2025年3月8日土曜日
日本でまた前代未聞の再試合!やはり審判のルール不理解が原因
■2022/05/09 日本でまた前代未聞の再試合!やはり審判のルール不理解が原因
■2015/7/4 サッカーで人工芝が普及するか?女子ワールドカップで人工芝使用
■2015/10/20 FIFA汚職問題はプラティニもレッドカード?ブラッター会長から高額の金銭
■2015/6/29 FIFA会長立候補のマラドーナは日本嫌い?アジア枠減るなど嫌がらせするかも
■2017/03/05 PK戦は先攻有利で勝率6割 改革のためにテニス方式を検討中
■2017/06/24 サッカーを90分制から60分制に変更で、逆に長くなる理由
■2017/06/24 スアレスがやったハンドでゴール阻止も無効に
■2018/09/11 日本で前代未聞のPK戦だけ後日やり直しで、勝利クラブが敗退に
こんなことあったの?と驚いたのが、 前代未聞の「後日PK戦だけやり直し」です。日本の天皇杯の話で、プロチームがやっている試合で起きたことでした。
2018年6月6日に行われたJ1名古屋グランパスとJFL奈良クラブとの試合は、1-1のまま延長でも決着がつかず、奈良がPK戦5-4でジャイアントキリングを果たしていました。
しかし翌日、試合を見ていた「3級審判員の資格を持っている」というファンからの電話で、PK戦のルール適用に関する間違いの指摘が、日本サッカー協会にありました。
6日の試合は、奈良の3番目のキッカーが失敗し、2-4で迎えた奈良4番目のキッカー金久保は助走から左足で2度ケンケンし、右足でゴールを決めました。しかし、清水主審はフェイントと判断し、やり直しを命じます。ただ、金久保は2度目のキックも決め、名古屋はその後、2人連続で失敗。6人目のキッカーで勝負が付き、奈良クラブが3回戦に進出となりました。
私の理解だとこれはルール通りというもので、何が問題なのかわかりませんでした。実際、 一昨年ならこのルールで正解だったようです。
しかし、FIFAのルール変更で、昨シーズンから、審判がフェイントと判断した場合、そのPKは失敗と見なすことになっていたんだそうな。私がサッカー観ていないうちに、そんな変更があったんですね。
この新ルールなら、奈良クラブ4人目の金久保は失敗となり、その時点で名古屋の突破が決まるはずだったとのこと。勝っていたのは、本当は名古屋だったんです。
だとすれば、後日 やり直しも必要なかったのですけど、天皇杯実施委員会は<1>名古屋の勝ち<2>PKからやり直し<3>奈良クラブの勝ちの3パターンで議論した末、PK戦の最初からのやり直しで最終決定。
このやり直しPK戦も、7-6と接戦になりましたが、無事本来のルール上での勝利者であった名古屋が勝ちました。ただ、一度逆の勝敗が決まっていただけに、両チームともに複雑な思いであったと思われます。
(天皇杯、前代未聞のPK戦やり直しは名古屋の勝利 - 天皇杯 : 日刊スポーツ[2018年6月28日19時52分]より)
■2022/05/09 日本でまた前代未聞の再試合!やはり審判のルール不理解が原因
上記の<日本で前代未聞のPK戦だけ後日やり直しで、勝利クラブが敗退に>を思い出す話がありました。またもや日本で前代未聞という感じの再試合に。やはり審判がルールをわかっていなかった…というものです。
以下の説明はわかりづらいですが、ルール上イエローカードにもならないプレーをレッドカードにしてしまったということのようでした。
<Jリーグは4月5日、競技規則の適用ミスがあったJ2リーグ第8節のモンテディオ山形対ファジアーノ岡山の一戦(0-1)の取り扱いについて、再試合にすると発表した。
山形対岡山の一戦では、前半10分過ぎのジャッジへ疑惑の目が向けられていた。山形GK後藤は、味方からのバックパスが無人のゴールに向かった際、手で掻き出し難を逃れたが、このプレーに対して清水修平主審はレッドカードを提示し、一発退場を命じた。
競技規則の第12条には「ゴールキーパーが自分のペナルティーエリア内で、認められていないにもかかわらず手や腕でボールを扱った場合、間接フリーキックが与えられるが、懲戒の罰則は与えられない」との記述があり、競技ルールの適用ミスの可能性が浮上。山形側も声明を発表する事態に発展していた。
Jリーグは4日、このジャッジについて「勝敗の決定に影響を及ぼす、担当審判員による明らかな競技規則の適用ミスがあったことが確認されました」と発表。さらに5日、日本サッカー協会(JFA)を通じて国際サッカー評議会(IFAB)にも確認したうえで臨時実行委員会および臨時理事会を開催し、協議した結果、「山形は約80分間にわたって1人少ない状態で試合を行うことになり、試合の結果に重大な影響を及ぼし得た」として、再試合とすることを決定した>
(J2リーグ「山形対岡山」の再試合が決定 J発表、競技ルール“適用ミス”「重大な影響を及ぼし得た」 22/4/5(火) 18:28配信 FOOTBALL ZONEより)
https://news.yahoo.co.jp/articles/e9f57556911a26748e3a09f0c87af756bd7caffe
ということで、ルール上は審判の間違いなのですが、本来なら失点というプレーをファールで止めても、退場はおろか警告すらなく、PKにもならず、間接フリーキックという甘すぎる処分というのは納得いきませんね。同じページで書いている<スアレスがやったハンドでゴール阻止も無効に>を思い出しました。
ヤフーニュースのコメント欄でも同様の感想が出ています…と書いて今見たら逆に「問題ない」の声が優勢に変わっています。例えば、以下が1番人気でした。
<今回のケース、決定機阻止した反則なのにGKが退場にならないルールは、なんかおかしくないか?という、ルールに問題があるような意見がまま見られる。
しかし考えてみればGKというポジションは、プレーのほとんど決定機を阻止するためにある。それが仕事ですから。
だから、味方のミスで発生してしまったバックパスという反則で、GKを退場にするのはさすがに無理があるように思えます。
GKが警告や退場処分を受けるのは、明確に相手選手のプレーを妨害した時のみ、という考え方は正しいと私は思います>
ただ、私が見たときは、そもそも「ルールがおかしいから再試合はするな」という意見ではなく、「今のルールとしては審判が間違っているし再試合は正しいけど、反則に比べて罰則が甘すぎるので将来を考えてルール改正すべきでは?」という穏当な意見が1,2番人気でした。上記の反論は、わら人形論法的になっています。
また、「GKというポジションは、プレーのほとんど決定機を阻止するためにある」はよくわからない理論。現代のGKは以前より多くのものを求められていますし、相手の決定機を阻止するためのポジションだからと言ってフィールドプレーヤーと扱いを変える理由はないでしょう。
「明確に相手選手のプレーを妨害した時のみ問題」の考え方をフィールドプレイヤーに適用した場合、味方由来のボールをフィールドプレイヤーが手で扱っても厳罰にはらないということになりますが、それなら「おかしい」という声が多いはず。相手が蹴ったボールか、味方が蹴ったボールかは、特に関係ないと思うのですが…。
なお、バックパスルールって、かなり新しいルールなんですよね。バックパスルールはアイルランド代表GKパット・ボナーの時間稼ぎ行為が話題となった1990 FIFAワールドカップ終了後、時間稼ぎのプレーや、過度に守備的なプレーを減らすため1992年に導入されたものです。
逆に言うと、それまでは味方からのバックパスを手で扱ってもOKでした。罰則が軽いのはこうした歴史的経緯が関係しているのかもしれません。時間稼ぎのプレーや、過度に守備的なプレーを減らすことが主な目的だったため、バックパスによる失点を手で防ぐファールについては深く考えていなかった可能性もあります。
また、バックパスを手で扱うのが反則じゃなかった時代の古いサッカー好きには、「別にいいじゃん」的な感覚も残っているかもしれません。ヤフーニュースのコメント欄の人たちはこうした話には触れておらず、おそらく歴史的経緯は理解してなかったものと思われますが…。
■2015/7/4 サッカーで人工芝が普及するか?女子ワールドカップで人工芝使用
人工芝使っているんですね。いよいよ普及するのでしょうか?
-----引用 ここから-----
なでしこの活躍を後押し? 人工芝ビジネス伸び盛り:朝日新聞デジタル 新宅あゆみ 2015年7月3日16時45分
女子ワールドカップ(W杯)カナダ大会。そこで見られる緑まぶしいピッチは、すべてが人工芝だ。
(略)ピッチに敷かれたロングパイルと呼ばれる人工芝は、天然芝に比べピッチが傷みづらくイレギュラーが少ないとされる。
http://www.asahi.com/articles/ASH6Y6H4LH6YPLFA00K.html?iref=comranking_realrank03
-----引用 ここまで-----
しかし、人工芝は今まで選手らから反対され続けてきました。今回も結局批判があったようです。
-----引用 ここから-----
ただ、今回の女子W杯の会場を人工芝にすることには、大会前から論議を呼んできた。天然芝に比べてクッション性が低いと思われてきた人工芝に対し、米国代表のワンバック選手らが「けがの可能性が高まる」などと強く反発したのだ。
しかし、国際サッカー連盟(FIFA)は「けがの危険性は(天然芝と)同じ」と反論。寒冷地のカナダは天然芝の維持管理が難しいとして、人工芝での開催にこだわった。
-----引用 ここまで-----
なんだ、カナダの特殊事情なの?と思いました。
ただ、"FIFAの決断の背景には、人工芝の進化がある"と記事では書いています。もう昔の非難されていた人工芝とは違うのだそうです。
-----引用 ここから-----
現在の人工芝の主流はポリエチレン製。ごわごわした感触だった初期のナイロン製より軟らかく、滑り込んだときの摩擦によるけがも減らせるようになった。
-----引用 ここまで-----
住友ゴム工業が昨年9月に発売した新製品は、耐久性を2倍程度に向上。2種類の素材を使うことで天然芝の風合いに近づけています。
また、積水樹脂が2013年に出した新製品は、太陽光を反射する原料を混ぜ、温度上昇を5~10度抑える効果があります。日を浴びると天然芝より高温になる欠点を解消するための工夫です。
"男子プロのJリーグは今も、公式試合は天然芝と規約で決まってい"るということで、やはり天然芝でなくてはなりません。
ただ、"日本サッカー協会は03年、人工芝のピッチを公認する基準を設け、天然芝の補完として活用も進めてきた"とありました。
FIFAはまだ今回の女子ワールドカップでの人工芝についての評価を口にしていませんが、今後いっそう人工芝が普及する可能性があります。
■2015/10/20 FIFA汚職問題はプラティニもレッドカード?ブラッター会長から高額の金銭
あのプラティニもアウト…と書こうとしたんですが、サッカーなので「レッドカード」に。
「やはり」とあるのは、日刊ゲンダイがもともとプラティニさんを怪しいと思っていたためみたいです。
-----引用 ここから-----
FIFA汚職問題 灰色プラティニ副会長はやはり真っ黒だった 日刊ゲンダイ / 2015年10月20日 12時16分
日刊ゲンダイは今年6月、ブラッター会長の突然の辞任を受けて、「伏魔殿FIFAの内幕」という緊急連載を掲載した。その中では、22年W杯の開催地を決める際、「大本命といわれる米国に投票する」と示唆していたプラティニ氏が、カタールに投票した衝撃の内幕と、実は真っ黒な一面を持つことを詳しく報じている。
http://news.infoseek.co.jp/article/gendainet_283126/
-----引用 ここまで-----
副会長やUEFA会長は、FIFA会長と対立することもあったのですが、プラティニ会長は違うんだ!と思っていたら、こっそり金もらっていたとは…。
-----引用 ここから-----
国際サッカー連盟(FIFA)幹部の汚職をめぐる問題で欧州連盟(UEFA)会長のミシェル・プラティニ氏(60)は19日、FIFAゼップ・ブラッター会長(79)から契約書なしに高額の金銭を受け取っていた事実を認めた。(略)
スイス検察当局が調査に乗り出していた疑惑の金額は200万スイスフラン(約2億4800万円)。ルモンドによると両氏の関係は98年から続いていたという。
-----引用 ここまで-----
次期会長選が断たれるかもと書いていましたが、そりゃ当然です。これ以上晩節を汚すことなく、さっさと身を引くべきでしょう。サッカー界の恥です。
■2015/6/29 FIFA会長立候補のマラドーナは日本嫌い?アジア枠減るなど嫌がらせするかも
私がそう思うってんじゃなくて、ネットでそう言われているって話です。
-----引用 ここから-----
当選したら日本代表が大ピンチ!? “因縁”ディエゴ・マラドーナがFIFA会長立候補へ
日刊サイゾー / 2015年6月28日 19時0分
「ウルグアイの著名ジャーナリストであるビクトル・ウーゴ・モラレス氏が、ディエゴ・マラドーナが次期FIFA会長選に出馬すると、21日にTwitterで明らかにしました。マラドーナといえば、サッカー界きってのスーパースターであると同時に、薬物問題の“前科者”ですからね。世界中は驚きに満ちていますよ」(スポーツライター)
(中略)
「実は、マラドーナと日本は因縁の深い仲なんです。1991年Jリーグ発足に向けて補強を進めていた名古屋グランパスエイトは、年俸や契約金を併せ総額15億円という契約で、マラドーナ入団を内定させていました。しかし、マラドーナの薬物使用疑惑により、スポンサーであるトヨタが拒否したんです。94年にはキリンカップの来日予定を、これまた薬物使用問題で日本側が入国を禁止しました。日韓W杯の際には、アルゼンチン大使という名目で来日を果たしていますが、正式には、いまだに入国禁止は解かれていません。精神的に子どもであるマラドーナの性格を考え、ファンからも『日本に不利なことを平気でしそうだ!』『きっといいことは何ひとつない!』『下手したらW杯のアジア枠減らされるぞ!』と、不安の声があがっています」(同スポーツライター)
(文=沢野奈津夫)
http://news.infoseek.co.jp/article/cyzo_20150628_678981/
-----引用 ここまで-----
知らない人が多いでしょうが、日本で行われた1979 FIFAワールドユース選手権で活躍した、ディエゴ・マラドーナの弟のウーゴ・マラドーナがコンサドーレ札幌がプレーしていたみたいな良い縁もあるんですけどね。
なお、『下手したらW杯のアジア枠減らされるぞ!』については。そもそもアジア枠が不自然に多いという指摘もあります。
そして、この多い理由は今まさしくブラッター会長らが責められている理由、カネの問題です。中東などアジアにはお金を多く出す国が多いので、アジアに有利にしているという説があるのです。金で買ったワールドカップ枠だという見方です。
ですから、マラドーナが会長にならなくてもアジア枠は減る可能性がありますし、前回ワールドカップの成績のひどさを考えても、減らすことは妥当だと思います。
■2017/03/05 PK戦は先攻有利で勝率6割 改革のためにテニス方式を検討中
サッカーの競技規則を定める国際サッカー評議会(IFAB)を構成するスコットランドサッカー協会CEOのスチュワート・レーガンさんは、「60%のケースにおいて、先に蹴ったチームが勝利している」としていました。
そんなに先攻が有利だとは思いませんでした。理由は書かれていませんが、たぶんリードされる展開が多いので、後攻の方がプレッシャーが強いってことなんでしょうね。
先攻有利のPK戦に大改革? "テニス方式"の導入視野にテスト実施へ フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年03月04日
では、この問題の解決方法はあるのでしょうか?
サッカーの競技規則を定める国際サッカー評議会(IFAB)が検討しているのは、テニス方式。
テニスのタイブレークにおいて両選手が2本ずつサーブを打ち合う方式と同様の、各チームが「2本ずつ」シュートを蹴り合う方法です。
チームAとチームBが対戦するとすれば、以下のような順番になります。
「AB、BA、AB、BA」
IFABは、下部レベルの大会において年内にもテストを実施することを検討しているとのこと。
で、これがなぜ有効そうなのか?と言うと、先ほどの「リードされる展開」が先攻側にも起きやすいということですね。
例えば、全員成功していた場合、今まで後攻側は0ー1,1-2,2-3,3-4など、常に決めなければ大ピンチになるというプレッシャーの中で蹴っていました。
しかし、ABBA方式だと、同じ条件でも 0-1,1-1,2-3,3-3と同点の状態でのキックの回数が増えます。
逆に先攻側は、0-0,1-2,2-2,3-4といった感じで、後攻チーム同様にリードされてプレッシャーがかかる状態でのキックが増えてきます。
このやり方ですと、かなり先攻有利な状況は緩和されるのではないかと思います。
■2017/06/24 サッカーを90分制から60分制に変更で、逆に長くなる理由
別のサッカーの改革案。サッカーが大きく変わる? 90分から「60分制」への変更など驚きの改革案 フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年06月18日 という記事からです。
サッカーの競技規則に関する決定権を持つ国際サッカー評議会(IFAB)。ここが国際サッカー連盟(FIFA)との連携の上で、IFABは「プレー、フェア!」と題するキャンペーンで、提案文書を出していました。
最も 注目されるのが、現在90分間で行われているサッカーの試合時間を「60分」に変更するというもの。
大幅な短縮…と思いきや、 実際のプレー時間は現行のルールより長くなると見られています。"プレーが止まった場合には時計を止める"ためです。
どうも現在は、「一般的な90分間の試合で、インプレー中の実際の時間が60分よりも短い」のだそう。
そこで、「時間稼ぎを減らし、試合のスピードアップを図る」とのこと。プレー時間が増えて、なおかつ以前より早く試合が終わるとすれば、サッカーの魅力も高まるかもしれません。
■2017/06/24 スアレスがやったハンドでゴール阻止も無効に
国際サッカー評議会(IFAB)の提案は、他にもあります。最初のPKの新方式もここに含まれているとのことでした。
・ フリーキックやコーナーキックの場面で他の選手にパスを出さずにキッカーが自ら2回以上タッチしてプレーを進めることを認める
・ゴールライン上でのハンドでゴールが阻まれた場合には得点を認める
・前半終了や試合終了の笛はプレーが止まった時にのみ吹かれるようにする
「ゴールライン上でのハンドでゴールが阻まれた場合には得点を認める」は、すぐにでも始めるべきでしょう。
昔ワールドカップで、ウルグアイのスアレスが これをやって、なおかつPKが外れて本来なら勝っていた可能性の高いチームが延長で負けてしまうということがおきました。
こんな卑怯なことは許されてはいけません。
2025年3月7日金曜日
ロシア代表主将アルテム・ジューバ、ウクライナ侵攻問題で逆ギレ
■2022/03/19 ロシア代表主将アルテム・ジューバ、ウクライナ侵攻問題で逆ギレ
■2018/06/20 弱いと言われていた開催国ロシアが2戦連続快勝!
■2018/06/20 センスを感じさせる21歳のゴロビンはネクストスター候補
■2018/06/26 開催国ロシア、強豪ウルグアイ戦はボロクソで後を引きそうな敗戦
■2018/06/26 謎のFKの守備による失点と軽率な退場でボロボロだったロシア
■2018/07/02 「自分たちのサッカー」を捨てたおかげでロシアが大金星!
■2018/07/08 ゴロビンはだんだん調子が下がっていた?大ブレイクには至らず
■2018/09/21 ロシアの問題児ジュバ、違約金払って古巣に報復ゴール
ロシアワールドカップ開催国ロシアで最も活躍した選手は誰か?というのは、意見が分かれるところだと思われます。ただ、とりあえず、その候補の一人になるのが間違いないと思われるのが、大会3得点のFWアルチョム・ジュバ(アルテム・ジューバなどとも、29=アルセナル)でしょう。
1メートル96、90キロのゴツい体格が目立つジュバ。ただ、どうもピッチ外 でも個性派なようです。まず「ロシアのイブラヒモビッチ」を「自称する」という点で変わっています。なかなか自分でそんなことを言う人はいません。
ジュバは個性派というか、「問題児」とされており、以下のような問題を起こしてきたそうな。これらの話は後で知りましたが、そういえば、大会中も熱くなって握手を無視するシーンが見られました。
・スパルタク・モスクワ時代、ディナモ・モスクワとのダービー惨敗で「あのちっちゃいコーチに聞いてくれ」とエメリ監督(現アーセナル監督)に暴言。
・カペッロ元代表監督に忌み嫌われて14年W杯には招集されず。
・2018年1月にはマンチーニ監督(現イタリア代表監督)と対立して強豪ゼニトから放出。
・スパルタクの下部組織育ちにもかかわらず、15年に宿敵のゼニトへ移籍しファンからもあきれられた。
・2018年4月、本来なら出られないはずのゼニト戦に自ら違約金の半額6万ユーロ(約780万円)を払って出場。(所属のアルセナルはゼニトからのレンタル移籍のため、そういった契約があったのだと思われます)
(<a href="https://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2018/07/07/kiji/20180706s00002009384000c.html" target="_blank">【W杯 今日の注目選手】ジュバ抜けた問題児「露のイブラヒモビッチ」― スポニチ Sponichi Annex サッカー</a> 2018年7月7日より)
個性派ですけど、個人的には褒めたくない行動。ただ、ロシアワールドカップで結果を出していますし、違約金を支払って出たゼニト戦でも「放出しやがって!」といった感じで報復ゴールしています。選手としては悪くないんでしょうね。
■2022/03/19 ロシア代表主将アルテム・ジューバ、ウクライナ侵攻問題で逆ギレ
キャプテンって人格じゃないと思うのですが、問題児ジューバ(アルテム・ジューバ、アルチョム・ジュバ)は、ロシア代表のキャプテンやっているんですね。で、問題児らしく、ロシアのウクライナ侵攻で話題になっていました。
ウクライナ侵攻でロシア人選手らは沈黙を保っていたらしいのですが、槍玉に挙がっており、今回アルテム・ジューバがこらえきれずインスタグラムで反応したようです。
「戦争は怖いです。しかし自分がショックなのは人間の敵意と憎しみだ」
「私は国籍に基づく差別に反対しています。私はロシア人であることを恥じていません。ロシア人であることを誇りに思っています。そして、なぜアスリートが今苦しむべきなのか理解できません」
「私はダブルスタンダードに反対しています」
「人々はスポーツと政治を切り離せと叫んできたのに、ロシアに関してこの原則が完全に忘れられるのはなぜですか?」
(「こんなことで私たちを怒らせることはできない」 ウクライナ代表から批判のロシア代表主将が持論 3/4(金) 13:22配信 J-CASTニュースより)
https://news.yahoo.co.jp/articles/40e38bc1a6137d0d793fc156992052c92d654b9b
「スポーツと政治は別」の原則は私も支持していますが、今回はそれに反する行動があるのは理解できます。ただ、上記の内容では具体的に何を想定しているのかは不明なので、なんとも言えず。とりあえず、いかなるときもスポーツ選手やチームが政治的な発言をしてはいけないという意味ではないことは指摘しておきます。
問題児ジューバでもプーチンは怖いのか?と思うかもしれませんが、たぶんそうじゃなくて普通にプーチンが大好きなタイプでしょう。もともとプーチン大統領の支持率は高く、ウクライナ侵攻でむしろさらに上がったほど、ロシア人から支持されています。
「戦争は怖い」なんてことも言っていますが、そういうキャラでもなく、過去の言動からするとむしろ「野郎ぶっ殺してやる!」というタイプ。上記の発言だけで終わらせると、「被害者」面できる可能性はまだ少しあったのに、最後に以下のように喧嘩を売って台無しに。戦争反対でも差別反対でもなく、批判されたのを頭に来てやり返そうと思っただけだとわかります。
「イギリスの大邸宅の中で座ってひどいことを言う何人かの仲間たちへ:こんなことで私たちを怒らせることはできない。私たちはすべてを理解している。すべての人に平和と優しさを」
アルテム・ジューバの母はロシア人ですが、父はウクライナ人という微妙そうな血筋。ただ、以上のように発言を見ると、ウクライナを配慮する様子は一切見られません。上記よりもっと長い、おそらく全文を引用した記事もあったのですが、ひたすらロシア人が被害者だと訴えるだけでウクライナへの思いやりは見られませんでした。
前述の通り、私は「スポーツと政治は別」の原則を支持します。また、ロシア人への差別も許されるとは考えません。これは絶対ダメですよ。
ただ、何の落ち度もないウクライナの民間人が、「ロシア人への差別」以上の理不尽さで多数殺害され続けているという、差別をはるかに超える最大限の被害を受けている中で、彼らに何の言葉もない…というのは、「ウクライナ侵攻を肯定し、ひたすらロシアを正当化したい」という本音がバレバレ。普通ならもう少し中立性を感じさせる偽装工作をしますわ…。
■2018/06/20 弱いと言われていた開催国ロシアが2戦連続快勝!
ロシア・ワールドカップ(W杯)グループA第2節 ロシア3-1エジプト
【ロシア】OG(後2)チェリシェフ(後14)ジューバ(後17)【エジプト】サラー(後28[PK])
初戦ビデオ録画に失敗して1日ショックから立ち直れなかったロシアをやっと見ることができました。ただ、見たかった選手の1人ジャゴエフは怪我しちゃったみたいですね。27歳でテクニックがあって、パスが出せる他オールマイティーだと聞いていました。
戦前は弱いと言われていましたが、5得点で快勝。サウジアラビアは背が小さく攻撃から入るチームということで、崩れるんじゃないかとは思っていましたが、ここまで量産すうとは。
今日も守備がしっかり。エジプトは守備から入るチームなので、初戦で守備チーム同士、そして、初戦負けて勝ちたいというゲームですっかりプランが崩れてしまいました。
■2018/06/20 センスを感じさせる21歳のゴロビンはネクストスター候補
GK
1 イゴール・アキンフェエフ 6
DF
2 マリオ・フェルナンデス 7
27歳。右SB。よく上がっていた選手。後半ペナルティエリア内右のところに勢いよく走ってきて、右サイドからのボールを受けるとそのまま深いところまで。そこから切り返して低いパスを入れてアシスト。仕事しました。
3 イリヤ・クテポフ 6
4 セルゲイ・イグナシェビッチ 6.5
18 ユーリ・ジルコフ 6.5(86分OUT)
27歳。左サイドバック。ロシアのロナウジーニョと呼ばれたことがあり、1つ前もできるもののサイドバックで登場。守備をしっかりやっているということもあり、そのテクニックはあまりわかりませんでした。
MF
11 ロマン・ゾブニン 7
24歳。センターハーフ。特に良いシュートではなかったものの、オウンゴールとなったゴールは彼からのもの。一方で、PK献上で失点となったファールも彼のもの。引っ張ってしまいました。引っ張り始めの位置は外だったと思いますけどね。
体の強い守備をする他、運動量もありました。また、体が強く185cmと長身なのに似合わず、テクニックあるドリブルをしていたので、足元も悪くなさそうに見えました。
8 ユーリ・ガジンスキー 7
19 アレクサンデル・サメドフ 6.5
17 アレクサンドル・ゴロビン 7
21歳のドリブラーで一番見たかった選手。初戦はゴールも決めたみたいですね。見れなかったのがマジで残念です。
ドリブルは結構引っかかっていましたね。ただ、仕掛けてくるので嫌な選手。前半、あまりアクションなく上体を起こした状態のまま、ちょんという感じで中へ入れるクロスなんかもおもしろかったです。
後半、足に吸い付くようなボール扱いで切り返したプレーも印象に残りました。センスを感じます。
6 デニス・チェリシェフ 7(74分OUT)
FW
22 アルテム・ジューバ 7.5(79分OUT)
29歳。後ろからのロングボール、完璧にコントロールしたわけではないのですけど、相手がクリアしきれなかったのをそのままコントロールしたような感じでシュートまで行きゴール。このプレーの中では体を使って相手選手とうまく入れ替わっていました。一部ラッキーな面あったものの、見事な部分が 多かったです。
交代選手
MF7 ダレル・クジャエフ 6(74分IN)
FW10 ヒョードル・スモロフ ―(79分IN)
DF13 ヒョードル・クドルヤショフ ―(86分IN)
(メンバー・採点は、【ロシア 3-1 エジプト|W杯選手採点】決勝T進出濃厚の連勝ロシアは守備の巧みさを発揮! | サッカーダイジェストWebより)
■2018/06/26 開催国ロシア、強豪ウルグアイ戦はボロクソで後を引きそうな敗戦
ロシア・ワールドカップ(W杯)グループA最終節 ウルグアイ 3-0 ロシア
両チームともにグループリーグ突破は決定。相手は順当ならスペインかポルトガルですけど、順位はまだ未決定であり、勝つ必要はなし。ただ、チームの勢いとしてはやはり勝った方が良いでしょう。そこまでゆるいゲームにはならないかなと思いました。
ただ、ロシアが先に失点。こうなると、堅守で試合巧者のウルグアイ 相手というのはきついです。さらに2点目まで取られてしまいました。こうなると、勝利うんぬんよりチームの雰囲気を…というところだったのに、なんと前半のうちに退場者を出してしまいます。
これで一気にゲームがつまらなく。ウルグアイは勝利がほぼ確定で体力を温存した方が良く、ロシアも点を取るよりもガタガタに崩れる方が問題です。両チームこのままで良いということに。
ただ、ロシアはその後も失点。ウルグアイはゆるいゲーム運びながら良い雰囲気で終われた一方で、ロシアはきついですね。退場者が出たので仕方ないと切り替えられると良いのですけど、後を引くかもしれません。10人で走らされたのも辛いです。
一応、ゴロビンは温存した感じで、そこは希望があります。ゴロビンがいなくて攻め手がなかった感じもありました。彼が入ってくると、また変わってくるでしょう。
ロシアの方を応援していましたがこのように完敗。応援チーム戦績は、10勝11敗5分け。再び負け先行となりました。
■2018/06/26 謎のFKの守備による失点と軽率な退場でボロボロだったロシア
GK
1 イゴール・アキンフェエフ 6
32歳。FKからの失点はミスじゃないかと。壁の端に相手選手がいて、その隣にもう1人いた選手が動いてそのところに強烈シュートを。GKは反応したわけでもなく、ポジショニングも半端だったような。普通は壁のない開けたサイドにGKが寄るでしょう。壁側に蹴ってくるとヤマ張ったんじゃないですかね?
DF
23 イゴール・スモルニコフ 4.5
29歳。RSB。チャンスをもらったのですが空回り。1枚もらっていたのに、そう危ない場面でもないのに遅れて足に行ってしまって2枚めで退場。前半のうちの退場はきつすぎました。
3 イリヤ・クテポフ 5.5
24歳。CB。横パスを低い位置でミスって危ないところあったのが気になりました。
4 セルゲイ・イグナシェビッチ 6
13 ヒョードル・クドルヤショフ 5.5
MF
11 ロマン・ゾブニン 5.5
8 ユーリ・ガジンスキー 5(46分OUT)
19 アレクサンデル・サメドフ 6
15 アレクセイ・ミランチュク 5.5(60分OUT)
6 デニス・チェリシェフ 5.5(38分OUT)
FW
22 アルテム・ジューバ 6.5
交代選手
DF2 マリオ・フェルナンデス 6.5(38分IN)
MF7 ダレル・クジャエフ 6(46分IN)
FW10 ヒョードル・スモロフ 6(60分IN)
28歳。ペナルティーエリア内で切り返してチャンスとなったプレーがありました。
(【ウルグアイ 3-0 ロシア|W杯選手採点】開催国を無力化した3連勝ウルグアイは各選手が奮闘! | サッカーダイジェストWebより)
■2018/07/02 「自分たちのサッカー」を捨てたおかげでロシアが大金星!
ロシア・ワールドカップ(W杯)ベスト16 スペイン 1-1 (PK3-4) ロシア
【スペイン】OG(前12)【ロシア】ジューバ(前41[PK])
ロシアが勝つにはしっかり守ってカウンターか、セットプレー狙い。スペインは高さだけでなく、セットプレーでの集中力がなくて脆さがあります。
ただ、ロシアは守備から入るチームではなさそうでした。「自分たちのサッカー」というプライドを捨てて、きっちり守れるだろうか?と見る前は思っていましたが、本当に良く意思統一されていましたね。素晴らしい守備でした。スペインは90.31%の1006本のパスを成功、ポゼッションは78.97%でともに大会新記録。しかし、ほとんどチャンスらしいチャンスはなく回しているだけで終わっています。優勝したときのスペインは動いている選手が多かったのですけど、今日も足が止まって待っていることが多かったです。
試合はロシアの鍵だと思っていたセットプレーでスペインが先制する意外な展開に。ただ、ロシアの同点ゴールはやはりPKという流れの中以外のもの。このPK獲得もCKからでした。ただし、カウンターの方はあまり可能性を感じないものでした。
この日同じPK戦まで行ったデンマークの場合、クロアチア相手にカウンターが怖かったです。このような場合、選手らは支配されていても自分たちのペースという気持ちで戦えます。一方、ロシアは前述の通りダメで、ほぼ守りっぱなしという状態。前述のデータもそういうものですね。これだと選手は当然精神的に相当苦しいのですけど、守るたびにロシアのサポーターが大歓声。救われたでしょう。今日のロシアの勝利は、サポーターの力が大きかったと思います。
あと、ロシアが後半のキックオフのときに、右サイドに人を集めて一気に走っていき、そこに蹴り込んでいておもしろかったです。でも、よくあるプレーなんですかね?キックオフの場面は大体早送りでちょっと経ったところから見るので自信なし。ワールドカップ以外はほとんどサッカー見ないので、最近のかなりの距離を動かすキックオフもまだ慣れません。
GK
1 イゴール・アキンフェエフ 8
32歳。120分の間にも良いセーブがありましたし、PK戦でも1人止めました。良かったですね。
DF
3 イリヤ・クテポフ 6.5
4 セルゲイ・イグナシェビッチ 6
13 ヒョードル・クドルヤショフ 6
MF
2 マリオ・フェルナンデス 6.5
7 ダレル・クジャエフ 6(90+7分OUT)
11 ロマン・ゾブニン 5.5
17 アレクサンドル・ゴロビン 6.5
21歳。新皇帝という仰々しいニックネームがあるものの、ボールタッチや雰囲気はむしろ華麗です。今日はカウンターなどの攻撃面であまり怖さは見せられず。ただ、守備は本当によく頑張っており、カウンターを食らったときにスピードを見せて自陣まで帰って危ないところを防ぐプレーも見られました。
18 ユーリ・ジルコフ 5.5(46分OUT)
19 アレクサンデル・サメドフ 6(61分OUT)
FW
22 アルテム・ジューバ 6.5(65分OUT)
29歳。CKのヘディングシュートをハンドリングされてPKを取りました。自分で行ったキックは時間がかかってどうかと思ったものの、勢いよく決めて同点に。他は攻撃機会が少なく辛い試合展開だったものの、大仕事をこなしました。
交代選手
DF14 ウラジミール・グラナト 5.5(46分IN)
MF6 デニス・チェリシェフ 6(61分IN)
FW10 ヒョードル・スモロフ 6(65分IN)
MF21 アレクサンドル・エロヒン 5.5(90+7分IN)
(メンバー、採点は、【スペイン1‐1(PK3-4)ロシア|W杯選手採点&寸評】強豪スペインに大金星! 最高評価はロシアの守護神アキンフェエフに! | サッカーダイジェストWebより)
■2018/07/08 ゴロビンはだんだん調子が下がっていた?大ブレイクには至らず
ロシア・ワールドカップ(W杯)準々決勝 ロシア 2-2(PK3-4) クロアチア
【ロシア】チェリシェフ(前31)マリオ・フェルナンデス(延後10)
【クロアチア】クラマリッチ(前39)ヴィダ(延前11)
スペイン戦は引いてスペースを埋めて徹底的に守りました。これで大金星を上げられたのでそのまま来るかと思ったら、フォーメーションを変えて4バックに。さらに立ち上がりからプレスを上げて押し気味という全然違うやり方。どうかなぁ?と感じました。
やはりボール扱いで差があるために、すぐにクロアチアペースに。それでも中盤は拾えており、その形で先制。とはいえ、このやり方は守備のリスクが上がるということもあり、空いてしまったスペースを使われて失点。
後半もクロアチアが押しつつ、ロシアもチャンスを作れていましたが決着つかず。延長では先にクロアチアに入れられてしまったものの、クロアチアは怪我人のために守備で交代カードを使い切ってしまった上にさらに疲れや怪我気味なところが目立っており、今なら行けると思って見ていると同点。ロシアに流れが来ていたと思ったのですけど、PK戦で敗れました。
ロシアの方を応援。ただ、負けてしまったので、応援チームは、19勝19敗6分け(1試合応援なし)で五分にまた戻りました。
4-4-1-1
GK
1 イゴール・アキンフェエフ 5
32歳。キックを外に出してしまうプレーがあったものの、PK戦は1本止めました。かなり難しい低いボールでコースも厳しいところをピタリでした。他に1つ触った惜しいところも。
DF
2 マリオ・フェルナンデス 6.5
27歳。RSB。大チャンスにはなっていなかったものの、前半からよく上がってはいました。後半は、ジューバに合わせる短めのクロスでいいところ。また、延長ではFKでマークが外れていて同点ヘッドを叩き込みます。でも、こういう選手が外すんだよなと思って見ていたPKで外してしまい、ヒーローにはなれませんでした。
3 イリヤ・クテポフ 6
24歳。RCB。後半、中でちゃんとケアできず、ちょっと危ない場面がありました。一方で、右サイドを縦に裏へ出したロングボールでチャンスを作っていました。
4 セルゲイ・イグナシェビッチ 6.5
38歳。LCB。右奥まで一気に良いロングボールを送っていました。守備でもよく対応。延長でモドリッチのドリブルに見せた対応が特に良いものでした。一方で、延長の失点場面のマーカーの責任としては彼かな?と思ったものの、メディアでは指摘がありませんでした。
13 ヒョードル・クドルヤショフ 6
MF
6 デニス・チェリシェフ 6.5(67分OUT)
27歳。LSH。良いカットをして上がるプレー。あmた、中央で拾えたところを上がっていって、ジューバに当ててリターンされたところ、守備選手をかわしながら左足で左上に素晴らしいミドルシュート。
前半は他におもしろいストレートのFK。一方、後半になると、カウンターで失ってしまうなど、燃え尽きた感じで交代。
7 ダレル・クジャエフ 5.5
25歳。CM。前半の失点の場面で走ってはいたものの、人を全然見ておらず彼の責任かなと感じました。ただ、メディアでは指摘がありませんでした。
11 ロマン・ゾブニン 7
24歳。CM。低めの位置ですけど、足裏を使ったターンで入れ替わるプレーを見せていておっ!と思いました。
17 アレクサンドル・ゴロビン 6(102分OUT)
21歳。OH。放送や超ワールドサッカーでは2トップ、サッカーダイジェストでは4-2-3-1のトップ下、私は4-4-1-1で1.5列目かなぁと感じました。
今日はFKでなかなかのボールがあったものの、カウンターのチャンスでうまく体を入れられてしまうなど冴えず。あまり目立ちませんでした。
ゴールやアシストという目に見える数字は残っているものの、私が見た試合のパフォーマンスだとイマイチなものが多く。グループリーグ2試合目は結構良かったのに、ノックアウトステージではいまいちだったんですよ。3試合目は温存していますし、たぶん私が見損ねた初戦がピークで徐々に下がってきたのではないかと。ボールタッチやキックは良さを感じて好きになれそうですけど、今大会の若手ベスト11と言えるか?と言うと迷います。
19 アレクサンデル・サメドフ 5.5(54分OUT)
FW
22 アルテム・ジューバ 6.5(79分OUT)
29歳。股下を通すおもしろいパスを見せていました。カウンターで1人だったものの、キープして上がり待つ良いプレーも。さらに得点シーンでは、DFを引き連れてから出してアシストしていました。それから、CKの後、頑張るプレーでファールをもらい、相手にはイエローカードまでお見舞い。
後半は前半ほど目立てなかったものの、彼の高さや前で頑張るプレーは良さがあり、途中交代してしまったのはもったいないと感じました。
そういえば、本人も交代が不満だったのか、ベンチに帰ったときにスタッフとの握手を拒否するような画面が出ていた気がしました。熱くなるタイプですね。
交代選手
MF21 アレクサンドル・エロヒン 6(54分IN)
FW10 ヒョードル・スモロフ 5.5(67分IN)
MF8 ユーリ・ガジンスキー 5.5(79分IN)
MF9 アラン・ジャゴエフ 6(102分IN)
28歳。延長で入ってすぐからセットプレーを蹴っていました。すごいって感じでなくてまずまずと思ったボールでアシストを記録。
(メンバー、採点は、【ロシア2-2(PK3-4)クロアチア|W杯選手採点】大会屈指の好ゲーム、MOMは120分間「質と量」を維持しつづけたモドリッチに! | サッカーダイジェストWebより)
2025年3月6日木曜日
東京都出身のサッカー選手、人口の割に豪華じゃない?
■2019/08/21 小柄なCB小林祐三や黄金世代の長身GK榎本達也が東京都出身
■2019/08/21 東京都出身のサッカー選手、人口の割に豪華じゃない?
■2016/3/14 征矢智和・征矢貴裕兄弟、高円宮杯でヴェルディユースの優勝に貢献!
■2016/2/3 1対1で好対応できるセンターバック、鎌田次郎 優秀選手にも選出
■2019/08/21 小柄なCB小林祐三や黄金世代の長身GK榎本達也が東京都出身
東京都出身のサッカー選手なんですけど、単純に人口が多いから選手も大量にいますね。こういうときには、高校・ユース別に分けるという手があります。ただ、東京都の場合、おそらく地元ではない強豪チームにバラけて所属するという特徴があると思われ、この方法でも不向き。しゃーないので、ひとまとめにしますわ。
GK 榎本達也 J1 223 日本代表候補
人数が多い割にあまり好きな選手いないかな?と思ったのですけど、榎本達也がいましたわ。いわゆる黄金世代…ではあるものの、アジア大会でのレギュラー。本番は南雄太でした。彼の方も好きでしたね。
190cmと日本人としては長身のGK。派手なセービングではなく地味なタイプだった印象。同じマリノスには榎本哲也というよく似た名前のライバルがいましたが、哲也の場合は180cm。達也はひょろりとした感じで、哲也はガチッとしたイメージが残っています。私は達也派だったものの、レギュラーを奪われてしまいました。以降は見ていません。
CB、RSB 小林祐三 J1 311
もともと書きたかったのは彼。 2004年SBSカップ(日本U-19 0-0 ブラジルU-19)のメモがあったためです。176cmと小さめなのにも関わらず、本来はストッパー。しかし、守備的なMFで使われていました。この後書くようにRSBもやっており、ユーティリティなタイプです。当時のメモとしては、よく左右に流れて守備に行っているものの、ファールが多く、アフター気味なプレーも見られるというものでした。
その後、レイソルでRSBでも見たのですが、上下に運動力が多く、攻撃でもストロングポイントとなっていました。Wikipedia見ると、レイソルでのRSB時代が短いので、ひょっとしたらJ2で見たときかもしれません。テレビの解説でも評価がたかった記憶。良い選手でしたね。
ただ、全然好きだと思わなった選手。小柄なDFってモロに私のタイプっぽいのですけど、全く好きじゃありませんでした。不思議です。
■2019/08/21 東京都出身のサッカー選手、人口の割に豪華じゃない?
まだ全然整理していなくて、とりあえず、Wikipediaのをほぼそのまま貼り付け。パッと見た感じ都並敏史さんがいました。ちゃんと見ていないものの、ひょっとしたら人数の割に大物選手が少ないかもしれませんね。(2020/07/02に何人か出場試合数を追加しました)
会津雄生(MF:FC岐阜) J2 13
青木亮太(MF:名古屋グランパス):町田市 J1 23 J2 26
安藝正俊(DF:VONDS市原):小金井市 J3 21
浅岡朝泰(MF/DF:元読売サッカークラブ) 日本代表8 JSL 102
朝野安之(GK:湘南ベルマーレコーチ兼通訳)
薊理絵(MF:ASエルフェン埼玉):東村山市
足助翔(DF:元カターレ富山)
熱田眞(MF:元京都パープルサンガ):町田市
阿部巧(DF:SC相模原):大田区
阿部拓馬(FW:ベガルタ仙台):小平市
阿部伸行(GK:AC長野パルセイロ):東大和市
阿部正紀(DF:FC岐阜)
阿部優(FW:元坂井フェニックス)
阿部祐大朗(FW:元ガイナーレ鳥取):町田市
天野将平(FW:元ラインメール青森):足立区
新井辰也(DF:FC岐阜)
安藤駿介(GK:川崎フロンターレ):世田谷区
安柄俊(FW:ロアッソ熊本):国分寺市
飯尾和也(DF:元松本山雅FC):練馬区
飯島寿久(DF:元川崎フロンターレ)
飯泉涼矢(FW:FC今治)
飯塚亮(MF:FC刈谷)
池田太(DF:元浦和レッズ):板橋区
井澤惇(MF:徳島ヴォルティス):練馬区
石川高大(DF:元FC刈谷):江戸川区
石野秀多(MF:藤枝MYFC)
一井賢人(DF:東京23FC)
井手口純(DF:元サガン鳥栖)
伊藤雅範(DF:府中アスレティックFC監督*フットサル):調布市
稲垣祥(MF:サンフレッチェ広島):練馬区
井上平(FW:元SC相模原):八王子市
井上亮太(GK:ガイナーレ鳥取):中野区
岩渕真奈(FW:TSG1899ホッフェンハイム):武蔵野市
岩渕良太(MF:藤枝MYFC):武蔵野市
上田康太(MF:ファジアーノ岡山):青梅市
浦上壮史(GK:元川崎フロンターレ)
浦田樹(DF:ギラヴァンツ北九州)
江澤慶(福島ユナイテッドFCコーチ)
遠藤雅大(DF:元ジュビロ磐田)
太田宏介(DF:FC東京):町田市
大竹奈美(FW:元日テレベレーザ、アルテ高崎女子チームコーチ):町田市
小笠原賢聖(MF:Y.S.C.C.横浜)
岡島清延(DF:元東京ガスFC)
岡田正義(元審判員):保谷市(現:西東京市)
岡田亮太(DF:福島ユナイテッドFC)
岡本武行(GK:元大宮アルディージャGM)
小川佳純(MF:アルビレックス新潟):杉並区
奥田大二郎(DF:元藤枝MYFC)
奥原崇(MF:元FC東京):稲城市
小田倉康太(DF:東京武蔵野シティFC)
小田島怜(DF:SC相模原):多摩市
尾亦弘友希(DF:元アビスパ福岡):杉並区
小見幸隆(MF:元東京ヴェルディ監督)
梶山陽平(MF:FC東京):江東区
柏木翔一(FW:元FC町田ゼルビア):町田市
加藤竜二(GK:元ロアッソ熊本)
加藤善之(MF:松本山雅FCGM):板橋区
角口大征(FW:東京23FC):府中市
鎌田次郎(DF:柏レイソル)
苅部隆太郎(MF:元FC岐阜)
川上翔平(MF:福島ユナイテッドFC):江戸川区
川口正人(DF:三菱水島FC)
北澤豪(MF:元東京ヴェルディ1969):町田市
菊池完(DF:元FC岐阜)
キム・ソンヨン(FW:ナコーンラーチャシーマーFC)
キローラン裕人(DF:元東京ヴェルディ):新宿区
楠瀬直木(DF:U-16日本女子代表監督)
沓掛勇太(DF:アスルクラロ沼津)
久利研人(FW:ヴァンラーレ八戸)
黒木晃賢(MF:元沖縄SV)
小泉慶(MF:柏レイソル)
小泉訓(MF:元徳島ヴォルティス):昭島市
小泉佳穂(MF:FC琉球)
鴻田直人(DF:横河武蔵野FC):西東京市
木暮郁哉(MF:アルビレックス新潟シンガポール)
小杉敏之(DF:元ブランメル仙台)
後藤京介(DF:ヴァンフォーレ甲府)
小針清允(GK:元ガイナーレ鳥取):板橋区
小松駿太(MF:FC琉球)
小森慶太郎(MF:元栃木ウーヴァFC)
権田修一(GK:サガン鳥栖):世田谷区
近藤貴司(MF:愛媛FC)
近藤祐介(FW:元AC長野パルセイロ):江戸川区
齋藤翔太(FW:アスルクラロ沼津):町田市
斎藤雅也(DF:元栃木SC)
才藤龍治(FW:FC琉球)
佐伯直哉(MF:元東京ヴェルディ):多摩市
佐川亮介(GK:Y.S.C.C.横浜)
澤穂希(MF:元INAC神戸レオネッサ):府中市
澤田篤樹(MF:獨協大学體育會サッカー部):世田谷区
重松健太郎(FW:カマタマーレ讃岐):中野区
渋谷飛翔(GK:名古屋グランパス)
島崎恭平(GK:FC刈谷):多摩市
清水康也(MF:ブリオベッカ浦安)
シュナイダー潤之介(GK:ザスパクサツ群馬コーチ):新宿区
城ヶ瀧大地(MF:東京武蔵野シティFC)
城定信次(DF:元湘南ベルマーレ):羽村市
鋤柄昌宏(FW:元ヴェルディ川崎)
菅嶋弘希(FW:東京ヴェルディ)
杉崎健(横浜F・マリノステクニカルスタッフ)
鈴木和裕(DF:元水戸ホーリーホック)
鈴木健仁(DF:アビスパ福岡チーム統括部長):町田市
鈴木将方(FW:元ジュビロ磐田)
角田陸哉(MF:横河武蔵野FC):八王子市
関浩二(FW:ツエーゲン金沢ヘッドコーチ):青梅市
関口訓充(MF:ベガルタ仙台):多摩市
染谷悠太(DF:柏レイソル)
高井青(DF:元ラインメール青森)
高木義成(GK:元FC岐阜):江戸川区
高桑大二朗(GK:元徳島ヴォルティス)
高田静夫(MF:元読売サッカークラブ、元審判員):練馬区
高橋寛太(DF:元藤枝MYFC)
高橋祥平(DF:ジュビロ磐田)
高橋泰(FW:元カマタマーレ讃岐):町田市
高橋亮(DF:FC東京U-18):江戸川区
滝沢邦彦(MF:JWランシットFC):府中市
田口貴寛(FC岐阜ヘッドコーチ):北区
田尻大基(ジュビロ磐田分析担当テクニカルスタッフ)
田中秀人(DF:鹿児島ユナイテッドFC):青梅市
田中等志(セレッソ大阪フィジカルコーチ)
田中裕介(DF:ファジアーノ岡山):八王子市
田邉草民(MF:アビスパ福岡):杉並区
田村直也(MF:東京ヴェルディ)
玉川由(DF:FC琉球)
玉城峻吾(MF:FC今治)
玉乃淳(MF:元ザスパ草津)
知念雄太朗(MF:FC琉球)
津田和樹(DF:元FC町田ゼルビア)
土屋潤二(SC相模原フィジカルコーチ)
土屋征夫(DF:ヴァンフォーレ甲府):文京区
都並敏史(DF:元ヴェルディ川崎):世田谷区
都並優太(DF:AC長野パルセイロ)
坪井慶介(DF:レノファ山口):多摩市
ディビッドソン純マーカス(DF:カロライナ・レイルホークス):江東区
寺門大輔(元東京ヴェルディコーチ)
富樫佑太(MF:FC岐阜)
戸川健太(DF:元福島ユナイテッドFC):板橋区
徳武正之(DF:アスルクラロ沼津):小平市
戸塚哲也(FW:元FC町田ゼルビア監督):世田谷区
富澤清太郎(DF:SC相模原)
外山凌(MF:水戸ホーリーホック):清瀬市
永井俊太(MF:元愛媛FC)
永井雄一郎(FW:ザスパクサツ群馬):新宿区
中澤聡太(DF:元セレッソ大阪):三鷹市
長澤卓己(DF:横浜スポーツ&カルチャークラブ)
中島翔哉(FW:FC東京):八王子市
長峯かおり(FW/MF:元鈴与清水FCラブリーレディース)
中村憲剛(MF:川崎フロンターレ):小平市
中村航輔(GK:柏レイソル)
中村忠(DF:元ヴェルディ川崎):瑞穂町
名倉巧(MF:V・ファーレン長崎)
新里涼(MF:V・ファーレン長崎):文京区
西澤淳二(DF:元コンサドーレ札幌)
西村卓朗(DF:元浦和レッズ)
西山雄介(DF:ガイナーレ鳥取)
野田朱美(FW:元読売ベレーザ):狛江市
野村政孝(GK:ロアッソ熊本):世田谷区
芳賀敦(栃木SCコーチ)
橋村龍ジョセフ(FC町田ゼルビア):府中市
蓮見知弘(MF:東京ヴェルディコーチ):保谷市(現・西東京市)
長谷川太郎(FW:ムハンメダンFC)
長谷川凌(GK:水戸ホーリーホック)
幡野貴紀(MF:ファジアーノ岡山ネクスト):八王子市
服部一輝(GK:カマタマーレ讃岐)
馬場憂太(MF:大田シチズン):板橋区
畑尾大翔(DF:大宮アルディージャ):練馬区
端山豪(MF:FC町田ゼルビア)
原歩(MF:元ASエルフェン埼玉):八王子市
原竜太(FW:元湘南ベルマーレ):目黒区
林彰洋(GK:FC東京):東大和市
林健太郎(DF:元ヴァンフォーレ甲府):町田市
林陵平(FW:東京ヴェルディ)
日髙慶太(MF:ヴァンラーレ八戸)
平野佑一(MF:水戸ホーリーホック)
平本一樹(FW:元東京ヴェルディ):八王子市
廣井友信(DF:ツエーゲン金沢):日野市
福岡将太(DF:福島ユナイテッドFC):西東京市
福永泰(MF:ベガルタ仙台コーチ):町田市
藤宏明(名古屋グランパスコーチ)
藤﨑将汰(DF:アミティエSC京都)
藤吉信次(FW:東京ヴェルディコーチ):町田市
船田麻友(GK:ジェフ千葉レディース)
古島圭人(GK:Y.S.C.C.横浜)
保坂一成(MF:ヴァンフォーレ甲府):府中市
星大輔(MF:元FC町田ゼルビア):町田市
本間宏康(GK:元横河武蔵野FC):練馬区
牧野悟(FW:FC琉球)
松木安太郎(DF:元東京ヴェルディ1969監督):中央区
松田康佑(DF:横浜スポーツ&カルチャークラブ)
松田典子(FW:元浦和レッズレディース):世田谷区
松本光平(DF:ヴェルスパ大分)
松本大弥(MF:サンフレッチェ広島):武蔵野市
真野亮二(MF:藤枝MYFC):昭島市
丸山桂里奈(FW:スペランツァFC大阪高槻):大田区
丸山祐市(DF:名古屋グランパス):世田谷区
丸山良明(DF:セレッソ大阪コーチ):町田市
三竿健斗(MF:鹿島アントラーズ)
三竿雄斗(DF:大分トリニータ)
三田光(DF:元FC岐阜):世田谷区
南雄太(GK:横浜FC):杉並区
宮崎純真(FW:ヴァンフォーレ甲府):府中市
宮澤勇樹(DF:シーラーチャーFC)
宮村正志(MF:元日テレ・ベレーザ監督)
三吉聖王(DF:元清水エスパルス):八王子市
椋原健太(DF:ファジアーノ岡山):大田区
武藤嘉紀(FW:1.FSVマインツ05):世田谷区
村岡夏希(FW:元ASエルフェン狭山FC):目黒区
村上佑介(DF:元V・ファーレン長崎)
村田達哉(DF:東京ヴェルディコーチ)
村松智子(DF:日テレ・ベレーザ):世田谷区
望月達也(MF:FC琉球)
本橋卓巳(MF:元栃木SC):西東京市
森田耕一郎(GK:レノファ山口FC):東大和市
森田牧子(FW:元TEPCOマリーゼ):青梅市
森村昂太(MF:FC町田ゼルビア):小平市
森安洋文(DF:FC岐阜)
安永玲央(MF:横浜FC)
山口貴弘(DF:大分トリニータ)
山口貴之(MF:元FC町田ゼルビア):町田市
山腰泰博(FW:元FC町田ゼルビア)
山下杏也加(GK:日テレ・ベレーザ):足立区
山田拓巳(MF:モンテディオ山形)
山田卓也(MF:FC今治):世田谷区
尹英勝(MF:ザスパクサツ群馬)
吉田勇樹(DF:元川崎フロンターレ):世田谷区
吉野智行(MF:元ガイナーレ鳥取):台東区
吉本一謙(DF:アビスパ福岡):小平市
米田徹(DF:FC岐阜ヘッドコーチ)
李忠成(FW:横浜F・マリノス):保谷市(現・西東京市)
輪笠祐士(MF:福島ユナイテッドFC):稲城市
渡辺悠雅(MF:カマタマーレ讃岐)
渡邉りょう(FW:アスルクラロ沼津)
渡辺亮太(FW:藤枝MYFC)
■2016/3/14 征矢智和・征矢貴裕兄弟、高円宮杯でヴェルディユースの優勝に貢献!
2005年10月10日の高円宮杯全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会決勝 ヴェルディユース 4 - 1 コンサドーレ札幌ユースU-18 で見た選手のメモから。ただ、短いです。
兄の征矢貴裕はU-18、弟の征矢智和はU-17ということでメモ。兄はたぶん右の攻撃的な中盤、弟はメモないですがFWですかね?
兄は征矢貴裕は右サイドから裏に出すうまいタイミングのボールが3本くらいあったというメモ。うち2点が得点につながっています。
一方、弟の征矢智和は「プレー時間短くてよくわからなったけど、得点感覚ありそう」とありました。1年生で途中出場だったのでしょう。
ただ、後で見たWikipediaによると、"ユース所属時の2005年には高円宮杯全日本ユース選手権で高校一年生ながら得点王に輝きチームの優勝に貢献した"とのこと。決勝以外ではもっと長く出ていたのかも。
メモでは他に「体もなかなか大きいんじゃないかな」と。一方で、「素早さはあまりないかな」という感想もありました。個人的には好みではないタイプです。
Wikipediaによると、以下のようなプロフィール。やはり上背は結構ありました。
-----引用 ここから-----
征矢 智和(そや としかず、1989年10月21日 - )は、東京都出身のサッカー選手。
出身地 東京都
身長 180cm
体重 72kg
征矢智和 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%81%E7%9F%A2%E6%99%BA%E5%92%8C
-----引用 ここまで-----
Wikipediaにあったのは弟の征矢智和のみ。"FC刈谷所属の征矢貴裕は兄"という説明がありました。東海社会人サッカーリーグ参加のサッカークラブです。
一方、弟の方もヴェルディ入りは果たせず、Jリーグにもまだ入ったことがないようです。
-----引用 ここから-----
ヴェルディユースから流通経済大学に進学。2009年には関東1部所属のクラブ・ドラゴンズで10得点を記録し得点王を獲得する。
2012年、アルビレックス新潟シンガポールに加入[2]。同年9月にグルージャ盛岡へ移籍。
2016年、サウルコス福井に完全移籍[3]。
-----引用 ここまで-----
ああ、ごめんなさい、グルージャ盛岡はJ3でしたので、Jリーグ出場経験ありました。33試合4ゴールだそうです。
あと、兄の方はFC刈谷を退団していました。
-----引用 ここから-----
◆ 23 MF 征矢 貴裕(そや たかひろ)
生年月日:1987年6月14日 身長/体重:172cm/62kg
出身地:東京都稲城市
選手経歴:ヴェルディユース-東京学芸大
今後の進路:未定
2013出場記録:TSL公式戦13試合出場1得点
【コメント】
昨シーズン限りで退団することになりました。4年間在籍しましたが、結果としてJFLに昇格出来なかったことがとても悔しいです。ただ、ここで真剣にサッカーに取り組むことが出来て本当に良かったです。FC刈谷に関わる全ての方々に感謝しています。本当にありがとうございました。
ニュース・レポート | FC刈谷 14.01.15
http://www.fckariya.jp/info/news_release.php?no=1210
-----引用 ここまで-----
こうやって見ると、ユース代表経験者でも厳しい感じですね。
■2016/2/3 1対1で好対応できるセンターバック、鎌田次郎 優秀選手にも選出
手元の試合メモでは、仙台で唯一記載が長かった選手。ただ、記憶には全然なし。メモで長かったというのは良いプレーだったということだと思いますし、Wikipedia見ても実際良い評価な感じですね。
-----引用 ここから-----
国籍 日本の旗 日本
生年月日 1985年7月28日(30歳)
出身地 東京都大田区
身長 179cm
体重 77kg
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8E%8C%E7%94%B0%E6%AC%A1%E9%83%8E
-----引用 ここまで-----
Wikipediaによると、FC東京の下部組織出身。
-----引用 ここから-----
FC東京の下部組織出身。ユースでのチームメイトの攻撃陣・李忠成や梶山陽平らがトップチームに昇格したのに対して、DFは市立船橋高校からDF増嶋竜也の獲得が決まったこともあり、昇格が叶わなかった。そこでJFLにも参戦している流通経済大学へ進学し、同大学サッカー部で頭角を現した。同部では主将を務め、関東大学リーグ及び総理大臣杯優勝の原動力となった[1]。(中略)
2008年に大学を卒業し、柏と正式に契約[5]。ボランチとセンターバックをこなすユーティリティぶりを発揮し、またも主力の抜けた穴を埋める活躍をした。(中略)
2010年よりベガルタ仙台へ完全移籍[7][8]。センターバックのレギュラーを確保し、J1リーグ戦27試合に出場した。2011年6月、高校から交際していた同級生の一般女性と入籍。同年は東日本大震災後の川崎戦での逆転ゴールや年間通しての堅守を評価され、クラブの年間MVPおよびJリーグの優秀選手賞に選出された。(中略)
2015年12月30日、柏への完全移籍を発表[10]。7シーズンぶりの古巣復帰となった。
-----引用 ここまで-----
私が見たのは仙台へ移籍した年の2010年5月のセレッソ戦でした。ただ、メモにチーム名がなく、名字のみで汚い字のために読めないものも多く、記憶にある選手がほとんどいなくて、どこのチームだかわからなくて苦労。FWに中島の文字が見えたので、そういや鹿島の中島裕希が仙台に行ったよなと思い、あたりをつけてやっと判明。ほとんど記憶に残っていないチームです。
この日はメモによると、後半の先制前後で良い形があっただけで、終始パスを早く回されて取りどころなかったとのこと。でも、先制して最終的にも1-1の引き分け。上々ですね。
-----引用 ここから-----
ベガルタ仙台
GK 16 林 卓人
DF 25 菅井 直樹
DF 6 エリゼウ
DF 2 鎌田 次郎
DF 27 朴 柱成
MF 17 富田 晋伍
MF 7 千葉 直樹
MF 15 太田 吉彰
MF 10 梁 勇基
FW 9 中原 貴之
FW 13 中島 裕希
セレッソ大阪
GK 21 キム ジンヒョン
DF 20 高橋 大輔
DF 3 茂庭 照幸
DF 22 上本 大海
DF 16 尾亦 弘友希
MF 7 乾 貴士
MF 6 アマラウ
MF 10 マルチネス
MF 8 香川 真司
FW 9 アドリアーノ
FW 14 家長 昭博
https://www.cerezo.co.jp/matches/2010-05-01/
-----引用 ここまで-----
鎌田はWikipediaによるとボランチもやるそうですが、この日はセンターバック。ちょこちょこと1VS1で良い対応をしているというメモ。前述の通り、全く記憶にない選手なのですが、良いスピードで対応しているとのこと。センターバックとしては179cmでそう大きくはないですし、そういうタイプなんですかね?
後半良い流れになったときにCK。セレッソのミスで戻してもらったボールをシュートして右上隅へ。先制点も決めました。 メモではこの後「前試合かららしい」とあったものの、相変わらず意味不明。前回から良いプレーしているという意味か、移籍してきたということもあって出場がという意味あたりですかね? とりあえず、最後はその他のプレーも良いとのメモ。全く記憶に残っていないですが、好印象だったようです。
2025年3月5日水曜日
久保建英にレアルは無理だった?レアル専門メディアがヴィニシウスらの存在指摘
■2022/04/05 ヴィニシウス・ジュニオールの覚醒でアザールがクビ候補に
■2022/07/28 やはりダメだった久保建英、レアル・ソシエダに完全移籍で放出
■2019/09/01 久保建英よりすごい?ファティが16歳でバルサ最年少ゴール
■2019/09/01 16歳なのに違約金は117億円というすごい待遇だった!
■2019/09/19 2試合目は先発にランクアップしまたゴール!アシストも
■2019/10/27 バルセロナ時代の恩師「久保建英よりファティを選ぶ」
■2019/11/27 五輪世代の移籍金ランキングでわかるファティの評価の高さ
■2022/01/28 久保建英は無理とレアル専門メディア ヴィニシウスやロドリゴがいるため
以前の投稿部分で、レアル・マドリーではヴィニシウス・ジュニオールやロドリゴというすでにレアル・マドリーで活躍した経験のある選手がいて、久保建英をレアル・マドリーでプレーするのは難しい…と書きました。当時も書いたように、これは久保建英がダメというよりは、他が良いためですね。
ある程度レアル・マドリーで実績がある若手選手がいるのに、わざわざレアル・マドリーでの実績がゼロの選手を優先するというのはリスクが非常に高いです。年齢が大きく違えばまた条件が異なってくるのですから、年齢もそれほど離れていませんからね。
私のこの見方と似た意見をレアル専門メディア「The Real Champs」が書いていたそうです。「彼のせいではないが、久保建英はもしかしたらレアル・マドリードでは成功しない」というタイトルであるこの記事を紹介する、<
久保建英は白い巨人でプレーできない? レアル専門メディア指摘「彼のせいではないが、成功しない」>(FOOTBALL ZONE / 2022年1月14日 6時10分)という記事が出ていました。
<指摘されたのは、「レアル・マドリードには、単純にクボのポジションにいい選手が多く在籍し過ぎている」ということだ。
レアルはブラジル代表FWヴィニシウス、ブラジル代表FWロドリゴといった若い選手たちも獲得している。そして、「右サイドでは、クボはマルコ・アセンシオとロドリゴとポジションを争わなければいけないし、逆サイドに移ろうとしても、ヴィニシウス、エデン・アザールとの争いになる。さらにパリ・サンジェルマンからキリアン・ムバッペが加入すれば、ピッチでインパクトを残そうとするクボには、あまりに多くの競争がありすぎる」と、記事では触れた>
レンタルに出して経験を積ませることは、理に適っていることだと、レアル専門メディア「The Real Champs」は指摘。ただ、もう見限る必要があるんじゃないか?という見方みたいですね。「では、両者はどの段階になれば、残留するべきか、去るべきかを確認できるだろうか」と、期限付き移籍を繰り返し続けることについて疑問を呈していたそうです。
ただ、財政などに問題がなければ、私はこのまま「久保建英の保持を続けてレンタルを繰り返す」という判断がベストではないかと思います。久保建英のパフォーマンスが問題外であれば手放すべきでしょうが、良いプレーをすることがあり、そういう問題外のレベルではありません。
そうであるのなら、このまま持ち続けて久保建英が大化けした際の大きな利益を取り逃がさない…という対応ができます。久保建英がブレイクしたときには、レアル・マドリーに戻すだけでなく、移籍金を引き上げて他のクラブに高く売りつける…という魅力的な別の選択肢も出てくるでしょう。
■2022/04/05 ヴィニシウス・ジュニオールの覚醒でアザールがクビ候補に
最近になって久保建英のレアル・マドリー復帰報道が多数。前回の「久保建英は無理とレアル専門メディア ヴィニシウスやロドリゴがいるため」のうち、ロドリゴを放出して久保建英を入れるとする報道もあります。
一方、もう一人名前が出たヴィニシウス・ジュニオールの評価が上がりまくったことは驚きでした。怪我だらけという致し方ないところがあるとはいえ、ヴィニシウス・ジュニオールの覚醒によりアザールがいらなくなったとする、<クビ目前? レアルの放出候補5人(1)史上最悪? 体重増加→怪我の連続、裏切り続く100億円超えFW>(4/5(火) 7:50配信 フットボールチャンネル)という報道すらあります。
<当然ながらサポーターから大きな期待を寄せられた。しかし、シーズン開幕前にオーバーウェイトを指摘されると、シーズン開幕後は怪我による離脱を繰り返す日々。それも最初だけかと思われたが、2年目以降も負傷離脱を頻繁に起こすだけで、全く戦力にならず。今では同じ左ウィングを主戦場とするヴィニシウス・ジュニオールが覚醒したこともあり、完全にベンチ要員となってしまった>
https://news.yahoo.co.jp/articles/40856f3fe6027521423a8e398554c37ca55432f5
また、以前は<「現時点で世界最高のデュオでは?」 1試合2発で"共演"のベンゼマ&ヴィニシウスに称賛の声 | フットボールゾーン>(2022.01.09)といった記事も出ていたことがありました。
というか、ベンゼマの活躍も驚きですけどね。私が以前の見たときにベンゼマのパフォーマンスは良かったものの、今はそれより歳を重ねてますし、点を取りまくるタイプには見えませんでした。
<ベンゼマとヴィニシウスがそれぞれ2得点の活躍でレアルは、バレンシアを4-1で一蹴。ベンゼマは今季17得点でリーガの得点ランキングトップ、12得点でヴィニシウスが同2位につけている。リーガ公式ツイッターは、合わせて29得点を決めているこの2人について「現時点で世界最高のデュオ(2人組)では?」「アンストッパブルだ」と絶賛している。
ウェールズ代表FWギャレス・ベイルやベルギー代表MFエデン・アザールといった大物選手が実力を発揮できていないなか、コンスタントに結果を残すベンゼマとヴィニシウスの最強コンビが“白い巨人”の攻撃を力強く牽引している>
https://www.football-zone.net/archives/361791
■2022/07/28 やはりダメだった久保建英、レアル・ソシエダに完全移籍で放出
久保建英が覚醒するのを粘りに粘って待ったレアル・マドリーですが、ついに放出する模様。ただ、久保建英を戻せる手段を残しているみたいで、私が以前書いたような久保建英が覚醒した場合に取り戻す…という選択肢はまだあるみたいですね。うまい契約に見えます。
<マジョルカでスペイン3年目のシーズンを終えた久保は、保有元であるマドリーへの復帰を目ざしていた。だが、ヴィニシウス・ジュ二オールのスペイン国籍取得が遅れ、EU圏外選手枠に空きがないため、それは叶わなかった。
そこにオファーを出したのが、昨夏と2年前の夏にも久保の獲得に動いたソシエダだった。攻撃的なスタイルを標榜し、ヨーロッパリーグ(EL)にも出場するため、久保にとって格好のレンタル先かと思われたが、”ラ・レアル”はあくまで完全移籍での獲得に固執。まだ手放したくないマドリーとの間で交渉が難航したが、最終的にリーガ王者が折れる形となった>
(久保建英、名門R・ソシエダへの移籍が正式決定! マドリー復帰が叶わず、EL出場の強豪へ 22/7/19(火) 16:05配信 SOCCER DIGEST Webより)
https://news.yahoo.co.jp/articles/1c12ca50f310139424fde9fd19b9864aca71a786
形態は完全移籍で契約は2027年6月までの5年間。2019年6月に契約を結んだレアル・マドリーでは一度も公式戦に出場することはありませんでした。
ただ、マドリーは買い戻すことが可能な50%の保有権を保持しており、今後の活躍次第で復帰の可能性も残されている…としていました。
コメント欄でも久保建英のブレイクのためには、最適な選択だろうと好意的な反応。もっと早くこういう形にしていればレアル・マドリーとしても良かったかもしれませんね。
<買取りオプション無しのレンタル選手って、レンタル先のチームからしたら使い勝手が悪いってことをこの数シーズンで思い知らされたからね
買取りオプションが無い条件で結果を出しても、翌シーズンは所属元の都合でやってこないこともあるから、保有権をしっかり持ってる選手を優先的に使うからね
今回は保有権の半分はマドリーのままとはいえ、結果を出したら来季以降も残ることが確定してるから、ソシエダも主力選手として使い続けるはず
その方が久保としても成長するし、マドリーの外国人枠が空いた時に、ある程度の結果が出てたら、マドリーに復帰もあり得るはず>
<完全移籍であるのは大きい。途中抜けのリスクも減ることでチームも積極的に使おうとするし、久保選手の特徴を活かした戦術も立てやすい。
久保選手自身もレンタル先が変わる等の心配をせずチームのために全集中できる>
■2019/09/01 久保建英よりすごい?ファティが16歳でバルサ最年少ゴール
久保建英などのようにメディアで注目されていたのではなく、全然メディアに注目されていなかった選手がいきなりデビューして、2戦目で初ゴールしてしまいましたね。
バルセロナは、リーガエスパニョーラ第2節でクラブ史上2番目の若さでデビューを飾った16歳のFWアンス・ファティを第3節でも後半から投入。すると、出場して間もない51分にヘディングでゴール。16歳304日での得点は、同クラブの史上最年少記録だそうです。
ただし、それまでの記録を見ると、将来が約束されているわけではないでしょう。リオネル・メッシの17歳331日の記録を破ったというと期待できそうですが、バルセロナのこれまでの最年少得点記録は、17歳53日でゴールを決めたFWボージャン・クルキッチ(現モントリオール・インパクト)。ボージャンは期待されたものの、伸び悩んでしまいました。
なお、ファティの記録は、リーガエスパニョーラ全体では3番目。同リーグの最年少得点記録は、FWファブリス・オリンガ(現ムスクロン)の16歳98日。彼もブレイクしていませんね。
(バルサの16歳新星がメッシ超え。クラブ史上最年少得点記録を塗り替える フットボールチャンネル | スポーツ | 2019年09月01日 より)
https://pex.jp/point_news/14ab08955b2651358810608810966049
■2019/09/01 16歳なのに違約金は117億円というすごい待遇だった!
これまでの最年少デビュー記録を持つのはビセンテ・マルティネス。また聞いたことない選手ですが、1941年の記録ですから無理もありませんね。
最初の記事では国籍の話がなし。スペインでは黒人系の移民選手はあまり見ないなと思ったものの、やはり移民みたいですね。検索してみると、西アフリカに位置するギニアビサウの出身だとわかりました。
父親によると、6歳か7歳のときにスペインに移り住んだとのこと。A代表国籍はこれから選ぶ形になるかもしれません。スペインでは南部の都市エレーラで育ち、地元のサッカークラブを経て、セビージャの下部組織に入団。そして10歳だった2013年に、バルサの下部組織に“移籍”。レアル・マドリードからもオファーを受けていて、レアルの方が「待遇は良かった」ものの、熱意のあったバルセロナの方を選びました。最近レアル・マドリーはうまくファームの選手を育てられていない印象もありますし、良い選択だったかもしれません。
日本での報道が少なかっただけで注目だったのかなという話もありました。16歳ながら、なんと違約金は1億ユーロ(約117億円)。1億円じゃありませんよ。1億ユーロです。
この条件でもイタリア、フランス、イングランド、ドイツなど主要リーグのクラブから複数のオファーが届いていたといいます。しかし、本人はバルサで継続してプレーすることを希望し、契約延長にサイン。その後すぐにデビューとなりました。
5歳上の兄ブライマも入団したそうですが、彼はまだ頭角を現しておらず。左のウインガーの弟が先にトップデビュー。バルセロナBの経験もないため、文字通りの飛び級です。
あと、久保の話をしましたけど、久保もバルセロナでしたので元同僚。2013年に日本で開催された『U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ』に揃って出場。ファティは久保より1つ下ですが、7ゴールを挙げて大会得点王になっていました。
(バルサ史上2番目の若さでデビュー…アンス・ファティとは何者なのか? | サッカーキングより)
■2019/09/19 2試合目は先発にランクアップしまたゴール!アシストも
似たような状況でも久保は呼ばれなかったのであれですが、ファティが試合に出られたのは、けが人続出のためという恵まれた状況のかげでもあります。代役で活躍した若手が主力が戻って伸び悩む…というのもよくある話で、ファティの評価も10年くらい経たないとなんとも言いづらいでしょう。
そのけが人の一人、 ルイス・スアレスが2019/09/14のバレンシア戦で復帰。ただ、彼はまだベンチ。そして、ファティは前回途中出場だったのが先発ということで、むしろ使われ方が良くなりました。
これだけでもすごいんですけど、 試合開始2分で折り返しのボールにダイレクトで合わせて先制点。2戦連続ゴールしてしまいました。7分にはドリブルで崩したところから中に入れるアシストも決めていたようで、5-2の勝利に貢献しています。
(バルセロナ16歳が2戦連続ゴール! 復帰のスアレスも活躍しバレンシアに5-2快勝 フットボールチャンネル | スポーツ | 2019年09月15日より)
https://pex.jp/point_news/790e0a02478638554fc1bb650d731f3f
前述の通り、評価するには早すぎなのですけど、今のところはタダモノではない感じですね。
■2019/10/27 バルセロナ時代の恩師「久保建英よりファティを選ぶ」
久保建英と比べて煽るつもりはなかったのですけど、どうもスペインでも比較するような向きがあるようです。スペイン民放テレビ局の『La Sexta』は、バルサ・カンテラの指導者であるダニエル・オルカスさんに、久保とファティの将来性を質問していました。
「リオネル・メッシは唯一無二の存在だが、タケ・クボはとても彼に似た特性を持っている。とてもテクニカルでね。ただどちらを選ぶかと訊かれたら、私はファティを選ぶ。なぜなら彼は常に違いを生み出すプレーヤーだからだ」
(「私ならタケよりファティを選ぶ」久保建英を熟知する恩師が“話題のふたり”の将来性を… | サッカーダイジェストWeb 2019年09月19日より)
あと、また久保バッシングと取られかねない話なんですけど、レアル・マドリーは楽しみな若手が多いですね。リーグ開幕前は、メンバーイマイチでしかもけが人続出でなぜ久保建英を残さなかった?という感じでしたが、楽しみな逸材がいてなるほどという感じ。
今季久保と比較されたロドリゴ・ゴエスは、すでに大事な試合でも任されています。けが人復帰でレギュラーに残れるかは不確定ですが、もうかなりの評価です。同じブラジル選手で先輩のヴィニシウス・ジュニオールは、ロドリゴに押されてピンチですが、そもそも昨シーズンかなり活躍しており、実績があります。久保がダメと言いたいわけではないですけど、久保を選ばなかったことも理解できますね。
あと、ワールドカップでウルグアイ代表で見れなくてめちゃくちゃ落胆したバルベルデがレアル・マドリーに来ていてびっくり。もともと所属で復帰の形だったんですね。久々にレアル・マドリーを好きになれそう。私が好きだった頃のレアル・マドリーは若い選手もいましたし、やっぱり若手出てくると私は好きになりやすい感じですね。
■2019/11/27 五輪世代の移籍金ランキングでわかるファティの評価の高さ
違約金が1億ユーロ(約117億円)であったことは、日本で知られていなかっただけで、ファティの評価は以前より高かったことを示す…と書いたのですけど、それがよりわかりやすいのは、他の選手と比較した場合でしょう。
日本人選手、特に久保建英などの東京五輪世代のプレーヤーたちの欧州移籍が目立ち、かつてないほど、注目が集まったという2019年の移籍市場の東京五輪世代・高額移籍金ランキングトップ10です。ファティは移籍していないので当然ランクインしていないのですけど、移籍していたらここ!というところを見れば、その評価の高さがわかります。
<2019年の移籍市場の東京五輪世代・高額移籍金ランキングトップ10>
1位 ジョアン・フェリックス 1億2600万ユーロ(約149億円)
(アンス・ファティ 1億ユーロ(約117億円))
2位 マタイス・デ・リフト 8550万ユーロ(約101億円)
3位 フレンキー・デ・ヨング 7500万ユーロ(約89億円)
4位 ルカ・ヨヴィッチ 6000万ユーロ(約71億円)
5位 アーロン・ワン・ビッサカ 5500万ユーロ(約65億円)
6位 エデル・ミリトン 5000万ユーロ(約59億円)
7位 ロドリゴ 4500万ユーロ(約53億円)
7位 ユーリ・ティーレマンス 4500万ユーロ(約53億円)
9位 マルコム 4000万ユーロ(約47億円)
10位 ウィリアム・サリバ 3000万ユーロ(約35億円)
(100億円超えプレーヤーも! 今夏の“東京五輪世代”高額移籍金ランキング | サッカーキングより)
アンス・ファティが久保建英のライバルのように言われたロドリゴだけでなく、デ・ヨングやデ・リフトより上というのは驚き。違約金(移籍金)の設定はクラブの考え方もあり、これがイコール選手の能力ということではないものの、少なくともバルセロナが「絶対獲られたくない」と考えていた選手だったということはわかりますね。
2025年3月4日火曜日
【クイズ】選手らも理由不明で困惑 GKが退場となった理由とは?
■2017/03/02 地面のボールにヘディングでイエローカード!非紳士的行為?PSGのヴェッラッティ
■ 2017/11/01 【答え】選手らも理由不明で困惑 GKが退場となった理由とは?
■2017/11/01 【クイズ】選手らも理由不明で困惑 GKが退場となった理由とは?
【クイズ】ナショナル・リーグ(イングランド6部相当)のサルフォード・シティに所属する24歳のニュージーランド人GKマックス・クロコムは、2017/10/28の試合でレッドカードで退場処分となりましたが、当初は現場のスタッフや観客にもその理由がわかりませんでした。
公式ツイッターアカウントは、試合経過を伝えるツイートの中で、「クロコムがボールのない場所での何かに対してレッドカードを受けた。何が起きたのか誰も分からない」と記しています。
では、後に判明した彼の退場理由として正しいものはどれでしょう?
(1)ゴールポスト付近の地面に、呪術で使う札を仕込んだため
(2)ゴールを後方に動かして、少しでもゴールを狭くしようとしたため
(3) 尿意をもよおしてゴール付近で小便をしたため
■2017/03/02 地面のボールにヘディングでイエローカード!非紳士的行為?PSGのヴェッラッティ
パリ・サンジェルマンのイタリア代表MFマルコ・ヴェッラッティは、2月21日に行われたナント戦で、ヴェッラッティは、足元の地面上にあるボールに対して倒れ込み、“ヘディング“でボールをGKケビン・トラップへと返した。
味方選手が足で返したバックパスであればGKは手でキャッチすることができないが、頭で返されたボールならキャッチすることができます。そのために、わざと無理なヘディングをしたのかもしれません。
ただ、結局GKは、のトラップは足でボールを受け、その後ヴェッラッティへとパスを返しました。
ところが、これで終わりというわけではなく、ジョアン・アメル主審はそこで試合を止めてヴェッラッティにイエローカード。
アメル主審は試合後に、フランスTV局『カナル+』でこの判定について説明を行っています。
「選手が意図的にルールを回避しようとすることは不正行為だ。GKがボールをキャッチしたかどうかにかかわらず反スポーツ的行為となる。彼は不適切なやり方でボールをパスした。確かに珍しいことではあるが、我々はこういう判断を下すためにここにいる」
国際サッカー連盟(FIFA)の競技規定の第12条が、これに該当するようです。
「選手が頭や胸やひざなどでGKにボールを返すために意図的に策略を用いる」ことは、ルールの「文面と理念を回避する」行為であり、イエローカードを出した上で間接フリーキックで試合を再開するべきだと規定には記されているとのこと。覚えていた審判も偉いですね。
非紳士的行為? PSG司令塔の”珍プレー”にイエローカード | フットボールチャンネル | サッカー情報満載! 2017年01月22日(Sun)16時03分配信
ということで、珍プレー的なものなのだったのですが、同時にそれは脱法行為的なものであってやっちゃいけないよというものでもありました。
こうした脱法行為については、勘違いしている人が多いと感じます。
今回の場合は、ルールにも明記されていたのですが、法律などで明記されていなくても、法律の抜け穴を利用して悪用する行為は、脱法行為となり、処罰がくだされる場合があります。
あまり日本では怒りが広がりませんでしたが、例えば、パナマ文書で話題になった租税回避。これについて、企業などの利用者は「合法だ」と主張しているものの、事実上の脱法行為となっている場合には、問題ありとなることもあります。
法律に違反していないから何をやっても良いというのは大きな誤解であり、倫理的に問題になるだけでなく、ちゃんと罰っせられる場合もあるのです。誤解して、脱法行為を擁護しないようにお願いします。<
■ 2017/11/01 【答え】選手らも理由不明で困惑 GKが退場となった理由とは?
【クイズ】ナショナル・リーグ(イングランド6部相当)のサルフォード・シティに所属する24歳のニュージーランド人GKマックス・クロコムは、2017/10/28の試合でレッドカードで退場処分となりましたが、当初は現場のスタッフや観客にもその理由がわかりませんでした。
公式ツイッターアカウントは、試合経過を伝えるツイートの中で、「クロコムがボールのない場所での何かに対してレッドカードを受けた。何が起きたのか誰も分からない」と記しています。
では、後に判明した彼の退場理由として正しいものはどれでしょう?
(1)ゴールポスト付近の地面に、呪術で使う札を仕込んだため
(2)ゴールを後方に動かして、少しでもゴールを狭くしようとしたため
(3) 尿意をもよおしてゴール付近で小便をしたため
【答え】(3) 尿意をもよおしてゴール付近で小便をしたため
ホームチームのツイッターは、「クロコムが退場になったのは試合中に小便をしたためだということが確認された。冗談を言っているのではない」と伝えていました。 以前も同じようなことがあって、なおかつカードは出ていなかった気がするんですが、記憶違いでしょうか。
なお、2-1のリードを奪っていたサルフォードは、GKの退場にもかかわらずそのまま勝利を収めることに成功したとのこと。勝っちゃいました。
(英下部で信じがたい理由のレッドカード。GKが試合中にピッチ上で「小便」2,646 YOUフットボールチャンネル | スポーツ | 2017年10月29日より)
https://pex.jp/point_news/2904a225798b3c870f962a2308714c86
あと、選択肢の「ゴールポスト付近の地面に、呪術で使う札を仕込んだため」は、過去に似たようなことがあったかもと思い作成。
アフリカではなくポルトガルサッカーで魔術騒動 ポルトがベンフィカを批判という話もやっています。
2025年3月3日月曜日
高校は弱いのに小学生は強い浜松!浜松JFCは全国優勝経験ある強豪
■2019/06/17 高校は弱いのに小学生は強い浜松!浜松JFCは全国優勝経験ある強豪
■2019/06/17 武田修宏・鈴木秀人・矢野貴章など静岡県浜松市出身のサッカー選手
他では都道府県ごとに見ていますが、サッカー王国静岡はえらいことになるので、静岡県だけはもっと細かく見ていきます。
静岡県は県庁所在地静岡市の人口が他の都市より少ない、という珍しい県でした。ただ、清水市との合併で1位になったのでは?と見たら、合併してもまだ浜松市の方が大きいんですね。浜松市が80万人で1位、静岡市が70万人で2位です。
浜松市は高校サッカーだと聞いたことないなぁ…と思ったのですけど、実際あまり強いわけではない模様。県内では野球で強い時期があったようですが、こちらも今は衰退気味。前述の通り、人口が多いため、「人口が多いのに弱い」という不思議なことになっています。
ただ、この後書く少年サッカーでは逆に強いイメージがあり、これもまた不思議。謎が多いですね。
とりあえず、市内出身のサッカー選手は以下の通りで、予想外に少なくなっています。とはいえ、武田修宏や鈴木秀人、矢野貴章など代表経験のある有名選手がかなりいますね。ひょっとしたら有名選手だけ書いていて、データ漏れが多いのかもしれません。
RSH 太田圭輔(元FC岐阜)J1 128 J2 149
SH、FW 太田吉彰(ジュビロ磐田) 代表0 J1 310
FW 押谷祐樹(徳島ヴォルティス)J1 11 J2 272
鈴木秀人(ジュビロ磐田ヘッドコーチ)
武田修宏(元サッカー日本代表)
中西健人(豊田自動織機サッカー部)
藤ヶ谷陽介(元ガンバ大阪)
藤田健(元ヴァンフォーレ甲府)
古橋達弥(Honda FC)
松浦拓弥(ジュビロ磐田)
松永成立(元サッカー日本代表。横浜F・マリノスGKコーチ)
柳下正明(ツエーゲン金沢監督)
矢野貴章(アルビレックス新潟)
山本康裕(ジュビロ磐田)
山田大記 (ジュビロ磐田)
松原后 (清水エスパルス)
伊藤洋輝 (ジュビロ磐田)
中野誠也 (ジュビロ磐田)
(浜松市出身の人物一覧 - Wikipediaより)
伊藤 槙人
杉浦 恭平
牲川 歩見
杉浦 恭平
牲川 歩見
青島 拓馬
竹内 涼
木下 高彰
(2022/07/25追加 静岡県内出身のJリーガー | 一般財団法人 静岡県サッカー協会 2017年3月1日現在より)
https://www.shizuoka-fa.com/contents/j_league/
■2019/06/17 高校は弱いのに小学生は強い浜松!浜松JFCは全国優勝経験ある強豪
もともと書きたかったのは、 小学校チームの浜松JFCの話。大分県代表の明治北と浜松JFCとの試合のメモが出てきたためです。この年代では浜松ってむしろ強いイメージがあるんですよ。何度も全国上位になっていますし、前述の選手でもここの出身者がいます。
検索してみると、メモは、1998年の第22回全日本少年サッカー大会(JFA 全日本U-12サッカー選手権大会)だと思われます。決勝ではなく準決勝みたいですね。浜松が勝って決勝に進み、小倉南FCジュニア (福岡県)とともに同点優勝となっています。
試合見て良いと思った選手も浜松ばかりでした。
○16沼倉 メモの位置的にFW?
○9岡本 メモの位置的にOH? キープ力抜群とのメモ。
検索で出てきた岡本達也が彼かな? FWでしたが、1986年生まれで1998年だと11歳か12歳です。Wikipediaでは、ジュビロ浜松SS所属となっているものの、ものによっては浜松JFCと両方所属との記載も。知らなかったんですが、浜松JFCは選抜チームみたいですね。私のメモではキープ力とのことでしたが、オールマイティーなタイプとのこと。ジュビロユースで黄金時代を築き昇格。ジュビロでは出られませんでしたが、水戸などで試合に出ていました。出身地も浜松市ですが、前述の一覧にはなく。やはり有名選手のみの記載なのかもしれません。
○11蓮池 メモの位置的にRSH? やや持ちすぎとあったので、彼もキープ力があるタイプなのでしょう。
検索では、フットサルで代表にもなったアグレミーナ浜松の蓮池 紳吾(はすいけ しんご)選手が出てきました。浜松JFC出身との記述はないものの、1985年生まれで、浜松市にいて、フットサル合いそうな内容のメモでしたので、可能性がありそうです。
○15篠原 メモの位置的にLSB? 太っていて小さいが判断力があるとのメモ。
◎4守屋 メモの位置的にDHかCB? 唯一の◎だが、コメントメモなし。
○6柴田 メモの位置的にDHかCB?
13井秋田 メモの位置的にRSB? 評価なし
○14竹下 メモの位置的にGK?
2025年3月2日日曜日
Jリーグの外国人枠撤廃に反対!だった元Jリーガーが心変わり
■2018/05/24 中国では外国人枠制限 爆買い理由だが国内選手育成の狙いも
■2018/10/17 外国人枠撤廃ではなく5人増加決定 一方で地元選手優遇案は先送り■2021/11/27 Jリーグの外国人枠撤廃に反対!だった元Jリーガーが心変わり
■2021/11/27 オーストラリアは自国選手を出すクラブにお金を払ってバランス
■2018/05/24 Jリーグ、イニエスタ獲得の神戸のために外国人枠撤廃へ
Jリーグが、外国籍選手枠撤廃の検討に入ったとのこと。すでにJFAハウスで実行委員会を開き、各クラブの代表者に伝えています。
このほど、ヴィッセル神戸はバルセロナからアンドレス・イニエスタ(34)獲得に成功。すでに外国人選手枠が埋まっていることなどで、チームが不利益を受ける可能性があります。その改善策として来季からの外国人枠緩和&撤廃が実施される見込みとなったそうです。
(イニエスタがJリーグ動かした、来季外国人枠撤廃へ - J1 : 日刊スポーツ[2018年5月23日5時0分]より)
スポンサーであるダゾーンの影響の指摘もありますけど、こういう特別扱いみたいなのってどうなんですかね? イニエスタに関しては、すでに決まった背番号の変更もルール違反ではないかといった反応もあります。
ただ、外国人枠撤廃は意外に賛同の声が多いんですよね…。
■2018/05/24 中国では外国人枠制限 爆買い理由だが国内選手育成の狙いも
中国リーグに関しては、外国人選手の獲得を揶揄していんじゃねーの?と思って検索したものの、上位では一般の反応をまとめたものが見つからず。
とりあえず、中国の場合は特殊事情があっての対策でした。
・利益をあげていないサッカークラブ(ほとんどのクラブが該当)に対し、新しく選手を獲得するのに2倍の金額を支払わなければならないというルールを追加。
・有名外国人選手を獲得するのに大金を費やす一方、収入はこれより極端に少なく、健全な経営状態ではないため。
・外国人保有枠も制限。低迷する中国代表への危機感によるもの。
また、ヨーロッパでは、国内の選手がほとんどいない試合…という事態がすでに起きています。なので、これだけJリーグの方針転換に賛同が多かったというのは意外でした。
■2018/10/17 外国人枠撤廃ではなく5人増加決定 一方で地元選手優遇案は先送り
日刊スポーツは 外国人枠撤廃と報じていましたが、ガセだったのか、途中で変わったのか撤廃はないようです。ただ、増加するというのは本当だったみたいですね。
■2021/11/27 Jリーグの外国人枠撤廃に反対!だった元Jリーガーが心変わり
別のところで書いていたJリーグの外国人枠に関する話をこちらにも。<【スカサカ!ライブ】賛成? 反対? Jリーグの外国人枠撤廃について識者が激論 | サッカーキング>(2018.08.14)という記事についての話です。
・下村東美(セレッソ大阪やジェフユナイテッド千葉でプレー) 反対
「選手をやっていた身からすると、Jリーグは日本人選手を育てるためのリーグという前提があると思っているので、撤廃してしまうと極端な話、日本人選手が1シーズン全くプレーできないチームも出てくると思う。そうなると、果たしてそれがJリーグ、日本人のためになるのかというリスクは間違いなくあるのかなと思っています」
https://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20180814/812587.html
予想外だったのは、議論を進めていく中で、外国人枠撤廃に反対派だったこの下村東美さんも外国人枠撤廃のメリットを認めるような形になってきたとのことです。
「世界が先に進んでいるかもしれないですけど、そこに追いつき、追い越すためには、刺激も間違いなく必要」「一発で試合を決めちゃう選手がいる。そういう選手たちと触れる機会が自国のリーグであるのはメリットですね」といった話をしていたそうです。
最後には「(外国人枠撤廃)は社会全体的に見ても、何かを取り入れるチャンスかなと思いました。反対派だったんですけど、なんかちょっと肯定派になってきつつあります」としていて、だいぶ意見が変わってしまいました。
■2021/11/27 オーストラリアは自国選手を出すクラブにお金を払ってバランス
一方、最初から賛成意見だったのは、河治良幸(サッカー専門新聞『エル・ゴラッソ』で日本代表を担当)さんです。
「理由としては、W杯の時の主力が海外組中心で、国内組のレギュラーが昌子(源/鹿島アントラーズ)1人だけだった。その理由は、(選手の)レベルじゃないんです。耐性というか、外国人に対する慣れがものすごく大きくて。もちろん海外に行ってそこの環境に揉まれるという、オフ・ザ・ピッチも含めたところも大事なんですけど、一方で外国人の選手たち、特徴の違う選手たちを受け入れた中で勝負をしていって、その中で経験を積むのはすごくメリットが大きいと思うので」
ただし、河治良幸さんはバランスを取っていくのが大事としています。「実際にヨーロッパで撤廃しているところでも、何人まで自国の選手を入れなければならないとか、アカデミーやユースを含め、ホームタウンで育った選手を何人以上入れなさいとか、そういうホームグロウン制度を条件つきでやっている」としていました。完全撤廃のイメージとはちょっと違いますね。
おもしろいと思ったが、オーストラリアの例です。「基本的に外国人枠がないんですけど、自国の選手を一定時間以上出すと、放映権料が入ってくるんですね。22歳以下の選手だと、出場時間が2倍に換算されてその分入ってくるとか。だから自国の選手を出せば出すほど得することになるんですが、勝たなきゃいけないので、そこのバランスを考えながらやっている」としていました。
これ、強豪チームや人気チームなど資金的に強いチームだったら、自国の選手を気にせず使える…ということになります。資金的にはバランスが取れますね。また、自国の選手が少ないと不人気になって資金面に影響する可能性もあり、これもリーグ全体の資金的なバランスを取る要素になるかもしれません。本当おもしろいですね。
2025年3月1日土曜日
日本のサッカーで52点大量得点差!ハット10人、5分で5点入れた人も…
■2022/06/08 大量得点は良くないこと?「サッカー嫌いになりかねない」という感想も
■2022/06/08 日本のサッカーで52点大量得点差!ハット10人、5分で5点入れた人も…
さすがにプロの試合ではなく、高校サッカーの話。しかも、女子サッカーの話です。<えっ?サッカーで「52―0」60分52発!ハット10人、5分で5連続弾「得点頻度ヤバい」「ラグビー」>(22/5/21(土) 21:25配信
スポニチアネックス)という話が出ていました。
<新潟県高等学校総合体育大会の女子サッカー1回戦が21日に長岡ニュータウン運動公園サッカー場で行われ、帝京長岡が52―0で国際情報に勝利。28日に行われる開志学園との決勝戦に駒を進めた。前後半30分ずつの計60分で52ゴールを挙げた試合はSNS上でも大きな話題となっている。
試合は前半に26ゴール、後半にも26ゴールを挙げ、守っては無失点という圧勝。帝京長岡高校女子サッカー部のツイッターによると、川本美羽は前半だけの出場で7ゴール。しかも前半8分から13分の5分間で5連続ゴールを挙げた>
<山田野乃選手が最多の8ゴール、川本美羽選手と末次結依選手が7ゴールと続き11選手で52ゴール。ハットトリック達成者は10人だった>
https://news.yahoo.co.jp/articles/29035ad3a3cc75cba993ee78e58625094e89785f
ちょっとありえない数字で、SNSでは「えっ?えっ?」「バスケかな」「得点頻度がやばすぎる」「え、ネタ?」「サッカーだよね…?」「ラグビーの点差!」「ラグビーかと思ったけどサッカーやわ」「ラグビーかと思ったけどサッカーやわ」などの反応が出ていたそうです。
ヤフーニュースのコメント欄では「これだけいろんなポジションの子が得点してるのも、トップを入れ替えながらみんなが得点できるようにしてたのでは」と予想する声が出ていました。
実際には記事でポジションの明記がなかったものの、FWが10人というのは考えられないため、FWを入れ替えた可能性はありそう。「川本美羽は前半だけの出場で7ゴール。しかも前半8分から13分の5分間で5連続ゴール」といった極端な偏りもこれで説明できそうです。
■2022/06/08 大量得点は良くないこと?「サッカー嫌いになりかねない」という感想も
取り上げるのが遅くなって元ページが消えたのですが、ヤフーニュースのコメント欄では「そもそもサッカーの試合ができる高校女子サッカー部が少ない」といった推測コメントもあった記憶。次がもう決勝戦ということですから、新潟県内では数チームしかないのかもしれません。
帝京長岡高校は男子だと強豪校であり、強豪校と弱小校がいきなり当たってしまった可能性も感じました。
記事では、他にSNSから「コールドないからなぁ、、こんな試合してたらサッカー嫌いになりかねないよな、、」「驚異的、、というより、相手はトラウマになるレベルだな」という反応も取り上げていました。これは重要です。
ヨーロッパでは大量得点差は失礼にあたると、監督が処分を受けることがあります。また、盗塁禁止だったかな、野球でも得点差が大きいときはさらに大差にしないようにするというマナーがあるとのこと。私はこれが以前理解できませんでした。
ただ、子どもたちの野球の世界大会で海外の人が「日本みたいなプレーをされると子どもたちが野球嫌いになる」と怒っていたのを読んでやっと納得。確かに得点をたくさんとるだけでなく、プレーを楽しむということは大事ですし、相手に嫌な思いをさせないことも大事です。
この「相手に嫌な思いをさせないこと」の関係では、得点差が開くとラフプレーが多くなりがち…というのも重要でしょう。これはラフプレーを行う方が悪いのですが、怪我させられたたいへんですからね。複数の意味で、大量得点差における考え方は重要かもしれません。