじゃないですね。
 今回の初見組では、韓国のイ・スンウが持ち方に雰囲気があって好きです。良いところは全然出てこなかったんですけど…。
 あと、トリッキーなプレーをたくさん見せていたセルビアの タディッチがかなり好きですね。今のところ今大会で一番気に入った初見の選手かも。
 そして、相変わらずFWに好きな選手がいなくて困ります。GKもなんですけど…。



■2018/06/25 センターフォワード不遇の時代でも大活躍していた2人とは?

暫定ベスト11
GK ギジェルモ・オチョア  32歳 メキシコ
(GK ケイロル・ナバス 31歳 コスタリカ NEW)
CB ディエゴ・ゴディン 32歳 ウルグアイ
CB ホセ・ヒメネス 23歳 ウルグアイ
CB ジョン・ストーンズ イングランド 24歳 NEW
(LSB アレクサンダル・コラロフ 32歳 セルビア)
RSB ヨシュア・キミッヒ 23歳 ドイツ
(DH カンテ 27歳 フランス)
MF  イヴァン・ラキティッチ 30歳 クロアチア
MF ルカ・モドリッチ 32歳 クロアチア
(MF ポール・ポグバ 25歳 フランス)
(CM ケビン・デ・ブルイネ 26歳 ベルギー)
MF フィリッペ・コウチーニョ 26歳 ブラジル
(RSH ジェルダン・シャキリ 26歳 スイス NEW)
(RWG ドリース・メルテンス 31歳 ベルギー)
LWG エデン・アザール 27歳 ベルギー NEW 
FW クリスティアーノ・ロナウド 33歳 ポルトガル
FW ロメル・ルカク 25歳 ベルギー
(FW エディンソン・カバーニ 31歳 ウルグアイ)

 グループリーグ2試合目がちょうど終わったところで の更新。32試合中25試合見ていますが、結構強豪国でも好きじゃないゲームは見ていません。
 GKはコスタリカのナバスがいいですね。ただ、チームはグループリーグ敗退が決定しており、選びづらいところがあります。今のところメキシコのオチョアを。オチョアのパフォーマンスが落ちたらナバスで行きます。
  今大会センターフォワードタイプの選手はあまり活躍していません。おそらく守備のレベルが上っているためでしょう。しかし、そんな中でもロナウドとルカクは別格のものがあります。1つ1つのゴールのレベルも高いです。
 初戦を見なかったのでパフォーマンスがわからないのですけど、 2戦目でラッキーなハットトリックしたイングランドのハリー・ケインも爆発しそうな感じがあります。ランキング的には現在単独トップの5点。4点でロナウドとルカクが続きます。

暫定若手ベスト11

GK  フランシス・ウゾホ 19歳 ナイジェリア
CB ホセ・ヒメネス 23歳 ウルグアイ
CB ジョン・ストーンズ イングランド 24歳 NEW
CB ジェリー・ミナ 23歳 コロンビア NEW
RSB ヨシュア・キミッヒ 23歳 ドイツ
RSB ムサ・ワゲ 19歳 セネガル NEW
(CM ロドリゴ・ベンタンクール 20歳 ウルグアイ)
MF アレクサンドル・ゴロビン 21歳 ロシア
LSH イルビング・ロサーノ 22歳 メキシコ
LWG ピオーネ・シスト 23歳 デンマーク
(RWG  ユスフ・ポウルセン 24歳 デンマーク)
RSH ムバッペ 19歳 フランス
FW アレクサンダル・ミトロビッチ 23歳  セルビア NEW
(FW ハリー・ケイン 24歳 NEW)
(FW ゴンサロ・グエデス 21歳 ポルトガル)

 今大会若手は少なめですかね。以前より高齢の選手が長持ちするようになった印象。トレーニング方法が発達しているのかもしれません。ただ、やっと若手でも11人揃うくらいに良い選手が見れてきました。
 守備の選手の方が若手は苦労するものなのですけど、なぜか今大会はそうでもなく。 イングランドで攻撃で活躍しているジョン・ストーンズや日本戦では出ておらず日本にとっては助かったコロンビアのジェリー・ミナが良いセンターバックです。
 また、やはりいつもなら若い選手がいなくて苦労するGKでも、ナイジェリア のウゾホが2戦目でもしっかりしたプレー。若手のわりにではなく、普通に良いプレーでした。


暫定お気に入りベスト11
CB ジェラール・ピケ 31歳 スペイン
CB トビー・アルデルワイレルド 29歳  ベルギー NEW
CB ヤン・ヴェルトンゲン 31歳  ベルギー NEW
(LSB  アクラフ・ハキミ 19歳 モロッコ)
DH ラファエル・マルケス 39歳 メキシコ
DH ハビエル・マスチェラーノ 34歳 アルゼンチン
CM ロドリゴ・ベンタンクール 20歳 ウルグアイ
(MF アンドレス・グアルダード 31歳 メキシコ)
(MF  アンドレス・イニエスタ 34歳 スペイン)
MF イ・スンウ 20歳 韓国
MF ギルフィ・シグルズソン  28歳 アイスランド
(MF ジオバニ・ドス・サントス 29歳 メキシコ)
(MF ファン・フェルナンド・キンテーロ 25歳 コロンビア)
LSH アミンヌ・アリット 20歳 モロッコ
(LSH イルビング・ロサーノ 22歳 メキシコ)
RSH ドゥシャン・タディッチ 29歳 セルビア
(LWG エデン・アザール 27歳 ベルギー NEW)

 好きな選手は相変わらずGKとCFがいません。FWでは一応WGタイプのアザールがいたのを思い出しので候補に入れましたが、もっと好きな選手がいるために11人には入れられず…。ベルギー自体をすっかり忘れていたので、DFも2人追加しました。
 一番迷ったのはコロンビアのキンテーロ。4年前の日本戦はおもしろそうだけど良くなりきれずといった感じでしたが、今回の日本戦では良いところが見られて、その次のゲームでは完全に爆発。クラブの方でもうまくいってほしい選手ですね。
 あと、若い選手が好きになりやすいということもあって、以前は大好きだったけど…というベテランの選手を少し外しています。 この後もっと外すかもしれません。





■2018/07/17 MVPは迷うがモドリッチでもグリーズマンでもエムバペでもなく…

<ベスト11>
 優勝したフランスから最大の4人、2位のクロアチアより2人を選出。3位のベルギーは内容的には2位レベルで、クロアチアより多く3人 選びました。4位のイングランドは1人、個人的に3位相当と思うブラジルは選べなかったものの、その次のレベルだと感じたウルグアイからも1人選んでいます。
  私は27歳ぐらいがサッカー選手の絶頂期だと思っているのですけど、平均年齢を計算すると26.7歳で見事にそこらへんに。ただ、19歳のムバッペが引き下げています。他はストーンズ 24歳が若い程度。一方で、ベテランといえる30歳以上も2人のみ。バランスが取れており、大体私の理想のバランスですね。

GK ティボー・クルトワ 26歳 ベルギー
 GKはいつもよくわからんと思うのですけど、今大会は良いと思える選手が多いという珍しいことに。ただ、上位まで来なかった国の選手が多いので、クルトワを選択。クルトワはセービングの良さだけでなく、カバーリングなどの守備範囲の広さもありました。さらに一番大きいのが攻撃力。日本戦で本田のしょぼいCKから速攻に繋げたゴールが典型であるように、カウンターを狙うフィードが多く見られました。足元も良くて、キックも良かったですね。全般にレベルが高かったです。
(GK キャスパー・シュマイケル 32歳 デンマーク)
 ベスト16で負けたのですけど、デンマークのシュマイケルも良かったですね。キックミスは あったものの、ベスト16ではPK戦の2本を含めて3本のキックを止めましたし、他でも安定感ある良いプレーが見られていました。
(GK ギジェルモ・オチョア  32歳 メキシコ)
 やはりベスト16までだったオチョアも良かったGK。彼は反応が抜群でポジショニングも良いです。一番点を取られた1試合見ていないのですけど、 その試合も報道によると彼の問題ではなかった感じなので候補に入れていました。
(GK チョ・ヒョヌ 26歳 韓国)
 グループリーグ敗退なのですけど、チョ・ヒョヌは神がかっていました。前2試合とも悪くなかったところ、最後のドイツ戦でスーパーセーブ連発。歴史的勝利の立役者となりました。予選では1試合も出ていなくての抜擢でしたが、大当たり。
CB ディエゴ・ゴディン 32歳 ウルグアイ
 DFもいつも迷いますね。悪いプレーの方が目立ちますし、展開によっては何もなく終わります。また、良いプレーがあっても、ミスが少しでもあると選出を迷います。ウルグアイは ベスト8で敗れてしまったものの、守備が強いチームであり、特にゴディンは中心でした。ベスト8であっても彼を選んでおきたいと思います。
CB ジョン・ストーンズ 24歳 イングランド
 イングランドではノックアウトステージでマグワイア の高さが目立っていて、彼の方の評価が高い感じでした。ただ、私はミスが多いのが気になっていて、よりミスが少なめだったストーンズの方を。グループリーグでは、彼の方がセットプレーで目立っていて、その意味でも引けをとりません。
CB ドマゴイ・ヴィーダ 29歳 クロアチア
 ヴィダもミスがないわけではなかったものの、相棒のロブレンより安定感。素晴らしい対応も多くありました。また、攻撃面でもゴールを決めて おり、DFで選ぶのなら彼もかなとおもいます。
(CB ラファエル・ヴァランヌ 25歳 フランス)
 もうひとり、フランスのヴァランも悪くなかったです。やはりゴールも決めています。ミスがちょこちょこあったことと、素晴らしい守備をしていた記憶で多少。ほとんど差がないので入れても良かったんですけど。
DH エンゴロ・カンテ 27歳 フランス
  決勝戦はボールを奪われるところがあったなどで、まさかの途中交代。ただ、それまでは繋ぐプレーができていましたし、なんといっても圧倒的な守備対応力の強さ。最後は不本意なことになりましたが、DHらしいDHとしては今大会最高だったと言って良いと思います。
DH ポール・ポグバ 25歳 フランス
 カンテと2枚並んだDHのポグバも。彼の場合はカンテの1DHという見方があるように、攻撃面でも重要なパスをガンガン供給。ゴールも決めました。守備でも素晴らしかったのですけど、クラブではそこまで頑張っていないらしいですね。今大会はすごい出来だったようです。
(RWB キーラン・トリッピアー 27歳 イングランド)
 イングランドは組み合わせに恵まれての4位で実力的には6位以下でしょう。タレントも不足した感じ。そんな中でトリッピアーは良かったですね。好守に運動量が多く、流れの中やセットプレーでのキックの正確性が素晴らしく 、直接FKも決めました。イングランドでベストだったプレーヤーなんですけど、中盤は選手が多いために泣く泣く除外。
(RSH、RSB トマ・ムニエ 26歳 ベルギー)
 他に良い選手が多すぎて外しましたが、ムニエはカウンターでのスピード、クロス、シュートと良いところを見せていました。また、変則的な守備だけRSB、攻撃でRSHというやり方でも見事に機能。準決勝で負けたのは、彼が出場停止だったことも大きかったかもしれません。
OH、DH ルカ・モドリッチ 32歳 クロアチア
  モドリッチは評価が難しいプレーヤー。クロアチアでは抜けていて、素晴らしいプレーが多かったことは疑いありません。特に守備を含めて頭が下がるほど走っていたのは感動。スタープレーヤーがこれだけ頑張るってことはなかなかないでしょう。その一方で、PKを外したり、失点の原因になったりといったプレーも目立ち、ちょっと難しいところがありました。ただ、やはり良さが大きく上回るということで選出。
CM、RWG、CF、OH ケビン・デ・ブルイネ 26歳 ベルギー
  ポジション書いていて思いましたけど、今大会は本当にいろいろなポジションをやりましたね。特に圧巻だったのは、ブラジル戦で見せた偽9番の役割。どのポジションで出てもそうですけど、自由な動きで顔を出し、舌を巻くような素晴らしいパスをどんどん通してきていました。
(MF フィリッペ・コウチーニョ 26歳 ブラジル)
 ブラジルは早くにベルギーと当たってしまったためにベスト8止まりでしたが、実力的には3位相当だったでしょう。その中で最も良かったのはコウチーニョ。ネイマールも結構活躍していたものの、本調子ではない感じで、らしくないミスも多くありました。 消えている時間もあるものの、ポイント・ポイントで重要なパスやゴールを決めていて安定感で上回ります。ただ、中盤が豊富ということで除外です。
OH、FW アントワーヌ・グリーズマン 27歳 フランス
  言うほどずば抜けてすごいとは感じなかったものの、MVP候補の活躍。今大会、安定してコンスタントに活躍していました。試合展開に合わせたプレーなど、消えている時間があっても、ポイント、ポイントで仕事をしてきました。27歳ですけど、ベテランという感じのプレーですね。守備もよくやる一方で、スピードがあるのでカウンター用で前に残るプレーもするなど、幅も広いです。
RSH、RWG キリアン・エムバペ 19歳 フランス
  エムバペはすごかったですね。驚異的なスピードがある上に、足元の技術があり、パスを出せますし、シュートもすごかったです。シュートのコースが良くなくても入っていたのは、振りの早さとタイミングでGKが予測しづらかったのかもしれません。ゴールがない試合でも常に怖さを見せていて、19歳なのに安定。彼がいるだけでDFはカウンターが怖いということで、存在だけで守備力もアップしていた感じです。
LWG エデン・アザール 27歳 ベルギー
 MVPは非常に迷って、3位チームであるものの、アザールかなと。どの試合でもドリブルで取られる場面がほとんどなく、なおかつ数人引っ張られるために、守備のバランスが崩れて他が空いてきます。チャンスメイクしていましたし、ゴールも決めていました。ベルギーのタレントが逆に少ないともっと目立てたので選びやすかったのですけど…。(FW クリスティアーノ・ロナウド 33歳 ポルトガル)
 ロナウドがあまりにキレすぎていて、ノックアウトステージまで持つかどうかと書いていたのですけど、本当に出来がすごく落ちました。3戦目見ていないのですけど、3戦目も良くなかった模様なので余裕で外してしまうことに。ベスト16止まりっても選びづらいですね。
(CF ロメル・ルカク 25歳 ベルギー)
  今大会CFタイプの活躍が難しい中、ルカクは4ゴール決めていました。ロナウドと違ってキレキレでないから持つんじゃないかと書いたように、ノックアウトステージでゴールはなくても点に絡む動きやチャンスになるプレーで絡めていました。ただ、決勝で2つコントロールできずに決定機を逃していたように、彼もまた少し調子を落としてしまいましたね。せめてもう1ゴールあると選べたのですけど…。監督 ディディエ・デシャン
 カンテが好きだったので決勝での交代はどうかと思いましたが、これがズバリ的中。また、苦しんでいたという初戦は見ていなかったものの、ジルーとグリーズマンの縦関係のコンビは非常に良く、チームを変えました。若いチームは乗りやすい一方で脆く、その若いチームを優勝させました。今大会の監督でベストだったと思います。


<若手ベスト11>
 若いと言われた1位フランス、4位イングランドから2人と3人。 あとはバラバラですけど、2位のクロアチアから1人選んでいます。3位ベルギーは中堅選手ばかりだったので0です。

GK  フランシス・ウゾホ 19歳 ナイジェリア
 24歳以下のGKはたぶんウゾホとピックフォードだけ。いなければもっと上でもと思っていましたし、普通に選ぶと 4位のイングランドのピックフォードなのでしょうが、ピックフォードはミスが多めなのが気になっていて、私はより安定感のあったウゾホとしました。
CB ホセ・ヒメネス 23歳 ウルグアイ
 ゴディンとともにウルグアイの堅守を支えていた選手。ゴールもありましたし、普通のベスト11でもと思っていましたが、こちらでの選出に。
CB ジョン・ストーンズ イングランド 24歳
 ベスト11で登場。
CB ジェリー・ミナ 23歳 コロンビア
 守備でややミスもあったものの、概ね安定。セットプレーで強さを発揮してゴールを2つかな?決めていました。日本戦でスタメンじゃなかった選手とは思えないほど良かった選手です。
RSB バンジャマン・パバール 22歳 フランス
  パバールはミスもあったものの、好プレーの他、大会屈指のビューティフルゴールも決めました。本来CBが本職とは思えないほど、攻撃でも良いものを見せていました。他のRSBとも迷ったものの、優勝チームということで優先。そういう意味ですとLSBのリュカ・エルナンデスも選ぶべきなのでしょうが、私は物足りなく感じたの選外。不思議と今大会はRSB、RSH、RWGと右に良い選手が目立ちました。ベスト11と若手ベスト11は右ばかり候補になっています。
(RSB ヨシュア・キミッヒ 23歳 ドイツ)
 23歳にしてドイツの中心というすごいプレーを見せていた選手。幅広くいろいろなプレーができて、そのどれもがハイレベル。実力からすると最優先でベスト11なのですけど、 チームがグループリーグ敗退のため優先順位を下げました。
(RSB ムサ・ワゲ 19歳 セネガル)
  グループリーグ敗退で優先順位を下げたものの、ゴールを決めていてよかった右SB。今検索して知りましたが、19歳でのゴールはワールドカップにおけるアフリカ代表選手の最年少得点記録だそうな。アフリカは早熟な選手が多いイメージなので意外ですね。
(OH アレクサンドル・ゴロビン 21歳 ロシア)
 ゴールやアシストという目に見える数字は残っているものの、私が見た試合のパフォーマンスだとイマイチなものが多く。グループリーグ2試合目は結構良かったのに、ノックアウトステージではいまいちだったんですよ。3試合目は温存していますし、たぶん私が見損ねた初戦がピークで徐々に下がってきたのではないかと。ボールタッチやキックは良さを感じて好きになれそうですけど、今大会の若手ベスト11としては物足りない内容でした。
OH デル・アリ 22歳 イングランド
  イングランドは4位の割に正直物足りない選手が多かったのですけど、おまけ的な感じでアリを。大会中の怪我があり、本調子ではなさそうでしたが、ときどき良いドリブルを見せていました。
RSH アンテ・レビッチ 24歳 クロアチア
 クロアチアはもう29歳の左のペリシッチが目立っていたものの、レビッチも時折良いプレーを見せていました。クロアチアはモドリッチが抜けていた一方で、ポルトガルやアルゼンチンのようには1人のスタープレーヤーに頼らないサッカーで、1人1人のレベルが高くなっていました。
RSH キリアン・エムバペ 19歳 フランス
 ベスト11で登場。
LSH イルビング・ロサーノ 22歳 メキシコ
 持ち味ができったか?と言うとそうではなかった気がするものの、非凡なドリブルとスピードを見せる場面はあり、今大会気に入った選手の1人。ゴールもアシストも決めて数字も残しました。
RWG  ユスフ・ポウルセン 24歳 デンマーク
 デンマークって伝統的に左右のWGタイプで良い選手が出てきますね。ただ、彼は開いてのプレーに偏ったタイプではなさげ。ドリブルにも良さがあるものの、193cmと長身で収まるし、トラップや足元のうまさがあってより幅が広いです。アフリカ系とのハーフであり、アフリカ選手を思わせるしなやかさに足の長さが加わっており、非常におもしろい選手でしょう。
FW ハリー・ケイン 24歳
 得点王なのにベスト11に入れませんでした。すみません。 普通は入れますよ。ちょっとひねくれているところがあるんです。長身でがっしりしているのに、オールマイティーにいろいろできるプレーヤーで、24歳らしからぬ落ち着きがあります。下がって受けられますし、サイドに流れる動きもでき、守備のときは頑張っています。ただ、流れの中でのゴールは私が見た試合ではなかった記憶。物足りないと感じました。

<お気に入りベスト11>
 長期的な…というのではなく、今大会で見た11人。 衰えを感じたり、今大会パフォーマンスが悪すぎた選手は、歴代のベスト22クラスに好きな選手でも外しました。好きな選手が多かった3位のベルギーから2人で、あとはバラバラに。上位ではフランスが1人で、イングランド・クロアチアは0人です。
 いつも困るGKはいたのですけど、相変わらずCFタイプが皆無。DFはパフォーマンスの問題で困ったものの、消去法で仕方なく3人選びました。いつもは好きな選手が多い方のポジションであるSBに今大会そこまで気に入った選手がおらず、自分でも意外でした。
 平均年齢の理想のバランスは ベスト11で言った通りなのですけど、私が好きな選手となると若すぎることが多いです。今大会も25.3歳と少し若め。30歳以上は1人のみで、23歳以下が5人、経験不足でガタガタっと崩れるタイプのチームです。でも、いつもよりはマシだと思います。
 あと、GK、CB以外は背が低い選手が多くなりがちというのも私の特徴。今大会も低いですね。 カンテ、イ・スンウ、シストが170cmくらい、ロサーノも175cm。アイスランドのシグルズソンが186cmと唯一高いですが、彼もヘディングが得意なわけではなくセットプレーではキッカー。なので、セットプレーの守りでガンガンやられてしまうチームです。ただ、CBは高さがあって、キックが良い選手は好きなので、攻撃のセットプレーでは少しチャンスが作れそうです。

GK チョ・ヒョヌ 26歳 韓国
 189cm。ベスト11で登場。韓国はよく見ているせいか好きな選手多いのですけど、GKだけは気に入った人がいませんでした。最後のピースを埋めるような形に。
(GK ギジェルモ・オチョア  32歳 メキシコ )
 183cm。ベスト11で登場。
CB トビー・アルデルワイレルド 29歳  ベルギー
 187cm。かなりミスがあったものの、DFが少ないので選出。持ち前のキックの良さを見せる場面もありましたし、活躍しまくった試合もありました。
CB ジェリー・ミナ 23歳 コロンビア
 195cm。若手ベスト11で登場。まだそこまで好きではないんですけど、今大会パフォーマンスが十分で好きなDFとなるといないので選出。
CB、LSB ヤン・ヴェルトンゲン 31歳  ベルギー
 189cm。ミスもあったものの、私の好きなDFでは良い方でした。持ち前のキックの良さも出ていて、ちょくちょく良いプレーも見せていました。
(CB ジェラール・ピケ 31歳 スペイン)
  193cm。本来、歴代のベスト22クラスに好きな選手ですけど、今回ボロクソすぎて選べませんでした。ひどかったなぁ…。
DH エンゴロ・カンテ 27歳 フランス
 169cm。ベスト11で登場。今大会初めて見た選手。有名すぎる選手は敬遠しちゃうのですけど、彼は結構気に入りました。背が小さいってのが好きになったポイントの1つ。パフォーマンスの問題でベスト11に。
(DH ラファエル・マルケス 39歳 メキシコ)
  183cm。本来、歴代のベスト22クラスに好きな選手ですけど、さすがに年齢的な衰えが見えました。
(DH ハビエル・マスチェラーノ 34歳 アルゼンチン)
  174cm。本来、歴代のベスト22クラスに好きな選手ですけど、さすがに年齢的な衰えが見えました。
(DH、OH ロドリゴ・ベンタンクール 21歳 ウルグアイ)
 184cm。ボールタッチやキックが好みで気に入った選手。結構褒められていたのですけど、私的にはまだ もっとできる能力があるんじゃないかと物足りなさを感じました。
(DH、CM、OH アンドレス・グアルダード 31歳 メキシコ)
 169cm。若い頃は好きだったのですけど、今大会はベテランっぽくなっていてイマイチ。もっと攻撃的なところで、ミスはあるものの、おもしろい!って感じのパスをガンガン狙ってくる選手でした。
(MF  アンドレス・イニエスタ 34歳 スペイン)
 171cm。若い頃は好きだったのですけど、有名になってそうでもなくなった選手。今大会は衰えも見えました。
OH イ・スンウ 20歳 韓国
 170cm。正直、今大会は不発。ただ、ボールの持ち方に雰囲気があって、タッチが好み。背が小さいってのも好きになりやすいので、いいなと思った選手です。 でも、一番持ち味が出そうだったスペースがある3戦目は使ってもらえませんでした。
OH ギルフィ・シグルズソン  28歳 アイスランド
 186cm。事前に情報を見て見たいと思った選手は多数いたものの、大半がそこまで好きになりませんでした。ただ、 彼は良かったですね。良くないボールもあり、全部が全部ではないものの、素晴らしいボールを時折蹴っていました。アイスランドチーム自体も応援したくなるチームでした。
(OH ジオバニ・ドス・サントス 29歳 メキシコ)
 174cm。8年前は好きだったのですけど、4年前の時点でそうでもなくなっていた選手。今大会も少し出ましたが、輝くようなプレーは出ませんでした。
(OH、SH ファン・フェルナンド・キンテーロ 25歳 コロンビア)
 169cm。4年前に見ておもしろそうだと思った選手。今大会は ハメス・ロドリゲスが怪我を抱えている中で彼がかなり中心となって頑張っていました。精度があと一歩というところが多いものの、狙っているプレーが多いのは好印象でしたね。
RSH ドゥシャン・タディッチ 29歳 セルビア
 181cm。だんだん目立つ時間が減っていってしまったものの、トリッキーなプレーを織り交ぜていて見ていて楽しかった選手。今大会初見で、最も気に入った 選手の1人です。
(RSH ドグラス・コスタ 27歳 ブラジル)
 170cm。監督によっては持ちすぎると怒られてしまいそうなほど、長いドリブルをしていた選手。そこらへんの問題やひょっとしたら守備にも不安があるのかもと思いますけど、あまり出場時間はなし。もっと長く出ているとおもしろかったと思った選手でした。
(RSH キリアン・エムバペ 19歳 フランス)
 178cm。ベスト11で登場。年齢を重ねたり、褒められすぎたりするとあまり好きじゃなくなるので、そこまで好きじゃなくなるかも。アンリ2世と言われていますけど、アンリもフランスワールドカップの頃は好きでその後そうでもなくなりました。ただ、ムバッペはトリッキーなプレーも多いのが楽しいですね。
(SH ハメス・ロドリゲス 27歳 コロンビア)
 180cm。4年前は楽しそうにプレーしていてすごい好きだったのですけど、レアル・マドリーで見た試合は元気なし。今大会も怪我や体調不良もあり、イマイチ良さが出なくて辛い大会になってしまいました。
LSH アミンヌ・アリット 20歳 モロッコ
 179cm。消えている時間多かったとはいえ、数人を抜く長いドリブルを見せてすごく見たいと思った選手ですけど、初戦以外使われず。モロッコは結構良い選手多いので、しゃーないとはいえ、もっと見たかったですね。
LSH、LWG イルビング・ロサーノ 22歳 メキシコ
 175cm。若手ベスト11で登場。良さが出きってはいないと思うものの、アザールと迷って彼の方を選びました。有名すぎる攻撃の選手って、そこまで入れ込めないんですよね。
LWG ピオーネ・シスト 23歳 デンマーク
  171cm。若手ベスト11にも当初候補に入れていたのですけど、あまり重用されず。なんかそんな選手ばっかり選んでいますね。彼が気に入ったのはドリブル。ちょっと独特のリズムで変わったドリブルをします。ウガンダ出身で、身長も171cm。デンマークは伝統的にWGで良い選手が出てきますけど、全くタイプが異なるタイプ。全然デンマークらしくなく、そこらへんがあまり使われなかった理由でしょう。
(LWG エデン・アザール 27歳 ベルギー)
 173cm。ベスト11で登場。


2025年12月25日木曜日

ワールドカップ予想のWINNER、日本代表のオッズが異常値

■2022/11/19 ブックメーカーのワールドカップ優勝・得点王予想オッズ1位は?
■2022/11/23 ワールドカップ予想のWINNER、日本代表のオッズが異常値■2022/12/09 ワールドカップ決勝カード予想、不人気高配当国もかなり可能性がありそう









■2022/11/19 ブックメーカーのワールドカップ優勝・得点王予想オッズ1位は?

 ブックメーカーbet365のオッズを確認。私が知りたいのは得点王の方でしたが、先に優勝予想を見てみます。

1位 ブラジル 4.5
2位 アルゼンチン 6.5
3位 フランス 8.0
4位 イングランド 9.0
4位 スペイン 9.0
6位 ドイツ 12.0
7位 オランダ 13.0
8位 ポルトガル 17.0
9位 ベルギー 19.0
10位 デンマーク 29.0
https://www.bet365.com/#/AC/B1/C172/D1/E37962750/F2/

 ブラジルは他の各種ランキングでも1位であり順当。私はいつもちょっとひねって予想するのですが、とりあえず、上記を見る前にした予想は以下の通りでした。このままでもちょっとひねった感じはあります。フランスは不調だと聞いたので、これはかなり穴狙いなつもりでしたが普通に結構人気ですね。

1位予想 人気4位 スペイン 9.0
2位予想 人気3位 フランス 8.0
3位予想 人気7位 オランダ 13.0
4位予想 人気8位 ポルトガル 17.0

 さて、ワタシ的には本命である得点王オッズの方へ。

1位 ハリー・ケイン 8
2位 キリアン・ムバッペ 9
3位 リオネル・メッシ 11
4位 ネイマール 13
5位 ベンゼマ 17
6位 クリスティアーノ・ロナウド 21
7位 リシャルリソン(ブラジル) 23
8位 ラウタロ・マルティネス(アルゼンチン) 23
9位 デパイ 26
10位 ルカク 29
11位 モラタ 34
11位 ヴィニシウス 34

 得点王予想はこれ見て決めようと思っていたので、まだ決めてませんでした。上位予想したチームでオッズの良い選手って思っていたんですよね。
 ただ、1位予想のスペインは、得点者が重ならないイメージ。モラタがオッズだと11位ですが、どうなんですかね。予選最多得点者はフェラン・トーレスの4得点だったそうです。ちなみに、8試合 : 6勝1分1敗 / 15得点・5失点でした。
 今回グループリーグやトーナメントの組み合わせ的に楽かなと感じたのは、フランス。前回はすごい厳しいトーナメントの組み合わせでしたけどね。フランスの今回の予選成績はよく、8試合 : 5勝3分0敗 / 18得点・3失点でした。予選最多得点者は、アントワーヌ・グリーズマン:6得点で、スペインと同じで上位にはなし。ここもいろんな選手で点を取れるチームでしょうね。
 3位予想したオランダは、予選成績     10試合 : 7勝2分1敗 / 33得点・8失点と得点が多かったチーム。予選最多得点者はメンフィス・デパイ:12得点ですし、予想は彼にしておきますかね。ただ、バルセロナでは構想外であり、怪我した後でもあるようです。コンディションがどうでしょうか。
 意外に人気ないポルトガルのロナウドは、チームとしてなら今回が一番良いんじゃないかと予想。グループリーグやトーナメントの組み合わせも比較的恵まれた感じがあります。いつもムラがあるのが気になりますが、予選成績     8試合 : 5勝2分1敗 / 17得点・6失点のうち、6得点がロナウドであり、普通に得点源。こういうチームの方が得点王向きで、チーム成績が良ければ、今大会は可能性があるんじゃないかと思います。2番予想にしておきますわ。




■2022/11/23 ワールドカップの日本代表戦績予想WINNER、オッズを見てびっくり!

 totoはできたばかりの頃はほぼ毎回買っていたのですが、あまり当たらない上に当たったときも低配当。私には無理だな…と思って買っていまませんでした。
 ワールドカップでは日本代表の戦績予想くじ(WINNER)もある…と知り、おもしろい試みだと思ったものの、買おうとは思わず。でも、急に買いたくなってオッズを見てみました。すると、オッズが低すぎて、結局、買う気がしない感じに…。以下のようなオッズだそうです。

    2.8    グループステージ敗退(勝ち点3)
    3.0    グループステージ敗退(勝ち点1)
    3.3    グループステージ敗退(勝ち点0)
    4.2    ベスト16
    5.2    ベスト8
    5.4    グループステージ敗退(勝ち点4)
    6.3    グループステージ敗退(勝ち点2)
    14.8    4位
    18.0    グループステージ敗退(勝ち点5)
    21.4    3位
    23.5    グループステージ敗退(勝ち点6)
    34.0    準優勝
    35.0    優勝
オッズ:2022/11/23 18:41更新
https://winner.toto.rakuten.co.jp/competition/soccer/detail?holdCountId=0003&commodityId=80&mode=detail&sort=0&page=0&stage=0

 グループステージ敗退では多くの場合3倍。一方、勝ち上がるベスト16で4倍、ベスト8でも5倍というのは低いです。さらに、超大穴である優勝や準優勝でも35倍程度。これはきついですね。日本の好成績を予想するうまみがありません。控除率が高すぎるんでしょうか?
 ちなみに海外のブックメーカーbet365の優勝予想オッズで不人気勢は以下のような感じ。WINNERのオッズの低さがわかりやすいと思います。

カメルーン 251
日本 251
韓国 251
ウェールズ 301
ガーナ 351
サウジアラビア 351
オーストラリア 501
イラン 501
チュニジア 501
カタール 751
コスタリカ 751
https://www.bet365.com/#/AC/B1/C172/D1/E37962750/F2/

 じゃあ、優勝国を予想する第4回 WINNER W杯 2022 優勝予想の方もひどいオッズなのでは?と見ると、不思議なことにそうではなくてこれはこれでびっくり。日本のオッズだけやけに低く異常値になっているだけで、他は妥当と思えるようなオッズでした。日本に賭けるのだけが損する感じですね。

2.6        ブラジル
3.9        イングランド
4.2        アルゼンチン
4.4        フランス
5.7        ドイツ
7.3        スペイン
7.9        オランダ
8.8        ベルギー
11.3        ポルトガル
24.4        ウルグアイ
26.1        クロアチア
31.1        デンマーク
34.2        日本
52.4        メキシコ
57.2        セルビア
82.7        スイス
99.8        ポーランド
108.6        セネガル
109.5        サウジアラビア
111.6        アメリカ
147.1        カタール
154        エクアドル
156.3        ウェールズ
216.7        カメルーン
264.3        チュニジア
266.8        カナダ
280.1        韓国
285        コスタリカ
296.2        ガーナ
317.3        モロッコ
319.3        オーストラリア
350.7        イラン
オッズ:2022/11/23 19:11更新   
https://winner.toto.rakuten.co.jp/competition/soccer/detail?holdCountId=0004&commodityId=80&mode=detail&sort=0&page=1&stage=0




■2022/12/09 ワールドカップ決勝カード予想、不人気高配当国もかなり可能性がありそう

 その後、私はグループリーグ初戦を一通り見終わった時点で、その印象を加味して予想をやり直し。事前では、1位から順にスペイン、フランス、オランダ、ポルトガルの予想だったのを、フランス、オランダ、スペイン、ポルトガルと順番だけ入れ替えました。しかし、この中で実際に見たのは、フランスとポルトガルだけ。オランダとスペインは見ないで予想していました。
 また、この時点でWINNERの優勝予想も買っています。生まれて初めての購入です。1位予想はフランスにしたのですが、オッズがつまらなかったので4チームの中で一番オッズが高かった(7倍くらい?)オランダにしました。前述の通り、1試合も見ていないのに買ってしまっています。

 オランダはグループリーグのその後の試合で見たものの、大苦戦の不甲斐ない試合で後悔。ただ、その後も見ると、守備はマンマークで頑張っているので、悪くないと思い直します。派手さはなくとも健闘しそうなチームです。
 一方、もう一つ見ていなかったスペインはなんとグループリーグで初見。ご存知の通り、モロッコに不甲斐なく敗れています。うーん、失敗しましたね…。

 …といった感じだったのですが、もう少しなんか買ってみようと思って、たまにオッズを見ています。1試合予想もひねくれられそうなときは買いたいな…と思うのですが、得点を細かく予想しなくちゃいけませんからね。当たる気がしません。
 ベスト8では、健闘しそうなオランダがアルゼンチンより人気なかったので買おうかと思ったものの、結局点数が予測できずやめました。購入した優勝予想とかぶるのや応援チームとかぶるのも微妙でした。どうせなら好きじゃないチームが勝つと予想できるときに投票する方が、買っても負けても楽しめるので良い気がします。
 とりあえず、買うとすれば、3-0(19.6倍)でしたね。ちなみにアルゼンチンは今回1試合も見ていません。好きだった時期もありますが、近年好きじゃないんですよね…。

主なオッズ
オランダ1 アルゼンチン2 オッズ5.1
オランダ2 アルゼンチン1 オッズ5.8
オランダ1 アルゼンチン1 オッズ5.8
オランダ0 アルゼンチン1 オッズ6.8
オランダ1 アルゼンチン0 オッズ7.0
(略)
オランダ0 アルゼンチン3 オッズ14.9
オランダ3 アルゼンチン0 オッズ19.6

 また、決勝カード予想なるWINNERも出ており、こっちの方が買いたい!と思いました。
 現時点で予想し直してみると、1位から順にオランダ、イングランド、ブラジル、モロッコに。ただ、オランダ、イングランドだとオッズが9倍程度で安くて買う気がせず。前述の通り、優勝予想の購入でもオランダにしており、かぶるのはおもしろくないですね。今回はやめておきました。
 モロッコが勢いあるので、「オランダ vs モロッコ    23.7」なんかもおもしろかったんですけどね…。失点が少ないので健闘する…という意味ではクロアチアも良く、一番不人気な「クロアチア vs モロッコ    29.9」も悪くないと思います。

ブラジル vs フランス    2.2
ブラジル vs イングランド    3.8
ブラジル vs ポルトガル    4.9
アルゼンチン vs フランス    5.7
オランダ vs フランス    7.3
アルゼンチン vs イングランド    7.3
アルゼンチン vs ポルトガル    9
オランダ vs イングランド    9.4
ブラジル vs モロッコ    11.4
オランダ vs ポルトガル    13.5
クロアチア vs フランス    14.6
アルゼンチン vs モロッコ    21.1
クロアチア vs イングランド    23.2
オランダ vs モロッコ    23.7
クロアチア vs ポルトガル    24.1
クロアチア vs モロッコ    29.9



2025年12月24日水曜日

コロンビア代表ベスト10、ハメス・ロドリゲス以上である1位は?

■2021/02/12 コロンビア代表ベスト10、ハメス・ロドリゲス以上である1位は?
■2018/06/20  怪我・体調不良・退場・交代失敗でボロクソだったコロンビア
■2018/06/20 ハメス・ロドリゲス投入がむしろブレーキになったコロンビア
■2018/06/25 やはり本当は強かったコロンビア、3得点を奪って快勝
■2018/06/25 コロンビア、日本戦で交代すべきでなかった2人の選手が大活躍
■2018/06/29 2度もコロンビアに助けられた日本、辛くもグループリーグ突破
■2018/07/03、04 世代交代失敗のコロンビア、若さあふれるイングランドに敗れる
■2018/07/04 23歳のセンターバックのジェリー・ミナがなんと3ゴール目



■2021/02/12 コロンビア代表ベスト10、ハメス・ロドリゲス以上である1位は?

 若い人は知らないでしょうし、私が見たのも少しですが、「コロンビア・サッカー史上最高の選手がバルデラマであることに議論の余地はない」とされていました。現役のハメス・ロドリゲスやファルカオは2位以下となっています。ただ、メンバー見ると現役が上位で、4位以下もクアドラードなど最近のメンバーが入っています。

【識者選定 コロンビア代表レジェンドの貢献度ランキングTOP10】
1位:カルロス・バルデラマ(MF):111試合・11得点[1985~1998年]
2位:ハメス・ロドリゲス(MF):80試合・23得点[2011年~]
3位:ラダメル・ファルカオ(FW):91試合・35得点[2007年~]
4位:ファン・クアドラード(MF):94試合・8得点[2010年~]
5位:マリオ・ジェペス(DF):102試合・6得点[1999~2014年]
6位:ダビド・オスピナ(GK):105試合・0得点[2007年~]
7位:フレディ・リンコン(MF):84試合・17得点[1990~2001年]
8位:ファウスティーノ・アスプリージャ(FW):57試合・20得点[1993~2001年]
9位:イバン・コルドバ(DF):73試合・5得点[1996~2010年]
10位:アドルフォ・バレンシア(FW):37試合・14得点[1992~1998年]

 これを選んでいた記事は、コロンビア代表の「レジェンド完全格付け」。“史上最高の天才”バルデラマに続くTOP10の顔触れは? | サッカーダイジェストWeb(2021年02月12日)というもの。識者選定となっていますが、誰が選んだのか説明無し。とりあえず、書いたのは、AS紙コロンビア版ディレクターのサラ・カストロさんだそうです。AS紙というのは、たぶんスペインで発行されている日刊スポーツ紙『ディアリオ・アス』じゃないかと。「AS」ではなく「アス」という表記なら見覚えがある有名スポーツ紙。マルカに次いでスペインで2番目に発行部数の多いスポーツ紙だそうです。
https://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=85887





■2018/06/20  怪我・体調不良・退場・交代失敗でボロクソだったコロンビア

ロシア・ワールドカップ(W杯)グループH第1節 コロンビア 1-2 日本

 コロンビアは前回大会すごく好きで楽しみにしていました。結局しなかったですけど、優勝予想でも検討しました。しかし、前日になって、世代交代に失敗していたと知りました。これはダメパターンです。
 また、前回大会のファルカオのように1人負傷で離脱。さらにハメス・ロドリゲスが発熱でしたっけ?万全でない状態と心配要素アリアリでした。
 しかし、試合 始まってみるとそれ以前の状態に。開始早々にハンドリングで退場、大部分を10人で戦うという苦しすぎる展開に。おまけに一か八かで入れた万全でないハメス・ロドリゲス投入が悪い方に出ました。運動量ががくんと落ちて余計攻め手がなくなってしまいました。踏んだり蹴ったりです。

■2018/06/20 ハメス・ロドリゲス投入がむしろブレーキになったコロンビア

ロシア・ワールドカップ(W杯)グループH第1節 コロンビア 1-2 日本
【コロンビア】キンテーロ(前39)【日本】香川真司(前6[PK])大迫勇也(後28)
 GK
1 オスピナ 6.0
DF
4 S・アリアス 5.5
23 D・サンチェス 5.0
3 O・ムリージョ 6.0
17 モジカ 5.5
MF
11 クアドラード 5.5
 長友がよく対応していたとはいえ、右で何度もスピードを見せるプレー。繰り返しているうちにチャンスあるのでは?と思ったのですけど、交代でCMを入れることに。左の方を変えた方が良かった感じなんですけど…。もったいなかったです。
(→バリオス 6.0)
6 カルロス・サンチェス 4.0
 32歳。CM。開始早々ハンドリングで退場の上PKを与えて試合を決めてしまうことに。反則は好みませんけど、時と場合によってはファールをした方が有効という場面もあります。が、これは全然ダメ。そもそもペナルティエリア内でのハンドリングが有効な場面がほとんどない上に、時間帯的に絶対ありえませんわ。
20 キンテーロ 6.5
 25歳。トップ下でスタートして、退場者での出たCMに下がり、その後本職が出てきて前にまた上がりました。前回大会おもしろそうだったテクニックある選手。当時はまだまだでその後も伸び悩んでいるということで、今日もドリブルやパスが引っかかっていました。とはいえ、彼からのパス出しは精度低いなりに可能性を感じましたので、交代は痛かったですね。
 万全でないこともあって交代で出たハメス・ロドリゲスは運動量がなく、余計悪くなってしまいました。
 右から良い位置のFK。まさか!というジャンプした選手の下通して右隅。下狙い自体が珍しいのですけど、成功する のはさらにないです。ボールスピードはあまりなくてGK止めるのは可能だったのでは?とも言われていましたが、彼の判断を褒めておきましょう。
(→ハメス・ロドリゲス 5.0)
 発熱でしたっけ?コンディション不良。試合前にはほとんどアップもしていないという中ですけど、なにか起こすことを期待しての投入。ところが、これが裏目に。もともと動き回るタイプではないと思うのですけど、万全でないせいか運動量がまったくなし。これで攻め手が全く無く、なおかつ守りでも重荷に。期待されたミラクルなプレーも見せらる状態ではありませんでした。
 ハメス・ロドリゲス投入せずに負けたら監督は非難されたでしょうが、今日は結果論としては使わない方が良かった日でしたね。
16 レルマ 5.5
21 イスキエルド 5.5
(→バッカ 5.0)
FW
9 ファルカオ 5.5
 全然良くない高すぎる裏へのボールに二度足を出して当てていたプレーは、能力のすごさを感じさせました。ただ、それ以上は見せられず。彼が悪いという試合ではなかったですけどね。
(レーティング:コロンビア 1-2 日本《ロシアW杯》【超ワールドサッカー】より)


■2018/06/25 やはり本当は強かったコロンビア、3得点を奪って快勝

ロシア・ワールドカップ(W杯)グループH第2節 ポーランド 0-3 コロンビア

 放送では当初はポーランド優勢といった見方でしたけど、どちらもなかなかチャンスを作れないと言った方が良い感じ。ただ、次第にキープ力で勝るコロンビアがいい形を作るようになります。前半の終わり頃は特にコロンビアペース。ポーランドはここが踏ん張りところでしたが、こらえきれずに失点。
 こうなると、完全にコロンビアの形に。後半は前半の入り同様にポーランドが攻め気味に来たのですけど、コロンビアのカウンターが決まる展開なのでむしろ思う壺ですからね。そのカウンターなどで2失点。完全にやられてしまいました。
 日本戦で交代がもったいないと思ったクアドラードとキンテロがともに大活躍。日本は助かりましたし、監督の判断はミスでしたね。監督のホセ・ペケルマンさんは実績がある方。U-20アルゼンチン代表で3回優勝、アルゼンチン代表監督としても死の組を突破してベスト8、前回大会もコロンビアを率いてベスト8でした。
 あと、日本戦で出番がなかった選手も軒並み良いプレーを見せていました。いろいろともったいなかったですね。
 なお、コロンビアを応援していましたので、応援チーム戦績は、10勝10敗4分け。完全に五分にまで戻しました。

■2018/06/25 コロンビア、日本戦で交代すべきでなかった2人の選手が大活躍

ロシア・ワールドカップ(W杯)グループH第2節 ポーランド 0-3 コロンビア
【コロンビア】ミナ(前40)ファルカオ(後25)クアドラード(後30)
GK
1 ダビド・オスピナ 7
DF
4 サンティアゴ・アリアス 6.5
13 ジェリー・ミナ 7.5
 23歳。抜擢起用の若い CBですけど、彼も活躍しました。放送では紹介されたのを覚えていませんけど、バルセロナの1月に契約した選手だそうです。将来性を買っているんでしょうね。
  CKからのプレー、中央でフリーになったとは言えしっかり決めて先制。本業の守備でも再三良いプレーが見られました。良いDFだと思います。
17 ホアン・モヒカ 6.5
23 ダビンソン・サンチェス 6.5
MF
5 ウィルマール・バリオス 6.5
8 アベル・アギラール 6(32分OUT)
10 ハメス・ロドリゲス 7.5
 26歳。LSHで出て、トップ下のキンテロと左利き選手を併用する形。しかし、これがうまくいきました。初戦ほどではないものの、プレーはまだ完調とは行かない感じではあります。ただ、時折ものすごいプレーをするのはさすがですね。また、運動量はやはりもともと少ないのかなとも感じます。
 LSHなのですけど、前半や後半の始めはかなり右に流れることが多くありました。ポジションチェンジではなくみんな右に来る形です。
 前半はそれほど目立ちませんでしたが、右のショートコーナーのあと、中央の あいた選手にふわりと入れてアシスト。さすがというプレーです。
 後半は左でも良いプレー。カウンターで質の良いパスを中へ。ただ、圧巻だったのは左サイドラインに近いところで自分でカットしたところから、ハーフウェイライン付近まで上がっていたDF裏に回転をかけた素晴らしいクロスっぽいパスを、逆サイドのクアドラードへ出してアシストしたボール。これはしびれましたね。
 その後もミスキックがあるなど、やはりのりきれていない様子がありました。時間稼ぎの時間帯に入って、技を見せるキープを出す余裕がやっと出てきます。ネイマールでも書いたのですけど、ネイマールと同じように気持ちに余裕があった方が良いプレーができるタイプでしょう。精神的な部分はまだ問題がありそうです。
11 ファン・ギジェルモ・クアドラード 8.5
 30歳。RSH。今日もドリブルとスピードが効いていました。初戦で下げてしまったのは本当もったいなかったです。
 前半は右から2人抜いてビッグチャンス。 後半も運動量落ちずに守備に攻撃にとがんばります。
  ハーフウェイライン近くにまで上がっていたDFの裏に、逆サイドのハメス・ロドリゲスから素晴らしいパスが出て、存分にスピードが出る形に。スピード重視の長いドリブルで落ち着いて右隅に決めました。
20 ファン・フェルナンド・キンテーロ 8
 25歳。今日もトップ下スタートで、左にハメス・ロドリゲスで併用する形にしてきました。で、これが大当たり。やはり初戦、彼を途中で変えたのはもったいなかったですね。ただ、初戦よりもずっとノッてきた感じ。精度は格段に上がっていました。また、正面ではないところに出すボールの出し方を好むので、意外性があります。やはり好きな選手ですね。
 合わなかったものの、好パスで可能性を感じるプレー。もう1本、右サイドへの良い低いボール。 さらに、右サイドから普通右足で蹴るところを、左足のアウトでマイナスの素晴らしいボール。
 また、ショートコーナーからのプレーで、中に入れるふりしてハメス・ロドリゲスに出してそこからゴールまで繋がりました。
 後半も低めの位置から良い裏へのスルーパス。さらに、決定的というもっと良いスルーパスを出して、こちらはゴールまで繋がりました。日本戦と違って、勝利を決めてから交代でアウトします。
FW
9 ラダメル・ファルカオ 7.5
 32歳。前半は、簡単ではないハイボールを飛びながら胸トラップするうまいプレーがありました。
 後半はゴールも。最初オフサイドの位置だったのですけど、戻った後横に走ってDFを完全に外しました。シュートもうまいもので、右から右のアウトサイドで左に流し込むというレベルの高いプレーでした。
交代選手
MF15 マテウス・ウリベ 6.5(32分IN)
 27歳。スタメン予想があった選手だそうですけど、初戦は出番なし。今日も怪我の選手に変わっての登場ですけど、運動量多く攻守でよく絡んでおり良い選手でした。日本戦で出てこなかった選手や日本線で途中で変えてしまった選手ばかり活躍しています。
MF16 ジェフェルソン・レルマ 6(73分IN)
FW7 カルロス・バッカ -(78分IN)
(【ポーランド 0‐3 コロンビア|W杯選手採点】コロンビア攻撃陣が軒並み高評価を獲得。MOMは攻守に躍動したクアドラードに! | サッカーダイジェストWebより)



■2018/06/29 2度もコロンビアに助けられた日本、辛くもグループリーグ突破

ロシア・ワールドカップ(W杯)グループH最終節 セネガル 0-1 コロンビア
【コロンビア】ミナ(後29)

 日本は今大会応援していないですし、コロンビアが見たいということでこちらを見ました。日本は薄氷の1位なのに余裕ぶっこいたのか6人交代して温存する謎采配で自滅した模様。セネガル・コロンビアともに勝ち抜ける可能性がありましたが、得失点差・総得点・直接対決までいっしょで警告数などのフェアプレーポイントで日本が2位、セネガルが3位ということになりました。
 セネガルが負けても1-2ならイエローカード・レッドカードが無関係で総得点勝負。すると、セネガルが2位通過でしたので、たぶん皆さんが思っている以上の僅差。日本としては、初戦の退場敗退も含めて、コロンビア様様です。
  コロンビアが支配して、セネガルのカウンターと思いきやセネガルがほとんどの時間キープ。勝ち点としても攻める必要があるのはコロンビアでしたから意外です。ただ、セネガルは守備の良さで主導権を握った感じですね。中盤にスペースがなくて安定。若いチームらしく、良いときと悪いときで差が大きいチームですね。日本戦はここまで良くありませんでした。これはアフリカらしいとも言えるかもしれません。
 後半もセネガルペース。ただ、もう1つの試合で日本が失点してチャンスというところから、コロンビアサポーターがすごい盛り上がり。声援に押されて少しコロンビアにもペースが来た時間帯で先制。あとはもう攻めるしかないというセネガルが攻めたものの、届きませんでした。
 コロンビアを応援していたので、応援チーム戦績は、12勝12敗6分け。アフリカ大会は
応援したスペインや日本などの活躍で勝ちまくり、ブラジル大会は応援した日本、スペイン、イタリアなどのグループリーグ敗退で負けまくりと極端でしたが、今大会は偏りありません。
 GK
1 ダビド・オスピナ 7
DF
4 サンティアゴ・アリアス 6.5
13 ジェリー・ミナ 7.5
 23歳。CB。本当この選手は日本戦に出ていなくて助かったという良い選手。マネにうまい動きで縦に行かれてしまったプレー、ドリブルが長くなってパスミスしまうところもあったものの、相棒のダビンソン・サンチェスより安定の守備。
 そして、なんといっても2試合連続ゴールでしょう。CKで少しフリーになったところを叩きつける基本に忠実なヘディングで決勝点を決めました。
17 ホアン・モヒカ 6
23 ダビンソン・サンチェス 6.5
 22歳。CB。DFラインで外に出してしまうパスミス。守備でも相手を見ていなかったせいで遅れて入ってしまいPK判定という場面。VARでギリギリ足に行っていたということで難を逃れたものの、これは好プレーではなくマークのミスです。同じ若手CBで、彼の方が先発スタメンでしたど、ミナには劣る感じですね。
MF
6 カルロス・サンチェス 6
 32歳。CM。日本戦早々に退場してしまった選手。今日も大事には至らなかったものの、手で引っ張ってしまって、結構良い位置でFKを与えていました。
10 ハメス・ロドリゲス 5(31分OUT)
  26歳。LSH。左からのCK、なかなかいいボールを蹴っていました。ただ、解説の石川直宏さんは足を気にしてプレーしていると指摘。ほとんど絡めませんでした。両チームとも滑っている選手が多く、足に負担がかかり悪くなったのではないかと言われていましたが、30分で交代となってしまいました。
11 ファン・ギジェルモ・クアドラード 6
  30歳。RSH。セネガルの守備が良く、今日は攻撃では目立てませんでした。ただ、もともと運動量持って頑張っている守備が今日は特にすごい感じ。危ないというところに顔を出して防いでいました。
15 マテウス・ウリベ 6.5(83分OUT)
 27歳。CH。身近ら左サイドバックへ良いサイドチェンジのボールがありました。守備は概ね良かったものの、PK判定があったところ彼もボールウォッチャーになっていました。
20 ファン・フェルナンド・キンテーロ 7
 25歳。流れの中では今日全体に良い形ができなかったコロンビア。ただ、セットプレーでは良さ出ていましたね。右から左足でDFラインの裏にいいボール。後半も右からのFKでニアへなかなかいいボール。極めつけはCKで、フリーの選手に合わせて決勝点をアシストしました。
FW
9 ラダメル・ファルカオ 6(89分OUT)
交代選手
FW14 ルイス・ムリエル 6(31分IN)
MF16 ジェフェルソン・レルマ -(83分IN)
FW19 ミゲル・ボルハ -(89分IN)
 (メンバーと採点は、【セネガル0-1コロンビア|W杯選手採点】激闘を制したのはコロンビア。セネガルも数多くのチャンスを作ったが… | サッカーダイジェストWebより)




■2018/07/03、04 世代交代失敗のコロンビア、若さあふれるイングランドに敗れる

 イングランドとコロンビアの試合展望…なのですけど、イングランドがどういうチームかよくわかりません。初戦は見ていなくて、2戦目のパナマは相手が自滅に近い状態、3戦目は2軍でした。以前よりはつなぐと言われていたものの、守備から入るチームってことで良いですかね? 守備は良さそうで良いチームだとは思いました。
 となると、コロンビアが支配して…となりそうなものですけど、そう予想した3試合目のセネガル戦、相手の良い守備にあってそもそもなかなか攻められないという意外な戦いに。コロンビアは出来にムラがありますし、世代交代が失敗したということもあるのか、そんなに強くありません。
 コロンビアを応援しますが、イングランドが有利そうですね。守りを崩せず苦労するか、ボール支配するも速攻を食らうか。コロンビアはセットプレーの守備にも不安があり、高さで負ける上に、イングランドには良いキッカーがいます。この試合もセットプレーはイングランドの大きな武器になるでしょう。
 一度書き終えてから思い出しました。コロンビアが世代交代失敗でムラと書いたのですけど、そういえば、イングランドは若いチームですよね。若いチームというのは、乗り出すと強いものの、悪い方に出るとペースを変えられなくなります。コロンビアもムラなので乗れば強いですから、展開によっては結構点が入るかもしれません。
 また思い出したので追記。今大会3戦目でほとんどの選手を温存したクロアチア、ベルギーともむしろ動けていませんでした。間隔が空きすぎて、試合感が鈍っているのかもしれません。この流れで行くと、イングランドも苦労しそう。グループリーグ苦しんでベストメンバーで戦い続けたコロンビアの方が良いのではないかと思い直してきました。

 実際の試合は、イングランドは休み明けの 影響はないようで、問題なく動けていました。あと、すみません、イングランドは守りから入るチームってことはなかったですね。前半は主につないで作ってきていました。互いにまずまず良いところが出る一方的ではない展開。ただ、コロンビアの方にやや可能性を感じるプレーが少なくなっていました。やはりイングランドの守備は良いです。
 そして、ポイントと見ていたセットプレーで後半試合が動きます。イングランドのCKからの反則でPKを取り先制。コロンビアは攻めるしかなくなったものの、強引で可能性を感じず。やはり安定感はないチームですね。イライラしまくって、カードが多く出ました。ただ、その強引なままアディショナルタイムになんとCKで劇的な同点ゴール。コロンビアはセットプレーから点を取っていたとはいえ、イングランドから取ってくるとは思いませんでした。
 で、この後なんですけど、延長は録画できてなくて見れませんでした。勝手に延長録画してくれるわけじゃないんですね。記事を読むと、前半はコロンビア、後半はイングランドペースだったものの、ノーゴールで延長。PK戦でイングランドが勝ったとのこと。コロンビアは、ずっと怪我や体調不良で不調だったハメス・ロドリゲスがついにベンチ入りすらできなかったということで、選手のやりくりとしても辛かったですね。このコロンビアを応援していたので、応援チームは、16勝17敗6分け(1試合応援なし)となりました。




■2018/07/04 23歳のセンターバックのジェリー・ミナがなんと3ゴール目

 ロシア・ワールドカップ(W杯)ノックアウトステージ コロンビア 1-1(PK3-4) イングランド
【コロンビア】ミナ(後48)【イングランド】ケイン(後12[PK])
4-1-2-1-2
GK
1 オスピナ 6.0
 DF
4 S・アリアス 5.5
(→サパタ -)
13 ミナ 6.5
 23歳。CB。世代交代に失敗と書いたものの、コロンビアは両CBに若い選手が出てきました。特に後から出てきたミナは良いですね。今大会最も気に入ったCBです。
  195cmの長身で2ゴール。この高さはイングランドの武器であるセットプレーに対する守りでも光っていました。そして、アディショナルタイムには再び高さで大仕事。早い段階でマークを外して、叩きつける素晴らしいヘディングでゴール。イングランドからも取れるとは思いませんでした。本当すごいなと舌を巻きました。
 ただ、この後、股関節をずっと痛がっていました。喜びすぎてスタンドに飛び込んだせいではないかとアナウンス。ここらへんは若いですね。交代じゃないかと思ったのですけど、最後まで出たようです。
23 D・サンチェス6.5
17 モジカ 5.5
MF
6 C・サンチェス 5.0
 32歳。RSH。2DHかなと思ったものの、ダイヤモンドになりました。放送では途中で変えたという説明。ただ、守備が主体の選手でしょう。
 日本戦早々にハンドリングでPK献上した選手。今日もCKで、先に引っ張られたとはいえ、その後に乗っかってしまってPKを取られて失点。良さがわからなかった選手です。
(→ウリベ 5.5)
 27歳。その位置は可能性低いだろうと思うところから、枠に飛ぶ強烈ロングシュート。このCKから同点ゴールも生まれました。
5 バリオス 6.5
 24歳。2DHかなと思ったものの、ダイヤモンド型の底に。ただ、空振りのクリアミスでちょっとヒヤッとした他、ミスパスが目立っていました。
20 キンテーロ 5.5
 25歳。トップ下。盛んにボールは触っていたものの、イングランドの守備が良く、やや強引に狙い続けたラスパスもほぼ通らないという辛い試合に。とはいえ、彼を下げちゃうと攻めのバリエーションがなくなりますからね。交代の評価は難しいところ。
(→ムリエル 5.5)
16 レルマ 5.5
(→バッカ 5.5)
FW
11 クアドラード 6.0
 30歳。サイドでスペースがなく生きない試合に。最初からなのか途中からなのか2トップとなったものの、ここでも良さが出る選手ではないですからね。きつい試合に。ただ、CKのアシストは彼だったようです。
9 ファルカオ 5.5
 (メンバーと採点は、レーティング:コロンビア 1-1(PK3-4) イングランド《ロシアW杯》【超ワールドサッカー】より)

2025年12月23日火曜日

群馬県出身で最高のサッカー選手は細貝萌ではない?

■2021/07/10 群馬県出身で最高のサッカー選手は細貝萌ではない?
■2021/07/10 一番好きな群馬県出身のサッカー選手は誰それ?という無名選手



■2021/07/10 群馬県出身で最高のサッカー選手は細貝萌ではない?

 Wikipediaの群馬県出身のサッカー選手を見てみると、日本代表経験者とそうでない人を分けていてわかりやすかったです。最近の選手では細貝萌が有名で、海外経験もあり、ベストプレーヤーに推す声が多そう。ただ、うちでは私感を抜いて客観的なデータで比べるので、代表キャップ数を重視。とりあえず、目についた3人を調べてみた感じ、このルールだと山口素弘がナンバーワンな感じですね。

<日本代表経験者>
MF、SB 細貝萌:浦和、ヘルタ・ベルリンなど 代表30 J1     120 ブンデス1部     102
DH    山口素弘:横浜フリューゲルスなど J1     362 JSL1部     22 代表58
CB    松田直樹:横浜F・マリノスなど J1     385 代表40
 上の年代といっしょのユース代表でプレーするなど、期待された大物DFで当時のJリーグ全12クラブのうち10クラブの争奪戦の末、横浜マリノスに加入。当時のマリノスは日産からの伝統であった守備というブランドがありましたので、次世代の守備のエースとしての期待の獲得だったのでしょう。プロ入り後も1つ上の世代である五輪代表に選ばれるなど活躍。
 スピードがある良いDFで個人的にも好きでした。でも、熱くなりやすいタイプだった気も。それもまた魅力ですけどね。
 JFLの松本山雅FCに行った年の夏、練習中に突然倒れ心肺停止して、2日後に亡くなりました。DFとしてはまだまだやれる34歳。私はもちろん驚きましたが、サッカー界にとどまらない衝撃で、ニュースでも取り上げられていました。
<チームが使用したグラウンドには自動体外式除細動器(AED)が設置されていなかったことから、日本サッカー協会は、2012年度よりJリーグだけでなく、JFL等(Fリーグ、なでしこリーグ)に試合や練習におけるAED常備を義務付けることを決め[28]、日本陸上競技連盟 (JAAF) は、松田が急逝した翌週に競技場内で行うトラック・フィールド種目でのAEDの設置の義務付け・操作方法を広めると決定した[29]。また、日本循環器学会AED検討委員会と日本心臓財団が松田直樹の件を取り上げてAEDの設置および配置について具体的な目安を示し[30]、相撲協会でAED講習会が行われるなど[31]、サッカー界だけでなく全国各地でAEDへの関心が広まった>

    青木拓矢:浦和レッズ所属。
    青木剛:ロアッソ熊本所属。
    小島伸幸:ベルマーレ平塚、ザスパ草津などでプレー後引退。現在はサッカー解説者。フランスワールドカップ代表。
    高橋秀人:サガン鳥栖所属。
    藤口光紀:三菱重工業でプレー後引退。Jリーグ理事、浦和レッズ社長などを歴任。


■2021/07/10 一番好きな群馬県出身のサッカー選手は誰それ?という無名選手

 代表経験がない選手として出ていたのは以下の通り。上記の選手と合わせて私が一番好きなのは、ぶっちぎりで里見仁義なんですが、有名じゃない選手でなのでたぶんあまり知られていなくて誰それ?状態だと思われます。私が見たのも前橋育英とホンダ時代だけで、ザスパ草津でJリーグ(J2)を経験していたことも知りませんでした。

<Jリーグ>
DH、SH   里見仁義:ザスパクサツ群馬 J2 12 JFL 63
DH    松下裕樹:ザスパクサツ群馬 J1     23 J2     441
2021/09/02:前橋育英の天皇杯のメモが出てきました。好きな選手だった覚えあるものの、当時のメモでは「FKはまずまず。チームの中心ではあったが少し目立たず」というやや辛い評価。記憶と違いますね。
 プロ入り後は試合に出れなかった記憶があったものの、これも記憶と違い、最初にプロ入りした広島でもちょくちょく出ていました。とはいえ、移籍後の方がよく出ています。
 Wikipediaでは「右足から繰り出す正確なロングパスやセットプレーの得意なボランチ」とあり、キックが良いというのだけは合っていました。あと、広島入りしたのもかすかに覚えがあり、やはり結構好きだったのは間違いないと思います。キックがうまいDHは好みですね。
FW    佐藤正美:ザスパクサツ群馬 J2     130 JFL     45
2021/09/02:前橋育英の天皇杯のメモでは「俊足」のみ。足の早いFWで結構好きなタイプだった気がしますが、特に書かれていません。メモでは「佐藤」のみでしたが、一覧を見て「佐藤正美」だなとわかりました。名前まで記憶に残っていたようです。Wikipediaによると、生まれは神奈川県で前橋育ちということみたいですね。
FW    細川健司
2021/09/02:前橋育英の天皇杯のメモでは「長身」のみ。Wikipediaの群馬県出資のサッカー選手にも名前がなく、プロ入りしなかったのかもしれません。検索してみると、どうやら細川健司選手のことみたいですね。
DH,SH    茂原岳人:柏レイソル J1 112 J2 69 日本代表候補 
2021/09/02:松下裕樹と前橋育英で同期だったそうですが、メモにナシ。プロ入りする選手なのに、完全に見逃していたようです。しかも、松下裕樹より活躍しています。見る目ないですね。ただ、検索して出た高校サッカーのメンバーでも名前が見えなかったので、欠場していた可能性もあります。
    麻生浩志:名古屋グランパスエイト
    石原直樹:湘南ベルマーレ
    岩沼俊介:AC長野パルセイロ
    岩丸史也:ザスパクサツ群馬
    大河原亮:柏レイソル
    大島秀夫:ギラヴァンツ北九州
    大谷圭志:ザスパクサツ群馬
    大谷昌司:アルビレックス新潟
    大原彰輝:水戸ホーリーホック
    笠原恵太:ヴァンフォーレ甲府
    笠原宗太:水戸ホーリーホック
    金子優希:ヴァンラーレ八戸
    上村祐司:大宮アルディージャ
    川岸祐輔:ザスパクサツ群馬
    北爪健吾:柏レイソル
    栗原明洋:アルビレックス新潟、AC長野パルセイロ
    黒田涼太:コバルトーレ女川
    小久保純:モンテディオ山形
    後藤涼:ザスパクサツ群馬
    小林卓也:ザスパクサツ群馬
    小林亮太:ザスパクサツ群馬
    小松原学:ベルマーレ平塚
    佐田聡太郎:ザスパクサツ群馬
    佐藤一樹:横浜FC
    清水範久:アビスパ福岡
    鈴木武蔵:北海道コンサドーレ札幌
    須田剛史:サンフレッチェ広島
    須永純:水戸ホーリーホック
    田村雄三:湘南ベルマーレ
    常澤聡:FC岐阜
    坪内秀介:ザスパクサツ群馬
    鳥居塚伸人:ザスパクサツ群馬
    中島俊一:水戸ホーリーホック
    沼田圭悟:FC琉球
    服部浩紀:横浜フリューゲルス
    平田海斗:水戸ホーリーホック
    黄大俊:ザスパクサツ群馬
    真下佐登史:モンテディオ山形
    松本大樹:大宮アルディージャ
    森賢一:水戸ホーリーホック
    八木直生:鹿島アントラーズ
    柳沢宏太:ザスパクサツ群馬
    吉岡聡:ザスパクサツ群馬
    吉澤正悟:アルビレックス新潟
    米倉誠:セレッソ大阪
    涌井秀人:ヴァンフォーレ甲府 分析担当コーチ
    岩尾憲:徳島ヴォルティス
    庄司朋乃也:セレッソ大阪
    田中渉:ベガルタ仙台
    若月大和:
    乾大知:松本山雅FC

2025年12月22日月曜日

帰化選手の資格不正問題 日本と戦うカタール代表に異議

■2022/11/21 不可解なオフサイドで審判買収が疑われそうなカタールワールドカップに
■2019/02/01 新たな国籍を取得した人の「代表チームでプレーする資格」とは?
■2019/02/01 帰化選手の資格不正問題 日本と戦うカタール代表に異議
■2019/03/10 カタール代表選手の帰化問題、アジアサッカー連盟の発表は?
2022/05/28 カタール代表の注目選手はアルモエズ・アリ、アクラム・アフィーフ
■2022/11/19 カタール代表の注目選手は、アル・シーブやアブドゥルカリーム・ハサン


■2022/11/21 不可解なオフサイドで審判買収が疑われそうなカタールワールドカップに

カタール 0-2 エクアドル
[得点者]エクアドル 16分 エネル・バレンシア(PK)31分 エネル・バレンシア
[ポゼッション]カタール 40% エクアドル 46%

 カタールは明らかに守ってカウンターのチーム。エクアドルは守備力があり、無失点を連続している一方で、得点は1点という試合が続いていたそうでこちらも守備のチーム。ただ、中南米はテクニックが高いために、ポゼッションの高いサッカーも可能。こういう場合、逆に持たされてしまい、カタールの速攻が活きるというパターンもあり得ます。
 ところが、エクアドルは押し込むだけでなく、こぼれ球をほとんど拾って一方的な展開。カウンターどころではありません。こぼれ球に限らず、守備でも攻撃でも球際に強いですね。これも中南米らしさがあります。
 また、試合巧者という中南米の特徴もいかんなく発揮。速攻型のカタールは1点先制された時点でほぼ終わりでしたが、それ以外でもとにかくエクアドルがうまくゲームをコントロール。つなぐところとロングボールを出すところ、ゆっくりすつろこところを急ぐところ、無理するところと無理しないところを匠に使い分け。平均年齢は若いチームですが、めちゃくちゃここらへんがうまいです。
 解説の福西崇史さんに言われて気づきましたが、カタールは開催国なのに声援がイマイチ。エクアドルの方が元気でした。ここらへんは、当初から言われていたサッカーの人気ない国でなぜ開催するのか?と言われていたところの「個性」が出ましたね。
 ちなみに、開催国が開幕戦で勝ち点ゼロのスタートというのは、史上初だったとのこと。開催国でいきなり初出場というのも珍しいですしね。とはいえ、一応、カタールはアジア内では結果を出しており、カタール特有というよりはアジアの弱さが出た感じもあります。それを言うのなら、FIFAのアジア重視も問題で、枠を減らすべきでは?的な話もまた出てきちゃいますけど…。
 最初から楽しみにしていたエクアドルを応援。今大会は応援チームの勝利スタートとなりました。

カタール
フォーメーション:[5-3-2]

監督:フェリックス・サンチェス

GK サード・アル・シーブ(アル・サッド)
 反応が良いGKだと聞いていました。ところが、今日はボロクソ。序盤のFKでタイミング的に無理そうなところに判断悪く出ていって危ないな…と思ったら案の定触れず。そこからGKのいないゴール前に入れられてあっさりと失点。初導入の半自動オフサイドテクノロジーの微妙な判定によるオフサイドで救われましたが、その後も精神的に影響したのか、ボロクソでした。
 PKの場面では焦ったのか早く動いてしまい、反対サイドに落ち着いて入れられて今度こそ失点。また、FKのときに触れなかったのが響いたのか、予想できるクロスのときにも逆に出てほしいところで出てこないな…という印象を受ける消極的なプレーになってしまいました。
 後半はそこまでボロクソではなかったものの、キックミスなどもあり、最後まで良いところが見えませんでした。

 なお、オフサイドについて 「微妙な判定」と書いたのですが、今ネットで見直すとやっぱり変ですね。テレビでは右足だけ出ている瞬間があったという映像が流れていました。
 ただ、見直すと、これがどの瞬間だったのかそもそもわからず。また、足が出ている瞬間があったとしても、オフサイドになるタイミングは味方が触った(パスを出した)瞬間なんですよね。ここがなかなか理解されない誤解されるところ。なおかつその瞬間にオフサイドの位置にいた選手が、その後そのままプレーに関わるとオフサイド。これもややこしくてなかなか理解されないところですが、オフサイドポジションにいてもそのときに直接プレーに関わらないときはオフサイドになりません。AIがここらへんの複雑なルールに対応できず、なおかつ映像確認用の審判が確認を怠ったんじゃないでしょうか。
 FKの場面は明らかに問題なく、問題はその後何度か触った瞬間でしょうが、守備選手が1人ではなく多数深いところまで下がっており(1人ならGKが前に出ているためにオフサイド。これも誤解が多いところ)、オフサイドになりそうなタイミングが全然わかりませんでした。納得行かないな~。これのせいでただでさえ印象が悪いカタールに、審判買収疑惑が言われちゃいますね。

RWB ペドロ・ミゲル(アル・サッド)
 本来はCBタイプだそうですが、相手の超攻撃的LSBエストゥピニャンを警戒してかRWBでの起用。突破されまくっていたわけではないものの、抑えきれたわけではない一方で、右からの攻め手を失ってしまい、なかなか評価が微妙な監督采配となってしまいました。かといって、攻撃的な選手を置けばそれはそれでダメだったかもしれませんしね。エストゥピニャンがいる時点で一歩リードされた感じです。

RCB バッサム・ヒシャム・アル・ラーウィー(アル・サッド)
 2失点目のとき、マークを外してしまうプレー。マークを外してもヘディングできていれば正解でしたが、読み間違って触れず後ろに流れてフリーの選手に決められました。後半なかなk良い守備は見せたものの、DF的には失点がでかすぎですね。

SW ブーアッラーム・フーヒー(アル・サッド)

LCB アブドゥルカリーム・ハサン(アル・サッド)
 スピードとテクニックとドリブルがあり、攻撃的とされていたのですが、今日はそれどころではなかったです。

LWB ホーマム・アフメド(アル・ガラファ)

MF ハサン・アル・ハイドゥース(アル・サッド)
 本来はテクニックある攻撃的な選手ながら衰えた分、最近は守備を頑張っていると言われていた選手。今日はチームが悪く目立たなかったものの、前半アディショナルタイムに右サイドに流れたところから、ダイレクトで1点もののピタリのボールを入れて良さを見せていました。

MF カリム・ブディアフ(アル・ドゥハイル)
MF アブドゥルアジズ・ハテム(アル・ラーヤン)

FW アクラム・アフィーフ(アル・サッド)
 スピードとチャンスメイクとテクニックがあると聞いていた選手。しかし、前半目立たず。後半は下がって触れるになったものの、下がらさられている…というべきか、チャンスメイクまでは至らず。やはりビハインドで戦えるチームじゃないということに尽きるのかもしれません。

FW アルモエズ・アリ(アル・ドゥハイル)
 注目選手でしたが、前半も後半も全く生きず。結局、ビハインドになってスペースがなくなると、チームとして戦えなくなりますね。

交代出場
71分 ハサン・アル・ハイドゥース→モハメド・ワード(アル・サッド)
72分 アルモエズ・アリ→ムハンマド・ムーンターリー(アル・ドゥハイル)
 アリと交代でそのままFWかな?攻撃的な選手。裏に出たロングボールの浮き球、難しいところでダイレクトボレー。難しいために枠には飛びませんでしたが、アイデアとしてはよく悪くないシュートでした。ゲームとしてもこれで一瞬短く良い流れの時間も作れました。


フォーメーションなどは、<開催国がまさかの“枠内シュート0”の幕開け 想定以上の実力差にカタール見せ場なし> 22/11/21(月) 3:52配信 theWORLD(ザ・ワールドWeb)より
https://news.yahoo.co.jp/articles/e5dc4ccb146a6a038662cb2210aa287fc21fce3d



■2019/02/01 新たな国籍を取得した人の「代表チームでプレーする資格」とは?

  昔からいろいろと論議になる帰化選手の問題。帰化がずるい…というのなら、日本もいっぱいやってきました。ただ、問題はルールに則っていない不正が行われることがあるというもの。さすがにこれはいけません。
 そして、AFCアジアカップ2019の決勝で日本と戦うカタールに疑惑があるのだといいます。

 まず、FIFAが公開している新たな国籍を取得した人の「代表チームでプレーする資格」は以下。よくわからなかったのですが、たぶん1つでも満たせばOKなんだと思います。
 ただし、その前に、一度でもA代表として公式戦に出場した場合に「鞍替え」が不可能となっています。

(a)彼は関連する協会の領域内で生まれた
(b)彼の生物学的な母親、または生物学的な父親が関連する協会の領域内で生まれた
(c)彼の生物学的な祖母、または生物学的な祖父が関連する協会の領域内で生まれた
(d)彼は関連する協会の領域内で、18歳に達した後、少なくとも5年間継続的に生活してきた
(カタール代表、エースFWら2人に衝撃の不正疑惑。実は代表資格なし!? 波紋呼ぶUAEの告発 フットボールチャンネル | 2019年02月01日より)
https://pex.jp/point_news/d48b947f4f12c3334cfdbecd49439b81

 この他、「特定の国の居住地に依存しない永住国籍を持つ者は、その国の協会の代表チームのためにプレーする資格がある」とのことですが、これは稀なケース。今回も関係ありません。


■2019/02/01 帰化選手の資格不正問題 日本と戦うカタール代表に異議

 問題となっているのは、アルモエズ・アリとバッサム・アル・ラウィ(バッサム・ヒシャム)。2人とも若く、18歳に達した後、少なくとも5年間継続的に生活してきた」は完全にアウトです。
 ただ、本当に問題なのは、他も全部満たしていないのではないか、という話。どうも2人とも 「彼の生物学的な母親が関連する協会の領域内で生まれた」を条件としていたようなのですけど、これらが怪しんだそうな…。
 これはカタールと不仲で、準決勝で敗戦したUAEが一生懸命調べたために判明。パスポートによると、アルモエズ・アリの母親の場合はスーダン生まれ、アル・ラウィの両親や祖母はイラク生まれだとのこと。
 また、「家族の事情」ではなく「サッカーのために」移住してきていれば、これもFIFAの国際移籍ルール違反にあたる、という疑惑もあるそうな。 ここでは、日本の久保建英の名前も挙がっており、彼もそのパターンだったんでしょうか。

 なお、アジアカップ決勝が終わった後に今大会の結果が覆る可能性があり、「3-0」で日本にアジア王者のタイトルが与えられるということもありうる、とのこと。 たいへんなことになってきましたね…。


■2019/03/10 カタール代表選手の帰化問題、アジアサッカー連盟の発表は?

 だいぶ時間経っちゃったのですけど、結果について追記。 アジアサッカー連盟(AFC)は最初の投稿と同じ2月1日、UAEサッカー協会が提出したカタール代表の2選手に対する抗議を棄却したことを発表しています。
(カタール代表2選手の出場資格は問題なし! UAEの抗議をAFCが棄却 | サッカーキングより)


 AFCではなく、FIFAとの関係について、カタールは2022年のワールドカップ開催国だからお咎め無しだという陰謀論が出ていたものの、陰謀論なので根拠なし。
  なんとなくスッキリしませんが、UAE側の証拠がどれくらいはっきりしたものかもわからないためになんとも言えません…。


■2022/05/28 カタール代表の注目選手はアルモエズ・アリ、アクラム・アフィーフ

 ワールドカップの予習で見たいチーム探し。今回はカタール代表の注目選手を。<オールスターズ厳選!カタールW杯注目若手選手、グループA - ALLSTARS CLUB>(2022.04.03)では、国籍が問題となったアルモエズ・アリ(25)が挙がっていました。
https://www.all-stars.jp/news/qatarworldcup2022-youngfootballplayer/

 得点が多いそうなので、ストライカータイプでしょうか。一番の持ち味はゴールエリア内でのポジションニング、マークのはがし方。ディフェンスラインからの抜け出しも長けているということで、点取り屋って感じですね。
 しかも、両足の精度が高いため、守る方は困ります。さらにパワフルで無理な体勢でも強引に決められるといいます。ここは「パワフル」としか言われていなかったものの、無理な体勢でシュートできるというのは身体能力が高いのだと思われます。

 もう一つ、<日本を粉砕したカタールを覚えてる? 約3年前と面子変わらぬ不気味な集団はW杯で勝てるのか>(2021/12/11(土) 23:30配信)という記事も読んでみました。
 記事では、<カタールの興味深いところは、あの日本代表を破った2019年のアジアカップ決勝からチームの顔ぶれがほとんど変わっていないところにある。(中略)ほぼ3年近く同じ顔ぶれということになる>としています。記事では、これを前向きに評価していました。

<全メンバーが国内クラブから選ばれているのも特長的で、同じメンバーで連携を深められている点は他国との大きな違いと言える。
(中略)とにかく代表経験が豊富なメンバーが多い。前線では日本も手痛くやられたアフィーフ、当時のアジアカップ得点王となったアルモエズ・アリの2人が変わることなくチームを引っ張っており、この連携も来年のワールドカップでどう機能するのか興味深い。
 ワールドカップで目指すはグループステージ突破となるが、同じ面子で強化を続けてきたカタールは欧州や南米の相手とも互角に戦えるのか。確実に力はついているはずで、初出場だからと侮ることのできないチームだ>
https://news.yahoo.co.jp/articles/a77963e42a0e52424ff56f7428a5e5bb67fa5f6b

 記事ではメンバーが変わらないことを高く評価。他の地域でもこういう代表はいますね。ただ、世代交代が進んでいない…という可能性もあり、私はそういうのはむしろ低評価にします。
 私がポイントとしているのは平均年齢。同じメンバーで長くやっていても、それほど年齢を重ねていなければ活躍しやすいと考えています。逆に豪華メンバーでも、ベテランばかりだとコケるんですよね。豪華メンバー揃えて負けたイングランドなんかは典型で、世代交代した前回大会は逆に低評価だったのに活躍しました。名前が出ている選手はそこまでの年ではなく、カタール代表は良い方のチームの可能性もあります。

 ヤフーニュースのコメント欄によると、若い世代からずっとやっているとのこと。ワールドカップ開催に向けて付け焼き刃的に…というのではなく、長いビジョンでやっていた模様。成功しやすいパターンですね。南米でもありそうなパターンの説明です。

<下からずっと今の監督が育ててるメンバーで、たしか10年以上は一緒にやってるんでしょ。スペイン人監督で、サッカーも現代的。日本を相手にしたときも終始危なげなかった。日本が悪かったとも言えるけど。
 そもそもカタール国籍者が同国では少ないため、エリート育成機関をつくり、今の監督が中心になって育ててる。シャビも絡んだりして。W杯勝てなくても強いのは間違いない。やってるサッカーが素晴らしい>

 あと、注目選手で出ていたアクラム・アフィーフも検索。彼もFWのようです。<開催国王者|Club|FIFAクラブワールドカップ Qatar 2019|日本テレビ>によると、2019年のアジアカップでは、決勝・日本戦の1得点の他、11アシストを記録したとのこと。アシストの方が圧倒的みたいですね。
https://www.ntv.co.jp/fcwc/2019/clubs/alsadd.html

 「圧倒的なスピードとチャンスメイク」との説明もあります。このアクラム・アフィーフの方が好きなタイプ。とはいえ、彼のためだけに見たいチームか?と言うと、そこままではありません。



■2022/11/19 カタール代表の注目選手は、アル・シーブやアブドゥルカリーム・ハサン

 一応カタール代表の注目選手をもう少し見ておこうということで、急ぎ足でチェック。<2022 W杯で注目すべきカタール人選手5選>(FIFA)は、以下の5人を選出しています。
 カタールはたぶん初出場であり、ワールドカップ経験のない国で開催されるのは極めて稀でしょう。ただし、フェリックス・サンチェス監督は、カタールで2つのタイトルを獲得。これらは、2014 AFC U-19選手権、2つ目は2019 AFCアジアカップであり、アジアレベルで言えば、出場してもおかしくないレベルと言って良さそうでした。
 一方、ベテランが多いことや、現在調子を落としていることは気がかりですね。
https://www.fifa.com/fifaplus/ja/articles/five-players-to-watch-qatar-fifa-world-cup-al-haydos-ali-afif-al-sheeb-hassan-ja

サード・アル・シーブ(32歳、ゴールキーパー)
<2019 アジアカップで最優秀ゴールキーパーの栄誉に輝いたアル・シーブは、素早い反応とカウンターアタックを封じる能力により、同大会で1失点しか喫していない。(中略)
一方、2021 アラブカップでのマシャアル・バルシャムの素晴らしいパフォーマンスを考えると、アル・シーブは先発の座は確約されていない>

アブドゥルカリーム・ハサン(28歳、レフトバック(左サイドバック))
<スピード、テクニック、ドリブルに優れ、2019 ガルフカップのイエメン戦で決めた稲妻弾に象徴されるようにシュートも得意である>

ハサン・アル=ハイドゥース(31歳、フォワード、セントラルミッドフィルダー、右ウイング)
<セントラルミッドフィルダーと右ウイングもこなす司令塔のアル=ハイドゥースは、2019 アジアカップで優勝したカタールのスター選手の一人(中略)。その確かなテクニックで、この冬、アル・アナビのために輝く選手の一人となることは間違いない。
(中略)2018年と2019年のアル・サッドでの輝かしい得点力を再現できていないものの、守備力を上げることで補い、今ではより深い位置に下がってチームに貢献している>

アクラム・アフィーフ(25歳、左ウィンガー、右ウインガー)
<アフィーフは彼の父親のように左右両ウイングをこなし、攻撃の先鋒にも立つ多才な選手である。(中略)
得点能力に優れるだけでなく、テクニックと視野の広さも誇り、数多くのチャンスを創出している。相手ディフェンスを切り裂くロングボールが得意であり、自ら危険なエリアへボールを運ぶことも多く、常にゴールを狙っている。(中略)
また、アフィーフはAFC最優秀選手に3度ノミネートされ、2019年に受賞を果たしている。(中略)最近やや調子を落としていても欠かせない存在であり、カタールの最終親善試合のすべてに出場している>

アルモエズ・アリ(25歳、ストライカー)
<アリは、2021 ゴールドカップ(9得点)と2019 アジアカップ(4得点)でカタールの得点王となっている。3大陸のサッカー選手権で得点を挙げた世界で唯一の選手であり、現在、カタールの得点王歴代3位となる39得点を記録しており、歴代1位のマンスール・ムフターハ(44得点)に迫っている。
 この冬、カタールサポーターは、彼の優れた個人技とハーフチャンスをものできる能力が、カタールのラウンド16進出を助けることを大いに期待している。
 カタール代表での最後のゴールは2021年末だったが、この選手は足の速さとペナルティエリア内での巧妙な動きで、瞬く間にチャンスに変えることができる>




2025年12月21日日曜日

ガンバ大阪ユース、本田圭佑と東口順昭を不合格にしていた ジュニアユースには他に家長昭博・安田理大など

■2017/12/03 ガンバ大阪ユース、本田圭佑と東口順昭を不合格にしていた ジュニアユースには他に家長昭博・安田理大など
■2017/12/03 本田圭佑の中学時代のあだ名はゴリでスタミナやスピードに難
■2017/12/03  ユースも高校も落選、大学はサッカー部解散と苦労人の東口順昭 ■2017/11/18 ガンバ大阪 東口 順昭、初瀬 亮などの感想
■2017/11/18 ガンバ大阪 赤﨑 秀平、井手口 陽介などの感想

■2017/12/03 ガンバ大阪ユース、本田圭佑と東口順昭を不合格にしていた ジュニアユースには他に家長昭博・安田理大など

 本田圭佑がガンバ大阪ジュニアユースにいたと最近知って驚きました。ユースに昇格できずに、追い出されていたようです。
 まだ中学生の時点では才能がわからないってのはわかるんですが、同期に東口順昭がいて、彼も不合格だったというのがまた痛いエピソード。最終的に最も活躍した2人を追い出していました。
  他は誰がいたか?というと、 同期に家長昭博と1年後輩に安田理大。ともに若い頃は期待されたものの、現在は上記2人に比べると落ちるでしょう。かなり痛い結果になってしまいました。


■2017/12/03 本田圭佑の中学時代のあだ名はゴリでスタミナやスピードに難

 本田圭佑 - Wikipediaによると、「当時からスタミナやスピードには難があり、ユースチームへの昇格内定が出なかった」と説明しています。中学時代のあだ名はゴリであり、すごい足が遅そうなネーミングです。
 「利き足と生年月日が一緒である家長昭博とはガンバ大阪ジュニアユースの同期生であり、親友として互いに尊重しあう間柄」ともありました。生年月日いっしょなのか!

 一方で惹きつけるような魅力は当時からあったようで、家長は、「本田とは小学校時代に対戦し、一緒にプレーしたいと思ったことがG大阪ジュニアユース入りを選んだ理由」と話しているそうです。
 ただし、1年後輩に当たる安田理大のブログによれば、G大阪ジュニアユース時代の家長と本田はよく喧嘩をしていたとのことでした。
(家長昭博 - Wikipediaより)


■2017/12/03  ユースも高校も落選、大学はサッカー部解散と苦労人の東口順昭

 東口順昭 - Wikipediaでは、同期の紹介がもっと多くありました。「東口のガンバ大阪ジュニアユース時代の同期には本田圭佑や家長昭博、松岡康暢、金正訓、渡部学、森田尚希らがいる」とあります。

 東口はかなりの苦労人ですね。
 まず、ガンバユースは、身長が低いこと(今は184cmですが、当時は170cm以下と小柄だった)などの理由からユースへの昇格は見送られました。

 ウィキペディアでは、"東口は本田と同じようにガンバ大阪ユースへの昇格が叶わなかった後、一念発起して他県の高校へ進学しJリーグ入りを果たした"と書いている部分があるものの、これは違うかもしれません。
 実は、金光大阪高校のセレクションにも落選しているのです。
  そこで、京都の洛南高校へと行った感じでした。

 そして、高校からプロに呼ばれたわけでもなく、まず福井工業大学に進学。ところが、2年時にサッカー部が解散というちょっと聞いたことが無いようなトラブルに。
 そこで、新潟経営大学に転入。ここからやっと花開き、2007年にはユニバーシアード代表に選出。2008年はデンソーカップを受賞するなど徐々に頭角を現し、アルビレックス新潟の特別指定選手に登録されました。
  プロ入りに際しては古巣のG大阪からもオファーが来たものの、大学卒業後は自ら「サッカー人生の転機になった」と語る新潟に加入。
 2人のGKの怪我でデビューして活躍、その後自身の怪我にも苦しんだものの、活躍した上で完全移籍でガンバ大阪への復帰となりました。
 応援したくなる経歴ですね。

■2017/11/18 ガンバ大阪 東口 順昭、初瀬 亮などの感想

GK東口 順昭
 名前は聞いたことあったが、初見の選手。足元のプレーを余裕ぶっこいていたのに、トラップミスしてピンチに なって苦笑。ところが、セービングでは、ビッグセーブ連発で今日はすごかったですね。
 当然手で触るプレーもあったのですけど、足を投げ出して反応するプレーが多かった。184cmなので GKとして小柄ってわけじゃないのですが、よく足出るな!というところで足ファ出ます。セーブだけじゃなくて、クロスに足出してコース変えるところも。
 押し込まれっぱなしでライン裏でのピンチはあまりなかったのですが、一つ飛び出して良いところもあった。今日のプレー見ると、さすが代表経験ある選手だなという感じでした。
 
RSB初瀬 亮
 初見。若い選手だそうな。右サイドバックだったけど、両足蹴れて、任されたCKでは両方とも左足で蹴っていた。後半途中から左のサイドハーフかな?ポジションチェンジした感じ。こういうのに対応できるので便利。ただ、キックのすごさはよくわからなかった。
 プレーを見ていると、全然物怖じしていない。中盤の選手ではファイト足らないところがちらほら見えたけど、彼は問題なし。伸びそうなタイプ。

CB三浦 弦太
 初見。代表だと聞いていたので見ようと思ったのだけど、よく見ていなかった。わからん…と思った選手。

CB今野 泰幸
LSB藤春 廣輝
 左サイドバック。初見。代表経験あるんだそうな。右の初瀬 の方が上がり気味だし、彼の前が若い高木 彰人ということもあってか、守備に重きを置く感じだったかも。目立ちませんでした。


■2017/11/18 ガンバ大阪 赤﨑 秀平、井手口 陽介などの感想

DH遠藤 保仁
DH井手口 陽介
 代表のベルギー戦で初めて見た選手。連戦なのだけど、相変わらず運動量がすごい。これは本当すごい。助かる選手。
 ただ、代表でも気になったのだけど、パスミスの他、アフター気味の危ないプレーも目立つ。 今日はそれでイエローもらっていた。

RSH米倉 恒貴
 3-2-3-1の右サイドハーフでスタート。守備で我慢できずに雑なファールしちゃって、良い位置でFKをあげちゃう。攻撃のときでも雑なパスあって、気になってしまった。
 初見だと思ったが、千葉にいたことあるとのこと。千葉で米倉って名前聞き覚えある気も。ひょっとしたら見たことあったかもしれない。

LSH高木 彰人
 初見。 3-2-3-1の左サイドハーフ。若い選手だそうな。頑張るタイプとのことで、守備は気にしているところあったが、全体にむしろガッツを感じない。遠慮しているのか、中途半端なプレーもあったのが気になってしまった。

OH倉田 秋
 3-2-3-1のトップ下とのこと。早い時間帯に、敵のCKの後の低い位置で自信持って相手をかわそうとしたら、あっさり取られていてピンチになっていて苦笑。テクニックに自信あるんだろうけど、危ないプレー。
 ただ、 球際を頑張る泥臭いプレーもあって、意外だった。
  この倉田はジェフ千葉でレギュラーやっていて、何がそんなに良いのかわからないと思った選手。ところが、日本代表に何度も入り、私の見る目の無さが炸裂しました。
 記憶が曖昧だけど、テクニカルなタイプだと思った。上記で書いたかわそうとしたプレーはそういう記憶通り。ただ、その後の泥臭いプレーはイメージと違った。
 千葉で見た気がしていたが、J2時代の1年だけだったので、ひょっとしたら記憶違いで初見かも。
 Wikipediaを見ると、ドリブルの話もあったものの、ハードワークするタイプっぽい感じ。他の記事も読んだら、そっちは完全に運動量豊富、ダイナモといった記述。記憶と全く違うタイプですね。私の記憶違いで初見か、見ていたもののちゃんと覚えていなかったんだと思います。

FW呉屋 大翔
 ワントップ。意外な起用だったようなことを言っていた。
 フロンターレが圧倒した展開で、孤立していて辛いのはわかるが、トップで頑張れないためにチームが苦しくなって しまった。前半だけで交代となったのは、致し方ない。

交代 FW赤﨑 秀平
 鹿島で見た選手。えっ、今ここにいるの?と驚いた。レンタルらしい。ガンバが頑張れば鹿島の優勝できるので、鹿島のためというモチベーションもあるし、使ってほしいと思っていた選手。
 ただ、前半アップを早めているというのは別のFW。トップに収まらなくてきつかったし、たぶんその人が後半すぐ出るだろう…と思っていたら、後半最初から登場したのは赤崎。前述の通り、モチベーション高められるし良い交代だったと思った。
 システム変更で途中から2トップに。これは裏目だったと思うが、球際で 頑張るなど、赤崎自体には前半の選手より良いところがあった。
 戻りながらターンしてシュート。これでCKを取ったのはすごく良いプレー。ガンバ大阪公式サイトによると、これが今日唯一のガンバ大阪のシュートだったらしい…。圧倒的にやられてましたね…。

2025年12月20日土曜日

最近のサッカー選手は年上でも呼び捨てや君付け?日本代表でも

■2019/09/06 最近のサッカー選手は年上でも呼び捨てや君付け?日本代表でも
■2020/03/25 鹿島の高卒ルーキー、内田篤人キャプテンを「篤人くん」
■2021/08/03 またしても「篤人くん」! 酒井高徳、サイドバックの先輩を
■2022/07/31 高卒3年目選手、代表経験あるライバルの先輩FW2人を君付けで呼ぶ


■2019/09/06 最近のサッカー選手は年上でも呼び捨てや君付け?日本代表でも

 前々からインタビューなどで気になっていたのが、最近のサッカー選手は年上でも呼び捨てするの?という話。で、呼び捨てまでは行っていないものの、主に下の名前で君付けという事例を見つけたのでメモ。
 2019年9月6日のキリンチャレンジカップ2019で日本がパラグアイに2-0で勝った試合。2得点に絡む活躍を見せた堂安律は、チームが「最近の試合では一番良かった」としつつ、それぞれの得点について以下のような話をしていました。

「1点目で言えばね、ホントに少し当たりながらでしたけど、サコ君(大迫勇也)は素晴らしいゴールだったと思いますし、個人的に言えば崩しに、組み立てに絡みながら組み立てに入れてたと思うし、何か事故が起これば僕も詰めてた状況にいたので、感覚的にはよかったですし、2点目はホントに(酒井)宏樹君と(中島)翔哉君と(南野)拓実君が素晴らしかったんじゃないかなと思います」
(堂安律、攻撃に手応え感じる。「最近の試合では一番良かったかなと思います」 フットボールチャンネル | 2019年09月06日より)
https://pex.jp/point_news/1304d79514d3464ad2f09811c4cda63e

 かなり年上の選手にも君付けですね。発言者の堂安律がちょうど一番若く21歳。南野拓実が24歳、中島翔哉が25歳。代表では大先輩の酒井宏樹が29歳にも、ファーストネームで君付け。同じく大先輩の29歳大迫勇也はファーストネームではなくあだ名ですが、君付けとなっています。他の選手の事例も集めてみたいですね。


■2020/03/25 鹿島の高卒ルーキー、内田篤人キャプテンを「篤人くん」

 最近は年上でも君付けが多いのかな?と思ったのは、鹿島の事例がきっかけだったので、最初鹿島特有のものである可能性も考えていました。しかし、上記のようにそうではない例を発見しています。
 で、今日はその鹿島の事例。なんと高卒ルーキーが大大先輩の内田篤人キャプテンを君付けしてましたわ。内田篤人はたぶん今鹿島で一番上の選手ですよね。その先輩を「君付け」というのは、象徴的でわかりやすいです。ADASTRIAいばらきサッカーフェスティバル2020 水戸0-1鹿島の試合で決勝点を奪った東福岡高から入団したばかりのMF荒木遼太郎の発言でした。

 <右サイドで縦関係を組んだ内田からは試合前に「伸び伸びやれよ」と声をかけられたという。「(内田とは)練習で何回か組んでやっていた。(内田)篤人くんが自分に合わせてくれた」と感謝する>

 なお、記事タイトル「自分でも意外に…」東福岡から新加入の鹿島MF荒木遼太郎が千金決勝弾 | ゲキサカは、<スタメンは試合当日に告げられたが、「自分でも意外に緊張せず、リラックスしながらできた。そこは自信になった」>のところから。鹿島ファンとしては、期待している選手です。


■2021/08/03 またしても「篤人くん」! 酒井高徳、サイドバックの先輩を

 別のところで使った<内田篤人も酒井高徳も認めた「日本サッカーと欧州サッカーの埋められない差」…欧州の日本人監督に聞く“どこが一番違う?”>(2021/7/27(火) 17:01配信 Number Web)は、Jリーグとヨーロッパサッカーは傾向が異なるという話です。レベルが違うのはもちろんなのですが、そうではなくサッカースタイルの違いが大きいという話です。
 簡単にまとめると、日本とヨーロッパの決定的な違いは2つの「アクション」の違いだという説明でした。2つの「アクション」というのは、「奪おうとするアクション」「奪った後のアクション」です。
 ヨーロッパではチャレンジして取りに行くし、奪った後はすぐチャレンジするボールを出します。一方、日本ではチャレンジするより抜かせない守備、奪った後はボールを大事に…というのを育成年代から植え付けられている…といった話でした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/dc6f035c0e812516ef745e564eda33d8a8b5f177

 ただ、ここにも追記したことでわかるように、私が気になっていた「呼び捨て」の話が登場していたんですよ。
 まず、内田篤人が引退会見のとき、ちょうどCL決勝、バイエルン対パリ・サンジェルマンの翌日だったこともあり、内田はその決勝を引き合いに出して「CL決勝とJリーグの試合を見られるけど、違う競技だなと思うくらい僕の中では違いがある」と問題提起していたそうです。
 約半年後、酒井高徳がNewsPicksのインタビューで「篤人くんの意見に100%賛同です。篤人くんが『Jリーグは違うスポーツだ』と言っていたんですけど、僕たち海外を経験した選手が思っていることを代弁してくれたなって」と言っていたといのこと。サイドバックの先輩を「篤人くん」と読んでいました。
 ただ、またしても内田篤人選手絡みなので、内田篤人選手が特例という可能性は残されてしまいそうでした。もうちょっと例を集めておきたいですね。


■2022/07/31 高卒3年目選手、代表経験あるライバルの先輩FW2人を君付けで呼ぶ

 「君付け」の例を見つけたので紹介。ただ、またしても鹿島絡みの案件なので、鹿島が特別変わっているという可能性もありますね。<鹿島FW染野 ルヴァン杯3戦連続弾誓う「得点にこだわりたい」― スポニチ Sponichi Annex サッカー>[ 2022年4月12日 12:23 ]であった話です。

<鹿島FW染野唯月(いつき、20)が12日、ルヴァン杯C大阪戦(13日、ヨドコウ)を前にオンライン取材に対応し、「得点というところにこだわって、結果を出していきたい」と意気込みを語った。
 チーム最多の2得点を挙げているルヴァン杯で猛アピールを狙っている。リーグ戦ではFW鈴木優磨(25)、上田綺世(23)の強力2トップの後じんを拝する立場だが「(上田)綺世君や(鈴木)優磨君に負けないように、最終的にはスタメンを勝ち取りたい」と力強く語った>

 なお、こう語っていた染野唯月ですが、3ヶ月後の2022年7月17日、東京ヴェルディへの期限付き移籍が発表されました。まだまだ鹿島でレギュラーになるのは難しいようです。

<鹿島の下部組織から尚志高へ進み、2年時に高校選手権で得点王になった。注目されて鹿島入りしたが、選手層の厚い鹿島では出場機会に恵まれず、期限付き移籍を決意した。
 今季の目標については「終わるのも早く残りの試合数も少ないが、1試合1点が目標」と、持ち前の決定力でアピールしたいところ>
(鹿島から東京Vに移籍のFW染野が合流、1試合1点目標「環境を変えたいのが一番大きい」― スポニチ Sponichi Annex サッカー[ 2022年7月18日 16:00 ]より)

2025年12月19日金曜日

日本代表経験がない選手最多得点ランキング1位は誰?

■2025/12/19 日本代表経験がない選手最多得点ランキング1位は誰?



■2025/12/19 日本代表経験がない選手最多得点ランキング1位は誰?

 うちのタイトルはわかりやすさ重視で書いたので、不正確。正確に言うと、「日本代表経験がない選手」ではなく、「日本代表での出場試合数がゼロの選手」ですね。代表に選ばれたけど試合に出ていない選手は、ランキングの対象となります。
 こうした話があったのは、<リーグV貢献の鹿島鈴木優磨「代表出場0」組歴代最多73発 被ファウル数も1位/日刊アウォーズ>(12/19(金) 8:00配信 日刊スポーツ)という記事でした。

<鹿島アントラーズのFW鈴木優磨(29)は、FW登録選手では最長の3262分に出場。全38試合に出場し、10得点5アシストをマークしてチームの9季ぶり優勝の原動力になりました。3季連続の2桁得点でJ1通算73得点。日本代表として国際Aマッチに出場したことのない選手の歴代最多得点記録を塗り替えました。【構成=石川秀和】>
<実績十分のアタッカーでありながら日本代表には縁がなく、初選出された18年11月の親善試合はけがで不参加。その後も待望論が出ながらも代表のピッチに立ったことはなく、国際Aマッチ出場ゼロの選手の中でJ1通算73得点は歴代最多となった。>
https://news.yahoo.co.jp/articles/ab1abd1a9942c4826db4096a9ad9380db4368f26

 「日本代表での出場試合数がゼロの選手」の2位以下については、<同じ鹿島で数多くのタイトルを獲得したMF野沢拓也の通算70点を上回り、広島で12、13年の連覇に貢献したFW石原直樹の71点を更新した>という記述が参考になります。たぶん彼らが3位と2位ですね。

 海外実績がなかったわけでもなく、ベルギー1部シントトロイデン時代の20-21年に17得点。世界最高峰ではないベルギーリーグとはいえ、欧州主要1部リーグにおける当時の日本選手シーズン最多得点記録を更新しており、実績からすれば日本代表に呼ばれて不思議ないものでした。
 Yahooニュースのコメント欄では、最近代表に入れない理由はスピードの無さではないかと言われていました。ただ、時速25キロ以上で1秒以上走ったスプリント回数はチーム最多の466回だったとのこと。攻守ともに運動量が多く、チームへの貢献度の高い良い選手ですね。こういう選手がいてくれると助かります。
 これで日本代表はともかく、Jリーグベスト11にすら入らなかったのは不思議です。

<要注意選手として、被ファウル数はリーグ最多90回を数えた。
 チームの勝利のため、全力疾走を繰り返した。時速25キロ以上で1秒以上走ったスプリントはチーム最多の466回。守→攻だけでなく、攻→守の切り替えの素早さも目を引いた。どちらに転がるか分からないようなルーズボールにも食らいつき、こぼれ球奪取数はチーム3位の84回。シュートに直結したラストパスはチーム最多43本で、2位のMF樋口雄太の25本を大きく上回った。>

本田圭佑や日本人「クロアチアなら勝てる!」、苦言したサッカーファンが叩かれる

■2022/12/06 本田圭佑や日本人「クロアチアなら勝てる!」、苦言したサッカーファンが叩かれる
■2019/12/24 本田圭佑退団で、ファンがかわいそうだと同情を集める
■2021/03/20 本田圭佑がネイマールを押しのけブラジルの新聞一面を独占! 
■2018/05/23 本田圭佑が物申す「日大アメフト悪質タックルを責める奴の方が罪が重い」
■2018/05/27 本田圭佑が圧勝!FIFAのW杯歴代日本人MF人気投票
■2018/05/27 退場者出したギリシャにも勝てなかったブラジルワールドカップの日本



■2022/12/06 本田圭佑や日本人「クロアチアなら勝てる!」、苦言したサッカーファンが叩かれる

 私は、結構応援していたチームってそのときによっては「そうでもない」とかむしろ全然好きじゃない…ということがあります。よく考えてみると、日本代表もそういうチームなんですよね。気持ち入りすぎて負けると抜け殻になるほど応援することがある一方、相手チームばかり応援する日本代表のときもあります。最近は続けて思い入れがない代表で、前回大会も見なけりゃ良かったかも…と思ったほど見ていて苦痛でした。

 で、今大会はやっと気づきました。無理して日本代表見なくていいじゃん!と。
 ワールドカップのときは毎度忙しく、見る試合を減らそう…と努力するのですが、なかなか実現しきれていませんでした。日本代表の試合を全部削減すれば、それだけでスケジュールが楽になります。前回も3試合目は見なかったのですが、今回は思い切って全部切り捨てました。
 なんでこんな簡単なことに気づかなかったのか?と思いますが、日本代表は見なくてはいけないという先入観がありましたし、前回大会の苦痛があってこその気づきです。私も年々成長していますわ。幸い(?)今大会は、好きな選手が一人もいなかった…というのも、大きかったですね。

 ということで、日本代表の試合は今回全く見なかったのですが、ベスト16でクロアチアに負けた試合で、<どこで誤った情報が…!?クロアチアのダリッチ監督がコメント「日本は『クロアチアは楽勝だ』と言っていたが、みくびるな!」【カタールW杯】>(22/12/6(火) 5:18配信 中日スポーツ)という記事はたまたま読みました。
 この記事は、クロアチア監督の「日本代表は『クロアチアは楽勝だ』と言っていた」という理解を間違いだとするもの。ただ、ヤフーニュースのコメント欄を見ると、実際、そういうコメントは多かったのではないかとしていたんですよ。

<どこかで情報の錯綜(さくそう)があったようだ。クロアチア紙のスロボドナ・ダルマシヤなどによれば、ダリッチ監督は「日本代表は『クロアチアは楽勝だ』と言っていたが、みくびるな! そんなことをしたヤツは、誰であろうと最後は後悔することになる」とコメント。だが、これまでのところ、日本代表からそのような言葉があったとの報道はない。
 さらに、指揮官は「われわれは小国(人口390万人)だが、勇敢でハードワークをいとわず、戦う国なのだ」と胸を張った>
https://news.yahoo.co.jp/articles/429f4c4f5f300e177c905f0c600da0c67df57465

 記事では、<日本代表からそのような言葉があったとの報道はない>としており、日本代表による発言はたしかになかった感じ。ところが、ヤフーニュースのコメント欄によると、「クロアチアなら勝てる」というムードがあり、従来のサッカーファンは違和感を覚えたり、肩身の狭いを思いをしていたようです。
 というか、本田圭佑も舐めたこと言っていたらしく、「らしい」ですね。また、政治家もはしゃいでいたようで、妙な感じでした。

<メディア発信はなかったかもしれないが、クロアチアと戦うことになってから「番狂せして、今“のっている”日本」を話題にする人も多く、どこかそういった空気に変わっていったのだろう。(中略)
 自身も、過去の対戦やFIFAランクを参考にせずとも、今大会のクロアチアの試合っぷりから「苦戦しそうだな」と思っていたが、語ったヤフコメで叩かれたw>

<クロアチアは世代交代に失敗したとか、高齢者が多いから後半バテるとか本田さんが言ってたね。
本田さんが言うという事はそういう認識が日本人のどこかにあったのだろう。
実況でもこの監督交代枠使わな過ぎ、監督のライセンスある?とか本田さんは相手監督を小ばかにしていた。
実際にはクロアチアの監督は絶妙なタイミングで交代をして日本選手の疲れをずるずる引き伸ばして敢えて泥仕合に持っていった>

<日本代表ではなく、日本マスコミから日本全体の空気が伝わったのでは?
日本のテレビでは勝てる勝てるの大合唱。
難しいけど勝って欲しいの空気にして欲しかった>

<目標であるベスト16突破の闘いの前に日韓戦の可能性についての報道があり、政府の要人からも期待するような発言があった事は前回準優勝国へのリスペクトに欠けていたと思うし、選手たちは健闘したが、結果足元を掬われ涙を呑んだ。だいたい日韓定期戦が行われなくなったのも二国間の軋轢等の要因があった訳で、今大会でも隣国からの日韓絡みに関する報道は相変わらず何言ってんの的なものが多かった中、浮かれて日韓戦に言及していた人や報道には違和感しかなかった>

<ふと記事を読んで、戦争したとき少し優勢だと華々しく日本勝利近づく!!!相手を叩きのめす事が出来る!!など、TV見てマスコミに踊らされて、大盛りあがりするんだろうな‥>



■2019/12/24 本田圭佑退団で、ファンがかわいそうだと同情を集める

 本田圭佑フィテッセ電撃退団のニュース。私は彼の存在をすっかり忘れていて、半年浪人してフィテッセに入団したというのも、このニュースで初めて知りました。なので、なぜオランダ1部に行けたのか?というところから知らず、本田圭佑を評価していたスルツキ監督がいたためということで納得。
 要するにコネ入社であり、かっこ悪いところがあるのですけど、目的のためには手段を選ばないところがありますね。ある意味良いところです。ただ、人権で問題のあるカンボジア幹部と近づいたり、人生が終わるような被害者を生み出しかねない仮想通貨を宣伝したりと、倫理的には真っ黒でやはり褒められません。

 話がそれてきました。電撃退団について。退団理由は、スルツキ監督が解任されたためということで、使ってもらえる保証がなくなったための退団だと思われます。動機としてはわかるのですけど、わずか1ヶ月半での退団、また暫定監督なども寝耳に水ということで、今回もまた倫理的には問題がありそうなもの。
 本田圭佑フィテッセ退団「決断下した」在籍1カ月半(日刊スポーツ)のコメント一覧 - Yahoo!ニュースの共感順上位はすべてネガティブなものでした。内容としては、フィテッセがかわいそうだというものが複数あり、それはわかりますね。

率直に言って、フィテッセサポーターがかわいそう>
 <有言実行をしてきた選手ではあるけれど、今回はちょっとなぁと感じるし、契約条項で監督と紐付きでなければちょっとクラブに失礼すぎる>
これって信者は普通にスルーしてるけど、スポーツ選手にとってありえなすぎる話って事を理解してますか?契約上とかそんな話どうでもよくて1社会人としてサッカーを愛する選手として絶対やっては駄目なことです>
 
 私が フィテッセをないがしろにしたわけではないのですけど、なんか同じ日本人による行為ということで、申し訳なく思ってしまいました。


■2021/03/20 本田圭佑がネイマールを押しのけブラジルの新聞一面を独占!

 本田圭佑は、サポーターに嫌われる行動をすることが多いですね。ブラジルのボタフォゴ退団についてはやむを得ない…といった擁護の声があるものの、地元ブラジルではそうではないらしく、無責任な退団に批判だらけ。他にニュースバリューのある話題がある中でブラジルの新聞一面を独占するといったことが起きていたとのこと。日本の話題がブラジルの新聞一面に載りまくるといったことはほとんどあり得ないでしょうから、ある意味すごいです。

<本田圭佑が12月30日、ボタフォゴ退団を自身のSNSで正式に伝えた。数日前から噂されていたことを彼自身が正式に認めた形だ。
 その日からブラジルの新聞全紙の一面は本田一色だ。もしかしたらこの時点ではコロナウィルスのニュースよりも騒がれているかもしれない。ネイマールがクリスマスから元日までぶっとおしのパーティーを企画して手ひどく叩かれたが、そのスキャンダルもふっ飛ばす勢いだ。
 記事の見出しは、言葉こそ多少違うがみな同じだ。 「本田は困難に陥ったチームを見捨てて、逃げていく」>
(本田圭佑、ボタフォゴ退団で全紙の一面に。クラブ幹部から手厳しい声|海外サッカー|集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva 2020.12.31より)
https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/football/wfootball/2020/12/31/post_279/

 本田はこれまでなかなか力を出せずにいたが、それでもボタフォゴのエドゥアルド・バロッカ監督は本田をいまだに頼みにしていたとのこと。A残留のためには彼の経験がチームに必要なのだ」と監督は力説しており、メディカルスタッフも「できるだけ早く本田を取り戻してほしい。そのために最大の努力を払ってくれ」と再三急かされていたといいます。本田自身、約1カ月前には、バロッカ監督「ボタフォゴと残留の戦いをするために、できるだけのことをします。自分のすべてを出し尽くします」と約束していたただけに、失望は大きかったのではないかとされていました。
 また、本田は「オリンピック代表チームに招集された場合、そちらを優先させてほしい」という本田圭佑のわがままを受け入れて、ヒーローとして扱い、キャプテンに指名したのに…といった話も書かれていました。



■2018/05/23 本田圭佑が物申す「日大アメフト悪質タックルを責める奴の方が罪が重い」

 本田圭佑さんが痛いことを言うのは別に良いんですけど、社会問題みたいなのに手を出されると、サッカー選手がバカだと思われてしまい、風評被害があるのでやめてほしいです。以下のようなツイートをしていたそうな。

「監督も悪いし、選手も悪い。傷つけられた選手は生死に繋がるような怪我でなくて何より。
ただ毎日寄ってたかって責め続けるようなことでもないでしょう?
あのタックルは罪だし究明もすればいい。ただこのニュースにいつまでも過剰に責め続ける人の神経が理解できないし、その人の方が罪は重い」
(日大アメフト『悪質タックル問題』に本田圭佑が苦言「寄ってたかって責め続けるようなことでもないでしょう?」→ 物議「それは違うと思う」「まじそれ」 | ロケットニュース24より)

 実際には賛否両論で 「まじそれです!」などの賛同が出ているので頭が痛いんですけど、反論もたくさん出てはいました。

「本田さんが被害者選手の身内でも同じ事言えます? もう少し考えて発言した方が良いですよ」
「それは違うと思う、ここまでの騒動にしたのは日大の不誠実すぎる対応から」
「選手は罪を認めている。でも、大学側は言い訳をして認めていない。そこに差異があるから報道は続くんだと思います」
「日大側がきちんと記者会見をすればここまでの事にならなかったと思います」
「過剰に責め続けている訳ではないと思います」
「20歳の学生が全国に実名と顔を晒して記者会見して反省を示しているのに、反則を指示したと思われる指導者や大学側の対応が卑劣極まりないから、これだけ大ごとになってるんですよ」

 たぶん本田さんは、問題の重大性を理解できていないか、問題がどこにあるかを理解できていないかのどちらか(あるいはその両方)ではないかと。
 本田さんは「あのタックルは罪だ」と書いていたのですけど、上記でもすでに指摘があった他、以下のツイートが指摘しているように、現在大きく問題視されているのは、選手や選手のタックルではありません。
 橋下徹・元大阪市長は、初期対応のまずさ を指摘していました。

"当事者である内田前監督はいったん雲隠れして説明から逃げ回り、日本大学も明確な説明を行わなかった。そして最初に公に出した声明は、「ラフ・プレーを監督が指示したことはない」との全否定。
 説明不足、謝罪不足、調査不十分のままでの疑惑全否定という、もう最悪の初動危機管理対応の典型例だよね。森友・加計学園問題での安倍政権の対応や、福田淳一元財務事務次官のセクハラ問題での財務省の初動対応とそっくり"
(橋下徹「日大アメフト対応はなぜ最悪か」 | プレジデントオンライン 2018.5.23より)

 政治の話は感情的になる人がいるのであまりしたくないんですけど、ちょうど橋下徹さんが挙げていた森友・加計学園問題について「しつこい」と反発している人がいるのも、問題の重大性を理解できていないか、問題がどこにあるかを理解できていないパターンだと思われます。
  興味を持てないとか、理解ができないとかでしたら、それはそれで仕方がないことです。でも、だからといって感情論で否定して、足を引っ張るようなことを言っちゃうのはよくありませんよ。



■2018/05/27 本田圭佑が圧勝!FIFAのW杯歴代日本人MF人気投票

 国際サッカー連盟(FIFA)がロシアW杯の公式ツイッター(@FIFAWorldCup)で、「誰があなたのお気に入りですか?」と、W杯出場経験がある日本人MFの人気投票を行ったところ、MF本田圭佑(パチューカ)が得票率50%で1位に。
 選択肢は他に3人で、FIFAはこれまでW杯に出場したMF小野伸二(札幌)、中田英寿、MF遠藤保仁(G大阪)。
 本田は23614票で得票率50%。2位は得票率30%で中田。3位に入ったのは得票率13%で遠藤。4位は得票率7%で小野でした。 
(得票率50%で圧勝…FIFAがW杯歴代日本人MFの“人気No.1”を調査 | ゲキサカ 18/5/26 07:45より)


■2018/05/27 退場者出したギリシャにも勝てなかったブラジルワールドカップの日本

2014/6/20 ブラジルワールドカップ2014 グループリーグ 日本0-0ギリシャ
(メンバーと採点は、【W杯・試合採点】日本対ギリシャ(グループC) | フットボールチャンネルより)

 あれ、引き分けだったっけ?と思ったけど、相手退場者出していたみたい。それでメモは、「負けに等しい引き分け。試合終了後にはちょっとブーイング」とあったのか。
 日本代表の試合はついつい日本にばかり目が行くのだけど、この試合はギリシャの方ばかりメモで日本は短かった。それだけ見どころがなかったのかも。あまり中身が無いので大部分省略。

GK 1 川島永嗣 6.5点
DF 2 内田篤人 7点
 単純なボールだとギリシャに勝てない。なので、低い良いボール入れて、おっ!と思ったが、中が感じていない。
DF 5 長友佑都 5点
 長友は波がないタイプだと思っていたので、初戦がボロボロで驚いた。今日はそれより良く、攻め上がっていた。
 ただ、フットボールチャンネルは「よりにもよって、なぜ空中戦を得意とするギリシャを相手に、滞空時間が長く、処理しやすいクロスばかり送ったのだろうか」と辛い評価でチーム最低点。このボールの高さ問題は、内田ではメモっていたものの、長友についてはメモしていなかった。
DF 15 今野泰幸 5.5点
DF 22 吉田麻也 6点
 終盤上げてパワープレイ。フットボールチャンネルはこのパワープレイがアクセントになったとまずまずの評価。
 ただ、単純なボールでは吉田は勝てておらず、悪い選択だったと思う。
MF 16 山口蛍 6点
MF 17 長谷部誠 6点
FW 4 本田圭佑 6点
FW 9 岡崎慎司 5.5点
FW 13 大久保嘉人 6点
FW 18 大迫勇也 6点
交代選手
MF 7 遠藤保仁 6点
FW 10 香川真司 6点