■2017/02/15 デブにもほどがある!体重115kgの太いゴールキーパーが実在
■2017/02/22 ベンチでパイを食べる話題提供も、賭け疑惑でクラブを退団へ
■2020/06/26 BMI値で見るプレミアリーグ・デブ選手ランキング
■2017/02/15 デブにもほどがある!体重115kgの太いゴールキーパーが実在
いくら何でも太り過ぎだろうと思ったら、別に一流選手ではありませんでした。イングランド5部のサットン・ユナイテッドの所属で、しかも控え。また、ベンチ入りも必ずというわけではなく、今季は公式戦9試合だそうです。
ちなみに45歳でもあります。昔からおデブだったのか、年取って太っちゃったのか、どっちなんでしょうね?
彼を紹介していたのは、115kgの巨漢GK、アーセナル撃破に自信「俺たちにはチームの恐竜がいる」 フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年02月14日という記事でした。
試合すら出ていないのに、何が話題になっているのかと言うと、現地時間20日に行われるFA杯5回戦に向けて意気込みを語ったという話。13日に英紙『サン』が報じたものです
サットン・ユナイテッドそのものは、注目すべき存在なことは間違いありません。いわゆるジャイアントキリングです。
1回戦で5部のダートフォードに6-3の勝利
2回戦では4部のチェルトナムタウンに2-1の勝利
3回戦では3部のAFCウィンブルドンに競り勝つ
4回戦ではイングランド2部のリーズ・ユナイテッドに1-0の勝利
タイトルになっていた「俺たちにはチームの恐竜がいる」は、自分の話ではなく、34歳のガーナ人CBケビン・アマンクワアーについて。
「俺たちのチームには恐竜がいる。彼はサッカーが大好きで常に次の準備をしている」
「あんたが一番恐竜だよ」と思ったものの、別に恐竜=デブってイメージではありませんでしたね。
上記はまだサッカーの話なので良かったのですが、32歳のイングランド人MFジェイミー・コリンズに関しては、全く関係ない話。
「彼はダイソンの掃除機のようだ。食べることができるものを常に探している。彼と一緒に食事に行くよりも100ポンド(約1万4000円)を渡したほうが安くすむ」
これもまた「あんたが一番食べるんじゃないの?」という話。いろいろと話題を提供してくれる、楽しそうな人ですね。
■2017/02/22 ベンチでパイを食べる話題提供も、賭け疑惑でクラブを退団へ
などと書いていたら、やらかしちゃいました。
まず、20日に行われた、イングランド5部のサットン・ユナイテッドがアーセナルに0-2で敗れたFA杯5回戦の試合で、ベンチでパイを食べるという謎の行動。
これも不真面目だと思うのですけど、「アーセナル所属のイングランド代表FWセオ・ウォルコットが、アーセナルで通算100ゴール目を記録し話題を作ったが、またしてもGKショーが話題を総なめにするかもしれない」と、この時点ではメディアは好意的に報道していました。
115kgの巨漢GK、試合中に”パイ”食べる。アーセナルとの歴史的な一戦でベンチ入り フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年02月21日
しかし、このあり得ない行動が賭け事の対象になっていたのだそうです。
115kgの巨漢GK、チームを電撃退団。”試合中にパイ食べる”賭け事に関与した疑い フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年02月22日
21日の英紙『スカイスポーツ』によると、試合中にパイを食べる行為が賭けの対象になっており、実際にGKショーがそれを行ったことで、関与した疑いが持たれてイギリスの賭博規制委員会による調査が入ったようです。
完全に関与した疑いが確定した訳ではないが、チームに迷惑をかけたとしてクラブを退団する事態となっています。
サットンを率いるポール・ドスウェル監督は、この件について以下のように説明しました。
「我々は何が起きたのか意味を理解した。FAと賭博規制委員会について。残念ながらウェインは現在の立場から退くことになる」
「私が理解しているのは、彼がパイを食べる賭け事について語ったと言うことだけ。我々の誰もがそれについて知らなかったが、我々が知っていたら間違いなくするべきでないとアドバイスしたでしょう」
賭け事の存在を偶然知って、持ち前の茶目っ気で本当にやってみせたという可能性もありますが、不用意でした。残念ですね。
なお、 話題となった体重の115kgですが、「実際にはもう少しある可能性」があるという情報もありました。
■2020/06/26 BMI値で見るプレミアリーグ・デブ選手ランキング
イギリスのミラーが以前、高い選手ランキングをやっていたそうです。これは単純に体重を見たものではなく、「体重(kg)/身長(m)の二乗」というBMI値で見たものでした。
ただ、先にこのランキング上位の中から単純な体重だけ見て太っている人ベスト3を見てみましょう。驚いたことにトップチームでも100kg近い選手がいます。
1位:ダレン・ランドルフ(ウェストハム)1.88m / 98kg / 27.7
2位:ジョン・ラディ(ノリッジ)1.93m / 97kg
/ 26.0
3位:ロメル・ルカク(エヴァートン) 1.9m / 94kg / 26.0
1位のダレン・ランドルフはGK。やはりGKは比較的大きくても大丈夫なのかな?という感じ。ただし、BMIを考慮した場合はワースト1位ではなく2位タイです。なお、世界保健機関(WHO)の基準では、BMI 25.00以上〜30.00未満は、「太り気味」ではあるようです。ただ、肥満とされる30には行っていません。
2位のジョン・ラディもGKでした。しかし、3位のロメル・ルカクは、FWでフィールドプレイヤーです。このふたりはBMI26.0で8位タイであり、前述の基準だと「太り気味」。とはいえ、ルカクのプレーぶり・活躍ぶりを見ると、とても太り気味には見えませんね。むしろスピードがすごいです。飽くまで目安であり、個人によるのでしょう。
で、BMIで見た場合の1位ですが、 マルティン・オルソンでした。しかし、GKではなくDF。しかも、運動量が必要とされるLSBです。BMI28.0は「肥満」分類ではなく、前述の選手らと同じ「太り気味」なのですけど、やはり「太り気味」というほどでもないのかなと思います。
<BMI値で見るプレミアリーグ・デブ選手ランキング>
1位:マルティン・オルソン(ノリッジ)1.7m / 81kg / 28.0
2位:ダレン・ランドルフ(ウェストハム)1.88m / 98kg / 27.7
2位:フレイザー・キャンベル(クリスタル・パレス)1.72m / 82kg / 27.7
4位:ウェズ・モーガン(レスター)1.85m / 93kg / 27.2
5位:ダロン・ギブソン(エヴァートン)1.83m / 90kg / 26.9
6位:ブラニスラフ・イヴァノヴィッチ(チェルシー)1.85m / 91kg / 26.6
7位:ライアン・バートランド(サウサンプトン)1.79m / 85kg / 26.5
8位:ジョン・ラディ(ノリッジ)1.93m / 97kg / 26.0
8位:ロメル・ルカク(エヴァートン) 1.9m / 94kg / 26.0
8位:ダニー・グレアム(サンダーランド)1.83m / 87kg / 26.0
(プレミアリーグで最も「肥満度」が高い選手ランキングトップ10 2015/10/20 22:00より)