2025年8月9日土曜日
監督解任の理由は大量得点差勝利 相手への敬意に欠ける?
■2017/06/18 監督解任の理由は大量得点差勝利 相手への敬意に欠ける?
■2019/11/20 大量得点差は相手に失礼?勝利チーム監督を批判して解任
以前もどこかで紹介したと思ったのですけど、得点差をつけすぎて勝って監督解任というのがまたありました。
イタリア中部トスカーナ州のクラブであるインヴィクタサウロのジュニアチームは、マリーナ・カルチョとの試合に27-0という記録的スコアで大勝た。7得点が1人、6得点が2人もいたそうです。
しかし、チームを率いていたマッシミリアーノ・リッチーニ監督は称賛を受けるどころか、クラブ運営陣が満場一致で解任…ということになりました。クラブのパオロ・ブロジェッリ会長は以下のように言っています。
「試合のスコアには驚きと遺憾の意を抱いた。ユースサッカーの前提と価値観はこういったものとは正反対に位置する。対戦相手を常に尊重すべきだが、今日はそれが行われなかった」
会長は「監督は子供たちを指導し、そして何より教育する責務を負わねばならない」とも言っていました。大量得点差で相手を侮辱しないような行いを監督が子どもたちに教えなくてはいけなかったってことなのでしょう。
ただ、どうもスッキリしない考え方なんですよね、これ…。
■2017/06/18 監督解任の理由は大量得点差勝利 相手への敬意に欠ける?
(2020/04/22追記:以前書いていた話が出てきたのでまとめました)
プロではなく、スペインの少年チームの話。ただ、日本だと「これだからゆとりは…」という偏見あるレッテル貼りで批判されそうな話が、欧米でもあるんだと思って興味深く思いました。
スペインの少年クラブの一部は、対戦相手への配慮から、10点を越える大量得点差の試合の場合には結果の公表を控えるなどの対応を取っているそうです。
この「事件」が起きたのは、 バレンシアを拠点とするクラブ、CDセラーノスの10歳から11歳の年代のチーム。3日に行われたベニカラプCとの試合に25-0という大差のスコアで大勝していました。
そして、このときの監督は、 「相手チームへの敬意を欠く行為」と判断され、 クラブから解任されたそうです。
これに対し、解任された監督は弁護士を介して反論しています。ただ、内容はやはり敬意の有無であり、大量得点して何が悪い!?ってものではありませんね。
「選手に対してリードを広げるよう要求はしなかった。むしろ相手陣内でボールを追わないよう伝えていたが、相手は攻め続けて大きなスペースを空けていた」
(25-0で「勝った」チームの監督が解任。スペインで起きた珍事の理由とは? フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年06月16日 より)
ここらへん研究ではどうなっているんでしょうね? 大量得点で負けたチームの選手に悪い影響が残るというのは、証明されているのでしょうか? また、勝った方の選手への影響はどうなのでしょう?
個人的には、プロの試合でも大量得点は、危ういところを感じます。ただし、これは相手への敬意というところではなく、怪我の問題。負けているチームの集中力が切れたり、やけっぱちになったりすることで、まれにラフプレーが多くなることがあるためです。
ここらへんについてもデータがあれば、見たいなぁと思います。
2025年8月8日金曜日
パワハラ曹貴裁監督に復帰要請した湘南ベルマーレの謎
■2017/11/01 二度降格しても続投の湘南・曺貴裁(チョウ・キジェ)監督
■2019/05/11 降格しても続投で正解だった?湘南が初タイトルを獲得
■2019/08/19 クラブが優遇した湘南・曺貴裁監督、パワハラで有名だった
■2019/08/19 怪我でも出場、扇風機を何度も破壊、嘔吐繰り返す選手…
■2020/04/24 パワハラ曹貴裁監督に復帰要請した湘南ベルマーレの謎
■2020/07/21 「怪我してしまえ!」「チームの癌だ。出て行け」などの具体的発言
■2017/11/01 浦和・神戸でプレーの曺貴裁(チョウ・キジェ)って誰?
J2で優勝した監督が外国人っぽい名前で、中国人かな?とWikipediaを見たら、在日韓国人でした。Wikipediaでは、「チョ・グィジェ」の呼び名を採用しています。
経歴を見たら元Jリーガー。私が見ていた時期で、なおかつ見ていたチームで、かなり試合に出ていたのに全く記憶にありません。こういうケースは私には珍しく、謎ですわ。ポジションはDFだったとのこと。
うーん、でも、言われてみると、ゲームでこんな字の選手 を見た覚えもあるかも。それくらいですね。印象ないですわ。
1994 浦和 J 39 試合
1995 浦和 26 試合
1996 神戸 旧JFL 16 試合
1997 神戸 J 5 試合
…と書いたけど、初期の浦和はあまり見なかったかも。神戸は間違いなく見なかったチームで、ほとんど覚えていませんので、こちらは不思議なしです。
■2017/11/01 二度降格しても続投の湘南・曺貴裁(チョウ・キジェ)監督
また、さらに経歴を見ていて驚いたのが、2012年から湘南ベルマーレのトップチーム 監督を続けているっぽいこと。ょっとして、降格しても続投だったのでは?と思って検索したらそうみたいですね。しかも、2回も降格していて、ヘッドコーチ時代を含めると3回でした。
" 2005年から湘南のアカデミーを指導した曺貴裁監督は、09年よりトップチームのヘッドコーチを、12年から監督を務めている。今季は第2ステージ15節の大宮戦で降格が決まったものの、クラブからは引き続き来季の指揮を要請されていた。
10年と13年、そして今季と、いずれの降格にも関わってきた身にあって、答えを出すまでには少し時間が必要だった。胸中を率直に口にする。
「3回目の降格ということで、大宮戦が終わった後は自分のなかで無力感もありました。クラブからは続投してくれと言われたものの、僕にほとんどの責任があると思ってやっていたので、残ることがこのクラブにとっていいことかどうか、来季の指揮を執るのは難しいかなと思う時期も正直あった」
(中略)「自分が指揮を執ることで、選手個人の成長と、それに伴うクラブの成長に少しでも力を貸せるのであればやらなければいけないと、やりたいと思えた」"
(【湘南】3度目の降格を味わった曺貴裁監督。それでも来季続投を引き受けた理由 | サッカーダイジェストWeb 隈元大吾2016年12月03日)
最近はこういうの多いんです? 以前はあまりなかったと思うんですが…。
■2019/05/11 降格しても続投で正解だった?湘南が初タイトルを獲得
監督変えすぎ、結果を求めるの早すぎというのは、いつも批判しています。ただ、曺貴裁監督のケースが良いとも言えず。悪い結果をはっきり出しているので、私が推奨している監督続投のケースとは異なりますね。
ただ、一応結果がでてきたのかなというのが2018年。J1では低迷しつつも、13位でシーズンを終えて一応残留。一方で、YBCルヴァンカップでは、なんと優勝。湘南ベルマーレとなってからは初のJ1でのタイトル獲得、ベルマーレ平塚時代の1995年1月1日に第74回天皇杯で優勝して以来の優勝となりました。
天皇杯では、4回戦で川崎に敗れており、まぐれっぽさも感じるものの、信頼して任せた結果が出たのかもしれません。
■2019/08/19 クラブが優遇した湘南・曺貴裁監督、パワハラで有名だった
えーっ!?と思ったのが、複数選手心折れ練習困難、湘南曹監督パワハラ謹慎へ - J1 : 日刊スポーツ[2019年8月13日5時0分]というニュース。しかも、最近になって急にパワハラではなく、前から有名だったらしいんですよ。数年前にはGKコーチがシーズン途中交代し、今季もスタッフが、監督の言動により精神に支障をきたして練習場に来ることができなくなったということがあったそうです。
当初ここで書いていたのは、解任が妥当な成績なのにわざわざクラブが続投させたという話でした。パワハラがあったのだとすると、さらに、なぜクラブは辞めさせる機会がいくらでもあったのにわざわざ曺貴裁監督にこだわって続投させたのか?という話になってきます。クラブ側も共犯と言いたくなりますわ。
とりあえず、日刊スポーツが取材した複数の関係者によると、全体ミーティングでの個人攻撃は日常茶飯事で、時には個別で呼ばれるケースもあったとのこと。この後もかなりやばいエピソードが続々と出てきます。
■2019/08/19 怪我でも出場、扇風機を何度も破壊、嘔吐繰り返す選手…
選手、スタッフの前で扇風機を蹴飛ばし、壊すということがあり、これがどうも一度ではないらしく壊れた扇風機は複数。激高してペンを床にたたきつけることもありました。高圧的な言葉が続き、選手が「はい」としか答えられずにいると「はい、しか言えないのか。他に言うことはないのか」などとさらに説教。
精神的にドン底に落ちながらも自力ではい上がる選手がいた一方で、そのまま心が折れた選手もいたというのですから、絶対トップにしちゃ駄目なタイプ。ある選手はグラウンドに出ると嘔吐(おうと)を繰り返すようになったといいます。精神的な苦痛が体に不調を起こし、パフォーマンスは低下するばかり。次第にその選手は練習場に来ることすらできなくなりました。
さらに別の選手は、けがが完治していないのにもかかわらず、曹監督からの指令で無理に復帰。肉体的な疲労が精神をむしばみ、クラブハウスに近づくこともできなくなったというのでひどすぎ。安倍首相は怪我を押して出場した稀勢の里を挙げて見習うように言っていたのですけど、怪我したらゆっくり休ませないと駄目ですよ。美談にしちゃいけません。こうした思想は間違っていますし、選手を壊すブラックなものです。
■2020/04/24 パワハラ曹貴裁監督に復帰要請した湘南ベルマーレの謎
その後の話を書いていたなかったのですけど、Jリーグは曹監督のパワーハラスメント行為と湘南のクラブ幹部の監督責任を認定。曹監督にはけん責と公式戦5試合出場停止、クラブにはけん責と200万円の制裁金が課されました。
曹貴裁監督はもちろん辞めることになります。ただ、不思議なことにこの辞任もスムーズに行かず、クラブ側が躊躇していた感じがあるんですね。「降格しても続投」もそうだったのですけど、不自然に感じます。
曹貴裁監督パワハラ問題、「退任」は正しかったのか?時系列で見る湘南ベルマーレの対応への疑問 | フットボールチャンネルという記事が出ていて、これは まかさの曹貴裁監督擁護かと思ったらそうではありません。クラブ側の対応がおかしかったのではないかという指摘でした。
曹監督がクロという悪い可能性があったのにその準備をせず、Jリーグの調査報告を受けたクラブ発表でも処遇は発表せず。それどころか、その後、パワハラが認定された曹監督に現場復帰要請をしました。曹監督の退任が「解任」か「辞任」かはっきりしなかったそうですが、とにかく結果として現場復帰は実現していません。
そもそもパワハラ監督の早期復帰というのは、現実的にはほぼ不可能で無謀すぎました。どうも初報のすぐ後に、告発したと考えるスタッフを責めていたようで、この時点でもうシロ判定でも修復不可能だったでしょう。
記事では、クラブとして「社会規範違反は断固認めない」とする姿勢を打ち出すことが必要だったとも指摘。ただ、ベルマーレは身内への利益誘導を優先しちゃったんでしょうね。眞壁会長いわく、曹監督は「15年来の仲」なんだそうです。
もともと降格でも監督続投って珍しいな…と思ってこの話は書き始めたものでした。私は理解しづらかったものの、哲学としてはアリだという人はいたでしょう。それが結局、単に身内同士の馴れ合いだった…というオチ。こうした身内への利益誘導は上場企業ならガッツリ問題視されるんですけど、残念ながらJリーグクラブはそのレベルにないのかもしれません。
■2020/07/21 「怪我してしまえ!」「チームの癌だ。出て行け」などの具体的発言
パワハラ内容も補足。わりとガチでひどいです。 Jリーグの調査で判明した具体例を短くまとめながら紹介しますが、これで留任を選んだベルマーレ自体が頭おかしいですよ。
具体例〈1〉〉多くの関係者が通常通りと感じた業務を行っていたスタッフらに対して、「本当に使えねえな」「お前ら何年やってんだ」「お前らは遊んでる。遊ぶんだったら外にいろ」などと怒鳴る。その後、当該スタッフらのうちの1人に対して「二度と顔見せるな」「お前の代わりはいくらでもいる」「お前はここにいる意味がない」などと叱責。
具体例〈2〉通常通りミーティングに加わろうとしたスタッフの1人に対し、他スタッフの前で理由なくいきなり「おい、お前。出てっていいわ、部屋から」「お前ミーティングやんなくていい。来なくていいわ」「あっちに戻って勝手に映像でも見てろ」などと発言。
具体例〈3〉2019年、スタッフミーティングの際にメディカルスタッフから自らの意に沿わない見解を述べられたり報告を受けたりしたときなどに、「メディカル全員替えてもいいんだぞ」「うちのメディカルじゃなくて他で治せばいい」「お前むかつくんだよ」「お前の報告は暗いんだよ」などと発言。
2025年8月7日木曜日
「札幌の誇り」だった藤田征也が移籍、一転して激しいブーイングを浴びることに
■2016/3/16 「札幌の誇り」だった藤田征也が移籍、一転して激しいブーイングを浴びることに
2005年10月10日の高円宮杯全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会決勝 ヴェルディユース 4 - 1 コンサドーレ札幌ユースU-18 で見た選手のメモから。メモだと、コンサでは藤田征也選手が唯一のU-18代表だった感じ。紹介なかっただけかもしれませんけどね。
メモは「右サイドにスペース広いときに、大きくボール出してダイナミックにスピード出して抜いていくプレー」とのこと。自分でボール出して、スピード活かす形ですかね。他は、シュートで終わる意識があるとのこと。相変わらずメモが少ないです。
高円宮杯で見た選手では、プロ入り後に「この前見た選手だ」と覚えていた人はいませんでした。ただ、メモの「藤田」(下の名前はメモなし)は「あっ、プロ入りしていたかも」と思いました。やはりプロ入りしています。プロでもかなり試合も見たのではないか?と思うのですが、全然プレーぶりを覚えていません。高校時代に見たメモからすると、スピードが武器っぽいんですが…。Wikipediaを見ると、小柄な選手。特にスピードがあるとは書いていません。
-----引用 ここから-----
出身地 北海道札幌市
身長 175cm
体重 70kg
藤田征也(ふじた せいや、1987年6月2日 - )は、北海道札幌市出身のプロサッカー選手。Jリーグ・湘南ベルマーレ所属。ポジションはミッドフィールダー(MF)。
もみじ台西小学校3年生の時にサッカーを始め、もみじ台中学校時代はSSSジュニアユースでプレーしながら各年代の日本代表に選出され、中学卒業時には鹿島アントラーズなど7つのJクラブのユースから勧誘を受けたが、地元のコンサドーレ札幌U-18に入団。2005年には全日本ユース選手権でキャプテンを務めてチームの準優勝に貢献し、(中略)2007年のFIFA U-20ワールドカップに出場するU-20日本代表に選出され、トップチームでも状況に応じて左右サイドハーフ、右サイドバックでプレーできる器用さを活かして早くから主力に定着。2008年のJ1昇格に貢献するなど活躍し、地元出身の生え抜きという経歴もありサポーターから「札幌の誇り」と親しまれた。
2011年より、アルビレックス新潟に完全移籍。開幕戦では右サイドバックでスタメン出場し、J1初得点を記録した。
藤田征也 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%97%A4%E7%94%B0%E5%BE%81%E4%B9%9F
-----引用 ここまで-----
ただし、スピードあるのかな?というエピソードはいっしょに載っていました。検索しても「スピードスター」といった記述が見られます。他にドリブルやクロスも持ち味のようです。
-----引用 ここから-----
エピソード
・札幌時代の2008年年末に放送された北海道文化放送「スポーツワイド Fの炎〜SPORT HOKKAIDO〜」の特別企画として、北京オリンピック陸上女子短距離日本代表の福島千里と100m対決を行い、手動計時で11秒54を記録した(福島千里は11秒44)[3]。
-----引用 ここまで-----
あと、Wikipediaであった「札幌の誇り」。タイトルにしたように、移籍後は一転してブーイングに変わっているとありました。
-----引用 ここから-----
ID非公開さん 2012/10/10 23:16:41
コンサドーレ札幌のサポーターの方に質問です。藤田征也選手を恨んでるサポーターがけっこういるみたいなんですが、何をそんなに悪いことしたんでしょうか。
Yahoo!知恵袋
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1395460568
-----引用 ここまで-----
ベストアンサーは、「ブーイングは愛情半分だと思います」として、愛あるブーイングという回答。ただ、そうじゃないのでは?という意見もあります。
-----引用 ここから-----
bombayeahxxxxxxxxさん 2012/10/1110:46:23
確か来シーズンのメンバーがほぼ確定したような時期に突然発表された移籍だったような。それで本来契約しない選手と再契約したりといろいろあったと思います。
当時コンサはJ2で昇格もしばらくかかりそうな状況の中でJ1から声かかれば当然いきますわ。
生活かかってますから。恨むと言うのは筋違いも甚だしい。
そんなサポーター連中だから降格決まった試合でアウェイ会場に居座って大顰蹙かっても何とも思わんのです。
何試合か見に行きましたが、一部の連中はほんと品がないというか、応援してるんじゃなくて応援してる自分に酔ってる、ストレス発散のため裸になって叫んでる、そんな風にしか見えませんでした。
ブーイングはお約束なんでしょうが、個人的には「?」としか思えません。
newhassamuさん 2012/10/1107:00:35
何も悪いことはしていません。移籍して、『札幌を見捨てた』と思われているだけです。試合前のスターティングイレブン発表の時には、拍手されていましたが、札幌サイドでコーナーキックを蹴る時には、大ブーイングを浴びていました。
-----引用 ここまで-----
愛のあるブーイングかどうかは知りませんが、移籍の選択自体は当然なことであり、私も仕方ないと思います。藤田は悪くないでしょう。
2025年8月6日水曜日
日本代表、最後のフリーキックのゴールは2013年 名手の伝統が途絶える
■2020/08/27 5年ぶりに直接FKでゴールが決まったが、微妙だった理由
■2017/11/13 日本代表、最後のフリーキックのゴールは2013年 名手の伝統が途絶える
動いているボールをキックする練習が少ないため、 日本のサッカー選手はシュートが下手だと言われていました。一方で、プレースキックは練習しているせいか、伝統的にフリーキックの名手を多く輩出。良いキッカーが多すぎて困るくらいのイメージがありました。
ところが、最近の日本代表では、FKのスペシャリストがいないとされていて、時代が変わったなぁと感じてしまいました。
記事によれば、3-1で敗れた10日の日本代表対ブラジル代表の国際親善試合は、ゴールシーン以外のチャンスだと吉田麻也の直接フリーキックでした。
なんと日本代表の試合では、2013年のグアテマラ戦で遠藤保仁が決めて以来、直接FKからのゴールが決まっていないといいます。
スペシャリストの不在が問題視されており、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督も先月、「現在の日本には以前のようにキッカーがいない。たとえばナカムラ(中村俊輔)のようなキッカーだ」と新たなキッカーの台頭を待望する言葉を発していました。
本田圭佑がいれば彼が蹴ったと思うのですが、現在は代表を外れています。まあ、そもそも 2013年の遠藤以来決まっていないということは、本田もあまり良いキッカーではないということでしょう。予想外の事態です。
( FKスペシャリスト不在の日本、キッカーは吉田麻也? ポスト叩く惜しい一撃 フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年11月11日 より)
https://pex.jp/point_news/9991f31cbb8f8010fc2697d44d46bb1b/#reaction-result
記事ではこれ以上の話はなかったものの、 私が疑問に思ったのは他の国やクラブではどうなのか?ということ。GKや壁の作り方、ボールの作りが変わって、直接FKが決まりづらくなったみたいなものはないんですかね?
意外すぎて、にわかには信じがたい話でしたわ。
■2020/08/27 5年ぶりに直接FKでゴールが決まったが、微妙だった理由
その後、久しぶりにフリーキックによるゴールがあったのですが、かなり特殊なものでした。フリーキックによるゴールが生まれたのは、2018年11月20日、キリンチャレンジカップのキルギス戦。格下と言える相手で4-0で勝っています。この2点目でした。13年9月6日のグアテマラ戦(○3-0)でMF遠藤保仁が決めて以来、実に5年2か月ぶりとなる直接FKでのゴールになっています。
ゴールを決めたのは、原口元気でしたが、「いやあ、カウントしないでほしいですね。決めたと言っていいのか分からないし、ゴールはゴールなので今はうれしいけど、思いどおりに蹴れたわけでもないし」と苦笑いを浮かべました。
というのも、これはGKのミスと考えられるため。キルギスのゴールマウスを守ったGKマティアシュは現在、所属クラブがない状態。3枚の壁の脇をかすめるようにニアサイドを狙った低いキックという時点で、GKの壁の作り方に問題があった可能性も思わせるのですが、加えてGKがキャッチミスしてしまってのゴールでした。「(FKの)練習はしていない。決めたのはユースのときくらい」というまさかのゴールです。
(日本代表にとって約5年ぶりの直接FK弾も…原口「カウントしないで」 | ゲキサカより)
一応、フォローしておくと、相手のミスを逃さずに得点につなげるというのも重要なこと。原口元気が悪かったわけではなく、むしろ良い仕事をしました。
ただ、日本代表にフリーキックの良質なキッカーが長らく不在という状態に関して言えば、このゴールでは変わらなかった…と言わざるを得ないでしょう。
2025年8月5日火曜日
サッカー選手はタバコをやめよ 野球選手より喫煙は少なくてもスポーツでは厳禁
■2016/12/30 サッカー選手はタバコをやめよ 野球選手より喫煙は少なくてもスポーツでは厳禁
日本での調査によると、サッカー選手の喫煙は、野球選手より少ないとされていました。ただ、少ないで安心するのではなく、ゼロにしなくちゃいけないでしょう。スポーツ選手としてはあるまじき行為です。
…などといった話を書き始めたのは、オランダ代表のデパイで水タバコに関する報道があったためでした。<マンU放出対象のデパイ、オランダで水タバコを喫煙する姿が激写される フットボールチャンネル | スポーツ | 2016年12月29日>では、以下のように書いています。
-----引用 ここから-----
マンチェスター・ユナイテッドから放出の対象とされているオランダ代表FWメンフィス・デパイが、母国オランダで水タバコを喫煙している姿が激写された。29日付の英紙『ザ・サン』が写真付きで報じている。(中略)
先週の日曜日に友人と母国オランダ・ロッテルダムにある高級バーに出かけたデパイは、そこで酒を飲みながらシーシャ(水タバコ)を吸っていたという。その姿が撮られた写真を英紙『ザ・サン』が公表した。
同紙によると、水タバコは長時間かけて煙を吸うことで嗜好を味わう物であることから、吸い込む煙の量だけを比較するとその量は通常の紙巻タバコ200本分に相当する量になるという。そして、その場にいた者の情報によると、以前にもこのバーで水タバコを吸ったことのあるデパイは、テレビでアヤックスの試合を見終わってから朝6時までこの高級バーにいたとのことだ。
http://pex.jp/point_news/4eca2101dc07465a0a41e1aaf886f5b6/
-----引用 ここまで-----
今回は水タバコという日本では馴染みの薄いもの。イスラム圏で人気のタバコですね。これだと身体的な影響、健康被害はどうなのだろうと検索。すると、やっぱりダメでした。というか、水タバコ - Wikipediaによると、紙巻たばこより危険という説も出てきているとのことです。
-----引用 ここから-----
人体への影響
WHOに存在する『たばこ製品規制研究部会』が2007年5月31日の世界禁煙デーに向けた研究発表によると紙巻タバコが1本を吸い終わるのに平均5~7分間のうちに8~12回煙を吸入することに対し水タバコは前述の通り長時間をかけて煙を吸引することで嗜好を味わう物であり、20~80分の内に50~200回もの煙を吸入するため、吸い込む煙の量だけを比較する場合は紙巻タバコ100本分にもなるという。 また、WHOのTobacco Free Initiative (TFI) 発表のTobacco: Deadly in any form or disguiseによれば、水たばこも含めて、あらゆる形のたばこ製品は喫煙者やその周囲の非喫煙者の健康を脅かす重大なリスク要因であることとも明言されている。
また、イギリス保健省などの調査によると、水タバコ一回分の吸引によって体内で発生する一酸化炭素の量は、紙巻きたばこ1本分で発生する量の約4~5倍にものぼり、これによる脳などへの重大な影響が懸念されるとして、通説では「紙巻きたばこよりも安全」と見なされがちな水タバコ吸引の危険性について同省や関係機関では注意喚起を行っている。その他にも、複数人数で一つの水タバコを共用する際にマウスピースなどを交換せずに回し吸いを行った場合、肺結核、ヘルペス、インフルエンザなど経口感染による様々な病気の伝染も懸念される。[3]
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B4%E3%82%BF%E3%83%90%E3%82%B3
-----引用 ここまで-----
たぶんタバコを吸っている一流選手の方が、タバコを吸わない二流選手より活躍すると思われます。タバコ以上に能力の差の方が大きい要素を占めると考えられるためです。
でも、見せしめ的に長期出場停止にしたって良いんじゃないかとすら、私は考えています。一部の選手を生贄にすることにより、多くの選手に喫煙をやめさせる効果が期待でき、サッカー界全体としてはメリットが大きくなるのではないかと思います。
2025年8月4日月曜日
佐賀県出身のサッカー選手って誰か思いつく?
■2016/3/8 三原廣樹と三原直樹は名前が似てて、しかもともにレフティ
■2020/10/23 佐賀県出身のサッカー選手って誰か思いつく?
後述の三原廣樹の話を投稿しようと思ったのですが、それだけだとつまらないだろう…ということで、 佐賀県出身のサッカー選手をWikipediaで見てみました。個人的には全く思いつかないな…と思ったら、実際、Wikipediaでもほとんど記載なし。私は三原以外わかりませんでした。
と書いてから、原田武男がいたことに気づきます。原田というとフリューゲルスというイメージが強いですね。かなり試合に出ていた記憶があります。
井原康秀(現・平塚学園高等学校サッカー部監督)
片渕浩一郎(現・サガン鳥栖ヘッドコーチ)
蒲原達也(元・サガン鳥栖)
小石龍臣(元・サガン鳥栖)
古賀貴大(V・ファーレン長崎)
高祖和弘(元・ヤンマーディーゼルサッカー部)
佐藤真一(元・サガン鳥栖)
副島博志(元・ザスパ草津監督)
田中賢治(元・サガン鳥栖、現・FC琉球)
中野洋司(元・アルビレックス新潟)
原田武男(元・V・ファーレン長崎コーチ)
古川隆志(元・サガン鳥栖)
前田義貴(元・サガン鳥栖)
三原廣樹(元・サガン鳥栖)
森惠佑(元・サガン鳥栖、現・流通経済大学サッカー部コーチ)
前山恭平(現・ブラウブリッツ秋田)
小池恭一(元・HOYO大分)
中島大貴(現・カマタマーレ讃岐)
中島賢星(現・FC岐阜)
古川雅人(現・SC相模原)
板橋洋青(現・サガン鳥栖)
■2016/3/8 三原廣樹と三原直樹は名前が似てて、しかもともにレフティ
2005年10月10日の高円宮杯全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会決勝 ヴェルディユース 4 - 1 コンサドーレ札幌ユースU-18 で見た選手のメモ。ただ、最初の三原である三原直樹は名前をメモしていただけでした。しかも、書いている内にメインが別の三原選手になっていましました。
メモは「あんまりわからんかったなー」だけ。U-18ということで名前をメモしたようですが、ポジションすらわからず。サイドバックかボランチかというメモ。Wikipediaを見ると、DF、MF(SB)とあります。左利きです。東京都出身でそのままヴェルディに昇格していました。
-----引用 ここから-----
本町サッカースポーツ少年団 (藤沢市)
ヴェルディジュニア
ヴェルディジュニアユース
ヴェルディユース
2006年 - 2007年 東京ヴェルディ1969
2007年4月 - 2007年12月 ファジアーノ岡山 (期限付き移籍)
2008年 - 2009年 ファジアーノ岡山
2010年4月[1] - 2010年5月 日本工学院F・マリノス
2010年5月 - 2010年12月 ロチェスター・サンダー
2011年9月 - 2011年12月 横浜スポーツ&カルチャークラブ
-----引用 ここまで-----
三原と言うと、名古屋グランパスなどにいた中盤の三原廣樹が思い浮かびますが、彼も左利きでした。字面もにていますね。同じ「樹」がつきます。佐賀県出身の元サッカー選手で、ポジションはMFのみ記載がありました。
-----引用 ここから-----
佐賀商業高校
1997年-1998年 名古屋グランパスエイト
1999年 ウニヴェルシタテア・クライオヴァ - 期限付き移籍
1999年-2000年 名古屋グランパスエイト
2000年 サガン鳥栖
2001年-2002年 名古屋グランパスエイト
2002年 アビスパ福岡
2003年-2005年 コンサドーレ札幌
2006年-2007年 FC琉球
-----引用 ここまで-----
三原廣樹選手は記憶に残っている選手…と思って検索かけたら、ちょっと別の選手と混ざっていました。検索かけて読んだ情報を入れて整理すると、左足の強烈なフリーキックやロングキックが魅力の選手。
名古屋で見て結構好きだったと思っていたものの、ほぼ出場機会なし。なので、私が見たのはコンサドーレっぽいですけど、この記憶の調子だとこれも記憶違いかも。本当に好きだったかは、たいへん怪しいですね。何かグダグダな話になってしまいました。
2025年8月3日日曜日
デブにもほどがある!体重115kgの太いゴールキーパーが実在、ウェイン・ショーというイングランド人GK
■2017/02/22 ベンチでパイを食べる話題提供も、賭け疑惑でクラブを退団へ
■2020/06/26 BMI値で見るプレミアリーグ・デブ選手ランキング
■2017/02/15 デブにもほどがある!体重115kgの太いゴールキーパーが実在
いくら何でも太り過ぎだろうと思ったら、別に一流選手ではありませんでした。イングランド5部のサットン・ユナイテッドの所属で、しかも控え。また、ベンチ入りも必ずというわけではなく、今季は公式戦9試合だそうです。
ちなみに45歳でもあります。昔からおデブだったのか、年取って太っちゃったのか、どっちなんでしょうね?
彼を紹介していたのは、115kgの巨漢GK、アーセナル撃破に自信「俺たちにはチームの恐竜がいる」 フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年02月14日という記事でした。
試合すら出ていないのに、何が話題になっているのかと言うと、現地時間20日に行われるFA杯5回戦に向けて意気込みを語ったという話。13日に英紙『サン』が報じたものです
サットン・ユナイテッドそのものは、注目すべき存在なことは間違いありません。いわゆるジャイアントキリングです。
1回戦で5部のダートフォードに6-3の勝利
2回戦では4部のチェルトナムタウンに2-1の勝利
3回戦では3部のAFCウィンブルドンに競り勝つ
4回戦ではイングランド2部のリーズ・ユナイテッドに1-0の勝利
タイトルになっていた「俺たちにはチームの恐竜がいる」は、自分の話ではなく、34歳のガーナ人CBケビン・アマンクワアーについて。
「俺たちのチームには恐竜がいる。彼はサッカーが大好きで常に次の準備をしている」
「あんたが一番恐竜だよ」と思ったものの、別に恐竜=デブってイメージではありませんでしたね。
上記はまだサッカーの話なので良かったのですが、32歳のイングランド人MFジェイミー・コリンズに関しては、全く関係ない話。
「彼はダイソンの掃除機のようだ。食べることができるものを常に探している。彼と一緒に食事に行くよりも100ポンド(約1万4000円)を渡したほうが安くすむ」
これもまた「あんたが一番食べるんじゃないの?」という話。いろいろと話題を提供してくれる、楽しそうな人ですね。
■2017/02/22 ベンチでパイを食べる話題提供も、賭け疑惑でクラブを退団へ
などと書いていたら、やらかしちゃいました。
まず、20日に行われた、イングランド5部のサットン・ユナイテッドがアーセナルに0-2で敗れたFA杯5回戦の試合で、ベンチでパイを食べるという謎の行動。
これも不真面目だと思うのですけど、「アーセナル所属のイングランド代表FWセオ・ウォルコットが、アーセナルで通算100ゴール目を記録し話題を作ったが、またしてもGKショーが話題を総なめにするかもしれない」と、この時点ではメディアは好意的に報道していました。
115kgの巨漢GK、試合中に”パイ”食べる。アーセナルとの歴史的な一戦でベンチ入り フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年02月21日
しかし、このあり得ない行動が賭け事の対象になっていたのだそうです。
115kgの巨漢GK、チームを電撃退団。”試合中にパイ食べる”賭け事に関与した疑い フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年02月22日
21日の英紙『スカイスポーツ』によると、試合中にパイを食べる行為が賭けの対象になっており、実際にGKショーがそれを行ったことで、関与した疑いが持たれてイギリスの賭博規制委員会による調査が入ったようです。
完全に関与した疑いが確定した訳ではないが、チームに迷惑をかけたとしてクラブを退団する事態となっています。
サットンを率いるポール・ドスウェル監督は、この件について以下のように説明しました。
「我々は何が起きたのか意味を理解した。FAと賭博規制委員会について。残念ながらウェインは現在の立場から退くことになる」
「私が理解しているのは、彼がパイを食べる賭け事について語ったと言うことだけ。我々の誰もがそれについて知らなかったが、我々が知っていたら間違いなくするべきでないとアドバイスしたでしょう」
賭け事の存在を偶然知って、持ち前の茶目っ気で本当にやってみせたという可能性もありますが、不用意でした。残念ですね。
なお、 話題となった体重の115kgですが、「実際にはもう少しある可能性」があるという情報もありました。
■2020/06/26 BMI値で見るプレミアリーグ・デブ選手ランキング
イギリスのミラーが以前、高い選手ランキングをやっていたそうです。これは単純に体重を見たものではなく、「体重(kg)/身長(m)の二乗」というBMI値で見たものでした。
ただ、先にこのランキング上位の中から単純な体重だけ見て太っている人ベスト3を見てみましょう。驚いたことにトップチームでも100kg近い選手がいます。
1位:ダレン・ランドルフ(ウェストハム)1.88m / 98kg / 27.7
2位:ジョン・ラディ(ノリッジ)1.93m / 97kg / 26.0
3位:ロメル・ルカク(エヴァートン) 1.9m / 94kg / 26.0
1位のダレン・ランドルフはGK。やはりGKは比較的大きくても大丈夫なのかな?という感じ。ただし、BMIを考慮した場合はワースト1位ではなく2位タイです。なお、世界保健機関(WHO)の基準では、BMI 25.00以上〜30.00未満は、「太り気味」ではあるようです。ただ、肥満とされる30には行っていません。
2位のジョン・ラディもGKでした。しかし、3位のロメル・ルカクは、FWでフィールドプレイヤーです。このふたりはBMI26.0で8位タイであり、前述の基準だと「太り気味」。とはいえ、ルカクのプレーぶり・活躍ぶりを見ると、とても太り気味には見えませんね。むしろスピードがすごいです。飽くまで目安であり、個人によるのでしょう。
で、BMIで見た場合の1位ですが、 マルティン・オルソンでした。しかし、GKではなくDF。しかも、運動量が必要とされるLSBです。BMI28.0は「肥満」分類ではなく、前述の選手らと同じ「太り気味」なのですけど、やはり「太り気味」というほどでもないのかなと思います。
<BMI値で見るプレミアリーグ・デブ選手ランキング>
1位:マルティン・オルソン(ノリッジ)1.7m / 81kg / 28.0
2位:ダレン・ランドルフ(ウェストハム)1.88m / 98kg / 27.7
2位:フレイザー・キャンベル(クリスタル・パレス)1.72m / 82kg / 27.7
4位:ウェズ・モーガン(レスター)1.85m / 93kg / 27.2
5位:ダロン・ギブソン(エヴァートン)1.83m / 90kg / 26.9
6位:ブラニスラフ・イヴァノヴィッチ(チェルシー)1.85m / 91kg / 26.6
7位:ライアン・バートランド(サウサンプトン)1.79m / 85kg / 26.5
8位:ジョン・ラディ(ノリッジ)1.93m / 97kg / 26.0
8位:ロメル・ルカク(エヴァートン) 1.9m / 94kg / 26.0
8位:ダニー・グレアム(サンダーランド)1.83m / 87kg / 26.0
(プレミアリーグで最も「肥満度」が高い選手ランキングトップ10 2015/10/20 22:00より)
2025年8月2日土曜日
リージョ監督の名言「プリンは4連にすべきだ」
■2019/04/28 リージョ監督の名言「プリンは4連にすべきだ」
ヴィッセル神戸をすぐ辞めてしまったリージョ監督が話題になった際に、リージョ語録という書き込みで、リージョ監督の発言が3つ並べてありました。そのうちの2つが以下です。
『ロナウドは、俺に言わせればフットボールをプレーしていない。ひとりの選手がチームの中で尋常じゃなく神格化されると、やがて成長が止まってしまうという典型的な例だよ』
『年を取れば取るほど、選手には多くのプレー時間が必要になる。ほとんどのヤツはその逆を言うが、ベテランは使ってあげなければどんどん衰えていく。
体力が落ち、感覚が鈍り、最後には自信と闘志をも失ってしまう。もうそうなると使いものにならないんだ』
上記の時点で「名言」というよりかは、「迷言」と感じる人もいるかもしれません。最後の『プリンは4連にすべきだ 』があらきからにそうであり、深い話でもなんでもありませんでした。
『プリンは4連にすべきだ。うちは俺、妻、長女(7歳)、次女(4歳)の4人家族だが、 3連プリンを買うといつも上の子が我慢させられる。不憫で仕方ない 』
「プリンはお前が我慢しとけよw 」とツッコまれていたように、普通は親が我慢するところですよね。笑いました。
2025年8月1日金曜日
中国のサッカー選手爆買いに批判 大物外国人選手揃えたかつてのJリーグとの比較も
■2016/12/30:テベスが2年で94億円という世界最高年俸で中国の上海申花移籍へ
■2017/01/03:ユベントスが狙ったベルギー代表MFヴィツェルも、年俸20億円で中国へ
■2017/01/13:世界年俸トップ10のうち半分が中国に
■2017/01/13:なぜ精神論でビジネスの常識を否定するのか?
■2017/01/13:中国だけでなくロシアへの移籍もカネ目当てという批判
■2016/12/25:移籍金87億円だとされる大型取引が成立したブラジル代表オスカル
別にいいじゃん!と思うのですが、批判が出ています。
-----引用 ここから-----
中国の猛威に眉をひそめるクロップ。「選手を引きつける魅力は金だけ」 フットボールチャンネル | スポーツ | 2016年12月24日
リバプールのユルゲン・クロップ監督は、巨額の報酬を提示されて中国行きを選ぶ大物選手や監督らが多いサッカー界の現状に眉をひそめている。23日付の英紙『テレグラフ』など複数メディアが伝えた。(中略)
他にも過去数年で多くのスター選手らが中国へ渡り、世界トップクラスの報酬を得ている。だがクロップ監督は「なぜ彼らがそういう決断を下すのかは分からないね。私にとっては選択肢ではないよ」とコメント。自身の中国行きの可能性はきっぱりと否定した。
「今の時点では、(中国は)本当にプレーしたいと思うようなリーグではない。選手たちを連れてくる唯一の手段は金だけだ」とクロップ監督。中国行きを選ぶ選手たちはスポーツ面以外の理由のみで決断を下しているという考えを述べた。
http://pex.jp/point_news/0020179b926af6b1da265b5536b0fe80
-----引用 ここまで-----
アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督も同様に批判的でした。
-----引用 ここから-----
ヴェンゲル、中国の現状をかつての日本とも比較。「ブラジル代表が大勢いたが…」 フットボールチャンネル | スポーツ | 2016年12月24日
オスカルの移籍について見解を求められたヴェンゲル監督は、「確かにサプライズだ。歪んでいることだ」とコメント。「基本的にはサッカー選手であれば、リーグのクオリティーと報酬額の両方を求めるものだ」と述べ、中国への移籍は前者をないがしろにしているという否定的な考えを口にした。
http://pex.jp/point_news/0aab116ef5229ef7bb28dbc3b5490a51
-----引用 ここまで-----
それを言うのなら、ヴェンゲル監督のいたJリーグだって似たようなものだったでしょ?と思いました。で、ヴェンゲル監督は実際比較しているのですが、こちらはレベルが高かったとおっしゃっていました。
…うーん、自己正当化しているだけじゃないかなぁ? 鹿島アントラーズがクラブワールドカップで準優勝した現在でもそれは言いすぎなのに、当時の日本のリーグが世界トップクラスだったというのはあまりにも無理があります。
-----引用 ここから-----
かつて日本の名古屋グランパスエイトを率いたこともあるフランス人指揮官は、現役ブラジル代表選手などが数多く在籍していた当時のJリーグの状況も振り返った。「(オスカルの移籍は)驚きだが、私が日本にいた時には、レオナルドやジョルジーニョ、ドゥンガなどのブラジル人選手が大勢いた。当時の彼らはビッグな選手たちであり、日本へと渡った。リーグはよく運営されており、トップクオリティーだった」とポジティブな評価を述べている。
-----引用 ここまで-----
良い選手がレベルの低いところでプレーするのはもったいないですし、自身のレベル向上のためにもマイナスだというのは確かにわかります。
ただ、そこらへんは個人の自由でしょ?という話。よく野球のメジャーリーグと比較されますが、サッカーはここらへんの選手の移動はかなり自由であり、それがサッカーらしさでもあると思います。
■2016/12/30:テベスが2年で94億円という世界最高年俸で中国の上海申花移籍へ
個別事例を追加。94億円って移籍金かと思ったら、2年分の給料。とんでもないですね。
-----引用 ここから-----
2年で94億円! テベス、世界最高年俸で中国へ。上海申花移籍が確実に フットボールチャンネル | スポーツ | 2016年12月29日
ボカ・ジュニオルスは現地時間28日、FWカルロス・テベスが中国スーパーリーグの上海申花へ移籍することで合意に達したことを発表した。上海申花も同選手の加入を明かしている。
32歳のテベスは、この数日中国移籍が話題になっていた。ボカは同選手の残留を望んでいたが、上海申花は2年間で約94億円という大金を用意して交渉にあたっていた。
http://pex.jp/point_news/a2080a60c9e77673b2a664bb34788d7f
-----引用 ここまで-----
■2017/01/03:ユベントスが狙ったベルギー代表MFヴィツェルも、年俸20億円で中国へ
中国の勢いが止まりません。
-----引用 ここから-----
ユーベ行き消滅。ヴィツェルは中国・天津権健と3年契約へ フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年01月02日
ヴィツェルは昨夏、ユベントスに加入する寸前だった。しかし、ゼニトとの交渉が最終段階でまとまらず、取引は実現していない。それでも、ヴィツェルとゼニトの契約が最終年のため、将来はユベントスにあるものと思われていた。
しかし、昨年末に状況が一変。中国から巨額オファーが届き、中国移籍へ向かっていることを各メディアが伝えた。そして現在、元イタリア代表のファビオ・カンナバーロ氏が指揮する天津権健との3年契約が濃厚になったようだ。
27歳のヴィツェルは、中国で年俸20億円を超えるサラリーを受け取ることになると言われている。
http://pex.jp/point_news/94ddab4e288672a173c2bdaf57d3721a
-----引用 ここまで-----
■2017/01/13:世界年俸トップ10のうち半分が中国に
現在のトップ10は中国5人、スペイン4人、イングランド1人になっています。
-----引用 ここから-----
中国登場で一変したサッカー界。世界年俸トップ10の5選手がCSL所属に
フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年01月12日
http://pex.jp/point_news/7e5641ea1d0a294c41276273946b8f98
2日には実に世界の年俸トップ10のうち5選手が中国スーパーリーグの選手が占める結果となったと英紙『ザ・サン』が報じている。
1.カルロス・テベス(上海申花):3198万ポンド
2.クリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリー):2728万ポンド
3.エセキエル・ラベッシ:(華夏幸福):2080万ポンド
4.オスカール(上海申花):2080万ポンド
5.リオネル・メッシ(バルセロナ):1885万ポンド
6.ガレス・ベイル(レアル・マドリー):1800万ポンド
7.フッキ(上海申花):1664万ポンド
8.アクセル・ヴィツェル(天津権健):1532万ポンド
9.ポール・ポグバ(マンチェスター・ユナイテッド):1508万ポンド
10.ネイマール(バルセロナ):1360万ポンド
-----引用 ここまで-----
■2017/01/13:なぜ精神論でビジネスの常識を否定するのか?
サッカーはもともとアメリカの野球みたいなものと違って、自由競争で資本主義的です。選手獲得で歪みを生じるようなビッククラブの存在も許容されています。獲得競争が自由という方がむしろサッカーらしいです。
また、ビジネスの世界で言えば、優秀な人材の高額報酬での引き抜きなんてのは常識です。それを精神論で否定するってのは、おかしいと思うんですよね。高額報酬で移籍したビジネスマンを金の亡者のように批判するというのは、前時代的でしょう。
-----引用 ここから-----
「金のために移籍するのは普通。欧州行きもそうだった」。中国移籍のオスカルが語る
フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年01月12日
http://pex.jp/point_news/0094250a50bcd9ca8ca9d404d10c1697
中国から提示された巨額の報酬に魅力を感じたことは認めながらも、金銭面の条件を判断材料とするのはごく普通のことだという考えを述べた。「こういうことは全ての選手に起こるものだ。金のためという目的がないのなら、ブラジルを離れることもなかっただろう」
「欧州へ移籍するのは金のためでもあるし、良いクラブでプレーするためでもある。上海にも、世界最高のリーグのひとつになりたいというプロジェクトがある。オファーに応じるのに時間はかからなかった。家族も代理人も、全員がすぐに受け入れたよ」
MFパウリーニョ(広州恒大)やレナト・アウグスト(北京国安)などの例もあり、中国移籍がブラジル代表でのキャリアに影響するとも考えていないようだ。「問題だとは思わない。自分のチームで良いプレーができていれば、問題なく代表チームに入ることができるだろう」
-----引用 ここまで-----
■2017/01/13:中国だけでなくロシアへの移籍もカネ目当てという批判
前述のトップ10に入ったヴィツェルに関しては、ロシア行きのときにも批判があったそうです。
-----引用 ここから-----
ユーベでなく中国を選んだMFが理由を語る。「人生を豊かにする選択だった」
フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年01月12日
http://pex.jp/point_news/2e2d27c172594b9d6d37f8ae9cdde3f5
ヴィツェルも含め、中国への移籍を決めた選手たちの選択に対しては、スポーツ面より金銭面を重視しているとして疑問や批判の声もある。だがヴィツェルは「ゼニト行きを選んだ時にも今と同じような論争が起きていた。書きたいことを書けばいい。もう注目を集めるのは慣れているよ」と気に留めていない様子。
「人生の選択でもあった。この経験は、僕にとっても家族にとっても、人生をすごく豊かにするものだと確信している。子供たちはいつか、『中国にもロシアにも住んだことがある』と言うことができるだろう」とヴィツェルは中国移籍を選んだ理由について語った。
ポルトガルのベンフィカにかつて所属していたヴィツェルは、レアル・マドリーなどへの移籍が噂されながらも、2012年夏にゼニトへの移籍が決定。ゼニトはほぼ同時にブラジル代表FWフッキの獲得も決め、巨額の移籍金での大型補強でメディアを騒がせることになった。そのフッキも現在は中国でプレーしている。
-----引用 ここまで-----
2025年7月31日木曜日
ワールドカップ中に父が誘拐されていたナイジェリアのミケル
■2023/03/27 ナイジェリア好きな選手ベスト11 マルティンス・オコチャ・オナジなど
■2018/06/21 ワールドカップに史上2番目の若さで出場のGK!19歳のウゾーに驚き
■2018/06/23 爆発的なスピードを持つムサが生きる展開になったナイジェリア
■2018/11/09 アフリカらしくない組織とアフリカらしい脆さのナイジェリア
■2018/11/09 ワールドカップ中に父が誘拐されていたナイジェリアのミケル
今になって知った話。2018 FIFAワールドカップ ロシア・グループステージ第3戦のアルゼンチン代表戦前に、ナイジェリア代表の主将ジョン・オビ・ミケルの実父が誘拐されていたとのこと。衝撃的な話です。
グループリーグ3戦目のアルゼンチン戦キックオフの約4時間前に家族から連絡があり、誘拐犯に身代金を支払うように求められたといいます。
ミケルは「僕はトラウマに押しつぶされそうだった」としていたのですけど、なんと2011年にも同じく父親を誘拐されたことがあったというのでまた驚き。2回誘拐されることって、そうそう経験しないですよね。
ミケルは監督やスタッフ、チームメイトにも明かさずにプレー。この6月26日の試合でグループリーグ敗退が決まり、7月2日に父親が開放されてから告白した…ということでした。
(「国民を裏切れない」ナイジェリア主将ミケル、父親誘拐を隠し出場 | サッカーキング 2018.07.04より)
■2023/03/27 ナイジェリア好きな選手ベスト11 マルティンス・オコチャ・オナジなど
ナイジェリアは結構好きなチームで、結構無理やりじゃなくて好きな選手ベスト11を組めました。…ですが、近年は以前より弱いですね。
マルティンス
エテボ オコチャ
ムサ エブエヒ
ミケル オナジ
オメルオ バログン
トルースト=エコン
ウゾホ
GK フランシス・ウゾー(ウゾホ) 5 19歳(2018年ワールドカップ) 1998/10/28 196cm
2018年のワールドカップで19歳ながら良いプレーでした。ナイジェリアにもっと好きなGKがいた気がするんですけど、思い出せず。検索しても出ないし、過去の代表見てもわからなかったので、カメルーンに2人好きなGKがいたといった勘違いかも。
CB ケネス・オメルオ 2 24歳(2018年ワールドカップ) 1993/10/17 185cm
3枚のDFは皆よかった。
CB、SW ウィリアム・トルースト=エコング 2 歳(2018年ワールドカップ) 1993/9/1 191cm
3枚のDFは皆よかった。
CB レオン・バログン 3 29歳(2018年ワールドカップ) 1988/6/28 187cm
3枚のDFは皆よかったのですけど、彼は攻撃でも高い選手相手に頭が出るヘディングを見せていたのも気になりました。
RSB、LWB ティロネ・エブエヒ 3 22歳(2018年ワールドカップ) 1995/12/16 187cm
CH オジェニ・オナジ 6 22歳(2014年ワールドカップ) 1992/2/25 173cm
守備がうまかったのですけど、足元も良さそうだった選手。
CH、OH ミケル・ジョン・オビ 5 27歳(2014年ワールドカップ) 1987/4/22 188cm
左右に散らしてゲームを作っており、見たいと思った選手。守備的だった2014年の方が良い印象で、2018年はイマイチ。
OH、CH オゲネカロ・エテボ 4 22歳(2018年ワールドカップ) 1995/11/9 176cm
テクニックとキープ力があるように見えた選手。
OH オーガスティン・オコチャ 6 1973/8/14 175cm
トリッキーなプレーが好きだった選手。ナイジェリアと言われてすぐ思いつく選手の1人ですね。
LWG、RWG、CF アーメド・ムサ 5 26歳(2018年ワールドカップ) 1992/10/14 170cm
FW オバフェミ・マルティンス 7 1984/10/28 170cm
170cmと小柄で圧倒的なスピードが武器の選手。ワールドユースで気に入ってMVPだったと記憶していたものの、Wikipediaになし。誰かと勘違い?ひょっとしたら全然好きじゃない選手かもしれません。
■2018/06/21 ワールドカップに史上2番目の若さで出場のGK!19歳のウゾーに驚き
ロシア・ワールドカップ(W杯)グループD第1節 クロアチア 2-0 ナイジェリア
【クロアチア】OG(前32)モドリッチ(後26[PK])
ナイジェリアは前回大会見たときに結構良くて、グループリーグからきちんと見ていれば良かったと思ったチーム。特にオナジとミケルが良かったです。ただ、今日の試合はオナジが出場せずミケルがいまいち。感想が遅れてしまい内容は全然覚えていないものの、チームも敗戦となってしまいました。
で、このナイジェリアを応援していましたので、感想書き終えている試合の私の応援チーム戦績は、なんと3勝8敗2分け。そこまで気合い入れて好きなチームは今回ほとんどないので、そんな気がしなかったのですけど、やばいくらい負けています。前回大会もこんな感じで、近くなってきました。
GK
23 フランシス・ウゾー 5.5
なんと19歳です。ワールドカップでのGKとしては、過去に2番目の若さだそうな。去年リーグデビューしたばかりといいますから、よく使ってきましたね。
プレーとしては特に目立たず。2失点に責任はありません。ただ、ロスタイムもう1点という1対1でのプレーを止めていたのは好プレーでした。そもそも若手がいないポジションですし、及第点なら今大会最高の若手GKと言って良さそうな感じです。
DF
2 ブライアン・イドゥ 5.5
5 ウィリアム・トルースト=エコング 5.5
6 レオン・バログン 6
12 アブドゥライ・シェフ 5.5
MF
4 ウィルフレッド・ディディ 6
8 オゲネカロ・エテボ 6.5
22歳。MFですけど、以前はFW登録だった選手。うまさがあり、攻守に良かったオナジが出てこなくて残念でしたが、その位置で中盤の守備的な2枚ですかね?
オナジがいなくてがっくりでしたが、彼もテクニックあっておもしろいです。攻撃的な選手と知らずに見ていたものの、経歴見て納得。持ちすぎなほどキープ力 が抜群だった他、ワンタッチではたいて使うプレーも見られました。
後半もやはりテクニックあるキープ力が印象に残ったものの、焦ってしまうシュートなどもありました。22歳という年齢も知らずに見ていたので、こちらも経歴見て納得というものでした。
ああ、オウンゴールは彼だったみたいですね。どういうプレーかもう忘れちゃいましたし、不運だと言われていました。
10 ジョン・オビ・ミケル 5(88分OUT)
31歳。前回大会はもっと守備的な位置だった記憶。左右に散らしてゲームを作っており、見たいと思った選手でした。
ところが、今大会は全然。ミスが結構あって、残り時間わずかというところですけど、途中退場。前回大会後伸びた選手らしいので、おそらく期待された水準に達していなかったのでしょう。残念でした。
FW
9 オディオン・イガロ 5.5(72分OUT)
11 ヴィクター・モーゼス 6
27歳。RWG。スピードある最も注目の選手とのことでしたが、私には全然に見えました。特に印象に残ったプレーもありません。
18 アレックス・イウォビ 5.5(62分OUT)
22歳。LWG。好きだったオコチャの甥でやはりドリブルがうまいとのこと。見たかった選手の1人。数的不利でも抜いてくるプレーがあり、その才能の片鱗は見えました。ただ、輝ききることはできず。
交代選手
FW7 アーメド・ムサ 5(62分IN)
25歳。前回大会スピードがすごかったので、見たかった選手の1人。ただ、ビハインドで生きるタイプではありませんね。しかも、押し込まれていて、そもそもほとんど触れないというかわいそうなことになっていました。
LWGで登場して途中から右に。再び左に入ったところでやっとちょっと見せ場。 ドリブルから低いクロスを上げて、チャンスを作っていました。
FW14 ケレチ・イヘアナチョ 5(72分IN)
FW13 シメオン・ヌワンコ ‐(88分IN)
(メンバー・採点は、【クロアチア2-0ナイジェリア|W杯選手採点】攻守に異次元のプレーを見せたモドリッチがMOM | サッカーダイジェストWebより)
■2018/06/23 爆発的なスピードを持つムサが生きる展開になったナイジェリア
ロシア・ワールドカップ(W杯)グループD ナイジェリア 2-0 アイスランド
クロアチア戦とはかなり変えてきました。4-3-3だったのを3-5-2に。中盤の人数を増やしてくる形にします。
そのせいかクロアチア戦より良さそうだったものの、終わってみれば前半はなんとシュート0本。苦しかったのですけど、後半は立ち上がりからスペースがあり、こうなるとナイジェリアのスピードが行きます。そこですぐ先制すると、ガラリ一変。ナイジェリアの良さがよく出たゲームとなりました。
GK
23 フランシス・ウゾー 7
19歳。そこまで厳しくはなかったものの、FKでしっかりと防ぐプレー。CKでは悪くないボールをよく触るプレーも。高さで負けるチームを助ける 良いプレーでした。さらに後半40分すぎには好セーブも。若いGKですけど、年齢の割にというのではなくて普通に良かったですね。
DF
5 ウィリアム・トルースト=エコング 6.5
CB。3枚のDFは皆よかった。
6 レオン・バログン 6.5
29歳。CB。3枚のDFは皆よかったのですけど、彼は攻撃でも高い選手相手に頭が出るヘディングを見せていたのも気になりました。
22 ケネス・オメルオ 7
CB。3枚のDFは皆よかった。
MF
2 ブライアン・イドゥ 5(46分OUT)
4 ウィルフレッド・ディディ 7
21歳。エンディディとも。 中盤では守備の方に比重がある選手。カウンターをうまく遅らせるディフェンスなどをしていました。
8 オゲネカロ・エテボ 6.5(90分OUT)
22歳。前の試合より最初からちょっと前といった感じ。ボールはよく触っていましたが、初戦のように持ちすぎみたいなドリブルがなかったので、逆に初戦より目立ちませんでした。
10 ジョン・オビ・ミケル 6.5
31歳。前の試合は攻撃的な位置だったものの機能せず。今日は自重してもっと守備の意識があった感じ。大きく目立つプレーはなかったものの、こちらの方が良いのかもしれません。
11 ヴィクター・モーゼス 7
27歳。前の試合より1つ下がってRWB。クラブではもともとこの位置みたいですね。最も注目の選手とされながら、前回は全然。しかし、スペースができた今日の後半は良さが出ました。
そこまで良いボールではなかったものの、 カウンターからフリーの選手に出してアシスト。また抜ききらないうちに打つシュート。これもコースには飛ばなかったので精度は悪かったものの、良い判断です。守備でも良いカットを見せていました。
FW
7 アーメド・ムサ 8.5
25歳。前回大会スピードがすごかったので、見たかった選手の1人。ただ、前の試合はビハインドでスペースがなく、全く生きない展開での登場。最初から出したのは良い修正だったと思います。
今日も前半はスペースがなくて良さ出なかったものの、後半はスタートからスペースがあります。で、すぐにカウンターで完全に空いたところでゴール。浮いたボールで足を上げており、難しいトラップだったのですけど、よくコントロールしました。
さらにペナルティーエリア外から、2点目かというシュートがポストに。その後すぐスピードを見せてGKもかわしてというプレー。DFが遅れて戻って前に2枚いたものの、落ち着いてゴールして2点目。持ち味が出まくったプレーでした。
14 ケレチ・イヘアナチョ 6.5(85分OUT)
交代選手
DF21 ティロネ・エブエヒ 6(46分IN)
22歳。エブエイとも。左のWBに入りました。左サイドで何度も良い守備をしていたのが目についた一方で、攻撃では目立たず。守備のための交代かな?と思って今見ると、もともとDF登録の選手だったと知りました(本来はRSBの模様)。全体に良かったのですけど、VARでPK取られたのは彼みたいですね。ノーファールに見えたのでかわいそうではありました。
FW9 オディオン・イガロ ‐(85分IN)
FWアレックス・イウォビ ‐(90分IN)
(【ナイジェリア2-0アイスランド|W杯選手採点】ナイジェリア攻撃陣が後半爆発! MOMは2つのゴラッソを叩き込んだ快足FW | サッカーダイジェストWebより)
■2018/11/09 アフリカらしくない組織とアフリカらしい脆さのナイジェリア
2014年ブラジル・ワールドカップの決勝トーナメント1回戦
フランス 2-0 ナイジェリア
【フランス】ポグバ(後34)OG(後46)
最初、カウンターを止められていました。ただ、途中からペースをつかみました。ケシ監督は、アフリカ人監督としては初のノックアウトステージ進出だそうな。組織ができていて、攻撃もできる良いチームを作りました。
ところが、後半失点してしまうと、気持ちが切れた感じでミスパスが多くなってしまいます。ここらへんの脆さは、まだアフリカらしさが残っている感じでしょうか。
GK
1 ヴィンセント・エニェアマ 5.5
31歳。ワンツーの決定的なところを右手でよく止めるプレー。また、跳ね返りが入りそうになったところでもカバーに入る。アフリカ最高のGKだという評価だそうな。
頭の上抜けそうなヘディングをクリア。直後のCKも触って逆サイドに流したものの、クリアが小さかったがためにヘディングされて失点。
DF
5 アンブローズ 6.0
2 ヨボ 5.5
22 オメルオ 5.0
13 オシャニワ 5.0
MF
8 オデムウィンギー 5.5
17 オジェニ・オナジ 5.5
21歳。中盤やや守備的な2枚の右。低いところでも落ち着いていて、ここの2人は良い感じ。この位置ですけど、ボール扱いうまいように見えました。守備の方も良いですね。アフリカらしく足が出てきます。カウンターのときに良い守備見せるのも目立ちました。ただ、前半に痛むプレーがあり、後半もう一度やって交代。ナイジェリアとしては痛い交代になりました。
(→ガブリエル 5.0)
11 ビクター・モーゼス 5.5
23歳。4-4-1-1のLSHの予想でしたが、4-5-1のトップ下。どうも本来はやらないポジションだったようです。そのせいか攻撃では目立たなかったものの、守備ではゴール入りそうなところにカバーで入りクリアする場面が見られました。
(→N・ウチェ -)
10 ミケル・ジョン・オビ 5.0
27歳。中盤やや守備的な2枚の左。超ワールドサッカーでの評価は低かったものの、悪くないと思った選手。左右に散らす良いボールを入れていて、ある程度ゲームを作れる感じでした。
7 アーメド・ムサ 5.5
22歳。4-5-1のLSH。とにかく早い!という感じ。ただ、左スペースへのハイボールを素晴らしいトラップで相手に渡さずに、クロスまで行くプレーも。
このクロスとは別のプレーかな?左からGKの前への素晴らしいクロスというメモも。オフサイドだったけど入ったプレーでした。超ワールドサッカーでの評価は平均点止まりでしたけど、良さを感じた選手でした。
FW
9 エマヌエル・エメニケ 6.0
27歳。左サイドに開いて、右のアウトで股下抜いて中に入ろうというプレーで、足を持っていかれていました。
また、ギリギリでオフサイドだったけど、左からのクロスにうまく出ていき、当ててネットを揺らす場面も。
(選手名とレーティングは、レーティング:フランス 2-0 ナイジェリア《ブラジル・ワールドカップ》【超ワールドサッカー】より)
2025年7月30日水曜日
海外でプレーする日本人サッカー選手 中島翔哉、鎌田大地、伊藤達哉、久保裕也,木村光佑,山田大記など
■2018/01/09 活躍中の中島翔哉、本田圭佑の経歴と似た鎌田大地にも注目
■2014/8/23 海外でプレーする日本人サッカー選手 久保裕也,木村光佑,山田大記など
■2017/09/30 ハンブルガーSVに入団の伊藤達哉が早くもトップデビュー
最近の話も追加。現地時間24日、ハンブルガーSVのFW伊藤達哉がブンデスリーガ1部デビュー。アウェイでレバークーゼンと対戦でした。
U-23ハンブルガーSVに所属する伊藤は2試合連続でトップチームのベンチ入りを果たすと、2点ビハインドで迎えた82分に登場。
DF酒井高徳が今シーズン初となるフル出場も果たしていますが、0-3で敗れています。
(独3年目の20歳伊藤達哉がブンデス1部デビュー。酒井高徳はフル出場 フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年09月25日 )
検索してみると、年代別の日本代表には呼ばれていない感じ。Wikipediaには記載ありませんでした。
このWikipediaによると、東京都出身で小学生の頃から柏レイソルの下部組織に所属。2014年4月にUAEで開催されたアル・アインインターナショナルジュニアチャンピオンシップでは、グループリーグのハンブルガーSV戦でマン・オブ・ザ・マッチに選出されるなど準優勝に貢献し、大会MVPを受賞しています。
しかし、2015年7月13日、ハンブルガーSVに3年契約で入団することが発表されます。ハンブルガー側の要望により高校卒業前からチームに合流するため、通学していた日本体育大学柏高等学校では早期卒業の特例措置。柏レイソルにも満額のトレーニング・コンペンセーション(育成費)が支払われての移籍となりました。
■2018/01/09 活躍中の中島翔哉、本田圭佑の経歴と似た鎌田大地にも注目
ポルトガル1部のポルティモネンセに所属するMF中島翔哉に対しブンデスリーガのフランクフルトとヴォルフスブルク、ポルトガルのの強豪ポルトが興味を示しているそうです。
23歳の中島は今季FC東京から期限付き移籍でポルティモネンセに加入。第5節でリーグ戦初出場をするとそこから現在まで13試合連続スタメン出場中で、7得点3アシストの活躍を見せています。
中島翔哉、長谷部誠&鎌田大地の同僚に? フランクフルトが好条件を提示かフットボールチャンネル - 01月09日 07時25分
http://ecnavi.jp/mainichi_news/article/de572deeefbf94a4542d35558439f2b8/
フランクフルトなら、日本代表MF長谷部誠やMF鎌田大地が所属するクラブ。鎌田大地は現在21歳。サガン鳥栖から移籍した選手で、U-23日本代表の経験があります。2017年の8月20日、開幕戦のSCフライブルク戦でリーグ戦デビューも果たしました。
ちなみにガンバ大阪ジュニアユース出身で、ユースへの昇格は果たせなかった選手ですので、活躍しちゃうと本田圭佑、東口順昭らの再現となってしまいそうです。
(関連:ガンバ大阪ユース、本田圭佑と東口順昭を不合格にしていた ジュニアユースには他に家長昭博・安田理大など)
■2014/8/23 海外でプレーする日本人サッカー選手 久保裕也,木村光佑,山田大記など
最近大ブレイクした 久保裕也を過去に取り上げていましたが、全く記憶に残っていませんでした。昔のブログで書いていた2014年の投稿です。(2017/7/8再投稿)
本当最近は無名選手含めて海外でプレーする日本人サッカー選手が多いですね。
スイス・スーパーリーグには、日本代表FW・柿谷曜一朗がいます。しかし、無名の久保裕也という選手もいるそうです。
-----引用 ここから-----
カカ、ビジャ、ランパードら大物が続々移籍する米メジャーリーグ・サッカーとJリーグの「共通項」|ダイヤモンド・オンライン 相沢光一 2014年7月29日
日本での一般的知名度は高くないが、スイスリーグには若き実力派日本選手がいる。ヤング・ボーイズに所属する久保裕也(20)だ。京都サンガで3シーズンプレーした後、昨年同クラブに移籍した。昨季は主にサブとしての出場だったが8ゴールの活躍を見せ、今季はレギュラーFWの座を獲得。開幕から2試合連続ゴールを決めるという上々のスタートを切った。
http://diamond.jp/articles/-/56734
-----引用 ここまで-----
京都時代も活躍していたようです。
-----引用 ここから-----
2010年シーズン途中に2種登録選手としてトップ登録され、トップチームに帯同。その後、登録を一旦解除される。
2011年シーズンに再び登録され、シーズン2試合目となった第8節のファジアーノ岡山戦にて3トップの中央でプロ初出場、初スタメンで初ゴールを記録。第11節の徳島ヴォルティス戦では、プロ2ゴール目となる豪快なミドルシュートを決めるなど、その後もゴールを量産。17歳にしてチーム最多得点となるリーグ戦30試合10得点を記録した。12月29日の天皇杯準決勝、横浜F・マリノス戦では途中出場から決勝ゴールを決めるなど1ゴール1アシストの活躍でチームの決勝進出に貢献。翌年の元日、決勝のFC東京戦でも途中出場からゴールを決め、高校生ストライカーとして一躍注目を浴びた。
-----引用 ここまで-----
ただ、2012年は不振。日本最後の2013年は、主にスーパーサブとして633分出場で7ゴールを挙げたそうです。あと、出場はなかったものの、現役高校生のときにA代表入りしたことがあるようです。
その他に記事で名前の挙がっていた選手。
ベルギー・ジュピラー・プロリーグ 日本代表GK・川島永嗣や横浜Fマリノスで活躍した小野裕二
イングランド・プレミアリーグ 香川真司(マンチェスターU)や吉田麻也(サウサンプトン)
ドイツ・ブンデスリーガ 内田篤人(シャルケ)、岡崎慎司(マインツ)、長谷部誠(フランクフルト)、清武弘嗣(ハノーヴァー)、大迫勇也(ケルン)
イタリア・セリエA 本田圭佑(ACミラン)と長友佑都(インテル)
原口元気(浦和→ドイツ・ベルリン)、田中順也(柏→ポルトガル・スポルティングリスボン)、山田大記(磐田→ドイツ2部・カールスルーエ)
リーガエスパニューラがいないんですね。
記事で注目されていたのは、アメリカのメジャーリーグ・サッカー(MLS)。
-----引用 ここから-----
2007年、日本人で初めてMLS選手となったのが木村光佑。コロラド・ラピッズのサイドバックとして6年間プレーし、現在はニューヨーク・レッドブルズに所属している。また、元日本代表でFC東京、ガンバ大阪などでプレーした加地亮はこの6月、ロサンゼルスのデポルティボ・チーヴァスに移籍。すでにリーグ戦デビューを果たしている。
-----引用 ここまで-----
木村光佑を補足。
-----引用 ここから-----
木村光佑(きむら こうすけ、1984年5月14日 - )は、兵庫県神戸市出身のサッカー選手。メジャーリーグサッカー(以下MLS)初の日本人選手。ポジションは右ディフェンダー(サイドバック)。
来歴
2007年1月のMLSサプリメンタルドラフトで日本人プレーヤーとして初めてコロラド・ラピッズに全体の35番目で指名され、同年3月に正式契約の28人枠に生き残り、日本人初のMLSプレーヤーとなった。
2007年シーズンも終わりに近づいた9月22日のレアル・ソルトレイク戦で右サイドバックとして90分間プレーし、1年目にしてトップデビューを果たす。10月7日のトロントFC戦でも同ポジションでフル出場。試合後、地元テレビ局の選ぶMVPに選ばれる。最終的に4試合に出場しその全試合で90分プレーし、2008年度も引き続きコロラドでのプレーが決まった。
2008年シーズンは18試合に出場しうち17試合が先発で計1438分プレーし、チームの主軸となった。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%A8%E6%9D%91%E5%85%89%E4%BD%91
-----引用 ここまで-----
日本でのプロ経験なしで行った選手のようです。今は30歳。
-----引用 ここから-----
ユース経歴
2000年 - 2002年 日本の旗 川崎フロンターレユース (和光高等学校)
2003年 - 2006年 アメリカ合衆国の旗 ウエスタンイリノイ大学
プロ経歴
2007年 - 2012年7月 アメリカ合衆国の旗 コロラド・ラピッズ
2012年7月 - 2012年12月 アメリカ合衆国の旗 ポートランド・ティンバーズ
2012年12月 - アメリカ合衆国の旗 ニューヨーク・レッドブルズ
-----引用 ここまで-----
あと、先に紹介した中から山田大記だけ最後に補足。日本でも活躍していました。
-----引用 ここから-----
山田 大記(やまだ ひろき、1988年12月27日 - )は、静岡県浜松市出身のプロサッカー選手。(中略)ポジションはミッドフィールダー。(中略)
ジュビロ磐田
大学卒業後、ジュビロ磐田と鹿島アントラーズからオファーが有ったが、ジュニアユースまで所属していたジュビロに入団。同期入団は、小林裕紀と金園英学。
2011年、1年目にして背番号10を任されるなどシーズン前から期待をされていた。開幕戦は途中出場だったが、期待通りの活躍を見せ、第2節以降スタメンに定着する。キレのあるドリブルやパスで勝利に貢献し、第10節のモンテディオ山形戦ではプロ初得点を決めるなどした。中心選手として活躍していたが、シーズン終盤に左下腿の肉離れを起こし、続けて今度は右第5中足骨を疲労骨折し、手術のため離脱し、終盤は試合に出られなかった。それでもシーズンを通して5得点を記録し、FWの選手を除けばチーム最多得点者となった。
2012年、柏レイソルに完全移籍した那須大亮の後を継いでクラブ史上最年少ゲームキャプテンに就いた。また、日本代表候補トレーニングキャンプメンバーに初招集される。
2013年7月25日、東アジアカップ2013オーストラリア戦で日本代表初出場を果たした。
-----引用 ここまで-----
本当、海外でプレーする選手増えましたね。
スポンサーリンク
2025年7月29日火曜日
カラフルすぎるサッカー選手のスパイク 本当は黒と白が懐かしい
■2017/11/06 カメルーン代表のユニフォーム、プーマ製だけどライオン顔デザイン
■2017/03/12 ユニフォーム似過ぎでミスパス!途中で着替え FC岐阜・松本山雅戦で
■2017/02/10 センテナリオ・デ・ネウケン、スポンサー50個入りユニフォームでギネス アルゼンチン5部の小クラブ
■2014/10/5 カラフルすぎるサッカー選手のスパイク 本当は黒と白が懐かしい
記事を読んでいて文体が日本人じゃないなと思ったら、ニューヨーク・タイムズ・ニュースサービスの抄訳記事だったW杯、黒いスパイクにレッドカード:朝日新聞デジタル(2014年6月15日19時36分)。
「黒いスパイクにレッドカード」なんてタイトルをつけているので勘違いしましたが、別に黒いスパイクも反則ではありません。
ここで今「反則」と書こうとしたら「販促」と出てしまいましたが、黒いスパイクが「絶滅」した理由はシューズメーカーの「販売促進」のためのようです。
アディダスのサッカー・イノベーション担当アントニオ・ジアさんは「これは、W杯でのファッションショーだ」と断言していました。「メッシになりたい子がいる。ベッカムになりたい子がいる。そういう子供たちにとって、スター選手が身に着けているものが何を意味するのか、私たちにはよく分かっている」というわけです。
ただ、カラフルなスパイクは昔から一般的だったわけではありません。
記者はサッカーをめぐる異常なファッション、たとえば、短いサッカーパンツ、奇抜なジャージーもののダブダブシャツ、ミツバチの体の模様のようなしましまデザインや、レッグウオーマーと見間違えるような長いストッキング、体にぴったりフィットするレオタードとタイツが一緒になったようなユニタードなどが登場しても、スパイクだけは変わらなかったとしていました。
スパイクだけが変わらなかった理由…どうもこれは技術的な問題にあったようです。
ナイキのサッカー・デザイン担当デニス・デコビッチさんは、"1990年代の後半までは技術的な限界があった"と説明していました。"素材としてはカンガルーの革が好まれたが、素材の良さを痛めずに染めることが難しかった"ため、「大半は黒か白で、せいぜい少し赤」だったそうです。
アディダスは1996年、"ボリビアのエース、マルコ・エチェベリがシリーズ「プレデター」の独創的な赤いスパイクを常にはいた年"をカラースパイク流行のきっかけの年だとしています。ただ、"2010年のW杯南アフリカ大会で"あっても、"まだほとんどの選手が黒をはいて"いました。
"2012年の欧州選手権で、色が増える兆しが現れた"ものの、"大手メーカー各社はブラジル大会に焦点を合わせていた"ようです。前回のワールドカップ以来サッカーを見ていなかった私は、突然のことに驚きました。
黒いスパイクが主体だと違う色を履いている人が目立つのでわかりやすいのですが、みんないろんなスパイクを履いていると意外に目印になりません。守備的な2枚の中盤が違う色の靴にしてくれるとわかりやすのに、よりによって同じ色のを履いている…みたいなのがあるんですね。うちの小さいテレビだとアップのとき以外背番号が見えないので、工夫してくれると助かります。
このカラースパイク、選手の評判はどうでしょう?
イングランド代表のMFウィルシャーは「赤がとても好きなんだ」、ウルグアイ代表のスアレスは「(大胆なカラーだと)活力がわいてくるような気がする」とこのカラフルなスパイクに好意的。ただ、すべての選手が歓迎しているわけではありません。
スウェーデンのイブラヒモビッチは「あんなに明るい色をはいていると、攻め上がるときに線審の目につきやすい。オフサイドかどうかギリギリのときに黒ならば、少しでも有利な判定になるかもしれないのに」と否定的。
イタリア代表のデ・ロッシは、「自分が子供のころに黒をはいている写真が好きだね。今のカラフルさにはもううんざりだし、どこまでいってしまうのか、首をかしげたくなるよ」とため息をつきました。
そして、「靴箱が届くたびに思うのさ。『さあ、今度は何が新しい。羽の生えたブーツでも入っているのかな』って」と付け加えます。前述の通り、カラフルなスパイクは選手のためというより、メーカーのためなのです。
アディダスと契約している米代表のアルティドールも「個人的には、ずっと黒一色が好き」だけど、「マーケティングの重要性も分かっている」ので、「送られてくるものをはいているだけさ」と正直でした。
選手が好き好んではいていそうなド派手なサッカーシューズですけど、なかなか切ない事情もあるようです。
■2017/11/06 カメルーン代表のユニフォーム、プーマ製だけどライオン顔デザイン
カメルーン代表の新ユニフォームがおもしろいですね。「不屈のライオン」というカメルーン代表の愛称を前面に押し出す形になっており、ユニフォームにライオンの顔が描かれた個性的なもの。平面ではなく、立体で見るとより動物っぽさが増します。
カメルーン代表 2018 ユニフォーム 大胆なライオングラフィックhttps://t.co/Iql3aqhtN1 #shirt #maillot— ユニ11 (@uniform_11) 2017年11月3日
Cameroon 2018 Home Jersey pic.twitter.com/bnWCML0xEl
でも、プーマが作っているユニフォームなので、ライオンの鼻のところにプーマの絵が入っているというちょっと妙な感じに。左目はそのままライオンの顔です。
あと、動物っぽさは感じるものの、ライオンと言われるとどうだろう?という。虎っぽさを私は感じましたし、他の反応も。
ちなみにカメルーンは、ロシア・ワールドカップ(W杯)の出場権を逃しています。アフリカでは好きな選手が多い国なので、たいへん残念です。カメルーン代表のユニフォームがデスタムーアにしか見えへん pic.twitter.com/5l2k4Zd4ll— しゅうや (@syuya0719) 2017年11月4日
(大胆かつ個性的…。「不屈のライオン」カメルーン、新ユニフォーム発表 フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年11月03日 より)
https://pex.jp/point_news/fe350eeb6cf15166e56abea708f7b32a
■2017/03/12 ユニフォーム似過ぎでミスパス!途中で着替え FC岐阜・松本山雅戦で
そんなの試合前に気づくだろう!と思ったのですが、パッと見はそれほど似ていません。たぶんプレーの中で一瞬だけ見る場合だと、間違ってしまうんでしょうね。
NHKによると、選手や監督がユニフォームが見分けにくいと訴えただけでなく、前半10分すぎに、味方と相手を見誤ったと見られるパスが出るなど混乱したというから驚きです。【珍事】J2 ユニフォームの色が似すぎていて「お色直し」にhttps://t.co/VlMRM814GC— ライブドアニュース (@livedoornews) 2017年3月12日
12日、J2のFC岐阜と松本山雅FCの試合で、パスミスが多発。後半は岐阜側が白のユニフォームに着替える事態になった。 pic.twitter.com/tY0sLaG1DV
J2 ユニホーム酷似でハーフタイムに異例の着替え | NHKニュース 3月12日 19時31分
ホームのFC岐阜は混乱を回避するため、使う予定のなかった白を基調とした別のユニフォームを急きょ用意し、ハーフタイムに着替えたとのこと。珍事となりました。
■2017/02/10 センテナリオ・デ・ネウケン、スポンサー50個入りユニフォームでギネス アルゼンチン5部の小クラブ
これ、ビジネス的におもしろいですね。話題になるというだけでなく、スポンサーがお金を出したくなるという仕組みとして、有効です。
アルゼンチン5部クラブがギネスに。スポンサー名50個入りのユニで新記録樹立 フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年02月09日
5日付のアルゼンチン紙『LMネウケン』によると、アルゼンチン5部の小さなクラブでしかないセンテナリオ・デ・ネウケンが、ユニフォームに入れられたスポンサーの数で新記録、ギネスに認定されました。
センテナリオ・デ・ネウケンは、昨年にも、34個のスポンサー名が入ったユニフォームを作成。今年は、そこにさらに追加して、計50個のスポンサー名が入ったユニフォームになって、ギネス記録となりました。
ユニフォームには、前方にも後方にも中央を境に左右にびっしりと企業名や企業のロゴマークが並んでいるという説明です。
肝心の画像がなかったので検索してみると、以下のような感じ。やっぱりちょっとごちゃごちゃしていますね。
ただ、まだ行けそうですから、来年はもっと増えるかもしれません。La hermosa nueva camiseta alternativa de Cente, CON 50 SPONSORS! Mañana Maronese-Centenario 17hs. pic.twitter.com/cqf0cG3jLW— ADCFÚTBOL (@ADCentenarioOK) 2017年2月4日
■2019/07/25
スポンサーとユニフォーム絡みの話があったので、ここに追記。イングランド2部(チャンピオンシップ)のハダースフィールド・タウンが発表した新ユニフォームが「史上最悪」だと評されるなど物議をかもしたそうです。
チームカラーである青と白の縦縞のユニフォームの前面に「たすき掛け」の形で斜めに大きな白い帯が入ります。こうしたデザインのユニフォームは珍しくてもあるので、問題はそこではありません。
ハダースフィールドが特殊だったのが、そこにでかでかとスポンサーであるベッティング会社「パディ・パワー」のロゴが大きく入っていたことです。叩かれるのもわかりますわ…。悪趣味。ファンからは「史上最悪」などの酷評が噴出していました。
ところが、これはフェイクでした。際の意図は全くの正反対であり、ユニフォームにスポンサーロゴを入れるべきではないというパディ・パワー社のキャンペーンの一環だったとのこと。BREAKING: The FA have contacted Huddersfield Town about their new heavily branded kit. pic.twitter.com/8NpHcWYjiH— SPORTbible (@sportbible) July 17, 2019
50社ロゴのあとにこの話を紹介しちゃうと、ロゴを入れる企業は悪であるかのような感じに。ただ、私はスポンサーの気持ちもわかりますし、各社好き好きで良いと思いますけどね。
あと、これ自体が巧妙な宣伝だったと言えますので、パディ・パワー社のやり方自体は見事だと思います。
2025年7月28日月曜日
国体準優勝、ガンバユースの大物CB西野貴治などのその後…
■2020/05/06 国体準優勝、ガンバユースの大物CB西野貴治などのその後…
昔、神奈川県と大阪府の国体を見たんですよね。私は神奈川県代表の熊谷アンドリューに夢中でしたが、大阪代表にも注目選手がいました。個人的には、正直その試合は全くよく見えなかった記憶。ただ、確かガンバユースで、プロ確定の大物CBみたいな感じで紹介されていた気がします。
で、検索するとこれは西野貴治っぽいです。1993年生まれ、センターバック、187cm。私の記憶していたイメージと合致しています。
大阪代表ではそれよりも、GKが良かった覚え。当時はプロ昇格と言っていたかどうかは覚えていないのですけど、いっしょに昇格していますし、たぶん田尻健がそうですね。やはり大阪府出身。同じくガンバユースで大阪府出身の稲森克尚を含めて、国体準優勝の経歴でプロに昇格しているようです。
西野貴治は結構長くガンバに在籍していたものの、現在ではJ3のカマタマーレ讃岐へ。ガンバでは2年目のJ2時代になんとレギュラーというすごい感じでしたが、その後むしろ試合に出れなくなりました。こういう若いときの方がむしろ試合に出れるパターンは結構ありますね。
一番イメージが良かった田尻健ですが、ガンバではほぼ出れず。やはりかなり長く在籍したものの、J3のガイナーレ鳥取に移籍しています。
全く記憶になかった稲森克尚はセンターバックとMF両方こなせた選手の模様。3年目にJ3のガイナーレ鳥取に移籍し、2018年にはJ3のグルージャ盛岡に移籍。どちらのチームでも結構試合に出ていたものの、2018年中に引退したとのことでした。
2025年7月27日日曜日
ロナウドやメッシは欠場の方が強い 守備をしないせい?レアル・マドリーとバルセロナの勝率
■2017/03/06 メッシの分までネイマールが守備 Cロナウドも守備をしない
■2017/03/06 Cロナウド欠場の方が強いレアル・マドリー 守備をしないせいか?
■2018/10/24 やはり理由は同じ?バルセロナもメッシ不在の方が勝率が高い!
■2020/07/17 脱ロナウドで守備が強いチームに変化のレアル・マドリーが優勝
■2017/02/07 メッシとCロナウドの影に隠れて、世界一になれないネイマール
ネイマールは間違いなく良い選手なのですが、生まれてきた時代が悪かったですね。
バルセロナのチームメイトであるメッシやライバルクラブのレアル・マドリーのクリスティアーノ・ロナウドの同じ年齢だったときの成績と比べている記事がありました。
元ネタは、2月5日付のスペイン紙『マルカ』の記事です。2月5日は、ネイマールの25歳の誕生日だったための記事ですね。そして、2月5日は、クリスティアーノ・ロナウドの誕生日でもあるようです。
実は、単純にゴールなどの成績なら、大きく見劣りしているわけではありません。
25歳になったネイマール。同年齢時のメッシやCロナと比較すると? フットボールチャンネル | 2017年02月06日
これまで所属したクラブであるサントスとバルサ、およびブラジル代表を合計して、ネイマールは通算468試合に出場し280ゴールを記録している。メッシが25歳の誕生日を迎えた時点では279ゴールでネイマールより1点少ないが、試合数も405試合と大幅に少ない。得点率ではネイマールを上回っていたことになる。一方、キャリア初期にはそれほど得点の多い選手ではなかったC・ロナウドは410試合に出場して162得点と、バルサの2人より100ゴール以上も少なかった。しかし、差がついたのは、バロンドールです。まさしくこの2人に阻まれている形。最近はメッシとロナウドしかもらっていません。
個人賞に関しては、メッシは22歳の年から4年連続でバロンドール(FIFAバロンドール)を受賞。C・ロナウドも23歳でFIFAバロンドールを初受賞したが、両者の厚い壁に阻まれるネイマールはまだ受賞を経験していない。ゴールなどの成績、また所属クラブでの成績を考えると素晴らしいだけに、つくづく生まれてきた時代が悪かったと感じます。
■2017/03/06 メッシの分までネイマールが守備 Cロナウドも守備をしない
ネイマールの苦悩を理解する上で、守備への貢献という見方があります。
レアルとバルサが採用、4-4-2という解決策。ロナウド・メッシの破壊力を最大化する守備陣形【西部の4-4-2戦術アナライズ】 フットボールチャンネル1月10日(火)11時58分 (文:西部謙司)
レアル・マドリーは、1950年代から、攻撃のスターを集めることに精を出しすぎているようです。同じようなタイプまで入れてしまって、使い道に困るなどもありますが、何と言っても困るのが、守備に課題が出てくることです。
ところが厄介なことに、守備に力を入れすぎてもダメなのだと、西部謙司は指摘します。例えば、カペッロ監督はレアルの監督を二度やり、二度ともリーグ優勝と結果を残しているのに、どちらも1シーズンで退任。守備的でレアルらしくないと批判されていたためかもしれません。
実際は守備的というには当たらず、少し攻守のバランスを整えた程度なのだが、このクラブにおいて堅実は臆病という評価にしかならないそうです。
この解決策を見つけたのが、アンチェロッティ監督だと言います。基本は4-3-3だが、相手と状況によっては4-4-2に変えます。当時、FWまたはMFとしてスイッチ役を担ったのがディ・マリアでした。
このアンチェロッティが「絶対に放出するな」と、唯一注文をつけていたディ・マリアをクラブはあっさり手放してしまったものの、コーチとして一部始終を見てきたジダンが、このスタイルを継承します。4-3-3とともに4-4-2も採り入れ、さらに3-5-2も使い、レアルの守備を改善しました。
で、この投稿のテーマとしてポイントとなるのが、伝統的にレアルの守備に問題があるのは、必ず守らない選手がいるからだ、という話。
現在のチームで守らない選手というのは、当然、クリスティアーノ・ロナウドです。レアルが押し込まれる状況ではロナウドの左サイドは必ず穴になってしまうため、アンチェロッティはロナウドをトップに残す4-4-2を採り入れました。
ジダン体制でのディ・マリアの役回りは、ルーカス・バスケスまたはベイルがこなしているとのこと。
また、アンカーに守備力の高いカゼミーロを起用することで、4-3-3から4-4-2へのシフトも手の内に入れた。この場合はBBCのうち、ベイルが下がって4-4-2になる。さらにカゼミーロをDFに下げた3-5-2も使っている。
カゼミーロはよく言われるように、ジダン監督が現役だったときのマケレレですね。
一方のバルセロナ。表向きはMSN(メッシ、スアレス、ネイマール)の3トップだが、メッシとスアレスによる2トップになっているケースが多いと指摘されています。
これはメッシを下げさせないためとのこと。通常ならメッシは相手の左SBをマークするはずだが、そうすると高いポジションをとる左SBをマークするためにかなりメッシのポジションを下げなくてはならなく、それはもったいないという話。
そして、レアル・マドリーのルーカス・バスケスまたはベイルに相当するのが、小見出しにしたネイマール。ロナウドの上下動を抑えるために逆側のウイングの運動量が多くなっているように、ネイマールもかなりの上下動を要求されています。 他のチームなら守備を軽減されて前線に残るはずのネイマールだが、バルセロナではメッシが最優先なので、この仕事を引き受けるしかないのです。
■2017/03/06 Cロナウド欠場の方が強いレアル・マドリー 守備をしないせいか?
ところで、クリスティアーノ・ロナウドですが、実際に「守備をしない」と公言されているわけではありません。
スペインTV『ラ・ セクスタ』は、ラモス、C・ロナウド、MFルカ・モドリッチの“重鎮“3人が練習前に選手たちに向けて話をしたと報じていました。以下のような内容です。
"「全員で走って、全員で守らなければならない」という意志を確認し合ったマドリーの選手たちだが、「クリスティアーノだけは例外」だとラモスは述べ、その理由について「年間60ゴール」で貢献しているためだと話したとされてい"
しかし、セルヒオ・ラモスは、これを以下のように否定。守備免除と明言されているわけではないのですね。
「それは全くの嘘だ。本当のことを言いたいと思う。クリスティアーノは走る必要がないなんて言っていない。ここでは全員が走っている」
レアル主将ラモス、Cロナへの"守備免除"発言を否定。「全員が走っている」 フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年03月05日
ただ、実際問題、ロナウドの守備の運動量が少なめなのは事実でしょう。そして、すごくおもしろいと思うのが、ロナウドがいないときのレアル・マドリーの方が、戦績が良いという事実です。
エース不在の方が好調? レアル、Cロナを欠いたリーガの試合で"9連勝" フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年03月05日
C・ロナウド不在で敗戦を喫した最後の試合は2014/15シーズン第2節のレアル・ソシエダ戦。それ以降は彼が欠場した9試合全てに勝利という、すごいことになっています。
当然、過去4シーズンの合計成績でも、明らかに差があります。
・C・ロナウドの欠場した18試合で16勝2敗。勝率は88.9%、1試合あたりの平均勝ち点は2.67
・C・ロナウドの出場した121試合は87勝19分け15敗であり、勝率71.9%、平均勝ち点2.31
記事では触れていなかったものの、これは守備への貢献の差が出たのではないか?と感じる話でした。
■2018/10/24 やはり理由は同じ?バルセロナもメッシ不在の方が勝率が高い!
メッシについてもやはり不在の方がバルセロナの戦績が良いという話がありました。
・8年間で公式戦合計61試合を欠場。49勝6分け6敗で、勝率約80%。
・バルサの通算成績は483試合で353勝79分け51敗であり、勝率は約73%。
(バルサ、メッシ負傷離脱も心配不要? 不在時の勝率は意外にも… フットボールチャンネル | 2018年10月22日より)
https://pex.jp/point_news/24c454b195a7c3188caec1603a302745
ただ、こちらの記事では私が気づかなった「からくり」について言及。それは、「格下相手のカップ戦などでメッシが温存されるケースもある」ということ。
そうでした、怪我での欠場しか考えていませんでしたけど、温存されるときがありますものね。ロナウドが移籍した今のレアル・マドリーもボロクソであり、やはり普通にスター選手がいた方が良い…というおもしろくないところに落ち着くのかもしれません。
■2020/07/17 脱ロナウドで守備が強いチームに変化のレアル・マドリーが優勝
前回書いたように、単にクリスティアーノ・ロナウドを温存した格下相手だから勝率が高いだけ…というのが本当だった感じです。ただ、そのロナウドのいないレアル・マドリーが驚異の10連勝で復活優勝。その後レアル・マドリーはアザールという世界最高クラスの選手も獲得しているのですけど、クリスティアーノ・ロナウドがいなくなっても強いところを見せました。
また、クリスティアーノ・ロナウド不在の方が強い説で、ポイントだった守備という面で言うと、大きく変化があったみたいですね。優勝が決まる前の時点で書かれた“脱C・ロナウド”から変貌の歴史…優勝王手のレアル・マドリード、決戦のビジャレアル戦前に知っておきたいこと | サッカーキング(2020/07/16)という記事では、1点差での接戦勝利が多かったレアル・マドリーについて、「今のレアルは本当によく働く選手たちばかり」「全員守備」と書いていました。アタッカーらもボールロスト時には即座にプレス、自陣ペナルティエリア内まで戻って守備といったところを見せるそうです。
データ的には点を取りまくるロナウドが抜けたことが大きく、得点が大きく減少。2016-17シーズンは38試合を戦って106得点から、36試合を戦い終えて66得点となっています。一方で、やはり失点は激減。41失点から22失点とほぼ半減しました。
得点力は見劣りするものの、“どこからでも点が取れること” は特徴であり、強み。同一シーズンでの記録としてはラ・リーガ歴代最多となる21人がゴール。DFによる得点数は16ゴールとリーガでは唯一の二ケタとなっています。
<センターラインを形成するメンバーの顔触れはジダン一次政権からほとんど変わっていない。にも関わらず、攻撃のチームから守備のチームへ、そして全員で粘り強く戦う集団へと見事な変貌を遂げた>と記事ではまとめていました。
2025年7月26日土曜日
中国人がオーナーになり、グラナダがリーガエスパニョーラ首位に
■2019/11/01 中国人がオーナーになり、グラナダがリーガエスパニョーラ首位に
■2017/07/14 中国サッカーの交渉は犯罪に近い、ポドルスキが痛烈に批判
■2015/11/28 採算度外視で中国サッカーに貢献する広州恒大のオーナー恒大地産集団
■2018/12/09 ワールドカップのスポンサー、15社中7社が中国企業だったのはなぜ?
他のところでも紹介されていたのを読んだことがあり、結構有名なんじゃないかと思いますが、習近平・中国国家主席は熱烈なサッカーファン。国家副主席だった2011年7月、北京を訪れていた韓国民主党党首との面談終了後に、韓国のサッカー選手“朴智星(パク・チソン)”のサイン入りサッカーボールを贈られてサッカー談義をしています。
さらに習近平国家主席は、中国がFIFAワールドカップに出場する、FIFAワールドカップを開催する、FIFAワールドカップで優勝する、これが私の三つの夢だといったそうです。
チーム未出場の中国企業がW杯に意欲的な理由:日経ビジネスオンライン 2018年6月29日 北村 豊
https://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/15/101059/062700163/?n_cid=nbpnbo_ml
記事では誤解した感じで書いていましたが、実を言うと、この面談の時点で1つ目の夢はすでに叶えられています。中国は2002年の日韓ワールドカップに出場しているためです。アジアの強豪2国が開催国で予選不参加の大会でちょっと特別ですけどね。
趣味と政治をごっちゃにしてはいけないというのは日本の政治家にも言いたいのですけど、習近平国家主席もそんな感じでサッカー政策も作成。単一のスポーツに限定した全体計画は前代未聞といわれる「中国サッカー改革発展全体計画」を、2015年2月27日、“中央全面深化改革委員会”第10回会議で可決。
FIFAワールドカップの開催国となり、FIFAワールドカップに参加し、2050年までにFIFAワールドカップで優勝することを目標に掲げたとのこと。「参加」ってのは初出場ではなく、再びワールドカップに出るってことですかね?
また、2025年までに中国国内に5万カ所の“足球院校(サッカースクール)”を開設して若手選手の育成に励み、2030年FIFAワールドカップの開催国に立候補しようと考えていると言われているそうです。
なお、ご存知の通り、高額移籍金の外国人選手が次々と中国スーパーリーグにやってきましたが、中国サッカー協会はこれに規制をかけました外国人助っ人の移籍金が4500万元(約7.65億円)以上となった場合には、その同額を中国サッカー協会へ支払うことを義務付けたものです。
私はこの話を聞いて、習近平主席のサッカー好きが冷めたのかと思っていました。しかし、実はこれが逆。習近平主席が述べた「外国人のサッカースターが溢れている中国スーパーリーグより強大な国家チームの方がより重要だ」と述べていたため、忖度したのではないか?と言われているそうな。
また、習近平主席の「中国サッカーの夢」に呼応する形で中国企業が積極的に取り組んだのが「2018 FIFAワールドカップ・ロシア」のスポンサー。なんと、FIFAパートナー(7社)とロシアW杯スポンサー(5社)および地域スポンサー(3社)の合計15社のうち、7社が中国企業だったとのこと。多いなぁと思って試合を見てはいたものの、マジで多いですね。
ただ、記事ではなかったものの、これはビジネス的にもアリな選択の可能性があります。中国はご存知の通り、世界一の人口を有しており、ワールドカップの観戦者も多いはずです。ハリウッドも今は中国人を強く意識して映画を作るほどであり、単純に市場が大きいのです。
また、スマホなど、日本企業以上に世界で売れているという企業もあります。今回のスポンサーには入っていませんが、HuaweiやXiaomiはヨーロッパのスマホシェアでの3位と4位であり、中国以外でも売れています。なので、海外での売上を含めて、普通に採算が合う企業もあるかもしれません。
■2019/11/01 中国人がオーナーになり、グラナダがリーガエスパニョーラ首位に
バルセロナ対レアル・マドリーという2つの上位チームの試合が延期という特殊事情があるものの、リーガエスパニョーラ第10節が終了した時点でグラナダが暫定首位。1部復帰したばかりのチームで、しかも、これまで1部にいたシーズンはいずれも下位争い。全くの予想外です。
"バルセロナ&レアル退け…“昇格組”グラナダが暫定首位。その躍進の裏に中国資本あり"(フットボールチャンネル | 2019年10月29日)では、「その躍進を支えているのが中国人実業家の存在だ」としていました。
ただし、具体的にどのように良かったのかという話はほとんどなく、本当に中国人オーナーのおかげかどうかは不明でした。
https://pex.jp/point_news/f563987009b307466e0a81f79f133634
とりあえず、記事によると、 オーナーは、38歳の中国人実業家であるのチャン・リーチャンさん。セリエAのパルマや中国の重慶当代力帆、NBAのミネソタ・ティンバーウルヴズを買収しています。
パルマなど他のクラブでも大成功しているというわけではなく、パルマは 記事時点で8位。グラナダも最初は失敗で、買収した2016/17シーズンは20位に終わり2部降格。ただ、2018年6月にまだ監督経験の浅かった38歳のディエゴ・マルティネス監督を招聘したことで成功。経験のない監督の謙虚さがチームに団結力を生み、就任1年目でチームを1部昇格に導き、その流れが続いているといった感じ。オーナーの良さと言えるのは、この1点だけみたいですね。
なお、以前よりもさらに中国勢は目立っている模様。2016年6月には中国の蘇寧グループがインテルの株式の約70%を取得してクラブを買収。2017年8月には吉田麻也が所属するサウサンプトンを中国人実業家のガオ・ジーシェン氏が買収しているそうです。
■2017/07/14 中国サッカーの交渉は犯罪に近い、ポドルスキが痛烈に批判
中国サッカーは実際あまりうまいお金の使い方をしていない気がしています。もっと堅実にリーグレベルの向上やファン育成を目指した方が良さそうです。
ただ、中国批判もまた過剰な気がします。Jリーグに来たポドルスキが中国批判をしていたのですが、これも発言の根拠に欠けていて、差別的なものを感じました。
J1のヴィッセル神戸に加入した元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキには中国からもオファーがありました。
神戸での年俸は6億円前後とも報じられていますが、「中国で1500万から2000万ユーロ(約19億5000万~26億円)を受け取ることができるというのはとても魅力的に聞こえる話だ」とポドルスキは語っていました。
ただ、彼は中国の交渉は犯罪に近いと言いました。どういう理由か?というと、単に以下のような話。なぜ犯罪なのかよくわかりません。
「8人や9人もの代理人が間に入ってくるような交渉のやり方は、犯罪にも近いものだ」
また、 実際に手元に支払われる金額については、「間に絡んでくる黒いルートを経て、大幅に少なくなる可能性が高い」としているものの、これも根拠が不明でした。
(日本を選んだポドルスキ、中国サッカーを痛烈批判。「交渉のやり方は犯罪に近い フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年07月13日より)
日本人向けのリップ・サービス的なところもあるのかもしれません。
■2015/11/28 採算度外視で中国サッカーに貢献する広州恒大のオーナー恒大地産集団
ごく一部のクラブの選手の年俸が高騰するというのは、問題なわけですが、採算度外視で中国サッカーに貢献しようという姿勢には、驚かされました。
-----引用 ここから-----
広州恒大は2007年まで中国の2部リーグにいて、1部の超級リーグに昇格した後も八百長問題を起こすなど褒められたクラブではなかった。しかし2010年、年間売上8000億元超(約14兆円)、利益は200億元(約3200億円)という巨大不動産会社・恒大地産集団に買収されると、その豊富な資金力で外国の一流選手を獲得するなどし、一気に中国を代表する強豪にのし上がった。
ACLでガンバに勝った中国・広州恒大、巨額報奨金の威力は絶大か?|SPORTS セカンド・オピニオン|ダイヤモンド・オンライン 相沢光一 [スポーツライター]【第366回】 2015年10月6日
http://diamond.jp/articles/-/79474
-----引用 ここまで-----
お金のかけ方はすごいです。
-----引用 ここから-----
オーナー企業の恒大地産は広州恒大を世界でもトップクラスのビッグクラブに育て、それをベースに中国をアジアナンバー1のサッカー強国にするという野望を持っているようだ。スペインの名門レアル・マドリードと提携し、その指導のもとサッカースクールを開校。広大な敷地に40面以上のピッチがあり、2500人もの生徒が技術を磨いているという。
広州恒大でプレーするのは他のクラブから引き抜いたトップクラスの選手とスクールから育ったエリート。そして攻撃の切り札として約21億円もの移籍金で獲得したリカルド・グラルをはじめパウリーニョ、ロビーニョといった現役のブラジル代表が顔を揃える。
-----引用 ここまで-----
ただ、理解できなかったのは、ACLにもお金をものすごいつぎ込んでいることです。
-----引用 ここから-----
ガンバ大阪との準決勝の直前の会見で広州恒大サイドは驚くべき事実を公表した。この2試合に対し勝利給として600万元(約1億1500万円)、得失点差1につき500万元(約9600万円)、決勝進出のボーナスとして600万元を支給するとしたのだ。
-----引用 ここまで-----
"ACLで優勝した場合、AFC(アジアサッカー連盟)から出る賞金は150万ドル。約1億8000万円だから、完全に足が出てしまう"とのこと。つまり、採算は考えていないのです。
では、"どうしてここまでACLでの優勝に執着する"のでしょう? 作者は以下のように想像していました。
-----引用 ここから-----
ACLの優勝クラブはFIFAクラブワールドカップの出場権を得られる。そこには各大陸のクラブ選手権覇者が出場。とくに欧州からはUEFAチャンピオンズリーグを制した世界的ビッグクラブがやってくることになる(昨年はレアル・マドリード、一昨年はバイエルン・ミュンヘンなど)。もし、クラブワールドカップで勝ち進めば、そうしたビッグクラブ(今年はバルセロナが決定)と対戦することになる。そうなれば、中国全土が盛り上がるし、サッカー熱も上がると見込んでいるのではないだろうか。また、そこでいい試合をすれば広州恒大は世界的にもビッグクラブとして認められる。そのための投資なのだろう。
-----引用 ここまで-----
ちなみに広州恒大は2013年にも優勝しているので、初優勝ではありません。でも、これだけ力入れているんですね。
私はサッカーに関わるお金が採算に合わないほど高額化するのをあまり望ましいと思っていませんけど、この恒大地産集団の姿勢は、ある意味社会貢献じゃないかと、ちょっと感心してしまいました。
2025年7月25日金曜日
インドネシア・タイ・カンボジアのメッシが日本へ 本家獲得も狙うコンサドーレ札幌
■2017/01/02 インドネシアのメッシことイルファンとは?
■2017/01/02 タイのメッシことチャナティップ
■2017/01/10 J3にタイ人初のJリーガー 17歳で世界のベスト若手タレント60人」の1人
■2017/01/14 カンボジアのメッシ・ワタナカは、J3の藤枝MYFCへ
■2017/01/02 インドネシアとタイのメッシ在籍の札幌、本家獲得も狙う?
関係者って誰よ?という怪しい記事ですが、こんなことが書かれていました。
-----引用 ここから-----
札幌、初夢は本家メッシ獲り 実現なるか - J2 : 日刊スポーツ [2017年1月1日12時15分 紙面から]
今季J1昇格するクラブが長期的視野に立って、メッシどりを目指すプランが浮上した。関係者は「各国でメッシと呼ばれるプレーヤーが札幌に来ている。今すぐはないと思うが、本家を獲得する可能性があるのでは」と、将来的な案として予測した。
http://www.nikkansports.com/soccer/news/1759742.html
-----引用 ここまで-----
「各国でメッシと呼ばれるプレーヤーが札幌に来ている」というのは、以下のようなことを踏まえています。
-----引用 ここから-----
15年から2季は「インドネシアのメッシ」ことMFイルファン(28)が在籍、17年7月からは「タイのメッシ」ことMFチャナティップ(23)が加入する。
-----引用 ここまで-----
実際、コンサドーレ札幌はミーハーなところはありますね。それは私も思っていました。ただ、まあ、今のところは金額的に無理ですし、一度引退するくらいまで年老いてからでしょうね。
-----引用 ここから-----
クラブでは既に、世界的スターを数億円で獲得できれば、興行収入増でカバーできることを試算済み。過去にはブラジルのスターFWロビーニョやMFカカ、元コートジボワール代表のFWドログバにアプローチをかけた。積極的な補強姿勢から世界市場で「コンサドーレ」の認知度は上がっており、14年には元イタリア代表MFデルピエロから逆オファーが届いた。その際はインドのクラブが破格のオファーを出したため実現しなかったが、大スター補強の素地は、十分ある。
札幌は補強の際、実力に加え名前も大事にする。野々村社長もクラブ力を強めるために13年の就任時から「ディープではないファンを増やすことも大事」と口にしてきた。日本人でも、これまでゴン中山、天才小野や稲本ら、誰もが知るスターを獲得してきた。実際に練習や試合で見せる質の高いプレーはファン層開拓のきっかけになっており、メッシ獲得となれば、その速度は一気に加速する。
-----引用 ここまで-----
■2017/01/02 インドネシアのメッシことイルファンとは?
ところで、インドネシアとタイのメッシとはどういう選手でしょう? まず、既にいた「インドネシアのメッシ」ことMFイルファン(28)について。
インドネシアでの人気は絶大のようですが、戦績を見るとリーグ戦の活躍はインドネシア時代の僅かな期間だけのように見えます。甲府でも札幌でもほとんど試合に出られませんでした。
-----引用 ここから-----
国籍 インドネシアの旗 インドネシア
オランダの旗 オランダ
生年月日 1988年8月11日(28歳)
出身地 北ホラント州の旗 北ホラント州アムステルダム
身長 172cm
体重 66kg
来歴
アラブ系インドネシア人の父とオランダ人の母を持つ[1]。オランダ・アムステルダムで生まれ、アヤックスやFCユトレヒトなどのユースチームに在籍した。2007年にユトレヒトのトップチームへ昇格。2008年2月17日のVVVフェンロー戦で初出場し、90分間プレーした(この時対戦相手のVVVフェンローには本田圭佑が在籍し、試合に出場している[2])。2009年に移籍したHFCハールレムでプロ初ゴールを決めるが、チームは財政破綻により2010年に消滅。その後はユース時代も在籍したSVアルゴン(en)へ移籍するも、出場機会に恵まれなかった。
2010年8月、父の母国であるインドネシアへ渡り、インドネシア・プレミアリーグのプルセマ・マランに入団。ここで2シーズン51試合に出場し28得点と大活躍する。同時期インドネシア代表にも選出され、2010 AFFスズキカップでは2得点を挙げている。2012年途中にアレマ・インドネシアFCへ期限付き移籍をするも、その年限りで退団。2013年はタイ・プレミアリーグのチョンブリーFCで、シーズン途中からはタイ・ディヴィジョン1リーグのシーラーチャーFCでプレーした。
2014年にJリーグ・ヴァンフォーレ甲府へ移籍。インドネシア国籍の選手としては初のJリーガーとなった[3]。2014年5月21日、ナビスコ杯の徳島ヴォルティス戦でデビューした[4] が、リーグ戦での出場はなかった。
2015年にコンサドーレ札幌へ移籍[5]。同年5月3日に行われたジュビロ磐田戦でインドネシア人初のJリーグデビューを果たした[6]。2016年シーズン終了後に契約満了により退団[7]。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%95%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%A0
-----引用 ここまで-----
■2017/01/02 タイのメッシことチャナティップ
「タイのメッシ」ことMFチャナティップ(23)はレンタル移籍みたいですね。
-----引用 ここから-----
国籍 タイ王国の旗 タイ
生年月日 1993年10月5日(23歳)
出身地 ナコーンパトム県
身長 158cm
体重 56kg
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%8A%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%97%E3%83%BB%E3%82%BD%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%82%B7%E3%83%B3
-----引用 ここまで-----
2014年に東南アジアサッカー選手権で優勝し、大会選定の最優秀選手賞を史上最年少受賞した選手。タイ・プレミアリーグでは、BECテロ・サーサナFCで4年間で86試合に出場12ゴールとコンスタントに出場していた感じです。
ただ、同じタイ・プレミアリーグでレンタル移籍で所属した2016年のムアントン・ユナイテッドFCの記録がないこと。まさか1試合も出なかったってことはないと思うので、まだ書かれていないだけですかね?
ああ、検索してみると、やはりムアントン・ユナイテッドでも大事な選手でした。
-----引用 ここから-----
“タイのメッシ”の札幌移籍が決定。来年7月に合流。AFFスズキ杯でも大活躍 | フットボールチャンネル | サッカー情報満載! 2016年12月19日(Mon)19時50分配信
ムアントン・ユナイテッドのポンサック・フォル・アナン会長は記者会見で「今日はタイサッカーの真の夢が叶った。かなり前から日本側(札幌)と交渉してきたが、これまでタイ人選手が日本へ移籍したことがなかったため時間がかかってしまった」と、長年夢見てきたチャナティップのJリーグ挑戦が実現した喜びを語っている。
一方で交渉が長引いた理由として「当初は札幌がJ2のクラブであることを憂慮していた。チャナティップはJ2でプレーしたがらなかった」と明かした。結局は札幌がJ2優勝を果たしてJ1昇格を決めたことで移籍合意に至った。
また来年7月からの移籍という変則的な形になったことについては「いまの日本はとても寒く、大雪が降る。それは彼が順応しプレーすることを妨げる。7月であれば順応はより容易になるだろう。そしてムアントン・ユナイテッドはACLに出場する」と説明した。
1年を通して温暖なタイからシーズン開幕時には冬の日本へ、特に寒い時期の長い札幌への移籍は気候面でリスクになると考えているようだ。そして今季タイプレミアリーグを制したムアントン・ユナイテッドはACLのグループステージを突破するためにチャナティップの力を必要としている事情もある。
チャナティップはムアントン・ユナイテッドのリーグ優勝だけでなく、タイ代表のAFFスズキカップ連覇にも大きく貢献した。2大会連続でAFFスズキカップの大会MVPにも輝いている。名実ともに東南アジアNo.1プレイヤーが満を持してJリーグにやってくる。
https://www.footballchannel.jp/2016/12/19/post190756/
-----引用 ここまで-----
タイ代表のプレースタイルを見ていると、日本と合うんじゃないかという印象。なかなか楽しみな選手です。
■2017/01/10 J3にタイ人初のJリーガー 17歳で世界のベスト若手タレント60人」の1人
変則的な契約だったせいで、タイ人初のJリーガーは別の人になりました。こちらも楽しみな選手です。
-----引用 ここから-----
タイ人初のJリーガーはJ3に。チョンブリが17歳FWの鹿児島移籍を発表
フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年01月09日
http://pex.jp/point_news/34ac278d92b017968e8b4898f13b3bad
タイ・プレミアリーグのチョンブリFCは9日、クラブ公式フェイスブック上で同国U-19代表FWシティチョーク・ファソがJ3の鹿児島ユナイテッドFCに期限付き移籍すると発表した。
今月28日に18歳の誕生日を迎えるシティチョークは、2015年にチョンブリのトップチームでデビューを果たし昨季は9試合に出場した。鹿児島との契約は1年間の期限付き移籍で、24日からトレーニングキャンプに合流する予定となっている。
(中略)シティチョークは英紙『ガーディアン』の「世界のベスト若手タレント60人」の2016年版にも選出されている。世界中の有望な若手選手が各国1人ずつ選ばれる毎年恒例で、寸評では「東南アジアからヨーロッパへ進出することができる。両足で蹴ることができ、素早く、どこからもシュートを狙うことができる。この17歳はアジアで最も熱狂的な地域で、最高に輝いている才能である」と絶賛されている。
-----引用 ここまで-----
■2017/01/14 カンボジアのメッシ・ワタナカは、J3の藤枝MYFCへ
メッシの大安売りに。
-----引用 ここから-----
J3藤枝が"カンボジアのメッシ"ことワタナカを獲得。同国初のJリーガーに
フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年01月13日
http://pex.jp/point_news/4107b07ab6adb46cf3a832f729e89bb6
J3の藤枝MYFCは13日、カンボジア1部のボンケット・アンコールからカンボジア代表FWチャン・ワタナカが期限付き移籍で加入することが決定したと発表した。(中略)
ワタナカはカンボジア国内で非常に高い評価を得ている若手選手で、「カンボジアのメッシ」「カンボジアの至宝」とも称されている。(中略)
13日にカンボジアのプノンペンで開かれた会見で、藤枝の小山淳代表は(中略)「他国のトップリーグクラブとの獲得合戦」を制して契約に成功したとのことだ。
-----引用 ここまで-----
2025年7月24日木曜日
前代未聞?観客水増しで奈良クラブ、Jリーグの準加盟失格
■2020/02/15 日本では前代未聞の出来事…ではなかった、以前は?
■2020/02/15 前代未聞?観客水増しで奈良クラブ、Jリーグの準加盟失格
そんなことがあったのか!と思ったのが、"奈良ク、Jリーグの準加盟失格 観客水増しで | 共同通信"(2020/1/30 18:54 (JST)1/30 19:07 (JST)updated)というニュースでした。
https://this.kiji.is/595553013282047073?c=44341039600582657
奈良クラブは、2015年からの5シーズンで、入場者数を意図的に水増ししていたといいます。魔が差して…とは言えない長期間やっていますね。目的は、J3昇格基準を満たすためだったと説明されています。
このため、 Jリーグはの理事会で、リーグ準加盟に相当する「百年構想クラブ」の資格を有していた奈良クラブの失格を決めたそうです。
見出しで「前代未聞?」と書いたのですけど、過去にもありましたよね、こういうの。私が覚えていたのは、V・ファーレン長崎ですね。
■2020/02/15 日本では前代未聞の出来事…ではなかった、以前は?
検索してみると、このときは資格消失ではなく、制裁金という 形。どっちが厳しいかはなんとも言えませんが、制裁金としては軽めだと、長崎が観客水増し2万人 制裁金は少なめ300万円 - J2 : 日刊スポーツ[2017年7月26日7時35分 紙面から]では、書いていました。
長崎は経営悪化によって役員が相次いで辞任しており、筆頭株主の通信販売大手ジャパネットホールディングスの高田明さんが社長就任後、観客数の詳細を調査して報告したものだそうです。
・Jリーグは、ホーム戦の入場者数を水増ししていたJ2のV・ファーレン長崎に制裁金300万円とけん責の処分を科した。
・15年シーズン開幕から、今季第6節までのホームゲーム全46試合中45試合での上乗せが判明。合計21万1285人が入場したが、発表された入場者は合計23万5518人で、2万4233人=約11・5%を上乗せしていた。
・過去には10年にJ1大宮アルディージャが約3季にわたって入場者数約11万人を水増ししていたことが発覚し、2000万円の制裁金を科されている。
・Jリーグ鈴木経営本部長は「大宮は外部からの指摘や報道が先行。組織的不正だったが、長崎は分かった時点ですぐに是正して、最終的には自主的な申告だった。実数が5分の1だったということも1つ」と説明。
2025年7月23日水曜日
伝統の鉄壁の守備、市立船橋最高の選手は?茶野隆行・阿部翔平・小宮山尊信など
■2019/03/01 増嶋竜也や羽田憲司や小宮山尊信、やっぱり好きな選手もDFが多い
■2019/03/01 市立船橋出身かつ千葉県出身の選手、城彰二以上と言われた森崎嘉之など
■2019/03/01 市立船橋出身で他の都道府県の選手、鈴木和裕や城定信次など
■2020/01/08 一番出世した茶野隆行が控え…1994年の優勝メンバーが豪華
■2019/03/01 伝統の鉄壁の守備、市立船橋最高の選手は?茶野隆行・阿部翔平・小宮山尊信など
市立船橋は高校サッカーで最も好きなチームかもしれません。もともと市立船橋だけでベスト11選べるほど有名選手が多いのですけど、好きな選手も多いです。
ただ、まだGKとDFか見ておらず、選定途中。ベスト11は、出場試合数ベースで、客観的に選んでいます。伝統の鉄壁の守備があるので、DFの方が良い選手が多いんじゃないかと予想しています。
<市立船橋ベスト11選定中>
GK 黒河貴矢 愛媛県 J1・86
代表歴あるし黒河で決まりと思ったのですけど、年代代表のみ。しかも、出場試合数も少ないですね。伸び悩んだ模様。J2で300試合以上出ている佐藤優也と迷いましたが、J1優先ということでこちらをベスト11に。見たことあるはずですが、プレーぶりについては忘れちゃいました。
CB 茶野隆行 千葉県出身 代表7 J1/350
同期の森崎嘉之や鈴木和裕とともに地元のジェフ入団。期待度もこの順番だと思いましたが、結果は全く逆の順番に。その記憶はあったものの、試合出場数が予想以上に多く、代表出場歴があったことも忘れていました。かなり見た選手ですけど、プレーは忘れちゃいましたね。とりあえず高いタイプではなかったなと確認すると、177cmでした。
CB、LSB、RSB 増嶋竜也 千葉県出身 J1/265
2004年SBSカップ(日本U-19 0-0 ブラジルU-19)でメモ。3バックの真ん中でプレー。よくカバーが効いていました。
市立船橋時代に激惚れした選手。カバーリングの良さをメモしていたようにクレバーなプレーができますが、闘志あるプレーも見せます。179cmとそう大きくはないものの、高さでも良さのある選手。絶対伸びると思っていましたが、伸びませんでしたね。身長が足りないのも響いたでしょうか。
LSB 小川誠一 千葉県出身 J1・170 JSL1部26
初期の名古屋の主力LSB。かなり見たと思うものの、名前しか覚えていません。
RSB、LWB、RWB 小宮山尊信 千葉県出身 代表候補 J1/200
マリノスで見て好きだった記憶。他のチームでは右でも出ていたようですが、当時は右利きでLWB。右利きなので中に入ってのシュートが持ち味という珍しいLWBで気に入った選手。良いシュート力を持っていました。Wikipediaでも「2008年は左ウイングバックとしてレギュラー出場し、ペナルティーエリア外からの得点はリーグ最多の5だった」とあります。
LSB、LWB、LSH 阿部翔平 神奈川県 代表0 J1/317
代表経験者ですが、全く知りません。名古屋で特に多く試合に出ていたそうです。
■2019/03/01 増嶋竜也や羽田憲司や小宮山尊信、やっぱり好きな選手もDFが多い
<市立船橋好きな選手ベスト11選定中>
GK 黒河貴矢 1 愛媛県 J1・86
他のGKは見た記憶がなく、佐藤優也が名前を聞いたことあるくらいだったので。
CB 中澤聡太 2 東京都出身 J1/195
中澤と言えば、マリノスの中澤佑二。同じCBで、身長も同じくらいの長身で佑二が187cm、聡太が188cmです。ただ、中澤聡太の方が私は好きでした。期待していたものの、代表入りはできず。もうひとりの中澤とは線の細さでは大きく違っていてそこで明暗を分けたかなと思ったものの、Wikipediaだと体重はやはりほぼいっしょ。聡太が1kg重い79kgでした。
CB 渡辺広大 2 千葉県出身 J1/97 J2/186
名前を聞いたことあるけど思い出せない…と思ったものの、Wikipediaの「市立船橋高校では1年先輩の増嶋竜也とセンターバックのコンビを形成」で思い出しました。180cmと極端に高いわけではないものの、増島よりパワータイプのゴツさのあるイメージのCBだった記憶。良い印象が残っています。
CB、LSB、RSB 増嶋竜也 9 千葉県出身 J1/265
RSB、LWB、RWB 小宮山尊信 4 千葉県出身 代表候補 J1/200
CB,DH 羽田憲司 7 千葉県出身 J1/45 J2/107
高校時代からめちゃくちゃ好きで、しかも、好きな鹿島に来てくれたという選手。ただ、怪我のせいで長期間試合に出れないなどもあって大成しませんでした。身長は180cmで日本人としては大きいですけど、強さよりはクレバーなタイプだった記憶。
■2019/03/01 市立船橋出身かつ千葉県出身の選手、城彰二以上と言われた森崎嘉之など
<その他の市立船橋出身かつ千葉県出身の元選手>
GK 境秋範 不明
MF 野口幸司
FW 永田崇
FW 和田潤
FW 森崎嘉之 J1・0
全国高等学校サッカー選手権大会で優勝し、8ゴールを挙げて得点王。同期の鈴木和裕や茶野とともに地元のジェフ入団。高校ナンバーワン大型ストライカー的な扱いで、前年ジェフ入りの城彰二以上とも言われましたが、まさかの試合数ゼロで戦力外通告。私は全然評価していなかったものの、さすがにここまでダメだというのは予想できませんでした。
GK 鈴木正人 J2/108
DF 松森亮 J1・0
MF 式田高義 J1 20
DF 吉川京輔 J1・9
GK 遠藤大志 J1・0
MF 堀切良輔 JFL/75
MF 佐藤大基 J2/8
MF 鹿野崇史 JFL/34
DH、CB 高田昌明 J1 77 高校生で飛び級で五輪予選で、フリューゲルスでレギュラーで山口素弘とコンビとのこと。しかし、名前を記憶していませんでした。間違いなく見た世代のはずなんですけど…。
RSB,CB 大久保裕樹 J1/43 当初はRSB。高校時代の評価はたいへん高かった覚え。私はどうだったかよく覚えていないんですが、評価しなかった派かなぁ。
MF 森野徹 J1 0
MF 砂川誠
FW 北嶋秀朗
MF 若狭友佑 JFL 37
FW 松田正俊 J1 18 J2 62
MF 高安亮介 J2 18
MF 秋葉忠宏
MF 中村直志
MF 鈴木修人
MF 鬼木達
<その他の市立船橋出身かつ千葉県出身の現役選手>
MF 水野輝 J3 8
MF 加藤弘堅 J1 20
GK 田中悠也 J3/0
MF 庄司孝
MF 椎橋慧也
FW 永藤歩
GK 志村滉 J1/10
GK 上福元直人 J2/88
DF 石井秀典 J1/74
MF 磐瀬剛
小原一典
MF 秋田政輝
DF 今瀬淳也 J2/62
GK 村山智彦 J1/61 J2/82
DF 橋本真人
GK 佐藤優也 J1/15 J2/301
GK 植草裕樹 J1/18
FW 石田雅俊
FW 原一樹
MF 山根伸泉
MF 石原幸治
■2019/03/01 市立船橋出身で他の都道府県の選手、鈴木和裕や城定信次など
<その他の市立船橋出身で他の都道府県の元選手>
CB、RSB、LSB 鈴木和裕 東京都 J1/151 J2/209
同期の森崎嘉之や鈴木和裕とともに地元のジェフ入団。世間の評価は2番手、私は1番手評価でしたが、結果は2番手。でも、プレーはあまり覚えていません。クレバーなタイプで、大きくなかった印象。確認してみると176cmでCBとしては、やはりかなり小さかったです。
FW 高橋昌大 茨城県 J2/6
MF 松ヶ枝泰介 香川県 JFL 153
DF 小山泰志 山梨県 J1/0
FW 西紀寛 大阪府 高槻市
MF 西望実 大阪府高槻市 JFL 185
DF 青木良太 大阪府高槻市 J1/68
DF 佐藤陽彦 東京都 J2/211
MF 永井俊太 東京都
LSB,LWB 城定信次 東京都 羽村市 J1/75 J2/80
攻撃の方が持ち味だったかな。プレーはあまり覚えていませんが、浦和で長くLSBをやっていた記憶。ただ、よく出ていたのは2年目からの3年間だけで、これも記憶と違っていました。
MF 本橋卓巳 東京都 西東京市
FW 原竜太 東京都 目黒区
DF 井尻明 福島県 JFL/15
不明 安達亮 兵庫県 西宮市 J1/0
DF 鈴木潤 愛知県 名古屋市 J2/22
<その他の市立船橋出身で他の都道府県の現役選手>
FW カレン・ロバート 茨城県 土浦市
DF 原輝綺 埼玉県 J1/18
GK 笠原昂史 埼玉県 J2/130
MF 和泉竜司 三重県
MF 高宇洋 神奈川県
FW 福元友哉 神奈川県
MF 金子大毅 神奈川県
GK 中林洋次 神奈川県 J1/42 J2/207
MF 中村充孝 大阪府 堺市
MF 小川佳純 東京都
MF 杉山弾斗 東京都
MF 山田拓巳 東京都
GK 長谷川凌 東京都 J2/2
DF 馬渡和彰 東京都 J1/4
DF 杉岡大暉 東京都 J1/30
■2020/01/08 一番出世した茶野隆行が控え…1994年の優勝メンバーが豪華
1994年度(1995年初め)の高校サッカーの記事が出てきました。たぶん読売新聞のものです。当時の市立船橋選手の評価は、森崎>鈴木>茶野だという印象でしたが、帝京に5-0で勝った試合、茶野は途中出場で優秀選手に選ばれていないという想定外の事態で驚きました。森崎は大外れでしたが、その茶野を入れたジェフは見る目あったのかもしれませんね。
森崎は決勝でハットトリック、8得点で得点王。注目だったのは致し方ないでしょう。森崎はヘディングで先制し、1分後に頭で追加点を入れて、流れを作りました。記事によると、 森崎は自分の得点シーンを見ていてボーッとしていたらボールが来ちゃったので反応したら入った、とのこと。個人的な能力の高さが伺える話ですが、どうもこの能力だけでサッカーしていたことが、プロのチームプレイに馴染めず退団ということに繋がったようです。
記事では、鈴木和裕も注目。やはりクレバーなタイプとされていた他、1対1の強さやリーダーシップが良い点として挙げられていました。でも、前述の通り、 一番期待されていなかった茶野が一番大成したというのは、おもしろいところですね。
スタメン出ていますが、豪華。前述の通り、茶野が控えで、他にもプロ入り選手が何人もいますね。 (優秀選手にも多数選ばれていました。フルネームはネット情報も入れています)
GK 伊藤竜一 優秀選手
(藤崎孝一)
DF 菅原竜太 優秀選手
鈴木和裕 優秀選手 プロ入り
松森亮 プロ入り
城定信次 2年生 プロ入り (3年の夏まで2軍とされていたが、このときも出ていたみたい)
MF 森崎真光 優秀選手
鈴木いどむ
式田高義 優秀選手 2年生 プロ入り
砂川誠 2年生 プロ入り
(茶野隆行) プロ入り
FW 森崎嘉之 優秀選手 プロ入り
北嶋秀朗 プロ入り
(小林洋介)
2025年7月22日火曜日
カンテがピッチ外でも「いい人」すぎる シャイでいじられキャラに…
■2018/06/22 タレント揃い豪華すぎるフランス、フォーメーションが読めない
■2018/06/22 アンリ2世ムバッペはよりテクニカルでトリッキーなプレーが好き?
■2018/06/27 なんとスコアレスドローは今大会初!意外にゴールがある理由は?
■2018/07/01 エムバペのスピードと加速力がすごすぎて笑えてくるほど速い
■2018/07/07 グリーズマンの1アシスト1ゴールで堅守を粉砕
■2018/07/12 足裏を使ったエムバペのものすごいパスに驚き
■2018/07/16 ベルギーより弱かった…クロアチアに4得点で快勝したフランス
■2018/11/07 21歳のときのワールドカップでもすごかったポグバ
■2018/09/21 カンテがピッチ外でも「いい人」すぎる シャイでいじられキャラに…
ロシアワールドカップで最も気に入った選手の一人であるフランス代表のエヌゴロ・カンテ。中盤で守備を本当に献身的に持続しており、ただひたすら周囲のために働くという「いい人」な感じのプレーをしていたのが、印象に残りました。
で、このカンテ、ピッチ上のイメージそのままに「いい人」っぽいと感じるエピソードがありました。いい人というか、すっごいシャイなんだそうな。
フランスの選手たちが、我先にワールドカップトロフィーを掲げ、思い思いのポーズを取るなか、とてもシャイな性格の持ち主であるカンテはトロフィーを手にできなかったといいます。 27歳ということで、若手じゃないんですけどね。フランスは若い選手が多いですから、余計若手じゃないわけなんですけど…。
この話は、この後いい話になります。カンテより2つ年上で、ポジションを争うような使われ方をしていたエヌゾンジが、フロリアン・トバンに声を掛けてトロフィーを受け取って手渡しし、ポーズを取るように促したのだそうです。
また、シャイなせいか、いじられキャラで、その後の移動バス内では、「こいつはチビ、こいつは素敵、こいつはリオネル・メッシを止める! だけど、みんなが知ってる、こいつはペテン師なのさ」というチャント・応援歌が歌われたという話も。なんかこれはいじめっぽいんですけど…。
(フランスの“いじられキャラ”カンテ、シャイすぎて優勝トロフィー持てず…仲間は面白チャントを大熱唱 | サッカーダイジェストWebより)
■2018/06/22 タレント揃い豪華すぎるフランス、フォーメーションが読めない
ロシア・ワールドカップ(W杯)グループC第2節 フランス 1-0 ペルー
今日の3試合は全部特に見たいゲームではなかったので、初戦を見なかったフランスを見ておこうということでやっと見ました。メンバーはやはり豪華ですね。
試合開始前にメンバー発表されたのをメモしたものの、3つ見たページが全部違う並びで迷いました。4-1-2-3としているところもあったものの、4-2-3-1のような感じでした。トップの真ん中が誰かというのも全部違っていて、ムバッペやグリーズマンの予想もあったもののジルー。WGと聞いていたムバッペはやはりサイド(右)で、グリーズマンがトップ下のような雰囲気でジルーと縦関係になっていました。左のマテュイディはムバッペより守備重視。ポグバは前という予想もあったものの、カンテと並んで攻撃のときには上がってくるやり方でした。
立ち上がりはむしろペルーペースでしたが、徐々にペースをつかんで先制。後半は受けに回ったものの、カウンターや前線からの激しいプレスを時折見せるなどで、守り一辺倒ではありません。
ペルーを応援していないということもあって、フランスを応援。見ていて普通に楽しいチームでもありますね。これで感想書き終えている試合の私の応援チーム戦績は、5勝8敗3分けと少し星を戻してきました。
■2018/06/22 アンリ2世ムバッペはよりテクニカルでトリッキーなプレーが好き?
ロシア・ワールドカップ(W杯)グループC第2節 フランス 1-0 ペルー
【フランス】ムバッペ(前34)
GK
1 ロリス 6.0
前半ピンチの場面でシュートを足に当てました。正面のシュートだったものの、低くて股下を通る可能性があったもの。良いセーブと言って良いです。
後半長いシュートを見送るような素振りしましたが、角に当りました。実際枠内ではないとはいえ、この判断はちょっと危うく感じました。
DF
2 パヴァール 6.0
22歳。本来センターバックだそうな。代表ではこのポジションと言っていた他、サイドバックはけが人が多いとのことで、急遽なのかもともとなのかよくわからず。
本職ではないということもあり、攻撃では目立たなかったものの、このサイドの守備は非常に良かったです。スピードも悪くはないように見えました。
4 ヴァラン 6.0
25歳。守備も問題なかったですけど、CKで高いヘディングのシュートでも見せ場。タイミング的に、入った!と思ったのですけど、枠外でした。
5 サミュエル・ユムティティ6.0
24歳。ウムティティとも。サイドからのボール、ゲレーロにすっと前に入られてしまい1点もの。他は問題なかったんですけど。
21 リュカ・エルナンデス 5.5
22歳。放送ではエルナンデス、ウェブではリュカの表記。けが人が出ての登場という説明でした。目に見えて悪いプレーがあったわけではないものの、右と比べてこちらサイドは苦戦していました。
MF
10 ムバッペ 6.5
19歳。エムバペと書いているサイトもあって、最初わかりませんでしたわ。2年くらい前から話題になっていて、見たいと思っていた選手。アンリ2世といった言い方もされており、やはりスピードがすごいです。ただ、アンリよりテクニカルなプレーヤーな感じ。トリッキーなプレーがかなり好きなようです。
序盤はチーム自体がチャンスなく目立ちませんでしたが、15分に持ち味のスピードでワンツーを狙うプレーで最初の良いところ。
中央に入ってきたところで、浮いた裏へのボールが出ました。ただ、難しいボールではあり、これを後ろを向いたまま空中でヒールに当てて狙おうというおもしろい選択。ただ、さすがに難しすぎました。
ジルーのシュートがDFに当たって跳ねたボールがちょうど来たので難なく押し込んで先制。ごっつぁんゴールですけど、右からスピードで良いところ走り込んでいたからこそのゴールでもあります。
前半は、右サイドのスペースに、さあ、走って勝負しろ!というボールが出て、そこでも見せ場。後半はフランスが受けに回ったということもあり、そこまで多くチャンスがありませんでしたが、左に流れたときに切り返してボールを入れてチャンスを作るプレーをしていました。
(→デンベレ 5.5)
13 カンテ 6.5
27歳。運動量ある注目選手と聞いていました。やはり彼の守備は効いていますね。ちょっと高いところまで取りに行ったプレーでもきちんとカットしていました。
7 グリーズマン 6.0
27歳。利き足ではない右足でのシュートが2本あったものの、それよりチャンスメイクで存在感。カウンターでDFが前にいて非常に難しい場面で、ギリギリ触って通してきたプレーはハイレベルでした。
(→フェキル -)
6 ポール・ポグバ 6.5
25歳。有名選手ですけど彼も初見。もっと攻撃的なところの方が良いのでしょうけど、守備をきちんとこなして、攻撃にも加わるという運動量あるプレーを続けていました。
枠内ではないものの、強さのある長めのシュート。やはりパワーを感じさせます。また、テクニックもしっかりしていますね。
攻めたあと奪われたのを再び取り返した彼のプレーから先制点に繋がりました。攻守の良さが出たプレーです。
ただ、後半手で後ろの選手の顔をはたいてイエローカードもらっていたのはいらないプレー。2枚めを気にしたのか、その後すぐ交代になっていました。
(→エンゾンジ -)
14 マテュイディ 6.0
31歳。攻撃では目立ちませんでしたが、右の攻撃的なムバッペとのバランスの他、ペルーの右がストロングポイントということもあり、守備面も期待されたのではないかと思われます。その右はやはり攻められていたものの、左サイドバックを助けて、本当に危ない場面は作らせなかったので悪くなかったです。
FW
9 ジルー 6.5
31歳。192cmと長身で体の強さがめだちます。良かったですね。前半は後ろからのボールを胸で受けて、DF背にターンしてくるプレーがありました。また、彼のシュートがDFに当り跳ねて先制点に繋がりました。
(メンバー・採点は、レーティング:フランス 1-0 ペルー《ロシアW杯》【超ワールドサッカー】より)
■2018/06/27 なんとスコアレスドローは今大会初!意外にゴールがある理由は?
ロシア・ワールドカップ(W杯)グループC最終節 デンマーク 0-0 フランス
決勝トーナメント進出が決まっているフランスは6人も交代。デンマークも大敗しなければ2位通過ということで、いつも通りしっかり守るということで、ちょっとつまらない試合に。
メンバーを落としてもフランスがやはり支配してきましたが、これはむしろデンマークの形。後半もそういった感じで、デンマークにむしろチャンス。また、デンマークが普通に押し込むといった展開もありましたが、スコアレスドローで終わります。
今大会引き分け自体が少ないと思っていたのですけど、0-0はなんと初めてだとのこと。守備組織が固くなって流れの中でのゴールが難しい一方で、VARがあってPKが多い他、セットプレーの守りでファールがしづらくなっていますので、そういったところが出ているのかもしれません。
GK
16 ステーブ・マンダンダ 6
33歳。カウンターのピンチを止める場面。大事には至らなかったものの、FKのシュートを前に落としてちょっとヒヤリとするプレーも。もっとセーフティで良いと思います。
DF
19 ジブリル・シディベ 5.5
4 ラファエル・ヴァランヌ 6
3 プレスネル・キンペンベ 5.5
21 リュカ・エルナンデス 6(50分OUT)
MF
13 エヌゴロ・カンテ 6.5
15 ステベン・エヌゾンジ 5.5
11 ウスマンヌ・デンベレ 5.5(78分OUT)
RSH。21歳。楽しみにしていた若手でやっと長い時間もらえました。前半に左足のシュートフェイントから切り返しての右足シュートは良いものがありました。ただ、それ以外はあまり良いところを見せられませんでした。
7 アントワーヌ・グリエーズマン 6(68分OUT)
27歳。サイドチェンジのボールが長くなってしまう場面。全体としてはそこまで良いとは言えない感じでしたが、少なかった裏への動きを見せて、オフサイドでも可能性を感じるプレーをやっと。さらにカウンターで素晴らしいスピードを見せてのドリブルがあり、相手はファールで止めるより仕方ありませんでした。
8 トマ・ルマール 5
22歳。レマルとも。左から左足のFK、DFライン裏でDFがミスるとオウンゴールになりかねない 良いボールを入れていておっと思いました。ただ、流れの中ではだいぶひどいミスキックをするなど、安定感はあまりないのかもしれません。
FW
9 オリビエ・ジルー 6
交代選手
DF22 バンジャマン・メンディ 5.5(50分IN)
MF18 ナビル・フェキル 6.5(68分IN)
24歳。感想書きませんでしたが、2試合目も彼が入ってバリエーションが増えるところがあった記憶。ちょっと空いたところでシュートまで行くプレーが2本。スペースを見つけるのがうまい選手なのかもしれません。
FW10 キリアン・エムバペ ―(78分IN)
19歳。今日は温存するつもりだったのでしょうけど、あまりにチームが良くないためか使ってきました。彼は他の選手と違って、残り時間が少なくなっても攻める気満々。
まあ、彼が持つと何かありそうだという感じで、ワクワク感もあり、良いことでしょう。彼がボールを持ってドリブルすると、チームのリズムも変わって上がってくる感じ。別格ですね。短い出場時間でも、失いかけながらも1人で抜いてきてチャンスを作るプレーも見られました。
(メンバー・採点は、【デンマーク 0-0 フランス|W杯選手採点】ともに決勝T進出も、膠着状態の多い一戦のプレー内容は… | サッカーダイジェストWebより)
■2018/07/01 エムバペのスピードと加速力がすごすぎて笑えてくるほど速い
ロシア・ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦 フランス 4-3 アルゼンチン
【フランス】グリーズマン(前13[PK])パヴァール(後12)ムバッペ(後19)ムバッペ(後23)
【アルゼンチン】ディ・マリア(前41)メルカド(後3)アグエロ(後48)
ノックアウトステージ初戦から豪華な対決!とテレビでは紹介していたものの、今回のアルゼンチンは全く強くありません。予選で苦労しても本大会では活躍するといったこともあるにはあるものの、グループリーグ初戦を見てこりゃダメなチームだなと。メッシ頼りを抜け出せず、チームとしてのまとまりがありません。フランスは若くて乗りそうだということもあり、大量得点差すら私は予想していました。
フランスは若すぎるので、がたっと崩れる可能性もあるだろう と思いますが、アルゼンチンは持ってくれるのでカウンターが狙えてやりやすいチーム。相性もバッチリです。得点入る前から、アルゼンチンがキープしてなんとなく攻めるものの、チャンスは全然でカウンター狙われるという予想通りの悪い形になっていました。
ただ、予想外だったことに、ほとんどチャンスがない中でアルゼンチンが決めてきて同点。さらに逆転まで行きます。こうなってから、やっとフランスが持って攻める形がデてきました。若いですけど、崩れることはなく、あっさり同点。さらにカウンターが効きまくって4-2。そのままのスコアで終われないところはやはりちょっと脆いですけど、順当にフランスが勝ちました。
両チーム特に好きではないものの、フランスの方を応援。応援チーム戦績は、14勝12敗6分けとなりました。フランスは若いですし、乗ってくるかもしれませんね。
[GK]
1 ユーゴ・ロリス 5.5
[DF]
2 バンジャマン・パバール 7
22歳。RSB。本職センターバックですけど、前半に右からダイレクトで低いクロスは良いものでした。さらに後半、左から流れてきたボールをダイレクトボレーで逆サイドにすごいミドルシュートを決めてみせます。また、右からドリブルで前へ行くプレーもあり、意外に攻撃が良かった日です。
一方で、本来得意の守備では2点リードなのに、アフターで軽率なイエローカード。また、ゴールする前の逆転ゴールのシーンではサイドで残っており、オフサイドを取れなかったという残念なプレーも。
4 ラファエル・ヴァランヌ 6
5 サミュエル・ウンティティ 5.5
21 リュカ・エルナンデズ 6.5
22歳。LSB。左からのクロスが流れて、RSBのゴールに。左右のサイドバックで1点取りました。
[MF]
13 エヌゴロ・カンテ 7
27歳。DH。メッシが冴えないということもありますけど、メッシをよく見ていてほとんど良いところを出させませんでした。今日は特にすごかったですね。こぼれ球でもそれ拾うのかというすごいスピードを見せていました。後半は奪ってのカウンター攻撃でも、一度すごいスピードを見せていました。6 ポール・ポグバ 7
25歳。DH。サイドの裏へ浮かして良いボールを入れていました。2年前くらいですかね、すごい注目を浴びていたものの、今大会はそもそも放送でもあまりすごいと言われないというやや地味な感じに。
14 ブレーズ・マテュイディ 6.5(75分OUT)
31歳。LSH。ただ、守備で活躍。かなりしぼって守備している場面も多いですね。エムバペが攻撃的ということもあって守備に重きをおいており、縁の下の力持ち的な働きをしています。
[FW]
7 アントワーヌ・グリエーズマン 7(83分OUT)
27歳。Gkが動いたものの反応できない非常に早いFKのボールをバーに当てる惜しいプレー。スピードがあったのでぐっとは落ちなかったが、わずかに落ちていました。その後のPKはGKだけ外した感じで、正面に近いやや左に冷静に。前半は他に、カウンターで右からすっとうまく抜いて中へボールを入れるところがありました。
9 オリビエ・ジルー 6
31歳。低い位置からきれいにつないだカウンターで裏のエムバペに出してアシスト。悪かったという初戦は見ていないのですけど、彼とグリーズマンで縦関係の2トップにしてから非常に良くなったとのこと。ゴールはありませんが、守備も非常に頑張っていました。本来、CFって花形なんですけど、縁の下の力持ち的な活躍の仕方をしています。
10 キリアン・エムバペ 9(89分OUT)
19歳。4人相手に抜いてきて狙える位置でFKをとり、グリーズマンの惜しいキックに。さらにこぼれ球を2人の間からものすごいスピードで奪って、1人でエリア内まで行ってPK。早すぎるがために相手はファール覚悟で止めたくても追いつけないというほど。私はこの2プレーだけでフランスが負けてもマン・オブ・ザ・マッチだと思いました。
カウンター一発ロングボールを完璧にコントロールし、少し体を当てられてペナルティーエリアすぐ外でファールをもらうプレー。後半含めて3枚も相手にイエローカードを与えていました。また、左や中央に行くなど、結構自由に動いていました。
後半、ペナルティーエリア内でこぼれたボール、前に相手が2人いたのですけど、自分で縦にボールを出してすごい加速でフリーになり、GKの股下シュートでゴール。DFからすると一瞬で消えたように見えるのではというほど、ありえない加速。
さらにスペースある絶好の形で縦のボールが出て、 やはりすごいスピードで走ってきてダイレクトで低いシュートで自身の2点目。文句なしのマン・オブ・ザ・マッチとなりました。
そう言えば、今日は初めて見たときのようなトリッキーなプレーはなし。存分にスピードが生かされた日でした。ただ、彼はスピードだけの選手じゃないので、これからもっといろいろ見せてくれるでしょう。今日のプレーを見てだいぶ好きになりました。
2018/07/07追記:ノックアウトステージでの10代の2ゴールってすごい珍しいみたいですね。なんとあのペレ以来で60年ぶりだとのこと。ペレさんもSNSで褒めていたそうな。
[交代出場]
MF12 コランタン・トリソ 5.5 (75分IN)
FW18 ナビル・フェキル - (83分IN)
FW20 フロリアン・トバン - (89分IN)
(【フランス4-3アルゼンチン|採点・寸評】 1998年大会のオーウェンを想起させたエムバペの衝撃。文句なしのMOMに! | サッカーダイジェストWebより)
■2018/07/07 グリーズマンの1アシスト1ゴールで堅守を粉砕
ロシア・ワールドカップ(W杯)準々決勝 ウルグアイ 0-2 フランス
【フランス】ヴァラン(前39)グリーズマン(後16)
あまりチャンスを作れていないというのは気になったものの、ウルグアイが堅守速攻のうちの「堅守」は見せており、ウルグアイペースでした。攻撃してくれるチームはむしろやりやすいと思われます。ところが、先に失点しまうという誤算。こうなると、攻めなくてはいけないのですけど、先に点を取れなかったことも含めて、カバーニがいなかったというのは痛かったですね。 スアレス単独だとそこまでの破壊力はありませんでした。
ウルグアイを応援しておらず、フランスが楽しいサッカーということもあって、フランスを応援。次のベルギー戦はベルギーを応援するので困るのですけど、チームとして乗っていけそうですね。これで応援チームは、19勝17敗6分け(1試合応援なし)で、勝ち越しが見えてきました。
GK
1 ユーゴ・ロリス 7
31歳。左隅へのシュートへ反応して触る素晴らしいプレーが前半に。続けてシュートというところだったのですけど、すぐ立ち上がったためにコースが少なくなり、相手のミスを誘いました。
後半キックフェイントで相手をかわしてからボールを出してつなぐという落ち着いたプレーも。
DF
2 バンジャマン・パバール 6
4 ラファエル・ヴァランヌ 7
25歳。CB.。ヴァランとも。パスミスでちょっとピンチがあったものの、大事な先制点を記録。FKは一度蹴るのをやめており、その次のタイミングでマークを外して走っていき、手間でコースだけ変えて先制。
5 サミュエル・ウンティティ 7
21 リュカ・エルナンデス 6.5
22歳。LSB。判断ミスで取られそうになってイエローカードをもらってしまう反則。また、超ワールドサッカーでは、上がった裏を使われてしまっていたことを指摘していました。
MF
13 エヌゴロ・カンテ 7
27歳。DH。前でとる良い守備、カットするボールなど、今日もすごいですわ。危ないところによく顔を出しています。ちょっとしたミスをしただけで、ものすごいスピードでやってきて防いでしまいます。今大会初めて見た選手ですけど、かなり好きに。小柄ってのもいいですね。
12 コランタン・トリソ 6.5(80分OUT)
6 ポール・ポグバ 6
25歳。カウンターを防ぐ良い守備など、守備で貢献。良いカットから上がっていったプレーでは、再び使ってもらえればというところだったのですけど、ここからゴールに繋がっています。
FW
7 アントワーヌ・グリエーズマン 7.5(90+3分OUT)
27歳。FK一度蹴るふりをしてやめてからもう一度というところで、完全にフリーになったバランに合わせてアシスト。サインプレー、トリックプレー的な感じなのかもしれません。
さらにちょっとゴールから離れたところでしたが、左足シュートでゴール。GKはきちんと正面にポジショニングしたものの、ブレ球だったので弾くのにミスして失点。
また、戻っての良い守備など、ボールを奪うプレーもかなり多く、守備でも貢献しました。大げさに言われすぎていると思うものの、良い選手であることは間違いないと私も思います。
9 オリビエ・ジルー 6.5
10 キリアン・エムバペ 6.5(88分OUT)
19歳。前の試合がすごすぎたために警戒されて、スペースはあまりありませんでした。ただ、彼はテクニックがあり、スピード一辺倒のプレーヤーではありません。低めの位置からでもドリブルで抜いてきて、守備のバランスが崩れるようなプレーを前半から何度か見せていました。
後半は珍しくFKを蹴っていましたが、DF裏へのなかなか良いボール。 ペナルティエリア内で数人抜いて、というプレーも見られました。
交代選手
MF15 ステベン・エヌゾンジ ―(80分IN)
FW11 ウスマンヌ・デンベレ ―(88分IN)
FW18 ナビル・フェキル ―(90+3分IN)
(採点・メンバーは、【ウルグアイ 0-2 フランス|W杯選手採点】安定感抜群のフランス! 最高殊勲者には1G1Aの万能FWを選出 | サッカーダイジェストWebより)
■2018/07/12 足裏を使ったエムバペのものすごいパスに驚き
ロシア・ワールドカップ(W杯)準決勝 フランス 1-0 ベルギー
【フランス】ユムティティ(後6)
互いに慎重で、観客含めて重苦しい雰囲気の好ゲーム。両チームとも単純に攻撃力があるのではなく、カウンターも早いですからね。失点は絶対したくないと思ったのでしょうね。テクニックで勝るベルギーが次第にペースをつかみましたが、互いにチャンスがある一進一退の攻防でした。
そして、後半、その大事な1点がフランスの方に。CKからです。ベルギーは前の試合のブラジル戦からやっと集中力が良くなったんですけど、やっぱりセットプレーの守りは穴ですね。ややフリーにしてしまいました。こうなるとカウンターが怖くても攻めるしかないベルギーは猛攻を見せ、これ以上の失点もしなかったものの、大切な1点目以上の得点はこの試合記録されず。どの試合でも最初の1点がどちらに入るかでガラッと変わるものですけど、この試合は特にそんな感じ。実力的には拮抗していたと思われます。
ベルギーはブラジル戦で見せたやり方をどうするか?と気になっていました。結果、守備のときは4バック、攻撃のときは3バックという変則的なやり方は継続。ただ、フランスは途中からマテュイディを、RSB兼RSHという捕まえにくい仕事をしていたシャドリに対応させて見事でした。また、後半メルテンスが出てきて、サイドから何度か良いクロスを上げられていたのにも修正して対応してきた感じ。ここらへんの攻防も見どころでした。
4-2-3-1
[GK]
1 ユーゴ・ロリス 7
31歳。それほど見せ場は多くなかったのですけど、アルデルワイレルドがCKから振り向きざまに放ったシュートを防いだのは見事でした。難しいプレーです。
[DF]
2 バンジャマン・パバール 6
4 ラファエル・ヴァランヌ 6.5
5 サミュエル・ウンティティ 7.5
24歳。CKでややフリーになって、ヘディングシュート。貴重な貴重なゴールとなりました。21 リュカ・エルナンデズ 6
[MF]
6 ポール・ポグバ 7
25歳。DHですけど、やや攻撃的で微妙なところ。良いパスが出ているのでベルギーはかなり警戒していました。それでも良いプレーはしていますし、守備でもかなりボールを奪っていました。またドリブルで良い位置でFKもらう場面も。
13 エヌゴロ・カンテ 6.5
27歳。DH。今大会最高のDHでしょう。今日も守りがよく、良いカットからカウンターになる場面も。
14 ブレーズ・マテュイディ 7(86分OUT)
FW]
7 アントワーヌ・グリエーズマン 6
9 オリビエ・ジルー 6(85分OUT)
10 キリアン・エムバペ 7.5
19歳。RSH。スタートしてすぐ、右から縦に行って低いクロスでチャンスに。持つと怖さありますね。右でワンタッチで中のジルーへというプレーも。また、仕掛けてからRSBへスルーパス出してビッグチャンス。
それから、中央でものすごいヒールパスでまたビッグチャンス…と思ったら、VTR見るとヒールではなくなんと足裏でしたわ。右足で左足に持っていき、足裏で出すというプレーを流れるような動きでやっていました。やはりアンリよりテクニカルなプレーですね。また、仲間を使うプレーも非常にうまいです。
[交代出場]
MF15 ステベン・エヌゾンジ -(85分IN)
MF12 コランタン・トリソ -(86分IN)
(採点・メンバーは、【フランス1-0ベルギー|採点・寸評】 随所でクオリティーの高いプレーを披露したエムバペがMOMに! | サッカーダイジェストWebより)
■2018/07/16 ベルギーより弱かった…クロアチアに4得点で快勝したフランス
ロシア・ワールドカップ(W杯)決勝 フランス 4-2 クロアチア
【フランス】OG(前18)グリーズマン(前38[PK])ポグバ(後14)ムバッペ(後20)
【クロアチア】ペリシッチ(前28)マンジュキッチ(後24)
ともに攻撃できるチームですけど、フランスの方がカウンターが得意。クロアチアの方が前からのプレスも良く、クロアチアペース。さらに先にクロアチアが失点したので、よりそういった形に。ただ、フランスは得意のカウンターを狙いつつも抑え込まれていました。前からの守備がめちゃくちゃ良かったですね。前半は素晴らしかったです。クロアチアが追いついて1-1にした30分までシュート0本という極端なデータに。フランスの1点もオウンゴールなので、シュート0本だったのです。
ただ、クロアチアは守備、特にセットプレーでの守備がまずかったですね。前半の2失点はセットプレーのオウンゴールと、セットプレーでのハンドリングからのPKで自滅の格好。フランスはほとんど攻め手がなかっただけにラッキーでした。
クロアチアはグループリーグで見て、優勝まであるチームだと思っていたものの、 組み合わせに恵まれたブロックなのに延長戦120分続きでずっと苦戦。これは意外でした。私の買いかぶりすぎで、そこまで強くありませんでしたね。そして、初めて当たった強い相手で、延長戦の疲労でかつ中3日であり、フランスよりきついスケジュール。後半になるとフランスのカウンターの良さが出てきて、最後は力負けの格好。決勝戦らしからぬゴールの多い試合になっちゃいましたね。スケジュール的な問題はあるものの、フランスが破ったベルギーや、ベルギーが破ったブラジルの方がずっと強かったと思われます。
今回のワールドカップは、開幕戦の録画を失敗した悔しさもあり、自重せずにかなり見ました。64試合中49試合見ました。特に確実に好きな選手がいないだろうと思ったチーム以外は初戦ほとんど見て、忙しかったですね。嬉しい悲鳴ですけど、最初はめちゃくちゃしんどかったです。前回大会の応援チームは負けまくり、全然は勝ちまくりと極端でしたが、今回は22勝20敗6分け(1試合応援なし)となり、五分に近いところで終了。まずまずの大会でした。
4-4-1-1
[GK]
1 ウーゴ・ロリス 5.5
31歳。ペナルティーエリア外まで出てきて、DFが触って難しいボールを問題なく処理する場面など、良さは見られていました。しかし、かわそうとして相手の足に当てて失点するという今大会でも珍しい失点の仕方。なかなかないレベルのミスで、これはかなり悪かったです。
[DF]
2 バンジャマン・パバール 6
22歳。RSB。右の深いところから裏への良いボールがありました。一方で、このサイドはかなり攻撃されていましたものの、彼自身の問題とも言えないでしょう。
4 ラファエル・ヴァランヌ 6.5
25歳。CB.。フランスのDF陣では最も良いかなと思っていたものの、ボール取られて少し危ないところ。大ごとにはなっていなかったものの、以前もそういったところがあり、ベスト11には迷う選手です。
5 サミュエル・ウンティティ 6.5
21 リュカ・エルナンデズ 6.5
[MF]
6 ポール・ポグバ 7.5
25歳。DH。前半エムバペへの素晴らしいスルーパス。後半にもダイレクトでエムバペへ良い裏へのボール。この後走ってペナルティーエリア前まで来て、右足シュート。さらに跳ね返りを左足シュートでゴール。
アディショナルタイム、誰もが時間稼ぎだろうと思うところ、ペナルティーエリア内どフリーで入ってきてボールをもらうという狡猾なプレーも見せたものの、シュートできずにミスはありました。ただ、守備面でもしっかりやっており、素晴らしいプレーを見せた日でした。
10 キリアン・エムバペ 7
19歳。前半から彼のところはカウンターで狙っていたものの、チャンスにはならず。怖さはあり、彼のせいではなかったんですけどね。後半の方がずっとチームが良くなりました。
DFがいたのに、得意のすごいスピードを見せて前にボールを運ぶプレー。さらにマークが緩かったとはいえ、結構距離があったところで、中央から左への低いシュートでゴール。GKはパスだと思ったのか、体重のかかり方がおかしくて反応できていませんでした。
さらに最後は滑ってしまったものの、たった1人で数人相手にドリブルを仕掛けてくる怖さのあるプレー。また、アディショナルタイムのFK、誰もが時間稼ぎだろうと思うところ、ペナルティーエリア内どフリーだったポグバに。ポグバはミスしましたが、もう1点というところでした。そういえば、他の試合でも若い選手らしく、時間稼ぎせずにつっかけていくプレーも見せていました。
13 エヌゴロ・カンテ 6(55分OUT)
27歳。DH。モドリッチにしっかりついて仕事をさせませんでした。危なそうなところでのスピードが素晴らしいものがあります。しかし、まさかの途中交代。
一つはそれでイエローカード?というプレーだったものの、警告を受けていたというところでしょうか。また、非常に良かったクロアチアからの前からの守備で狙われていたので、ここを変更したということが指摘されていました。
カンテがいなくなってどうかと思ったものの、モドリッチの元気なプレーは短時間でお疲れの様子。サイドからのクロスが多くてそちらの対応は長身選手の方が良かったですし、 中盤での短いパスを減らしたことも当たりでむしろ良い交代だったようです。
14 ブレーズ・マテュイディ 6(73分OUT)
31歳。LSH。ベスト11になるようなプレーヤーではないものの、縁の下の力持ち的なタイプですね。今日も守備を頑張っていて、素晴らしいスピードを見せてボールを奪い、チャンスになりそうなところ。
[FW]
7 アントワーヌ・グリーズマン 7
27歳。言うほどずば抜けてすごいとは感じなかったものの、ベスト11級でしょう。今大会、安定してコンスタントに活躍していました。試合展開に合わせたプレーなど、消えている時間があっても、ポイント、ポイントで仕事をしてきました。27歳ですけど、ベテランという感じのプレーですね。守備もよくやる一方で、スピードがあるのでカウンター用で前に残るプレーもするなど、幅も広いです。
今日もポイントで仕事。うまい体の向きで、ちょっとボールを動かして良い位置でファールをもらいます。このFKでゴールに向かっていく素晴らしいボールでオウンゴールを誘いました。さらにPKを決めてもうひと仕事。今大会たぶん全部PK決めましたね。難しいことだと思います。
9 オリビエ・ジルー 6.5(81分OUT)
[交代出場]
MF15 ステベン・エヌゾンジ 6.5(55分IN)
29歳。DH。早めにカンテと交代してどうかと思いました。実際、モドリッチのフェイントには苦労。ただ、そのモドリッチは疲れが見えていて、それほど脅威にはならず。DFラインにまで入るところがあり、クロアチアでより多い攻撃だった横からのクロスで高さが出ました。また、カンテが苦しんでいたボールを失うところでは、彼の方に分があり、結果として良い交代だったようです。
MF12 コランタン・トリソ 6(73分IN)
FW18 ナビル・フェキル -(81分IN)
[監督]ディディエ・デシャン 7
カンテが好きだったので交代はどうかと思いましたが、前述の通り、当たり。また、苦しんでいたという初戦は見ていなかったものの、ジルーとグリーズマンの縦関係のコンビは非常に良く、チームを変えました。若いチームは乗りやすい一方で脆く、その若いチームを優勝させました。今大会の監督でベストだったと思います。
(採点・メンバーは、【フランス4-2クロアチア|採点・寸評】MOMは攻守両面でフランスの優勝に貢献したポグバに! | サッカーダイジェストWebより)
■2018/11/07 21歳のときのワールドカップでもすごかったポグバ
2014年ブラジル・ワールドカップの決勝トーナメント1回戦
フランス 2-0 ナイジェリア
【フランス】ポグバ(後34)OG(後46)
フランスはキックオフの後すごいプレス。ダイレクト多く、パス回し早くてスピード感があります。ナイジェリアのカウンターにもうまく対処。ただ、途中からペースを奪われて苦戦。とはいえ、それでも先制。この失点でナイジェリアは気持ちが切れた感じがあったし、機能していなかったベンゼマのポジションを変えた采配も良かったです。
GK
1 ロリス 6.0
DF
2 ドビュッシー 5.5
4 ヴァラン 6.0
21 コシエルニー 6.0
3 エブラ 5.0
MF
19 ポグバ 6.5
てっきりポール・ポグバは、2018年ワールドカップで初見だと思っていたら、2014年にも見ていましたわ! 全く記憶になし。ただ、プレーが悪かったわけではなく、むしろメモの印象は良かった選手。
3枚の中盤で右のやや攻撃的なところ。前半、ドリブルでスピードで持ち上がり右に出して、リターンのクロスをボレーするプレーでおっ!と思いました。
後半になり、U20で優勝してMVPとなった若い選手だと知ります。今調べると当時は21歳ですね。その後半は左からのCK、GKのクリアが小さかったのを逆サイドで落ち着いて決めて先制点。前にDFがいて、戻りながらだったのですけど、きれいに決めていました。
6 キャバイエ(カバイエ、キャバイェ) 5.5
28歳。中盤3枚の真ん中で最も守備的にプレー。このポジションらしい運動量が多いタイプの選手に見えました。ただ、後半は左からのCKのこぼれをミドルシュートして、攻撃でも見せ場。入った!と思いましたが、クロスバーでした。
14 マテュイディ 6.0
FW
8 ヴァルブエナ(バルビュエナ) 6.5
29歳。右のWG。小柄な選手。右でカウンター、ややゆるい感じでもらう。中は空いていなくて、後ろから来た選手をよく見て使う良いプレー。後半はメモしていなかったものの、2ゴールに絡んだそうで上々でしょう。
(→M・シッソコ -)
9 ジルー 5.0
(→グリーズマン(グリエスマン) 5.5)
狭いところで、ベンゼマとワンツーする場面。そこまで目立ったわけじゃないのですけど、彼が左に入り、ベンゼマが中に入ったことで攻撃の形ができるようになりました。それ以前は、注目のベンゼマは当初機能していませんでした。
10 ベンゼマ 5.5
26歳。注目の選手だと確か言っていましたが、全然わからず。左でプレーしていたものの、CFタイプじゃないかと。中に入ってしまい、左サイドで人が足りなくなり、ナイジェリアに使われてしまって、むしろチームの足を引っ張ることに。
後半、グリーズマンが入って、彼が中に入り、やっと良くなってきました。そのグリーズマンと狭いところでワンツー決める場面も。ただし、決めきれず、この試合では結局良さがわかりませんでした。
(選手名とレーティングは、レーティング:フランス 2-0 ナイジェリア《ブラジル・ワールドカップ》【超ワールドサッカー】より)