2024年5月11日土曜日

ポドルスキ、「日本は素晴らしい」「幸せ」と絶賛

■2017/10/01 キャプテン翼が大好きなポドルスキ
■2017/10/01 ポドルスキ補強は期待外れで失敗だった?
■2018/10/28 ポドルスキ、「日本は素晴らしい」「幸せ」と絶賛
■2018/11/30 イニエスタとポドルスキ、神戸の乱闘試合で大きな差がつく



■2017/10/01 キャプテン翼が大好きなポドルスキ

 『キャプテン翼』が好きな海外のサッカー選手は多いですが、ポドルスキも大好きだとのこと。作者である高橋陽一さんとの対談では、「僕を使ってシーズン物を描くのはどうでしょう?」と直談判。
  「僕のように海外から日本に来た選手がどんな活躍を見せるのか、という世界観を作品の中で表現するのも面白いのではないか」というもっとらしいことを言っていました。
(ポドルスキが高橋陽一先生に直談判…「僕を使ってシーズン物を描くのはどうでしょう?」 | サッカーキング 2017.07.28より)

 ただ、この海外選手の順応という意味では、ポドルスキ自身苦しんでいるところがありそうです。次の話がそういうものでした。


■2017/10/01 ポドルスキ補強は期待外れで失敗だった?

 ポドルスキは神戸加入直後、2ゴールで話題に。でも、その後話題を聞かないなと思っていたら、本人イライラ、仲間はビクビク。神戸が迷走するポドルスキの使いみち|Jリーグ他|集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva(浅田真樹 2017.08.15)という記事がありました。

 まだ4試合目の時点の記事なのですけど、 3-4-1-2で2トップだと、なかなかボールが来ないのにイライラして、低い位置まで下りてきたものの機能せず。なかば観念したかのように、ピッチ上にたたずむ時間が長くなっていたといいます。
 対戦したFC東京にしてみればこれは狙い通りで、「ミーティングでも、監督から『ポドルスキが下がって受けるのはオーケー』だと。逆に『その回数が多くなるようにさせよう』と言われていた」(FC東京・DF徳永悠平)とのこと。
 「ポドルスキ封じ」と呼ぶほどの特別な対策を講じたわけではないというのが、頭の痛い話です。

 また、作者が特に気になったのは、ポドルスキからパスを受けた選手に、ボールコントロールのミスが多発していたこと。イライラしている元・ドイツ代表FWを過剰に意識して、萎縮しているのではないかと見ていました。
 ポドルスキ自身も絶対的に運動量が少なく、動きにメリハリなし。覇気が感じられず、モチベーションが高いとも思えず、実際、守備をサボるようになった結果、ピンチを招いています。どうも精神的にも問題があるようです。

 その後、どうなったかな?と検索。10試合を終えた時点で4ゴールで、まだ爆発はしていない感じ。時間がかかりそうでした。



■2018/10/28 ポドルスキ、「日本は素晴らしい」「幸せ」と絶賛

 ポドルスキは、「この国での日々は相変わらず信じられないほど素晴らしい」「日本の人々や全てのものが大好きになった。清潔で安全で、食事も素晴らしい。人々はとても敬意を持ってくれる。ここに来ることができて本当に幸せだ」と日本を称賛していました。
 ただ、リップ・サービスかもしれませんし、仕事であるサッカーの 方は順調ではありません。神戸はイニエスタまで獲得したのにむしろ不調です。
 神戸との契約を2019年まで残すポドルスキは、「最後にもう1年続けるかもしれない」とプレー続行に意欲を見せた一方、「もう6年か7年国外にいて、家族や友人も恋しい」と契約終了後のドイツ帰国も示唆。有終の美は飾れずに、寂しく日本を去る可能性もありそうです。
(ポドルスキ「日本に来ることができて本当に幸せ」。独メディアインタビューに語る フットボールチャンネル | スポーツ | 2018年10月27日 より)
 https://pex.jp/point_news/30d5b1163a6e34c354f44febef802ca6

■2018/11/30 イニエスタとポドルスキ、神戸の乱闘試合で大きな差がつく

 ポドルスキが嫌いということはなく、むしろドイツで最も好きな選手と言って良いくらいなのですけど、パッとしない話が多いですね。 2018年1124日に行われたヴィッセル神戸の清水エスパルス戦もそういった話でした。
  この試合は、負傷者が続き長く時間を取られたことで、後半アディショナルタイム(AT)が19分間設けられて、その間に同点ゴールや退場者が出るなど大荒れ。追いつかれた神戸の選手が怒るのも無理はありません。

 ただ、そのときの対応は、2人のワールドクラスの選手でも 大きな違いが出ました。
 乱闘騒ぎの際、ポドルスキが怒りを露わに相手選手に食ってかかっており、むしろ混乱材料に。一方、イニエスタは仲裁に入り、宥める姿が見られました。
  スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」は「ドイツ人ストライカーは怒りを抑えることができなかった。イニエスタは仲間一人ひとりを乱闘から引き離していた一方、彼は自分自身の中でバトルを続けていた」と言及。思い通りにいかない試合展開も含めて、様々な思いを呑みこみながら、内面にある自分の感情を押し込んだと指摘していたそうです。
( 乱闘騒ぎで仲裁役の神戸イニエスタ、母国紙が胸中分析 「自分の中でバトルを続けていた」  Football ZONE web / 2018年11月25日 17時10分より)
 https://news.infoseek.co.jp/article/footballzone_150134/